JP2018524005A5 - - Google Patents

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本開示の単なる説明的な実施形態が示され記載されている次の詳細な説明から、本開示の追加的な態様および利点が、当業者に容易に明らかである。了解される通り、本開示は、他の異なる実施形態が可能であり、そのいくつかの詳細は、全て本開示から逸脱することのない、様々な明らかな観点における修正が可能である。したがって、図面および記載は、制限的ではなく説明的な性質のものとみなされたい。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
タンパク質ファミリーの第1のメンバー由来の第1の断片と、前記タンパク質ファミリーの第2のメンバー由来の第2の断片とを含む融合ポリペプチドであって、前記第1および第2の断片が、融合部位において一緒に融合して、連続ポリペプチドを形成し、前記融合部位が、前記タンパク質ファミリーの前記第1および前記第2のメンバーにおける対応する配列と同一である少なくとも約6アミノ酸の配列を含み、前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)および/またはFGF17−1(配列番号2)の場合と同等の、FGF受容体を発現する細胞の成長を促進する能力を有する、融合ポリペプチド。
(項目2)
前記細胞が、FGFR3、FGFR3c、FGFR3c−1c、FGFR3b、FGFR3−IIIc、FGFR3−IIIb、FGFR1c、FGFR2c、FGFR4−1cおよびFGFRdelta4−1cからなる群から選択される少なくとも1種のFGF受容体を発現する、項目1に記載の融合ポリペプチド。
(項目3)
前記少なくとも1種のFGF受容体が、FGFR3cおよびFGFR3c−1cからなる群から選択される、項目2に記載の融合ポリペプチド。
(項目4)
前記少なくとも1種のFGF受容体が、FGFR3c−1cであり、前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルで前記細胞の成長を促進する能力を有する、項目3に記載の融合ポリペプチド。
(項目5)
前記融合ポリペプチドが、前記FGF受容体を発現するBaF3細胞の成長をin vitroで促進する能力を有する、前記項目のいずれかに記載の融合ポリペプチド。
(項目6)
前記融合ポリペプチドが、約1μg/ml、100ng/ml、90ng/ml、80ng/ml、70ng/ml、60ng/ml、50ng/ml、40ng/ml、30ng/ml、29ng/ml、28ng/ml、27ng/ml、26ng/ml、25ng/ml、24ng/ml、23ng/ml、22ng/ml、21ng/ml、20ng/ml、19ng/ml、18ng/ml、17ng/ml、16ng/ml、15ng/ml、14ng/ml、13ng/ml、12ng/ml、11ng/ml、10ng/ml、9ng/ml、8ng/ml、7ng/ml、6ng/ml、5ng/ml、4ng/ml、3ng/ml、2ng/ml、1.5ng/ml、1ng/ml、0.9ng/ml、0.8ng/ml、0.7ng/ml、0.6ng/ml、0.5ng/ml、0.4ng/ml、0.3ng/ml、0.2ng/mlまたは0.1ng/ml未満の濃度で適用された場合、前記FGF受容体を発現するBaF3細胞の成長をin vitroで促進する前記能力を有する、前記項目のいずれかに記載の融合ポリペプチド。
(項目7)
前記融合ポリペプチドが、約100ng/ml、90ng/ml、80ng/ml、70ng/ml、60ng/ml、50ng/ml、40ng/ml、30ng/ml、29ng/ml、28ng/ml、27ng/ml、26ng/ml、25ng/ml、24ng/ml、23ng/ml、22ng/ml、21ng/ml、20ng/ml、19ng/ml、18ng/ml、17ng/ml、16ng/ml、15ng/ml、14ng/ml、13ng/ml、12ng/ml、11ng/ml、10ng/ml、9ng/ml、8ng/ml、7ng/ml、6ng/ml、5ng/ml、4ng/ml、3ng/mlまたは2ng/ml未満の濃度で適用された場合、前記FGF受容体を発現するBaF3細胞の成長をin vitroで前記促進する能力を有する、項目6に記載の融合ポリペプチド。
(項目8)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)および/またはFGF17−1(配列番号2)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルで軟骨細胞増殖を刺激する能力を有する、項目1に記載の融合ポリペプチド。
(項目9)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルで軟骨細胞増殖を刺激する能力を有する、項目8に記載の融合ポリペプチド。
(項目10)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)および/またはFGF17−1(配列番号2)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルで軟骨細胞におけるプロテオグリカン合成を増加させる能力を有する、項目1に記載の融合ポリペプチド。
(項目11)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルで軟骨細胞におけるプロテオグリカン合成を増加させる能力を有する、項目10に記載の融合ポリペプチド。
(項目12)
FGFファミリーの第1のメンバー由来の第1の断片と、前記FGFファミリーの第2のメンバー由来の第2の断片とを含む融合ポリペプチドであって、前記第1および第2の断片が、融合部位において一緒に融合して、連続ポリペプチドを形成し、前記融合部位が、前記FGFファミリーの前記第1および前記第2のメンバーにおける対応する配列と同一である少なくとも約6アミノ酸の配列を含む、融合ポリペプチド。
(項目13)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)および/またはFGF17−1(配列番号2)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルでFGF受容体を発現する細胞の成長を促進し、軟骨細胞増殖を刺激し、そして/または軟骨細胞におけるプロテオグリカン合成を増加させる能力を有する、項目12に記載の融合ポリペプチド。
