JP2018532520A - とりわけ滑液用の採取分析装置 - Google Patents

とりわけ滑液用の採取分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018532520A
JP2018532520A JP2018530197A JP2018530197A JP2018532520A JP 2018532520 A JP2018532520 A JP 2018532520A JP 2018530197 A JP2018530197 A JP 2018530197A JP 2018530197 A JP2018530197 A JP 2018530197A JP 2018532520 A JP2018532520 A JP 2018532520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collection
port
analyzer
sampling
syringe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2018530197A
Other languages
English (en)
Inventor
マリア チェッカ、エマニュエラ
マリア チェッカ、エマニュエラ
カルトレーリ、レンツァ
ブレニッチ、トマソ
Original Assignee
エオン メディカ エッセ.エッレ.エッレ.
エオン メディカ エッセ.エッレ.エッレ.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エオン メディカ エッセ.エッレ.エッレ., エオン メディカ エッセ.エッレ.エッレ. filed Critical エオン メディカ エッセ.エッレ.エッレ.
Publication of JP2018532520A publication Critical patent/JP2018532520A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0045Devices for taking samples of body liquids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/45For evaluating or diagnosing the musculoskeletal system or teeth
    • A61B5/4528Joints
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/04Endoscopic instruments
    • A61B2010/045Needles

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

本発明は、滑液などの解剖学的組織を採取及び分析するための採取分析装置(1)に関する。採取分析装置は、分析する組織を採取するための経路(2、21、211、212)及び分析装置(3)を備え、採取経路(2、21、211、212)は、分析すべき組織を採取するためのニードル(22)、採取用ダクト(21、211、212)、採取用シリンジ(24)を有し、採取用シリンジ(24)は、採取用ダクト(21、211、212)を介してニードル(22)と液体流動的に連結した流入/排出口を有し、また分析装置(3)は、採取用ダクト(21、211、212)を介して採取用シリンジ(24)の流入/排出口と液体流動的に連結しており、分析装置(32)は、それぞれに対応する試薬が収容された1つ又は複数の容器(321、322、323)、及び、起こり得る試薬の変化を検出するための測定手段(33)を有している。

