JP2019013863A - 水性多彩模様塗料の仕上げ方法 - Google Patents

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泰士 棚橋
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Abstract

【課題】多彩塗料により形成された塗膜に陰影感を持たせ、より意匠的に優れた仕上がりとする水性多彩模様塗料の仕上げ方法を提供することにある。【解決手段】被塗装物に下塗塗料を塗装した後に、複数色のゲル状粒子と分散液からなる水性多彩模様塗料の仕上げ方法であって、水性多彩模様塗料を塗装するその面の形状が凹凸状であり、その高低差が0.5〜5.0mmの範囲であり、下塗塗料により形成された塗膜表面の50〜95%の範囲が乾燥粒子により覆われているものである。更に、下塗塗料により形成された塗膜の色と複数色のうちいずれかの1色のゲル状粒子により形成された乾燥粒子の色との色差が0.5〜5.0の範囲のものである。【選択図】 なし

Description

本開示は、建物などの構造物の壁面などに用いられる水性多彩模様塗料の仕上げ方法に関する。
構造物の壁面などの塗装に用いられる塗料は、多くの場合、単色のエナメル塗料や着色骨材などを用いた着色骨材含有塗料などがある。エナメル塗料などの単色塗料では、その仕上がりも単色で仕上げられ意匠的に乏しいことが多いものである。
着色骨材含有塗料の場合、混合された着色骨材の大きさにより塗膜の多彩感を表しているため、混合される着色骨材の大きさが1mm程度のため、その多彩感には限界がある。
多彩模様を簡単に塗装することができる多彩模様塗料を用いられることが多くなってきている。この多彩模様塗料は、一色又は二色以上の着色した粒子を単色塗料又はクリヤー塗料などの塗料中に分散させたものであり、その多彩塗料により形成された塗膜は、その粒子が塗膜中に粒状の形で存在した多彩感のある意匠を簡単に提供することができるものである。
この着色した粒子は、0.1〜2.0mm程度のものが多く、その粒子が比較的大きいものであるため、その塗料により形成された塗膜に、しっかりとした粒状を表し、より多彩感のある仕上がりを得ることができるものである。
この着色した粒子は、分散液としての塗料と混ざらないように工夫されているものが多い。その一例として、粒子をゲル化膜に覆っているものがある(特許文献1,特許文献2参照)。又、この粒子をゲル化させて分散させたものもある(特許文献3)。
特開2008−044991号公報 特開2011−052052号公報 特開2003−041196号公報
これらの多彩塗料により塗装された塗装面は、多彩感があり意匠的に優れたものではあるが、平面的で陰影感に乏しいものである。
本開示は、多彩塗料により形成された塗膜に陰影感を持たせ、より意匠的に優れた仕上がりとする水性多彩模様塗料の仕上げ方法を提供することにある。
被塗装物に下塗塗料を塗装した後に、複数色のゲル状粒子と分散液からなる水性多彩模様塗料の仕上げ方法であって、水性多彩模様塗料を塗装するその面の形状が凹凸状であり、その高低差が0.5〜5.0mmの範囲であることにより、多彩塗料により形成された塗膜に陰影感を持たせ、より意匠的に優れた仕上がりとすることができる。
下塗塗料により形成された塗膜表面の50〜95%の範囲が乾燥粒子により覆われていることにより、比較的厚膜で、より陰影感があり、深みのある仕上がりとすることができる。
下塗塗料により形成された塗膜の色と複数色のうちいずれかの1色のゲル状粒子により形成された乾燥粒子の色との色差が0.5〜5.0の範囲であることにより、塗装面にムラが生じにくいものとなる。
