JPWO2018116420A1 - 光ファイバユニット、光ファイバケーブル、および光ファイバユニットの製造方法 - Google Patents

光ファイバユニット、光ファイバケーブル、および光ファイバユニットの製造方法 Download PDF

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Abstract

複数本の光ファイバ心線3の外周には、2本のバンドル材5a、5bが設けられる。バンドル材5a、5bは、巻き付け方向を正逆反転させながら撚り返され、複数の光ファイバ心線3の外周に巻き付けられる。すなわち、バンドル材5a、5bは、複数の光ファイバ心線3の外周に螺旋巻きされない。なお、バンドル材5a、5bは、両者の交差部の接合部7で接合される。接合部7は、光ファイバユニット1の中心線C上に設けられる。また、バンドル材5a、5bは、中心線Cによって区分される約180°のそれぞれの範囲A、Bに配置される。

Description

本発明は、分岐作業が容易な光ファイバユニット等に関するものである。
近年、インターネットの普及に伴い、光ファイバを一般家庭に直接引き込んで高速通信サービスを実現するFTTH(Fiber To The Home)が急速に拡大している。一般に、FTTHに用いられる光ファイバケーブルには、大容量のデータ通信に対応すべく光ファイバの集合体が収容されている。
ここで、光ファイバの集合体は、例えば光ファイバテープ心線などが複数集合して形成される。また、この光ファイバ集合体をバンドル材により束ねたものを総称して光ファイバユニットと呼んでいる。
このような、光ファイバユニットとしては、例えば、複数本の光ファイバ心線が、バンドル材である2本の紐を互いに逆向きに螺旋巻きして構成されるものがある(特許文献1)。
また、光ファイバの集合体を束ねて、複数のバンドル材を長手方向に螺旋状に巻回して、2本が交差している交差点で、バンドル材同士が接着されている光ファイバユニットが提案されている(特許文献2)。
特開平9−26534号公報 特開2011−169939号公報
しかし、特許文献のように、バンドル材を2本使用し、互いに逆向きに巻き付け、交差部を接合すると、分岐作業時に、接合部を外すことが困難であり、仮に交差部の接合部を切断したとしても、それぞれのバンドル材を逆方向に巻き解かなければならず、バンドル材の除去に時間を要するという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、分岐作業が容易な光ファイバユニット等を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、複数の光ファイバ心線と、複数の前記光ファイバ心線の外周に配置される複数本のバンドル材と、を具備し、前記バンドル材は、いずれも前記光ファイバ心線の外周に螺旋巻きされず、少なくとも一本の前記バンドル材は、複数の前記光ファイバ心線の外周に、巻き付け方向を正逆反転させながら撚り返されて、前記バンドル材同士の交差部で、前記バンドル材同士が接合されることを特徴とする光ファイバユニットである。
前記バンドル材の接合部の長さが、5mm以上20mm以下であることが望ましい。
前記バンドル材の接合部の剥離強度が、0.01N以上2.0N以下であることが望ましい。
前記バンドル材は樹脂テープであり、前記バンドル材の接合部は、熱融着によって接合されてもよい。
前記光ファイバ心線は、光ファイバテープ心線であってもよい。
第1の発明によれば、複数のバンドル材がいずれも螺旋巻きされず、その内、少なくとも一本が、巻き付け方向を正逆反転させながら撚り返され、バンドル材同士の交差部で接合される。このため、撚り返されたバンドル材を引っ張ることで、容易に接合部の接合を外すことができる。また接合部を外すと、バンドル材を巻き戻すことなく、内部の光ファイバ心線を取り出すことができる。このため、分岐作業性が良好である。
特に、バンドル材の接合部の長さが5mm以上であれば、製造中などにおいて接合部が外れることがなく、バンドル材の接合部の長さが20mm以下であれば、接合部である直線部が長くなりすぎることによる光ファイバ心線の飛び出しを抑制することができる。
