JP2018536127A - 容積流調整弁 - Google Patents

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Abstract

本発明は、2つの流出通路内の流体媒体の容積流を制御するための容積流調整弁に関する。容積流調整弁は、そのバーベル状の中心部材の領域に中央圧力チャンバ(130)が形成されている、内部に軸方向に移動可能に支承された二重ピストンを有するシリンダから成る。流体媒体用の供給路以外に、この中央圧力チャンバ(130)の場合は更に両流出通路(170−1,170−2)が設けられている。本発明によれば、二重ピストン(120)が両流出通路に関して中心位置に存在する場合に、第1のピストン(120−1)によって好ましくは部分的に覆われた時の第1の流出通路(170−1)と、第2のピストン(120−2)によって好ましくは部分的に覆われた時の第2の流出通路(170−2)が、それぞれ1つの同じ開口横断面面積を解放するような軸方向の間隔(2d)で、これら流出通路はシリンダに配置されている。

Description

本発明は、2つの排出通路内の流体媒体の容積流を制御するための容積流調整弁に関する。更に、本発明は、好ましくは金属の圧延材を圧延するためのロールスタンド内のロールのロールネックを回転可能に支承するためのチョック内でのこのような容積流調整弁の適用に関する。
容積流調整弁は、従来技術内で基本的に公知であり、従って、例えば欧州特許出願公開第1 452 381号明細書、欧州特許第1 653 132号明細書、英国特許第815 622号明細書又は西独国特許出願公開第2051 949号明細書から公知である。
特に最後に挙げた西独国特許出願公開第2051 949号明細書は、請求項1の上位概念による容積流調整弁を開示する。具体的には、この文献は、その中空室内にバーベル状の二重ピストンが軸方向に移動可能に案内されたシリンダを有する容積流調整弁を開示する。二重ピストンは、第1及び第2のピストンから成り、これらピストンは、細くされた中心部材を介して互いに結合されている。細くされた中心部材の領域に、容積流調整弁の中央圧力チャンバが形成されている。シリンダの端面に、バネが配置され、これらバネは、中空室の内部へ延在し、その間で、二重ピストンは、中心位置に保持されている。バネの領域に、容積流調整弁のそれぞれ1つの第1及び第2の周辺圧力チャンバが形成されている。シリンダ内に、シリンダ内へ流体媒体が流入もしくは流出するための流入通路及び第1の排出通路が設けられている。
説明した容積流調整弁以外に、例えば西独国特許出願公開第103 36 894号明細書からは、金属の圧延材を圧延するためのロールスタンドのロールのロールネック用の油膜軸受としてのチョックも、従来技術内で知られている。そこに開示されたチョックは、軸受ブッシュを有し、この軸受ブッシュは、ロールネック用のシリンダ状の収容室を張設する。その内側に、軸受ブッシュは、例えば、実質的に共通の軸方向の線内に配置された2つの静圧ポケットを備え、これら静圧ポケットは、逆止弁と軸受ブッシュもしくはチョック内に延在する孔とを介して冷却剤及び/又は潤滑剤を供給可能である。孔内の絞りは、軸受ブッシュ内でロールネックが傾いた状態でも、ロールネックの最適な静圧支承を保証すべきである。
まさにこの機能は、リストリクタ又はオリフィスとも呼ばれる絞りを満足するが、実際には不十分である。具体的に、絞りもしくはリストリクタは、特に収容室内でロールネックが傾いた状態でなくても、流体媒体もしくは冷却剤及び/又は潤滑剤の容積流を均等に両静圧ポケットに分配することに適していない。更に、絞りもしくはリストリクタは、部分的に200bar超の高い圧力損失を示す。
欧州特許出願公開第1 452 381号明細書 欧州特許第1 653 132号明細書 英国特許第815 622号明細書 西独国特許出願公開第2051 949号明細書 西独国特許出願公開第103 36 894号明細書
本発明の根底にある課題は、公知の容積流調整弁を、特にロールネックを支承するためのチョックと関係して使用するために、流出通路内の圧力比が異なる場合でも、容積流調整弁の流出通路内の流体媒体の容積流が均等化されるように発展させることである。
この課題は、調整弁に関しては、請求項1の対象によって解決される。これは、第1の流出通路以外に、中央圧力チャンバから流体媒体が流出するための第2の流出通路が設けられていること、及び、二重ピストンが両流出通路に関して中心位置に存在する場合に、第1のピストンによって好ましくは部分的に覆われた時の第1の流出通路と、第2のピストンによって好ましくは部分的に覆われた時の第2の流出通路が、それぞれ1つの同じ開口横断面面積を解放するような軸方向の間隔2dで、第1及び第2の流出通路がシリンダに配置されていること、を特徴とする。
