JP2019002187A - 止水壁の固化材回収方法および止水壁 - Google Patents

止水壁の固化材回収方法および止水壁 Download PDF

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Abstract

【課題】間隔をおいて設置される複数の鋼管杭と隣り合う鋼管杭同士の間を閉塞する閉塞部材(例えば杭間パイプ)とを用いた止水壁の杭間領域に充填された固化材を回収する。【解決手段】間隔をおいて設置された複数の鋼管杭2と、隣り合う鋼管杭2のそれぞれに接し、かつ、各鋼管杭2間の隙間を囲むように設置された閉塞部材3とを備えた止水壁1の固化材回収方法において、止水壁1の構築時において、鋼管杭2および杭間パイプ3で囲まれた杭間領域R内に固化材4を充填する際に、固化した固化材4の上面から上端部が突出するように杭間領域R内に柱状部材5を挿入した状態で該杭間領域R内に固化材4を充填しておき、止水壁1の解体時において、柱状部材5を引き上げることで、固化した固化材4を回収する。【選択図】図2

Description

本発明は、鋼管杭を用いた止水壁の固化材回収技術に関する。
従来、例えば河川に設置された橋を撤去するような場合には橋脚周りの締切りを行うために、特許文献1のような止水壁を構築することがあった。特許文献1の止水壁は、杭圧入機を用いて鋼管杭を間隔をおいて圧入した後、小径の鋼管である杭間パイプを隣り合う鋼管杭のそれぞれに接するように圧入し、さらに鋼管杭と杭間パイプで囲まれた領域(以下、“杭間領域”)にモルタルジャケットを装入し、モルタルジャケット内にモルタルを充填することで構築されている。
特開平5−112928号公報
止水壁が仮設のものである場合、止水壁の構築箇所で実施していた工事が終了した後に止水壁を解体する必要がある。この際、例えば止水壁の設置手順とは逆の手順で鋼管杭や杭間パイプを引き抜くことはできるが、杭間領域のモルタルジャケットに充填されて固化したモルタルは掴むことが難しく、回収が困難であった。一方でモルタルを回収せずに残置することは環境保全の観点から好ましくないため、杭間領域で固化したモルタルを回収することが望まれる。また、杭間領域にはモルタルに代え、他の固化材として例えば水ガラス系固化材、シリコン系固化材、セメント系固化材など、固化する性質を持つ流動性のある材料が用いられることもある。しかしながら、そのようなモルタル以外の他の固化材を使用した場合もモルタルと同様に回収することは困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、間隔をおいて設置される複数の鋼管杭と隣り合う鋼管杭同士の間を閉塞する閉塞部材(例えば杭間パイプ)とを用いた止水壁の杭間領域に充填された固化材を回収することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、間隔をおいて設置された複数の鋼管杭と、隣り合う前記鋼管杭のそれぞれに接し、かつ、各鋼管杭間の隙間を囲むように設置された閉塞部材とを備えた止水壁の固化材回収方法であって、前記止水壁の構築時において、前記鋼管杭および前記閉塞部材で囲まれた杭間領域内に固化材を充填する際に、固化した前記固化材の上面から上端部が突出するように前記杭間領域内に柱状部材を挿入した状態で該杭間領域内に前記固化材を充填しておき、前記止水壁の解体時において、前記柱状部材を引き上げることで、固化した前記固化材を回収することを特徴としている。
別の観点による本発明は、間隔をおいて設置された複数の鋼管杭と、隣り合う前記鋼管杭のそれぞれに接し、かつ、各鋼管杭間の隙間を囲むように設置された閉塞部材とを備えた止水壁であって、前記鋼管杭および前記閉塞部材で囲まれた杭間領域内で固化した固化材に、上端部が該固化材の上面から突出するように埋め込まれた、前記止水壁の解体時に引き上げられる柱状部材を備えていることを特徴としている。
なお、本発明において“閉塞部材が鋼管杭に接する”とは、鋼管杭と閉塞部材とが接する場合の他、鋼管杭と閉塞部材と固化材により止水壁としての機能を発揮できる程度に鋼管杭と閉塞部材との間に少しだけ隙間が空いている場合も含む概念である。例えば鋼管杭と閉塞部材との間に少しだけ隙間が生じていても、杭間領域に充填される固化材がこの隙間に入り込んで固化することで止水壁として十分に機能する。
本発明によれば、間隔をおいて設置される複数の鋼管杭と隣り合う鋼管杭同士の間を閉塞する閉塞部材(例えば杭間パイプ)とを用いた止水壁の杭間領域に充填された固化材を回収することができる。
