JP2018517049A - プラスチック及びすべてのタイプの器物上で効率的な界面活性剤系 - Google Patents

プラスチック及びすべてのタイプの器物上で効率的な界面活性剤系 Download PDF

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Abstract

プラスチック及び他の器物上ですすぎ助剤として使用するための、界面活性剤系及びそれを組み込む組成物が開示される。本界面活性剤系及び組成物は、プラスチック及び他の器物を処理するための使用方法とともに、液体配合物及び固体配合物の両方を含む。本界面活性剤系及び組成物は、プラスチックと相性の良い界面活性剤系の組成物配合物において、良好なシーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供するより低い活性を可能にする相乗的な組み合わせを提供する。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2015年5月19日出願の米国特許出願第62/163,454号に対する優先権を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は、界面活性剤系及びそれを組み込む組成物に関し、これらはプラスチック及び他の器物上ですすぎ助剤として特に好適である。本発明はさらに、本界面活性剤系を組み込む液体組成物または固体組成物を使用してプラスチック及び他の器物を清浄するための方法に関する。具体的には、プラスチックと相性の良い界面活性剤系は、従来の器物洗浄機で使用することができ、例えば、調理器具、食器、平皿、グラス、カップ、硬表面、ガラス表面、車両表面等を含む物品上で溶液として使用するのに好適な良好なシーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供する。本界面活性剤系は、プラスチック及び他の器物上で用いられる従来の界面活性剤系よりも性能が優れているため、プラスチック表面上で、及びすすぎ助剤用途での使用に特に効果的である。
すすぎ剤、湿潤剤、及びシーティング剤は、水の表面張力を低下させて、溶液が表面をより効果的に湿らせることを可能にするために様々な用途で使用される。湿潤剤は、清浄溶液、抗微生物溶液、塗料、接着剤、及びインクが挙げられるが、これらに限定されない多数の組成物に含まれている。いくつかの湿潤剤が現在知られており、各々がある特定の利点及び不利点を有する。改善された湿潤剤組成物が継続して必要とされている。
すすぎ剤は、食洗機を含む機械的な器物洗浄機において一般的に使用され、それらは、施設環境及び家庭環境においてよく見られる。そのような自動器物洗浄機は、最初に洗浄サイクル、続いてすすぎサイクル、ならびに任意に他のサイクル、例えば、浸漬サイクル、事前洗浄サイクル、剥離サイクル、追加の洗浄サイクル、追加のすすぎサイクル、消毒サイクル、及び/または乾燥サイクルを含み得る、2つ以上のサイクルを使用して食器を清浄する。すすぎ助剤またはすすぎ剤は、器物洗浄用途において従来使用され、乾燥を促進し、洗浄される器物上の斑点の形成を予防する。斑点の形成を減らすため、すすぎ助剤は、一般的に水に添加され、清浄が完了した後、器物上に噴霧される水性リンスを形成する。いくつかのすすぎ助剤が現在知られており、各々がある特定の利点及び不利点を有する。改善されたすすぎ助剤組成物、すなわち、プラスチック器物上での使用に適したすすぎ助剤組成物が、継続して必要とされている。
したがって、プラスチック及び他の器物のための器物洗浄用途を含むすすぎ助剤用途のための効率的な界面活性剤系を開発することが、特許請求される本発明の1つの目的である。
本発明のさらなる目的は、特にプラスチック及び他の器物に対して改善されたシーティング、湿潤、及び斑点のない速乾を提供するすすぎ補助界面活性剤系を提供することである。
本発明のさらなる目的は、低温及び高温用途に好適である液体配合物及び固体配合物に好適な界面活性剤系を含む、低い活性レベルで同じ利益を提供する界面活性剤の相乗的な組み合わせを提供することである。
本発明の他の目的、利点、及び特徴は、添付図面と併せて以下の明細書から明らかになるだろう。
一実施形態では、本発明は、界面活性剤系、本界面活性剤系を用いる組成物、及びその使用方法に関する。
一態様では、高温用途に好適な界面活性剤系は、以下の式(AまたはA2):R−O−(EO)x3(PO)y3−H(A)(式中、Rが、直鎖C10−C16アルキルであり、xが5〜8であり、yが2〜5である)、またはR−O−(EO)x4(PO)y4−H(A2)(式中、Rが、直鎖C10−C16アルキルであり、xが4〜6であり、yが3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、以下の式:R−O−(EO)x1−H(B)(式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、xが5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、を含む。一態様では、高温界面活性剤系は、以下の式:R−O−(EO)x2−H(C)(式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、xが2〜4である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートをさらに含む。
一態様では、低温用途に好適な界面活性剤系は、以下の式(AまたはA2、B、及びD):R−O−(EO)x3(PO)y3−H(A)(式中、Rが、直鎖C10−C16アルキルであり、xが5〜8であり、yが2〜5である)、またはR−O−(EO)x4(PO)y4−H(A2)(式中、Rが、直鎖C10−C16アルキルであり、xが4〜6であり、yが3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、以下の式:R−O−(EO)x1−H(B)(式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、xが5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、以下の式:R−O−(PO)y(EO)x(PO)y(D)(式中、Rが、分岐鎖C−C16ゲルベ(Guerbet)アルコールであり、xが5〜30であり、yが1〜4であり、yが10〜20である)に従う、非イオン性ゲルベアルコールアルコキシレートと、を含む。
さらなる態様では、少なくとも1つの追加の機能性成分と組み合わせて、式D、E、F、G、H、I、及び/またはJの界面活性剤ポリマーのうちの1つ以上と併せて、界面活性剤の式(AまたはA2)に従う少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレート、界面活性剤の式Bに従う非イオン性アルコールアルコキシレート、及び任意に界面活性剤の式Cに従う非イオン性アルコールアルコキシレートを含む、高温用途に好適な界面活性剤系を含む、好ましくは高温の使用用途に適したすすぎ助剤組成物が提供される。一態様では、組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高を有し、組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供するプラスチックと相性の良いものである。表面をすすぐための組成物の使用法も提供される。
さらなる態様では、少なくとも1つの追加の機能性成分と組み合わせて、式C、E、F、G、H、I、及び/またはJの界面活性剤ポリマーのうちの1つ以上と併せて、界面活性剤の式(AまたはA2)に従う少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレート、界面活性剤の式Bに従う非イオン性アルコールアルコキシレート、界面活性剤の式Dに従うゲルベアルコールアルコキシレートを含む、低温用途に好適な界面活性剤系を含む、好ましくは低温の使用用途に適したすすぎ助剤組成物が提供される。一態様では、組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高を有し、組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供するプラスチックと相性の良いものである。表面をすすぐための組成物の使用法も提供される。
複数の実施形態が開示されるが、本発明の例示的実施形態を示し、記述する以下の発明を実施するための形態から、本発明のさらに他の実施形態が当業者に明らかになるだろう。したがって、図面及び発明を実施するための形態は、制限ではなく、事実上例示と見なされるべきである。
ポリプロピレン基板表面の平均接触角と完全なシーティングに必要とされる活性濃度との間の相関を示す表を示す。 種々の基板表面上で湿潤を示す動的接触角に関して種々の個別の界面活性剤を評価した実施例3の結果を示す。 種々の基板表面上で湿潤を示す動的接触角に関して種々の個別の界面活性剤を評価した実施例3の結果を示す。 本発明の実施形態に従う界面活性剤系のシーティング能力を示す実施例5からの表12〜19のデータのグラフ表示を示す。 種々の基板表面上で湿潤を示す動的接触角に関して界面活性剤系を評価した実施例6の結果を示す。 種々の基板表面上で湿潤を示す動的接触角に関して界面活性剤系を評価した実施例6の結果を示す。 種々の基板表面上で湿潤を示す動的接触角に関して界面活性剤系を評価した実施例6の結果を示す。 実施例7の50サイクル試験の結果を示し、試験されたグラスの平均スコアは、シーティング及び乾燥において本発明の実施形態に従う界面活性剤系を使用する利益を示す。 実施例7の50サイクル試験の追加結果を示し、試験されたグラスの再堆積タンパク質スコアは、本発明の実施形態に従う界面活性剤系を使用する利益を示す。 本発明の実施形態に従う高温の器物洗浄システムにおける界面活性剤系の評価を示す。 本発明の実施形態に従う低温の器物洗浄システムにおける界面活性剤系の評価を示す。 基準とする従来のすすぎ助剤を用いる、及び本発明の実施形態に従う界面活性剤系試験配合物を用いる10の場所における、種々の時系列にわたるガラス器物評定の散布図を示す。
本発明の種々の実施形態は、図面を参照して詳細に記載され、同様の参照番号は、いくつかの図を通して同様の部分を表す。種々の実施形態の参照は、本発明の範囲を制限するものではない。本明細書において表される図は、本発明に従う種々の実施形態への制限ではなく、本発明の例示のために示される。
本発明は、プラスチック及び他の器物のためのすすぎ助剤用途及び器物洗浄用途を含む、種々の用途のための界面活性剤系に関する。本発明の界面活性剤系は、改善されたシーティング、湿潤、及び速乾のため、特にプラスチック及び他の器物に対して、従来の界面活性剤の組み合わせよりも多くの利点を有する。
本発明の実施形態は、本発明の界面活性剤系のための特定の使用用途に制限されず、それらは変化してもよく、当業者に理解される。本明細書で使用されるすべての専門用語は、特定の実施形態を記載するために過ぎず、任意の様式または範囲に制限することを意図するものではないことがさらに理解される。例えば、本明細書及び添付の請求項で使用されるように、単数形の「a」、「an」、及び「the」は、文脈が別途明らかに指示しない限り、複数の指示対象を含み得る。さらに、すべての単位、接頭辞、及び記号は、SIに認可された形式で表され得る。
本明細書内に列挙される数値範囲は、その定義される範囲内の数を含める。本開示全体を通して、本発明の種々の態様は、範囲形式で提示される。範囲形式の記述は、単に便宜上及び簡潔さのためであり、本発明の範囲に対する確固たる制限であると解釈されるべきではないことを理解されたい。したがって、範囲の記述は、具体的に開示されるすべての可能性のある部分的な範囲、ならびにその範囲内の個々の数値を有すると見なされるべきである(例えば、1〜5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、及び5を含む)。
本発明がより容易に理解され得るように、ある特定の用語を最初に定義する。別途定義されない限り、本明細書で使用されるすべてのすべての技術用語及び科学用語は、本発明に関連する当業者に通常理解されるものと同様の意味を有する。本明細書に記載されるものと類似の、変更された、または同等の多くの方法及び材料が、必要以上の実験を伴わずに本発明の実施形態の実践において使用され得、好ましい材料及び方法が本明細書に記載される。本発明の実施形態の記載及び特許請求において、以下の専門用語が、以下に示される定義に従って使用されるだろう。
「約」という用語は、本明細書で使用される場合、例えば、実際に濃縮物または使用溶液を作製するために使用される典型的な測定及び液体取扱手順によって、これらの手順における故意ではない誤りによって、組成物の作製または方法の実行のために使用される成分の製造、原料、または純度の差異によって等、生じ得る数量の変動を指す。「約」という用語はまた、特定の初期の混合物によってもたらされる組成物の異なる平衡状態に起因する異なる量を包含する。「約」という用語によって修飾されるかどうかにかかわらず、特許請求の範囲は、その数量の等量を含む。
「活性」または「パーセント活性」または「重量パーセント活性」または「活性濃度」という用語は、本明細書において交換可能に使用され、水または塩等の不活性成分を引いた百分率で表される清浄に関与する成分の濃度を指す。
「再堆積防止剤」は、清浄される対象上に再堆積せずに水中での懸濁の保持を助ける化合物を指す。再堆積防止剤は、清浄される表面上の除去される汚物の再堆積の低減を支援するために、本発明において有用である。
本明細書で使用される場合、「清浄する」という用語は、汚物の除去、漂白、微生物群の低減、及びそれらの任意の組み合わせを容易にする、または補助するために使用される方法を指す。本明細書で使用される場合、「微生物」という用語は、任意の非細胞または単細胞(群生を含む)生物を指す。微生物は、すべての原核生物を含む。微生物は、細菌(シアノバクテリアを含む)、胞子、地衣類、菌類、原生生物、ビリノ、ウイロイド、ウイルス、ファージ、及び一部の藻を含む。本明細書で使用される場合、「微生物(microbe)」という用語は、微生物(microorganism)と同義である。
本明細書で使用される場合、「食品加工表面」という語句は、食品の加工、調製、または貯蔵活動の一部として用いられる道具、機械、器具、構造、建物等の表面を指す。食品加工表面の例には、食品の加工または調製器具(例えば、薄切り、缶詰め、または水路を含む輸送設備)の表面、食品加工器物(例えば、用具、食器、洗浄器物、及びバーグラス)の表面、ならびに食品加工が行われる構造の床、壁、または取り付けられた備品の表面が挙げられる。食品加工表面は、食品腐敗防止の空気循環システム、無菌包装消毒、食品冷蔵機及び冷却機の清浄機及び消毒機、器物洗浄の消毒、漂白機の清浄及び消毒、食品包装材料、まな板添加剤、第3シンク消毒、飲料品冷却器及び加熱器、肉冷却水または熱湯、自動食器消毒機、消毒用ゲル、冷却塔、食品加工用抗微生物性衣類スプレー、ならびに非水性から低水性の食品調製滑剤、オイル、及びすすぎ添加剤において見られ、用いられる。
「硬表面」という用語は、天板、タイル、床、壁、パネル、窓、衛生器具、台所及び浴室家具、電気製品、エンジン、回路基板、及び皿等の固体の実質的に非可撓性表面を指す。硬表面は、例えば、医療表面及び食品加工表面、器具等を含み得る。
本明細書で使用される場合、「無リン」または「実質的に無リン」という用語は、リンもしくはリン含有化合物を含有しない組成物、混合物、もしくは成分、またはリンもしくはリン含有化合物が添加されていないものを指す。リンまたはリン含有化合物は、無リン組成物、混合物、または成分の汚染を通して存在するものであり、リンの量は、0.5重量%未満であるものとする。より好ましくは、リンの量は0.1重量%未満であり、最も好ましくは、リンの量は0.01重量%未満である。本発明の実施形態に制限されるものではないが、界面活性剤系及び/またはそれを用いる組成物は、リン酸塩を含有し得る。
本明細書で使用される場合、「ポリマー」という用語は、これらに限定されないが、概して、ホモポリマー、例えば、ブロック、グラフト、ランダム、及び交互コポリマー等のコポリマー、ターポリマー、及びより高次の「x」マーを含み、それらの誘導体、組み合わせ、及びそれらの混成物をさらに含む。さらに、別途具体的に限定されない限り、「ポリマー」という用語は、これらに限定されないが、イソタクチック、シンジオタクチック、及びランダムシンメトリー、ならびにこれらの組み合わせを含む、その分子のすべての可能な異性体立体配置を含むものとする。さらに、別途具体的に限定されない限り、「ポリマー」という用語は、その分子のすべての可能な幾何学的立体配置を含むものとする。
本明細書で使用される場合、「汚物」または「汚れ」という用語は、鉱物粘土、砂、天然鉱物質、カーボンブラック、黒鉛、カオリン、環境的砂塵等の粒子状物質を含んでも含まなくてもよい非極性油性物質を指す。
本明細書で使用される場合、「実質的に含まない」という用語は、その成分を完全に欠いているか、またはその成分が組成物の性能に影響を及ぼさないくらい少量の成分を有する、組成物を指す。成分は、不純物として、または汚染物質として存在し得、0.5重量%未満であるものとする。別の実施形態では、成分の量は0.1重量%未満であり、さらに別の実施形態では、成分の量は0.01重量%未満である。
概して「実質的に同様の清浄性能」という用語は、概して同じ清浄度合い(もしくは少なくとも大幅に少なくはない程度)であるか、または概して同じ労力の消費(もしくは少なくとも大幅に少なくはない消費)を伴うか、またはその両方である、代替の清浄製品または代替の清浄システムによる達成を指す。
本明細書で使用される場合、「器物」という用語は、食事用具及び調理用具、皿、ならびにシャワー、シンク、トイレ、バスタブ、天板、窓、鏡、移動用車両、及び床等の他の硬表面等の品目を指す。本明細書で使用される場合、「器物洗浄」という用語は、器物の洗浄、清浄、またはすすぎを指す。器物は、プラスチック製の品目も指す。本発明に従う組成物で清浄され得るプラスチックのタイプには、ポリプロピレンポリマー(PP)、ポリカーボネートポリマー(PC)、メラミンホルムアルデヒド樹脂またはメラミン樹脂(メラミン)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンポリマー(ABS)、及びポリスルホンポリマー(PS)を含むものが挙げられるが、これらに限定されない。本発明の化合物及び組成物を使用して清浄され得る他の例示的プラスチックには、ポリエチレンテレフタレート(PET)及びポリスチレンポリアミドが挙げられる。
「重量パーセント」、「重量%」、「重量によるパーセント」、「重量による%」という用語、及びそれらの変形は、本明細書で使用される場合、組成物の総重量で除し、100を掛けたその物質の重量である物質の濃度を指す。本明細書で使用される場合、「パーセント」、「%」等は、「重量パーセント」、「重量%」等と同義であると意図されることが理解される。
「重量部」という用語、及びその変形は、本明細書で使用される場合、組成物中の物質の総重量内の物質の相対重量比を指す。
本発明の方法及び組成物は、本発明の成分(components)及び成分(ingredients)ならびに本明細書に記載される他の成分を含むか、それらから本質的に成るか、またはそれらから成る。本明細書で使用される場合、「本質的に成る」とは、追加のステップ、成分(components)、または成分(ingredients)が、特許請求される方法及び組成物の基本の及び新規の特徴を大きく変更しない場合に限り、方法及び組成物が、追加のステップ、成分(components)、または成分(ingredients)を含み得ることを意味する。
組成物
本発明に従う組成物は、良好なシーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供する組成物を必要とする様々な他の硬表面とともにプラスチック及び他の器物を清浄するための少なくとも1つの界面活性剤系を含む。いくつかの態様では、本発明は、様々な基板上、特にプラスチック器物上の斑点及び薄膜の低減に有効なすすぎ助剤として使用され得る組成物を提供する。いくつかの態様では、本組成物は、本発明の界面活性剤系がそこで用いられることにより、低活性レベルでの強化されたすすぎ利益を提供する。一態様では、組成物は、本明細書に開示される界面活性剤系を含むか、それから成るか、またはそれから本質的に成る。さらなる態様では、組成物は、追加の非イオン性界面活性剤及び/または追加の機能性成分をさらに含む。
界面活性剤系
一態様では、界面活性剤系は、少なくとも2つのアルコキシレート界面活性剤を含む。一態様では、界面活性剤系は、少なくとも2つのアルコールアルコキシレート界面活性剤を含む。一態様では、界面活性剤系は、3つのアルコールアルコキシレート界面活性剤を含む。さらなる態様では、界面活性剤系は、ゲルベアルコール界面活性剤を含む。シーティング、湿潤、及び乾燥の所望の特性を提供するために界面活性剤の低減された活性を必要とするように、界面活性剤の組み合わせは、有益に相乗効果を提供する。さらなる利益として、本発明によると、高い及び/または安定した泡の発生は望ましくないため、界面活性剤系は、異なる度合いの繋がりを有し、低減されたまたは低い泡プロファイルまたは薄膜プロファイルの有益な結果を提供する界面活性剤の組み合わせを含む。
界面活性剤の例示的範囲が、界面活性剤系の重量百分率で表1に示される。
一態様では、界面活性剤系は、以下の式:R−O−(EO)x3(PO)y3−H(式中、Rが、直鎖C10−C16−アルキルであり、x3=5〜8、好ましくは5.5〜7であり、y=2〜5、好ましくは2〜3.5である)を有する界面活性剤Aを含む。一態様では、界面活性剤系は、約5〜80重量部の、式R−O−(EO)x3(PO)y3−H(式中、Rが、直鎖C10−C16−アルキルであり、x3=5〜8、好ましくは5.5〜7であり、y=2〜5、好ましくは2〜3.5である)の少なくとも1つのアルコキシレートを含む。
一態様では、界面活性剤系は、以下の式:R−O−(EO)x(PO)y−H(式中、Rが、直鎖C10−C16−アルキルであり、x=4〜8、好ましくは4〜5.5であり、y=2〜5、好ましくは3.5〜5である)を有する界面活性剤A2を含む。一態様では、界面活性剤系は、約5〜80重量部の、式R−O−(EO)x(PO)y−H(式中、Rが、直鎖C10−C16−アルキルであり、x=4〜8、好ましくは4〜5.5であり、y=2〜5、好ましくは3.5〜5である)の少なくとも1つのアルコキシレートを含む。
