JP2018523482A - 味噌玉味噌の製造方法及びこれにより製造された味噌玉味噌 - Google Patents

味噌玉味噌の製造方法及びこれにより製造された味噌玉味噌 Download PDF

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Abstract

本発明は、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合して混合味噌玉味噌を作る混合ステップと、前記混合味噌玉味噌を常温で1次熟成させる1次熟成ステップと、前記1次熟成を経た混合味噌玉味噌を低温で2次熟成させる2次熟成ステップと、を含む味噌玉味噌の製造方法及びこれにより製造された味噌玉味噌を提供する。本発明の味噌玉味噌の製造方法及びこれにより製造された味噌玉味噌は、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合することにより、韓国式の味噌玉味噌ならではの複合発酵によるコクのある香ばしい風味は保つが、改良味噌玉味噌の高いプロテアーゼ酵素活性度を用いてタンパク質の分解速度を高めて熟成時間を短縮させることができ、旨味を高めることができるという効果がある。また、本発明の味噌玉味噌の製造方法は、1次熟成を経た混合味噌玉味噌を低温で2次熟成させることにより、工程中の褐変を防いで好み度を高めた味噌玉味噌を作ることができ、且つ、韓国式の味噌玉味噌の香ばしい風味は保ちながらも、これに比べて製造時間が短いので、優れた品質の味噌玉味噌を量産することができるという効果がある。【選択図】 図1

Description

本発明は、 味噌玉味噌(味噌玉から作った味噌)の製造方法及びこれにより製造された味噌玉味噌に係り、更に詳しくは、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合し、混合された味噌玉味噌を常温で1次熟成させた後、低温で2次熟成させることにより、韓国式の味噌玉味噌ならではのコクのある香ばしい風味は保つが、改良味噌玉味噌の高いプロテアーゼ酵素活性を用いてタンパク質の分解速度を高めることにより、熟成時間を短縮させ、旨味を高め、低温で2次熟成させることにより、工程中の褐変を防いで好み度を高めた味噌玉味噌の製造方法及びこれにより製造された味噌玉味噌に関する。
味噌玉味噌は、製造方法に応じて、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌に大別できるが、その製造方法に応じて、風味及び香りに大きな違いを示す。韓国式の味噌玉味噌は、昔から家庭で作ってきた方法により製造された味噌から醤油(カンジャン)を取り出し、味噌玉を掬い上げてつぶした後、塩をさらに入れて他の壺の中に入れて寝かせて熟成させるものであるが、主として強力なタンパク質の分解によりアンモニアの生成が盛んに行われ、若干くせのある独特のにおいが特徴である。これに対し、日本由来の改良味噌玉味噌は、米や精麦などの澱粉質原料にタンパク質及び澱粉質の分解能に優れた菌株を種付けし且つ培養してコウジ(麹)を作り、茹でた豆及び塩を混合して熟成させた後に磨砕して製品にする。
韓国式の味噌玉味噌は、具体的に、大豆で味噌玉を作ってレンガ状又は矩形状に固めて自然発酵させた後、食塩水に浸漬して6〜12ヶ月間熟成させた後に醤油を取り出し、固形分を熟成させて製造する。したがって、一般に、韓国式の味噌玉味噌は、1〜2年間の製造期間を必要とするため、量産に向いていないという問題があった。
また、韓国式の味噌玉味噌の製造過程において、常温での長時間に亘っての熟成過程を経ながら味噌玉味噌の表面において褐変が起こり、褐変された部分において異味及び異臭が生じて味噌玉味噌の全般的な味品質が悪くなるという問題があった。
更に、伝統的な韓国式の味噌玉味噌の風味を出すための改良味噌玉味噌の製造方法の場合、一般に、2〜3種類の菌株を培養して複合熟成又は段階的熟成を行うが故にその工程が複雑であり、しかも、活用し難いという問題があり、熟成過程において用いられる菌株のうち食品医薬局原材料データベース(http://fse.foodnara.go.kr/origin/dbindex.jsp)に使用可能なものとして登録されていない菌株が多いが故に食品安定性の側面からみて好適ではないという問題があった。
