JP2018534208A - 自動車両のための運転者支援方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、走行レーン内を移動する自動車両のための運転者支援方法に関係するものであり、その方法の間、自動車両のステアリング部材に加えられることになる補正トルク(T)が、自動車両が目標経路をたどるように、自動車両の運転者によりこのステアリング部材に加えられたトルク(T)を勘考して、走行レーンに対する自動車両の位置に関係のあるデータ項目(yL)に基づいて決定される(c)。本発明によれば、この方法は、d)フィルタリングされた補正トルク(TCF)は、前記補正トルクに基づいて、前記加えられたトルクが前記補正トルクと実質的に逆であるときは、このフィルタリングされた補正トルクの値が、この補正トルクの値より体系的に小さくなるように決定されるステップと、e)前記フィルタリングされた補正トルクは、自動車両のステアリング部材に加えられるステップとをさらに備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般には、自動車両のための運転者支援方法の分野に関する。
本発明は、より詳細には、走行レーンを使用する自動車両のための運転者支援方法であって、以下のステップ、すなわち
a)走行レーンに対する自動車両の位置に関係のある、少なくとも1つのデータ項目が取得されるステップと、
b)自動車両の運転者により自動車両のステアリング部材に加えられたトルクが取得されるステップと、
c)前記ステアリング部材に加えられることになる補正トルクが、自動車両が目標経路をたどるように、前記加えられたトルクを考慮して前記データ項目の関数として決定されるステップと
を含む、運転者支援方法に関する。
今日では、数多くの自動車両は、自動車両の運転者が車両のステアリングホイールを操作することを支援するために、電気モータによって追加のトルクが車両のステアリングコラムに加えられることを可能にする運転者支援システムが装備されている。
さらには、自動車両が使用している走行レーン上のこの車両の位置の決定を可能なものにする前方カメラ、またはレーダセンサなどの別のセンサを備える運転者支援システムを自動車両に装備することが知られている。
この走行レーンの中央に対して車両のずれが検出される場合、または、この車両がこの走行レーンから離れそうであることが検出される場合、その車両を実質的にこの走行レーンの中央に戻すように車両の経路を補正するために、補正トルクが車両のステアリングコラムに加えられ得る。この補正トルクは、車両の運転者によりステアリングホイールに加えられたトルクに加えられる。
したがって、文献EP2591983から知られている1つのそのような運転者支援システムは、車両が道路から出ることを制限すること、および/または、運転者の介入なしに、または介入が低減された状態で車両が利用している走行レーンの実質的に中央に車両を維持することを可能にする。
文献EP2591983では、車両のステアリングコラムに加えられる補正トルクの値は、車両の運転者によりこの車両のステアリングホイールに加えられたトルク、および、自動車両が直線的なラインで進行している、またはそうではなく急なターンを開始しているという事実を考慮して加減される。
しかしながら、車両をその車両の走行レーンで維持することを支援するためのこのシステムが動作しているとき、この車両のステアリングコラムに加えられる補正トルクは、運転者によりステアリングホイールに加えられたトルクに対向することがある。換言すれば、この補正トルクは、運転者により車両のステアリングホイールに加えられたトルクに対して反対符号を有することがある。
この解決策の主な欠点は、この事例では、車両をその走行レーンに維持することを支援するためのシステムに立ち向かっているように運転手が感じ、そのことが運転者にとって特に不愉快であるということである。
この文脈で、本発明は、以下のステップ、すなわち
d)フィルタリングされた補正トルクが、前記加えられたトルクが前記補正トルクに実質的に対向するときは、前記フィルタリングされた補正トルクの値が前記補正トルクの値より体系的に小さくなるように前記補正トルクに基づいて決定されるステップと、
e)前記フィルタリングされた補正トルクが自動車両のステアリング部材に加えられるステップと
をさらに備える、プリアンブルに記載の自動車両のための運転者支援方法を提案する。
この低減される値は、特に、ゼロ値であり得るものであり、すなわち、このフィルタリングされた補正トルクは、特に、前記加えられたトルクが前記補正トルクに実質的に対向する場合、取り消され得る。
この方策では、補正トルクと格闘することで車両の運転者が有する不愉快な印象を最小限に抑えることが可能である。
この方法では、運転者により車両のステアリング部材に加えられたトルクは、例えば、前記加えられたトルクが、
− 所与の限界トルクより大きい絶対値、および、
− 前記補正トルクに対する反対符号
を有する場合、前記補正トルクに対向するとみなされる。
本発明による運転者支援方法では、
− ステップa)で、前記データ項目は、好ましくは、自動車両と前記目標経路との間の側方ずれを含み、
− ステップd)で、前記加えられたトルクが前記補正トルクに実質的に対向し、前記側方ずれが特定のしきい値より下である場合、フィルタリングされた補正トルクは、好ましくは取り消される。
本発明による運転者支援方法の、他の非制限的および有利な特徴は、以下のとおりである:
− ステップd)で、側方ずれが前記特定のしきい値より上である場合、フィルタリングされた補正トルクは、加えられたトルクが前記補正トルクに実質的に対向するとしても、非ゼロ値を有するように決定される、
− ステップd)で、側方ずれが前記特定のしきい値より上である場合、フィルタリングされた補正トルクは、前記側方ずれが所与の限界変動レートより大きい変動レートで減少していないという条件においては、非ゼロ値を有するように決定され、そうでない場合は、フィルタリングされた補正トルクには非ゼロ値が割り当てられる、
− 前記所与の限界変動レートは前記側方ずれの値の関数として決定される、
− ステップd)で、側方ずれが前記特定のしきい値より上である場合、フィルタリングされた補正トルクは、前記補正トルクの絶対値が限界戻しトルクより小さい場合には、前記補正トルクと等しく、補正トルクの絶対値がその限界戻しトルク以上である場合には、前記限界戻しトルクと等しい絶対値を有する、非ゼロ値を有するように決定される、
− 限界戻しトルクは、正であり、前記側方ずれが増大する場合に増大する、
− 限界戻しトルクは、正であり、前記側方ずれが急速に増大する場合に増大する、
− ステップd)で、運転者により加えられる前記トルクと前記補正トルクとが同じ符号を有する場合、前記フィルタリングされた補正トルクは、前記補正トルクの絶対値が所与の安全しきい値より下である場合には、フィルタリングされた補正トルクが前記補正トルクと等しく、補正トルクの絶対値がその安全しきい値より上である場合には、フィルタリングされた補正トルクがその安全しきい値と等しい絶対値を有するように決定される、
