JP2018517437A - 保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット - Google Patents
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Abstract
本発明は、保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニットに関するものであって、刈払機の作業台の端部に設置された駆動部の駆動軸に固定されて前記駆動軸と共に回転するハウジングと、前記ハウジングに設けられるものであって、前記ハウジングの回転によって雑草を切断することができるように前記ハウジングの外側へ突出し、障害物との衝突時に破損することを防止することができるように前記ハウジングの内側へ引き込まれる複数のカッター部と、前記カッター部が前記ハウジングの内側へ引き込まれる時、前記カッター部が外側へ突出して復帰可能に前記カッター部に弾性力を提供する弾性部とを備える。本発明による保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニットは、カッター部がハウジングに引き込み可能に設置され、弾性部が、前記カッター部がハウジングの外部へ突出するように支持するため、カッター部が砂利や構造物に衝突する時、ハウジングの内側へ引き込まれて砂利が飛び散ったり、カッター部が損傷することが防止され、大きな植物との衝突時には弾性部から提供される弾性力によって、より大きな力で植物を叩き切るため、刈払効率が向上するというメリットがある。
Description
本発明は、保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニットに関し、さらに詳しくは、刈払機の駆動軸に設置されて駆動軸と共に回転しながら刈払い作業を行う、保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニットに関する。
一般的に、田畑などの畦に生長する雑草、墓とその周辺に成長する雑草を除去するのに刈払機が用いられている。
従来の先行技術として韓国登録特許公報第10‐1030251号には刈払機草刈装置が開示されている。前記刈払機草刈装置は、刈払機の刈刃が草刈りの途中、強い衝撃を受けて後ろに反り返る時、刈刃の背を支持することにより衝撃を吸収することができるように菱形に形成された回転ディスクと、上部刈刃と前記上部刈刃よりさらに長く形成された下部刈刃で構成されている刈払機の刈刃を備える。
韓国登録実用新案公報第20‐0393125号には刈払機用刈刃が開示されている。前記刈払機用刈刃は、前記回転軸に結合される締結孔が中央に形成された円板部の底面に複数の刃を放射状に設置するが、刃の一端を遠心力により広がり可能にリベットで固定設置している。
また、韓国登録特許公報第10‐1317832号には刈払機の刈刃が開示されている。そして、韓国登録特許公報第10‐1469821号には簡単に交換使用可能な芝刈機が開示されている。前記刈払機の刈刃は、作業台の端部に装着されて回転する回転胴体に回動可能に設置されて回転胴体の回転時、遠心力により端部が前記回転胴体の外側へ突出する切断刃を備える。
前述のように、本体に回動可能に設置され、本体の遠心力により突出する刈払機用刈刃の場合は、低速で本体を回転させたり、大きな植物に刈刃が衝突する時、刈刃が本体の内側へ畳まれて刈払い作業が円滑に行われないという欠点がある。また、植物に対する切断力を増加させるために、刈刃の重量を増やしたり、本体の回転速度を高めることもできるが、この場合、切断力は向上するが、硬い異物が刈刃と衝突する時に刈刃が破損したり、異物または刈刃の破片が飛び散って安全事故が発生することもある。
本発明は前記のような問題点を改善するためのものであって、ハウジングに回動可能に設置されたカッターに弾性力を提供して切削力を向上させることができる保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニットを提供することにその目的がある。
前記目的を達成するための保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニットは、刈払機の作業台の端部に設置された駆動部の駆動軸に固定されて前記駆動軸と共に回転するハウジングと;
前記ハウジングに設けられるものであって、前記ハウジングの回転によって雑草を切断することができるように前記ハウジングの外側へ突出するが、障害物との衝突時に破損することを防止可能に前記ハウジングの内側へ引き込まれるように変形される複数のカッター部と;
