JP2018520376A - 結合コア要素付きの光ファイバケーブル - Google Patents

結合コア要素付きの光ファイバケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2018520376A
JP2018520376A JP2017563109A JP2017563109A JP2018520376A JP 2018520376 A JP2018520376 A JP 2018520376A JP 2017563109 A JP2017563109 A JP 2017563109A JP 2017563109 A JP2017563109 A JP 2017563109A JP 2018520376 A JP2018520376 A JP 2018520376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
tube
core element
coupling
optical communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017563109A
Other languages
English (en)
Inventor
アンヌ ジェルメーヌ ブランギエ
アンヌ ジェルメーヌ ブランギエ
ジョエル パトリック カーベリー
ジョエル パトリック カーベリー
デイヴィッド ウェズリー チャイアソン
デイヴィッド ウェズリー チャイアソン
アンピン リウ
アンピン リウ
バラダ カンタ ナヤク
バラダ カンタ ナヤク
Original Assignee
コーニング オプティカル コミュニケイションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー
コーニング オプティカル コミュニケイションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コーニング オプティカル コミュニケイションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー, コーニング オプティカル コミュニケイションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー filed Critical コーニング オプティカル コミュニケイションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー
Publication of JP2018520376A publication Critical patent/JP2018520376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4405Optical cables with longitudinally spaced waveguide clamping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
    • B23K26/0604Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by a combination of beams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
    • B23K26/0604Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by a combination of beams
    • B23K26/0619Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by a combination of beams with spots located on opposed surfaces of the workpiece
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/20Bonding
    • B23K26/21Bonding by welding
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/441Optical cables built up from sub-bundles
    • G02B6/4413Helical structure
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/4434Central member to take up tensile loads

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

光通信ケーブルならびに関連システムおよび方法が提供される。光ケーブル(10)は、複数の巻きコア要素(20,22)を有し、隣り合う巻きコア要素の外面は、別々の結合区分(34)によって互いに接合されている。別々の結合区分(34)は、例えばレーザ溶接部、超音波溶接部、または接着剤のような構造部であるのが良い。別々の結合部(34)は、巻きコア要素を巻きパターン、例えばSZ撚りパターンをなして互いに保持している。
【選択図】図1

