JP2018527951A - 低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、加糖なしの、乳製品なしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありまたはなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物 - Google Patents

低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、加糖なしの、乳製品なしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありまたはなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物 Download PDF

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Abstract

本発明は、主成分としてココアおよびキャロブを用いた、または代替的にココナツ脂肪、コメ派生物、粉末化サツマイモおよび低い糖血症指数を有している糖質で補われた、低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、動物のミルクなしの、加糖なしありまたはなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありまたはなしの、キャロブを用いたチョコレート調合物に関し、チョコレート調合物は、健康上の問題または生活様式による食事制限をしている消費者の要求(低脂肪食または自然食品、滋養食など)を満たすための特殊な栄養特性を有しており、ココアおよびキャロブに基づく製品の特徴である色特性、匂い特性および香味特性を有している、食品を生じる。

Description

発明の詳細な説明
この特許出願は、主成分としてココアおよびキャロブを有している、種々の形態の体裁(錠剤、棒状物、キャンディなど)における、低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、動物由来のミルクなしの、加糖ありまたはなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物に関し、チョコレートの調合物は、健康上の問題または人生観(考え方、自然主義者、ボディビルダーなど)による食事制限をしている一部の消費者に役立つための特殊な栄養特性を有している食品を実現し、ココアおよびキャロブに基づく製品の特徴である色特性、匂い特性および風味特性を達成する。
同じ発明者の特許出願PI 1003335−1に開示されている調合物は、ココアバターおよびココアリカーを、キャロブと関連させることによって、新たな着想のチョコレート、およびキャロブを用いた代替物をもたらし、レシチン、複数のアロマおよびスクラロースによって補われている、以下の組成:
20〜45%のココアバター
5〜25%のキャロブ粉末
0〜25%のココアリカー
20〜40%のマルチトール
0〜15%のマルトデキストリン
5〜15%のポリデキストロース
を有している優れた成果を示した。
製品は、従来の最初の条件を満たしているが、より一層の研究の後に、この製品の商業的な利用において、いくつかの他の比率の選択肢も選択され得ること、および成分の置き換えによって、より良好な品質の製品を達成できること、および消費者にとっての栄養上の利点をさらに求めることができること、およびすべてのアレルゲン規制を満たすことが、分かった。
本特許の目的物「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、加糖ありまたはなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」は、現状の製法の、不都合、欠点および制限を克服するために、開発され、成分の新たな比率および置き換えによる最適化をともなった、ココアリカーありまたはなしのココアバターの使用が、ココアおよびキャロブを主成分として維持している最適化された調合物を実現し、健康上の問題または人生観(考え方、自然主義者、ボディビルダーなど)による食事制限をしている一部の消費者に役立つための特殊な栄養特性を有している食物を実現し、ココアおよびキャロブに基づく製品の特徴である色特性、匂い特性および風味特性を達成する。
特許PI 1003335−1に開示されている選択肢と比較する、いくつかの他の比率の選択肢によって実施された検討において、以下の調合物が試験された。
試験番号1A
混合物を、26%のキャロブ粉末、29.44%のココアバター、4.9%のココアリカー、4.9%のポリデキストロース、14.3%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて調製し、リカーの増加のために、低いパーセンテージのスクラロース甘味料を使用することを要する、ほろ苦いチョコレートの色および風味を有している、テイスターによって認められる良好な製品を得た。容易な取扱いおよび良好な粘性。
試験番号2A
混合物を、30%のキャロブ粉末、34.44%のココアバター、0.1%のポリデキストロース、15%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニリン香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、キャロブに天然に存在する糖質の影響のために甘味料を必要としない、ほろ苦いチョコレートの色および風味を有している、テイスターによって認められる良好な製品を得た。容易な取扱い、良好な粘性。繊維質および特性の魅力がキャロブにはある。
試験番号3A
混合物を、30%のキャロブ粉末、34.44%のココアバター、4.9%のココアリカー、0.1%のポリデキストロース、20%のマルトデキストリン、10%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、スクラロース甘味料の添加を要する、テイスターによって認められる良好な製品、ビターチョコレートの色および風味を得た。容易な取扱い、良好な粘性。繊維質および天然の特性の魅力がキャロブにはある。
試験番号4A
混合物を、25.1%のキャロブ粉末、34.54%のココアバター、4.99%のポリデキストロース、15%のマルトデキストリン、19.81%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、試験番号14よりわずかに柔らかい、テイスターによって認められる良好な製品、ほろ苦いチョコレートの色および風味を得た。天然の繊維質および特性の魅力がキャロブにはある。容易な取扱いおよび良好な粘性。人工甘味料を必要としない、甘い生地。
試験番号5A
混合物を、32.8%のキャロブ粉末、31.63%のココアバター、0.01%のココアリカー、15.1%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められる色、風味、匂いおよび粘性を有している製品の驚くほど最適な結果物を生じた。
試験番号6A
混合物を、36%のキャロブ粉末、28.43%のココアバター、0.01%のココアリカー、0.1%のポリデキストロース、15%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められない、滑らかでない線維状のざらついた、強い渋みのある香味の、キャロブの生地を得た。
試験番号7A
混合物を、35%のキャロブ粉末、29.34%のココアバター、4.1%のココアリカー、0.1%のポリデキストロース、15%のマルトデキストリン、15.9%のマルチトール、4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められる、キャロブの強い香味のある、滑らかな、きめのある生地を得た。
試験番号8A
混合物を、35%のキャロブ粉末、29.63%のココアバター、0.01%のココアリカー、4.9%のポリデキストロース、20%のマルトデキストリン、9.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められない、滑らかでない、強い渋みのある香味の、キャロブの生地を得た。
試験番号9A
混合物を、30%のキャロブ粉末、28.43%のココアバター、0.01%のココアリカー、0.1%のポリデキストロース、21%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められない、滑らかでない、堅い繊維状の、粘性の高い生地を得た。
以上の試験1A〜9Aによれば、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースによって補われている以下の組成:
20〜45%のココアバター
25.1〜35%のキャロブ粉末
0.01〜4.99%のココアリカー
10〜19.9%のマルチトール
15.01〜20%のマルトデキストリン
0〜4.99%のポリデキストロース
を含んでいる最適化された調合物が得られた。
試験Aによって得られた、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースによって補われている好ましい組成は、:
32.8%のキャロブ粉末
31.63%のココアバター
0.01%のココアリカー
15.0%のマルチトール
15.1%のマルトデキストリン
4.9%のポリデキストロース
である。
好ましい調合物を有している100gの製品についての栄養成分は、以下の通りである。
さらに、特許PI 1003335−1に開示されている、成分の他の比率を用いた検討に関連して、より少ない量のキャロブを、上記特許の元の調合物において、調査し、検討し、実際の試験の後に、キャロブの含有量は最小3%まで減らされ得ると結論付けた。
最小のパーセンテージを有しているキャロブを用いた試験は、以下の通りであった。
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油および/またはココナツミルク −
キャロブ粉末 2.5
ポリデキストロース 15.00
マルトデキストリン 16.94