一態様では、界面活性剤系は、以下の式:R−O−(EO)x1−H(式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも1つの分岐、または好ましくは残基1つ当たり少なくとも2つの分岐を有する、C10−C14アルキル、または好ましくはC12−C14アルキルであり、x=5〜10である)を有する界面活性剤Bを含む。一態様では、界面活性剤系は、約0〜80重量部の、式R−O−(EO)x1−H(式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC12−C14アルキルであり、x=5〜10、好ましくは5〜8である)の少なくとも1つのアルコキシレートを含む。
一態様では、界面活性剤系は、以下の式:R−O−(EO)x2−H(式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも1つの分岐、または好ましくは残基1つ当たり少なくとも2つの分岐を有する、C10−C14アルキル、または好ましくはC12−C14アルキルであり、x=2〜4である)を有する界面活性剤Cを含む。一態様では、界面活性剤系は、約0〜80重量部の、式R−O−(EO)x2−H(式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC12−C14アルキルであり、x=2〜4である)の少なくとも1つのアルコキシレートを含む。
一態様では、界面活性剤系は、以下の式:R−O−(PO)y(EO)x(PO)y(式中、Rが、C−C16ゲルベアルコール、好ましくはC8−12ゲルベアルコール、またはより好ましくはC−C10ゲルベアルコールであり、x=5〜30、好ましくは9〜22であり、y=1〜5、好ましくは1〜4であり、y=10〜20である)を有する界面活性剤Dを含む。一態様では、界面活性剤系は、約0〜80重量部の界面活性剤R−O−(PO)y(EO)x(PO)y(式中、Rが、C−C16ゲルベアルコールであり、x=5〜30、好ましくは9〜22であり、y=1〜5、好ましくは1〜4であり、y=10〜20である)を含む。
一態様では、界面活性剤系は、以下の式:R−O−(PO)y(EO)x(式中、Rが、C−C16ゲルベアルコール、好ましくはC8−12ゲルベアルコール、またはより好ましくはC−C10ゲルベアルコールであり、x=2〜10、好ましくは3〜8であり、y=1〜2である)を有する界面活性剤Eを含む。一態様では、界面活性剤系は、約0〜80重量部の界面活性剤R−O−(PO)y(EO)x(式中、Rが、C−C16ゲルベアルコールであり、x=2〜10、好ましくは3〜8であり、y=1〜2である)を含む。
一態様では、界面活性剤系は、以下を含む、以下から成る、及び/または以下から本質的に成る:
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)及び/または界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)のうちの少なくとも1つを含む、界面活性剤系;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)及び/または界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)ならびに界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)のうちの少なくとも1つを含む、界面活性剤系;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、及び/または界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)の少なくとも2つのアルコキシレート界面活性剤の式の任意の組み合わせ;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H);
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y);
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、及び界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y);
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、及び界面活性剤G(EO)x6(PO)y7(EO)x6
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)及び/もしくは界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、ならびに界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)及び/もしくは界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、ならびに界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)、及び界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)のうちの少なくとも1つ;ならびに/または
界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);ならびに/または
上に列記される界面活性剤系のうちのいずれかと組み合わせた界面活性剤G(EO)x6(PO)y7(EO)x6。特定の態様では、固体のすすぎ助剤組成物用の界面活性剤系は、好ましくは、界面活性剤G((EO)x6(PO)y7(EO)x6)、EO−PO−EOブロックコポリマー(式中、Xが、88〜108であり、Yが、57〜77である)を含み得る。
一態様では、前述の界面活性剤系の各々において、望ましい接触剤及び泡プロファイルを有する配合物を通して、所望のシーティング、湿潤、及び乾燥特性が達成される。
例示的な界面活性剤系が、界面活性剤系中の界面活性剤の重量部で表2に示され、界面活性剤系は、例示的な界面活性剤系が上述されたように、種々の実施形態として示される。本発明の実施形態に従って、その界面活性剤の重量部で示される界面活性剤系は、液体または固体濃縮組成物を提供するために水及び/または他の処理補助剤で希釈される。さらなる態様では、界面活性剤系を含む液体または固体濃縮組成物は、使用溶液にさらに希釈される。
一態様では、高温のすすぎ助剤組成物及びその使用用途に特に適した界面活性剤系は、界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(または界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)の組み合わせを含む。さらなる実施形態では、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)は、高温のすすぎ補助界面活性剤系から除外される。さらなる実施形態では、固体組成物用に、界面活性剤G((EO)x6(PO)y7(EO)x6)、EO−PO−EOブロックコポリマーが含まれる。
一実施形態では、界面活性剤A(または界面活性剤A2)/界面活性剤Bを用いる界面活性剤系は、約60/40〜約40/60、または約50/50の重量比で用いられる。
一実施形態では、界面活性剤A(または界面活性剤A2)/界面活性剤Gを用いる界面活性剤系は、約60/40〜約40/60、または約50/50の重量比で用いられる。
一実施形態では、界面活性剤B/界面活性剤Gを用いる界面活性剤系は、約60/40〜約40/60、または約50/50の重量比で用いられる。
一実施形態では、界面活性剤D/界面活性剤Gを用いる界面活性剤系は、約60/40〜約40/60、または約50/50の重量比で用いられる。
一実施形態では、界面活性剤A(または界面活性剤A2)/界面活性剤B/界面活性剤Cを用いる界面活性剤系は、約30/30/40〜約45/45/10または約35/35/30〜約40/40/20の重量比で用いられる。
さらなる態様では、低温のすすぎ助剤組成物及びその使用用途に特に適した界面活性剤系は、界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(または界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)の組み合わせを含む。さらなる実施形態では、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)は、低温のすすぎ補助界面活性剤系から除外される。さらなる実施形態では、固体組成物用に、界面活性剤G(EO)x6(PO)y7(EO)x6)、EO−PO−EOブロックコポリマーが含まれる。
一実施形態では、界面活性剤A(または界面活性剤A2)/界面活性剤B/界面活性剤Dを用いる界面活性剤系は、約30/30/40〜約45/45/10または約35/35/30〜約40/40/20の重量比で用いられる。
一態様では、界面活性剤系は、Glewwe法に従って測定される際、望ましい泡プロファイルを提供し、ここでは、5分後、5インチ以下の泡高、好ましくは5インチ未満、より好ましくは1〜5インチ、より好ましくは1〜3インチ、及び最も好ましくは1インチ未満の泡が達成される。
一態様では、界面活性剤系は、基板表面上の組成物の接触角を、市販のすすぎ助剤組成物、すなわち、界面活性剤系の組み合わせ及びアルコールアルコキシレート界面活性剤の比率を用いない市販のすすぎ助剤組成物の接触角と比較して、約5°〜約10°、または好ましくは約5°〜約20°、またはより好ましくは約10°〜約25°低減させる。好ましい態様では、界面活性剤系は、ポリプロピレン表面上の組成物の接触角を、市販のすすぎ助剤組成物の接触角と比較して、約5°〜約10°、または好ましくは約5°〜約20°、またはより好ましくは約10°〜約25°低減させる。任意の特定の理論に束縛されるものではないが、接触角が小さくなればなるほど、組成物は、よりシーティングを誘発するだろうと考えられる。つまり、より小さい接触角を有する組成物は、より大きい接触角を有する組成物よりも、基板のより大きい表面積上に液滴を形成するだろう。増加した表面積は、より速い乾燥時間をもたらし、基板上に形成される斑点をより少なくする。
図1は、ポリプロピレン(60ppm、80°C)上で測定された平均接触角(度)の二変量適合を示し、表面上での完全なシーティングに必要とされるシーティング剤の濃度(ppm)が、すすぎ助剤組成物の接触角の低減に伴って減少することを実証する。市販のすすぎ助剤が、本発明の実施形態に従う種々のアルコールアルコキシレート(複数可)界面活性剤系と比較して示される。示されるように、市販のすすぎ助剤と比較した、界面活性剤系組成物または界面活性剤系を用いるすすぎ助剤組成物の接触角の低減、及びシーティング剤の濃度の低減に対して線形適合が存在し、市販のすすぎ助剤組成物、すなわち、本発明の実施形態に従う界面活性剤系を用いない市販のすすぎ助剤組成物の接触角と比較して、約5°〜約10°、または好ましくは約5°〜約20°、またはより好ましくは約10°〜約25°低減された接触角を有する界面活性剤系を提供すると同時に、低活性レベルにおいてそのような完全なシーティングも提供することができるという、本発明の著しい利益を例示する。いくつかの態様では、完全なシーティングのために、125ppm以下、または100ppm以下、または50ppm以下の界面活性剤系活性が必要とされる。
いくつかの実施形態では、界面活性剤系のアルコールアルコキシレート界面活性剤は、食品サービス業等での使用において好適であるように、ある特定の環境に優しい特徴を有するように選択される。例えば、特定のアルコールアルコキシレート界面活性剤は、環境的または食品サービスの規制要件、例えば、生分解性要件を満たし得る。
一態様では、界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物は、系の相乗効果により、低用量での効果、すなわち、約125ppm以下、または100ppm以下、または50ppm以下の使用濃度の界面活性剤系活性を予想外に提供する。一態様では、約5%未満の活性濃度が、有効な性能を提供する。界面活性剤系は、実施例においてより詳細に示されるように、少なくとも実質的に同様の性能を提供しながら、より低い活性レベルでの投与を可能にする。
追加の非イオン性界面活性剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、界面活性剤系と組み合わせた追加の界面活性剤を含む。本発明の組成物との使用に好適な界面活性剤には、非イオン性界面活性剤が挙げられるが、これに限定されない。いくつかの実施形態では、本発明の界面活性剤系は、約1重量部〜約75重量部の追加の界面活性剤を含む。他の実施形態では、本発明の組成物は、約5重量部〜約50重量部の追加の界面活性剤を含む。なおさらに他の実施形態では、本発明の組成物は、約10重量部〜約50重量部の追加の界面活性剤を含む。
いくつかの実施形態では、本発明の界面活性剤系を用いるすすぎ助剤組成物は、約1重量%〜約75重量%の追加の界面活性剤を含む。他の実施形態では、本発明の組成物は、約5重量%〜約50重量%の追加の界面活性剤を含む。なおさらに他の実施形態では、本発明の組成物は、約10重量%〜約50重量%の追加の界面活性剤を含む。
有用な非イオン性界面活性剤は、概して、有機疎水基及び有機親水基の存在を特徴とし、典型的には、有機脂肪族、アルキル芳香族、またはポリオキシアルキレン疎水性化合物と、一般的な実践においては、エチレンオキシドまたはその多水和(polyhydration)生成物、ポリエチレングリコールである、親水性アルカリ性オキシド部分との縮合によって生成される。実践的に、反応性水素原子を持つヒドロキシル、カルボキシル、アミノ、またはアミド基を有する任意の疎水性化合物が、エチレンオキシド、またはその多水和付加物、またはプロピレンオキシド等のアルコキシレンとのその混合物と縮合され、非イオン性表面活性剤を形成することができる。任意の特定の疎水性化合物と縮合される親水性ポリオキシアルキレン部分の長さは、親水特性と疎水特性との間の所望の平衡度合いを有する水分散性または水溶性の化合物を得るために容易に調整され得る。有用な非イオン性界面活性剤には、以下のものが挙げられる:
開始反応性水素化合物である、プロピレングリコール、エチレングリコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、及びエチレンジアミンに基づくブロックポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン高分子化合物(1)。開始剤の一連のプロポキシル化及びエトキシ化から作製される高分子化合物の例は、BASF Corpから市販されている。化合物の1つのクラスは、エチレンオキシドと、プロピレンオキシドをプロピレングリコールの2つのヒドロキシル基に添加することによって形成される疎水性塩基との縮合によって形成される二機能性(2つの反応性水素)化合物である。分子のこの疎水性部分は、約1,000〜約4,000の重量である。次いで、親水基の間でこの疎水性物質を挟むようにエチレンオキシドが添加され、最終分子の約10重量%〜約80重量%を構成するように長さが制御される。化合物の別のクラスは、エチレンジアミンへのプロピレンオキシド及びエチレンオキシドの一連の追加から生じる四機能性ブロックコポリマーである。プロピレンオキシドヒドロタイプ(hydrotype)の分子量は、約500〜約7,000の範囲であり、親水性物質のエチレンオキシドが添加され、分子の約10重量%〜約80重量%を構成する。
直鎖または分岐鎖立体配置の、または一重もしくは二重アルキル構成成分のアルキル鎖が約8〜約18個の炭素原子を含有する1モルのアルキルフェノールと、約3〜約50モルのエチレンオキシドとの縮合生成物(2)。アルキル基は、例えば、ジイソブチレン、ジアミル、重合化プロピレン、イソオクチル、ノニル、及びジノニルで表され得る。これらの界面活性剤は、アルキルフェノールのポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリブチレンオキシド縮合物であり得る。この化学の市販の化合物の例は、Rhone−Poulencによって製造されているIgepal(登録商標)及びUnion Carbideによって製造されているTriton(登録商標)の商品名で市販されている。
約6〜約24個の炭素原子を有する1モルの飽和または不飽和の直鎖または分岐鎖アルコールと、約3〜約50モルのエチレンオキシドとの縮合生成物(3)。アルコール部分は、上で詳述された炭素範囲のアルコールの混合物から成ってもよく、またはこの範囲内の特定の数の炭素原子を有するアルコールから成ってもよい。同様の市販の界面活性剤の例は、BASFによって製造されているLutensol(商標)、Dehydol(商標)、Shell Chemical Co.によって製造されているNeodol(商標)、及びVista Chemical Co.によって製造されているAlfonic(商標)の商品名で入手可能である。
約8〜約18個の炭素原子を有する1モルの飽和または不飽和の直鎖または分岐鎖カルボン酸と、約6〜約50モルのエチレンオキシドとの縮合生成物(4)。酸部分は、上で定義された炭素原子範囲内の酸の混合物から成ってもよく、またはその範囲内の特定の数の炭素原子を有する酸から成ってもよい。この化学の市販の化合物の例は、BASFによって製造されているDisponilまたはAgnique、及びLipo Chemicals,Inc.によって製造されているLipopeg(商標)の商品名で市販されている。
一般にポリエチレングリコールエステルと称されるエトキシ化カルボン酸に加えて、グリセリド、グリセリン、及び多価(サッカリドまたはソルビタン/ソルビトール)アルコールとの反応で形成される他のアルカン酸エステルは、特殊な実施形態に対する、特に間接食品添加物用途のための、本発明における用途を有する。これらのエステル部分のすべては、それらの分子上に1つ以上の反応性水素部位を有し、さらなるアシル化またはエチレンオキシド(アルコキシド)添加を経て、これらの物質の親水性を制御することができる。アミラーゼ及び/またはリパーゼ酵素を含有する本発明の組成物に、これらの脂肪酸エステルまたはアシル化炭水化物を添加するときには、潜在的な不親和性のため、注意を要さなければならない。
非イオン性低起泡性界面活性剤の例には、以下のものが挙げられる:
指定された分子量の親水性物質を提供するようにエチレングリコールにエチレンオキシドを添加し、次いで、分子の外側(末端)に疎水性ブロックを得るようにプロピレンオキシドを添加することによって、修飾され、本質的に反転された(1)の化合物。分子の疎水性部分は、約1,000〜約3,100の重量であり、中央の親水性物質は、最終分子の10重量%〜約80重量%を含む。これらの反転Pluronics(商標)は、Pluronic(商標)R界面活性剤の商品名でBASF Corporationによって製造されている。同様に、Tetronic(商標)R界面活性剤は、エチレンジアミンへのエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの一連の添加によってBASF Corporationによって生成されている。分子の疎水性部分は、約2,100〜約6,700の重量であり、中央の親水性物質は、最終分子の10重量%〜80重量%を含む。
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、塩化ベンジル等の小さい疎水性分子、及び1〜約5個の炭素原子を含有する短鎖脂肪酸、アルコール、またはアルキルハロゲン化物、ならびにそれらの混合物との反応によって起泡を低減するために、(多官能性部分の)末端のヒドロキシ基(複数可)を「キャッピング」または「端部ブロッキング」することによって修飾される、群(1)、(2)、(3)、及び(4)の化合物。末端ヒドロキシ基を塩化物基に転換する塩化チオニル等の反応物質も含まれる。末端ヒドロキシ基へのそのような修飾は、全ブロック、ブロック−ヘテリック、ヘテリック−ブロック、または全ヘテリックの非イオン性物質をもたらし得る。
有効な低起泡性非イオン性物質の追加の例には、以下のものが挙げられる:
1959年9月8日にBrownらに発行され、式
(式中、Rが8〜9個の炭素原子のアルキル基であり、Aが3〜4個の炭素原子のアルキレン鎖であり、nが7〜16の整数であり、mが1〜10の整数である)で表される、米国特許第2,903,486号のアルキルフェノキシポリエトキシアルカノール。
Martinらに1962年8月7日に発行され、末端疎水性鎖の重量、中央の疎水性単位、及び結合親水性単位の重量が各々、その縮合物の約3分の1を表す、交互の親水性オキシエチレン鎖及び疎水性オキシプロピレン鎖を有する、米国特許第3,048,548号のポリアルキレングリコール縮合物。
一般式Z[(OR)OH](式中、Zが、アルコキシル化可能な材料であり、Rが、エチレン及びプロピレンであり得るアルキレンオキシド由来のラジカルであり、nが、例えば、10〜2,000以上の整数であり、zが、反応性のオキシアルキル化可能な基の数によって決定される整数である)を有する、Lissantらに1968年5月7日に発行された米国特許第3,382,178号に開示される消泡非イオン性界面活性剤。
式Y(CO)(CO)H(式中、Yが、約1〜6個の炭素原子及び1つの反応性水素原子を有する有機化合物の残基であり、nが、ヒドロキシルの数によって決定される少なくとも約6.4の平均値を有し、mが、オキシエチレン部分が分子の約10重量%〜約90重量%を構成するような値を有する)に対応する、Jacksonらに1954年5月4日に発行された米国特許第2,677,700号に記載される複合ポリオキシアルキレン化合物。
式Y[(C(CO)H](式中、Yが、約2〜6個の炭素原子を有し、xが少なくとも約2の値を有する、x反応性水素原子を含有する有機化合物の残基であり、nが、ポリオキシプロピレン疎水性塩基の分子量が、少なくとも約900であるような値を有し、mが、分子のオキシエチレン含量が約10重量%〜約90重量%であるような値を有する)を有する、Lundstedらに1954年4月6日に発行された米国特許第2,674,619号に記載される複合ポリオキシアルキレン化合物。Yの定義に収まる化合物には、例えば、プロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、エチレンジアミン等が挙げられる。オキシプロピレン鎖は任意であるが有利に、少量のエチレンオキシドを含有し、オキシエチレン鎖も任意であるが有利に、少量のプロピレンオキシドを含有する。
本発明の組成物において有利に使用される追加の複合ポリオキシアルキレン表面活性剤は、式:P[(CO)(CO)H](式中、Pが、約8〜18個の炭素原子を有し、xが1または2の値を有する、x反応性水素原子を含有する有機化合物の残基であり、nが、ポリオキシエチレン部分の分子量が少なくとも約44であるような値を有し、mが、分子のオキシプロピレン含量が約10重量%〜約90重量%であるような値を有する)に対応する。いずれの場合であっても、オキシプロピレン鎖は任意であるが有利に、少量のエチレンオキシドを含有し得、オキシエチレン鎖も任意であるが有利に、少量のプロピレンオキシドを含有し得る。
