JP2018530769A - 多数の自由度の精密に調整可能なマウントのための方法及び装置 - Google Patents

多数の自由度の精密に調整可能なマウントのための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

精密な調整のために構成された装置(100,400)が、第1の軸に沿って方向付けられた空隙(118a−118b,418)を有する支持取付具(115a−115c,415)を含む。装置は、空隙内に配置される調整ネジ(120)も含む。装置は、支持取付具に連結される第1及び第2の止めネジ(130,130a−130d)を更に含み、各止めネジは、実質的に円錐形の先端を有する。第1及び第2の止めネジは、第1及び第2の止めネジを二等分する平面が第1の軸に対して実質的に垂直であるように方向付けられる。第1の止めネジの円錐形の先端のエッジは、第2の止めネジの円錐形の先端のエッジと実質的に平行である。

Description

この開示は、一般的には、多数の自由度で調整可能なデバイスに向けられている。より具体的には、この開示は、多数の自由度の精密に調整可能なマウント(mount)のための方法及び装置に関する。
多くのデバイスは、多くの位置及び多数の自由度に亘って調整可能である必要がある。例えば、焦点面アセンブリにおいて使用されるハードウェアは、調整可能な位置及び向きを有する必要がある。同様に、気象衛星及び監視衛星、他の光学系、並びにミサイルシステムにおいて使用される多くのデバイスは、調整可能な位置を必要とする。多数の自由度の調整可能性を許容する多数のデバイスが開発されている。しかしながら、これらのデバイスの多くは、自由度毎に多数の精密段階を必要とし、それは重量を増加させ、飛行システムにおける使用のための実行可能性(viability)を低下させる。また、幾つかの場合には、精密な調整を提供するために外部ツールが必要とされる。
この開示は、多数の自由度の精密に調整可能なマウントのための方法及び装置を提供する。
第1の実施形態では、装置が、第1の軸に沿って方向付けられる空隙を有する支持取付具(support fitting)を含む。装置は、空隙内に配置される調整ネジも含む。装置は、支持取付具に連結される第1及び第2の止めネジ(set screws)を更に含み、各止めネジは、実質的に円錐形の先端を有する。第1及び第2の止めネジは、第1及び第2の止めネジを二等分する平面が第1の軸に対して実質的に垂直になるように方向付けられる。第1の止めネジの円錐形の先端のエッジ(縁)は、第2の止めネジの円錐形の先端のエッジ(縁)と実質的に平行である。
第2の実施形態では、システムが、第1及び第2の支持取付具を含み、各支持取付具は、第1の軸に沿って方向付けられる空隙を有する。各支持取付具は、それぞれの空隙内に配置される調整ネジを含む。各支持取付具は、それぞれの支持取付具に連結される第1及び第2の止めネジも含む。各止めネジは、実質的に円錐形の先端を有する。第1及び第2の止めネジは、第1及び第2の止めネジを二等分する平面が第1の軸に対して実質的に垂直になるように方向付けられる。第1の止めネジの円錐形の先端のエッジは、第2の止めネジの円錐形の先端のエッジと実質的に平行である。第1の支持取付具に連結される第1及び第2の止めネジは、第2の支持取付具に連結される第1及び第2の止めネジの鏡像であるパターンにおいて方向付けられる。
第3の実施形態では、方法が、調整ネジの第1の軸に沿って方向付けられる支持取付具の空隙内に配置される調整ネジの第1の軸に沿う位置を調整することを含む。方法は、支持取付具に連結される第1及び第2の止めネジの各々の止めネジの位置を調整することも含み、各止めネジは、実質的に円錐形の先端を有する。第1及び第2の止めネジは、第1及び第2の止めネジを二等分する平面が第1の軸に対して実質的に垂直になるように方向付けられる。第1の止めネジの円錐形の先端のエッジは、第2の止めネジの円錐形の先端のエッジと実質的に平行である。
他の技術的構成は、以下の図面、記述、及び請求項から、当業者に容易に明らかになるであろう。
この開示のより完全な理解のために、添付の図面と共に以下の記述を参照する。
本開示に従った例示的な精密に調整可能な取付けシステムの図を例示している。 本開示に従った例示的な精密に調整可能な取付けシステムの図を例示している。
この開示に従った図1A及び図1Bの精密に調整可能な取付けシステムの部分の拡大図を例示している。
この開示に従った図1A及び図1Bの精密に調整可能な取付けシステムで達成可能な6つの自由度を例示している。
この開示に従った円錐形先端止めネジを使用する精密に調整可能な取付けシステムの他の例を例示している。