中心位置との概念は、対称位置も意味する。請求した二重ピストンの中心位置もしくは対称位置で、両流出通路によって解放される開口横断面積はゼロより大きい;即ち、この中心位置もしくは対称位置で、流体媒体は、いかなる場合でも流出することができる;流出通路は、いずれにしても遮断されていない。
この請求した容積流調整弁の形態は、前記課題を解決するための、即ち、流出通路内の圧力比が異なる場合でも、第1の流出通路内及び第2の流出通路内の容積流がそれぞれ同じ大きさに保たれることを保証するための構造上の前提条件である。
第1の実施例によれば、二重ピストンの中心部材の長さLは、第1及び第2の流出通路の中心軸の間隔2dに等しい。二重ピストンの第1及び第2のピストンがそれぞれ、流出通路用の制御エッジとも呼ばれるその端面が中心部材に対して垂直に延在するシリンダであると仮定すると、請求した中心部材の長さは、二重ピストンが中心位置に存在する場合に、第1の流出通路が二重ピストンの第1のピストンによって、第2の流出通路が二重ピストンの第2のピストンによって、それぞれ半分だけ閉じられていることを保証する。
流出通路内の圧力比が異なる場合でも両流出通路内に同じ大きさの容積流を保証するために、バルブスプールとも呼ばれる二重ピストンは、それぞれ適当に位置決めされるもしくは適当に、即ち流出通路内の圧力比に依存して移動される必要がある。この目的のため、本発明は、第2の実施例により、第2の周辺圧力チャンバ内へ第1の流出通路内の静圧を供給するための第1の圧力通路が設けられていること、及び、第1の周辺圧力チャンバ内へ第2の流出通路内の静圧を供給するための第2の圧力通路が設けられていること、
を企図する。
更に、別の実施例によれば、第1の周辺圧力チャンバ内に、第1のプランジャが、第1の周辺圧力チャンバを画成する二重ピストンの第1のピストンの端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承され、第1のプランジャが、第1の流出通路内の全圧の作用を受け得ること、及び、第2の周辺圧力チャンバ内に、第2のプランジャが、第2の周辺圧力チャンバを画成する二重ピストンの第2のピストンの端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承され、第2のプランジャが、第2の流出通路内の全圧の作用を受け得ること、が企図されている。
説明した両措置、即ち正圧及び全圧のそれぞれ周辺圧力チャンバ内への供給により、二重ピストンは、自動的に、圧力比及び好ましくは両周辺圧力チャンバ内のバネ力から生じる力のバランスに応じて調整される。
前記圧力の周辺圧力チャンバへの作用により、流出通路内に所望の量的に等しい容積流が生じるように、自動的に位置決めされることが達成される。
ロールスタンド内のバックアップロールを支承するためのチョックにおける容積流調整弁の以下で説明される企図される適用にとって、容積流調整弁が、2000barまでの圧力用に設計されている場合が有利である。
本発明の前記課題は、更に、請求項7によるチョックによって解決される。従って、チョックは、チョックの収容室内へ流体媒体としての冷却剤及び/又は潤滑剤の容積流を調整するために、本発明による容積流調整弁が設けられていること、を特徴とする。その場合、チョックの収容室内へ冷却剤及び/又は潤滑剤を供給するために、容積流調整弁の第1の流出通路が、第1の供給通路に接続され、第2の流出通路が、第2の供給通路に接続されている。
この請求した本発明によるチョックの形態は、有利には、チョックの収容室内でロールネックが傾斜した状態でも、収容室への両供給通路内の冷却剤及び/又は潤滑剤の容積流が常に同じ大きさであることを保証する。
その点で、請求したチョックの利点は、本発明による容積流調整弁に関して前で挙げた利点に一致する。
容積流調整弁及びチョックの別の有利な形態は、従属請求項の対象である。
明細書には、3つの図が添付されている。
本発明による容積流調整弁 図1に対する詳細図 本発明による調整弁と関係したロールのロールネックを回転可能に支承するためのチョック
本発明を、以下で実施例の形態の前記図に関係させて詳細に説明する。全ての図で、同じ技術的要素は、同じ符号で指示されている。
