JP2018533397A - 外科用標識要素、外科用参照ユニット、及び外科用ナビゲーションシステム - Google Patents

外科用標識要素、外科用参照ユニット、及び外科用ナビゲーションシステム Download PDF

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Abstract

電磁放射線に対して反射性であるように構成される、ナビゲーションシステムの参照ユニット用の標識要素、特に医療用又は外科用標識要素であって、前記参照ユニットの室内での位置及び/又は配向の判定が改良されるような仕方で改良するために、前記標識要素が多数の再帰反射性要素を含む層を含むことが提案される。
更に改良された参照ユニット、及び改良されたナビゲーションシステムが提案される。

Description

本発明は、電磁放射線に対して反射性であるように構成される、ナビゲーションシステムの参照ユニット用の標識要素、特に医療用又は外科用標識要素に関する。
本発明は、更に、少なくとも1つの外科用標識要素を有する、室内での位置及び/又は配向が外科用ナビゲーションシステムを用いて検出可能である参照ユニット、特に医療用又は外科用参照ユニットに関する。
本発明は、更に、少なくとも3つの標識要素を含む少なくとも1つの参照ユニットを有すると共に、前記参照ユニットの室内での位置及び/又は配向を検出するための少なくとも1つの検出装置を有するナビゲーションシステム、特に医療用又は外科用ナビゲーションシステムであって、前記参照ユニットが、少なくとも1つの外科用標識要素を含むナビゲーションシステムに関する。
外科用又は医療用標識要素、参照ユニット、及びナビゲーションシステムの形態の標識要素、参照ユニット、及びナビゲーションシステムが、例えばDE 10 2007 011 595 A1から知られている。特に特殊フィルムで被覆され、電磁放射線、特に赤外放射線に対して反射性である球体が、標識要素としてこれによって使用される。参照ユニットの室内での位置及び/又は配向を判定するために、ナビゲーションシステムを用いて三角測量の原理が現実化される。例えば、カメラの形態の2つの検出器の配向の角度測定値及び目盛に基づいて、参照ユニットからの三次元情報が算出される。これによって画像データにおいて参照ユニットの特質が識別され、これらの特質がマッピングされる。要件によっては、参照ユニットに人工信号を加え、これらの人工信号を測定することも知られている。例えばいわゆる能動的な標識要素とも表される自発光の標識要素により、測定されるべき参照ユニットの特質と手術室に存在する背景との間の特に良好な関係が達成される。
特殊フィルムでコーティングされる、知られている受動的な標識要素の問題としては、特にこれらの標識要素が拡散的にしか反射しないのであり、常にナビゲーションシステムにより送出される電磁放射線のごく一部しかこのナビゲーションシステムに返送されないということがある。特にこのことは、表面が反射性である場合に、直交する配向においてしか放射線が放射線源に後方反射されないことに起因している。
DE 10 2007 011 595 A1
従って、上述した種類の標識要素、参照ユニット、及びナビゲーションシステムを、前記参照ユニットの室内での位置及び/又は配向の判定が改良されるような仕方で改良することが本発明の目的である。
この目的は、本発明によれば上述した種類の標識要素において、この標識要素が、多数の再帰反射性要素を含む層を含むという点で達成される。
本発明により提案される解決策により、特に前記標識要素に衝突する電磁放射線が、ほぼ全て後方反射されること、即ち再帰反射されることが可能になる。従って前記電磁放射線は、この電磁放射線が前記標識要素に、特にその再帰反射性要素にそこから衝突する方向と略平行に後方反射される。更に全ての再帰反射性要素が、特に球体の形態に構成される場合に厳密に同じ直径を有することは必ずしも必要でない。このことは重要ではない。というのも、特に個々の各再帰反射性要素が入射光をやはり同じ方向に後方反射させるからである。これによって、後方反射は前記再帰反射性要素の寸法に依存しない。
前記再帰反射性要素が球体の形態に構成される場合、前記標識要素は特に単純なやり方で製造することができる。球体、特にガラス球は、大量にかつ高い再現可能性において製作することができる。前記球体により、入射光が入射方向と平行に後方反射される。
標識要素を、小さい直径で再帰反射性になるようにも設計できるようにするために、前記球体が約10μm〜約50μmの範囲内の直径を有すると好ましい。特に、前記球体が約20μmの直径を有すると好ましい。