Description

本開示内容、すなわち本発明は、一般に、光通信ケーブル、特に隣接のコア要素に結合されまたはくっつけられた撚りコア要素を有する光通信ケーブルに関する。光通信ケーブルは、多種多様なエレクトロニクスおよび通信分野における使用が増大している。光通信ケーブルは、1本または2本以上の光通信ファイバを収容する場合がありまたはこれらを包囲する場合がある。ケーブルは、ケーブル内の光ファイバのための構造体および保護手段となる。
〔関連出願の説明〕
本願は、2015年6月3日に出願された米国特許仮出願第62/170,233号の優先権主張出願であり、この米国特許仮出願を参照により引用し、その記載内容を本明細書の一部とする。
本発明の一実施形態は、光通信ケーブルに関する。光通信ケーブルは、ケーブル本体を有し、ケーブル本体は、ケーブル本体内に通路を画定する内面を有し、光通信ケーブルは、ケーブル本体内に配置された第1のコア要素およびケーブル本体内に配置された第2のコア要素を有する。第1のコア要素は、ボアを画定する内面および外面を備えた第1の管と、第1の管のボア内に配置された第1の光伝送要素とを有する。第2のコア要素は、ボアを画定する内面および外面を備えた第2の管と、第2の管のボア内に配置された第2の光伝送要素とを有する。第1のコア要素および第2のコア要素は、第1のコア要素と第2のコア要素が互いに隣接して位置するよう通路の中央領域周りに巻かれて第1の管と第2の管の外面相互間にインターフェースが構成され、インターフェースは、ケーブル本体の長さの少なくとも一部分にわたって延びる。光通信ケーブルは、第1の管の外面を第2の管の外面にインターフェースの長さに沿う別々の区分のところで接合する複数の別々の結合区分を有し、第1の管および第2の管は、巻回に続き互いに対して保持されるようになっている。光通信ケーブルは、インターフェースの長さに沿って隣り合う結合区分相互間に配置された第1の管の外面および第2の管の外面の非結合区分を有する。
本発明の追加の実施形態は、光通信ケーブル用のコアに関する。コアは、互いに巻き付けられた複数の細長いコア要素を有し、複数の巻き付けられた細長いコア要素の長さの一部分が断面で見て円周方向において複数のコア要素によって包囲された中央領域周りに螺旋部分を形成するようになっている。各コア要素の外面が時計回りの方向において他のコア要素のうちの1つの外面に隣接して位置するとともに反時計回りの方向において他のコア要素のうちの1つの外面に隣接して位置する。コアは、各コア要素の外面と、時計回りの方向において隣接しているコア要素の外面との間に位置した、及び、各コア要素の外面と、反時計回りの方向において隣接しているコア要素の外面との間に位置した、複数の結合部を有する。
本発明の追加の実施形態は、光通信ケーブル用のコアを形成する方法に関する。本方法は、各々が外面を備えた複数の細長い光コア要素を用意するステップを含む。本方法は、複数の細長い光コア要素を互いに巻き付けて、複数の互いに巻き付けられた細長いコア要素の長さの一部分が断面で見て円周方向において複数のコア要素によって包囲された中央領域周りに螺旋部分を形成するようにするステップを含む。各コア要素の外面が時計回りの方向において他のコア要素のうちの1つの外面に隣接するとともに反時計回りの方向において他のコア要素のうちの1つの外面に隣接して位置する。本方法は、複数のコア要素のうちの第1のコア要素の外面の小区分を複数のコア要素のうちの第2のコア要素の外面の小区分に結合するステップを含み、第2のコア要素は、断面で見て時計回りの方向において第1のコア要素に隣接して位置する。本方法は、第1のコア要素の外面の別の小区分を複数のコア要素のうちの第3のコア要素の外面の小区分に結合するステップを含み、第3のコア要素は、断面で見て反時計回りの方向において第1のコア要素に隣接して位置する。
追加の特徴および追加の利点が以下の詳細な説明に記載されており、そして一部は、この詳細な説明から当業者には容易に明らかでありまたはこの書面としての明細書およびその特許請求の範囲ならびに添付の図面に記載されている実施形態を実施することによって認識されよう。
理解されるべきこととして、上述の概要説明と以下の詳細な説明の両方は、例示に過ぎず、特許請求の範囲に記載された本発明の性質および特性を理解するための概観または構想を提供することを意図している。
添付の図面は、更に深い理解を提供するために含まれており、そして本明細書に組み込まれてその一部をなしている。図面は、1つまたは2つ以上の実施形態を示しており、本明細書と一緒になって、種々の実施形態の原理および作用を説明するのに役立つ。
例示の実施形態としての光通信ケーブルの斜視図である。 例示の実施形態としての光コアの斜視図である。 例示の実施形態としての図2の光コアの隣り合うコア要素相互間の結合状態を示す詳細図である。 例示の実施形態としての自立型SZ撚りパターンを維持する2つの互いに結合状態にあるコア要素を示す図である。 例示の実施形態に従って分離後における2つの上述の結合コア要素の区分を示す図である。 例示の実施形態に従ってコア要素を結合するレーザ溶接システムの略図である。 例示の実施形態に従ってコア要素を結合するレーザ溶接システムの略図である。 別の例示の実施形態としてのコア要素を結合するレーザ溶接システムの略図である。 例示の実施形態に従ってレーザ溶接部の形成に続く2つのコア要素の結合の仕方を示す斜視図である。
全体として図を参照すると、光通信ケーブル(例えば、ファイバ光ケーブル、光ファイバケーブルなど)、光通信ケーブル用のコアならびに形成方法およびシステムの種々の実施形態が示されている。一般的に言って、本明細書において説明する実施形態は、複数の細長い光コア要素(例えば、ルーズ光ファイバを収容したバッファー管、タイトバッファード光ファイバ、フィラーロッド、フィラー管など)を含む光コアに関する。光コア要素は、互いに巻き付けられて巻きパターン(例えば、SZ撚りパターン)が形成される。各光コア要素は、隣り合うコア要素の外面を互いに接合する複数の別々の結合区分によって少なくとも1つの隣接のコア要素に結合される。結合コア要素の各対は、隣り合うコア要素相互間のインターフェースの長手方向長さに沿って延びる複数の別々の結合セグメントを有するとともに更に、別々の結合セグメント相互間に間隔を置いて配置された多数の非結合区分を有する。
種々の実施形態では、隣り合うコア要素相互間の途切れ途切れのまたは間欠的な結合を利用することによって、所望の巻きパターンを維持する安定した光コアを作製することができ、この場合、外部半径方向結束要素、例えば螺旋バインダーまたは結束スリーブを必要としない。さらに、各結合セグメント内の結合度を制御することによりかつコア要素の長さに沿う各結合セグメントの間隔を制御することによって、特定のコア要素に接近してこれを光コアの残部から分離するのに必要な力の大きさを制御することができる。種々の実施形態では、外部半径方向結束要素をなくすと、コア要素への接近に先立って破って取り除かなければならない層がなくなるので、光ケーブルのコア要素の接近性が改善される。
加うるに、本明細書において説明する結合構造により、非接近コア要素相互間の結合区分を定位置に残した状態で単一のコア要素に接近してこれをコア要素の残部から分割することができる。これは、いったん破られると、他のコア要素への結束力の印加をやめる典型的な半径方向力バインダーとは対照的である。さらに、隣り合うコア要素相互間の直接的な結合は、典型的には半径方向拘束性バインダーを利用したSZ撚りコアを支持するのに必要な剛性中央抗張力体を必要としないで、安定性のあるSZ撚りコアを形成する。さらに、少なくとも幾つかの実施形態では、本明細書において説明するコア要素結合構造は、撚り光コア中への種々の物質(例えば、止水SAP粉末、ゲルなど)の侵入を容易にすることができるより接近性の高い介在領域を光コアに提供する。加うるに、コア要素が互いに接触するとともに中央領域を完全に包囲した実施形態では、光コアは、外部バインダーまたは隣のコア要素と抗張力要素との間の摩擦力の半径方向力に単に依存するのではなく、隣り合うコア相互間の直接的な結合の結果として得られる耐押し潰し性の向上および安定性の向上を呈する。
