JP2019004107A - テープ回収装置および同装置を備えた部品実装装置 - Google Patents

テープ回収装置および同装置を備えた部品実装装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ダストボックスの容積を活用しつつ空テープを効率良く回収する。【解決手段】テープ回収装置は、平坦な内底面37aを備え、テープ落下地点に位置するように配置された上向きに開口するダストボックス36と、内底面37aが傾斜する傾斜姿勢でダストボックス36を支持する支持装置20とを含む。支持装置20は、ダストボックス36による空テープTbの回収量が増大するに伴い、内底面37aが水平に近づくように前記傾斜姿勢からダストボックス36の姿勢を変化させる。【選択図】図2

Description

本発明は、テープフィーダから送出される空テープ(使用済みテープ)を回収するテープ回収装置および同装置を備えた部品実装装置に関するものである。
テープフィーダを備えた部品実装装置には、その下方部にダストボックスが備えられており、部品供給後、テープフィーダから送出される空テープが下方に案内されてダストボックスに収納される。ダストボックスの上方にはテープカッターが備えられており、空テープは、このテープカッターによって細断されながら排出用のダクトを通じてダストボックスに落下、収納される。
なお、ダストボックスに収納される空テープはダクトの下方位置に偏って堆積し易く、ダストボックスの容積を活用して空テープを効率良く回収することが難しい。そこで、近年では、特許文献1に開示されるように、装置手前側が低くなるようにダストボックスを傾けた状態で配置することが行われている。これは、ダストボックスに回収される空テープをその自重で装置前側に移動させ、ダストボックス内において空テープが偏って堆積することを解消しようとするものである。
特開2012−99690号公報
しかし、ダストボックスが傾いている場合には、収納される空テープの重みで、先に収納されている空テープがダストボックスから装置前側に押し出されるおそれがある。そのため、ダストボックスの容積を活用して空テープを効率良く回収するには、未だ改善の余地がある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、より高度に、ダストボックスの容積を活用しつつ空テープを効率良く回収することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係るテープ回収装置は、テープフィーダから送出され、所定の通路を通じて落下してくる使用済みテープを回収するテープ回収装置であって、平坦な内底面を備え、テープ落下地点に位置するように配置された上向きに開口するテープ回収箱と、前記内底面が傾斜する傾斜姿勢で前記テープ回収箱を支持する支持装置と、を含み、前記支持装置は、前記テープ回収箱によるテープ回収量が増大するに伴い、前記内底面が水平に近づくように前記傾斜姿勢から前記テープ回収箱の姿勢を変化させるものである。
この場合、前記テープ回収箱は、第1端部とこれに対向する第2端部とを有し、前記傾斜姿勢は、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記内底面が先下がりに傾斜する姿勢であり、前記支持装置は、前記第2端部の側を支点として前記内底面が水平に近づくように前記テープ回収箱の姿勢を変化させる。
このようなテープ回収装置の構成によると、使用済みテープは、傾斜姿勢で支持されたテープ回収箱に落下し、回収される。回収された使用済みテープは、傾斜した内底面に沿って自重で下方に向かって移動する。そのため、使用済みテープがテープ落下地点に偏って堆積することが防止される。しかも、テープ回収量が増大するに伴い、内底面が水平に近づくようにテープ回収箱の姿勢が変化するので、テープ回収箱に先に収容されている使用済みテープが外側に押し出されることも抑制される。従って、テープ回収箱の容積を充分に活用しつつ使用済みテープを効率良く回収することが可能となる。
このテープ回収装置において、前記支持装置は、前記テープ回収箱を支持する支持台と、前記支持台を駆動する駆動機構と、前記駆動機構を制御する制御装置とを含む。
この構成では、制御装置の制御により駆動機構が支持台を駆動することで、テープ回収箱の姿勢が変化する。そのため、テープ回収箱の姿勢をテープ回収量に応じて正確に変化させることが可能となる。
この場合、前記駆動機構は、例えば前記支持台の一端部を支点として他端部を上下方向に移動させるものであるのが好適である。
この構成によれば、簡単な機構で、テープ回収箱の姿勢を正確に変化させることが可能となり、支持装置の簡素化が図られる。
上記のテープ回収装置において、テープ回収量の増加に伴い、前記テープ回収箱の傾斜角度を間欠的に減少させるのが好適である。
この構成によれば、テープ回収箱に先に収容されている使用済みテープが外側に押し出されることをより確実に抑制しつつ、使用済みテープをテープ回収箱全体に亘ってより均等に回収することが可能となる。
