JP2018533834A - コンタクト本体上に配置されたコンタクトラメラを有するコンタクト素子 - Google Patents

コンタクト本体上に配置されたコンタクトラメラを有するコンタクト素子 Download PDF

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Abstract

コンタクト素子(1)は、ストリップ状に延在するコンタクト本体(10)を含んでおり、コンタクト本体(10)は、コネクタ部分(3)が差し込み方向(E)において差し込み可能である開口部(120)を形成するように曲げられており、コンタクト本体(10)は、前記開口部(120)の周りに延在し、前記開口部(120)の内壁を構成している表面(104)を有している。コンタクト本体(10)の開口部(120)内には、開口部(120)に差し込まれたコネクタ部分(3)と電気的に接触するためのコンタクトラメラ(2)が配置されており、表面(104)に接している。その際、ストリップ状のコンタクト本体(10)は、コンタクト本体(10)の表面(104)に形成された、少なくとも1つの形状接続要素(111−118)を備えた形状接続装置(11)を有しており、コンタクトラメラ(2)は、形状接続装置(11)と形状接続的に係合しており、それによって、差し込み方向(E)に沿って、コンタクト本体(10)に固定されている。このような方法によって、大きい電流容量を有するように設計された場合でも、容易で安価な製造を可能にするコンタクト素子が供給される。

Description

本発明は、請求項1のおいて書きに記載のコンタクト素子と、当該コンタクト素子を製造するための方法と、に関する。
当該コンタクト素子は、ストリップ状に延在するコンタクト本体を含んでおり、当該コンタクト本体は、コンタクト本体が開口部を形成するように曲げられており、当該開口部には、コネクタ部分が、差し込み方向において差し込まれる。その際、コンタクト本体は、開口部の周りに延在し、開口部の内壁を構成する表面を有している。コンタクト本体の開口部内には、コンタクトラメラが、当該表面に接するように配置されている。当該コンタクトラメラは、コンタクト本体の開口部に差し込まれたコネクタ部分と電気的に接触するために用いられる。
このようなコンタクト素子は、特に大きい電流容量を有する電気接点を供給するように構成され得る。その際、コンタクト素子は、固体から、例えば銅から形成されており、曲げられるコンタクト本体の強さは、所望の電流容量に応じて選択される。(弾性を有する)コンタクトラメラによって、配設されたコネクタ部分の差し込みの際に、コネクタ部分に弾性的な接触圧力を加えながらの、有利な電気的接触が保証される。
従来、このようなコンタクト素子は、固体から成るコンタクトスリーブとして、一般的には旋削部材として、形成されている。このようなコンタクトスリーブにおいては、導電体の、一般的にコンタクトスリーブの差し込み開口部に背向する端部への接続が行われ、従って、軸方向において、コネクタ部分が差し込まれるべき差し込み領域の後方で、接続が行われる。それによって、当該コンタクトスリーブの、比較的大きい軸方向の設置空間が決定される。
加えて、特に、大きい電流容量を有する電気接点を供給するための当該コンタクトスリーブは、製造に費用を要する。さらに、例えば(ガルバニック)表面処理も困難である。
旋削部材によって製造されるコンタクトスリーブの代わりに、今日では、プレス加工部材として製造され、コンタクト素子を供給するために曲げられるコンタクト素子も用いられる。
例えば、特許文献1から知られているコンタクト素子は、曲げられてスリーブを形成しており、フラップ係合によって、周囲が閉じられている。スリーブ上のコンタクト素子には、軸方向において、導電体を結びつけるための接続タング(Anschlusszunge)が接続されている。
特許文献2から知られたコンタクト素子の場合、コンタクト本体は、プレス加工部材の形に折り曲げられており、フラップ係合によって、周囲が閉じられている。
このようなプレス加工部材によって製造されるコンタクト素子は、製造に比較的高い費用を要し、適切な形状接続であるフラップ係合による、コンタクト本体の端部との複雑な接続を要する。特に、ロットサイズが比較的小さい場合(特に大きい電流容量を有するコンタクト素子の場合は一般的であり得るが)、このようなコンタクト素子を容易に経済的に製造することは不可能である場合もあり得る。
さらなる困難を生じさせているのは、コンタクトラメラが、コンタクトピンを有する配設されたコネクタ部分がコンタクト本体の開口部に差し込まれるべき差し込み方向に沿って、コンタクト本体に固定されていなければならず、従って、コンタクトラメラは、コネクタ部分の差し込み又は引き抜きの際に、コンタクト本体からずれないということである。そのために、特許文献1から知られたコンタクト素子の場合、コンタクトラメラにおいて、端面にフラップが設けられており、当該フラップは、コンタクト本体をその角において包囲しており、このような方法で、コンタクト本体との接続を形成している。しかしながら、それによって、当該コンタクト素子の製造費用はさらに増大する。