サツマイモ粉末 −
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:チョコレート作りに関するすべての処理形式における利用に好適な、良好な粘性を有している生地。テイスターによって認められない、低いキャロブ含有量によってはっきりしない匂いおよび風味であった。
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油および/またはココナツミルク −
キャロブ粉末 3.00
ポリデキストロース 15.00
マルトデキストリン 16.44
サツマイモ粉末 −
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:チョコレート作りに関するすべての処理様式における使用に好適な、良好な粘性を有している生地。キャロブの控えめな匂いおよび風味であった。キャロブの穏やかな香味になったが、それは、テイスターによって認められた。
成分のいくつかの変更をともなって実施された継続的な研究において、特許PI 1003335−1に開示されている成分と関連して試験された新たな成分に対して、以下の発明思想が、認められた。
ココナツ脂肪(ココナツ油およびココナツミルク)を有している成分に存在する脂肪は、抗酸化剤に富んでいる。技術的な応用の点から、成分を混合する第1段階の間に、ココナツ油およびココナツミルクの両方は、生地をより均質かつ弾性にし、主にミルクの回収によって脂質のない状態に戻す。油およびココナツミルクは、より良好な知覚特性をもたらし、最終製品に柔らかさおよび口あたりを与える。
考慮される必要のある他の要素は、食物のグリセミックインデックス(I.G.)およびグリセミックロード(C.G.)である。グリセミックインデックスは、食事量に関係なく、炭水化物の吸収速度のみを表している。グリセミックロードは、使用される成分に存在する炭水化物の異なる量および質を考慮して、この評価をする。
Figure 2018527951
コメ派生物(粉もしくはコメ抽出物、またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末)において、炭水化物は、最終製品の性質の多くを担っているアミロース鎖およびアミロペクチン鎖(調合物に対する天然体の供給が最も重要である)によって形成されているスターチによって、基本的に代表される。粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末の構造において、次に主要な構成要素は、その組成の約7−9%を占めるタンパク質である。このため、粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末は、ダイズ抽出物にあるタンパク質の代わりに、また、それが組成にグルテンおよび食物アレルゲンを含んでいないので、調合物に使用される。
サツマイモは、低いグリセミックインデックスを有している(すなわち、肉体によるその吸収がより緩やかであり、インスリン(空腹感の増大および脂肪の蓄積を担っているホルモン)を強く刺激せずに、血流にグルコースを徐々に放出する)複合糖質であるので、調合物にそれを補充することは、ヒトの肉体に大きな栄養学的な利益をもたらす。
サツマイモの塊茎は、繊維質に富んでおり、鉄の源、ビタミンE、AおよびC、ならびにカリウムを有している。また、サツマイモは、マルトデキストリンより遥かに多い豊富なカルシウム、および米粉よりはるかに多い量の繊維質を有している。
サツマイモは、ブラジルでは最も一般的な塊茎の1つであり、粉末化サツマイモ(低いグリセミックインデックスの複合糖質を有しており、繊維質、鉄、ビタミンCおよびカリウムに富む)がすでに産業的に加工されている。粉末化サツマイモは、例えば心血管に関する一部の慢性疾患から肉体を守る抗酸化剤として作用する高いビタミンC含有量およびフェノール化合物を備えている。その低いグリセミックインデックスのために、ジャガイモ粉は、糖消費を制御する必要のある(特に糖尿病の)人々の食事療法処置における補助剤である。
食事制限食品および低カロリー食品を製造する産業は、種々の加工食品において、糖質および粉乳派生物の代わりに、マルトデキストリン成分を広く用いている。粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末ならびにサツマイモ粉末は、従来のマルトデキストリンの特性に対する最も高い類似性(最終製品の技術的な改良(粘性および可溶性)、知覚上の性状(例えば、風味、きめおよび匂い)に関わる)を維持するための、主要な剤としての優れた代用物である。
近年、甘味料の代用物になり得る、低いグリセミックインデックスを有しているキャロブ糖およびココヤシ糖の成分が、市場で入手可能であり、この結果として、代替的な調合物が、この新たな成分を用いて研究された。
特許PI 1003335−1に開示されている成分に対する、一部の成分の変更によって実施されていた継続的な研究において、以下の調合物が試験された。
試験1B
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 0.40
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 2.04
サツマイモ粉末 5.00
米粉 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:ココナツ油および/またはココナツミルクの低いパーセンテージのために、所望の柔らかさおよび栄養的な要求を維持していないが、種々の処理形式にとって良好な粘性を有している生地。最終製品は、テイスターによって認められなかった。
試験2B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー 1.00
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 0.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 0.94
サツマイモ粉末 6.00
米粉 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式にとって良好な粘性を有している生地。十分なパーセンテージのココナツ油および/またはココナツミルクのために、所望の栄養的な要求および期待される柔らかさを残していたので、テイスターによって認められた最終製品。
試験3B
成分 %
ココアバター 25.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 30.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 6.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 2.44
サツマイモ粉末 9.00
コメ抽出物 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:非常に熱に弱く(アイスクリームトッピングへの使用に優れている)、成形に好ましくないざらつきのある生地。生地の融点が非常に低い。テイスターによって認められなかった。
試験4B
成分 %
ココアバター 25.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 30.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 5.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 2.94
サツマイモ粉末 9.00
コメ抽出物 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:その良好な粘性および融点のために種々の処理形式(チョコレート作りを含む)に使用され得る適度に柔らかい最終製品。テイスターによって認められた。
試験5B
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油 3.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 2.94
サツマイモ粉末 5.00
米粉および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 1.50
ダイズレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な、粘性、風味および融点を有している生地。米粉の低いパーセンテージによる知覚特性(口あたり)のためにテイスターによって認められなかった。
試験6B
成分 %
ココアバター 28.50
ココアリカー 1.50
マルチトール甘味料 35.00
ココナツミルク 2.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 1.44
サツマイモ粉末 7.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 2.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に使用され得る、良好な粘性、柔らかさおよび良好な融点を有している生地。生地に差異を与えることの知られているコメを使用している。テイスターによって認められた。
試験7B
成分 %
ココアバター 28.00
ココアリカー 2.00
マルチトール甘味料 30.00
ココナツミルク 5.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 2.94
サツマイモ粉末 0.50
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 21.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:強いコメの風味を有している、砂のような、硬い生地(粘性)、精製処理に困難をともなう、異常な甘味を有している生地、テイスターによって認められなかった。
試験8B
成分 %
ココアバター 23.95
ココアリカー 2.00
マルチトール甘味料 30.00