さらに、本明細書において説明する直接コア要素結合によって提供されるコア安定性は、光コアおよびケーブル製造中に多くの利点を提供すると考えられる。例えば、コア要素相互間の別々の結合部を撚り後に直接形成することができるので、結合部は、下流側のプロセス(例えば、ジャケット形成、外装材形成など)が行われているときに撚りパターンを定位置に保持するよう働く。この結合部は、ケーブル形成中のコア要素相互間の相対運動を軽減することによって布設長さのばらつきを減少させた光コアを提供することができる。本明細書において説明する別々の結合部を利用した光コアは、もしこのように構成していない場合にジャケット押し出しプロセスの熱により生じる場合のある変形の影響を受ける度合いが小さくなると考えられる。本明細書において説明する別々の結合部の形成プロセスは、熱可塑性コア要素(例えばバッファー管、フィラーロッドなど)に悪影響を及ぼさないで生産ラインを停止させたり開始させたりすることができるようにすることによって製造性を向上させる。本明細書において説明する別々の結合部の形成プロセスは、ジャケット形成プロセスに欠陥がある場合でも再ジャケット形成を可能にすることによって製造性を向上させる。加うるに、別々の結合部はID目的である特定の色の予備成形バッファー管を利用するのではなく、撚りおよび結合の時点でコア要素上に色を利用したIDを生じさせることができる着色溶接部または接着剤を提供する可能性をもたらす。
図1を参照すると、例示の実施形態としてのケーブル10として示された光通信ケーブルが示されている。ケーブル10は、ケーブルジャケット12として示されたケーブル本体を有し、このケーブル本体は、中央ボア16として示されている内部チャネル、通路または空所を画定する内面14を備えている。一般的に理解されるように、ジャケット12の内面14は、以下に説明する種々のケーブルコンポーネントを配置する内部領域または区域を画定する。光ファイバ18として示されている複数の光伝送要素がボア16内に配置されている。一般に、ケーブル10は、布設中および布設後において光ファイバ18に対して構造および保護作用(例えば、取扱中の保護作用、風雨からの保護作用、有害動物や害虫からの保護作用)を提供する。
図1に示された実施形態では、ケーブル10は、中央ボア16内に配置された複数のコア要素を有する。第1の形式のコア要素は、光伝送コア要素であり、図1の実施形態では、コア要素は、例えばバッファー管20のような管内に配置されている1本または2本以上の光ファイバ18を有する。フィラーロッド22として示されている1つまたは2つ以上の追加のコア要素もまた、ボア16内に配置されるのが良い。図示の実施形態では、フィラーロッド22およびバッファー管20は、例えばガラス繊維強化プラスチックまたは金属(例えば、スチール)のような材料で作られた中央抗張力体(抗張力部材)24として示された中央支持体周りに配置されまたはこれに巻き付けられている。光ファイバ18を収容したバッファー管20、フィラーロッド22および中央抗張力体24は、一緒になって、ケーブル10のコア26を形成する。種々の実施形態では、コア26は、光マイクロモジュール、タイトバッファード光ファイバ、およびフィラー管を含む任意形式の光コア要素を任意の組み合わせで含むことができる。他の実施形態(例えば、以下の図2に示されている)では、光コア26は、中央抗張力体を備えておらず、光コア26は、光コアを所望の巻きパターンで支持した一連の結合区分を有する。
例えば図1に示されている種々の実施形態では、ケーブル10は、コア26と内面14との間でジャケットボア16内に配置された種々の追加の層または構造体を有するのが良い。例えば、止水材料、例えば止水テープ28が巻きバッファー管20およびフィラーロッド22の周りに配置されるのが良い。ケーブル10は、止水テープ28の外側に配置されている外装材層30として示されている補強シートまたは層を更に有するのが良い。外装材層30は、外装材層30がボア16内の光ファイバ18を包囲するようケーブル10の内部要素(光ファイバ18を含む)に巻き付けられている。外装材層30は、一般に、ケーブル10内のファイバ18に対する追加の保護層となり、かかる外装材層は、損傷(例えば、布設中の接触または圧縮によって生じる損傷、風雨に起因した損傷、齧歯類動物からの損傷など)に対する耐性をもたらすことができる。種々の実施形態では、外装材層30は、種々の抗張力または耐損傷性の材料で作られるのが良い。図1に示された実施形態では、外装材層30は、一連の交互に並んだ山部と谷部を有する金属材料の波形シートで作られている。一実施形態では、波形金属は、スチールであり、別の実施形態では、波形金属は、アルミニウムである。他の実施形態では、他の非金属製抗張力材料を用いることができる。幾つかの実施形態では、外装材層30は、2GPaを超え、特に2.7GPaを超える弾性モジュラスを有するプラスチック材料で作られるのが良い。かかるプラスチック外装材層は、動物の噛む行為に耐えるために用いられるのが良く、しかも動物/害虫を寄せ付けない物質(例えば、苦い物質、ペッパー物質、合成した虎の尿など)を含むのが良い。
種々の実施形態では、ケーブルジャケット12は、ケーブルジャケット12内に埋め込まれた1つまたは2つ以上の不連続部、例えば同時押し出し不連続部32を有するのが良い。一般に、不連続部32は、コア26に接近するためにユーザがジャケット12を剥いで開くことができるようにするジャケット12中の弱体化領域を提供する。
図1および図2を参照すると、ケーブル10は、光コア26の各々のコア要素の外面を光コア26の隣接のコア要素の外面に結合する溶接部34として示されている複数の結合区分を有する。一般に、溶接部34は、隣接のバッファー管20および/またはフィラーロッド22の外面相互間のインターフェースに沿って、非結合区分36として示されている非結合区分によって互いに隔てられた別々の結合区分である。
図2に示されているように、光コア26のバッファー管20および/またはフィラーロッド22は、中央領域38周りに互いに対して巻き付けられるのが良い。種々の実施形態では、バッファー管および/またはフィラーロッド22を、螺旋パターン、渦巻きパターン、SZパターンなどを含む種々のパターンをなして互いに対して巻くことができる。溶接部34は、光コア26の隣り合うコア要素を互いに結合して、巻きパターンが接着部(インターフェースとなる材料が用いられる場合)または結合(結合部が管の材料相互間に作られる場合)を介して溶接部34によって定位置に保持されるようになっている。かくして、かかる実施形態では、溶接部34は、管表面の互いに対する垂直方向および接線方向運動に抵抗し、かくしてコア要素が巻きパターンからほどける傾向を抑制するよう働く。幾つかのかかる実施形態では、溶接部34に提供される接着により、ケーブル10は、光コア26を所望のパターンに結合するための半径方向内方の力を提供する外部半径方向結束要素、例えば螺旋巻きバインダーヤーンまたはバインダースリーブを備えていない。加うるに、幾つかの実施形態では、中央領域38は、剛性支持要素、例えば抗張力体24を備えておらず、その理由は、溶接部34が剛性中央部材を必要とすることなく、製造中、光コア26を所望の巻きパターンに保持するからである。
図2の実施形態に示されているように、光コア26は、コア長手方向軸線40に垂直な平面(すなわち、図2の向きで見た場合の端平面図)で見て、中央領域38がバッファー管20およびフィラーロッド22によって円周方向に包囲されるよう互いに対してパターンをなして巻かれた複数のコア要素(図2の特定の実施形態では6つのコア要素)を有する。この構成例では、各コア要素(例えば、バッファー管20またはフィラーロッド22)は、円周方向に2つの他のコア要素に隣接して位置し、1つは、時計回りの方向に隣接して位置し、1つは、反時計回りの方向に隣接して位置する。かかる実施形態では、光コア26は、各コア要素の外面とその時計回りに隣接して位置する隣のコア要素の外面との間に設けられた複数の溶接部34および各コア要素の外面とその反時計回りの方向に隣接した隣のコア要素の外面との間に設けられた複数の溶接部34を有する。
一例として図2を参照すると、バッファー管42とラベル表示されたバッファー管20のうちの1本は、時計回りの方向に見て隣のバッファー管44に隣接して位置するとともに反時計回りの方向に見て隣のバッファー管46にも隣接して位置する。特定のバッファー管42は、時計回りの方向に見て隣のバッファー管44に、これら2本のバッファー管の外面相互間に配置された一連の溶接部48によって結合されている。同様に、特定のバッファー管42は、反時計回りの方向に見て隣のバッファー管46に、これら2本のバッファー管の外面相互間に配置された一連の溶接部50によって結合されている。光コア26の残部と同様、非結合区分36がバッファー管相互間のインターフェースに沿って各溶接部相互間に配置されている。
