JP2018519113A - 飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム、このようなシステムにおいて使用するのに好適な飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス、このようなシステムにおいて使用するのに好適な泡立て棒、並びにこのようなシステムを使用して飲料を調製する方法 - Google Patents

飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム、このようなシステムにおいて使用するのに好適な飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス、このようなシステムにおいて使用するのに好適な泡立て棒、並びにこのようなシステムを使用して飲料を調製する方法 Download PDF

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Abstract

飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスと、泡立て棒と、を備える。飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、スチーマと、スチーマを蒸気ノズルに接続している蒸気導管と、泡立て棒を着脱可能に保持するための泡立て棒ホルダと、を含む。泡立て棒は使い捨て泡立て棒であり、蒸気入口を備える蒸気入口端部と、蒸気入口とは別の蒸気出口を備える蒸気出口端部と、蒸気入口と蒸気出口との間に延びる蒸気チャネルと、を有する管状壁を備える。泡立て棒ホルダは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスにおいて使い捨て泡立て棒を少なくとも動作位置に保持するために配置されており、動作位置において、蒸気ノズルは使い捨て泡立て棒の蒸気入口と連通している。

Description

本発明は、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムに関する。上記システムは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスと、泡立て棒と、を備え、飲料を加熱する及び泡立てるための上記デバイスは、スチーマと、スチーマを蒸気ノズルに接続している蒸気導管と、泡立て棒を着脱可能に保持するための泡立て棒ホルダと、を含む。
このような飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムは、例えば、米国特許出願公開第2003/0131735(A1)号から周知である。この周知のシステムは、略管状の外スリーブと、外スリーブ内の内部コアと、を含む長尺状の泡立て棒を備える。内部コアは蒸気導管を画定し、蒸気導管は、泡立て棒の供給端から、飲料中に蒸気を排出するように構成された泡立て棒の排出端へと蒸気を通すように構成されている。内部コアはカップリング機構を更に含み、カップリング機構は、飲料調製デバイスの蒸気供給部への泡立て棒の接続を容易にするように構成されている。カップリング機構は、ねじ山、クランプ、溝、クイックコネクト機構、又は蒸気供給部と接続するように相補的に構成されているとともに蒸気供給部からの泡立て棒の簡単な取り外し及び再接続を可能にし、保守及び清掃を容易にする他の適切な締結具を含んでもよい。加えて、外スリーブは簡単に取り外され、清掃及び修理を容易にしてもよい。例えば、後に調製される飲料に望ましくない味を与えるリスクを最小限にするために、1つの味の飲料が調製された後、外スリーブは簡単に取り外されてもよい。加えて、特定の機能に対応するように個々に構成されたいくつかの異なる外スリーブを泡立て棒に交換可能に結合することで、泡立て棒の有用性を多様化してもよい。周知のシステムでは泡立て棒の清掃のために泡立て棒の取り外しを可能にしているが、泡立て棒の清掃を含め、泡立て棒の取り外し及び再接続にはかなりの時間が必要である。特に、衛生的な観点から、泡立て棒は使用される度に取り外され、清掃され、再接続されることが望ましく、このことは、このようなシステムの使用を多少実用的でないものにし、結果的に、システムのユーザが、泡立て棒の使用後に泡立て棒の清掃を控えることが多くなり、健康リスクに繋がるおそれがある。加えて、汚染された泡立て棒は、飲料調製デバイスの内部も汚染する可能性があり、デバイス内部の汚染は除去することが困難な場合がある。
(本発明の目的)
したがって、本発明の目的は、飲料を衛生的に加熱する及び泡立てることができる、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを提供することである。本発明の更なる目的は、汚染された泡立て棒による、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの汚染を少なくともほとんど防止することができる、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを提供することである。本発明の更なる目的は、非常に使いやすく、より訴求性のある飲料調製の手法を提供する、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを提供することである。
上で明らかにした目的の少なくとも1つを達成するために、本発明は、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを提供する。上記システムは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスと、泡立て棒と、を備え、飲料を加熱する及び泡立てるための上記デバイスは、スチーマと、スチーマを蒸気ノズルに接続している蒸気導管と、泡立て棒を着脱可能に保持するための泡立て棒ホルダと、を含み、上記泡立て棒は、蒸気入口を備える蒸気入口端部と、蒸気入口とは別の蒸気出口を備える蒸気出口端部と、蒸気入口と蒸気出口との間に延びる蒸気チャネルと、を有する管状壁を備える使い捨て泡立て棒であり、上記泡立て棒ホルダは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスにおいて使い捨て泡立て棒を少なくとも動作位置に保持するために配置されており、動作位置において、蒸気ノズルは使い捨て泡立て棒の蒸気入口と連通している。再利用可能な泡立て棒の代わりに使い捨て泡立て棒を使用することによって、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを非常に衛生的な状態で使用することができる一方で同時に、使用済み泡立て棒の清掃を不要にできることから、2つの別個の飲料をより短時間で調製することができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの環境的に有利な実施形態では、使い捨て泡立て棒は生分解性材料で作製されている。
ユーザの好み及び加熱される又は泡立てられる飲料の種類に依存するものの中でもとりわけ、蒸気出口は管状壁内に半径方向に延びることができる、又は長手方向に延びる泡立て棒の自由端に配置することができる。蒸気出口の方向付けが泡立てに影響すると思われるため、この方向付けを使用して、泡立てを少なくともある程度ユーザの好みに合わせることができる。加えて、泡立ては蒸気出口を形成する蒸気開口部の数の影響を受けると思われるため、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更なる実施形態では、蒸気出口は1つ以上の出口開口部を備える。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更なる実施形態では、飲料の加熱泡立ては、蒸気出口が1.0mm〜2.0mmの直径を有する円形開口部である場合、再現性がありかつ効果的な状態で実現することができる。別の実施形態では、蒸気出口はいくつかの蒸気出口開口部を備えることができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更に別の実施形態では、泡立て棒は蒸気出口の近傍に多孔質要素を備える。泡立ては、蒸気出口内に多孔質要素を設けることにより影響され得ると思われるため、このような多孔質要素を使用して、泡立てを少なくともある程度ユーザの好みに合わせることができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの有利な実施形態では、蒸気チャネルは4mm〜10mmの直径を有する。このようにして、飲料の泡立ての加熱を効果的に実施することができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更なる実施形態では、泡立て棒の管状壁は0.4〜0.6mmの厚さ、好ましくは0.5mmの壁厚を有する。このような比較的薄い厚さを有する泡立て棒は、使用中、動作パラメータに耐えることができ、更に、材料の使用量が比較的少ないことにより比較的低コストで製造することができると思われる。
泡立て棒が1〜20グラムの範囲内の低熱質量を有する材料で作製されている場合、使用済み泡立て棒(すなわち、蒸気が中を通過した泡立て棒)は少なくとも泡立て棒を廃棄するのに十分な時間にわたって手で把持することができる。好ましくは、使い捨て泡立て棒の長さは100〜120mm、特に、110mmである。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの一実施形態では、泡立て棒は蒸気出口端部にブレードを備える。このようにして、泡立て棒を調製された飲料中でスターラとして効率的に使用することができる。ブレードは管状壁の長手方向の軸線に対して非対称又は対称のいずれかの形状にすることができる。そこで、泡立て棒は、撹拌を容易にするために、蒸気入口端部にグリップを備えることができる。したがって、このようなグリップは、管状壁の長手方向の軸線に対して非対称又は対称のいずれかの形状にすることができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの特定の実施形態では、泡立て棒は蒸気入口端部に上部フランジを備える。このようにして、機械的に単純ではあるものの非常に信頼性の高い、泡立て棒を保持するための泡立て棒ホルダを使用することが可能である。したがって、上部フランジが平らな端面を有する場合、及び/又は泡立て棒が頂部フランジから距離を開けて配置された保持用フランジを備える場合、特に有利である。加えて、このようなフランジ(単数又は複数)は泡立て棒に更なる剛性を与える。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更なる実施形態では、管状壁の外径は、蒸気出口端部から蒸気入口端部に向かって増加する。あるいは、管状壁は蒸気入口端部から延出する部分を備えることができ、この部分は減少する外径を有する。このような泡立て棒によって、機械的に単純ではあるものの非常に信頼性の高い、泡立て棒を保持するための泡立て棒ホルダを使用することが可能である。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更に別の実施形態では、泡立て棒の管状壁は、空気開口部、好ましくは、管状壁の長手方向の軸線に平行に延びる空気スロットを備える。このようにして、蒸気チャネル内におけるより均一な蒸気の流れを得ることができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの有利な実施形態では、泡立て棒は、泡立て棒の蒸気出口端部近傍の管状壁上に設けられた循環チャネルを備え、上記循環チャネルは取入開口部と、別個の出口開口部と、を有し、出口開口部は蒸気出口の近傍に配置されており、上記循環チャネルは泡立て棒の蒸気チャネルに好ましくは実質的に平行である。このようにして、飲料ミルクをより効率的に加熱する及び泡立てるための、循環チャネル内における蒸気及びミルクの循環を実現することができる。循環チャネルは、泡立て棒の蒸気出口端部近傍の管状壁上に配置された添加管によって又は循環スリーブの内壁と泡立て棒の外壁との間に循環チャネルを形成する同軸循環スリーブによって形成することができる。
泡立て棒ホルダが、泡立て棒を動作位置において実質的に垂直姿勢に保持するために配置されている、本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの一実施形態では、システムは、小さな設置面積を有するむしろコンパクトな状態で構成することができる。好ましくは、泡立て棒ホルダは、動作位置から泡立て棒挿入位置に、及びこの逆で移動させるために、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス内に可動的に取り付けられている。可動泡立て棒ホルダを使用することにより、非常に安全に使用されるようにシステムを配置することができる。特定の有利な実施形態では、したがって、泡立て棒ホルダは回転可能又は傾け可能である。
システムは泡立て棒ホルダを泡立て棒挿入位置から動作位置へと自動的に移動するようにされ得るものの、泡立て棒ホルダを手動で移動させるためのハンドルを泡立て棒ホルダが備える場合、システムのユーザは、泡立て棒ホルダが動作位置にあるという正確かつ即時の表示を受け取ることができる。このようにして、システムの安全性が更に向上する。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更なる実施形態では、泡立て棒ホルダは、泡立て棒を保持するための水平座部を備える。このようにして、泡立て棒の再現性がありかつ正確な保持をなお提供しながらも泡立て棒ホルダを比較的簡単な手法で構築することが可能である。水平座部が、泡立て棒の一部分を受け入れるための泡立て棒開口部を備える場合、泡立て棒ホルダへの泡立て棒の挿入は簡単な手法で実施することができる。水平座部が泡立て棒開口部に通じている半径方向のスロットを備える場合、泡立て棒は、から棒ホルダ(from wand holder)の側方から泡立て棒開口部内に配置することができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更に別の実施形態では、泡立て棒ホルダは泡立て棒をクランプするためのクランプ機構を備える。このようにして、例えば、飲料の加熱及び泡立て中、泡立て棒が泡立て棒ホルダから意図せずして取り外されるのを防ぐことが可能である。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの一実施形態では、泡立て棒ホルダ内における泡立て棒の再現性がありかつ正確なクランプを実現することができる。この実施形態では、クランプ機構は、泡立て棒開口部内に少なくとも一部突出しているアイドル位置から泡立て棒開口部の外部の作動位置へと移動されるように配置された可動係合部分を備え、上記クランプ機構は、上記移動可能係合部分に結合された可動クランプ部分を更に備え、係合部分がアイドル位置にあるときには、クランプ部分が、泡立て棒を解放する又は受け入れるための解放位置へと配置されるように、及び係合部分が作動位置にあるときには、クランプ部分が、泡立て棒をクランプするためのクランプ位置に配置されるように、上記可動クランプ部分は上記移動可能係合部分に結合されている。あるいは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスはクランプ作動部を備えることができる。クランプ機構は可動クランプ部分を備え、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置にあるとき、上記可動クランプ部分は、泡立て棒を受け入れる又は解放するための解放位置に配置され、泡立て棒ホルダが動作位置にあるとき、上記クランプ部分は、泡立て棒をクランプするためのクランプ位置へと移動されるように、クランプ作動部と協働する。
