JP2019011625A - グレージングチャンネル、およびグレージングチャンネル付き窓ガラス - Google Patents

グレージングチャンネル、およびグレージングチャンネル付き窓ガラス Download PDF

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Abstract

【課題】窓ガラスの性能を安定して維持できるグレージングチャンネル、およびグレージングチャンネル付き窓ガラスを提供する。【解決手段】窓ガラスを窓枠に取り付ける際に、窓ガラスの周縁部に装着されるグレージングチャンネルは、底面部と、底面部の両縁から立設させた側壁部とを有し、U字状の断面を有する硬質部材からなる本体部と、側壁部の上部から窓ガラスの主面に向けて斜め上方に延びる軟質部材からなるシール部と、を備える。グレージングチャンネルは、シール部の一部に、窓ガラスの主面に向けて斜め上方に延びる硬質部材からなるサポート部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、グレージングチャンネル、およびグレージングチャンネル付き窓ガラスに関する。
窓ガラスを窓枠に取り付ける際、グレージングチャンネルが窓ガラスの周縁部に装着される。特許文献1において、開口を有する断面U字状の硬質樹脂部と、硬質樹脂部に一体成型され硬質樹脂部の開口の両先端に設けられた軟質樹脂部と、を備えるグレージングチャンネルを、二層の複層ガラスに装着することが開示されている。
特開2007−169957号公報
グレージングチャンネルは、上述したように、窓ガラスと窓枠との間をシールするために使用される。従来のグレージングチャンネルは、窓ガラスの性能を安定して保持するため、窓ガラスの厚みと窓枠の開口幅との差が2mm以上5mm以下、すなわち窓ガラスと窓枠との距離が1mm以上2.5mm以下を前提として用いられている。しかしながら、窓ガラスの厚みと窓枠の開口幅との差がこれ以上大きくなった場合、窓ガラスを安定して窓枠に保持することが難しくなる懸念がある。
また、近年、断熱性、遮音性等を向上させるため、三層の複層ガラスを、高機能の窓ガラスとして使用することが検討されている。三層の複層ガラスの厚みは、二層の複層ガラスの厚みより厚いため、三層の複層ガラスに対応する窓枠は、幅広の開口幅となる。
幅広の開口幅の窓枠には、三層の複層ガラスだけでなく二層の複層ガラスが取り付けられる。二層の複層ガラスを幅広の開口幅の窓枠に適用する場合、窓ガラスと窓枠との距離が大きくなり、上述したように、従来のグレージングチャンネルでは、窓ガラスを安定して窓枠に保持することが難しくなる懸念がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、窓ガラスの性能を安定して保持できるグレージングチャンネル、およびグレージングチャンネル付き窓ガラスを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、窓ガラスを窓枠に取り付ける際に、窓ガラスの周縁部に装着されるグレージングチャンネルは、底面部と、前記底面部の両縁から立設させた側壁部とを有し、U字状の断面を有する硬質部材からなる本体部と、前記側壁部の上部から前記窓ガラスの主面に向けて斜め上方に延びる軟質部材からなるシール部と、を備え、前記シール部の一部に、前記窓ガラスの主面に向けて斜め上方に延びる硬質部材からなるサポート部を有する。
本発明によれば、窓ガラスの性能を安定して維持できるグレージングチャンネル、およびグレージングチャンネル付き窓ガラスを提供することができる。
図1は、第1実施形態のグレージングチャンネル付き窓ガラスの概略断面図である。 図2は、第2実施形態のグレージングチャンネル付き窓ガラスの概略断面図である。
以下、添付図面にしたがって本発明の好ましい実施の形態について説明する。本発明は以下の好ましい実施形態により説明される。本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、実施形態以外の他の実施形態を利用することができる。したがって、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。
<第1実施形態>