上記のテープ回収装置において、前記制御装置は、前記テープ回収箱の傾斜角度を繰り返し増減させる振動動作を実行するものであるのが好適である。
この構成によれば、特定の位置に使用済みテープが滞ることが抑制される。そのため、使用済みテープをテープ回収箱の内底面に沿って円滑に移動させることが可能となる。
なお、上記のテープ回収装置において、前記支持装置は、前記テープ回収箱を支持する支持台と、この支持台を介して前記テープ回収箱を前記傾斜姿勢に付勢するとともに、テープ回収量が増大するに伴い、前記テープ回収箱の前記内底面が水平に近づくようにばね定数が設定されたばね部材とを含むものであってもよい。
この構成では、テープ回収箱によるテープ回収量が増えると、その重さにより、ばね部材の付勢力に抗してテープ回収箱の姿勢が変化する。この構成によれば、テープ回収量の増加に伴うテープ回収箱の姿勢変化を、ばね部材を用いた簡素な構成で実現することができる。
本発明の他の一局面に係るテープ回収装置は、テープフィーダから送出され、所定の通路を通じて落下してくる使用済みテープを回収するテープ回収装置であって、第1端部とこれに対向する第2端部とを有した平坦な内底面を備え、かつ、テープ落下地点に位置するように配置された上向きに開口するテープ回収箱を備え、前記テープ回収箱は、箱本体部と、前記内底面を有しかつ前記第2端部の側を支点として前記箱本体部の内側に揺動自在に設けられた内板部と、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記内底面が先下がりとなる傾斜姿勢に前記内板部を付勢するばね部材とを含み、前記ばね部材は、前記テープ回収箱のテープ回収量が増大するに伴い、前記内底面が水平に近づくようにばね定数が設定されているものである。
このテープ回収装置の構成によると、回収された使用済みテープは、テープ回収箱の内底面、すなわち傾斜した内板部に沿って自重で下方に移動する。そのため、使用済みテープがテープ落下地点に偏って堆積することが防止される。しかも、テープ回収量が増大するに伴い、内底面が水平に近づくように内板部の姿勢が変化するので、テープ回収箱に先に収容されている使用済みテープが外側に押し出されることも抑制される。従って、テープ回収箱の容積を充分に活用しつつ使用済みテープを効率良く回収することが可能となる。
なお、上記の各テープ回収装置においては、前記内底面が水平になると、そのことを報知する報知部を備えるのが好適である。
テープ回収量が増えるに伴いテープ回収箱(又は内板部)の姿勢を変化させる上記構成では、テープ回収箱の内底面が水平になる頃には、テープ回収箱のほぼ全体に亘って満遍なく使用済みテープが収容された状態となる。そのため、上記のような構成によれば、報知部による報知を契機として、回収された使用済みテープを適切なタイミングで廃棄することで可能となる。
一方、本発明の一局面に係る部品実装装置は、実装用の部品を供給するテープフィーダと、前記テープフィーダから部品を取り出して基板上に搭載するヘッドと、前記テープフィーダから送出され、所定の通路を通じて落下してくる使用済みテープを回収する、上述した何れかのテープ回収装置とを備えたものである。
この部品実装装置によれば、テープ回収箱の容積を充分に活用しつつ使用済みテープを効率良く回収することが可能となる。
本発明によれば、テープ回収装置において、より高度に、テープ回収箱(ダストボックス)の容積を活用しつつ空テープを効率良く回収することが可能となる。
本発明の実施形態に係る部品実装装置(本発明のテープ回収装置が適用された部品実装装置)の断面図である。 ダストボックスが傾斜した状態(初期傾斜角度)にあるときの上記部品実装装置の断面図である。 制御ユニットの構成を示すブロック図である。 制御ユニットによるダストボックスの傾斜角度制御を示すフローチャートである。 (A)〜(C)は、ダストボックスによる空テープの回収状態を示す模式図である。 変形例に係る部品実装装置の断面図(ダストボックスが傾斜した状態)である。 変形例に係る部品実装装置の断面図(底板部が傾斜した状態)である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
[部品実装装置の構成]
図1は、本発明の実施形態に係る部品実装装置の断面図である。以下の説明では、図1の左右方向を前後方向、紙面に直交する方向を左右方向とする。なお、図1中の上下方向は、鉛直方向に相当する。
部品実装装置1は、概略的には、装置本体部2と、この装置本体部2に対して着脱可能な部品供給ユニット4とを含む。
装置本体部2は、基台10と、プリント配線板等の基板を搬送する図外の基板搬送機構と、基板上に部品を移載するためのヘッドユニット12とを備えている。
基台10は、テーブル11を備えている。テーブル11の中央部は、主に基板に対して部品の実装作業が行われる作業エリアWAであり、この作業エリアWAの外側(図1では左側)は、実装用の部品の供給が行われる部品供給エリアPAである。作業エリアWAには、前記基板搬送機構が配置され、部品供給エリアPAには、上記部品供給ユニット4が配置されている。