Description

本発明は、とりわけ滑液に用いる採取分析装置に関するものである。
更に具体的には、本発明は、起こる可能性のある感染症に対する初期対応を行うために、特に、採取された滑液のリアルタイム高信頼性分析を可能とするべく研究されて実現した、採取及びインライン分析を行うための装置に関するものであり、外科的処置(例えば、プロテーゼなどの除去)の分野において有用であり、リアルタイムな臨床診断結果が必要となる外来又はその他の状況においても用いることができる。
以下では滑液の採取及び分析に関して説明するが、この特定用途に限定されると考えるべきではないということは明確である。
現在周知されているように、人工関節周囲感染(PJI)の正確かつ効率的な診断法は、依然として、整形外科医及び細菌学の医師によって最も必要であると考えられるものの1つである。
人工関節周囲感染診断用のいくつかの試薬が市販されている。近年、骨関節感染症のより正確な診断に寄与できる新規マーカー又は試薬を同定するために、多くの研究が行われている。
骨関節感染症の潜在的なマーカー又は試薬のうちわずかなものだけが、臨床診断における使用に適切となる特定の特性(自動化法又は容易に実施される方法を用いて、滑液中におけるそれらの検出を容易に行えるような)を有している。
とりわけ、骨感染症及び関節感染症の診断法である白血球エステラーゼ(Leukocyte Esterase又は「LE」)試験の実施は容易であり、また複雑な診断プロセスへの組み込みも容易である。
白血球エステラーゼ(好中球エラスターゼとしても周知)又は顆粒球エラスターゼは、白血球(特に活性化した好中球)が合成する酵素(多くの場合、感染体液中に見られる)である。
これらエステラーゼはヒドロラーゼのクラスに属する酵素であり、エステル結合の加水分解反応を触媒する。とりわけ白血球エステラーゼは、結合組織マトリックスの支えとして働くタンパク質を分解する機能を有している。
感染状態から回復した好中球による酵素白血球エステラーゼ分泌により、簡便な酵素比色試験法を用いた感染存在の確認が可能となる。この試験法は実際にパッドの色の変化を伴い、その色の変化は、白血球エステラーゼ酵素が試験パッド上の化学物質と接触する際に生じる加水分解反応に応じて変わる。
色のグラデーションを基準として、顆粒球系白血球の存在を確認する。
更に、白血球エステラーゼとグルコースを組み合わせて分析することにより、未変性滑液を用いた化膿性関節炎の診断が改善されるということは以前から想定されていた。その理由としては、炎症過程においては、好中球による白血球エステラーゼの分泌が亢進することにより、白血球エステラーゼ濃度が感染部位において高くなる一方で、感染過程においては、細菌代謝により、グルコース濃度が逆に低くなるからである(特に、ムハマド オマール(Mohamed Omar)、マックス エティンガー(Max Ettinger)、モーリッツ ライヒリング(Moritz Reichling)、マキシミリアン ペトリ(Maximilian Petri)、ラルフ リヒティンハーゲン(Ralf Lichtinghagen)、ダニエル グンタ(Daniel Guenther)、エドアルド M.スエロ(Eduardo M.Suero)、マイケル ヤゴチンスキ(Michael Jagodzinski)、及び、クリスチャン ケテック(Christian Krettek)著、論文「プリリミナリーリザルツ オブ ア ニューテスト フォー ラピッドダイアグノシス オブ セプティックアースライティス ウィズ ユース オブ リクエサイトエステラーゼ アンド グルコースリエージェントストリップス(Preliminary Results of a New Test for Rapid Diagnosis of Septic Arthritis with Use of Leukocyte Esterase and Glucose Reagent Strips)」(ザ ジャーナル オブ ボーン アンド ジョイント サージェリー,インコーポレイテッド(The Journal Of Bone And Joint Surgery,Incorporated))を参照されたい)。
ムハマド オマール、マックス エティンガー、モーリッツ ライヒリング、マキシミリアン ペトリ、ラルフ リヒティンハーゲン、ダニエル グンタ、エドアルド M.スエロ、マイケル ヤゴチンスキ、及び、クリスチャン ケテック著、論文「プリリミナリーリザルツ オブ ア ニューテスト フォー ラピッドダイアグノシス オブ セプティックアースライティス ウィズ ユース オブ リクエサイトエステラーゼ アンド グルコースリエージェントストリップス」(ザ ジャーナル オブ ボーン アンド ジョイント サージェリー,インコーポレイテッド)
既知の滑液採取診断システムにおける問題点は、通常、滑液をバキュテイナー又はチューブ内へと移すところにあり、その際に、コンタミネーション及び液ロスの可能性が高くなる。