第1実施形態について、図1を参照して説明する。図1はグレージングチャンネル付き窓ガラスの断面図である。なお、実施形態では、グレージングチャンネルが、二層の複層ガラスで構成される窓ガラスに装着される場合について説明する。実施形態に係るグレージングチャンネルは、防火性能を有するガラス、例えば網入りガラス、また、複層ガラス等の窓ガラスに好適に装着することができる。
実施形態に係るグレージングチャンネル付き窓ガラス10は、図1に示されるように、二層の複層ガラス20と、複層ガラス20の周縁部に装着されるグレージングチャンネル50とを有する。そして、グレージングチャンネル付き窓ガラス10は、例えば窓枠80に形成された溝部82に取り付けられる。図1において、二点鎖線は複層ガラス20に装着される前のグレージングチャンネル50の状態を示す。
複層ガラス20は、図1に示されるように、第1のガラス板22および第2のガラス板24と、第1のガラス板22および第2のガラス板24を隔置するスペーサ26と、を備える。第1のガラス板22および第2のガラス板24と、スペーサ26とにより中空層28が画定される。スペーサ26は第1のガラス板22および第2のガラス板24の内側主面の側縁に沿って配置されるので、第1のガラス板22および第2のガラス板24の間隔がスペーサ26により一定に保持される。
第1のガラス板22、および第2のガラス板24は、例えばソーダライムガラス、アルミノシリケートガラス、アルミノボロシリケートガラス、無アルカリガラス等の無機ガラスの板である。
第1のガラス板22、および第2のガラス板24は、例えば、物理強化処理、または化学強化処理等の強化処理が施されたガラス板であってもよい。また、第1のガラス板22、および第2のガラス板24は、複数のガラス板を貼り合わせた合わせガラスであってもよい。
第1のガラス板22、および第2のガラス板24の主面に、機能を向上させるための機能性膜を形成してもよい。機能成膜として、例えば低放射成膜(Low−E膜)、防曇膜、防汚膜、撥水性膜が挙げられる。第1のガラス板22、および第2のガラス板24の厚みは、例えば1mm以上24mm以下の範囲であることが好ましい。
第1のガラス板22の内側主面と、第1のガラス板22の内側主面に対向するスペーサ26の面とが、一次シール30により接着される。また、第2のガラス板24の内側主面と、第2のガラス板24の内側主面に対向するスペーサ26の面とが、一次シール30により接着される。さらに、スペーサ26の外側(中空層28の反対側)と、第1のガラス板22および第2のガラス板24とにより、凹状の溝が形成され、凹状の溝に二次シール32が充填される。二次シール32は一次シール30に接する。一次シール30と二次シール32とにより、中空層28が外気から遮断される。
スペーサ26は中空状に構成され、空洞部を有する。スペーサ26の内側(中空層28の側)の面には、スペーサ26の長手方向(紙面に垂直な方向)に沿って通気孔34が所定の間隔で設けられる。通気孔34はスペーサ26の空洞部に貫通するように形成される。これによって、スペーサ26の空洞部と中空層28とが連通する。また、スペーサ26の空洞部には、粒状ゼオライト等の乾燥剤36が充填されているので、中空層28内の気体が通気孔34を介して乾燥剤36によって乾燥される。
スペーサ26は、アルミニウムを主材質とする金属製スペーサであっても、スペーサ本体を硬質の樹脂製としてその表面にアルミニウムシートを被覆したスペーサであってもよい。
一次シール30としては、通常架橋処理されないブチルゴム、又はポリイソブチレンをベースとし、着色と補強を目的としたカーボンブラック等のフィラーを含有せしめたものが好適である。なお、一次シール30は固化せず、粘着性のみを有するため、いわゆる複層ガラスにおけるスペーサ26と第1のガラス板22および第2のガラス板24との間の接着は、二次シール32により確保される。
二次シール32としては、ポリサルファイド(横浜ゴム株式会社製:商品名:ハマタイトSM9000)、シリコーン(東レ・ダウコーニング株式会社製:商品名:SE936)、ウレタン(サンユレック株式会社製:商品名:SANYU IGS205)等の硬化性エラストマをベースとし、第1のガラス板22および第2のガラス板24の接着性を発現するために適当な変性を加えられたもの等が好適である。
実施形態のグレージングチャンネル50について説明する。図1に示されるように、グレージングチャンネル50は、硬質部材からなる本体部52と、本体部52に一体成形される軟質部材からなる一対のシール部54と、を備える。本体部52は、底面部52Aと、底面部52Aの両縁部から立設される側壁部52Bと、を備える。側壁部52Bは底面部52Aに対して立設しているので、本体部52は複層ガラス20の周縁部に対し開口するU字状の断面を持つ構造となる。なお、U字状の断面とは略U字状であればよい。なお、底面部52Aと側壁部52Bとは略直交の位置関係にある。