本発明の組成物での使用に好適なポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤には、構造式RCONR1Z(式中、R1が、H、C−Cヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、エトキシ、プロポキシ基、またはそれらの混合物であり、Rが、直鎖であり得るC−C31ヒドロカルビルであり、Zが、鎖に直接結合する少なくとも3個のヒドロキシルを有する直鎖ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、またはそのアルコキシル化誘導体(好ましくはエトキシ化またはプロポキシル化)である)を有するものが挙げられる。Zは、グリシチル(glycityl)部分等、還元性アミノ化反応において還元糖から生じ得る。
約0〜約25モルのエチレンオキシドとの脂肪族アルコールのアルキルエトキシレート縮合生成物は、本発明の組成物での使用に好適である。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖または分岐鎖のいずれか、一級または二級のいずれかであってもよく、一般的に、6〜22個の炭素原子を含有する。
エトキシ化C−C18脂肪アルコール及びC−C18混合エトキシ化及びプロポキシル化脂肪アルコールは、本発明の組成物、特に水溶性のものにおける使用に好適な界面活性剤である。好適なエトキシ化脂肪アルコールには、エトキシ化の程度が3〜50であるC−C18エトキシ化脂肪アルコールが挙げられる。
特に本発明の組成物での使用に対して好適な非イオン性アルキルポリサッカリド界面活性剤には、1986年1月21日に発行されたLlenadoの米国特許第4,565,647号に開示されるものが挙げられる。これらの界面活性剤は、約6〜約30個の炭素原子を含有する疎水基、及び約1.3〜約10個のサッカリド単位を含有するポリサッカリド、例えば、ポリグリコシド親水基を含む。5または6個の炭素原子を含有する任意の還元性サッカリドが使用されてもよく、例えば、グルコース、ガラクトース、及びガラクトシル部分が、グルコシル部分に置換され得る。(任意に、疎水基は、2位、3位、4位等の位置に接合し、このようにして、グルコシドまたはガラクトシドではなくグルコースまたはガラクトースをもたらす。)サッカリド間の結合は、例えば、追加のサッカリド単位の1つの位置と、前述のサッカリド単位上の2位、3位、4位、及び/または6位との間であり得る。
本発明の組成物での使用に好適な脂肪酸アミド界面活性剤には、式:RCON(R(式中、Rが、7〜21個の炭素原子を含有するアルキル基であり、各Rが独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cヒドロキシアルキル、または−−(CO)Hであり、ここでxは1〜3の範囲である)を有するものが挙げられる。
非イオン性界面活性剤の有用なクラスには、アルコキシル化アミン、または最も具体的には、アルコールアルコキシル化/アミノ化/アルコキシル化界面活性剤として定義されるクラスが挙げられる。これらの非イオン性界面活性剤は、少なくとも部分的に、一般式:R20−−(PO)N−−(EO)H、R20−−(PO)N−−(EO)H(EO)H、及びR20−−N(EO)H(式中、R20が、アルキル、アルケニル、もしくは他の脂肪族基、または8〜20個、好ましくは12〜14個の炭素原子のアルキル−アリール基であり、EOがオキシエチレンであり、POがオキシプロピレンであり、sが1〜20、好ましくは2〜5であり、tが1〜10、好ましくは2〜5、及びuが1〜10、好ましくは2〜5である)で表され得る。これらの化合物の範囲に含まれる他の変形は、代替の式:R20−−(PO)−−N[(EO)H][(EO)H](式中、R20が、上で定義される通りであり、vが1〜20(例えば、1、2、3、または4(好ましくは2)であり、w及びzが独立して、1〜10、好ましくは2〜5である)で表され得る。これらの化合物は、非イオン性界面活性剤としてHuntsman Chemicalsから販売されている一連の製品に商業的に代表される。このクラスの好ましい化学製品には、Surfonic(商標)PEA25アミンアルコキシレートが挙げられる。本発明の組成物に好ましい非イオン性界面活性剤には、アルコールアルコキシレート、EO/POブロックコポリマー、アルキルフェノールアルコキシレート等が挙げられる。
Schick,M.J.,Vol.1 of the Surfactant Science Series,Marcel Dekker,Inc.,New York,1983によって編集される論文Nonionic Surfactantsは、本発明の実践において一般的に用いられる多種多様な非イオン性化合物に関する優れた参考文献である。非イオン性クラスの典型的な一覧及びこれらの界面活性剤の種は、1975年12月30日にLaughlin及びHeuringに発行された米国特許第3,929,678号に示される。さらなる例が、「Surface Active Agents and detergents」(Schwartz、Perry、及びBerchによるI巻及びII巻)に示される。
追加のポリマー界面活性剤
本発明の界面活性剤系を含有する組成物に含まれ得る追加の非イオン性界面活性剤に関して示される通りである。本発明による界面活性剤系との使用に好ましい例示的な追加のポリマー界面活性剤が、表3に示される。
一態様では、界面活性剤系は、以下を含む、以下から成る、及び/または以下から本質的に成る:
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)の式の少なくとも2つのアルコキシレート界面活性剤、ならびに/または界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤の任意の組み合わせ;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、及び/または界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)の式の少なくとも2つのアルコキシレート界面活性剤、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤の任意の組み合わせ;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、及び界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤;
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤;
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)及び/または界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤;
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)及び/または界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、ならびに界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)、及び界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)のうちの少なくとも1つ、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤;
界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤;
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)、ならびに任意に界面活性剤F、G、H、I、J、及び/もしくはそれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つのポリマー界面活性剤。
一態様では、前述の界面活性剤系の各々において、望ましい接触剤及び泡プロファイルを有する配合物を通して、所望のシーティング、湿潤、及び乾燥特性が達成される。
界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物
典型的には、界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物は、液体配合物または固体配合物に配合される。界面活性剤系及び組成物は、一部の一覧が21CFR184で入手可能である食品サービス業での使用に好適な成分、例えば、GRAS成分を含むように配合される。いくつかの実施形態では、界面活性剤系及び組成物は、GRAS成分のみを含むように配合される。他の実施形態では、界面活性剤系及び組成物は、GRAS成分及び生体分解性成分を含むように配合される。
界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物は、使用溶液中において、好ましくは8.5以下、8.3以下、または7以下のpHを有する。
界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物は、使用溶液中において、本発明の利益による系の相乗効果により、好ましくは界面活性剤系活性の約125ppm以下、または100ppm以下、または50ppm以下の濃度を有する。界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物は、少なくとも実質的に同様の性能を提供しながらより低い活性レベルでの投与を可能にする。一態様では、特に高温用途に適した界面活性剤系を用いるすすぎ助剤組成物は、界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び任意に界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)の組み合わせを含む界面活性剤系を含む。一実施形態では、界面活性剤A(または界面活性剤A2)/界面活性剤Bを用いる界面活性剤系は、約60/40〜約40/60、または約50/50の重量比で用いられる。一実施形態では、界面活性剤A(または界面活性剤A2)/界面活性剤B/界面活性剤Cを用いる界面活性剤系は、約30/30/40〜約45/45/10または約35/35/30〜約40/40/20の重量比で用いられる。
さらなる実施形態では、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)は、高温のすすぎ補助界面活性剤系から除外される。さらなる実施形態では、固体組成物用に、界面活性剤G((EO)x6(PO)y7(EO)x6)、EO−PO−EOブロックコポリマーが含まれる。界面活性剤系の追加の実施形態の各々が、さらにすすぎ助剤組成物に用いられる。
一態様では、特に低温のすすぎ助剤用途に適した界面活性剤系を用いるすすぎ助剤組成物は、界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)の組み合わせの界面活性剤系を含む。一実施形態では、界面活性剤A(または界面活性剤A2)/界面活性剤B/界面活性剤Dを用いる界面活性剤系は、約30/30/40〜約45/45/10または約35/35/30〜約40/40/20の重量比で用いられる。
さらなる実施形態では、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)は、低温のすすぎ補助界面活性剤系から除外される。さらなる実施形態では、固体組成物用に、界面活性剤G((EO)x6(PO)y7(EO)x6)、EO−PO−EOブロックコポリマーが含まれる。
すすぎ助剤組成物の各態様では、少なくとも1つの追加の機能性成分が、界面活性剤系に含まれる。界面活性剤系及び追加の機能性成分(複数可)の組み合わせは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高を有する組成物の泡プロファイルを提供する。さらなる態様では、界面活性剤系及び追加の機能性成分(複数可)の組み合わせは、プラスチックと相性が良く、界面活性剤系のより低いppm活性で市販のすすぎ助剤組成物と少なくとも同等または優れたシーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供する。
追加の機能性成分
界面活性剤系組成物の成分は、すすぎ助剤用途、器物洗浄用途、ならびに表面のシーティング、湿潤、及び速乾を必要とする他の用途での使用に好適な種々の機能性成分とさらに組み合わせることができる。いくつかの実施形態では、界面活性剤系及び追加の非イオン性界面活性剤を含む界面活性剤系組成物は、組成物の総重量の多くの量、またはさらには実質的にすべてを構成する。例えば、いくつかの実施形態では、追加の機能性成分はほとんどまたは全くその中に含まれない。他の実施形態では、追加の機能性成分は、組成物に所望の特性及び機能性を提供するために組成物に含まれ得る。本出願の目的において、「機能性成分」という用語は、水溶液等の使用及び/または濃縮溶液中に分散または溶解されるとき、特定の用途における有益な特性を提供する材料を含む。機能性材料のいくつかの具体的な例が、以下でより詳細に考察されているが、その考察される具体的な材料はほんの一例であり、幅広い他の機能性成分が使用され得る。例えば、以下で考察される機能性材料の多くは、すすぎ及び清浄用途で使用される材料に関する。しかしながら、他の実施形態は、他の用途で使用するための機能性成分を含み得る。
いくつかの実施形態では、組成物は、消泡剤を含まない。他の実施形態では、組成物は、約30重量%未満もしくは約20重量%未満の消泡界面活性剤もしくは消泡剤、または約10重量%未満の消泡界面活性剤もしくは消泡剤、または好ましくは約5重量%未満の消泡界面活性剤もしくは消泡剤を含み、界面活性剤系によって作られ得る泡の安定性を低減するために構成される有効量の消泡成分を提供する。例示的な消泡剤には、例えば、比較的低温、例えば、すすぎ助剤が使用される温度よりも低い温度で親水性及び水溶性である非イオン性EO含有界面活性剤が挙げられる。特定の作用機構に限定するものではないが、洗剤消泡剤の含有は、消泡成分の量の増加が、本発明による界面活性剤系中の湿潤及びシーティングへの干渉に起因する拮抗作用の効果の低下を実証するように、界面活性剤系に悪影響を与え得る。
他の実施形態では、組成物は、担体、すすぎ助剤ポリマーを含む水調整剤、固化用の結着剤、再堆積防止剤、抗微生物剤、漂白剤及び/もしくは活性剤、溶解性調節剤、分散剤、すすぎ助剤、金属保護剤、安定化剤、腐食抑制剤、金属イオン封鎖剤及び/もしくはキレート剤、ビルダー剤、香料及び/もしくは染料、保湿剤、レオロジー改質剤もしくは増粘剤、硬化剤、固化剤、ヒドロトロープもしくは連結剤、緩衝剤、溶媒、pH緩衝剤、清浄酵素、担体、加工助剤、液体配合物用の溶媒等、またはその他のものを含み得る。
一例示的実施形態では、本発明による固体のすすぎ助剤組成物は、約10重量%〜約80重量%の界面活性剤系、約10重量%〜約80重量%の固化助剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤(chelant)、約0重量%〜約20重量%の酸性化剤、約0重量%〜約5重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む。
本発明による固体のすすぎ助剤組成物のさらなる例示的実施形態では、約10重量%〜約65重量%の界面活性剤系、約20重量%〜約60重量%の固化助剤、約0重量%〜約8重量%の水調整剤、約0重量%〜約5重量%のキレート剤、約0重量%〜約15重量%の酸性化剤、約0重量%〜約5重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む。
本発明による固体のすすぎ助剤組成物のなおさらに例示的な実施形態では、約5重量%〜約30重量%の界面活性剤系、約25重量%〜約65重量%の固化助剤、約0重量%〜約5重量%の水調整剤、約0重量%〜約3重量%のキレート剤、約0重量%〜約10重量%の酸性化剤、約0重量%〜約5重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む。
なおさらに例示的な実施形態では、本発明による液体のすすぎ助剤組成物は、約2重量%〜約90重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約40重量%のカップリング剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤、約0重量%〜約15重量%の酸性化剤、約0重量%〜約95重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む。
なおさらに例示的な実施形態では、本発明による液体のすすぎ助剤組成物は、約2重量%〜約60重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約15重量%のカップリング剤、約0重量%〜約8重量%の水調整剤、約0重量%〜約8重量%のキレート剤、約0重量%〜約10重量%の酸性化剤、約0重量%〜約80重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む。
なおさらに例示的な実施形態では、本発明による液体のすすぎ助剤組成物は、約2重量%〜約20重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約15重量%のカップリング剤、約0重量%〜約6重量%の水調整剤、約0重量%〜約6重量%のキレート剤、約0重量%〜約10重量%の酸性化剤、約0重量%〜約80重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む。
担体
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、液体組成物として配合される。そのような液体配合物には、担体が含まれ得る。湿潤剤組成物中での使用に好適な任意の担体が、本発明において使用され得る。例えば、いくつかの実施形態では、組成物は、担体として水を含む。
いくつかの実施形態では、本発明による液体組成物は、約98重量%以下の水、95重量%以下の水、及び典型的には、約90重量%以下の水を含有するだろう。他の実施形態では、液体組成物は、少なくとも50重量%の水、または少なくとも60重量%の水を担体として含有するだろう。
さらなる実施形態では、組成物は、最大約80重量%、最大約60重量%、最大約40重量%、最大約20重量%、最大約15重量%、または最大約10重量%の範囲の量でカップリング剤を含み得る。
ヒドロトロープ
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、ヒドロトロープを含み得る。ヒドロトロープは、シーティング剤または湿潤剤の可溶性の維持を補助するために使用され得る。ヒドロトロープはまた、有機材料に対して高められた可溶性を作るように水溶液を改質するためにも使用され得る。いくつかの実施形態では、ヒドロトロープは、キシレンスルホン酸塩、ジアルキルジフェニルオキシドスルホン酸塩材料、及びクメンスルホン酸塩等の低分子量の芳香族スルホン酸塩材料である。
ヒドロトロープまたはヒドロトロープの組み合わせは、約1重量%〜約50重量%の量で組成物中に存在し得る。他の実施形態では、ヒドロトロープまたはヒドロトロープの組み合わせは、組成物の約10重量%〜約30重量%で存在し得る。
硬化剤/固化剤/溶解性調節剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、湿潤剤及び/または硬化剤(もしくは固化剤)、例として、アミド、そのようなステアリン酸のモノエタノールアミドもしくはラウリン酸のジエタノールアミド、またはアルキルアミド等;固体ポリエチレングリコール、尿素、もしくは固体のEO/POブロックコポリマー等;酸またはアルカリ性処理プロセスによって水溶性にされたデンプン;冷却時に加熱された組成物に固化特性を付与する種々の無機物等を含み得る。そのような化合物はまた、湿潤剤及び/または他の活性成分が長期間にわたって固体組成物から分注され得るように、使用中、水媒体中の組成物の可溶性も変化し得る。
いくつかの実施形態では、固化剤は、短鎖アルキルベンゼン及び/またはアルキルナフタレンスルホン酸塩、好ましくはキシレンスルホン酸ナトリウム(SXS)を含む。いくつかの実施形態では、SXSが兼用材料として用いられ、つまり、溶液中で連結剤として作用するが、粉末の固化剤としても作用する。
硬化剤または固化剤は、キシレンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸カルシウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及びブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムのうちの1つ以上を含み得る。本発明の態様では、短鎖アルキルベンゼンまたはアルキルナフタレンヒドロトープ(hydrotope)のクラスは、トルエン、キシレン、及びクメン由来のアルキルベンゼンスルホン酸塩、ならびにアルキルナフタレンスルホン酸塩を含む。トルエンスルホン酸ナトリウム及びキシレンスルホン酸ナトリウムが、ヒドロトープとして最もよく知られている。好ましい実施形態では、固化剤はSXSである。
組成物は、最大約80重量%、約10重量%〜約80重量%、または最大約50重量%の範囲の量で固化助剤を含み得る。組成物は、約20重量%〜約40重量%または約5〜約15重量%の範囲で溶解性調節剤を含み得る。
水調整剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、水調整剤を含み得る。クエン酸塩、酒石酸塩、またはグルコン酸塩等のカルボン酸塩が、好適である。水調整ポリマーが、非リン含有ビルダー剤として使用され得る。例示的な水調整ポリマーには、ポリカルボン酸塩が挙げられるが、これに限定されない。ビルダー剤及び/または水調整ポリマーとして使用され得る例示的なポリカルボン酸塩には、ポリアクリル酸、マレイン酸、マレイン酸/オレフィンコポリマー、スルホン化コポリマーもしくはターポリマー、アクリル/マレイン酸コポリマー、ポリメタクリル酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、加水分解ポリアクリルアミド、加水分解ポリメタクリルアミド、加水分解ポリアミド−メタクリルアミドコポリマー、加水分解ポリアクリロニトリル、加水分解ポリメタクリロニトリル、及び加水分解アクリロニトリル−メタクリロニトリルコポリマー等のペンダントカルボン酸塩(−−CO−)基を有するものが挙げられるが、これらに限定されない。水調整剤のさらなる考察のため、その開示が参照により本明細書に組み込まれる、Kirk−Othmer,Encyclopedia of Chemical Technology、第三版、5巻339〜366ページ及び23巻319〜320ページを参照されたい。組成物は、最大約15重量%、最大約10重量%、または最大約5重量%の範囲の量で水調整剤を含み得る。
