JP2013238854A - 光学レンズアセンブリ及びその光学デバイス - Google Patents

光学レンズアセンブリ及びその光学デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】光学レンズアッセンブリを備えて、電力効率を高めた近接センサを提供する。
【解決手段】光学レンズアセンブリ100は凸面からなる主レンズ154と、該主レンズの外側部分に配置された光学構造158とを備え、第1の距離に外部の物体がある時に主レンズ100からの光がその反射光を受光し、第1の距離より近い第2の距離に外部の物体があるとき、光学構造158からの光がその反射光を受光するように構成したことを特徴とする。
【選択図】図1A

Description

近接センサーは、物理的に接触することなく近くの物体の存在を検出するように構成されたセンサーデバイスである。たとえば、近接センサーは、近くにあるものを該近接センサーが検出したことに応答して、電力消費回路をオンまたはオフにするために電子ギアで一般的に使用されている。そのような用途での近接センサーの使用は特に有効である。なぜなら、それらのセンサーは、物理的な接触を行うことなく近接度を検出できるからである。
近接センサーは送信機と受信機を備えている。対象とする特定の方向または特定の距離(だけ離れた地点)に向けて放射を平行化するために光学レンズアセンブリを放射体(放射源ともいう)に結合し、これによって、高電力効率のために該放射を十分に利用できるようにしている。同様に、特定の方向から受信機へと放射を集束させるために光学レンズアセンブリをセンサーに結合することができる。
光学レンズアセンブリを使用することによって電力効率(または出力効率)を高めることができる。しかしながら、光学レンズアセンブリを通過する放射の一部、特に、レンズの外周領域すなわち周辺領域を通過する放射の一部が失われる場合がある。そのままでは失われてしまう放射の向きを変えることが他の用途では望ましい場合がある。
さらに、近接センサーは、通常、予め決められているが比較的遠い距離にある物体を検出するために使用される。しかしながら、用途によっては、近接センサーは、該近接センサーに非常に近い場所にある物体の存在を検出することを要求される場合もある。これは、近接センサー用の光学レンズの設計要件との競合をもたらす場合がある。
光学レンズアセンブリ、放射体ダイ(emitter die:エミッタダイ)及び検出器ダイ(detector die)を単一の本体内に組み込んだ単一の集積デバイスとして、近接センサーを形成することができる。代替的には、予め製造された構成要素から近接センサーを組み立てることができる。たとえば、パッケージ化された発光デバイス及びパッケージ化された検出器から近接センサーを組み立てることができる。別の例では、製造プロセス中に、原材料から光学レンズアセンブリを形成するのではなく、予め製造された光学レンズアセンブリを使用することができる。したがって、近接センサーの光学レンズアセンブリの特徴を、近接センシング(近接感知)以外の用途向けの類似の光学部品を有する他の光学デバイス(光学デバイスは光デバイスともいう)で利用することができる。
(追って補充)
本願の図面には、限定するためのものではない例示的な実施形態が示されている。それらの実施形態は説明のためのものであって、実際のスケールでは描かれていない場合がある。説明及び図面を通じて、同じ参照番号は同様の構成要素を示すために使用されている。
光学構造を有する光学レンズアセンブリの透視図である。 光学レンズアセンブリの上面図である。 図1Bに示されている線2−2に沿った光学アセンブリの断面図である。 図1Cに示されている光学構造の拡大図である。 近接センシングにおいて光を通過させるために、光学レンズアセンブリがどのように構成されているかを示している。 とがったエッジ(端)を有する代替の光学構造を示している。 一方の側に平面を有し、他方の側に曲面を有する代替の光学構造を示している。 光学構造を有するレンズを備える発光デバイスの断面図である。 側壁を有する発光デバイスの断面図である。 レンズフランジ(lens flange)に配置された光学構造を有するレンズを備える発光デバイスの断面図である。 エアギャップと、レンズのフランジに光学的に結合した光学構造とを有する発光デバイスの断面図である。 ベース部に配置された光ガイドを有する発光デバイスの断面図である。 中央部分と外側部分を有するレンズを備える近接センサーのブロック図である。 光学構造を有するレンズを備える近接センサーを示している。
図1A〜図1Eは、光学レンズアセンブリ100の1実施形態を示している。光学レンズアセンブリ100を、実質上透明なガラス、エポキシ樹脂もしくはシリコーンから作ることができる。光学レンズアセンブリ100を、放射を所定の方向に向けるように、または、放射の向きを変えるように、または、放射を平行化するように構成することができ、この場合、放射は、たとえば、発光ダイオード(以下、LEDという)によって放射された可視光、または、紫外光源もしくは赤外光源によって放射された不可視光である。「光」または「放射」という用語は特定のタイプの電磁波のみを意味するものとして狭く解釈される場合があるが、本明細書では、特定のタイプの光もしくは放射について言及しているときにも、別段の明示がない限り、可能性のある他の全ての電磁波が考慮されていることに留意されたい。文字通りには、光は、人間の目に見える放射を意味するが、「光」という用語が考慮されているときには、たとえば、紫外線、赤外線、及びその他の目に見えない放射も含まれる。