シール部54は、側壁部52Bの上部から、複層ガラス20の主面に向けて斜め上方に延びる。シール部54は、側壁部52Bから離れるにしたがい、底面部52Aから徐々に離れる。一対のシール部54は離間されており、その距離は複層ガラス20の厚みより小さい。したがって、グレージングチャンネル50を複層ガラス20に装着した際、シール部54は第1のガラス板22および第2のガラス板24の外側主面に接触する。シール部54は軟質部材で構成されているので、一対のシール部54は、その弾性力により内側方向に複層ガラス20を押圧する。一対のシール部54は複層ガラス20を保持することができる。
図1に示されるように、窓枠80は、グレージングチャンネル付き窓ガラス10を収容するための溝部82、およびグレージングチャンネル50と係合する一対の爪部84を備える。一対の爪部84が窓枠80の開口幅を決定する。爪部84の内側先端が、窓枠80からの距離を測定するための基準となる。
図1に示されるように、実施形態のグレージングチャンネル50は、シール部54の一部に硬質部材からなる複層ガラス20の主面に向けて斜め方向に延びるサポート部56を備える。シール部54の一部とは、シール部54とサポート部56とが接している状態を意味する。
次に、上記構成の作用について説明する。図1に示されるように、一対のシール部54により、複層ガラス20が両主面側から保持される。この状態で、例えば、複層ガラス20の何れかの主面に風圧等の圧力を受けると、圧力の方向に複層ガラス20は移動しようとし、圧力の方向にあるシール部54を押圧する。シール部54が軟質部材で構成されているので、シール部54は、更に変形しようとする。一方、圧力の方向と反対側のシール部54と複層ガラス20との距離は広がろうとし、シール部54による複層ガラス20を保持する力が弱まる懸念がある。
実施形態において、シール部54は、その一部に硬質部材からなるサポート部56を備えているので、サポート部56は複層ガラス20の押圧に抗して、シール部54が変形することを抑制する。サポート部56は、複層ガラス20に対する反発力をシール部54に付与できる。サポート部56を含む一対のシール部54は、複層ガラス20を安定して保持することができる。したがって、複層ガラス20で構成される窓ガラスの性能が安定して保持される。
一方で、サポート部56は、複層ガラス20の主面に向けて斜め上方に延びる方向に設けられているので、サポート部56が複層ガラス20の主面に直交する場合に比較して、サポート部56によるシール部54に付与される反発力を小さくできる。シール部54の柔軟性を維持することができる。シール部54の柔軟性は、複層ガラス20にグレージングチャンネル50を装着することを容易にする。したがって、サポート部56によりシール部54は、柔軟性と反発性とを持ち合わせることができる。
実施形態では、サポート部56は、シール部54の表面であって、本体部52の側に配置される。この構成は、窓として設置した際に、シール部54とサポート部56との界面が露出しない外観を提供し、意匠性を向上させることができる。
実施形態では、サポート部56は、本体部52の側壁部52Bに連続して設けられる。この構造は、サポート部56をシール部54に容易に配置させることができる。
窓枠80から側壁部52Bの内面までの距離Aに対する、窓枠80から複層ガラス20の主面までの距離Bの比(B/A)が3以上である場合、サポート部56を設けることが好ましい。比(B/A)が3以上とは、側壁部52Bの内面から複層ガラス20の主面までの距離が大きくなることを意味する。この距離が大きくなると、本体部52から複層ガラス20の主面に延びるシール部54の長さが大きくなる。シール部54の長さが大きくなると、シール部54は変形しやすくなる。変形を抑制するために、サポート部56をシール部54に配置することが、より好ましい。窓枠80から側壁部52Bの内面までの距離Aとは、爪部84の内側先端から、爪部84の内側先端に直交する直線と側壁部52Bの内面との交点までの距離を意味する。側壁部52Bが傾いている場合、最も長い距離を意味する。
