JP2018518519A5 - - Google Patents

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第5の態様において:
a.組成物を投与されなかった対象と比較して、前記組成物を投与された対象において空腹時血清グルコースレベルを減少させ;および/または
b.対象において真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を予防し、真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を処置する、またはその組合せ;
のための医薬の製造のための、高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分、その抽出物またはその組合せから調製される組成物の使用であって、対象が、前記対象が、週用量約300〜約2500μモルのグルコラファニンを投与されるように1週間に約1〜約5回前記組成物を断続的に投与される、使用が提供される。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
a.組成物を投与されなかった対象と比較して、前記組成物を投与された対象において空腹時血清グルコースレベルを減少させ;および/または
b.対象において真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を予防し、真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を治療する、またはその組合せ;
における使用のためのグルコラファニンを含む前記組成物であって、前記組成物が、前記対象が、週用量約300〜約2500μモルのグルコラファニンを投与されるように1週間に約1〜約5回前記対象に断続的に投与される、組成物。
(項目2)
高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分、その抽出物またはその組合せから調製される組成物であって、
a.前記組成物を投与されなかった対象と比較して、前記組成物を投与された対象において空腹時血清グルコースレベルを減少させ;および/または
b.対象において真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を予防し、真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を治療する、またはその組合せ;
に使用するための組成物であって、前記対象が、週用量約300〜約2500μモルのグルコラファニンを投与されるように、前記対象が、1週間に約1〜約5回前記組成物を断続的に投与される、組成物。
(項目3)
空腹時血清グルコースレベルが上昇した対象において空腹時血清グルコースレベルを減少させる;対象において真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を予防する;真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を有する対象を治療する;またはその組合せの方法であって、
a.グルコラファニン;および/または
b.高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分またはその抽出物から調製される組成物;
を含む組成物を対象に断続的に投与するステップを含み、
前記組成物が、前記対象が、週用量約300〜約2500μモルのグルコラファニンを投与されるように1週間に約1〜約5回前記対象に断続的に投与される、方法。
(項目4)
グルコラファニンを含む前記組成物が、高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分またはその抽出物から調製される、項目1に記載の使用のための組成物または項目3に記載の方法。
(項目5)
前記高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分またはその抽出物が、ブロッコリー植物、その部分またはその抽出物である、項目2から4のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目6)
前記組成物が、1週間に約1〜約3回前記対象に断続的に投与される、前記項目のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目7)
前記組成物が、1週間に1回前記対象に断続的に投与される、前記項目のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目8)
前記組成物が、前記対象が、週用量約300〜約2500μモルのグルコラファニンを投与されるように前記対象に断続的に投与される、前記項目のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目9)
前記組成物が、前記対象が、週用量約350〜約500μモルのグルコラファニンを投
与されるように前記対象に断続的に投与される、前記項目のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目10)
前記組成物が、前記対象が、週用量約350〜約480μモルのグルコラファニンを投与されるように前記対象に断続的に投与される、項目9に記載の使用のための組成物または方法。
(項目11)
前記対象が、前糖尿病性対象である、前記項目のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目12)
前記組成物が、食料品、野菜抽出物および/または医薬組成物として製剤化される、前記項目のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目13)
前記食料品が、調製された食品生産物(好ましくはスープ)である、項目14に記載の使用のための組成物または方法。
(項目14)
前記高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分、もしくはその抽出物および/またはブロッコリー植物、その部分もしくはその抽出物が、
a.配列番号1のヌクレオチド83、136、226、563、610、830、995、1116、1513、1577、1606、1620、1825、1863、1877もしくは2026に対応する位置での単一ヌクレオチド多型(SNP)、または
b.配列番号1のヌクレオチド323〜332、ヌクレオチド521〜524、ヌクレオチド783〜786、ヌクレオチド909〜914、ヌクレオチド1365〜1369、1811〜1821、もしくはヌクレオチド2046〜2056に存在するヌクレオチドの番号における多型、または
c.配列番号1のヌクレオチド836〜837、ヌクレオチド867〜868、もしくはヌクレオチド943〜944に存在するヌクレオチドの番号における多型、
からなる群から選択される少なくとも1つの多型を除く配列番号1を含む、項目5から13のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目15)
前記高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分もしくはその抽出物および/またはブロッコリー植物、その部分もしくはその抽出物が、配列番号2または配列番号2と少なくとも97%の同一性を有する配列を含む、項目5から14のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目16)
前記高グルコシノレートブロッコリー植物、その部分またはその抽出物が、Myb28 Villosoa 高グルコシノレートブロッコリー植物、その部分またはその抽出物である、項目5から15のいずれか一項に記載の使用のための組成物または方法。
(項目17)
実施例ならびに図面を参照して本明細書に実質的に記載される使用のための組成物および/または方法。