大韓民国公開特許第10−2014−0055617号公報(公開日: 2014年5月9日)
本発明は、上記の従来の技術の問題を解消するために案出されたものであり、その目的は、韓国式の味噌玉味噌ならではのコクのある香ばしい風味は保つが、改良味噌玉の高いプロテアーゼ酵素活性を用いてタンパク質の分解速度を高めて熟成時間を短縮させ、褐変を防いで好み度を高めた味噌玉味噌の製造方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、上記の味噌玉味噌の製造方法により製造された味噌玉を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合して混合味噌玉味噌を作る混合ステップと、前記混合味噌玉味噌を常温で1次熟成させる1次熟成ステップと、前記1次熟成を経た混合味噌玉味噌を低温で2次熟成させる2次熟成ステップと、を含む味噌玉味噌の製造方法を提供する。
また、本発明は、前記味噌玉味噌の製造方法により製造された味噌玉味噌を提供する。
本発明の味噌玉味噌の製造方法及びこれにより製造された味噌玉味噌は、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合することにより、韓国式の味噌玉味噌ならではの複合発酵によるコクのある香ばしい風味は保つが、改良味噌玉味噌の高いプロテアーゼ酵素活性度を用いてタンパク質の分解速度を高めて熟成時間を短縮させることができ、旨味を高めることができるという効果がある。
また、本発明の味噌玉味噌の製造方法は、1次熟成を経た混合味噌玉味噌を低温で2次熟成させることにより、工程中の褐変を防いで好み度を高めた味噌玉味噌を作ることができ、且つ、韓国式の味噌玉味噌の香ばしい風味は保ちながらも、これに比べて製造時間が短いので、優れた品質の味噌玉味噌を量産することができるという効果がある。
本発明の味噌玉味噌の製造方法の流れを示す工程手順図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明を詳述する。
図1は、本発明の味噌玉味噌の製造方法の流れを示す工程手順図である。本発明の味噌玉味噌の製造方法は、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合して混合味噌玉味噌を作る混合ステップ(S10)と、前記混合味噌玉味噌を常温で1次熟成させる1次熟成ステップ(S20)と、前記1次熟成を経た混合味噌玉味噌を低温で2次熟成させる2次熟成ステップ(S30)と、を含む味噌玉味噌の製造方法を提供する。
本発明の前記混合ステップ(S10)は、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合して混合味噌玉味噌を作ることを含む。前記混合ステップ(S10)において、混合は、技術分野の通常の知識を有する者に広く知られている方法により行われてもよく、好ましくは、混合機械により混合され、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌が均一に混ざるように混合されてもよい。前記混合ステップを通して韓国式の味噌玉味噌ならではのコクのある香ばしい風味は保つが、改良味噌玉の高いプロテアーゼ酵素活性度を用いてたんぱく質の分解速度を高めて熟成時間を短縮させ、褐変を防いで好み度を高めた味噌玉味噌の製造方法を提供することができる。
本発明の前記韓国式の味噌玉味噌は、豆を蒸煮し且つ冷却させた後、原穀の重さに対して0.1重量%〜1.0重量%の麹菌(Aspergillus oryzae、ニホンコウジカビ)を混合するか、又は、別途の種菌の混合なしに四角い塊状に成形した後に発酵させた韓国式の味噌玉を含んでいてもよく、前記韓国式の味噌玉を食塩水に浸漬して6ヶ月〜12ヶ月間熟成させて醤油を取り出し、味噌玉を掬い上げてつぶした後、塩をさらに入れて他の壺の中に入れて寝かせて熟成させて製造してもよいが、本発明はこれに何等限定されない。