この開示に従ったデバイスの精密調整のための例示的な方法を例示している。
以下に記載する図1A乃至図5及びこの特許文献中の本開示の原理を記載するために使用される様々な実施形態は、例示のためであるに過ぎず、決して本開示の範囲を限定するように解釈されてならない。当業者は、本開示の原理が任意の種類の適切に構成されたデバイス又はシステムにおいて実施され得ることを理解するであろう。
(ラボのような)安定した環境における使用に適した調整可能なデバイスは、(重力加速度の30倍又は「30Gs」のような)有意な加速力又は振動に晒される環境では受け入れられないことがある。例えば、摩擦に依存するマウント(mount)用のロック機構は、安定した静止環境では十分な保持力を有することがあるが、そのような動的な環境では十分な保持力を欠くことがある。
同様に、幾つかの取付けシステム(mounting system)は、正確且つ精密に調整するのが困難である。例えば、幾つかのシステムは、微調整に敏感でない調整機構を有する。具体的な例として、1つの種類のシステムにおいて、多数の増分微調整(1〜2ミル)は、システムの位置に影響を及ぼさないが、代わりに、システム内にひずみ力を蓄積することがある。その場合、1つの後続の微調整は、システム全体を以前の調整の増加するひずみ力に屈するようにさせ、突然に大量に(>10ミル)シフト又はジャンプさせることがある。
これらの又は他の問題に対処するために、この開示の実施形態は、1つのツールを使用して全ての面内の自由度が調整されることを可能にする多自由度調整可能な及びロック可能なマウントを提供する。特定の側で限定的なアクセスを提供する或いはアクセスを提供しないシステムにおいてさえも、全ての自由度において調整を行うことができる。滑らかな線形操作で調整を行うこともできる。調整は、ロック機構が調整された要素の位置及び向きを乱すことなく、最終的な位置及び向きに到達した後にロック可能である。開示する実施形態は、簡単で低コストの実装を備える。
この開示の実施形態は、本明細書に記載する構成のうちのいずれか1つ、1つよりも多く、又は全てを含んでよいことが理解されるであろう。加えて、この開示の実施形態は、追加的又は代替的に、本明細書に列挙されていない他の構成を含んでよい。
図1A及び図1Bは、この開示に従った例示的な精密に調整可能な取付けシステム100の図を例示している。具体的には、図1Aは、精密に調整可能な取付けシステム100の斜視図であり、図1Bは、精密に調整可能な取付けシステム100の断面図である。図1A及び図1Bに示すシステム100の実施形態は、例示のためであるに過ぎない。この開示の範囲から逸脱することなく、システム100の他の実施形態を使用することができる。
図1A及び図1Bにおいて、精密に調整可能な取付けシステム100は、ミラーアセンブリのような光学デバイス用のマウントとしての使用のために構成されているが、1つ又はそれよりも多くの他のコンポーネントをシステム100に取り付けることができる。図1Aは、マウントの裏側を示している。図1Aに示すように、精密に調整可能な取付けシステム100は、ミラー105と、支持ブラケット110と、多数の支持取付具115a−115c(support fittings)とを含む。支持取付具115a−115bの各々は、穴又は空隙118a−118bと、調整ネジ120と、固定ナット125と、多数の円錐形先端止めネジ130(conical tip set screws)とを含む。第3の支持取付具115cは、空隙(図示せず)と、調整ネジ120と、固定ナット125とを含む。
ミラー105は、精密に調整可能な取付けシステム100を使用して調整されてよいデバイスの1つの種類である。実施形態に依存して、ミラー105は、実質的に平坦な光学面又は湾曲した光学面を含むことができる。図1Aにおいて、ミラー105の光学面は図示されていないが、支持ブラケット110の反対側にある。幾つかの実施形態において、ミラー105は、端から端まで約12インチ(約30cm)である。他の実施形態において、ミラー105はより大きくても小さくてもよい。
支持ブラケット110は、ミラー105の裏側に取り付けられ、ミラー105と精密に調整可能な取付けシステム100の残部との間の支持構造を提供する。共に、ミラーアセンブリ用の支持ブラケット110及びミラー105。図1Aに示すように、支持ブラケット110の少なくとも1つの表面は、剛性をもたらす構造的なウェブ付きパターンを含む。幾つかの実施形態において、支持ブラケット110はチタンで形成されるが、他の又は追加的な適切な材料を使用することができる。