独国特許出願公開第102011105821号明細書 米国特許第6656002号明細書
本発明の課題は、大きい電流容量を有するように設計された場合でも、容易で安価な製造を可能にするようなコンタクト素子、及び、コンタクト素子を製造するための方法を提供することにある。
本課題は、請求項1の特徴を有する物によって解決される。
それによると、ストリップ状のコンタクト本体は、少なくとも1つの、コンタクト本体の表面上に形成された形状接続要素を備えた形状接続装置を有している。コンタクトラメラは、当該形状接続装置と形状接続的に係合しており、それによって、差し込み方向に沿って、コンタクト本体に固定されている。
本発明は、コンタクトラメラをコンタクト本体に(軸方向に)固定するための形状接続装置を、コンタクト本体の表面に導入するという思想から出発している。その際、当該表面は、開口部の周囲を取り囲んでおり、開口部の内壁を構成している。コンタクトラメラがコンタクト本体の開口部に差し込まれている場合、当該表面には、コンタクトラメラが接している。
形状接続装置がコンタクト本体の表面に成形されることによって、当該形状接続装置を、コンタクト本体を曲げる前に形成することが可能であり、これは、例えばスタンピング又は機械加工プロセスを通じて、特に容易に行われ得る。コンタクト本体が所望の形に曲げられた後、コンタクトラメラは、コンタクト本体によって形成された開口部に差し込まれ、開口部を通って、形状接続装置と形状接続的に係合するので、コンタクトラメラはそれによって、軸方向に、差し込み方向に沿って、コンタクト本体に固定されている。
それによって、コンタクトラメラをコンタクト本体に固定するためのさらなる手段は不要になる。特に、コンタクトラメラの変形によって、例えばコンタクトラメラのフラップの折り曲げによって、コンタクト本体との接続を形成することは不要である。コンタクトラメラは、コンタクト本体に差し込んだ際に、コンタクト本体の表面において、形状接続装置と自動的に形状接続的係合に至るので、それによって、コンタクトラメラはコンタクト本体に固定されている。
形状接続装置の態様に関しては、様々な変形例が考えられる。
第1の変形例では、形状接続装置は、表面に成形された窪みによって形成可能であり、この窪みは従って、形状接続要素を構成している。コンタクトラメラがコンタクト本体の開口部内に配置されている場合、窪みの内には、コンタクトラメラがはめ込まれている。
この窪みは、好ましくは軸方向において、差し込み方向に沿って両側で、フィレットによって限定されており、当該フィレットは、周方向に沿って、差し込み方向の周りを取り囲むように、コンタクト本体上に延在している。フィレットは、差し込み方向に沿って互いに対してずらされており、コンタクトラメラがコンタクト本体の開口部に差し込まれている場合、自身の間にコンタクトラメラを受容する。
フィレットと、その間に配置された窪みとの間の移行部には、好ましくは角が形成されており、コンタクトラメラがコンタクト本体の開口部内に配置されている場合、当該角には、コンタクトラメラが形状接続的に接している。窪みと、両側で接しているフィレットとの間の、角のとがった移行部によって、コンタクトラメラのための有利な受容部が作り出され、当該受容部を用いて、コンタクトラメラが、差し込み方向に沿って、コンタクト本体に固定されている。
第2の変形例では、形状接続装置が、コンタクト本体の表面に成形された複数のスタンプによっても形成可能であり、当該スタンプは、従って、形状接続装置の形状接続要素を構成している。コンタクトラメラは、例えばラメラ部分の端部を通じて、当該スタンプと形状接続的に係合しているので、それによって、コンタクトラメラは、形状接続的に、コンタクト本体に固定されている。
当該スタンプは、好ましくは周方向に沿って、差し込み方向の周りで互いに対してずらされているので、開口部の周りにおいて、コンタクトラメラがコンタクト本体に形状接続的に保持される。
特に有利な態様では、複数の互いに対して平行に延在するスタンプの列が設けられ得る。その際、第1のスタンプの列は、周方向に沿って連なる第1のスタンプを有しており、第2のスタンプの列は、周方向に沿って連なる第2のスタンプを含んでいる。その際、第1のスタンプの列と第2のスタンプの列とは、好ましくは差し込み方向に沿って互いにずらされており、従って、互いに対して平行に配置されている。
第1のスタンプの列と第2のスタンプの列とはそれぞれ、有利には、同じ数のスタンプを有し得る。従って、第1の列の第1のスタンプには、第2の列の第2のスタンプが配設されており、この第2のスタンプは、差し込み方向に沿って、第1のスタンプに対してずらされている。
