JP2019003085A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なる種類の用紙が混在するジョブの生産性低下を抑制することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】印刷ジョブを受け付けて用紙に印刷を行う画像形成装置であって、異なる種類の用紙が混在する前記印刷ジョブを受け付けると、前記異なる種類の用紙情報を元にした処理モードで印刷する第1の印刷モードと、予め定められた用紙間隔を元にした処理モードで印刷する第2の印刷モードと、を設定するモード設定手段、を備え、第1の印刷モードと、第2の印刷モードとは、異なる種類の用紙の混ざり具合に応じて設定される。【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
反転経路を含む循環経路に沿って用紙を搬送する搬送部と、循環経路に用紙を給紙する給紙部と、循環経路を搬送される用紙に印刷を行う印刷部と、循環経路から用紙を排紙する排紙部と、片面印刷の用紙に対しては搬送部で搬送しつつ印刷部で印刷した後に反転経路を経由せずに排紙部により排紙し、両面印刷する用紙に対しては搬送部で搬送しつつ印刷部で一方の面に印刷した後に反転経路で反転させ、印刷部で他方の面に印刷した後に排紙部により排紙するよう制御する制御部とを備え、制御部は、互いにサイズが異なる複数種の用紙を組み合わせた印刷単位ごとの印刷を行う場合において、刷単位における各種の用紙の片面/両面印刷設定の組み合わせを含む印刷パターンに応じた搬送制御パターンで給紙部による各用紙の給紙タイミングおよび搬送部における用紙の搬送を制御し、複数の印刷単位を連続して印刷する場合、印刷パターンが同じである印刷単位を連続して印刷するよう印刷順序を決定する印刷装置が知られている(特許文献1)。
用紙の片面に印刷した後に当該用紙を再搬送路へと搬送し,当該用紙に後続する後続用紙の印刷を行った後に当該用紙の他面の印刷を行う高速両面印刷が可能な印刷部と,給紙された用紙の搬送過程で、その用紙の搬送方向の長さである用紙長を特定する特定部と、特定部にて特定対象となった注目用紙の用紙長と当該注目用紙に先行する先行用紙の用紙長との組合せを基に、判断する判断部と、判断部が継続可能と判断した場合には、注目用紙と先行用紙とを前記再搬送路に搬送し、前記判断部が継続不可と判断した場合には、前記注目用紙と先行用紙との少なくとも一方を再搬送路に搬送せずに排紙する搬送部と、を備える印刷装置も知られている(特許文献2)。
本発明は、異なる種類の用紙が混在するジョブの生産性低下を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の画像形成装置は、
印刷ジョブを受け付けて用紙に印刷を行う画像形成装置であって、
異なる種類の用紙が混在する前記印刷ジョブを受け付けると、前記異なる種類の用紙情報を元にした処理モードで印刷する第1の印刷モードと、予め定められた用紙間隔を元にした処理モードで印刷する第2の印刷モードと、を設定するモード設定手段、を備えた、
ことを特徴とする。
印刷ジョブを受け付けて用紙に印刷を行う画像形成装置であって、
異なる種類の用紙が混在する前記印刷ジョブを受け付けると、前記異なる種類の用紙情報を元にした処理モードで印刷する第1の印刷モードと、予め定められた用紙間隔を元にした処理モードで印刷する第2の印刷モードと、を設定するモード設定手段、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において
操作者による操作を受け付けると共に操作者に画面を表示する操作表示手段を備え、
前記モード設定手段は前記操作表示手段に設けられている、
ことを特徴とする。
操作者による操作を受け付けると共に操作者に画面を表示する操作表示手段を備え、
前記モード設定手段は前記操作表示手段に設けられている、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において
受け付けた前記印刷ジョブが前記異なる種類の用紙が混在する印刷ジョブである場合、前記操作表示手段で前記モード設定手段を設定できる、
ことを特徴とする。
受け付けた前記印刷ジョブが前記異なる種類の用紙が混在する印刷ジョブである場合、前記操作表示手段で前記モード設定手段を設定できる、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において
受け付けた前記印刷ジョブが同一種類の用紙の印刷ジョブである場合、前記操作表示手段で前記モード設定手段を設定できない、
ことを特徴とする。
受け付けた前記印刷ジョブが同一種類の用紙の印刷ジョブである場合、前記操作表示手段で前記モード設定手段を設定できない、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において
受け付けた前記印刷ジョブが同一種類の用紙の印刷ジョブである場合、前記操作表示手段に前記モード設定手段が表示されない、
ことを特徴とする。
受け付けた前記印刷ジョブが同一種類の用紙の印刷ジョブである場合、前記操作表示手段に前記モード設定手段が表示されない、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置において
前記第1の印刷モードと、前記第2の印刷モードとは、前記異なる種類の用紙の混ざり具合に応じて設定される、