多数の支持取付具115a−115cは、支持ブラケット110をベース構造、デバイス、又はアセンブリ(図示せず)に接続する。幾つかの実施形態において、支持取付具115a−115cは、ベース構造、デバイス、又はアセンブリに結合される。各支持取付具115a−115cは、正方形のU形状の通路(channel)を含む。幾つかの実施形態において、各支持取付具115a−115cの正方形のU形状の通路は、ベース構造、デバイス、又はアセンブリの部分である正方形のチューブの上に適合する。もちろん、各支持取付具115a−115cは、任意の他の適切な形状を有することができる。
支持取付具115a−115bの各々は、支持取付具115a−115bにある特大の細長い穴又は空隙118a−118bを含む。幾つかの実施形態において、空隙118a−118bの両方は、空隙118aが空隙118bと実質的に平行であるように、第1の軸に沿って方向付けられる。各空隙118a−118bは、調整ネジ120のうちの1つ及び各円錐形先端止めネジ130の部分を受け入れるように構成される。
各調整ネジ120は、空隙118a−118bのうちの1つを通じて支持ブラケット110にあるねじ穴(図示せず)内に配置される。調整ネジ120は、微調整を提供しながら、堅牢なロック能力も提供する、複合ネジ(compound screw)である。幾つかの実施形態において、調整ネジ120は、多数の入れ子式(nested)ネジと、ワッシャと、少なくとも1つの支持構造との組み合わせを含む。各調整ネジ120の外径(OD)は、それぞれの空隙118a−118bの内径(ID)よりもわずかに小さい。よって、特大の空隙118a−118bは、支持取付具115a−115bに対する1つ又はそれよりも多くの横方向における調整ネジ120(及び支持ブラケット110)の調整を可能にする。調整ネジ120は、スクリュードライバを受けるように構成された標準的なすり割り付き頭(slotted head)、プラスの頭(Phillips head)、六角頭(hex head)又は角頭(square head)を有してよい。スクリュードライバでヘッドを回転させることによって、調整ネジ120を空隙118a−118b内に更に進入させる(或いは空隙118a−118bから退出させる)ことができる。
各調整ネジ120は、固定ナット125と関連付けられる。それぞれの支持取付具115a−115bに対して締め付けられるとき、固定ナット125は、調整ネジ120を支持取付具115a−115bに対する横方向位置に保持するように作用する。
各調整ネジ120は、支持取付具115a−115bにあるネジ穴に出入りするように構成された2つの円錐形先端止めネジ130とも関連付けられる。各調整ネジ120の微調整は、以下により詳細に記載するように、関連付けられた円錐形先端止めネジ130によって提供される。各調整ネジ120と関連付けられた2つの円錐形先端止めネジ130は、互いに対してある角度に位置付けられる。図1Bは、支持取付具115a−115bを通じる断面図である。この図は、円錐形先端止めネジ130がより明瞭に見られるのを可能にする。図1Bに示すように、支持取付具115aの2つの円錐形先端止めネジ130は、支持取付具115bの2つの円錐形先端止めネジ130の鏡像として構成される。円錐形先端止めネジ130を使用して支持ブラケット110の両側で調整ネジ120に対して行われる調整は、取り付けられる物体の横方向(lateral)及び回転方向(rotational)の調整を可能にする。
図1A及び図1Bは、精密に調整可能な取付けシステム100の一例を例示しているが、様々な変更が図1A及び図1Bに対して行われてよい。例えば、図1Aに示すように、中間支持取付具115cは、調整ネジ120を含むが、微調整のための円錐形先端止めネジを有していない。しかしながら、任意の支持取付具は、具体的な必要に依存して、ゼロの、1つの、又は多数の円錐形先端止めネジ130を含んでよいことが理解されるであろう。また、精密に調整可能な取付けシステム100の構造(makeup)及び構成(arrangement)は、例示のために過ぎない。具体的な必要に従って、任意の他の構成(configuration)では、コンポーネントを追加し、省略し、組み合わせ、或いは配置することができる。
図2は、この開示に従った図1A及び図1Bの精密に調整可能な取付けシステム100の部分の拡大図を例示している。具体的には、図2は、支持取付具115bをより詳細に例示している。以下に記載する詳細の一部又は全部が支持取付具115a,115cにも当て嵌まることが理解されるであろう。説明を容易にするために、X軸、Y軸及びZ軸は、異なる方向及び次元についての基準を提供するために図2に示されている。しかしながら、X軸、Y軸及びZ軸の配置は、一例に過ぎず、X軸、Y軸及びZ軸を異なる方向に向け得ることが理解されるであろう。