泡立て棒は、ホルダが泡立て棒挿入位置又は別の泡立て棒取り外し位置にあるときに泡立て棒ホルダから取り外すことができるが、本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの使用の安全性は、泡立て棒ホルダが、泡立て棒を泡立て棒ホルダから排出するための泡立て棒イジェクタを備える場合、更に向上させることができる。このようにして、泡立て棒が泡立て棒イジェクタによって排出されると、飲料の加熱及び泡立てが完了したことがユーザにとって更に明白になる。好ましくは、泡立て棒イジェクタは、泡立て棒を半径方向のスロットを通じて排出するように配置されている。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの一実施形態では、泡立て棒イジェクタがばね作動式イジェクタアームを備える場合、泡立て棒は信頼性が高くかつ機械的に単純な手法で排出される。上記ばねは、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置から動作位置へと移動されると荷重が加えられ、泡立て棒ホルダが動作位置から泡立て棒挿入位置へと移動されると解放されてイジェクタアームを作動させる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの有利な実施形態では、泡立て棒ホルダは、水平座部に対して移動可能に取り付けられた蓋を備える。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更なる実施形態では、蒸気導管は空気入口を備える。このようにして、蒸気チャネル内におけるより均一な蒸気の流れを得ることができる。好ましくは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、したがって、蒸気の流れに空気を導入するための能動空気入口管を介して空気入口に接続された空気ポンプ、特に、ダイアフラムポンプを備える。蒸気の流れの均一性を向上させるために、能動空気入口管は空気口を備える。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更に別の実施形態では、蒸気導管は受動空気入口を備え、空気ポンプは能動空気入口に接続されており、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、蒸気導管を受動空気入口又は能動空気入口のいずれかに接続するための対応する接続位置に変位可能なバルブを備える。このようにして、例えば、調製される飲料又はユーザの好みに応じて、受動空気入口又は能動空気入口を通じた、蒸気への空気の導入を選択することが可能である。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの特に有利な実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、冷水用貯蔵部、好ましくは冷水用の別個の貯蔵部と、冷水導管と、冷水をスチーマに供給するための冷水ポンプと、を備える。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの一実施形態では、蒸気ノズルは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス内に可動的に取り付けられている。したがって、蒸気ノズルが泡立て棒の蒸気チャネル内に受け入れられるような寸法である、本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの一実施形態を提供することが可能である。このようにして、泡立て棒をまず泡立て棒ホルダ内に配置することができ、その後、蒸気チャネルに蒸気を供給するために蒸気ノズルを蒸気チャネル内に移動することができるという点で、システムの動作を比較的単純にすることができる。泡立て棒の蒸気チャネル内への及び泡立て棒の蒸気チャネル内における蒸気の供給を向上させるために、蒸気ノズルは、蒸気チャネルを囲む管状壁の内部表面を封止するためのシールを備える。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更なる実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、液体コーヒーを上記飲料の少なくとも一部として分注するための液体コーヒーディスペンサを更に備える。このようにして、液体コーヒーを、例えば、カップに分注することができ、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスを使用して、泡立て棒により液体コーヒーを加熱する及び泡立てることができる。加えて、液体コーヒーがカップに分注される前、分注される間、又は分注後に、例えばミルクなどの別の飲料をカップに注ぐことができ、加熱する及び泡立てるためのデバイスを使用して、ミルク又はコーヒー又はミルク/コーヒーの混合物に、泡立て棒を通じて蒸気を供給することができる。液体コーヒーディスペンサは、好ましくは、スチーマに接続された冷水貯蔵部に加えて、水貯蔵部を備えることができることに留意されたい。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの好適な実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、スチーマの動作を制御するためにスチーマに動作的に接続されたコントローラを備える。このコントローラは、空気ポンプの動作を制御するために空気ポンプに動作的に接続することができる、及び/又は冷水ポンプの動作を制御するために冷水ポンプに動作的に接続することができる、及び/又はバルブを対応する接続位置に配置するためにバルブに動作的に接続することができる、及び/又は泡立て棒イジェクタを作動するもしくは停止する、のいずれかのために泡立て棒イジェクタに動作的に接続することができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更に別の実施形態では、加熱する及び泡立てるためのデバイスは、泡立て棒ホルダが動作位置に配置されているかどうかを検出するための泡立て棒ホルダ検出部を備え、上記泡立て棒ホルダ検出部は、泡立て棒ホルダが動作位置に配置されているか否かを示す信号をコントローラに供給するために、コントローラに動作的に接続されており、上記コントローラは、泡立て棒ホルダ検出部から受信した信号が、泡立て棒ホルダが動作位置にあることを示す場合は泡立て棒イジェクタを停止するようになっている。このようにして、システムの使用の安全性を更に向上させることができる。好ましくは、泡立て棒ホルダ検出部は、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置に配置されているかどうかを検出するために更に配置されており、上記泡立て棒ホルダ検出部は、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入動作位置に配置されているか否かを示すための信号をコントローラに供給するために、コントローラに動作的に接続されており、上記コントローラは、泡立て棒ホルダ検出部から受信した信号が、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置にあることを示す場合は泡立て棒イジェクタを作動するようになっており、コントローラは、泡立て棒ホルダ検出部から上記信号を受信する前の既定時間内にスチーマの作動を停止している。このようにして、スチーマが作動される前に、及びスチーマが作動した後、すなわち、飲料が加熱され、泡立てられた後に、泡立て棒が泡立て棒ホルダ内に配置されている状況を区別することが可能である。
使用の安全性を更に一層向上させるために、泡立て棒ホルダ検出部からの信号が、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置にあることを示す場合、コントローラは、コントローラが動作的に接続されている構成要素を自動的に停止するようになっている。好ましくは、泡立て棒ホルダ検出部からの信号が、泡立て棒ホルダが動作位置にあることを示す場合にのみ、コントローラは、コントローラが動作的に接続されている構成要素を作動するようになっている。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの一実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、泡立て棒が泡立て棒ホルダに保持されているかどうかを検出するための泡立て棒存在検出部を含み、上記泡立て棒存在検出部は、泡立て棒が泡立て棒ホルダに保持されているか否かを示す泡立て棒存在信号をコントローラに供給するために、コントローラに動作的に接続されている。このようにして、泡立て棒ホルダが動作位置にある場合であっても泡立て棒が泡立て棒ホルダによって保持されていない状況でシステムが作動するのを防止することができる。加えて、したがって、コントローラが、コントローラに動作的に接続された構成要素を、少なくとも泡立て棒存在信号に応じて制御するようになっている場合は好ましい。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの有利な実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムは、カップ用のカップ支持部を備え、泡立て棒ホルダに保持されている泡立て棒が、泡立て棒ホルダの動作位置において支持部上に配置されたカップ内に延出するように、上記泡立て棒ホルダと支持部とは互いに配置されている。このようにして、飲料が加熱される及び泡立てられる間、ユーザが自身でカップを保持する必要はなく、カップをカップ支持部上に配置することができる。好ましくは、支持部は、カップの中心位置を示す位置表示部を備え、中心位置において、泡立て棒はカップの実質的に中心に延出する。あるいは又は加えて、支持部は、カップの中心から外れた位置を示す位置表示部を備えることができ、中心から外れた位置において、泡立て棒は実質的に中心から外れてカップに延出する。このような表示部は、凹み又は隆起又は視覚マークによって形成され得る。このようにして、ユーザは泡立て棒が延出するカップ内の位置を選択することができ、したがって、飲料が泡立てられる手法に影響を及ぼすことができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更なる実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、カップ内の泡の温度を検出するための泡温度センサを備え、上記温度センサは、上記コントローラに測定された泡温度を示す信号を供給するために、上記コントローラに動作的に接続されている。このようにして、必要温度又は設定温度に達し、それにより、それ以上のエネルギーの使用がその後必要ない場合、コントローラは、スチーマを、例えば、停止させることができる。したがって、泡温度センサが、好ましくは、カップの上方に、カップの横の、カップの上縁部より上に、又はカップの横の、カップの上縁部より下に配置される少なくとも1つのマイクロホンを備える場合は特に有利である。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムの更に別の実施形態では、泡立て棒は充填表示マークを備える。このような充填表示マークは、例えば、蒸気出口が液位より下に延出するほどの十分な量をカップに確実に充填するための最低充填レベルであり得る。あるいは又は加えて、充填表示マークは推奨される充填表示であり得る。これは、泡立て棒が推奨充填表示マークまで延出しているカップ内に充填される飲料は、広く受け入れられている手法で加熱する及び泡立てることができることを意味する。更に、付加的な最大充填表示マークを設けることができ、これにより、飲料が加熱され、泡立てられるとき、カップ内にこの最大充填表示マークまで注がれた飲料はカップの縁を越えて流れないようにする。
本発明は、更に、本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムにおいて使用するのに好適な飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスに関する。飲料を加熱する及び泡立てるための上記デバイスは、スチーマと、スチーマを蒸気ノズルに接続している蒸気導管と、使い捨て泡立て棒を着脱可能に保持するための泡立て棒ホルダと、を含み、上記泡立て棒ホルダは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスにおいて使い捨て泡立て棒を少なくとも動作位置に保持するために配置されている。重複するため、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの実施形態のみを記載し、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの各々の有利な効果については以下で詳述しない。しかしながら、上記の参照は行い、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムに関して該当する又は有利であるとして述べた全特徴を当該デバイスへと移行可能である。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの一実施形態では、泡立て棒ホルダは、動作位置において泡立て棒を実質的に垂直姿勢に保持するために配置されている。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更なる実施形態では、泡立て棒ホルダは、動作位置から泡立て棒挿入位置に、及びこの逆で移動させるために、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス内に可動的に取り付けられている。泡立て棒ホルダは、したがって、好ましくは回転可能であり、好ましくは泡立て棒ホルダを手動で移動させるためのハンドルを備える。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更に別の実施形態では、泡立て棒ホルダは、泡立て棒を保持するための水平座部を備える。水平座部は、したがって、好ましくは、泡立て棒の一部分を受け入れるための泡立て棒開口部を備える。更に、水平座部は、泡立て棒開口部に通じている半径方向のスロットを備えることが好ましい。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの別の実施形態では、泡立て棒ホルダは泡立て棒をクランプするためのクランプ機構を備える。好ましくは、クランプ機構は、泡立て棒開口部内に少なくとも一部突出しているアイドル位置から泡立て棒開口部の外部の作動位置へと移動されるように配置された可動係合部分を備え、上記クランプ機構は、上記移動可能係合部分に結合された可動クランプ部分を更に備え、係合部分がアイドル位置にあるときには、クランプ部分が、泡立て棒を解放する又は受け入れるための解放位置へと配置されるように、及び係合部分が作動位置にあるときには、クランプ部分が、泡立て棒をクランプするためのクランプ位置に配置されるように、上記可動クランプ部分は上記移動可能係合部分に結合されている。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更に別の実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスはクランプ作動部を備え、クランプ機構は可動クランプ部分を備え、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置にあるとき、上記可動クランプ部分は、泡立て棒を受け入れる又は解放するための解放位置に配置され、泡立て棒ホルダが動作位置にあるとき、上記クランプ部分は、泡立て棒をクランプするためのクランプ位置へと移動されるように、クランプ作動部と協働する。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの有利な実施形態では、泡立て棒ホルダは、泡立て棒を泡立て棒ホルダから排出するための泡立て棒イジェクタを備え得る。泡立て棒イジェクタは、したがって、好ましくは、泡立て棒を半径方向のスロットを通じて排出するように配置されている。泡立て棒イジェクタはばね作動式イジェクタアームを備え得る。上記ばねは、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置から動作位置へと移動されると荷重が加えられ、泡立て棒ホルダが動作位置から泡立て棒挿入位置へと移動されると解放されてイジェクタアームを作動させる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの別の好適な実施形態では、泡立て棒ホルダは、水平座部に対して移動可能に取り付けられた蓋を備える。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更なる実施形態では、蒸気導管は空気入口を備える。飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、したがって、能動空気入口管を介して空気入口に接続された空気ポンプ、特に、ダイアフラムポンプを備え得る。能動空気入口管は好ましくは空気口を備える。本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更に別の実施形態では、蒸気導管は受動空気入口を備え、空気ポンプは能動空気入口に接続されており、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、蒸気導管を受動空気入口又は能動空気入口のいずれかに接続するための対応する接続位置に変位可能なバルブを備える。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの別の実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、冷水用貯蔵部と、冷水導管と、冷水をスチーマに供給するための冷水ポンプと、を備える。蒸気ノズルは、好ましくは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス内に可動的に取り付けられている。蒸気ノズルは、泡立て棒の蒸気チャネルを囲む管状壁の内部表面を封止するためのシールを更に含み得る。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更に別の実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、液体コーヒーを上記飲料の少なくとも一部として分注するための液体コーヒーディスペンサを備える。
飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、好ましくは、スチーマの動作を制御するためにスチーマに動作的に接続されたコントローラを備える。このコントローラは、空気ポンプの動作を制御するために空気ポンプに動作的に接続することができる、及び/又は冷水ポンプの動作を制御するために冷水ポンプに動作的に接続することができる、及び/又はバルブを対応する接続位置に配置するためにバルブに動作的に接続することができる、及び/又は泡立て棒イジェクタを作動するもしくは停止する、のいずれかのために泡立て棒イジェクタに動作的に接続することができる。加熱する及び泡立てるためのデバイスは、したがって、好ましくは、泡立て棒ホルダが動作位置に配置されているかどうかを検出するための泡立て棒ホルダ検出部を備える。上記泡立て棒ホルダ検出部は、泡立て棒ホルダが動作位置に配置されているか否かを示す信号をコントローラに供給するために、コントローラに動作的に接続されており、上記コントローラは、泡立て棒ホルダ検出部から受信した信号が、泡立て棒ホルダが動作位置にあることを示す場合は泡立て棒イジェクタを停止するようになっている。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更に別の実施形態では、泡立て棒ホルダ検出部は、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置に配置されているかどうかを検出するために更に配置されており、上記泡立て棒ホルダ検出部は、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入動作位置に配置されているか否かを示すための信号をコントローラに供給するために、コントローラに動作的に接続されており、上記コントローラは、泡立て棒ホルダ検出部から受信した信号が、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置にあることを示す場合は泡立て棒イジェクタを作動するようになっており、コントローラは、泡立て棒ホルダ検出部から上記信号を受信する前の既定時間内にスチーマの作動を停止している。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの別の実施形態では、泡立て棒ホルダ検出部からの信号が、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置にあることを示す場合、コントローラは、コントローラが動作的に接続されている構成要素を自動的に停止するようになっている。コントローラは、特に、泡立て棒ホルダ検出部からの信号が、泡立て棒ホルダが動作位置にあることを示す場合にのみ、コントローラが動作的に接続されている構成要素を作動するようになっている。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更に別の実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、泡立て棒が泡立て棒ホルダに保持されているかどうかを検出するための泡立て棒存在検出部を含み、上記泡立て棒存在検出部は、泡立て棒が泡立て棒ホルダに保持されているか否かを示す泡立て棒存在信号をコントローラに供給するために、コントローラに動作的に接続されている。コントローラは、したがって、コントローラに動作的に接続された構成要素を、少なくとも泡立て棒存在信号に応じて制御するために配置され得る。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更なる実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスはカップ用の支持部を備え、泡立て棒ホルダに保持されている泡立て棒が、泡立て棒ホルダの動作位置において支持部上に配置されたカップ内に延出するように、上記泡立て棒ホルダと支持部とは互いに配置されている。支持部は、したがって、カップの中心位置を示す位置表示部(この中心位置において泡立て棒はカップの実質的に中心に延出する)及び/又はカップの中心から外れた位置を示す位置表示部(この中心から外れた位置において泡立て棒は実質的に中心から外れてカップに延出する)を備えることができる。
本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの更に別の実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスは、カップ内の泡の温度を検出するための泡温度センサを備え、上記温度センサは、上記コントローラに測定された泡温度を示す信号を供給するために、上記コントローラに動作的に接続されている。泡温度センサは少なくとも1つのマイクロホンを備えることができる。
本発明は、更に、本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムにおいて使用するのに好適な泡立て棒に関する。泡立て棒は、蒸気入口を備える蒸気入口端部と、蒸気入口とは別の蒸気出口を備える蒸気出口端部と、蒸気入口と蒸気出口との間に延びる蒸気チャネルと、を有する管状壁を備える使い捨て泡立て棒である。重複するため、泡立て棒の実施形態のみを記載し、泡立て棒の各々の有利な効果については以下で詳述しない。しかしながら、上記の参照は行い、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムに関して該当する又は有利であるとして述べた全特徴は泡立て棒へと移行可能である。使い捨て泡立て棒は生分解性材料で作製されていることが好ましい。
本発明による泡立て棒の一実施形態では、蒸気出口は管状壁内に半径方向に延びる。蒸気出口は、長手方向に延びる泡立て棒の自由端に配置することができる。蒸気出口は、好ましくは、1.0mm〜2.0mmの直径を有する円形開口部である。蒸気出口は更なる出口開口部を備えることができる。
本発明による泡立て棒の更なる実施形態では、泡立て棒は蒸気出口の近傍に多孔質要素を備える。蒸気チャネルは、好ましくは、4mm〜10mmの直径を有し、泡立て棒の管状壁は、0.4〜0.6mmの厚さ、好ましくは0.5mmの壁厚を有し得る。
本発明による泡立て棒の更に別の実施形態では、泡立て棒は、1〜20グラムの範囲内の低熱質量を有する材料で作製されている。使い捨て泡立て棒の長さは、100〜120mm、好ましくは、110mmであり得る。
本発明による泡立て棒の別の実施形態では、泡立て棒は蒸気出口端部にブレードを備える。ブレードは管状壁の長手方向の軸線に対して非対称又は対称な形状であり得る。好ましくは、泡立て棒は蒸気入口端部にグリップを備える。グリップは、管状壁の長手方向の軸線に対して非対称又は非対称な形状であり得る。
本発明による泡立て棒の更に別の実施形態では、泡立て棒は蒸気入口端部に上部フランジを備える。上部フランジは、したがって、好ましくは平らな端面を有する。泡立て棒は、頂部フランジから距離を開けて配置された保持用フランジを備えることができる。
本発明による泡立て棒の一実施形態では、管状壁の外径は、蒸気出口端部から蒸気入口端部に向かって増加する。あるいは、管状壁は蒸気入口端部から延出する部分を備えることができ、この部分は減少する外径を有する。
本発明による泡立て棒の別の実施形態では、泡立て棒の管状壁は、空気開口部、好ましくは、管状壁の長手方向の軸線に平行に延びる空気スロットを備える。
本発明による泡立て棒の有利な実施形態では、泡立て棒は、泡立て棒の蒸気出口端部近傍の管状壁上に設けられた循環チャネルを備え、上記循環チャネルは取入開口部と、別個の出口開口部と、を有し、出口開口部は蒸気出口の近傍に配置されており、上記循環チャネルは泡立て棒の蒸気チャネルに好ましくは実質的に平行である。このようにして、飲料ミルクをより効率的に加熱する及び泡立てるための、循環チャネル内における蒸気及びミルクの循環を実現することができる。循環チャネルは、泡立て棒の蒸気出口端部近傍の管状壁上に配置された添加管によって又は循環スリーブの内壁と泡立て棒の外壁との間に循環チャネルを形成する同軸循環スリーブによって形成することができる。
本発明による泡立て棒の特定の実施形態では、泡立て棒は充填表示マークを備える。
本発明は、また更に、本発明による飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用して飲料を調製する方法に関する。当該方法は、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの泡立て棒ホルダ内に泡立て棒を配置するステップであって、泡立て棒は泡立て棒ホルダ内に実質的に垂直姿勢で保持される、ステップと、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスにおいて泡立て棒ホルダが動作位置にあるとき、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスを作動するステップであって、動作位置において、蒸気ノズルは泡立て棒の蒸気入口と連通している、ステップと、泡立て棒に及び泡立て棒を通じて蒸気を供給するステップと、蒸気が泡立て棒内を所定の回数通過した後、泡立て棒ホルダから泡立て棒を解放するステップと、泡立て棒を廃棄するステップと、を含む。蒸気が泡立て棒内を所定の回数通過した後に泡立て棒を廃棄することにより、飲料を調製する方法は衛生的な手法で実施することができる。
好ましくは、所定の回数は5未満である。最も好ましくは、所定の回数は1であり、これは、泡立て棒が1回のみ使用され、衛生的な使用を更に一層向上させることを意味する。重複するため、飲料を調製するための方法の実施形態のみを記載し、方法の各々の有利な効果については以下で詳述しない。しかしながら、上記の参照は行い、飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムに関して該当する又は有利であるとして述べた全特徴を当該方法へと移行可能である。
本発明による飲料を調製するための方法の一実施形態では、蒸気を供給するステップは、泡立て棒が泡立て棒ホルダに保持された後にのみ可能とされる。
本発明による飲料を調製する方法の更なる実施形態では、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの泡立て棒ホルダ内に泡立て棒を配置するステップは、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置に配置されると実施され、当該方法は、泡立て棒ホルダを泡立て棒挿入位置から動作位置へと移動させるステップと、泡立て棒に及び泡立て棒を通じて蒸気を供給するステップの後、及び泡立て棒ホルダから泡立て棒を解放するステップの前に、泡立て棒ホルダを動作位置から泡立て棒挿入位置へと移動させるステップと、を更に含む。泡立て棒ホルダを泡立て棒挿入位置から動作位置へと、及びこの逆に移動させるステップは、したがって、泡立て棒ホルダを回転させるステップを含み得る。
本発明による飲料を調製する方法の別の実施形態では、当該方法は、泡立て棒ホルダの少なくとも動作位置において泡立て棒をクランプするステップを更に含む。好ましくは、泡立て棒をクランプするステップは、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置から動作位置へと移動されると自動的に行われ、このようにして、当該方法の使用の安全性が更に向上する。
本発明による飲料を調製する方法の更に別の実施形態では、当該方法は、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置にあるとき、蒸気の供給を不能にするステップを含むことができる。あるいは又は加えて、泡立て棒ホルダが動作位置にあるときにのみ蒸気の供給が可能にされる。
本発明による飲料を調製するための方法の有利な実施形態では、泡立て棒ホルダから泡立て棒を解放するステップは泡立て棒イジェクタによって実施される。
当該方法は、泡立て棒が泡立て棒支持部の開口部に配置されると蓋を閉じるステップを更に含むことができ、蒸気の供給は蓋が閉じられた後にのみ可能とされ得る。泡立て棒ホルダから泡立て棒を解放するステップは、したがって、蓋を泡立て棒支持部から離れる方に移動させることによって自動的に実施され得る。
本発明による飲料を調製するための方法の更に別の実施形態では、泡立て棒に及び泡立て棒を通じて蒸気を供給するステップの間、空気が蒸気中に吸い込まれる。したがって、泡立て棒に及び泡立て棒を通じて蒸気を供給するステップの間、空気が蒸気中に押し出される場合は好ましい。蒸気を供給するステップは、スチーマに冷水を供給するステップを含み得る。
本発明による飲料を調製するための方法の好適な実施形態では、当該方法は、泡立て棒が泡立て棒ホルダに保持されているとき、泡立て棒に及び泡立て棒を通じて蒸気を供給するステップの前に、蒸気ノズルを泡立て棒の蒸気入口内に移動させるステップを含む。
本発明による飲料を調製するための方法の別の実施形態では、当該方法は、泡立て棒が泡立て棒ホルダに保持されているか否かを検出するステップを含み得る。
本発明による飲料を調製するための方法の一実施形態では、飲料を比較的簡単に調製することができ、当該方法は、泡立て棒が泡立て棒ホルダに配置される前に泡立て棒ホルダの下にカップを置くステップを含む。当該方法は、したがって、好ましくは、ミルクなどの第1の飲料をカップに充填するステップを含む。第1の飲料をカップに充填するステップの間、泡立て棒の蒸気出口が第1の飲料中に延出するように、カップは充填表示マークまで充填することができる。
本発明による飲料を調製するための方法の有利な実施形態では、当該方法は、泡立て棒を使用するステップを含み、泡立て棒は、泡立て棒の蒸気出口端部近傍の管状壁上に設けられた循環チャネルを有し、上記循環チャネルは取入開口部と、別個の出口開口部と、を有し、出口開口部は蒸気出口の近傍に配置されており、上記循環チャネルは泡立て棒の蒸気チャネルに好ましくは実質的に平行であり、当該方法は、循環チャネル内の飲料の循環を実施するなどのために、循環チャネルを飲料中に配置するステップを更に含む。このようにして、飲料ミルクのより効率的な加熱及び泡立てを得ることができる。
当該方法が、蒸気が泡立て棒を通過して第1の飲料に入った後、カップに第2の飲料を加えるステップを含む場合は、柔軟な、本発明による飲料を調製するための方法を得ることができる。当該方法は、したがって、好ましくは、蒸気が泡立て棒を通過して第1の飲料に入る前、入る間、又は入った後、カップに第2の飲料を加えるステップを含む。特に、第2の飲料はコーヒーであり、第1の飲料はミルクである。
本発明による飲料を調製するための方法の更なる実施形態では、当該方法は、泡立て棒が解放された後、泡立て棒をスターラとして使用するステップを含む。
飲料を調製するための方法の一実施形態は、好ましくは、泡立て棒が実質的に中心に、又は中心から外れてカップに延出するようにカップを配置するステップを含む。
本発明による飲料を調製するための方法の更なる実施形態は、カップ内の泡の温度を測定するステップを含む。泡の温度を測定するステップは、したがって、好ましくは、泡の音を記録するステップと、記録された音から温度を導出するステップと、を含む。
本発明の更なる特徴及び利点は、非限定的な例によって及び添付の図面を参照して記載される以下の記載を読むことで明らかになるであろう。
本発明による、加熱する及び泡立てるためのシステムの一実施形態を一部分解正面図で概略的に示す。 カップ支持部上にカップが配置された図1の実施形態の一部分を側面図で概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 図1及び図2のシステムを使用する飲料の加熱及び泡立てによって飲料を調製する方法のステップを概略的に示す。 半径方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 半径方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 半径方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 半径方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 半径方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 半径方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 半径方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 長手方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 長手方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 長手方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 長手方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 長手方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 長手方向に延びる蒸気出口を有する本発明による使い捨て泡立て棒を概略的に示し、泡立て棒をカップ内のいくつかの位置において示す。 飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスが蒸気導管に空気を導入するための能動空気入口管及び空気ポンプを備える、本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスが蒸気導管に空気を導入するための受動空気入口を有する蒸気導管を備える、本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスが、蒸気導管に空気を導入するために蒸気導管を受動空気入口又は能動空気入口のいずれかに接続するための対応する接続位置に変位可能なバルブを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスが、蒸気導管に空気を導入するために蒸気導管を受動空気入口又は能動空気入口のいずれかに接続するための対応する接続位置に変位可能なバルブを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスが、蒸気導管に空気を導入するために蒸気導管を受動空気入口又は能動空気入口のいずれかに接続するための対応する接続位置に変位可能なバルブを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 泡立て棒挿入位置に配置された、泡立て棒を受け入れるための泡立て棒開口部を有する泡立て棒ホルダを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒挿入位置に配置された、泡立て棒を受け入れるための泡立て棒開口部を有する泡立て棒ホルダを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダの水平座部が、泡立て棒開口部に通じている半径方向のスロットを備える、泡立て棒挿入位置に配置された泡立て棒ホルダを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダの水平座部が、泡立て棒開口部に通じている半径方向のスロットを備える、泡立て棒挿入位置に配置された泡立て棒ホルダを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダを手動で移動させるためのハンドルと、泡立て棒イジェクタと、を備える回転可能な泡立て棒ホルダを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダを手動で移動させるためのハンドルと、泡立て棒イジェクタと、を備える回転可能な泡立て棒ホルダを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダを手動で移動させるためのハンドルと、泡立て棒イジェクタと、を備える回転可能な泡立て棒ホルダを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダを手動で移動させるためのハンドルと、泡立て棒イジェクタと、を備える回転可能な泡立て棒ホルダを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダを手動で移動させるためのハンドルと、泡立て棒イジェクタと、を備える回転可能な泡立て棒ホルダを備える本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 蒸気入口端部に異なる構成を有する本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 蒸気入口端部に異なる構成を有する本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 蒸気入口端部に異なる構成を有する本発明による泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダが泡立て棒クランプ手段を備え、蒸気ノズルが泡立て棒の蒸気チャネルに導入され、受け入れられるように構成されている本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダが泡立て棒クランプ手段を備え、蒸気ノズルが泡立て棒の蒸気チャネルに導入され、受け入れられるように構成されている本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダが泡立て棒クランプ手段を備え、蒸気ノズルが泡立て棒の蒸気チャネルに導入され、受け入れられるように構成されている本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 泡立て棒ホルダが泡立て棒クランプ手段を備え、蒸気ノズルが泡立て棒の蒸気チャネルに導入され、受け入れられるように構成されている本発明によるシステムの一実施形態を概略的に示す。 構成部品間の相互配線を概略的に示す、本発明によるシステムの第1の実施形態を概略的に示す。 構成部品間の相互配線を概略的に示す、本発明によるシステムの第2の実施形態を概略的に示す。 マイクロホンの位置を示す、マイクロホンを温度センサとして備える本発明によるシステムの一実施形態の一部分を概略的に示す。
図1に、本発明による、加熱する及び泡立てるためのシステム1の一実施形態を一部分解正面図で概略的に示す。システム1は、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス2と、泡立て棒3と、を備える。
デバイス2は、スチーマ4、例えば、サーモブロックと、スチーマ4を蒸気ノズル6に接続している蒸気導管5と、を含む。冷水8用の貯蔵部7がデバイス2内に設けられており、冷水貯蔵部7は、冷水をスチーマ4に供給するための冷水導管9及び冷水ポンプ10を介してスチーマ4に接続されている。
図1に示される実施形態では、デバイス2は、液体コーヒーを分注するための液体コーヒーディスペンサ11を更に備える。示される実施形態では、液体コーヒーディスペンサ11は、濃縮液体コーヒーのパッケージ13を受け入れるためのチャンバ12を備える。液体コーヒーディスペンサ11は、ある量の濃縮液体コーヒーを混合チャンバ15に供給するためのコーヒー供給装置14を更に備える。加熱された水が温水器16から水導管17を通って混合チャンバ15へと供給され、濃縮液体コーヒーを、より消費可能な濃度を有する液体コーヒーに希釈する。この液体コーヒーは液体コーヒー出口18からカップ(図1に図示せず)に分注することができる。示される実施形態では、温水器16に、冷水貯蔵部7から冷水導管9及びその延長部9’によって冷水が供給される。他の実施形態では、温水器16に、冷水貯蔵部7とは別の水源から水を供給することができる。
デバイス2は、泡立て棒3を着脱可能に保持するための泡立て棒ホルダ19を更に備える。泡立て棒ホルダ19は、デバイス2において泡立て棒3を少なくとも動作位置に保持する(図2に示されるように)ために配置されており、蒸気ノズル6は使い捨て泡立て棒3の蒸気入口20と連通する。泡立て棒ホルダ19は、泡立て棒3を保持するための水平座部29を備える。このため、水平座部29は、泡立て棒3の一部分を受け入れるための泡立て棒開口部30を有する。泡立て棒ホルダ19は、水平座部29に対して移動可能に取り付けられた蓋31を更に備える。示される実施形態では、蓋31は回転シャフト32に取り付けられているため、蓋31は、泡立て棒3を泡立て棒開口部30(いわゆる泡立て棒ホルダ19の泡立て棒挿入位置)内に入れること、もしくは泡立て棒開口部30から取り出すことができるように座部29から離れる方に回転させることができる、又は座部29に向かって回転させて、泡立て棒ホルダ19内に位置決めされており、その後動作位置に配置される泡立て棒3を取り囲むことができる。
泡立て棒3は、0.4〜0.6mmの厚さ、好ましくは0.5mmの壁厚を有する管状壁21を備えるとともに、蒸気入口20を備える蒸気入口端部22と、蒸気入口20とは別の少なくとも1つの蒸気出口24を備える蒸気出口端部23と、蒸気入口20と蒸気出口24との間に延びる、4mm〜10mmの直径を有する蒸気チャネル25と、を有する使い捨て泡立て棒である。図2に示される実施形態では、蒸気出口24は管状壁21内に半径方向に延びる。更に、泡立て棒3の管状壁21は、壁内に延びる空気開口部36を備える。示される実施形態では、空気開口部はスロット形状であり、このスロットは管状壁21の長手方向の軸線に平行に延びる。他の実施形態では、空気開口部は1つ以上の丸穴で形成することができる。
使い捨て泡立て棒3は生分解性材料、特に、1〜20グラムの範囲内の低熱質量を有する材料で作製されている。
図2では、システム1、特にデバイス2がカップ27用の支持部26を備えること、及び泡立て棒ホルダ19内に保持された泡立て棒3が、泡立て棒ホルダの動作位置において支持部26上に配置されたカップ27内に延出するように、泡立て棒ホルダ19と支持部26が互いに配置されていることが更に示される。図2には、更に、第1の飲料として、ある量のミルク28が示され、本明細書では、液体コーヒーは第2の飲料とも呼ばれる。使い捨て泡立て棒3は、蒸気出口24がミルクのメニスカスより下に配置されるように、100〜120mm、好ましくは110mmの長さを有する。
図3A〜図3Lを参照して、以下、図1及び図2のシステム1を使用し、加熱する及び泡立てることによって飲料を調製する方法を記載する。
図3Aでは、蓋31が閉じられた、デバイス2の始動又は静止状態を示す。飲料が調製され得る時間を短縮するために、スチーマ又はサーモブロック4を動作状態に維持し、蒸気を形成するために使用される水を約90℃のアイドル温度に維持する。図3Bに示される第1のステップでは、蓋31が回転シャフト32を中心とした回転によって開かれ、泡立て棒ホルダ19をいわゆる泡立て棒挿入位置に配置し、カップ27が支持部26上に配置される。この泡立て棒挿入位置において、システムは、蒸気の供給を不能とされるようになっている。カップ27をどこに置くかについての情報をユーザに与えるために、支持部は、カップの中心又は中心から外れた位置を示す、例えば視覚マーキングなどの位置表示部33を備える。中心位置とは、泡立て棒が泡立て棒ホルダ19に保持されているとき、泡立て棒はカップの実質的に中心に延出することを意味し、中心から外れた位置では、泡立て棒はカップ内に中心から外れて延出する。図3Cに示される第2のステップでは、泡立て棒3が実質的に垂直姿勢で泡立て棒ホルダ19内に保持されるように、泡立て棒3はデバイス2の泡立て棒ホルダ19の泡立て棒開口部30内に配置される。加えて、このいわゆる動作位置において、蒸気ノズル6は泡立て棒3の蒸気入口20と連通する。図3Dに示される第3のステップにおいて、蓋31は閉じられる。蓋31は封止手段34を備える。封止手段34は、泡立て棒3の上縁部との封止を行うことに加え、泡立て棒3のクランプを行う。システムは、泡立て棒3が泡立て棒ホルダ19内に配置された後、より好ましくは蓋31が閉じられたときのみに蒸気の供給が可能とされるようになっていることに留意されたい。図3Eに示される第4のステップでは、泡立て棒3の蒸気出口24がミルク28内に延出するように、カップ27内にミルク28などの第1の飲料が、泡立て棒3上に設けられた充填表示マーク35まで充填される。
図3Fに示すような第5のステップでは、スチーマ4を作動し、水を更に温め、蒸気を生成する。蒸気は、その後、泡立て棒3に及び泡立て棒3を通じて供給され、蒸気出口24を通じてミルク28中に入る。蒸気の供給中、冷水貯蔵部7(図1)からスチーマ4に冷水が供給される。泡立て棒3への及び泡立て棒3を通じたこの蒸気の供給中、空気スロット36を通じて蒸気中に空気が吸い込まれる。蒸気の供給によってミルク28の加熱及び泡立てを実施する。この実施形態では、蒸気の供給は、ミルク28を十分に加熱し、泡立てる所定の時間にわたって行われる。この時間の経過後、図3Gに示されるように、第6のステップにおいて、スチーマ4は作動を停止する。その後、第7のステップ(図3H)において、液体コーヒーディスペンサ11が作動され、コーヒーが、第1の飲料とは異なる第2の飲料として、コーヒーの供給が完了するまでカップ27内に加えられる(図3I)。ユーザが所望すれば、スチーマ4を再度作動させて、コーヒー/ミルク混合物を加熱し、泡立てることができる。他の実施形態では、コーヒーは、ミルクがカップ27内に注がれ、加熱され、泡立てられる前に、カップ内に分注され、任意選択的に加熱され、泡立てられ得ることに留意されたい。
次のステップでは、蓋31は開かれ(図3Jの矢印により示される)、泡立て棒挿入位置に最終的に達し、それにより、泡立て棒3を泡立て棒ホルダ19から解放する。示される実施形態では、図3Kに示されるように、泡立て棒3は泡立て棒ホルダ19から手で取り出すことができる。所望であれば、泡立て棒3が解放された後、泡立て棒3はスターラとして使用することができ(図3L)、ユーザは調製された飲料を消費し、その後、泡立て棒3を廃棄することができる。
図3に示される実施形態では、泡立て棒3は1回のみ使用されると廃棄される。とりわけシステムが飲料の加熱及び泡立てのために使用される頻度によっては、泡立て棒3は1回を超えて使用することができるが、衛生的観点から、泡立て棒が使用される回数は好ましくは5未満とすべきである。
図4A〜図4Gでは、図3の半径方向に延びる蒸気出口24を有する使い捨て泡立て棒3を概略的に示す。泡立て棒は、カップ27に対して配置することができるいくつかの位置において示す。蒸気出口24は1.5mmの直径を有するが、他の実施形態では、1.0mm〜2.0mmとすることができる。図4Bでは、カップ内の泡立て棒3の中心位置を示し、図4C及び図4Dでは、カップ27に対する泡立て棒3の中心から外れた位置を示す。半径方向に延びるスロット24は図4Cに示されるようにカップの壁に対して幾分切線方向に延び、図4Dに示されるように壁へと向けられる。図示しない位置において、泡立て棒3が中心から外れて配置されたとき、半径方向のスロット24はカップの中心に向けられ得る。ユーザは蒸気出口の方向を調節することにより泡立てにある程度影響を及ぼすことができ、それにより、泡立てを自身の望むように調節できることに留意されたい。図4F及び図4Gにおいて(矢印26’により示されるように)、支持部26の高さを調節可能である場合、ユーザは、支持部の高さ、したがって、泡立て棒、特に蒸気出口24がミルク内に沈められる深さを調節することにより泡立てにある程度影響を及ぼすことができ、それにより、泡立てを自身の望むように調節できる。加えて、システム1に、いくつかの支持部を設けることができ、支持部のそれぞれは、ミルク内の泡立て棒3の沈む深さを調節するための固有の厚さを有する。加えて、図4Eに示されるように、泡立て棒3は、蒸気をミルク内へと下方に導くために垂直姿勢から幾分傾けることができる。この蒸気の下方への誘導はカップを傾けることによって実現することも可能であることに留意されたい。
図5A〜図5Fでは、長手方向に延びる蒸気出口24を備える使い捨て泡立て棒3の別の実施形態を概略的に示す。この実施形態では、長手方向に延びる蒸気出口24は1.5mmの直径を有するが、他の実施形態では、この直径は、1.0mm〜2.0mmとすることができる。泡立て棒3は、カップ27に対して配置することができるいくつかの位置において示す。図5Bでは、カップ内の泡立て棒3の中心位置を示し、図5Cでは、カップ27に対する泡立て棒3の中心から外れた位置を示す。図5E及び図5Fにおいて(矢印26’により示されるように)支持部26の高さを調節可能である場合、ユーザは、支持部の高さ、したがって、泡立て棒、特に蒸気出口24がミルク内に沈められる深さを調節することにより泡立てにある程度影響を及ぼすことができ、それにより、泡立てを自身の望むように調節できる。加えて、システム1に、いくつかの支持部を設けることができ、支持部のそれぞれは、ミルク内の泡立て棒3の沈む深さを調節するための固有の厚さを有する。加えて、図5Dに示されるように、泡立て棒3は、蒸気をミルク内へと下方に導くために垂直姿勢から幾分傾けることができる。この蒸気の下方への誘導はカップを傾けることによって実現することも可能であることに留意されたい。
図3に示される実施形態では、泡立て棒3の空気入口36を通じて蒸気中に空気が導入され、より均一な蒸気の流れがもたらされる。しかしながら、他の実施形態では、図6〜図8に示されるように、空気はデバイス2内の蒸気中に元から導入することができる。図面の利便性のため、これら図において蒸気ノズルは省略されており、したがって、蒸気導管5は泡立て棒3に直接係合するものとして示されていることに留意されたい。しかしながら、泡立て棒に係合するのは蒸気ノズルであることは明らかであろう。
図7では、蒸気導管5には、蒸気が蒸気導管5内を通るときに蒸気導管5内に空気を吸引することができるように、例えば蒸気導管5内のベンチャー(venture)、穴、又はスロットによって形成された(受動)空気入口37が設けられ得る。
図6に示される実施形態では、デバイスは、空気口40を備える能動空気入口管39を介して空気入口37に接続された空気ポンプ38(ダイアフラムポンプなど)を備える。このようにして、蒸気入口37を通じて空気を蒸気中に能動的に圧送することができる。
図8A〜図8Cに示される実施形態では、蒸気導管5は、受動空気入口41と、能動空気入口42に接続された空気ポンプ38と、蒸気導管5を受動空気入口41(図8C)又は能動空気入口42(図8B)のいずれかに接続するための対応する接続位置に変位可能なバルブ43と、を備えてもよい。
図3に示される実施形態では、泡立て棒3の空気入口36を通じて空気が蒸気中に導入され、半径方向に延びる蒸気出口24によってミルク中に供給されるより均一な蒸気の流れがもたらされる。図5では、長手方向に延びる蒸気出口を備える別の泡立て棒3を示し、図9Aでは、この泡立て棒3は空気スロットを有して示される。図9A〜図9G及び図13A〜図13Cでは、使用され得る泡立て棒のいくつかの実施形態を概略的に示す。
図9Bに示される実施形態では、泡立て棒3は、蒸気出口24に隣接する多孔質要素44を備え、示される実施形態では、同軸循環スリーブ45を有し、スリーブ45の内壁と泡立て棒3の外壁との間に(示されるように、泡立て棒の蒸気チャネルに好ましくは実質的に平行な)循環チャネルを形成し、矢印により示されるような、循環チャネル内における蒸気及びミルクの循環を実現し、飲料ミルクをより効率的に加熱し、泡立てる。循環スリーブ45は泡立て棒3の端部に設けられるため、動作中、ミルク内に泡立て棒3を容易に沈めて循環を行うことができることに留意されたい。循環スリーブ45は、当然、多孔質要素44のない実施形態において使用することもできる。空気は泡立て棒3内の空気スロット36によって蒸気中に導入されるが、その代わりに又はそれに加えて、デバイスの蒸気導管内に導入することができる。