本発明の前記改良味噌玉味噌は、豆を蒸煮し且つ冷却させた後、原穀の重さに対して0.1重量%〜2.0重量%の麹菌と混合し且つ発酵させて豆粒状に製造した改良味噌玉を含んでいてもよく、前記改良味噌玉に茹でた豆及び塩を混合して熟成させた後に磨砕して製造してもよいが、本発明はこれに何等限定されない。
前記改良味噌玉味噌の製造に用いられる前記麹菌は、アスペルギルス・オリーゼ(Aspergillus oryzae)であってもよい。 伝統的な韓国式の味噌玉味噌の風味を出すために開発した既存の改良味噌玉味噌の製造方法は、一般に、2〜3種類の菌株を培養して複合熟成又は段階的熟成を行うが故にその工程が複雑であり、しかも、活用し難いという問題があり、しかも、熟成過程において用いられる菌株のうち食品医薬局原材料データベース(http://fse.foodnara.go.kr/origin/dbindex.jsp)に使用可能なものとして登録されていない菌株が多いが故に食品安定性の側面からみて好適ではないという問題があったが、本発明の場合、改良味噌玉味噌の製造に当たって代表的に用いられるアスペルギルス・オリーゼ(Aspergillus oryzae)を用いることにより、食品安定性の側面からみて好ましい。
本発明の前記韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌は、0.8:1〜4:1の混合比で混合されてもよく、より具体的には、1:1〜3:1の混合比で混合されてもよく、更に具体的には、2:1の混合比で混合されてもよい。韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌の混合比が0.8:1〜4:1の範囲から逸脱する場合、伝統の味噌の香ばしい風味がなくなるか、又は、プロテアーゼの酵素活性の減少によりタンパク質の分解速度が下がり、且つ、熟成期間が長引いてしまうという問題がある。
前記1次熟成ステップ(S20)は、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌が混合された前記混合味噌玉味噌を常温で1次熟成させることを含む。前記1次熟成ステップ(S20)において、熟成は、技術分野の通常の知識を有する者に広く知られている方法により行われてもよく、好ましくは、恒温熟成が行われてもよい。前記1次熟成ステップにおいては、発酵された韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合した混合味噌玉味噌をさらに発酵させてもよい。
本発明の前記1次熟成ステップにおいて、混合味噌玉味噌は、20℃〜30℃の温度条件下で30〜100日間1次熟成させてもよく、好ましくは、25℃の温度条件下で60〜90日間1次熟成させてもよい。前記混合味噌玉味噌の熟成温度が前記範囲から外れる場合、熟成が徐々に行われるか、又は、熟成が全く行われない虞があり、熟成期間が前記期間から外れた期間である場合には、最適な熟成が行われないか、又は、味噌玉の表面が褐変したり異常発酵が起こったりして異味・異臭が生じ、長期間に亘っての熟成により味噌玉味噌の量産に不向きになる虞がある。
本発明の前記2次熟成ステップ(S30)は、前記1次熟成された混合味噌玉味噌を低温で2次熟成させることを含む。前記2次熟成ステップ(S30)において、熟成は、技術分野の通常の知識を有する者に広く知られている方法により行われてもよく、好ましくは、低温保管室において熟成が行われてもよい。前記1次熟成ステップを通して発酵された混合味噌玉味噌を発酵させるとともに、混合味噌玉味噌の表面の褐変を防いで異味・異臭の発生を防いで見栄えや香味の側面からみて優れた味噌玉味噌を提供することができるという効果がある。