図2に示すように、調整ネジ120及び特大の細長い空隙118bは、(紙面に対して実質的に垂直な)Z方向に向けられている。空隙118bの内外への調整ネジ120の移動は、調整ネジ120が連結される(支持ブラケット110のような)物体又は構造のZ方向における調整をもたらす。前述したように、空隙118bは、調整ネジ120に対して特大にされている。幾つかの実施形態において、調整ネジ120は、約0.945インチ(約2.4cm)のODを有し、空隙118bは、約1.20インチ(約3.05cm)のIDを有する。調整ネジ120と空隙118bとの間の大きさの違いの故に、調整ネジ120のX位置及びY位置を空隙118b内で調整することができる。
Y方向における調整ネジ120の調整は、2つの円錐形先端止めネジ130を使用して行われる。図2に示すように、各止めネジ130は、狭角の凸状の円錐形先端を含む。各円錐形先端止めネジ130は、支持取付具115bの外面にある開口からネジ山付きネジ山を通じて空隙118b内に延びる。各円錐形先端止めネジ130は、スクリュードライバを受けるように構成された標準的なすり割り付き頭、プラスの頭、六角頭又は角頭を有してよい。スクリュードライバでヘッドを回転させることによって、各円錐形先端止めネジ130を空隙118b内に更に前進させる(或いは空隙118bから退出させる)ことができる。各止めネジ130の円錐形先端は、接線方向の点135で調整ネジ120と接触するように構成される。2つの接線点135は、調整ネジ120の直径に亘って実質的に互いに対向している。円錐形先端止めネジ130は、互いに対して並びにX軸に対してある角度に位置付けられる。円錐形先端止めネジ130は、互いに並びにX−Y平面と同一平面にある。即ち、X−Y平面は、図2の断面図によって示すように、両方の止めネジ130を二等分する。
X軸に対する各先端の円錐角及び止めネジ130の角度は、接線方向の点135での上方止めネジ130の円錐形エッジが、その接線方向の点135での上方止めネジ130の円錐形のエッジ(縁)と実質的に平行であるように、関連付けられる。即ち、止めネジ130の円錐形のエッジ(縁)は、調整ネジ120に対して接線方向にある実質的に平行な「レール」を形成する。平行なエッジは、以下により詳細に記載するように、X方向における調整ネジ120の調整を案内する。加えて、以下により詳細に記載するように、平行なエッジの「Y」位置を移動させるために、止めねじ130を前進又は後退させることにより、「Y」方向における調整ネジ120の移動を引き起こすことができる。止めネジ130の円錐形のエッジ間の実質的に平行な関係は、止めネジ130の一方又は両方が前進又は後退するときに維持される。幾つかの実施形態において、X軸と各円錐形先端止めネジ130の中心軸との間に形成される角度は、約18度である。幾つかの実施形態において、円錐形先端止めネジ130は、約0.25インチ(約0.64cm)のODを有する。
図2において、調整ネジ120は、空隙118bの中心より僅かに下(負のY方向)にある。これは、(空洞118b内に更に前進させられるように図2に示される)上方止めネジ130を前進させ、そして、(空洞118b内により少なく前進させられるように図2に示される)下方止めねじ130を後退させることによって、達成される。各止めネジ130を前進又は後退させることは、止めネジ130の接線方向の円錐形のエッジのY位置を変更する。これは、ひいては、調整ネジ120のY位置を変更する。一般的に、2つの止めネジ130は、実質的に平行なレールの間の一定の距離を維持するために、並びに、調整ネジ120との接触を維持するために、同じ量だけ前進及び後退させられなければならない。即ち、調整ネジ120を移動させるために、一方の止めネジ130はx距離だけ前進させられ、他方の止めねじ130はx距離だけ後退させられる。
X軸に対する止めネジ130の角度の故に、止めネジ130が前進する1ミル毎に、調整ネジ120は0.5ミル以下だけ移動する。これは1ミル以下の調整が必要とされるシステムにおいて有益である。上述の寸法に基づいて、約0.125インチ(約0.32cm)の範囲に亘るY方向における調整ネジ120の調整を達成することができる。この調整範囲内のどこでも、各止めネジ130の円錐形先端は、調整ネジ120の円筒形表面と接触したままである。各止めネジ130はネジ穴を通って円滑に螺合して調整ネジ120を支持し且つ少しずつ動かす(nudge)ので、ひずみ力(strain forces)又は突然の調整滑り(sudden adjustment slips)は創り出されない。