加えて、当分野における既知の問題点は、初期検査及びその後のラボ分析にかけるための滑液をバキュテイナー内に同時に滅菌状態で回収可能とすることであり、リアルタイムとすることにより、採取滑液中における炎症の有無についての指標、及び、感染程度の初期指標の両方を提供することが可能となる。当然、外部からのコンタミネーションを防ぐため、このような結果は完全な滅菌状態で得られる必要がある。
上記の点を考慮すると、本発明の目的は、信頼性の高い診断結果を直ちに得るための、滑液をリアルタイムで分析する装置を提供することである。
患者から採取した滑液を経路中でロスすることなく全て使用すること、及び、患者から採取した滑液と検査時の処理滑液との間で外部環境によるコンタミネーションを生じさせずに使用することを可能とすることも本発明の目的である。
したがって、本発明における具体的な対象は、滑液などの解剖学的組織を採取及び分析するための採取分析装置であり、その装置は、分析する組織を採取するための経路及び分析装置と分析装置とを備え、採取経路は、分析すべき組織を採取するためのニードル、採取用ダクト、採取用シリンジを有し、採取用シリンジは、採取用ダクトを介してニードルと液体流動的に連結した流入/排出口を有する。分析装置は、採取用ダクトを介して採取用シリンジの流入/排出口と液体流動的に連結しており、分析装置は、1つ又は複数の容器を有し、それらの容器のそれぞれに対応する試薬が収容され、分析装置は、起こり得る試薬の変化を検出するための測定手段を有している。
本発明によれば、分析ユニットは、第1の試薬を収容した第1の容器、第2の試薬を収容した第2の容器、及び、第3の試薬を収容した第3の容器を備えることができる。
更に本発明によれば、第1の試薬はエステラーゼであってもよく、第2の試薬はCRP(C反応性タンパク質)であってもよく、また第3の試薬はグルコースであってもよい。
有利には、本発明によれば、測定手段は、試薬の色の変化を示すことが可能な測定用スケールを備えることができ、滑液などの解剖学的組織における感染程度の検出が可能となる。
更に本発明によれば、採取経路の採取用ダクトは、採取用ニードルと連結した第1のポート、採取用シリンジの流入/排出口と連結した第2のポート、及び、分析装置と連結可能な第3のポートを有する第1の三方弁を備えることができ、ポートのそれぞれは、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖される。
常に本発明によれば、採取経路は、エアフィルタリング手段を備えることができる。エアフィルタリング手段は、エアフィルタ及び対応する三方弁を備え、三方弁は、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖可能な3つのポートを有し、3つのポートのうち1つは、採取用シリンジの流入/排出口と連結し、3つのポートのうち別のポートはエアフィルタと連結する。
更に本発明によれば、採取分析装置は、吸引用シリンジの流入/排出口と液体流動的に連結したバキュテイナーを有する解剖学的組織回収経路を備えることができる。
有利に本発明によれば、回収経路は、採取用シリンジの流入/排出口と液体流動的に連結した流入/排出口を有する吸引用シリンジを備えることができる。
常に本発明によれば、回収経路は、採取経路の採取用ダクトを介して第1の三方弁の第3のポートと液体流動的に連結した第1のポート、吸引用シリンジの流入/排出口と液体流動的に連結した第2のポート、及び、分析装置と液体流動的に連結した第3のポートを有する第2の三方弁を備えることができ、ポートのそれぞれは、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖される。
更に本発明によれば、回収経路は、エアフィルタ及び対応する三方弁を備えたフィルタリング手段を備えることができ、三方弁は、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖可能な3つのポートを有し、3つのポートのうち1つは、吸引用シリンジの流入/排出口と連結し、3つのポートのうち別のポートはエアフィルタと連結する。
有利に本発明によれば、装置は、分析する組織から血漿をフィルタリングするように構成され、採取用シリンジの流入/排出口と分析装置との間に配置された血漿フィルタリング手段を備えることができる。
更に本発明によれば、血漿フィルタリング手段は、流入/排出口、及び第3の三方弁を有するフィルタリング用シリンジを備え、第3の三方弁は、採取用シリンジの流入/排出口と液体流動的に連結した第1のポート、フィルタリング用シリンジの流入/排出口と連結した第2のポート、及び、液体流動的かつ選択的に分析装置と連結した第3のポートを有する。
常に本発明によれば、採取経路は、採取用ニードルと分析ユニットを連結する第1のダクト(第1の三方弁は、第1のダクトに沿って配置される)、及び、採取用シリンジを第1のダクトと連結する第2のダクト、並びに、採取用ニードルと液体流動的に連結した第1のポート、バキュテイナーと液体流動的に連結可能な第2のポート、採取用シリンジと液体流動的に連結可能な第3のポート、及び、第4のポートを有する四方弁を備え、ポートのそれぞれは、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖され、フィルタリング手段は、フィルタリング用シリンジと分析ユニットとの間を液体流動的に連結するフィルタリング経路、及び、四方弁の第4のポートと連結した他の三方弁を備えていてもよい。