図9Cに示される実施形態では、泡立て棒3の蒸気出口端部24の近傍の管状壁21上に空気添加管46が配置されている。空気添加管46は、空気取入開口部47と、蒸気出口24とは別個ではあるが、蒸気出口24の近傍に配置された空気出口開口部48と、を有する。本発明の一実施形態では、カップにミルク28を充填する際、液位が空気添加管46の空気取入開口部47を越えるべきではないことに留意すべきである。この空気添加管46を空気スロット36の代わりに用いて空気をミルク28に導入することができる。しかしながら、別の実施形態では、この空気添加管46は、ミルク28に更なる空気を導入するために、又は取入開口部47がミルクの高さより下に配置されている場合、もしくは使用中、ミルクの高さが取入開口部47を越えた場合、のいずれかにおいて、矢印により示されるような、管46の内壁と泡立て棒3の外壁との間に形成された循環チャネル内における蒸気及びミルクの循環を実施し、飲料ミルクをより効率的に加熱し、泡立てるために、空気スロット36に加えて(図9Cに想像線で示される)使用することができる。
図9Dに示される実施形態では、泡立て棒3は、中心蒸気チャネル25と、同軸管49と、を備え、同軸管49は、管状壁21を囲み、管状壁21と共に、空気取入開口部47及び空気出口開口部48を有する環状空気チャネル50を形成する。この実施形態において、空気取入開口部47は、デバイス2内にある空気ポンプに任意選択的に接続することができることに留意されたい。
図9E〜図9Gでは、撹拌を向上させるために蒸気出口端部24にブレード51を備える泡立て棒3の実施形態を示す。ブレード51は非対称(図9G)又は対称(図9E及び図9F)な形状とされ得る。図9Eに示される泡立て棒3は、グリップ52、例えば、撹拌時に泡立て棒3を把持するための対称なグリップ、又はグリップ53(図9F及び図9G)、例えば、泡立て棒を、それぞれ、泡立て棒ホルダに配置すること、及び泡立て棒ホルダから取り外すことを容易にするための非対称なグリップを更に備える。図9F及び図9Gに示されるような泡立て棒3の実施形態並びに図13A及び図13Bに示される泡立て棒3の実施形態は、蒸気入口端部に上部フランジ53を更に備え、この上部フランジ53によって、泡立て棒3を泡立て棒ホルダ19の座部29内に支持することができる。上部フランジ54は、封止表面を設けるために平らな端面54Aを有する。泡立て棒が保持される泡立て棒ホルダ19の構造に応じて、泡立て棒3は、頂部フランジ54から距離を開けて配置された保持用フランジ55(図9F、図9G及び図13A)を更に備えることができる。
図9A〜図9D及び図13Aに示されるような泡立て棒の実施形態の外径はその長さ全体にわたって一定の値を有するが、泡立て棒の他の実施形態では、管状壁の外径は蒸気出口端部から蒸気入口端部に向かって増加することができることは明らかであろう。図13B及び図13Cに示される別の実施形態では、管状壁21は、蒸気入口端部、特に泡立て棒の上部フランジ54又は自由端から延びる少なくとも1つの部分56、56A、56Bを備え、この部分は減少する外径を有する。この部分は、この部分が泡立て棒ホルダ19の相手泡立て棒開口部30内に遊びなく受け入れられ得るような形状とされ得る。
図10、図11、図12及び図14では、したがって、泡立て棒ホルダ19が、動作位置から泡立て棒挿入位置へと及びこの逆で移動されるように、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス2内に可動的に取り付けられている、図1及び図2に示される泡立て棒ホルダ19に対し別の泡立て棒ホルダを有するシステム又はデバイスの実施形態が示される。
図10A及び図10Bでは、泡立て棒開口部30を有する座部19を備える泡立て棒ホルダ19が示される。泡立て棒ホルダ19は泡立て棒挿入位置に配置されており、泡立て棒開口部30を有する座部29はデバイス2の筺体2Aの外側に配置されている。泡立て棒3を泡立て棒開口部30内に配置した後(図10B)、座部29を筺体2Aに押し込むことができる。ここでは筺体内に配置されている蓋31を、ハンドル57を用いて、図1〜図3に示されるような実施形態と同様に閉じることができる。
図11Aに示される泡立て棒ホルダ19の実施形態では、泡立て棒挿入位置において、座部29は、泡立て棒開口部30に通じている半径方向のスロット30Aを備える。そのため、泡立て棒は、泡立て棒を座部の側方から半径方向のスロット30Aを通して移動させることによって泡立て棒開口部内に配置することができる。この実施形態では、泡立て棒ホルダ、特に座部29は、泡立て棒挿入位置から、泡立て棒開口部30(破線によって示される)にデバイスの外側からアクセスできない動作位置へと回転可能である。また、この実施形態では、泡立て棒ホルダは、泡立て棒ホルダの蓋を手動で移動させるためのハンドル57を備えることができる。図11Bに示される実施形態では、泡立て棒は半径方向のスロット30Aにデバイス2の前方から挿入することができる。この実施形態では、蓋31はチャンバ部2B内に収容することができる。チャンバ部2Bは、デバイスの筺体に対して固定されている、又は矢印により示されるように移動できる、のいずれかである。また、この実施形態では、泡立て棒ホルダは、泡立て棒ホルダの蓋を手動で移動させるためのハンドル57を備えることができる。
図1〜図3に示される実施形態では、泡立て棒は、蓋31が閉じられている際、シール34によってクランプされている。このようにして、封止及びクランプが同一構成要素によって実施される。しかしながら、当業者には、泡立て棒ホルダが、泡立て棒の封止とは別に、泡立て棒をクランプするための任意の他の周知のクランプ機構を備えることができることは明らかであろう。このようなクランプ機構58の例示的な実施形態を図14Bに開示する。クランプ機構58は可動係合部分59を備える。可動係合部分59は、泡立て棒開口部30内に少なくとも一部突出しているアイドル位置(実線により示される)から、破線によって示される泡立て棒開口部の外部の作動位置59’へと移動されるように配置されている。クランプ機構58は2つの可動クランプアーム又は部品60、60Aを更に備える。2つの可動クランプアーム又は部品60、60Aは、上記移動可能係合部分59、59’に結合されており、示される実施形態では、回転シャフト61を介して共に結合されている。係合部分がアイドル位置にあるときに、クランプ部分のアーム60、60Aが、泡立て棒を解放する又は受け入れるための解放位置RPへと配置されるように、及び係合部分が作動位置にあるときに、すなわち係合部分59Aが泡立て棒により係合され、泡立て棒を泡立て棒開口部内に挿入することにより内側に押されているときに、クランプ部分が、泡立て棒をクランプするためのクランプ位置CPへと配置されるように、可動クランプ部分59はアーム60、60Aに結合されている。泡立て棒自体を、クランプ機構を作動させるためのオペレータとして使用する代わりに、デバイス2は、別個のクランプ作動部を備えることができる。このクランプ作動部は、クランプ機構を、泡立て棒を受け入れるもしくは解放するための解放位置、又は泡立て棒をクランプするためのクランプ位置のいずれかに配置する。このようなクランプ作動部は、好ましくは、ハンドル57又は蓋31によって形成されている。ハンドル57又は蓋31は、泡立て棒ホルダを泡立て棒挿入位置から動作位置へと移動するために使用されるとともに、ハンドル57又は蓋31が泡立て棒ホルダを泡立て棒挿入位置から動作位置へと移動させる際に、クランプ機構を解放位置からクランプ位置へと同時に及び自動的に移動させるために使用され得る。特に、クランプ機構は、泡立て棒を少なくとも動作位置においてクランプするために配置されている。
図12A〜図12Eに示されるような泡立て棒ホルダ19の例示的実施形態では、泡立て棒ホルダ19は、泡立て棒開口部30に通じている半径方向のスロット30Aを有する座部29も備える。そのため、泡立て棒は、泡立て棒を座部の前方から半径方向のスロット30Aを通して移動させることによって泡立て棒開口部内に配置することができる。この実施形態では、泡立て棒ホルダ、特に座部29は泡立て棒挿入位置(図12A及び図12Bに示される)から、泡立て棒開口部30がデバイスの外側からアクセスできない動作位置(図12Cに示される)へと回転可能である。泡立て棒ホルダ19は、泡立て棒ホルダ19の座部29を手動で回転させるためのハンドル57’を備える。この実施形態では、泡立て棒ホルダ19は、泡立て棒3を泡立て棒ホルダ19から排出するための泡立て棒イジェクタ62を備える。示される実施形態では、以下で説明するように、泡立て棒イジェクタ62は、半径方向のスロット30Aを通じて泡立て棒3を排出するようになっている。
泡立て棒ホルダの座部29は、座部29の停止端部29Aが泡立て棒ホルダの座部ガイド64の停止面63から間隔をおいて配置された図12Dに示される泡立て棒挿入位置から、停止端部29Aが停止面63に当接する動作位置まで移動可能に取り付けられている。この移動は、中心ボス29Dにより座部29に回転自在に取り付けられた上部座部部品29B(図12E)の回転によって実施される。上部座部部品29Bには、スロット29Eが設けられており、スロット29E内に、座部29に固定されたスライダ29Cが受け入れられる。ハンドル57’を操作することにより上部座部部品29Bが回転すると、スロット29Dの側縁部がスライダ29Cと係合し、その結果、図12Dの矢印により示されるように座部29が移動する。泡立て棒ホルダ19の座部ガイド64は、ボス67が受け入れられ、座部29の移動の間、ボス67が移動することができる2つのカム軌道65、66を備える。ボス67はアーム68を介して回転軸69に接続されており、泡立て棒イジェクタ62(アームとして形成されている)もまた、回転軸69に回転自在に接続されているとともに、ばね70により荷重をかけられている。このようにして、ばね70は、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置から、軌道65内にボス67が案内される動作位置へと移動されると荷重がかけられ、泡立て棒ホルダが動作位置から、軌道66内にボス67が案内される泡立て棒挿入位置へと移動されると解放され、イジェクタアーム62を作動させて泡立て棒を半径方向のスロット30Aから排出する。このようにして、泡立て棒は自動的に排出される。システムは、蒸気が泡立て棒を通じて供給された後、又は例えば、安全性の向上のため、そのために適した対応するボタンを押すことによってシステムに特定の命令が与えられたときのみに座部29が動作位置から泡立て棒挿入/解放位置へと移動できるようにされ得ることに留意されたい。したがって、このようなデバイスを使用することで、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスの泡立て棒ホルダ内に泡立て棒を配置するステップが、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置に配置されると実施され、泡立て棒ホルダを泡立て棒挿入位置から動作位置へと移動させるステップが、ハンドルの利用により泡立て棒ホルダの座部を回転することによって行われ、泡立て棒ホルダを動作位置から泡立て棒挿入位置へと移動させるステップが、蒸気が泡立て棒に及び泡立て棒を通じて供給された後、泡立て棒が泡立て棒ホルダから自動的に解放された後にのみ行われる、飲料を調製する方法につながる。
図1〜図3に示される実施形態では、蓋31は導管31Aを備える。導管31Aは、動作位置においてノズル6(示される実施形態では、水平に延びる)と泡立て棒の蒸気チャネルとの連通を確保する。しかしながら、当業者には、本発明はこのような実施形態に限定されず、ノズル6を、例えば垂直に方向付けることもできることは明らかであろう。このような実施形態を、例えば、図14A〜図14Dに開示する。これら図14A〜図14Dに示される実施形態では、蒸気ノズル6は飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス2内に可動的に取り付けられている。図14Dの通り、蒸気ノズル44は更に、泡立て棒3の蒸気チャネル25内に受け入れられ得るような寸法にされている。蒸気ノズル6は、蒸気チャネルを囲む管状壁の内部表面を封止するためのシール71を備える。図に示されるように、蒸気ノズル44はガイド管72内に可動的に配置されており、ガイド管72もまた可動的に取り付けられている。このガイド管72(蓋の一部又は蓋の代わりとして)は、泡立て棒の上部フランジ54を封止するために、及びクランプ手段58(図14C)によって実現されるクランプに加えて、クランプを行うために、まず、下げられる。その後、図14Dに示されるように蒸気ノズル6が泡立て棒の蒸気チャネル内に下げられ、その後、蒸気ノズル及び蒸気チャネルへと並びに蒸気ノズル及び蒸気チャネルを通じて蒸気を供給することができる。
図15に、本発明によるシステムの計画の第1の実施形態を概略的に示し、構成部品間の相互配線を概略的に示す。飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムのデバイスは、スチーマの動作を制御するためにスチーマ4に動作的に接続されたコントローラ73を備える。加えて、コントローラ73は、空気ポンプの動作を制御するために空気ポンプに動作的に接続されており、冷水ポンプの動作を制御するために冷水ポンプ10に動作的に接続されており、バルブを対応する接続位置に配置するためにバルブ43に動作的に接続されている。電磁制御式泡立て棒イジェクタが使用される場合、コントローラ73は、泡立て棒イジェクタを作動する又は停止する、のいずれかのために泡立て棒イジェクタにも動作的に接続されている。システムは、以下のシェルフ構成要素、すなわち、逆止弁74、エアリストリクター75、ダックビルバルブ76、更なるサーモブロック77、及び蒸気送り出し弁78、水流量計79、蒸気放出弁80、コンデンサ81、及び蒸気チャージ弁82を更に備える。図16に示される第2の計画の実施形態では、加えて、蒸気ポンプ83及び圧力調整器84が、示される状態で含まれている。
図15及び図16に示されるシステムは両方とも、泡立て棒ホルダ19が動作位置に配置されているかどうかを検出するための泡立て棒ホルダ検出部85を更に備える。この泡立て棒ホルダ検出部85は、泡立て棒ホルダ19が動作位置に配置されているか否かを示す信号をコントローラ73に供給するためにコントローラ73に動作的に接続されている。コントローラ73は、したがって、泡立て棒ホルダ検出部85から受信した信号が、泡立て棒ホルダ19が動作位置にあることを示す場合は(電磁的に作動可能な)泡立て棒イジェクタを停止するようになっている。泡立て棒ホルダ検出部85は、泡立て棒ホルダ19が泡立て棒挿入位置に配置されているかどうかを検出するために更に配置されており、泡立て棒ホルダ19が泡立て棒挿入動作位置に配置されているか否かを示す信号をコントローラ73に供給することができる。コントローラ73は、したがって、泡立て棒ホルダ検出部85から受信した信号が、泡立て棒ホルダが泡立て棒挿入位置にあることを示す場合は泡立て棒イジェクタを作動するようになっており、コントローラ73は、泡立て棒ホルダ検出部85から上記信号を受信する前の既定時間内にスチーマ4の作動を停止している。
コントローラ73は、泡立て棒ホルダ検出部85からの信号が、泡立て棒ホルダ19が泡立て棒挿入位置にあることを示す場合、コントローラ73が動作的に接続されている構成要素を自動的に停止するようになっている、及び/又は泡立て棒ホルダ検出部85からの信号が、泡立て棒ホルダが動作位置にあることを示す場合にのみ、コントローラが動作的に接続されている構成要素を作動するようになっている。
図15及び図16に示されるシステムの計画では、デバイスは、泡立て棒3が泡立て棒ホルダ19に保持されているかどうかを検出するための泡立て棒存在検出部86を更に含む。泡立て棒存在検出部86は、泡立て棒3が泡立て棒ホルダ19に保持されているか否かを示す泡立て棒存在信号をコントローラ73に供給するためにコントローラ73に動作的に接続されている。コントローラ73は、したがって、コントローラに動作的に接続された構成要素を、少なくとも泡立て棒存在信号に応じて制御するようになっている。図15及び図16に示されるシステムの計画では、システム、特にデバイスは、カップ27内の泡28Aの温度を検出するための泡温度センサ87を更に含む。温度センサ87は、測定された泡温度を示す信号をコントローラ73に供給するために、コントローラ73に動作的に接続されている。泡温度センサは少なくとも1つのマイクロホンを備える(図17を参照)。少なくとも1つのマイクロホンは、カップ27の上方(87A)に、カップ27の横の、カップ27の上縁部27Aより上(87B)に、又はカップの横の、カップ27の上縁部27Aより下(87C)に配置することができる。泡28Aの温度を測定するステップは、したがって、泡28Aの音を記録するステップと、コントローラ73に記憶された適切なアルゴリズムを用いて、記録された音から温度を導出するステップと、を含む。測定された温度に応じて、コントローラ73は、次いで、スチーマ4を停止させるか否かを判定することができる。コントローラ73は、したがって、各々のセンサ79、85、86及び87によって収集された情報を基に、飲料を加熱する及び泡立てる並びに調製する方法を制御する。

Claims (160)

