JP2018530440A - 加工片を移送するための移送装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、加工片(23)をクランプチャック(22)と加工片キャリア(30)との間で移送するための移送装置(38)に関する。移送装置(38)は旋回アーム(40)を有するグリッパ装置(39)を備える。旋回アーム(40)の一端は、第1の旋回軸(S1)を中心に旋回可能であるように、第1の旋回駆動部(41)を介して、工作機械(20)、特に機械スライド(25)上で支持される。他方、旋回アーム(40)は第2の旋回軸(S2)を画定する第2の旋回駆動部(42)を支持する。加工片グリッパ(43)は、この第2の旋回軸(S2)を中心に旋回可能であるように支持されている。2つの旋回軸は互いに45°傾いている。加工片グリッパ(43)によって保持された加工片(23)は、加工片グリッパ(43)の第1の位置(I)において旋回軸(S1)に対して直角に延伸する加工片長手方向軸(W)を有する。加工片グリッパ(43)の第2の位置(II)において、加工片長手方向軸(W)は第1の旋回軸(S1)に平行に向けられている。加工片グリッパ(43)によって保持される加工片(23)の加工片長手方向軸(W)は、第2の旋回軸(S2)に対して45°の角度だけ傾斜する。

Description

本発明は、少なくとも部分的に棒状の加工片を、工作機械のクランプチャックと加工片キャリアとの間で移送するための移送装置に関する。
実際の用途から、多くの加工片交換装置が知られている。グリッパ又はダブルグリッパが、加工片の交換に頻繁に使用されている。
例えば、ドイツ特許出願公開第1074367号明細書には、加工片を交換位置に移送するための移送装置を備えた能動マガジンを備えた加工片交換装置が示されている。加工片を定位置にクランプするために、マガジンとクランプチャックとの間にダブルグリッパが設けられる。このダブルグリッパは、マガジン内の交換位置に位置する加工片を把持すると同時に、180°の旋回運動によってこの加工片を交換することができる。
専用移送ユニットを有する能動マガジンは複雑であり、概して多くのスペースを必要とする。さらに、把持装置を備えたマガジンの移送装置を協調的に作動させる制御システムが必要である。
高い自由度を呈し、したがって多様な用途に適したグリッパ又はダブルグリッパを有するロボットを、工作機械とは独立して加工片を交換するために使用することもできる。
本発明の目的は、加工片をクランプチャックと加工片キャリアとの間で移送するための移送装置を提供することであり、この場合、上記装置は工作機械に容易に組み込むことができる。
この目的は、請求項1に記載の特徴を示す移送装置によって達成される。
本発明による移送装置は、少なくとも部分的に棒状の加工片を、工作機械のクランプチャックと加工片キャリアとの間で移送するように配置される。好ましくは、加工片キャリアを含む装置全体が、機械ハウジング内の一体部分となるように構成される。
部分的に棒状の加工片は、例えば、円形断面又は多角形断面を有することができる円筒形区画を有する。全体として、加工片は、円筒形であってもよく、円筒形又は棒状の区画に隣接する別の輪郭を有してもよい。円筒形又は棒状の区画は、加工片を取り扱い、加工片をクランプチャックにクランプするために配置される。
移送装置は、旋回アームを有するグリッパ装置を備える。旋回アームの一方のベアリング端部は、好ましくは工作機械のスライドによって支持される第1の旋回駆動部によって旋回可能であるように、工作機械上に支持される。第1の旋回駆動部は、第1の旋回軸を画定し、その旋回軸を中心として、旋回アームが旋回することができる。ベアリング端部から外方に面する他方の自由端において、旋回アームは第2の旋回駆動部を支持する。ここでも、加工片を把持するための加工片グリッパが、第2の旋回駆動部上に配置される。加工片グリッパは、第2の旋回駆動部によって旋回アームに対して第2の旋回軸を中心に旋回可能に支持されている。
2つの旋回駆動部を作動させるための制御装置が配置されている。第1の旋回軸は、加工片長手方向軸に沿って延伸する。好ましくは、第1の旋回軸は水平方向に向けられている。第2の旋回軸は、長手方向に対して45°だけ傾いている。第1の旋回軸と第2の旋回軸との間の傾斜は、旋回アームの任意の旋回位置に維持される。
加工片は、加工片長手方向軸に沿って延伸する。加工片が加工片グリッパによって保持されるとき、加工片長手方向軸は、第2の旋回軸に対して45°の角度だけ傾斜する。第2の旋回駆動部によって、第1の位置と第2の位置との間で加工片グリッパを動かすことが可能である。好ましくは、第2の旋回駆動部は、第2旋回軸の周りに180°回転される。加工片グリッパを第1の位置から第2の位置に、及びその逆に動かすために。第2の旋回駆動部の回転方向は、好ましくは、2つの位置間の運動中に異なり、旋回運動の開始位置が第1の位置であるか、又は第2の位置であるかに依存する。2つの位置間の運動中、好ましくは、2つの位置間に第2の旋回駆動部のストッパは設けられない。
第1の位置では、加工片の長手方向軸は、長手方向に対して直角に向けられ、第2の位置では、長手方向に平行に向けられる。第1の旋回軸からの加工片グリッパの距離は、第1の位置では第2の位置よりも小さい。加工片グリッパを第1の位置から第2の位置に動かすことによって、一方では加工片長手方向軸の向きが90°変更され、他方では、上記加工片が長手方向に対して直角の高さ方向に動かされる。その結果、一方の加工片キャリアと他方のクランプチャックとの間の高さの差を非常に迅速に克服することができる。加工片は、円錐台の外側面の一区画に対応する経路に沿って運動する。加工片のこの運動は、第2の旋回駆動部を使用することによって非常に迅速に行うことができ、したがって、加工片キャリアとクランプチャックとの間の距離の迅速な橋渡しを可能にし、同時に、加工片長手方向軸の位置が変化する。工作機械の少なくとも1つの既に存在する機械軸は、クランプチャックのクランプ軸に沿った加工片長手方向軸の向きの微調整、及び、加工片のクランプチャックにおける取り付けのために使用することができる。