酸性化剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、酸性化剤または他のpH緩衝剤等を含み得る。組成物は、水を含む操作、例えば水を含む清浄操作での使用中、そのすすぎ水が所望のpHを有するように配合され得る。例えば、すすぎ用に設計された組成物は、水を含むすすぎ操作における使用中、そのすすぎ水が8.5以下、8.3以下、または7以下の範囲のpHを有するように配合され得る。他の態様では、pHは、約3〜約5、または約5〜約8.5の範囲である。いくつかの実施形態では、液体生成物配合物は、約2〜約4の範囲または約4〜約9の範囲のpHを有する。推奨される利用水準にpHを制御するための技法には、緩衝剤、アルカリ、酸等の使用が挙げられ、当業者に周知である。pHを制御するために好適な酸の一例には、クエン酸、塩酸、リン酸、重炭酸ナトリウム、ホスホン酸塩のプロトン化形態、安息香酸化グルコン酸ナトリウムが挙げられる。組成物は、最大約20重量%、最大約15重量%、最大約10重量%、または最大約5重量%の範囲の量で酸性化剤水を含み得る。
キレート/金属封鎖剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、ビルダー剤とも称され得る1つ以上のキレート/金属封鎖剤を含み得る。キレート/金属封鎖剤は、例えば、アミノカルボン酸、アミノカルボン酸塩、及びそれらの誘導体、縮合リン酸塩、ホスホン酸塩、ポリアクリル酸塩、ならびにそれらの混合物及び誘導体が挙げられる。一般に、キレート剤は、天然水において広く見られる金属イオンを配位し(すなわち、結合し)、金属イオンが湿潤剤または他の清浄組成物の他の成分の活動を妨げることを防ぐことが可能な分子である。キレート/金属封鎖剤は、有効量で含まれる場合に閾剤としても機能し得る。
組成物は、l−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸CHC(OH)[PO(OH);アミノトリ(メチレンホスホン酸)N[CHPO(OH);アミノトリ(メチレンホスホン酸塩)、ナトリウム塩;2−ヒドロキシエチルイミノビス(メチレンホスホン酸)HOCHCHN[CHPO(OH);ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)(HO)POCHN[CHN[CHPO(OH);ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸塩)、ナトリウム塩C(28−x)Na15(x=7);ヘキサメチレンジアミン(テトラメチレンホスホン酸塩)、カリウム塩C10(28−x)12(x=6);ビス(ヘキサメチレン)トリアミン(ペンタメチレンホスホン酸)(HO)POCHN[(CHN[CHPO(OH);及びリン酸HPO等のホスホン酸塩を含み得る。いくつかの実施形態では、ATMP及びDTPMP等のホスホン酸塩の組み合わせが使用され得る。ホスホン酸塩が添加されるときの中和反応によってほとんどまたは全く熱またはガスが発生しないように、混合物に添加される前に、中性もしくはアルカリ性ホスホン酸塩またはそのホスホン酸塩とアルカリ源との組み合わせが使用され得る。金属封鎖剤としての使用に好適な高分子ポリカルボン酸塩のいくつかの例には、ペンダントカルボン酸塩(−−CO)基を有するものが挙げられ、例えば、ポリアクリル酸、マレイン酸/オレフィンコポリマー、アクリル/マレイン酸コポリマー、ポリメタクリル酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、加水分解ポリアクリルアミド、加水分解ポリメタクリルアミド、加水分解ポリアミド−メタクリルアミドコポリマー、加水分解ポリアクリロニトリル、加水分解ポリメタクリロニトリル、加水分解アクリロニトリル−メタクリロニトリルコポリマー等が挙げられる。
組成物は、例えば、BASFから入手可能なTrilon A(登録商標)の商品名のアミノカルボン酸ナトリウムを含む、アミノカルボン酸塩またはその誘導体を含み得る。生体分解性アミノカルボン酸塩またはその誘導体も組成物に含まれてもよく、例えば、BASFから入手可能なTrilon M(登録商標)の商品名で入手可能なものが挙げられる。
いくつかの実施形態では、組成物は、最大約70重量%の範囲、または約0.1〜約60重量%の範囲、または約0.1〜約5.0重量%のキレート/金属封鎖剤を含み得る。いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、約1.0重量%未満または約0.5重量%未満のキレート/金属封鎖剤を含む。他の実施形態では、組成物は、最大約10重量%または最大約5重量%の範囲の量でキレート剤/金属封鎖剤を含み得る。
抗微生物剤/消毒剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、抗微生物剤を含み得る。抗微生物剤は、様々な方法で提供され得る。例えば、いくつかの実施形態では、抗微生物剤は、湿潤剤組成物の一部として含まれる。他の実施形態では、抗微生物剤は、湿潤剤組成物を含む組成物の分離成分として含まれ得る。
抗微生物剤は、材料系、表面等の微生物汚染及び劣化を防ぐために機能性材料中で使用され得る化学組成物である。一般的に、これらの材料は、フェノール類、ハロゲン化合物、四級アンモニウム化合物、金属誘導体、アミン、アルカノールアミン、ニトロ誘導体、アナリド(analides)、有機硫黄、及び硫黄−窒素化合物、ならびに種々雑多な化合物を含む、特定のクラスに含まれる。
いくつかの実施形態では、本発明の界面活性剤系との使用に好適な抗微生物剤は、過カルボン酸組成物もしくは過酸化化合物、及び/またはジエステルの混合物を含む。例えば、いくつかの実施形態では、含まれる抗微生物剤は、過酢酸、過オクタン酸、ならびにそれらの混合物及び誘導体のうちの少なくとも1つである。他の実施形態では、消毒及び/または抗微生物剤は、そのすべての内容が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,927,237号に開示されている組成物等の2つの溶媒抗微生物性組成物であり得る。
他の実施形態では、消毒及び/または抗微生物剤は、モノまたはジエステルジカルボン酸塩の組成物を含み得る。好適なモノまたはジエステルジカルボン酸塩には、モノもしくはジメチル、モノもしくはジエチル、モノもしくはジプロピル(n−もしくはiso)、またはモノもしくはジブチルエステル(n−、sec、もしくはtert)、またはマロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、もしくはセバシン酸のアミルエステル(n−、sec−、iso−、もしくはtert−)、またはそれらの混合物が挙げられる。混合エステル(例えば、モノメチル/モノエチルまたはモノプロピル/モノエチル)も同様に用いられ得る。好ましいモノもしくはジエステルジカルボン酸塩は、市販されており、抗微生物性活性に有効な濃度で水または別の担体中で可溶性である。好ましいモノもしくはジエステルジカルボン酸塩は、微生物に対して毒性であるが、配合物条件または使用条件下においてヒトに対して許容できない毒性を呈しない。モノもしくはジエステルジカルボン酸塩を含む例示的な組成物は、米国特許第7,060,301号に開示されており、そのすべての内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
一般的な消毒及び/または抗微生物剤のいくつかの例には、ペンタクロロフェノール、オルトフェニルフェノール、クロロ−p−ベンジルフェノール、p−クロロ−m−キシレノール等のフェノール抗微生物物質が挙げられる。抗菌剤を含有するハロゲンは、トリクロロイソシアヌレートナトリウム、ジクロロイソシアン酸ナトリウム(無水物または二水和物)、ヨウ素−ポリ(ビニルピロリジノン)複合体、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール等の臭素化合物、及びベンザルコニウム塩化物、ジデシルジメチルアンモニウム塩化物、コリンジヨード塩化物、テトラメチルホスホニウムトリブロミド等の四級抗微生物剤を含む。ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−−トリアジン等の他の抗微生物性組成物、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム等のジチオカルバミン酸塩、及び様々な他の材料が、これらの抗微生物特性に関して当該技術分野で既知である。いくつかの実施形態では、すすぎ助剤組成物は、(低温の使用用途等のための)消毒剤と組み合わせて投与されるか、または所望の消毒のレベルを提供するために有効な量で消毒剤を含む。
一般的な消毒及び/または抗微生物剤の追加の例には、塩素、次亜塩素酸塩、クロラミン等の塩素含有化合物が挙げられる。
いくつかの実施形態では、抗微生物性成分は、組成物の最大約75重量%の範囲、最大約20重量%、約1.0重量%〜約20重量%の範囲、約5重量%〜約10重量%の範囲、約0.01重量%〜約1.0重量%の範囲、または組成物の0.05〜0.05重量%の範囲で含まれ得る。
漂白剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、漂白剤を含み得る。漂白剤は、基板を明るくするか、または白くするために使用することができ、典型的には清浄プロセス中に遭遇する条件下で、Cl、Br、−OCl、及び/または−OBr等の活性ハロゲン種を遊離させることができる漂白化合物を含み得る。使用される好適な漂白剤は、例えば、塩素、次亜塩素酸塩、クロラミン等の塩素含有化合物を含み得る。ハロゲン放出化合物のいくつかの例は、アルカリ金属ジクロロイソシアヌレート、塩素付加リン酸三ナトリウム、アルカリ金属次亜塩素酸塩、モノクロラミン、及びジクロロアミン等が挙げられる。カプセル化塩素源はまた、組成物中の塩素源の安定性を強化するためにも使用され得る。
漂白剤はまた、活性酸素源を含有する、または活性酸素源として作用する薬剤も含み得る。活性酸素化合物は、活性酸素源を提供するように作用し、例えば、水溶液中の活性酸素を放出し得る。活性酸素化合物は、無機物もしくは有機物であり得、またはそれらの混合物であり得る。活性酸素化合物のいくつかの例は、過酸化化合物または過酸化化合物付加物を含む。活性酸素化合物または活性酸素源のいくつかの例には、テトラアセチルエチレンジアミン等の活性剤を含むか含まない、過酸化水素、過ホウ酸塩、炭酸塩過酸化水素化ナトリウム、リン酸塩過酸化水素化物、過モノ硫酸カリウム、及び過ホウ酸塩一水和物及び四水和物ナトリウム等が挙げられる。湿潤剤組成物は、例えば、いくつかの実施形態では、最大約10重量%の範囲、及びいくつかの実施形態では、約0.1〜約6重量%の範囲の少量だが有効量の漂白剤を含み得る。
ビルダー剤または充填剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、少量だが有効量の、必ずしもすすぎ剤及び/または清浄剤自体として作動しないが、界面活性剤系と協調して組成物の全能力を強化し得る充填剤のうちの1つ以上を含み得る。好適な充填剤のいくつかの例は、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、デンプン、糖類、プロピレングリコール等のC−C10アルキレングリコール等を含み得る。いくつかの実施形態では、充填剤は、最大約20重量%の範囲、及びいくつかの実施形態では、約1〜15重量%の範囲の量で含まれ得る。
再堆積防止剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、すすぎ溶液中の汚物の持続した懸濁を容易にし、すすがれる基板上に除去される汚物が再堆積されることを防ぐことができる再堆積防止剤を含み得る。好適な再堆積防止剤のいくつかの例には、脂肪酸アミド、フッ化炭素界面活性剤、リン酸エステル複合体、スチレンマレイン酸無水コポリマー、及びヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体を含み得る。湿潤剤組成物は、最大約10重量%、及びいくつかの実施形態では、約1〜約5重量%の範囲の再堆積防止剤を含み得る。
染料/付臭剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、染料、芳香剤を含む付臭剤、及び他の美的増強剤を含み得る。染料、例えば、FD&C Blue 1(Sigma Chemical)、FD&C Yellow 5(Sigma Chemical)、Direct Blue 86(Miles)、Fastusol Blue(Mobay Chemical Corp.)、Acid Orange 7(American Cyanamid)、Basic Violet 10(Sandoz)、Acid Yellow 23(GAF)、Acid Yellow 17(Sigma Chemical)、Sap Green(Keyston Analine and Chemical)、Metanil Yellow(Keystone Analine and Chemical)、Acid Blue 9(Hilton Davis)、Sandolan Blue/Acid Blue 182(Sandoz)、Hisol Fast Red(Capitol Color and Chemical)、Fluorescein(Capitol Color and Chemical)、Acid Green 25(Ciba−Geigy)等は、組成物の外観を変化させるために含まれ得る。組成物中に含まれ得る香料または芳香剤には、例えば、シトロネロール等のテルペノイド、アミル桂皮アルデヒド等のアルデヒド、C1S−ジャスミンまたはジャスマル(jasmal)等のジャスミン、バニリン等が挙げられる。他の実施形態では、組成物は、防腐剤及び/または染料を最大約2重量%または最大約1重量%の範囲の量で含み得る。
保湿剤
組成物はまた、任意に1つ以上の保湿剤も含み得る。保湿剤は、水に対する親和性を有する物質である。保湿剤は、基板表面上の薄膜の視認性の低減を補助するのに十分な量で提供され得る。基板表面上の薄膜の視認性は、すすぎ水が200ppmを超える全溶解固形物を含有するときに特に懸念される。したがって、いくつかの実施形態では、保湿剤は、保湿剤を含有しないすすぎ剤組成物と比較して、すすぎ水が200ppmを超える全溶解固形物を含有するときに、基板表面上の薄膜の視認性を低減させるのに十分な量で提供される。「水固形物薄膜」または「薄膜」という用語は、基板表面が清浄ではない外観を与える基板表面上の物質の視認可能な連続した層の存在を指す。
使用され得るいくつかの例となる保湿剤は、50%の相対湿度及び室温で平衡された5重量%超の水(乾燥保湿剤に基づく)を含有する材料を含む。使用され得る例示的な保湿剤には、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、アルキルポリグリコシド、ポリベタインポリシロキサン、及びそれらの混合物が挙げられる。いくつかの実施形態では、湿潤剤組成物は、総組成物に基づいて最大約75%の範囲の量で、いくつかの実施形態では、組成物の重量に基づいて、約5重量%〜約75重量%の範囲の量で保湿剤を含み得る。保湿剤が存在するいくつかの実施形態では、保湿剤対シーティング剤の重量比は、約1:3以上の範囲であり、いくつかの実施形態では、約5:1及び約1:3の範囲であり得る。
実施形態
本発明の界面活性剤系組成物は、液体生成物、濃縮液体生成物、ゲル状液体生成物、ペースト、粒状及び造粒固体組成物、粉末、圧縮固体組成物、固体ブロック組成物、成型固体ブロック組成物、押出固体ブロック組成物等を含み得る。
使用溶液
界面活性剤系組成物は、濃縮組成物を含み得るか、または使用組成物を形成するために希釈され得る。一般に、濃縮物は、対象に接触し、所望の清浄、すすぎ等を提供する使用溶液を提供するために、水で希釈されることが意図される組成物を指す。洗浄されるべき物品と接触する組成物は、濃縮物、または本発明による方法で用いられる配合物に依存する使用組成物(もしくは使用溶液)と称され得る。一態様では、使用溶液中の界面活性剤系は、好ましくは8.5以下、8.3以下、または7以下のpHを有する。
使用溶液は、所望の洗浄特性を有する使用溶液を提供する希釈率で濃縮物を水で希釈することによって濃縮物から調製され得る。使用組成物を形成するために濃縮物を希釈するために使用される水は、希釈水または希釈剤と称され得、ある場所から別の場所へ変化し得る。典型的な希釈係数は、約1〜約10,000の間であるが、水の硬度、除去される汚物の量等を含む係数に左右されるだろう。一実施形態では、濃縮物は、約1:10〜約1:10,000の濃縮物対水の比率で希釈される。具体的には、濃縮物は、約1:100〜約1:5,000の濃縮物対水の比率で希釈される。より具体的には、濃縮物は、約1:250〜約1:2,000の濃縮物対水の比率で希釈される。
本発明の一態様では、界面活性剤系組成物は、低い使用希釈で効果的なすすぎを提供する、すなわち、効果的に清浄するためにより少ない体積を必要とすることが好ましい。一態様では、濃縮液体洗剤組成物は、約l/16オンス/ガロン〜約2オンス/ガロン以上の範囲の希釈で使用する前に水中で希釈され得る。有益に、本発明による界面活性剤系濃縮組成物は、組成物が、従来のすすぎ界面活性剤系と比較して、少なくとも実質的に同様の効果及び好ましくは改善された効果を提供するように、低活性において効果的である。本発明の一態様では、界面活性剤系組成物の使用溶液は、約1ppm〜約125ppmの界面活性剤系、約1ppm〜約100ppmの界面活性剤系、約1ppm〜約75ppmの界面活性剤系、約1ppm〜約50ppmの界面活性剤系、及び好ましくは約10ppm〜約50ppmの界面活性剤系を有する。加えて、本発明に制限されるものではないが、列挙されるすべての範囲は、その範囲を定義する数を含んでおり、その定義される範囲内の各整数を含む。
固体組成物及びその固体を作製する方法
種々の固体組成物は、粒状及び造粒固体組成物、粉末、固体ブロック組成物、成型固体ブロック組成物、押出固体ブロック組成物等を含む、本発明の界面活性剤系を使用して配合され得る。「固体」という用語は、硬化組成物が流動せず、適度な負荷または圧力または単なる重力下でその形状を実質的に保持するだろうことを意味する。固体は、粉末、薄片、顆粒、ペレット、タブレット、菱形状のもの、パック、ブリケット、れんが型、固体ブロック、単位用量、または当業者に既知の別の固体形態等の種々の形態であり得る。固体成型組成物及び/または圧縮固体組成物の硬度の度合いは、比較的高密度で硬い、例えば、コンクリートのような溶融固体生成物のものから、硬化ペーストと特徴付けられる一貫性までの範囲であり得る。加えて、「固体」という用語は、固体洗剤組成物の貯蔵及び使用の予想される条件下での洗剤組成物の状態を指す。一般に、洗剤組成物は、最大約100°F、及び特に最大約120°Fの温度に曝されるとき、固体形態に留まるだろうことが予想される。
結果として生じる固体組成物は、成型固体生成物;押出される、成形される、もしくは形成される固体ペレット、ブロック、タブレット、粉末、顆粒、薄片;圧縮固体が挙げられるが、これらに限定されない形態をとるか、または形成される固体は、その後、粉末、顆粒、もしくは薄片に粉砕または形成され得る。一例示的実施形態では、固化マトリックスによって形成される押出ペレット材料は、約50グラム〜約250グラムの重量を有し、組成物によって形成される押出固体は、約100グラム以上の重量を有し、組成物によって形成される固体ブロック洗剤は、約1〜約10キログラムの質量を有する。固体組成物は、安定化した機能性材料源を提供する。いくつかの実施形態では、固体組成物は、濃縮溶液及び/または使用溶液を作るために、例えば、水性媒体または他の媒体中で溶解され得る。溶液は、後の使用及び/もしくは希釈用に貯蔵所に向けられ得るか、または使用時に直接適用され得る。
固体粒子状材料は、適切な比率で乾燥固体成分を単に混成することによって、または材料を適切な凝集系で凝集することによって、作製され得る。造粒材料は、適切な造粒設備において固体粒状または凝集材料を圧迫することによって製造され得、適切に寸法決めされた造粒材料をもたらす。固体ブロック及び成型固体ブロック材料は、事前に硬化されたブロックの材料または容器内で固体ブロックに硬化する成型可能液体のいずれかを容器中に導入することによって作製され得る。好ましい容器には、使い捨てのプラスチック容器または水溶性薄膜容器が挙げられる。組成物のための他の好適な包装には、可撓性バッグ、パケット、シュリンクラップ、及びポリビニルアルコール等の水溶性薄膜が挙げられる。
固体洗剤組成物は、バッチまたは連続混合システムを使用して形成され得る。一例示的実施形態では、単軸または2軸押出機を使用して、1つ以上の成分を高速剪断で組み合わせて混合し、均質な混合物を形成する。いくつかの実施形態では、処理温度は、成分の融解温度以下である。処理される混合物は、形成、成型、または他の好適な手段によってミキサーから分注され得、そうすると洗剤組成物は固体形態に硬化する。マトリックスの構造は、当該技術分野において既知の方法に従うその硬度、融解点、材料分布、結晶構造、及びその他の同様の特性に従って特徴付けられ得る。概して、本発明の方法に従って処理される固体洗剤組成物は、その質量全体にわたる成分の分布に関して実質的に均質であり、寸法に関して安定している。
押出プロセスでは、液体及び固体成分は最終混合システムに導入され、成分は、その成分がその質量全体にわたって分布される実質的に均質な半固体混合物を形成するまで連続して混合される。次いで、混合物は、型打ち機もしくは他の成形手段に、またはそれらを通して混合システムから排出される。次いで、生成物は包装される。一例示的実施形態では、形成された組成物は、約1分間〜約3時間で固体形態に硬化し始める。具体的には、形成された組成物は、約1分間〜約2時間で固体形態に硬化し始める。より具体的には、形成された組成物は、約1分間〜約20分間で固体形態に硬化し始める。
成型プロセスでは、液体及び固体成分は最終混合システムに導入され、成分は、その成分がその質量全体にわたって分布される実質的に均質な液体混合物を形成するまで連続して混合される。一例示的実施形態では、成分は、混合システム中で少なくとも約60秒間にわたって混合される。いったん混合が完了すると、生成物は、固化が行われる包装容器中に移される。一例示的実施形態では、成型組成物は、約1分間〜約3時間で固体形態に硬化し始める。具体的には、成型組成物は、約1分間〜約2時間で固体形態に硬化し始める。より具体的には、成型組成物は、約1分間〜約20分間で固体形態に硬化し始める。