また、バンドル材の接合部の剥離強度が、0.01N以上2.0N以下であれば、製造中などにおいて接合部が外れることがなく、また、分岐作業時に接合部を剥離することが容易である。
また、バンドル材が樹脂テープであり、バンドル材の接合部が熱融着によって接合されれば、光ファイバユニットを容易に製造することができる。
また、光ファイバ心線が、複数の光ファイバ素線からなる光ファイバテープ心線であれば、複数の光ファイバテープ心線が束ねられた光ファイバユニットを容易に製造することができる。
第2の発明は、第1の発明にかかる複数の光ファイバユニットと、テンションメンバと、前記光ファイバユニットの外周に設けられる外被と、を具備することを特徴とする光ファイバケーブルである。
第2の発明によれば、分岐作業性に優れる光ファイバケーブルを得ることができる。
第3の発明は、複数の光ファイバ心線を束ね、前記光ファイバ心線の外周に、複数本のバンドル材を連続して送りながら、前記光ファイバ心線の一方の側で前記バンドル材同士を接合部で接合し、前記光ファイバ心線の長手方向に垂直な方向であって、前記光ファイバ心線を前記一方の側の接合部に当接するように前記バンドル材と前記光ファイバ心線とを相対的に移動させ、前記バンドル材を前記光ファイバ心線の他方の側へ移動させる工程と、前記光ファイバ心線の他方の側で前記バンドル材同士を接合部で接合し、前記光ファイバ心線の長手方向に垂直な方向であって、前記光ファイバ心線を前記他方の側の接合部に当接するように前記バンドル材と前記光ファイバ心線とを相対的に移動させ、前記バンドル材を前記光ファイバ心線の前記一方の側へ移動させる工程と、を繰り返すことを特徴とする光ファイバユニットの製造方法である。
第3の発明によれば、分岐作業性に優れる光ファイバユニットを容易に得ることができる。
本発明によれば、分岐作業が容易な光ファイバユニット等を提供することができる。
光ファイバユニット1を示す斜視図。 光ファイバユニット1を示す断面図。 光ファイバユニット1を製造する工程を示す図。 光ファイバユニット1を製造する工程を示す図。 光ファイバユニット1を製造する工程を示す図。 光ファイバユニット1を製造する工程を示す図。 光ファイバユニット1を製造する工程を示す図。 光ファイバユニット1aを示す斜視図。 光ファイバユニット1aを示す断面図。 光ファイバユニット1bを示す斜視図。 光ファイバユニット1bを示す断面図。 光ファイバケーブル10を示す図。 光ファイバケーブル10aを示す図。 光ファイバユニット1を示す断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1Aは、光ファイバユニット1を示す斜視図であり、図1Bは、光ファイバユニット1の長手方向に垂直な断面図である。光ファイバユニット1は、光ファイバ心線3、バンドル材5a、5b等により構成される。
なお、光ファイバ心線3の本数は図示した例には限られない。複数本の光ファイバ心線3の外周には、2本のバンドル材5a、5bが設けられる。なお、バンドル材の本数は複数本であれば本数は問わないが、2本であることが望ましい。バンドル材5a、5bは、例えば、樹脂テープである。
バンドル材5a、5bは、巻き付け方向を正逆反転させながら撚り返され、複数の光ファイバ心線3の外周に巻き付けられる。すなわち、バンドル材5a、5bは、複数の光ファイバ心線3の外周に螺旋巻きされない。
より具体的には、図1Bに示すように、バンドル材5aは、光ファイバユニット1の周方向の範囲Bで、巻き付け方向を正逆反転させながら光ファイバ心線3の外周に設けられる。同様に、バンドル材5bは、光ファイバユニット1の周方向の範囲Aで、巻き付け方向を正逆反転させながら光ファイバ心線3の外周に設けられる。
なお、バンドル材5a、5bは、両者の交差部の接合部7で接合される。図示した例では、両側の接合部7は、光ファイバユニット1の中心線C上に設けられる。また、バンドル材5a、5bは、中心線Cによって区分される約180°(バンドル材5a、5bは、一部ラップする)のそれぞれの範囲A、Bに配置される。なお、バンドル材5a、5bの巻き付け範囲は、180°であることには限定されない。
このようにすることで、バンドル材5a、5bを逆方向に引っ張ることで、容易に接合部7を外すことができる。また、接合部7が外れると、バンドル材5a、5bが離れ、内部の光ファイバ心線3を容易に取り出すことができる。