好ましくは、グリッパ装置は、2つの旋回駆動部、及び、加工片を定位置にクランプすることができる、加工片グリッパ上のグリッパ駆動部のみを備える。他のすべての必要な運動は、工作機械の機械軸を介して実行される。
好ましくは、グリッパ装置のすべての駆動部は厳密に空気圧によって構成されている。2つの旋回駆動部及びグリッパ駆動部は、空気圧式装置又は空気圧駆動装置を介して圧縮空気を制御可能に供給及び充填される。好ましくは、液圧駆動部及び電気モータは存在しない。電気駆動部は、特に、スイッチング位置又は箇所間の空気圧要素として必要とされる範囲でのみ提供される。
加工片キャリアが1つの加工片に対していくつかの収容スペースをそれぞれ有することが有利である。収容スペースは、収容スペースに配置された加工片の加工片長手方向軸がほぼ、長手方向又は第1の旋回軸に対して直角の高さ方向に延伸するように構成されている。加工片キャリアの収容スペースは、好ましくは、高さ方向においてクランプチャックのクランプ軸の上方に配置される。例えば、加工片キャリアは、水平棚表面を有する加工片棚を有してもよい。収容スペースを有する1又は複数のマガジンパレットをこの棚空間上に配置することができる。
加工片グリッパが保持する加工片の加工片長手方向軸がグリッパ軸と一致するように、加工片グリッパがグリッパ軸を画定することが有利である。好ましくは、グリッパ軸は、加工片グリッパの回転位置に関係なく、第2の旋回軸の周りで、常に、第2の旋回軸に対して45°だけ傾斜している。
加工片グリッパが、互いに対して運動可能な2つのグリッパジョーを有することが有利である。1つのグリッパジョー又は両方のグリッパジョーは、直線方向に動かすことができ、又は互いに対して旋回させることができる。グリッパ駆動部は、少なくとも1つのグリッパジョーを動かすように配置される。グリッパジョーの各々は、グリッパ軸の方向に延伸する1又は複数のクランプ位置を有する。例えば、グリッパジョーは、1又は複数の接触面を有することができる。加工片の円筒形区画は、グリッパ軸の方向においてクランプ位置と直線的又は平面的に接触している。好ましくは、グリッパジョーの少なくとも1つは、グリッパ軸の方向に延伸する溝状のプリズム状凹部を有し、上記凹部はV字形の断面を有することができる。
加工片を移送するために、旋回アームは作動位置にある。その際、上記旋回アームは、第1の旋回軸から始まって、実質的に高さ方向に加工片キャリア又はクランプチャックに向かって延伸する。休止位置では、旋回アームは、第1の旋回軸から始まって、高さ方向に対して直角に、且つ長手方向に対して直角に向けられたほぼ横方向に延伸する。休止位置では、旋回アームは、少なくとも45°、好ましくは少なくとも70°〜80°の角度だけ高さ方向に対して旋回される。
グリッパ軸が、第1の位置において、加工片キャリアの収容スペース内に配置された加工片の加工片長手方向軸に平行に向けられていることが有利である。この結果、加工片は、グリッパジョーの間に位置決めすることができ、グリッパ装置と加工片キャリアとを互いに対して動かす機械軸の単純な直線運動によって、マガジン内に把持又は配置することができる。加工片キャリアの収容スペースの各々は、その長手方向軸が高さ方向に向けられた収容穴を有することができる。
さらに、旋回アームが、第1の旋回駆動部によって工作機械の機械スライド上に配置されることが有利である。機械スライドは、少なくとも1つの機械軸を介して、クランプチャック及び加工片キャリアに対してそれぞれ1自由度で動かすことができる。好ましくは、機械スライドは、それぞれ1つの機械軸を介して直線方向に1又は2自由度内で動かすことができる。1つの例示的な実施形態では、機械スライドは、高さ方向及び横方向の2つの機械軸を介して動かすことができる。
さらに、クランプチャックを旋回アームに対してそれぞれ1自由度内で動かすために、少なくとも1つの機械軸を利用することができる。好ましくは、クランプチャックは、長手方向において1直線自由度内で1つの機械軸を介して動かすことができる。さらに、回転軸は、それによってクランプチャックが高さ方向に延伸する回転軸を中心に回転可能に運動することができる機械軸として作用することができる。
1つの例示的な実施形態では、制御装置は、加工片を移送するために少なくとも1つの機械軸を作動させるように配置される。その際、これは、機械スライドを動かすための、及び/又はクランプチャックを工作機械の機械フレームに対して動かすための機械軸であってもよい。
さらに、制御装置は、少なくとも1つの機械軸によって加工片キャリアから取り外された加工片を旋回伝達位置に移送するように配置されてもよい。旋回伝達位置では、加工片グリッパはその第1の位置にある。その際、加工片長手方向軸は、高さ方向に延伸することができ、交点において第2の旋回軸と交差することができる。加工片長手方向軸及び第2の旋回軸は、互いに対して傾斜して配置されてもよく、その場合、交点は、加工片長手方向軸及び第2の旋回軸の投影に起因する共通平面をもたらし、上記平面は、高さ方向及び長手方向によって形成される。交点は、長手方向において、旋回伝達位置内に、好ましくは加工片が挿入されるクランプチャックのクランプ開口の後ろに、配置される。
好ましくは、クランプチャックのクランプ軸は、加工片がクランプ開口に挿入されるとき、又は加工片がクランプ開口から取り外されるときに、長手方向に向けられる。さらに、クランプチャックのクランプ軸が点若しくは交点と交差するか、又はこの交点から最大距離を呈することが可能である。この結果、第1の位置と第2の位置との間の第2の旋回駆動部による旋回運動のみによって、クランプチャック内にクランプされる加工片の粗調整を達成することができる。所望により、その後、少なくとも1つの機械軸を使用することによって、高さ方向及び/又は横方向において微調整を行ってもよい。この微調整は、経路長が最小であるため、十分な速度で高い正確さで実行することができる。