− ステップd)で、自動車両が、前記走行レーンのターンの内側上に位置し、運転者により加えられたトルクの絶対値が、限界トルクより大きい場合、フィルタリングされた補正トルクは、取り消される、
− ステップd)で、自動車両が、前記走行レーンのターンの内側上に位置し、運転者により加えられたトルクの絶対値が、限界トルクより大きい場合、フィルタリングされた補正トルクは、補正トルクが自動車両を走行レーンの中央に戻す傾向にあるというさらなる条件において取り消される、
− ステップd)で、フィルタリングされた補正トルクは、前記所与の安全しきい値より下にとどまる絶対値を有するように決定される、ならびに、
− ステップd)で、フィルタリングされた補正トルクは、そのフィルタリングされた補正トルクの変動レートが所与の最大の変動レートより小さくとどまる絶対値を有するように決定される。
非制限的な例として提供される、添付される図面を参照する、後に続く説明は、本発明は何に本質が存し、本発明はどのように遂行され得るかを解説するものである。
本発明による自動車両運転者支援方法で実行される動作を、ブロック概略図の形式で、線図で表す図である。 図1からの動作の1つの詳細を、フローチャートの形式で、線図で表す図である。 目標経路に対するこの自動車両の側方ずれを明白に表す、戻し変数の関数としての限界戻しトルクを線図で表す図である。 運転者反応が第1のタイプのものである場合の、図1で示される方法で取得または決定される様々なパラメータの経時的な進展を表す図である。 他の運転者反応タイプに対する、図4Aおよび4Bと同じパラメータの経時的な進展を表す図である。 他の運転者反応タイプに対する、図4Aおよび4Bと同じパラメータの経時的な進展を表す図である。 他の運転者反応タイプに対する、図4Aおよび4Bと同じパラメータの経時的な進展を表す図である。
図1で示されるのは、自動車両のための運転者支援方法の実現を可能なものにする様々な動作である。
その目当てに対して、この自動車両は、ステア可能ホイールと、車両の方向を修正するためのステア可能ホイールへの作用を可能なものにするステアリング部材ODと、自動車両の運転者によりこのステアリング部材ODに加えられたトルク(このトルクは、本明細書では以降「加えられたトルクT」と呼称される)の取得のための手段とを備える。ここでは、これらの取得手段は、加えられたトルクTの測定を可能なものにするトルクセンサの形式をとる。
ここでは、ステアリング部材ODは、自動車両のステアリングコラムに対応し、加えられたトルクTは、このステアリング部材ODに、この車両のステアリングホイールによって加えられる。
あるいは、自動車両のステアリング部材は、例えば、この車両のステアリングラックに対応し得る。
自動車両は、フィルタリングされた補正トルクTCFをこの車両のステアリング部材ODに付与するように適合させられる、電気モータなどのアクチュエータをさらに備える。
このフィルタリングされた補正トルクTCFが、加えられたトルクTに加えられるものであり、その加えられたトルクTは、運転者により自動車両のステアリング部材ODに加えられることを想起されたい(図1)。
自動車両はさらには、この自動車両が使用している走行レーンに対するこの自動車両の位置に関係する、少なくとも1つのデータ項目を取得するように適合させられるセンサを備える。
ここでは、このセンサは、その視野が、自動車両の前方に位置するこの走行レーンの一部分をカバーする、ビデオカメラを備える。走行レーン上のこの自動車両の位置に関係する前記データ項目が、次いで、ビデオカメラにより取得される画像の関数として決定される。
あるいは、ビデオカメラを備える代わりに、このセンサは、例えば、安全バリア、欄干、または線状道路標示などの、この走行レーンのそばの物体の検出を可能なものにする、レーダまたはライダ(光検出および測距)センサを備え得る。この事例では、この自動車両の位置に関係する前記データ項目は、このセンサにより受信されるエコー信号から導出されることになる。
ここでは、自動車両が使用している走行レーンに対するその自動車両の位置に関係するデータ項目は、より正確には、自動車両と、この走行レーンに沿って位置する目標経路との間の側方ずれyLに対応する。
この目標経路は、例えば、自動車両が使用している走行レーンの中央を実質的にたどる経路である。しかしながら、この目標経路は、特に、この走行レーンで現れるターンで、この走行レーンの中央から実質的に外れることがある。
上記で述べられた側方ずれyLは、ここでは、自動車両と前記目標経路との間の、この車両の前方での所定の確認距離でのずれに対応するものであり、すなわち、より正確には、この側方ずれyLは、
− この車両の中央を実質的に通過する車両の長手軸と、
− 前記目標経路と
の間の側方ずれに対応し、
この側方ずれyLは、自動車両の前方での所定の(確認)距離で、前記目標経路に対して垂直に評価されるということである。
この自動車両はさらには、ここでは、自動車両のビデオカメラにより取得される画像の分析により、この側方ずれyLを決定するように設計される電子分析モジュールを備える。より具体的には、ここでは、この走行レーンの縁部の1つを識別する、2つの線状道路標示の少なくとも1つが、この画像内で識別され、この道路標示の全体的な形状、および、画像内のこの道路標示の位置などの、この道路標示の幾何学的特性が決定される。この道路標示に対する自動車両の位置、および次いで、この車両と前記目標経路との間の側方ずれyLが、次いで、こうした幾何学的特性に基づいて決定される。
この電子分析モジュールはさらには、自動車両のステアリング部材ODに加えられることになる、フィルタリングされた補正トルクTCFを、特に、
− 前記側方ずれyL、および、
− 加えられたトルクT
の関数として決定するように適合させられる。
このフィルタリングされた補正トルクTCFは、車両のステアリング部材の回転角度の関数としてさらに決定され得る。
この電子分析モジュールはさらには、上記で述べられたアクチュエータを制御することを、このアクチュエータが、以前に決定されたフィルタリングされた補正トルクTCFを自動車両のステアリング部材ODに付与するように行うように設計される。
電子分析モジュールにより実現される運転者支援方法は、下記5つの主なステップを備える:
a)自動車両が使用している走行レーンに対するその自動車両の位置に関係のある、少なくとも1つのデータ項目、ここでは、側方ずれyLが取得される、
b)加えられたトルクTが取得される、
c)前記ステアリング部材ODに加えられることになる補正トルクTが、自動車両が目標経路をたどるように、前記加えられたトルクTを考慮して、前記データ項目(ここでは、側方ずれyL)の関数として決定される、
d)フィルタリングされた補正トルクTCFは、前記加えられたトルクTが補正トルクTに実質的に対向するときは、このフィルタリングされた補正トルクTCFの値が、この補正トルクTに比べて低減される値を体系的に有するように、前記補正トルクTに基づいて決定される、および、
e)前記フィルタリングされた補正トルクTCFは、上記を参照させられるアクチュエータによって、自動車両のステアリング部材ODに加えられる。
ブロック概略図の形式で、図1で、線図で示される、ステップa)からe)のすべてが、今からより詳細に説明され得る。