ことを特徴とする。
前記第1の印刷モードと、前記第2の印刷モードとは、前記異なる種類の用紙の混ざり具合に応じて設定される、
ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において
前記異なる種類の用紙の混ざり具合は、前記印刷ジョブの処理に必要な時間が最小になる前記異なる種類の用紙の混ざり具合の閾値によって決定される、
ことを特徴とする。
前記異なる種類の用紙の混ざり具合は、前記印刷ジョブの処理に必要な時間が最小になる前記異なる種類の用紙の混ざり具合の閾値によって決定される、
ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置において
前記モード設定手段は、前記印刷ジョブの処理に必要な用紙枚数が所定の枚数よりも少ない場合には、前記第2の印刷モードに設定する、
ことを特徴とする。
前記モード設定手段は、前記印刷ジョブの処理に必要な用紙枚数が所定の枚数よりも少ない場合には、前記第2の印刷モードに設定する、
ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置において
前記異なる用紙の種類は、用紙サイズ、用紙坪量、用紙種類のいずれかである、
ことを特徴とする。
前記異なる用紙の種類は、用紙サイズ、用紙坪量、用紙種類のいずれかである、
ことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置において
前記第2の印刷モードは、前記異なる種類の用紙の最大用紙サイズに合わせて前記印刷ジョブのイメージデータを配置する、
ことを特徴とする。
前記第2の印刷モードは、前記異なる種類の用紙の最大用紙サイズに合わせて前記印刷ジョブのイメージデータを配置する、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、異なる種類の用紙が混在するジョブの生産性低下を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、操作者が処理モードの選択をすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、操作者が第2の印刷モードの選択をすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、同一種類の用紙の印刷ジョブである場合にジョブの生産性低下を抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、同一種類の用紙の印刷ジョブである場合に操作者の処理モードの選択を制限することができる。
請求項6に記載の発明によれば、異なる種類の用紙が混在するジョブの生産性を最大化することができる。
請求項7に記載の発明によれば、異なる種類の用紙が混在するジョブの生産性を最大化する異なる種類の用紙の混ざり具合を決定することができる
請求項8に記載の発明によれば、異なる種類の用紙の混ざり具合に応じて異なる種類の用紙が混在するジョブの生産性低下を抑制することができる。
請求項9に記載の発明によれば、ジョブに含まれる異なる用紙の種類に応じて異なる種類の用紙が混在するジョブの生産性低下を抑制することができる。
請求項10に記載の発明によれば、ジョブに含まれる異なる種類の用紙が多い場合にジョブの生産性低下を抑制することができる。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
(1.1)画像形成装置の全体構成
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成の一例を示す断面模式図である。
画像形成装置1は、画像形成部10と、画像形成部10の一端に装着された用紙送り装置20と、画像形成部10の他の一端に設けられ、印刷された用紙が排紙される排紙部30と、操作表示部40と、上位機器から送信された印刷情報から画像情報を生成する画像処理部50と、を備えて構成されている。
(1.1)画像形成装置の全体構成
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成の一例を示す断面模式図である。
画像形成装置1は、画像形成部10と、画像形成部10の一端に装着された用紙送り装置20と、画像形成部10の他の一端に設けられ、印刷された用紙が排紙される排紙部30と、操作表示部40と、上位機器から送信された印刷情報から画像情報を生成する画像処理部50と、を備えて構成されている。
画像形成部10は、システム制御装置11、露光装置12、感光体ユニット13、現像装置14、転写装置15、用紙搬送装置16a、16b、16c、定着装置17を備えて構成され、画像処理部50から受け取った画像情報を、用紙送り装置20から送り込まれた用紙P上にトナー画像として形成する。
用紙送り装置20は、画像形成部10に対する用紙供給を行う。すなわち、種類(例えば、材質や厚さ、用紙サイズ、紙目)の異なる用紙Pを収容する複数の用紙積載部を備えており、これら複数の用紙積載部のいずれか一つから繰り出した用紙Pを画像形成部10に対して供給するように構成されている。
用紙送り装置20は、定型サイズの用紙を積載して供給するトレイT1、T2の他に、手差し給紙部23を備え、用紙幅に対して長さが通常の定形サイズの用紙より大幅に長く設定された長尺紙や、ロール状に巻かれるか又は折り畳まれた連続紙を供給する。