有利なことに、前記再帰反射性要素はガラス又はプラスチック材料から作られる。特に球体というものは、ガラス及びプラスチック材料から大量にかつ高い精度で作ることができる。
前記再帰反射性要素が作られる前記材料が、約1.5〜約2.5の範囲内の値、特に約1.93の値の屈折率、又は、約2.5〜約3.4の範囲内の値、特に約2.9の値の屈折率を有すると特に好ましい。続いて提案するように、特に前記再帰反射性要素に保護層が設けられる場合、前記特定の範囲の屈折率の値が好ましい。この場合、前記保護層が存在するにもかかわらず所望の再帰反射を達成するために、前記再帰反射性要素の屈折率が前記コーティングの屈折率に合致すると有利である。
多数の前記再帰反射性要素の層が単一層として形成される場合、標識要素を特に費用効果的にかつ効率的に製造することができる。特に前記標識要素の外面に、単層の再帰反射性要素が完全に設けられると好ましい。このようにして、前記標識要素の表面全体が、入射する電磁放射線の最大可能な部分を、該電磁放射線が前記標識要素に衝突する方向に返送することができる。
最良可能な再帰反射を得るために、多数の前記再帰反射性要素に各々、電磁放射線に対して反射性であるコーティングが少なくとも部分的に設けられると有利である。例えばその裏面に特定のコーティングを備えたガラス製の再帰反射性要素が、ミラーと同様に、入射する電磁放射線を入射方向と平行に後方反射させることができる。その際、前記電磁放射線は、特に前記再帰反射性要素と前記コーティングとの間の境界層にて反射される。
前記標識要素は、前記コーティングが金属から形成される場合、特に単純なやり方で製造することができる。例えば前記コーティングは、蒸着により製造することができる。
前記金属が銀又はアルミニウムである場合、標識要素が特に良好な再帰反射特性を有する。特にアルミニウム製のコーティングであれば、単純かつ費用効果的なやり方で製造することができる。
前記標識要素の製造及び取扱いのために、前記標識要素が前記再帰反射性要素の層用の支持体を含むと有利である。一方で、前記支持体は、特に多数の前記再帰反射性要素を支承するように働く。他方で、前記支持体は特に前記再帰反射性要素用の保護層としても作用する。
好適には前記支持体は、電磁放射線に対して透過性である支持体材料から形成される。特に前記支持体材料が、液体及び/又は他の汚染物質の付着を、極力許容しないものであると好ましい。従って、前記標識要素の外面の一部をデブリが被覆する場合に、前記ナビゲーションシステムにとって実際には前記標識要素の一部しか「可視でない」ということを防止することができる。前記支持体材料が電磁放射線に対して透過性であることにより、特に前記参照ユニットのナビゲーション用に使用される前記電磁放射線は、前記支持体を極力制限なく通過して前記再帰反射性要素に到達することができ、これによって、電磁放射線は入射方向に又は入射方向と平行に、後方反射させることができる。
前記支持体材料がガラス又はプラスチック材料である場合、前記標識要素は特に単純かつ費用効果的なやり方で製造することができる。これらの材料は、特に電磁放射線に対して透過であるように構築することができる。プラスチック材料製の支持体材料を使用することは、特に例えば前記プラスチック材料が熱可塑性プラスチック材料である場合、前記再帰反射性要素の層を施した後に前記支持体の変形が依然として任意で可能であるという利点を有する。
好ましくは前記プラスチック材料は、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)である又はポリメタクリル酸メチル(PMMA)を含有する。アクリルガラスとも表されるこのプラスチック材料は、電磁放射線に対して透過性である。更にこのプラスチック材料は、単純かつ費用効果的なやり方で製造することができる。前記再帰反射性要素を備えたPMMA製の前記支持体のコーティングは、特に前記プラスチック材料が完全に硬化されないうちに行うことができるため、前記再帰反射性要素は支持体の表面上に付着させることができ又はこの再帰反射性要素を前記支持体内に部分的に埋め込むことさえできる。
本発明の別の好適な実施形態によれば、前記支持体材料が、前記再帰反射性要素の屈折率よりも小さい支持体材料屈折率を有することを実現することができる。このことにより、特に前記標識要素に衝突する電磁放射線は、前記支持体を貫通して前記再帰反射性要素に衝突することができる。