(項目14)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルでFGF受容体を発現する細胞の成長を促進し、軟骨細胞増殖を刺激し、そして/または軟骨細胞におけるプロテオグリカン合成を増加させる能力を有する、項目13に記載の融合ポリペプチド。
(項目15)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルでFGFR3c−1cを発現するBaF3細胞の成長を促進する能力を有する、項目14に記載の融合ポリペプチド。
(項目16)
前記融合ポリペプチドが、前記第1または前記第2のメンバーの二次構造を保持する、項目1または12に記載の融合ポリペプチド。
(項目17)
前記融合ポリペプチドが、前記第1または前記第2のメンバーと比較して、任意の追加的なT−エピトープを欠く、項目1または12に記載の融合ポリペプチド。
(項目18)
前記融合ポリペプチドが、前記第1または前記第2のメンバーと比較して、任意の追加的なB−エピトープを欠く、項目1または12に記載の融合ポリペプチド。
(項目19)
前記タンパク質ファミリーが、FGFタンパク質ファミリーである、項目1に記載の融合ポリペプチド。
(項目20)
前記第1のメンバーが、FGF18またはそのアイソフォームである、項目12または19に記載の融合ポリペプチド。
(項目21)
前記第2のメンバーが、FGF17−1またはそのアイソフォームである、項目12または19に記載の融合ポリペプチド。
(項目22)
前記第1のメンバーが、FGF18またはそのアイソフォームであり、前記第2のメンバーが、FGF17−1またはそのアイソフォームである、項目12または19に記載の融合ポリペプチド。
(項目23)
式(I):
(S1)−(β1)−(S2)−(β2)−(S3)−(β3)−(S4)−(β4)−(S5)−(β5)−(S6)−(β6)−(S7)−(β7)−(S8)−(β8)−(S9)−(β9)−(S10)−(β10)−(S11)−(β11)−(S12)−(β12)−S13 (I)
の構造を有し、
a)β2は、FGF18(配列番号1)の約I39〜G43またはFGF17−1(配列番号2)の約V44〜G48の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
b)β3は、FGF18(配列番号1)の約R45〜A48またはFGF17−1(配列番号2)の約R50〜A53の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
c)β5は、FGF18(配列番号1)の約Q69〜K75またはFGF17−1(配列番号2)の約R74〜A80の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
d)β6は、FGF18(配列番号1)の約F79〜L81またはFGF17−1(配列番号2)の約K84〜I86の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
e)β7は、FGF18(配列番号1)の約K88〜G91またはFGF17−1(配列番号2)の約K93〜G96の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
f)β8は、FGF18(配列番号1)の約V101〜K105またはFGF17−1(配列番号2)の約V106〜I110の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
g)β10は、FGF18(配列番号1)の約G121〜V124またはFGF17−1(配列番号2)の約G126〜M129の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
h)β11は、FGF18(配列番号1)の約K134〜T138またはFGF17−1(配列番号2)の約Q139〜S143の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8、S9、S10、S11、S12およびS13のそれぞれは独立に、1〜約50個の間のアミノ酸残基を有するスペーサー配列である融合ポリペプチドであって、
i)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
ii)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
iii)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
iv)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
v)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
vi)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
vii)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
viii)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
ix)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
x)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
xi)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
xii)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
xiii)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
または
xiv)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
融合ポリペプチド。
(項目24)
β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片と同一である、項目23に記載の融合ポリペプチド。
(項目25)
β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片と同一である、項目23に記載の融合ポリペプチド。
(項目26)