圧縮固体プロセスでは、界面活性剤系及び結着剤を含む粒状固体または他の粒子固体等の流動性固体(例えば、水和アミノカルボン酸塩、水和ポリカルボン酸塩、もしくは水和アニオン性ポリマー等の水和キレート剤、水和クエン酸塩、または水和酒石酸塩、または参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第8,894,897号及び同第8,894,898号に開示されるもの等のアルカリ金属炭酸塩と一緒の同等物)が、圧力下で組み合わされる。界面活性剤系は、より低い活性を必要とする界面活性剤系(すなわち、他のすすぎ助剤界面活性剤組成物よりも少ない界面活性剤)の配合物から与えられる相乗効果の結果として、含まれる液体量がより少なくなることにより、圧縮固体組成物中での使用に特によく適している。非限定的な例に従って、本発明の界面活性剤系による圧縮固体は、約50〜70%の液体を必要とし得る従来のブロック固体界面活性剤系と比較して実質的により少ない液体(例えば、30%未満、10〜30%、20%未満、10〜20%、5〜20%、10%未満、5〜10%、または5%未満)を含む。
圧縮固体プロセスでは、組成物の流動性固体は、型枠(例えば、金型または容器)に入れられる。方法は、流動性固体を型枠内に穏やかに押し込み、固体清浄組成物を生成することを含み得る。圧力は、ブロック機械またはターンテーブルプレス等により適用され得る。圧力は、約1〜約2000psi、約1〜約300psi、約5psi〜約200psi、または約10psi〜約100psiで適用され得る。ある特定の実施形態では、方法は、約1psi以上、約2以上、約5psi以上、または約10psi以上の低さの圧力を用いることができる。本明細書で使用される場合、「psi」または「ポンド毎平方インチ」という用語は、圧縮される流動性固体に適用される実際の圧力を指し。圧縮している装置中のある点で測定されたゲージまたは油圧を指すものではない。方法は、固体清浄組成物を生成する養生ステップを含み得る。本明細書で言及されるように、流動性固体を含む未養生組成物は圧迫され、流動性固体を構成する粒子間に十分な表面接触を提供し、未養生組成物は、安定した固体清浄組成物に固化するだろう。互いに接触している十分な量の粒子(例えば顆粒)は、安定した固体組成物を作製するのに有効な、粒子の互いの結合を提供する。養生ステップを含むことは、圧縮固体が一定期間、例えば、数時間または約1日間(またはそれ以上)にわたって固化することを可能にすることを含み得る。追加の態様では、方法は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第8,889,048号において開示される方法等の型枠または金型内で流動性固体を振動することを含んでもよい。
圧縮固体の使用は、打錠機で高い圧力を必要とする従来の固体ブロックまたはタブレット組成物、または多量のエネルギーを消費する組成物の融解を必要とする成型、及び/または高価な設備と高度な技術ノウハウを必要とする押出よりも、多くの利益を提供する。圧縮固体は、固体清浄組成物を作製する必要がある他の固体配合物のこのような種々の限界を克服する。さらに、圧縮固体組成物は、組成物が貯蔵または処理され得る条件下でその形状を保持する。
以下の特許は、本発明の固体清浄組成物中で利用され得る固化剤、結合剤、及び/または硬化剤の種々の組み合わせを開示する。以下の米国特許は、参照により本明細書に組み込まれる。米国特許第7,153,820号、同第7,094,746号、同第7,087,569号、同第7,037,886号、同第6,831,054号、同第6,730,653号、同第6,660,707号、同第6,653,266号、同第6,583,094号、同第6,410,495号、同第6,258,765号、同第6,177,392号、同第6,156,715号、同第5,858,299号、同第5,316,688号、同第5,234,615号、同第5,198,198号、同第5,078,301号、同第4,595,520号、同第4,680,134号、同第RE32,763号、及び同第RE32818号。
使用方法
界面活性剤系及びそれを用いる組成物は、様々な家庭/消費者用途、ならびに産業用途において使用され得る。組成物は、台所、浴室、工場、病院、歯科医院、製薬工場または提携製造会社、及び食品工場または提携製造会社を含む様々な区域に適用され得、また滑らかな、不規則な、または多孔質な地形を有する様々な硬質または軟質表面に適用され得る。好適な硬表面には、例えば、建築表面(例えば、床、壁、窓、シンク、テーブル、カウンター、及び標識)、食事用具、硬表面の医療もしくは手術器具及び機器、ならびに硬表面包装が挙げられる。そのような硬表面は、例えば、セラミック、金属、ガラス、木材、または硬質プラスチックを含む様々な材料から作製され得る。好適な軟表面には、例えば、紙、濾過媒体、病院及び手術用リネン及び衣類、軟表面医療または手術用器具及び機器、ならびに軟表面包装が挙げられる。そのような軟表面は、例えば、紙、繊維、織布または不織布、軟質プラスチック及びエラストマーを含む様々な材料から作製され得る。
本発明の界面活性剤系及びそれを用いる組成物は、様々な用途に使用され得る。例えば、いくつかの実施形態では、界面活性剤系及び組成物が、市販の器物洗浄機におけるすすぎサイクルを含む、器物洗浄用途での使用のために配合され得る。第1のタイプのすすぎサイクルは、一般的に熱いすすぎ水(約180°F)を使用するため、熱湯消毒すすぎサイクルと称され得る。第2のタイプのすすぎサイクルは、化学消毒すすぎサイクルと称され得、一般的により低い温度のすすぎ水(約120°F)を使用する。有益に、界面活性剤系及びそれを用いる組成物は、低温及び高温両方の条件における使用に特によく適している。
界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物を用いる方法は、閉鎖されたシステム、例えば、物品及び表面上の強化されたシーティング、湿潤、及び乾燥を得るための食器または器物洗浄システムにおける使用に特に適している。本発明の実施形態に従って、界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物は、低温及び高温両方の用途に対して好適である。
本発明に従う一態様では、本明細書に開示される界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物は、低温の器物洗浄用途で用いられる。本明細書で言及されるように、低温の器物洗浄は、約140°F以下の温度を含む。一実施形態では、すすぎ水の温度は、最大約140°F、好ましくは100°F〜140°Fの範囲、好ましくは110°F〜140°Fの範囲、及び最も好ましくは120°F〜140°Fの範囲である。本明細書で言及されるように、「低温」は、約140°F未満のすすぎ水の温度を指す。一態様では、低温を用いる本発明の方法は、消毒薬をさらに用いる。
特に好ましい態様では、低温組成物は、界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)の組み合わせを用いてもよい。さらなる実施形態では、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)は、低温のすすぎ補助界面活性剤系から除外される。さらなる実施形態では、固体組成物用に、界面活性剤G((EO)x(PO)y(EO)x)、EO−PO−EOブロックコポリマーが含まれる。
本発明に従う一態様では、本明細書に開示される界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物は、高温の器物洗浄用途で用いられる。本明細書で言及されるように、高温(または消毒)のすすぎは、約140°Fを超える温度を含む。一態様では、高温とは、140°Fを超える、または約140°F〜約190°F、または約145°F〜約180°Fの器物洗浄のためのすすぎ温度を指す。
特に好ましい態様では、高温組成物は、界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)の組み合わせを用いてもよい。さらなる実施形態では、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)は、高温のすすぎ補助界面活性剤系から除外される。さらなる実施形態では、固体組成物用に、界面活性剤G((EO)x(PO)y(EO)x)、EO−PO−EOブロックコポリマーが含まれる。
界面活性剤系及び界面活性剤系を用いる組成物は、組成物の噴霧、組成物中への対象の浸漬、またはそれらの組み合わせ等の組成物を適用するための多数の方法によって表面または物品と接触することができる。濃縮したまたは使用濃度の本発明の組成物は、清浄組成物を対象に適用するための任意の従来の方法または装置によって、物品に適用されてもよく、または物品と接触させられてもよい。例えば、対象は、組成物中または組成物から作製された使用溶液を用いて、拭かれてもよく、それを噴霧されてもよく、及び/またはその中に浸漬されてもよい。組成物は、表面上に噴霧されてもよく、または拭かれてもよく、組成物が表面上に流されてもよく、または表面が組成物中に浸されてもよい。接触は、手動であっても、または機械によるものであってもよい。
他の実施形態では、界面活性剤系及びそれを用いる組成物は、水中に提供される溶解固形物のレベルによって生じる視認可能な薄膜の外観を低減させるために、高固形物含有水環境において使用され得る。一般に、高固形物含有水は、200ppmを超える全溶解固形物(TDS)含量を有する水であると見なされる。ある特定の現場では、用水は、400ppmを超える、及びさらには800ppmを超える全溶解固形物含量を含む。基板を洗浄した後の視認可能な薄膜の存在が特に問題となる用途には、飲食店または器物洗浄産業、洗車産業、及び硬表面の一般的な清浄が挙げられる。
界面活性剤系及びそれを用いる組成物で処理され得る器物洗浄産業の例示的な物品には、プラスチック、食器、カップ、グラス、平皿、及び調理器具が挙げられる。本発明の目的に対して、「食器」及び「器物」という用語は、深鍋、平鍋、盆、水差し、ボウル、プレート、小皿、カップ、グラス、フォーク、ナイフ、スプーン、へら、及び施設台所もしくは家庭台所または食堂において一般的に利用可能な他のガラス、金属、セラミック、プラスチック複合物品を含む、食料品の調製、給仕、消費、及び廃棄において使用される種々のタイプの物品を指すために広い意味において使用される。一般に、これらのタイプの物品は、それらが食品及び/または飲料品と接触するために提供される表面を有するため、食品または飲料品接触物品と称され得る。これらの器物洗浄用途において使用される場合、界面活性剤系は、有効なシーティング活動、低起泡特性、及び速乾を提供する。いくつかの態様では、界面活性剤系及びそれを用いる組成物は、水溶液が適用された後、表面(例えば、器物)を約30秒間〜数分間または約30〜約90秒間で乾燥させる。
上述の望ましい特性を有することに加えて、界面活性剤系及びそれを用いる組成物に関して、生体分解性であり、環境に優しく、及び概して非毒性であることも有用であり得る。このタイプの湿潤剤は、「食品グレード」であると記載され得る。
界面活性剤系及びそれを用いる組成物は、医療及び歯科器具、及び車両表面または任意の他の設備表面等の硬表面、織物及び洗濯物、採鉱及び/または他の産業エネルギーサービスにおける使用が挙げられるが、これらに限定されない器物以外の表面及び対象にも適用され得る。組成物は、様々な表面に対する様々な用途においてすすぎ助剤としても使用され得、例えば、ボトル、ポンプ、ライン、タンク、及びそのような飲料品の製造において使用される混合設備を消毒する、殺菌する、それらに対する殺胞子剤として作用する、または滅菌するために使用される組成物に含まれ得る。なおさらに、界面活性剤系及びそれを用いる組成物は、ガラス清浄剤を含む、すすぎ助剤として使用するのに特に好適である。本発明の範囲内に含まれる他の使用用途が存在する。
この明細書中のすべての刊行物及び特許出願は、本発明に関連する技術分野の当業者のレベルを示す。すべての刊行物及び特許出願は、あたかも各個別の刊行物または特許出願が、参照により組み込まれることが具体的かつ個別に示されているのと同程度に、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明の実施形態は、以下の非限定的な実施例においてさらに定義される。これらの実施例は、本発明のある特定の実施形態を示すが、ほんの一例として示されることを理解されたい。上述の考察及びこれらの実施例から、当業者は、本発明の本質的な特徴を確認することができ、その趣旨及び範囲から逸脱することなく、種々の使用法及び条件にそれを適合するために、本発明の実施形態の種々の変更及び修正が行われてもよい。このため、本明細書に示され、記載されるものに加えて、本発明の実施形態の種々の修正が、前述の説明から当業者に明らかになるだろう。そのような修正も、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。
実施例1
Glewwe泡評価。すすぎ助剤のための潜在的な原材料を、最初にGlewwe発泡機で試験した。原材料を、最初にそれら自体によって、次いで、特定の原材料の活性に基づく他の原材料との異なる配合比で、Glewwe発泡機で試験した。原材料(複数可)を循環水に添加し、発生した泡を1分後及び5分後に測定した。過剰量の安定した泡を生成する生成物は、この評価において、それらが機械ポンプキャビテーションを引き起こすため、望ましくないと特定された。
表4は、起泡に関する個々の界面活性剤の初期試験を示す。泡プロファイルは、異なる温度で各個々の界面活性剤によってどれくらいの量の泡が発生するかを示し、それが食器機械内でどのように泡立つかに関してより良い理解をもたらす。攪拌の1分後に、及び攪拌の5分後に再度泡レベルを読み取るGlewwe泡装置を使用して、泡研究を完了した。Glewwe泡装置を様々な温度(°C)で5分間にわたって6psiに設定した。次いで、機械を停止し、1分間にわたって泡を測定した。試験は、軟水(3L)中で行われ、20gの粉乳及び(100%の活性レベルで)50ppm活性の界面活性剤を使用した。最初の1分間の試験は、界面活性剤のみによる起泡を示し、5分後の汚物の挑戦では、2000ppmの汚物の存在を含み、汚物の存在下での界面活性剤による起泡を測定した(望ましい泡プロファイルが5インチ未満である泡測定値を示す。
機械中の泡レベルを書き留めた。表4に示される結果を参照して、インチでの泡の量は、どれくらいの量の泡が留まるかを示し、1分後及び15分後の最低量が好ましい。部分的に安定した泡は、1分以内にゆっくりと破裂した。安定していない泡は、15秒経たないうちに急速に破裂した。概して安定した泡は、いかなる水準においても許容できないため、最良の結果は、安定していない泡または泡がないことであった。2分の1インチ未満であり、安定しておらず、機械が停止された直後に破裂して無くなる泡は、許容可能であるが、泡が無いことが最良である。種々の界面活性剤は、試験条件下において有益な低泡または無泡プロファイルを実証した。次いで、界面活性剤をシーティング評価に進めた。
実施例2
シーティング評価。実施例1において起泡を評価された個々の界面活性剤を、食器機械中におけるシーティングに関しても評価し、異なるタイプの食器類をシーティングする個々の能力を示した。試験は、10オンスのガラスコップ、磁器製大皿、メラミン製大皿、ポリプロピレン製コーヒーカップ、ダイネックス(dinex)ボウル、ポリプロピレン製ジョッキ、ポリスルホン酸塩食器、ステンレス鋼バターナイフ、ポリプロピレン製給仕盆、繊維ガラス給仕盆、及びステンレス鋼スライド316を含む、12の異なるタイプの器物洗浄材料上の水シーティングを観察する。
評価のため、試験材料を最初に清浄し、次いで、0.2%の温点の汚物(粉乳及びマーガリンの混合物)を含有する溶液で汚染した。次いで材料を、71°C(160°F)の軟水(0グレイン)(高温評価用)または48°C(120°F)及び60°C(140°F)の水道用水(低温評価用)を使用する30秒間の洗浄サイクルに曝した。試験生成物を、百万分率活性で測定する。器物洗浄材料が試験生成物に曝された直後、個々の試験材料から切られる水の外観(シーティング)を検査する。
個々の界面活性剤の評価に関する結果が、表5〜8に示される。器物洗浄材料がすすぎ助剤配合物に曝された直後、個々の器物洗浄材料から切られる水の外観(シーティング)を検査し、評価した。以下の表は、これらの試験の結果を示す。これらの表において、シーティング評価は、シーティングなしを表すゼロ(0)、ピンホールシーティングを表す数字の「一」(1)、または完全なシーティングを表す数字の「二」(2)のいずれかによって示される。ピンホールシーティングとは、洗浄された物品から水を切る際の、水の表面上のとても小さいピンホールの外観を指す。これらのホールは、器物から水を切り続けるにつれて、大きさが若干増加する。完全なシーティングとは、器物から水を切る際の、洗浄された物品上における水の連続したシートを指す。洗浄された物品のすべてが完全なシーティングを示すと、試験を完了した。
種々の界面活性剤は、試験条件下で有益なシーティング結果を実証した。表6の界面活性剤タイプAは、界面活性剤タイプD、I、及びJよりも比較的低い濃度で完全なシーティングを実証した。次いで、界面活性剤を、追加の界面活性剤を用いる動的接触角評価に進めた。
実施例3
動的接触角測定。試験は、一滴の溶液が試験基板と接触する角度を定量的に測定した。所望の濃度のすすぎ助剤または界面活性剤(複数可)を作り、次いで、装置内に置く。矩形の各プラスチック基板材料(メラミン、ポリカーボネート、ポリプロピレン)を6インチ×6インチの正方形スレートに切断した。すべての実験は、KRUSS DSA 100液滴形状分析器上で行われた。次いで、溶液及びクーポンをチャンバ内で所望の温度まで加熱する。各実験に関して、矩形の基板をKRUSS DSA 100のステージ上に置き、温度をペルチェプレートで制御した。温度を80℃に設定した。
基板は、所望の温度になるように10分間ステージ上に置かれた。60ppmの界面活性剤濃度の界面活性剤溶液の液滴を5ul、基板材料(ポリプロピレンクーポン、ポリカーボネートクーポン、及びメラミンクーポン)上に堆積させ、液滴と表面との間の接触角を12秒間にわたって測定した。3つの測定を行い、各基板/界面活性剤溶液の組み合わせに対して平均化した。
基板への液滴の解放をカメラで記録した。カメラで撮影されたビデオを、接触角が決定され得るコンピュータに送信する。接触角が低くなればなるほど、溶液はより良好にシーティングを誘発する。これは、食器が、いったん食器機械から取り出されると、より素早く、より斑点を有さず乾燥することを意味する。
接触角測定値を示す結果が、図2〜3に示され、ここでは種々の界面活性剤を単独で評価した。図2〜3は、個々の界面活性剤Aがシーティング及び湿潤に関して全体的な最良の性能を有し、界面活性剤J、界面活性剤A2、及び界面活性剤Bも、同様に良好な結果を提供したことを実証する。実証された消泡に基づいて許容可能な結果を有するものとして、界面活性剤Dを選択した。動的接触角測定の評価に基づき、実施例4に示されるように、泡(消泡成分を含む及び含まない)の異なる比率で最も性能の良い界面活性剤を評価した。
実施例4
実施例3の最も性能の良い界面活性剤に対して実施例1に示されるGlewwe泡評価を行い、起泡に有益な組み合わせの潜在的な相乗効果を評価するために、界面活性剤の異なる比率を比較した。表9は、相乗効果に関して検査された界面活性剤の組み合わせを示す。
最初の読み取りから5分後に8インチを超える泡を有する単一の界面活性剤または組み合わせは、用途に対して過剰な泡と見なされる。最初の読み取りから5分後に8インチ未満の泡であるが、5インチを超える泡を有する単一の界面活性剤または組み合わせは、用途の候補と見なされるが、界面活性剤タイプD等の別個の供給源の消泡界面活性剤からのさらなる消泡を必要とするだろう。最初の読み取りから5分後に5インチ未満の泡を有する単一の界面活性剤または組み合わせは、結果として生じた泡が、最終の泡読み取り後に1インチ未満まで破裂し続ける場合、より理想的な用途の候補と見なされる。例えば、界面活性剤A及びBの組み合わせは、有利な泡プロファイルのために界面活性剤タイプDの追加を必要とするだろう。
表10は、相乗効果に関して最初に検査された界面活性剤の組み合わせを示す。最初の読み取りから5分後に5インチ未満の泡を有する単一の界面活性剤または組み合わせは、結果として生じた泡が、最終の泡読み取り後に1インチ未満まで破裂し続ける場合、より理想的な用途の候補と見なされる。例えば、界面活性剤A及びIの組み合わせへの界面活性剤タイプDの追加は、用途に対する有利な泡プロファイルを示す。
表11は、相乗効果に関して検査された界面活性剤のさらなる組み合わせを示し、比較的少ない泡の組み合わせのために、界面活性剤Bの代わりに界面活性剤Cを使用して、有益な結果が実証された。界面活性剤C自体では許容可能な泡の特徴を呈さないが、界面活性剤A、I、及びCの混成物は、A、I、及びBの界面活性剤の組み合わせとは対照的に、有利な泡プロファイルを示す。最初の読み取りから5分後に8インチを超える泡を有する単一の界面活性剤または組み合わせは、用途に対して過剰な泡と見なされる。最初の読み取りから5分後に8インチ未満の泡であるが、5インチを超える泡を有する単一の界面活性剤または組み合わせは、用途の候補と見なされるが、界面活性剤タイプD等の別個の供給源の消泡界面活性剤からのさらなる消泡か、あるいは追加の界面活性剤タイプCとの組み合わせた、より少ない界面活性剤タイプBの使用を必要とするだろう。最初の読み取りから5分後に5インチ未満の泡を有する単一の界面活性剤または組み合わせは、結果として生じた泡が、最終の泡読み取り後に1インチ未満まで破裂し続ける場合、より理想的な用途の候補と見なされる。A、I、及びCの組み合わせは、有利な泡プロファイルを満たすが、A、I、及びBの組み合わせは、さらなる消泡を必要とするだろう。
実施例5
実施例4の最も性能の良い界面活性剤の組み合わせを使用して実施例2に示されるシーティング評価を行い、消泡成分を含む、及び含まないシーティング利益の組み合わせの潜在的な相乗効果を評価するために、界面活性剤の異なる比率を比較した。
表12に示される結果は、低濃度(50ppm以下)で効果を提供する界面活性剤系の優れた結果を示す。
表13に示される結果は、100ppm以下の濃度で効果を提供する界面活性剤系を含む市販のすすぎ添加剤と比較して改善された結果を示し、試験中観察されたようにA、B、Cの組み合わせよりも泡が少ない。しかしながら、A、C、Iの組み合わせは、A、B、Cの組み合わせと比較したときに、完全なシーティングの効率性を提供しない。