好適には、前記支持体材料屈折率は約1.3〜約1.7の範囲内の値を有する。特に前記支持体材料屈折率は、約1.5の値を有することができる。例えば、PMMAの屈折率は約1.49の値を有するのであり、前記プラスチック材料は支持体材料として実に適切である。
極力安定した標識要素を得るために、前記再帰反射性要素の層が前記支持体内に少なくとも部分的に埋め込まれると有利である。従って、前記再帰反射性要素の前記支持体との特に良好な付着を達成することができる。
前記反射性のコーティングが、前記支持体内に少なくとも部分的に埋め込まれる前記再帰反射性要素の層に施される場合、前記標識要素の製造は更に簡素化される。このことは、特に前記標識要素の製造中に、まず前記支持体に前記再帰反射性要素の層を提供し、その後初めて電磁放射線に対して反射性である前記コーティングを前記再帰反射性要素の層に塗布することにより、達成することができる。
標識要素は一般に、任意の形態を有することができる。特に前記再帰反射性要素の層が、平面的もしくは略平面的である、又は、楕円面もしくは球体面の断面を規定すると好ましい。従って、特に平面的、即ち平坦な標識要素を又は球体形の又は略球体形の標識要素をも、形成することができる。特に球体形の標識要素は、実際には室内での配向と無関係に、前記ナビゲーションシステムに対して略円形の観察面を常に示すという前記利点を有する。
好適には、前記標識要素は楕円形に又は球体形に又は略球体形に形成される。従って既に概略を述べたように、実際には前記参照ユニットの前記ナビゲーションにとって、前記標識要素が室内でどのように配向されるかということは重要ではない。前記ナビゲーションシステムには、このようにほぼ常に円形の面が見える。
本発明の別の好適な実施形態によれば、前記反射性のコーティングが、前記球体形の又は略球体形の標識要素の中心点に向かう方向を又はほぼ前記方向を向くことを実現することができる。このことは特に、前記支持体が、前記標識要素の中心点から離れる方を向き、従って前記再帰反射性要素を保護する外層又はコーティングを形成することを意味する。
特に、前記標識要素の外面が前記支持体により形成されると好ましい。従って前記支持体は、汚染物質から、特にさもなくば前記再帰反射性要素間の隙間内を通過して付着することのあるであろう汚染物質から、前記再帰反射性要素を保護することができる。
前記標識要素の製造のために、標識要素が2つ以上の部品で形成されると有利なことがある。特に標識要素は、2つ以上の標識要素部品から成ることができる。従って、例えば球体形の標識要素を、単純なやり方で製造することができる。
前記2つ以上の標識要素部品が、半殻の形態に又はほぼ半殻の形態に構成されると好ましい。従って特に、半殻の形態の2つの標識要素部品から成る球体形の標識要素を構築することができる。例えば、平面的又は半殻形の支持体を形成することができ、その内面が前記再帰反射性標識要素を備えてコーティングされる。その後、前記標識要素部品が、前記標識要素を形成するように組み立てられる。
好適には、前記再帰反射性のコーティングは楕円体の、又は球状の、又は略球状の空洞を画定する。従って、例えば非常に軽量の標識要素を形成することができる。特に、前記コーティングが電磁放射線に対して反射性であることに起因して、前記空洞を充填することは絶対に必要なことでなくなる。このコーティングは、前記空洞の中心点に向かう方向を向くことができる。
特に前記空洞を充填材料で充填することにより、前記標識要素の安定性を改良することができる。
前記充填材料がプラスチック材料である場合、前記標識要素は特に単純かつ費用効果的なやり方で製造することができる。特に前記プラスチック材料の場合、充填材料は滅菌可能な材料とすることができる。例えば前記充填材料は、既に前記空洞の形態又は形状に対応する形態に製造することができるのであり、特に前記標識要素が複数の標識要素部品を含む場合、これらの標識要素部品は前記充填材料上を摺動することができる。一方、前記標識要素部品を組み立てたと同時に初めて、前記充填材料を前記空洞内へと充填することもできる。
上で述べた目的は、更に本発明によれば、上述した種類の参照ユニットにおいて、前記少なくとも1つの標識要素が、上述した有利な標識要素のうちの1つの形態に構成されるという点で達成される。
本発明による標識要素を前記参照ユニットに装備することにより、特に前記参照ユニットの室内での可視性を改良することができ、これによって、前記ナビゲーションシステムによる、室内での位置及び/又は配向のより正確な判定が可能になる。