β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片と同一である、項目23に記載の融合ポリペプチド。
(項目27)
β4が、FGF17−1(配列番号2)の約T68からの残基を有する断片と同一である、項目23に記載の融合ポリペプチド。
(項目28)
β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片と同一である、項目23に記載の融合ポリペプチド。
(項目29)
β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片と同一である、項目23に記載の融合ポリペプチド。
(項目30)
β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片と同一である、項目23に記載の融合ポリペプチド。
(項目31)
β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片と同一である、項目23に記載の融合ポリペプチド。
(項目32)
FGF18(配列番号1)におけるアミノ酸残基に対応するアミノ酸残基において少なくとも1個の修飾をさらに含み、前記少なくとも1個の修飾が、Y151L、P152Y、K153Q、156aL、156bP、156cF、156dP、156eN、156fH、P156A、L158K、P161Q、K163E、Y164F、165aV、165bG、165cS、165dA、165eP、T166R、V167R、S171T、I174P、R175Q、T177L、H178T、des P179およびdes A180からなる群から選択される、項目22または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目33)
FGF17−1(配列番号2)におけるアミノ酸残基に対応するアミノ酸残基において少なくとも1個の修飾をさらに含み、前記少なくとも1個の修飾が、I30L、E32L、L156Y、Y157P、Q158K、des L161、des P162、des F163、des P164、des N165、des H166、A167P、K169L、Q172P、E174K、F175Y、des V176、des G177、des S178、des A179、des P180、R182T、R183V、T187S、P190I、Q191R、L193T、T194H、195aPおよび195bAからなる群から選択される、項目22または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目34)
FGF18(配列番号1)およびFGF17−1(配列番号2)における対応する配列と同一である少なくとも約6アミノ酸の配列を含む融合部位をさらに含む、項目23に記載の融合ポリペプチド。
(項目35)
前記融合部位が、FGF18(配列番号1)およびFGF17−1(配列番号2)における対応する配列と同一である少なくとも約8アミノ酸の配列を含む、項目34に記載の融合ポリペプチド。
(項目36)
前記融合部位が、FGF18(配列番号1)およびFGF17−1(配列番号2)における対応する配列と同一である約6〜25アミノ酸の配列を含む、項目34に記載の融合ポリペプチド。
(項目37)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)の二次構造を保持する、項目22または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目38)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)の場合に比較して、任意の追加的なT−エピトープを欠く、項目22または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目39)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)の場合に比較して、任意の追加的なB−エピトープを欠く、項目22または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目40)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)に対し約90%未満の配列相同性を示す、項目22または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目41)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)に対し約95%未満の配列相同性を示す、項目22または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目42)
前記融合ポリペプチドのN末端が、ポリエチレングリコール(PEG)によってさらに修飾される、項目1、12または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目43)
前記ポリエチレングリコールが、モノメトキシPEGプロピオンアルデヒドである、項目42に記載の融合ポリペプチド。
(項目44)
前記ポリエチレングリコールが、約12Kd〜40Kdの分子量を有する、項目43に記載の融合ポリペプチド。
(項目45)
FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)に比較して延長したin vivo半減期を示す、項目42に記載の融合ポリペプチド。
(項目46)
前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)に比較して増強した化学安定性を示す、項目22または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目47)
配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13、配列番号14、配列番号15および配列番号16からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、項目22または23に記載の融合ポリペプチド。
(項目48)
項目1〜47のいずれか一項に記載の融合ポリペプチドを発現する宿主細胞。
(項目49)
原核細胞である、項目48に記載の宿主細胞。
(項目50)