図1Aに示すように、光学レンズアセンブリ100は、主レンズ154と光学構造158を備えている。オプションとして、光学レンズアセンブリ100は、ベース部(基部ともいう)152と、該ベース部152によって画定されるレンズフランジ153を備えることができる。レンズアセンブリ100を通過する放射のかなりの部分乃至大部分を(所定の方向に)導くように、主レンズ154を構成することができる。たとえば、1実施形態では、光学レンズアセンブリ100を通過する全放射の約50%以上を所定の方向に向けて送るように、主レンズ154を構成することができる。さらに別の実施形態では、光学レンズアセンブリ100を通過する全放射の約80%以上を所定の方向に向けて送るように、主レンズ154を構成することができる。
図1Aを参照すると、主レンズ154は、レンズアセンブリ100の内心に(たとえば、アセンブリ100の中心軸を中心軸として)配置されている。主レンズ154は、曲面(ある曲率を有する面)、たとえば、方向190に向かって光を平行にするように構成された凸面を画定することができる。主レンズ154は、接線182を有する頂点180を含むことができる。接線182は方向190に実質的に垂直でありうる。したがって、図1Aに示すように、接線182は、ベース部152の平面に実質的に平行でありうる。別の実施形態では、接線182は、ベース部152の平面に平行ではない方向を向くようにされている場合がある。図1Aに示す実施形態では、主レンズ154は、ほぼドーム形の形状を画定し、主レンズ154の頂点180は、該ドーム形の頂上を表している。
主レンズ154は、中心軸181に関して実質的に軸対称でありうる。オプションとして、レンズアセンブリ100全体も、中心軸181に関して実質的に軸対称でありうる。頂点180は、方向190の方向に伸びる中心軸181上にありうる。同様に、図1Bに示すように、光学構造158は、中心軸181と一致させることができる曲率中心184に関して軸対称でありうる。
図1Cに示すように、光学構造158を、主レンズ154に隣接する外周部(または周辺部)において、中心軸181から所定の距離rだけ離れたところに配置することができる。この所定の距離rを、光学構造158の中心を表す頂点186から、中心軸181に垂直な方向に沿った、中心軸181までの距離として測定することができる。主レンズ154は、中心軸181近辺の領域に対しては比較的効率よく放射を送ることができるが、外周領域、すなわち、所定の距離rのところにある領域に対してはそれより低い効率で放射を送る。そのままでは失われてしまう場合がある放射を、特定の用途では対象とされうる別の第2の位置(不図示)に向けて送るように、外周部に配置されている光学構造158を構成することができる。実施形態の光学構造158は、対象とする第2の位置(不図示)に依存して、軸対称ではなく、単なる湾曲部(不図示)か、直線状構造(不図示)か、または、第2の位置(不図示)に向けて光を送るように構成された、レンズアセンブリ100の一部分に配置された他の形状を画定する構造でありうる。1実施形態では、該湾曲部(不図示)を、中心軸181から離れて配置された曲率中心184を有する実質上半円形とすることができる。
図1Cに示されている実施形態では、主レンズ154は、図1Cに示されているように、中心軸181から湾曲部まで測った距離とすることができる半径Rを有している。半径Rを、レンズ154の曲率半径と混同しないように留意されたい。主レンズ154は実質上ドーム形状を有することができる。光学構造158を、中心軸から、半径Rの少なくともおよそ10分の4のところに配置することができる。このような距離だけ中心から離すことによって、主レンズ154のフォームファクター(form factor:形状乃至サイズ)を保持することができる。この側面は、空間が制約される場合がある用途では有用である。別の実施形態では、主レンズ154の中心軸181からの所定の距離rを、半径Rの少なくともおよそ10分の7とすることによって、レンズアセンブリ100を通る放射のかなりの量乃至大部分が、主レンズ154を通って方向190に向かって送られるようにすることができる。
光学構造158は、図1Dに示されているように突出部を画定することができる。代替的には、光学構造158が、光を導くように構成された平面形状またはプリズム形状などの他の何らかの形状を画定するようにしてもよい。図1Dに示されている実施形態では、突き出た光学構造158は、第2の軸183に沿って長手方向(図では縦方向)に伸びている。突き出た光学構造158は、先端部が丸められた頂点186を有することができ、該頂点を通って第2の軸183が伸びることができる。第2の軸183を、中心軸181と実質的に平行にすることができる。突き出た光学構造158は、第2の軸183に沿って頂点186から主レンズ154のポイント187まで測った距離とすることができる長手方向(すなわち縦方向)に沿った寸法h(以下、長手方向寸法hという)を有することができる。図1Dに示されているように、ポイント187を、点線189に沿って示されている主レンズ154の表面に配置することができる。
光学構造158の存在が、レンズアセンブリ100の頑健性(ロバスト性)及び信頼性性能に影響を与えないようにするために、光学構造158のフォームファクターについて設計上別途の考慮が必要となりうる。これ以外にも、いくつかの用途では、光学構造158は、レンズアセンブリ100の機能サイズ(feature size)乃至形状並びにフォームファクターを大きくは変えないことが望ましい場合がある。たとえば、光学構造158がレンズアセンブリ100から大きくはみ出して突き出ている場合を考える。この場合は、光学構造158は壊れやすく、レンズアセンブリ100のフォームファクターは、主レンズ154ではなく光学構造158によって決まるであろう。