下塗塗料をマスチックローラーにより塗装し、凹凸状に形成させた後に、
水性多彩模様塗料を塗装用ローラーにより塗装を行うことにより、塗装作業が容易なものとなる。
本開示の実施形態を説明する。
(被塗装物)
被塗装物には、建築物の壁面を構成するコンクリート,モルタル,ALCパネル,サイディングボード,コンクリートブロック,押出成型板,石膏ボード,スレート,セラミック,プラスチック,木材,石材,タイル等の種々の対象物に塗布することが可能である。
本開示では、水性多彩模様塗料を塗装する前に、その塗装を行う面が0.5〜5.0mmの範囲の凹凸状である必要がある。
その凹凸形状は、被塗装物にある場合,被塗装物に凹凸形状をパターン材などにより形成する場合,下塗塗料により形成する場合,これらを複合させて形成する場合などがある。
凹凸形状が被塗装物にある場合とは、壁面を構成する材料に凹凸状の形状が形成されているもので、例えば、ALCパネル、サイディングボード、押出成型板などの板状のものに切削加工やプレスにより凹凸形状が成型されたものである。
このように凹凸形状が形成されているものであれば、その形状をそのままにし、その表面に下塗塗料を塗装し、水性多彩模様塗料を塗装することができる。
この場合の下塗塗料は、フラットペイントなど薄塗用の下塗塗料を用いることができ、厚塗用の下塗塗料も用いることは可能であり、それにより、異なった凹凸状の模様を形成することもできる。
さらに、形成されている凹凸状にパターン材を用いて異なった凹凸状を形成することも可能で、その場合には、薄塗用の下塗塗料を用いることができる。
凹凸形状を被塗装物にパターン材などにより形成する場合とは、コンクリート面など平滑なものや比較的平滑な板状のものに対して、スプレー,塗装用ローラー,コテなどを用いて、パターン材により凹凸形状を形成するものである。
このパターン材は、セメントや合成樹脂を主体とした塗材のことで、所望の形状を形成されるものであればよい。
これにより凹凸形状を形成させた後に下塗塗料を塗装し、水性多彩模様塗料を塗装することができる。この場合の下塗塗料は、フラットペイントなど薄塗用の下塗塗料を用いることができ、厚塗用の下塗塗料も用いることは可能であり、それにより、異なった凹凸状の模様を形成することもできる。
凹凸形状が下塗塗料により形成する場合とは、被塗装物に対して、スプレー,塗装用ローラー,コテなどを用いて、下塗塗料により凹凸形状を形成するもので、好ましい方法として用いられる。この方法により、容易に所望の凹凸形状を形成することができ、場合により塗装工程を短縮することもできる。この場合の下塗塗料は、凹凸形状を形成することが可能な厚塗用の下塗塗料である。
(下塗塗料)
下塗塗料は、着色が可能なものであれば特に制限されるものではないが、場合により厚付が可能な厚塗用の下塗塗料であることが必要である。
この下塗塗料は、被塗装物の色調を整え、水性多彩模様塗料のゲル状粒子を効果的に表現させるためのものである。又、水性多彩模様塗料を塗装する際にその塗料の吸い込みを均一にし、形成される水性多彩模様塗料の塗膜を斑なく仕上げ、密着性も向上させるためのものである。
下塗塗料は、合成樹脂を主成分とするもので、合成樹脂をエマルションの形態としたものが多く、この場合では、耐水性,耐アルカリ性に優れ、被塗物に対する付着性や水性多彩模様塗料との密着性が良好なものが好ましい。
この合成樹脂エマルションは、要求される性能に応じ、適宜選択するもので特に限定されるものではなく、アクリル系,アクリルスチレン系,ウレタン系,アクリル・ウレタン系,アクリルシリコン系,シリコーン系,エポキシ系,ビニル系の合成樹脂エマルションなどが挙げられ、一般に市販されている合成樹脂エマルジョンでよい。