前記少なくとも1つの標識要素が上に配置又は形成される支持体を参照ユニットが含むと、前記参照ユニットの取扱性にとって好ましい。例えばここで、いずれの場合も1つの標識要素に着脱可能に接続するための連結装置を備えた従来の支持体を使用することができる。その際、前記標識要素は、例えば使い捨ての標識要素として形成することができるのであり、前記支持体は洗浄して滅菌後に再度使用することができる。当然ながら、前記標識要素は複数回使用するために処置可能であるように設計することもできる。その際、前提条件としては単に、前記標識要素が形成される前記材料が、特にアルカリ性洗浄剤に対して抵抗力をもち、少なくとも1つの過熱蒸気滅菌周期を受けることに耐えるということだけである。
更に本明細書において上で述べた目的は、本発明によれば本明細書において上で記載した種類のナビゲーションシステムにおいて、前記少なくとも1つの標識要素が、上述した前記有利な標識要素のうちの1つである及び/又は前記参照ユニットが、上述した有利な参照ユニットのうちの1つの形態に構成されるという点で達成される。
ナビゲーションシステムにこのような標識要素及び参照ユニットをそれぞれ装備することは、拡散的な反射性表面を備えた従来の標識要素と比較して、前記ナビゲーションシステムの検出装置による前記標識要素及び前記参照ユニットの可視性が著しく改良されるという利点を有する。
本発明の好適な実施形態の後続の記載は、図と合わせると、更に説明するように働く。
ナビゲーションシステムの略図。 そのうちの1つを断面図において示す4つの標識要素を備えた参照ユニットの斜視図。 球体上での再帰反射の基本原理の略図。 PMMAから作られて再帰反射性要素の層が設けられた支持体を通るビーム路の略図。 中空球状形の保護外層の内壁面に再帰反射性要素の層が配置される中空球状形の標識要素の略図。 図5の標識要素を使用する際のビーム路の略図。 保護/支持外層を備えた2部品標識要素の略断面図。 図6と同様の、ただし図7に表すような標識要素の場合のビーム路の略図。 図5に表す球体形の標識要素により再帰反射される放射線の強度分布の略図。
例えば図1に、全体として参照符号10を設けたナビゲーションシステムを表す。ナビゲーションシステムは、好適には3つの図に表す実施形態ではいずれの場合も4つの標識要素14を含む、複数の参照ユニット12を含む。
ナビゲーションシステム10は、電磁放射線及び/又は超音波を発する及び受信するための送受信ユニット16を含む。ナビゲーションシステム10は、3つの送信器/受信器20が上に配置される梁形の支持体18を含み、梁形の支持体18を用いて、電磁放射線及び超音波をそれぞれ発する及び/又は受信することができる。原則として、送信器/受信器20を2つのみ設けることができよう。参照ユニット12の位置の判定の精度を改良するために、その種類の3つ以上の送信器/受信器20を設けることもできる。更に、ナビゲーションシステム10は、図1に表す実施形態では、共に接続された3つのコンピュータ24と、モニタ26と、キーボード28の形態の入力装置とを含むデータ処理システム22を含む。参照ユニット12の室内での位置及び/又は配向を判定するために、送受信ユニット16により生成及び/又は受信される信号を、データ処理システム22を用いて処理することができる。
参照ユニット12は、特に例えば対応するアダプタ30を用いて患者32に固定できるような仕方で形成することができる。従って、特に第1参照要素12がそれに固定される患者32の身体の一部を、更なる参照ユニット12がそれに固定される患者32の別の身体の一部に対して移動させることにより、患者32の関節位置及び関節中心を判定することができる。別法として、参照ユニット12を外科用器具上又は道具上に、例えばこの外科用器具又は道具に適したアダプタ30を使用することにより配置することもできる。
参照ユニット12は、互いに対して略垂直に配置される4つの支持アーム36を含む十字形の支持体34を含む。4つの支持アーム36は、特に異なる長さを有することができる。各支持アーム36は、各々が支持体34の平面40から垂直に突出するピン形のアダプタ38の形態の接続要素を支承する。各アダプタ38には、掛止要素を形成する周方向環状溝42が設けられる。環状溝42は、アダプタ38により規定される長手方向軸44と同軸に配置され、アダプタ38を約2:3の長さ比にある2つの部分に分割する。アダプタ38の長い方の部分が、直接、支持体34に接する。