表14に示される結果は、100ppm以下の濃度で効果を提供する界面活性剤系を含む市販のすすぎ添加剤と比較して改善された結果を示す。A2及びCとのAの使用は、A、B、及びCの界面活性剤の組み合わせの例で示されるような完全なシーティングの効率性を提供しない。
表15に示される結果は、70ppm以下の濃度で効果を提供する界面活性剤系を含む市販のすすぎ添加剤と比較して改善された結果を示す。A2及びBとのAの使用は、A、B、及びCの界面活性剤の組み合わせの例で示されるような完全なシーティングの効率性を提供しない。
表16に示される結果は、100ppm以下の濃度で効果を提供する界面活性剤系を含む市販のすすぎ添加剤と比較して改善された結果を示す。しかしながら、個々に有利な泡プロファイルを呈する界面活性剤タイプI及びDの追加は、完全なシーティングの効率性を減少させる。
表17に示される結果は、100ppm以下の濃度で効果を提供する界面活性剤系を含む市販のすすぎ添加剤と比較して改善された結果を示す。しかしながら、個々に有利な泡プロファイルを呈する界面活性剤タイプJ及びHの追加は、完全なシーティングの効率性を減少させる。
表18に示される結果は、100ppm以下の濃度で効果を提供する界面活性剤系を含む市販のすすぎ添加剤と比較して改善された結果を示す。しかしながら、個々に有利な泡プロファイルを呈する界面活性剤タイプGの追加は、A、B、Cの混成物と比較して完全なシーティングの効率性を減少させる。
表19に示される結果は、70ppm以下の濃度で効果を提供する界面活性剤系を含む市販のすすぎ添加剤と比較して改善された結果を示す。しかしながら、B及びDの界面活性剤の組み合わせの追加は、予想されない効率性を提供する一方、B及びDの組み合わせは、A、B、Cの組み合わせほど効率的ではない。
表12〜19に示される結果は、界面活性剤系A/B/C(40/40/20比)、界面活性剤系A/B/A2(40/20/40比)、及び界面活性剤系B/D(50/50比)に関する著しく改善され、かつ相乗的な結果を示す。予想外に、相乗的な組み合わせは、界面活性剤系中の増加した量の消泡成分による潜在的な拮抗作用をもたらす。特定の作用機構に限定するものではないが、消泡成分の若干劣る効果によって示される拮抗作用は、本発明による界面活性剤系中の湿潤及びシーティングの干渉による結果であり得る。結果として、界面活性剤系及びそれを用いる組成物は、消泡剤を必要としない、及び/または、例えば、約20重量%未満の消泡剤を含む、より少ない濃度の消泡剤を用いることが好ましい(界面活性剤D等)。他の実施形態では、消泡剤を用いる洗剤組成物は、ある使用用途において界面活性剤系及びそれを用いる組成物の使用の後に続き得る。
表12〜19に示される累積結果も、すべてのシーティングデータを一緒に示す図表の書式で図4に示される。グラフは、表12〜19の結果に対する数値(総スコアまたは結果の「合計」を提供する)を割り当てることによって生成される。各系に対する線の勾配は、達成されたより速く完全なシーティングの存在を示す。界面活性剤系A/B/C(40/40/20比)は、最も性能の良いものとして示される。
実施例6
実施例5で試験された界面活性剤系のこれらの変形を、実施例3に示される動的接触角を使用してさらに評価した。図5〜7は、シーティング研究を終えた時間に対する接触角(動的接触)を示す。図は、界面活性剤系の最も好ましい実施形態が界面活性剤系A/B/C(40/40/20比)であることを裏付ける。
実施例7
50サイクル再堆積評価。好ましい界面活性剤系を用いる実施例5〜6の結果を、既存の界面活性剤パッケージと同じ界面活性剤レベルで2つの既存の配合物に入れた。その既製品の性能を実験配合物と対比して、50サイクル試験で評価した。
6個のグラスを、1個のプラスチックグラスとともに対角線でラックに入れた。機械に0.08%(800ppm)の洗剤及び所望の量(mls)の個々のすすぎ助剤を投入した。洗剤は、評価される各すすぎ助剤に対して一定に留まった。0.2%(2000ppm)の濃度の食品汚物を機械に追加した(汚水溜めの容量を占める)。試験が開始すると、洗剤及びすすぎ助剤ディスペンサーは、自動的に適切な量を各サイクル投与した。洗剤を伝導度で制御し、すすぎ助剤は、1ラック当たりミリリットルで分注された。0.2%(2000ppm)の濃度を維持するために、食品汚物を各サイクルにおいて手動で投与した。試験が終わると、グラスを一晩乾燥させ、薄膜蓄積に関して評価した。次いで、グラスをクマシーブルーで汚し、タンパク質残渣を決定した。
結果が、図8〜9に示される。図8は、ラック内のグラスの配置による結果の変化とともに平均のグラススコア及びプラスチックグラススコアを示す。性能データは、平均グラススコア及びプラスチックスコアが、既存の配合物及び実験配合物の両方において同じ界面活性剤割合を使用して40/40/20比で界面活性剤系A/B/Cを含む市販のすすぎ助剤を使用すると、大幅に改善されることを示す。予想外に配合物は、4mlの投与量の他の式よりも2mlの投与量でより有効であり、組み合わせから得られる相乗効果が、少なくとも実質的に同様の性能を提供しながらより低い活性レベルでの投与を可能にするか、または図8に示されるような改善された性能を有することを示す。
図9は、市販のすすぎ助剤A/B/C配合物中で使用される、40/40/20比で好ましい界面活性剤系A/B/Cを使用して達成される再堆積タンパク質スコアを示し、既存の市販のすすぎ助剤と比較して、タンパク質再堆積において改善された結果を実証する。すすぎ助剤の利益のために提供される界面活性剤系は、単独でタンパク質除去を担うわけではないが、すすぎ助剤のシーティングは、食器機械の汚水溜め内の汚物の負荷からの器物上への再堆積を防ぎ、本発明のさらなる利益を実証する。
実施例8
界面活性剤の変形を、特に本発明の実施形態に従う高温器物洗浄(80℃)に関して評価した。実施例1、2、及び3に記載される方法を利用して、泡、シーティング、及び動的接触角をそれぞれ決定した。界面活性剤の組み合わせは、表20に記載されている。
表21に示される結果は、実施例1に記載される方法による発泡結果を示す。
図10は、実施例2に記載される方法の結果であるシーティングスコアの要約である。
表22の結果は、実施例3に記載される方法の結果である接触角の要約を示す。80℃で60ppm活性の界面活性剤を使用して、表面との最初の接触後、約9秒時点の例示的な接触角が示される。
実施例9
界面活性剤の変形を、特に本発明の実施形態に従う低温器物洗浄(50℃)に関して評価した。実施例1、2、及び3に記載される方法を利用して、泡、シーティング、及び動的接触角をそれぞれ決定した。界面活性剤の組み合わせは、表23に記載されている。
表24に示される結果は、実施例1に記載される方法による低温の発泡結果を示す。
図11は、実施例2に記載される方法の結果であるシーティングスコアの要約である。
表25の結果は、実施例3に記載される方法の結果である接触角の要約を示す。50℃で60ppm活性の界面活性剤を使用して、表面との最初の接触後、約9秒時点の例示的な接触角が示される。
実施例10
実施例1、2、及び3に記載される方法を利用して、本発明の実施形態に従う固体配合物用の界面活性剤の組み合わせのさらなる評価を行い、泡、シーティング、及び動的接触角をそれぞれ決定した。界面活性剤の組み合わせは、表26に記載されている。
表27に示される結果は、実施例1に記載される方法による低温の発泡結果を示す。
表28は、実施例2に記載される方法の結果であるシーティングスコアの要約である。
表29の結果は、実施例3に記載される方法の結果である接触角の要約を示す。50℃で60ppm活性の界面活性剤を使用して、表面との最初の接触後、約9秒時点の例示的な接触角が示される。
実施例11
界面活性剤系のさらなる評価を、市販のすすぎ助剤対照と比較される市販の器物洗浄用途におけるガラス器物、平皿、及びプレートの評定と比較した。この取り組みの目的は、器物評定及び乾燥時間によって決定される(より低い活性において)同等またはより良好な性能を得ることを目的とした陽性対照と比較して界面活性剤系を評価することであった。費用を低減された界面活性剤系の追加の利益も測定した。
すすぎ助剤試験は、高温(180°F超のすすぎ熱湯消毒)食器機械と低温(180°F未満のすすぎ化学消毒)食器機械との間で等分された10のはっきりと異なる場所において生じた。陽性対照は、各市販のすすぎ助剤であった。45日間の基準及び45日間の試験期の間に、以下の情報を収集した:表30に従うガラス器物外観評定(全体、斑点、薄膜)(1〜5のスケール)
すすぎ助剤の送達量は、すべての場所で一貫していた。図12は、基準(陽性対照)及び試験(界面活性剤系A/B/D、38/38/24)の散布図を示す。有益に、試験の結果によると、図12に示されるように、本発明に従う界面活性剤系は、陽性対照と少なくとも同じ効果(約50%のより低い活性において)を提供した。
本発明はこのように記載されるが、これは多くの点において変化し得ることが明らかである。かかる変形は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱するとは見なされず、すべてのかかる修正は、以下の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。上記明細書は、開示される組成物及び方法の製造及び使用の説明を提供する。多くの実施形態は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく作製されるため、本発明は、特許請求の範囲に属する。
一態様では、界面活性剤系は、以下を含む、以下から成る、及び/または以下から本質的に成る:
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)及び/または界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)のうちの少なくとも1つを含む、界面活性剤系;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)及び/または界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)ならびに界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)のうちの少なくとも1つを含む、界面活性剤系;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、及び/または界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)の少なくとも2つのアルコキシレート界面活性剤の式の任意の組み合わせ;
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H);
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、及び界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y);
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、及び界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y);
界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)、界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、及び界面活性剤G(EO)x (PO)y (EO)x6
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)、界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)及び/もしくは界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、ならびに界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)及び/もしくは界面活性剤C(R−O−(EO)x2−H)、ならびに界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)、界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x)、及び界面活性剤A(R−O−(EO)x3(PO)y3−H)(もしくは界面活性剤A2(R−O−(EO)x(PO)y−H)のうちの少なくとも1つ;ならびに/または
界面活性剤D(R−O−(PO)y(EO)x(PO)y)及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);
界面活性剤B(R−O−(EO)x1−H)及び界面活性剤E(R−O−(PO)y(EO)x);ならびに/または
上に列記される界面活性剤系のうちのいずれかと組み合わせた界面活性剤G(EO)x (PO)y (EO)x 。特定の態様では、固体のすすぎ助剤組成物用の界面活性剤系は、好ましくは、界面活性剤G(EO)x (PO)y (EO)x EO−PO−EOブロックコポリマー(式中、 が、88〜108であり、 が、57〜77である)を含み得る。
式Y[(C (CO)H](式中、Yが、約2〜6個の炭素原子を有し、xが少なくとも約2の値を有する、x反応性水素原子を含有する有機化合物の残基であり、nが、ポリオキシプロピレン疎水性塩基の分子量が、少なくとも約900であるような値を有し、mが、分子のオキシエチレン含量が約10重量%〜約90重量%であるような値を有する)を有する、Lundstedらに1954年4月6日に発行された米国特許第2,674,619号に記載される複合ポリオキシアルキレン化合物。Yの定義に収まる化合物には、例えば、プロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、エチレンジアミン等が挙げられる。オキシプロピレン鎖は任意であるが有利に、少量のエチレンオキシドを含有し、オキシエチレン鎖も任意であるが有利に、少量のプロピレンオキシドを含有する。
本発明の組成物での使用に好適なポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤には、構造式RCON Z(式中、R1が、H、C−Cヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、エトキシ、プロポキシ基、またはそれらの混合物であり、Rが、直鎖であり得るC−C31ヒドロカルビルであり、Zが、鎖に直接結合する少なくとも3個のヒドロキシルを有する直鎖ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、またはそのアルコキシル化誘導体(好ましくはエトキシ化またはプロポキシル化)である)を有するものが挙げられる。Zは、グリシチル(glycityl)部分等、還元性アミノ化反応において還元糖から生じ得る。
水調整剤
いくつかの実施形態では、本発明の組成物は、水調整剤を含み得る。クエン酸塩、酒石酸塩、またはグルコン酸塩等のカルボン酸塩が、好適である。水調整ポリマーが、非リン含有ビルダー剤として使用され得る。例示的な水調整ポリマーには、ポリカルボン酸塩が挙げられるが、これに限定されない。ビルダー剤及び/または水調整ポリマーとして使用され得る例示的なポリカルボン酸塩には、ポリアクリル酸、マレイン酸、マレイン酸/オレフィンコポリマー、スルホン化コポリマーもしくはターポリマー、アクリル/マレイン酸コポリマー、ポリメタクリル酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、加水分解ポリアクリルアミド、加水分解ポリメタクリルアミド、加水分解ポリアミド−メタクリルアミドコポリマー、加水分解ポリアクリロニトリル、加水分解ポリメタクリロニトリル、及び加水分解アクリロニトリル−メタクリロニトリルコポリマー等のペンダントカルボン酸塩(−−CO−)基を有するものが挙げられるが、これらに限定されない。水調整剤のさらなる考察のため、Kirk−Othmer,Encyclopedia of Chemical Technology、第三版、5巻339〜366ページ及び23巻319〜320ページを参照されたい。組成物は、最大約15重量%、最大約10重量%、または最大約5重量%の範囲の量で水調整剤を含み得る。
いくつかの実施形態では、本発明の界面活性剤系との使用に好適な抗微生物剤は、過カルボン酸組成物もしくは過酸化化合物、及び/またはジエステルの混合物を含む。例えば、いくつかの実施形態では、含まれる抗微生物剤は、過酢酸、過オクタン酸、ならびにそれらの混合物及び誘導体のうちの少なくとも1つである。他の実施形態では、消毒及び/または抗微生物剤は、米国特許第6,927,237号に開示されている組成物等の2つの溶媒抗微生物性組成物であり得る。
他の実施形態では、消毒及び/または抗微生物剤は、モノまたはジエステルジカルボン酸塩の組成物を含み得る。好適なモノまたはジエステルジカルボン酸塩には、モノもしくはジメチル、モノもしくはジエチル、モノもしくはジプロピル(n−もしくはiso)、またはモノもしくはジブチルエステル(n−、sec、もしくはtert)、またはマロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、もしくはセバシン酸のアミルエステル(n−、sec−、iso−、もしくはtert−)、またはそれらの混合物が挙げられる。混合エステル(例えば、モノメチル/モノエチルまたはモノプロピル/モノエチル)も同様に用いられ得る。好ましいモノもしくはジエステルジカルボン酸塩は、市販されており、抗微生物性活性に有効な濃度で水または別の担体中で可溶性である。好ましいモノもしくはジエステルジカルボン酸塩は、微生物に対して毒性であるが、配合物条件または使用条件下においてヒトに対して許容できない毒性を呈しない。モノもしくはジエステルジカルボン酸塩を含む例示的な組成物は、米国特許第7,060,301号に開示されている
圧縮固体プロセスでは、界面活性剤系及び結着剤を含む粒状固体または他の粒子固体等の流動性固体(例えば、水和アミノカルボン酸塩、水和ポリカルボン酸塩、もしくは水和アニオン性ポリマー等の水和キレート剤、水和クエン酸塩、または水和酒石酸塩、または米国特許第8,894,897号及び同第8,894,898号に開示されるもの等のアルカリ金属炭酸塩と一緒の同等物)が、圧力下で組み合わされる。界面活性剤系は、より低い活性を必要とする界面活性剤系(すなわち、他のすすぎ助剤界面活性剤組成物よりも少ない界面活性剤)の配合物から与えられる相乗効果の結果として、含まれる液体量がより少なくなることにより、圧縮固体組成物中での使用に特によく適している。非限定的な例に従って、本発明の界面活性剤系による圧縮固体は、約50〜70%の液体を必要とし得る従来のブロック固体界面活性剤系と比較して実質的により少ない液体(例えば、30%未満、10〜30%、20%未満、10〜20%、5〜20%、10%未満、5〜10%、または5%未満)を含む。
圧縮固体プロセスでは、組成物の流動性固体は、型枠(例えば、金型または容器)に入れられる。方法は、流動性固体を型枠内に穏やかに押し込み、固体清浄組成物を生成することを含み得る。圧力は、ブロック機械またはターンテーブルプレス等により適用され得る。圧力は、約1〜約2000psi、約1〜約300psi、約5psi〜約200psi、または約10psi〜約100psiで適用され得る。ある特定の実施形態では、方法は、約1psi以上、約2以上、約5psi以上、または約10psi以上の低さの圧力を用いることができる。本明細書で使用される場合、「psi」または「ポンド毎平方インチ」という用語は、圧縮される流動性固体に適用される実際の圧力を指し。圧縮している装置中のある点で測定されたゲージまたは油圧を指すものではない。方法は、固体清浄組成物を生成する養生ステップを含み得る。本明細書で言及されるように、流動性固体を含む未養生組成物は圧迫され、流動性固体を構成する粒子間に十分な表面接触を提供し、未養生組成物は、安定した固体清浄組成物に固化するだろう。互いに接触している十分な量の粒子(例えば顆粒)は、安定した固体組成物を作製するのに有効な、粒子の互いの結合を提供する。養生ステップを含むことは、圧縮固体が一定期間、例えば、数時間または約1日間(またはそれ以上)にわたって固化することを可能にすることを含み得る。追加の態様では、方法は、米国特許第8,889,048号において開示される方法等の型枠または金型内で流動性固体を振動することを含んでもよい。
以下の特許は、本発明の固体清浄組成物中で利用され得る固化剤、結合剤、及び/または硬化剤の種々の組み合わせを開示する。米国特許第7,153,820号、同第7,094,746号、同第7,087,569号、同第7,037,886号、同第6,831,054号、同第6,730,653号、同第6,660,707号、同第6,653,266号、同第6,583,094号、同第6,410,495号、同第6,258,765号、同第6,177,392号、同第6,156,715号、同第5,858,299号、同第5,316,688号、同第5,234,615号、同第5,198,198号、同第5,078,301号、同第4,595,520号、同第4,680,134号、同第RE32,763号、及び同第RE32818号。
表21に示される結果は、実施例1に記載される方法による発泡結果を示す。
実施例10
実施例1、2、及び3に記載される方法を利用して、本発明の実施形態に従う固体配合物用の界面活性剤の組み合わせのさらなる評価を行い、泡、シーティング、及び動的接触角をそれぞれ決定した。界面活性剤の組み合わせは、表26に記載されている。
本発明はこのように記載されるが、これは多くの点において変化し得ることが明らかである。かかる変形は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱するとは見なされず、すべてのかかる修正は、以下の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。上記明細書は、開示される組成物及び方法の製造及び使用の説明を提供する。多くの実施形態は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく作製されるため、本発明は、特許請求の範囲に属する。以下、本発明の実施形態の例を列記する。
[1]
(A)界面活性剤系と、(B)少なくとも1つの追加の機能性成分とを含む、すすぎ助剤組成物であって、
(A)界面活性剤系は、
以下の式:
−O−(EO) x3 (PO) y3 −H (A)
(式中、R が直鎖C 10 −C 16 アルキルであり、x が5〜8であり、y が2〜5である)、または
−O−(EO) x4 (PO) y4 −H (A2)