ここでは、ステップa)で、自動車両により使用される、この車両の前方に位置する走行レーンの一部分の画像を取得することに加えて、前記側方ずれyLが、上記で解説されたように、その画像の分析により決定される。このステップa)で、さらには、ここでは、前記走行レーンのこの一部分の曲率半径Rが決定される。
ステップb)で、トルクセンサによって、加えられたトルクTが測定されることが可能なものになる。
ここで、ステップc)は、図1で示されるブロックB11に対応する第1の動作を備え、そのブロックB11では、自動車両のステアリング部材ODに、この車両が前記目標経路をたどるように加えられることになる制御トルク
Figure 2018534208
が決定される。
この制御トルク
Figure 2018534208
は、この車両が前記目標経路をたどるためにこのステアリング部材に加えられなければならない総トルクに対応する。
この制御トルク
Figure 2018534208
は、特に、前述のステップa)で決定される側方ずれyLの関数として決定され、車両のステアリング部材の有効回転角度の、および、自動車両が使用している走行レーンに対するその自動車両の運動に関係する他のパラメータの関数としてさらに決定され得るものであり、他のパラメータは、この走行レーンに対する運動のその自動車両の速度、または、その自動車両のヨーレートrなどである(車両のヨーレートは、車両が位置する道路の平均平面に対して垂直な軸の周りの、その車両の旋回のレートとして定義され、例えばレートジャイロによって測定され得る)。
ここでは、例えば、制御トルク
Figure 2018534208
の決定は、最初に、自動車両のステアリング部材に対する、側方ずれyL、および、この車両のヨーレートrの関数としての、比例補正器の手段による、つまりは、後に続く算式(F1)による、要される回転角度AGSの算出を備えるものであり、そのF1において、fct1およびfct2は、2つの乗算器定数である。
AGS=fct1.yL+fct2.r (F1)
制御トルク
Figure 2018534208
は次いで、PID(比例積分微分)タイプ補正を、ステアリング部材の、この要される回転角度AGSと、実際の回転角度との間の差に適用することにより得られる。
制御トルク
Figure 2018534208
は総トルクに対応し、運転者はすでに、非ゼロの加えられたトルクTを車両のステアリング部材ODに付与することができるので、次いでこのステップc)で、(前記アクチュエータによって)加えられることになる補正トルクTが、自動車両が前記目標経路をたどるために、加えられたトルクTを考慮して算出される。より正確には、ここでは、補正トルクTは、(図1で確かめられ得るように)制御トルク
Figure 2018534208
と、加えられたトルクTとの間の差と等しいように次式にて算出される。
Figure 2018534208
次のステップd)で、最終的に車両のステアリング部材ODに加えられることになる、フィルタリングされた補正トルクTCFは、この補正トルクTの関数として決定されることが、このフィルタリングされた補正トルクTCFが、車両の運転者により、その運転者がステアリングホイールに付与しているトルクに対向するように感知されそうな場合、このフィルタリングされた補正トルクTCFの値を制限するような、または、取り消すように行われる。
本発明のより正確な主題事項である、このステップd)は、図1で示されるブロックB21に対応する第1の動作を備える。
図2を参照して本明細書で以降、より詳細に説明される、この第1の動作で、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
が、特に加えられたトルクTを考慮して、補正トルクTから決定される。
基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は、特に、車両のステアリング部材に最終的に加えられる、フィルタリングされた補正トルクTCFが、運転者によりこのステアリング部材に加えられたトルクTに対向することを防止することを、特に、このフィルタリングされた補正トルクTCFにより為される補正が、自動車両が前記目標経路をたどるために、または少なくとも、前記目標経路に近くあるために不可欠であることにならない状況で行うように決定される。
ステップd)はさらには、前記第1の動作の後に、図1で示されるブロックB22に対応する任意選択の第2の動作を備える。
この第2の動作で、フィルタリングされた補正トルクTCFは、以前に決定された基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
をフィルタリングすることにより決定されることが、フィルタリングされた補正トルクTCFが、変動レートであって、その絶対値が所与の最大の変動レートtxmaxより小さくとどまる、変動レートを有するということを確実にするように行われる。
ステップd)の第1の動作は、図2で、線図で示される、5つの主なサブステップE1からE5を備える。
最初に、「側方速度
Figure 2018534208
」は、側方ずれyLの時間tに関しての微分dyL/dtを表象するということに注目されたい。
これらのサブステップの第1のもの(サブステップE1)は、
− 自動車両が、前記目標経路から外れているかどうか、および、
− 補正トルクTが、その補正トルクTが車両のステアリング部材に加えられる場合、側方速度
Figure 2018534208
の絶対値
Figure 2018534208
を増大する傾向にあることになるかどうか
を検査する。
上記の2つの条件が満たされる場合、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は取り消される(サブステップE1’)。このことの効果は、さらには、自動車両のステアリング部材に加えられる、フィルタリングされた補正トルクTCFを取り消すことである。
そうでない場合、この方法は、次のサブステップE2を続行する。
ここでは、より正確には、このサブステップE1で、上記で説明された2つの条件が満たされるかどうかを検査するために、ここでは、後に続くブール変数VB1の値が算出されるものであり、εは、所与の側方速度しきい値であって、そのしきい値を超えると、ここでは、車両が前記目標経路から(急速に)外れているということが考えられるものである。
Figure 2018534208
パラメータyLiniは、それ自体としては、運転者支援が活動化される瞬間での、つまりは、フィルタリングされた補正トルクが車両のステアリング部材に加えられ始める起点の瞬間での、前記目標経路に対する自動車両の側方ずれに対応する。この運転者支援は、例えば、自動車両が前記目標経路から明確に外れたことが原因で、(電子分析モジュールにより)活動化され得る。
ここでは、このブール変数VB1の値が値TRUEである場合、上記で述べられた2つの条件が満たされるということが考えられる。
この第1のサブステップE1は、主として安全機能を提供する。事実において、ステップb)で、補正トルクTは、自動車両を前記目標経路に戻すような、または、その自動車両をその目標経路上に維持するように、および、自動車両をこの目標経路からずれさせるようにはなく決定される。それゆえに、このサブステップE1が、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