図1は、本発明による容積流調整弁100を示す。容積流調整弁は、実質的にシリンダ110から成り、このシリンダ内に、バーベル状の二重ピストン120が、軸方向に移動可能に支承されている。概念“軸方向”は、本発明の意味では、二重ピストンの運動方向用に使用される。二重ピストン120は、第1のピストン120−1と第2のピストン120−2から成り、これらピストンは、細くされた中心部材126を介して互いに不動に結合されている。第1及び第2のピストンは、できる限り緊密にシリンダ壁に当接する。細くされた中心部材126の領域に、容積流調整弁100の中央圧力チャンバ130が形成されている。シリンダの終端領域に、第1の周辺圧力チャンバ150−1と第2の周辺圧力チャンバ150−2が形成され、これら周辺圧力チャンバは、それぞれ中心部材とは反対側の第1及び第2のピストンの端面によって画成されている。中央の側に、好ましくはシリンダ110の半分の高さのところに、流体媒体、例えば冷却剤及び/又は潤滑剤をポンプ装置250によって中央圧力チャンバ130内へ供給するための供給通路160が形成されている。中央圧力チャンバ130から流体媒体が流出するため、シリンダ壁に第1の流出通路170−1並びに第2の流出通路170−2が形成されている。第1及び第2の流出通路170−1,170−2は、それぞれ供給通路160の両側に対して同じ軸方向の間隔dを備える。同時に、二重ピストン120の中心部材126の長さLは、好ましくは第1及び第2の流出通路170−1,170−2の中心軸の間隔2dに一致する。このようにして、二重ピストン120が中心位置に存在する場合に、第1の流出通路170−1が第1のピストン120−1によって、同時に第2の流出通路170−2が第2のピストン120−2によって、両ピストンが同じ開口横断面積を解放するように閉じられていることが保証される。
二重ピストンを、特に容積流調整弁の不作動時に中心位置の保つために、周辺圧力チャンバ150−1,150−2内に、好ましくはそれぞれ1つのバネ140が配置されている。しかしながら、バネ140は、シリンダ110内で二重ピストン120を軸方向に移動させるための基本的な可能性を妨げない。
本発明の前記課題、第1及び第2の流出通路170−1,170−2内に、そこの圧力比が異なる場合でも量的に同じ容積流を保証することは、特に、容積流調整弁の周辺圧力チャンバ150−1,150−2が適切に所定の圧力の作用を受けることによって解決される。具体的には、この目的のために、第1の周辺圧力チャンバ150−1は、第2の流出通路170−2内の静圧の作用を受ける。同様に、第2の周辺圧力チャンバ150−2は、第1の流出通路170−1内の静圧の作用を受ける。作用は、それぞれ設けられた第1及び第2の圧力通路180−1,180−2を介して行なわれる。
更に、第1の周辺圧力チャンバ150−1内に、第1のプランジャ190−1が、第1の周辺圧力チャンバを画成する二重ピストンの第1のピストン120−1の端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承されている。調整弁の作動中、第1のプランジャ190−1は、1つの圧力通路を介して第1の流出通路170−1内の全圧の作用を受ける。同様に、第2の周辺圧力チャンバ内に、第2のプランジャ190−2が、第2の周辺圧力チャンバ150−2を画成する二重ピストンの第2のピストン120−2の端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承されている。更にまた同様に、第2のプランジャ190−2は、1つの圧力通路を介して第2の流出通路170−2内の全圧の作用を受ける。圧力通路は、図1では破線で図示されている。
図2は、第1又は第2の流出通路170−1,170−2への静圧及び全圧用の圧力通路の接続を示す。具体的に、流出通路170−1,170−2内に流体媒体が流れることが認められる。これは、中央圧力チャンバ130から消費部、例えばロールネックを回転可能に支承するためのチョックへ流れる冷却剤及び/又は潤滑剤である。この場合、流出通路内の流体媒体は、図2で符号1で示されているような速度分布を示す。流出通路内の全圧pTotalを検出するため、ピトー管が設けられ、このピトー管は、流体媒体がピトー管内へ流入するように位置合わせされている。更に、流出通路170の壁に、開口が設けられ、この開口は、流出通路内の静圧pStatを検出するための第1もしくは第2の圧力通路180−1,180−2の終端である。