種々の実施形態では、溶接部34は、光コア26の長さに沿って途切れ途切れにまたは間欠的に形成できる任意形式の適度に強固な結合部または接合部であって良い。種々の実施形態では、溶接部34は、隣り合うコア要素の区分をレーザエネルギーによって互いに溶解させることによって形成されたレーザ溶接部であるのが良い。他の実施形態では、溶接部34は、隣り合うコア要素の区分を超音波エネルギーによって互いに溶解させることによって形成された超音波溶接部であるのが良い。他の実施形態では、溶接部34は、隣り合うコア要素相互間に配置された接着剤で作られるのが良い。種々の実施形態では、接着剤は、グルー、熱硬化性接着剤、ホットメルト接着剤(例えば、熱可塑性接着剤)、放射線硬化性接着剤などであるのが良い。
図2を参照すると、光コア26が少なくとも1つの螺旋巻き区分を備えた状態で示されている。具体的に説明すると、光コア26は、交互螺旋パターン(SZ撚りパターンとも呼ばれる)で示されている。かかる実施形態では、光コア26は、右螺旋巻き区分60、反転区分62および左螺旋巻き区分64を有する。右螺旋巻き区分60内において、コア要素、例えばバッファー管20およびフィラーロッド22は、右巻き方向に螺旋巻きされている。左螺旋巻き区分64内では、コア要素、例えばバッファー管20およびフィラーロッド22は、左巻き方向に螺旋巻きされている。反転区分62は、右螺旋巻き区分60と左螺旋巻き区分64との間に移行部となる区分である。一実施形態では、反転区分62は、正弦波関数として形作られている。
理解されるべきこととして、図2は、数個の右螺旋巻き区分、数個の反転区分および数個の左螺旋巻き区分しか示していないが、光コア26は、ケーブル10の長さにわたって延びる図2に示された区分に類似した多数の繰り返し区分を有しても良い。種々の実施形態では、右螺旋巻き区分と左螺旋巻き区分は、反転区分が各反対に巻かれた螺旋巻き区分相互間に位置した状態で光コア26の長さに沿って交互に並んでいる。
加うるに、螺旋巻き区分は、コア要素のうちの1つが中央領域38回りに丸一回転をなすために必要な軸方向距離であるピッチ長さ(布設長さとも呼ばれる)を有する。幾つかの実施形態では、コア26は、コア26の長さに沿って複数の個々のピッチ長さの平均値である平均ピッチ長さ(または平均布設長さ)を有するのが良い。種々の実施形態では、隣り合うコア要素相互間の溶接部34の個数は、光コア26の布設長さに基づくのが良い。一般に、布設長さが短ければ短いほど、より緊密に巻かれたパターンをひとまとめに保持するために、隣り合う溶接部34がそれだけいっそう近くに形成される。種々の実施形態では、溶接部34相互間の間隔は、コア要素の個数、布設長さ、コア要素の直径などを含む種々の要因の関数である。
図2に示されている実施形態では、溶接部34は、互いに長手方向に整列した互いに間隔を置いた状態の溶接部34のパターンを形成し、その結果、全体として長手方向軸線40に平行な長手方向に延びる溶接部34の経路または縞が構成されている。図2に示されているように、溶接部34の経路のうちの1つは、線66でラベル表示されている。種々の実施形態では、以下に詳細に説明するように、溶接部縞66が実質的に整列した性状をなしているのは、溶接部形成システムが巻きコア要素に対して位置的に固定されていることに起因しており、巻きコア要素は、溶接部形成中、溶接システムを通って送り進められる。理解されるように、溶接部縞66の本数は、光コア26のコア要素の個数に等しく、図示の実施形態では、光コア26は、光コア26の周囲に沿ってぐるりと等間隔を置いて配置された6本の溶接部縞66を含む。
図3を参照すると、例示の実施形態としての光コア26の一断面の詳細図が示されている。一般に、図3は、一義的に着色された溶接部34が光コア26の各コア要素を一義的に識別するために用いられる色IDシステムを示している。一般に、光コア26の各コア要素は、コア要素の一方の側に(例えば、所与の軸方向位置のところで反時計回りの方向の側部に)設けられた第1の固有の色の溶接部およびコア要素の他方の側に(例えば、所与の軸方向位置のところで時計回りの方向の側部に)設けられた第2の固有の色の溶接部を有する。この構成では、光コア26の各コア要素は、固有の色対によって識別される。かかる実施形態では、一義的に着色されたまたはラベル表示されたバッファー管ではなく、一義的に着色されたまたは固有の溶接部色を用いることによって、共通に着色されたバッファー管の単一のストックをケーブル形成中に用いることができ、位置を表わすラベル表示が溶接部を形成しているときにケーブル作製中に追加される。
一例として、図3を参照すると、図3に示されている5つのコア要素、すなわち、コア要素70,72,74,76,78が時計回りの方向に表示された固有の参照符号でラベル表示されている。図3に示されているように、コア要素70,72相互間の溶接部80は、第1の他と明確に異なる色、すなわち色Aを有し、コア要素72,74相互間の溶接部82は、第2の明確に異なる色、すなわち色Bを有する。かくして、コア要素72は、色Aと色Bの両方の溶接スポットを有する唯一のコア要素として識別される。同様に、コア要素74,76相互間の溶接部84は、第3の明確に異なる色、すなわち色Cを有する。かくして、コア要素74は、色Bと色Cの両方の溶接スポットを有する唯一のコア要素として識別される。同様に、コア要素76,78相互間の溶接部86は、第4の明確に異なる色、すなわち色Dを有する。かくして、コア要素76は、色Cと色Dの両方の溶接スポットを有する唯一のコア要素として識別される。図3では、溶接部80,82,84,86は、各溶接材料の互いに異なる色を表わすために互いに異なる網目が施された状態で示されている。このパターンは、光コア26の各コア要素を一義的に識別する6つの固有の色対が存在するように光コア26周りに続いている。さらに、管分離後、一義的に着色された溶接部が壊れ、後には識別を可能にするために各コア要素の表面に2つの固有の色の組み合わせが残る。例えば、コア要素72の他のコア要素からの分離に続き、色Aを有する溶接部80の一区分および色Bを有する溶接部82の一区分がコア要素72上に残り、かくして分離後であっても色ID機能が発揮される。
種々の実施形態では、図3に示された溶接部、例えば溶接部80,82,84,86の色づけが各隣接のコア要素のインターフェースのところへの着色溶接部前駆物質(例えば、着色硬化性接着剤、着色レーザ溶接部フィラメントなど)の位置決めによって提供できる。かかる実施形態では、着色溶接部前駆物質は、溶接部を形成するよう硬化されまたは違ったやり方で活性化され、それによりコア要素の色および他の溶接部から明確に異なる着色状態を維持しながら隣り合うコア要素が結合される。
図4を参照すると、2つの巻かれるとともに溶接されたバッファー管20が溶接部34によって互いに溶接された状態で示されている。図4に示されているように、本出願人は、溶接部34が外部バインダーなしでかつ中央剛性支持部材を必要としないで、SZ巻きパターンを維持する安定した構造体を形成する仕方で1対のバッファー管20を互いに接合することを見いだすという知見を得た。具体的に説明すると、本出願人は、2本のバッファー管20がねじり拘束性だけをもたらす互いに間隔を置いて位置する別々の溶接部34を有することによって、管対がSZ巻きパターンを維持することができるという知見を得た。かくして、本出願人は、溶接部34によって提供されるねじり拘束性だけを有する光コア内にSZパターンを維持することができ、それによりSZ撚りパターンを維持するために中央抗張力体および/または外部半径方向バインダーを必要としないで、SZ撚り光コアを形成することができるということを確認した。注目されるべきこととして本明細書において説明するある特定の実施形態は、SZ撚りを維持するのにこれら要素を必要としないが、幾つかの実施形態では、ケーブル10は、他の目的のため、例えば引張り強度を得るため、耐押し潰し性の向上などのために中央抗張力体および/または外部バインダーを有しても良い。
図5を参照すると、2本のバッファー管20が溶接部34の分離に続く状態で示されている。図5に示されているように、一実施形態では、2本の隣り合うバッファー管20が互いに分離されると、溶接部34は、破断しまたは分離し、後には溶接部の配置場所のところに各管の表面上に印または突出部が残される。一実施形態では、分離に続いて溶接部34によって残された突出部または凹みの高さは、150マイクロメートル未満であり、より具体的には、約100マイクロメートルである。