  1. 飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムであって、前記システムは、飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスと、泡立て棒と、を備え、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、スチーマと、前記スチーマを蒸気ノズルに接続している蒸気導管と、泡立て棒を着脱可能に保持するための泡立て棒ホルダと、を含み、前記泡立て棒は、蒸気入口を備える蒸気入口端部と、前記蒸気入口とは別の蒸気出口を備える蒸気出口端部と、前記蒸気入口と前記蒸気出口との間に延びる蒸気チャネルと、を有する管状壁を備える使い捨て泡立て棒であり、前記泡立て棒ホルダは、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスにおいて前記使い捨て泡立て棒を少なくとも動作位置に保持するために配置されており、動作位置において、前記蒸気ノズルは前記使い捨て泡立て棒の前記蒸気入口と連通している、システム。
  2. 前記使い捨て泡立て棒は生分解性材料で作製されている、請求項1に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  3. 前記蒸気出口は前記管状壁内に半径方向に延びる、請求項1又は2に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  4. 前記蒸気出口は、長手方向に延びる前記泡立て棒の自由端に配置されている、請求項1又は2に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  5. 前記蒸気出口は、1.0mm〜2.0mmの直径を有する円形開口部である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  6. 前記泡立て棒は前記蒸気出口の近傍に又は前記蒸気出口内に多孔質要素を含む、請求項4又は5に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  7. 前記蒸気チャネルは4mm〜10mmの直径を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  8. 前記泡立て棒の前記管状壁は0.4〜0.6mmの厚さ、好ましくは0.5mmの壁厚を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  9. 前記泡立て棒は、1〜20グラムの範囲内の低熱質量を有する材料で作製されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  10. 前記使い捨て泡立て棒の長さは100〜120mm、好ましくは110mmである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  11. 前記泡立て棒は前記蒸気出口端部にブレードを備える、請求項1〜10のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  12. 前記ブレードは前記管状壁の長手方向の軸線に対して非対称な形状である、請求項11に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  13. 前記ブレードは前記管状壁の長手方向の軸線に対して対称な形状である、請求項11に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  14. 前記泡立て棒は前記蒸気入口端部にグリップを含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  15. 前記グリップは前記管状壁の長手方向の軸線に対して非対称な形状である、請求項14に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  16. 前記グリップは前記管状壁の長手方向の軸線に対して対称な形状である、請求項14に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  17. 前記泡立て棒は前記蒸気入口端部に上部フランジを備える、請求項1〜16のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  18. 前記上部フランジは平らな端面を有する、請求項17に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  19. 前記泡立て棒は頂部フランジから距離を開けて配置された保持用フランジを備える、請求項17又は18に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  20. 前記管状壁の外径は、前記蒸気出口端部から前記蒸気入口端部に向かって増加する、請求項1〜19のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  21. 前記管状壁は前記蒸気入口端部から延出する部分を備え、前記部分は減少する外径を有する、請求項1〜19のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  22. 前記泡立て棒の前記管状壁は、空気開口部、好ましくは、前記管状壁の長手方向の軸線に平行に延びる空気スロットを備える、請求項1〜21のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  23. 前記泡立て棒は、前記泡立て棒の前記蒸気出口端部近傍の前記管状壁上に設けられた循環チャネルを備え、前記循環チャネルは取入開口部と、別個の出口開口部と、を有し、前記出口開口部は前記蒸気出口の近傍に配置されており、前記循環チャネルは前記泡立て棒の前記蒸気チャネルに好ましくは実質的に平行である、請求項1〜22のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  24. 前記泡立て棒ホルダは、前記泡立て棒を前記動作位置において実質的に垂直姿勢に保持するために配置されている、請求項1〜23のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  25. 前記泡立て棒ホルダは、前記動作位置から泡立て棒挿入位置に、及びこの逆で移動させるために、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイス内に可動的に取り付けられている、請求項1〜24のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  26. 前記泡立て棒ホルダは回転可能である、請求項25に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  27. 前記泡立て棒ホルダは、前記泡立て棒ホルダを手動で移動させるためのハンドルを備える、請求項25又は26に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  28. 前記泡立て棒ホルダは、前記泡立て棒を保持するための水平座部を備える、請求項1〜27のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  29. 前記水平座部は、前記泡立て棒の一部分を受け入れるための泡立て棒開口部を備える、請求項28に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  30. 前記水平座部は、前記泡立て棒開口部に通じている半径方向のスロットを備える、請求項29に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  31. 前記泡立て棒ホルダは、前記泡立て棒をクランプするためのクランプ機構を備える、請求項1〜30のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  32. 前記クランプ機構は、前記泡立て棒開口部内に少なくとも一部突出しているアイドル位置から前記泡立て棒開口部の外部の作動位置へと移動されるように配置された可動係合部分を備え、前記クランプ機構は、前記移動可能係合部分に結合された可動クランプ部分を更に備え、前記係合部分が前記アイドル位置にあるときには、前記クランプ部分が、前記泡立て棒を解放する又は受け入れるための解放位置へと配置されるように、及び前記係合部分が前記作動位置にあるときには、前記クランプ部分が、前記泡立て棒をクランプするためのクランプ位置に配置されるように、前記可動クランプ部分は前記移動可能係合部分に結合されている、請求項29及び31又は30及び31に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  33. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスはクランプ作動部を備え、前記クランプ機構は可動クランプ部分を備え、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置にあるとき、前記可動クランプ部分は、前記泡立て棒を受け入れる又は解放するための解放位置に配置されており、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置にあるとき、前記クランプ部分は、前記泡立て棒をクランプするためのクランプ位置へと移動されるように、前記クランプ作動部と協働する、請求項25及び31に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  34. 前記泡立て棒ホルダは、前記泡立て棒を前記泡立て棒ホルダから排出するための泡立て棒イジェクタを備える、請求項1〜33のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  35. 前記泡立て棒イジェクタは、前記泡立て棒を前記半径方向のスロットを通じて排出するように配置されている、請求項30及び34に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  36. 前記泡立て棒イジェクタはばね作動式イジェクタアームを備え、前記ばねは、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置から前記動作位置へと移動されると荷重が加えられ、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置から前記泡立て棒挿入位置へと移動されると解放されて前記イジェクタアームを作動させる、請求項25及び34又は25及び35に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  37. 前記泡立て棒ホルダは、前記水平座部に対して移動可能に取り付けられた蓋を備える、少なくとも請求項28に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  38. 前記蒸気導管は空気入口を備える、請求項1〜37のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  39. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、能動空気入口管を介して前記空気入口に接続された空気ポンプを備える、請求項38に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  40. 前記能動空気入口管は空気口を備える、請求項39に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  41. 前記空気ポンプはダイアフラムポンプである、請求項39又は40に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  42. 前記蒸気導管は受動空気入口を備え、前記空気ポンプは能動空気入口に接続されており、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、前記蒸気導管を前記受動空気入口又は前記能動空気入口のいずれかに接続するための対応する接続位置に変位可能なバルブを備える、請求項38及び請求項39〜41のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  43. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、冷水用貯蔵部と、冷水導管と、冷水を前記スチーマに供給するための冷水ポンプと、を備える、請求項1〜42のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  44. 前記蒸気ノズルは、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイス内に可動的に取り付けられている、請求項1〜43のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  45. 前記蒸気ノズルは、前記泡立て棒の前記蒸気チャネル内に受け入れられるような寸法である、請求項44に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  46. 前記蒸気ノズルは、前記蒸気チャネルを囲む前記管状壁の内部表面を封止するためのシールを備える、請求項45に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  47. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、液体コーヒーを前記飲料の少なくとも一部として分注するための液体コーヒーディスペンサを備える、請求項1〜46のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  48. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、前記スチーマの動作を制御するために前記スチーマに動作的に接続されたコントローラを備える、請求項1〜47のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  49. 前記コントローラは、前記空気ポンプの動作を制御するために前記空気ポンプに動作的に接続されている、請求項39及び48に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  50. 前記コントローラは、前記冷水ポンプの動作を制御するために前記冷水ポンプに動作的に接続されている、請求項43及び48又は43及び49に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  51. 前記コントローラは、前記バルブを対応する接続位置に配置するために前記バルブに動作的に接続されている、請求項42及び請求項48〜50のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  52. 前記コントローラは、前記泡立て棒イジェクタを作動する又は停止する、のいずれかのために前記泡立て棒イジェクタに動作的に接続されている、請求項34及び請求項48〜51のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  53. 加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置に配置されているかどうかを検出するための泡立て棒ホルダ検出部を備え、前記泡立て棒ホルダ検出部は、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置に配置されているか否かを示す信号を前記コントローラに供給するために、前記コントローラに動作的に接続されており、前記コントローラは、前記泡立て棒ホルダ検出部から受信した前記信号が、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置にあることを示す場合は前記泡立て棒イジェクタを停止するようになっている、請求項52に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  54. 前記泡立て棒ホルダ検出部は、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置に配置されているかどうかを検出するために更に配置されており、前記泡立て棒ホルダ検出部は、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入動作位置に配置されているか否かを示すための信号を前記コントローラに供給するために、前記コントローラに動作的に接続されており、前記コントローラは、前記泡立て棒ホルダ検出部から受信した前記信号が、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置にあることを示す場合は前記泡立て棒イジェクタを作動するようになっており、前記コントローラは、前記泡立て棒ホルダ検出部から前記信号を受信する前の既定時間内に前記スチーマの作動を停止している、少なくとも請求項25及び48及び53に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  55. 前記泡立て棒ホルダ検出部からの前記信号が、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置にあることを示す場合、前記コントローラは、前記コントローラが動作的に接続されている構成要素を自動的に停止するようになっている、請求項54及び請求項48〜53のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  56. 