本発明の実施形態に係る止水壁の概略構成を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る止水壁の概略構成を示す側面図である。なお、本図では紙面手前側の杭間パイプを破線で示している。 本発明の実施形態に係る止水壁の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るモルタル回収時の止水壁の状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の止水壁1は河川に構築されている。図1は止水壁1の一部を示す図であるが、止水壁1は、間隔をおいて設置された複数の鋼管杭2と、隣り合う鋼管杭2のそれぞれに接し、かつ、各鋼管杭2間の隙間を囲むように設置された閉塞部材の一例である杭間パイプ3とを備えている。各鋼管杭2および各杭間パイプ3で囲まれた杭間領域R内には固化材の一例としてモルタルが充填され、固化した状態となっている。
図2に示すように止水壁1は、杭間領域R内で固化したモルタル4の内部に異形鉄筋5が埋め込まれている。本実施形態では2本の異形鉄筋5a、5bの端部が互いに接合されており、接合された異形鉄筋5の下端は河床付近にまで達している。なお、異形鉄筋5の下端の位置は特に限定されず、回収したい固化したモルタル4の長さに応じて適宜変更される。各異形鉄筋5a、5bの径や長さは互いに同一でなくても良い。また、異形鉄筋5は3本以上接合されていても良いし、1本であっても良い。
異形鉄筋5の上端には頭部が輪状のボルトの一例であるアイボルト6が取り付けられており、図3に示すように異形鉄筋5上端のアイボルト6はモルタルジャケット7に充填されたモルタル4の上面から突出している。また、図2に示すように異形鉄筋5の上端だけでなく、異形鉄筋5の下端にもアイボルト8が取り付けられている。なお、モルタルジャケット7の仕様は特に限定されず、例えば杭間領域Rにモルタルジャケット7を装入する際に鋼管杭2や杭間パイプ3への接触でモルタルジャケット7が破れない程度の強度を有していれば良い。
本実施形態の止水壁1は以上のように構成されている。次に、この止水壁1の構築方法について説明する。
まず鋼管杭2および杭間パイプ3を設置する。鋼管杭2および杭間パイプ3の設置方法は特に限定されるものでなく、従前の方法と同様に設置しても良い。例えば地盤に杭を圧入する杭圧入機を用いて、まず鋼管杭2を間隔をおいて圧入し、その後、隣り合う鋼管杭2間に杭間パイプ3を圧入する。このとき杭間パイプ3は、隣り合う鋼管杭2のそれぞれに接すると共に、鋼管杭2間の隙間を囲うように2本設置する。これらの工程を、延伸方向の長さが所定の長さとなるまで繰り返し行い、鋼管杭列を構築する。
次に、隣り合う鋼管杭2および2本の杭間パイプ3で囲まれた杭間領域Rにモルタルジャケット7を装入する。その後、モルタル4を充填する工程へと移るが、本実施形態においてはモルタル4を充填する前に、異形鉄筋5上端のアイボルト6にワイヤーを取り付け、モルタルジャケット7の内方において異形鉄筋5を吊った状態とする。このとき、異形鉄筋5上端のアイボルト6が固化したモルタル4の上面から突出するように異形鉄筋5の吊り高さを調節しておく。異形鉄筋5の長さは、そのように異形鉄筋5を吊った状態において、下端が河床に達する程度の長さとなるよう予め設定されている。なお、異形鉄筋5の下端がモルタルジャケット7に引っ掛かると、モルタルジャケット7の破損が懸念されるが、本実施形態のように異形鉄筋5の下端に、尖った角のないアイボルト8を取り付けておくことで、モルタルジャケット7を破損させにくくすることができる。そのような効果を得るために本実施形態ではアイボルト8を用いているが、同様の効果を得るためには、頭部が輪状や球面状、テーパ状等のモルタルジャケット7のような袋体を破損させないよう尖っている部分がない部材を用いれば良い。
異形鉄筋5を吊っている状態のまま、モルタルジャケット7にモルタル4を充填する。これにより固化したモルタル4上面からアイボルト6が突出した状態で異形鉄筋5が固化したモルタル4に埋め込まれる。
本実施形態の止水壁1は、以上の工程を経て構築される。次に、この止水壁1の解体時におけるモルタル4の回収方法について説明する。
まず地盤に圧入された杭間パイプ3を引き抜く。続いて、鋼管杭2を引き抜くが、ここでは図4のようにモルタルジャケット7に隣接する鋼管杭2のうち、一方の鋼管杭2のみを引き抜く。そして、固化したモルタル4の上面から突出する異形鉄筋5のアイボルト6にワイヤーを取り付け、クレーンで異形鉄筋5を引き上げる。このときのクレーンは杭圧入機に備え付けられたものであっても良いし、例えば地上に配備されたクレーンであっても良い。クレーンで異形鉄筋5を引き上げることにより、固化したモルタル4の異形鉄筋5が埋め込まれている部分には、固化したモルタル4と異形鉄筋5との付着力により上方に引っ張られる力が作用する。一方、固化したモルタル4の異形鉄筋5が埋め込まれていない部分、すなわち、異形鉄筋5の下端より深い位置においてはそのような上方に引っ張られる力は作用しない。その結果、異形鉄筋5の下端部付近において固化したモルタル4が破断する。そして、破断した固化したモルタル4のうち、異形鉄筋5が埋め込まれた部分は異形鉄筋5と共に上方に引き上げられる。