図2に示すように、支持取付具115bは、(図3に示す)標準的な平坦な先端止めネジ145を受け入れるように構成されたネジ穴140も含む。ネジ穴140内に装着されるとき、平坦な先端止めネジ145は、調整ネジ120と接触するように構成される。平坦な先端止めネジ145は、空隙118b内に前進又は後退させることによってX方向における調整ネジ120の調整をもたらす。
幾つかの実施形態では、円錐形先端止めネジ130のうちの1つを、バネ取付けセットピン(spring mounted set pin)と置換することができる。そのような実施形態において、支持取付具115bは、調整ネジ120と、1つの円錐形先端止めネジ130と、バネ取付けセットピンとを含む。作動中、1つの円錐形先端止めネジ130が後退させられると、セットピンのバネはセットピンを前方に押し、セットピンは調整ネジ120を後退している止めネジ130に向かって押す。
図2に示すような円錐形先端止めネジ130の構成は、他の調整機構に対する他の利点を提供する。円錐形先端止めネジ130は、ネジ穴140に近い側部位置から装着され且つ操作されるので、Y軸に沿って方向付けられる止めネジがアクセス可能でない狭い又は緊密な空間においてY軸調整を行うことが可能である。
図2は、図1A及び図1Bの精密に調整可能な取付けシステム100の部分の拡大図を例示しているが、様々な変更が図2に対して行われてよい。例えば、精密に調整可能な取付けシステム100の構造及び構成は、例示のためであるに過ぎない。具体的な必要に従って、任意の他の構成では、コンポーネントを追加し、省略し、組み合わせ、或いは配置することができる。
図3は、この開示に従った図1A及び図1Bの精密に調整可能な取付けシステム100で達成可能な6つの自由度を例示している。説明を容易にするために、システム100の様々なコンポーネントは、図3に示されていない。
図3において、システム100は、2つの平坦な先端止めネジ145が支持取付具115a−115bのネジ穴140内に装着され状態で示されている。止めネジ145は、X方向に向けられている。3つの支持取付具115a−115cの各々は、1つの調整ネジ120を含む。全ての3つのZ軸に方向付けられた調整ネジ120の組み合わせは、支持ブラケット110及びミラー105についての横方向のZ自由度及び回転方向のX自由度及び回転方向のY自由度を提供する。4つの止めネジ130(支持取付具115a上の2つの止めネジ及び支持取付具115b上の2つの止めネジ)は、共に、横方向のY自由度を提供する。2つのX軸止めネジ145は、横方向のX自由度を提供する。6つの止めネジ(4つの円錐形先端止めネジ130及び2つの平坦な先端止めネジ145)の組み合わせは、回転方向のZ自由度を提供する。
図3は、図1A及び図1Bの精密に調整可能な取付けシステム100で達成可能な6つの自由度を例示しているが、様々な変更が図3に行われてよい。例えば、上記のように、X軸、Y軸及びZ軸の表示(labeling)は、説明のためにあるに過ぎない。
図4は、この開示に従った円錐形先端止めネジを使用する精密に調整可能な取付けシステム400の他の例を例示している。システム400は、単純な2自由度調整可能なマウントを表している。図4に示すシステム400の実施形態は、例示のためにあるに過ぎない。この開示の範囲から逸脱することなく、システム400の他の実施形態を使用することができる。
図4において、システム400は、単一の支持取付具415を含む。支持取付具415は、特大の細長い穴又は空隙418と、Z方向に向けられた調整ネジ120とを含む。システム400は、約90°間隔で調整ネジ120の周りに径方向に配置された4つの円錐形先端止めネジ130a−130dを含む。止めネジ130a−130bは、実質的に平行な円錐形エッジを有し、X方向における調整ネジ120の調整を提供する。止めネジ130c−130dも、実質的に平行な円錐形エッジを有し、Y方向における調整ネジ120の調整を提供する。(図2に示すように)互いにある角度で配置される止めネジ130のペアとは対照的に、止めネジの関連付けられたペア130a−130b及び130c−130dは、実質的に平行であり、支持取付具の両側から装着される。しかしながら、調整ネジ120の調整は、ペア中の一方の止めネジを前進させ、そのペア中の他方の止めネジを後退させることによって、図2に記載するのと類似の方法において行われる。
図4は、円錐形先端止めネジを使用する精密に調整可能な取付けシステム400の他の例を例示しているが、様々な変更を図4に行われてよい。例えば、精密に調整可能な取付けシステム400の構造及び構成は、例示のためであるに過ぎない。具体的な必要に従って、任意の他の構成では、コンポーネントを追加し、省略し、組み合わせ、或いは配置することができます。