種々の実施形態では、溶接部34は、光コア26を巻きパターンの状態に(図2に示されているように)維持する一方で、比較的容易な手作業による分離を可能にするのに足るほど強固であるように寸法決めされるとともに形作られている。種々の実施形態では、コア要素の単位長さ当たりの溶接部の個数、各溶接部の長さ、および/または各溶接部内のボンドグラディエント(結合度の勾配)は、この強度と容易な手動アクセスとの間のバランスを提供するよう選択される。種々の実施形態では、コア要素長さの25mm当たり1〜5個の溶接部が形成される。種々の実施形態では、各溶接部34は、L1として示された長手方向における長さを有する。種々の実施形態では、L1は、5mm未満であり、より具体的には約2mm(例えば、2mm±50%)である。種々の実施形態では、各非結合区分36は、L2として示された長手方向における長さを有する。種々の実施形態では、L2は、25mm未満であり、具体的には、1mm〜10mm、より具体的には約4mm(例えば、4mm±50%)である。種々の実施形態では、L2は、管布設長さおよび溶接部34を形成するために用いられる溶接ツール(例えば、レーザ)の数の関数である。特定の実施形態では、L2は、布設長さをコア周りに配置されたレーザ源の数で除算し、次にこれをつる巻角のコサインで除算して得られる値に等しいであろう。
図5に示されているように、溶接部34は、全体として楕円の形状を有するよう形作られるのが良い。かかる一実施形態では、楕円形状の結果として、溶接部34は、この溶接部の長さに沿って変化する結合強度を有する。特定の実施形態では、溶接部34の中心90のところの結合強度は、端点92,94のいずれのところの結合強度よりも大きい。特定の実施形態では、溶接部34内の結合強度は、溶接部34の中央領域で最大値の状態にあり、そして端点92,94のところでの最小値まで次第に減少する。一実施形態では、溶接部34の結合強度は、端92,94のところで10%であり、中心90のところで80%である。溶接部34の結合強度の勾配は、管を分離中にもつれさせる恐れを減少させることによって管の分離を容易にする。種々の実施形態では、この局所化結合強度(力としてのみ測定される)は、Tピール型試験中に測定される最大破断力と相関関係にある。この測定が進むにつれて、この測定により管変位(破断量に関連している)の関数として測定力がプロットされる。溶接部34の端のところでは、力は、最大分離力の10%未満であり、溶接部34の最大分離力は、溶接部の中間部で生じる。
種々の実施形態では、本明細書において説明した溶接部配置および構造により、管20を手で分離することができる溶接部が得られる。一実施形態では、溶接部34は、溶接部34を破断するとともに管20を互いに分離するのに必要な力がTピール試験を用いて0.5ニュートン(N)〜1.0Nであるように管20を互いに接合している。特定の実施形態では、Tピール試験は、ASTM・D1876規格またはその改訂版に準拠して実施される。
別の実施形態では、溶接部34は、抗張力体の引き出し力が光コア26の長さの10mm当たり1Nを超えるように光コア26を互いに結合する。コアからの中央抗張力体の耐取り出し性は、抗張力体とこれを包囲しているコア要素との間の結合力の大きさの指標である。この耐取り出し性は、管と抗張力体との間に生じる摩擦力で達成される。一実施形態では、抗張力体の引き出し力は、引張り試験機械(例えば、インストロン(Instron)社から入手できる引張り試験機械)を用いて測定され、この場合、抗張力体をケーブルサンプルのコアから引き出し、そして引き出し中に読み取られたピーク力を試験したサンプルの長さに対して標準化する(例えばN/mm)。
図6〜図9を参照すると、例示の実施形態としての種々の溶接部形成システムが示されている。図6を参照すると、例示の実施形態に従ってレーザ溶接システム100の概略端面図が示されている。レーザ溶接システム100は、光コア26周りに間隔を置いて配置された複数のレーザ102,104,106,108を含む。一般に、光コア26をSZ撚りパターンの形成に続き、図6の観察面に垂直な方向にレーザ溶接システム100中を前進させる。
レーザ102,104は、それぞれ焦点合わせ領域110,112を有し、レーザ106,108は、それぞれ焦点合わせ領域114,116を有する。図示のように、レーザ溶接システム100のレーザを焦点合わせして各レーザのレーザ焦平面が隣り合うコア要素の外面の相互接触位置のところに存在するようにする。かくして、この構成では、レーザ102は、コア要素118,120相互間に溶接部を形成するのに十分な熱を焦点合わせ領域110のところに発生させ、レーザ104は、コア要素122,124相互間に溶接部を形成するのに十分な熱を焦点合わせ領域112のところに発生させる。これとは対照的に、レーザ106,108の焦点合わせ領域114,116がコア要素126,128の表面の下に位置しているので、図6に示されている光コア26の位置のところではレーザ106,108によっては溶接部が形成されることはない。しかしながら、螺旋として、光コア26のSZパターンは、レーザ溶接システム100を通って前進し、コア要素の互いに当接する外面は、焦点合わせ領域110,112,114,116に出入りし、それにより図2に示されている間欠的かつ別々の溶接パターンを形成する。かくして、この構成では、レーザ溶接システム100は、光コア26がレーザ溶接システム100を通って前進しているときに間欠的溶接部34を連続的に形成する。かかる実施形態では、図6の構成は、溶接部が正確な位置に形成されるようにするために、レーザのターンオンおよびターンオフを必要とせず、しかも隣り合うコア要素相互間のインターフェースを追跡する必要なく、間欠的溶接部34を形成する。加うるに、レーザ溶接システム100は、光コア26を所望の巻きパターンの状態に結合するために紡績機器(螺旋巻きバインダーでは典型的である)を動かす必要なく、効率的な連続システムを提供する。
図7〜図9を参照すると、例示の実施形態としての種々のレーザ溶接形態およびプロセスが示されている。種々の実施形態では、レーザ溶接システムのレーザビームは、隣り合うコア要素相互間の正しい場所に常時焦点合わせされまたは集束して2つのコア要素を昇温させるとともに各コア要素上にメルト領域を作るよう構成されている。これらシステムはまた、コア要素上のメルト領域を互いに押しつけて接合または結合区分、例えば上述した溶接部34を形成するよう構成されている。種々の実施形態では、レーザ溶接は、一ステップまたは多ステッププロセスにより達成できる。
図7を参照すると、一ステップレーザ溶接プロセスの例示の実施形態が示されている。図7に示されているように、2つのコア要素130,132を互いに押しつけてこれらの外面136,138の向かい合った区分相互間のインターフェース134を形成し、その後にレーザビーム140に当てる。レーザビーム140にいったん当てられると、レーザ溶接部がレーザビーム140によって加熱されたインターフェースの部分のところに形成される。一実施形態では、レーザビーム140は、楕円形レーザビームである。かかる一実施形態では、従来型の円形レーザビームを楕円ビームの状態に作り直してこの楕円形ビームが比較的広い領域を覆って適当なメルト領域を作って溶接部を形成することができるようにする。種々の実施形態では、楕円ビームのアスペクト比は、2から10までの範囲にあり、その結果、このプロセスは、管のドリフトおよび振動の影響を受けないようになり、その理由は、レーザビーム140がドリフトおよび/または振動にもかかわらず、インターフェース134のところに溶接部を形成するに足るほど広いからである。
図8および図9を参照すると、多ステップレーザ溶接プロセスが示されている。図8および図9を参照すると、レーザ溶接システム150は、レーザビーム154を発生させ、2つの互いに分離されたコア要素152,156がレーザビーム154に当てられる。図8に示されている実施形態では、レーザ溶接システム150は、メルト領域が両方ともレーザ158に向き、そしてレーザ158から見て反対側に位置したコア要素152,156の外面の区分上に形成されるよう構成されている。具体的に説明すると、図8に示されているように、レーザビーム154は、レーザビーム154がレーザ158に向いたコア要素152,156の部分160,162を昇温させるよう比較的広いレーザビームである。加うるに、レーザビーム154の一部分164は、コア要素152,156相互間の隙間を通過して鏡166によって、レーザ158から見て反対側に位置するコア要素152,156の側部に向かって反射される。このように、コア要素152,156の領域168,170は、レーザビーム154によって加熱される。その結果、コア要素152,156は、レーザ158に対して両側から昇温されて比較的広いメルト領域を形成し、それによりコア要素152,156相互間にレーザ溶接部を形成する。