これらには、中でも、アクリル系樹脂,アクリルスチレン樹脂系などが耐水性や入手の容易性などの点より好ましく用いられる。
下塗塗料には、着色成分となる各種顔料や粘性調整剤,消泡剤,つや消し剤,防腐剤,防黴剤などのような添加剤を必要に応じて適宜配合される。
着色成分には、一般的に塗料の調色に用いられているものを使用することができ、顔料や染料などがあり、それぞれ無機系と有機系とのものがあり、耐候性の点から無機系の顔料を用いるのが好ましい。
これらの顔料には、二酸化チタン,カーボンブラック,酸化鉄,クロム酸鉛,カドミウムイエロー,カドミウムレッドなどの無機系の着色成分が挙げられ、他にも有機系の着色成分も挙げることができ、これらを1種単独、又は、2種以上を併用してもよい。
体質顔料には、カオリン,硫酸バリウム,含水ケイ酸マグネシウム,クレー,タルク,珪藻土,炭酸カルシウムなどが挙げられ、これらを1種単独で、又は2種以上を併用してもよい。更に、セメントなどの無機の結合材を加えても良い。
上記のように下塗塗料は構成され、水性多彩模様塗料を塗装する前に、被塗装物に塗装される。
この下塗塗料の粘度,粘性については、前述したように被塗装物の形状により選択する必要がある。この粘度,粘性については、塗料中に配合される粘性調整剤などによりコントロールすることができる。
被塗装物に高低差が0.5〜5.0mmの範囲の凹凸面がある場合には、フラットペイントなどの薄塗用の下塗塗料を使用することもでき、必要であれば厚塗用の下塗塗料も使用することができる。
被塗装物に凹凸面がない場合には、その形状を形成することが必要であり、そのため、粘度は比較的高く、カオリン,珪砂,クレー,タルク,珪藻土,炭酸カルシウムなどの体質顔料を多く含まれたものを用いることが多い。
このように固形分を60重量%以上に高くした場合、乾燥過程での塗膜の痩せや割れが少なくなることが多く、表面にザラツキがある場合が多い。
このような下塗塗料により形成された塗膜表面にザラツキが多くあるものが好ましく、このザラツキが少なくツルとした滑らかな状態であると、この後に塗装される水性多彩模様塗料が流れてしまい、十分な塗布量が確保できなく、形成される模様も十分なものではないことがある。
逆に、ザラツキすぎた状態であると、水性多彩模様塗料による膜厚が十分に確保され、多彩感のある意匠を得ることができるが、その塗膜に割れが生じることがある。
塗膜表面のザラツキが適当であれば、水性多彩模様塗料により形成される塗膜が、割れることなく、比較的厚膜で、より陰影感があり、深みのある仕上がりとすることができる。
このザラツキとは、塗膜表面を手で触った時の感触のことで、触った時に引っ掛かりがある状態のことである。
下塗塗料により形成された塗膜の吸水率が0.5〜30.0%の範囲のものが好ましく、これより多い場合では、水性多彩模様塗料を塗装した場合に吸い込みが多く、その塗料により形成された塗膜にムラが生じることがある。
この範囲より少ない場合は、水性多彩模様塗料のゲル状粒子が滑りやすくなり、仕上がりにムラが生じることがある。この範囲内であれば、水性多彩模様塗料のゲル状粒子が滑らず、安定した仕上がりとなる。
この吸水率が0.5〜20.0%の範囲であれば、より安定した仕上がりを得ることができ、水性多彩模様塗料による塗膜にムラが生じにくく、均一な意匠を表現することができる。
この塗膜の吸水率は、下塗塗料により塗膜片を作製し、その塗膜片を24時間水没させ、その塗膜片の吸水による重量変化のことで、その変化を重量百分率で表したものである。
(ゲル状粒子)