他の例を、図1Dの実施形態に示されている長手方向寸法hに関連付けることができる。主レンズ154が該主レンズ154の中心軸181に沿って伸びる厚み(厚さの寸法)Hを有している場合には、オプションとして、突出部の長手方向寸法hを、主レンズ154の中心軸181に沿って伸びる厚みHの約半分よりも小さくすることができる。たとえば、別の実施形態では、長手方向寸法hを厚みHの15%とすることができる。
空間が制約される場合がある別の例について考える。主レンズ154は、該主レンズ154の中心軸181に沿って伸びる厚み(厚さの寸法)Hを有することができる。オプションとして、主レンズ154の中心軸181の外部の任意の場所において、中心軸181に実質的に平行な方向にとった別の厚みH’を、厚みHよりも小さくなるようにすることができる。図1Dに示されている実施形態では、オプションとして、突出部の長手方向寸法hを厚みHの約1/4よりも小さくすることによって、光学構造158がある場合とない場合とで、レンズアセンブリ100のフォームファクター全体が、ほぼ同じに維持されるようにすることができる。
別の実施形態では、光学レンズアセンブリ100は、光学レンズアセンブリ100の中心軸181に実質的に垂直に伸びている直径Dを有することができる。直径Dは広く解釈されるべきであって、円形のレンズアセンブリ100に限定して解釈されるべきではない。たとえば、レンズアセンブリ100の形状が不規則である場合には、直径Dは、中心軸181に垂直な方向に沿った最大の測定値とされる。レンズアセンブリ100がフランジ153を有しているようないくつかの状況では、直径Dを、主レンズ154の半径Rの2倍より大きくすることができる。主レンズ154の中心軸181から光学構造158の頂点186まで伸びる所定の距離rを、光学レンズアセンブリ100の直径Dの約半分よりも小さくすることによって、光学構造158が、レンズアセンブリ100を超えてはみ出さないようにすることができる。さらに別の実施形態では、所定の距離rを、レンズアセンブリ100の直径Dの約45%よりも小さくすることができる。
図1Eに示すように、光学レンズアセンブリ100を、近接センサー(不図示)へと光を導くように構成することができる。図1Eの実施形態には、放射体130、検出器140、及び光学レンズアセンブリ100などのいくつかの重要な要素が示されている。光学レンズアセンブリ100を、放射体130または検出器140に光学的に結合することができる。放射体130を、第1の方向190に第1の距離D1だけ離れたところへと放射を放出するように構成することができ、この場合、該放射には、可視光及び不可視光、並びに、任意の他の電磁放射を含めることができる。外部の物体191が第1の距離D1のところに配置されているときは、放射は、放射体130に通常は隣接して配置されている検出器140に向かって反射されるだろう。反射という用語には、乱反射(または散乱反射)と鏡面反射の両方を含めることができる。第1の距離D1だけ離れた地点は、通常は、放射体130からかなり遠く離れたところにある。
主レンズ154は、放射のかなりの量乃至大部分を、方向190の方向に第1の距離D1だけ離れたところ向けて送るように構成されているので、特定の他の方向(たとえば、方向190から40°を超える角度範囲内にある方向)に対して送られる放射の量は比較的少ない場合がある。ギャップ(すき間)を光学構造158でふさぐことができる。図1Eに示されているように、光学構造158は、放射の大部分を方向190に向けて送る一方で、第2の距離D2だけ離れたところを向いた第2の方向192へと放射を送るように構成されている。図1Eに示されている実施形態では、第2の方向192と方向190のなす角度が40°を超えるように該第2の方向192を設定することができる。外部の物体193が第2の距離D2だけ離れたところに配置されているかもしくは存在する場合には、放射を検出器140へと反射することができる。
第2の方向192、及び第2の距離D2だけ離れたところ(または、第2の方向192に沿って第2の距離D2だけ離れたところ)が主レンズ154の視野外にある場合がある。その場合には、主レンズ154が、放射を第2の方向192にも第2の距離D2だけ離れたところにも送らないようにすることができる。しかしながら、別の実施形態では、第2の方向192、及び第2の距離D2だけ離れたところ(または、第2の方向219に沿って第2の距離D2だけ離れたところ)は主レンズ154の視野内にある。この場合、主レンズ154は、いくらかの量の放射を第2の方向192及び第2の距離D2だけ離れたところに向けて送るが、該放射は(その量が)不十分かまたは(その強度が)弱すぎて検出器140では検出できない場合ある。いくつかの用途では、図1Eの実施形態に示されているように、第2の距離D2だけ離れたところで検出される外部の物体193が、第1の距離D1だけ離れたところにある物体よりも非常に小さい場合がある。ずっと遠くにある第1の距離D1だけ離れたところで検出されることになる外部の物体191は、指や手などの人間の体の比較的大きな部分でありえ、一方、第2の距離D2だけ離れたところで検出されることになる外部の物体193は、レンズアセンブリ100の近くにある髪の毛、ごみ、ちり、または、他の類似の微小な物体でありうる。ごみやちりを検出することは、クリーンルーム環境では有用でありうる。