図5に、標識要素14のうちの1つの第1実施形態の構築を概略的に表す。この実施形態は、球状外殻の形態に構成された支持体92を含む。この支持体92は、中空のコア46を包囲する。支持体92には球状外殻の中心点54に面する内側に、プラスチック材料製の又はガラス製の球体50の形態の多数の再帰反射性要素48が設けられる。
球体50の外面には、部分的に電磁放射線に対して反射性であるコーティング52が設けられる。コーティング52は、各球体50の外面の半分を被覆する。具体的には、球体50の外面で、実質、中空のコアに接するその表面領域にのみ、コーティング52が設けられるような仕方においてである。従ってコーティング52を備えた球体50は、コーティングされた半球面が、コア46の中心点54に向かう方向を向くような仕方で配置される。
再帰反射性要素48は、支持体92の内側に及び内面に、それぞれ膠又は接着剤を用いて直接装着することができる。これらの再帰反射性要素は、任意で支持体92内に部分的に埋め込むこともできる。
図6に、標識要素14に衝突する電磁放射線56のビーム路を概略的に表す。ここでは、放射線が支持体92に衝突すると同時に、光学的に薄い方の媒体から光学的に厚い方の媒体への移行が既に生じる。放射線56は支持体92に垂直に衝突しない場合、空気から支持体92内に移行すると同時に垂線の方へ既に屈折される。
球体50の屈折率は、好適には支持体92がそれから製造される支持体材料の屈折率よりも大きくなるように選択される。例えば、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)から支持体92が形成される場合、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)の屈折率は約1.49であり、球体50の屈折率が約2.9であると有利である。このことは、球体50を製造するにあたってプラスチック材料又はガラスを相応に選択することにより、達成することができる。屈折率のこの選択によって、光学的に薄い方の媒体、つまり支持体92から、光学的に厚い方の媒体、つまり球体50内への更なる移行が生じる。放射線56は再度垂線の方へ屈折される。
各球体50は、重層的に形成することができる又は材料混合物から成ることもできる。これらの実施形態により、特に球体50の屈折率の個々の調整が可能になる。
放射線56は、球体50とコーティング52との間の境界層にて反射される。更に、放射線56は、球体50を退出して支持体92に入ると同時に及び支持体92を退出して周囲空気中に入ると同時に、その方向をやはり変化させるのであり、やはり入射方向58と平行にナビゲーションシステム10の送信器/受信器20に返送される。同様に考えると、この放射線は、この返送方向と平行に球体50に衝突した。
図3に、図6のビーム路を球体50に関して詳細に再度表す。支持体92に垂直に衝突する放射線56は、球体50の接平面62に関して入射角60にて球体50に衝突し、接平面62に対して垂直に位置する面の法線64の方へ屈折される。光学的に厚い方の媒体における反射角66は、入射角60よりも大きい。
放射線56は、全体的に球体50とコーティング52との間の境界層上で反射される。ここでは入射角68が、反射角70と一致するのであり、反射が接平面72に関して球体50とコーティング52との間の境界層にて生じることが当てはまる。
球体50が完全に対称であるため、放射線56は、やはり球体50と支持体との間の境界面に、反射角66と一致する反射角74にて衝突する。放射線56の球体50からの退出点において接平面76に対して垂直に走る面の法線78に関して、放射線56は球体50を入射角80にて退出する。入射角80は、入射角60に対応する。従って放射線56の入射方向82は、全体的に反射される放射線56の反射方向84と平行に走る。
図7に、全体として参照符号14’で表される標識要素の第2実施形態を概略的に表す。図5に表す標識要素14と同様であるが、再帰反射性要素48及び48’それぞれの間の寸法比は、標識要素14及び14’の大きさと一致しない。標識要素14及び14’は、例えば約10mmの直径を有することができ、再帰反射性要素48及び48’は、約20μmの直径を有することができる。このことにより、再帰反射性要素48及び48’それぞれの層86及び86’それぞれは、図に表されるよりも著しく多い球体50及び50’それぞれを含む結果となる。
