JP2019014954A5 - - Google Patents
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Description
次に、ガス供給部GSUから反応ガスを供給するとともに、不活性ガス供給部IGSUから不活性ガスを成膜容器の内部に供給する(図7のS104)。これにより、反応ガスは、成膜容器の内部に供給される。反応ガスは、例えば,1秒間、成膜容器の内部に供給される。この反応ガスを供給する工程において、図1に示す上部電極UEと下部電極BEとの間に放電電圧を印加することにより、プラズマ放電を生じさせる。この結果、反応ガスにラジカル(活性種)が生成される。このようにして、図8(d)に示すように、成膜容器内に不活性ガスIGと反応ガスRAGとが供給され、かつ、基板1S上に吸着している吸着層が反応ガスRAGと化学反応することにより、原子層ATLからなる薄膜層が形成されることになる。
(実施の形態2)
<改善の検討>
図9は、本実施の形態2におけるプラズマ原子層成長装置100の模式的な全体構成を示す図である。図9において、本実施の形態2におけるプラズマ原子層成長装置100では、前記実施の形態1のように、上部電極UEの下面に別部品からなる導体防着部材10aと導体防着部材10bとを設ける構成とは異なり、下部電極BE上に配置された基板1Sと対向する上部電極UEの下面に単体の導体防着部材10が設けられている。
<改善の検討>
図9は、本実施の形態2におけるプラズマ原子層成長装置100の模式的な全体構成を示す図である。図9において、本実施の形態2におけるプラズマ原子層成長装置100では、前記実施の形態1のように、上部電極UEの下面に別部品からなる導体防着部材10aと導体防着部材10bとを設ける構成とは異なり、下部電極BE上に配置された基板1Sと対向する上部電極UEの下面に単体の導体防着部材10が設けられている。
<実施の形態2における特徴点>
本実施の形態2における特徴点は、例えば、図12に示すように、基板1Sと平面的に重ならない位置に配置されたビス13によって上部電極UEに固定される導体防着部材10と、上部電極UEとの間に、上部電極UEの厚さ方向(z方向)に伸縮性を有する導電部材15を配置する点にある。これにより、図12に示すように、導体防着部材10に撓みが発生したとしても、導体防着部材10と上部電極UEとの間の電気的な接触の均一性向上を図ることができる。つまり、図12に示すように、導体防着部材10と上部電極UEとの間に挟み込まれるように配置されている導電部材15は、上部電極UEの厚さ方向に伸縮性を有する。このことから、導体防着部材10が撓むことによって、導体防着部材10の端部から中央部に向って、z方向のサイズが連続的に変化する隙間が発生したとしても、この隙間のz方向のサイズに対応して、導電部材15が伸縮する。このため、本実施の形態2における特徴点によれば、導体防着部材10に撓みが発生した場合であっても、導体防着部材10の端部から中央部に向って、導体防着部材10と上部電極UEとの間の電気的な接触の均一性を確保することができる。これにより、本実施の形態2における特徴点によれば、導体防着部材10の内部に電位差が発生することを抑制することができる。この結果、本実施の形態2における特徴点によれば、導体防着部材10に撓みが発生することにより生じる隙間を介した意図しない放電を防止できる。つまり、本実施の形態2における特徴点によれば、放電空間におけるプラズマ放電の不良を抑制することができ、これによって、基板1S上の膜の形成に悪影響が及ぶことを抑制することができる。
本実施の形態2における特徴点は、例えば、図12に示すように、基板1Sと平面的に重ならない位置に配置されたビス13によって上部電極UEに固定される導体防着部材10と、上部電極UEとの間に、上部電極UEの厚さ方向(z方向)に伸縮性を有する導電部材15を配置する点にある。これにより、図12に示すように、導体防着部材10に撓みが発生したとしても、導体防着部材10と上部電極UEとの間の電気的な接触の均一性向上を図ることができる。つまり、図12に示すように、導体防着部材10と上部電極UEとの間に挟み込まれるように配置されている導電部材15は、上部電極UEの厚さ方向に伸縮性を有する。このことから、導体防着部材10が撓むことによって、導体防着部材10の端部から中央部に向って、z方向のサイズが連続的に変化する隙間が発生したとしても、この隙間のz方向のサイズに対応して、導電部材15が伸縮する。このため、本実施の形態2における特徴点によれば、導体防着部材10に撓みが発生した場合であっても、導体防着部材10の端部から中央部に向って、導体防着部材10と上部電極UEとの間の電気的な接触の均一性を確保することができる。これにより、本実施の形態2における特徴点によれば、導体防着部材10の内部に電位差が発生することを抑制することができる。この結果、本実施の形態2における特徴点によれば、導体防着部材10に撓みが発生することにより生じる隙間を介した意図しない放電を防止できる。つまり、本実施の形態2における特徴点によれば、放電空間におけるプラズマ放電の不良を抑制することができ、これによって、基板1S上の膜の形成に悪影響が及ぶことを抑制することができる。
これにより、図18の太矢印で示す経路1000cは、図3の太矢印で示す経路1000aに比べて、遥かに長くなる。このことは、本実施の形態3においても、放電空間から上部電極UE自体までのガスの侵入距離が長くなることを意味する。したがって、たとえ、微細な隙間にも膜が形成されてしまうという性質があるプラズマ原子層成長装置であっても、前記実施の形態1と同様の特徴点を採用することにより、上部電極UE自体に膜が付着することを効果的に防止することができる。この結果、本実施の形態3におけるプラズマ原子層成長装置においても、上部電極UEを取り外して、上部電極UEに付着した膜を除去するメンテナンス作業を実施する頻度が少なくなる結果、上部電極UEの取り付け位置が変化することに起因する成膜条件の変動を抑制できる。この結果、本実施の形態3でも、前記実施の形態1と同様の特徴点を採用することにより、基板1S上に形成される膜の品質が変動することを抑制することができる。このことから、本実施の形態3におけるプラズマ原子層成長装置においても、基板1S上に品質の良好な膜を形成できる。
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