JP2007173322A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カップ状の反射面と点状光源からなる発光器の光軸方向指向性を内部伝播媒体で緩和した発光装置の提供。
【解決手段】LED1の光は、内部伝播媒体22を経て、直接または傾斜した反射面24を通って内側領域のレンズ面25または外側領域のレンズ面26から出射される。発光器(1、24)の出力光の指向性を表わす強度プロファイルの半値強度角度範囲は20度以下である。レンズ面26の進行方向拡張機能は、レンズ面25の進行方向拡張機能より強く、且つ、外側領域が光軸に垂直な平面であると仮定した場合の進行方向拡張機能よりも強い。発光装置の強度プロファイルの半値強度角度範囲は、光軸の方向から30度を下回らないとともに、70度を上回らない範囲とされる。外側領域のレンズ面は1つ以上凸面とすることもできる。
【選択図】図4

Description

本発明は、LEDで代表される点状光源を発光源に用いた発光装置の改良技術に関し、更に詳しく言えば、指向性の強い光を放出する発光器を使用した場合でも、光軸方向周りで緩やかな下り傾斜を示すような角度別強度プロファイルを持った出力光を提供できるようにするための技術に関する。なお、発光器とは、「点状光源とそれを側方から取り囲む反射面を提供する反射手段」で構成されるものを指している。本発明は、例えば正面方向の周りの比較的広い角度範囲から見て明るく見える照明装置、表示装置等に適用可能である。
LEDを発光源に用いた発光装置は公知であり、照明装置、表示装置等の用途に適用されている。一般に、LEDから放出される光は、光軸方向を指向するものの、斜め前方から側方にかけての方向に向かう光も存在する。そのように、光軸方向から大きく(例えば、70度〜90度)外れた方向へ向かう光(以下、“側方放出光”ともいう)は、通常の用途では、有効に利用し難い。そこで、この側方放出光を無駄にしないために、LEDの光放出側で同LEDを側方から取り囲む反射面を提供するカップ状のレフレクタを用いた構造が提案されている。なお、ここで言うところの「光軸」とは、LEDから放出される光束の3次元方向別の強度分布を考えた時、その強度分布の重心を与える方向を意味するものとする。
図1は、その基本的な構造例(第1従来例)を断面図で示したものである。同図において、符号1はLED素子のチップで、その前面(光放出側の面)の中心部に発光中心Oがある。以下、「LED1」などと表記する。符号2は、透光性のプラスチック(例えば、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂)からなるブロックで、LED1の放出光を2πの立体角でカバーして内部伝播させる内部伝播媒体である。以下、これを「ブロック2」と略記する。
ブロック2のほぼ下半部(LED1側の略半分)は、カップ状の表面形状を提供し、符号3はLED1の設置基準面(図中水平面)に対応する底面である。符号4は底面3の外縁から斜め外側に立ち上がった傾斜反射面(以下、“反射面”と適宜略記)4となっている。この反射面4が、上記した側方放出光を略正面方向へ向けて反射する。この反射の大半を全反射でまかなうこともできるが、確実なものとするために、反射面4を提供するブロック外面には、例えばAl、Ag等の反射膜が形成されることもある。また、内面を高反射性としたカップ状の反射部材をブロック2にかぶせることもある。なお、底面3も反射面とされることが多い。
本明細書では、このような反射手段(傾斜反射面を提供する部材)とLEDを組み合わせたものを「発光器」と呼ぶことにする。この呼称は、以下に説明する第2従来例や各実施形態においても同様に用いる。なお、便宜上、ブロック2の内部(内部伝播を行なう体積部分)は、「発光器」に含まれないこととする。符号Lは発光器の光軸である。
ブロック2のLED1と反対側の面は平坦な面(曲率ゼロ)であり、この平坦面が発光装置の出射面5を提供する。出射面5からの出射光は、反射面4を経由しない「直接出射光」と、反射面4を経由する「間接出射光」に大別できる。なお、この区分は、以下に説明する第2従来例や各実施形態においても成立するので、これら呼称(直接出射光/間接出射光)を明細書全体を通して使用する。
発光器の出力光の角度特性の代表例を図3のグラフ中に、×印のプロットを付したカーブで示した。図3は、第1従来例の他に、後述する第2従来例、第1実施形態及び発光器(レンズなし)について、角度別の強度プロファイル(理論計算値;光線追跡を行い、各光線にLEDの放出角度別強度特性に基づいた重みを付けて、方向別に光強度を計算するシミュレーション計算)を、目標特性とともに示したグラフである。なお、図3中に「レンズなし」とあるのは、「ブロック2が排除されている」という意味で、「発光器単独」と同意である。図3の横軸は光出力方向の角度を表わし、光軸L方向(最大強度の方向)が0゜であり、その両側で0゜〜±85゜までの傾斜方向が表現されている。
