JP2002014286A - 走査型共焦点顕微鏡及びその遮光板の位置調整方法 - Google Patents

走査型共焦点顕微鏡及びその遮光板の位置調整方法

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JP2002014286A
JP2002014286A JP2000194751A JP2000194751A JP2002014286A JP 2002014286 A JP2002014286 A JP 2002014286A JP 2000194751 A JP2000194751 A JP 2000194751A JP 2000194751 A JP2000194751 A JP 2000194751A JP 2002014286 A JP2002014286 A JP 2002014286A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出器レンズで集光された検出光のスポット
と遮光板の開口とを、簡易に一致できる走査型共焦点顕
微鏡及び遮光板の位置調整方法を提供する。 【解決手段】 走査型共焦点顕微鏡100において、遮
光板140は、標本1かから戻ってきた検出光の光軸L
に垂直な面内で移動可能で(X−Y方向)、かつ、標本
1上のスポットと共役な点Gを中心に光軸L方向(Z方
向)に前後移動可能である。検出光の光円錐Pが開口1
41と一致していないとき遮光板140は、光円錐Pと
開口141が一致するまで光軸Lに対し垂直な面内で移
動される。光円錐Pと開口141が一致しているとき遮
光板140は、光円錐Pが開口141から外れるまで光
軸L方向に移動される。これらの遮光板140の移動
は、遮光板140が標本1と光学的に共役な位置Gに達
するまで繰り返し実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走査型共焦点顕微鏡
及びその遮光板の位置調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より微細な標本の形状、構造等を観
察するための走査型共焦点顕微鏡が公知である。この従
来の走査型共焦点顕微鏡は、レーザ光源からの光を所定
ビーム径まで広げ、これを走査ユニット、走査レンズ、
対物レンズ等の光走査手段を用いて標本に対してX−Y
方向(2次元)に走査しながら照射し、このとき標本か
ら戻ってくる光(反射光、蛍光、散乱光等の検出光)を
光検出器によって検出して、標本の形状、構造等を観察
するものである。
【0003】この走査型共焦点顕微鏡では、標本から戻
ってきた検出光を光検出器に向けて集光させるための検
出器レンズが、標本から光検出器に至る光路上に配置さ
れている。そして、検出器レンズと光検出器との間に
は、所定の口径の開口(共焦点開口)が形成された遮光
板が配置されている。ここで開口径は、標本上に照射さ
れるレーザ光のビーム径と走査型共焦点顕微鏡に備えら
れた対物レンズの開口率NA等に応じて決定される。仮
に、対物レンズの開口率NAが1.0で、光学系の総合
倍率が100倍、レーザ光の波長が500nm程度であ
るならば、開口径は60μm程度となる。
【0004】このように開口が形成された遮光板を検出
器レンズと光検出器との間に配置するのは、光検出器で
検出すべき検出光(標本上に照射されたレーザ光のスポ
ット領域から戻ってきた光)の光路に、標本上のスポッ
ト領域以外の他の領域から発生した光が混入し得るから
であり、この開口を通過できた光のみが光検出器で検出
される。換言すれば、標本上の他の領域(点)から発生
した光が光検出器で検出されることは殆どなく、従っ
て、高い横分解能のみならず、高い縦分解能をもって標
本を観察することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遮光板の開
口によって、標本上のスポット領域以外の他の領域から
発生した光を排除するためには、その開口中心と、検出
器レンズによって集光された検出光のスポット中心とを
一致させなければならない。仮に、遮光板の開口中心と
スポットの中心とがずれると、開口を通過する検出光の
光量が減ってしまい、光検出器からの検出信号のSN比
を悪化させることになる。
【0006】例えば、開口中心がスポット中心から開口
径の1/4程度ずれると、開口を通過する検出光の光強