図1Eに示す実施形態では、第1の距離D1及び第2の距離D2を、主レンズ154の頂点180を基準点として該基準点からの距離とすることができる。しかしながら、該基準点をレンズアセンブリ100の任意の部分から選ぶことができるように、第1の距離D1を第2の距離D2よりもかなり(もしくは十分に)大きくすることができる。1実施形態では、第1の距離D1をレンズアセンブリ100の頂点180から少なくとも10mmとすることができ、一方、第2の距離D2をレンズアセンブリ100の頂点から2mm未満とすることができる。別の実施形態では、第2の距離D2を第1の距離D1の約5%未満とすることができる。さらに別の実施形態では、第2の距離D2を第1の距離D1の約0.1%未満とすることができる。
放射体130及び検出器140(のサイズ乃至寸法)は、第1の距離D1よりも小さいので、放射体130または検出器140の任意の部分から基準点を選択することもできる。たとえば、1実施形態では、放射体130及び検出器140のサイズは1mm×1mm未満であるが、第1の距離D1は約20mmであり、一方、第2の距離D2は約1mmまたはそれ以下である。別の実施形態では、放射体130と検出器140との間の距離は第1の距離D1よりも小さい。絶対的な測定値は、基準点に依存しうるが、基準点をどこにとるかの選択に関係なく、第1の距離D1を第2の距離D2よりも大きいままとすることができる。
図2及び図3は、図1Cに示されている光学構造158の代替の実施形態を示している。たとえば、図2では、光学構造258は平面(平坦な表面)を有している。したがって、光学構造258の頂点286を鋭くする(すなわち、とがらせる)ことができる。一方、図3に示されている光学構造358は、(先の)とがった頂点386の一方の側にある曲面と別の側にある平面の組み合わせを有している。光学構造358を、頂点386を通って伸びる軸383に沿って長手方向(図では縦方向)に突き出るようにすることができる。光学構造358の軸383は、主レンズ354の中心軸(不図示)に平行でなくてもよい。
図1の実施形態に示されている光学レンズアセンブリ100を、可視光と不可視光の両方に対応する発光デバイスや近接センサーや他の光学デバイスに使用することができる。図4は、本体420、本体420の平坦な表面422に配置された放射体430、及び、光を導くためのレンズアセンブリ450を備える発光デバイス400の実施形態を示している。放射体430を、半導体ベースのLED、または、電磁放射を放出することができる他の光源とすることができる。「光」という用語を使用しているが、前述したように、本明細書における「光」には、赤外線放射や紫外線放射(ただし、これらの放射には限定されない)を含む他の不可視の放射も含まれる。
本体420は、ある構造体またはベース部(すなわち、基部乃至台座部分)であり、放射体430の他の構成要素を支持するための構造を提供することができる。図4に示す実施形態では、本体420は、プラスチック(もしくは合成樹脂)またはセラミックから成形することができ、または、初めは液状であるが、その後、製造プロセスの終わりに近づくにつれて固体状態に硬化される封入剤(もしくはカプセルの材料)から作られる他の任意の材料から成形することができる。別の実施形態では、本体420を、プリント回路基板や他の材料などの平坦な基板とすることができる。
光学レンズアセンブリ450を、製造プロセスの初期の段階において封入剤が液状であるときに放射体430を封入するように構成することができるシリコーン、エポキシ(樹脂)もしくは他の材料などの該封入剤から作ることができる。製造プロセスの後半部で、該封入剤を成形して固体状態に硬化させることができる。オプションとして、光学レンズアセンブリ450を、放射体430を封入せずに放射体430とは別個に作って、放射体430に光学的に結合することができる。たとえば、光学レンズアセンブリ450を、放射体430に直接接触させずに、エアギャップ(不図示)によって該放射体から分離することができる。
図4に示されているように、光学レンズアセンブリ450は、ドーム形の主レンズ454、及び、レンズアセンブリ450の外周部に配置されている光学構造458を備えることができる。主レンズ454を、主レンズ454の頂点480を超えて伸びる中心軸481のまわりにほぼ(または実質的に)軸対称とすることができる。オプションとして、レンズアセンブリ450は、レンズフランジ453を画定することができるベース部452をさらに備えることができる。レンズフランジ453は、実施形態に依存して、光学特性を呈する場合があり、また、本体420によって完全に覆われる場合もあれば完全には覆われない場合もある。レンズフランジ453を、外部の物体(不図示)に光を当てるために、放射体430から出た光を取り出す(または抜き出す)ように構成することができる。
放射体430から放出された光のかなりの量もしくは大部分を、光線499で示されているように第1の距離D1だけ離れたところに向けて送るように、主レンズ454を構成することができ、一方、光線498で示されているように、第2の距離D2だけ離れたところに向けて光を送るように、光学構造458を構成することができる。第1の距離D1及び第2の距離D2は、レンズアセンブリ450の頂点480などの共通の基準点から伸びることができる。初めは頂点480から離れる方向に向けて送られる光線498などの光が、レンズアセンブリ450に近い第2の距離D2だけ離れたところへと向きを変えて送られるように、光学構造458の形状を形成することができる。いくつかの実施形態では、光学構造458には、さらに遠くに光を送ることに関していくつかの制約がある。これは、光学構造458を通過する光の強度が、そのようなより遠く離れたところで十分有効に使用するには不十分な場合があるからである。