前記カッター部に設けられるものであって、前記カッター部が前記ハウジングの内側へ引き込まれる時、前記カッター部が外側へ突出して復帰可能に前記カッター部に弾性力を提供する複数の弾性部;とを備えることをその特徴とする。
前記ハウジングに設けられるものであって、前記ハウジングの回転によって雑草を切断することができるように前記ハウジングの外側へ突出するが、障害物との衝突時に破損することを防止可能に前記ハウジングの内側へ引き込まれるように変形される複数のカッター部と;
前記カッター部に設けられるものであって、前記カッター部が前記ハウジングの内側へ引き込まれる時、前記カッター部が外側へ突出して復帰可能に前記カッター部に弾性力を提供する複数の弾性部;とを備えることをその特徴とする。
前記弾性部は、一端が前記ハウジングに支持される支持部分と、前記支持部分の他端から延長され、所定の弾性を有するように少なくとも1回以上巻き取られた螺旋状に形成された弾性部分を備え、前記カッター部は、前記ハウジングの回転によって雑草を切断することができるように前記弾性部分から前記ハウジングの外側へ延長される。
前記カッター部は、一端においてハウジングに形成された設置棒に挿入される貫通口が形成され、他端には切断刃が形成される。
前記目的を達成するための本発明による保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニットは、刈払機の作業台の端部に設置された駆動部の駆動軸に固定されて前記駆動軸と共に回転し、円周方向に設置棒が形成された下部カバーと、前記下部カバーと結合される結合プレートからなるハウジングと;
前記ハウジングに設けられるものであって、前記ハウジングの回転によって雑草を切断することができるように前記ハウジングの外側へ突出するが、障害物との衝突時に破損することを防止可能に前記ハウジングの内側へ引き込まれるように回転するものであって、一端に貫通口が形成されて設置棒に挿入され、他端に切断刃が形成されたカッター部と、
前記ハウジングに支持される支持部分と、前記支持部分から連続され、ハウジングに形成された設置棒が挿入可能に1回以上巻き取られた弾性部分と、弾性部分から連続され、前記カッター部に形成された長孔に挿入される結合部分からなる弾性部を備える。
前記ハウジングに設けられるものであって、前記ハウジングの回転によって雑草を切断することができるように前記ハウジングの外側へ突出するが、障害物との衝突時に破損することを防止可能に前記ハウジングの内側へ引き込まれるように回転するものであって、一端に貫通口が形成されて設置棒に挿入され、他端に切断刃が形成されたカッター部と、
前記ハウジングに支持される支持部分と、前記支持部分から連続され、ハウジングに形成された設置棒が挿入可能に1回以上巻き取られた弾性部分と、弾性部分から連続され、前記カッター部に形成された長孔に挿入される結合部分からなる弾性部を備える。
本発明による保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニットは、カッター部が突出した状態でハウジングが回転し、刈払い作業の際、硬い異物に衝突すると、衝撃により前記カッター部がハウジングの内側へ引き込まれ、弾性部の弾性力により再び外側へ自動復帰するように形成されているため、刈刃が弾性部から提供される弾性力によって、より大きな力で植物を叩き切るので刈払効率が向上する。
そして、本発明はカッター部を比較的に小さくて軽い素材で製造することができるため、異物との衝突時、その衝撃が相対的に小さくて安全である。
また、本発明は前述のようにカッター部が硬い異物と衝突する時、ハウジングの内側へ引き込まれるようになり、衝撃によりカッター部が損傷したり、異物や刈刃の一部が作業者に飛び散ることを防止して安全である。
そして、本発明はハウジングを低速で回転させても植物に対する切削力が高くてメンテナンスコストが節減され、カッター部及びハウジングを比較的に小さくて軽い素材で製造することができ、全重量が比較的に少ないため、作業者にとって携帯が容易である。
また、本発明はカッター部が比較的に安価であり、磨耗したカッター部のみを交換して用いることができるため、メンテナンスコストが節減されるというメリットがある。
本発明による保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニットをさらに詳細に説明すれば、次のとおりである。
図1〜図3には、本発明による保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット100が示されている。
図面によれば、保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット100は、刈払機の作業台10に設置されて雑草を切断するものであって、刈払機の作業台10の端部に設けられた駆動部に設置される。前記駆動部は、作業台10の先端部に回転可能に設置された駆動軸11と、前記駆動軸11を回転させるための駆動モータとを備える。