ココナツ油 5.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 4.23
サツマイモ粉末 4.26
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 20.00
ダイズレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:コメの高いパーセンテージと同等なベーキング領域に含んでいる、種々の処理形式に許容可能な粘性を有している生地。テイスターによって認められた。
試験9B
成分 %
ココアバター 28.00
ココアリカー 2.00
マルチトール甘味料 25.00
ココナツミルク 2.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 15.00
マルトデキストリン 5.94
サツマイモ粉末 1.50
コメから作られる飲料の調製物のための粉末 10.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性を有している生地。サツマイモ粉末の低いパーセンテージのために、最終製品は、所望の栄養的な要求なしであり、テイスターによって認められなかった。
試験10B
成分 %
ココアバター 28.50
ココアリカー 1.50
マルチトール甘味料 25.00
ココナツ油 1.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 15.00
マルトデキストリン 5.94
サツマイモ粉末 2.00
コメ抽出物 10.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性を有している生地。生地が所望の栄養的な要求を満たしていたので、最終製品が、テイスターによって認められた。
試験11B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー 1.00
マルチトール甘味料 30.00
ココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 3.44
マルトデキストリン −
サツマイモ粉末 25.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:精製処理に困難をともなう繊維質の、硬い、成形に好ましくないざらつきのある生地(粘性)、テイスターによって認められなかった。
試験12B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー 1.00
マルチトール甘味料 30.00
ココナツ油 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 4.44
マルトデキストリン −
サツマイモ粉末 24.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:良好な粘性、および精製処理がそれほど硬くない生地を溶融させる融点、既存の生地と類似する許容可能な風味およびアロマを有している生地。テイスターによって認められた。
試験13B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 10.00
ココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 20.00
マルトデキストリン 5.44
サツマイモ粉末 24.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な生地。テイスターによって認められる程度の甘味を有している。
試験14B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 10.00
ココナツ油 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 20.00
マルトデキストリン 9.26
サツマイモ粉末 −
米粉 20.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性の生地。テイスターによって認められる程度の甘味を有している。
代替的に、低いグリセミックインデックスを有している糖質(キャロブ糖および/またはココヤシ糖)の使用を、マルチトール補充物において試験し、以下の試験15〜18にしたがう同等の量が認められた。
試験15B
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
キャロブ糖および/またはココヤシ糖 41.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 0.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 6.00
マルトデキストリン 1.98
サツマイモ粉末 5.00
米粉 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
結果:所望の甘味および栄養的な要求を維持していないが、種々の処理形式に良好な粘性を有している生地。最終製品は、テイスターによって認められなかった。
試験16B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー 1.00
キャロブ糖および/またはココヤシ糖 40.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 0.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 7.00
マルトデキストリン 0.98
サツマイモ粉末 6.00
米粉 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性を有している生地、生地が所望の栄養的な要求および所望される甘味を有しているので、最終生成物は、テイスターによって認められた(しかし、「加糖なし」の要求には役立たない)。
試験17B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
キャロブ糖および/またはココヤシ糖 9.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 20.00
マルトデキストリン 6.48
サツマイモ粉末 24.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性の生地。テイスターによって認められる程度の甘味を有している。
試験18B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
キャロブ糖および/またはココヤシ糖 10.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 20.00
マルトデキストリン 9.30
サツマイモ粉末 −
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 20.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
結果:種々の処理形式に良好な粘性の生地。テイスターによって認められる程度の甘味を有しているが、「加糖なし」の要求に役立たない。
述べられている試験1B〜18Bのよって実施された研究において、ココナツ脂肪(ココナツ油またはココナツミルク)、コメ派生物(粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末)および、サツマイモ粉末および低いグリセミックインデックスを有している糖質(キャロブ糖またはココヤシ糖)とともに上記成分を用いるときに、奏功し、効果をもたらす最小の量は、以下の通りであることが分かった。
最小で0.5%の、ココナツ脂肪を有している成分(ココナツ油またはココナツミルク);
最小で2.0%のコメ派生物(粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末);
最小で2%のサツマイモ粉末;および、
最小で10%の、低いグリセミックインデックスを有している糖質(キャロブ糖またはココヤシ糖)。
コメ派生物(粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末)の最大量(過剰な主要な剤の問題を生じることなく最大量のサツマイモ粉末とともに使用され得る)を試験し、以下の結果を得た。
試験19B(10%のマルチトールおよび最大のコメ派生物(粉および/または抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末)およびサツマイモ粉末)。
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 10.00
ココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 5.44
マルトデキストリン −
サツマイモ粉末 24.00
コメ抽出物 20.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性の生地。ビターチョコレートに特徴的な匂いおよび風味を有している。テイスターによって認められた。
上述の試験1B〜19Bによれば、「加糖なし」を要しない、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースによって補われている、以下の組成:
20〜45%のココアバター;
0〜5.5%の、ココナツ脂肪を有している成分(ココナツ油および/またはココナツミルク);
3〜35%のキャロブ粉末;
0〜25%のココアリカー;
10〜40%のマルチトール;
0〜20%のマルトデキストリン;
0〜20%のコメ派生物(粉および/または抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末);
0〜24%のサツマイモ粉末;
0〜15%のポリデキストロース;
を含んでいる最適化された調合物が、得られた。