発光デバイス400を近接センサー(不図示)用の構成において使用することができ、その場合、外部の物体(不図示)が第1の距離D1または第2の距離D2だけ離れたところに配置されているときには、発光デバイス400から放出された光が反射して、該反射した光を検出器(不図示)で検出できるように、該検出器(不図示)を該発光デバイス400に隣接して(または該デバイス400の近傍に)配置することができる。第1の距離D1及び第2の距離D2を、発光デバイスの任意の部分、たとえば、発光デバイスの平坦な表面(平面)422、にある基準点から測ったものとすることができる。
図5は、図4に示されている発光デバイス400によく似た代替の実施形態による発光デバイス500を示している。発光デバイス500は、本体520、放射体530、主レンズ554、及び、光学構造558を備えている。しかしながら、発光デバイス500は、発光デバイス500の本体520が反射面524を有している点で発光デバイス400とは少なくとも異なる。本体520に設けられた反射面524を、第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けて光を送るための第2の光学構造とすることができる。主レンズ554は、第1の距離(不図示)だけ離れたところに向けて光線599などの光を送るように構成されている。光学構造558は、第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けて光線598などの光を送るように構成されている。光学構造558に加えて、反射面524を、光線597で示されているように、第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けて光を送るように構成することもできる。光線597を、レンズフランジ553を通過させ、その後、反射面524によって第2の距離(不図示)だけ離れたところに向かって反射させることができる。
図6は、本体620、放射体630、主レンズ654、及び、レンズフランジ653を画定するベース部652を備える発光デバイス600の実施形態を示している。発光デバイス600は、光学表面(光学面ともいう)を画定する光学構造658をさらに備えることができる。前述の実施形態と同様に、第1の距離(不図示)だけ離れたところに向けて光線699などの光を送るように、主レンズ654を構成することができ、一方、第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けて光を送るように、光学構造658を構成することができる。別の実施形態において同様の目的を達成するために、別の実施形態では、光学構造658の向きまたは形状は異なる場合がある。たとえば、光学構造658は平面ではなく曲面の場合がある。
2つの異なる方向に光を導くように光学構造658を構成することができる。たとえば、光学構造658は、光線698で示されているように、第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けて光を送るように構成することができる複数の微小光学構造(マイクロ光学構造ともいう)656を有する表面を画定することができる。代替的には、光学構造658は、反射面622などの第2の光学構造に向けて光を送ることができる。光線697で示されているように、反射面622が第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けて(光学構造658によって送られてきた)光を反射するように該反射面622を構成できるように、光学構造658(の導光構造)を構成することができる。別の実施形態では、光学構造658は、光を導くように構成された何らかのサブ構造(不図示)を有するテクスチャパターン(たとえば表面模様のパターン)を画定することができる。
図7は、エアギャップ(空隙)725を有する発光デバイス700の実施形態を示している。発光デバイス700は、プリント回路基板またはリードフレームから作ることができる本体720、放射体730、並びに、ベース部752及び主レンズ754を有する光学レンズアセンブリ750を備えている。主レンズ754は、ほぼドーム形の形状を画定している。ベース部752は、光学特性を有することができるレンズフランジ753を画定することができる。レンズフランジ753を、本体720の平坦な面にほぼ垂直な方向に光を伝送するように構成することができる。別の実施形態では、レンズフランジ753は、該レンズフランジ753から任意の方向に照明用の光が出るように光を取り出すことができる。発光デバイス700は、レンズフランジ753に取り付けることができる光学構造758をさらに備えることができる。光学構造758をレンズフランジ753に光学的に結合することができる。光学構造758を、主レンズ754及びベース部752と共に成形されたレンズアセンブリ750の一部とすることができ、あるいはその代わりに、レンズフランジ753に接着もしくは取り付けることができる本体720の一部とすることができる。
光学構造758は、レンズフランジ753を通過した光を第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けるかまたは反射するように動作することができる。光学構造758を主レンズ754のより近くに配置できるように、主レンズ754の外縁の一部分755を除去することができる。さらに、主レンズ754は光学表面757を画定することができる。光線797で示されているように、光学表面757を通って光学構造758に送られる光を第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けて送ることができるような角度をなすように、光学表面757を配置することができる。同様に、光線798で示されているように、主レンズ754を通過せずにレンズフランジ753を通って光学構造758に到達する光を、該第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けて送るように、光学構造758を構成することができる。