本発明による保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット100は、作業台10の端部に設置された駆動部の駆動軸11に固定されて前記駆動軸11と共に回転するハウジング200と、前記ハウジング200に設けられるものであって、前記ハウジング200の回転によって雑草を切断することができるように前記ハウジング200の外側へ突出するが、障害物との衝突時に破損することを防止可能に前記ハウジング200の内側へ引き込まれるように変形される複数のカッター部310と、前記ハウジング200に設置されて前記カッター部310が前記ハウジング200の外側へ突出するように前記カッター部310を弾性的に支持する複数の弾性部320とを備える。
ハウジング200は、前記駆動軸11に設置される結合プレート210と、前記結合プレート210の下部に設置される下部カバー220とを備える。そして、前記結合プレートの上部側には結合プレート210のように下部カバー220と結合されるカバー部材230を備える。
前記結合プレート210は、所定の厚さを有する円板状に形成され、中央部には前記駆動軸11が挿入可能に上下方向に貫通されるように結合孔211が形成されている。結合孔211を通じて前記結合プレート210に貫通された駆動軸11の端部に結合ナット12を締結して結合プレート210が駆動軸11と共に回転するように駆動軸11に結合プレート210を固定させる。前記結合プレート210は下部カバー220にインサートモールディングされて結合されることができる。
前述のように構成された前記結合プレート210は、障害物と衝突しても堅固に外形を保持することができるように所定の強度を有する金属性または非金属性素材で形成されることが好ましい。
下部カバー220は、中央に駆動軸11が位置可能に中空224が形成されたベースプレート221と、中空224の縁に沿って延長され、ベースプレート221に対して上方へ延長されて結合プレート210を支持する支持部222とを備える。
ベースプレート221は、所定の外径を有する環状に形成され、所定の強度を有し、成形性に優れたプラスチックのような合成樹脂材で形成されている。前記ベースプレート221は、上面に弾性部320が結合可能に複数の設置棒223を備えるが、前記設置棒223には円筒状のブッシュ部材223aが挿入される。
前記設置棒223は、ベースプレート221の中心を基準として円周方向に沿って互いに離隔して形成される。また、設置棒223は、ベースプレート221の上面に対して上方へ突出するが、上面が結合プレート210の下面に支持可能に上端部が支持部222の上面と同一の高さに位置するように延長されることが好ましい。
この時、設置棒223の上面には、結合プレート210を貫通した固定ボルト226が締結可能に締結孔225が形成されている。前記締結孔225は、設置棒223の上面に下方へ所定の深さで引き込まれ、固定ボルト226がねじ結合可能に内周面にねじ山が形成されている。
一方、ベースプレート221は、前記ハウジング200の回転方向を基準として前記回転カッターに対して前方へ離隔した位置に設置されるものであって、前記回転カッターが前方へ変形して前記ハウジング200の内側へ引き込まれることを防止することができるように前記カッター部310を干渉する複数の遮蔽ブロック(不図示)が設置されることもできる。すなわち、前記遮蔽ブロックは、カッター部310を干渉して後述の弾性部320の弾性部分322が限界点以上に広がることを防止する。前記遮蔽ブロックは、ハウジング200の回転方向を基準として設置棒223の前方側ベースプレート221の上面に上方へ突出するように形成されることができる。
前記弾性部320は、ベースプレート221に形成された設置棒223に挿入されたブッシュ部材223aにそれぞれ設置される。前記弾性部320は、一端が前記ハウジング200に支持される支持部分321と、前記支持部分321の他端から延長され、所定の弾性を有するように前記ハウジング200に設けられたブッシュ部材223aに複数回巻き取られた螺旋状に形成された弾性部分322とを備える。
前記支持部分321は一端が支持部材222の側面に接触し、他端は前記設置棒223に隣接する方向に延長される。一方、図面に示されてはいないが、ベースプレート221の上面には、前記支持部分321が挿入可能に挿入溝が上面に形成された支持ブロックが形成されることもできる。
弾性部分322は支持部分321の他端に延長され、設置棒223に挿入されたブッシュ部材223aの外周面に複数回巻き取られた螺旋状に延長される。前述の弾性部320は所定の弾性を有する素材で形成されることが好ましい。螺旋状に形成された弾性部分322により発生した弾性力はカッター部310に提供される。