用紙送り装置20は、定型サイズの用紙を積載して供給するトレイT1、T2の他に、手差し給紙部23を備え、用紙幅に対して長さが通常の定形サイズの用紙より大幅に長く設定された長尺紙や、ロール状に巻かれるか又は折り畳まれた連続紙を供給する。
排紙部30は、画像形成部10にて画像出力が行われた用紙Pの排出を行う。そのために、排紙部30は、画像出力後の用紙Pが排出される排紙収容部を備えている。なお、排紙部30は、画像形成部10から出力される用紙束に対して、裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を行う機能を有したものであってもよい。
操作表示部40は、各種の設定や指示の入力及び情報表示に用いられるものである。すなわち、いわゆるユーザーインタフェースに相当するもので、具体的には液晶表示パネル、各種操作ボタン、タッチパネル等を組み合わせて構成されている。
(1.2)画像形成部の構成及び動作
このような構成の画像形成装置1では、画像形成のタイミングに合わせて用紙送り装置20のうち、印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定された用紙積載部から繰り出された用紙Pが画像形成部10へ送り込まれる。
このような構成の画像形成装置1では、画像形成のタイミングに合わせて用紙送り装置20のうち、印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定された用紙積載部から繰り出された用紙Pが画像形成部10へ送り込まれる。
感光体ユニット13は、露光装置12の下方に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する像保持体としての感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の回転方向にそって、帯電器32、露光装置12、現像装置14、一次転写ローラ52、クリーニングブレード34が配置されている。
現像装置14は、感光体ドラム31に対向して配置された現像ローラ42が配設され、それぞれの現像装置14は、現像剤を除いて略同様に構成され、それぞれの現像ローラ42で感光体ドラム上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム31の表面は、帯電器32により帯電され、露光装置12から出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム31上に形成された静電潜像は現像ローラ42によりトナー像として現像される。
転写装置15は、各感光体ユニット13の感光体ドラム31にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト51、各感光体ユニット13にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ52、中間転写ベルト51上に重畳して転写された各色トナー像を記録媒体である用紙に一括転写(二次転写)する二次転写ベルト53とから構成されている。
二次転写ベルト53は、二次転写ローラ54と剥離ローラ55とによって張架され、中間転写ベルト51の背面側に配置されたバックアップローラ65と二次転写ローラ54とに挟持されて二次転写部(TR)を形成する。
各感光体ユニット13の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、システム制御装置11により制御される電源装置等(不図示)から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ52により中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って二次転写ベルト53が配置された領域(二次転写部TR)に搬送される。重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせて用紙送り装置20から用紙Pが二次転写部TRに供給される。そして、二次転写ベルト53を介して二次転写ローラ54と対向するバックアップローラ65には、システム制御装置11により制御される電源装置等から所定の転写電圧が印加され、用紙Pに中間転写ベルト51上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニングブレード34により除去され、廃トナー収容部(不図示)に回収される。感光体ドラム31の表面は、帯電器32により再帯電される。
定着装置17は一方向へ回転する無端状の定着ベルト17aと、定着ベルト17aの周面に接し、一方向へ回転する加圧ローラ17bとを有し、定着ベルト17aと加圧ローラ17bの圧接領域によってニップ部NP(定着領域)が形成される。
転写装置15においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で用紙搬送装置16aを経由して定着装置17に搬送される。定着装置17に搬送された用紙Pは、一対の定着ベルト17aと加圧ローラ17bにより、加熱と圧着の作用でトナー像が定着される。