ゲル状粒子とは、水性塗料をゲル状の粒子にしたものであり、その水性塗料の水分を含んだ柔らかい状態で形状を保持したものである。その形状は、球状に限らず、楕円形状,円盤状,円筒状,それらに類似した形のものや円形に近い不定形なものなど略球状のものも含まれる。
このゲル状粒子が塗膜中で乾燥し乾燥粒子となり多彩感を表現するものである。
このゲル状粒子を形成するための水性塗料は、一般的に使われる水性塗料であり、その多くは、合成樹脂エマルションを主成分としたものであり、必要に応じ着色成分や体質顔料などを選択し、添加したものである。
この合成樹脂エマルションは、ゲル状粒子を形成させるための重要な成分であり、後述するゲル化剤との組み合わせにより、そのゲル状粒子を形成するものである。
また、ゲル状粒子が乾燥した乾燥粒子を塗膜中にその形を保持させることや被塗布物への付着性を向上させるためのものでもある。
この合成樹脂エマルションは、そのゲル化剤と相性や乾燥後の乾燥粒子の要求される性能に応じ、適宜選択するもので特に限定されるものではなく、アクリル系,ウレタン系,アクリル・ウレタン系,アクリルシリコン系,シリコーン系,フッ素系,エポキシ系,エステル系,ビニル系の合成樹脂エマルションなどが挙げられ、一般に市販されているもので、ゲル状粒子を形成するものであればよい。
これらの中でも、アクリル系樹脂,アクリルシリコン樹脂系,ウレタン樹脂系,フッ素樹脂系等の合成樹脂エマルションが好ましく、これらを二種以上用いたものであってもよい。これらは、耐水性、耐アルカリ性及び耐候性に優れ、被塗物に対する付着性が良好なものである。
着色成分には、一般的に塗料の調色に用いられているものを使用することができ、顔料や染料があり、それぞれ無機系と有機系とのものがあり、パール顔料,アルミニウム粉などの光輝性顔料が挙げられる。この中でも水性多彩模様塗料が塗膜になった場合の耐候性の点から無機顔料を用いるのが好ましく、これらを1種単独、又は、2種以上を併用してもよい。
これら着色成分には、二酸化チタン,カーボンブラック,酸化鉄,クロム酸鉛,カドミウムイエロー,カドミウムレッドなどの無機系の着色成分が挙げられ、他にも有機系の着色成分も挙げることができる。
体質顔料には、カオリン,硫酸バリウム,含水ケイ酸マグネシウム,クレー,タルク,珪藻土,炭酸カルシウムなどが挙げられ、これらを1種単独で、又は2種以上を併用してもよい。
さらに、この水性塗料には、粘性調整剤,消泡剤,つや消し剤,防腐剤,防黴剤などのような添加剤を必要に応じて適宜配合されるものである。
これらの水性塗料にゲル化剤を加え、ゲル状物を作る。このゲル化剤は、公知のものを用いることができ、マグネシウムモンモリロナイト粘土,ヘクトライト,ナトリウムペンタクロロフェノール,ホウ酸塩,タンニン酸,乳酸チタン,アルギン酸ナトリウム,塩化カルシウム,塩化マグネシウム等を主成分にしたものや界面活性剤系のもの等が挙げられる。
このゲル化剤の種類,添加量は、水性塗料に使用されている合成樹脂エマルションの種類やそれに添加されている成分により異なるため、事前に検討し、ゲル状粒子の硬さや大きさを調整することができるため必要に応じ種類及び添加量を決める必要がある。
このゲル状粒子は、水性塗料にゲル化剤を添加し、撹拌して比較的大きな塊のゲル状物を得る。
このゲル状物に水や水にゲル化剤を加えたゲル状粒子作製液を加え、再撹拌する。この再撹拌では、その攪拌機の回転数,撹拌速度や撹拌時間などによりゲル状粒子の大きさが決まる一つの要素のため、所望の大きさになるまで撹拌する。
このようにしてゲル状粒子を得ることができ、このゲル状粒子は、ゲル状粒子作製液中に分散した状態となる。このゲル状粒子は、複数色を同時に作成することも可能で、ゲル状物を複数作り、その複数のゲル状物をゲル状粒子作製液に入れ、その状態で撹拌する。このような場合でも複数色のゲル状粒子は、混ざり合うことなく各色単独の色を維持し得ることができる。