好ましい例示的な実施形態では、制御装置は、第2の旋回駆動部による旋回運動によって、旋回伝達位置に位置決めされた加工片をチャック伝達位置に動かすように配置される。チャック伝達位置では、加工片長手方向軸はクランプチャックのクランプ軸に平行に向けられている。旋回伝達位置とチャック伝達位置との間で加工片を動かすために、好ましくは第2の旋回駆動部のみが使用される。
クランプ軸と交点との間に存在し得る最大距離は、加工片長手方向軸が、クランプ軸に沿って必要な公差を伴って最大で1.5秒又は最大で1.0秒の時間内に少なくとも1つの既存の機械軸によって方向付けられ得るように指定されるその際、公差は、特に、1.0mmより小さいか又は0.5mmより小さい。クランプ軸と交点との間の最大距離は、好ましくは最大4.0cm、又は最大2.0cm、又は最大1.0cmである。
さらに、交点から測定した旋回伝達位置に配置された加工片の距離が高さ方向において、少なくとも、長手方向において測定される交点からのクランプチャックのクランプ開口又はクランプ側部の距離程度であることが有利である。この結果、機械軸を追加的に動かすことなく、第2の旋回駆動部による旋回運動により加工片とクランプチャックとの間の衝突が発生しないことが保証される。
1つの例示的な実施形態では、旋回アームの長さは少なくとも60〜70cmである。旋回アームは、加工片グリッパの十分に正確な位置決めのために大きな剛性を示さなければならない。好ましくは、旋回アームは、旋回アームの両端で互いに接続された、少なくとも2つ、又は正確には2つの物理的に分離されたアームストラットを有する。アームストラットは、少なくとも中央部分に沿って間隙によって互いに分離されている。アームストラットは、2つの端部の領域において互いに接続されている。したがって、第1の旋回軸周りの円周方向の、及び、それに対して直角方向の、高い曲げ剛性が達成される。さらに、旋回アームの重量を同時に小さくすることができる。アームストラットは、中実体又は中空体プロファイルとして具体化することができる。
さらに、既存のアームストラットのうちの少なくとも2つが、長手方向及び/又は第1の旋回軸に対する半径方向において少なくとも1つの区画に沿って、互いに対してずらされて配置されることが有利である。その結果、断面が非常に小さい非常に軽量なアームストラットであっても、旋回アームの大きな剛性を達成することが可能である。
1つの例示的な実施形態では、アームストラットは、旋回アームの端部間で少なくとも部分的に湾曲して延伸する。アームストラットは、少なくとも完全には直線ではないか、又は直線区画のみから構成される。
旋回アームの休止位置において、アームストラットが第1の旋回駆動部の空気圧シリンダに隣接して配置されることが有利である。そうする際に、一方のアームストラットは、1つの高さにおける長手方向、及び、空気圧シリンダの下の高さ方向に配置することができる。それぞれ他のアームストラットは、空気圧シリンダの前方で長手方向に、且つ、高さ方向においては、空気圧シリンダの高さに配置することができる。その結果、休止位置では、工作機械内で最小限の設計スペースしか必要としない非常にコンパクトな構成が得られる。
本発明の有利な実施形態は、従属請求項、本明細書、及び図面から推論することができる。以下、添付図面を参照しながら、移送装置の好適な例示的実施形態を詳細に説明する。
図1は、旋回アームが休止位置にある、加工片を移送するための移送装置を備える工作機械の斜視図である。 図2は、旋回アームが作動位置にある、図1による工作機械を示す図である。 図3は、加工片キャリアからクランプチャックへの加工片の移送中の、異なる状況のうちの1つの状況における、加工片を移送するための移送装置を示す図である。 図4は、加工片キャリアからクランプチャックへの加工片の移送中の、異なる状況のうちの1つの状況における、加工片を移送するための移送装置を示す図である。 図5は、加工片キャリアからクランプチャックへの加工片の移送中の、異なる状況のうちの1つの状況における、加工片を移送するための移送装置を示す図である。 図6は、加工片キャリアからクランプチャックへの加工片の移送中の、異なる状況のうちの1つの状況における、加工片を移送するための移送装置を示す図である。 図7は、加工片キャリアからクランプチャックへの加工片の移送中の、異なる状況のうちの1つの状況における、加工片を移送するための移送装置を示す図である。 図8は、クランプチャックのクランプ軸の、加工片長手方向軸と第2の旋回軸との間の交点からの最大距離を説明するための概略図である。 図9は、旋回アームが作動位置にあるグリッパ装置の例示的な実施形態の斜視図である。 図10は、旋回アームが休止位置にある図9のグリッパ装置を示す図である。 図11は、グリッパ装置を操作するための空気圧駆動装置の例示的な実施形態を示す図である。
図1及び図2は工作機械20を示す。工作機械20は、いくつかの線形及び/又は回転機械軸が設けられた機械フレーム21を備える。工作機械20は、機械加工される加工片23を定位置においてクランプするためのクランプチャック22を備える。クランプチャック22は、第1の機械スライド24上に配置され、線形機械軸によって機械スライド24を介して長手方向Lにシフトすることができる。
工具ユニット26が第2の機械スライド25上に配置されている。この例によれば、第2の機械スライド25はクロススライドとして構成され、高さ方向H及び/又は横方向Qにおいて2つの直線機械軸を介して直線的に運動することができる。高さ方向H、長手方向L及び横方向Qは、互いに直交しており、工作機械20のデカルト座標系を構成する。
記載されている直線軸に加えて、1又は複数の回転機械軸があってもよい。ここに示す例示的な実施形態では、クランプチャック22と第1の工具スライド24との間に回転機械軸が設けられ、それによって、クランプチャック22は、高さ方向Hに延伸する軸を中心としてスイベル回転又は旋回することができるように、機械スライド24上に配置される。工作機械20は、任意の線形及び回転自由度のために最大6つの機械軸を備えることができる。