一方、図示された例では、弾性部320が設置棒223に挿入されたブッシュ部材223aに固定された構造を示したが、弾性部320は図示された例に限定するものではなく、支持部分321のみが下部カバー220に固定されることもできる。
カッター部310は、前記ハウジング200の回転によって雑草を切断することができるように前記弾性部分322からベースプレート221の外側へ突出するように延長形成される。前記カッター部310は、端部がハウジング200の回転方向に所定の角度で折れ曲がるように形成されることが好ましい。前述のように、カッター部310の端部が折れ曲がっているため、雑草の切断をより効率的に行うことができる。
前述のように構成された本発明による保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット100は、ハウジング200が回転する時、カッター部310がハウジング200の外部へ突出して雑草を切断する。この時、カッター部310がハウジング200に引き込み可能に変形され、弾性部320が、前記カッター部310がハウジング200の外部へ突出するように支持するため、カッター部310が砂利や構造物に衝突する時、ハウジング200の内側へ引き込まれて砂利が飛び散ったり、カッター部310が損傷することが防止され、大きな植物との衝突時には弾性部320から提供される弾性力によって、より大きな力で植物を叩き切るため、刈払効率が向上するというメリットがある。
一方、図4及び図5には、本発明のまた他の実施例によるカッター部410及び弾性部420が示されている。
先立って図示した図面と同じ機能をする要素は、同一の参照符号を付して表記する。
図面によれば、カッター部410は、端部が前記ハウジング200の外部へ突出するように前記ハウジング200に回動可能に設置される。前記カッター部410は金属板からなるものであって、一端に前記設置棒223に挿入されたブッシュ部材223aが貫通して挿入可能に貫通口411が形成されて設置棒223を中心として回動可能にハウジング200に設置される。この時、前記カッター部410は、より効率的に雑草を切断するために、他端部がハウジング200の回転方向を基準として前方へ所定の角度で折れ曲がるように形成されることもできる。
また、カッター部410は、他端部の前方には雑草に対するより強い切断力を提供することができるように切断刃412が形成されている。前記切断刃412は、図7に示されたようにカッター部410の前端部及び後端部にそれぞれ形成されることもできる。
弾性部420は、一端が前記ハウジング200に支持される支持部分421と、前記支持部分421の他端から延長され、所定の弾性を有するように前記ハウジング200に設けられた設置棒223に少なくとも1回以上巻き取られた螺旋状に形成された弾性部分422と、弾性部分422の端部に形成されてカッター部410に支持される結合部分423とを備える。
前記支持部分421は、一端が支持部材222の側面に接触し、他端は前記設置棒223に隣接する方向に延長される。
図6及び図7に示されたように、弾性部420の支持部分421は下部カバー220に別途のリブにより形成された支持溝228が形成されて、これに挿入されることにより支持され、前記弾性部420の結合部分423はカッター部に形成された長孔415に挿入されて支持されることができる。ここで、前記ハウジング200の下部カバー220には遮蔽ブロック227が形成される必要がない。すなわち、弾性部材の支持部分421と結合部分423が支持された状態であるため、カッター部410がハウジング200から半径方向に突出した状態を保持することとなる。
前記実施例において、弾性部分422は支持部分421の他端に延長され、設置棒223またはそれに挿入されたブッシュ部材223aの外周面に少なくとも1回以上巻き取られた螺旋状に延長される。
一方、図示された例では、弾性部分422が設置棒223に挿入されたブッシュ部材223aに複数回巻き取られた構造を図示したが、弾性部分422はこれに限るものではなく、設置棒223の外周面に1回巻き取られることもできる。
前述の弾性部420は、所定の弾性を有する素材で形成されることが好ましい。螺旋状に形成された弾性部分422により発生した弾性力はカッター部410に提供される。
