JP2019010031A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】プレクリーナのメンテナンスを容易に行うことが可能なコンバインを提供する。【解決手段】コンバインに、運転者が搭乗する運転部4と、運転部4を覆うキャビン5と、キャビン5の後方に設けられる穀粒貯留タンク7と、運転部4の下方に設けられるエンジンEと、エンジンE用のプレクリーナ15と、が備えられている。プレクリーナ15は、キャビン5と穀粒貯留タンク7との間において、穀粒貯留タンク7の最上端P1よりも下側で、かつ、エンジンEよりも上側に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン用のプレクリーナが備えられたコンバインに関する。
上記のようなコンバインとして、例えば、特許文献1に記載のコンバインが既に知られている。特許文献1に記載のコンバインには、運転者が搭乗する運転部と、運転部を覆うキャビンと、エンジン用のプレクリーナと、が備えられている。
特開2017−038576号公報
特許文献1に記載のコンバインでは、プレクリーナがキャビンのルーフ部に設けられているため、機体の下部からプレクリーナの清掃やプレクリーナの状態(例えば、塵埃の溜まり具合)の確認を行うのが容易ではない。
上記状況に鑑み、プレクリーナのメンテナンスを容易に行うことが可能なコンバインが要望されている。
本発明の特徴は、
運転者が搭乗する運転部と、
前記運転部を覆うキャビンと、
前記キャビンの後方に設けられる穀粒貯留タンクと、
前記運転部の下方に設けられるエンジンと、
エンジン用のプレクリーナと、が備えられ、
前記プレクリーナは、前記キャビンと前記穀粒貯留タンクとの間において、前記穀粒貯留タンクの最上端よりも下側で、かつ、前記エンジンよりも上側に配置されていることにある。
通常、キャビンと穀粒貯留タンクとの間におけるエンジンよりも上側には、比較的広い余裕スペースが存在している。本特徴構成によれば、当該スペースを上手く使ってプレクリーナを配置することができる。また、本特徴構成によれば、プレクリーナの上下位置がプレクリーナをルーフ部に設けた場合よりも低くなる。これにより、機体の下部からプレクリーナの清掃やプレクリーナの状態(例えば、塵埃の溜まり具合)の確認を容易に行うことができる。すなわち、本特徴構成によれば、プレクリーナのメンテナンスを容易に行うことが可能なコンバインを実現することができる。
さらに、本発明において、
前記運転部の後部に収容されるエンジン用のエアクリーナが備えられ、
前記プレクリーナは、前記エアクリーナよりも上側に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、プレクリーナを塵埃の少ない高い位置に配置して、綺麗な外気を吸い込むようにすることができる。
さらに、本発明において、
前記プレクリーナは、前記キャビンのルーフ部の下方において、平面視で前記ルーフ部と重複する位置に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、プレクリーナがルーフ部によって上方から覆われることになるため、雨水等がプレクリーナにかかり難い。
さらに、本発明において、
前記キャビンの後部のうち機体横外側の角部に、平面視で前記キャビンの室内側に凹入する凹入部が形成され、
前記プレクリーナは、前記凹入部に入り込む状態で配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、プレクリーナのメンテナンスを行う際に、機体横外側からプレクリーナにアクセスし易いと共に、プレクリーナが機体横外側に出っ張り難い。また、プレクリーナがキャビンの室内に居る運転者よりも後側に位置することになるため、プレクリーナがキャビンの室内に居る運転者の邪魔になり難い。
さらに、本発明において、
前記プレクリーナの底部のうち中央部に、管状部材が接続されると共に清浄後の空気を前記管状部材を介してエンジン用のエアクリーナ側に流出させる接続部が形成され、
前記プレクリーナの底部のうち前記接続部の外周に、外気を吸い込む吸込口が形成され、
前記接続部に対して外周側に位置する状態で前記吸込口を覆うカバーが備えられていると好適である。
本特徴構成によれば、吸込口に向かって流れる塵埃がカバーによって遮られることになる。これにより、プレクリーナに余分な塵埃が吸い込まれないようにすることができる。
さらに、本発明において、
前記カバーに、前記吸込口に下方から対向する横向き部と、前記横向き部のうち前記接続部とは反対側の端部から上方に延びる縦向き部と、が備えられていると好適である。