更に本発明によれば、装置は、四方弁のポートの1つ又は複数に配置されたクランプなどの閉鎖手段を備えることができ、閉鎖手段は、好ましくは、第1のポート、第2のポート及び第4のポートに配置される。
有利に本発明によれば、四方弁は、そのポートが他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖する三方弁、及び、第4のポートを備える。
更に本発明によれば、フィルタリング手段は、フィルタリング用シリンジ内に予め充填した溶解液を備える。
常に本発明によれば、フィルタリング手段は、採取用シリンジの流入/排出口とフィルタリング用シリンジの流入/排出口との間に配置された、血液コンタミネーション用のフィルタを備える。
以下において、添付図面の特定の図を参照しながら好ましい実施形態に従い本発明を説明するが、例示のためであって限定を意図するものではない。
本発明に従い、滑液用の採取分析装置に関する第1の実施形態のスキームを示す図である。 本発明に従い、採取分析装置に関する第2の実施形態の一部を示す図である。 本発明に従い、滑液用の採取分析装置に関する第3の実施形態のスキームを示す図である。
各種図面において、同様の構成要素は同一参照番号を付して示す。
図1を参照すると、本発明による滑液用の採取分析装置1が記載されている。当然、採取分析装置1は、その他液状の解剖学的組織に用いることも可能である。
採取分析装置1は、滑液採取経路2、分析ユニット3、及び、滑液回収経路4を実質的に備える。
採取経路2は、採取用ダクト21、採取用ダクト21と連結した採取用ニードル22、採取用ダクト21に沿って配置された第1の三方弁23、及び、患者Pからの滑液採取を可能とする採取用シリンジ24を備える。
第1の三方弁23は3つのポートを有する。すなわち、採取用ニードル22と液体流動的に連結した(すなわち、ダクト21を介して)第1のポート231、採取用シリンジ24と連結した第2のポート232、及び、第3のポート233(その連結部については、以下でより適切に定義する)である。
三方弁23のポート231、232及び233は全て、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖可能であり、液体(本ケースにおいては滑液)の通過(流入又は排出)を可能にする。
分析ユニット3は、3本のダクト31’、31’’及び31’’’を備え、それら全ては、採取用ニードル22に連結する採取用ダクト21の端部とは反対側の採取用ダクト21の末端に連結する。
分析ユニット3はまた、3つの容器321、322及び323を有する分析装置32を含み、3つの容器はそれぞれ3種類の異なる試薬を収容する。詳細には、第1の容器321内にはエステラーゼが収容され、第2の容器322にはCRP(C反応性タンパク質)が収容され、また第3の容器323内にはグルコースが収容されている。
分析装置32はまた、測定用スケール33を備える(その動作については、以下でより適切に説明する)。
滑液回収経路4は回収ダクト41を備え、回収ダクト41の一方の端部は第2の三方弁42のポートと連結する。第2の三方弁42は、採取用ダクト21上に配置され第1の三方弁23と同一タイプである。回収ダクト41の下流に配置される。
第2の三方弁42は、第1の三方弁23の第3のポート233と連結した採取用ダクト21の区間と連結した第1のポート421、回収ダクト41と連結した第2のポート422、及び、分析装置3と連結した採取用ダクト21の区間と連結した第3のポート423を有する。それゆえ、三方弁42は、採取用ダクト21に沿って配置され、第1の三方弁23と分析装置32との間に配置されることとなる。
滑液回収経路4はまた、回収ダクト41の一方の末端と着脱可能に連結したバキュテイナー44を含む。
バキュテイナー44は滑液を回収することを目的としている。本実施形態では、滑液回収経路4はまた、回収ダクト41と連結した吸引用シリンジ43を備える。
上記の採取分析装置1の操作については、以下の通りである。
採取用ニードル22を、例えば、ある領域(感染が存在する可能性を検査する必要がある)に挿入してから、第1の三方弁23の第3のポート233を閉鎖する。このようにして、第1の三方弁23と分析装置32又は第2の三方弁42との間の採取用ダクト21の区間の連結部を不通にする。
第1の三方弁23のポート231及び232を開放する。この方法では、採取用シリンジ24を作動させることにより、滑液を採取して、採取用シリンジ24自体のリザーバ内に滑液を回収することが可能となる。図1を参照すると、滑液は矢印Aをたどる。