本発明の前記2次熟成ステップにおいて、1次熟成を経た混合味噌玉味噌を1次熟成温度よりも低い温度条件下で60〜180日間熟成させてもよく、好ましくは、10℃〜15℃の温度条件下で60〜100日間熟成させてもよい。前記混合味噌玉味噌を1次熟成温度と同じ温度条件下で、又はそれ以上の温度条件下で熟成させる場合、味噌玉味噌の表面において褐変及び異常発酵が起こって異味・異臭が生じて味噌玉味噌の香味を落としてしまうという問題があり、熟成期間が60〜180日間から外れた期間である場合には、最適な熟成が行われないか、又は、長期間に亘っての熟成により味噌玉味噌の量産に不向きになる虞がある。
また、本発明は、前記製造方法により製造された味噌玉味噌を提供することができる。本発明の味噌玉味噌の製造方法により製造された味噌玉味噌は、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合することにより、韓国式の味噌玉味噌ならではの複合発酵によるコクのある香ばしい風味は保つが、改良味噌玉味噌の高いプロテアーゼ酵素活性度を用いてタンパク質の分解速度を高めて熟成時間を短縮させて味噌玉味噌の量産に向いており、1次熟成を経た混合味噌玉味噌を低温で2次熟成させることにより、工程中の褐変を防いで味品質及び好み度の高い味噌玉味噌を提供することができる。
以下、本発明の内容について実施例を挙げてより詳細に説明する。但し、これらの実施例は本発明の内容の理解への一助となるために提示されるものに過ぎず、本発明の権利範囲がこれらの実施例により限定されると解釈されてはならない。
[実施例]
<韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌の製造>
韓国式の味噌玉味噌の製造方法は、下記の通りである。
選別された豆を洗浄して蒸煮した後、20℃〜50℃になるように冷却させる。冷却させた大豆をつぶして四角い塊状に固めて韓国式の味噌玉を製造して通常の方法により入手可能な麹菌(Aspergeillus oryzae)を原穀の重さに対して0.1重量%〜1.0重量%で添加する。前記豆としては、大豆(soybean, Glycine max)、スバクテ ユテ ジンジュリ(Koreansoybean cultivars)、青豆(blue bean,Glycime max MERR)、黒大豆(Black soybean、Glycine max(L.) Merr)、黒豆、ソリテ(Seoritae、Glycin max MERR)、黄豆(yellow bean, Glycime max MERR)、インゲン豆(kidney bean, Phaseolus vulgaris)、黒小豆(small black bean,Phaseolus angularis W.F. WIGHT.)、えんどう豆、ナタ豆、フィールド豆(field bean, Vicia faba)及びソモクッテ(Seomoktae, Rhynchosia Nolubilis)のうちのいずれか1種以上が挙げられる。前記韓国式の味噌玉を1ヶ月間〜3ヶ月間10℃〜40℃の温度条件下で発酵させた後、味噌玉の重量の1.8倍〜2.5倍の、18%〜25%の塩濃度を有する塩水を添加し、10〜50日間塩漬した後、塩水分離を行って韓国式の味噌玉味噌を製造した。
改良味噌玉味噌の製造方法は、下記の通りである。
選別された豆を洗浄して蒸煮した後、20℃〜50℃になるように冷却させる。冷却させた大豆で豆粒状の改良味噌玉を製造して、通常の方法により入手可能な麹菌(Aspergeillus oryzae)を原穀の重さに対して0.1重量%〜1.0重量%で添加する。前記豆としては、大豆、スバクテ、ユテ、ジンジュリ、青豆、黒大豆、黒豆、ソリテ、黄豆、インゲン豆、黒小豆、えんどう豆、ナタ豆、フィールド豆及びソモクッテのうちのいずれか1種以上が挙げられる。前記改良味噌玉の場合、2〜7日間20℃〜40℃の温度条件下で発酵させた後、塩濃度が8%〜12%になるように塩を添加し、含水量が48%〜58%になるように加水して改良味噌玉味噌を製造した。
<混合味噌玉味噌の製造>
上記のようにして製造した韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌をそれぞれ1:1、2:1及び3:1の割合で混合して混合味噌玉味噌をそれぞれ製造した。
<混合味噌玉味噌の1次熟成>