装置本体部2は、さらに、部品供給ユニット4の後記テープフィーダ32から送出(排出)される使用済みテープを、後記ダストボックス36に案内するダクト16、17、18(本発明の「所定の通路」に相当する)、およびその案内途中で使用済みテープを細断するテープカッター14などを備えている。これらは、後記ダストボックス36等と共にテープ回収装置を構成するものであり、この点については後に詳述する。
ヘッドユニット12は、作業エリアWAと部品供給エリアPAとに亘って基台10の上方を前後左右に移動可能に設けられている。ヘッドユニット12には、左右方向に一列に並ぶ、部品吸着用の複数のノズル12aが備えられている。つまり、ヘッドユニット12は、部品供給ユニット4が供給する部品をノズル12aにより吸着し、基板搬送機構によって所定の作業位置に位置決めされた基板上に搭載する。
部品供給ユニット4は、台車30と、この台車30に支持されるテープフィーダ32と、テープフィーダ32から送出(排出)された使用済みテープを回収するダストボックス36とを含む。
台車30は、左右一対の側板301と、これらの下端部同士を繋ぐ底板302と、左右の側板301の間に介設されて上下方向に延びる補強部材303と、左右の側板301の間に介設されて補強部材303の上端部から前方に延びるフィーダ支持台304とを備える。底板302の下面には、キャスター305が固定されている。これにより、台車30を部品実装装置1の設置面に沿って移動させること、すなわち、部品供給ユニット4を装置本体部2から切り離して移動させることが可能となっている。
テープフィーダ32は、テープTaを担体(キャリア)として、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状の電子部品(単に部品と称す)を供給するものである。詳細図を省略するが、テープTaは、部品が一定間隔で収容されたキャリアテープと、収納部品を塞ぐようにキャリアテープに貼着されたカバーテープとで構成されている。
テープフィーダ32は、モータを駆動源とするテープ送り機構およびカバーテープの切開機構を有する偏平なフィーダ本体部32aと、その後方に配置され、テープTaが巻回されたリール32bとを備える。つまり、テープフィーダ32は、リール32bからテープTaを引き出しながらフィーダ本体部7aの前方(作業エリアWA側)に送り出すことで、当該テープTaに収納された部品を、フィーダ本体部32aの前端近傍に設けられた部品取出部33に順次配置する。なお、カバーテープの切開機構は、カバーテープを切開することによりノズル12aによる部品の吸着を可能とする。
部品供給ユニット42には、複数のテープフィーダ32が左右方向に並設されている。各テープフィーダ32のフィーダ本体部32aは、台車30の前記フィーダ支持台304上に固定されている。一方、リール32bは、対応するフィーダ本体部32aの後方かつ下方の位置に配設されている。詳しくは、台車30の補強部材303の後方は、リール保持部34とされている。リール保持部34には、複数のリールホルダ34aが左右方向に並設されており、これらリールホルダ34aにリール32bが回転自在に保持されている。
台車30の底部、すなわち、補強部材303およびリール保持部34の下方は、テープ回収部35とされている。このテープ回収部35には、部品が取り出された使用済みのテープTa(以下、空テープTbという)を回収するためのダストボックス36が配置されている。このダストボックス36は、上記ダクト16、17、18と共にテープ回収装置を構成するものである。以下、このテープ回収装置について詳述する。
[テープ回収装置の構成]
テープ回収装置は、テープフィーダ32から送出される空テープTbを案内する第1〜第3のダクト16、17、18と、その案内途中で空テープTbを細断するテープカッター14と、空テープTbを回収する上記ダストボックス36と、当該ダストボックス36を支持するとともにその姿勢を変更可能な支持装置20とを備えている。
第1〜第3のダクト16、17、18は、上下方向に延びる筒状の部材であり、作業エリアWAよりも手前側の位置で空テープTbを下方に案内する。
第1ダクト16は、テーブル11に組付けられた支持フレーム11bに固定されている。第1ダクト16の上端部は、フィーダ支持台304に固定されたテープフィーダ32の前方に位置し、下端部はフィーダ支持台304よりも下方に位置している。第1ダクト16の上端部には、後ろ向きに開口するテープ入口が設けられ、下端部には下向きに開口するテープ出口が設けられている。
テーブル11のうち、第1ダクト16のテープ出口の下方には、開口部11aが形成されている。第2ダクト17は、上下方向に貫通する筒形状を有しており、開口部11aに対応する位置でテーブル11の下面に固定されている。よって、第1ダクト16の出口、開口部11a及び第2ダクト17の入口は上下に対応している。
第3ダクト18は、上下方向に貫通する筒形状を有している。第3ダクト18は、基台10に固定されている。第3ダクト18の入口は、第2ダクト17の出口の下方に位置しており、出口は、ダストボックス36の上方、詳しくはダストボックス36の前端部近傍の領域の上方に位置する。