図3中の各強度プロファイルは、光軸Lを通る平面上でのものであり、発光器の光出力は、光軸周り全周方向(360゜の範囲)にわたって等方的であるとして描かれている。もし、発光器の光出力が、光軸周り全周方向(360゜の範囲)で非等方的である場合には、「全周についての平均」を表わすことにする。これら図3のグラフに関連する説明事項は、後出する図9のグラフについても同様とする。
図3中の×のプロットを付したカーブから判るように、発光器の出力光の指向性を表わす強度プロファイル(×印)の半値強度角度範囲は、出力光の最大強度を与える光軸Lの方向から15度近辺にある。即ち、かなり強い「光軸方向指向性」を示している。多くの用途においては、このような光軸方向指向性は強過ぎることになる。ブロック2を用いることで、この光軸方向指向性は若干修正を受ける。その結果は、図3のグラフ中に、□印のプロットを付したカーブ(第1従来例)で示した程度のものでしかない。その理由は次のように考えられる。
図1中に光線群で描かれているように、直接出射光はLED1から放射状にブロック2内を内部伝播し、出射面5から出射する。その際にスネルの法則に従って屈折する。この屈折は、一応、直接出射光の進行方向を拡張するように機能するが、光軸Lから大きく離れた方向を除き、その機能は非常に弱い。一方、間接出射光はLED1から反射面4に向かってブロック2内を内部伝播し、反射面4で反射され、出射面5に垂直に近い角度(小さな内部入射角)で内部入射する。その際にスネルの法則に従って屈折するが、内部入射角が小さいので、進行方向を拡張する機能はやはり弱い。従って、結局、直接出射光、間接出射光のいずれに対しても顕著な進行方向拡張機能は発揮されず、□印のプロットの結果となるものと推定される。
図2は、第1従来例とは異なるブロックを内部伝播媒体に用いた第2従来例を断面図で示したものである。その構造は、ブロック2がブロック12に変更された以外は、第1従来例と同じである。ブロック2とブロック12の相違は、出射面の形状にあり、他の部分に変更はない。ブロック12のほぼ下半部(LED1側の略半分)は、カップ状の表面形状を提供する。符号13はLED1の設置基準面(図中水平面)に対応する底面であり、符号14は底面13の外縁から斜め外側に立ち上がった傾斜反射面(反射面と適宜略記)14となっている。この反射面14が、側方放出光を略正面方向へ向けて反射する。この反射の大半を全反射でまかなうこともできるが、確実なものとするために、反射面14を提供するブロック外面には、例えばAl、Ag等の反射膜が形成されることもある。また、内面を高反射性としたカップ状の反射部材をブロック12にかぶせることもある。なお、底面13も反射面とされることが多い。
符号Lは発光器の光軸である。ブロック12のLED1と反対側の面が提供する出射面15は、緩やかにカーブした凸面となっている。図2中に光線群で描かれているように、直接出射光はLED1から放射状にブロック12内を内部伝播し、出射面(凸面)15から出射する。その際にスネルの法則に従って屈折する。ここで、出射面15が緩やかにカーブした凸面となっている故に、第1従来例に比べて弱いが、直接出射光の進行方向を拡張するように機能する。但し、もしも凸面(出射面)15の曲率が、「発光中心Oが、凸面15に対してブロック12の外部(図中上方)から平行光(光軸に平行で逆向き)を入射させた時にブロック12内における焦点となる程度」まで大きくなると、進行方向拡張機能は殆ど失われ、コリメータ(平行光束化手段)として機能する。
もちろん、このコリメータが形成されるような曲率を越えて凸面15の曲率を大きくすれば、進行方向拡張機能が得られるが、凸面15にはそのような大きな曲率は与えていない。
なお、この考え方、即ち、コリメータが形成されるような曲率を越えて凸面の曲率を大きくすることで、平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張機能を凸面に与えるやり方は、後述する第2〜第4実施形態において、外側領域に形成される凸面に適用される。
一方、間接出射光はLED1から反射面14に向かってブロック12内を内部伝播し、反射面14で反射され、出射面15に垂直に近い角度(小さな内部入射角)で内部入射する。その際にスネルの法則に従って屈折するが、内部入射角が小さいので、進行方向を拡張する機能はやはり弱い。但し、緩やかにカーブした凸状面の縁に近い部分は、やや傾斜しているため、第1従来例に比べて、進行方向拡張機能がわずかに改善される可能性はある。
いずれにしろ、第2従来によっても、光軸L周りでの強度急降下を顕著に改善する進行方向拡張機能は期待できない。その結果、図3中にΔ印のプロットを付したカーブのような強度プロファイルとなる。
このように、内部伝播媒体(ブロック)の出射面の形状を緩い(曲率半径がLEDから出射面までの距離より大)凸状面とすることで、光軸方向指向性は緩和されるが、更に十分な緩和が要求されるケースがある。図3中に破線で示したカーブは、そのような要求に適合した理想的な強度プロファイル(目標特性)を表わしている。このカーブが示すように、光軸方向から離れてもすぐには相対強度値が急降下せず、半値角度(ピーク強度を1として相対強度値0.5となる正負の角度;以下、同じ)まで徐々に相対強度値が低下する。その結果、半値角度範囲(光軸方向(0゜の方向)から測った半値角度はかなり大きくなる。図示された理想的な強度プロファイル(目標特性)では、半値角度範囲は約65゜となっている。ちなみに、第1従来例の強度プロファイルでは、半値角度範囲は約15゜と理想から掛けはなれている。また、第2従来例の強度プロファイルでは、半値角度範囲は約25゜であり、改善がみられるものの、不満足である。