代替的に、上述の試験1B〜19Bによれば、「加糖なし」を要しない、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料および0.05%のジャンドゥーヤ香料によって補われている、以下の組成:
20〜45%のココアバター;
0〜5.5%の、ココナツ脂肪を有している成分(ココナツ油および/またはココナツミルク);
3〜35%のキャロブ粉末;
0〜25%のココアリカー;
10〜40%の、高いグリセミックインデックスを有している糖質(キャロブ糖および/またはココヤシ糖);
0〜20%のマルトデキストリン;
0〜20%のコメ派生物(粉および/または抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末);
0〜24%のサツマイモ粉末;
0〜15%のポリデキストロース;
を含んでいる最適化された調合物が、得られた。
試験Bによって得られた、「加糖なし」を要しない、好ましい調合物は、以下の通り。
リカーを有している好ましい調合物:
ココアバター: 24.00%
マルチトール甘味料粉末: 20.00%
ココナツ油: 1.00%
キャロブ粉末: 7.00%
ポリデキストロース: 6.44%
マルトデキストリン: −
米粉: 15.00%
サツマイモ粉末: 14.00%
ココアリカー: 12.00%
ヒマワリレシチン乳化剤: 0.40%
バニラの天然アロマと同一のアロマ: 0.07%
スクラロース甘味料: 0.04%
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ: 0.05%。
リカーを有していない好ましい調合物:
ココアバター: 30.00%
マルチトール甘味料粉末: 20.00%
ココナツ油: 1.00%
キャロブ粉末: 10.00%
ポリデキストロース: 9.44%
マルトデキストリン: −
米粉: 15.00%
サツマイモ粉末: 14.00%
ココアリカー: −
ヒマワリレシチン乳化剤: 0.40%
バニラの天然アロマと同一のアロマ: 0.07%
スクラロース甘味料: 0.04%
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ: 0.05%。
好ましい調合物を有している、「加糖なし」を要する製品の栄養成分は、以下の通り。
ココアリカーを有している好ましい調合物の栄養成分:
エネルギー値 476kcal=1999kJ
炭水化物 50g
その内:
糖質 5.2g
ポリオール 20g
スターチ 22g
他の炭水化物 2.3g
タンパク質 3.6g
総脂質 32g
飽和脂肪 19g
トランス脂肪 0g
一不飽和脂肪 10g
多不飽和脂肪 1.0g
コレステロール 0mg
食物繊維 11g
ナトリウム 37mg。
ココアリカーなしの好ましい調合物の栄養成分:
エネルギー値 467kcal=1961kJ
炭水化物 49g
その内:
糖質 6.4g
ポリオール 20g
スターチ 19g
他の炭水化物 3.2g
タンパク質 2.3g
総脂質 32g
飽和脂肪 19g
トランス脂肪 0g
一不飽和脂肪 10g
多不飽和脂肪 1.0g
コレステロール 0mg
食物繊維 13g
ナトリウム 37mg。
試験によって得られた、「加糖なし」を要しない好ましい調合物は、以下の通り。
ココアリカーを有している好ましい調合物:
ココアバター: 25.00%
コメ抽出物: 15.00%
キャロブ粉末: 7.00%
ココヤシ糖: 33.00%
サツマイモ粉末: 9.48%
ココアリカー: 10.00%
ヒマワリレシチン乳化剤: 0.40%
バニラの天然アロマと同一のアロマ: 0.07%
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ: 0.05%。
ココアリカーを有していない好ましい調合物:
ココアバター: 30.00%
コメ抽出物: 15.00%
キャロブ粉末: 15.00%
キャロブ糖: 30.00%
サツマイモ粉末: 9.48%
ヒマワリレシチン乳化剤: 0.40%
バニラの天然アロマと同一のアロマ: 0.07%
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ: 0.05%。
好ましい調合物を有している、「加糖なし」を要しない、製品の栄養成分は、以下の通り。
ココアリカーを有している好ましい調合物の栄養成分:
エネルギー値 527kcal=2213kJ
炭水化物 59g
その内:
糖質 37g
ポリオール 0g
スターチ 19g
他の炭水化物 2.3g
タンパク質 3.1g
総脂質 31g
飽和脂肪 18g
トランス脂肪 0g
一不飽和脂肪 10g
多不飽和脂肪 1.0g
コレステロール 0mg
食物繊維 4.4g
ナトリウム 69mg。
ココアリカーを有していない好ましい調合物の栄養成分:
エネルギー値 521kcal=2188kJ
炭水化物 59g
その内:
糖質 37g
ポリオール 0g
スターチ 17g
他の炭水化物 4.8g
タンパク質 2.3g
総脂質 31g
飽和脂肪 18g
トランス脂肪 0g
一不飽和脂肪 9.9g
多不飽和脂肪 1.0g
コレステロール 0mg
食物繊維 4.7g
ナトリウム 27mg。
発明の詳細な説明
この特許出願は、主成分としてココアおよびキャロブを有している、種々の形態の体裁(錠剤、棒状物、キャンディなど)における、低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、動物由来のミルクなしの、加糖ありまたはなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物に関し、チョコレートの調合物は、健康上の問題または人生観(自然主義者、ボディビルダーなど)による食事制限をしている一部の消費者に役立つための特殊な栄養特性を有している食品を実現し、ココアおよびキャロブに基づく製品の特徴である色特性、匂い特性および風味特性を達成する。
同じ発明者の特許出願PI 1003335−1に開示されている調合物は、ココアバターおよびココアリカーを、キャロブと関連させることによって、新たな着想のチョコレート、およびキャロブを用いた代替物をもたらし、レシチン、複数のアロマおよびスクラロースによって補われている、以下の組成:
20〜45%のココアバター
5〜25%のキャロブ粉末
0〜25%のココアリカー
20〜40%のマルチトール
0〜15%のマルトデキストリン
5〜15%のポリデキストロース
を有している優れた成果を示した。
製品は、従来の最初の条件を満たしているが、より一層の研究の後に、この製品の商業的な利用において、いくつかの他の比率の選択肢も選択され得ること、および成分の置き換えによって、より良好な品質の製品を達成できること、および消費者にとっての栄養上の利点をさらに求めることができること、およびすべてのアレルゲン規制を満たすことが、分かった。
本特許の目的物「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、加糖ありまたはなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」は、現状の製法の、不都合、欠点および制限を克服するために、開発され、成分の新たな比率および置き換えによる最適化をともなった、ココアリカーありまたはなしのココアバターの使用が、ココアおよびキャロブを主成分として維持している最適化された調合物を実現し、健康上の問題または人生観(自然主義者、ボディビルダーなど)による食事制限をしている一部の消費者に役立つための特殊な栄養特性を有している食物を実現し、ココアおよびキャロブに基づく製品の特徴である色特性、匂い特性および風味特性を達成する。
特許PI 1003335−1に開示されている選択肢と比較する、いくつかの他の比率の選択肢によって実施された検討において、複数の成分(粉末の形態におけるマルトデキストリン、スクラロース、ポリデキストロース、バニラ香料およびジャンドゥーヤ香料を有している(重量%))、以下の調合物が試験された。
試験番号1A
混合物を、26%のキャロブ粉末、29.44%のココアバター、4.9%のココアリカー、4.9%のポリデキストロース、14.3%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて調製し、リカーの増加のために、低いパーセンテージのスクラロース甘味料を使用することを要する、ほろ苦いチョコレートの色および風味を有している、テイスターによって認められる良好な製品を得た。容易な取扱いおよび良好な粘性。
試験番号2A
混合物を、30%のキャロブ粉末、34.4%のココアバター、0.1%のココアリカー、15.1%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニリン香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、ほろ苦いチョコレートの色および風味を有している、テイスターによって認められる良好な製品を得た。容易な取扱い、良好な粘性。繊維質および特性の魅力がキャロブにはある。
試験番号3A
混合物を、30%のキャロブ粉末、34.44%のココアバター、4.9%のココアリカー、0.1%のポリデキストロース、20%のマルトデキストリン、10%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、スクラロース甘味料の添加を要する、テイスターによって認められる良好な製品、ビターチョコレートの色および風味を得た。容易な取扱い、良好な粘性。繊維質および天然の特性の魅力がキャロブにはある。
試験番号4A
混合物を、25.1%のキャロブ粉末、34.54%のココアバター、4.99%のポリデキストロース、15%のマルトデキストリン、19.81%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められる良好な製品、ほろ苦いチョコレートの色および風味を得た。天然の繊維質および特性の魅力がキャロブにはある。容易な取扱いおよび良好な粘性。人工甘味料を必要としない、甘い生地。
試験番号5A
混合物を、32.8%のキャロブ粉末、31.63%のココアバター、0.01%のココアリカー、15.1%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められる色、風味、匂いおよび粘性を有している製品の驚くほど最適な結果物を生じた。