2つの、差し込み方向に沿って互いにずらされたスタンプの列が形成されることによって、コンタクトラメラを、コンタクトラメラのラメラ部分の端部において両側で、形状接続的に保持することが可能である。
スタンプは、好ましくはそれぞれ、(鋭い)角を有しており、当該角には、例えばコンタクトラメラのラメラ部分の端部が、形状接続的に接しており、このような方法で、差し込み方向に沿って、形状接続的にコンタクト本体に保持されている。その際、スタンプは、横断面において(差し込み方向、及び、コンタクト本体の表面の表面垂線によって画定されている(aufgespannt)横断面レベルにおいて)、それぞれ楔形の形状を有しているので、各スタンプは、鋸歯状に、一方向において形状接続的な接続のための角を形成しているが、逆方向においては斜めに上昇し、角を形成していない。
第3の変形例では、形状接続装置の少なくとも1つの形状接続要素が、コンタクト本体の表面に成形された少なくとも1つのノッチによっても形成され得る。当該ノッチは、差し込み方向の周りを指している周方向に沿って、表面上に延在している。コンタクトラメラは、コンタクト本体の開口部に導入されている場合、当該ノッチと形状接続的に係合しているので、それによって、コンタクトラメラは、差し込み方向に沿って、コンタクト本体に保持されている。
その際、2つの、差し込み方向に沿って互いに対してずらされたノッチを設けることが可能である。特に、周方向に沿って延在する第1のノッチと、周方向に沿って延在する第2のノッチとは、差し込み方向に沿って互いに対してずらされているので、コンタクトラメラは両側において、形状接続的にノッチに保持されている。
これらのノッチはやはり、それぞれ例えば、コンタクトラメラが形状接続的に接する角を形成し得る。その際、当該ノッチは横断面において、スタンプに関して上述したように、楔形の形状を有しているので、形状接続は、一方向においてのみ供給される。
コンタクト本体は、例えば曲げられた銅ストリップから製造され得る。最初の状態では、当該銅ストリップは、長手軸に沿って直線状に延在している。コンタクト本体を製造するために、銅ストリップは曲げられ、それによって、コンタクトラメラを受容するための開口部が形成される。
銅ストリップの強さは、所望の電流容量に応じて選択される。その際、比較的大きい電流容量(例えば200A、又は、それより大きい)を有するコンタクト素子を供給するために、比較的厚い、例えば数ミリメートルの厚さを有する銅ストリップが選択される。銅ストリップには、さらにガルバニックコーティングを行うことが可能である。
一態様において、コンタクト本体は、開口部を有するシリンダ部分と、接線方向において当該シリンダ部分から突出した、導電体をコンタクト本体に接続するためのフラップ部分と、を有している。シリンダ部分は、差し込み方向の周りを囲むように延在し、周方向において(可能な限り)閉じられた、シリンダリング状の開口部を形成している。当該シリンダ部分から、フラップ部分が接線方向に、すなわち差し込み方向の周りの周方向に対して接線方向において突出している。
従って、フラップ部分は、横方向においてシリンダ部分から突出しており、導電体のコンタクト素子への接続を可能にする。フラップ部分が接線方向に、従ってシリンダ部分から横方向に突出することによって、導電体は、フラップ部分を通じて、シリンダ部分の横で、コンタクト素子と接続され得る。それによって、比較的小さな軸方向の建設空間を有するコンタクト素子が生じ得る。
さらなる態様において、コンタクト本体は、その端部で、差し込み方向の周りの曲げ方向において、表面に向かって曲げられるので、当該端部は当該表面に接近する。この折り曲げによって、開口部が形成され、当該開口部内には、コンタクトラメラが配置され得る。その際、有利な態様では、コンタクト本体は、表面に接近した端部に、表面と面で接するためのベベルを有し得る。当該ベベルによって、当該端部が、コンタクト本体の表面と有利に接することが可能になるので、横断面が略円形の開口部が、コンタクト本体内に作られる。このようなベベルは、特に、コンタクト本体を供給するために、比較的厚い、ストリップ状に延在する素子を用いる場合に有利である。
当該ベベルの領域では、コンタクト本体の端部を、有利には表面と材料接続的に接続することが可能であり、それによって、このような方法で、環状のシリンダ部分の周囲は、機械的強度を高めるために閉じられる。これは例えば、溶接、特にレーザ溶接を用いて行われ得る。
この関連において、他の方法で、例えばネジ留め、又は、リベット継ぎ、又は、端部の表面への形状接続的係合によって、接続を形成することも考えられる。
本発明の課題は、コンタクト素子を製造するための方法によっても解決される。当該方法は、以下のステップを有している:
−ストリップ状に延在するコンタクト本体を供給するステップ、
−コンタクト本体が、コネクタ部分が差し込み方向において差し込まれ得る開口部を形成するように、コンタクト本体を曲げるステップであって、コンタクト本体は、開口部の周りに延在する、開口部の内壁を構成する表面を有するステップ、
−コンタクトラメラを、コンタクト本体の開口部内に、コンタクトラメラが表面に接するように配置するステップであって、コンタクトラメラは、開口部内に差し込まれたコネクタ部分と電気的に接触するように構成されているステップ。
その際、ストリップ状のコンタクト本体が、コンタクト本体の表面に形成された少なくとも1つの形状接続要素を備えた形状接続装置を有しており、コンタクトラメラは、コンタクト本体に配置される際に、形状接続装置と形状接続的に係合し、それによって、差し込み方向に沿って、コンタクト本体に固定されることが規定されている。
コンタクト素子に関して上述した利点と、有利な態様とは、当該方法にも同様に適用されるので、上述の記載を参照すべきである。
その際、特に、コンタクト本体が、最初の状態において、長手軸に沿って延在しており、差し込み方向の周りの曲げ方向に曲げられ、開口部を形成することが規定され得る。従って、コンタクト本体は、最初の状態において、長手方向に延在するストリップとして存在しており、当該ストリップには、形状接続装置がすでに導入されている。コンタクト本体を製造するために、長手方向に延在するストリップは、曲げ方向に折り曲げられるので、シリンダリングが生じ、当該シリンダリングは、その内側に配置された開口部を有しており、当該開口部内には、コンタクトラメラが配置され得る。
ここに記載された種類のコンタクト素子は、例えば車両技術において、例えば導体を車両内で接続するために使用可能であり、全く異なる用途で、例えば製造工場において用いることも可能である。
以下に、本発明の基礎を成す思想を、図面に示された実施例を用いて、詳細に説明する。示されているのは以下の図である:
曲げる前の最初の状態における、コンタクトラメラのコンタクト本体の第1の実施例を示す図である。 曲げた後のコンタクト本体を示す図である。 コンタクト本体と、その中に配置されたコンタクトラメラとを示す図である。 図2Aの線I−Iに沿った横断面の図である。 コンタクト本体の別の実施例を、最初の状態において示した図である。 曲げた後のコンタクト本体を示す図である。 コンタクト本体と、その中に配置されたコンタクトラメラとを示す図である。 図5Aの線I−Iに沿った横断面の図である。 図6Aの横断面の一部を拡大して示した図である。 コンタクト本体の第3の実施例を、最初の状態において示した図である。 曲げた後のコンタクト本体を示す図である。 コンタクトラメラをはめ込む際の、コンタクト本体を示す図である。 コンタクトラメラがはめ込まれたコンタクト本体を示す図である。 図8Aの線II−IIに沿った横断面の図である。 コンタクト本体の表面に向かって曲げられる端部にベベルを有する、コンタクト本体の別の実施例を示す側面図である。 コンタクト本体の斜視図である。 コンタクト本体と、その中に配置されたコンタクトラメラとを示す図である。 図10Aに係るコンタクト本体の側面図であって、ベベルを有するコンタクト本体の端部が、コンタクト本体の表面と材料接続的に接続されていることを示す図である。 コンタクト本体のフラップ部分に接続された、異なる方向に延在する導体を有するコンタクト本体の実施例を示す図である。 コンタクト本体のフラップ部分に接続された、異なる方向に延在する導体を有するコンタクト本体の実施例を示す図である。 コンタクト本体のフラップ部分に接続された、異なる方向に延在する導体を有するコンタクト本体の実施例を示す図である。
図1から図3は、コンタクト素子1の第1の実施例を示しており、コンタクト素子1は、ストリップ状に延在するコンタクト本体10から形成されている。
図1から明らかであるように、コンタクト本体10は、最初の状態1’においては、長手軸Lに沿って延在するストリップの形で存在している。コンタクト素子1を形成するために、コンタクト本体10は、その最初の状態1’から、曲げ方向Bに曲げられ、それによって、図2Aに示されたコンタクト素子1が生じる。
曲げられたコンタクト本体10は、シリンダ部分12を有しており、シリンダ部分12は、開口部120を形成している。シリンダ部分12は、ストリップ状に延在するコンタクト本体10が、最初の状態1’から、端部101で、表面104の方向に環状に曲げられることによって形成されており、図2Aに示したような形状を有している。その際、コンタクト本体10の表面104は、開口部120を取り囲む内壁を構成している。
ストリップ状に延在するコンタクト本体10は、シリンダ部分12から、フラップ部分13が、端部100で接線方向に突出し、シリンダ部分12から直線状に延在しているように曲げられる。フラップ部分13は、導電体をコンタクト素子1に接続するために用いられる。これについては、以下でさらに記載する。