本特徴構成によれば、吸込口に対して下方から吸込口に向かって上方に流れる塵埃が、横向き部によって遮られることになると共に、吸込口に向かって水平方向に流れる塵埃が、縦向き部によって遮られることになる。これにより、プレクリーナに吸い込まれる余分な塵埃の量を効果的に減少させることができる。
さらに、本発明において、
平面視において、前記接続部の略全周が前記キャビンの外壁及び前記カバーによって囲まれていると好適である。
本特徴構成によれば、吸込口に向かって流れる略全方位(平面視)の塵埃がカバー及びキャビンの外壁によって遮られることになる。これにより、キャビンの外壁を利用しながら、プレクリーナに吸い込まれる余分な塵埃の量を効果的に減少させることができる。
さらに、本発明において、
前記キャビンの後部に、窓部が設けられ、
前記プレクリーナは、前記窓部と隣り合う位置に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、キャビンの室内に居る運転者がプレクリーナの状態を確認するに際して、キャビンの室外に出る煩わしさが無く、キャビンの室内から窓部を介してプレクリーナの状態を容易に視認することができる。
さらに、本発明において、
前記プレクリーナは、前記穀粒貯留タンクのうち最も機体横外側に位置する部分よりも機体横内側に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、プレクリーナが穀粒貯留タンクのうち最も機体横外側に位置する部分よりも機体横外側に出っ張らないため、プレクリーナが機体周囲の邪魔になり難い。
さらに、本発明において、
前記エンジンを機体横外方から通気可能に覆う防塵カバーが備えられ、
前記プレクリーナは、前記防塵カバーの最上端よりも上側に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、防塵カバーに付着した塵埃が飛散しても、プレクリーナにかかり難い。
自脱型コンバインを示す右側面図である。 自脱型コンバインを示す平面図である。 運転キャビンの内部を示す平面断面図である。 運転キャビンを示す正面図である。 ウオッシャノズルの支持構造を示す平面図である。 スライドガラスの開閉構造を示す右側面図である。 プレクリーナ及びカバーを示す断面図である。 プレクリーナ及びカバーを示す分解斜視図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
〔コンバインの全体構成〕
図1及び図2には、自脱型コンバインを示している。本コンバインには、機体フレーム1と、機体フレーム1を支持する走行装置2と、が備えられている。機体の前部における右側には、運転キャビン3が設けられている。運転キャビン3には、運転者が搭乗する運転部4と、運転部4を覆うキャビン5と、が備えられている。
運転キャビン3の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取部6が設けられている。運転キャビン3の後方には、穀粒を貯留する穀粒貯留タンク7が設けられている。穀粒貯留タンク7内の穀粒を排出する穀粒排出装置8が設けられている。穀粒排出装置8は、上下方向に延びる旋回軸心Z1周りで格納位置(図2参照)と排出位置とに亘って旋回可能である。穀粒貯留タンク7の左隣には、刈取穀稈を扱胴(図示省略)によって脱穀処理する脱穀装置10が設けられている。
運転部4の下方には、エンジンルーム11が設けられている。エンジンルーム11には、エンジンEが収容されている。運転部4の後部には、エアクリーナルーム12が設けられている。エアクリーナルーム12には、エンジンE用のエアクリーナ13が収容されている。エンジンルーム11及びエアクリーナルーム12の機体横外側の側部には、エンジンE及びエアクリーナ13を機体横外方から通気可能に覆う防塵カバー14が設けられている。キャビン5と穀粒貯留タンク7との間には、エンジンE用のプレクリーナ15が設けられている。
機体の下部には、エンジンEの駆動力を変速する変速装置16が設けられている。変速装置16には、静油圧式の無段変速装置(図示省略)と、機械式(ギヤ式)の副変速装置(図示省略)と、が備えられている。
〔刈取部〕
刈取部6は、複数刈り仕様(例えば、六条刈り仕様)に構成されている。刈取部6には、複数(例えば、七個)の分草具17と、複数(例えば、六個)の引起装置18と、切断装置19と、搬送装置20と、が備えられている。分草具17は、圃場の植立穀稈を分草する。引起装置18は、分草された植立穀稈を引き起こす。切断装置19は、引き起こされた植立穀稈を切断する。搬送装置20は、刈取穀稈を脱穀装置10に向けて後方へ搬送する。