なお、第2従来例において、出射面15の曲率をしてLED1からの放出光が出射面を通過して出射面15近傍に焦点が形成されるようにすることで、焦点通過後において、上記緩和作用を強めることも一応可能ではあるが、出射面15の縁部で傾斜が大きくなり過ぎて、反射面14で反射した光の内部反射量が増大し、複雑な経路履歴で出射する光が増え、強度プロファイルが乱れる(プロファイルが局所的に急上昇あるいは急降下する)等の問題が生じる。従って、第2従来例の類型構造では、出射面15の曲率を大きくしても、良好な結果は得られないことが、経験あるいはシミュレーション計算によって判明している。
また、後述するように、本発明では、内部伝播媒体の出射面を内側領域と外側領域に分け、別々の形状を与える手法を用いているが、この手法の適用例と思われる事例が下記引用文献1(図9参照)に開示されている。しかし、これは、上記のような光軸方向指向性の緩和を達成するものではない。図9bに描かれているのは、フレネルレンズ面であり、フレネルレンズの光学的定義から考えて、レンズ全体の曲率を維持しつつ厚みを薄く保つための形状変形でしかなく、図9aあるいは上記第2従来例と本質的に変わるところはない。
特開2005−5740号公報
本発明は、点状光源と、該点状光源の光放出側で該点状光源の側方から取り囲む反射面を提供する反射手段からなる発光器と、該発光器からの出力光を内部伝播させる内部伝播媒体とを備えたタイプの発光装置において、前記発光器の出力光が光軸方向への強い指向性を有している場合に、この強い指向性を十分に緩和して内部伝播媒体の出射面から出射することができる発光装置を提供することを目的としている。
本発明は、点状光源と、該点状光源の光放出側で該点状光源の側方から取り囲む反射面を提供する反射手段からなる発光器と、該発光器からの出力光を内部伝播させる内部伝播媒体とを備え、前記発光器の出力光の指向性を表わす第1の強度プロファイルの半値強度角度範囲は、前記出力光の最大強度を与える光軸の方向から20度以下であり、前記内部伝播媒体は、前記出力光を内部伝播後に出射させる出射面を提供する発光装置に適用される。
本発明の特徴に従えば、前記出射面は、該出射面が前記光軸と交わる位置の周囲に延在する内側領域と、該内側領域を取り囲むように延在する外側領域とを有し、前記反射面は、前記点状光源から放出され、前記内部伝播媒体を経て該反射面に到達した光を主として前記外側領域に向けて反射させるように、前記光軸の方向に対して傾斜している。また、前記内側領域は、前記点状光源から放出され、前記内部伝播媒体を経て、前記反射面を経由せずに前記内側領域に到達した光の進行方向の拡がりを拡大する第1の進行方向拡張機能を持つレンズ面を提供する一方、前記外側領域は、前記点状光源から放出され、前記内部伝播媒体を経て、前記反射面で反射されて前記外側領域に到達した光の進行方向の拡がりを拡大する第2の進行方向拡張機能を持つレンズ面を提供している。
ここで、前記第1の進行方向拡張機能は、前記第2の進行方向拡張機能よりも弱く、且つ、前記第2の進行方向拡張機能は、前記外側領域が前記光軸に垂直な平面であると仮定した場合の進行方向拡張機能よりも強く選ばれる。そして、前記内側領域からの出射光と、前記外側領域からの出射光とを合わせた全出射光の指向性を表わす第2の強度プロファイルの半値強度角度範囲は、前記光軸の方向から30度を下回らないとともに、70度を上回らないようになっている。
なお、前記内側領域は、少なくとも1つの凹状レンズ面を提供するものであって良く、あるいは、少なくとも1つの凸状レンズ面を提供するものであっても良い。
本発明によれば、点状光源と、該点状光源の光放出側で該点状光源の側方から取り囲む反射面を提供する反射手段からなる発光器と、該発光器からの出力光を内部伝播させる内部伝播媒体とを備えたタイプの発光装置において、前記発光器の出力光が光軸方向への強い指向性を有していても、強い指向性を十分に緩和して内部伝播媒体の出射面から出射することができる。
図4は、本発明の第1実施形態に係る発光装置の構造を、光線群とともに断面図で示したものである。その構造は、ブロック2あるいはブロック12がブロック22に変更された以外は、第1従来例や第2従来例と同じである。ブロック2、12とブロック22の相違は、出射面の形状にあり、他の部分に変更はない。
即ち、ブロック22のほぼ下半部(LED1側の略半分)は、カップ状の表面形状を提供する。符号23はLED1の設置基準面(図中水平面)に対応する底面であり、符号24は底面23の外縁から斜め外側に立ち上がった傾斜反射面(反射面と適宜略記)24となっている。この反射面24が、側方放出光を略正面方向へ向けて反射する。この反射の大半を全反射でまかなうこともできるが、確実なものとするために、反射面24を提供するブロック外面には、底面23の部分も含めて例えばAl、Ag等の反射膜が形成されることが好ましい。また、内面を高反射性としたカップ状の反射部材をブロック22にかぶせることで反射面24を確保しても良い。