容積流調整弁100の作動中、二重ピストン120は、これに作用する力のバランスに応じて自動的もしくは自発的に調整される。この力のバランスは、特に、中心部材126とは反対側の第1及び第2のピストン120−1,120−2の端面に作用する力に基づいて生じる。力は、一方では、第1及び第2のピストンの端面への静圧の作用によって並びにプランジャによって同じ端面に加えられる力によって生じる力である。バネ140によって同じ端面に加えられる力も、力のバランスに対して影響を有する。力のバランスは、二重ピストンの軸方向の位置を、従って第2の流出通路の開放度に対する第1の流出通路の開放度の比を決定する。開放度のこの比に応じて、第1及び第2の流出通路170−1,170−2内の容積流は、量的に等しく調整可能である。
図3は、チョック200と関係した本発明による容積流調整弁100の前記適用を示す。チョック200は、圧延材を圧延するためのロールスタンド内のロールのロールネック300を回転可能に支承するために使用される。チョック200は、シリンダ状の収容室210を備え、この収容室内に、ロールネック300が、回転可能に支承されている。シリンダ状の収容室は、典型的に軸受ブッシュ220によって張設され、この軸受ブッシュは、摩耗部品としてチョック200内に挿入されている。軸受ブッシュ220の内壁に、複数の、典型的に2つの静圧ポケット2,3が形成され、これらポケットを経て、冷却剤及び/又は潤滑剤が、収容室210内、正確に言えば軸受ブッシュ220とロールネック300の間の環状間隙内へ高圧下で圧送される。この目的のため、容積流調整弁の第1の流出通路170−1−第1の供給通路とも呼ばれる−が第1の静圧ポケット2と接続され、容積流調整弁の第2の流出通路170−2が第2の静圧ポケット3と接続されている。
特にチョック200と関係した本発明による容積流調整弁100の使用のために、容積流調整弁が2000barまでの圧力用に設計されている場合が有利である。
1 速度プロフィル
2 静圧ポケット
3 静圧ポケット
100 容積流調整弁
110 シリンダ
120 二重ピストン
120−1 第1のピストン
120−2 第2のピストン
126 中心部材
130 中央圧力チャンバ
140 バネ
150−1 第1の周辺圧力チャンバ
150−2 第2の周辺圧力チャンバ
160 中央圧力チャンバ用の供給通路
170−1 中央圧力チャンバからの流体媒体用の第1の流出通路
170−2 中央圧力チャンバからの流体媒体用の第2の流出通路
180−1 第1の圧力通路
180−2 第2の圧力通路
190−1 第1のプランジャ
190−2 第2のプランジャ
200 チョック
210 シリンダ状の収容室
220 軸受ブッシュ
250 ポンプ装置
300 ロールネック
d 軸方向の間隔
L 中心部材の長さ
Total 全圧
Stat 静圧
本発明は、2つの排出通路内の流体媒体の容積流を制御するための容積流調整弁に関する。更に、本発明は、好ましくは金属の圧延材を圧延するためのロールスタンド内のロールのロールネックを回転可能に支承するためのチョック内でのこのような容積流調整弁の適用に関する。
容積流調整弁は、従来技術内で基本的に公知であり、従って、例えば欧州特許出願公開第1 452 381号明細書、欧州特許第1 653 132号明細書、英国特許第815 622号明細書又は西独国特許出願公開第2051 949号明細書から公知である。
特に最後に挙げた西独国特許出願公開第2051 949号明細書は、請求項1の上位概念による容積流調整弁を開示する。具体的には、この文献は、その中空室内にバーベル状の二重ピストンが軸方向に移動可能に案内されたシリンダを有する容積流調整弁を開示する。二重ピストンは、第1及び第2のピストンから成り、これらピストンは、細くされた中心部材を介して互いに結合されている。細くされた中心部材の領域に、容積流調整弁の中央圧力チャンバが形成されている。シリンダの端面に、バネが配置され、これらバネは、中空室の内部へ延在し、その間で、二重ピストンは、中心位置に保持されている。バネの領域に、容積流調整弁のそれぞれ1つの第1及び第2の周辺圧力チャンバが形成されている。シリンダ内に、シリンダ内へ流体媒体が流入もしくは流出するための流入通路及び第1の排出通路が設けられている。
説明した容積流調整弁以外に、例えば西独国特許出願公開第103 36 894号明細書からは、金属の圧延材を圧延するためのロールスタンドのロールのロールネック用の油膜軸受としてのチョックも、従来技術内で知られている。そこに開示されたチョックは、軸受ブッシュを有し、この軸受ブッシュは、ロールネック用のシリンダ状の収容室を張設する。その内側に、軸受ブッシュは、例えば、実質的に共通の軸方向の線内に配置された2つの静圧ポケットを備え、これら静圧ポケットは、逆止弁と軸受ブッシュもしくはチョック内に延在する孔とを介して冷却剤及び/又は潤滑剤を供給可能である。孔内の絞りは、軸受ブッシュ内でロールネックが傾いた状態でも、ロールネックの最適な静圧支承を保証すべきである。
