JP2018537317A5

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Publication number: JP2018537317A5
Application number: JP2018528672A
Authority: JP
Filing date: 2016-11-25
Publication date: 2020-01-09
Anticipated expiration: 2036-11-25

Claims

無菌包装容器内にヒートシールするための、ラミネートされたセルロースベースの液体または半液体食品包装材料（１０ａ；１０ｂ）であって、茶色または暗色のセルロースベースの繊維材料を含み、且つ茶色または暗色の表面を有するバルク材料層（１１ａ；１１ｂ）と、前記バルク層の内側に、すなわち前記ラミネート材料から作られた包装容器内の充填された食品へ内向きに向けられるべき側に配置構成されている酸素障壁層（１４ａ〜１８ａ；１４ｂ〜１８ｂ）を備える層と、さらに前記酸素障壁層の内側に、熱可塑性ポリマーの最内ヒートシール可能液密層（１５ａ；１５ｂ）であって、前記最内ポリマー層は包装された食品と直接接触することを意図されている、最内ヒートシール可能液密層（１５ａ；１５ｂ）と、を備え、前記ラミネート包装材料は、前記バルク層の外側に配置構成されている印刷基材層（１２ａ；１２ｂ）をさらに備え、前記印刷基材層は、ポリオレフィンと、ドロマイト、滑石粉、雲母、および炭酸カルシウムＣａＣＯ _３からなる群から選択される４０〜８５重量％の鉱物充填剤粒子と、１〜１０重量％の白色酸化チタン顔料粒子とを含む熱可塑性ポリマー組成物からの白色の事前製造された配向空洞形成フィルムであり、
前記印刷基材層フィルムの厚さは、２２〜３５μｍである、ラミネートされたセルロースベースの液体または半液体食品包装材料（１０ａ；１０ｂ）。
前記印刷基材層フィルム（１２ａ；１２ｂ）の前記熱可塑性ポリマー組成物は、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）などの、ポリオレフィンを含む請求項１に記載のラミネート包装材料。
前記印刷基材層フィルム（１２ａ；１２ｂ）の前記熱可塑性ポリマー組成物は、ポリオレフィン、５０〜６０重量％など、５０〜７０重量％の鉱物充填剤粒子、および１〜５重量％など、１〜１０重量％の白色顔料を含む請求項１〜２のいずれか一項に記載のラミネート包装材料。
前記印刷基材層フィルムの前記厚さは、２３〜２８μｍなど、２３〜３０μｍである請求項１〜３のいずれか一項に記載のラミネート包装材料。
前記バルク材料層（１１ａ；１１ｂ）は、１００〜３００ｇ／ｍ^２の秤量を有する請求項１〜４のいずれか一項に記載のラミネート包装材料。
前記バルク材料層（１１ａ；１１ｂ）は、フルーティング材料またはライナ材料など、カバ材から作られた１００％主繊維から作られる半化学的フルーティング材料など、段ボール原紙材料を含む請求項１〜５のいずれか一項に記載のラミネート包装材料。
前記印刷基材層フィルム（１２ａ；１２ｂ）は、０．５〜４ｇ／ｍ^２の量だけ塗布され、前記バルク層の前記セルロース表面内に部分的に吸収される、水性接着剤組成物（１６ａ）によって前記バルク層（１１ａ；１１ｂ）にラミネートされる請求項１〜６のいずれか一項に記載のラミネート包装材料。
前記印刷基材層フィルムは、熱可塑性ポリマー（１３ａ；１３ｂ）の最外透明保護層によりそのラミネートされていない外側にさらにコーティングされる請求項１〜７のいずれか一項に記載のラミネート包装材料。
前記最内ヒートシール可能層（１５ａ；１５ｂ）の前記熱可塑性ポリマーは、ポリエチレンなどの、ポリオレフィンである請求項１〜８のいずれか一項に記載のラミネート包装材料。
前記酸素障壁層は、アルミ箔またはガス障壁特性を有するポリマーフィルムである請求項１〜９のいずれか一項に記載のラミネート包装材料。
前記酸素障壁層は、ポリマーフィルム（１４ｂ〜１８ｂ）または障壁コーティングでコーティングされた薄紙（１４ａ〜１８ａ）である請求項１〜１０のいずれか一項に記載のラミネート包装材料。
請求項１〜１１のいずれか一項に記載の前記ラミネート包装材料を含む液体または半液体食品包装容器（３０ａ；３０ｂ；３０ｃ；３０ｄ）。
任意の順序で、
ａ）前記印刷基材層を前記茶色または暗色のセルロースベースのバルク材料層の第１の外側にラミネートするステップであって、前記印刷基材層は、ポリオレフィンと、ドロマイト、滑石粉、雲母、および炭酸カルシウムＣａＣＯ _３からなる群から選択される４０〜８５重量％の鉱物充填剤粒子と、１〜１０重量％の白色酸化チタン顔料粒子とを含む熱可塑性ポリマー組成物からの白色の事前製造された配向空洞形成フィルムであり、前記印刷基材層フィルムの厚さは、２２〜３５μｍである、ステップと、
ｂ）前記酸素障壁層を前記バルク層の他方の反対側にラミネートするステップと、
ｃ）最内ヒートシール可能熱可塑性ポリマー層を前記酸素障壁層の非ラミネート（内）側に施すステップと、
を含む請求項１〜１１のいずれか一項に記載の前記ラミネートされたセルロースベースの液体または半液体食品包装材料を製造するための方法。
前記印刷基材層は、水性接着剤組成物（２１）を前記印刷基材層上に塗布するステップと、少なくとも１つのラミネーションローラーニップ（２２）に通させることによって互いに接着するように層に圧力を加えながら、前記接着剤組成物が前記バルク層の前記セルロース表面に吸収されるのを可能にするステップとによって前記バルク材料層にラミネートされる請求項１３に記載の方法。