(および、結果的には、フィルタリングされた補正トルクTCF)を取り消すことにつながることになるということは、本来、ステップb)の実行でのエラーの事象でのものである。
次の任意選択のサブステップE2は、
− 自動車両が、前記走行レーンのターンの内側上に位置するかどうか、
− 運転者により加えられたトルクの絶対値|T|が、所与の限界トルクTACTより大きいかどうか、および、
− 補正トルクTが、(その補正トルクTが車両のステアリング部材に加えられる場合)自動車両を前記走行レーンの中心の方に方向設定する傾向にあることになるかどうか
を検査する。
運転者により加えられたトルクの絶対値|T|が、この限界トルクTACTより大きいという事実は、車両の運転者が、この車両のステアリングホイールに作用している、つまりは、有意な(無視できない)トルクをそのステアリングホイールに実際に付与しているということを指示する。
上記の3つの条件が満たされる場合、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は取り消される(サブステップE2’)。このことの効果は、さらには、自動車両のステアリング部材に加えられる、フィルタリングされた補正トルクTCFを取り消すことである、ということを想起されたい。
そうでない場合、この方法は、次のサブステップE3を続行する。
ここでは、より正確には、このサブステップE2で、上記で説明された3つの条件が満たされるかどうかを検査するために、後に続くブール変数VB2の値が算出されるものであり、Rは、自動車両により使用される、この車両の前方に位置する走行レーンの一部分の曲率半径であり、このRは、前述のステップa)で決定されたということを思い起こされたい。
(sign(yLini)=sign(R))&(|T|≧TACT)&(sign(T)=sign(R))
ここでは、このブール変数VB2の値が値TRUEである場合、サブステップE2で検査されることになる3つの条件が満たされるということが考えられる。
それゆえに、この様式で、これらの3つの条件が満たされる場合、フィルタリングされた補正トルクを取り消すことによって、自動車両の運転者が、このターンの内側上の経路に沿ってこの車両をより容易にステアする(ターンを正す)ことが、つまりは、アクチュエータがこの車両のステアリング部材ODに付与し得る、フィルタリングされた補正トルクに対向すること、または、そのフィルタリングされた補正トルクと格闘することを行う必要なしに、その経路に沿ってこの車両をステアすることが可能なものになる。
あるいは、このサブステップE2で、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は、これらの3つの条件の最初の2つが満たされると直ちに取り消され得る。
次のサブステップE3は、自動車両の運転者が、この車両のステアリングホイールに実際に作用している、つまりは、(無視できない)トルクをそのステアリングホイールに実際に付与しているかどうかを検査する。
この目当てに対して、ここでは、前記加えられたトルクの絶対値|T|が、前記限界トルクTACTより大きいか、それとも、前記限界トルクTACTより小さいかが検査される。
この方策で、自動車両の運転者が、この車両のステアリングホイールに実際に作用していると決定される場合、方法は、次のサブステップE4を続行する。
そうではなく、この運転者が、このステアリングホイールに全く、または、あまり作用していないと決定される場合、方法は、サブステップE3’を続行し、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
が、次のように決定される:
− 前記補正トルクの絶対値|T|が、所与の安全しきい値TMAXより下である場合、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は、前記補正トルクTと等しく、
− 補正トルクの絶対値|T|が、この安全しきい値TMAXより上である場合、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は、この安全しきい値TMAXと等しい絶対値を有する。
より正確には、自動車両の運転者が、この車両のステアリングホイールに全く、または、あまり作用していない場合、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は、下記の算式(F3)を使用して決定される。
Figure 2018534208
したがって、この自動車両の運転者が、この車両のステアリングホイールにあまり、または、全く作用していない場合、フィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は、自動車両が前記目標経路をたどるために前記ステアリング部材に加えられることになる補正トルクTについて、この補正トルクが、安全しきい値TMAXより上の絶対値を有さない限り、その補正トルクTと等しい。
このことによって、自動車両が、前記目標経路、または、少なくともこの目標経路に近い経路をたどることを、その自動車両の運転者による介入の低減を伴わずに、または伴って行うということを確実にすることが可能になる。これらの条件のもとで、事実において、トルクをステアリング部材に、運転者により加えられたトルクの方向と反対の方向で付与することが、その運転者を悩ませないということが考えられる。
なおまた、フィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
の絶対値をこの方策で制限することによって、この車両のステアリング部材ODに最終的に加えられる、フィルタリングされた補正トルクTCFの絶対値が、安全しきい値TMAXより下にとどまるということを確実にすることが可能になり、そのことは、この自動車両の柔軟な運転に、つまりは、この車両の方向が、漸進的な様式で、突然のしり振りを伴わずに制御される運転に寄与する。
フィルタリングされた補正トルクTCFの絶対値をこの方策で、その絶対値が安全しきい値TMAXより下にとどまるように制限することによって、ここでは、自動車両の運転者が、その運転者が望む場合、このフィルタリングされた補正トルクTCF(車両のステアリング部材に加えられる)に徹底して対向する位置にあるということを確実にすることがさらに可能になる。より正確には、ここでは、この安全しきい値TMAXの値は、自動車両の運転者が、車両のステアリング部材に、この安全しきい値TMAXより大きい加えられたトルクTを付与する位置にあるように選定される。
それゆえに、このことは、運転者に、その運転者が望む場合、自動車両を意図的に前記目標経路から離れるように動かすことの可能性を供するものであり、そのことは、安全の理由で有益である。事実において、例えば、自動車両の前方で予測不可能に出現する障害物を回避するために、自動車両の運転者が、この車両を前記目標経路から離れるように動かすことは必要であると分かり得る。