図8に示されている実施形態は、基板820、放射体830、該放射体830に光学的に結合されているレンズアセンブリ850を備える代替の発光デバイス800を示している。レンズアセンブリ850は、主レンズ部854、ベース部852、及び、レンズフランジ853を備えている。一方、光学構造858をベース部852の中に形成することができる。光学構造858を、光線897で示されているように、第2の距離(不図示)だけ離れたところに向けて光を導くように配置乃至構成することができる光ガイド(または光導波路)とすることができる。光学構造858を、ベース部852に設けられた空間乃至空隙によって画定することができる2つの平行な反射面859とすることができる。図8の実施形態に示されているように、光学構造858を、レンズアセンブリ850の外周部乃至周辺部に配置することができる。光学構造858は、発光デバイス800の上面図(不図示)において湾曲した形状乃至曲線形状または円形形状を画定することができる。
図9は、光学デバイス900のブロック図である。光学デバイス900を、近接センサー、または、放射体及び検出器を有する他のデバイスとすることができる。1実施形態では、光学デバイス900を、近接センサーを内蔵した携帯電話もしくはタブレットなどのモバイル機器とすることができる。図9に示されている実施形態では、光学デバイス900は、放射体930、放射体930に結合されているレンズアセンブリ950、及び、放射体930から放出された放射を検出するように構成された検出器940を備えている。追加の光学レンズ(不図示)を検出器940に結合することができる。別の実施形態では、光学レンズアセンブリ950を、放射体930ではなく検出器940に結合することができる。光学レンズアセンブリ950を、他の実施形態で説明されている光学レンズアセンブリのうちの1つとすることができる。
光学レンズアセンブリ950は、外側部分952及び中心部分954を有することができる。外側部分952を、レンズフランジ、または、レンズアセンブリ950の外周部分とすることができる。中心部分954を、光線999で示されているように、基準面988から第1の距離D1だけ離れたところに向かう方向に、放射のかなりの部分もしくは大部分を平行化するように構成された主レンズとすることができる。ただし、外部の物体991が、第1の距離D1だけ離れたところに配置されているか、または、基準面988から第1の距離D1と基準面988から第2の距離D2との間の距離に配置されているときには、放射は、光線998で示されているように、該外部の物体991から反射されうる。
基準面988を近接センサー900の任意の部分から選ぶことができるように、第2の距離D2は第1の距離D1よりもかなり(または十分に)短い。図9では、基準面988は、検出器940の表面から選ばれているが、別の実施形態では、基準面988を、レンズアセンブリ950の表面、または、放射体930の表面から選ぶことができる。該ブロック図の距離D1及びD2、並びに、レンズアセンブリ950と放射体930と検出器940の相対的なサイズは、実際のスケールのとおりには描かれていない。放射体930、検出器940、及びレンズアセンブリ950のサイズ乃至寸法を、距離D1及びD2よりも小さくすることができる。別の実施形態では、放射体930、検出器940、及びレンズアセンブリ950のサイズ乃至寸法を、第1の距離D1よりは小さいが、第2の距離D2とはほぼ同等とすることができる。さらに、放射体930と検出器940間の距離D3を、距離D1よりも小さくすることもできる。
多くの状況において、レンズアセンブリ950の外側部分952に入る放射を近接センシングのために十分に利用できない場合がある。たとえば、レンズアセンブリ950の湾曲部乃至曲率は、光線が第1の距離D1または第2の距離D2のところに到達できるようにする程度に該光線を曲げることができない(この状況は光線997で示されている)場合がある。別の実施形態では、光学構造958などの追加の光学的特徴部がレンズアセンブリ950に追加されない限り、中心部分954によって第2の距離D2だけ離れたところに向けて送られる放射の強度は、検出器940では検出されないほど低い場合がある。たとえば、光学レンズアセンブリ950は、光線996などの放射を利用するために、レンズアセンブリ950の外側部分952に接続された光学構造958をさらに備えることができる。
図9の実施形態において光線996で示されているように、外側部分952から光学構造958に入る放射は、光学構造958によって第2の距離D2だけ離れたところに向けて送られ、これによって、外部の物体993が該第2の距離D2のところに配置されているときには、該放射を検出器940に向かって反射できるようになっている。光学構造958を、より多くの光が検出器940に向かう角度に光を向けるように構成することによって、遠くにある物体から散乱された光だけではなく、それよりずっと近くにある物体から散乱された光も検出器940によって検出することが可能になる。これは、携帯電話などのモバイル機器には有用な場合がある。たとえば、ユーザーの体の一部の実際の動きを検出するために、レンズアセンブリ950のかなりの部分もしくは大部分を、光学デバイス900から数センチメートル伸びた所定の距離D1のところに光を導くように構成することができる。一方、光学構造958を、光学デバイス900から5mm未満の距離に存在しうる髪の毛またはそれより小さい物体を検出するように構成することができる。