転写装置15においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で用紙搬送装置16aを経由して定着装置17に搬送される。定着装置17に搬送された用紙Pは、一対の定着ベルト17aと加圧ローラ17bにより、加熱と圧着の作用でトナー像が定着される。
定着の終了した用紙Pは、用紙搬送装置16bを経由して排紙部30に送り込まれる。
尚、用紙Pの両面に画像出力を行う場合には、用紙搬送装置16cにより当該用紙Pの表裏が反転され、再び画像形成部10における二次転写部TRへ送り込まれる。そして、トナー像の転写および転写像の定着が行われた後に、排紙部30に送り込まれることになる。排紙部30へ送り込まれた用紙Pは、必要に応じて裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を経た後に、排紙収容部へ排出される。
尚、用紙Pの両面に画像出力を行う場合には、用紙搬送装置16cにより当該用紙Pの表裏が反転され、再び画像形成部10における二次転写部TRへ送り込まれる。そして、トナー像の転写および転写像の定着が行われた後に、排紙部30に送り込まれることになる。排紙部30へ送り込まれた用紙Pは、必要に応じて裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を経た後に、排紙収容部へ排出される。
(1.3)画像形成装置のブロック構成
図2は本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図例のように、画像形成装置1においては、画像形成部10と用紙送り装置20の間が通信ケーブル80で接続されており、それぞれの間で情報授受を行い得るように構成されている。
尚、排紙部30が裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を行う機能を有している場合には、排紙部30についても同様に通信ケーブル80で接続することができる。
図2は本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図例のように、画像形成装置1においては、画像形成部10と用紙送り装置20の間が通信ケーブル80で接続されており、それぞれの間で情報授受を行い得るように構成されている。
尚、排紙部30が裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を行う機能を有している場合には、排紙部30についても同様に通信ケーブル80で接続することができる。
画像形成部10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)等の組み合わせからなるシステム制御装置11を備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行して、画像形成装置1全体の動作制御を行う。
システム制御装置11は、画像処理部50からの指令信号を受け付けると、画像形成部10が備える画像入力部102、画像処理部103、画像記憶部104、画像出力部105、後処理装置制御部106等に対して、動作制御指示を与える。
例えば画像処理部50へ1枚目のイメージデータ転送要求を行い、画像処理部50からイメージデータ転送準備完了通知を受けると、中間転写ベルト51上に、1枚目のイメージを配置する。そして、用紙送り装置20の備える複数のトレイのいずれか一つから繰り出した用紙を画像形成部10に給送してその片面に印刷し、両面印刷であれば、用紙搬送装置16c経由で、片面印刷後の1枚目の用紙Pを二次転写部TRへ搬送し、他面に印刷する動作を実行する。
例えば画像処理部50へ1枚目のイメージデータ転送要求を行い、画像処理部50からイメージデータ転送準備完了通知を受けると、中間転写ベルト51上に、1枚目のイメージを配置する。そして、用紙送り装置20の備える複数のトレイのいずれか一つから繰り出した用紙を画像形成部10に給送してその片面に印刷し、両面印刷であれば、用紙搬送装置16c経由で、片面印刷後の1枚目の用紙Pを二次転写部TRへ搬送し、他面に印刷する動作を実行する。
また、システム制御装置11は、画像形成部10が備える電源制御部107に対して、動作制御指示を与える。すなわち、電源制御部107が画像形成部10、用紙送り装置20への給電を行うか否かを決定し、その決定結果を当該電源制御部107に対して指示する。
更に、システム制御装置11は、画像形成部10が備える操作表示部40で入力された処理要求、または、画像形成部10と通信回線81を介して接続するホストコンピュータ82で入力された処理要求を認識して、その処理要求を受け付けるようになっている。
更に、システム制御装置11は、画像形成部10が備える操作表示部40で入力された処理要求、または、画像形成部10と通信回線81を介して接続するホストコンピュータ82で入力された処理要求を認識して、その処理要求を受け付けるようになっている。
用紙送り装置20は、CPU、RAM、ROM等の組み合わせからなる制御部21を備え、その制御部21が、画像形成部10との間の情報授受を行う。
又、用紙送り装置20に設置されている給紙トレイの動作を制御するトレイ制御部22に対して、動作制御指示を与えるようになっている。
又、用紙送り装置20に設置されている給紙トレイの動作を制御するトレイ制御部22に対して、動作制御指示を与えるようになっている。
(2)画像形成装置の印刷制御