試験番号6A
混合物を、36%のキャロブ粉末、28.43%のココアバター、0.01%のココアリカー、0.1%のポリデキストロース、15%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められない、滑らかでない線維状のざらついた、強い渋みのある香味の、キャロブの生地を得た。
試験番号7A
混合物を、35%のキャロブ粉末、29.34%のココアバター、4.1%のココアリカー、0.1%のポリデキストロース、15%のマルトデキストリン、15.9%のマルチトール、4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められる、キャロブの強い香味のある、滑らかな、きめのある生地を得た。
試験番号8A
混合物を、35%のキャロブ粉末、29.63%のココアバター、0.01%のココアリカー、4.9%のポリデキストロース、20%のマルトデキストリン、9.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められない、滑らかでない、強い渋みのある香味の、キャロブの生地を得た。
試験番号9A
混合物を、30%のキャロブ粉末、28.43%のココアバター、0.01%のココアリカー、0.1%のポリデキストロース、21%のマルトデキストリン、19.9%のマルチトール、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを用いて、調製し、テイスターによって認められない、滑らかでない、堅い繊維状の、粘性の高い生地を得た。
以上の試験1A〜9Aによれば、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースによって補われている以下の組成:
20〜45%のココアバター
25.1〜35%のキャロブ粉末
0.01〜4.99%のココアリカー
10〜19.9%のマルチトール
15.01〜20%のマルトデキストリン
0〜4.99%のポリデキストロース
を含んでいる最適化された調合物が得られた。
試験Aによって得られた、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースによって補われている好ましい組成は、:
32.8%のキャロブ粉末
31.63%のココアバター
0.01%のココアリカー
15.0%のマルチトール
15.1%のマルトデキストリン
4.9%のポリデキストロース
である。知覚試験の結果は、テイスターによって認められる色、匂い、風味および粘度であった。
好ましい調合物を有している100gの製品についての栄養成分は、以下の通りである
エネルギー値 461kcal=1963kJ
炭水化物 48g
その内:
糖質 7.7g
ポリオール 15g
スターチ 0g
他の炭水化物 23g
タンパク質 1.7g
総脂質 32g
飽和脂肪 19g
トランス脂肪 0g
一価飽和脂肪 10g
多価飽和脂肪 1.0g
コレステロール 0mg
繊維質食品 15g
ナトリウム 27mg
さらに、特許PI 1003335−1に開示されている、成分の、重量%での他の比率を用いた検討に関連して、より少ない量のキャロブを、上記特許の元の調合物において、調査し、検討し、実際の試験の後に、キャロブの含有量は最小3%まで減らされ得ると結論付けた。
最小のパーセンテージを有しているキャロブを用いた試験は、以下の通りであった。
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油および/またはココナツミルク −
キャロブ粉末 2.5
ポリデキストロース 15.00
マルトデキストリン 16.94
サツマイモ粉末 −
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:チョコレート作りに関するすべての処理形式における利用に好適な、良好な粘性を有している生地。テイスターによって認められない、低いキャロブ含有量によってはっきりしない匂いおよび風味であった。
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油および/またはココナツミルク −
キャロブ粉末 3.00
ポリデキストロース 15.00
マルトデキストリン 16.44
サツマイモ粉末 −
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:チョコレート作りに関するすべての処理様式における使用に好適な、良好な粘性を有している生地。キャロブの控えめな匂いおよび風味であった。キャロブの穏やかな香味になったが、それは、テイスターによって認められた。
成分のいくつかの変更をともなって実施された継続的な研究において、特許PI 1003335−1に開示されている成分と関連して試験された新たな成分に対して、以下の発明思想が、認められた。
ココナツ脂肪(ココナツ油およびココナツミルク)を有している成分に存在する脂肪は、抗酸化剤に富んでいる。技術的な応用の点から、成分を混合する第1段階の間に、ココナツ油およびココナツミルクの両方は、生地をより均質かつ弾性にし、主にミルクの回収によって脂質のない状態に戻す。油およびココナツミルクは、より良好な知覚特性をもたらし、最終製品に柔らかさおよび口あたりを与える。
30g分について以下の全栄養価を取るコメ抽出物:エネルギー値 114kcal=479kJ;25gの炭水化物(その内:7gの糖質;0gのラクトース);2gのタンパク質;0gの総脂肪(その内;0gの飽和;0gのトランス;0gの一価飽和;0gの多価飽和;0mgのコレステロール);および45mgのナトリウム。
コメ飲料の調製のための粉末は、その組成に、コメ、海塩、抗昆虫INS 551を含んでおり、以下の栄養値を有している:
1人分(100g)
エネルギー 388.13Kcal
タンパク質 9.90g
炭水化物 82.25g
総脂肪 2.17g
飽和脂肪 0.60g
一価不飽和脂肪 0.76g
多価不飽和脂肪 0.81g
トランス脂肪 0g
コレステロール 0g
繊維質 2.2g
ナトリウム 237.3mg
カルシウム 11.4mg
カリウム 188.8mg
鉄 1.33 mg。
考慮される必要のある他の要素は、食物のグリセミックインデックス(I.G.)およびグリセミックロード(C.G.)である。グリセミックインデックスは、食事量に関係なく、炭水化物の吸収速度のみを表している。グリセミックロードは、使用される成分に存在する炭水化物の異なる量および質を考慮して、この評価をする。
Figure 2018527951
コメ派生物(粉もしくはコメ抽出物、またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末)において、炭水化物は、最終製品の性質の多くを担っているアミロース鎖およびアミロペクチン鎖(調合物に対する天然体の供給が最も重要である)によって形成されているスターチによって、基本的に代表される。粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末の構造において、次に主要な構成要素は、その組成の約7−9%を占めるタンパク質である。このため、粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末は、ダイズ抽出物にあるタンパク質の代わりに、また、それが組成にグルテンおよび食物アレルゲンを含んでいないので、調合物に使用される。
サツマイモは、低いグリセミックインデックスを有している(すなわち、肉体によるその吸収がより緩やかであり、インスリン(空腹感の増大および脂肪の蓄積を担っているホルモン)を強く刺激せずに、血流にグルコースを徐々に放出する)複合糖質であるので、調合物にそれを補充することは、ヒトの肉体に大きな栄養学的な利益をもたらす。
サツマイモの塊茎は、繊維質に富んでおり、鉄の源、ビタミンE、AおよびC、ならびにカリウムを有している。また、サツマイモは、マルトデキストリンより遥かに多い豊富なカルシウム、および米粉よりはるかに多い量の繊維質を有している。
サツマイモは、ブラジルでは最も一般的な塊茎の1つであり、粉末化サツマイモ(低いグリセミックインデックスの複合糖質を有しており、繊維質、鉄、ビタミンCおよびカリウムに富む)がすでに産業的に加工されている。粉末化サツマイモは、例えば心血管に関する一部の慢性疾患から肉体を守る抗酸化剤として作用する高いビタミンC含有量およびフェノール化合物を備えている。その低いグリセミックインデックスのために、ジャガイモ粉は、糖消費を制御する必要のある(特に糖尿病の)人々の食事療法処置における補助剤である。
食事制限食品および低カロリー食品を製造する産業は、種々の加工食品において、糖質および粉乳派生物の代わりに、マルトデキストリン成分を広く用いている。粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末ならびにサツマイモ粉末は、従来のマルトデキストリンの特性に対する最も高い類似性(最終製品の技術的な改良(粘性および可溶性)、知覚上の性状(例えば、風味、きめおよび匂い)に関わる)を維持するための、主要な剤としての優れた代用物である。
近年、甘味料の代用物になり得る、低いグリセミックインデックスを有しているキャロブ糖およびココヤシ糖の成分が、市場で入手可能であり、この結果として、代替的な調合物が、この新たな成分を用いて研究された。
特許PI 1003335−1に開示されている成分に対する、一部の成分の変更によって実施されていた継続的な研究において、複数の成分:粉末の形態におけるマルトデキストリン、スクラロース、ポリデキストロース、バニラ香料およびジャンドゥーヤ香料を有している(重量%)、以下の調合物が試験された。
試験1B
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 0.40
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 2.04
サツマイモ粉末 5.00