例えば、図1Bにおいて、右側の接合部7を外せば、バンドル材5a、5bは、左側の接合部7のみで接合し、バンドル材5a、5bの右半分を完全に開口させることができる。このため、バンドル材5a、5bが螺旋巻きされている場合のように、バンドル材5a、5bを巻き戻す必要がない。
なお、光ファイバユニット1の長手方向に対するまた接合部7の長さは、5mm以上20mmであることが望ましい。接合部7の長さが5mm未満では、製造中などに接合部7が外れてしまう恐れがある。また、接合部7の長さが20mmを超えると、バンドル材5a、5bが光ファイバ心線3と同方向に接合される直線範囲が長くなるため、光ファイバユニット1から光ファイバ心線3が飛び出しやすくなり、取扱い性が悪くなる。
また、接合部7の最大剥離強度は、0.01N以上2.0N以下であることが望ましい。なお、剥離強度はJIS K 6854のピール試験を用いた強度値である。最大剥離強度が0.01N未満では、製造中に接合部7が外れてしまう恐れがある。また、最大剥離強度が2.0Nを超えると、接合力が強すぎて、分岐作業時などにおいてバンドル材5a、5bの接合部7を外すのが困難となり、光ファイバ心線3を傷つけてしまう恐れがある。
次に、光ファイバユニット1の製造方法について説明する。まず、光ファイバ心線供給部から供給される複数の光ファイバ心線3が束ねられ、光ファイバ心線3の束が形成される。次いで、光ファイバ心線束の外周に、2本のバンドル材5a、5bが供給される。
2本のバンドル材5a、5bを連続して送りながら、まず、図2Aに示すように、光ファイバ心線3の一方の側(図では下方)にバンドル材5a、5bが配置される。また、バンドル材5a、5bの一部が、接合部7で接合される。例えば、加熱された治具で、バンドル材5a、5bを挟み込むことで、容易に両者を熱融着することができる。なお、バンドル材5a、5bは、接着剤など他の手段で接合されてもよい。
次に、光ファイバ心線3の長手方向に垂直な方向(図では上下方向)であって、光ファイバ心線3を、一方の側の接合部7に当接するように、バンドル材5a、5bと光ファイバ心線3とを相対的に移動させ(図中矢印D、E)、バンドル材5a、5bを光ファイバ心線3の他方の側(図では上方)へ移動させる。なお、バンドル材5a、5bと光ファイバ心線3の相対的な移動は、いずれか一方のみを移動させてもよく、両者を移動させてもよい。
次に、図2Bに示すように、光ファイバ心線3の他方の側(図では上方)において、バンドル材5a、5b同士を近接させる(図中矢印F)。
さらに、図3Aに示すように、バンドル材5a、5b同士を接合する。バンドル材5a、5b同士の接合後、バンドル材5a、5bを逆方向に撚り返す(図2Bの近接方向Fと逆方向に離間させる)。次いで、光ファイバ心線3を、先に接合した他方の側の接合部7に当接するように、バンドル材5a、5bと光ファイバ心線3とを相対的に移動させ(図中矢印G、H)、バンドル材5a、5bを光ファイバ心線3の一方の側(図では下方)へ移動させる。
次に、図3Bに示すように、光ファイバ心線3の一方の側(図では下方)において、バンドル材5a、5b同士を近接させる(図中矢印I)。
さらに、図3Cに示すように、バンドル材5a、5b同士を接合後、バンドル材5a、5bを逆方向に撚り返す(図3Bの近接方向Iと逆方向に離間させる)。次いで、光ファイバ心線3を、先に接合した一方の側の接合部7に当接するように、バンドル材5a、5bと光ファイバ心線3とを相対的に移動させ(図中矢印J、K)、バンドル材5a、5bを光ファイバ心線3の他方の側(図では上方)へ移動させる。
以上を繰り返すことで、バンドル材5a、5bが光ファイバ心線3の外周に螺旋巻きされずに(複数周にわたって同一方向に連続して巻き付けられずに)、光ファイバユニット1を製造することができる。
なお、バンドル材5a、5bを挟み込む治具の大きさを変えることで、接合部7の長さを調整することができる。また、バンドル材5a、5bの供給速度と、バンドル材5a、5bと光ファイバ心線3との相対的に移動タイミングを変えることで接合部9のピッチを調整することができる。