また、窓枠80から複層ガラス20の主面までの距離Bが3mm以上の場合、シール部54の長さが大きくなり、シール部54は変形しやすくなる。変形を抑制するためサポート部56を配置することが、より好ましい。
また、シール部54の厚みCに対する、窓枠80から複層ガラス20の主面までの距離Bの比(B/C)が1以上である場合、サポート部56を設けることが好ましい。シール部54の厚みCは、シール部54の最も厚い部分の厚みを意味する。比(B/C)が1以上とは、複層ガラス20の主面までの距離Bに対して、相対的にシール部54の厚みCが薄いことを意味する。シール部54の厚みCが相対的に薄くなると変形しやすくなるため、その変形を抑制するためサポート部56をシール部54に配置することが、より好ましい。
なお、上述の距離A、および距離Bは、グレージングチャンネル付き窓ガラス10を窓枠80に取り付けた状態での距離を意味する。
実施形態において、図1に示されるように、好ましくは、本体部52は、側壁部52Bから突出する一対の舌片状部58、および一対の舌片状部60を備える。一対の舌片状部58は、底面部52Aを基準として、一対の舌片状部60より上方に配置される。
舌片状部58は、硬質部材58Aおよび軟質部材58Bにより構成される。同様に、舌片状部60は、硬質部材60Aおよび軟質部材60Bにより構成される。複層ガラス20にグレージングチャンネル50を装着した際、軟質部材58Bおよび軟質部材60Bは変形し、その弾性力により内側方向に複層ガラス20を押圧する。一対の舌片状部58、および一対の舌片状部60は、シール部54を補完し、複層ガラス20に対する保持力を向上させることができる。
また、舌片状部58は硬質部材58Aを備えるので、舌片状部58は複層ガラス20に対する反発力を有することができ、同様に、舌片状部60は硬質部材60Aを備えるので、舌片状部60は複層ガラス20に対する反発力を有することができる。舌片状部58および舌片状部60の変形を抑制することができる。
サポート部56の先端から複層ガラス20の主面までの距離、硬質部材58Aの先端から複層ガラス20の主面までの距離、および硬質部材60Aの先端から複層ガラス20の主面までの距離は、略等しいことが好ましい。シール部54、舌片状部58、および舌片状部60が、同様の柔軟性、および反発力の特性を有することが可能になる。
サポート部56、硬質部材58A、および硬質部材60Aの硬度は、90度以上100度以下であることが好ましい。シール部54、軟質部材58B、および軟質部材60Bの硬度は、60度以上80度以下であることが好ましい。なお、硬度は、JIS K6253(2012)に準拠して測定した値である。
サポート部56、硬質部材58A、硬質部材60A、シール部54、軟質部材58B、および軟質部材60Bを構成する材料は、ポリ塩化ビニル、ABS樹脂(アクリロニトリル (Acrylonitrile)、ブタジエン (Butadiene)、スチレン (Styrene)共重合合成樹脂)、AES樹脂(アクリロニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレン樹脂)、CR(クロロプレンゴム)、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)、SR(シリコンゴム)、およびTPE(サーモプラスチックエラストマー)からなる群から選択される。
サポート部56、硬質部材58A、硬質部材60A、シール部54、軟質部材58B、および軟質部材60Bの硬度は、ポリ塩化ビニルおよびTPE(サーモプラスチックエラストマー)の場合、可塑剤の配合により調整することができる。可塑剤を配合することにより、硬度を小さくすることができる。可塑剤としては、例えば、フタル酸エステル(DOP、DINP、DIDP、DUP)、アジピン酸エステル、ポリエステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤、トリメリット酸系可塑剤、リン酸系可塑剤が挙げられる。ポリ塩化ビニルまたはTPEの量を100としたときに可塑剤を60以上80以下配合することにより、硬度を80度以下とすることができる。また、サポート部56、硬質部材58A、硬質部材60A、シール部54、軟質部材58B、および軟質部材60Bの硬度は、構成する材料の分子構造(例えば構成する材料の分子量)を変えること、ゴム系材料の場合は鉱油などを含ませることにより調整することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態について、図2を参照して説明する。図2は、グレージングチャンネル付き窓ガラスの断面図である。上述した第1実施形態と同一の構成には、同一の符号を付することにより詳細な説明を省略する場合がある。