図3は用紙搬送における用紙長さLと用紙間隔ΔLとの関係を示す用紙配置の模式図、図4は異なる種類の用紙Pが混在する印刷ジョブを受け付けたときの画像形成装置1の動作の流れを示すフローチャート、図5は異なる種類の用紙Pが混在する印刷ジョブを受け付けたときの印刷ジョブの処理の例を示すタイムチャート、図6は異なる種類の用紙Pが混在する印刷ジョブを受け付けたときの両面印刷における処理の例を示す図、図7は両面印刷における用紙配置の例を説明するための図、図8は複数の用紙サイズが混在している場合の用紙配置を説明するための図、図9は複数の用紙サイズが混在している場合の両面印刷における用紙配置を説明するための図、図10は複数の用紙サイズが混在している場合の両面印刷における用紙配置を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら画像形成装置1における印刷制御について説明する。
(2.1)生産性
画像形成装置1においては、印刷ジョブで使用される用紙Pの用紙搬送方向における用紙長さLに応じた印刷時間Tに基づいて生産性(PPM:Print Per Minute 枚/分)が定まる。
図3に示すように、連続印刷においては、用紙Pの用紙長さL、用紙間隔(インターイメージ)ΔL、用紙搬送速度(プロセススピード)Vとしたときに、生産性PPMは、60V/(L+ΔL)で表される。
一例として、用紙長が210mm(A4サイズ横)、用紙間隔が40mm、プロセススピードが500mm/sの場合、生産性は120PPMとなる。生産性は用紙長Lによって変化し、用紙長Lが長くなると低下することになる。そして、画像形成装置1においては、一定の用紙長Lの範囲をひとつのグループとして、用紙長Lのグループ毎に、生産性PPMが設定されている。例えば、A4サイズ横よりも用紙長Lが長いA4タブ紙(図8 参照)に対しては、生産性PPMは96ppmと設定されている。
図3は用紙搬送における用紙長さLと用紙間隔ΔLとの関係を示す用紙配置の模式図、図4は異なる種類の用紙Pが混在する印刷ジョブを受け付けたときの画像形成装置1の動作の流れを示すフローチャート、図5は異なる種類の用紙Pが混在する印刷ジョブを受け付けたときの印刷ジョブの処理の例を示すタイムチャート、図6は異なる種類の用紙Pが混在する印刷ジョブを受け付けたときの両面印刷における処理の例を示す図、図7は両面印刷における用紙配置の例を説明するための図、図8は複数の用紙サイズが混在している場合の用紙配置を説明するための図、図9は複数の用紙サイズが混在している場合の両面印刷における用紙配置を説明するための図、図10は複数の用紙サイズが混在している場合の両面印刷における用紙配置を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら画像形成装置1における印刷制御について説明する。
(2.1)生産性
画像形成装置1においては、印刷ジョブで使用される用紙Pの用紙搬送方向における用紙長さLに応じた印刷時間Tに基づいて生産性(PPM:Print Per Minute 枚/分)が定まる。
図3に示すように、連続印刷においては、用紙Pの用紙長さL、用紙間隔(インターイメージ)ΔL、用紙搬送速度(プロセススピード)Vとしたときに、生産性PPMは、60V/(L+ΔL)で表される。
一例として、用紙長が210mm(A4サイズ横)、用紙間隔が40mm、プロセススピードが500mm/sの場合、生産性は120PPMとなる。生産性は用紙長Lによって変化し、用紙長Lが長くなると低下することになる。そして、画像形成装置1においては、一定の用紙長Lの範囲をひとつのグループとして、用紙長Lのグループ毎に、生産性PPMが設定されている。例えば、A4サイズ横よりも用紙長Lが長いA4タブ紙(図8 参照)に対しては、生産性PPMは96ppmと設定されている。
また、生産性PPMは、用紙サイズのほか、用紙坪量や用紙種類(普通紙、コート紙、エンボス紙など)によっても異なる。例えば、用紙坪量によって普通紙(60〜105gsm)、厚紙1(106〜135gsm)、厚紙2(136〜220gsm)、厚紙3(221〜300gsm)のグループごとに生産性PPMが設定され、普通紙、コート紙、エンボス紙などによっても生産性PPMが設定されている。
(2.2)両面印刷時の印刷シーケンス
画像形成装置1において、図7に示すように、複数枚の用紙を連続して両面印刷する際には、予め定められた枚数を一単位として表面印刷と裏面印刷とが交互に実行される。例えば予め定められた一単位の枚数が3枚であれば、用紙3枚を連続して表面印刷してから、表裏反転させて循環搬送し、用紙3枚の裏面印刷を行う。
予め定められた一単位の枚数は、用紙搬送経路中に用紙を同時に収容できる最大枚数(最大許容枚数)を意味している。
画像形成装置1において、図7に示すように、複数枚の用紙を連続して両面印刷する際には、予め定められた枚数を一単位として表面印刷と裏面印刷とが交互に実行される。例えば予め定められた一単位の枚数が3枚であれば、用紙3枚を連続して表面印刷してから、表裏反転させて循環搬送し、用紙3枚の裏面印刷を行う。
予め定められた一単位の枚数は、用紙搬送経路中に用紙を同時に収容できる最大枚数(最大許容枚数)を意味している。
最大許容枚数は、二次転写部TRから、用紙搬送装置16a、定着装置17を経て、用紙搬送装置16cにより当該用紙の表裏が反転され、再び画像形成部10における二次転写部TRへ送り込まれるまでの用紙搬送経路長W及び用紙搬送経路内における用紙長(用紙1枚当たりの搬送所要ピッチ長)Mに基づいて決定される。