標識要素14’は、2つの部品において形成されるのであり、各々がほぼ半殻のように形成される第1標識要素部品88’及び第2標識要素部品90’を含む。各標識要素部品88’は、電磁放射線に対して透過性である支持体92’を含む。支持体92’は、標識要素14’の中心点54’から離れる方を向く外面94’を有する。従って表面94’は、標識要素14’から離れる方を向いて凸状に湾曲する。
球体50’は、支持体92’内に部分的に埋め込まれる。図7に表す標識要素14’の実施形態では約半分だけ埋め込まれる。
再帰反射性要素48’の層86’は、単一層として形成され、中心点54’の方向を向き、その面は支持体92’から離れる方を向く。更に球体50’には、電磁放射線に対して反射性であるコーティング52’が設けられる。このコーティングは、半球体を規定する標識要素部品88’及び90’の内面を形成する。標識要素部品88’及び90’は、実質的に、接着層96’を用いて互いに結合される。
任意で、コーティング52’により画定される球状空洞98’を充填材料で充填することができる。好適にはこの空洞は、アダプタ38に対応する連結凹部102’が好適に形成される球体100’の形状を形成する。
特に連結凹部102’にて、突出する掛止要素104’を設けることができる。掛止要素104’は、標識要素14’がアダプタ38に連結される際に環状溝42内に係合する。
球体100’は、好適には滅菌可能なプラスチック材料から形成される。特に標識要素部品88’及び90’は、例えば接着層によって球体100’に実質的に結合される。
図8に、標識要素14’に衝突する電磁放射線56のビーム路を概略的に表す。これによって放射線が支持体92’に衝突すると同時に、光学的に薄い方の媒体から光学的に厚い方の媒体への移行が既に生じる。
球体50’の屈折率は、好適には支持体92’がそれから製造される支持体材料の屈折率よりも大きくなるように選択される。例えばその屈折率が約1.49であるポリメタクリル酸メチル(PMMA)から支持体92’が作られる場合、球体50’の屈折率が約2.9であると有利である。このことは、球体50’を形成するためのプラスチック材料又はガラスを相応に選択することにより、達成することができる。
各球体50’は、各球体50と同じように複数の層において形成することができる又は材料混合物から成ることもできる。これらの実施形態により、特に球体50及び50’の屈折率の個々の調整が可能になる。
図4及び図8に認めることができるように、電磁放射線56は、支持体92’内に侵入すると同時に、支持体92’の外面の面の法線106’に向かって屈折される。入射角108’は、光学的に厚い方の支持体92’内の反射角110’よりも大きい。電磁放射線56のビーム路は、支持体92’から球体50’内に移行すると同時に、図3に表すような光路にほぼ対応する。というのも、支持体92’が球体50’よりも光学的に薄い材料から製造される結果、ここでは、図3と合わせて記載した屈折の法則が類推により当てはまるからである。
支持体92’は極力干渉のない再帰反射を可能にする。というのも、その際例えば脂肪又は水に起因する支持体92’の外面の汚染が単に平行なずれしかもたらさず、標識要素14’の可視性を従来の標識要素の場合のように大規模に中断させはしないからである。
標識要素部品88及び90’の製造は、再帰反射性要素48’の層86’を備えた平面的支持体92’をまず提供することにより行うことができる。その後次のステップにおいて、例えば図7においてそれぞれ標識要素部品88’及び90’として断面で表すように、例えば埋め込み済み球体50’がこのように設けられたアクリルガラス製の板を半中空球体に形成することができる。
図9に、標識要素14及び14’それぞれにより再帰反射された放射線の強度分布を、ナビゲーションシステム10の送受信ユニット16を用いて撮影された標識要素14及び14’それぞれの画像から生じるものとして、概略的に表す。放射線56が標識要素14及び14’それぞれに入射すると同時に、再帰反射性要素48及び48’それぞれにより放射線56の一部分しか再帰反射できないため、球体50及び50’それぞれ、ならびに支持体92及び92’それぞれの屈折率を考慮すれば、標識要素14及び14’それぞれの画像の外側領域では、著しく弱まった強度信号が生じる。例えば、放射線56の非反射部分114を概略的に表す標識要素の上に点線で表示する。
全体的に見ると、標識要素14及び14’を用いれば、標識要素14及び14’がそれぞれ汚染されていない場合に標識要素14及び14’それぞれの中心点を最大値が示す強度又は濃淡値分布が得られる。このことは、記載した仕方で標識要素14及び14’それぞれを形成する際に、いずれの場合も球体50及び50’それぞれのほんの一部でさえ入射放射線を返送できることに起因している。