上記において混合された混合味噌玉味噌を常温で90日間熟成させた。前記韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を1:1の割合で混合し、且つ、25℃での1次熟成を経た混合味噌玉味噌を実施例1とし、2:1の割合で混合し、且つ、25℃での1次熟成を経た混合味噌玉味噌を実施例2とし、3:1の割合で混合し、且つ、25℃での1次熟成を経た混合味噌玉味噌を実施例3とし、2:1の割合で混合し、且つ、20℃での1次熟成を経た混合味噌玉味噌を実施例4とした。
また、前記韓国式の味噌玉味噌を25℃で熟成させた韓国式の味噌玉味噌を比較例1とし、改良味噌玉味噌を25℃で熟成させた改良味噌玉味噌を比較例2とし、比較例1及び2を1:1の割合で混合した混合味噌玉味噌を比較例3とし、比較例1及び2を2:1の割合で混合した混合味噌玉味噌を比較例4とし、比較例1及び2を3:1の割合で混合した混合味噌玉味噌を比較例5とした。
実験例1:本発明の混合味噌玉味噌(実施例1〜4)と、比較例1〜5のアミノ態窒素の含量及びpHの比較
熟成中の味噌の香ばしい香味が推察可能な代表指標であるアミノ態窒素の含量(タンパク質の分解度)と、異常発酵及び酸味の指標としてのpHとを測定して、本発明の1次熟成を経た実施例1〜4及び比較例1〜5間の比較を行い、これを下記表1に示す。一般に、 アミノ態窒素の含量及びpHが相対的に高いほど、優れた品質の味噌玉味噌であると認められる。
実施例1〜4及び比較例1〜5のアミノ態窒素の含量(mg%)及びpHの比較
本発明の実施例2の混合味噌玉味噌の場合、同じ熟成温度(25℃)で1次熟成させた比較例1の韓国式の味噌玉味噌に比べて約2倍、比較例2の改良味噌玉味噌に比べて略同じアミノ態窒素の含量を示し、比較例4の混合味噌玉味噌に比べて147%高かった。pHは、比較例2の改良味噌玉味噌と略同じであり、比較例1の韓国式の味噌玉味噌よりも0.2以上高く測定された。20℃の温度条件下で熟成された実施例4の混合味噌玉味噌もまた、比較例4の混合味噌玉味噌に比べてアミノ態窒素の含量が129%高かった。
実施例1の混合味噌玉味噌の場合、比較例1の韓国式の味噌玉味噌はもとより、比較例2の改良味噌玉味噌よりもアミノ態窒素の含量が高く、比較例3の混合味噌玉味噌に比べて135%高かった。なお、pHは、比較例2の改良味噌玉味噌よりは低く、比較例1の韓国式の味噌玉味噌よりは高かった。
したがって、韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌をそれぞれ別々に熟成させて混合する場合よりも、混合後に熟成させた方がタンパク質の分解速度及び味噌の品質の側面からみてさらに有利であるということが分かる。
<混合味噌玉味噌の2次熟成>
前記実施例2の1次熟成を経た混合味噌玉味噌を10℃〜15℃の温度条件下で60日間低温で熟成させて実施例5の味噌玉味噌を製造した。
また、実施例2の1次熟成を経た混合味噌玉味噌を1次熟成と同じ条件(25℃)下で60日間熟成させ、これを比較例6とした。
実験例2:本発明の実施例5の味噌玉味噌及び比較例6の味噌玉味噌のアミノ態窒素の含量、pH及び明るさの比較
2次熟成期間の間にさらなるアミノ態窒素の含量の増加及び味の調和を通した混合味噌の全般的な品質の向上を図った。本発明の実施例5の味噌玉味噌及び比較例6の常温熟成維持群のアミノ態窒素の含量(mg%)、pH及び明るさ(L)を比較し、その結果を表2に示す。一般に、アミノ態窒素の含量及びpHは、実験例1と同様に、高くなればなるほど、且つ、明るさ(L)もまた味噌の長期に亘っての流通及び保管期間を考慮したときに数値が高くなればなるほど優れた品質の味噌玉味噌であると認められる。
実施例5の味噌玉味噌及び比較例6の味噌玉味噌のアミノ態窒素の含量(mg%)、pH及び明るさ(L)の比較
比較例6の味噌玉味噌の場合、アミノ態窒素の含量は高くなったとはいえ、pHが相対的に低く、色相が大幅に暗くなり、味噌において褐変された香りが異味・異臭であることが感知された。相対的に実施例5のような低温における2次熟成に際してタンパク質の分解速度が下がり、アミノ態窒素の含量の増加量が低かったが、pHが高く、褐変現象があまり見られないことから、見栄えや香味の側面からみても、低温における2次熟成の方が更に有利であるということが分かった。
