JP2011042180A - 作業車輌 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレクリーナユニットのメンテナンスを可及的に不要化し得る作業車輌を提供する。
【解決手段】エンジンと前記エンジンに冷却風を送り込む為の冷却ファンと前記冷却ファンの外気吸引経路に介挿された除塵網ユニットと前記除塵網ユニットに付着した不要物を吸引する吸塵ファンを含む吸塵ファンユニットと前記エンジンの燃焼用空気吸引経路に介挿されたプレクリーナユニットとを備えた作業車輌であって、前記プレクリーナユニットは、吸気口及び排出口を有するプレクリーナケースと、前記プレクリーナケースによって画される収容空間を前記吸気口に連通された未濾過空間及び前記排出口に連通された濾過済み空間に分離するように前記プレクリーナケースに収容されたプレクリーナエレメントとを含み、前記未濾過空間と前記吸塵ファンの吸引側とが配管を介して連通されている。
【選択図】図5
【解決手段】エンジンと前記エンジンに冷却風を送り込む為の冷却ファンと前記冷却ファンの外気吸引経路に介挿された除塵網ユニットと前記除塵網ユニットに付着した不要物を吸引する吸塵ファンを含む吸塵ファンユニットと前記エンジンの燃焼用空気吸引経路に介挿されたプレクリーナユニットとを備えた作業車輌であって、前記プレクリーナユニットは、吸気口及び排出口を有するプレクリーナケースと、前記プレクリーナケースによって画される収容空間を前記吸気口に連通された未濾過空間及び前記排出口に連通された濾過済み空間に分離するように前記プレクリーナケースに収容されたプレクリーナエレメントとを含み、前記未濾過空間と前記吸塵ファンの吸引側とが配管を介して連通されている。
【選択図】図5
Description
本発明は、エンジンの燃焼用空気吸引経路に介挿されたプレクリーナユニットを備えたコンバイン等の作業車輌に関する。
エンジンの燃焼用空気吸引経路にプレクリーナユニットを設けることは、コンバインやトラクタ等の作業車輌において従来から広く行われている(例えば下記特許文献1参照)。
即ち、前記作業車輌は、一般的に、前記燃焼用空気吸引経路に介挿されたエアクリーナユニットを有しており、前記プレクリーナユニットは前記エアクリーナユニットより空気吸引方向上流側に配設されて、比較的大きな塵等の不要物を除去するように構成されている。
詳しくは、前記プレクリーナユニットは、プレクリーナエレメントと、前記プレクリーナエレメントを収容する収容室を画するプレクリーナケースとを有しており、前記プレクリーナエレメントによって塵等の不要物を前記燃焼用空気吸引経路から除去するように構成されている。
前記プレクリーナユニットを備えることにより、前記エンジンが塵等の不要物を吸い込むことを有効に防止できるが、前記プレクリーナユニットを備えた従来の作業車輌においては前記プレクリーナユニットによって除去された塵等の不要物の処理については十分な考慮がなされておらず、前記プレクリーナユニットを定期的に掃除して前記プレクリーナユニットから不要物を人為的に取り除く必要があった。
本発明は、斯かる従来技術に鑑みなされたものであり、エンジンの燃焼用空気吸引経路に介挿されたプレクリーナユニットのメンテナンスを可及的に不要化し得る作業車輌の提供を目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、エンジンと、前記エンジンに冷却風を送り込む為の冷却ファンと、前記冷却ファンの外気吸引経路に介挿された除塵網ユニットと、前記除塵網ユニットに付着した不要物を吸引する吸塵ファンを含む吸塵ファンユニットと、前記エンジンの燃焼用空気吸引経路に介挿されたプレクリーナユニットとを備えた作業車輌であって、前記プレクリーナユニットは、吸気口及び排出口を有するプレクリーナケースと、前記プレクリーナケースによって画される収容空間を前記吸気口に連通された未濾過空間及び前記排出口に連通された濾過済み空間に分離するように前記プレクリーナケースに収容されたプレクリーナエレメントとを含み、前記未濾過空間と前記吸塵ファンの吸引側とが配管を介して連通されている作業車輌を提供する。
好ましくは、前記作業車輌には、前記配管を選択的に連通又は遮断する切換バルブが備えられる。
好ましくは、前記吸塵ファンは前記プレクリーナユニットより下方に配置される。
好ましくは、前記吸塵ファンは前記プレクリーナユニットより下方に配置される。
本発明に係る作業車輌によれば、プレクリーナエレメントより上流側に位置するプレクリーナケースの未濾過空間が除塵網ユニットに付着した不要物を吸引する吸塵ファンの吸引側に配管を介して連通されているので、前記プレクリーナエレメントによってエンジン燃焼用の空気から除去されて前記プレクリーナケース内に滞留する塵等の不要物を前記吸塵ファンを利用して外部へ放出することができ、前記プリクリーナユニットのメンテナンスの不要化又は低減化を達成できる。