度は10%程度減少し、開口径の1/2程度ずれると光
強度は50%程度減少する。ここで、走査型共焦点顕微
鏡にあっては、開口が形成された遮光板を交換する場合
等に遮光板自体を配置し直さなければならない。ここ
で、交換される遮光板は、その開口の加工精度によっ
て、一般的に他の遮光板の開口位置と0.1mm程度の
誤差が生じ得る。このような0.1mm程度誤差は、遮
光板の開口径(60μm程度)に比べて大きく、遮光板
の開口中心と検出光のスポット中心との不一致が生じ易
い。すなわち、走査型共焦点顕微鏡上に遮光板を設計通
りに搭載しても、その開口が検出光のスポットから完全
に外れることがある。このように遮光板の開口が検出光
のスポットから完全に外れると、当該検出光が光検出器
に達することなく、標本の観察ができなくなる。又、遮
光板を他の位置に配置し直すときに同様である。
【0007】これらの場合には、遮光板を標本と光学的
に共役な位置に載置しておき、その後、検出器レンズの
光軸に垂直な面内で移動させて、開口中心を検出光のス
ポット中心に合わせる作業が必要になるが、開口が検出
光のスポットから完全に外れていると、遮光板を光軸に
垂直な面内で何れの方向に動かせばよいかが分からなく
なり、径が極めて小さい開口(60μm)を検出光のス
ポット(60μm)に一致させる作業(光学調整)が困
難となる。この作業は、結局、作業者の勘に頼ることと
なり、開口を検出光のスポットに合わせる作業(光学調
整)に多大な時間を要することになる。
【0008】特に、対物レンズの開口率NAを大きく
し、レーザ光源の短波長化を図った近年の走査型共焦点
顕微鏡にあっては、検出光のスポット径は、更に小さく
なる傾向にあり、遮光板の開口とスポットとを一致させ
る光学調整が、更に困難になる傾向にある。ここで、検
出器レンズの焦点距離を長くすれば検出光のスポット径
を大きくすることができ、これに合わせて遮光板の開口
径も大きくすることができ、この場合には、光学調整が
行い易くなる。しかし、検出器レンズの焦点距離を大き
くすることは、光学系の大型化、ひいては走査型共焦点
顕微鏡全体の大型化を招来することになる。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
で、検出器レンズで集光された検出光のスポットとこれ
と略同じ径の遮光板の開口とを、簡易に一致させること
ができる走査型共焦点顕微鏡及びその遮光板の位置調整
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、光源と、光源からの光を
集光して標本に照射する光走査手段と、前記標本から発
せられる検出光を検出する光検出器と、前記検出光を前
記光検出器の検出部に集光させる検出器レンズと、前記
検出器レンズと前記光検出器の間に配置され集光された
前記検出光のスポット径と略同一の径の開口を有する遮
光板とを備えた走査型共焦点顕微鏡において、前記遮光
板を、前記検出器レンズの光軸に垂直な面内で移動可能
にする第1の調整手段と、前記遮光板を、前記標本と光
学的に共役な点を中心に前記光軸の方向に前後移動可能
にする第2の調整手段とを備えているものである。これ
により、開口を光軸に垂直な面内だけではなく、光軸方
向にも移動でき、開口中心とスポット中心との位置合わ
せの自由度が向上し、光学調整を短時間に容易に行なう
ことができる。
【0011】又、請求項2の発明は、光源と、光源から
の光を集光して標本に照射する光走査手段と、前記標本
から発せられる検出光を検出する光検出器と、前記検出
光を前記光検出器の検出部に集光させる検出器レンズ
と、前記検出器レンズと前記光検出器の間に配置され集
光された前記検出光のスポット径と略同一の径の開口を
有する遮光板とを備えた走査型共焦点顕微鏡において、
前記遮光板を、前記検出器レンズの光軸に垂直な面内で
移動可能にする第1の調整手段と、前記遮光板を、前記
標本と光学的に共役な点を中心に前記光軸の方向に前後
移動可能にする第2の調整手段と、前記第2の調整手段
によって前記遮光板を前記標本と光学的に共役な位置か
ら当該光軸方向に一定距離離れた位置まで初期移動させ
る初期移動制御手段と、前記検出光のスポットが前記開
口と一致していないことが前記光検出器によって検知さ
れていることを条件に、前記第1の調整手段によって前