まさにこの機能は、リストリクタ又はオリフィスとも呼ばれる絞りを満足するが、実際には不十分である。具体的に、絞りもしくはリストリクタは、特に収容室内でロールネックが傾いた状態でなくても、流体媒体もしくは冷却剤及び/又は潤滑剤の容積流を均等に両静圧ポケットに分配することに適していない。更に、絞りもしくはリストリクタは、部分的に200bar超の高い圧力損失を示す。
西独国公開特許公報第2751082号明細書は、請求項1の上位概念による容積流調整弁を開示する。
欧州特許出願公開第1 452 381号明細書 欧州特許第1 653 132号明細書 英国特許第815 622号明細書 西独国特許出願公開第2051 949号明細書 西独国特許出願公開第103 36 894号明細書 西独国公開特許公報第2751082号明細書
本発明の根底にある課題は、公知の容積流調整弁を、特にロールネックを支承するためのチョックと関係して使用するために、流出通路内の圧力比が異なる場合でも、容積流調整弁の流出通路内の流体媒体の容積流が均等化されるように発展させることである。
この課題は、調整弁に関しては、請求項1の対象によって解決される
中心位置との概念は、対称位置も意味する。請求した二重ピストンの中心位置もしくは対称位置で、両流出通路によって解放される開口横断面積はゼロより大きい;即ち、この中心位置もしくは対称位置で、流体媒体は、いかなる場合でも流出することができる;流出通路は、いずれにしても遮断されていない。
この請求した容積流調整弁の形態は、前記課題を解決するための、即ち、流出通路内の圧力比が異なる場合でも、第1の流出通路内及び第2の流出通路内の容積流がそれぞれ同じ大きさに保たれることを保証するための構造上の前提条件である。
二重ピストンの中心部材の長さLは、例えば第1及び第2の流出通路の中心軸の間隔2dに等しい。二重ピストンの第1及び第2のピストンがそれぞれ、流出通路用の制御エッジとも呼ばれるその端面が中心部材に対して垂直に延在するシリンダであると仮定すると、請求した中心部材の長さは、二重ピストンが中心位置に存在する場合に、第1の流出通路が二重ピストンの第1のピストンによって、第2の流出通路が二重ピストンの第2のピストンによって、それぞれ半分だけ閉じられていることを保証する。
流出通路内の圧力比が異なる場合でも両流出通路内に同じ大きさの容積流を保証するために、バルブスプールとも呼ばれる二重ピストンは、それぞれ適当に位置決めされるもしくは適当に、即ち流出通路内の圧力比に依存して移動される必要がある。この目的のため、本発明は、第2の実施例により、第2の周辺圧力チャンバ内へ第1の流出通路内の静圧を供給するための第1の圧力通路が設けられていること、及び、第1の周辺圧力チャンバ内へ第2の流出通路内の静圧を供給するための第2の圧力通路が設けられていること、
を企図する。
更に第1の周辺圧力チャンバ内に、第1のプランジャが、第1の周辺圧力チャンバを画成する二重ピストンの第1のピストンの端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承され、第1のプランジャが、第1の流出通路内の全圧の作用を受け得ること、及び、第2の周辺圧力チャンバ内に、第2のプランジャが、第2の周辺圧力チャンバを画成する二重ピストンの第2のピストンの端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承され、第2のプランジャが、第2の流出通路内の全圧の作用を受け得ること、が企図されている。
説明した両措置、即ち正圧及び全圧のそれぞれ周辺圧力チャンバ内への供給により、二重ピストンは、自動的に、圧力比及び好ましくは両周辺圧力チャンバ内のバネ力から生じる力のバランスに応じて調整される。
前記圧力の周辺圧力チャンバへの作用により、流出通路内に所望の量的に等しい容積流が生じるように、自動的に位置決めされることが達成される。
ロールスタンド内のバックアップロールを支承するためのチョックにおける容積流調整弁の以下で説明される企図される適用にとって、容積流調整弁が、2000barまでの圧力用に設計されている場合が有利である。
本発明の前記課題は、更に、請求項によるチョックによって解決される。従って、チョックは、チョックの収容室内へ流体媒体としての冷却剤及び/又は潤滑剤の容積流を調整するために、本発明による容積流調整弁が設けられていること、を特徴とする。その場合、チョックの収容室内へ冷却剤及び/又は潤滑剤を供給するために、容積流調整弁の第1の流出通路が、第1の供給通路に接続され、第2の流出通路が、第2の供給通路に接続されている。