〔運転部〕
図3及び図4に示すように、運転部4には、運転者が着座する運転座席21と、サイドパネル22と、機体を操向操作する操向操作レバー23と、表示装置24と、が備えられている。サイドパネル22は、運転座席21に対して左側に設けられている。サイドパネル22には、前記無段変速装置を変速操作する主変速操作レバー25や操作パネル26等が設けられている。操向操作レバー23は、運転座席21に対して右側に設けられている。表示装置24は、サイドパネル22と操向操作レバー23との間で運転座席21の前方に設けられている。表示装置24には、液晶表示部24aが備えられている。液晶表示部24aは、例えば、走行速度やエンジン回転数、燃料残量等を表示する。
運転部4の搭乗空間とエンジンルーム11とは、エンジンボンネット27によって仕切られている。エンジンボンネット27には、運転座席21を載置支持する天板28と、運転座席21に着座した運転者の足元空間に面する前壁29と、が備えられている。運転部4の搭乗空間とエアクリーナルーム12とは、後部カバー30によって仕切られている。
〔キャビン〕
キャビン5には、ルーフ部31と、フロントガラス32と、サイドガラス33と、ドア34と、リアガラス35と、右リアガラス36(本発明に係る「窓部」に相当)と、が備えられている。
フロントガラス32は、左前支柱37と右前支柱38とに亘っている。フロントガラス32は、ルーフ部31から運転座席21の座面よりも下側(具体的には、天板28の上下位置と同じ又は略同じ上下位置)まで延びている。ドア34は、上下一対のヒンジ39を介して後支柱40に揺動開閉可能に支持されている。
キャビン5の後部には、リアガラス35及び右リアガラス36が設けられている。キャビン5の後部のうち機体横外側の角部(右リアガラス36に対応する部分)には、平面視でキャビン5の室内側に凹入する凹入部5aが形成されている。右リアガラス36は、キャビン5の後部のうち機体横外側の端部に設けられている。右リアガラス36の左端部には、平面視で左端ほど後側に位置するように湾曲する湾曲部36aが形成されている。
図4に示すように、フロントガラス32の外面に沿って上下揺動するワイパー41が設けられている。ワイパー41の揺動支軸41aは、フロントガラス32の上部における略左右中央部(具体的には、フロントガラス32の左右中心よりも若干左側の箇所)を貫通している。ワイパー41を揺動駆動するモータMが設けられている。モータMは、フロントガラス32にボルト42によって固定されている。これにより、モータMをフレームに固定する場合よりも、モータMの組み付けを容易に行うことができる。
図4及び図5に示すように、ワイパー41用のウオッシャー液を吐出するウオッシャノズル43が設けられている。ウオッシャノズル43は、ウオッシャー液を貯留するタンク(図示省略)とウオッシャーチューブ44を介して連通接続されている。ウオッシャノズル43は、バックミラー45付近に配置されている。これにより、洗浄範囲の拡大及び外観性の向上を図ることができる。ウオッシャノズル43は、バックミラー45を支持するバックミラーステー46に支持されている。バックミラーステー46は、右前支柱38にボルト固定されている。バックミラーステー46には、ウオッシャノズル43を支持する支持部46aが設けられている。
図6に示すように、ドア34には、ドアガラス47と、ドアガラス47が取り付けられるドアサッシ48と、が備えられている。ドアガラス47のうち上側の部分は、開閉可能な上下スライド式のスライドガラス47aによって構成されている。スライドガラス47aの下縁部のうちドアサッシ48の湾曲部48aと対向する部分には、湾曲部48aに対応する形状の凹入部47bが形成されている。これにより、スライドガラス47aを開けた際に、湾曲部48aが凹入部47bに入り込むことにより、スライドガラス47aを大きく引き下げて、スライドガラス47aの開口面積を確保することができる。
〔プレクリーナ〕
図1に示すように、プレクリーナ15は、キャビン5と穀粒貯留タンク7との間において、穀粒貯留タンク7の最上端P1よりも下側で、かつ、防塵カバー14の最上端P2よりも上側に配置されている。すなわち、プレクリーナ15は、エアクリーナ13よりも上側(当然ながらエンジンEよりも上側)に配置されている。