記遮光板を、前記検出光のスポットが前記開口と一致す
ることが前記光検出器によって検知されるまで、前記光
軸に対し垂直な面内で移動させる第1の移動制御手段
と、前記検出光のスポットが前記開口と一致しているこ
とが前記光検出器によって検知されていることを条件
に、前記第2の調整手段によって前記遮光板を、前記検
出光のスポットが前記開口と一致していないことが前記
光検出器によって検知されるまで、前記光軸方向に移動
させる第2の移動制御手段と、前記遮光板が、前記標本
と光学的に共役な位置に達するまで前記第1、第2の移
動制御手段による前記遮光板の移動制御を繰り返し実行
する制御手段とを備えたものである。すなわち、制御手
段は、以下の手順で、開口中心と検出光のスポット中心
との位置合わせ(光学調整)を行う。
【0012】(1) 遮光板が標本と共役な位置から、
第1の調整手段によって光軸に沿って前後の何れかに一
旦ずらされる。このとき遮光板によって遮られる検出光
の光円錐の光半径は、前記共役な位置でのスポット径よ
り大きい。その後、遮光板の開口が、第2の調整手段に
よって、大きな光半径のスポットに一致される。 (2) 光検出器によって開口を通過する検出光の光量
をモニタしながら、遮光板を、光軸に沿って光量が増大
する方向(光半径が小さくなる方向)に移動させる。
【0013】(3) その後、光検出器によって検出さ
れた光量が急激に減少した時点で、遮光板の光軸方向の
移動が停止される。 (4) 次いで、光検出器による検出光の光量がモニタ
され、光量が最大となるように、遮光板が光軸と垂直な
面内で移動される。 (5) 検出された光量が変化しなくなるまで手順
(2)〜(4)が繰り返し実行される。
【0014】この結果、遮光板の開口中心が、検出光の
スポット中心に、容易に一致される。又、請求項3の発
明は、光源と、光源からの光を集光して標本に照射する
光走査手段と、前記標本から発せられる検出光を検出す
る光検出器と、前記検出光を前記光検出器の検出部に集
光させる検出器レンズと、前記検出器レンズと前記光検
出器の間に配置され集光された前記検出光のスポット径
と略同一の径の開口を有する遮光板とを備えた走査型共
焦点顕微鏡の遮光板の位置調整方法において、前記遮光
板を、前記検出器レンズの光軸上の前記標本と光学的に
共役な位置から該光軸方向に一定距離離れた位置まで初
期移動させる初期移動手段と、前記検出光のスポットが
前記開口と一致していないことが前記光検出器によって
検知されていることを条件に、前記遮光板を、前記検出
光のスポットが前記開口と一致することが前記光検出器
によって検知されるまで、前記光軸に対し垂直な面内で
移動させる第1の移動手順と、前記検出光のスポットが
前記開口と一致していることが前記光検出器によって検
知されていることを条件に、前記遮光板を、前記検出光
のスポットが前記開口と一致していないことが前記光検
出器によって検知されるまで、前記光軸方向に移動させ
る第2の移動手順と、前記遮光板が、前記標本と光学的
に共役な位置に達するまで前記第1、第2の移動手順に
よる前記遮光板の移動制御を繰り返し実行する制御手順
とを含んでいるものである。これにより、以下の容易な
手順に従った開口と検出光のスポットとの位置合わせ
(光学調整)が可能になる。この開口とスポットとの位
置合わせは、短時間でしかも精度良く行うことができ
る。
【0015】(1) 標本と共役な位置から遮光板を、
第1の調整手段によって光軸に沿って前後の何れかにず
らす。このとき遮光板によって遮られる検出光の光円錐
の光半径は、前記共役な位置でのスポット径より大き
い。従って、開口を第2の調整手段によって、大きな光
半径のスポットに一致させることができる。
【0016】(2) 光検出器によって開口を通過する
検出光の光量をモニタしながら、遮光板を、光軸に沿っ
て光量が増大する方向(光半径が小さくなる方向)に移
動させる。 (3) その後、光検出器によって検出された光量が急
激に減少した時点で、遮光板の光軸方向の移動を停止さ
せる。
【0017】(4) 次いで、光検出器による検出光の
光量をモニタしながら、光量が最大となるように、遮光
板を光軸と垂直な面内で移動させる。 (5) 検出された光量が変化しなくなるまで手順
(2)〜(4)を繰り返し行う。この結果、遮光板の開
口中心を検出光のスポット中心に容易に一致させること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態について、図1から図4を用いて