この請求した本発明によるチョックの形態は、有利には、チョックの収容室内でロールネックが傾斜した状態でも、収容室への両供給通路内の冷却剤及び/又は潤滑剤の容積流が常に同じ大きさであることを保証する。
その点で、請求したチョックの利点は、本発明による容積流調整弁に関して前で挙げた利点に一致する。
容積流調整弁及びチョックの別の有利な形態は、従属請求項の対象である。
明細書には、3つの図が添付されている。
本発明による容積流調整弁 図1に対する詳細図 本発明による調整弁と関係したロールのロールネックを回転可能に支承するためのチョック
本発明を、以下で実施例の形態の前記図に関係させて詳細に説明する。全ての図で、同じ技術的要素は、同じ符号で指示されている。
図1は、本発明による容積流調整弁100を示す。容積流調整弁は、実質的にシリンダ110から成り、このシリンダ内に、バーベル状の二重ピストン120が、軸方向に移動可能に支承されている。概念“軸方向”は、本発明の意味では、二重ピストンの運動方向用に使用される。二重ピストン120は、第1のピストン120−1と第2のピストン120−2から成り、これらピストンは、細くされた中心部材126を介して互いに不動に結合されている。第1及び第2のピストンは、できる限り緊密にシリンダ壁に当接する。細くされた中心部材126の領域に、容積流調整弁100の中央圧力チャンバ130が形成されている。シリンダの終端領域に、第1の周辺圧力チャンバ150−1と第2の周辺圧力チャンバ150−2が形成され、これら周辺圧力チャンバは、それぞれ中心部材とは反対側の第1及び第2のピストンの端面によって画成されている。中央の側に、好ましくはシリンダ110の半分の高さのところに、流体媒体、例えば冷却剤及び/又は潤滑剤をポンプ装置250によって中央圧力チャンバ130内へ供給するための供給通路160が形成されている。中央圧力チャンバ130から流体媒体が流出するため、シリンダ壁に第1の流出通路170−1並びに第2の流出通路170−2が形成されている。第1及び第2の流出通路170−1,170−2は、それぞれ供給通路160の両側に対して同じ軸方向の間隔dを備える。同時に、二重ピストン120の中心部材126の長さLは、好ましくは第1及び第2の流出通路170−1,170−2の中心軸の間隔2dに一致する。このようにして、二重ピストン120が中心位置に存在する場合に、第1の流出通路170−1が第1のピストン120−1によって、同時に第2の流出通路170−2が第2のピストン120−2によって、両ピストンが同じ開口横断面積を解放するように閉じられていることが保証される。
二重ピストンを、特に容積流調整弁の不作動時に中心位置の保つために、周辺圧力チャンバ150−1,150−2内に、好ましくはそれぞれ1つのバネ140が配置されている。しかしながら、バネ140は、シリンダ110内で二重ピストン120を軸方向に移動させるための基本的な可能性を妨げない。
本発明の前記課題、第1及び第2の流出通路170−1,170−2内に、そこの圧力比が異なる場合でも量的に同じ容積流を保証することは、特に、容積流調整弁の周辺圧力チャンバ150−1,150−2が適切に所定の圧力の作用を受けることによって解決される。具体的には、この目的のために、第1の周辺圧力チャンバ150−1は、第2の流出通路170−2内の静圧の作用を受ける。同様に、第2の周辺圧力チャンバ150−2は、第1の流出通路170−1内の静圧の作用を受ける。作用は、それぞれ設けられた第1及び第2の圧力通路180−1,180−2を介して行なわれる。
更に、第1の周辺圧力チャンバ150−1内に、第1のプランジャ190−1が、第1の周辺圧力チャンバを画成する二重ピストンの第1のピストン120−1の端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承されている。調整弁の作動中、第1のプランジャ190−1は、1つの圧力通路を介して第1の流出通路170−1内の全圧の作用を受ける。同様に、第2の周辺圧力チャンバ内に、第2のプランジャ190−2が、第2の周辺圧力チャンバ150−2を画成する二重ピストンの第2のピストン120−2の端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承されている。更にまた同様に、第2のプランジャ190−2は、1つの圧力通路を介して第2の流出通路170−2内の全圧の作用を受ける。圧力通路は、図1では破線で図示されている。