前記配管を選択的に連通又は遮断する切換バルブを備えれば、必要時においてのみ前記未濾過空間から前記吸塵ファンへ至る不純物排出経路を開放させることができ、これにより、前記プレクリーナユニットの掃除が不要な状態においても前記吸塵ファンによる吸引力によって前記プレクリーナユニットから前記エンジンの吸引側への燃焼用空気の流れが阻害されることを防止できる。
前記吸塵ファンを前記プレクリーナユニットより下方に配置すれば、前記プレクリーナケース内の不要物を前記吸塵ファンによる吸引力に加えて重力によっても前記吸塵ファンの吸引側へ送ることができ、前記不要物の前記プレクリーナケースからの除去効率化を図ることができる。
以下、本発明に係る作業車輌の好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4に、それぞれ、本実施の形態に係る作業車輌1の正面図,右側面図,左側面図及び平面図を示す。
図1〜図4に、それぞれ、本実施の形態に係る作業車輌1の正面図,右側面図,左側面図及び平面図を示す。
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る前記作業車輌1はコンバインの形態をなしている。
詳しくは、前記作業車輌1は、本機フレーム2と、前記本機フレーム2の左右両側に配設された一対の走行装置3と、前記本機フレーム2に支持されたエンジン4(下記図5参照)と、前記エンジン4から前記走行装置3へ至る走行系伝動経路に介挿されたトランスミッション(図示せず)と、運転席を含む操縦部6と、前記本機フレーム2の前方において該本機フレーム2に昇降可能に支持された刈取部7と、前記刈取部7によって刈り取られた穀稈を前記本機フレーム2の左側方において後方へ搬送するフィードチェーン部8と、前記フィードチェーン部8によって搬送される穀稈に対して脱穀処理を行うように前記本機フレーム2の左部分に配設された脱穀部9と、前記脱穀部9によって脱穀された穀粒を収容するグレンタンク10であって、前記操縦部6の後方に配設されたグレンタンク10とを備えている。
詳しくは、前記作業車輌1は、本機フレーム2と、前記本機フレーム2の左右両側に配設された一対の走行装置3と、前記本機フレーム2に支持されたエンジン4(下記図5参照)と、前記エンジン4から前記走行装置3へ至る走行系伝動経路に介挿されたトランスミッション(図示せず)と、運転席を含む操縦部6と、前記本機フレーム2の前方において該本機フレーム2に昇降可能に支持された刈取部7と、前記刈取部7によって刈り取られた穀稈を前記本機フレーム2の左側方において後方へ搬送するフィードチェーン部8と、前記フィードチェーン部8によって搬送される穀稈に対して脱穀処理を行うように前記本機フレーム2の左部分に配設された脱穀部9と、前記脱穀部9によって脱穀された穀粒を収容するグレンタンク10であって、前記操縦部6の後方に配設されたグレンタンク10とを備えている。
前記作業車輌1は、さらに、前記エンジン4を強制的に空冷する為の空冷機構20と、前記エンジン4の吸気側に流体接続されたフィルタ機構50とを備えている。
図5に、前記グレンタンク10を取り除いた状態の前記作業車輌1の後方斜視図を示す。
前記空冷機構20は、図5に示すように、前記エンジン4に冷却風を送り込む為の冷却ファン21と、前記冷却ファン21の外気吸引経路に介挿された除塵網ユニット22と、前記除塵網ユニット22に付着した不要物を吸引する吸塵ファン23aを含む吸塵ファンユニット23とを有している。
前記空冷機構20は、図5に示すように、前記エンジン4に冷却風を送り込む為の冷却ファン21と、前記冷却ファン21の外気吸引経路に介挿された除塵網ユニット22と、前記除塵網ユニット22に付着した不要物を吸引する吸塵ファン23aを含む吸塵ファンユニット23とを有している。
前記フィルタ機構50は、図5に示すように、前記エンジン4の燃焼用空気吸引経路に介挿されたエアクリーナユニット60と、前記エアクリーナユニット60より空気吸引方向上流側において前記燃焼用空気吸引経路に介挿されたプレクリーナユニット100とを有している。
本実施の形態に係る前記作業車輌1においては、図1及び図4等に示すように、前記操縦部6は車輌前進方向を向いて右側に配置され、前記グレンタンク10は前記操縦部6の後方において車輌前進方向を向いて右側に配置されいてる。
斯かる構成の前記作業車輌1において、図5に示すように、前記エンジン4は車輌前後方向に関し前記操縦部6及び前記グレンタンク10の間に位置されており、前記冷却ファン21は車輌前進方向を向いて前記エンジンの右側に配置され且つ前記防塵網ユニット22は車輌前進方向を向いて前記冷却ファン21の右側に配置されて機外に露出されている。