図2及び図3に示すように、プレクリーナ15は、ルーフ部31の下方において、平面視でルーフ部31と重複(全部重複)する位置に配置されている。プレクリーナ15は、穀粒貯留タンク7のうち最も機体横外側に位置する部分P3よりも機体横内側に配置されている。プレクリーナ15は、凹入部5aに入り込む状態で右リアガラス36の下部と隣り合う位置に配置されている。凹入部5aには、プレクリーナ15の略前半部が入り込んでいる。
図7及び図8に示すように、プレクリーナ15の底部のうち中央部には、パイプ49(本発明に係る「管状部材」に相当)が接続されると共に清浄後の空気をパイプ49を介してエアクリーナ13側に流出させる接続部15aが形成されている。プレクリーナ15の底部のうち接続部15aの外周には、外気を吸い込む吸込口15bが形成されている。なお、図7において、吸込口15bに向かって流れる外気の流れを、実線の矢印で示し、接続部15aから流出する清浄後の空気の流れを、点線の矢印で示している。
プレクリーナ15は、ステー50に支持されている。ステー50には、後部カバー30に固定される基部50aと、接続部15aに差し込まれる略円筒形状の差し込み部50bと、が備えられている。パイプ49のうち後部カバー30から上方に突出する部分は、ステー50の内部(差し込み部50b)に差し込まれている。パイプ49は、フランジ部49aを介して後部カバー30に支持されている。フランジ部49aは、ボルト51によって後部カバー30に固定されている。
〔カバー〕
接続部15aに対して外周側に位置する状態で吸込口15bを覆うカバー52が設けられている。カバー52は、ステー50(プレクリーナ15を支持するステー50)に支持されている。カバー52には、横向き部52Aと、上縦向き部52B(本発明に係る「縦向き部」に相当)と、下縦向き部52Cと、が備えられている。カバー52は、接続部15aを右方及び後方から囲んでいる。すなわち、平面視において、接続部15aの略全周がキャビン5の外壁(右リアガラス36)及びカバー52によって囲まれている(図3参照)。
横向き部52Aは、吸込口15bに下方から対向している。横向き部52Aは、水平又は略水面な板面部である。横向き部52Aは、平面視で略L字形状に形成されている。
上縦向き部52Bは、横向き部52Aのうち接続部15aとは反対側の端部から上方に延びている。上縦向き部52Bは、鉛直又は略鉛直な板面部である。上縦向き部52Bには、前後方向に延びる前後向き部分52Baと、左右方向に延びる左右向き部分52Bbと、前後向き部分52Baの後端部と左右向き部分52Bbの右端部とに亘って斜めに延びる斜め向き部分52Bcと、が備えられている。上縦向き部52Bの上端は、吸込口15bよりも上側で、かつ、プレクリーナ15のうち大径部15cと小径部15dとの境界(段差)よりも下側に位置している。
下縦向き部52Cは、横向き部52Aのうち接続部15a側の端部から下方に延びている。下縦向き部52Cは、鉛直又は略鉛直な板面部である。下縦向き部52Cには、前後方向に延びる前後向き部分52Caと、左右方向に延びる左右向き部分52Cbと、が備えられている。下縦向き部52Cは、ステー50にボルト53によって固定されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、プレクリーナ15がエアクリーナ13よりも上側に配置されている。しかし、穀粒貯留タンク7の最上端P1よりも下側で、かつ、エンジンEよりも上側であれば、プレクリーナ15がエアクリーナ13よりも下側に配置されていてもよいし、あるいは、プレクリーナ15がエアクリーナ13と略同じ上下位置に配置されていてもよい。
(2)上記実施形態では、プレクリーナ15がルーフ部31の下方において、平面視でルーフ部31と全部重複する位置に配置されている。しかし、プレクリーナ15がルーフ部31の下方において、平面視でルーフ部31と一部重複する位置に配置されていてもよい。あるいは、プレクリーナ15がルーフ部31の下方において、平面視でルーフ部31と重複しない位置に配置されていてもよい。
(3)上記実施形態では、プレクリーナ15が凹入部5aに入り込む状態で配置されている。しかし、プレクリーナ15が凹入部5aに入り込まない状態で配置されていてもよい。すなわち、キャビン5の後部のうち機体横外側の角部に、凹入部5aが形成されていなくてもよい。
(4)上記実施形態では、カバー52に、横向き部52Aと、上縦向き部52Bと、下縦向き部52Cと、が備えられている。しかし、本発明に係る「カバー」は、カバー52に限定されるものではない。例えば、カバー52に、下縦向き部52Cが備えられていなくてもよい。
(5)上記実施形態では、平面視において、接続部15aの略全周がキャビン5の外壁及びカバー52によって囲まれている。しかし、平面視において、接続部15aの略全周がカバー52によって囲まれていてもよい。