米粉 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:ココナツ油および/またはココナツミルクの低いパーセンテージのために、所望の柔らかさおよび栄養的な要求を維持していないが、種々の処理形式にとって良好な粘性を有している生地。最終製品は、テイスターによって認められなかった。
試験2B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー 1.00
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 0.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 0.94
サツマイモ粉末 6.00
米粉 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式にとって良好な粘性を有している生地。十分なパーセンテージのココナツ油および/またはココナツミルクのために、所望の栄養的な要求および期待される柔らかさを残していたので、テイスターによって認められた最終製品。
試験3B
成分 %
ココアバター 25.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 30.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 6.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 2.44
サツマイモ粉末 9.00
コメ抽出物 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:非常に熱に弱く(アイスクリームトッピングへの使用に優れている)、成形に好ましくないざらつきのある生地。生地の融点が非常に低い。テイスターによって認められなかった。
試験4B
成分 %
ココアバター 25.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 30.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 5.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 2.94
サツマイモ粉末 9.00
コメ抽出物 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:その良好な粘性および融点のために種々の処理形式(チョコレート作りを含む)に使用され得る適度に柔らかい最終製品。テイスターによって認められた。
試験5B
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 35.00
ココナツ油 3.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 2.94
サツマイモ粉末 5.00
米粉および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 1.50
ダイズレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な、粘性、風味および融点を有している生地。米粉の低いパーセンテージによる知覚特性(口あたり)のためにテイスターによって認められなかった。
試験6B
成分 %
ココアバター 28.50
ココアリカー 1.50
マルチトール甘味料 35.00
ココナツミルク 2.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 12.00
マルトデキストリン 1.44
サツマイモ粉末 7.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 2.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に使用され得る、良好な粘性、柔らかさおよび良好な融点を有している生地。生地に差異を与えることの知られているコメを使用している。テイスターによって認められた。
試験7B
成分 %
ココアバター 28.00
ココアリカー 2.00
マルチトール甘味料 30.00
ココナツミルク 5.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 2.94
サツマイモ粉末 0.50
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 21.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:強いコメの風味を有している、砂のような、硬い生地(粘性)、精製処理に困難をともなう、異常な甘味を有している生地、テイスターによって認められなかった。
試験8B
成分 %
ココアバター 23.95
ココアリカー 2.00
マルチトール甘味料 30.00
ココナツ油 5.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 4.23
サツマイモ粉末 4.26
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 20.00
ダイズレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:コメの高いパーセンテージと同等なベーキング領域に含んでいる、種々の処理形式に許容可能な粘性を有している生地。テイスターによって認められた。
試験9B
成分 %
ココアバター 28.00
ココアリカー 2.00
マルチトール甘味料 25.00
ココナツミルク 2.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 15.00
マルトデキストリン 5.94
サツマイモ粉末 1.50
コメから作られる飲料の調製物のための粉末 10.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性を有している生地。サツマイモ粉末の低いパーセンテージのために、最終製品は、所望の栄養的な要求なしであり、テイスターによって認められなかった。
試験10B
成分 %
ココアバター 28.50
ココアリカー 1.50
マルチトール甘味料 25.00
ココナツ油 1.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 15.00
マルトデキストリン 5.94
サツマイモ粉末 2.00
コメ抽出物 10.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性を有している生地。生地が所望の栄養的な要求を満たしていたので、最終製品が、テイスターによって認められた。
試験11B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー 1.00
マルチトール甘味料 30.00
ココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 3.44
マルトデキストリン −
サツマイモ粉末 25.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:精製処理に困難をともなう繊維質の、硬い、成形に好ましくないざらつきのある生地(粘性)、テイスターによって認められなかった。
試験12B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー 1.00
マルチトール甘味料 30.00
ココナツ油 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 4.44
マルトデキストリン −
サツマイモ粉末 24.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:良好な粘性、および精製処理がそれほど硬くない生地を溶融させる融点、既存の生地と類似する許容可能な風味およびアロマを有している生地。テイスターによって認められた。
試験13B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 10.00
ココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 20.00
マルトデキストリン 5.44
サツマイモ粉末 24.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な生地。テイスターによって認められる程度の甘味を有している。
試験14B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 10.00
ココナツ油 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 20.00
マルトデキストリン 9.26
サツマイモ粉末 −
米粉 20.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性の生地。テイスターによって認められる程度の甘味を有している。
代替的に、低いグリセミックインデックスを有している糖質(キャロブ糖および/またはココヤシ糖)の使用を、マルチトール補充物において試験し、以下の試験15〜18にしたがう同等の量が認められた。
試験15B
成分 %
ココアバター 30.00
ココアリカー −
キャロブ糖および/またはココヤシ糖 41.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 0.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 6.00
マルトデキストリン 1.98
サツマイモ粉末 5.00
米粉 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
結果:所望の甘味および栄養的な要求を維持していないが、種々の処理形式に良好な粘性を有している生地。最終製品は、テイスターによって認められなかった。
試験16
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー 1.00