次のサブステップE4は、加えられたトルクT(運転者により加えられる)が補正トルクTに対向するかどうかを、これらの2つのトルクの符号を比較することにより検査する。
ここでは、加えられたトルクT、および、補正トルクTは、2つのトルクが互いに対向する場合、つまりは、2つのトルクが、車両のステアリング部材ODに反対方向で加えられる機械的作用に対応する場合、反対符号を有する。
加えられたトルクTが補正トルクTに対向する場合、この方法は、次のサブステップE5を続行する。
他方で、加えられたトルクTが補正トルクTと同じ符号を有する場合、この方法は、上記で説明されたサブステップE3’を続行する。
次のサブステップE5は、自動車両と前記目標経路との間の側方ずれyLが、特定のしきい値yLSより上の絶対値を有するかどうかを検査する。
この側方ずれyLの絶対値が特定のしきい値yLSより下であるという事実は、自動車両が前記目標経路に近いということを指示する。
自動車両と前記目標経路との間の側方ずれyLが、この特定のしきい値yLSより下の絶対値を有する場合、方法は、サブステップE5’を続行し、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は取り消される。このことの効果は、さらには、自動車両のステアリング部材ODに加えられる、フィルタリングされた補正トルクTCFを取り消すことであるということを思い起こされたい。フィルタリングされた補正トルクTCFをこの方策で取り消すことは、有利には、フィルタリングされた補正トルクTCFが、運転者により加えられたトルクTに対向することを防止することを、このフィルタリングされた補正トルクTCFにより為される補正が、自動車両がすでに前記目標経路に近いことが原因で、ほとんど有用性のないものであることになる状況で行う。
そうではなく、自動車両と前記目標経路との間の側方ずれyLが、この特定のしきい値yLSより上の絶対値を有する場合、方法は、サブステップE5”を続行し、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は、そのトルクが、非ゼロ値であり得る値を有するように決定される。
より正確には、サブステップE5”で、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は、側方ずれyLが、前記特定のしきい値yLSより上であることに加えて、所与の限界変動レートより大きい変動レートで減少していない場合、そのトルクが非ゼロ値を有するように決定される。この自動車両のステアリング部材ODに最終的に加えられることになる、フィルタリングされた補正トルクTCFもまた次いで非ゼロ値を有する。この所与の限界変動レートは、ここでは、側方ずれyLの関数として決定される。その所与の限界変動レートは、側方ずれが増大する場合に増大する。
それゆえに、フィルタリングされた補正トルクTCFは、自動車両が、前記目標経路から実質的に外れてしまい、なおまた、この目標経路に急速に戻る傾向にないままである場合、自動車両の運転者により加えられたトルクTに対向することができる。
このことは有益であり、なぜならば、この種類の状況では、このことが自動車両の運転者により、不快なものとして経験され得るとしても、自動車両が道路から離れることを防止するために、この車両のステアリング部材ODに、前記補正トルクTに近いフィルタリングされた補正トルクTCFを付与することは、特に有用であり、または、必要でさえあるからである。
他方で、この側方ずれyLが急速に減少している場合、つまりは、より正確には、この側方ずれが、ここでは、前記所与の限界変動レートより大きい変動レートで減少している場合、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は取り消され、それゆえに、フィルタリングされた補正トルクTCFも同様である。
フィルタリングされた補正トルクTCFをこの方策で、この側方ずれyLが急速に減少している場合、取り消すことは有益であり、なぜならば、このことは、このフィルタリングされた補正トルクTCFが、運転者により加えられたトルクTに対向することを防止することを、このフィルタリングされた補正トルクTCFにより為される補正が、自動車両が前記目標経路に急速に接近していることが原因で、ほとんど有用性のないものであることになる状況で行うからである。
ここでは、KおよびCが、第1および第2の正の定数である、次のように定義される戻し変数EL
Figure 2018534208
が負である場合、この側方ずれyLは、急速に、つまりは、所与の限界変動レートより大きい変動レートで減少しているということが考えられる。
この戻し変数ELが正である場合、ここでは、自動車両と前記目標経路との間の側方ずれyLは、急速に減少していないということ、つまりは、より正確には、その側方ずれyLは、上記で述べられた所与の限界変動レートより大きい変動レートで減少していないということが考えられる。
どのようにこの戻し変数ELの符号が変動するかを例示するために、例として、初期側方ずれyLiniが正である、および、側方ずれyLも正である状況が考えられる。
この状況で、側方速度
Figure 2018534208
が正である場合、すでに前記目標経路から外れていたであろう自動車両は、その目標経路からいよいよ遠く外れている。この事例では、戻し変数ELは正である。
この同じ状況で、側方速度
Figure 2018534208
が負である場合、自動車両はこの目標経路に接近しており、そのため、側方ずれyLは経時的に減少している(より一般的には、側方ずれの絶対値は経時的に減少している)。側方速度
Figure 2018534208
が、負であるのみでなく、さらには、
Figure 2018534208
より大きい絶対値を有する場合、この側方ずれは、所与の限界変動レート(ここでは、
Figure 2018534208
と等しい)より大きい変動レート(
Figure 2018534208
)で、急速に減少しているということが考えられる。この事例では、戻し変数ELは負であるということに注目されたい。
同じ状況で、側方速度
Figure 2018534208
が、負であるが、
Figure 2018534208
より小さい絶対値を有する場合、側方ずれは、減少しているが、低速でということが考えられる。この事例では、戻し変数ELは正であるということに注目されたい。
要約すると、ここでは、サブステップE5”で、
− 戻し変数ELが負である場合、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は取り消され(このことは次いで、この自動車両のステアリング部材ODに最終的に加えられることになる、フィルタリングされた補正トルクTCFを取り消すことの結果を有するということを思い起こされたい)、
− 戻し変数ELが正である場合、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は、その基本のフィルタリングされた補正トルクが非ゼロ値を有するように決定される。
ここでは、側方ずれyLが、特定のしきい値yLSより上であるのみでなく、さらには、急速に減少していない(EL>0)場合、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