図2は、第1又は第2の流出通路170−1,170−2への静圧及び全圧用の圧力通路の接続を示す。具体的に、流出通路170−1,170−2内に流体媒体が流れることが認められる。これは、中央圧力チャンバ130から消費部、例えばロールネックを回転可能に支承するためのチョックへ流れる冷却剤及び/又は潤滑剤である。この場合、流出通路内の流体媒体は、図2で符号1で示されているような速度分布を示す。流出通路内の全圧pTotalを検出するため、ピトー管が設けられ、このピトー管は、流体媒体がピトー管内へ流入するように位置合わせされている。更に、流出通路170の壁に、開口が設けられ、この開口は、流出通路内の静圧pStatを検出するための第1もしくは第2の圧力通路180−1,180−2の終端である。
容積流調整弁100の作動中、二重ピストン120は、これに作用する力のバランスに応じて自動的もしくは自発的に調整される。この力のバランスは、特に、中心部材126とは反対側の第1及び第2のピストン120−1,120−2の端面に作用する力に基づいて生じる。力は、一方では、第1及び第2のピストンの端面への静圧の作用によって並びにプランジャによって同じ端面に加えられる力によって生じる力である。バネ140によって同じ端面に加えられる力も、力のバランスに対して影響を有する。力のバランスは、二重ピストンの軸方向の位置を、従って第2の流出通路の開放度に対する第1の流出通路の開放度の比を決定する。開放度のこの比に応じて、第1及び第2の流出通路170−1,170−2内の容積流は、量的に等しく調整可能である。
図3は、チョック200と関係した本発明による容積流調整弁100の前記適用を示す。チョック200は、圧延材を圧延するためのロールスタンド内のロールのロールネック300を回転可能に支承するために使用される。チョック200は、シリンダ状の収容室210を備え、この収容室内に、ロールネック300が、回転可能に支承されている。シリンダ状の収容室は、典型的に軸受ブッシュ220によって張設され、この軸受ブッシュは、摩耗部品としてチョック200内に挿入されている。軸受ブッシュ220の内壁に、複数の、典型的に2つの静圧ポケット2,3が形成され、これらポケットを経て、冷却剤及び/又は潤滑剤が、収容室210内、正確に言えば軸受ブッシュ220とロールネック300の間の環状間隙内へ高圧下で圧送される。この目的のため、容積流調整弁の第1の流出通路170−1−第1の供給通路とも呼ばれる−が第1の静圧ポケット2と接続され、容積流調整弁の第2の流出通路170−2が第2の静圧ポケット3と接続されている。
特にチョック200と関係した本発明による容積流調整弁100の使用のために、容積流調整弁が2000barまでの圧力用に設計されている場合が有利である。
1 速度プロフィル
2 静圧ポケット
3 静圧ポケット
100 容積流調整弁
110 シリンダ
120 二重ピストン
120−1 第1のピストン
120−2 第2のピストン
126 中心部材
130 中央圧力チャンバ
140 バネ
150−1 第1の周辺圧力チャンバ
150−2 第2の周辺圧力チャンバ
160 中央圧力チャンバ用の供給通路
170−1 中央圧力チャンバからの流体媒体用の第1の流出通路
170−2 中央圧力チャンバからの流体媒体用の第2の流出通路
180−1 第1の圧力通路
180−2 第2の圧力通路
190−1 第1のプランジャ
190−2 第2のプランジャ
200 チョック
210 シリンダ状の収容室
220 軸受ブッシュ
250 ポンプ装置
300 ロールネック
d 軸方向の間隔
L 中心部材の長さ
Total 全圧
Stat 静圧

Claims (9)

  1. ・その中空室内に案内されたバーベル状の二重ピストン(120)を有し、この二重ピストンが、第1のピストン(120−1)と第2のピストン(120−2)を備え、これらピストンが、細くされた中心部材(126)を介して互いに不動に結合され、細くされた中心部材の領域に、容積流調整弁の中央圧力チャンバ(130)が形成されているシリンダ(110)を備え、
    ・第1及び第2のピストンの中心部材(126)とは反対側の端面によって画成された、容積流調整弁のシリンダ内の第1及び第2の周辺圧力チャンバ(150−1,150−2)を備え、
    ・シリンダ内に、中央圧力チャンバ(130)内へ流体媒体が流入するもしくは中央圧力チャンバ(130)から流体媒体が流出するための流入通路(160)と第1の流出通路(170−1)を備える
    容積流調整弁(100)において、