なお、上述の説明では、バンドル材5a、5bの両者を、正逆反転させて撚り返す方法を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、複数本のバンドル材の内、少なくとも1本を正逆反転させて撚り返せばよい。
図4Aは、光ファイバユニット1aを示す図である。光ファイバユニット1aは、光ファイバユニット1とほぼ同様の構成であるが、バンドル材5aのみを正逆反転させて撚り返し、バンドル材5bは、光ファイバユニット1aの長手方向に略直線状に配置される。
図4Bに示すように、バンドル材5aは、光ファイバユニット1の周方向の範囲Lで、巻き付け方向を正逆反転させながら設けられ、バンドル材5bは、周方向の位置はほとんど変化しない。すなわち、バンドル材5aは、光ファイバ心線3の外周の約360°の範囲で正逆反転しながら撚り返される。
なお、この場合でも、バンドル材5a、5bの接合と、バンドル材5a、5bと光ファイバ心線3との相対的な位置の移動とを繰り返すことで、光ファイバユニット1aを得ることができる。
また、上述の実施形態では、複数の単心の光ファイバ心線3をバンドル材5a、5bで束ねた例を示したが、複数の光ファイバテープ心線に適用してもよい。
図5Aは、光ファイバユニット1bを示す斜視図であり、図5Bは、光ファイバユニット1bの長手方向に垂直な断面図である。光ファイバユニット1bは、光ファイバユニット1とほぼ同様の構成であるが、単心の光ファイバ心線3に代えて、光ファイバテープ心線3aが適用される。なお、図示した例では、光ファイバテープ心線3aが、4心の例を示すが、心数は図示した例には限られない。また、3本の光ファイバテープ心線3aによる光ファイバユニット1bの例を示すが、光ファイバテープ心線3aの本数は図示した例には限られない。
また、光ファイバユニット1bに対しても、光ファイバユニット1aのように、バンドル材5aは、光ファイバユニット1bの周方向の略全周に、巻き付け方向を正逆反転させながら設けられ、バンドル材5bは、周方向の位置はほとんど変化しないようにしてもよい。
次に、光ファイバユニット1を用いた光ファイバケーブルについて説明する。なお、以下の説明では、光ファイバユニット1を用いた例を示すが、光ファイバユニット1a、1bを適用することも可能である。図6Aは、光ファイバケーブル10を示す断面図である。前述の方法で得られた複数の光ファイバユニット1が撚り合わせられ、それらの外周にポリプロピレンヤーン等の緩衝体11が設けられ、ケーブルコアが形成される。
さらに、得られたケーブルコアの外周に、鋼線等からなるテンションメンバ15および引き裂き紐17が配置され、さらに、光ファイバユニット1からなるケーブルコアと、テンションメンバ15等の外周にポリエチレン等からなる外被13が押出被覆される。すなわち、外被13の内部には、ケーブルコアを挟んで対向する位置に一対のテンションメンバ15が設けられ、テンションメンバ15の対向方向と略直交する方向に、ケーブルコアを挟んで対向するように引き裂き紐17が設けられる。
また、本発明では、図6Aに示す光ファイバケーブル10の他、例えば図6Bに示す、スロットを用いた光ファイバケーブル10aであっても良い。
光ファイバケーブル10aは、スロット19の外周に形成された複数のスロット溝21にそれぞれ光ファイバユニット1が配置される。なお、テンションメンバ15は、スロット19の略中心に設けられ、スロット19の外周に必要に応じて押さえ巻きを施した後に外被13が形成される。この場合であっても、光ファイバケーブル10と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、バンドル材5a、5bが、それぞれ同一方向に螺旋巻きされるのではなく、所定の周方向範囲で巻き付け方向が正逆反転するように光ファイバ心線3、または光ファイバテープ心線3aの外周に設けられるため、接合部7の破断が容易であるとともに、バンドル材5a、5bを巻き戻すことなく容易に内部の光ファイバ心線3を取り出すことができる。このたま、光ファイバ心線3、または光ファイバテープ心線3aの分岐作業が容易である。
また、バンドル材5a、5bの接合部7の長さが5mm以上20mm以下であるため、製造中などにおいて接合部7が外れることがなく、接合部7である直線部が長くなりすぎることによる光ファイバ心線の飛び出しを抑制することができる。