加工片23は、少なくとも部分的に又は完全に棒状であり、円筒形の輪郭を有する。円筒形の輪郭は、円柱又は多角形を表す断面を有することができる。加工片の棒状又は円筒状の部分は、図3によって一例として示される加工片長手方向軸Wを形成する。
機械フレーム21には、専用駆動部を有しない加工片キャリア30が配置されている。加工片キャリア30は、機械フレーム21又は機械ベッドに取り付けられ得る加工片棚31を備える。ここで説明する例示的実施形態を考慮すると、加工片キャリア30は第1の機械スライド24に取り付けられている。長手方向Lにおけるクランプチャック22から加工片キャリア30の間の距離は、好ましくは一定のままである。クランプチャック22及び少なくともその開口は、長手方向Lにおいて加工片キャリア30からある距離をおいて配置されている。
加工片棚31は、高さ方向に延伸するベアリング構造体又はベアリング壁32を含む。ベアリング壁32の上側には、少なくとも1つの加工片パレット34が配置又は取り付けられ得る棚面33がある。示された例示的な実施形態では、2つの加工片パレット34が、横方向Qに互いに隣接して配置されている。1つの加工片パレット34は、未加工加工片を受け入れるために配置され、他方の加工片パレット34は、既に加工された加工片23を受け入れる。棚33の表面及び加工片パレット34は、高さ方向Hに見てクランプチャック22の上にある。
加工片パレット34の各々は、加工片23のための複数の収容スペースを有する。収容スペースは、加工片パレット34の穴又は開口であってもよい。穴は、円筒の形輪郭を形成し、この円筒形輪郭の長手方向軸は、この例によれば、高さ方向Hに又は少なくともほぼ高さ方向Hに延伸する。
加工片23をクランプチャック22から加工片キャリア30内へ及び/又はその逆に移送するための移送装置38が設けられている。移送装置38は、旋回アーム40を有するグリッパ装置39を備える。旋回アーム40は、第1の旋回駆動部41によって第2の機械スライド25上で第1の旋回軸S1を中心に旋回可能であるように、1つのベアリング端部上に支持されている。旋回アーム40は、第1の旋回軸S1を中心として休止位置R(図1及び図10)と作動位置A(図2及び図9)との間で運動可能である。休止位置Rにおいて、旋回アーム40は、実質的に横方向Qに延伸する。作動位置Aでは、旋回アーム40は本質的に高さ方向Hに延伸しており、この例によれば、第1の旋回軸S1から出発して下方に延伸する。
第2の旋回駆動部42は、旋回アーム上で、ベアリング端部の反対側の自由端に配置されている。旋回アーム40が第1の旋回軸S1を中心に旋回運動する場合、旋回駆動部42は第1の旋回軸S1を中心とする円形経路上を運動する。第2の旋回駆動部42は、加工片グリッパ43を旋回アーム40に接続する。加工片グリッパ43は、旋回アーム40に対して第2の旋回駆動部42の第2の旋回軸S2を中心に旋回可能であるように支持されている。この例によれば、第1の旋回軸S1は長手方向Lに延伸する。第2の旋回軸S2は、第1の旋回軸S1及び長手方向Lに対してそれぞれ45°傾斜している。旋回アーム40の作動位置Aにおいて、第2の旋回軸S2は、高さ方向H及び長手方向Lによって画定される平面内に延伸する。旋回アーム40の休止位置Rにおいて、旋回軸S2は、長手方向L及び横方向Qによって画定される平面内に延伸する。
加工片グリッパ43は、グリッパ駆動部44を介して互いに対して運動可能な2つのグリッパジョー45を有する。その際、2つのグリッパジョー45の一方は、加工片グリッパ43のホルダ46に対して不動であってもよく、それぞれ他のグリッパジョー45は、ホルダ46及び他方のグリッパジョー45に対して、少なくとも1自由度、好ましくは1線形自由度内で可動であってもよい。この例によれば、2つのグリッパジョー45のうちの一方は、1自由度内でのみ運動可能であるようにホルダ46によって支持され、他方のグリッパジョー45はホルダ46に恒久的に接続される。ホルダ46は、第2の旋回駆動部42によって、第2の旋回軸S2を中心に旋回することができる。
加工片グリッパ43、及び、この例によれば、2つのグリッパジョー45は、グリッパ軸Gを画定する。グリッパ軸Gは、グリッパ装置43によって保持された加工片23がとる加工片長手方向軸Wの位置に対応する。この例によれば、グリッパ軸Gは、グリッパ軸Gに平行に延伸し、グリッパ装置又はグリッパジョー45によって保持された加工片23と接触する2つのグリッパジョー45の接触位置又はクランプ位置によって画定される。例えば、グリッパジョーの少なくとも1つは、グリッパ軸Gに平行に延伸する溝状の凹部を有してもよく、上記凹部は、互いに対して傾斜し、例えばV字形の断面を有してもよい2つの表面区画を有する。その結果、2つのグリッパジョー45は、プリズム状の中間空間を画定し、加工片23の円筒形区画を把持することができる。
加工片グリッパ43の各位置において、グリッパ軸Gは、第2の旋回軸S2に対して45°傾斜して延伸する。
グリッパ装置39は厳密に空気圧式に動かされる。可動部を動かすための力は、圧縮空気のみによって与えられる。第1の旋回駆動部41、第2の旋回駆動部42、及びまたグリッパ駆動部44は、圧縮空気によって駆動される。
図11は、空気圧駆動装置50の基本回路図を大幅に図式化し、簡略化して示している。空気圧駆動装置50は、第1の旋回駆動部41の複動式の第1の空気圧シリンダ51、グリッパ駆動部44の複動式の第2の空気圧シリンダ52、及び、第2の旋回駆動部42用のスイベル翼ユニット53を備える。スイベル翼ユニット53は、完全に360°回転させることができない。最大回転角度は少なくとも180°である。
空気圧駆動装置50は、供給ライン55が接続された圧縮空気源54を有する。さらに、排気用の排気ライン56が設けられている。圧力調整ユニット57が供給ライン55に接続され、前記ユニットは出力側に制御ライン58における空気制御圧力を供給する。