コンタクト素子1を完成させるために、図2Bに示したように、コンタクト本体10のシリンダ部分12の開口部120内には、コンタクトラメラ2が配置され、コンタクトラメラ2は、径方向において少なくともある程度の弾性を有しており、それによって、コネクタ部分3を、差し込み方向Eにおいて開口部120に差し込み、コンタクト素子1と電気的に接触させることを可能にする。コネクタ部分3は、それによって、コンタクトピンで開口部120内に差し込まれ、コンタクトラメラ2と接し、コンタクトラメラ2は、それによって弾性的に締め付けられ、コネクタ部分3のコンタクトピンと電気的に接触するための有利な接触圧力を供給する。
コンタクトラメラ2は、開口部120の内壁を構成しているコンタクト本体10の表面104に接しており、従って、例えば銅ストリップから製造されたコンタクト本体10と電気的に接触している。
コンタクトラメラ2を、開口部120内で、差し込み方向Eに沿って固定するために、コンタクト本体10は、その開口部120に対向する表面104に、形状接続装置11を、表面104に成形された窪みの形で有している。コンタクトラメラ2が開口部120内に配置されている場合、コンタクトラメラ2は、この窪みの内に存在しているので、それによって、コンタクトラメラ2は、形状接続的に、開口部120内に保持されており、特にコネクタ部分3の差し込み又は引き抜きの際に、開口部120内で差し込み方向Eに沿って変位することは不可能である。
窪み112は、両側においてフィレット110、111によって限定されており、フィレット110、111はそれぞれ、窪み112への移行部において、(鋭い)角113、114を形成している。コンタクトラメラ2が開口部120内に配置されている場合(図2B)、これらの角113、114の間にはコンタクトラメラ2が存在しているので、コンタクトラメラ2は、角113、114の間で、差し込み方向Eに沿って、コンタクト本体10に固定されている。
窪み112の形における形状接続装置11は、コンタクト本体10を曲げる前に、表面104に、例えばスタンピング又は機械加工プロセスによって導入される。コンタクト本体10を曲げた後、形状接続装置11は、窪み112の形で、開口部120の内側において、差し込み方向Eの周りの周方向Uに沿って取り囲むように延在するので、コンタクトラメラ2は、開口部120に差し込むことによって、容易に窪み112内に配置され得る。
図3は、横断面において、窪み112と、窪み112を両側で限定するフィレット110、111とを有する形状接続装置11の態様を示している。
コンタクト素子1は、例えば100Aより大きい、特に200Aより大きい、大きい電流容量を有し得る電気接点を形成し得る。その際、コンタクト素子1は、導電体に接続されており、シリンダ部分12内に構成された開口部120を通って差し込まれて、コネクタ部分3の適切なコンタクトピンと係合し得るので、コンタクト素子1を通じて、2つの導体の電気的接続が形成され得る。
コンタクト素子1の第2の実施例は、図4から図6A、図6Bに示されている。当該実施例では、形状接続装置11が、スタンプ115、116によって、コンタクト本体10の表面104に形成されている。その際、スタンプ115、116は、スタンプ115、116の2つの列を形成しており、これらの列は、差し込み方向Eに沿って互いにずらされており、コンタクト本体10の表面104上で平行に延在している。
スタンプ115、116は、コンタクト本体10を曲げる前に、表面104に導入される。その際、スタンプ115、116は、スタンピングプロセスによって形成可能であり、基本的には、これらのスタンプ115、116を機械加工によって形成することも考えられる。
図5Aに示したように、曲げた後、スタンプ115、116の列は、開口部120の内側において、差し込み方向Eの周りの周方向Uに沿って取り囲むように延在している。その際、スタンプ115、116は、コンタクトラメラ2のラメラ部分20の端部200、201を受容している(図5Bを図8Bと関連付けて参照せよ)ので、コンタクトラメラ2は、その端部200、201を通じて、形状接続的にコンタクト本体10に保持されており、差し込み方向Eに沿ってコンタクト本体10に固定されている。
スタンプ115、116を2列に配置することによって、端部200、201は、ラメラ部分20の両側で受容されるので、コンタクトラメラ2は、軸方向において、コンタクト本体10の両側で固定されている。
図6A及び図6Bに示された横断面図から明らかであるように、スタンプ115、116はそれぞれ、横断面において(差し込み方向E、及び、コンタクト本体10の表面104の表面垂線によって決定されている横断面レベルに沿って)楔形の形状を有しているので、各スタンプ115、116では、鋸歯のような形状が生じる(特に図6Bを参照のこと)。その際、各スタンプ115、116は、角113、114を形成しており、これらの角には、コンタクトラメラ2のラメラ部分20の配設された端部200、201が接している。