それを必要とする哺乳動物における軟骨欠損を処置する方法であって、前記哺乳動物に、治療有効量の項目1〜47のいずれか一項に記載の融合ポリペプチドまたはそのペグ化誘導体を投与するステップを含む方法。
(項目51)
前記軟骨欠損が、骨関節炎、変性椎間板疾患および軟骨損傷からなる群から選択される、項目50に記載の方法。
(項目52)
前記軟骨欠損を処置することが軟骨修復である、項目50に記載の方法。
(項目53)
前記軟骨修復が、軟骨のマイクロフラクチャー手術である、項目52に記載の方法。
(項目54)
項目1〜47のいずれか一項に記載の融合ポリペプチドのうち少なくとも1種またはそのペグ化誘導体と、薬学的に許容される賦形剤とを含む医薬組成物。
(項目55)
項目1〜47のいずれか一項に記載の融合ポリペプチドのうち少なくとも1種またはそのペグ化誘導体と、第2の治療剤とを含む医薬組成物。
(項目56)
項目1〜47のいずれか一項に記載の融合ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含むベクター。
(項目57)
項目1〜47のいずれか一項に記載の融合ポリペプチドを産生する方法であって、タンパク質発現に適した条件下で、細胞において項目56に記載のベクターを発現させ、これにより、前記融合ポリペプチドを産生するステップを含む方法。

Claims (18)

  1. タンパク質ファミリーの第1のメンバー由来の第1の断片と、前記タンパク質ファミリーの第2のメンバー由来の第2の断片とを含む融合ポリペプチドであって、前記第1および第2の断片が、融合部位において一緒に融合して、連続ポリペプチドを形成し、前記融合部位が、前記タンパク質ファミリーの前記第1および前記第2のメンバーにおける対応する配列と同一である少なくとも約6アミノ酸の配列を含み、前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)および/またはFGF17−1(配列番号2)の場合と同等の、FGF受容体を発現する細胞の成長を促進する能力を有する、融合ポリペプチド。
  2. 前記細胞が、FGFR3、FGFR3c、FGFR3c−1c、FGFR3b、FGFR3−IIIc、FGFR3−IIIb、FGFR1c、FGFR2c、FGFR4−1cおよびFGFRdelta4−1cからなる群から選択される少なくとも1種のFGF受容体を発現する、請求項1に記載の融合ポリペプチド。
  3. 前記少なくとも1種のFGF受容体が、FGFR3c−1cであり、前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルで前記細胞の成長を促進する能力を有する、請求項に記載の融合ポリペプチド。
  4. 前記融合ポリペプチドが、前記FGF受容体を発現するBaF3細胞の成長をin vitroで促進する能力を有する、請求項1に記載の融合ポリペプチド。
  5. 前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)および/またはFGF17−1(配列番号2)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルで軟骨細胞増殖を刺激する能力を有する、請求項1に記載の融合ポリペプチド。
  6. 前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)および/またはFGF17−1(配列番号2)の場合の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、150%、200%、250%、300%、350%、400%、450%または500%のレベルで軟骨細胞におけるプロテオグリカン合成を増加させる能力を有する、請求項1に記載の融合ポリペプチド。
  7. 前記融合ポリペプチドが、式(I):
    (S1)−(β1)−(S2)−(β2)−(S3)−(β3)−(S4)−(β4)−(S5)−(β5)−(S6)−(β6)−(S7)−(β7)−(S8)−(β8)−(S9)−(β9)−(S10)−(β10)−(S11)−(β11)−(S12)−(β12)−S13 (I)
    の構造を有し、
    a)β2は、FGF18(配列番号1)の約I39〜G43またはFGF17−1(配列番号2)の約V44〜G48の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
    b)β3は、FGF18(配列番号1)の約R45〜A48またはFGF17−1(配列番号2)の約R50〜A53の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
    c)β5は、FGF18(配列番号1)の約Q69〜K75またはFGF17−1(配列番号2)の約R74〜A80の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
    d)β6は、FGF18(配列番号1)の約F79〜L81またはFGF17−1(配列番号2)の約K84〜I86の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
    e)β7は、FGF18(配列番号1)の約K88〜G91またはFGF17−1(配列番号2)の約K93〜G96の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
    f)β8は、FGF18(配列番号1)の約V101〜K105またはFGF17−1(配列番号2)の約V106〜I110の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
    g)β10は、FGF18(配列番号1)の約G121〜V124またはFGF17−1(配列番号2)の約G126〜M129の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
    h)β11は、FGF18(配列番号1)の約K134〜T138またはFGF17−1(配列番号2)の約Q139〜S143の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、
    S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8、S9、S10、S11、S12およびS13のそれぞれは独立に、1〜約50個の間のアミノ酸残基を有するスペーサー配列である融合ポリペプチドであって、