図5は、LEDと、傾斜反射面(本実施形態では反射面24)を提供する反射手段で構成される発光器に関連する形状及び寸法の実例を示した図である。図5において、長さを表わす数字の単位はmm(ミリメートル)である。
図示されている通り、傾斜反射面の傾斜角度は、設置基準面(図中の水平面)に対して50.91゜となっている。また、発光中心から傾斜反射面の立ち上がり位置(底面の外縁)までの距離は、1.7mm、傾斜反射面の最上部までの高さは0.8mmである。傾斜反射面の最上部には、1mm外側に張り出した張り出し部があり、その外周は設置基準面に対して垂直な壁となっている。壁の高さは08mmである。
傾斜反射面の機能を理解するために、一例として、光軸方向から75.17゜から83.58゜の角度範囲に放出された光束(拡がり角8.41゜)の経路が併記されている。図示されているように、この光束は、傾斜反射面で反射することで、同じ拡がり角8.41゜を保ったまま光軸とほぼ平行な方向に方向転換される。なお、これら図5で説明した事項は、本実施形態のみならず、既述の第1従来例及び第2従来例においても、図3に示した各強度プロファイルの計算で採用した条件となっている。また、後述する第2実施形態〜第4実施形態についても、図9に示した各強度プロファイルの計算の条件として採用されている。
図4に戻ると、符号Lは発光器の光軸である。この光軸Lは、製品の製造誤差等の要因で生じる誤差(例えば1度程度以下)を除けば、LED1の光軸でもある。また、各実施形態における発光装置の光軸とも実質的に一致している。ブロック22のLED1と反対側の面が提供する出射面は、内側領域と外側領域に区分して形状が定められる。本実施形態では、内側領域は、緩やかにカーブした凸面25で構成され、外側領域は、適度にカーブした凹面26で構成されている。凹面26は、図示された円弧形状断面を以て光軸L周りを360度回転させた形状で良い。なお、符号27は外側領域の最外周部が鋭利な刃状部になることを避けるための縁部で、上面(細い輪帯を形成)は平坦である。この部分の光学的な役割は無視できる程小さい。
図4中に光線群で描かれているように、直接出射光はLED1から放射状にブロック22内を内部伝播し、その殆どは凸面25あるいは凹面26から出射する。ここで、凹面26から出射する光は、光軸Lに対してかなり傾斜した光であり、そこから比較的広い角度範囲に出射されるので、光軸Lの周辺方向の強度プロファイルに与える影響は小さい。一方、凸面25から出射する光は、光軸Lの周辺方向の光が多く、出射の際に、第2従来例と同程度の進行方向拡張作用を受けて若干、光軸L方向の近傍での強度降下を緩和することに寄与する。
一方、間接出射光はLED1から反射面24に向かってブロック22内を内部伝播し、反射面24で反射される。ここで、内側領域にある凸面25と外側領域にある凹面26及び反射面24の位置関係、及び図5で示した光路を考慮すれば、反射面24で反射された間接出射光は、その大部分(例えば80%以上)が凹面26に内部入射する。その入射方向は、ほぼ光軸Lに平行となる。
そして、この間接出射光は凹面26からの出射時に強い進行方向拡張作用を受ける。この作用により、発光器が持っている強い光軸方向指向性は大幅に緩和される。その結果、例えば図3中に○印のプロットを付したカーブのような強度プロファイルが得られる。
この強度プロファイルを得た条件は、ブロック22の屈折率は1.51(シリコーン樹脂)、発光器関連の条件は図5に示した通りである。また、凹面26の曲率半径Rは、R=0.4245mm、凸面25の曲率半径Rは、R=5.1184mmとした。本発明では、外側領域の主たる役割は、間接出射光の光軸L方向への指向性を弱めるために、光軸L方向から相当広範囲に進行方向拡張を行うことであるが、本実施形態のように、凹面26を採用すれば、その屈折力に応じて広範囲で進行方向拡張機能を調整できる。また、凹面26に平坦面に比べて強い進行方向拡張機能を与えることが容易であることは言うまでもない。
このように、内部伝播媒体(ブロック)22の出射面の形状を2つに区分して形成し、外側の凹面26で光軸方向指向性を緩和することで、図3中に破線で示した理想的な強度プロファイル(目標特性)にかなり近付くことが可能になる。
次に図6は、本発明の第2実施形態に係る発光装置の構造を、光線群とともに断面図で示したものである。その構造は、ブロック22がブロック32に変更された以外は、第1実施形態と同じである。ブロック22とブロック32の相違は、出射面の形状にあり、他の部分に変更はない。
即ち、ブロック32のほぼ下半部(LED1側の略半分)は、カップ状の表面形状を提供する。符号33はLED1の設置基準面(図中水平面)に対応する底面であり、符号34は底面33の外縁から斜め外側に立ち上がった傾斜反射面(反射面と適宜略記)34となっている。この反射面34が、側方放出光を略正面方向へ向けて反射する。この反射の大半を全反射でまかなうこともできるが、確実なものとするために、反射面34を提供するブロック外面には、底面33の部分も含めて例えばAl、Ag等の反射膜が形成されることが好ましい。また、内面を高反射性としたカップ状の反射部材をブロック32にかぶせることで反射面34を確保しても良い。LED1と、傾斜反射面(本実施形態では反射面34)を提供する反射手段で構成される発光器に関連する形状及び寸法は、図5に示した通りである。