供給ライン55及び排気ライン56は、例示的な実施形態では二方弁として構成された圧力制御安全弁59に接続されている。安全弁59の機械的にバイアスされた休止位置では、供給ライン55は遮断され、安全弁59の出力は排気ライン56に接続される。圧縮空気源54によって供給ライン55に圧力が加えられるとすぐに、圧力調整ユニット57は制御ライン58に制御圧力を送達し、安全弁59は図11に示す非遮断位置に切り換えられる。
安全弁の出力において、制御ライン58の制御圧力は、非遮断であり得る2つの逆止弁装置61の制御入力に伝達される。したがって、逆止弁装置61の逆止弁は遮断されず、両方の流れ方向の流体の流れを可能にする。例示的な実施形態では、逆止弁装置61はまた、流体の流れを一方向又は両方向に減少させることができるように、絞り弁を備える。概略的に図示されているように、逆止弁は、それぞれの絞り弁に並列に接続することができ、その結果、絞り弁は一方の流れ方向にのみ作用し、逆止弁によってそれぞれ他方の流れ方向に架橋される。
第1の空気圧シリンダ51は、2つの空気圧ライン65を介して制御弁装置66に接続されている。各空気圧ライン65は、制御弁装置66の1つの出力を第1の空気圧シリンダ51の2つの作動チャンバの1つに接続する。各空気圧ライン65内に逆止弁装置61が着座する。したがって、この例によれば、空気圧シリンダ51への流れは制限なしに可能にされ、一方で、空気圧シリンダ51から制御弁装置66への逆流は逆止弁装置61のそれぞれの絞り弁を介して生じる。この逆流は、逆止弁装置61が制御入力を介して遮断されていない場合にのみ可能である。
例示的な実施形態では、制御弁装置66は、電気的に作動可能な三方弁として構成されている。一方の入力は供給ライン55に接続され、一方で、他方の入力は排気ライン56に接続される。制御弁装置66のニュートラル設定では、すべての入力及び出力が遮断される。制御装置67の第1の切換信号SW1及び第2の切換信号SW2により、第1の空気圧シリンダ51の一方の作動チャンバが供給ラインに空気圧的に接続され、他方の作動チャンバが排気ライン56に接続される2つの設定位置において制御弁装置66を切り換えることができる。この結果として、第1の空気圧シリンダ51のピストンロッドは、設定位置に応じて、内方に運動し、外方に運動し、又は、現在位置に保持され得る。第1の空気圧シリンダ51のピストンロッドの直線運動により、旋回アームは第1の旋回軸S1を中心に旋回することができる。そうするために、第1の空気圧シリンダ51のピストンロッドは、旋回アーム40のベアリング端部の領域において第1の旋回軸S1に対してオフセットして接触し、したがって、ピストンロッドが内方に運動し、又は、外方に運動するときに、第1の旋回軸S1を中心としたトルクを生成することができる。
第1の空気圧シリンダ51と同様に、第2の旋回駆動部42のスイベル翼ユニット53及びグリッパ駆動部44の複動式の第2の空気圧シリンダ52も、それぞれ1つの制御弁装置66を介して供給ライン55及び排気ライン56に空気圧的に接続されている。第1の空気圧シリンダ51と同様に、それぞれの制御弁装置66によって他の空気圧駆動ユニット52,53を制御することも可能である。そのために、制御装置67は、第3の切換信号SW3、スイベル翼ユニット53の制御弁装置66のための第4の切換信号SW4、及び第5の切換信号SW5、並びに第2の空気圧シリンダ52の制御弁装置66のための第6の切換信号SW6を提供する。
この例によれば、空気圧駆動装置50は、休止位置Rにおいて旋回アーム40をブロックするように配置されたロック装置70を備える。この結果、第1の空気圧シリンダ51の漏れに起因して、旋回アームが休止位置Rから徐々に下降することを防止することができる。ロック装置70は、休止位置Rにおいて旋回アーム40を機械的にブロックする。この例に従ってそうするために、ロック装置70は、単純に作用する第3の空気圧シリンダ71を備える。作動チャンバへの圧力の印加によって、第3の空気圧シリンダ71をその非ブロック位置に動かすことができ、それによって、旋回アーム40の第1の旋回軸S1の回りの旋回運動が可能となる。第3の空気圧シリンダ71の作業チャンバ内の圧力が不足するとすぐに、ピストンロッドが外方に動いて、旋回アーム40が休止位置Rにあるときに、旋回アーム40を定位置にロックする。そうするために、ピストン又はピストンロッドは機械的にロック位置に付勢される。
別の安全弁59が、第3の空気圧シリンダの作動チャンバと供給ライン55又は排気ライン56との間に配置される。両安全弁59は、空気圧制御ライン58を介して作動され、空気圧が制御ライン58に存在するときに、それぞれの出力を供給ライン55に接続する。2つの安全弁59は、制御装置67の第7の切換信号SW7又は8つの切換信号SW8によって互いに独立して、安全弁の出力が排気ライン56に接続される位置へと反転することができる。安全弁59はまた、制御ライン58の空気圧が最小圧力を下回ったときにも、この位置をとる。
したがって、制御装置67は、旋回アーム40を第1の旋回軸S1の周りに旋回させ、又は、グリッパ装置43を第2の旋回軸S2の周りに旋回させ、又は、加工片23を把持するためにグリッパジョーを閉じ、又は、加工片23を解放するためにグリッパジョーを開くために、旋回駆動部41,52及びグリッパ駆動部44を作動させるように配置される。
図3〜図8は、加工片キャリア30とクランプチャック22との間の加工片の移送中のプロセスを詳細に説明している。
開始状態では、クランプチャック22にクランプされた加工片23がないと仮定される。移送装置38を介して、まだ加工されていない加工片23が加工片キャリア30から取り外され、クランプチャック22の適所にクランプされることになる。
最初に、グリッパ装置39の旋回アーム40が作動位置Aへと旋回される。加工片グリッパは、グリッパ軸Gが第1の旋回軸S1に対して直角に向き、ほぼ高さ方向Hに延伸する第1の位置Iにある。機械軸の使用により、加工片グリッパ43は、除去されるべき加工片23へと運動され、グリッパ軸Gが、受け取られるべき加工片23の加工片長手方向軸Wと一致するように位置決めされる。続いて、グリッパジョー45をシフトすることによって、加工片23が所定位置にクランプされる。