(式中、R が直鎖C 10 −C 16 アルキルであり、x が4〜6であり、y が3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、
以下の式:
−O−(EO) x1 −H (B)
(式中、R が、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC 10 −C 14 アルキルであり、
が5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、を含み、
前記組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高さを有し、
前記組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供する、プラスチックと相性の良いものである、すすぎ助剤組成物。
[2]
以下の式:
−O−(EO) x2 −H (C)
(式中、R が、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC 10 −C 14 アルキルであり、x が2〜4である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートをさらに含む、項目1に記載の組成物。
[3]
以下の式:
−O−(PO) y5 (EO) x5 (PO) y6 (D)
(式中、R が、分岐鎖C −C 16 ゲルベ(Guerbet)アルコールであり、x が5〜30であり、y が1〜4であり、y が10〜20である)、
−O−(PO) y4 (EO) x4 (E)
(式中、R が、C −C 16 ゲルベアルコールであり、x が2〜10であり、y が1〜2である)、
(式中、xが12〜20であり、yが12〜20であり、zが12〜20である)、
(式中、xが88〜108であり、yが57〜77であり、zが88〜108である)、
(式中、xが15〜25であり、yが10〜25であり、zが15〜25である)、
−O−(EO) (XO) −H (I)
(式中、R が、C 13 −C 15 アルキルであり、xが8〜10であり、yが1〜3であり、XOがブチレンオキシドである)、
−O−(EO) (PO) −H (J)
(式中、R が、C 12 −C 15 アルキルであり、xが3〜5であり、yが5〜7である)、及び
それらの組み合わせ
からなる群からの少なくとも1つの追加の界面活性剤ポリマーをさらに含む、項目1または2に記載の組成物。
[4]
前記組成物が液体濃縮物である、項目1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
[5]
前記組成物が固体である、項目1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
[6]
前記組成物が、圧縮または押出固体であり、任意に式(EO) x6 (PO) y7 (EO) x6 (式中、x が88〜108であり、y が57〜77である)を有するブロックEO−PO−EO界面活性剤ポリマーをさらに含む、項目1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
[7]
前記組成物の接触角が、従来のすすぎ助剤組成物と比較して少なくとも5度低減される、項目1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
[8]
前記組成物の接触角が、従来のすすぎ助剤組成物と比較して少なくとも10度低減される、項目1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
[9]
前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、5〜80重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、5〜80重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜80重量部の式(C)に従う前記アルコールアルコキシレートで構成される、項目2〜8のいずれか一項に記載の組成物。
[10]
前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、30〜45重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、20〜50重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜40重量部の式(C)に従う前記アルコールアルコキシレートで構成される、項目2〜8のいずれか一項に記載の界面活性剤系。
[11]
前記非イオン性アルコールアルコキシレートの比率が、約30/30/40(AまたはA2/B/C)〜約45/45/10(AまたはA2/B/C)である、項目2〜10のいずれか一項に記載の組成物。
[12]
前記追加の機能性成分が、硬化剤、担体、キレート剤、金属封鎖剤、ビルダー剤、水質調整剤、漂白剤、消毒薬、消泡剤、再堆積防止剤、蛍光増白剤、染料、付臭剤、安定化剤、分散剤、酵素、腐食抑制剤、増粘剤、及び/または溶解性調節剤である、項目1〜11のいずれか一項に記載の組成物。
[13]
(A)界面活性剤系と(B)少なくとも1つの追加の機能性成分とを含む、すすぎ助剤組成物であって、
(A)界面活性剤系は、
以下の式:
−O−(EO) x3 (PO) y3 −H (A)
(式中、R が直鎖C 10 −C 16 アルキルであり、x が5〜8であり、y が2〜5である)、または
−O−(EO) x4 (PO) y4 −H (A2)
(式中、R が直鎖C 10 −C 16 アルキルであり、x が4〜6であり、
が3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、
以下の式:
−O−(EO) x1 −H (B)
(式中、R が、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC 10 −C 14 アルキルであり、
が5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、を含み、
(B)少なくとも1つの追加の機能性成分は、金属イオン封鎖剤、水調整剤、酸性化剤、キレート剤、ビルダー剤、及びそれらの組み合わせから成る群から選択され、
前記組成物は、8.5以下のpH、約1ppm〜約125ppmの界面活性剤系活性を有する使用溶液であり、
前記組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高さを有し、
前記組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供する、プラスチックと相性の良いものである、すすぎ助剤組成物。
[14]
以下の式:
−O−(EO) x2 −H (C)、
(式中、R が、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC 10 −C 14 アルキルであり、x が2〜4である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートをさらに含み、前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、5〜80重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、5〜80重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜80重量部の式(C)に従う前記アルコールアルコキシレートで構成される、項目13に記載の組成物。
[15]
前記非イオン性アルコールアルコキシレートの比率が、約30/30/40(AまたはA2/B/C)〜約45/45/10(AまたはA2/B/C)である、項目14に記載の組成物。
[16]
以下の式:
−O−(PO) y5 (EO) x5 (PO) y6 (D)
(式中、R が、分岐鎖C −C 16 ゲルベアルコールであり、x が5〜30であり、y が1〜4であり、y が10〜20である)、
−O−(PO) y4 (EO) x4 (E)
(式中、R が、C −C 16 ゲルベアルコールであり、x が2〜10であり、y が1〜2である)、
(式中、xが12〜20であり、yが12〜20であり、zが12〜20である)、
(式中、xが88〜108であり、yが57〜77であり、zが88〜108である)、
(式中、xが15〜25であり、yが10〜25であり、zが15〜25である)、
−O−(EO) (XO) −H (I)
(式中、R が、C 13 −C 15 アルキルであり、xが8〜10であり、yが1〜3であり、XOがブチレンオキシドである)、
−O−(EO) (PO) −H (J)
(式中、R が、C 12 −C 15 アルキルであり、xが3〜5であり、yが5〜7である)、及び
それらの組み合わせ
からなる群からの少なくとも1つの追加の界面活性剤ポリマーをさらに含む、項目13〜15のいずれか一項に記載の組成物。
[17]
その使用溶液が、約1ppm〜約50ppmの界面活性剤系活性を提供する、項目13〜16のいずれか一項に記載の組成物。
[18]
前記組成物が固体であり、約10重量%〜約80重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約80重量%のカップリング剤、約10重量%〜約80重量%の固化助剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤、約0重量%〜約20重量%の酸性化剤、約0重量%〜約5重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む、項目13〜17のいずれか一項に記載の組成物。
[19]
前記組成物が液体であり、約2重量%〜約90重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約80重量%のカップリング剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤、約0重量%〜約15重量%の酸性化剤、約0重量%〜約95重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む、項目13〜17のいずれか一項に記載の組成物。
[20]
固化助剤、担体、キレート剤、漂白剤、消毒薬、消泡剤、再堆積防止剤、蛍光増白剤、染料、付臭剤、安定化剤、分散剤、酵素、腐食抑制剤、増粘剤、及び/または溶解性調節剤から成る群から選択される追加の機能性成分をさらに含む、項目13〜19のいずれか一項に記載の組成物。
[21]
(A)界面活性剤系と、(B)少なくとも1つの追加の機能性成分とを含む、すすぎ助剤組成物であって、
(A)界面活性剤系は、
以下の式:
−O−(EO) x3 (PO) y3 −H(A)
(式中、R が直鎖C 10 −C 16 アルキルであり、x が5〜8であり、y が2〜5である)、または
−O−(EO) x4 (PO) y4 −H (A2)
(式中、R が、直鎖C 10 −C 16 アルキルであり、x が4〜6であり、y が3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、
以下の式:
−O−(EO) x1 −H (B)
(式中、R が、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC 10 −C 14 アルキルであり、
が5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、
以下の式:
−O−(PO) y5 (EO) x5 (PO) y6 (D)
(式中、R が、分岐鎖C 8 −C 16 ゲルベアルコールであり、x が5〜30であり、y が1〜4であり、y が10〜20である)に従う、非イオン性ゲルベアルコールアルコキシレートと、を含み、
前記組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高さを有し、
前記組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供する、プラスチックと相性の良いものである、すすぎ助剤組成物。
[22]
以下の式:
−O−(EO) x2 −H (C)
(式中、R が、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC 10 −C 14 アルキルであり、x が2〜4である)、
−O−(PO)y (EO)x (E)
(式中、R が、C −C 16 ゲルベアルコールであり、x が2〜10であり、y が1〜2である)、
(式中、xが12〜20であり、yが12〜20であり、zが12〜20である)、
(式中、xが88〜108であり、yが57〜77であり、zが88〜108である)、
(式中、xが15〜25であり、yが10〜25であり、zが15〜25である)、
−O−(EO) (XO) −H (I)
(式中、R が、C 13 −C 15 アルキルであり、xが8〜10であり、yが1〜3であり、XOがブチレンオキシドである)、
−O−(EO) (PO) −H (J)
(式中、R が、C 12 −C 15 アルキルであり、xが3〜5であり、yが5〜7である)、及び
それらの組み合わせ
からなる群からの少なくとも1つの追加の界面活性剤ポリマーをさらに含む、項目21に記載の組成物。
[23]
前記組成物が液体濃縮物である、項目21または22に記載の組成物。
[24]
前記組成物が固体である、項目21〜23のいずれか一項に記載の組成物。
[25]
前記組成物が、圧縮または押出固体であり、任意に式(EO) x6 (PO) y7 (EO) x6 (式中、x が88〜108であり、y が57〜77である)を有するブロックEO−PO−EO界面活性剤ポリマーをさらに含む、項目24に記載の組成物。
[26]
前記組成物の接触角が、従来のすすぎ助剤組成物と比較して少なくとも5度低減される、項目21〜25のいずれか一項に記載の組成物。
[27]
前記組成物の接触角が、従来のすすぎ助剤組成物と比較して少なくとも10度低減される、項目21〜26のいずれか一項に記載の組成物。
[28]
前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、5〜80重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、5〜80重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜80重量部の式(D)に従う前記ゲルベアルコールアルコキシレートで構成される、項目21〜27のいずれか一項に記載の組成物。
[29]
前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、30〜45重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、20〜50重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜40重量部の式(D)に従う前記ゲルベアルコールアルコキシレートで構成される、項目21〜27のいずれか一項に記載の界面活性剤系。
[30]
前記非イオン性アルコールアルコキシレートの比率が、約30/30/40(AまたはA2/B/D)〜約45/45/10(AまたはA2/B/D)である、項目21〜29のいずれか一項に記載の組成物。
[31]
前記追加の機能性成分が、硬化剤、担体、キレート剤、金属封鎖剤、ビルダー剤、水質調整剤、漂白剤、消毒薬、消泡剤、再堆積防止剤、蛍光増白剤、染料、付臭剤、安定化剤、分散剤、酵素、腐食抑制剤、増粘剤、及び/または溶解性調節剤である、項目21〜30のいずれか一項に記載の組成物。
[32]
前記追加の機能性成分が、消毒剤である、項目31に記載の組成物。
[33]
(A)界面活性剤系と、(B)少なくとも1つの追加の機能性成分とを含む、すすぎ助剤組成物であって、
(A)界面活性剤系は、
以下の式:
−O−(EO) x3 (PO) y3 −H (A)
(式中、R が直鎖C 10 −C 16 アルキルであり、x が5〜8であり、y が2〜5である)、または
−O−(EO) x4 (PO) y4 −H (A2)
(式中、R が、直鎖C 10 −C 16 アルキルであり、x が4〜6であり、y が3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、
以下の式:
−O−(EO) x1 −H (B)
(式中、R が、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC 10 −C 14 アルキルであり、
が5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、
以下の式:
−O−(PO) y5 (EO) x5 (PO) y6 (D)
(式中、R が、分岐鎖C 8 −C 16 ゲルベアルコールであり、x が5〜30であり、y が1〜4であり、y が10〜20である)に従う、非イオン性ゲルベアルコールアルコキシレートと、を含み、
(B)少なくとも1つの追加の機能性成分は、消毒剤、金属イオン封鎖剤、水調整剤、酸性化剤、キレート剤、ビルダー剤、及びそれらの組み合わせから成る群から選択され、
前記組成物は、8.5以下のpH、約1ppm〜約125ppmの界面活性剤系活性を有する使用溶液であり、
前記組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高さを有し、
前記組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供するプラスチックと相性の良いものである、すすぎ助剤組成物。
[34]
以下の式:
−O−(EO) x2 −H (C)
(式中、R が、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC 10 −C 14 アルキルであり、x が2〜4である)、
−O−(PO) y4 (EO) x4 (E)
(式中、R が、C −C 16 ゲルベアルコールであり、x が2〜10であり、y が1〜2である)、
(式中、xが12〜20であり、yが12〜20であり、zが12〜20である)、
(式中、xが88〜108であり、yが57〜77であり、zが88〜108である)、
(式中、xが15〜25であり、yが10〜25であり、zが15〜25である)、
−O−(EO) (XO) −H (I)
(式中、R が、C 13 −C 15 アルキルであり、xが8〜10であり、yが1〜3であり、XOがブチレンオキシドである)、
−O−(EO) (PO) −H (J)
(式中、R が、C 12 −C 15 アルキルであり、xが3〜5であり、yが5〜7である)、及び
それらの組み合わせ
からなる群からの少なくとも1つの追加の界面活性剤ポリマーをさらに含む、項目33に記載の組成物。
[35]
前記非イオン性アルコールアルコキシレートの比率が、約30/30/40(AまたはA2/B/D)〜約45/45/10(AまたはA2/B/D)である、項目33に記載の組成物。
[36]
前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、5〜80重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、5〜80重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜80重量部の式(D)に従う前記ゲルベアルコールアルコキシレートで構成される、項目33〜35のいずれか一項に記載の組成物。
[37]
その使用溶液が、約1ppm〜約50ppmの界面活性剤系活性を提供する、項目33〜36のいずれか一項に記載の組成物。
[38]
前記組成物が固体であり、約10重量%〜約80重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約80重量%のカップリング剤、約10重量%〜約80重量%の固化助剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤、約0重量%〜約20重量%の酸性化剤、約0重量%〜約5重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む、項目33〜37のいずれか一項に記載の組成物。
[39]
前記組成物が液体であり、約2重量%〜約90重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約80重量%のカップリング剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤、約0重量%〜約15重量%の酸性化剤、約0重量%〜約95重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む、項目33〜37のいずれか一項に記載の組成物。
[40]
前記追加の機能性成分が、硬化剤、担体、キレート剤、金属封鎖剤、ビルダー剤、水質調整剤、漂白剤、消毒薬、消泡剤、再堆積防止剤、蛍光増白剤、染料、付臭剤、安定化剤、分散剤、酵素、腐食抑制剤、増粘剤、及び/または溶解性調節剤である、項目33〜39のいずれか一項に記載の組成物。
[41]
表面をすすぐための方法であって、
(A)項目1〜40のいずれかに記載のすすぎ助剤組成物を提供することと、
(B)前記組成物を水と接触させ、約1ppm〜約125ppmの界面活性剤系活性を提供する使用溶液を形成することと、
(C)前記使用溶液をすすぐ必要がある表面に160°Fを超える温度で適用することと、を含み、前記界面活性剤系が、前記組成物の接触角を市販のすすぎ助剤組成物の接触角と比較して少なくとも約5度低減させ、シーティングを誘発し、前記表面のより速い乾燥時間をもたらす、方法。
[42]
前記界面活性剤系が、前記組成物の接触角を市販のすすぎ助剤の接触角と比較して少なくとも約10度低減させ、シーティングを誘発し、前記表面のより速い乾燥時間をもたらす、項目41に記載の方法。
[43]
前記表面が器物である、項目41または42に記載の方法。
[44]
前記器物がプラスチックである、項目41または42に記載の方法。
[45]
前記使用溶液を前記器物に適用した後、前記器物が約30〜約90秒以内に乾燥する、項目41〜44のいずれか一項に記載の方法。
[46]
前記方法が、一般消費者用または業務用食器機械内で行われる、項目41〜45のいずれか一項に記載の方法。
[47]
表面をすすぐための、項目1〜40のいずれか一項に記載の前記すすぎ助剤組成物の使用。

Claims (47)

  1. (A)界面活性剤系と、(B)少なくとも1つの追加の機能性成分とを含む、すすぎ助剤組成物であって、