キャロブ糖および/またはココヤシ糖 40.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 0.50
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 7.00
マルトデキストリン 0.98
サツマイモ粉末 6.00
米粉 5.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラの天然アロマと同一のアロマ 0.07
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性を有している生地、生地が所望の栄養的な要求および所望される甘味を有しているので、最終生成物は、テイスターによって認められた(しかし、「加糖なし」の要求には役立たない)。
試験17B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
キャロブ糖および/またはココヤシ糖 9.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 20.00
マルトデキストリン 6.48
サツマイモ粉末 24.00
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 −
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性の生地。テイスターによって認められる程度の甘味を有している。
試験18B
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
キャロブ糖および/またはココヤシ糖 10.00
ココナツ油および/またはココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 20.00
マルトデキストリン 9.30
サツマイモ粉末 −
粉および/またはコメ抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末 20.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
結果:種々の処理形式に良好な粘性の生地。テイスターによって認められる程度の甘味を有しているが、「加糖なし」の要求に役立たない。
述べられている試験1B〜18Bのよって実施された研究において、ココナツ脂肪(ココナツ油またはココナツミルク)、コメ派生物(粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末)および、サツマイモ粉末および低いグリセミックインデックスを有している糖質(キャロブ糖またはココヤシ糖)とともに上記成分を用いるときに、奏功し、効果をもたらす最小の量は、以下の通りであることが分かった。
最小で0.5%の、ココナツ脂肪を有している成分(ココナツ油またはココナツミルク);
最小で2.0%のコメ派生物(粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末);
最小で2%のサツマイモ粉末;および、
最小で10%の、低いグリセミックインデックスを有している糖質(キャロブ糖またはココヤシ糖)。
コメ派生物(粉もしくはコメ抽出物またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末)の最大量(過剰な主要な剤の問題を生じることなく最大量のサツマイモ粉末とともに使用され得る)を試験し、以下の結果を得た。
試験19B(10%のマルチトールおよび最大のコメ派生物(粉および/または抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末)およびサツマイモ粉末)。
成分 %
ココアバター 29.00
ココアリカー −
マルチトール甘味料 10.00
ココナツミルク 1.00
キャロブ粉末 10.00
ポリデキストロース 5.44
マルトデキストリン −
サツマイモ粉末 24.00
コメ抽出物 20.00
ヒマワリレシチン 0.40
バニラのアロマ 0.07
ジャンドゥーヤのアロマ 0.05
スクラロース 0.04
結果:種々の処理形式に良好な粘性の生地。ビターチョコレートに特徴的な匂いおよび風味を有している。テイスターによって認められた。
上述の試験1B〜19Bによれば、「加糖なし」を要しない、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースによって補われている、以下の組成:
20〜45%のココアバター;
0〜5.5%の、ココナツ脂肪を有している成分(ココナツ油および/またはココナツミルク);
3〜35%のキャロブ粉末;
0〜25%のココアリカー;
10〜40%のマルチトール;
0〜20%のマルトデキストリン;
0〜20%のコメ派生物(粉および/または抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末);
0〜24%のサツマイモ粉末;
0〜15%のポリデキストロース;
を含んでいる最適化された調合物が、得られた。
代替的に、上述の試験1B〜19Bによれば、「加糖なし」を要しない、0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料および0.05%のジャンドゥーヤ香料によって補われている、以下の組成:
20〜45%のココアバター;
0〜5.5%の、ココナツ脂肪を有している成分(ココナツ油および/またはココナツミルク);
3〜35%のキャロブ粉末;
0〜25%のココアリカー;
10〜40%の、高いグリセミックインデックスを有している糖質(キャロブ糖および/またはココヤシ糖);
0〜20%のマルトデキストリン;
0〜20%のコメ派生物(粉および/または抽出物および/またはコメから作られる飲料の調製物のための粉末);
0〜24%のサツマイモ粉末;
0〜15%のポリデキストロース;
を含んでいる最適化された調合物が、得られた。
試験Bによって得られた、「加糖なし」を要しない、好ましい調合物は、以下の通り。
リカーを有している好ましい調合物:
ココアバター: 24.00%
マルチトール甘味料粉末: 20.00%
ココナツ油: 1.00%
キャロブ粉末: 7.00%
ポリデキストロース: 6.44%
マルトデキストリン: −
米粉: 15.00%
サツマイモ粉末: 14.00%
ココアリカー: 12.00%
ヒマワリレシチン乳化剤: 0.40%
バニラの天然アロマと同一のアロマ: 0.07%
スクラロース甘味料: 0.04%
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ: 0.05%。
リカーを有していない好ましい調合物:
ココアバター: 30.00%
マルチトール甘味料粉末: 20.00%
ココナツ油: 1.00%
キャロブ粉末: 10.00%
ポリデキストロース: 9.44%
マルトデキストリン: −
米粉: 15.00%
サツマイモ粉末: 14.00%
ココアリカー: −
ヒマワリレシチン乳化剤: 0.40%
バニラの天然アロマと同一のアロマ: 0.07%
スクラロース甘味料: 0.04%
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ: 0.05%。
いわゆる「糖質の添加なし」の、知覚試験の結果は、テイスターによって認められる色、匂い、香味および粘性であった。
好ましい調合物を有している、「加糖なし」を要する製品の栄養成分は、以下の通り。
ココアリカーを有している好ましい調合物の栄養成分:
エネルギー値 476kcal=1999kJ
炭水化物 50g
その内:
糖質 5.2g
ポリオール 20g
スターチ 22g
他の炭水化物 2.3g
タンパク質 3.6g
総脂質 32g
飽和脂肪 19g
トランス脂肪 0g
一不飽和脂肪 10g
多不飽和脂肪 1.0g
コレステロール 0mg
食物繊維 11g
ナトリウム 37mg。
ココアリカーなしの好ましい調合物の栄養成分:
エネルギー値 467kcal=1961kJ
炭水化物 49g
その内:
糖質 6.4g
ポリオール 20g
スターチ 19g
他の炭水化物 3.2g
タンパク質 2.3g
総脂質 32g
飽和脂肪 19g
トランス脂肪 0g
一不飽和脂肪 10g
多不飽和脂肪 1.0g
コレステロール 0mg
食物繊維 13g
ナトリウム 37mg。
試験によって得られた、「加糖なし」を要しない好ましい調合物は、以下の通り。
ココアリカーを有している好ましい調合物:
ココアバター: 25.00%
コメ抽出物: 15.00%
キャロブ粉末: 7.00%
ココヤシ糖: 33.00%
サツマイモ粉末: 9.48%
ココアリカー: 10.00%
ヒマワリレシチン乳化剤: 0.40%
バニラの天然アロマと同一のアロマ: 0.07%
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ: 0.05%。
ココアリカーを有していない好ましい調合物:
ココアバター: 30.00%
コメ抽出物: 15.00%
キャロブ粉末: 15.00%
キャロブ糖: 30.00%
サツマイモ粉末: 9.48%
ヒマワリレシチン乳化剤: 0.40%
バニラの天然アロマと同一のアロマ: 0.07%
ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ: 0.05%。
いわゆる「糖質の添加あり」の、知覚試験の結果は、テイスターによって認められる色、匂い、香味および粘性であった。
好ましい調合物を有している、「加糖なし」を要しない、製品の栄養成分は、以下の通り。
ココアリカーを有している好ましい調合物の栄養成分:
エネルギー値 527kcal=2213kJ
炭水化物 59g
その内:
糖質 37g
ポリオール 0g
スターチ 19g
他の炭水化物 2.3g
タンパク質 3.1g
総脂質 31g
飽和脂肪 18g
トランス脂肪 0g
一不飽和脂肪 10g
多不飽和脂肪 1.0g
コレステロール 0mg
食物繊維 4.4g
ナトリウム 69mg。
ココアリカーを有していない好ましい調合物の栄養成分:
エネルギー値 521kcal=2188kJ