機械軸を介して、グリッパ装置39が高さ方向Hに持ち上げられ、それによって、加工片23が完全に、加工片パレット34の穴から外方にガイドされる。続いて、加工片グリッパ43は機械軸の長手方向Lにおける運動によって旋回伝達位置STに動かされる(図3)。その際、加工片グリッパ43は、依然としてその第1の位置Iに常にある。この第1の位置Iでは、第2の旋回軸S2及びグリッパ軸G、又は、加工片グリッパ43に保持された加工片23の加工片長手方向軸Wは、交点Pを形成する。例示的な実施形態とは異なり、第2の旋回軸S2がグリッパ軸Gに対して横方向Qにずれていることも可能であり、このとき、交点Pは、高さ方向H及び長手方向Lによって画定される組合せ平面の投影によって形成される。加工片グリッパ43の第1の位置Iにおける交点P及び加工片23の旋回伝達位置STを図3に示す。
クランプチャック22は、クランプ軸Xを画定する。理想的にクランプチャック22内にクランプされている加工片23は、クランプ軸Xと整列する加工片長手方向軸Wを有する。したがって、クランプ軸Xは、クランプチャック22の中心長手方向軸である。
加工片23の旋回伝達位置STにおいて、クランプ軸Sからの高さ方向Hにおける加工片23の距離は、クランプチャック22のクランプ側部74の、グリッパ軸G又は旋回伝達位置STに保持されている加工片23の加工片長手方向軸Wからの距離と少なくとも同じであり、この場合、クランプ側部74のグリッパ軸Gからの距離はクランプ軸Xに沿って見られる。したがって、第2の旋回駆動部42の第2の旋回軸S2を中心とした180°の旋回運動に起因して、加工片23とクランプチャック22との衝突が防止されることが保証される。
図3に概略的に示すように、旋回伝達位置STは、理想的には、クランプXが交点Pを通って延伸するように選択される。この場合、第2の旋回軸S2を中心とした180°の旋回運動が、加工片長手方向軸Wをクランプ軸Xと整列させる。少なくともこの旋回伝達位置STは、交点P及びクランプ軸Xが最大距離dmaxにあるように選択される(図8)。クランプ軸Xに沿って見ると、交点Pは、クランプ軸Xを中心とする半径dmaxを有する円形領域内に位置する。
加工片グリッパ43によって保持された加工片23は、第2の旋回駆動部42によって、第2の旋回軸S2を中心として旋回伝達位置STから約180°旋回される。この旋回運動の進行は、図4〜図6に概略的に示されている。好ましくは、この場合、工作機械20の他のすべての機械軸が停止される。
第2の旋回軸S2の周りの180°の回転が完了した後、加工片グリッパ43は、グリッパ軸Gが第1の位置Iの向きと比較して90°回転した第2の位置IIをとる。グリッパ軸Gは、第2の位置IIにおいて長手方向Lに延伸する。クランプ軸Xは、長手方向軸Lに平行に向けられている。加工片グリッパ43によって保持された加工片23は、図4の旋回伝達位置STから始まってチャック伝達位置FT(図7)に運動された。この例によれば、加工片長手方向軸Wは、クランプ軸Xと平行に、又は理想的にはクランプ軸Xと整列して延伸している。
本明細書に記載された例示的な状況では、加工片グリッパ43のチャック伝達位置FTにおいて、一方における加工片長手方向軸W又はグリッパ長手方向軸Gと、他方におけるクランプ軸Xとの間に距離dが存在することが可能である。この距離dは、距離dがゼロになるか、又は少なくとも特定の公差内になるまで、工作機械20の少なくとも1つの機械軸を作動させることによって、加工片23をチャック内に配置又はクランプするために低減される。線形機械軸がこの均等化運動に使用される場合、クランプチャック22又はグリッパ装置39を高さ方向Hに動かすためには、線形機械軸を作動させることで十分であり得る。チャック伝達位置FTにおいてクランプ軸Xと工具長手軸Wとの間に横方向Qのずれがある場合には、第2の線形機械軸を追加的に作動させなければならない。好ましくは、加工片長手方向軸Wは、クランピング軸Xと交差し、したがって、高さ方向H及び長手方向Lによって画定される共通平面内に延伸するように、旋回伝達位置ST内に既に向けられている。この場合、チャック伝達位置FTを起点として、機械軸による高さ方向Hの微調整のためには、均等化運動で十分である。
加工片長手方向軸Wがクランプ軸Xと正確に一致するとすぐに、機械軸を長手方向Lに直線的に動かすことによって、加工片23をクランプチャック22に挿入し、加工片23をクランプチャック22の所定の位置にクランプすることが可能である。加工片グリッパ43は、加工片23を解放し、その後、第1の位置Iに旋回し戻される。その後、又は同時に、旋回アーム40は第1の旋回軸S1において、その休止位置Rへと旋回される。休止位置Rに達するとすぐに、加工片23を機械加工するために工具ユニット26を使用することができる。
既に機械加工された加工片23のクランプチャック22から加工片キャリア30への移送の進行は、逆の順序で行われる。機械加工された加工片23がクランプチャック22から長手方向Lに取り出された後、第2の旋回駆動部42を介して第2の旋回軸S2の周りの180°の運動が行われる。機械軸はその後、加工された加工片23を加工片キャリア30に配置する。その後、加工されていない加工片は、前述のプロセスと一致して、加工片キャリア30から取り外され、クランプチャック22に挿入され得る。
この例によれば、加工片グリッパ43が第2の位置IIにあるとき、加工片グリッパ43が監視される。その際、加工片グリッパ43は、接近する擬似輪郭及び/又は長手方向Lの引っ張り又は圧力を考慮して監視される。監視は、例えば、加工片グリッパ43上に配置された少なくとも1つ又は2つの誘導センサによって達成される。その結果、加工片グリッパ43の擬似輪郭との衝突を防止することができ、又は、衝突若しくは接触の際の損傷を防止若しくは最小化することができる。