(分散液)
分散液とは、ゲル状粒子を均一に分散させ、水性多彩模様塗料とするものであり、ゲル状粒子作製液中にあるゲル状粒子を分散液に混ぜ、均一に分散させることにより塗料としての流動性を持たせ被塗布物に塗装することができる。
この分散液は、水を単独で用いることも可能であるが、バインダー成分として、合成樹脂を添加したものが良く、この合成樹脂の形態としては、合成樹脂エマルションが好ましく用いられる。この合成樹脂エマルションは、前記ゲル状粒子に用いられるものと同様なものでよい。
しかし、この場合の合成樹脂エマルションは、ゲル状粒子を作製する際に用いられたゲル化剤を加えても、ゲル化しないものがよい。
また、この分散液は、適度の粘性を持たせることが好ましく、粘性調整剤により粘性を持たせることにより塗料としての作業性を調整することができ、分散液に分散されたゲル状粒子の分離を少なくすることができる。
さらに、この分散液には、前記記載の着色顔料や光輝性顔料を添加して、カラークリヤーなどとすることも可能である。
このように顔料を添加することで、水性多彩塗料により形成された塗膜の多彩感を落ち着け全体としてまとまった仕上がりにすることができる。又、粘性調整剤,消泡剤,つや消し剤,防腐剤,防黴剤などのような添加剤を必要に応じて適宜配合されるものである。
(水性多彩模様塗料)
上記のようにゲル状粒子作製液に存在するゲル状粒子と分散液と混ぜ水性多彩模様塗料を調整する。
このゲル状粒子は、水性多彩模様塗料中に2色以上のものが含まれていることが好ましい。このように色の異なったゲル状粒子により形成された乾燥粒子が複数混在した塗膜は、乾燥粒子が部分的に重なり合ったりすることで、陰影感が生じ立体感のある意匠性であり、鮮明な多彩模様と自然な風合いを有する優れたものとなる。
ゲル状粒子の大きさが0.5〜15.0mmの範囲のものが多く、好ましく用いられる。0.5mmより小さい場合では、その塗装面を5m程度離れてみた場合には、その存在が分からないことが多く、意匠的に劣ることがある。15.0mmより多き場合では、塗装時にノズルに詰まるなど塗装適性に影響することがある。
水性多彩模様塗料は、構成するゲル状粒子と分散液の比率が重量比で1:0.5〜3.0の範囲が好ましく、この水性多彩模様塗料により仕上げられた塗装面に乾燥粒子の多彩感が安定的で十分に生かされたものを得ることができる。この分散液には、ゲル状粒子を作成するときに用いたゲル状粒子作製液も含まれることになる。
水性多彩模様塗料の塗装において、その作業性や全体の膜厚を確保するために分散液に合成樹脂を含み、その粘度が2000〜6000mPa・sの範囲であることが好ましい。この粘度は、B型粘度計によるものであり、この分散液は、ゲル状粒子作製液を含むものである。
2000mPa・sより低い場合では、塗料の流れが良く塗装適性には優れているが、被塗布物に塗装した時に塗料が流れて、安定した膜厚を得ることができないことがある。
6000mPa・sより高い場合では、十分な膜厚を確保することはできるが、比較的固形分の少ない塗料であることが多いため、塗膜に割れを生じることがある。
また、分散液とゲル状粒子とを攪拌機で混ぜる時に、撹拌の力が必要になり、そのため、ゲル状粒子を破損してしまうことがある。この場合、ゲル状粒子の大きさが細かくなり所望の意匠を得ることができなくなることがある。
この範囲内であれば、塗装適性に優れ、十分な膜厚を確保できるものである。
より好ましくは、2500〜5500mPa・sの範囲である。この範囲であれば、塗装時の塗料に流れがより少なく、十分な膜厚を確保することができ、水性多彩模様塗料の製造時にゲル状粒子の大きさを安定的に製造することができる。