図10は、近接センサー1000の1実施形態を示している。近接センサー1000は、本体1020、放射体1030、検出器1040、放射体1030に結合している第1の光学レンズアセンブリ1050、及び、検出器1040に結合している第2の光学レンズアセンブリ1060を備えている。放射体1030と検出器1040の間の光の直接伝送を阻止することができる。たとえば、放射体1030と検出器1040を本体1020によって光学的に分離することができ、これによって、外部の物体1091または1093を第1の距離D1と第2の距離D2(D1とD2の各々は、光学レンズアセンブリ1050上の基準点から伸びている)の間の距離のところに配置できるときには、検出器1040が放射体1030によって放出された放射を外部の物体1091または1093からの反射を通じて受け取って検出するように、該検出器1040を配置することができる。
第1の光学レンズアセンブリ1050は、放射体1030から放出された放射のうちのかなりの量もしくは大部分を、基準点からかなり遠くにある第1の距離D1だけ離れたところに向かう方向に送るように構成されている。一方、第1のレンズアセンブリ1050の外周部にある光学構造1058は、該放射を、第2の距離D2だけ離れたところに向かう方向に送るように構成されている。図10では、基準点は、第1のレンズアセンブリ1050の中心軸1081に沿って伸びている頂点1080上にある。別の実施形態では、第1の光学レンズアセンブリ1050と第2の光学レンズアセンブリ1060の配置関係を逆にすることができる。さらに別の実施形態では、第1のレンズアセンブリ1050及び第2のレンズアセンブリ1060は、同一の特性または互いに異なる特性を有する光学構造1058を備えることができる。
異なるそれぞれの側面、実施形態または実施例は、以下の利点のうちの1つ以上を奏することができる(ただし、必ずしもその必要はない)。たとえば、レンズのサイズ及びフォームファクターは、光学構造を有していても有していなくてもほぼ同じであり、それらのサイズ及びフォームファクターは、光学構造を有していないレンズを備えているデバイスに対して、光学構造を有するレンズをドロップイン交換品(たとえば、光学構造を有していない該レンズの代替として差し替えて使用できる部品)として使用することを可能にする。もう1つの利点は、光学構造に起因する主レンズの機能への影響が実質的にない状態で、主レンズ以外の二次的な場所に光を送る該光学構造によって追加の機能が可能になることである。
本発明の特定の実施形態を説明し及び図示したが、本発明は、そのように説明し及び図示した部分乃至部品の特定の形態や配置には限定されない。図面及び説明は狭く解釈されるべきではない。たとえば、発光デバイス及び近接センサーに関して説明されている光学レンズアセンブリの代替の実施形態は、それらのデバイス及びセンサーでの使用に限定されず、独立型の光学レンズでも使用することができ、または、近接センサー以外のデバイスでも使用することができる。光を例示したが、可能性のある用途では他の電磁放射も含まれる場合がある。説明したものの組み合わせや他の変形形態も考慮されるべきである。本明細書で開示した実施形態は説明のためのものであり、それらの実施形態は図面において実際のスケール(または縮尺)では描かれていない場合がある。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びそれの等価物によって画定される。

Claims (20)

  1. 放射体から放出された放射を導くための光学レンズアセンブリであって、
    頂点と、該頂点の接線に実質的に垂直な方向に該頂点を通って伸びる中心軸とを有する主レンズと、
    前記中心軸から所定の距離だけ離れたところに配置された光学構造
    を備え、
    前記主レンズは、前記放射体からの第1の放射を前記光学レンズアセンブリの前記頂点から第1の距離だけ離れたところに向けて送るように構成されており、これによって、外部の物体が前記第1の距離だけ離れたところに配置されているときに、前記第1の放射が前記放射体に隣接して配置された検出器へと反射されるようになっており、
    前記光学構造は、前記放射体からの第2の放射を、前記光学レンズアセンブリの前記頂点から第2の距離だけ離れたところに向けて送るように構成されており、前記第2の距離は前記第1の距離よりもかなり短く、このため、前記外部の物体が前記第2の距離だけ離れたところに配置されているときに、前記第2の放射が前記検出器へと反射されるようになっている、光学レンズアセンブリ。
  2. 前記光学レンズアセンブリは、前記中心軸に沿った厚さHを有し、
    前記光学構造は、前記光学レンズアセンブリの厚さHの約半分より小さい長手方向寸法hを有する突出部を画定する、請求項1の光学レンズアセンブリ。
  3. 前記突出部は丸められた頂点を有する、請求項2の光学レンズアセンブリ。
  4. 前記光学構造は、ある曲率中心を有する湾曲部を画定し、
    前記曲率中心は、前記主レンズの前記中心軸上または該中心軸の近傍にある、請求項1の光学レンズアセンブリ。
  5. 前記光学構造は、前記放射を導くように構成された平坦な光学表面を画定する、請求項1の光学レンズアセンブリ。
  6. 前記光学構造は、前記放射を導くように構成された微小光学構造を有する、請求項1の光学レンズアセンブリ。