前述のように構成された刈払機の安全刃ユニット100は、ハウジング200が回転する時、カッター部410がハウジング200の外部へ突出して雑草を切断する。この時、カッター部410がハウジング200に引き込み及び引き出し可能に設置棒223に挿入されたブッシュ部材223aに回転可能に支持され、弾性部420は、前記カッター部410をハウジング200の外部へ突出するように支持されているため、カッター部410が砂利や構造物に衝突する時、ハウジング200の内側へ引き込まれて砂利が飛び散ったり、カッター部410が損傷することが防止され、大きな植物との衝突時には、弾性部420から提供される弾性力によって、より大きな力で植物を叩き切るため、刈払効率が向上するというメリットがある。
一方、図8には、本発明による他の実施例の弾性部510及びカッター部520が示されている。
図面によれば、弾性部510は、一端が前記ハウジング200に支持される支持部分511と、前記支持部分511の他端から延長され、所定の弾性を有するように前記ハウジング200に設けられた設置棒223に設置される弾性部分512とを備える。
前記支持部分511は所定の上下幅を有する板状に形成され、一端が支持部材222の側面に接触し、他端は前記設置棒223に隣接する方向に延長される。
一方、支持部分511の他端部は、設置棒223に対して後方へ離隔した位置のベースプレート221に形成された補助棒297の外周面を囲むように湾曲して形成されている。
弾性部分512は支持部分511の他端に延長され、ベースプレート221の支持部材222から遠くなる方向に延長される。弾性部分512は、設置棒223と遮蔽ブロック227との間に挿入されて設置棒223に支持される。前述の弾性部510は所定の弾性を有する素材で形成されることが好ましい。ここで、前記遮蔽ブロック227は別途に形成されないこともある。
カッター部520は弾性部分512の端部に、ベースプレート221の外側へ突出するように延長される。前記カッター部520は弾性部510と一体に形成され、幅の狭い上端部が前方に位置するように捻れて形成する。
一方、図9には、本発明のまた他の実施例による弾性部490が示されている。
図面によれば、弾性部490は一端がカッター部410に結合され、他端部は遮蔽ブロック227に固定される。この時、弾性部490は、前記カッター部410がハウジング200の回転方向を基準として後方へ回動時に伸張され、前記カッター部410に圧縮される方向に弾性力を提供する引張スプリングが適用される。
また、前記弾性部490は図10に示したように、一端がカッター部410に結合され、他端部はカッター部410の後方側前記ベースプレート221に結合されることもできる。この時、弾性部490は、一端部がカッター部410の回転中心からハウジング200の回転中心側へ離隔した位置に設置され、前記カッター部410がハウジング200の回転方向を基準として後方へ回動時に伸張され、前記カッター部410に圧縮される方向に弾性力を提供する引張スプリングが適用される。
一方、図面に示されてはいないが、弾性部490は、一端部がカッター部410の回転中心からハウジング200の外側へ離隔した位置に設置され、前記カッター部410がハウジング200の回転方向を基準として後方へ回動時に圧縮され、前記カッター部410に伸長される方向に弾性力を提供する圧縮スプリングが適用されることもできる。
一方、図11には、本発明のまた他の実施例による弾性部610が示されている。
図面によれば、前記弾性部610は、前記ハウジングに形成された結合突起614に結合される結束部分611と、前記ハウジングの回転方向を基準として前記カッター部の後端部に接するように前記結束部分611から延長され、前記カッター部が前方へ回動されるように弾性力を提供する接触部分612とを備える。前記結合突起614は、設置棒223に隣接した位置のベースプレート221にそれぞれ設置されるものであって、ベースプレート221の下面に対して上方へ突出し、楕円状に形成される。
結束部分611は、結合突起614の外周面を囲むように結合可能に結合突起614に対応される楕円状に延長形成される。前記結束部分611は所定の弾性力を有する素材で形成されることが好ましい。
接触部分612は、結束部分611の端部からカッター部の後端部に接するように湾曲して延長される。前記接触部分612は結束部分611と一体に形成され、端部に作業者が把持して容易に曲げることができるようにカッター部から遠くなる方向に折れ曲がった把持部分613が形成されている。
この時、図面に示された例では、カッター部において前後端部にそれぞれ切断刃が形成された構造が図示されているが、カッター部は前端部にのみ切断刃が形成されることもできる。
ハウジングの回転時、弾性部の弾性力によりカッター部は端部がハウジングの外部へ突出した状態で回転する。この時、カッター部は、比較的に大きな雑草と衝突する場合、所定の角度で後方へ回動されるが、カッター部の後退により接触部分612は後方へ曲がり、接触部分612が曲がっただけに弾性力が発生してカッター部に提供される。
一方、図12には、本発明のまた他の実施例による結束部分620が示されている。
