JP2019011657A - 鉄道レール用移動器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鉄道レール用移動器具100のホルダ部10が地面Gに載置されている鉄道レールRのレール頭部Aを保持した状態で、ハンドル40が鉄道レールから離間するとともに車輪50が鉄道レールに近接する方向にフレーム部30が回動されると、地面Gに当接した車輪50が転動し、転動した車輪50が鉄道レールRの端面よりも鉄道レールRの中央側に寄った位置まで入り込むことで、フレーム部30に軸着されているホルダ部10が上昇され、ホルダ部10が保持している鉄道レールRの端部を地面Gから浮かすことができる。一対の鉄道レール用移動器具100によって鉄道レールRの両端部を地面Gから浮かすようにすれば、鉄道レールRを地面Gから持ち上げて保持することができ、車輪50を有する鉄道レール用移動器具100により鉄道レールRを移動させることができる。
【選択図】図3
Description
そして、簡便に重量物を移動させる技術として、例えば、重量物の下部の前面側に挿し入れたフォークをハンドルの操作によって車輪を支点に回動させて、重量物の前面側を持ち上げるようにし、前面側が持ち上げられた状態の重量物を引き擦り移動させるようにする重量物持ち上げ移動装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
地面に載置されている鉄道レールを移動させるのに用いる鉄道レール用移動器具であって、
前記鉄道レールの端面側でレール頭部を保持するホルダ部と、
前記鉄道レールの長手方向と直交する水平軸を介して前記ホルダ部に回動可能に軸着され、前記水平軸を挟む一端側にハンドルが設けられ他端側に車輪が設けられているフレーム部と、
を備え、
前記ハンドルが前記鉄道レールから離間し、前記車輪が前記鉄道レールに近接する方向へ前記フレーム部が回動され、前記地面に当接して転動した前記車輪が前記鉄道レールの端面よりも鉄道レール中央側に寄った位置にあるとき、前記ホルダ部が元の位置よりも上方に位置するように構成されているようにした。
こうして鉄道レール用移動器具の車輪が鉄道レールの端面よりも鉄道レールの中央側に入り込むことに伴い、フレーム部に回動可能に軸着されているホルダ部が元の位置よりも上方に位置するように上昇されて、そのホルダ部が保持している鉄道レールの端部を地面から浮かすことが可能になっている。
そして、一方の鉄道レール用移動器具のハンドルを引くようにして、車輪を有する鉄道レール用移動器具を移動させることで、一対の鉄道レール用移動器具によって地面から浮かして保持している鉄道レールを所望する場所まで移動させることができる。
このように、一対の鉄道レール用移動器具を用いれば、小型移動式クレーンなどの重機を手配することなく、鉄道レールを簡便に移動させることができる。
前記水平軸から前記車輪までの距離よりも、前記水平軸から前記ハンドルの端部までの距離の方が長くなるように構成する。
鉄道レール用移動器具において支点となる水平軸から作用点となる車輪までの距離よりも、支点となる水平軸から力点となるハンドルの端部までの距離が長ければ、「てこの原理」を利用して少ない力で鉄道レールの端部を地面から浮かすことができる。
前記車輪は、その車輪の車軸を旋回可能な自在輪であるようにする。
鉄道レール用移動器具の車輪が自在輪であれば、鉄道レール用移動器具を所望する方向へ移動させ易くなる。
前記ホルダ部に前記鉄道レールを係着させる係着手段を備えるようにする。
係着手段によってホルダ部に鉄道レールを係着させていれば、鉄道レールの移動中にホルダ部から鉄道レールが外れ難くなるので、所望する場所まで鉄道レールを好適に運ぶことができる。
前記フレーム部には、当該鉄道レール用移動器具を持ち運ぶための把手部が設けられているようにする。
掴み難い形状の鉄道レールに鉄道レール用移動器具が取り付けられていれば、その把持部を掴むようにして、鉄道レールを持ち上げ易くなるので、鉄道レールを所望する場所まで持ち運ぶことが可能になる。