異なる列のスタンプ115、116の鋸歯形状が、その角113、114で、異なる、反対の方向を向いていることによって、コンタクトラメラ2は、差し込み方向Eにおいても、差し込み方向Eの反対においても、コンタクト本体10に固定されている。例えば、差し込み方向Eに負荷を加えた場合、コンタクトラメラ2は、軸方向後方のスタンプ116の列のスタンプ116の角114によって保持される一方で、差し込み方向Eとは反対に負荷を加えた場合(コネクタ部分3を引き抜く場合)には、コンタクトラメラ2は、軸方向前方のスタンプ115の列のスタンプ115の角113によって、形状接続的に遮断されている。
図7から図9に示された別の実施例では、形状接続装置11は、2つの、軸方向において差し込み方向Eに沿って互いにずらされた、それぞれ周方向Uの周りを取り囲むように連続して延在するノッチ117、118によって形成されている。
図9から明らかであるように、ノッチ117、118はそれぞれ、横断面において鋸歯形状を有しており、これは、図4から図6A、図6Bに係る実施例のスタンプ115、116に関して記載したものと類似している。従って、これについては、上述の記載を参照すべきである。
ノッチ117、118は、軸方向において互いに対してずらされており、コンタクトラメラ2のラメラ部分20の端部200、201(図8Bを参照のこと)を形状接続的に受容しているので、それによって、コンタクトラメラ2は、差し込み方向Eにおいても、差し込み方向Eの反対方向においても、コンタクト本体10に固定されている。
図8Bには、コンタクト素子1のシリンダ部分12の開口部120に差し込まれる前のコンタクトラメラ2が示されている。図8Bから明らかであるように、コンタクトラメラ2は、周囲が閉じられておらず、従って、径方向に変形し、容易に開口部120内に導入され得る。開口部120に差し込む際、コンタクトラメラ2のラメラ部分20の端部200、201は、ノッチ117、118と形状接続的に係合するので、コンタクトラメラ2は、コンタクト本体10に固定されている。
図7及び図8Aから明らかであるように、ノッチ117、118は、図示された実施例においては、コンタクト本体10の全長に沿って延在しているのではなく、曲げた後に、開口部120がその内側に形成されるシリンダ部分12を構成する領域にのみ延在している。従って、ノッチ117、118は、特にフラップ部分13の領域内までは延在していない。
原則として、類似のことが、図1から図3に係る実施例、及び、図4から図6A、図6Bに係る実施例においても考えられる。当該実施例においても、窪み112(図1を参照)又はスタンプ115、116の列(図4を参照)が、コンタクト本体10の、曲げた後でシリンダ部分12を構成する領域にのみ延在することがあり得る。
上述した実施例では、コンタクト本体10は、その端部101で、曲げ方向Bにおいて、表面104の方向に曲げられ、シリンダ部分12を形成するように丸められる。コンタクト本体10は、その最初の状態1’において、無視できない厚さを有する長手方向に延在するストリップの形状を有しているので、曲げられた状態においては、端部101は、コンタクト本体10の表面104の角と接しており、その結果、コンタクト本体10の表面104によって形成された開口部120の内壁には、段(Absatz)が存在している(例えば図2Aを参照のこと)。その際、有利には、コンタクトラメラ2(周囲が閉じられていない。図8Bを参照のこと)は、コンタクトラメラ2の中断箇所が、まさにコンタクト本体10の端部101の段の領域に位置するように、開口部120にはめ込まれる。コンタクトラメラ2は、コネクタ部分3が差し込まれている場合、周の大部分にわたって、コネクタ部分3と接するので、コンタクトラメラ2の中断と、開口部120の内壁における段とは、電気的接触の質に関して、概ね考慮されない。
例えば電流容量の大きいコンタクト素子1に適した、厚さの大きいコンタクト本体10において、コンタクト本体10の端部101への改良された移行部を形成するために、図10Aから図10Cに係る実施例の場合のように、コンタクト本体10の端部101にベベル102を設けることが可能であり、ベベル102は、端部101の、コンタクト本体10の表面104への接続を改善する。端部101は、そのベベル102で、表面104に向かって曲げられ、表面104と接するので、図10Aに係る側面図から明らかであるように、端部101と表面104との間の移行部における段は、開口部120の内側で減少する。
その際、コンタクト素子1の機械的安定性を増大させるために、例えばレーザ溶接を用いて、端部101と表面104との間に材料接続を形成することによって、端部101と表面104との間に接続103を形成することが可能である。