図5は、この開示に従ったデバイスの精密な調整のための例示的な方法500を例示している。方法500は、図1A及び図1Bの精密に調整可能な取付けシステム100のような、図1A乃至図4に示すシステムのうちの1つ又はそれよりも多くのを使用して実行されてよい。しかしながら、方法500を任意の他の適切なシステムと共に使用することができる。
ステップ501で、(操作者又はエンジニアのような)使用者は、固定ナットを、ぴったりとしているが、しっかり固定されていない位置(snug but not tight position)まで締め付ける。これは、例えば、使用者が支持取付具115a−115dのうちの1つ又はそれよりも多くので固定ナット125を締め付けることを含んでよい。ぴったりした位置は、滑り又は他の望ましくない動きを伴わずに、固定ナットと関連付けられた調整ネジの精密な位置調整を可能にする。
ステップ503で、使用者は、支持取付具の空隙内に配置された調整ネジの第1の軸に沿った位置を調整する。これは、例えば、使用者が、スクリュードライバを使用して、支持取付具115a−115cのうちの1つ又はそれよりも多くで、Z軸に沿って調整ネジ120を前進又は後退させることを含んでよい。
ステップ505で、使用者は、支持取付具に連結された第1及び第2の円錐形先端止めネジの位置を調整する。これは、例えば、使用者が、スクリュードライバを使用して、円錐形先端止めネジ130のうちの1つを前進させ、そして、支持取付具115a−115bのうちの1つ又はそれよりも多くで、円錐形先端止めネジのうちの他の1つを後退させることを含んでよい。第1及び第2の止めネジの各々の止めネジの位置の調整は、第1の軸に対して実質的に垂直な(Y軸のような)第2の軸に沿った調整ネジの位置の調整をもたらす。
ステップ507で、使用者は、支持取付具に連結された平坦な先端止めネジの位置を調整する。これは、例えば、使用者が、スクリュードライバを使用して、支持取付具115a−115bのうちの1つ又はそれよりも多くで、平坦な先端止めネジ145を前進又は後退させることを含んでよい。平坦な先端止めネジの調整は、第1の軸に対して実質的に垂直な(X軸のような)第3の軸に沿った調整ネジの位置の調整をもたらす。
ステップ509で、使用者は、固定ナットを、最終的なトルク設定まで更に締め付ける。締め付けられた固定ナットは、振動又は高い横方向の力に起因する運動に抗する最終位置まで(支持取付具を含む)アセンブリ全体を締め付ける。
幾つかの実施形態では、ステップ511で、調整が完了した後に、より一層大きな安全のために、アセンブリ(支持取付具、調整ネジ、及び止めネジ)は、所定の場所に「液体ピン止め」される(“liquid pinned”)ことができる。液体ピンに対して、使用者は、空隙に接続された1つ又はそれよりも多くの注入孔を通じてエポキシ又は他の材料を空隙内に注入する。次に、エポキシ又は他の材料は硬化し、支持取付具の位置は固定される。
図5は、デバイスの精密な調整のための方法500の一例を例示しているが、様々な変更が図5に行われてよい。例えば、一連のステップとして示されているが、図5に示す様々なステップは、重なり合うことができ、並行して起こることができ、異なる順序で起こることができ、或いは多数回起こることができる。その上、幾つかのステップを組み合わせ或いは削除することができ、具体的な必要に従って追加的なステップを追加することができる。
上述のように、開示の実施形態は、調整ネジと一緒の円錐形先端止めネジの使用を提供する。円錐形先端止めネジの開示の構成は、(1)低い接触応力で押し付ける滑らかな表面、(2)直交方向における精密な動きを提供する対向する平行な「レール」、及び(3)円錐角の故に止めネジのネジ山ピッチよりもずっと精細な(例えば、約3倍より精細な)調整解決策の組み合わせを提供する。これは単純な設計で精細な線形運動をもたらす。また、多数の調整ネジ及び関連する円錐形先端止めネジの組み合わせを使用することは、6自由度の調整をもたらす。そのような設計は、(多数の線形、先端傾斜、又は回転段階を直列に必要とする他の設計に対して)本質的に重量を追加しないで、飛行ハードウェアにおいて実施されることができる。
この特許文書を通じて使用される特定の単語及び成句の定義を示すことは有益なことがある。「含む」(“include”)及び「含む」(“comprise”)という用語並びにその派生語は、限定のない包含を意味する。「又は」(“or”)という用語は、包括的であり、「及び/又は」を意味する。「と関連付けられる」(“associated with”)という成句並びにその派生語は、〜を含み、〜内に含まれ、〜と相互接続し、〜を包含し、〜内に含められ、〜に又は〜と接続し、〜に又は〜と連結し、〜と連通し、〜と協働し、〜とインターリーブし、〜と並置し、〜に近接し、〜に又は〜と結合され、〜を有し、〜の特性を有し、〜への又は〜との関係を有する等のことを意味する。「〜の少なくとも1つ」という成句は、項目のリストと共に使用されるとき、リストされた項目のうちの1つ又はそれよりも多くの項目の異なる組み合わせが使用されてよいことを意味し、リスト中の1つの項目のみが必要とされてよい。例えば、「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」は、以下の組み合わせ、即ち、A、B、C、A及びB、A及びC、B及びC、A及びB及びCの組み合わせのうちのいずれかを含む。