    i)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    ii)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    iii)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    iv)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    v)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    vi)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    vii)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    viii)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    ix)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    x)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    xi)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF17−1(配列番号2)の約K63〜T68の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    xii)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF17−1(配列番号2)の約Y116〜A122の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    xiii)β1が、FGF18(配列番号1)の約Q24〜Y31の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF17−1(配列番号2)の約H151〜R155の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    または
    xiv)β1が、FGF17−1(配列番号2)の約Q29〜Y36の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β4が、FGF18(配列番号1)の約Q58〜T63の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β9が、FGF18(配列番号1)の約Y111〜A117の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含み、β12が、FGF18(配列番号1)の約H146〜R150の残基を有する断片に対し少なくとも90%の相同性を示すアミノ酸配列を含む、
    請求項1に記載の融合ポリペプチド。
  8. FGF18(配列番号1)におけるアミノ酸残基に対応するアミノ酸残基において少なくとも1個の修飾をさらに含み、前記少なくとも1個の修飾が、Y151L、P152Y、K153Q、156aL、156bP、156cF、156dP、156eN、156fH、P156A、L158K、P161Q、K163E、Y164F、165aV、165bG、165cS、165dA、165eP、T166R、V167R、S171T、I174P、R175Q、T177L、H178T、des P179およびdes A180からなる群から選択される、請求項に記載の融合ポリペプチド。
  9. FGF17−1(配列番号2)におけるアミノ酸残基に対応するアミノ酸残基において少なくとも1個の修飾をさらに含み、前記少なくとも1個の修飾が、I30L、E32L、L156Y、Y157P、Q158K、des L161、des P162、des F163、des P164、des N165、des H166、A167P、K169L、Q172P、E174K、F175Y、des V176、des G177、des S178、des A179、des P180、R182T、R183V、T187S、P190I、Q191R、L193T、T194H、195aPおよび195bAからなる群から選択される、請求項に記載の融合ポリペプチド。
  10. 前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)の場合に比較して、任意の追加的なT−エピトープを欠くか、あるいは、前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)の場合に比較して、任意の追加的なB−エピトープを欠く、請求項に記載の融合ポリペプチド。
  11. 前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)に対し約90%未満の配列相同性を示す、請求項に記載の融合ポリペプチド。
  12. 前記融合ポリペプチドが、FGF18(配列番号1)またはFGF17−1(配列番号2)に対し約95%未満の配列相同性を示す、請求項に記載の融合ポリペプチド。
  13. 配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13、配列番号14、配列番号15および配列番号16からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項に記載の融合ポリペプチド。
  14. 請求項1に記載の融合ポリペプチドを発現する宿主細胞。
  15. それを必要とする哺乳動物における軟骨欠損を処置する方法であって、前記哺乳動物に、治療有効量の請求項1に記載の融合ポリペプチドを投与するステップを含む方法。
  16. 請求項1に記載の融合ポリペプチドのうち少なくとも1種と、薬学的に許容される賦形剤とを含む医薬組成物。
  17. 請求項1に記載の融合ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含むベクター。
  18. 請求項1に記載の融合ポリペプチドを産生する方法であって、タンパク質発現に適した条件下で、細胞において請求項17に記載のベクターを発現させ、これにより、前記融合ポリペプチドを産生するステップを含む方法。
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