(仕上げ方法)
本開示の仕上げ方法は、上記に記載したものにより構成さる。
水性多彩模様塗料を塗装し仕上げを行う前に下塗塗料が塗装されていて、その仕上げ面に高低差が0.5〜5.0mmの範囲の凹凸形状が形成されている。
その下塗塗料の塗装には、刷毛、コテ,塗装用ローラー、スプレーガンなどにより塗装することができる。
この下塗塗料が厚塗用塗料の場合では、その凹凸形状を作ることが容易にできるため、コテ,塗装用ローラー、スプレーガンを用いることが多い。
塗装用ローラーの中でもマスチックローラーやパターンローラーを用いることが好ましく、スプレーガンの中でもタイルガン,スタッコガン,リシンガンなどを用いることが多い。これらを使うことにより簡単に凹凸形状を形成することができる。
このマスチックローラーは、一般的に塗装工事に用いられる塗装用ローラーであり、容易に入手でき、塗装作業員が使い慣れたものである。この塗装用ローラーを用いることで、塗装時の塗料飛散が少なく、養生も簡易的になることで、作業手間が少なくなる場合が多い。
また、マスチックローラーにより凹凸状に形成された塗膜に水性多彩模様塗料のゲル状粒子が引っ掛かりやすい状態になり、塗布量も安定し、より多彩感のある仕上がりとなる。
このように下塗塗料をマスチックローラーなどの塗装用ローラーで塗装した場合、塗料の飛散のことや養生をそのまま利用するために水性多彩模様塗料も塗装用ローラーで塗装することが好ましい。
ここでの塗装用ローラーには、ウールローラーやマスチックローラーなどの一般的に用いられる塗装用ローラーを使うことができるが、マスチックローラーを用いることが好ましい。
水性多彩模様塗料の塗装にマスチックローラーを用いることで、そのローラーの目にゲル状粒子が入り、潰れることが少なく、塗装面に塗装することが可能になる。
さらに、下塗塗料に用いたマスチックローラーと同じローラー目のものを使うことで、下塗塗料により形成され凹凸状にゲル状粒子を入れることができ、より多彩感があり、仕上がりのムラが少ないものとなる。
この凹凸状形状が角度を持った山形状と谷形状であることが好ましい。角度を持った山形状と谷形状とは、山形状の場合はその形状の立上りの角度で水平方向に対して角度を持ったものであり、谷形状の場合はその形状の立下りの角度で水平方向に対して角度を持ったものである。
この角度が0度の場合は平坦な壁面材となり山状谷状の形状を有しないものとなり、90度の場合は、垂直方向に立上り又は立下りの形状となりこれも山状谷状の形状を有しないものとなる。
これら形状の角度が5〜85度の範囲であることが好ましく、この角度が5度より小さい場合は、壁面材が平坦に見えボリューム感のない仕上がりとなり、85度より大きい場合は、その立上り,立下り部分に水性多彩模様塗料の塗装が難しい場合がある。
この範囲内であれば、水性多彩模様塗料による意匠をより効果的で、複雑な意匠を表現できるものとなる。
この角度の範囲が10〜60度であることが好ましく、この範囲内であれば、山形状,谷形状が自然な感じとなり、より効果的に意匠を表現することができるものとなり、その形状も作りやすいものになる。
また、凹凸状の高低差が0.5〜10.0mmの範囲のものである。0.5mmより低い場合は、仕上がりが平坦に見えボリューム感のないものとなる。
5.0mmより高い場合は、その高低差により壁面材のボリューム感の方が多くなり、逆に、水性多彩模様塗料による意匠感の効果が少ないものとなる。この範囲内であれば、多彩塗料により形成された塗膜に陰影感を持たせより意匠的に優れた仕上がりとすることができる。