説明する。図1は走査型共焦点顕微鏡100の全体構成
を示す図である。この図に示すように、走査型共焦点顕
微鏡100は、レーザ光源101、レーザ光源101か
らのレーザ光を所定ビーム径に広げるビームエキスパン
ダ102、ビームエキスパンダ102で所定ビーム径に
広げられたレーザ光を標本1上でX−Y方向に走査する
ための走査ユニット110、走査レンズ104、リレー
レンズ105、ミラー106、対物レンズ120、標本
ホルダ107、標本ホルダ107上の標本1から戻って
きた検出光(反射光、蛍光、散乱光等)を検出するため
の光検出器130、前記検出光を光検出器130側に偏
向させるビームスプリッタ108、ビームスプリッタ1
08と光検出器130との間に配置される検出器レンズ
109、遮光板140、この遮光板140を検出器レン
ズ109の光軸Lの方向及びこれに垂直な面内で移動さ
せる遮光板移動装置150、走査ユニット110による
標本1への光の光走査状態と光検出器120からの信号
とに基づいて標本1の観察結果を示すデータを生成する
データ処理装置160等によって構成されている。
【0019】このうち走査ユニット110は2枚の可動
式ミラー111,112を有し互いに直交する2方向
(標本1上のX−Y方向)でレーザ光を走査する。この
走査ユニット110によって走査されたレーザ光は、走
査レンズ104で一次像面100Aでスポット状に結像
され、その後、リレーレンズ105、ミラー106を介
して偏向され、対物レンズ120によって標本1上でも
スポット状に結像される。
【0020】標本1上でスポット状に結像された像は点
像となり、そのスポット径は、対物レンズ120の開口
率NAで決まる(スポット領域)。ここでは、0.25
μm〜0.5μm程度である。このスポット領域におけ
る標本1の光学的な特性により検出光(反射光、蛍光、
散乱光等)がこのスポット領域より生じる。標本1上の
スポット領域(照射領域)で生じた検出光(反射光、蛍
光、散乱光等)は、再び対物レンズ120で集められ、
照射されたレーザ光と同じ光路を逆方向に進み、リレー
レンズ105によって一次像面100Aで結像され、そ
の後、走査レンズ104,走査ユニット110を経て、
ビームスプリッタ108に達する。
【0021】標本1からビームスプリッタ108に至っ
た検出光は、このビームスプリッタ108で光検出器1
30側に偏向され、検出器レンズ109によって遮光板
140の開口(共焦点開口)141に向けて、所定のス
ポット径に集光される。光検出器130はこの開口14
1の先に配置されているため、この開口141を通過で
きた光のみが光検出器130に達して、その検出が行わ
れる。
【0022】ところで、開口141に集光されるスポッ
ト径は、標本1に照射されるレーザ光のスポット径(ス
ポット領域の大きさ)に対応するもので、対物レンズ1
20の開口率NA、更には、光学系の総合倍率、レーザ
光の波長によって決定される(この実施の形態では、後
述するように60μm)。
【0023】標本1にレーザ光が照射されたとき、スポ
ット領域以外の他の領域(点)から発生した光は、検出
光と同じ光路に混入する虞があるが、混入した光は、開
口141を通過することが殆どなく像を結ぶことがな
い。すなわち、標本1上のスポット領域以外で生じた光
は、遮光板140によって遮られることになり、この結
果、走査型共焦点顕微鏡100では高い横分解能だけで
なく、高い縦分解能をもって標本1の形状、構造等を観
察できる。
【0024】ここで、走査型共焦点顕微鏡100の高い
縦横分解能を実現するため、遮光板140の開口141
を、検出器レンズ109によって集光された検出光のス
ポットに一致させる必要がある。例えば、NA=1.0
の対物レンズ120を用い、対物レンズ120から検出
器レンズ109に至る光学系の総合倍率が100倍であ
るなら、レーザ光源101から照射されるレーザ光の波
長が500nmのとき、スポット径は60μm程度であ
り、開口141の径はこれと略同じ若しくは若干小さい
値(ここでは60μm)に形成される。
【0025】ここで、遮光板移動装置150により遮光
板140を移動させて、開口141を検出器レンズ10
9で集光されたスポットPと一致させる作業(光学調
整)の手順について説明する。図2(a)〜(c)は、