本出願の記述は、いずれかの特定の要素、ステップ、又は機能が、請求項の範囲に含まれるべき必須の又は重要な要素であることを暗示するものとして判読されてならない。特許される主題の範囲は、許可された請求項によってのみ定義される。その上、「〜のための手段」又は「〜のためのステップ」の正確な用語が特定の請求項において明示的に使用され、そして、ある機能を特定する特定の成句が後続しない限り、請求項のうちのいずれも、添付の請求項又は請求項要素のいずれかに関して35U.S.C.§112(f)を発動させることは意図されていない。(以下のものに限定されないが)請求項中の「機構」、「モジュール」、「デバイス」、「ユニット」、「コンポーネント」、「要素」、「部材」、「装置」、「機械」又は「システム」のような用語の使用は、請求項自体の構成によって更に変更され或いは強化されるような、当業者に知られた構造を指すものと理解され且つそれらを指すことが意図されており、35U.S.C.§112(f)を発動することは意図されていない。
この開示は特定の実施形態及び概ね関連付けられる方法を記載したが、これらの実施形態及び方法の改変及び置換は当業者には明らかである。従って、例示的な実施形態の上記の記述は、この開示を定義せず或いは抑制しない。他の改変、置換、及び変更も、後続の請求項によって定義されるようなこの開示の精神及び範囲から逸脱することなく可能である。

Claims (20)

  1. 第1の軸に沿って方向付けられる空隙を有する支持取付具と、
    前記空隙内に配置される調整ネジと、
    前記支持取付具に連結される第1及び第2の止めネジとを含み、各止めネジは実質的に円錐形の先端を有し、
    前記第1及び第2の止めネジは、前記第1及び第2の止めネジを二等分する平面が前記第1の軸に対して実質的に垂直であるように方向付けられ、
    前記第1の止めネジの前記円錐形の先端のエッジが、前記第2の止めネジの前記円錐形の先端のエッジと実質的に平行である、
    装置。
  2. 前記第1の止めネジの前記円錐形の先端の前記エッジは、前記調整ネジの第1の地点と接触するように構成され、
    前記第2の止めネジの前記円錐形の先端の前記エッジは、前記第1の地点と正反対の前記調整ネジの第2の地点と接触するように構成される、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の地点及び前記第2の地点は、前記第1の軸に対して実質的に垂直な第2の軸に沿う線を形成する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1及び第2の止めネジは、前記第1及び第2の止めネジの前記円錐形の先端の位置を前記空隙内で前進又は後退させることによって、前記第2の軸に沿って前記調整ネジの位置を調整するように構成される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記支持取付具に連結される第3の止めネジを更に含み、該第3の止めネジは、前記第1及び第2の軸に対して実質的に垂直な第3の軸に沿って方向付けられ、前記第3の止めネジは、前記調整ネジの第3の地点と接触するように構成される、請求項4に記載の装置。
  6. 前記調整ネジに連結される固定ナットを更に含み、該固定ナットは、前記支持取付具に対して締め付けられ、且つ前記支持取付具に対する前記第2又は第3の軸に沿う位置において前記調整ネジを保持するように、構成される、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1及び第2の止めネジは、互いに対してある角度で方向付けられ、該角度は、前記第1及び第2の止めネジの前記円錐形の先端の角度と関連付けられる、請求項3に記載の装置。
  8. 第1及び第2の支持取付具を含み、各支持取付具は、第1の軸に沿って方向付けられる空隙を有し、
    各支持取付具は、
    前記それぞれの空隙内に配置される調整ネジと、
    前記それぞれの支持取付具に連結される第1及び第2の止めネジとを含み、