図面によれば、結束部分620は、結合突起621に形成された固定溝622に挿入されるように形成されている。前記固定溝622は、結合突起621の後端部の縁から前方側へ所定の深さで引き込まれるように形成され、結束部分620が容易に挿入可能に上部が開放されるように形成されている。また、結合突起621は、固定溝622の前端部にハウジング200の回転中心から遠くなる方向に折れ曲がるように延長された結束溝623が形成されている。
結束部分620は固定溝622に対応するように前後方向に延長形成され、前端部が結束溝623に挿入可能にハウジング200の回転中心から遠くなる方向に折れ曲がるように形成される。結束部分620の前端部が結束溝623に挿入されるため、ハウジング200の回転により弾性部610が結合突起621から分離することが防止される。
一方、図面に示されてはいないが、結束溝623及び結束部分620の前端部はハウジング200の回転中心に隣接する方向に折れ曲がるように延長されることもできる。
本発明は図面に示された実施例を参考として説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、該技術分野において通常の知識を有する者であれば、これにより多様な変形及び均等な実施例が可能であるという点を理解すべきである。
したがって、本発明の真の保護範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ定められるべきである。
Claims (6)
- 刈払機の作業台の端部に設置された駆動部の駆動軸に固定されて前記駆動軸と共に回転するハウジングと;前記ハウジングに設けられるものであって、前記ハウジングの回転によって雑草を切断することができるように前記ハウジングの外側へ突出し、障害物との衝突時に破損することを防止することができるように前記ハウジングの内側へ引き込まれる複数のカッター部と;前記カッター部が前記ハウジングの内側へ引き込まれる時、前記カッター部が外側へ突出して復帰可能に前記カッター部に弾性力を提供する弾性部;とを備えることを特徴とする、保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット。
- 前記弾性部は、一端が前記ハウジングに支持される支持部分と、前記支持部分の他端から延長され、所定の弾性を有するように少なくとも1回以上巻き取られた螺旋状に形成された弾性部分を備え、前記カッター部は、前記ハウジングの回転によって雑草を切断することができるように前記弾性部分から前記ハウジングの外側へ延長されたことを特徴とする、請求項1に記載の保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット。
- 前記カッター部は、一端部においてハウジングに形成された設置棒に挿入されるブッシュ部材に貫通口が形成され、他端部に切断刃が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット。
- 前記弾性部は、前記ハウジングに支持される支持部分と、前記支持部分から連続され、ハウジングに形成された設置棒のブッシュ部材に挿入可能に1回以上巻き取られた弾性部分と、弾性部分から連続され、前記カッター部に形成された長孔に挿入される結合部分からなることを特徴とする、請求項3に記載の保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット。
- 刈払機の作業台の端部に設置された駆動部の駆動軸に固定されて前記駆動軸と共に回転し、円周方向に設置棒が形成された下部カバーと、前記下部カバーと結合される結合プレートからなるハウジングと;前記ハウジングの回転によって雑草を切断することができるように前記ハウジングの外側へ突出し、障害物との衝突時に破損することを防止可能に前記ハウジングの内側へ引き込まれるように回転するものであって、一端に貫通口が形成されて設置棒に挿入され、他端に切断刃が形成されたカッター部と、前記ハウジングに支持される支持部分と、前記支持部分から連続され、ハウジングに形成された設置棒が挿入可能に1回以上巻き取られた弾性部分と、弾性部分から連続され、前記カッター部に形成された長孔に挿入される結合部分からなる弾性部とを備えたことを特徴とする、保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット。
- 前記ハウジングには、前記弾性部の支持部分が挿入される挿入溝が形成されて前記支持部分が挿入支持されたことを特徴とする、請求項5に記載の保護具が装着された衝撃吸収式刈払機の安全刃ユニット。
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