    第1の流出通路(170−1)以外に、中央圧力チャンバ(130)から流体媒体が流出するための第2の流出通路(170−2)が設けられていること、及び、
    二重ピストン(120)が両流出通路に関して中心位置に存在する場合に、第1のピストン(120−1)によって好ましくは部分的に覆われた時の第1の流出通路(170−1)と、第2のピストン(120−2)によって好ましくは部分的に覆われた時の第2の流出通路(170−2)が、それぞれ1つの同じ開口横断面面積を解放するような軸方向の間隔2dで、第1及び第2の流出通路(170−1,170−2)がシリンダに配置されていること、
    を特徴とする容積流調整弁(100)。
  2. 第2の周辺圧力チャンバ(150−2)内へ第1の流出通路(170−1)内の静圧を供給するための第1の圧力通路(180−1)が設けられていること、及び、
    第1の周辺圧力チャンバ(150−1)内へ第2の流出通路(170−2)内の静圧を供給するための第2の圧力通路(180−2)が設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の容積流調整弁(100)。
  3. 第1の周辺圧力チャンバ(150−1)内に、第1のプランジャ(190−1)が、第1の周辺圧力チャンバを画成する二重ピストンの第1のピストン(120−1)の端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承され、第1のプランジャ(190−1)が、第1の流出通路(170−1)内の全圧の作用を受け得ること、及び、
    第2の周辺圧力チャンバ(150−2)内に、第2のプランジャ(190−2)が、第2の周辺圧力チャンバを画成する二重ピストンの第2のピストン(120−2)の端面に作用を与えるために軸方向に移動可能に支承され、第2のプランジャ(190−2)が、第2の流出通路(170−2)内の全圧の作用を受け得ること、
    を特徴とする請求項2に記載の容積流調整弁(100)。
  4. 容積流調整弁が、2000barまでの圧力用に設計されていること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の容積流調整弁(100)。
  5. 第1及び第2の周辺圧力チャンバ(150−1,150−2)内に、それぞれ1つのバネ(140)が配置され、これらバネの間で、二重ピストンが、中心位置に、しかしながら軸方向に移動可能に保持されていること、を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容積流調整弁(100)。
  6. ・ロールネック(300)を収容するためのシリンダ状の収容室(210)を有し、
    ・収容室(210)内へ冷却剤及び/又は潤滑剤を供給するための第1及び第2の供給通路(170−1,170−2)を有し、
    ・供給通路(170−1,170−2)内の冷却剤及び/又は潤滑剤の容積流を調整するための要素を有する
    圧延材を圧延するためのロールスタンド内のロールのロールネック(300)を回転可能に支承するためのチョック(200)において、
    要素が、請求項1〜5のいずれか1項に記載の容積流調整弁(100)の形態で形成されていること、
    流体媒体が、冷却剤及び/又は潤滑剤として形成されていること、及び、
    容積流調整弁(100)の第1の流出通路(170−1)が、チョックの第1の供給通路に接続され、第2の流出通路(170−2)が、チョックの第2の供給通路に接続されていること、
    を特徴とするチョック。
  7. 供給通路の少なくとも1つが、収容室の内壁に形成された静圧ポケット(2,3)に至ること、を特徴とする請求項6に記載のチョック。
  8. 収容室(210)が、軸受ブッシュ(220)によって張設され、この軸受ブッシュが、摩耗部品としてチョック(200)内に挿入されていること、及び
    静圧ポケット(2,3)が、軸受ブッシュ(220)の内側に形成されていること、
    を特徴とする請求項7に記載のチョック。
  9. 供給通路(160)を介して容積流調整弁(100)の中央圧力チャンバ(130)内へ好ましくは2000barまでの圧力を有する冷却剤及び/又は潤滑剤を供給するために、ポンプ装置(250)が設けられていること、を特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のチョック。
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