(6)上記実施形態では、プレクリーナ15が右リアガラス36と隣り合う位置に配置されている。しかし、キャビン5の室内から右リアガラス36(あるいは、リアガラス35)を介してプレクリーナ15の状態を視認することができれば、プレクリーナ15が右リアガラス36(あるいは、リアガラス35)よりも下側に配置されていてもよい。
(7)上記実施形態では、プレクリーナ15が穀粒貯留タンク7のうち最も機体横外側に位置する部分P3よりも機体横内側に配置されている。しかし、プレクリーナ15の一部が穀粒貯留タンク7のうち最も機体横外側に位置する部分P3よりも機体横外側に出っ張っていてもよい。あるいは、プレクリーナ15が穀粒貯留タンク7のうち最も機体横外側に位置する部分P3よりも機体横外側に配置されていてもよい。
(8)上記実施形態では、プレクリーナ15が防塵カバー14の最上端P2よりも上側に配置されている。しかし、穀粒貯留タンク7の最上端P1よりも下側で、かつ、エンジンEよりも上側であれば、プレクリーナ15が防塵カバー14の最上端P2よりも下側に出っ張っていてもよいし、あるいは、プレクリーナ15が防塵カバー14の最上端P2よりも下側に配置されていてもよい。
本発明は、自脱型コンバインの他、普通型コンバインにも利用可能である。
4 運転部
5 キャビン
5a 凹入部
7 穀粒貯留タンク
13 エアクリーナ
14 防塵カバー
15 プレクリーナ
15a 接続部
15b 吸込口
31 ルーフ部
36 右リアガラス(窓部)
49 パイプ(管状部材)
52 カバー
52A 横向き部
52B 上縦向き部(縦向き部)
E エンジン
P1 穀粒貯留タンクの最上端
P2 防塵カバーの最上端
P3 穀粒貯留タンクのうち最も機体横外側に位置する部分

Claims (10)

  1. 運転者が搭乗する運転部と、
    前記運転部を覆うキャビンと、
    前記キャビンの後方に設けられる穀粒貯留タンクと、
    前記運転部の下方に設けられるエンジンと、
    エンジン用のプレクリーナと、が備えられ、
    前記プレクリーナは、前記キャビンと前記穀粒貯留タンクとの間において、前記穀粒貯留タンクの最上端よりも下側で、かつ、前記エンジンよりも上側に配置されているコンバイン。
  2. 前記運転部の後部に収容されるエンジン用のエアクリーナが備えられ、
    前記プレクリーナは、前記エアクリーナよりも上側に配置されている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記プレクリーナは、前記キャビンのルーフ部の下方において、平面視で前記ルーフ部と重複する位置に配置されている請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記キャビンの後部のうち機体横外側の角部に、平面視で前記キャビンの室内側に凹入する凹入部が形成され、
    前記プレクリーナは、前記凹入部に入り込む状態で配置されている請求項1から3の何れか一項に記載のコンバイン。
  5. 前記プレクリーナの底部のうち中央部に、管状部材が接続されると共に清浄後の空気を前記管状部材を介してエンジン用のエアクリーナ側に流出させる接続部が形成され、
    前記プレクリーナの底部のうち前記接続部の外周に、外気を吸い込む吸込口が形成され、
    前記接続部に対して外周側に位置する状態で前記吸込口を覆うカバーが備えられている請求項1から4の何れか一項に記載のコンバイン。
  6. 前記カバーに、前記吸込口に下方から対向する横向き部と、前記横向き部のうち前記接続部とは反対側の端部から上方に延びる縦向き部と、が備えられている請求項5に記載のコンバイン。
  7. 平面視において、前記接続部の略全周が前記キャビンの外壁及び前記カバーによって囲まれている請求項5又は6に記載のコンバイン。
  8. 前記キャビンの後部に、窓部が設けられ、
    前記プレクリーナは、前記窓部と隣り合う位置に配置されている請求項1から7の何れか一項に記載のコンバイン。
  9. 前記プレクリーナは、前記穀粒貯留タンクのうち最も機体横外側に位置する部分よりも機体横内側に配置されている請求項1から8の何れか一項に記載のコンバイン。
  10. 前記エンジンを機体横外方から通気可能に覆う防塵カバーが備えられ、
    前記プレクリーナは、前記防塵カバーの最上端よりも上側に配置されている請求項1から9の何れか一項に記載のコンバイン。
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