この構成により、テープフィーダ32から送出される空テープTbは、第1〜第3のダクト16、17、18を通じてダストボックス36に案内可能となっている。
各ダクト16、17、18およびテーブル11の前記開口部11aの左右方向の幅寸法は、フィーダ支持台304の左右方向の幅寸法、すなわちテープフィーダ32が配設される領域の幅寸法と同等又はそれより若干大きく設定されている。これにより、各ダクト16、17、18は、フィーダ支持台304に支持された全てのテープフィーダ32から送出される空テープTbを一括して案内可能となっている。なお、各ダクト16、17、18は、テープフィーダ32の前端部から送出される空テープTbを、当該前端部よりも後方であって補強部材303の直ぐ前方の位置に案内する。
テープカッター14は、テーブル11上に配置されている。テープカッター14は、前後方向に対向して設けられた固定刃14a及び可動刃14bと、可動刃14bを前後方向に駆動するエアシリンダ15とを備えている。つまり、テープカッター14は、第1ダクト16の出口から導出される空テープTbを、固定刃14aと可動刃14bとで挟み込んで切断する。なお、各刃14a、14bは左右方向に延在しており、それらの寸法はテープフィーダ32が配設される領域の幅寸法と同等又はそれよりも若干大きく設定されている。これにより、テープカッター14は、フィーダ支持台304に支持された全てのテープフィーダ32から送出される空テープTbを一括して切断可能となっている。
ダストボックス36は、上述の通り、台車30の底部(テープ回収部35)に配置されている。ダストボックス36は、上方が開口した左右方向に長い平面視長方形のボックスである。詳しくは、ダストボックス36は、平坦な内底面37aを有する底板部37と、前壁38a、後壁38b及び左右の側壁38cからなる周壁部38とを備えている。
支持装置20は、ダストボックス36を支持する支持台40と、この支持台40を駆動する駆動機構21と、この駆動機構を制御する制御装置とを含む。
支持台40は、台車30の底板302上に配置されている。支持台40は、平面視長方形で、ダストボックス36とほぼ同等か若干大きく形成されており、この支持台40上にダストボックス36が支持(載置)されている。支持台40の後端部は、ヒンジ42を介して底板302に連結されている。これにより、図1に示す水平姿勢と、図2に示す傾斜姿勢、すなわちダストボックス36の前端部(第1端部)から後端部(第2端部)に向かって内底面37aが先下がりとなる姿勢とに亘って、ダストボックス36が支持台40と共に揺動可能となっている。
支持台40の前端部の上面には、前方ストッパ44が設けられ、後端部の上面には、後方ストッパ45が設けられている。ダストボックス36は、これらストッパ44、45により支持台40に対して前後方向に拘束され、台車30の左右の側板301により左右方向に拘束されている。後方ストッパ45は、支持台40の上面に突出して、ダストボックス36の後方への変位を規制する位置(図1の実線に示す位置/ロック位置という)と、支持台40の上面から下方へ退避して、ダストボックス36の前後方向の移動を許容する位置(図1の一点鎖線に示す位置/ロック解除位置という)とに切り替え可能とされている。つまり、後方ストッパ45がロック解除位置にセットされることで、台車30に対してダストボックス36の出し入れが可能となる。
支持台40の前記駆動機構21は、装置本体部2に設けられている。駆動機構21は、支持台40の前端部に係合するフック部材22と、このフック部材22を上下方向に移動させるためのねじ送り機構とからなる。フック部材22は、左右方向に延在する上下方向に偏平なプレート状の部材である。ねじ送り機構は、フック部材22を上下方向に案内する左右一対のガイド23と、上下方向に延在し、フック部材22に螺合挿入されたねじ軸25と、このねじ軸25を回転駆動するサーボモータ等のモータ24とを含む。つまり、駆動機構21は、モータ24の駆動によりフック部材22を上下方向に移動させ、このフック部材22の移動に伴い支持台40の前端部を上下方向に移動させる。
詳しく図示していないが、台車30の底板302には、フック部材22に対応する切欠部が設けられており、フック部材22は、この切欠部を通じて下方から支持台40に係合する。これにより、フック部材22は、底板302と干渉することなく支持台40に係合可能となっている。
図3は、部品実装装置1の制御ユニット50の構成をブロック図で示している。
制御ユニット50は、演算処理部51、記憶部52、支持装置制御部53、テープカッター制御部54、フィーダ制御部55、入出力部56および表示/操作ユニット57を含む。