炭水化物 59g
その内:
糖質 37g
ポリオール 0g
スターチ 17g
他の炭水化物 4.8g
タンパク質 2.3g
総脂質 31g
飽和脂肪 18g
トランス脂肪 0g
一不飽和脂肪 9.9g
多不飽和脂肪 1.0g
コレステロール 0mg
食物繊維 4.7g
ナトリウム 27mg。

Claims (13)

  1. 重量%で、
    20〜45%のココアバター;
    0〜5.5%の、ココナツ脂肪を有している成分;
    3〜35%のキャロブ粉末;
    0〜25%のココアリカー;
    10〜40%のマルチトール;
    0〜20%のマルトデキストリン:
    0〜20%のコメ派生物;
    0〜24%のサツマイモ粉末;および
    0〜15%のポリデキストロース
    によって補充されていることを特徴とする、
    0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを有している、
    「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、加糖なしの、乳製品なしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありまたはなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  2. 好ましい調合物が、
    重量%で、
    ココアバター:24.00%
    マルチトール甘味料粉末:20.00%
    ココナツ油:1.00%
    キャロブ粉末:7.00%
    ポリデキストロース:6.44%
    マルトデキストリン:−
    米粉:15.00%
    サツマイモ粉末:14.00%
    ココアリカー:12.00%
    ヒマワリレシチン乳化剤:0.40%
    バニラの天然アロマと同一のアロマ:0.07%
    スクラロース甘味料:0.04%
    ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ:0.05%
    によって補充されており、ココアリカーを有していることを特徴とする、
    0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを有している、
    請求項1に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、加糖なしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  3. 好ましい調合物が、
    重量%で、
    ココアバター:30.00%
    マルチトール甘味料粉末:20.00%
    ココナツ油:1.00%
    キャロブ粉末:10.00%
    ポリデキストロース:9.44%
    マルトデキストリン:−
    米粉:15.00%
    サツマイモ粉末:14.00%
    ココアリカー:−
    ヒマワリレシチン乳化剤:0.40%
    バニラの天然アロマと同一のアロマ:0.07%
    スクラロース甘味料:0.04%
    ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ:0.05%
    によって補充されており、ココアリカーを有していないことを特徴とする、
    0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを有している、
    請求項1に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、加糖なしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  4. ココナツ脂肪を有している上記成分が、ココナツ油およびココナツミルクから選択される、またはこれらの混合物であることを特徴とする、
    請求項1に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、加糖なしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  5. 上記コメ派生物が、米粉、粉末化された水溶性コメ抽出物およびコメから作られる食品調製物から選択される、またはこれらの混合物であることを特徴とする、
    請求項1に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、加糖なしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  6. 調合物が、代替的に
    重量%で、
    20〜45%のココアバター;
    25.1〜35%のキャロブ粉末;
    0.01〜4.99%のココアリカー;
    10〜19.9%のマルチトール;
    15.01〜20%のマルトデキストリン;および
    0〜4.99%のポリデキストロース
    によって補われていることを特徴とする、
    0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを有している、
    「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、加糖なしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  7. 好ましい調合物が、
    重量%で、
    32.80%のキャロブ粉末;
    31.63%のココアバター;
    0.01%のココアリカー;
    15.00%のマルチトール;
    15.10%のマルトデキストリン;および
    4.90%のポリデキストロース
    に補われていることを特徴とする、
    0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料、0.05%のジャンドゥーヤ香料および0.04%のスクラロースを有している、
    請求項6に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、加糖なしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質なしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  8. 調合物が、
    重量%で、
    20〜45%のコアバター;
    0〜5.5%の、ココナツ脂肪を有している成分;
    3〜35%のキャロブ粉末;
    0〜25%のココアリカー;
    10〜40%の、低いグリセミックインデックスを有している糖質;
    0〜20%のマルトデキストリン;
    0〜20%のコメ派生物;
    0〜24%のサツマイモ粉末;および
    0〜15%のポリデキストロース
    に補われていることを特徴とする、
    0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料および0.05%のジャンドゥーヤ香料を有している、
    請求項1に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  9. 上記ココナツ脂肪成分が、ココナツ油およびココナツミルクから選択される、またはこれらの混合物であることを特徴とする、
    請求項8に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  10. 低いグリセミックインデックスを有している上記糖質が、キャロブ糖およびココヤシ糖から選択される、またはこれらの混合物であることを特徴とする、
    請求項8に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  11. 上記コメ派生物が、米粉、粉末の水溶性コメ抽出物およびコメから作られた食品の調製物から選択される、またはこれらの混合物であることを特徴とする、
    請求項8に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  12. 好ましい調合物が、
    重量%で、
    ココアバター:25.00%
    コメ抽出物:15.00%
    キャロブ粉末:7.00%
    ココヤシ糖:33.00%
    サツマイモ粉末:9.48%
    ココアリカー:10.00%
    ヒマワリレシチン乳化剤:0.40%
    バニラの天然アロマと同一のアロマ:0.07%
    ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ:0.05%
    によって補充されており、ココアリカーを有していることを特徴とする、
    0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料および0.05%のジャンドゥーヤ香料を有している、
    請求項8に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
  13. 好ましい調合物が、
    重量%で、
    ココアバター:30.00%
    コメ抽出物:15.00%
    キャロブ粉末:15.00%
    キャロブ糖:30.00%
    サツマイモ粉末:9.48%
    ヒマワリレシチン乳化剤:0.40%
    バニラの天然アロマと同一のアロマ:0.07%
    ジャンドゥーヤの天然アロマと同一のアロマ:0.05%
    によって補充されており、ココアリカーを有していないことを特徴とする、
    0.4%のヒマワリレシチン、0.07%のバニラ香料および0.05%のジャンドゥーヤ香料を有している、
    請求項8に記載の「低カフェイン含有量および低テオブロミン含有量の、ミルクなしの、グルテンなしの、ダイズなしの、繊維質ありおよびなしの、キャロブを用いたチョコレートの調合物」。
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