種々の実施形態では、レーザビーム154は、垂直方向に(図8および図9の向きで見て)コア要素152,156相互間の隙間よりも広いビームサイズを備えた円形であるか楕円形であるかのいずれかであるのが良い。鏡166は、ビームを再成形/分割してこれらをコア要素152,156の外面の領域168,170上に向け直すよう構成されている。この構成は、両方のコア要素152,156の大きなドリフト量を許容することができる。図9に示されているように、いったんメルト領域172がコア要素152の領域160,168内に形成されるとともに対向したメルト領域174がコア要素156の領域162,170のところに形成されると、2つのコア要素は、溶接部34を形成するよう互いに結合される。
レーザビームが接合部または溶接部、例えば溶接部34を形成するようコア要素の外面を昇温させることができるようレーザビームを構成する多くの種々の代替手段が存在する。この実施形態では、2つのメルト領域は、サイズおよび存在場所がほぼ同じである。レーザビームは、ビジョンシステムまたは他形式のフィードバック制御システムによりコア要素の運動に同期されるので、各コア要素上に広いメルト領域を形成する必要はない。この構成により、溶接部位のところのコア要素の表面上の突出部の形成を軽減することができる。この構成例では、コア要素へのレーザビーム入射角は、10°から45°までの範囲にある。他の実施形態では、このビームは、同じ速度でまたは僅かに異なる速度でコア要素とともに移動するのが良い。このようにすることによって、レーザとコア要素との間の相互作用時間を増大させることができ、その結果、所望のメルト領域を作るのに必要なレーザ出力が低く抑えられる。加うるに、レーザ相互作用時間を増大させた状態で低いレーザ出力を用いることによりメルト領域を形成することによって、コア要素を損傷させる恐れが減少する。種々の実施形態では、レーザビームとメルト領域との関係は、溶接パターンが溶接状態の光コア中の全てのコア要素相互間で一定であるよう制御される。
種々の実施形態では、光通信ケーブル用のコアを形成する方法が提供される。本方法は、各々が外面を備えた複数の細長い光コア要素(例えば、バッファー管20、フィラーロッド22、コア要素152,156など)を用意するステップを含む。本方法は、複数の細長い光コア要素を互いに巻き付けて、複数の互いに巻き付けられた細長いコア要素の長さの一部分が螺旋部分を形成して、断面で見て円周方向において複数のコア要素が中央領域周りを包囲するようにするステップを含む。この巻回構成例において、各コア要素の外面が時計回りの方向において他のコア要素のうちの1つの外面に隣接するとともに、反時計回りの方向において他のコア要素のうちの1つの外面に隣接して位置する。本方法は、第1のコア要素の外面の小区分を時計回りの方向で見て隣りのコア要素の外面の小区分に結合するステップを含む。本方法は、第1のコア要素の外面の別の小区分を反時計回りの方向で見て隣りのコア要素の外面の小区分に結合するステップを更に含む。種々の実施形態では、結合小区分は、溶接部、例えば上述した溶接部34である。種々の実施形態では、結合は、例えば図示するとともに図6〜図9を参照して上述したレーザ溶接システムによるレーザ溶接を含む。
この方法の種々の実施形態では、巻きステップは、SZ巻きパターンを形成する。かかる幾つかの実施形態では、巻きパターンは、複数の左螺旋巻き区分、複数の右螺旋巻き区分および左螺旋巻き区分と右螺旋巻き区分との間に移行部を提供する複数の反転区分を含む。特定の実施形態では、結合小区分は、半径方向内向きの力を及ぼす外部結束要素なしで、コア要素を巻きパターンの状態に維持する。この方法の種々の実施形態では、結合ステップは、レーザ溶接、超音波溶接および接着剤の使用のうちの少なくとも1つを利用する。この方法の種々の実施形態では、結合ステップは、1mm〜10mmの長さを有するコア要素の非結合区分によって互いに間隔を置いて配置された結合部を形成する。この方法の特定の実施形態では、結合ステップは、レーザ溶接部を形成するよう隣り合うコア要素の外面のインターフェースのところのメルト領域に焦点合わせされたレーザビームを用いるレーザ溶接ステップである。
上述したように、特定の実施形態では、ケーブルジャケット12は、ポリエチレン材料から形成される。種々の実施形態では、ケーブルジャケット12は、ケーブル製造に用いられる種々の材料、例えば中密度ポリエチレン、低スモーク、ゼロハロゲンポリエチレン、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリビニリデンジフルオリド(PVDF)、ナイロン、ポリエステルまたはポリカーボネートおよびこれらのコポリマーであるのが良い。加うるに、ケーブルジャケット12の材料は、互いに異なる性質をケーブルジャケット12の材料に与える少量の他の材料または充填剤を含むのが良い。例えば、ケーブルジャケット12の材料は、着色、UV/光遮断(例えば、カーボンブラック)、耐燃性などを提供する材料を含むのが良い。種々の実施形態では、光ケーブルユニットのバッファー管は、ファイバ18を包囲するよう押し出された押し出し熱可塑性材料で作られるのが良い。一実施形態では、バッファー管を含むコア要素は、ポリプロピレン材料で作られる。別の実施形態では、バッファー管を含むコア要素は、ポリカーボネート材料で作られる。種々の実施形態では、バッファー管を含むコア要素は、1種類または2種類以上のポリマー材料で作られ、かかるポリマー材料としては、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアミド(PA)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリ塩化ビニル(PVC)、難燃性PCV、ポリ(エテン‐コ‐テトラフルオロエテン)(ETFE)、本明細書において説明したポリマー材料の組み合わせなどが挙げられる。種々の実施形態では、バッファー管を含むコア要素の材料は、UV遮断物質および耐燃性物質を含む種々の充填剤または添加剤を含むのが良い。
本明細書において説明する光伝送要素は、可撓性であるのが良い光ファイバ、ガラスまたはプラスチックで作られた透明な光ファイバを含む。光ファイバは、光を光ファイバの2つの端相互間で伝える導波路として機能するのが良い。光ファイバは、屈折率の小さい透明なクラッド材料によって包囲された透明なコアを有するのが良い。光は、全反射によってコア内に維持されるのが良い。ガラス光ファイバは、石英からなるのが良いが、他の幾つかの材料、例えばフルオロジルコネート(弗素酸化亜鉛)、フルオロアルミネート、およびカルコゲニドガラスならびに結晶材料、例えばサファイアを用いることができる。光は、全反射により光をコア内に閉じ込める屈折率の小さな光学クラッドによって光ファイバのコアを下って案内されるのが良い。クラッドは、クラッドを水分および/または物理的損傷から保護する緩衝材および/または別の被膜によって被覆されるのが良い。これらの被膜は、引き抜きプロセス中、光ファイバの外側に塗布されるUV硬化ウレタンアクリレート複合材料であるのが良い。被膜は、ガラスファイバの素線を保護することができる。
別段の指定がなければ、本明細書において記載した方法は、このステップが特定の順序で実施されることを必要とするものと解することは意図されていない。したがって、方法クレームがそのステップの辿るべき順序を実際に記載していない場合またはステップが特定の順序に限定されるべきことが特許請求の範囲の記載または本明細書において具体的に記載されていない場合、任意特定の順序を推定することは意図されていない。加うるに、原文明細書において用いられる冠詞“a”は、1つまたは2つ以上のコンポーネントまたは要素を含み、1つしか意味しないと解されるべきではない。
当業者であれば理解されるように、開示した実施形態の精神および範囲から逸脱することなく種々の改造および変形を行うことができる。実施形態の精神および実質を組み込んだ開示した実施形態の改造例、コンビネーション、サブコンビネーションおよび変形例は、当業者に想到できるので、解した実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲およびその均等範囲内に含まれるあらゆる形態を含むものと解されるべきである。