演算処理部51はCPU等により構成されており、部品の実装動作を実行すべく記憶部52に記憶されている実装プログラムにしたがって装置本体部2の各部を制御する。また、演算処理部51は記憶部52に予め記憶されているプログラムにしたがい、フィーダ制御部55を介してテープフィーダ32を制御するとともに、テープカッター制御部54を介してテープカッター14(エアシリンダ15)を制御する。すなわち、演算処理部51は、ヘッドユニット12による部品の取り出しが行われる毎に、次の部品を部品取出部33に配置すべく、テープフィーダ32によるテープTaの繰り出し動作を実行するとともに、これに伴いテープフィーダ32から送出される空テープTbを細断すべくテープカッター14によるテープ切断動作を実行する。この場合、演算処理部51は、例えばテープフィーダ32によるテープTaの繰り出し動作の実行回数又はテープTa(空テープTb)の繰り出し量を計数し、その値が所定値に達するとテープカッター14によるテープ切断動作を実行する。
また、演算処理部51は、支持装置制御部53を介して支持台40の前記駆動機構21(モータ24)を制御し、所定のタイミングでダストボックス36の傾斜角度(姿勢)を変更する。よって、演算処理部51は、駆動機構21の上記制御装置と言うことができる。この際、演算処理部51は、駆動機構21の前記モータ24に内蔵されたエンコーダから出力される回転位置情報と、記憶部52に記憶されたデータ、すなわち当該回転位置情報と支持台40の傾斜角度とを対応付けたデータとに基づき駆動機構21を制御する。
表示/操作ユニット57は、例えばタッチパネル等であり、実装動作中にオペレータに対して報知すべき各種の情報表示を行うとともに、オペレータが制御ユニット50に対して各種データや指令などの情報を入力するものである。
入出力部56は、当該制御ユニット50と各種センサおよびアクチュエータとの間で信号の入出力を制御するもので、例えばダストボックス36がテープ回収部35にセットされたことを検知するボックス検知センサ48等がこの入出力部56に接続されている。なお、ボックス検知センサ48は、部品供給ユニット4の台車30に設けられている。
[ダストボックス36の傾斜角度(姿勢)制御]
次に、演算処理部51によるダストボックス36の傾斜角度制御について、図4のフローチャートを参照しつつ説明する。
このフローチャートは部品実装装置1の起動と共にスタートする。この時点では、駆動機構21のフック部材22は下降端位置に配置され、これにより支持台40は水平な位置に配置されているものとする。
図7のフローチャートがスタートすると、演算処理部51は、テープ回収部35にダストボックス36がセットされるのを待ち、すなわちボックス検知センサ48から検知信号が入力されるのを待ち、テープ回収部35にダストボックス36がセットされると(ステップS1でYes)、駆動機構21を制御してフック部材22を上昇させる。これにより、ダストボックス36を支持台40と共に移動させ、図2に示すように、前端部から後端部に向かって内底面37aが先下がりに傾斜する位置であって水平面から所定の初期傾斜角度θ(図2参照)だけ傾いた位置にダストボックス36をセットする(ステップS3)。
なお、ダストボックス36は、次の手順でテープ回収部35にセットすることができる。1)後方ストッパ45をロック位置からロック解除位置に切り替える、2)ダストボックス36を台車30の後方から支持台40の後端部に載せる、3)前方ストッパ44に当接する位置まで、ダストボックス36を支持台40に沿って前方に押し込む、4)後方ストッパ45をロック解除位置からロック位置に切り替える。前記ボックス検知センサ48は、テープ回収部35にダストボックス36がセットされ、かつ、後方ストッパ45がロック位置にセットされると検知信号を制御ユニット50に出力する。
前記初期傾斜角度θは10°〜20°程度である。初期傾斜角度θだけ傾いた位置では、図2に示すように、第3ダクト18の下端部がダストボックス36の内側に入り込む。
演算処理部51は、次に、テープカッター14が設定回数n1だけ作動したか否かを判断し(ステップS5)、ここでYesの場合には、駆動機構21を制御してフック部材22を下降させる。これにより、ダストボックス36の傾斜角度を初期傾斜角度θから設定角度だけ減少させる(ステップS7)。この設定角度は、例えば2°〜5°程度である。
ダストボックス36の傾斜角度を設定角度だけ減少させると、演算処理部51は、ダストボックス36が下降端位置にリセットされたか、すなわち内底面37aが水平となる元の位置(図1に示す位置)にダストボックス36がリセットされたか否かを判断する(ステップS9)。ここで、Noの場合には、演算処理部51はステップS5に処理を移行する。
一方、ステップS9でYesと判断した場合には、演算処理部51は、テープカッター14が設定回数n2だけ作動したか否かを判断する(ステップS11)。なお、この設定回数n2は、元の位置(図1に示す位置)にリセットされたダストボックス36から空テープTbが溢れ出ない程度の回数に設定されている。すなわち、傾斜姿勢のダストボックス36には後詰めで空テープTbが収容されるため、リセット直後は、ダストボックス36の前側の領域に多少の余裕がある。そのため、リセット後も空テープTbの回収を多少継続することで、ダストボックス36の容積を無駄なく活用することが可能となる。