各々、遮光板移動装置150を示す正面断面図、側部断
面図及び底面図である。
【0026】この遮光板移動装置150では、遮光板1
40は、円筒状の保持部材151に保持される。ここで
遮光板140は、金属の薄板からなり、その表面にエッ
チング加工等で開口141が設けられている。この開口
141の開口径は、上記の通り、60μm程度である。
【0027】遮光板140を保持する保持部材151に
は、その下方に切欠部151aが形成され、この切欠部
151aに、バネによって付勢されたロッド152が嵌
合されている。又、保持部材151は、ハウジング15
3に設けられた凹部153Aに収容されている。この凹
部153Aは、保持部材151の外形よりやや大きめに
形成されている。そして、保持部材151は、凹部15
3Aに収容された状態で、前記ロッド152にてその下
方から、2つの調整ピン154,155によってその上
方から、計3点で支持されている。
【0028】調整ピン154,155には、そのロッド
部分154a,155aに雄ネジが形成されており、ハ
ウジング153側の雌ネジが形成された貫通孔に螺合さ
れる。ここで、調整ピン154のつまみ部154bを回
して引き上げることで、図3(a)に示すように、遮光
板140の開口141は左方向に移動し、調整ピン15
5のつまみ部155bを回して引き上げることで、図3
(b)に示すように、遮光板140の開口141は右方
向に移動する(X方向への移動)。
【0029】又、調整ピン154,155を共に引き上
げることで、遮光板140の開口141は上方向に(図
3(c))、共に引き下げることで遮光板140の開口
141は下方向に(図3(d))、各々移動する(Y方
向への移動)。又、ハウジング153の両側部には、図
2(a)〜(c)に示すように、リニアガイド156
A,156Aが設けられている。このリニアガイド15
6A,156Aは、走査型共焦点顕微鏡100本体の台
座103に固定されており、ハウジング153は、台座
103に対し、リニアガイド156A,156Aに沿っ
て移動可能になっている。
【0030】ここで、ハウジング153の前後(Z方向
の前後)には、光軸方向調整部157が配置されてい
る。この光軸方向調整部157の固定部157Aには、
バネによって付勢された押しピン158が設けられてい
る。又、固定部157Bには雌ネジが切られた貫通孔1
57Cが形成され、この貫通孔157Cに、雄ネジが形
成されたロッド159が螺合されている。
【0031】このロッド159のつまみ部159bを回
すことで、開口141がハウジング153ごと、台座1
03に対してZ方向(光軸L方向)に移動する。次に、
この遮光板移動装置150を用いた遮光板140の位置
調整方法について説明する。上記したように、検出器レ
ンズ109によって集光された検出光のスポット径は6
0μm程度と極めて小さい。又、開口141もこれに合
わせて60μm程度の大きさに形成されている。
【0032】従って、遮光板140を単に光軸Lに垂直
な面内(X−Y面)で移動させて、その開口141中心
をスポットPの中心に一致させるのは困難である。そこ
で、この実施の形態では、遮光板140の開口141中
心と、集光された検出光のスポットPの中心との位置合
わせ(光学調整)を以下の手順で行っている。尚、開口
141とスポットPとの位置合わせを行うに当たって
は、検出光の光量を多くするため、標本1として金属鏡
が、標本ホルダ107上に搭載される。
【0033】位置合わせを行うに当たっては、先ず、図
4(a)に示すように、遮光板140を、検出器レンズ
109の光軸Lに沿って(Z方向)、標本1と共役な位
置Gから検出器レンズ109側に移動させる(図4
(a)中、破線で示す遮光板140)。このとき遮光板
140が、検出光の光円錐を遮る面(図中斜線で示す部
分)が大きくなる(面S1)。
【0034】そして、遮光板140を今度は光軸Lに垂
直な面内(X−Y面)にて移動させて、この大きな面S
1と開口141とを合わせる(図4(a)中、実線で示
す遮光板140)。ここで、面S1は検出光のスポット
Pに比べて大きいので、面S1と開口141とを一致さ
せることは容易である。
【0035】開口141が面S1と一致したとき、開口
141を通過する検出光は、広がっているため単位面積
当たりの光量は少ないものの、光検出器130は、この