Claims (21)

  1. 光通信ケーブルであって、
    ケーブル本体を有し、前記ケーブル本体は、前記ケーブル本体内に通路を画定する内面を有し、
    前記ケーブル本体内に配置された第1のコア要素を有し、前記第1のコア要素は、
    ボアを画定する内面および外面を備えた第1の管と、
    前記第1の管の前記ボア内に配置された第1の光伝送要素とを有し、
    前記ケーブル本体内に配置された第2のコア要素を有し、前記第2のコア要素は、
    ボアを画定する内面および外面を備えた第2の管と、
    前記第2の管の前記ボア内に配置された第2の光伝送要素とを有し、
    前記第1のコア要素および前記第2のコア要素は、第1のコア要素と第2のコア要素が互いに隣接して位置するよう前記通路の中央領域周りに巻かれて前記第1の管と前記第2の管の前記外面相互間にインターフェースが構成され、前記インターフェースは、前記ケーブル本体の長さの少なくとも一部分にわたって延び、
    前記第1の管の前記外面を前記第2の管の前記外面に前記インターフェースの前記長さに沿って別々の区分のところで接合する複数の別々の結合区分を有し、前記第1の管および前記第2の管は、巻回に続き互いに対して保持されるようになっており、前記第1の管の前記外面および前記第2の管の前記外面の非結合区分が前記インターフェースの前記長さに沿って隣り合う結合区分相互間に配置されている、光通信ケーブル。
  2. 前記複数の別々の結合部は、前記第1の管と前記第2の管との法線方向および接線方向運動に抵抗する、請求項1記載の光通信ケーブル。
  3. 前記複数の別々の結合区分の各々は、前記インターフェースの長手方向において第1の端と第2の端との間に配置された中心点を有し、前記別々の結合区分の各々の結合強さは、前記第1および前記第2の端のところよりも前記中心点のところの方が大きい、請求項1記載の光通信ケーブル。
  4. 前記第1および前記第2の管の長手方向長さの25mmごとに1〜5個の別々の結合区分を更に有し、前記第1および前記第2の管の前記長手方向における各結合部の長さは、5mm未満である、請求項1記載の光通信ケーブル。
  5. 前記複数の別々の結合区分は、Tピール試験下において前記結合区分を破断して前記第1の管を前記第2の管から分離するのに0.5ニュートン〜1.0ニュートンが必要であるように前記第1の管を前記第2の管に接合している、請求項1記載の光通信ケーブル。
  6. 前記第1の管と前記第2の管は、互いに巻かれて、複数の左螺旋巻き区分、複数の右螺旋巻き区分および前記左螺旋巻き区分と前記右螺旋巻き区分との間に移行部を提供する複数の反転区分を含む巻きパターンが形成され、前記別々の結合区分は、半径方向内向きの力を加える外部結束要素なしで、前記第1および前記第2のコア要素を前記巻きパターンの状態に維持している、請求項1記載の光通信ケーブル。
  7. 中央抗張力体が前記通路の前記中央領域内に配置されている、請求項6記載の光通信ケーブル。
  8. 前記結合区分は、
    前記第1の管の前記外面を前記第2の管の前記外面に融着させるレーザ溶接部、
    前記第1の管の前記外面を前記第2の管の前記外面に融着させる超音波溶接部、および、
    前記第1の管の前記外面と前記第2の管の前記外面との間に配置された状態で前記第1の管の前記外面と前記第2の管の前記外面の両方に結合された接着剤、のうちの少なくとも1つである、請求項1記載の光通信ケーブル。
  9. 前記結合区分は、前記第1の管の色および前記第2の管の色とは異なる色を有する材料で作られている、請求項8記載の光通信ケーブル。
  10. 光通信ケーブル用のコアであって、
    互いに巻き付けられた複数の細長いコア要素を有し、前記複数の巻き付けられた細長いコア要素の長さの一部分が断面で見て円周方向において前記複数のコア要素によって包囲された中央領域周りに螺旋部分を形成し、各コア要素の外面が時計回りの方向において他の前記コア要素のうちの1つの外面に隣接して位置するとともに反時計回りの方向において他の前記コア要素のうちの1つの外面に隣接して位置し、
    各コア要素の前記外面と、前記時計回りの方向において隣接している前記コア要素の前記外面との間に位置した、及び、各コア要素の前記外面と反時計回りの方向において隣接している前記コア要素の前記外面との間に位置した、複数の結合部を有する、光通信ケーブル用コア。
  11. 各コア要素の前記外面と、前記時計回りの方向において隣接している前記コア要素の前記外面との間に配置された、及び、各コア要素の前記外面と、反時計回りの方向において隣接している前記コア要素の前記外面との間に配置された、複数の非結合区分を更に有する、請求項10記載の光通信ケーブル用コア。
  12. 前記結合部は、レーザ溶接部、超音波溶接部および接着材料の区分のうちの少なくとも1つである、請求項11記載の光通信ケーブル用コア。
  13. 前記複数の結合部の各々は、前記結合部の第1の端と第2の端との間に位置する中央点を有し、各結合部の結合強さは、前記第1および前記第2の端のところよりも前記中心点のところの方が大きい、請求項12記載の光通信ケーブル用コア。
  14. 前記複数の巻きコア要素は、巻きパターンを形成し、前記巻きパターンは、複数の左螺旋巻き区分、複数の右螺旋巻き区分および前記左螺旋巻き区分と前記右螺旋巻き区分との間の移行部を提供する複数の反転区分を含み、前記結合部は、前記複数の細長いコア要素に半径方向内向きの力を加える外部結束要素なしで、前記コア要素を前記巻きパターンの状態に維持する、請求項12記載の光通信ケーブル用コア。
  15. 複数の結合材料を更に有し、各結合材料は、前記複数の結合部を形成する固有の色を有し、異なる色の結合材料が円周方向に隣り合うコア要素の各対相互間に配置され、
    各コア要素は、時計回りに隣接した前記コア要素と結合された結合材料の色と反時計回りに隣接した前記コア要素と結合された前記結合材料の色の組み合わせの結果として得られる固有の色対によって識別可能である、請求項10記載の光通信ケーブル用コア。
  16. 前記コア要素の各々は、1本または2本以上の光ファイバを収容したバッファー管、フィラーロッド、フィラー管およびタイトバッファード光ファイバのうちの少なくとも1つである、請求項10記載の光通信ケーブル用コア。
  17. 前記中央領域内に配置された中央抗張力ロッドを更に有する、請求項10記載の光通信ケーブル用コア。
  18. 光通信ケーブル用のコアを形成する方法であって、前記方法は、
    各々が外面を備えた複数の細長い光コア要素を用意するステップを含み、
    前記複数の細長い光コア要素を互いに巻き付けて前記複数の互いに巻き付けられた細長いコア要素の長さの一部分が断面で見て円周方向において前記複数のコア要素によって包囲された中央領域周りに螺旋部分を形成するようにするステップを含み、各コア要素の外面が時計回りの方向において他の前記コア要素のうちの1つの前記外面に隣接するとともに反時計回りの方向において他の前記コア要素のうちの1つの前記外面に隣接して位置し、
    前記複数のコア要素のうちの第1のコア要素の前記外面の小区分を前記複数のコア要素のうちの第2のコア要素の前記外面の小区分に結合するステップを含み、前記第2のコア要素は、断面で見て前記時計回りの方向において前記第1のコア要素に隣接して位置し、
    前記第1のコア要素の前記外面の別の小区分を前記複数のコア要素のうちの第3のコア要素の前記外面の小区分に結合するステップを含み、前記第3のコア要素は、断面で見て前記反時計回りの方向において前記第1のコア要素に隣接して位置する、方法。
  19. 前記巻きステップは、複数の左螺旋巻き区分、複数の右螺旋巻き区分および前記左螺旋巻き区分と前記右螺旋巻き区分との間に移行部を提供する複数の反転区分を含む巻きパターンを形成するステップを含み、前記結合小区分は、半径方向内向きの力を及ぼす外部結束要素なしで、前記第1、前記第2および前記第3のコア要素を前記巻きパターンの状態に維持する、請求項18記載の方法。
  20. 前記結合ステップは、レーザ溶接、超音波溶接および接着剤の使用のうちの少なくとも1つを含み、前記結合ステップは、1mm〜10mmの長さを有するコア要素の非結合区分によって互いに隔てられた結合部を形成するステップを含み、前記コア要素の各々は、1本または2本以上の光ファイバを収容したバッファー管、フィラーロッド、フィラー管およびタイトバッファード光ファイバのうちの少なくとも1つである、請求項19記載の方法。
  21. 前記結合ステップは、前記第1のコア要素と前記第2のコア要素の前記外面のインターフェースのところの領域を溶解させてレーザ溶接部を形成するとともに前記第1のコア要素および前記第3のコア要素の前記外面のインターフェースのところの領域を溶解させてレーザ溶接部を形成するよう焦点合わせされるレーザビームを利用するレーザ溶接を含む、請求項20記載の方法。
JP2017563109A 2015-06-03 2016-05-31 結合コア要素付きの光ファイバケーブル Pending JP2018520376A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562170233P 2015-06-03 2015-06-03
US62/170,233 2015-06-03
PCT/US2016/034930 WO2016196419A1 (en) 2015-06-03 2016-05-31 Optical fiber cable with bonded core elements