その後に、第1のドア231を閉鎖して第3のドア233を開放する。加えて、第2の三方弁42の第1のポート421及び第3のポート423を開放し、第2のポート422は閉鎖したままとする。この方法では、採取用シリンジ24のプランジャを押し込むことにより、回収した滑液の少なくとも一部を徐々に分析装置3内へと移すことが可能となる(矢印Bをたどる)。この方法では、3本のダクト31’、31’’及び31’’’へと、それから3つの容器321、322及び323へと、滑液が分配されることにより、3種類の試薬と接触する。測定用スケール33は、3種類の試薬の色の変化を示し、それにより、滑液の感染程度をリアルタイムで検出することが可能となる。この方法では、外科医又は医療従事者が初期臨床像を把握し、必要に応じて即座に介入する。
詳細には、以下の表1に、患者2群(性別又は年齢に有意な差はない)におけるグルコース、白血球エステラーゼ及びCRPのデータを示す。第1の群は感染予防している45人の患者を含み、第2の患者群Bは感染している15人の患者を含んでいる。
患者群Aにおいては、1人の患者だけが、白血球エステラーゼに対して陽性結果を示した(1+で示す)一方で、その他の患者は、白血球エステラーゼに対して陰性結果(n=51)又は微量存在(n=9)のいずれかであった。
対照的に、感染を有する患者においては、白血球エステラーゼに対して、2人の患者が陰性を示し、11人の患者が1+、8人の患者が2+を示した。群Aにおいては、グルコースに対して4人の患者が陰性であり、それぞれ14人、37人、6人の患者において微量検出(1+、2+)された一方、検査群Bにおいては、グルコースに対して10人の患者が陰性であり、6人の患者が微量存在であり、5人の患者が+1を示した。最後に、CRPについては、感染していない患者と比べて感染患者で有意に高かった(p<0,001)。
白血球エステラーゼ試薬が、感度及び特異度において最も高い数値を示し、表2に示すとおり、CRP及びグルコースが順に続いた(感度)。
白血球エステラーゼをCRPと組み合わせると、感度は100%に上昇した一方で、白血球エステラーゼをグルコースと組み合わせた場合には、差異は認められなかった。CRPの測定値をグルコース試薬と組み合わせると、95.2%の感度が認められた。
採取用シリンジ24内に回収した別の滑液が利用可能である場合、必要に応じて、滑液を完全な滅菌状態で回収して培養分析用としてラボに送付することもできる。この目的のためには、第2の三方弁42の第3のポート423を閉鎖して、第1のポート421及び第2のポート422を開放するだけで十分である。その後、採取用シリンジ24のプランジャを押し込み、吸引用シリンジ43を用いて、採取用シリンジ24のリザーバ内に予め回収した滑液を吸引する。滑液の経路は矢印Cである。最後に、矢印Dに沿って滑液をバキュテイナー44内に回収するために、第2の三方弁42の第2のポート422を閉鎖し、吸引用シリンジ43のプランジャを押し込む。
採取滑液の5〜10%には通常、滑液の色を赤色にさせやすくする微量の血液が存在すると考えられている。このような状態では通常、色は赤色へと変化すると言われている。このことは、エステラーゼの赤色呈色を基準としたエステラーゼ試薬による測定及び検出が、正確とはならないか、又は、信頼性の低いものとなり得ることを意味する。
この問題を緩和するために、採取装置は、血漿フィルタリング手段5を備える。血漿フィルタリング手段5は、第1の三方弁23の第3のポート233と連結した採取用ダクト21の区間と連結した第1のポート511、及び、第2の三方弁42の第1のポート421と連結した採取用ダクト21の区間と連結した第3のポート513を有する第3の三方弁51を備える。
血漿フィルタリング手段5(図2を参照)は補助回路を備え、補助回路はまた、第3の三方弁51の第2のポート512と連結したフィルタリング用シリンジ52を備える。本実施形態において、フィルタリング用シリンジ52には溶解液が予め充填されている。
第1の三方弁23のポート、及び血漿フィルタリング手段5の第3の三方弁51のポートを適切に開放して、採取した採取用シリンジ24内に予め回収した滑液をフィルタリングシリンジ52内へと送り、溶解用試薬と混合する。それにより、所望のフィルタリングを得る。その後、このように回収した滑液を分析装置3へ移動させる。
図3は、採取分析装置1の他の実施形態を示す。採取経路2は、採取用ニードル22と分析ユニット3を連結する第1のダクト211、及び、採取用シリンジ24と第1のダクト211を連結する第2のダクト212を備える。
第1の三方弁23は、第1のダクト211に沿って、及び、第2のダクト212を提供する第2のポート232上に配置される。第2のダクト212に沿って四方弁25を配置している。四方弁25は実質的に、上述したような一般的な三方弁及び他のポートから構成され、他のポートは、ポート上で選択的に閉鎖可能ではないが、三方弁を介して選択的に開放又は閉鎖可能となるようになっている。四方弁25は、第1の三方弁23の第2のポート232(すなわち、第1のダクト211)と連結した第1のポート251を有する。第2のポート252はバキュテイナー44と連結し、第3のポート253は採取用シリンジ24と連結する。第4のポート254(選択的に閉鎖可能ではない)はフィルタリング経路56(以下でより適切に説明する)と連結する。
四方弁25のポートを選択的とするために、開閉ドアに対応するダクト上に、安全クランプ27を配置して、弁自体のポートを閉鎖又は開放にする。