少ない光量の検出光を検出することができる。従って、
光検出器130からの信号をモニタしながら、遮光板1
40をX−Y面内で移動させ、光検出器130が、開口
141と検出光の面S1とが一致していることを示す信
号を出力する時点で、その移動を停止すればよい。
【0036】開口141が検出光の面S1と一致してい
ることが検出されて遮光板140の移動を停止したなら
ば、この状態をモニタしながら、今度は遮光板140を
光軸Lに沿って、共役な位置点Gに近づける(図3
(b))。このとき遮光板140が検出光の光円錐を遮
る面が徐々に小さくなり(S2)、単位面積当たりの光
量が増え、光検出器130からの出力信号が徐々に大き
くなる。更に、遮光板140が共役な位置Gに向かって
光軸L方向に移動すると開口141が面S2から外れ
る。このとき開口141を通過する検出光の光量が急激
に減少し、その旨が、光検出器130によって検知され
る。
【0037】光検出器130からの出力信号によって、
開口141が、遮光板140が光円錐を遮る面S2から
外れたことが検知されたならば、遮光板140の検出器
レンズ109の光軸L方向(Z方向)への移動を停止さ
せ、遮光板140をX−Y面内で移動させる(図3
(c))。開口141が面S2から外れた直後であれ
ば、開口141は、面S2から僅かに外れただけなの
で、遮光板140をX−Y面内で微動させれば、再び開
口141を面S(S2)に一致させることができる。
【0038】開口141と面S2が再び一致したなら
ば、遮光板140を光軸L方向(Z方向)に移動させ
て、開口141を標本1と共役な位置Gに近づける(図
3(d))。このとき遮光板140が光円錐を遮る面S
が再び小さくなる(S3)。以下同様の手順を繰り返す
ことで、標本1と共役な位置Gにおいて、開口141中
心を検出光のスポットPの中心に一致させることができ
る(図3(e))。
【0039】以上、説明したように、本実施の形態の走
査型共焦点顕微鏡100では、遮光板移動装置150を
用いて遮光板140の開口141を、検出器レンズ10
9で集光される検出光のスポットPに容易に、かつ短時
間で一致させることができ、走査型共焦点顕微鏡100
の光学調整が容易となり、その使い勝手が向上する。
又、光学調整の精度が高いので、光検出器130による
検出時のSN比が低下することがない。
【0040】尚、上記した実施の形態では反射型の走査
型共焦点顕微鏡100を例にあげて説明したが、蛍光、
散乱光及び透過光量による吸収の程度を捉えることがで
きる透過型顕微鏡にも、本発明は適用可能である。 (第2の実施の形態)次に、本発明の第2の実施の形態
について、図5を用いて説明する。
【0041】この第2の実施の形態の走査型共焦点顕微
鏡200は、遮光板140の開口141中心と検出光の
スポットPの中心との位置合わせ(光学調整)を自動的
に行うようにしたものである。すなわち、走査型共焦点
顕微鏡200の遮光板移動装置250では、遮光板移動
装置の調整ピン(図2参照)がアクチュエータ(図示省
略)によって自動的に調整可能になっている。
【0042】このアクチュエータにはアクチュエータ駆
動部190が接続されており、自動制御部180が、当
該アクチュエータ駆動部190に駆動信号を送ること
で、前記調整ピンの移動量が自動制御される。この場
合、自動制御部180は、データ処理装置160と光検
出器130からの信号に基づいて、遮光板140のX−
Y面内での移動量、Z方向(光軸L方向)への移動量を
決定し、その旨を示す駆動信号をアクチュエータ駆動部
190に出力する。
【0043】ここでは、自動制御部180は、遮光板1
40を標本1と光学的に共役な位置Gから、一旦、光軸
L方向に一定距離離れた位置まで初期移動させる。そし
て、光検出器130からの出力信号に基づいて、検出光
のスポットPが開口141と一致していないことを条件
に、遮光板140を、スポットPが開口141と一致す
るまで、光軸Lに対し垂直なX−Y面内で移動させる。
【0044】更に、自動制御部180は、スポットPが
開口141と一致していることを条件に、遮光板140
を、スポットPが開口141と再び一致しなくなるま
で、光軸L方向に移動させる。自動制御部180は、こ
れらの処理を繰り返し実行して、遮光板140の開口1
41を検出光のスポットPに一致させる。
【0045】尚、この第2の実施の形態の走査型共焦点