実施形態に係るグレージングチャンネル付き窓ガラス10は、図2に示されるように、二層の複層ガラス20と、複層ガラス20の周縁部に装着されるグレージングチャンネル50とを有する。そして、グレージングチャンネル付き窓ガラス10は、例えば窓枠80に形成された溝部82に取り付けられる。
第2実施形態のグレージングチャンネル50と、第1実施形態のグレージングチャンネル50とは、シール部54の一部に配置されるサポート部56の位置が異なる。
図2に示されるように、サポート部56は、シール部54の表面であって、本体部52と反対側に配置される。
この構成は、窓として設置した際に、サポート部56が露出する。露出されたサポート部56は、シール部54の撥水性および防汚性を向上させることができる。
10・・・グレージングチャンネル付き窓ガラス、20・・・複層ガラス、22・・・第1のガラス板、24・・・第2のガラス板、26・・・スペーサ、28・・・中空層、30・・・一次シール、32・・・二次シール、34・・・通気孔、36・・・乾燥剤、50・・・グレージングチャンネル、52・・・本体部、52A・・・底面部、52B・・・側壁部、54・・・シール部、56・・・サポート部、58・・・舌片状部、58A・・・硬質部材、58B・・・軟質部材、60・・・舌片状部、60A・・・硬質部材、60B・・・軟質部材、80・・・窓枠、82・・・溝部、84・・・爪部
特開2007−211524

Claims (11)

  1. 窓ガラスを窓枠に取り付ける際に、窓ガラスの周縁部に装着されるグレージングチャンネルであって、
    底面部と、前記底面部の両縁から立設させた側壁部とを有し、U字状の断面を有する硬質部材からなる本体部と、
    前記側壁部の上部から前記窓ガラスの主面に向けて斜め上方に延びる軟質部材からなるシール部と、を備え、
    前記シール部の一部に、前記窓ガラスの主面に向けて斜め上方に延びる硬質部材からなるサポート部を有するグレージングチャンネル。
  2. 前記サポート部が、前記シール部の表面であって、前記本体部の側に配置される請求項1に記載のグレージングチャンネル。
  3. 前記サポート部が、前記シール部の表面であって、前記本体部と反対側に配置される請求項1に記載のグレージングチャンネル。
  4. 前記窓枠から前記側壁部の内面までの距離に対する、前記窓枠から前記窓ガラスの主面までの距離の比が3以上である請求項1から3の何れか一項に記載のグレージングチャンネル。
  5. 前記窓枠から前記窓ガラスの主面までの距離が3mm以上である請求項1から4の何れか一項に記載のグレージングチャンネル。
  6. 前記シール部の厚みに対する前記窓枠から前記窓ガラスの主面までの距離の比が1以上である請求項1から5の何れか一項に記載のグレージングチャンネル。
  7. 前記シール部より前記底面部の側に位置し、前記側壁部から突出する、硬質部材と軟質部材とで構成される舌片状部を備える請求項1から6の何れか一項に記載のグレージングチャンネル。
  8. 前記軟質部材の硬度が60度以上80度以下であり、前記硬質部材の硬度が90度以上100度以下である請求項1から7の何れか一項に記載のグレージングチャンネル。
  9. 前記硬質部材が、ポリ塩化ビニル、ABS樹脂、AES樹脂、クロロプレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、シリコンゴム、およびサーモプラスチックエラストマーからなる群から選択されるいずれかの材料で構成される請求項1から8の何れか一項に記載のグレージングチャンネル。
  10. 請求項1から9の何れか一項に記載のグレージングチャンネルと、
    前記グレージングチャンネルが取り付けられた窓ガラスと
    を有する、グレージングチャンネル付き窓ガラス。
  11. 前記窓ガラスは、第1のガラス板と、第2のガラス板と、前記第1のガラス板および前記第2のガラス板とを隔置するためのスペーサと、前記第1のガラス板および前記第2のガラス板との間に形成された中空層とを有する複層ガラスである請求項10に記載のグレージングチャンネル付き窓ガラス。
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