このような接続103は原則的に、端部101にベベルが設けられていない場合にも考えられる。例えば、図1から図9を用いて記載された実施例においても、基本的に、端部101に、(レーザ)溶接継ぎ目等を用いて、表面104との接続103を形成することが可能である。
図12Aから図12Cに示すように、シリンダ部分12から接線方向において突出するフラップ部分13は、導体4をコンタクト素子1に接続するために用いられる。その際、フラップ部分13を通じて、導体4は、様々な方向付けにおいて、コンタクト素子1に接続され、図面から明らかであるように、様々な方向において、コンタクト素子1から延びている。
フラップ部分13に接続するために、導体4のコアのアダプタ40は、フラップ部分13に、その面が取り付けられ、溶接又ははんだ付け等を用いて材料接続的に、フラップ部分13に接続される。
フラップ部分13が、接線方向においてシリンダ部分12から突出することによって、導体4との接続は、シリンダ部分14の横で、横方向においても実施され得る。コンタクト本体1の軸方向の設置空間が、フラップ部分13によって増大することはない。
本発明の基礎を成す思想は、上述の実施例に限定されるものではなく、基本的に、全く異なる種類の方法によっても実現される。
供給されたコンタクト素子によって、例えば銅ストリップを用いて容易な製造可能性が生じる。当該コンタクト素子には、付加的なステップにおいて、電気めっきを行うことが可能であるが、これは必ずしも必要なものではない。
付加的な手段を例えばコンタクトラメラ自体に設けずとも、開口部の内側に形状接続装置を供給することによって、コンタクトラメラを開口部内に確実に固定することが容易に実現可能である。そのためにコンタクトラメラが、その態様において、特別な方法で適応することは必ずしも必要ではない。
上述した種類のフラップ部分に導体を接続することによって、ケーブルの引き出し方向を柔軟に選択することができる。その結果、軸方向の設置空間の必要が比較的少ないコンタクト素子が生じる。
1 コンタクト素子
1‘ 最初の状態
10 コンタクト本体(ストリップ)
100、101 端部
102 ベベル
103 接続
104 表面
11 形状接続装置
110、111 フィレット
112 窪み
113、114 角
115、116 スタンプ
117、118 ノッチ
12 シリンダ部分
120 開口部
13 フラップ部分
2 ラメラ
20 ラメラ部分
200、201 端部
3 コネクタ部分
4 導体
40 アダプタ
B 曲げ方向
E 差し込み方向
L 長手軸
U 周方向

Claims (15)

  1. コンタクト素子(1)であって、
    −ストリップ状に延在するコンタクト本体(10)であって、前記コンタクト本体(10)が、コネクタ部分(3)が差し込み方向(E)において差し込み可能である開口部(120)を形成するように曲げられており、前記コンタクト本体(10)が、前記開口部(120)の周りに延在し、前記開口部(120)の内壁を構成している表面(104)を有しているコンタクト本体(10)と、
    −前記開口部(120)に差し込まれたコネクタ部分(3)と電気的に接触するための、前記コンタクト本体(10)の前記開口部(120)内に配置され、前記表面(104)に接しているコンタクトラメラ(2)と、
    を有するコンタクト素子(1)において、
    ストリップ状の前記コンタクト本体(10)は、前記コンタクト本体(10)の前記表面(104)に形成された、少なくとも1つの形状接続要素(111−118)を備えた形状接続装置(11)を有しており、前記コンタクトラメラ(2)は、前記形状接続装置(11)と形状接続的に係合しており、それによって、差し込み方向(E)に沿って、前記コンタクト本体(10)に固定されていることを特徴とするコンタクト素子(1)。
  2. 前記少なくとも1つの形状接続要素が、前記表面に成形された窪み(112)によって形成されており、前記窪みの内には、前記コンタクトラメラ(2)が配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のコンタクト素子(1)。
  3. 前記窪み(112)が、差し込み方向(E)に沿って見た場合に、2つのフィレット(110、111)によって限定されており、前記フィレットの間には、前記コンタクトラメラ(2)が受容されていることを特徴とする、請求項2に記載のコンタクト素子(1)。
  4. 前記少なくとも1つの形状接続要素が、前記表面(104)に成形された複数のスタンプ(115、116)によって形成されており、前記コンタクトラメラ(2)が前記スタンプと、形状接続的に係合することを特徴とする、請求項1に記載のコンタクト素子(1)。