加工片グリッパ43又は加工片グリッパ43によって保持された加工片23の正確な位置決めを達成するために、旋回アーム40は十分な曲げ剛性を示さなければならない。この例によれば、旋回アーム40は、この例によれば矩形形状断面を有する中実体又は中空プロファイル体として構成することができる第1のアームストラット80及び第2のアームストラット8によって形成される。2つのアームストラット80,81は、旋回アーム40の両端部で互いに接続されている。第1の旋回軸S1を中心とした旋回アーム40の旋回ベアリングは、第1アームストラット80上に設けられる。第1の旋回軸S1に対する旋回ベアリングの領域において、第2のアームストラット81は、ほぼ第1の旋回軸S1の方向に延伸するエンドピース82を有する。このエンドピース82に隣接して、一方のエンドピース82から旋回アーム40の他方の自由端に向かって延伸するアーム区画83がある。エンドピース82に隣接して、アーム区画83は、第1のアームストラット80に対して第1の旋回軸S1に平行にずれており、この例によれば、第1の旋回駆動部41又は第2の機械スライド25から外方にずれている。このオフセットは、少なくとも第1の空気圧シリンダ51の長さに対応するアーム区画38の長さにわたって維持される。アーム区画38のこの長さに沿ったオフセットの程度は、常にゼロよりも大きいが、一定である必要はない。
さらに、2つのアームストラット80,81は、互いに隣接して配置され、第1の旋回軸S1に対して一方向に直角にオフセットされている。作動位置Aにおいて、2つのアームストラット80,81は、この結果、横方向Qにずれて配置される。旋回アーム40が休止位置Rにある場合、2つのアームストラット80,81は、高さ方向Hにおいて互いに隣接して配置される。
第2のアームストラット81のアーム区画83と第1のアームストラット80との間には間隙84が形成されている。この間隙84に隣接して、アーム区画83上に、空気圧ライン及び/又は電気ラインのための締結具85が配置されてもよい。締結具85は、アーム区画83から外方に延伸し、第1の旋回軸S1の方向から見て、第1のアームストラット80の前方に位置する。
第1の旋回軸S1の方向における2本のアームストラット80,81のオフセットは、もはや第2の旋回駆動部42が位置する旋回アーム40の自由端には存在しない。
2つのアームストラット80,81は、両端部間で湾曲して少なくとも部分的に延伸する。旋回アーム40の構成は、2つの別個の骨(尺骨及び橈骨)によっても形成されるヒトの下腕骨の原理と一致する。
図10に見られるように、グリッパ装置39は、旋回アーム40の休止位置Rに最小限の設計スペースしか必要としない。第1のアームストラット80は、高さ方向Hから見て、第1の旋回駆動部41の第1の空気圧シリンダ51の下方に位置している。第2のアームストラット81のアーム区画83は、長手方向に見て、第1の空気圧シリンダ51の前方に配置されている。第1の空気圧シリンダ51は、言ってみれば、第1のアームストラット80の上方且つ第2のアームストラット81の後方の領域に収容されている。
その結果、2つのアームストラット80,81のオフセットの進行が、旋回アーム40の高い曲げ剛性によって達成されるだけでなく、加えて、旋回アーム40の休止位置Rにおける省スペースの構成も達成され得る。
旋回アーム40が休止位置R又は作動位置Aに到達したときに旋回アーム40の動きを減衰させるために、端部位置ダンパを旋回アーム40又は第1の空気圧シリンダ51に関連付けることができる。端部位置ダンパは、外部ショックアブソーバとして、及び/又は、第1の空気圧シリンダ51の内端位置ダンパとして構成することができる。
本発明は、加工片23をクランプチャック22と加工片キャリア30との間で移送するための移送装置38に関する。移送装置38は、旋回アーム40を有するグリッパ装置39を備える。旋回アーム40の一端は、第1の旋回軸S1を中心に旋回可能であるように、第1の旋回駆動部41を介して、工作機械20、特に機械スライド25上で支持される。他方、旋回アーム40は、第2の旋回軸S2を画定する第2の旋回駆動部42を支持する。加工片グリッパ43は、この第2の旋回軸S2を中心に旋回可能であるように支持されている。2つの旋回軸は互いに45°傾いている。加工片グリッパ43によって保持された加工片23は、加工片グリッパ43の第1の位置Iにおいて旋回軸S1に対して直角に延伸する加工片長手方向軸Wを有する。加工片グリッパ43の第2の位置IIにおいて、加工片長手方向軸Wは、第1の旋回軸S1に平行に向けられている。加工片グリッパ43によって保持される加工片23の加工片長手方向軸Wは、第2の旋回軸S2に対して45°の角度だけ傾斜する。
20 工作機械
21 機械フレーム
22 クランプチャック
23 加工片
24 第1の機械スライド
25 第2の機械スライド
26 工具ユニット
30 加工片キャリア
31 加工片棚
32 ベアリング壁
33 棚面
34 加工片パレット
38 移送装置
39 把持装置
40 旋回アーム
41 第1の旋回駆動部
42 第2の旋回駆動部
43 加工片グリッパ
44 グリッパ駆動部
45 グリッパジョー
46 ホルダ
50 空気圧駆動装置
51 第1の空気圧シリンダ
52 第2の空気圧シリンダ
53 スイベル翼ユニット
54 圧縮空気源
55 供給ライン
56 排気ライン
57 圧力調整ユニット
58 制御ライン
59 安全弁
60 逆流防止ライン
61 逆止弁装置
65 空気圧ライン
66 制御弁装置
67 制御装置
70 ロック装置
71 第3の空気圧シリンダ
74 クランプ側部
80 第1のアームストラット
81 第2のアームストラット
82 エンドピース
83 アーム区画
84 間隙
85 締結具
I 第1の位置
II 第2の位置
A 作動位置
dmax 最大距離
FT チャック伝達位置
G グリッパ軸
H 高さ方向
L 長手方向
P 交点
Q 横方向
R 休止位置
S1 第1の旋回軸
S2 第2の旋回軸
ST 旋回伝達位置
W 加工片長手方向軸
X クランプ軸

Claims (15)

  1. 工作機械(20)内のクランプチャック(22)と加工片キャリア(30)との間に加工片長手方向軸(W)を有する少なくとも部分的に棒状の加工片(23)を移送するための移送装置(38)であって、