符号Lは発光器の光軸で、製品の製造誤差等の要因で生じる誤差(例えば1度程度以下)を除けば、LED1の光軸でもある。また、発光装置の光軸とも実質的に一致している。ブロック32のLED1と反対側の面が提供する出射面は、内側領域と外側領域に区分して形状が定められる。本実施形態では、内側領域は、緩やかにカーブした凸面35で構成される。凸面35は凸面25と実質的に同じ形状で良い。
外側領域は、「十分な曲率」でカーブした凸面36で構成されている。凸面36は、図示された円弧形状断面を以て光軸L周りを360度回転させた形状で良い。ここで、「十分な曲率」とは、少なくとも「平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張機能を持つような曲率」という意味である。ここで、凸面36について、その曲率をγで表わし、もしも曲率γを0〜無限大の範囲で変化させた場合の進行方向拡張機能について簡単に整理しておく。
(1)曲率γ=0の場合;
これは平坦面を意味する。既述の通り、弱い進行方向拡張機能があるが、目標特性(図3、図9中の破線のグラフを参照)を得るには不十分なので、本発明では採用しない。
(2)0<曲率γ<間接出射光に対してコリメータとして作用する曲率の場合;
この範囲では、曲率γが増大する程、進行方向拡張機能は弱くなる。従って、目標特性(図3、図9中の破線のグラフを参照)を得るには明らかに不適である。当然、本発明では採用しない。
(3)曲率γ=間接出射光に対してコリメータとして作用する曲率の場合;
進行方向拡張機能は実質的に失われるので、当然、本発明では採用しない。なお、この状態となるのは、発光中心→反射面34→凸面36の光路長が、凸面(レンズ面)36の焦点距離に相当する距離にほぼ一致した時である。
(4)間接出射光に対してコリメータとして作用する曲率<曲率γ<無限大の場合;
この範囲では、曲率γが増大する程、進行方向拡張機能は強くなり、やがて曲率=0の場合の進行方向拡張機能を上回る。本発明では、少なくともこの条件(平坦面より進行方向拡張機能が強い)を満たす曲率を採用する。なお、このような凸面36が、内側領域のレンズ面(凸面35)よりも、強い進行方向拡張機能を持つことは当然である(凸面35の曲率は、好ましくは上記(2)の範囲にあり、平面よりも進行方向拡張機能は弱い)。
図6中に光線群で描かれているように、直接出射光はLED1から放射状にブロック32内を内部伝播し、その殆どは凸面35あるいは凸面36から出射する。ここで、凸面36から出射する光は、光軸Lに対してかなり傾斜した光であり、そこから比較的広い角度範囲に出射されるので、光軸Lの周辺方向の強度プロファイルに与える影響は小さい。一方、凸面35から出射する光は、光軸Lの周辺方向の光が多く、出射の際に、第2従来例と同程度の進行方向拡張作用を受けて若干、光軸L方向の近傍での強度降下を緩和することに寄与する。
一方、間接出射光はLED1から反射面34に向かってブロック32内を内部伝播し、反射面34で反射される。ここで、内側領域にある凸面35と外側領域にある凸面36及び反射面34の位置関係、及び図5で示した光路を考慮すれば、反射面34で反射された間接出射光は、少なくともその一部が凸面36に内部入射する。
但し、凸面36の光束拡張機能が不足なく発揮されるために、間接出射光の内のかなりの部分(例えば50%以上)が、凸面36に内部入射することが好ましい。その入射方向は、ほぼ光軸Lに平行となる。
そして、上記の通り、少なくとも平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張作用を発揮する凸面36で多方向に屈折され、十分な進行方向拡張作用を受ける。この作用により、発光器が持っている強い光軸方向指向性は大幅に緩和される。その結果、図9中で◇印のプロットを付けたカーブのような強度プロファイルが得られる。
なお、この強度プロファイルを得た条件は、ブロック32の屈折率は1.51(シリコーン樹脂)、発光器関連の条件は図5に示した通りである。また、凸面36の曲率半径Rは、R=0.4245mm、凸面35の曲率半径Rは、R=5.2444mmとした。
本発明では、外側領域の主たる役割は、間接出射光が光軸L方向への指向性を弱めるために、光軸L方向から相当広範囲に進行方向拡張を行うことであるが、本実施形態のように、凸面36を採用しても、曲率を上述のような条件(平坦面に比べて強い進行方向拡張機能)で選べば、屈折力に応じて広範囲で進行方向拡張機能を調整できる。
このように、内部伝播媒体(ブロック)32の出射面の形状を2つに区分して形成し、外側の凸面36で光軸方向指向性を緩和することで、図9中に破線で示した理想的な強度プロファイル(図3中の目標特性と同じ)にかなり近付くことが可能になる。
図7は、本発明の第3実施形態に係る発光装置の構造を、光線群とともに断面図で示したものである。その構造は、ブロック32がブロック42に変更された以外は、第2実施形態と同じである。ブロック32とブロック42の相違は、出射面の形状にあり、他の部分に変更はない。