さらに、この範囲が1.0〜5.0mmであることにより、意匠をより効果的で、複雑な意匠を表現できるものとなる。
この下塗塗料を塗装した後に、水性多彩模様塗料を刷毛、塗装用ローラー、スプレーガンなどを用いて塗装される。この水性多彩模様塗料は、上記記載のように構成され、ゲル状粒子は、複数色のものを含むものが好ましい。
この複数色のゲル状粒子の中で、1色のゲル状粒子により形成された乾燥粒子の色と下塗塗料により形成された塗膜との色差が0.5〜5.0の範囲であることが好ましい。この範囲内であることにより、塗装面にムラが生じにくいものとなる。
この色差が範囲外の場合には、水性多彩模様塗料を塗装した場合にゲル状粒子で塗装面を埋めきれないことが多くあり、その場合、下塗塗料による塗膜が透けて表面に現れることがあり、その部分に違和感が生じ意匠的に劣ることになる。
好ましくは、色差が0.5〜3.0の範囲であり、この範囲内であれば、意匠的に優れたものとなる
この水性多彩模様塗料の塗布量は、300〜800g/mとなるように塗布するのが好ましく、この範囲内であれば、ゲル状粒子により形成されたものだけではなく、立体感、陰影感を有し、かつ、下地も透けて見え、複雑な深みのある意匠的に優れたものとなる。
また、この水性多彩模様塗料により形成された塗膜の厚みは、20〜500μmの範囲が好ましく、被塗物を十分に被覆することができ、耐候性に優れた塗装物を得ることができる。
水性多彩模様塗料のゲル状粒子が乾燥し、塗膜中の乾燥粒子となったものが、下塗塗料により形成された塗膜表面の50〜95%の範囲を覆うことが好ましく、それにより比較的厚膜で、下塗塗料により形成された塗膜を利用して、より陰影感があり、深みのある仕上がりとすることができる。
より好ましくは、下塗塗料により形成された塗膜表面の60〜80%の範囲を覆うことにより、水性多彩模様塗料の多彩感が良く表現できるものである。
上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
・ 水性多彩模様塗料を塗装するその面の形状が凹凸状であり、その高低差が1.0〜5.0mmの範囲であれば、多彩塗料により形成された塗膜に陰影感を持たせ、より意匠的に優れた仕上がりとなり、加え、意匠をより効果的で、複雑な意匠を表現できるものとなる。
・ 被塗装物に下塗塗料を塗装した後に、複数色のゲル状粒子と分散液からなる水性多彩模様塗料の仕上げ方法であって、水性多彩模様塗料を塗装するその面の形状が角度を持った山形状と谷形状であり、その角度が5〜85度の範囲で、その高低差が0.5〜5.0mmの範囲あれば、ボリューム感のある仕上がりとなり、水性多彩模様塗料の塗装が容易になり、水性多彩模様塗料による意匠をより効果的で、複雑な意匠を表現できるものとなる。
・ 前記角度が10〜60度の範囲であれば、山形状,谷形状が自然な感じとなり、より効果的に意匠を表現することができるものとなり、その形状も作りやすいものになる。
・ 下塗塗料により形成された塗膜表面の60〜80%の範囲が乾燥粒子により覆われていることにより、比較的厚膜で、より陰影感があり、深みのある仕上がりとなり、加え、多彩感が良く表現できるものである。
・ 下塗塗料により形成された塗膜の色と複数色のうちいずれかの1色のゲル状粒子により形成された乾燥粒子の色との色差が0.5〜3.0の範囲であることにより、塗装面にムラが生じにくいものとなり、加え、意匠的に優れたものとなる
・ 下塗塗料をマスチックローラーにより塗装し、凹凸状に形成させた後に、
水性多彩模様塗料をマスチックローラーにより塗装を行うことにより、塗装作業が容易なものとなり、加え、マスチックローラーにより凹凸状に形成された下塗塗料による塗膜に水性多彩模様塗料のゲル状粒子が引っ掛かりやすい状態になり、塗布量も安定し、より多彩感のある仕上がりとなり、ローラーの目にゲル状粒子が入り、潰れることが少なく、塗装面に塗装することが可能になる。