以上のように本実施形態においては、止水壁1構築時のモルタル4を充填する際に、異形鉄筋5を埋め込むようにモルタル4を充填する。これにより、その後の止水壁1の解体時において、異形鉄筋5の引き上げと共に固化したモルタル4を回収することが可能となる。また、このとき、固化したモルタル4に付着するモルタルジャケット7も破れ、固化したモルタル4と共に上方に引き上げられる。モルタル4が水中に残置された場合、モルタルジャケット7も水中に残置されることになるが、水中に残置されたモルタルジャケット7は船舶のスクリューに絡むおそれがある。本実施形態のモルタル回収方法によれば、そのようなモルタルジャケット7も回収することが可能となる。なお、固化材の種類によってはモルタルジャケット7のような固化材が注入される袋体が不要な場合もある。
なお、本実施形態では異形鉄筋5の下端が河床付近に位置していることから、固化したモルタル4が河床付近で破断することになるが、異形鉄筋5をモルタル4の下端まで埋め込み、杭間領域Rの固化したモルタル4を全て回収するようにしても良い。すなわち、異形鉄筋5の長さは回収したい固化したモルタル4の長さに応じて適宜設定されるものである。本実施形態のように固化したモルタル4を河床付近で破断させ、地盤中の異形鉄筋5が残置されることになっても一部の固化したモルタル4については回収することができるため、従前よりも環境への負荷を低減することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記実施形態では、止水壁1の解体時に杭間パイプ3を引き抜いてから鋼管杭2を引き抜くこととしたが、鋼管杭2と杭間パイプ3を引き抜く順序は特に限定されない。また、上記実施形態ではモルタルジャケット7に隣接する鋼管杭2のうちの一方の鋼管杭2を引き抜いた状態で固化したモルタル4を回収することとしたが、モルタルジャケット7に隣接する鋼管杭2を両方とも引き抜いてから固化したモルタル4を回収しても良い。
さらに上記実施形態では、異形鉄筋5の上端にワイヤーを取り付けるためのアイボルト6を取り付けることとしたが、ワイヤーを取り付けるための部材はアイボルト6に限定されない。すなわち、モルタル4に埋め込まれた異形鉄筋5を引き上げることができれば、異形鉄筋5の上端部の構成は特に限定されない。
また、異形鉄筋5の下端にはアイボルト8を取り付けなくても良い。この場合でも異形鉄筋5の引き上げ時において固化したモルタル4と異形鉄筋5との付着力によって、固化したモルタル4の異形鉄筋5が埋め込まれている部分には上方に引っ張られる力が作用する。これにより固化したモルタル4を破断させ、回収することができる。一方で、アイボルト8のような部品を異形鉄筋5の下端に取り付けて異形鉄筋5の下端に水平方向に突出する突出部を設けることにより、異形鉄筋5の引き抜き時において、その突出部で、固化したモルタル4の異形鉄筋5が埋め込まれている部分を持ち上げるような状態となり、固化したモルタル4を異形鉄筋5の下端付近で破断させやすくなる。すなわち、異形鉄筋5の下端に水平方向に突出する突出部を設けることで、固化したモルタル4を所望の位置で破断させやすくすることができる。
上記実施形態では、モルタル4に埋め込む部材として異形鉄筋5を用いることとした。異形鉄筋5は表面に凹凸が形成されているため、モルタル4との付着力を高めることが可能となるが、モルタル4に埋め込む部材は異形鉄筋5に限定されず、他の柱状部材であっても良い。なお、柱状部材とは円柱状や角柱状、管状等の杭間領域Rに挿入することが可能な、ある程度の長さを有する部材である。
また、上記実施形態では止水壁1の構築箇所を河川としていたが、止水壁1の構築箇所は特に限定されない。その他の箇所であっても、止水壁1構築時において杭間領域Rの固化したモルタル4に異形鉄筋5等の柱状部材を埋め込むことで、止水壁1の解体時に柱状部材を引き上げることで固化したモルタル4を回収することができる。なお、上記実施形態では、杭間領域Rにモルタルを充填する例を挙げたが、本発明にいう固化材は、モルタル以外の他の固化材であってもよい。例えば水ガラス系固化材、シリコン系固化材、セメント系固化材など、固化する性質を持つ流動性のある材料を固化材として適宜用いることができる。なお、固化材の種類によってはモルタルジャケットのような固化材が注入される袋体が不要な場合もある。また、上記実施形態では、隣り合う鋼管杭2同士の隙間を囲むように設置された閉塞部材としてパイプ状の鋼材である杭間パイプ3を用いたが、閉塞部材は例えば、L字鋼(等辺山形鋼)、H型鋼、C型鋼等であっても良い。
本発明は、鋼管杭と杭間パイプからなる止水壁の解体時における固化したモルタル回収に利用することができる。
1 止水壁
2 鋼管杭
3 杭間パイプ
4 モルタル
5 異形鉄筋
5a 異形鉄筋
5b 異形鉄筋
6 異形鉄筋上端のアイボルト
7 モルタルジャケット
8 異形鉄筋下端のアイボルト
R 杭間領域