即ち、ブロック42のほぼ下半部(LED1側の略半分)は、カップ状の表面形状を提供する。符号43はLED1の設置基準面(図中水平面)に対応する底面であり、符号44は底面43の外縁から斜め外側に立ち上がった傾斜反射面(反射面と適宜略記)44となっている。この反射面44が、側方放出光を略正面方向へ向けて反射する。この反射の大半を全反射でまかなうこともできるが、確実なものとするために、反射面44を提供するブロック外面には、底面43の部分も含めて例えばAl、Ag等の反射膜が形成されることが好ましい。また、内面を高反射性としたカップ状の反射部材をブロック42にかぶせることで反射面44を確保しても良い。LED1と、傾斜反射面(本実施形態では反射面44)を提供する反射手段で構成される発光器に関連する形状及び寸法は、図5に示した通りである。
符号Lは発光器の光軸で、製品の製造誤差等の要因で生じる誤差(例えば1度程度以下)を除けば、LED1の光軸でもある。また、発光装置の光軸とも実質的に一致している。ブロック42のLED1と反対側の面が提供する出射面は、内側領域と外側領域に区分して形状が定められる。本実施形態では、内側領域は、緩やかにカーブした凸面45で構成される。凸面45は凸面35と実質的に同じ形状で良い。
外側領域は、それぞれ「十分な曲率」でカーブした凸面46、47で構成されている。各凸面46、47は、図示された円弧形状断面を以て光軸L周りを360度回転させた形状で良い。ここで、「十分な曲率」の意味は、第2実施形態において、凸面36について説明したものと同じである。
即ち、少なくとも「平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張機能を持つような曲率」を凸面46、凸面47がそれぞれ持つという意味である。なお、このような凸面46、47が、内側領域のレンズ面(凸面45)よりも、強い進行方向拡張機能を持つことも既述の通りである(凸面45の曲率は、好ましくは上述(2)の範囲にあり、平面よりも進行方向拡張機能は弱い)。
図7中に光線群で描かれているように、直接出射光はLED1から放射状にブロック42内を内部伝播し、その殆どは凸面45、凸面46あるいは凸面47から出射する。ここで、凸面46あるいは凸面47から出射する光は、光軸Lに対してかなり傾斜した光であり、そこから比較的広い角度範囲に出射されるので、光軸Lの周辺方向の強度プロファイルに与える影響は小さい。一方、凸面45から出射する光は、光軸Lの周辺方向の光が多く、出射の際に、第2従来例と同程度の進行方向拡張作用を受けて若干、光軸L方向の近
傍での強度降下を緩和することに寄与する。
一方、間接出射光はLED1から反射面44に向かってブロック42内を内部伝播し、反射面44で反射される。ここで、内側領域にある凸面45と外側領域にある凸面46、47及び反射面44の位置関係、及び図5で示した光路を考慮すれば、反射面44で反射された間接出射光は、その大部分(例えば80%以上)が凸面46または凸面47に内部入射する。その入射方向は、ほぼ光軸Lに平行となる。
そして、上記の通り、少なくとも平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張作用を発揮する凸面46または47で多方向に屈折され、十分な進行方向拡張作用を受ける。この作用により、発光器が持っている強い光軸方向指向性は大幅に緩和される。その結果、図9中に×印のプロットを付けたカーブのような強度プロファイルが得られる。
なお、この強度プロファイルを得た条件は、ブロック42の屈折率は1.51(シリコーーン樹脂)、発光器関連の条件は図5に示した通りである。また、凸面46、47の曲率半径Rは、R=0.283mm、凸面45の曲率半径Rは、R=5.0446mmとした。
本発明のように、外側領域に2つの凸面46、47を形成しても、曲率を上述のような条件(平坦面に比べて強い進行方向拡張機能)で選べば、屈折力に応じて広範囲で進行方向拡張機能を調整し、図9中に破線で示した理想的な強度プロファイル(図3中の目標特性と同じ)にかなり近付くことが可能になる。
図8は、本発明の第4実施形態に係る発光装置の構造を、光線群とともに断面図で示したものである。その構造は、ブロック42がブロック52に変更された以外は、第2実施形態と同じである。ブロック42とブロック52の相違は、出射面の内側領域の形状にあり、他の部分に変更はない。
即ち、ブロック52のほぼ下半部(LED1側の略半分)は、カップ状の表面形状を提供する。符号53はLED1の設置基準面(図中水平面)に対応する底面であり、符号54は底面53の外縁から斜め外側に立ち上がった傾斜反射面(反射面と適宜略記)54となっている。反射面54の形成形態のバリエーションについては、第3実施形態と同様なので繰り返さない。また、発光器の光軸Lが、LED1の光軸、発光装置の光軸と実質的に一致していることも第3実施形態と同様である。