    一端において、第1の旋回駆動部(41)上に配置された旋回アーム(40)であり、前記旋回アームが第1の旋回軸(S1)を中心として旋回可能であるように前記工作機械(20)上に支持され、他端において、前記加工片(23)を把持するための加工片グリッパ(43)が、第2の旋回軸(S2)を中心として旋回可能であるように支持される第2の旋回駆動部(42)を有する、旋回アーム(40)を備えるグリッパ装置(39)、及び
    前記旋回駆動部(41,42)を作動させるための制御装置(67)を備え、
    前記第1の旋回軸(S1)は長手方向(L)に延伸し、前記第2の旋回軸(S2)は前記長手方向(L)に対して45°傾斜しており、
    前記加工片グリッパ(43)によって保持された加工片(23)の前記加工片長手方向軸(W)は前記第2の旋回軸(S2)に対して45°傾いており、前記加工片グリッパ(43)は、前記第2の旋回駆動部(41)によって第1の位置(I)と第2の位置(II)との間で動かすことができ、
    前記加工片長手方向軸(W)は、前記加工片グリッパ(43)の前記第1の位置(I)において、前記長手方向(L)に対して直角に延伸し、前記加工片グリッパ(43)の前記第2の位置(II)において、前記長手方向(L)に平行に延伸し、前記第1の位置(I)における前記第1の旋回軸(S1)からの前記加工片グリッパ(43)の距離は、前記第2の位置(II)における距離よりも小さい、移送装置。
  2. 前記加工片キャリア(30)は、それぞれ1つの加工片に対していくつかの収容スペースを有し、前記収容スペースは、収容スペースに配置された加工片(23)の前記加工片長手方向軸(W)が、前記第1の旋回軸(S1)に対して直角に向けられた高さ方向(H)に延伸するように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の移送装置。
  3. 前記加工片グリッパ(43)は、前記加工片グリッパ(43)によって前記加工片(23)が保持されているときに、加工片長手方向軸(W)がそれに沿って延伸するグリッパ軸(G)を画定することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の移送装置。
  4. グリッパ軸(G)は、前記第1の位置(I)において、前記加工片キャリア(3)の収容スペース内に配置された加工片(23)の前記加工片長手方向軸(W)に平行に向けられることを特徴とする、請求項2及び請求項3に記載の移送装置。
  5. 前記旋回アーム(40)は、前記第1の旋回駆動部(41)によって前記工作機械(20)の機械スライド(25)上に配置され、前記機械スライドは、少なくとも1つの機械軸によって、それぞれ前記クランプチャック(22)及び前記加工片キャリア(30)に対して1自由度内で可動であることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の移送装置。
  6. 前記少なくとも1つの機械軸は、それぞれ前記旋回アーム(40)に対して1自由度内で前記クランプチャック(22)を動かすために設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の移送装置。
  7. 前記制御装置(67)は、前記加工片(23)を移送するために前記少なくとも1つの機械軸を作動させるように配置されていることを特徴とする、請求項5又は請求項6に記載の移送装置。
  8. 前記制御装置(67)は、前記加工片キャリア(3)から取り外された加工片(23)を、少なくとも1つの機械軸によって旋回伝達位置(ST)へと移送するように配置されており、前記加工片長手方向軸(W)及び前記第2の旋回軸(S2)は交点(P)を形成することを特徴とする、請求項7に記載の移送装置。
  9. 前記クランプチャック(22)のクランプ軸(X)は、前記形成されている交点(P)と交差するか、又は、前記交点(P)から最大距離(dmax)にあることを特徴とする、請求項8に記載の移送装置。
  10. 前記制御装置(67)は、前記第2の旋回駆動部(42)による旋回運動によって前記旋回伝達位置(ST)に位置決めされた前記加工片(23)をチャック伝達位置(FT)に動かすように配置され、前記加工片長手方向軸(W)は、前記クランプチャック(22)のクランプ軸(X)に平行に向けられていることを特徴とする、請求項8又は請求項9に記載の移送装置。
  11. 前記旋回伝達位置(ST)に配置された前記加工片(23)の、高さ方向(H)における前記クランプチャック(22)のクランプ軸(X)からの距離は、少なくとも前記クランプ軸(X)に沿った前記加工片長手方向軸(W)からの前記クランプチャック(22)のクランプ側部(74)の距離と同じであることを特徴とする、請求項8〜請求項11のいずれか一項に記載の移送装置。
  12. 前記旋回アーム(40)は、間隙によって互いに分離された2つのアームストラット(80,81)を有し、前記アームストラットは、前記旋回アーム(40)の両端で互いに接続されていることを特徴とする、請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の移送装置。
  13. 前記アームストラット(80,81)は、少なくとも長手方向(L)及び/又は前記第1の旋回軸(S1)に対する半径方向における一区画に沿ってオフセットして配置されていることを特徴とする、請求項13に記載の移送装置。
  14. 前記アームストラット(80,81)は、前記旋回アーム(40)の両端間で円弧状に延伸することを特徴とする、請求項13又は請求項14に記載の移送装置。
  15. 前記アームストラット(80,81)は、前記旋回アーム(40)の休止位置(R)において、前記第1の旋回駆動部(41)の空気圧シリンダ(51)に隣接して配置されていることを特徴とする、請求項13〜請求項15のいずれか一項に記載の移送装置。
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