そして、前記吸塵ファン23aは、図5に示すように、前記防塵網ユニット22と吸塵パイプ24を介して流体接続された状態で前記エンジン4の後方側に配置されている。
そして、前記吸塵ファン23aは、図5に示すように、前記防塵網ユニット22と吸塵パイプ24を介して流体接続された状態で前記エンジン4の後方側に配置されている。
図6に、前記プレクリーナユニット100の縦断面図を示す。
図6に示すように、前記プレクリーナユニット100は、吸気口110a及び排出口110bを有するプレクリーナケース110と、前記プレクリーナケース110によって画される収容空間を前記吸気口110aに連通された未濾過空間111及び前記排出口110bに連通された濾過済み空間112に分離するように前記プレクリーナケース110に収容されたプレクリーナエレメント200とを含んでいる。
図6に示すように、前記プレクリーナユニット100は、吸気口110a及び排出口110bを有するプレクリーナケース110と、前記プレクリーナケース110によって画される収容空間を前記吸気口110aに連通された未濾過空間111及び前記排出口110bに連通された濾過済み空間112に分離するように前記プレクリーナケース110に収容されたプレクリーナエレメント200とを含んでいる。
本実施の形態においては、図6に示すように、前記プレクリーナケース110は、ケース本体120と、前記ケース本体120の上部に着脱可能に連結される上部カバー130と、前記ケース本体120の下部に着脱可能に連結される下部カバー140と、前記上部カバー130の上部を覆う蓋体150とを有している。
前記ケース本体120は、中空の内枠体121と、前記内枠体121を囲繞する中空の外枠体123と、前記内枠体121及び前記外枠体123を連結する複数の連結板122であって、間隙122aを存しつつ周方向に配置された複数の連結板123とを一体的に有している。
本実施の形態においては、図6に示すように、前記ケース体120は、前記内枠体121及び前記外枠体123の間に上方へ開く環状凹部125が形成されるように、構成されている。
本実施の形態においては、図6に示すように、前記ケース体120は、前記内枠体121及び前記外枠体123の間に上方へ開く環状凹部125が形成されるように、構成されている。
前記上部カバー130は、前記外枠体123に着脱可能に連結されている。
詳しくは、前記上部カバー130は、前記外枠体123に着脱可能に外挿される中空の内壁部131を有している。
なお、本実施の形態においては、前記上部カバー130は、さらに、前記内壁部131を囲繞するように前記内壁部131の下端部から上方へ延びる中空の外壁部132を有している。
詳しくは、前記上部カバー130は、前記外枠体123に着脱可能に外挿される中空の内壁部131を有している。
なお、本実施の形態においては、前記上部カバー130は、さらに、前記内壁部131を囲繞するように前記内壁部131の下端部から上方へ延びる中空の外壁部132を有している。
前記蓋体150は、前記上部カバー130の上方を閉塞するように前記上部カバー130に着脱可能に装着されている。
本実施の形態においては、図6に示すように、前記蓋体150は、前記外壁部132の上端部に着脱可能に装着されている。
本実施の形態においては、図6に示すように、前記蓋体150は、前記外壁部132の上端部に着脱可能に装着されている。
前記下部カバー140は、中空形状とされており、上端側が前記外枠体123に外挿され且つ下端側が前記外枠体123より下方へ延在されている。
本実施の形態においては、前記複数の連結板122の間の前記間隙122aが前記吸気口110aとして作用し、前記内枠体121の内部空間の下方開口が前記排出口110bとして作用するように、前記プレクリーナエレメント200は前記内枠体121に内挿されている。
前記プレクリーナエレメント200は、前記内枠体121に内挿される中空体201と、前記中空体201の上端を覆うフィルタ部202とを有している。
本実施の形態においては、前記プレクリーナエレメント200は、さらに、前記中空体201の中心に位置する芯体203であって、前記蓋体150に固定ネジ155を介して連結される芯体203を有している。
本実施の形態においては、前記プレクリーナエレメント200は、さらに、前記中空体201の中心に位置する芯体203であって、前記蓋体150に固定ネジ155を介して連結される芯体203を有している。
前記排出口110bとして作用する前記内枠体121の下方開口にはプレクリーナパイプ220(図5等参照)が着脱可能に連結されており、前記プレクリーナパイプ220を介して前記プレクリーナユニット100によって濾過された空気が前記エアクリーナユニット60に供給される。