採取用シリンジ24及びフィルタリング用シリンジ52に対応する両方の三方弁を、それぞれ26及び53で示し、加えて、三方弁26及び53のポートを用いて適切に選択可能な対応するエアフィルタ26’及び53’を設置する。
血漿フィルタリング手段5を、第1の三方弁23の第2のポート232と四方弁25との間に直列で配置する。
更に、フィルタリング手段は、フィルタリング用シリンジ52と連結した第1のポート541、及び、フィルタリング経路56と連結した第2のポート542を有する第4の三方弁54を備え、フィルタリング経路56は、三方弁57を介して分析ユニット3と、他の三方弁58と、四方弁25の第4のポート254と連結する。
フィルタリング手段はまた、血漿フィルタリング手段5の第3の三方弁51の第2のポート512と連結した、血液コンタミネーション用のフィルタ55を備える。
矢印A’に沿って滑液を採取用シリンジ24内に回収する際、滑液を必要に応じてフィルタリング用シリンジ52内へと送るが、この場合、血液コンタミネーション用のフィルタ55を通過するように、矢印B’に従い予め充填した溶解液を供給してもしなくてもよい。その後、矢印C’に従い、フィルタリング経路56を通して、フィルタリング経路56上の弁57及び58のポートを適切に開放又は閉鎖させることにより、滑液を分析装置32へ送る。
その後、第1のポート251及び第3のポート253を閉鎖して、第3のポート253上のクランプ27を閉鎖して、第2のポート252、並びに、第4のポート254上及び第2のポート252上の安全クランプ27を開放することにより、矢印D’の方向に流して、シリンジ52のリザーバ内に存在する滑液をバキュテイナー44内へと再回収してもよい。
この場合、微量の血液をフィルタリングした滑液は、3種類の試薬と接触させる際、酵素比色試験法による感染程度の検出が可能となる。
任意のケースにおいては、シリンジ24内へと一旦回収した後、採取液が完全にはフィルタリングされていない又は全くフィルタリングされていない場合でも、滑液を続けてバキュテイナー44内へと直接挿入してもよい。
確認可能なことだが、採取分析装置1は、滑液を一旦関節から吸引すると外部液体によるコンタミネーションがないように、完全に滅菌かつ閉鎖状態である。
ダクト上に配置したクランプ27を用いることで、狭窄によるダクトの閉鎖が可能となる。詳細には、四方弁25の第4のポートと連結した導管254上に配置されたクランプ27(選択的な閉鎖を可能とする)が見られる。
本発明の利点は、手術前、手術中、及び手術後における滑液の検査を可能とすることであり、この方法では、関節の状態に関する速やかな診断(60〜120秒)を得ることができる。
本発明の更なる利点は、完全に閉じた回路での滑液のリアルタイム分析を可能とすることであり、速やかな診断を得る方法で、滑液の採取及びそのインライン分析を行うことができる。本装置は異なるマーカー(白血球エステラーゼ及びグルコースなど)の使用に基づいているが、実施する検査に従ってその他マーカーを追加することによりカスタマイズすることも可能である。
本発明の別の利点は、常にインラインである真空系(試験管、バキュテイナータイプなど)を用いた滑液の適切な回収を可能とすることであり、培養検査用としてラボに送付することができる。
好ましい実施形態に従い本発明を説明してきたが、例示のためであって限定を意図したものではなく、当業者は、添付の特許請求の範囲に記載した関連範囲を逸脱することなく修正及び/又は変更を導入可能であるということを理解すべきである。
米国特許出願公開2008/221407号明細書 米国特許第5097834号明細書 米国特許出願公開2008/091119号明細書
ムハマド オマール、マックス エティンガー、モーリッツ ライヒリング、マキシミリアン ペトリ、ラルフ リヒティンハーゲン、ダニエル グンタ、エドアルド M.スエロ、マイケル ヤゴチンスキ、及び、クリスチャン ケテック著、論文「プリリミナリーリザルツ オブ ア ニューテスト フォー ラピッドダイアグノシス オブ セプティックアースライティス ウィズ ユース オブ リクエサイトエステラーゼ アンド グルコースリエージェントストリップス」(ザ ジャーナル オブ ボーン アンド ジョイント サージェリー,インコーポレイテッド)
既知の滑液採取診断システムにおける問題点は、通常、滑液をバキュテイナー又はチューブ内へと移すところにあり、その際に、コンタミネーション及び液ロスの可能性が高くなる。
加えて、当分野における既知の問題点は、初期検査及びその後のラボ分析にかけるための滑液をバキュテイナー内に同時に滅菌状態で回収可能とすることであり、リアルタイムとすることにより、採取滑液中における炎症の有無についての指標、及び、感染程度の初期指標の両方を提供することが可能となる。当然、外部からのコンタミネーションを防ぐため、このような結果は完全な滅菌状態で得られる必要がある。
更に、米国特許出願公開2008/221407号(A1)、米国特許第5097834号(A)および米国特許出願公開2008/091119号(A)は、体から細胞を抽出して分析する装置の例を開示している。これらは、技術水準の一部になっている。