実験例3:本発明の実施例5の味噌玉味噌に対する韓国式の味噌玉味噌の官能評価
本発明の味噌玉味噌の官能特性が韓国式の味噌玉味噌の官能特性に比べてどのように異なるかを確認するために、前記実施例5の味噌を用いて官能評価を行った。
ソウル特別市/京畿道の圏域に住んでいる30〜49歳の主婦81名を対象として、家庭において自ら味噌汁又は味噌チゲを両方とも同じ方法で調理して試食しながら評価した。評価項目としては、味品質の確認及び感性的プロファイルの評価が挙げられ、評価項目は、味噌の代表的な味特徴及び感性/イメージの用語を選定して5点満点で評価し、その結果を表4に示す。
実施例5の味噌玉味噌及び韓国式の味噌玉味噌の官能評価の結果
本発明の味噌玉味噌の場合、韓国式の味噌玉味噌に比べて、全般的な好み度を含めて全体的な好み度においてほとんど有意的に高く評価され、特に、味噌の主な属性である香ばしい香味の好み度や香り、後味の好み度もまた有意的に高く評価された。なお、感性/イメージの評価に際して、「コクのある深い味、コクのある濃厚な味、伝統の」という属性が強化されたと評価されて、本発明の製造方法が味噌玉味噌の製造方法の効率性だけではなく、伝統的な味噌玉味噌の味品質の向上にも寄与したことを確認することができる。
S10:混合ステップ
S20:1次熟成ステップ
S30:2次熟成ステップ

Claims (11)

  1. 味噌玉味噌の製造方法において、
    A)韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌を混合して混合味噌玉味噌を作る混合ステップと、
    B)前記混合味噌玉味噌を常温で1次熟成させる1次熟成ステップと、
    C)前記1次熟成を経た混合味噌玉味噌を低温で2次熟成させる2次熟成ステップと、
    を含む味噌玉味噌の製造方法。
  2. 前記韓国式の味噌玉味噌は、豆を蒸煮し且つ冷却させ、原穀の重さに対して0.1重量%〜1.0重量%の麹菌(Aspergillus oryzae)を混合して矩形の塊状に成形した後に発酵させた韓国式の味噌玉から製造することを特徴とする請求項1に記載の味噌玉味噌の製造方法。
  3. 前記改良味噌玉味噌は、豆を蒸煮し且つ冷却させた後、原穀の重さに対して0.1重量%〜2.0重量%の麹菌と混合し且つ発酵させて豆粒状に製造した改良味噌玉から製造することを特徴とする請求項1に記載の味噌玉味噌の製造方法。
  4. 前記麹菌は、アスペルギルス・オリーゼ(Aspergillus oryzae)であることを特徴とする請求項3に記載の味噌玉味噌の製造方法。
  5. 前記韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌は、0.8:1〜4:1の混合比で混合されることを特徴とする請求項1に記載の味噌玉味噌の製造方法。
  6. 前記韓国式の味噌玉味噌及び改良味噌玉味噌は、1:1〜3:1の混合比で混合されることを特徴とする請求項1に記載の味噌玉味噌の製造方法。
  7. 前記1次熟成ステップにおいて、混合味噌玉味噌を20℃〜30℃の温度条件下で30〜100日間1次熟成させることを特徴とする請求項1に記載の味噌玉味噌の製造方法。
  8. 前記1次熟成ステップにおいて、混合味噌玉味噌を25℃の温度条件下で60〜90日間1次熟成させることを特徴とする請求項1に記載の味噌玉味噌の製造方法。
  9. 前記2次熟成ステップにおいて、1次熟成を経た混合味噌玉味噌を1次熟成温度よりも低い温度条件下で60〜180日間熟成させることを特徴とする請求項1に記載の味噌玉味噌の製造方法。
  10. 前記2次熟成ステップにおいて、1次熟成を経た混合味噌玉味噌を10℃〜15℃の温度条件下で60〜100日間熟成させることを特徴とする請求項1に記載の味噌玉味噌の製造方法。
  11. 請求項1乃至請求項10のうちのいずれか一項に記載の製造方法により製造された味噌玉味噌。
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