詳しくは、前記エンジン4が作動されると、前記吸気口110aとして作用する前記複数の連結板122の間の前記間隙122aを介して空気が前記プレクリーナケース110の前記未濾過空間111内に吸い込まれ、前記プレクリーナエレメント200を介して前記濾過済み空間112に流入する。
この際、前記未濾過空間111内に空気と共に吸い込まれた塵等の不要物は、前記プレクリーナエレメント200によって前記濾過済み空間112への流入が防止されて前記未濾過空間111内に滞留され、これにより、前記濾過済み空間112へは濾過された状態の空気にみが流入する。
この際、前記未濾過空間111内に空気と共に吸い込まれた塵等の不要物は、前記プレクリーナエレメント200によって前記濾過済み空間112への流入が防止されて前記未濾過空間111内に滞留され、これにより、前記濾過済み空間112へは濾過された状態の空気にみが流入する。
好ましくは、図6に示すように、前記プレクリーナエレメント200の前記中空体201の上端部の位置を前記内枠体121の上端部の位置と同一か又はそれより高くし、且つ、前記芯体203の上端部の位置を前記中空体201の上端部の位置よりも高くして、前記フィルター部202を中央から径方向外方へ行くに従って下方に位置するような傘形状とすることができる。
斯かる構成によれば、前記プレクリーナエレメント200によって前記濾過済み空間112への流入が防止された不要物が前記フィルタ部202の上面を滑って前記環状凹部125内に落下し易くすることができる。
斯かる構成によれば、前記プレクリーナエレメント200によって前記濾過済み空間112への流入が防止された不要物が前記フィルタ部202の上面を滑って前記環状凹部125内に落下し易くすることができる。
好ましくは、図6に示すように、前記上部カバー130の前記内壁部131は、上方へ行くに従って径方向内方に位置するように傾斜され、平面視において少なくとも一部が前記環状凹部125とオーバーラップするように構成される。
斯かる構成によれば、前記未濾過空間111内に空気と共に吸い込まれた塵等の不要物の少なくとも一部が前記内壁部131に衝突して前記環状凹部125内に落下し易くすることができる。
斯かる構成によれば、前記未濾過空間111内に空気と共に吸い込まれた塵等の不要物の少なくとも一部が前記内壁部131に衝突して前記環状凹部125内に落下し易くすることができる。
このように、前記プレクリーナユニット100は、前記エアクリーナユニット60へ供給される空気中から塵等の不要物を除去するが、従来のプレクリーナユニットにおいては前記不要物は前記プレクリーナユニット内に滞留され続ける為、前記プレクリーナユニットを定期的に掃除して前記不要物を人為的に取り除く必要があった。
これに対し、本実施の形態に係る前記作業車輌1においては、図5及び図6に示すように、前記未濾過空間111と前記吸塵ファン23aの吸引側とが配管250を介して連通されており、前記未濾過空間111に滞留している不要物が前記吸塵ファン23aによって吸引して除去されるようになっている。
斯かる構成を備えた前記作業車輌1によれば、前記プレクリーナユニット100によって前記エンジン4の燃焼用空気から除去され且つ前記プレクリーナケース110の前記未濾過空間111に滞留する塵等の不要物を、前記除塵網ユニット22に付着した不要物を吸引する為に元々備えられている前記吸塵ファン23aを利用して前記プレクリーナケース110から外部へ除去することができる。従って、部材の追加を可及的に防止しつつ、前記プリクリーナユニット100のメンテナンスの不要化又は低減化を達成できる。
なお、本実施の形態においては、図5及び図6に示すように、前記配管250は、一端部が前記未濾過空間111内に流体接続されるように前記上部カバー130に連結され、且つ、他端部が前記吸塵ファン23aの吸引側に流体接続されるように前記吸塵パイプ24に連結されている。
好ましくは、図6に示すように、前記作業車輌1は、人為操作に応じて前記配管250を選択的に連通又は遮断する切換バルブ260を備えることができる。
前記切換バルブ260を備えることにより、必要時においてのみ前記未濾過空間111から前記吸塵ファン23aへ至る不要物排出経路を連通状態とさせることができる。
即ち、前記プレクリーナユニット100の掃除が不要な状態において前記吸塵ファン23aによる吸引力によって前記プレクリーナユニット100から前記エンジン4の吸引側への燃焼用空気の流れが阻害されることを有効に防止できる。
前記切換バルブ260を備えることにより、必要時においてのみ前記未濾過空間111から前記吸塵ファン23aへ至る不要物排出経路を連通状態とさせることができる。