ステップS11でYesと判断すると、演算処理部51は、表示/操作ユニット57を制御してテープ廃棄警告を表示する(ステップS13)。テープ廃棄警告を表示すると、演算処理部51は、空テープTbが廃棄されるのを待ち、空テープTbが廃棄されると(ステップS15でYes)、テープ廃棄警告を停止し(ステップS17)、ステップS1に処理を移行する。なお、ステップS15の判断は、オペレータによる表示/操作ユニット57の操作により、テープ廃棄作業が完了したことを示す情報が入力されたか否かに基づき行われる。
[作用効果等]
以上説明した本実施形態に係る部品実装装置1(テープ回収装置)によれば、次のような作用効果を奏する。
本実施形態の部品実装装置1は、平坦な内底面37aを有し、かつ、テープ落下地点に位置するように配置された上向きに開口するダストボックス36と、前端部から後端部に向かって内底面37aが先下がりとなる傾斜姿勢(初期傾斜角度)でダストボックス36を支持することが可能な支持装置20とを有している。そして、この支持装置20は、上述の通り、制御ユニット50の制御により、テープカッター14が設定回数n1だけ作動する毎に、設定角度だけダストボックス36の傾斜角度を減少させる。すなわち、空テープTbの回収量が増大するに伴い、内底面37aが水平に近づくようにダストボックス36の姿勢を変化させる。そのため、図5に示すように、ダストボックス36の容積を充分に活用しつつ空テープTbを効率良く回収することが可能となる。
図5(A)は、ダストボックス36が初期傾斜角度θだけ傾いた位置にセットされた状態である。テープフィーダ32から送出されるテープTaは、第1、第2のダクト16、17を通じて下方に案内され、テープカッター14により細断されながら、第3ダクト18を通じてダストボックス36の主に前端部近傍の領域に落下、回収される。この際、ダストボックス36は傾斜しているため、第3ダクト18からダストボックス36内に落下する空テープTbは、内底面37aに沿って自重で後方に移動する。つまり、空テープTbはダストボックス36に対して後詰めで回収される。そのため、ダストボックス36のうち、第3ダクト18から落下してくる領域に空テープTbが偏って堆積することが防止される。
この場合、ダストボックス36が初期傾斜角度θにセットされたままであると、後から回収される空テープTbの重みによって、先に収納されている空テープTbがダストボックス36の後方に押し出される懸念がある。この点、実施形態の部品実装装置1によれば、テープカッター14が設定回数n1だけ作動すると、すなわち空テープTbの回収量が増大すると、設定角度だけダストボックス36の傾斜角度が減少し、図5(B)に示すように、内底面37aが水平に近づくようにダストボックス36の姿勢が変化する。そのため、先に収容されている空テープTbが後方に押し出されることが抑制される。
従って、最終的にダストボックス36が下降端位置にリセットされた状態、すなわち内底面37aが水平となるようにダストボックス36の姿勢がリセットされた状態では、図5(C)に示すように、周囲に空テープTbを押し出すことなく、ダストボックス36の全体に満遍なく空テープTbが回収されることとなる。よって、上記実施形態の部品実装装置1によれば、ダストボックス36の容積を充分に活用しつつ空テープTbを効率良く回収することが可能となる。
特に、本実施形態の部品実装装置1では、ダストボックス36を下降端位置にリセットした後も、テープカッター14が設定回数n2だけ作動するまでは、空テープTbの回収が継続される。そのため、ダストボックス36の全体により満遍なく空テープTbを回収でき、ダストボックス36の容積をより無駄なく活用することができる。
また、テープカッター14は、上記の通り、テープフィーダ32によるテープTaの繰り出し動作の実行回数又はテープTa(空テープTb)の繰り出し量を計数し、その値が所定値に達するとテープ切断動作を実行する。そして、テープカッター14が設定回数n1だけ作動する毎に、ダストボックス36が設定角度だけ下方に移動する。つまり、ダストボックス36の傾斜角度は、空テープTbの回収量がほぼ一定量増加する毎に、設定角度だけ減少する。そのため、実施形態の部品実装装置1によれば、ダストボックス36の傾斜角度を空テープTbの回収量に応じて適切に変化させることができ、より満遍なく空テープTbをダストボックス36に回収することが可能となる。
[変形例等]
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、次のような変形例に係る実施形態を取り得る。
(1)演算処理部51によるダストボックス36の上記傾斜角度(姿勢)制御において、ダストボックス36の傾斜角度を所定角度(例えば1°〜2°程度)だけ繰り返し連続して増減させることによりダストボックス36を振動させる振動動作を実行するようにしてもよい。この場合、設定時間だけ傾斜角度を増減させるようにしてもよい、所定回数だけ傾斜角度を増減させるようにしてもよい。この構成によれば、ダストボックス36の振動により、空テープTbを効果的に内底面37aに沿ってダストボックス36の後側に向かって移動させることが可能となる。
具体的には、図4のステップS9でNoと判断した場合、演算処理部51は、支持台40(ダストボックス36)の傾斜角度、つまりステップS7による変更後の傾斜角度が記憶部52に記憶されている所定角度か否かを判断し、ここでYesと判断した場合に、前記の振動動作を実行するようにすればよい。