の前記非ゼロ値は、
− 補正トルクTについて、前記補正トルクTの絶対値が、限界戻しトルクTより小さい場合、その補正トルクTと等しいような、および、
− 補正トルクTの絶対値が、この限界戻しトルクT以上である場合、前記限界戻しトルクTと等しい絶対値
Figure 2018534208
を有するような
様式で決定される。
ここでは、この限界戻しトルクTは、正であり、側方ずれyLが増大する場合にますます大きくなる。なおまた、この限界戻しトルクTは、この側方ずれyLが急速に増大する場合にますます大きくなる。
したがって、側方ずれyLが、特定のしきい値yLSより上であり、急速に減少していない(EL>0)場合、フィルタリングされた補正トルクTCFは、自動車両の運転者により加えられたトルクTに対向することを、とりわけ、この自動車両が、前記目標経路から遠い、または、その目標経路から離れるように急速に動いている際に行うことを可能とされる。
このことによって、この種類の状況で、自動車両の運転者にとっての運転快適性と、とりわけ、この車両が、前記目標経路から遠い(または、その目標経路から離れるように急速に動いている)場合に、その自動車両を前記目標経路に戻す必要性との間の、最適の折り合いを見出すことが可能になる。
ここでは、より正確には、限界戻しトルクTは、戻し変数ELが増大する場合に増大する。
ここでは、例えば、限界戻しトルクは、図3で示されるように、戻し変数ELの関数として決定される。その図では、横座標軸上にプロットされる戻し変数ELの関数としての、縦座標軸上にプロットされる限界戻しトルクTが、線図で表される。
確かめられ得るように、戻し変数ELが負である場合、限界戻しトルクTは、ここでは、0と等しい。
戻し変数ELが、正であり、限界値ELSより小さい場合、限界戻しトルクTは、この戻し変数ELに比例して増大し、ついには、戻し変数ELがこの限界値ELSと等しいとき、最大戻しトルクTRMAXに達する。
あるいは、戻し変数ELとともに、線形の様式で増大する代わりに、限界戻しトルクTは、例えば、戻し変数ELとともに、最大戻しトルクTRMAXまで、2次関数的な様式で増大することがあり、または、戻し変数ELとともに、最大戻しトルクTRMAXまで、任意の連続的な様式で増大することさえある。
戻し変数ELが、この限界値ELSより大きい場合、限界戻しトルクTは、この最大戻しトルクTRMAXと等しくとどまる。
限界戻しトルクTの値は、この最大戻しトルクTRMAXの値に制限されることが、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
の、および、結果的には、フィルタリングされた補正トルクTCFの値を、安全の理由で、上記で説明されたサブステップE3’で適用される、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
の制限に匹敵する様式で制限するために行われる。
ここでは、この最大戻しトルクTRMAXは、より具体的には、このサブステップE3’で使用される安全しきい値TMAXと等しい。
あるいは、最大戻しトルクTRMAXは、サブステップE3’で使用される安全しきい値TMAXの値とは異なる、および、この安全しきい値TMAXより小さい値を有し得る。
限界戻しトルクTは、ここでは、戻し変数ELが負である場合、ゼロであるので、ステップE5”で取り上げられた、および、上記で説明された処置のすべては、サブステップE5”での、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
を、次の算式(F4)を使用して算出することにより実現され得る。
Figure 2018534208
上記で説明されたステップd)の第1の動作で決定される、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
は次いで、上記で述べられたように、ここではステップd)を含む第2の動作(ブロックB22)でフィルタリングされる。
この第2の動作では、フィルタリングされた補正トルクTCFは、下記で解説されるように、以前に決定された基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
をフィルタリングすることにより決定される。
基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
の変動レートの絶対値
Figure 2018534208
が、最大の変動レートtxmaxより下にとどまる限りにおいて、フィルタリングされた補正トルクTCFは、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
と等しい。
基本のフィルタリングされた補正トルクの変動レートの絶対値
Figure 2018534208
が、この最大の変動レートtxmaxより大きくなる場合、フィルタリングされた補正トルクTCFは、基本のフィルタリングされた補正トルク
Figure 2018534208
の方に可能な限り迅速に向かうように決定されるものであり、ただし、変動レート
Figure 2018534208
であって、その絶対値がこの最大の変動レートtxmaxより下にとどまる、変動レートで、つまりは、基本のフィルタリングされた補正トルクの変動レート
Figure 2018534208
が正である場合には、最大の変動レートtxmaxと等しく、基本のフィルタリングされた補正トルクの変動レート
Figure 2018534208
が負である場合には、最大の変動レートtxmaxと等しくて反対である(−txmax)、変動レート
Figure 2018534208
で向かう。
ステップd)のこの第2の動作(ブロックB22)は、自動車両のステアリング部材ODに最終的に加えられる、フィルタリングされた補正トルクTCFが、徐々に時間とともに、突然の変動を伴わずに進展するということを確実にし、そのことは、この車両の運転者にとって、より快適である。
あるいは、この第2の動作で、フィルタリングされた補正トルクTCFは、なおまた、別の所与の安全しきい値より下にとどまる絶対値を有するように決定され得る。この変形例の文脈で、サブステップE3’およびE5”で導入されるそれぞれの安全しきい値(この実例では、安全しきい値TMAXおよび最大戻しトルクTRMAX)を不要にすることが可能であり、これらの安全しきい値の機能は、次いで、ステップd)の第2の動作で果たされる。
上記で説明された運転者支援方法によって、自動車両によりとられる経路の自動補正が、その自動車両が前記目標経路をたどるように、可能なものになる。この方法によって、なおまた、この自動補正を、この車両の運転者によりその運転者のステアリングホイールに及ぼされる作用と、調和して、運転者にとって快適に、および安全に、両立させることが可能になる。
この自動補正が、この車両の運転者によりその運転者のステアリングホイールに加えられる作用に対向する場合、この自動補正が弱くされる(または、取り消されさえする)様式は、運転者支援方法により使用される、様々なしきい値、定数、および、限界または最大の大きさを調整することにより調整され得る。