即ち、前記プレクリーナユニット100の掃除が不要な状態において前記吸塵ファン23aによる吸引力によって前記プレクリーナユニット100から前記エンジン4の吸引側への燃焼用空気の流れが阻害されることを有効に防止できる。
本実施の形態においては、図2等に示すように、前記吸塵ファン23aは前記プレクリーナユニット100より下方に配置されている。
斯かる構成によれば、前記未濾過空間111内の前記不要物は前記吸塵ファン23aによる吸引力に加えて重力によっても前記吸塵ファン23aの吸引側へ送られることになり、前記不要物の前記未濾過空間111からの除去をより円滑に行うことができる。
斯かる構成によれば、前記未濾過空間111内の前記不要物は前記吸塵ファン23aによる吸引力に加えて重力によっても前記吸塵ファン23aの吸引側へ送られることになり、前記不要物の前記未濾過空間111からの除去をより円滑に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、前記作業車輌1がコンバインの形態をなす場合を例に説明したが、当然ながら、本発明は、前記エンジン4と前記エンジン4に冷却風を送り込む為の前記冷却ファン21と前記冷却ファン21の外気吸引経路に介挿された前記除塵網ユニット22と前記除塵網ユニット22に付着した不要物を吸引する前記吸塵ファン23aを含む前記吸塵ファンユニット23と前記エンジン4の燃焼用空気吸引経路に介挿された前記プレクリーナユニット100とを備えた種々の作業車輌に適用される。
1 作業車輌
4 エンジン
21 冷却ファン
22 除塵網ユニット
23 吸塵ファンユニット
23a 吸塵ファン
100 プレクリーナユニット
110 プレクリーナケース
110a 吸気口
110b 排出口
111 未濾過空間
112 濾過済み空間
200 プレクリーナエレメント
250 配管
260 切換バルブ
4 エンジン
21 冷却ファン
22 除塵網ユニット
23 吸塵ファンユニット
23a 吸塵ファン
100 プレクリーナユニット
110 プレクリーナケース
110a 吸気口
110b 排出口
111 未濾過空間
112 濾過済み空間
200 プレクリーナエレメント
250 配管
260 切換バルブ
Claims (3)
- エンジンと、前記エンジンに冷却風を送り込む為の冷却ファンと、前記冷却ファンの外気吸引経路に介挿された除塵網ユニットと、前記除塵網ユニットに付着した不要物を吸引する吸塵ファンを含む吸塵ファンユニットと、前記エンジンの燃焼用空気吸引経路に介挿されたプレクリーナユニットとを備えた作業車輌であって、
前記プレクリーナユニットは、吸気口及び排出口を有するプレクリーナケースと、前記プレクリーナケースによって画される収容空間を前記吸気口に連通された未濾過空間及び前記排出口に連通された濾過済み空間に分離するように前記プレクリーナケースに収容されたプレクリーナエレメントとを含み、
前記未濾過空間と前記吸塵ファンの吸引側とを配管を介して連通させたことを特徴とする作業車輌。 - 前記配管を選択的に連通又は遮断する切換バルブが備えられていることを特徴とする請求項1に記載の作業車輌。
- 前記吸塵ファンは前記プレクリーナユニットより下方に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業車輌。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009189634A JP2011042180A (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | 作業車輌 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019010031A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 株式会社クボタ | コンバイン |
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2009
- 2009-08-19 JP JP2009189634A patent/JP2011042180A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019010031A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 株式会社クボタ | コンバイン |
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Legal Events
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