(2)上記実施形態では、ダストボックス36が下降端位置にリセットされ、さらにテープカッター14が設定回数n2だけ作動した後に、表示/操作ユニット57によりテープ廃棄警告が表示される。しかし、ダストボックス36が下降端位置にリセットされ時点で、その旨を表示/操作ユニット57により表示させ、当該表示を契機として、回収された空テープTbの廃棄作業をオペレータに促すようにしてもよい。この場合には、当該表示/操作ユニット57が本発明の「報知部」に相当する。
(3)上記実施形態では、支持装置20は、モータ24を駆動源とする駆動機構21を有し、この駆動機構21により支持台40を移動させることで、ダストボックス36の傾斜角度(姿勢)を変更する。しかし、支持装置20は、例えば図6に示すように、駆動機構21の代わりに、支持台40を介してダストボックス36を初期傾斜角度θの位置に向かって付勢するとともに、テープTaの回収量が増大するに伴い、ダストボックス36の内底面37aが水平に近づくようにばね定数が設定された圧縮コイルばね等などのばね部材60を含むものであってもよい。
この構成では、ダストボックス36における空テープTbの回収量が増えると、その重さに応じてばね部材60が圧縮され、ダストボックス36の傾斜角度(姿勢)が変化する。そのため、上記実施形態のようなダストボックス36の傾斜角度の変更を、ばね部材60を用いた簡素な構成で実現することができる。
この構成の場合には、内底面37aがほぼ水平になった時点でダストボックス36がほぼ満杯になる。そのため、内底面37aがほぼ水平になる位置までダストボックス36が変位したことを検知するリセット検知センサ61を設け、表示/操作ユニット57(本発明の「報知部」に相当する)によりその旨表示させるのが望ましい。この構成によれば、適切なタイミングでダストボックス36内の空テープTbを廃棄することが可能となる。
なお、リセット検知センサ61としては、内底面37aがほぼ水平になる位置までダストボックス36が変位した時に支持台40を検知するものが考えられる。また、内底面37aがほぼ水平になる位置までダストボックス36の姿勢が変化すると、傾倒姿勢から起立姿勢に変位する等してそのことを報知する機械式の報知部を設けるようにしてもよい。
(4)上記実施形態や上記変形例(3)では、部品実装装置1は、ダストボックス36の姿勢を変化させる支持装置20を備えている。しかし、支持装置20を省略し、さらに上記ダストボックス36の代わりに、図7に示すようなダストボックス36′を適用した構成としてもよい。
図7に示すダストボックス36′は、底板部37及び周壁部38(前壁38a、後壁38b、側壁38c)を備える箱本体部62と、後端部を支点として箱本体部62の内側に揺動自在に設けられた内板部39と、前端部(第1端部)から後端部(第2端部)に向かって先下がりとなる傾斜姿勢に内板部39を付勢する圧縮コイルばね等などのばね部材64とを含む。ダストボックス36′自体は、台車30の水平な支持台40上に載置されており、空テープTbは、第3ダクト18を通じてダストボックス36′の内板部39上に落下する。ばね部材64は、テープTaの回収量が増大するに伴い、ダストボックス36の内底面、すなわち内板部39の上面39a(以下、内底面39aという)が水平に近づくようにばね定数が設定されている。
この構成によると、空テープTbは、ダストボックス36′の主に前端部近傍の領域に落下し、内板部39で受けられる。回収された空テープTbは、内底面39aに沿って後端部に向かって自重で移動する。これにより、テープ落下地点に使用済みテープが偏って堆積することが防止される。また、空テープTbの回収量が増えると、その重さに応じてばね部材60が圧縮され、内板部39の傾斜角度(姿勢)が変化する。つまり、内底面39aが水平に近づくように内板部39の姿勢が変化する。これにより、先に収容されている空テープTbがダストボックス36′の後端部から外側に押し出されることが抑制される。従って、図7に示す構成においても、上記実施形態の部品実装装置1と同様に、ダストボックス36の容積を充分に活用しつつ空テープTbを効率良く回収することができる。
この構成の場合には、内底面39aがほぼ水平になった時点でダストボックス36がほぼ満杯になる。そのため、内底面39aがほぼ水平になる位置まで内板部39が変位したことを検知するリセット検知センサを設け、表示/操作ユニット57(本発明の「報知部」に相当する)により表示させるのが望ましい。この構成によれば、適切なタイミングでダストボックス36′内の空テープTbを廃棄することが可能となる。なお、リセット検知センサとしては、内底面39aがほぼ水平になる位置まで内板部39が変位した時に当該内板部39を検知するものが考えられる。また、内底面39aがほぼ水平になる位置まで内板部39の姿勢が変化すると、傾倒姿勢から起立姿勢に変位する等してそのことを報知する機械式の報知部を設けるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、テープカッター14が設定回数n1だけ作動すると、ダストボックス36を設定角度だけ下方に移動させる。しかし、ダストボックス36を下方に移動させるタイミングは、これに限定されるものではなく適宜変更可能である。