  5. 前記スタンプ(115、116)の内の少なくとも一部が、差し込み方向(E)の周りを指す周方向(U)に沿って、互いにずらされていることを特徴とする、請求項4に記載のコンタクト素子(1)。
  6. 第1のスタンプ(115)の列が、周方向(U)に沿って連なる第1のスタンプ(115)を有しており、第2のスタンプ(116)の列が、周方向(U)に沿って連なる第2のスタンプ(116)を有しており、前記第1のスタンプ(115)の列と前記第2のスタンプ(116)の列とは、差し込み方向(E)に沿って互いにずらされていることを特徴とする、請求項4又は5に記載のコンタクト素子(1)。
  7. 前記スタンプ(115、116)がそれぞれ、前記コンタクトラメラ(2)と形状接続的に接するための角(113、114)を形成していることを特徴とする、請求項4から6のいずれか一項に記載のコンタクト素子(1)。
  8. 前記少なくとも1つの形状接続要素が、前記表面(104)に成形された少なくとも1つのノッチ(117、118)によって形成されており、前記ノッチは、差し込み方向(E)の周りを指している周方向(U)に沿って延在しており、前記コンタクトラメラ(2)と形状接続的に係合していることを特徴とする、請求項1に記載のコンタクト素子(1)。
  9. 周方向(U)に沿って延在する第1のノッチ(117)と、周方向(U)に沿って延在する第2のノッチ(118)とが、差し込み方向(E)に沿って互いにずらされていることを特徴とする、請求項8に記載のコンタクト素子(1)。
  10. 前記コンタクト本体(10)が、曲げられた銅ストリップから製造されていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のコンタクト素子(1)。
  11. 前記コンタクト本体(10)が、前記開口部(120)を有するシリンダ部分(12)と、前記シリンダ部分(12)から接線方向に突出したフラップ部分(13)とを有し、それによって前記コンタクト本体(10)に導電体(4)を接続することを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のコンタクト素子(1)。
  12. 前記コンタクト本体(10)が、端部(101)で、差し込み方向(E)の周りの曲げ方向(B)において、前記表面(104)に向かって曲げられており、それによって、前記端部(101)は、前記表面(104)に接近しており、前記コンタクト本体(10)は、前記端部(101)において、前記表面(104)に面で接するためのベベル(102)を有していることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載のコンタクト素子(1)。
  13. 前記端部(101)が、前記ベベル(102)で、材料接続的に、特に溶接によって、例えばレーザ溶接によって、前記表面(104)に接続されていることを特徴とする、請求項12に記載のコンタクト素子(1)。
  14. コンタクト素子(1)を製造するための方法であって、以下のステップ:
    −ストリップ状に延在するコンタクト本体(10)を供給するステップ、
    −前記コンタクト本体(10)が、コネクタ部分(3)が差し込み方向(E)において差し込まれ得る開口部(120)を形成するように、前記コンタクト本体(10)を曲げるステップであって、前記コンタクト本体(10)は、前記開口部(120)の周りに延在する、前記開口部(120)の内壁を構成する表面(104)を有する、ステップ、及び
    −コンタクトラメラ(2)を、前記コンタクト本体(10)の前記開口部(120)内に、前記コンタクトラメラ(2)が前記表面(104)に接するように配置するステップであって、前記コンタクトラメラ(2)は、前記開口部(120)内に差し込まれた前記コネクタ部分(3)と電気的に接触するように構成されている、ステップ、
    を有する方法において、
    ストリップ状の前記コンタクト本体(10)は、少なくとも1つの、前記コンタクト本体(10)の前記表面(104)上に形成された形状接続要素(111−118)を備えた形状接続装置(11)を有しており、前記コンタクトラメラ(2)は、前記コンタクト本体(10)に配置する際、前記形状接続装置(11)と形状接続的に係合しており、それによって、差し込み方向(E)に沿って、前記コンタクト本体(10)に固定されることを特徴とする方法。
  15. 前記コンタクト本体(10)が、最初の状態(1’)においては、長手軸(L)に沿って延在しており、前記開口部(120)を形成するために、差し込み方向(E)の周りの曲げ方向(B)に曲げられることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
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