前記泡立て棒ホルダ検出部からの前記信号が、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置にあることを示す場合にのみ、前記コントローラは、前記コントローラが動作的に接続されている構成要素を作動するようになっている、請求項52〜55のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  57. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、泡立て棒が前記泡立て棒ホルダに保持されているかどうかを検出するための泡立て棒存在検出部を含み、前記泡立て棒存在検出部は、泡立て棒が前記泡立て棒ホルダに保持されているか否かを示す泡立て棒存在信号を前記コントローラに供給するために、前記コントローラに動作的に接続されている、請求項48〜56のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  58. 前記コントローラは、前記コントローラに動作的に接続された前記構成要素を、少なくとも前記泡立て棒存在信号に応じて制御するようになっている、請求項57に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  59. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記システムはカップ用の支持部を備え、前記泡立て棒ホルダに保持されている前記泡立て棒が、前記泡立て棒ホルダの前記動作位置において前記支持部上に配置されたカップ内に延出するように、前記泡立て棒ホルダと前記支持部とは互いに配置されている、請求項1〜58のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  60. 前記支持部は、前記カップの中心位置を示す位置表示部を備え、中心位置において、前記泡立て棒は前記カップの実質的に中心に延出する、請求項59に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  61. 前記支持部は、前記カップの中心から外れた位置を示す位置表示部を備え、中心から外れた位置において、前記泡立て棒は実質的に中心から外れて前記カップに延出する、請求項59又は60に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  62. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、前記カップ内の泡の温度を検出するための泡温度センサを備え、前記温度センサは、前記コントローラに測定された泡温度を示す信号を供給するために、前記コントローラに動作的に接続されている、請求項48に従属する場合における請求項59〜61のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  63. 前記泡温度センサは少なくとも1つのマイクロホンを備える、請求項62に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  64. 前記少なくとも1つのマイクロホンは、前記カップの上方に、前記カップの横の、前記カップの上縁部より上に、又は前記カップの横の、前記カップの前記上縁部より下に配置されている、請求項63に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  65. 前記泡立て棒は充填表示マークを備える、請求項1〜64のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステム。
  66. 請求項1〜65のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムにおいて使用するのに好適な飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイスであって、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、スチーマと、前記スチーマを蒸気ノズルに接続している蒸気導管と、使い捨て泡立て棒を着脱可能に保持するための泡立て棒ホルダと、を含み、前記泡立て棒ホルダは、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスにおいて前記使い捨て泡立て棒を少なくとも動作位置に保持するために配置されている、デバイス。
  67. 前記泡立て棒ホルダは、前記動作位置において泡立て棒を実質的に垂直姿勢に保持するために配置されている、請求項66に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  68. 前記泡立て棒ホルダは、前記動作位置から泡立て棒挿入位置に、及びこの逆で移動させるために、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイス内に可動的に取り付けられている、請求項66又は67に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  69. 前記泡立て棒ホルダは回転可能である、請求項68に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  70. 前記泡立て棒ホルダは、前記泡立て棒ホルダを手動で移動させるためのハンドルを備える、請求項68又は69に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  71. 泡立て棒ホルダは、泡立て棒を保持するための水平座部を備える、請求項66〜70のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  72. 前記水平座部は、泡立て棒の一部分を受け入れるための泡立て棒開口部を備える、請求項71に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  73. 前記水平座部は、前記泡立て棒開口部に通じている半径方向のスロットを備える、請求項72に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  74. 前記泡立て棒ホルダは、泡立て棒をクランプするためのクランプ機構を備える、請求項66〜73のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  75. 前記クランプ機構は、前記泡立て棒開口部内に少なくとも一部突出しているアイドル位置から前記泡立て棒開口部の外部の作動位置へと移動されるように配置された可動係合部分を備え、前記クランプ機構は、前記移動可能係合部分に結合された可動クランプ部分を更に備え、前記係合部分が前記アイドル位置にあるときには、前記クランプ部分が、泡立て棒を解放する又は受け入れるための解放位置へと配置されるように、及び前記係合部分が前記作動位置にあるときには、前記クランプ部分が、泡立て棒をクランプするためのクランプ位置に配置されるように、前記可動クランプ部分は前記移動可能係合部分に結合されている、請求項72及び74又は73及び74に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  76. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスはクランプ作動部を備え、前記クランプ機構は可動クランプ部分を備え、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置にあるとき、前記可動クランプ部分は、泡立て棒を受け入れる又は解放するための解放位置に配置されており、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置にあるとき、前記クランプ部分は、泡立て棒をクランプするためのクランプ位置へと移動されるように、前記クランプ作動部と協働する、請求項68及び74に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  77. 前記泡立て棒ホルダは、泡立て棒を前記泡立て棒ホルダから排出するための泡立て棒イジェクタを備える、請求項66〜76のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  78. 前記泡立て棒イジェクタは、前記半径方向のスロットを通じて泡立て棒を排出するように配置されている、請求項73及び77に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  79. 前記泡立て棒イジェクタはばね作動式イジェクタアームを備え、前記ばねは、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置から前記動作位置へと移動されると荷重が加えられ、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置から前記泡立て棒挿入位置へと移動されると解放されて前記イジェクタアームを作動させる、請求項68及び77又は68及び78に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  80. 前記泡立て棒ホルダは、前記水平座部に対して移動可能に取り付けられた蓋を備える、少なくとも請求項71に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  81. 前記蒸気導管は空気入口を備える、請求項66〜80のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  82. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、能動空気入口管を介して前記空気入口に接続された空気ポンプを備える、請求項81に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  83. 前記能動空気入口管は空気口を備える、請求項82に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  84. 前記空気ポンプはダイアフラムポンプである、請求項82又は83に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  85. 前記蒸気導管は受動空気入口を備え、前記空気ポンプは能動空気入口に接続されており、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、前記蒸気導管を前記受動空気入口又は前記能動空気入口のいずれかに接続するための対応する接続位置に変位可能なバルブを備える、請求項81及び請求項82〜84のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  86. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、冷水用貯蔵部と、冷水導管と、冷水を前記スチーマに供給するための冷水ポンプと、を備える、請求項66〜85のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  87. 前記蒸気ノズルは、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイス内に可動的に取り付けられている、請求項66〜86のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  88. 前記蒸気ノズルは、泡立て棒の蒸気チャネルを囲む管状壁の内部表面を封止するためのシールを備える、請求項87に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  89. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、液体コーヒーを前記飲料の少なくとも一部として分注するための液体コーヒーディスペンサを備える、請求項66〜88のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  90. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、前記スチーマの動作を制御するために前記スチーマに動作的に接続されたコントローラを備える、請求項66〜89のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  91. 前記コントローラは、前記空気ポンプの動作を制御するために前記空気ポンプに動作的に接続されている、請求項82及び90に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  92. 前記コントローラは、前記冷水ポンプの動作を制御するために前記冷水ポンプに動作的に接続されている、請求項86及び90又は86及び91に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  93. 前記コントローラは、前記バルブを対応する接続位置に配置するために前記バルブに動作的に接続されている、請求項85及び請求項90〜92のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  94. 前記コントローラは、前記泡立て棒イジェクタを作動する又は停止する、のいずれかのために前記泡立て棒イジェクタに動作的に接続されている、請求項77及び請求項90〜93のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  95. 加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置に配置されているかどうかを検出するための泡立て棒ホルダ検出部を備え、前記泡立て棒ホルダ検出部は、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置に配置されているか否かを示す信号を前記コントローラに供給するために、前記コントローラに動作的に接続されており、前記コントローラは、前記泡立て棒ホルダ検出部から受信した前記信号が、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置にあることを示す場合は前記泡立て棒イジェクタを停止するようになっている、請求項94に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  96. 前記泡立て棒ホルダ検出部は、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置に配置されているかどうかを検出するために更に配置されており、前記泡立て棒ホルダ検出部は、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入動作位置に配置されているか否かを示すための信号を前記コントローラに供給するために、前記コントローラに動作的に接続されており、前記コントローラは、前記泡立て棒ホルダ検出部から受信した前記信号が、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置にあることを示す場合は前記泡立て棒イジェクタを作動するようになっており、前記コントローラは、前記泡立て棒ホルダ検出部から前記信号を受信する前の既定時間内に前記スチーマの作動を停止している、少なくとも請求項68及び90及び95に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  97. 前記泡立て棒ホルダ検出部からの前記信号が、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置にあることを示す場合、前記コントローラは、前記コントローラが動作的に接続されている構成要素を自動的に停止するようになっている、請求項96及び請求項90〜95のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  98. 前記泡立て棒ホルダ検出部からの前記信号が、前記泡立て棒ホルダが前記動作位置にあることを示す場合にのみ、前記コントローラは、前記コントローラが動作的に接続されている構成要素を作動するようになっている、請求項94〜97のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  99. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、泡立て棒が前記泡立て棒ホルダに保持されているかどうかを検出するための泡立て棒存在検出部を含み、前記泡立て棒存在検出部は、泡立て棒が前記泡立て棒ホルダに保持されているか否かを示す泡立て棒存在信号を前記コントローラに供給するために、前記コントローラに動作的に接続されている、請求項90〜98のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  100. 前記コントローラは、前記コントローラに動作的に接続された前記構成要素を、少なくとも前記泡立て棒存在信号に応じて制御するようになっている、請求項99に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  101. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスはカップ用の支持部を備え、前記泡立て棒ホルダに保持されている泡立て棒が、前記泡立て棒ホルダの前記動作位置において前記支持部上に配置されたカップ内に延出するように、前記泡立て棒ホルダと前記支持部とは互いに配置されている、請求項66〜100のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  102. 前記支持部は、前記カップの中心位置を示す位置表示部を備え、中心位置において、泡立て棒はカップの実質的に中心に延出する、請求項101に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  103. 前記支持部は、カップの中心から外れた位置を示す位置表示部を備え、中心から外れた位置において、泡立て棒は実質的に中心から外れて前記カップに延出する、請求項101又は102に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  104. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスは、カップ内の泡の温度を検出するための泡温度センサを備え、前記温度センサは、前記コントローラに測定された泡温度を示す信号を供給するために、前記コントローラに動作的に接続されている、請求項90に従属する場合における請求項101〜103のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  105. 前記泡温度センサは少なくとも1つのマイクロホンを備える、請求項104に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのデバイス。