10 ナビゲーションシステム
12 参照ユニット
14 標識要素
16 送受信ユニット
18 支持体
20 送信器/受信器
22 データ処理システム
24 コンピュータ
26 モニタ
28 キーボード
30 アダプタ
32 患者
34 支持体
36 支持アーム
38 アダプタ
40 表面
42 環状溝
44 長手方向軸
46 コア
48, 48' 再帰反射性要素
50, 50' 球体
52, 52' コーティング
54, 54' 中心点
56 放射線
58, 58' 入射方向
60 入射角
62 接平面
64 面の法線
66 反射角
68 入射角
70 反射角
72 接平面
74 反射角
76 接平面
78 面の法線
80 入射角
82 入射方向
84 反射方向
86, 86' 層
88' 標識要素部品
90' 標識要素部品
92, 92' 支持体
94' 表面
96' 接着層
98' 空洞
100' 球体
102' 連結凹部
104' 掛止要素
106' 面の法線
108, 108' 入射角
110, 110' 反射角
112 強度分布
114 非反射部分

Claims (29)

  1. 電磁放射線(56)に対して反射性であるように構成される、ナビゲーションシステム(10)の参照ユニット(12)用の標識要素(14;14’)、特に医療用又は外科用標識要素(14;14’)であって、
    多数の再帰反射性要素(48;48’)を含む層(86;86’)を特徴とする標識要素。
  2. 請求項1に記載の標識要素であって、前記再帰反射性要素(48;48’)が、球体(50;50’)の形状に構築されること、を特徴とする標識要素。
  3. 請求項2に記載の標識要素であって、前記球体(50;50’)が、約10μm〜約50μmの範囲内の直径、特に約20μmの直径を有すること、を特徴とする標識要素。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記再帰反射性要素(48;48’)が、ガラス又はプラスチック材料から作られること、を特徴とする標識要素。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記再帰反射性要素(48;48’)が作られる前記材料が、約1.5〜約2.5の範囲内の値、特に約1.93の値の屈折率、又は、約2.5〜約3.4の範囲内の値、特に約2.9の値の屈折率を有すること、を特徴とする標識要素。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の標識要素であって、多数の前記再帰反射性要素(48;48’)の層(86;86’)が、単一層として形成されること、を特徴とする標識要素。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の標識要素であって、多数の前記再帰反射性要素(48;48’)が、各々、電磁放射線(56)に対して反射性であるコーティング(52;52’)を少なくとも部分的に備えること、を特徴とする標識要素。
  8. 請求項7に記載の標識要素であって、前記コーティング(52;52’)が、金属から、特に蒸着により形成されること、を特徴とする標識要素。
  9. 請求項8に記載の標識要素であって、前記金属が、銀又はアルミニウムであること、を特徴とする標識要素。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記再帰反射性要素(48;48’)の層(86;86’)のための支持体(92;92’)を特徴とする標識要素。
  11. 請求項10に記載の標識要素であって、前記支持体(92;92’)が、電磁放射線(56)に対して透過性である支持体材料から形成されること、を特徴とする標識要素。
  12. 請求項11に記載の標識要素であって、前記支持体材料が、ガラス又はプラスチック材料であること、を特徴とする標識要素。
  13. 請求項12に記載の標識要素であって、前記プラスチック材料が、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)である、又はポリメタクリル酸メチル(PMMA)を含有すること、を特徴とする標識要素。
  14. 請求項11〜13のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記支持体材料が、前記再帰反射性要素(48;48’)の屈折率よりも小さい支持体材料屈折率を有すること、を特徴とする標識要素。