  7. 前記第2の距離は、前記第1の距離の約5%よりも短い、請求項1の光学レンズアセンブリ。
  8. 前記第2の距離は約2ミリメートルよりも短い、請求項1の光学レンズアセンブリ。
  9. 前記主レンズは半径Rを有し、
    前記主レンズの前記中心軸からの前記光学構造の前記所定の距離は、前記半径Rの少なくとも約10分の4である、請求項1の光学レンズアセンブリ。
  10. 前記光学レンズアセンブリは、前記主レンズの前記中心軸にほぼ平行な向きに厚さ寸法H’を有し、
    前記主レンズの前記中心軸に沿った前記光学レンズアセンブリの厚さHは、前記光学構造の前記厚さ寸法H’よりも厚い、請求項1の光学レンズアセンブリ。
  11. 前記光学レンズアセンブリは、前記主レンズの前記中心軸にほぼ垂直に伸びる直径Dを有し、
    前記主レンズの前記中心軸からの前記光学構造の前記所定の距離は、前記光学レンズアセンブリの前記直径Dの約半分より小さい、請求項1の光学レンズアセンブリ。
  12. 発光デバイスであって、
    該発光デバイスは、外部の物体から反射されることになる光を該発光デバイスに隣接して配置されている検出器に導くように構成されており、
    本体と、
    前記本体の平坦な表面に取り付けられた放射体と、
    前記放射体に光学的に結合しているレンズアセンブリと、
    前記放射体から放出された光のかなりの部分を、前記レンズ上にある基準点から第1の距離だけ離れたところに向けて送るように構成された前記レンズアセンブリの主レンズであって、前記外部の物体が前記第1の距離だけ離れたところに配置されているときには、光が前記検出器へと反射されるようにする該主レンズと、
    前記レンズアセンブリの外周部に配置された光学構造
    を備え、
    前記光学構造は、前記基準点から第2の距離だけ離れたところに向けて光を送るように構成されており、これによって、前記外部の物体が前記第2の距離だけ離れたところに配置されているときには、光が前記検出器へと反射されるようになっており、
    前記第2の距離は前記第1の距離よりもかなり短いことからなる、発光デバイス。
  13. 前記レンズアセンブリは、前記主レンズに接続された前記放射体を実質的に封入しているベース部をさらに備える、請求項12の発光デバイス。
  14. 前記レンズアセンブリは、前記主レンズに接続されたベース部をさらに備えており、
    前記光学構造は、前記ベース部内に形成された光ガイドを画定する、請求項12の発光デバイス。
  15. 前記レンズアセンブリは、前記主レンズに接続されたレンズフランジをさらに備えており、前記レンズフランジは、前記外部の物体に光を当てるために光を取り出すように構成されている、請求項12の発光デバイス。
  16. 前記本体は、少なくとも1つの側壁を有し、該少なくとも1つの側壁は、前記レンズフランジを通って該少なくとも1つの側壁に送られた光を、前記第2の距離だけ離れたところに向かう方向に送るように構成されている、請求項15の発光デバイス。
  17. 前記光学構造は、前記レンズフランジに光学的に結合された前記本体の一部である、請求項15の発光デバイス。
  18. 前記主レンズは、前記レンズアセンブリを通過する光の約50%以上を通すように構成されている、請求項12の発光デバイス。
  19. 近接センサーであって、
    本体と、
    前記本体に取り付けられて、放射を放出するように構成されている放射体と、
    外部の物体が、前記近接センサー上にある基準点から伸びる第1の距離と第2の距離の間の距離に配置されているときに、前記放射体から放出されて反射した放射を検出するように構成された検出器と、
    前記放射体と前記検出器の一方に光学的に結合された光学レンズアセンブリと、
    前記第1の距離だけ離れたところに前記放射を導くか、または、前記第1の距離だけ離れたところからの放射を導くように構成された前記光学レンズアセンブリの主要な部分と、
    前記光学レンズアセンブリの外周部に配置された光学構造
    を備え、
    前記光学構造は、前記第2の距離だけ離れたところに前記放射を導くか、または、前記第2の距離だけ離れたところからの放射を導くように構成されており、これによって、前記外部の物体が前記第2の距離だけ離れたところに配置されているときには、前記放射が前記検出器へと反射されるようになっており、
    前記第2の距離は、前記基準点から伸びており、前記第1の距離よりもかなり短いことからなる、近接センサー。
  20. 光学デバイスであって、
    放射を放出するように構成された放射体と、
    前記放射体に光学的に結合されたレンズと、
    外部の物体が、前記光学デバイスの基準面から伸びる第1の距離と第2の距離の間の距離に配置されているときに、前記放射体から放出されて、前記外部の物体から反射した放射を検出するように構成された検出器と、
    放射のかなりの部分を前記第1の距離だけ離れたところに向かう方向に平行化するように構成された前記光学レンズアセンブリの中心部分と、
    前記光学レンズアセンブリの外側部分であって、該外側部分に入る放射は、前記第1の距離だけ離れたところから離れたところに向けて送られることからなる、該外側部分と、
    前記レンズの前記外側部分に接続された光学構造であって、前記外側部分から前記光学構造に入る放射は、前記第2の距離だけ離れたところに向けて送られることからなる、該光学構造
    を備える光学デバイス。
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