最大許容枚数は、N=W/M(枚:整数)と表され、用いられる用紙Pの用紙サイズ及び搬送方向(縦送り又は横送り)により、変動するものであり、最大許容枚数テーブルとしてシステム制御装置11内のROMに格納されている。
最大許容枚数は、N=W/M(枚:整数)と表され、用いられる用紙Pの用紙サイズ及び搬送方向(縦送り又は横送り)により、変動するものであり、最大許容枚数テーブルとしてシステム制御装置11内のROMに格納されている。
画像形成装置1においては、最大許容枚数テーブルに基づいて、複数の用紙長さLごとに図7に示す両面印刷シーケンスが設定されている。
具体的には、図7は、最も使用頻度の高い用紙Pの一例(A4サイズ横及びレターサイズ横)として、用紙長さLが216mm以内の場合を示し、最大許容枚数Nは3枚となる。すなわち、表面3枚分の片面印刷(表面)後は、以降印刷する表面のイメージ間に、裏面のイメージを一枚目から順次印刷していく。その結果、画像形成装置1が備える連続片面印刷速度(100%)と同じ印刷速度で両面印刷を行うことができる(両面印刷生産性100%)。
具体的には、図7は、最も使用頻度の高い用紙Pの一例(A4サイズ横及びレターサイズ横)として、用紙長さLが216mm以内の場合を示し、最大許容枚数Nは3枚となる。すなわち、表面3枚分の片面印刷(表面)後は、以降印刷する表面のイメージ間に、裏面のイメージを一枚目から順次印刷していく。その結果、画像形成装置1が備える連続片面印刷速度(100%)と同じ印刷速度で両面印刷を行うことができる(両面印刷生産性100%)。
(2.3)混在用紙の印刷シーケンス
上述した生産性及び両面印刷における印刷シーケンスは、同じサイズの複数枚の用紙Pを片面印刷する場合、および同じサイズの複数枚の用紙Pを両面印刷する場合である。印刷ジョブが同じサイズの複数枚の用紙のみではなく、異なる種類の用紙が混在する場合では、例えば、図8に示すように、A4サイズの用紙に続いて、A4タブ紙が指定されている場合には、A4タブ紙に切り替わるときに、一旦、用紙搬送経路上の用紙Pをすべて排紙してからA4タブ紙に設定されている生産性PPMに変更して次の給紙を行うことになる。
上述した生産性及び両面印刷における印刷シーケンスは、同じサイズの複数枚の用紙Pを片面印刷する場合、および同じサイズの複数枚の用紙Pを両面印刷する場合である。印刷ジョブが同じサイズの複数枚の用紙のみではなく、異なる種類の用紙が混在する場合では、例えば、図8に示すように、A4サイズの用紙に続いて、A4タブ紙が指定されている場合には、A4タブ紙に切り替わるときに、一旦、用紙搬送経路上の用紙Pをすべて排紙してからA4タブ紙に設定されている生産性PPMに変更して次の給紙を行うことになる。
また、複数枚の両面印刷において複数の用紙サイズが混在している場合では、図9に示すように、用紙サイズが異なるためにそのまま他のサイズの用紙P(図中 N+3 表 参照)を配置することができず、用紙サイズが切り替わるときに、一旦、用紙搬送経路上の用紙Pをすべて排紙してから他のサイズの用紙に設定されている生産性PPMに変更して次の給紙を行うことになる。また、生産性PPMを変更する際には、画像形成装置1が印刷状態から待機状態になる。このため、生産性が低下することになる。
本実施形態においては、異なる種類の用紙Pが混在する印刷ジョブを受け付けると、モード設定手段の一例としてのシステム制御装置11が、異なる種類の用紙情報を元にした処理モードで印刷する第1の印刷モードと、予め定められた用紙間隔を元にした処理モードで印刷する第2の印刷モードと、のいずれかの印刷モードを設定する。
第1の印刷モードは、異なる種類の用紙情報(用紙サイズ、坪量、用紙種類)ごとに設定された生産性PPMで印刷する通常印刷(以下、通常モードと記す)であり、第2の印刷モードは、印刷ジョブにおける最大用紙サイズを元に設定された生産性PPMで印刷する生産性優先印刷(以下、生産性優先モードと記す)である。
第1の印刷モードは、異なる種類の用紙情報(用紙サイズ、坪量、用紙種類)ごとに設定された生産性PPMで印刷する通常印刷(以下、通常モードと記す)であり、第2の印刷モードは、印刷ジョブにおける最大用紙サイズを元に設定された生産性PPMで印刷する生産性優先印刷(以下、生産性優先モードと記す)である。
画像形成装置1は、印刷ジョブを受け付けると、異なる種類の用紙Pが混在するジョブであるか否か判断する(S101)。印刷ジョブが異なる用紙Pが混在するジョブである場合(S101:Yes)、システム制御装置11は、操作表示部40において操作者の印刷モード設定を受け付ける状態にする(S102)。画像形成装置1においては、操作者が操作表示部40を介して、通常モード、生産性優先モードのいずれかを選択して設定することができる。
印刷ジョブが同一種類の用紙Pのジョブである場合(S101:No)、システム制御装置11は、操作表示部40において操作者の印刷モード設定を受け付け禁止にして(S107)、操作表示部40の表示部は印刷モード設定を非表示にする(S108)。これにより、同一種類の用紙の印刷ジョブである場合に、操作者が最大用紙サイズを元に設定された生産性PPMで印刷する生産性優先モードの選択を制限して生産性の低下が抑制される。