Claims (17)

  1. 滑液などの解剖学的組織を採取及び分析するための採取分析装置(1)であって、前記分析する組織の採取経路(2、21、211、212)と分析装置(3)とを備え、
    前記採取経路(2、21、211、212)は、前記分析すべき組織を採取するためのニードル(22)、採取用ダクト(21、211、212)、採取用シリンジ(24)を有し、前記採取用シリンジ(24)は、前記採取用ダクト(21、211、212)を介して前記ニードル(22)と液体流動的に連結した流入/排出口を有し、
    前記分析装置(3)は、前記採取用ダクト(21、211、212)を介して前記採取用シリンジ(24)の前記流入/排出口と液体流動的に連結しており、前記分析装置(32)は、1つ又は複数の容器(321、322、323)を有し、該容器のそれぞれに対応する試薬が収容され、前記分析装置(32)は、前記試薬の変化を検出するための測定手段(33)を有する、採取分析装置。
  2. 前記分析ユニット(3)は、第1の試薬を収容した第1の容器(321)、第2の試薬を収容した第2の容器(322)、及び第3の試薬を収容した第3の容器(323)を備えることを特徴とする、請求項1に記載された採取分析装置(1)。
  3. 前記第1の試薬はエステラーゼであり、前記第2の試薬はCRP(C反応性タンパク質)であり、前記第3の試薬はグルコースであることを特徴とする、請求項2に記載された採取分析装置(1)。
  4. 前記測定手段は、前記試薬の色の変化を示すことが可能であり、滑液などの前記解剖学的組織における感染程度の検出が可能でなる測定用スケール(33)を備えることを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された採取分析装置(1)。
  5. 前記採取経路(2)の前記採取用ダクト(21、211、212)は、第1の三方弁(23)を備え、前記第1の三方弁(23)は、前記採取用ニードル(22)と連結した第1のポート(231)、前記採取用シリンジ(24)の前記流入/排出口と連結した第2のポート(232)、及び、前記分析装置(3)と連結可能な第3のポート(233)を有し、それぞれのポート(231、232、233)は、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖されることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された採取分析装置(1)。
  6. 前記採取経路(2)はエアフィルタリング手段を備え、前記エアフィルタリング手段は、 エアフィルタ(26’)と、
    対応する三方弁(26)とを備え、前記三方弁(26)は、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖可能な3つのポートを有し、前記3つのポートのうちの1つは、前記採取用シリンジ(24)の前記流入/排出口と連結し、前記3つのポートのうち別のポートは前記エアフィルタ(26’)と連結する、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された採取分析装置(1)。
  7. 前記採取分析装置(1)は、解剖学的組織回収経路(4)を備え、該解剖学的組織回収経路(4)は、前記吸引用シリンジ(43)の前記流入/排出口と液体流動的に連結したバキュテイナー(44)を有することを特徴とする、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載された採取分析装置(1)。
  8. 前記回収経路(4)は、前記採取用シリンジ(24)の前記流入/排出口と液体流動的に連結した流入/排出口を有する吸引用シリンジ(43)を備えることを特徴とする、請求項7に記載された採取分析装置(1)。
  9. 前記回収経路(4)は、第2の三方弁(42)を備え、前記第2の三方弁(42)は、前記採取経路(2)の前記採取用ダクト(21、211、212)に沿って前記第1の三方弁(23)の前記第3のポート(233)と液体流動的に連結した第1のポート(421)、前記吸引用シリンジ(43)の前記流入/排出口と液体流動的に連結した第2のポート(422)、及び前記分析装置(3)と液体流動的に連結した第3のポート(423)を有し、それぞれのポート(421、422、423)は、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖されることを特徴とする、請求項7又は請求項8に記載された採取分析装置(1)。
  10. 前記回収経路(4)はフィルタリング手段を備え、該フィルタリング手段は、
    エアフィルタと、
    対応する三方弁とを備え、前記三方弁は、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖可能な3つのポートを有し、前記3つのポートのうち1つは、前記吸引用シリンジ(43)の前記流入/排出口と連結し、前記3つのポートのうち別のポートは前記エアフィルタと連結することを特徴とする、請求項9に記載された採取分析装置(1)。
  11. 前記採取分析装置(1)は血漿フィルタリング手段(5)を備え、前記血漿フィルタリング手段(5)は、前記分析すべき組織から血漿をフィルタリングするように構成され、前記採取用シリンジ(24)の前記流入/排出口と前記分析装置(3)との間に配置されることを特徴とする、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載された採取分析装置(1)。
  12. 前記血漿フィルタリング手段(5)はフィルタリング用シリンジ(52)を備え、該フィルタリング用シリンジ(52)は、流入/排出口および第3の三方弁(51)を有し、該第3の三方弁(51)は、前記採取用シリンジ(24)の前記流入/排出口と液体流動的に連結した第1のポート(511)、前記フィルタリング用シリンジ(52)の前記流入/排出口と連結した第2のポート(512)、及び、液体流動的かつ選択的に前記分析装置(3)と連結した第3のポート(513)を有することを特徴とする、請求項11に記載された採取分析装置(1)。
  13. 前記採取経路(2)は、第1のダクト(211)、第2のダクト(212)および四方弁(25)を備え、
    前記第1のダクト(211)は、前記採取用ニードル(22)と前記分析ユニット(3)を連結し、前記第1の三方弁(23)は前記第1のダクト(211)に沿って配置され、
    第2のダクト(212)は、前記採取用シリンジ(24)を前記第1のダクト(211)と連結し、
    前記四方弁(25)は、前記採取用ニードル(22)と液体流動的に連結した第1のポート(251)、前記バキュテイナー(44)と液体流動的に連結可能な第2のポート(252)、前記採取用シリンジ(24)と液体流動的に連結可能な第3のポート(253)、第4のポート(254)を有し、それぞれのポート(251、252、253、254)は、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖され、
    前記フィルタリング手段(5)は、前記フィルタリング用シリンジ(52)と前記分析ユニット(3)との間に液体流動的に連結したフィルタリング経路(56)と、前記四方弁(25)の前記第4のポート(254)と連結した他の三方弁(58)とを備えることを特徴とする、請求項12に記載された採取分析装置(1)。
  14. 前記採取分析装置(1)は、前記四方弁(25)の前記ポート(251、252、253、254)の1つ又は複数に配置されたクランプなどの閉鎖手段(26)を備え、前記閉鎖手段(26)は、好ましくは、前記第1のポート(251)、第2のポート(252)及び第4のポート(254)に配置されることを特徴とする、請求項13に記載の採取分析装置(1)。
  15. 前記四方弁は、他のポートとは独立して選択的に開放又は閉鎖されるポート(251、252、253)を有する三方弁、及び、第4のポート(254)を備えることを特徴とする、請求項13又は請求項14に記載された採取分析装置(1)。
  16. 前記フィルタリング手段は、前記フィルタリング用シリンジ(52)内に予め充填した溶解液を備えることを特徴とする、請求項11から請求項15までのいずれか1項に記載された採取分析装置(1)。
  17. 前記フィルタリング手段は、前記採取用シリンジ(24)の前記流入/排出口と前記フィルタリング用シリンジ(52)の前記流入/排出口との間に配置された、血液コンタミネーション用フィルタ(55)を備えることを特徴とする、請求項11から請求項16までのいずれか1項に記載された採取分析装置(1)。
JP2018530197A 2015-08-31 2015-08-31 とりわけ滑液用の採取分析装置 Ceased JP2018532520A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/IT2015/000215 WO2017037748A1 (en) 2015-08-31 2015-08-31 Extraction and analysis device, in particular for synovial fluid