顕微鏡200の他の構成は、上記した第1の実施の形態
の走査型共焦点顕微鏡100と同一であり、その詳細な
説明は省略する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、走査型共焦点顕微鏡において、前記遮光
板を前記検出器レンズの光軸に垂直な面内で移動可能に
する第1の調整手段と、前記遮光板を前記標本と光学的
に共役な点を中心に前記光軸の方向に前後移動可能にす
る第2の調整手段とを備えているので、開口を光軸に垂
直な面内だけではなく、光軸方向にも移動でき、開口中
心とスポット中心との位置合わせ(光学調整)の自由度
が向上し、ひいては、短時間に容易に光学調整を行なう
ことができる。この位置合わせにより、光検出器からの
出力信号のSN比が低下することがない。特に、遮光板
の取り替え時等に、開口の中心が検出器レンズで集光さ
れた光のスポットと不一致であっても、短時間でこれら
を一致させることができ、走査型共焦点顕微鏡の光学調
整の操作性が向上する。
【0047】又、請求項2の発明によれば、走査型共焦
点顕微鏡において、初期移動制御手段によって、前記遮
光板が前記標本と光学的に共役な位置から当該光軸方向
に一定距離離れた位置まで初期移動され、第1の移動制
御手段によって、前記検出光のスポットが前記開口と一
致していないことが前記光検出器によって検知されてい
ることを条件に前記検出光のスポットが前記開口と一致
することが前記光検出器によって検知されるまで、前記
遮光板が、前記光軸に対し垂直な面内で移動され、第2
の移動制御手段によって、前記検出光のスポットが前記
開口と一致していることが前記光検出器によって検知さ
れていることを条件に前記検出光のスポットが前記開口
と一致していないことが前記光検出器によって検知され
るまで、遮光板が、前記光軸方向に移動され、制御手段
によって、前記遮光板が前記標本と光学的に共役な位置
に達するまで前記第1、第2の移動制御手段による前記
遮光板の移動制御が繰り返し実行されるので、開口中心
と検出光のスポット中心との位置合わせ(光学調整)を
自動で行うことができる。この位置合わせにより、光検
出器からの出力信号のSN比が低下することがない。
【0048】又、請求項3の発明によれば、走査型共焦
点顕微鏡の遮光板の位置調整方法において、前記遮光板
が、前記検出器レンズの光軸上の前記標本と光学的に共
役な位置から該光軸方向に一定距離離れた位置まで初期
移動され、前記検出光のスポットが前記開口と一致して
いないことが前記光検出器によって検知されていること
を条件に前記検出光のスポットが前記開口と一致するこ
とが前記光検出器によって検知されるまで、前記遮光板
が前記光軸に対し垂直な面内で移動され、前記検出光の
スポットが前記開口と一致していることが前記光検出器
によって検知されていることを条件に前記検出光のスポ
ットが前記開口と一致していないことが前記光検出器に
よって検知されるまで、前記遮光板が前記光軸方向に移
動させられ、前記遮光板が前記標本と光学的に共役な位
置に達するまでこれらの遮光板の移動が繰り返し実行さ
れるので、容易な手順に従った開口と検出光のスポット
との位置合わせ(光学調整)が短時間で、しかも精度良
くできる。この位置合わせにより、光検出器からの出力
信号のSN比が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の走査型共焦点顕微
鏡100の全体構成を示す図である。
【図2】走査型共焦点顕微鏡100の遮光板移動装置1
50を示す図である。
【図3】遮光板移動装置150による開口141の移動
方向を説明する図である。
【図4】遮光板移動装置150によって開口141を検
出光のスポットPに合わせる手順を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の走査型共焦点顕微
鏡200の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
1 標本 100,200 走査型共焦点顕微鏡 101 レーザ光源 102 ビームエキスパンダ 108 ビームスプリッタ 109 検出器レンズ 110 走査ユニット 120 対物レンズ 130 光検出器 140 遮光板 141 開口 150,250 遮光板移動装置 180 自動制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、光源からの光を集光して標本に