Claims (4)

  1. 間隔をおいて設置された複数の鋼管杭と、隣り合う前記鋼管杭のそれぞれに接し、かつ、各鋼管杭間の隙間を囲むように設置された閉塞部材とを備えた止水壁の固化材回収方法であって、
    前記止水壁の構築時において、前記鋼管杭および前記閉塞部材で囲まれた杭間領域内に固化材を充填する際に、固化した前記固化材の上面から上端部が突出するように前記杭間領域内に柱状部材を挿入した状態で該杭間領域内に前記固化材を充填しておき、
    前記止水壁の解体時において、前記柱状部材を引き上げることで、固化した前記固化材を回収する、止水壁の固化材回収方法。
  2. 前記止水壁の構築時において、前記杭間領域内に、下端部に水平方向に突出する突出部が設けられた前記柱状部材を挿入した状態で該杭間領域内に前記固化材を充填しておく、請求項1に記載の止水壁の固化材回収方法。
  3. 前記止水壁の構築時において、前記杭間領域内に固化材が注入される袋体を装入し、
    下端部が尖っていない前記柱状部材を前記袋体に挿入した状態で該袋体内に前記固化材を充填しておく、請求項1又は2に記載の止水壁の固化材回収方法。
  4. 間隔をおいて設置された複数の鋼管杭と、隣り合う前記鋼管杭のそれぞれに接し、かつ、各鋼管杭間の隙間を囲むように設置された閉塞部材とを備えた止水壁であって、
    前記鋼管杭および前記閉塞部材で囲まれた杭間領域内で固化した固化材に、上端部が該固化材の上面から突出するように埋め込まれた、前記止水壁の解体時に引き上げられる柱状部材を備えている、止水壁。
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