(6)上記実施形態では、テープフィーダ32は、カバーテープを切開することにより部品の取り出しを可能にするタイプであり、ダストボックス36には、空テープTbとして、キャリアテープにカバーテープが貼着されたものが回収される。しかし、テープフィーダ32は、カバーテープを剥ぎ取ることにより部品の取り出しを可能にするタイプものであってもよい。この場合には、カバーテープが剥ぎ取られた後のキャリアテープがダストボックス36に回収されることとなる。
1 部品実装装置
2 装置本体部
4 部品供給ユニット
20 支持装置
21 駆動機構
22 フック部材
23 ガイド
24 モータ
32 テープフィーダ
35 テープ回収部
36 ダストボックス(テープ回収箱)
37 底板部
37a 内底面
Ta テープ
Tb 空テープ(使用済みテープ)

Claims (10)

  1. テープフィーダから送出され、所定の通路を通じて落下してくる使用済みテープを回収するテープ回収装置であって、
    平坦な内底面を備え、テープ落下地点に位置するように配置された上向きに開口するテープ回収箱と、
    前記内底面が傾斜する傾斜姿勢で前記テープ回収箱を支持する支持装置と、を含み、
    前記支持装置は、前記テープ回収箱によるテープ回収量が増大するに伴い、前記内底面が水平に近づくように前記傾斜姿勢から前記テープ回収箱の姿勢を変化させる、ことを特徴とするテープ回収装置。
  2. 請求項1に記載のテープ回収装置において、
    前記テープ回収箱は、第1端部とこれに対向する第2端部とを有し、
    前記傾斜姿勢は、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記内底面が先下がりに傾斜する姿勢であり、
    前記支持装置は、前記第2端部の側を支点として前記内底面が水平に近づくように前記テープ回収箱の姿勢を変化させる、ことを特徴とするテープ回収装置。
  3. 請求項1又は2に記載のテープ回収装置において、
    前記支持装置は、
    前記テープ回収箱を支持する支持台と、
    前記支持台を駆動する駆動機構と、
    前記駆動機構を制御する制御装置とを含む、ことを特徴とするテープ回収装置。
  4. 請求項3に記載のテープ回収装置において、
    前記駆動機構は、前記支持台の一端部を支点として他端部を上下方向に移動させる、ことを特徴とするテープ回収装置。
  5. 請求項3又は4に記載のテープ回収装置において、
    前記制御装置は、テープ回収量の増加に伴い、前記テープ回収箱の傾斜角度を間欠的に減少させる、ことを特徴とするテープ回収装置。
  6. 請求項3乃至5の何れか一項に記載のテープ回収装置において、
    前記制御装置は、前記テープ回収箱の傾斜角度を繰り返し増減させる振動動作を実行する、ことを特徴とするテープ回収装置。
  7. 請求項1又は2に記載のテープ回収装置において、
    前記支持装置は、
    前記テープ回収箱を支持する支持台と、
    この支持台を介して前記テープ回収箱を前記傾斜姿勢に付勢するとともに、テープ回収量が増大するに伴い、前記テープ回収箱の前記内底面が水平に近づくようにばね定数が設定されたばね部材とを含む、ことを特徴とするテープ回収装置。
  8. テープフィーダから送出され、所定の通路を通じて落下してくる使用済みテープを回収するテープ回収装置であって、
    第1端部とこれに対向する第2端部とを有した平坦な内底面を備え、かつ、テープ落下地点に位置するように配置された上向きに開口するテープ回収箱を備え、
    前記テープ回収箱は、箱本体部と、前記内底面を有しかつ前記第2端部の側を支点として前記箱本体部の内側に揺動自在に設けられた内板部と、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記内底面が先下がりとなる傾斜姿勢に前記内板部を付勢するばね部材とを含み、
    前記ばね部材は、前記テープ回収箱のテープ回収量が増大するに伴い、前記内底面が水平に近づくようにばね定数が設定されている、ことを特徴とするテープ回収装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載のテープ回収装置において、
    前記内底面が水平になると、そのことを報知する報知部を備える、ことを特徴とするテープ回収装置。
  10. 実装用の部品を供給するテープフィーダと、
    前記テープフィーダから部品を取り出して基板上に搭載するヘッドと、
    前記テープフィーダから送出され、所定の通路を通じて落下してくる使用済みテープを回収する、請求項1乃至9の何れか一項に記載のテープ回収装置とを備えたことを特徴とする部品実装装置。
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