例えば、第2の定数Cを高い値に調整することにより、この自動補正は、その自動補正が、運転者により加えられたトルクTに対向し、目標経路に対する自動車両の側方ずれyLが減少している場合、この側方ずれyLが低速で減少しているとしても、取り消される。
フィルタリングされた補正トルクTCFは、第1および第2の定数KおよびCの値が上昇させられる際に、運転者により加えられたトルクTにいっそう対向することが可能とされる。
補正トルクTが、自動車両の運転者により加えられたトルクTに対向する、および、フィルタリングされた補正トルクTCFが、取り消されるか、非ゼロ値を有するように決定されるかのいずれかである、様々な異なる状況が、図4Aから7Bで示される。
上記の図では、例示として、自動車両の経路の1つの例に対して、上記で説明された運転者支援方法で取得または決定されることになる、様々なパラメータが表されている。図4Aおよび4B、5Aおよび5B、6Aおよび6B、ならびに、7Aおよび7Bの4つの対は各々、この車両の運転者の反応の異なるタイプに対応する。
この自動車両経路例は、直線的な走行レーン上の経路に対応する。前記目標経路は、ここでは、この走行レーンの中央に対応し、それゆえに、直線状である。
自動車両は、この目標経路に平行な長手軸に沿ったこの車両の位置に対応する長手位置xにより、この走行レーンに沿って場所決めされる。
自動車両が前記目標経路をたどっている場合、側方ずれyLはゼロである(yL=0)ということを思い起こされたい。
図4A、5A、6A、および7Aでは、実線曲線(1)は、加えられたトルクT(運転者により加えられる)がゼロであるときの、自動車両についての、横座標軸上にプロットされるこの車両の長手位置xの関数としての、縦座標軸上にプロットされるその自動車両の側方ずれyLを表す。この事例では、上記で述べられたアクチュエータにより、この車両のステアリング部材ODに加えられたトルクは、次いで、トルク制御
Figure 2018534208
に直接対応する。
図4Aから7Bのすべてで、自動車両は、初期には目標経路から外れる。したがって、図4A、5A、6A、および7Aの各々で確かめられ得るように、側方ずれyLは、初期には増大する。
自動車両がこの目標経路から外れたという事実に反応して、運転者支援が活動化され、つまりは、アクチュエータが、トルクを車両のステアリング部材に付与することを、その車両を目標経路の近傍に戻すために始める。この活動化は、図4A、5A、6A、および7AではACTVと印が付けられる。
図4A、5A、6A、および7Aで確かめられ得るように、この活動化の後に続いて、自動車両は実際に、前記目標経路の方に、その自動車両がその目標経路に近くなるまで移動する。
図4A、5A、6A、および7Aでは、破線曲線(2)、(2’)、(2”)、および(2’’’)は各々、自動車両の運転者のみが、この車両のステアリング部材ODに作用することになっている場合の、つまりは、上記で述べられたアクチュエータが、このステアリング部材に作用しないことになっている場合の、自動車両についての、この車両の長手位置xの関数としての、その自動車両の側方ずれyLを表す。
図4Aは、車両のステアリング部材ODに単独で作用する、自動車両の運転者が、車両のステアリングが完全に自動的に制御される場合より低速に、つまりは、上記で説明された方法によって制御される上記で述べられたアクチュエータのみがこのステアリング部材に作用する場合より低速に、この車両を目標経路の方に戻す傾向にある状況に対応する。
図5Aは、車両のステアリング部材ODに単独で作用する、自動車両の運転者が、車両のステアリングが完全に自動的に制御される場合より急速に、つまりは、上記で説明された方法によって制御される上記で述べられたアクチュエータのみがこのステアリング部材に作用する場合より急速に、この車両を目標経路の方に戻す傾向にあるままである状況に対応する。
図6Aは、車両のステアリング部材ODに単独で作用する、自動車両の運転者が、自動車両の初期ずれの後に続いて、この車両の運動の方向を補正することを、その車両が目標経路から離れるように移動することを止めるように、ただしこの、車両をこの目標経路の近傍に戻すことを伴わずに行う状況に対応する。換言すれば、このずれの後に続いて、車両の運転者は、前記目標経路に対する車両の側方ずれyLを、ここでは、特定のしきい値yLSの値より大きい、非ゼロ値で安定化させる。
図7Aは、車両のステアリング部材ODに単独で作用する、自動車両の運転者が、その車両を、この車両により使用されている走行レーンの外にステアする状況に対応する。
図4B、5B、6B、および7Bの各々では、1点鎖線で、自動車両の長手位置xの関数として、上記で述べられたアクチュエータにより、自動車両のステアリング部材ODに、運転者がこのステアリング部材に作用しない場合(つまりは、加えられたトルクTがゼロである場合)、直接加えられる、トルク制御
Figure 2018534208
が示されるものであり、そのトルク制御が原因で、この車両は、図4A、5A、6A、および7Aでの曲線(1)に対応する経路をたどる。
図4B、5B、6B、および7Bでは、さらには、破線で、および、車両の長手位置xの関数として、自動車両の運転者により、この車両が、図4Aからの曲線(2)に、図5Aからの曲線(2’)に、図6Aからの曲線(2”)に、および、図7Aからの曲線(2’’’)にそれぞれ対応する経路をたどるように、その運転者がこの車両のステアリング部材ODに単独で作用するときに加えられる、加えられたトルクTが示される。
さらには、図4B、5B、6B、および7Bの各々で、実線で、およびやはり、車両の長手位置xの関数として示されるのは、運転者および運転者支援システムの両方が活動的である状況での補正トルクTである。この補正トルクTは、トルク制御
Figure 2018534208
(1点鎖線)と、加えられたトルクT(破線)、ここでは、この実例では、自動車両が図4A、5A、6A、および7Aからの曲線(2)、(2’)、(2”)、および(2’’’)にそれぞれ対応する経路をたどる狙いを伴う運転者により加えられたトルクとの間の差と等しいということを思い起こされたい。
この補正トルクTから算出される、フィルタリングされた補正トルクTCFが、さらには、短い破線で、自動車両の長手位置xの関数として、図4B、5B、6B、および7Bの各々でプロットされる。
図4Aおよび4B、5Aおよび5B、6Aおよび6B、ならびに、7Aおよび7Bの対にそれぞれ対応する、自動車両の運転者の反応の4つのタイプに対して、補正トルクTが、瞬間ごとに、加えられたトルクTに対向するように引き起こされるということが確かめられる。補正トルクTが、加えられたトルクTに対向する状況は、図4B、5B、6B、および7Bで、破線矩形により識別される。
図4Bでは、補正トルクTが、運転者により加えられる、加えられたトルクTに対向する状況は、自動車両が目標経路に近い状況、つまりは、ここでは、車両のこの側方ずれyLが特定のしきい値yLSより下である状況である。上記で説明された方法によれば、フィルタリングされた補正トルクTCFは、次いで、この図で確かめられ得るように、取り消される。