  106. 請求項1〜65のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムにおいて使用するのに好適な泡立て棒であって、前記泡立て棒は、蒸気入口を備える蒸気入口端部と、前記蒸気入口とは別の蒸気出口を備える蒸気出口端部と、前記蒸気入口と前記蒸気出口との間に延びる蒸気チャネルと、を有する管状壁を備える使い捨て泡立て棒である、泡立て棒。
  107. 前記使い捨て泡立て棒は生分解性材料で作製されている、請求項106に記載の泡立て棒。
  108. 前記蒸気出口は前記管状壁内に半径方向に延びる、請求項106又は107に記載の泡立て棒。
  109. 前記蒸気出口は、長手方向に延びる前記泡立て棒の自由端に配置されている、請求項106又は107に記載の泡立て棒。
  110. 前記蒸気出口は、1.0mm〜2.0mmの直径を有する円形開口部である、請求項109に記載の泡立て棒。
  111. 前記泡立て棒は前記蒸気出口の近傍に又は前記蒸気出口内に多孔質要素を含む、請求項109又は110に記載の泡立て棒。
  112. 前記蒸気チャネルは4mm〜10mmの直径を有する、請求項106〜111のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  113. 前記泡立て棒の前記管状壁は0.4〜0.6mmの厚さ、好ましくは0.5mmの壁厚を有する、請求項106〜112のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  114. 前記泡立て棒は、1〜20グラムの範囲内の低熱質量を有する材料で作製されている、請求項106〜113のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  115. 前記使い捨て泡立て棒の前記長さは100〜120mm、好ましくは110mmである、請求項106〜114のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  116. 前記泡立て棒は前記蒸気出口端部にブレードを備える、請求項106〜115のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  117. 前記ブレードは前記管状壁の長手方向の軸線に対して非対称な形状である、請求項116に記載の泡立て棒。
  118. 前記ブレードは、前記管状壁の長手方向の軸線に対して対称な形状である、請求項116に記載の泡立て棒。
  119. 前記泡立て棒は前記蒸気入口端部にグリップを含む、請求項106〜118のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  120. 前記グリップは、前記管状壁の長手方向の軸線に対して非対称な形状である、請求項119に記載の泡立て棒。
  121. 前記グリップは、前記管状壁の長手方向の軸線に対して対称な形状である、請求項119に記載の泡立て棒。
  122. 前記泡立て棒は前記蒸気入口端部に上部フランジを備える、請求項106〜121のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  123. 前記上部フランジは平らな端面を有する、請求項122に記載の泡立て棒。
  124. 前記泡立て棒は頂部フランジから距離を開けて配置された保持用フランジを備える、請求項122又は123に記載の泡立て棒。
  125. 前記管状壁の外径は、前記蒸気出口端部から前記蒸気入口端部に向かって増加する、請求項106〜124のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  126. 前記管状壁は前記蒸気入口端部から延出する部分を備え、前記部分は減少する外径を有する、請求項106〜124のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  127. 前記泡立て棒の前記管状壁は、空気開口部、好ましくは、前記管状壁の長手方向の軸線に平行に延びる空気スロットを備える、請求項106〜126のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  128. 前記泡立て棒は、前記泡立て棒の前記蒸気出口端部近傍の前記管状壁上に設けられた循環チャネルを備え、前記循環チャネルは取入開口部と、別個の出口開口部と、を有し、前記出口開口部は前記蒸気出口の近傍に配置されており、前記循環チャネルは前記泡立て棒の前記蒸気チャネルに好ましくは実質的に平行である、請求項106〜127のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  129. 前記泡立て棒は充填表示マークを備える、請求項106〜128のいずれか一項に記載の泡立て棒。
  130. 請求項1〜65のいずれか一項に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、飲料を調製する方法であって、前記方法は、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスの前記泡立て棒ホルダ内に泡立て棒を配置するステップであって、前記泡立て棒は前記泡立て棒ホルダ内に実質的に垂直姿勢で保持される、ステップと、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスにおいて前記泡立て棒ホルダが前記動作位置にあるとき、飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスを作動するステップであって、動作位置において、前記蒸気ノズルは前記泡立て棒の前記蒸気入口と連通している、ステップと、前記泡立て棒に及び前記泡立て棒を通じて蒸気を供給するステップと、蒸気が前記泡立て棒内を所定の回数通過した後、前記泡立て棒ホルダから前記泡立て棒を解放するステップと、前記泡立て棒を廃棄するステップと、を含む、方法。
  131. 前記所定の回数は5未満である、請求項130に記載の飲料を調製する方法。
  132. 前記所定の回数は1である、請求項131に記載の飲料を調製する方法。
  133. 蒸気を供給する前記ステップは、前記泡立て棒が前記泡立て棒ホルダに保持された後にのみ可能とされる、請求項130、131又は132に記載の飲料を調製するための方法。
  134. 飲料を加熱する及び泡立てるための前記デバイスの前記泡立て棒ホルダ内に泡立て棒を配置する前記ステップは、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置に配置されると実施され、前記方法は、前記泡立て棒ホルダを前記泡立て棒挿入位置から前記動作位置へと移動させるステップと、前記泡立て棒に及び前記泡立て棒を通じて蒸気を供給する前記ステップの後、及び前記泡立て棒ホルダから前記泡立て棒を解放する前記ステップの前に、前記泡立て棒ホルダを前記動作位置から前記泡立て棒挿入位置へと移動させるステップと、を更に含む、少なくとも請求項25に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項130〜133のいずれか一項に記載の飲料を調製する方法。
  135. 前記泡立て棒ホルダを前記泡立て棒挿入位置から前記動作位置へと、及びこの逆に移動させる前記ステップは、前記泡立て棒ホルダを回転させるステップを含む、少なくとも請求項26に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項134に記載の飲料を調製する方法。
  136. 前記方法は、前記泡立て棒ホルダの少なくとも前記動作位置において前記泡立て棒をクランプするステップを更に含む、少なくとも請求項31に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項134又は135に記載の飲料を調製する方法。
  137. 前記泡立て棒をクランプする前記ステップは、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置から前記動作位置へと移動されると自動的に行われる、少なくとも請求項33に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項136に記載の飲料を調製する方法。
  138. 前記方法は、前記泡立て棒ホルダが前記泡立て棒挿入位置にあるとき、蒸気の供給を不能にするステップを含む、少なくとも請求項55に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項134〜137のいずれか一項に記載の飲料を調製する方法。
  139. 前記泡立て棒ホルダが前記動作位置にあるときにのみ蒸気の供給が可能にされる、少なくとも請求項56に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項133と組み合わせた請求項134〜138のいずれか一項に記載の飲料を調製する方法。
  140. 前記泡立て棒ホルダから前記泡立て棒を解放する前記ステップは前記泡立て棒イジェクタによって実施される、少なくとも請求項34に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項130〜139のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  141. 前記方法は、前記泡立て棒が前記泡立て棒支持部の前記開口部に配置されると前記蓋を閉じるステップを含み、蒸気の供給は前記蓋が閉じられた後にのみ可能にされる、少なくとも請求項37に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項130〜140のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  142. 前記泡立て棒ホルダから前記泡立て棒を解放する前記ステップは、前記蓋を前記泡立て棒支持部から離れる方に移動させることによって自動的に実施される、請求項141に記載の飲料を調製するための方法。
  143. 前記泡立て棒に及び前記泡立て棒を通じて蒸気を供給する前記ステップの間、空気が前記蒸気中に吸い込まれる、少なくとも請求項22又は42に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項130〜142のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  144. 前記泡立て棒に及び前記泡立て棒を通じて蒸気を供給する前記ステップの間、空気が前記蒸気中に押し出される、少なくとも請求項39に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項130〜142のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  145. 蒸気を供給する前記ステップは、前記スチーマに冷水を供給するステップを含む、少なくとも請求項43に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項130〜144のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  146. 前記方法は、前記泡立て棒が前記泡立て棒ホルダに保持されているとき、前記泡立て棒に及び前記泡立て棒を通じて蒸気を供給する前記ステップの前に、前記蒸気ノズルを前記泡立て棒の前記蒸気入口内に移動させる前記ステップを含む、少なくとも請求項45に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項130〜145のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  147. 前記方法は、泡立て棒が前記泡立て棒ホルダに保持されているか否かを検出するステップを含む、少なくとも請求項57に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項130〜146のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  148. 前記方法は、泡立て棒が前記泡立て棒ホルダに配置される前に前記泡立て棒ホルダの下にカップを置くステップを含む、少なくとも請求項59に記載の飲料を加熱する及び泡立てるためのシステムを使用する、請求項130〜147のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  149. 前記方法は、ミルクなどの第1の飲料を前記カップに充填するステップを含む、請求項148に記載の飲料を調製するための方法。
  150. 第1の飲料を前記カップに充填する前記ステップの間、前記泡立て棒の前記蒸気出口が前記第1の飲料中に延出するように、前記カップは前記充填表示マークまで充填される、少なくとも請求項65に記載のシステムを使用する、請求項149に記載の飲料を調製するための方法。
  151. 前記方法は、泡立て棒を使用するステップを含み、前記泡立て棒は、前記泡立て棒の前記蒸気出口端部近傍の前記管状壁上に設けられた循環チャネルを有し、前記循環チャネルは取入開口部と、別個の出口開口部と、を有し、前記出口開口部は前記蒸気出口の近傍に配置されており、前記循環チャネルは前記泡立て棒の前記蒸気チャネルに好ましくは実質的に平行であり、前記方法は、前記循環チャネル内の前記飲料の循環を実施するなどのために、前記循環チャネルを前記飲料中に配置するステップを更に含む、請求項130〜150のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  152. 前記方法は、蒸気が前記泡立て棒を通過して前記第1の飲料に入った後、前記カップに第2の飲料を加えるステップを含む、請求項150又は151に記載の飲料を調製するための方法。
  153. 前記方法は、蒸気が前記泡立て棒を通過して前記第1の飲料に入る前、前記カップに第2の飲料を加えるステップを含む、請求項150又は151に記載の飲料を調製するための方法。
  154. 前記第2の飲料は前記第1の飲料とは異なる、請求項152又は153に記載の飲料を調製するための方法。
  155. 前記第2の飲料はコーヒーである、請求項47に記載のシステムを使用する、請求項154に記載の飲料を調製するための方法。
  156. 前記方法は、前記泡立て棒が解放された後、前記泡立て棒をスターラとして使用するステップを含む、請求項130〜155のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  157. 前記方法は、前記泡立て棒が前記カップの実質的に中心に延出するように前記カップを配置するステップを含む、請求項60に記載のシステムを使用する、少なくとも請求項148に記載の飲料を調製するための方法。
  158. 前記方法は、前記泡立て棒が実質的に中心から外れて前記カップに延出するように前記カップを配置するステップを含む、請求項61に記載のシステムを使用する、少なくとも請求項148に記載の飲料を調製するための方法。
  159. 前記方法は、前記カップ内の泡の温度を測定するステップを含む、請求項62に記載のシステムを使用する、請求項130〜158のいずれか一項に記載の飲料を調製するための方法。
  160. 前記泡の温度を測定する前記ステップは、前記泡の音を記録するステップと、前記記録された音から温度を導出するステップと、を含む、請求項63に記載のシステムを使用する、請求項159に記載の飲料を調製するための方法。
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