鉄道レール用移動器具は、地面に載置されている1〜2m程の短尺な鉄道レールを移動させるのに用いる器具である。
なお、鉄道レールは主に屋外で保管されているので、鉄道レールが「地面」に載置されていることを前提に記載しているが、鉄道レールが倉庫などで保管されているような場合には、「地面」を「床面」と読み替えるようにすればよい。
フレーム部30には、水平軸20を挟む一端側にハンドル40が配設され、他端側に車輪50が配設されている。
ここで、図1(a)(b)に示している鉄道レール用移動器具100と、図2(a)(b)に示している鉄道レール用移動器具100とは、後述するように車輪50が自在輪か固定輪かの違いがあるものの、略同一の構成を有している。
このホルダ本体11は、鉄道レールRのレール頭部Aを内側に収容可能な形状を有しており、鉄道レールRの端面側からホルダ本体11をレール頭部Aに被せるように嵌め合わせることで、ホルダ部10でレール頭部Aを保持することができる。
なお、ホルダ本体11がレール頭部Aに嵌め合わされた際、ホルダ本体11のスリット11aに鉄道レールRの上首部が配されるようになる。
また、ホルダ本体11の上面には、鉄道レール用移動器具100を持ち運ぶ際に掴むための補助把手13が設けられている。この補助把手13は通常倒れており、掴む際に起こして使用する。
このフレーム部30の内側に、水平軸20の両端を軸止する軸止部31が設けられている。
また、フレーム部30の内側には、ホルダ部10によって保持されている鉄道レールRのレール腹部Bを挟んで支持する一対の支持片32が設けられている。
ハンドル40は、フレーム部30の接続部33に着脱可能に接続されている。
このハンドル40は、略T字形状を呈する部材であり、上端側に作業員が握る握部41が設けられ、下端側に接続部33に係入する係入部42が設けられている。
この把手部34は、後述する脚部35と略同じ高さ位置に設けられている。
車輪50は、その車軸が地面と平行な面上で軸の向きを変えるように転回することで旋回が可能になっている自在輪であっても、その車軸が軸の向きを変えず旋回不能な固定輪であってもよい。なお、車輪50が固定輪である場合、その車軸は水平軸20と平行に配されている。
本実施形態では、図1(a)(b)に示した鉄道レール用移動器具100の車輪50が自在輪であり、図2(a)(b)に示した鉄道レール用移動器具100の車輪50が固定輪であるようにした。
また、この鉄道レール用移動器具100において、水平軸20から車輪50が地面Gに当接する部分までの距離は、移動させる対象の鉄道レールRのレール高さよりも長いサイズを有するように設計されている。
このとき、取り付け作業の妨げになることがあるので、ハンドル40はフレーム部30から取り外している。取り付け作業の支障にならないのであればハンドル40を一旦取り外さなくてもよい。
なお、図中、鉄道レールRの右側端部に自在輪タイプの車輪50を備えた鉄道レール用移動器具100を取り付け、図中、鉄道レールRの左側端部に固定輪タイプの車輪50を備えた鉄道レール用移動器具100を取り付けている。
そして、作業員が握部41を握ってハンドル40を操作することで、そのハンドル40を鉄道レールRから離間させるとともに車輪50を鉄道レールRに近接させる方向にフレーム部30を回動させる。
こうしてフレーム部30が回動されたことで、鉄道レール用移動器具100の車輪50が地面Gに当接する。
またこのとき、作業員が把手部34に足を掛けて、鉄道レールR側に押し出すようにすれば、車輪50が転動し易くなって、その車輪50を鉄道レールRの中央側に寄せ易くなる。
特に、鉄道レール用移動器具100において支点となる水平軸20から作用点となる車輪50までの距離よりも、支点となる水平軸20から力点となるハンドル40の握部41までの距離が長いので、「てこの原理」を利用して少ない力で鉄道レールRの端部を地面Gから浮かすことが可能になっている。
また、鉄道レール用移動器具100によって地面Gから浮かされた鉄道レールRのレール腹部Bは、フレーム部30の一対の支持片32に支持されるので、一対の鉄道レール用移動器具100によって保持される鉄道レールRの姿勢を安定させることができる。