    各止めネジは、実質的に円錐形の先端を有し、前記第1及び第2の止めネジは、前記第1及び第2の止めネジを二等分する平面が前記第1の軸に対して実質的に垂直であるように方向付けられ、前記第1の止めネジの前記円錐形の先端のエッジが、前記第2の止めネジの前記円錐形の先端のエッジと実質的に平行であり、
    前記第1の支持取付具に連結される前記第1及び第2の止めネジは、前記第2の支持取付具に連結される前記第1及び第2の止めネジの鏡像であるパターンにおいて方向付けられる、
    システム。
  9. 各支持取付具について、
    前記第1の止めネジの前記円錐形の先端の前記エッジは、前記調整ネジの第1の地点と接触するように構成され、
    前記第2の止めネジの前記円錐形の先端の前記エッジは、前記第1の地点と正反対の前記調整ネジの第2の地点と接触するように構成される、
    請求項8に記載のシステム。
  10. 各支持取付具について、前記第1の地点及び前記第2の地点は、前記第1の軸に対して実質的に垂直な第2の軸に沿う線を形成する、請求項9に記載のシステム。
  11. 各支持取付具について、前記第1及び第2の止めネジは、前記第1及び第2の止めネジの前記円錐形の先端の位置を前記空隙内で前進又は後退させることによって、前記第2の軸に沿う前記調整ネジの位置を調整するように構成される、請求項10に記載のシステム。
  12. 各支持取付具は、
    前記それぞれの支持取付具に連結される第3の止めネジを更に含み、該第3の止めネジは、前記第1及び第2の軸に対して実質的に垂直な第3の軸に沿って方向付けられ、前記第3の止めネジは、前記それぞれの調整ネジの第3の地点と接触するように構成される、
    請求項11に記載のシステム。
  13. 各支持取付具は、
    前記それぞれの調整ネジに連結される固定ナットを更に含み、該固定ナットは、前記それぞれの支持取付具に対して締め付けられ、且つ前記それぞれの支持取付具に対する前記第2又は第3の軸に沿う位置において前記それぞれの調整ネジを保持する、ように構成される、
    請求項12に記載のシステム。
  14. 各支持取付具について、前記第1及び第2の止めネジは、互いに対してある角度に方向付けられ、該角度は、前記第1及び第2の止めネジの前記円錐形の先端の角度と関連付けられる、請求項10に記載のシステム。
  15. 前記第1の軸に沿って方向付けられる空隙を有する第3の支持取付具と、前記空隙内に配置される調整ネジとを更に含む、請求項10に記載のシステム。
  16. 調整ネジの第1の軸に沿って方向付けられる支持取付具の空隙内に配置される前記調整ネジの前記第1の軸に沿う位置を調整することと、
    前記支持取付具に連結される第1及び第2の止めネジの各々の止めネジの位置を調整することとを含み、各止めネジは、実質的に円錐形の先端を有し、
    前記第1及び第2の止めネジは、前記第1及び第2の止めネジを二等分する平面が前記第1の軸に対して実質的に垂直であるように方向付けられ、
    前記第1の止めネジの前記円錐形の先端のエッジが、前記第2の止めネジの前記円錐形の先端のエッジと実質的に平行である、
    方法。
  17. 前記第1及び第2の止めネジの各々の止めネジの位置を調整することは、前記第1の軸に対して実質的に垂直な第2の軸に沿う前記調整ネジの位置の調整をもたらす、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1の止めネジの前記円錐形の先端の前記エッジは、前記調整ネジの第1の地点と接触するように構成され、
    前記第2の止めネジの前記円錐形の先端の前記エッジは、前記第1の地点と正反対の前記調整ネジの第2の地点と接触するように構成される、
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1及び第2の止めネジの各々の止めネジの位置を調整することは、
    前記第1及び第2の止めネジの一方の止めネジの前記円錐形の先端の位置を前記空隙内で前進させることと、前記第1及び第2の止めネジの他方の止めネジの前記円錐形の先端の位置を前記空隙内で後退させることとを含む、
    請求項16に記載の方法。
  20. 前記調整ネジ、前記第1の止めネジ、及び前記第2の止めネジの前記位置を調整することの前に、固定ナットを、ぴったりとしているが、しっかり固定されていない位置まで締め付けることと、
    前記調整ネジ、前記第1の止めネジ、及び前記第2の止めネジの前記位置を調整することの後に、前記固定ナットを、最終的なトルク設定まで更に締め付けることとを含む、
    請求項16に記載の方法。
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