ブロック52のLED1と反対側の面が提供する出射面は、内側領域と外側領域に区分して形状が定められる。本実施形態では、内側領域が、緩やかにカーブした非球面55で構成される。図示されているように、非球面55の起伏は緩やかである。非球面55は、径方向に沿って2つの凸状面を持っている。但し、2つの凸状面の間に微小ば3つ目の凸状面を形成する等の微小起伏の追加もあり得る。いずれにしろ、非球面55は平坦面を径方向に沿って極く緩やかに変形させた起伏を形成するものであり、従って、進行方向拡張機能は弱く、外側領域(凸面56、57)の持つ進行方向拡張機能よりも強いことはあり得ない。
外側領域を構成する凸面56、57は、第3実施形態における凸面46、47と同形状である。即ち、各凸面56、57は、図示された円弧形状断面を以て光軸L周りを360度回転させた形状で良い。そして、少なくとも「平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張機能を持つような曲率」を持っている。このような凸面56、57が、内側領域のレンズ面(非球面55)よりも、強い進行方向拡張機能を持つことも既述の通りである(非球面55は、外側領域の凸面56、57の進行方向拡張機能を補う程度であって、且つ、主たる直接出射光の内側領域のレンズ面(非球面55)への入射角が臨界角以下となるように設計されていることが好ましく、その曲率は小さく、進行方向拡張機能は弱い)。
図8中に光線群で描かれているように、直接出射光はLED1から放射状にブロック52内を内部伝播し、その殆どは非球面55、凸面56あるいは凸面57から出射する。ここで、凸面56あるいは凸面57から出射する光は、光軸Lに対してかなり傾斜した光であり、そこから比較的広い角度範囲に出射されるので、光軸Lの周辺方向の強度プロファイルに与える影響は小さい。一方、非球面55から出射する光は、光軸Lの周辺方向の光が多く、出射の際に、第2従来例と同程度の進行方向拡張作用を受けて若干、光軸L方向の近傍での強度降下を緩和することに寄与する。
一方、間接出射光はLED1から反射面44に向かってブロック52内を内部伝播し、反射面54で反射される。ここで、内側領域にある非球面55と外側領域にある凸面56、57及び反射面54の位置関係、及び図5で示した光路を考慮すれば、反射面54で反射された間接出射光は、その大部分(例えば80%以上)が凸面56または凸面57に内部入射する。その入射方向は、ほぼ光軸Lに平行となる。
そして、上記の通り、少なくとも平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張作用を発揮する凸面56または57で多方向に屈折され、十分な進行方向拡張作用を受ける。この作用により、発光器が持っている強い光軸方向指向性は大幅に緩和される。その結果、図9中に○印のプロットを付けたカーブのような強度プロファイルが得られる。
なお、この強度プロファイルを得た条件は、ブロック52の屈折率は1.51(シリコーン樹脂)、発光器関連の条件は図5に示した通りである。また、凸面56、57の曲率半径Rは、R=0.3842mmとした。非球面55については、図示された起伏のもので、曲率半径で記述は困難なので記載は省略する。
本発明のように、外側領域に2つの凸面56、57を形成する一方、内側領域は非球面としても、第3実施形態と同様の進行方向拡張機能の調整が行われ、図9中に破線で示した理想的な強度プロファイル(図3中の目標特性と同じ)にかなり近付くことが可能になる。
以上、4つの実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、内部伝播媒体となるブロックの出射面の形状について、各種の変形があり得る。図10及び図11(A)、(B)は、その例を示している。
先ず図10は、出射面の形状の第1の変形例を示した図で、(A)は正面から見た平面図、(B)は断面図である。図示されているように、この変形例では、外側領域のレンズ面が多数のドーム状凸面66、67とされている。各ドーム状凸面66、67の凸レンズとして曲率は、前述したのと同様の条件に従って十分大きく設定されており、外側領域が、平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張機能を発揮する。内側領域のレンズ面65については、前出のレンズ面25、35、45、55のいずれと同じであっても良く、外側領域よりも弱い進行方向拡張機能を有している。このような構成によっても、図9中に破線で示した理想的な強度プロファイル(図3中の目標特性と同じ)にかなり近付くことが可能である。
図11(A)、(B)は、それぞれ出射面の形状の第2及び第3の変形例を示した断面図である。図示されているように、これら変形例では、外側領域のレンズ面が既述の実施形態と異なっている。第2変形例では、径方向に沿って内側がやや緩やかな凸面であり、頂点(輪状の稜線)の部分が急な曲斜面となっている。曲率の推移は、外側領域が全体として、平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張機能を発揮するように選ばれている(種々の曲率推移のものを作ってその中から適合するものを選ぶ)。レンズ面75については、前出のレンズ面25、35、45、55のいずれと同じであっても良く、外側領域よりも弱い進行方向拡張機能を有している。