    照射する光走査手段と、前記標本から発せられる検出光
    を検出する光検出器と、前記検出光を前記光検出器の検
    出部に集光させる検出器レンズと、前記検出器レンズと
    前記光検出器の間に配置され集光された前記検出光のス
    ポット径と略同一の径の開口を有する遮光板とを備えた
    走査型共焦点顕微鏡において、 前記遮光板を、前記検出器レンズの光軸に垂直な面内で
    移動可能にする第1の調整手段と、 前記遮光板を、前記標本と光学的に共役な点を中心に前
    記光軸の方向に前後移動可能にする第2の調整手段とを
    備えていることを特徴とする走査型共焦点顕微鏡。
  2. 【請求項2】 光源と、光源からの光を集光して標本に
    照射する光走査手段と、前記標本から発せられる検出光
    を検出する光検出器と、前記検出光を前記光検出器の検
    出部に集光させる検出器レンズと、前記検出器レンズと
    前記光検出器の間に配置され集光された前記検出光のス
    ポット径と略同一の径の開口を有する遮光板とを備えた
    走査型共焦点顕微鏡において、 前記遮光板を、前記検出器レンズの光軸に垂直な面内で
    移動可能にする第1の調整手段と、 前記遮光板を、前記標本と光学的に共役な点を中心に前
    記光軸の方向に前後移動可能にする第2の調整手段と、 前記第2の調整手段によって、前記遮光板を、前記標本
    と光学的に共役な位置から当該光軸方向に一定距離離れ
    た位置まで初期移動させる初期移動制御手段と、 前記検出光のスポットが前記開口と一致していないこと
    が前記光検出器によって検知されていることを条件に、
    前記第1の調整手段によって、前記遮光板を、前記検出
    光のスポットが前記開口と一致することが前記光検出器
    によって検知されるまで、前記光軸に対し垂直な面内で
    移動させる第1の移動制御手段と、 前記検出光のスポットが前記開口と一致していることが
    前記光検出器によって検知されていることを条件に、前
    記第2の調整手段によって、前記遮光板を、前記検出光
    のスポットが前記開口と一致していないことが前記光検
    出器によって検知されるまで、前記光軸方向に移動させ
    る第2の移動制御手段と、 前記遮光板が、前記標本と光学的に共役な位置に達する
    まで前記第1、第2の移動制御手段による前記遮光板の
    移動制御を繰り返し実行する制御手段とを備えているこ
    とを特徴とする走査型共焦点顕微鏡。
  3. 【請求項3】 光源と、光源からの光を集光して標本に
    照射する走査光学系と、前記標本から発せられる検出光
    を検出する光検出器と、前記検出光を前記光検出器の検
    出部に集光させる検出器レンズと、前記検出器レンズと
    前記光検出器の間に配置され集光された前記検出光のス
    ポット径と略同一の径の開口を有する遮光板とを備えた
    走査型共焦点顕微鏡の遮光板の位置調整方法において、 前記遮光板を、前記検出器レンズの光軸上の前記標本と
    光学的に共役な位置から該光軸方向に一定距離離れた位
    置まで初期移動させる初期移動手順と、 前記検出光のスポットが前記開口と一致していないこと
    が前記光検出器によって検知されていることを条件に、
    前記遮光板を、前記検出光のスポットが前記開口と一致
    することが前記光検出器によって検知されるまで、前記
    光軸に対し垂直な面内で移動させる第1の移動手順と、 前記検出光のスポットが前記開口と一致していることが
    前記光検出器によって検知されていることを条件に、前
    記遮光板を、前記検出光のスポットが前記開口と一致し
    ていないことが前記光検出器によって検知されるまで、
    前記光軸方向に移動させる第2の移動手順と、 前記遮光板が、前記標本と光学的に共役な位置に達する
    まで前記第1、第2の移動手順による前記遮光板の移動
    制御を繰り返し実行する制御手順とを含んでいることを
    特徴とする走査型共焦点顕微鏡の遮光板の位置調整方
    法。
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