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018520376A true JP2018520376A (ja) 2018-07-26

Family

ID=56119786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017563109A Pending JP2018520376A (ja) 2015-06-03 2016-05-31 結合コア要素付きの光ファイバケーブル

Country Status (7)

Country Link
US (2) US9977207B2 (ja)
EP (1) EP3304157B1 (ja)
JP (1) JP2018520376A (ja)
CN (1) CN108292021A (ja)
CA (1) CA2988077A1 (ja)
PL (1) PL3304157T3 (ja)
WO (1) WO2016196419A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017160666A1 (en) * 2016-03-15 2017-09-21 Commscope, Inc. Of North Carolina Multi-member cable with improved mid-span access
JPWO2018116420A1 (ja) * 2016-12-21 2019-10-24 古河電気工業株式会社 光ファイバユニット、光ファイバケーブル、および光ファイバユニットの製造方法
US11027485B2 (en) * 2017-11-30 2021-06-08 The Boeing Company Sheet-based additive manufacturing methods
JP7025099B2 (ja) * 2018-07-03 2022-02-24 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルならびに光ファイバケーブルの製造装置および製造方法
US10388430B1 (en) 2018-09-26 2019-08-20 Superior Essex International LP Hybrid cable for use in aerial applications
US10718918B1 (en) * 2018-09-26 2020-07-21 Superior Essex International LP Coaxial cable and method for forming the cable
US11450456B1 (en) 2018-09-26 2022-09-20 Superior Essex International LP Coaxial cable and method for forming the cable
CN109286083A (zh) * 2018-09-28 2019-01-29 乐清市华仪电缆附件有限公司 一种三芯电缆熔合接头及其安装工艺
US11250972B1 (en) * 2018-11-15 2022-02-15 Superior Essex International LP Hybrid cables comprising carbon nanotubes utilized to transmit power

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5891706U (ja) * 1981-12-14 1983-06-21 日立電線株式会社 光フアイバケ−ブル
JP2002107589A (ja) * 2000-09-21 2002-04-10 Alcatel 熱的に結合したファイバオプティックバッファチューブを収容した改良された光ファイバケーブルおよびその作製方法
JP2004020608A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Fujikura Ltd 光ファイバケーブルの製造方法及びその装置
WO2006051898A1 (ja) * 2004-11-11 2006-05-18 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 光ケーブル
US20140233899A1 (en) * 2011-09-21 2014-08-21 Afl Telecommunications Llc Optical trunk cable

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3637205A1 (de) 1986-10-31 1988-05-05 Philips Patentverwaltung Optisches kabel mit in wechselnder schlagrichtung auf ein mittenelement aufgebrachten verseilelementen
JPH08262289A (ja) 1995-03-20 1996-10-11 Sumitomo Electric Ind Ltd チューブ集合光ケーブル
US5809194A (en) * 1995-06-07 1998-09-15 Alcatel Na Cable Systems, Inc. Method and apparatus for marking the protective jackets of optical fiber cables to identify switchback locations
US5703983A (en) * 1996-12-04 1997-12-30 Sumitomo Electric Lightwave Corp. S-Z stranded optical cable with mid-span entry marker
US5905834A (en) * 1997-07-21 1999-05-18 Pirelli Cable Corporation Combination loose tube optical fiber cable with reverse oscillating lay
DE19734420B4 (de) * 1997-08-08 2007-11-08 CCS Technology, Inc., Wilmington Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Kabels
US6314713B1 (en) * 1999-03-18 2001-11-13 Pirelli Cables & Systems, Llc Method and system for identifying a feature on a longitudinally advancing member and marking the advancing member based on the identification
US6529662B1 (en) * 1999-08-31 2003-03-04 The Furukawa Electric Co., Ltd. Optical fiber cable
US7021808B2 (en) * 2002-10-08 2006-04-04 Currie Robert M Illuminated rope
ES2392399T3 (es) 2002-12-03 2012-12-10 Prysmian S.P.A. Cable óptico de telecomunicación con elevado número de fibras de longitud controlada
US7203405B1 (en) * 2005-10-24 2007-04-10 Draka Comteq B.V. Optical fiber cable with strategically placed filler rods
JP2009294322A (ja) 2008-06-03 2009-12-17 Ube Nitto Kasei Co Ltd 光ケーブル用スペーサ、光ケーブル、該スペーサ用中芯及びスペーサの製造方法
WO2010001663A1 (ja) * 2008-06-30 2010-01-07 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブル及び光ファイバテープ
EP2163927B1 (en) 2008-09-12 2013-04-24 CCS Technology Inc. Optical cable with stranded micromodules and apparatus to manufacture the optical cable
CN201383021Y (zh) * 2009-03-13 2010-01-13 长飞光纤光缆有限公司 一种光纤单元
WO2011139948A1 (en) * 2010-05-03 2011-11-10 Corning Cable Systems Llc Optical fiber cables having reversal point banding and methods of making thereof
JP4968754B1 (ja) * 2011-03-30 2012-07-04 昭和電線ケーブルシステム株式会社 光ファイバテープ心線および光ケーブル
US9415551B2 (en) 2013-06-13 2016-08-16 Corning Cable Systems Llc Coupling system for a fiber optic cable
EP2977804B1 (en) 2014-07-25 2017-09-06 CCS Technology, Inc. Optical cable
WO2017160666A1 (en) * 2016-03-15 2017-09-21 Commscope, Inc. Of North Carolina Multi-member cable with improved mid-span access
JP2019049617A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 住友電気工業株式会社 光ファイバテープ心線および光ファイバテープ心線の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5891706U (ja) * 1981-12-14 1983-06-21 日立電線株式会社 光フアイバケ−ブル
JP2002107589A (ja) * 2000-09-21 2002-04-10 Alcatel 熱的に結合したファイバオプティックバッファチューブを収容した改良された光ファイバケーブルおよびその作製方法
JP2004020608A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Fujikura Ltd 光ファイバケーブルの製造方法及びその装置
WO2006051898A1 (ja) * 2004-11-11 2006-05-18 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 光ケーブル
US20140233899A1 (en) * 2011-09-21 2014-08-21 Afl Telecommunications Llc Optical trunk cable

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016196419A1 (en) 2016-12-08
EP3304157A1 (en) 2018-04-11
PL3304157T3 (pl) 2020-03-31
US10317635B2 (en) 2019-06-11
US9977207B2 (en) 2018-05-22
CA2988077A1 (en) 2016-12-08
EP3304157B1 (en) 2019-08-28
US20180252883A1 (en) 2018-09-06
CN108292021A (zh) 2018-07-17
US20160356974A1 (en) 2016-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018520376A (ja) 結合コア要素付きの光ファイバケーブル
US11822139B2 (en) Optical fiber cable with reinforcement
JP6318161B2 (ja) 光ファイバユニット、光ファイバ分岐方法、及び、光ファイバケーブル
JP2016536628A (ja) 光通信ケーブル
EP3161530B1 (en) Extreme environment optical fiber cable with crack-resistant layer
CN110192137B (zh) 两件式铠装光学电缆
JP2003232972A (ja) 光ファイバテープ心線
US9952395B2 (en) Optical fiber cable with wrapped, welded jacket and method of manufacturing
JP6227595B2 (ja) 光ケーブル
JP5823247B2 (ja) 光ファイバユニット、光ファイバユニットの製造方法、光ファイバケーブル
JP7083691B2 (ja) 光ファイバケーブル
JP5735399B2 (ja) 光ファイバケーブル及びその製造方法
JP7200947B2 (ja) 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法
US20210263254A1 (en) Optical fiber cable with laser welded jacket and method of manufacturing

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200811