・ 下塗塗料に厚塗用の下塗塗料を用いれば、今までとは異なった凹凸状の模様を形成することもできる。
・下塗塗料の固形分を60重量%と高くすれば、乾燥過程での塗膜の痩せや割れが少なくなることが多く、表面にザラツキのある塗膜を得ることができる。
・ 下塗塗料により形成された塗膜の吸水率が0.5〜30.0%の範囲のものであれば、水性多彩模様塗料のゲル状粒子が滑らず、安定した仕上がりとなる。
・ 前記吸水率が0.5〜20.0%の範囲であれば、より安定した仕上がりを得ることができ、水性多彩模様塗料による塗膜にムラが生じにくく、均一な意匠を表現することができる。
・ ゲル状粒子の大きさが0.5〜15.0mmの範囲のものであれば、乾燥粒子の存在が十分に確認され、意匠的に優れたもので、塗装適性に影響することが少ないものとなる。
・ 水性多彩模様塗料のゲル状粒子と分散液の比率が重量比で1:0.5〜3.0の範囲であれば、仕上げられた塗装面に乾燥粒子の多彩感が安定的で十分に生かされたものを得ることができる。
・ 水性多彩模様塗料の粘度が2000〜6000mPa・sの範囲であれば、塗装適性がよく、被塗布物に塗装した時に塗料が流れず、安定した膜厚を得ることができ、更に膜厚を確保することができ、塗膜に割れを生じることが少ないものとなる。又撹拌時にゲル状粒子を破損してしまうことが少なく、所望の意匠を得ることができくるものである。
・ 前記粘度が2500〜5500mPa・sの範囲であれば、塗装時の塗料に流れがより少なく、十分な膜厚を確保することができ、水性多彩塗料の製造時にゲル状粒子の大きさを安定的に製造することができる。
・ 下塗塗料が厚塗用塗料の場合で、タイルガン,スタッコガン,リシンガンなどのスプレーガンを用いれば、より簡単に凹凸形状を形成することができる。
・ 水性多彩塗料の塗布量が300〜800g/mの範囲内であれば、ゲル状粒子により形成されたものだけではなく、立体感、陰影感を有し、かつ、下地も透けて見え、複雑な深みのある意匠的に優れたものとなる。
・ 水性多彩塗料により形成された塗膜の厚みの範囲が20〜500μmであれば、被塗物を十分に被覆することができ、耐候性に優れた塗装物を得ることができる。

Claims (4)

  1. 被塗装物に下塗塗料を塗装した後に、複数色のゲル状粒子と分散液からなる水性多彩模様塗料の仕上げ方法であって、
    水性多彩模様塗料を塗装するその面の形状が凹凸状であり、その高低差が0.5〜5.0mmの範囲である水性多彩模様塗料の仕上げ方法。
  2. 請求項1に記載の水性多彩模様塗料の仕上げ方法であって、
    下塗塗料により形成された塗膜表面の50〜95%の範囲が乾燥粒子により覆われている水性多彩模様塗料の仕上げ方法。
  3. 請求項1又は2に記載の水性多彩模様塗料の仕上げ方法であって、
    下塗塗料により形成された塗膜の色と
    複数色のうちいずれかの1色のゲル状粒子により形成された乾燥粒子の色と
    の色差が0.5〜5.0の範囲である水性多彩模様塗料の仕上げ方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の水性多彩模様塗料の仕上げ方法であって、
    下塗塗料をマスチックローラーにより塗装し、凹凸状に形成させた後に、
    水性多彩模様塗料を塗装用ローラーにより塗装を行う水性多彩模様塗料の仕上げ方法。

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