JP2018522112A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 硬質表面処理用組成物であって、
   （ａ）アルコキシル化アルコール、アルコキシル化ポリオール部分エステル、ポリエチレングリコール、及び／又は高分子アルキレン酸化物ブロック共重合体を含む粘着促進剤、
   （ｂ）アニオン性、非イオン性、カチオン性、両性、双性イオン性及びそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも１種の界面活性剤であって、少なくとも１種の界面活性剤の１種以上は全部又は一部が粘着促進剤として役立て得ること、
   （ｃ）ポリアルキレンポリアミン及び／又はポリエーテルアミンを含む塩基性製剤、及び
   （ｄ）水、を含み、
   前記組成物は、硬質表面への塗布時に自己粘着するゲルであり、１０重量％の組成物と脱イオン水との平衡混合物は、少なくとも１０のｐＨを有する、組成物。
2. 前記組成物が２５℃で少なくとも１５０，０００センチポアズ（ｃＰ）の粘度を有するゲルである、請求項１に記載の組成物。
3. 前記塩基性製剤が、ポリアルキレンポリアミンを含む、請求項１又は２に記載の組成物。
4. 前記ポリアルキレンポリアミンが、下記式を有するアミン化合物を含む、請求項３に記載の組成物。
   ［化１］
   Ｈ _２ Ｎ−（ＣＨ _２ ＣＨＲ−ＮＨ） _ｎ −ＣＨ _２ ＣＨＲ−ＮＨ _２
   （ここで、ＲはＨ又はＭｅであり、ｎは０又は１〜５の整数である）
5. 前記ポリアルキレンポリアミンが、下記式を有するアミン化合物を含む、請求項３に記載の組成物。
   ［化２］
   Ｈ _２ Ｎ−（ＣＨ _２ ＣＨ _２ ＣＨ _２ −ＮＨ） _ｍ −ＣＨ _２ ＣＨ _２ ＣＨ _２ −ＮＨ _２
   （ここで、ＲはＨ又はＭｅであり、ｍは０又は１〜５の整数である）
6. 前記ポリアルキレンポリアミンが、トリエチレンテトラアミン（ＴＥＴＡ）、及び／又はテトラエチレンペンタアミン（ＴＥＰＡ）を含む、請求項３に記載の組成物。
7. 前記塩基性製剤が、ポリエーテルアミンを含む、請求項１又は２に記載の組成物。
8. 前記ポリエーテルアミンが、下記式を有するアミン化合物を含む、請求項７に記載の組成物。
   ［化３］
   Ｈ _２ Ｎ−ＣＨＭｅＣＨ _２ −（ＯＣＨ _２ ＣＨＭｅ） _Ｘ −ＮＨ _２
   （ここで、ｘは１〜１０の整数である）
9. 前記ポリエーテルアミンが、下記式を有するアミン化合物を含む、請求項７に記載の組成物。
   ［化４］
   Ｈ _２ Ｎ−ＣＨＭｅＣＨ _２ −（ＯＣＨ _２ ＣＨＭｅ） _Ｙ −（ＯＣＨ _２ ＣＨ _２ ） _Ｚ −（ＯＣＨ _２ ＣＨＭｅ） _Ｘ −ＮＨ _２
   （ここで、ｚ、ｘ及びｙは整数であり、ｚは平均で５〜１５であり、ｘ＋ｙは２〜８であり、前記アミン化合物は４００〜１，５００の平均分子量を有する。）
10. 前記ポリエーテルアミンが、下記式を有するアミン化合物を含む、請求項７に記載の組成物。
    ［化５］
    Ｒ’−（ＯＣＨ _２ ＣＨ _２ ） _ｑ −（ＯＣＨ _２ ＣＨＭｅ） _ｔ −ＮＨ _２
    （Ｒ’はＣ _１ 〜Ｃ _６ アルキルであり、ｔは１〜５０の整数であり、ｑは１〜１０の整数である。）
11. 前記ポリエーテルアミンが、下記式を有するアミン化合物を含む、請求項７に記載の組成物。
    ［化６］
    Ｈ _２ Ｎ−ＣＨＭｅＣＨ _２ −（ＯＣＨ _２ ＣＨＭｅ） _Ｙ −（ＯＣＨ _２ ＣＨ _２ ） _Ｚ −（ＯＣＨ _２ ＣＨＭｅ） _Ｘ −ＮＨ _２
    （ここで、ｘは１〜５０の整数り、ｚは１〜２０の整数であり、ｙは０〜１０の整数である。）
12. 前記ポリエーテルアミンが、下記式を有するアミン化合物を含む、請求項７に記載の組成物。
    ［化７］
    Ｒ”−（ＯＣＨ _２ ＣＨ _２ ） _ｄ −（ＯＣＨ _２ ＣＨＲ） _ｂ −ＮＨ _２
    （ここで、ＲはＨ又はＭｅであり、Ｒ”はＣ _１ 〜Ｃ _６ アルキルであり、ｄは平均で３〜１０であり、ｂは平均で２０〜５０であり、前記アミン化合物は１，０００〜３，０００の平均分子量を有する。）
13. 前記塩基性製剤がさらにアルカノールアミンを含む、請求項１又は２に記載の組成物。
14. 前記組成物が、さらに
    （ｅ）ポリオール保湿剤、
    （ｆ）香料成分、
    （ｇ）一種以上の補助剤、及び
    （ｉ）各々炭素数８〜１５の炭素鎖を含む１種以上の直鎖第１級アルコールの中の一つ以上を含む、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の組成物。
15. 前記粘着促進剤が、平均１５〜５０個のエチレン酸化物単位を有するエトキシル化Ｃ _１４ 〜Ｃ _２２ アルコール及びエチレン酸化物−プロピレン酸化物ブロック共重合体を含む、請求項１に記載の組成物。
16. 前記ゲルが２５℃で３００，０００〜８００，０００センチポアズ（ｃＰ）の粘度を有する、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の組成物。
17. 前記ゲルが、少なくとも２，５００Ｐａのゲル降伏点硬度を有する、請求項１〜１６のいずれか１項に記載の組成物。
18. 前記ゲルが、５０〜８０℃のゲル溶融温度を有する、請求項１〜１７のいずれか１項に記載の組成物。
19. 前記組成物が、
    平均１５〜３５個のエチレン酸化物単位を有するエトキシル化Ｃ_１６〜Ｃ_１８アルコールを２０〜３５重量％、
    平均２〜１５個のエチレン酸化物単位を有するエトキシル化Ｃ_１０〜Ｃ_１５アルコールを１〜５重量％、
    ポリアルキレンポリアミン、及び／又はポリエーテルアミンを０．５〜５重量％、
    ポリエチレングリコールを０〜５重量％、
    鉱油を０．１〜２重量％、
    グリセリンを２〜１０重量％、
    親水性ポリアクリル酸塩を０．１〜２重量％、
    香料成分を２〜１０重量％、及び
    水を少なくとも４０重量％、を含む、請求項１に記載の組成物。
20. 前記粘着促進剤が、平均１５〜５０個のエチレン酸化物単位を有するエトキシル化Ｃ _１４ 〜Ｃ _２２ アルコールを含み、前記少なくとも１種の界面活性剤は、平均５〜１２個のエチレン酸化物単位を有するエトキシル化直鎖及び／又は分岐鎖Ｃ _９ 〜Ｃ _１５ アルコールを含む、請求項１に記載の組成物。
21. 低蒸気圧、高引火点の炭化水素又は炭化水素混合物を含む共硬化剤をさらに含む、請求項１に記載の組成物。