  15. 請求項14に記載の標識要素であって、前記支持体材料屈折率が、約1.3〜約1.7の範囲内の値、特に約1.5の値を有すること、を特徴とする標識要素。
  16. 請求項10〜15のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記再帰反射性要素の層(86;86’)が、前記支持体(92;92’)内に少なくとも部分的に埋め込まれること、を特徴とする標識要素。
  17. 請求項10〜16のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記反射性のコーティング(52’)が、前記支持体(92’)内に少なくとも部分的に埋め込まれる前記再帰反射性要素(48’)の層(86’)に施されること、を特徴とする標識要素。
  18. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記再帰反射性要素(48;48’)の層(86;86’)が、平面的もしくは略平面的である、又は、楕円面もしくは球体面の断面を規定すること、を特徴とする標識要素。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記標識要素(14;14’)が、楕円形、又は球体形、又は略球体形であること、を特徴とする標識要素。
  20. 請求項19に記載の標識要素であって、前記反射性のコーティング(52’)が、前記球体形の又は略球体形の標識要素(14’)の中心点(54’)に向かう方向を又はほぼ前記方向を向くこと、を特徴とする標識要素。
  21. 請求項10〜20のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記標識要素(14’)の外面が、前記支持体(92’)により形成されること、を特徴とする標識要素。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記標識要素(14’)が、2つ以上の部品で、特に2つ以上の標識要素部品(88’、90’)から形成されること、を特徴とする標識要素。
  23. 請求項22に記載の標識要素であって、前記2つ以上の標識要素部品(88’、90’)が、半殻の形態に又はほぼ半殻の形状に構成されること、を特徴とする標識要素。
  24. 請求項7〜23のいずれか1項に記載の標識要素であって、前記反射性のコーティング(52’)が、楕円体の、又は球状の、又は略球状の空洞(98’)を画定すること、を特徴とする標識要素。
  25. 請求項24に記載の標識要素であって、前記空洞(98’)が、充填材料で充填されること、を特徴とする標識要素。
  26. 請求項25に記載の標識要素であって、前記充填材料が、プラスチック材料、特に滅菌可能なプラスチック材料であること、を特徴とする標識要素。
  27. 少なくとも1つの外科用標識要素(14;14’)を有する、室内での位置及び/又は配向が外科用ナビゲーションシステム(10)を用いて検出可能である参照ユニット(12)、特に医療用又は外科用参照ユニット(12)において、
    前記少なくとも1つの標識要素(14;14’)が、請求項1〜26のいずれか1項に記載の標識要素(14;14’)の形態に構成されること、を特徴とする参照ユニット。
  28. 請求項27に記載の参照ユニット(12)であって、前記少なくとも1つの標識要素(14;14’)が配置又は形成される支持体(18)を特徴とする参照ユニット。
  29. 少なくとも3つの標識要素(14;14’)を含む少なくとも1つの参照ユニット(12)を有すると共に、前記参照ユニット(12)の室内での位置及び/又は配向を検出するための少なくとも1つの検出装置(16)を有するナビゲーションシステム(10)、特に医療用又は外科用ナビゲーションシステム(10)であって、
    前記参照ユニット(12)が、少なくとも1つの外科用標識要素(14;14’)を含むナビゲーションシステムにおいて、
    少なくとも1つの標識要素(14;14’)が、請求項1〜26のいずれか1項に記載の標識要素(14;14’)であること、及び/又は
    前記参照ユニット(12)が、請求項27又は28のいずれか1項に記載の参照ユニット(12)の形態に設計されること、
    を特徴とするナビゲーションシステム。
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