印刷ジョブが異なる種類の用紙Pが混在するジョブである場合(S101:Yes)であっても、操作者が操作表示部40を介して通常モードを設定した場合(S103:No)には、受け付けた印刷ジョブに異なる種類の用紙Pが混在していても、異なる種類の用紙情報(用紙サイズ、坪量、用紙種類)ごとに設定された生産性PPMで印刷する通常モードに設定される(S109)。この場合、図10に例示するように、印刷ジョブに含まれる異なる種類の用紙Pの混じり具合が低い場合には、最大用紙サイズを元に設定された生産性PPMで印刷する生産性優先モードに比べて、用紙間隔が狭まり生産性の低下が抑制される。
図10に示す例は、A4サイズのセットが連続して続き(例えば50枚)、間にA4タブ紙が1枚挿入されるセットを挟んで、またA4サイズのセットが連続して続くような場合を示している。このように、印刷ジョブに含まれる異なる種類の用紙Pの混じり具合が低い場合に、すべてのセットを最大用紙サイズであるA4タブ紙の用紙間隔に設定するとジョブ全体がA4タブ紙の生産性PPMで処理され生産性が低下する。
操作者により生産性優先モードが選択されている場合(S103:Yes)、印刷ジョブの処理に必要な用紙枚数が所定の枚数よりも少ないか否かが判断される(S104)。具体的には、用紙枚数が100枚以下の場合(S104:Yes)には、生産性優先モードが設定され、用紙枚数が100枚を超える場合(S104:No)には通常モードに設定される(S109)。用紙枚数が所定の枚数を超える場合、用紙Pの混ざり具合に応じて、最大用紙サイズを元に設定された生産性PPMで印刷すると用紙間隔が必要以上に空き生産性が低下する虞がある。
尚、所定の枚数は、画像処理部50の処理能力に依存し、画像処理部50の処理能力が高い場合には、所定の枚数はより多くなる。
尚、所定の枚数は、画像処理部50の処理能力に依存し、画像処理部50の処理能力が高い場合には、所定の枚数はより多くなる。
用紙枚数が100枚以下の場合(S104:Yes)には、異なる種類の用紙の混ざり具合が閾値より高いか否か判断される(S105)。異なる種類の用紙の混ざり具合が閾値Thより高い場合(S105:Yes)、生産性優先モードが設定される(S106)。
ここで、閾値Thは印刷ジョブの処理に必要な時間が最小になる異なる種類の用紙の混ざり具合によって決定され、システム制御装置11内に保持されている。係る閾値Thはシステム制御装置11から画像処理部50に送信される。
ここで、閾値Thは印刷ジョブの処理に必要な時間が最小になる異なる種類の用紙の混ざり具合によって決定され、システム制御装置11内に保持されている。係る閾値Thはシステム制御装置11から画像処理部50に送信される。
「実施例」
図5に示すように、画像形成装置1は、電源が投入された起動時に、画像形成部10のシステム制御装置11を介して画像処理部50へ異なる種類の用紙の混ざり具合に対する閾値Thを通知する。閾値Thを受け取った画像処理部50は、印刷ジョブの処理に必要な用紙Pの種類(例えば用紙サイズ)の混ざり具合が閾値Thより高いか否か判断してジョブにおける印刷モードの設定を行う。
係る印刷モードの設定はジョブのセットごとに行われる。ここで、セットはジョブにおける用紙1枚あるいは複数枚の用紙の単位をいい、印刷時にはセットごとにステープル(針綴じ)、パンチ(穴あけ)、ブックレット(冊子)等の指示が行われ、印刷ジョブはこれらセットから構成される。
図5に示すように、画像形成装置1は、電源が投入された起動時に、画像形成部10のシステム制御装置11を介して画像処理部50へ異なる種類の用紙の混ざり具合に対する閾値Thを通知する。閾値Thを受け取った画像処理部50は、印刷ジョブの処理に必要な用紙Pの種類(例えば用紙サイズ)の混ざり具合が閾値Thより高いか否か判断してジョブにおける印刷モードの設定を行う。
係る印刷モードの設定はジョブのセットごとに行われる。ここで、セットはジョブにおける用紙1枚あるいは複数枚の用紙の単位をいい、印刷時にはセットごとにステープル(針綴じ)、パンチ(穴あけ)、ブックレット(冊子)等の指示が行われ、印刷ジョブはこれらセットから構成される。
画像処理部50で印刷モードの設定がなされると、画像形成部10に対してジョブで使用する最大用紙サイズが通知されるとともに、セット単位でジョブが送信される。図5に示す実施例においては、ジョブはセット1、セット2、セット3からなり、セット1は生産性優先モード、セット2は通常モード、セット3は生産性優先モードで印刷処理される。これにより、用紙サイズが切り替わるときに、用紙搬送経路上の用紙Pをすべて排紙する処理時間、生産性PPMを変更する際の印刷状態から待機状態への移行時間を削減して、異なる種類の用紙が混在するジョブの生産性低下を抑制することができる。
図6は、このような異なる種類の用紙Pが混在する印刷ジョブの両面印刷における用紙配置を通常モードと生産性優先モードとの対比で示している。
N枚目、N+1、N+2枚目と、N+3枚目で、用紙サイズが異なり、N+3枚目が最大用紙サイズである場合、図6上段は、通常モードの用紙配置を示している。これによれば、N枚目からN+2枚目までは表面印刷と裏面印刷とが交互に実行されるように、用紙間隔を広げることなく配置され、最大用紙サイズであるN+3枚目の配置を行う際に、生産性PPMを最大用紙サイズに変更する。
N枚目、N+1、N+2枚目と、N+3枚目で、用紙サイズが異なり、N+3枚目が最大用紙サイズである場合、図6上段は、通常モードの用紙配置を示している。これによれば、N枚目からN+2枚目までは表面印刷と裏面印刷とが交互に実行されるように、用紙間隔を広げることなく配置され、最大用紙サイズであるN+3枚目の配置を行う際に、生産性PPMを最大用紙サイズに変更する。