    (A)界面活性剤系は、
    以下の式:
    −O−(EO)x3(PO)y3−H (A)
    (式中、Rが直鎖C10−C16アルキルであり、xが5〜8であり、yが2〜5である)、または
    −O−(EO)x4(PO)y4−H (A2)
    (式中、Rが直鎖C10−C16アルキルであり、xが4〜6であり、yが3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、
    以下の式:
    −O−(EO)x1−H (B)
    (式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、
    が5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、を含み、
    前記組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高さを有し、
    前記組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供する、プラスチックと相性の良いものである、すすぎ助剤組成物。
  2. 以下の式:
    −O−(EO)x2−H (C)
    (式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、xが2〜4である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 以下の式:
    −O−(PO)y5(EO)x5(PO)y6 (D)
    (式中、Rが、分岐鎖C−C16ゲルベ(Guerbet)アルコールであり、xが5〜30であり、yが1〜4であり、yが10〜20である)、
    −O−(PO)y4(EO)x4 (E)
    (式中、Rが、C−C16ゲルベアルコールであり、xが2〜10であり、yが1〜2である)、
    (式中、xが12〜20であり、yが12〜20であり、zが12〜20である)、
    (式中、xが88〜108であり、yが57〜77であり、zが88〜108である)、
    (式中、xが15〜25であり、yが10〜25であり、zが15〜25である)、
    −O−(EO)(PO)−H (I)
    (式中、Rが、C12−C15アルキルであり、xが3〜5であり、yが5〜7である)、
    −O−(EO)(XO)−H (J)
    (式中、Rが、C13−C15アルキルであり、xが8〜10であり、yが1〜3であり、XOがブチレンオキシドである)、及び
    それらの組み合わせ
    からなる群からの少なくとも1つの追加の界面活性剤ポリマーをさらに含む、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記組成物が液体濃縮物である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記組成物が固体である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記組成物が、圧縮または押出固体であり、任意に式(EO)x6(PO)y7(EO)x6(式中、xが88〜108であり、yが57〜77である)を有するブロックEO−PO−EO界面活性剤ポリマーをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記組成物の接触角が、従来のすすぎ助剤組成物と比較して少なくとも5度低減される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記組成物の接触角が、従来のすすぎ助剤組成物と比較して少なくとも10度低減される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、5〜80重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、5〜80重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜80重量部の式(C)に従う前記アルコールアルコキシレートで構成される、請求項2〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、30〜45重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、20〜50重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜40重量部の式(C)に従う前記アルコールアルコキシレートで構成される、請求項2〜8のいずれか一項に記載の界面活性剤系。
  11. 前記非イオン性アルコールアルコキシレートの比率が、約30/30/40(AまたはA2/B/C)〜約45/45/10(AまたはA2/B/C)である、請求項2〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記追加の機能性成分が、硬化剤、担体、キレート剤、金属封鎖剤、ビルダー剤、水質調整剤、漂白剤、消毒薬、消泡剤、再堆積防止剤、蛍光増白剤、染料、付臭剤、安定化剤、分散剤、酵素、腐食抑制剤、増粘剤、及び/または溶解性調節剤である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. (A)界面活性剤系と(B)少なくとも1つの追加の機能性成分とを含む、すすぎ助剤組成物であって、
    (A)界面活性剤系は、
    以下の式:
    −O−(EO)x3(PO)y3−H (A)
    (式中、Rが直鎖C10−C16アルキルであり、xが5〜8であり、yが2〜5である)、または
    −O−(EO)x4(PO)y4−H (A2)
    (式中、Rが直鎖C10−C16アルキルであり、xが4〜6であり、
    が3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、
    以下の式:
    −O−(EO)x1−H (B)
    (式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、
    が5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、を含み、
    (B)少なくとも1つの追加の機能性成分は、金属イオン封鎖剤、水調整剤、酸性化剤、キレート剤、ビルダー剤、及びそれらの組み合わせから成る群から選択され、
    前記組成物は、8.5以下のpH、約1ppm〜約125ppmの界面活性剤系活性を有する使用溶液であり、
    前記組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高さを有し、
    前記組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供する、プラスチックと相性の良いものである、すすぎ助剤組成物。
  14. 以下の式:
    −O−(EO)x2−H (C)、
    (式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、xが2〜4である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートをさらに含み、前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、5〜80重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、5〜80重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜80重量部の式(C)に従う前記アルコールアルコキシレートで構成される、請求項13に記載の組成物。
  15. 前記非イオン性アルコールアルコキシレートの比率が、約30/30/40(AまたはA2/B/C)〜約45/45/10(AまたはA2/B/C)である、請求項14に記載の組成物。
  16. 以下の式:
    −O−(PO)y5(EO)x5(PO)y6 (D)
    (式中、Rが、分岐鎖C−C16ゲルベアルコールであり、xが5〜30であり、yが1〜4であり、yが10〜20である)、
    −O−(PO)y4(EO)x4 (E)
    (式中、Rが、C−C16ゲルベアルコールであり、xが2〜10であり、yが1〜2である)、
    (式中、xが12〜20であり、yが12〜20であり、zが12〜20である)、
    (式中、xが88〜108であり、yが57〜77であり、zが88〜108である)、
    (式中、xが15〜25であり、yが10〜25であり、zが15〜25である)、
    −O−(EO)(PO)−H (I)
    (式中、Rが、C12−C15アルキルであり、xが3〜5であり、yが5〜7である)、
    −O−(EO)(XO)−H (J)
    (式中、Rが、C13−C15アルキルであり、xが8〜10であり、yが1〜3であり、XOがブチレンオキシドである)、及び
    それらの組み合わせ
    からなる群からの少なくとも1つの追加の界面活性剤ポリマーをさらに含む、請求項13〜15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. その使用溶液が、約1ppm〜約50ppmの界面活性剤系活性を提供する、請求項13〜16のいずれか一項に記載の組成物。
  18. 前記組成物が固体であり、約10重量%〜約80重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約80重量%のカップリング剤、約10重量%〜約80重量%の固化助剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤、約0重量%〜約20重量%の酸性化剤、約0重量%〜約5重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む、請求項13〜17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. 前記組成物が液体であり、約2重量%〜約90重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約80重量%のカップリング剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤、約0重量%〜約15重量%の酸性化剤、約0重量%〜約95重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む、請求項13〜17のいずれか一項に記載の組成物。
  20. 固化助剤、担体、キレート剤、漂白剤、消毒薬、消泡剤、再堆積防止剤、蛍光増白剤、染料、付臭剤、安定化剤、分散剤、酵素、腐食抑制剤、増粘剤、及び/または溶解性調節剤から成る群から選択される追加の機能性成分をさらに含む、請求項13〜19のいずれか一項に記載の組成物。
  21. (A)界面活性剤系と、(B)少なくとも1つの追加の機能性成分とを含む、すすぎ助剤組成物であって、
    (A)界面活性剤系は、
    以下の式:
    −O−(EO)x3(PO)y3−H(A)
    (式中、Rが直鎖C10−C16アルキルであり、xが5〜8であり、yが2〜5である)、または
    −O−(EO)x4(PO)y4−H (A2)
    (式中、Rが、直鎖C10−C16アルキルであり、xが4〜6であり、yが3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、
    以下の式:
    −O−(EO)x1−H (B)
    (式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、
    が5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、
    以下の式:
    −O−(PO)y5(EO)x5(PO)y6 (D)
    (式中、Rが、分岐鎖C8−C16ゲルベアルコールであり、xが5〜30であり、yが1〜4であり、yが10〜20である)に従う、非イオン性ゲルベアルコールアルコキシレートと、を含み、
    前記組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高さを有し、
    前記組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供する、プラスチックと相性の良いものである、すすぎ助剤組成物。
  22. 以下の式:
    −O−(EO)x2−H (C)
    (式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、xが2〜4である)、
    −O−(PO)y(EO)x (E)
    (式中、Rが、C−C16ゲルベアルコールであり、xが2〜10であり、yが1〜2である)、
    (式中、xが12〜20であり、yが12〜20であり、zが12〜20である)、
    (式中、xが88〜108であり、yが57〜77であり、zが88〜108である)、
    (式中、xが15〜25であり、yが10〜25であり、zが15〜25である)、
    −O−(EO)(PO)−H (I)
    (式中、Rが、C12−C15アルキルであり、xが3〜5であり、yが5〜7である)、
    −O−(EO)(XO)−H (J)
    (式中、Rが、C13−C15アルキルであり、xが8〜10であり、yが1〜3であり、XOがブチレンオキシドである)、及び
    それらの組み合わせ
    からなる群からの少なくとも1つの追加の界面活性剤ポリマーをさらに含む、請求項21に記載の組成物。
  23. 前記組成物が液体濃縮物である、請求項21または22に記載の組成物。
  24. 前記組成物が固体である、請求項21〜23のいずれか一項に記載の組成物。
  25. 前記組成物が、圧縮または押出固体であり、任意に式(EO)x6(PO)y7(EO)x6(式中、xが88〜108であり、yが57〜77である)を有するブロックEO−PO−EO界面活性剤ポリマーをさらに含む、請求項24に記載の組成物。
  26. 前記組成物の接触角が、従来のすすぎ助剤組成物と比較して少なくとも5度低減される、請求項21〜25のいずれか一項に記載の組成物。
  27. 前記組成物の接触角が、従来のすすぎ助剤組成物と比較して少なくとも10度低減される、請求項21〜26のいずれか一項に記載の組成物。
  28. 前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、5〜80重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、5〜80重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜80重量部の式(D)に従う前記ゲルベアルコールアルコキシレートで構成される、請求項21〜27のいずれか一項に記載の組成物。
  29. 前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、30〜45重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、20〜50重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜40重量部の式(D)に従う前記ゲルベアルコールアルコキシレートで構成される、請求項21〜27のいずれか一項に記載の界面活性剤系。
  30. 前記非イオン性アルコールアルコキシレートの比率が、約30/30/40(AまたはA2/B/D)〜約45/45/10(AまたはA2/B/D)である、請求項21〜29のいずれか一項に記載の組成物。
  31. 前記追加の機能性成分が、硬化剤、担体、キレート剤、金属封鎖剤、ビルダー剤、水質調整剤、漂白剤、消毒薬、消泡剤、再堆積防止剤、蛍光増白剤、染料、付臭剤、安定化剤、分散剤、酵素、腐食抑制剤、増粘剤、及び/または溶解性調節剤である、請求項21〜30のいずれか一項に記載の組成物。
  32. 前記追加の機能性成分が、消毒剤である、請求項31に記載の組成物。
  33. (A)界面活性剤系と、(B)少なくとも1つの追加の機能性成分とを含む、すすぎ助剤組成物であって、
    (A)界面活性剤系は、
    以下の式:
    −O−(EO)x3(PO)y3−H (A)
    (式中、Rが直鎖C10−C16アルキルであり、xが5〜8であり、yが2〜5である)、または
    −O−(EO)x4(PO)y4−H (A2)
    (式中、Rが、直鎖C10−C16アルキルであり、xが4〜6であり、yが3〜5である)に従う、少なくとも1つの非イオン性アルコールアルコキシレートと、
    以下の式:
    −O−(EO)x1−H (B)
    (式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、
    が5〜10である)に従う、非イオン性アルコールアルコキシレートと、
    以下の式:
    −O−(PO)y5(EO)x5(PO)y6 (D)
    (式中、Rが、分岐鎖C8−C16ゲルベアルコールであり、xが5〜30であり、yが1〜4であり、yが10〜20である)に従う、非イオン性ゲルベアルコールアルコキシレートと、を含み、
    (B)少なくとも1つの追加の機能性成分は、消毒剤、金属イオン封鎖剤、水調整剤、酸性化剤、キレート剤、ビルダー剤、及びそれらの組み合わせから成る群から選択され、
    前記組成物は、8.5以下のpH、約1ppm〜約125ppmの界面活性剤系活性を有する使用溶液であり、
    前記組成物の泡プロファイルは、Glewwe法を使用して5分後に5インチ未満の泡高さを有し、
    前記組成物は、シーティング、湿潤、及び乾燥特性を提供するプラスチックと相性の良いものである、すすぎ助剤組成物。
  34. 以下の式:
    −O−(EO)x2−H (C)
    (式中、Rが、残基1つ当たり平均少なくとも2つの分岐を有するC10−C14アルキルであり、xが2〜4である)、
    −O−(PO)y4(EO)x4 (E)
    (式中、Rが、C−C16ゲルベアルコールであり、xが2〜10であり、yが1〜2である)、
    (式中、xが12〜20であり、yが12〜20であり、zが12〜20である)、
    (式中、xが88〜108であり、yが57〜77であり、zが88〜108である)、
    (式中、xが15〜25であり、yが10〜25であり、zが15〜25である)、
    −O−(EO)(PO)−H (I)
    (式中、Rが、C12−C15アルキルであり、xが3〜5であり、yが5〜7である)、
    −O−(EO)(XO)−H (J)
    (式中、Rが、C13−C15アルキルであり、xが8〜10であり、yが1〜3であり、XOがブチレンオキシドである)、及び
    それらの組み合わせ
    からなる群からの少なくとも1つの追加の界面活性剤ポリマーをさらに含む、請求項33に記載の組成物。
  35. 前記非イオン性アルコールアルコキシレートの比率が、約30/30/40(AまたはA2/B/D)〜約45/45/10(AまたはA2/B/D)である、請求項33に記載の組成物。
  36. 前記界面活性剤系の前記非イオン性アルコールアルコキシレートの重量比が、5〜80重量部の式(AまたはA2)に従う前記アルコールアルコキシレート、5〜80重量部の式(B)に従う前記アルコールアルコキシレート、及び5〜80重量部の式(D)に従う前記ゲルベアルコールアルコキシレートで構成される、請求項33〜35のいずれか一項に記載の組成物。
  37. その使用溶液が、約1ppm〜約50ppmの界面活性剤系活性を提供する、請求項33〜36のいずれか一項に記載の組成物。
  38. 前記組成物が固体であり、約10重量%〜約80重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約80重量%のカップリング剤、約10重量%〜約80重量%の固化助剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤、約0重量%〜約20重量%の酸性化剤、約0重量%〜約5重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む、請求項33〜37のいずれか一項に記載の組成物。
  39. 前記組成物が液体であり、約2重量%〜約90重量%の界面活性剤系、約0重量%〜約80重量%のカップリング剤、約0重量%〜約10重量%の水調整剤、約0重量%〜約10重量%のキレート剤、約0重量%〜約15重量%の酸性化剤、約0重量%〜約95重量%の水、ならびに約0重量%〜約2重量%の防腐剤及び/または染料を含む、請求項33〜37のいずれか一項に記載の組成物。
  40. 前記追加の機能性成分が、硬化剤、担体、キレート剤、金属封鎖剤、ビルダー剤、水質調整剤、漂白剤、消毒薬、消泡剤、再堆積防止剤、蛍光増白剤、染料、付臭剤、安定化剤、分散剤、酵素、腐食抑制剤、増粘剤、及び/または溶解性調節剤である、請求項33〜39のいずれか一項に記載の組成物。
  41. 表面をすすぐための方法であって、
    (A)請求項1〜40のいずれかに記載のすすぎ助剤組成物を提供することと、
    (B)前記組成物を水と接触させ、約1ppm〜約125ppmの界面活性剤系活性を提供する使用溶液を形成することと、
    (C)前記使用溶液をすすぐ必要がある表面に160°Fを超える温度で適用することと、を含み、前記界面活性剤系が、前記組成物の接触角を市販のすすぎ助剤組成物の接触角と比較して少なくとも約5度低減させ、シーティングを誘発し、前記表面のより速い乾燥時間をもたらす、方法。
  42. 前記界面活性剤系が、前記組成物の接触角を市販のすすぎ助剤の接触角と比較して少なくとも約10度低減させ、シーティングを誘発し、前記表面のより速い乾燥時間をもたらす、請求項41に記載の方法。
  43. 前記表面が器物である、請求項41または42に記載の方法。
  44. 前記器物がプラスチックである、請求項41または42に記載の方法。
  45. 前記使用溶液を前記器物に適用した後、前記器物が約30〜約90秒以内に乾燥する、請求項41〜44のいずれか一項に記載の方法。
  46. 前記方法が、一般消費者用または業務用食器機械内で行われる、請求項41〜45のいずれか一項に記載の方法。
  47. 表面をすすぐための、請求項1〜40のいずれか一項に記載の前記すすぎ助剤組成物の使用。
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