そして、作業員はハンドル40を引くようにして、車輪50を有する鉄道レール用移動器具100を移動させることで、一対の鉄道レール用移動器具100によって地面Gから浮かして保持している鉄道レールRを所望する場所まで移動させることができる。
なお、自在輪タイプの車輪50を備えている図中右側の鉄道レール用移動器具100を進行方向前側とし、その鉄道レール用移動器具100のハンドル40を操作するようにすれば、所望する方向への移動がスムーズになる。
例えば、図5に示すように、ホルダ部10で保持している鉄道レールRを、ホルダ部10(ホルダ本体11)に係着させる係着機構60を備えた鉄道レール用移動器具100であってもよい。
例えば、係着手段60としては、ホルダ本体11に嵌め合わされているレール頭部Aと、ホルダ本体11との隙間に挿し込まれる楔状部材を一例に挙げることができる。
このような係着手段60を備えた鉄道レール用移動器具100であれば、鉄道レールRの移動中にホルダ部10(ホルダ本体11)から鉄道レールRが外れ難くなるので、所望する場所まで鉄道レールRを好適に運ぶことができる。
なお、係着手段60は楔状部材であることに限らず、バネ部材によって付勢される押圧部材が、ホルダ本体11に収容されたレール頭部Aを押圧する構造の係着手段60などであってもよい。
例えば、図4(a)に示したように、鉄道レールRの端面側からホルダ本体11をレール頭部Aに被せるように嵌め合わせ、地面Gに載置されている鉄道レールRの両端に一対の鉄道レール用移動器具100を取り付けた状態で、作業員が二人一組でその鉄道レール用移動器具100の把持部34を掴んで、鉄道レールRを所望する場所まで移動させるようにしてもよい。
このように、掴み難い形状の鉄道レールRに鉄道レール用移動器具100の把持部34を取り付けるようにすれば、鉄道レールRを持ち上げ易くなり、鉄道レールRを所望する場所まで持ち運ぶことが可能になる。
11 ホルダ本体
11a スリット
12 軸支板部
13 補助把手
20 水平軸
30 フレーム部
31 軸止部
32 支持片
33 接続部
34 把手部
35 脚部
40 ハンドル
41 握部
42 係入部
50 車輪
60 係着手段
100 鉄道レール用移動器具
R 鉄道レール
A レール頭部
B レール腹部
G 地面
Claims (5)
- 地面に載置されている鉄道レールを移動させるのに用いる鉄道レール用移動器具であって、
前記鉄道レールの端面側でレール頭部を保持するホルダ部と、
前記鉄道レールの長手方向と直交する水平軸を介して前記ホルダ部に回動可能に軸着され、前記水平軸を挟む一端側にハンドルが設けられ他端側に車輪が設けられているフレーム部と、
を備え、
前記ハンドルが前記鉄道レールから離間し、前記車輪が前記鉄道レールに近接する方向へ前記フレーム部が回動され、前記地面に当接して転動した前記車輪が前記鉄道レールの端面よりも鉄道レール中央側に寄った位置にあるとき、前記ホルダ部が元の位置よりも上方に位置するように構成されていることを特徴とする鉄道レール用移動器具。 - 前記水平軸から前記車輪までの距離よりも、前記水平軸から前記ハンドルの端部までの距離の方が長くなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道レール用移動器具。
- 前記車輪は、その車輪の車軸を旋回可能な自在輪であることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄道レール用移動器具。
- 前記ホルダ部に前記鉄道レールを係着させる係着手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の鉄道レール用移動器具。
- 前記フレーム部には、把手部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の鉄道レール用移動器具。
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