Claims (15)

  1. a.組成物を投与されなかった対象と比較して、前記組成物を投与された対象において空腹時血清グルコースレベルを減少させ;および/または
    b.対象において真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を予防し、真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を治療する、またはその組合せ;
    における使用のためのグルコラファニンを含む前記組成物であって、前記組成物、前記対象が、週用量約300〜約2500μモルのグルコラファニンを投与されるように1週間に約1〜約5回前記対象に断続的に投与されることを特徴とする、組成物。
  2. 高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分、その抽出物またはその組合せから調製される組成物であって、
    a.前記組成物を投与されなかった対象と比較して、前記組成物を投与された対象において空腹時血清グルコースレベルを減少させ;および/または
    b.対象において真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を予防し、真性糖尿病および/もしくはそれに伴う状態を治療する、またはその組合せ;
    に使用するための組成物であって、前記組成物は前記対象が、週用量約300〜約2500μモルのグルコラファニンを投与されるように1週間に約1〜約5回前記対象に断続的に投与されることを特徴とする、組成物。
  3. グルコラファニンを含む前記組成物が、高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分またはその抽出物から調製される、請求項1に記載の組成物
  4. 前記高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分またはその抽出物が、ブロッコリー植物、その部分またはその抽出物である、請求項2からのいずれか一項に記載の組成物
  5. 前記組成物が、1週間に約1〜約3回前記対象に断続的に投与されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物
  6. 前記組成物が、1週間に1回前記対象に断続的に投与されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物
  7. 前記組成物が、前記対象が、週用量約300〜約2500μモルのグルコラファニンを投与されるように前記対象に断続的に投与されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物
  8. 前記組成物が、前記対象が、週用量約350〜約500μモルのグルコラファニンを投与されるように前記対象に断続的に投与されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物
  9. 前記組成物が、前記対象が、週用量約350〜約480μモルのグルコラファニンを投与されるように前記対象に断続的に投与されることを特徴とする、請求項に記載の組成物
  10. 前記対象が、前糖尿病性対象である、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物
  11. 前記組成物が、食料品、野菜抽出物および/または医薬組成物として製剤化される、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物
  12. 前記食料品が、調製された食品生産物(好ましくはスープ)である、請求項1に記載の組成物
  13. 前記高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分、もしくはその抽出物および/またはブロッコリー植物、その部分もしくはその抽出物が、
    a.配列番号1のヌクレオチド83、136、226、563、610、830、995、1116、1513、1577、1606、1620、1825、1863、1877もしくは2026に対応する位置での単一ヌクレオチド多型(SNP)、または
    b.配列番号1のヌクレオチド323〜332、ヌクレオチド521〜524、ヌクレオチド783〜786、ヌクレオチド909〜914、ヌクレオチド1365〜1369、ヌクレオチド1811〜1821、もしくはヌクレオチド2046〜2056に存在するヌクレオチドの番号における多型、または
    c.配列番号1のヌクレオチド836〜837、ヌクレオチド867〜868、もしくはヌクレオチド943〜944に存在するヌクレオチドの番号における多型、
    からなる群から選択される少なくとも1つの多型を除く配列番号1を含む、請求項5から1のいずれか一項に記載の組成物
  14. 前記高グルコシノレートアブラナ科野菜、その部分もしくはその抽出物および/またはブロッコリー植物、その部分もしくはその抽出物が、配列番号2または配列番号2と少なくとも97%の同一性を有する配列を含む、請求項5から1のいずれか一項に記載の組成物
  15. 前記高グルコシノレートブロッコリー植物、その部分またはその抽出物が、Myb28Villosoa高グルコシノレートブロッコリー植物、その部分またはその抽出物である、請求項5から1のいずれか一項に記載の組成物
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