第3変形例では、径方向に沿って中央位置で、尖った頂点(輪状の稜線)を形成し、その内側と外側は対称な曲斜面86、87となっている。曲率の推移は、外側領域が全体として、平坦面を仮定した場合よりも強い進行方向拡張機能を発揮するように選ばれている(種々の曲率推移のものを作ってその中から適合するものを選ぶ)。レンズ面85については、前出のレンズ面25、35、45、55のいずれと同じであっても良く、外側領域よりも弱い進行方向拡張機能を有している。
なお、以上の諸例では、ブロック2、12、22、32、42、52、62、72、82は、いずれもシリコーン樹脂製としたが、これは本発明を限定しない。シリコーン樹脂に代えて、例えばエポキシ樹脂や、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂を用いて良く、耐熱性や成形性等を考慮して適宜選択することができる。
発光装置の基本的な従来構造例(第1従来例)を光線群とともに断面図で示したものである。 発光装置の別の従来構造例(第2従来例)を光線群とともに断面図で示したものである。 第1従来例、第2従来例、第1実施形態及び発光器(レンズなし)について、角度別の強度プロファイル(理論計算値)を、目標特性とともに示したグラフである。 第1実施形態に係る発光装置の構造を光線群とともに断面図で示したものである。 LEDと、傾斜反射面を提供する反射手段で構成される発光器に関連する形状及び寸法の実例を示した図である。 第2実施形態に係る発光装置の構造を光線群とともに断面図で示したものである。 第3実施形態に係る発光装置の構造を光線群とともに断面図で示したものである。 第4実施形態に係る発光装置の構造を光線群とともに断面図で示したものである。 第2実施形態〜第4実施形態について、角度別の強度プロファイル(理論計算値)を、目標特性とともに示したグラフである。 出射面の形状の第1の変形例を示した図で、(A)は正面から見た平面図、(B)は断面図である。 出射面の形状の第2の変形例(A)及び第3の変形例(B)を断面図で示したものである。
符号の説明
1 LED素子(点状光源素子)
2、12、22、32、42、52、62、72、82 プラスチック製ブロック(内部伝播媒体)
3、13、23、33、43、53、63 カップ状レフレクタの底面
4、14、24、34、44、54、64 反射面(カップ状レフレクタの傾斜面)
5、15 出射面
25、35、45 内側領域に形成された凸面
26 外側領域に形成された凹面
27 縁部
36、46、47、56、57 外側領域に形成された凸面
55 内側領域に形成された非球面(光軸に関して対称な自由曲面)
65 内側領域に形成されたレンズ面
66、67 外側領域に多数形成されたドーム状凸面
77、78 外側領域に形成されたレンズ面(レンズ面の組)
L 光軸
O 発光中心

Claims (3)

  1. 点状光源と、該点状光源の光放出側で該点状光源の側方から取り囲む反射面を提供する反射手段からなる発光器と、該発光器からの出力光を内部伝播させる内部伝播媒体とを備え、
    前記発光器の出力光の指向性を表わす第1の強度プロファイルの半値強度角度範囲は、前記出力光の最大強度を与える光軸の方向から20度以下であり、
    前記内部伝播媒体は、前記出力光を内部伝播後に出射させる出射面を提供する発光装置において、
    前記出射面は、該出射面が前記光軸と交わる位置の周囲に延在する内側領域と、該内側領域を取り囲むように延在する外側領域とを有し、
    前記反射面は、前記点状光源から放出され、前記内部伝播媒体を経て該反射面に到達した光を主として前記外側領域に向けて反射させるように、前記光軸の方向に対して傾斜しており、
    前記内側領域は、前記点状光源から放出され、前記内部伝播媒体を経て、前記反射面を経由せずに前記内側領域に到達した光の進行方向の拡がりを拡大する第1の進行方向拡張機能を持つレンズ面を提供する一方、
    前記外側領域は、前記点状光源から放出され、前記内部伝播媒体を経て、前記反射面で反射されて前記外側領域に到達した光の進行方向の拡がりを拡大する第2の進行方向拡張機能を持つレンズ面を提供しており、
    該第2の進行方向拡張機能は、前記外側領域が前記光軸に垂直な平面であると仮定した場合の進行方向拡張機能よりも強く、且つ、
    前記第1の進行方向拡張機能は、前記第2の進行方向拡張機能よりも弱く、
    前記内側領域からの出射光と、前記外側領域からの出射光とを合わせた全出射光の指向性を表わす第2の強度プロファイルの半値強度角度範囲は、前記光軸の方向から30度を下回らないとともに、70度を上回らないことを特徴とする、前記発光装置。
  2. 前記外側領域は、少なくとも1つの凹状レンズ面を提供することを特徴とする、請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記外側領域は、少なくとも1つの凸状レンズ面を提供することを特徴とする、請求項1に記載の発光装置。
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