図5Bでは、補正トルクTが、運転者により加えられたトルクTに対向する状況は、自動車両が目標経路から遠く離れている(つまりは、ここでは、車両の側方ずれyLが特定のしきい値yLSより上である状況)、ただし、この側方ずれyLが急速に減少している状況である。上記で説明された方法によれば、フィルタリングされた補正トルクTCFは、次いで、この図で確かめられ得るように、取り消される。
図6Bでは、補正トルクTが、運転者により加えられたトルクTに対向する、2つの引き続いての状況が区別される。これらの2つの状況の第1のものでは、目標経路に対する自動車両の側方ずれyLは、特定のしきい値yLSより上であるが、急速に減少しており、しかるに、これらの2つの状況の第2のものでは、目標経路に対する自動車両の側方ずれyLは、特定のしきい値yLSより上であり、一定にとどまる。上記で説明された方法によれば、これらの2つの状況の第1のものでは、フィルタリングされた補正トルクTCFは取り消され、これらの2つの状況の第2のものでは、フィルタリングされた補正トルクTCFは、非ゼロ値、この実例では、補正トルクTの値と等しい値を有するように決定される。この図では、フィルタリングされた補正トルクTCFの値が、補正トルクTの値と合わさってしまうと、対応する曲線は、なおまた、重ね合わせられる(および、もはや互いから明確に区別されない)。
図7Bでは、補正トルクTは、加えられたトルクTに絶えず対向するが、フィルタリングされた補正トルクTCFは、非ゼロ値、この実例では、補正トルクTの値と等しい値を有するように決定される。事実において、図7Bでは、自動車両と目標経路との間の側方ずれyLは、特定のしきい値yLSより上であり、その上、時間とともに(急速に)増大している。

Claims (10)

  1. 走行レーン内を移動する自動車両のための運転者支援方法であって、
    a)前記走行レーンに対する前記自動車両の位置に関係のある、少なくとも1つのデータ項目(yL)が取得されるステップと、
    b)前記自動車両の運転者により前記自動車両のステアリング部材(OD)に加えられたトルク(T)が取得されるステップと、
    c)前記ステアリング部材(OD)に加えられることになる補正トルク(T)が、前記自動車両が目標経路をたどるように、前記加えられたトルク(T)を考慮して前記データ項目(yL)の関数として決定されるステップと
    を備える、運転者支援方法において、
    d)フィルタリングされた補正トルク(TCF)が、前記加えられたトルク(T)が前記補正トルク(T)に実質的に対向するときは、前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)の値が前記補正トルク(T)の値より体系的に小さくなるように、前記補正トルク(T)に基づいて決定されるステップと、
    e)前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)が前記自動車両の前記ステアリング部材(OD)に加えられるステップと
    をさらに備えることを特徴とする、運転者支援方法。
  2. − 前記ステップa)で、前記データ項目は、前記自動車両と前記目標経路との間の側方ずれ(yL)を含み、
    − 前記ステップd)で、前記加えられたトルク(T)が前記補正トルク(T)に実質的に対向し、かつ、前記側方ずれ(yL)が特定のしきい値(yLS)より下である場合、前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)が取り消される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップd)で、前記側方ずれ(yL)が前記特定のしきい値(yLS)より上である場合、前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)は、非ゼロ値を有するように決定される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ステップd)で、前記側方ずれ(yL)が前記特定のしきい値(yLS)より上である場合、前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)は、前記側方ずれ(yL)が、所与の限界変動レートより大きい変動レートで減少していないという条件においては、非ゼロ値を有するように決定され、そうでない場合は、前記フィルタリングされた補正トルクには非ゼロ値が割り当てられる、請求項2に記載の方法。
  5. 前記所与の限界変動レートは、前記側方ずれ(yL)の値の関数として決定される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ステップd)で、前記側方ずれ(yL)が前記特定のしきい値(yLS)より上である場合、前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)は、
    − 前記補正トルク(T)の絶対値が限界戻しトルク(T)より小さい場合には、前記補正トルク(T)と等しく、
    − 前記補正トルク(T)の絶対値がその限界戻しトルク(T)以上である場合には、前記限界戻しトルク(T)と等しい絶対値を有する、
    非ゼロ値を有するように決定される、請求項3または5に記載の方法。
  7. 前記限界戻しトルク(T)は、正であり、前記側方ずれ(yL)が増大する場合に増大する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記限界戻しトルク(T)は、正であり、前記側方ずれ(yL)が急速に増大する場合に増大する、請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記ステップd)で、前記運転者により加えられた前記トルク(T)と前記補正トルク(T)とが同じ符号を有する場合、前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)は、
    − 前記補正トルク(T)の絶対値が所与の安全しきい値(TMAX)より下である場合は、前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)が前記補正トルク(T)と等しく、
    − 前記補正トルク(T)の絶対値が前記安全しきい値(TMAX)より上である場合は、前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)が前記安全しきい値(TMAX)と等しい絶対値を有する
    ように決定される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ステップd)で、
    − 前記自動車両が前記走行レーンのターンの内側上に位置し、
    − 前記運転者により加えられた前記トルク(T)の絶対値が限界トルク(TACT)より大きい
    場合、前記フィルタリングされた補正トルク(TCF)は取り消される、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
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