JP2018528321A5

JP2018528321A5 -

Info

Publication number: JP2018528321A5
Application number: JP2017567801A
Authority: JP
Filing date: 2016-06-16
Publication date: 2019-05-09
Anticipated expiration: 2036-06-16

Claims

互いに結合された少なくとも２つの部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）を含有し、少なくとも１つの部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）が耐熱金属又は８０質量％を超える耐熱金属含有量を有する耐熱金属合金から成る容器（１）であって、前記少なくとも２つの部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）が、少なくとも部分的に、熱溶射層（３ａ，ｂ，ｃ）を介して互いに結合されていることを特徴とする容器（１）。
前記溶射層（３）が、少なくとも１つの部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）と、材料結合及び形状結合からなる群から選ばれる少なくとも１つの作用原理を有する結合を形成することを特徴とする請求項１に記載の容器（１）。
前記溶射層（３ａ，ｂ，ｃ）が継目（３ａ，ｂ）として形成されることを特徴とする請求項１又は２に記載の容器（１）。
前記継目（３ａ，ｂ）がＵ字形状（３ａ）又はＶ字形状（３ｂ）を有することを特徴とする請求項３に記載の容器（１）。
前記少なくとも２つの部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）が、少なくとも部分的に、形状結合、摩擦結合及び材料結合のいずれか1つ又はこれらの２つ以上の組み合わせにより、互いに固定され又は互いに結合されるように、形成されることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の容器（１）。
前記少なくとも２つの部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）が、ピン止め（５ａ）、本ざねはぎ（５ｂ）又はコーキング（５ｃ）により、互いに固定され又は互いに結合されることを特徴とする請求項５に記載の容器（１）。
前記耐熱金属がモリブデン又はタングステンであることを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載の容器（１）。
前記溶射層（３ａ，ｂ，ｃ）がプラズマ溶射により形成されることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項に記載の容器（１）。
前記溶射層（３ａ，ｂ，ｃ）が耐熱金属から形成されることを特徴とする請求項１〜８のいずれか１項に記載の容器（１）。
前記容器（１）が円形容器として形成されることを特徴とする請求項１〜９のいずれか１項に記載の容器（１）。
前記円形容器（１）が、少なくとも２つの中空円筒片（２ａ，ｂ）及び少なくとも１つの底部品（２ｃ）から、形成されることを特徴とする請求項１０に記載の容器（１）。
前記容器（１）が矩形容器として形成されることを特徴とする請求項１〜９のいずれか１項に記載の容器（１）。
前記矩形容器（１）が、少なくとも２つの側面部品（２ｄ，２ｅ）及び少なくとも１つのＵ字形又は板状の底部品（２ｆ）から、形成されることを特徴とする請求項１２に記載の容器（１）。
前記容器の内側、外側又は両側に不浸透性層（４ａ，ｂ）が施されることを特徴とする請求項１〜１３のいずれか１項に記載の容器（１）。
前記溶射層（３ａ，ｂ，ｃ）及び前記不浸透性層（４ａ，ｂ）のいずれか一方又は両方がセラミック溶融物に対して不浸透性であることを特徴とする請求項１〜１４のいずれか１項に記載の容器（１）。
少なくとも部分的に耐熱金属又は８０質量％を超える耐熱金属含有量を有する耐熱金属合金から成る容器（１）の製造方法であって、この方法が少なくとも以下の工程含むことを特徴とする方法。
−少なくとも２つの部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）を製造する工程。
−少なくとも部分的に熱溶射層（３ａ，ｂ，ｃ）を施し、この溶射層（３ａ，ｂ，ｃ）が少なくとも部分的に前記少なくとも２つの部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）を材料結合的に又は形状結合的に結合する工程。
請求項１〜１５のいずれか１項に記載の容器（１）を製造するための請求項１６に記載の方法。
前記部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）の製造が、粉末プレス、焼結、熱間等方プレス及び変形加工からなる群から選ばれる少なくとも１つの製造工程を、含むことを特徴とする請求項１６又は１７に記載の方法。
前記部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）が、少なくとも部分的に、材料結合的に、摩擦結合的に、又は材料結合的に、互いに固定され又は互いに結合され得るように機械加工されることを特徴とする請求項１６〜１８のいずれか１項に記載の方法。
前記部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）が、熱溶射継目（３ａ，ｂ）により前記部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）を結合できるように、機械加工されることを特徴とする請求項１６〜１９のいずれか１項に記載の方法。
前記部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）が、プラズマ溶射、アーク溶射、フレーム溶射、爆発溶射、冷ガス溶射及びレーザー溶射の群から選ばれる熱溶射法により、結合されることを特徴とする請求項１６〜２０のいずれか１項に記載の方法。
前記部品（２ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ）が、真空プラズマ溶射により、結合されることを特徴とする請求項２１に記載の方法。
前記容器（１）がスラリーの作用下に及び、所望により、引き続く焼きなましの作用下に、封印されることを特徴とする請求項１６〜２２のいずれか１項に記載の方法。
請求項１〜１５のいずれか１項に記載の容器（１）の酸化アルミニウムの溶融のための使用。