図6下段は、生産性優先モードの用紙配置を示している。これによれば、画像処理部50からN+3枚目の最大用紙サイズの通知を受け、N枚目から最大用紙サイズを元にした用紙配置を行い、最大用紙サイズであるN+3枚目の配置においても、生産性PPMを変更することなく、そのまま用紙配置され、異なるサイズの用紙が混在するジョブの生産性低下を抑制することができる。
このように、異なる種類の用紙Pが混在する印刷ジョブを受け付けると、操作者により通常印刷モードが選択されている場合を除いて、異なる種類の用紙の混ざり具合が閾値Thより高い場合には、印刷ジョブにおける最大用紙サイズを元に設定された生産性PPMで印刷を行う。また、異なる種類の用紙の混ざり具合が閾値Thより低い場合には、異なる種類の用紙情報を元にして用紙情報ごとの生産性PPMで印刷することで、異なる種類の用紙が混在するジョブの生産性低下を抑制することができる。
1・・・画像形成装置
10・・・画像形成部
11・・・システム制御装置
12・・・露光装置
13・・・感光体ユニット
14・・・現像装置
15・・・転写装置
16a、16b、16c・・・用紙搬送装置
17・・・定着装置
20・・・用紙送り装置
30・・・排紙部
40・・・操作表示部
50・・・画像処理部
10・・・画像形成部
11・・・システム制御装置
12・・・露光装置
13・・・感光体ユニット
14・・・現像装置
15・・・転写装置
16a、16b、16c・・・用紙搬送装置
17・・・定着装置
20・・・用紙送り装置
30・・・排紙部
40・・・操作表示部
50・・・画像処理部
Claims (10)
- 印刷ジョブを受け付けて用紙に印刷を行う画像形成装置であって、
異なる種類の用紙が混在する前記印刷ジョブを受け付けると、前記異なる種類の用紙情報を元にした処理モードで印刷する第1の印刷モードと、予め定められた用紙間隔を元にした処理モードで印刷する第2の印刷モードと、を設定するモード設定手段、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 操作者による操作を受け付けると共に操作者に画面を表示する操作表示手段を備え、
前記モード設定手段は前記操作表示手段に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 受け付けた前記印刷ジョブが前記異なる種類の用紙が混在する印刷ジョブである場合、前記操作表示手段で前記モード設定手段を設定できる、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 受け付けた前記印刷ジョブが同一種類の用紙の印刷ジョブである場合、前記操作表示手段で前記モード設定手段を設定できない、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 受け付けた前記印刷ジョブが同一種類の用紙の印刷ジョブである場合、前記操作表示手段に前記モード設定手段が表示されない、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記第1の印刷モードと、前記第2の印刷モードとは、前記異なる種類の用紙の混ざり具合に応じて設定される、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記異なる種類の用紙の混ざり具合は、前記印刷ジョブの処理に必要な時間が最小になる前記異なる種類の用紙の混ざり具合の閾値によって決定される、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記モード設定手段は、前記印刷ジョブの処理に必要な用紙枚数が所定の枚数よりも少ない場合には、前記第2の印刷モードに設定する、
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記異なる用紙の種類は、用紙サイズ、用紙坪量、用紙種類のいずれかである、
ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第2の印刷モードは、前記異なる種類の用紙の最大用紙サイズに合わせて前記印刷ジョブのイメージデータを配置する、
ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017118351A JP2019003085A (ja) | 2017-06-16 | 2017-06-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2017118351A Pending JP2019003085A (ja) | 2017-06-16 | 2017-06-16 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019003085A (ja) |
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2017
- 2017-06-16 JP JP2017118351A patent/JP2019003085A/ja active Pending
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