また、バンドル材の接合部の剥離強度が、0.01N以上2.0N以下であるため、製造中などにおいて接合部7が外れることがなく、また、分岐作業時に接合部7を剥離することが容易である。
また、バンドル材5a、5bが樹脂テープであり、バンドル材5a、5bの接合部7が加熱融着によって接合されるため、光ファイバユニット1、1a、1bを容易に製造することができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、バンドル材5a、5bの交差部の接合部7において、バンドル材5a、5bのラップ部の上下関係(外周側と内周側の位置関係)は前述した例には限られない。本発明では、図1Bに示すように、一方の接合部7では、バンドル材5aが外周側であり、バンドル材5bが内周側に配置され、他方の接合部7では、この逆に、バンドル材5bが外周側であり、バンドル材5aが内周側に配置されてもよい。また、図7に示すように、いずれの接合部7においても、バンドル材5aが外周側に配置され、バンドル材5bが内周側に配置されてもよい。なお、光ファイバユニット1a、1bにおいても同様である。
1、1a、1b………光ファイバユニット
2………光ファイバ素線
3………光ファイバ心線
3a………光ファイバテープ心線
5a、5b………バンドル材
7………接合部
9………接着部
10、10a………光ファイバケーブル
11………緩衝体
13………外被
15………テンションメンバ
17………引き裂き紐
19………スロット
21………スロット溝

Claims (7)

  1. 複数の光ファイバ心線と、
    複数の前記光ファイバ心線の外周に配置される複数本のバンドル材と、
    を具備し、
    前記バンドル材は、いずれも前記光ファイバ心線の外周に螺旋巻きされず、少なくとも一本の前記バンドル材は、複数の前記光ファイバ心線の外周に、巻き付け方向を正逆反転させながら撚り返されて、前記バンドル材同士の交差部で、前記バンドル材同士が接合されることを特徴とする光ファイバユニット。
  2. 前記バンドル材の接合部の長さが、5mm以上20mm以下であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバユニット。
  3. 前記バンドル材の接合部の剥離強度が、0.01N以上2.0N以下であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバユニット。
  4. 前記バンドル材は樹脂テープであり、前記バンドル材の接合部は、熱融着によって接合されることを特徴とする請求項1記載の光ファイバユニット。
  5. 前記光ファイバ心線は、光ファイバテープ心線であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバユニット。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の複数の光ファイバユニットと、
    テンションメンバと、
    前記光ファイバユニットの外周に設けられる外被と、
    を具備することを特徴とする光ファイバケーブル。
  7. 複数の光ファイバ心線を束ね、前記光ファイバ心線の外周に、複数本のバンドル材を連続して送りながら、
    前記光ファイバ心線の一方の側で前記バンドル材同士を接合部で接合し、前記光ファイバ心線の長手方向に垂直な方向であって、前記光ファイバ心線を前記一方の側の接合部に当接するように前記バンドル材と前記光ファイバ心線とを相対的に移動させ、前記バンドル材を前記光ファイバ心線の他方の側へ移動させる工程と、
    前記光ファイバ心線の他方の側で前記バンドル材同士を接合部で接合し、前記光ファイバ心線の長手方向に垂直な方向であって、前記光ファイバ心線を前記他方の側の接合部に当接するように前記バンドル材と前記光ファイバ心線とを相対的に移動させ、前記バンドル材を前記光ファイバ心線の前記一方の側へ移動させる工程と、
    を繰り返すことを特徴とする光ファイバユニットの製造方法。
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