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018532520A true JP2018532520A (ja) 2018-11-08

Family

ID=54557457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018530197A Ceased JP2018532520A (ja) 2015-08-31 2015-08-31 とりわけ滑液用の採取分析装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20190021702A1 (ja)
EP (1) EP3344150B1 (ja)
JP (1) JP2018532520A (ja)
WO (1) WO2017037748A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2607553B (en) * 2021-01-20 2023-06-07 Nasogastric Feeding Solutions Ltd In-line testers with colorimetric test chambers and a detachable reservoir
CN116106525B (zh) * 2023-04-13 2023-09-15 深圳市帝迈生物技术有限公司 血液分析仪

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5097834A (en) * 1987-02-02 1992-03-24 Avl Ag Process for determining parameters of interest in living organisms
JPH08182656A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Eikomu:Kk プッシュプルプローブのサンプリング装置
JPH11347018A (ja) * 1998-04-09 1999-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 体液検査装置
JP2001245890A (ja) * 2000-03-08 2001-09-11 Olympus Optical Co Ltd ヘリコバクター・ピロリ菌採取システム
JP2004223115A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Terumo Corp 体液採取具
JP2005520616A (ja) * 2002-03-19 2005-07-14 サイティック ヘルス コーポレーション 乳腺液を分析するための方法および装置
US20080091119A1 (en) * 2006-10-16 2008-04-17 Moffitt Drew V Assessment and aspiration needle for ovarian follicular fluid
JP2008515483A (ja) * 2004-09-29 2008-05-15 グルコン インク 血液監視システム
US20080221407A1 (en) * 2007-03-09 2008-09-11 Nellcor Puritan Bennett Llc Method for evaluating skin hydration and fluid compartmentalization
JP2009115609A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Jms Co Ltd 検査器具
JP2009162756A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 F Hoffmann La Roche Ag 試薬カートリッジ
JP2012068233A (ja) * 2010-08-25 2012-04-05 Arkray Inc 分析装置および分析方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102253230B (zh) * 2011-07-01 2015-04-22 江苏英诺华医疗技术有限公司 一种血小板自动化分析仪及其分析方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5097834A (en) * 1987-02-02 1992-03-24 Avl Ag Process for determining parameters of interest in living organisms
JPH08182656A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Eikomu:Kk プッシュプルプローブのサンプリング装置
JPH11347018A (ja) * 1998-04-09 1999-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 体液検査装置
JP2001245890A (ja) * 2000-03-08 2001-09-11 Olympus Optical Co Ltd ヘリコバクター・ピロリ菌採取システム
JP2005520616A (ja) * 2002-03-19 2005-07-14 サイティック ヘルス コーポレーション 乳腺液を分析するための方法および装置
JP2004223115A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Terumo Corp 体液採取具
JP2008515483A (ja) * 2004-09-29 2008-05-15 グルコン インク 血液監視システム
US20080091119A1 (en) * 2006-10-16 2008-04-17 Moffitt Drew V Assessment and aspiration needle for ovarian follicular fluid
US20080221407A1 (en) * 2007-03-09 2008-09-11 Nellcor Puritan Bennett Llc Method for evaluating skin hydration and fluid compartmentalization
JP2009115609A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Jms Co Ltd 検査器具
JP2009162756A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 F Hoffmann La Roche Ag 試薬カートリッジ
JP2012068233A (ja) * 2010-08-25 2012-04-05 Arkray Inc 分析装置および分析方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017037748A1 (en) 2017-03-09
US20190021702A1 (en) 2019-01-24
EP3344150B1 (en) 2020-04-08
EP3344150A1 (en) 2018-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3654845B1 (en) Device for trapping an initial flow of blood
US12065687B2 (en) Device and method for treating fluids, particularly body fluids
JP7553936B2 (ja) マイクロミキサー
CN102803467B (zh) 生物样品纯化和富集的装置和方法
US20170136454A1 (en) Closed circuit sterile device and method of collection, transport and processing in total sterile chain
JP2018532520A (ja) とりわけ滑液用の採取分析装置
Suren et al. Prospective analysis of a sterile, semi–automated tissue biopsy homogenization method in the diagnosis of prosthetic joint infections
US8911686B2 (en) Separation device
CN107167357B (zh) 基于对比染色的深部真菌形态学快速检测方法及试剂
US20220137049A1 (en) Systems and Methods for Assay Processing
JP4711846B2 (ja) 甚急性乳房炎の判定方法
Minegishi et al. Clinical usefulness of multiplex PCR-lateral flow for the diagnosis of orthopedic-related infections
CN211801019U (zh) 一种用于诊断试剂样本集中回收传送的进样架系统
CN101504419B (zh) 一种用于高传染性疾病的血液分析系统
RU2818156C1 (ru) Способ отбора проб для микробиологического исследования аэрозоля, формирующегося над легкими во время вскрытия трупа
EP4308187A1 (en) Surgical drain for collection and preservation of tumor-associated biomarkers in surgical drain fluid
RU2819094C1 (ru) Способ исследования мужской репродуктивной функции
da Silva Nunes et al. Approach to Classification of Cavitary Effusion and Comparison between Manual and Automatic Methods for Total Nucleated Cell Count
Safarchi et al. Peritoneal fluid analysis in dairy cows suffering from peritonitis.
Sedighi et al. 1180 Novel Capillary Catheter System Is Superior to Conventional Small Bowel Aspiration Catheter: An Important Development for Small Bowel Microbiome Assessment
CN108366762A (zh) 采集并检测血液或成分血的生物医学容器
Rasouli et al. Diagnosis of periprosthetic joint infection
정재원 et al. Comparison of YD URiSCAN PluScope Urine Microscopic Analyzer and Sysmex UF-1000i Flow Cytometry Systems
Cunningham et al. Synovial fluid sedimentation in the immobile patient: a commentary on modern septic arthritis and the addition of a new variable confounding diagnosis
WO2022101161A2 (en) Point-of-care test for a group of individuals

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20180427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180810

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191107

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191119

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20200325