JP2018514342A - 傾動機構を有する着座装置 - Google Patents

傾動機構を有する着座装置 Download PDF

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Abstract

【解決手段】着座装置であって、座部(2,7)と、座部(2,7)に接続され、座部(2,7)を支持する基部(13,3)とを含むことができる。傾動機構が基部(13,3)及び座部(2,7)の少なくとも1つに接続されることができる。傾動機構は、(a)座部(2,7)を基部(13,3)の上部に接続する少なくとも1つの座部接続部材(9)、(b)基部(13,3)に取り付けられ、座部(2,7)に座っているか又はより掛かっている使用者から加えられる力に反応して、床に係合して撓む複数の弾性フィンガー(19)、及び(c)基部(13,3)に取り付けられ、使用者から加えられる力に反応して、底部外周部が床に接触して撓むことができるエラストマー材の床係合部材(15)の少なくとも1つの要素を含むことができる。幾つかの一実施形態において、傾動機構は、(a)〜(c)の全ての要素を含む。【選択図】 図1

Description

<関連出願の記載>
本出願は、2016年5月3日に出願された米国特許出願第15/144,942号及び2015年5月15日に出願された米国仮特許出願第62/162,163号に対する優先権を主張する。
<発明の分野>
新規な工夫は、椅子(chairs)、スツール(stools)、座るスツール/スタンドスツールなどの着座装置(seating devices)に関する。
<発明の背景>
椅子は、しばしば、座部及び/又は背もたれを支持する基部を含む。椅子、スツール及び他の種類の着座装置の例は、米国特許第8,764,117号、第8,663,514号、第8,646,841号、第8,480,171号、第8,220,872号、第8,216,416号、第8,167,373号、第8,157,329号、第8,136,876号、第8,029,060号、第7,887,131号、第7,478,878号、第7,198,329号、第6,997,511号、第6,834,916号、第6,824,218号、第6,817,667号、第5,683,139号、第5,112,103号、第4,738,487号、第4,130,263号、第3,312,437号、及び第D664,779号、並びに米国特許出願公開第2003/0168901号、第2006/0006715号、及び第2008/0290712号から理解されることができる。
椅子は、座部又は背もたれの傾きを制御するために用いられる傾動機構を含むよう構成されることができる。椅子の傾動機構の例は、米国特許第8,668,265号、第7,922,248号、第7,798,573号、第6,957,863号、第6,880,886号、第5,775,774号、第5,203,853号、第5,997,087号、及び第4,652,050号を参照することができる。このような傾動機構は、椅子の基部が座部の背もたれ及び椅子の肘掛けを支えることができるように、ハウジングが台座基部を接続するのに用いられ、前記ハウジングの内部に1又は2以上のバネの使用を必要とするものがある。このような傾動機構は、しばしば製造コストが高くなる。
<発明の要旨>
着座装置、着座装置の傾動機構並びにそれらの製造及び使用方法を提供する。幾つかの実施形態では、着座装置は、着座装置の基部に取り付けられ、使用者から加えられる力に反応して変形し、座部を傾けることができるよう構成された床係合機構と、座部に接続され、使用者から加えられる力に反応して変形可能な少なくとも1つの座部支持部材と、を含む。各座席支持部材及び床係合機構の各変形可能部材は、使用者が座部に座る(sit)か又は座部にもたれている(lean)とき、使用者から加えられる1又は2以上の力に反応して、異なる変形軸の周りで同時に変形可能となるように構成され、1又は2以上の力に反応して変形又は撓む要素によって確定される少なくとも1つの軸及び/又は複数の軸の周りで、座部を傾斜させることができる。
提供する着座装置は、座部と、前記座部に接続され座部を支持するための基部と、前記基部及び前記座部の少なくとも1つに接続された傾動機構と、を含む。傾動機構は、(i)座部を基部の上部に接続する少なくとも1つの座部接続部材、(ii)基部に取り付けられて床に係合させるための複数の弾性フィンガーであって、座部に座っているか又は座部にもたれている使用者から加えられる力に反応して撓むことができるよう構成された弾性フィンガー、及び(iii)底部の外周部が床に接触するように前記基部に取り付けられたエラストマー材の床係合部材であって、座部に座っているか又は座部にもたれている使用者から加えられる力に反応して撓むよう構成された床係合部材、のうちの少なくとも1つを含むことができる。
着座装置の幾つかの実施形態では、傾動機構は、第1の変形可能部材と第2の変形可能部材とを含む少なくとも1つの座部接続部材を有することができる。第1の変形可能部材は、座部の第1側部から基部の上側部分まで延在し、第2の変形可能部材は、座部の第2側部から基部の上側部分まで延在することができる。座部の第2側部は、座部の第1側部とは反対側にあってよい(例えば、第1側部は左側で、第2側部は右側でよいし、その逆でもよい)。幾つかの実施形態では、第1及び第2の変形可能部材は、略三角形の一体構造として形成される一体の座部接続部材構造の一部とすることができる。他の実施形態では、第1及び第2の変形可能部材は、基部に取り付けられた別個の要素であって、第1及び第2の変形可能部材が、基部から座部に向かって延びるV字形状を画定する。
基部は、さまざまな形態を有することができる。幾つかの実施形態では、基部は、第1及び第2の変形可能部材の下端部に接続された細長い垂直部材と、前記細長い垂直部材の下端部に接続された第1の傾斜部材及び第2の傾斜部材と、前記第1の傾斜部材の下端部に接続された第1端部及び前記第2の傾斜部材の下端部に接続された第2端部を有する略水平部材と、を含むことができる。水平部材と第1及び第2の傾斜部材とは共に接合されて三角形形状(例えば、略三角形の環状基部部材)を形成することができる。傾動機構は、複数の弾性フィンガーを有することができる。フィンガーは、基部に取り付けられるために、略水平部材に取り付けられることができる。幾つかの実施形態では、フィンガーは、ばね鋼又は他の可撓性金属からなる細長い部材であってよい。他の実施形態では、フィンガーは、エラストマー材料又は弾性ポリマー材料で構成されることもできる。傾動機構はまた、床係合部材を有することができる。床係合部材は、フィンガーを取り囲むように、略水平部材に接続されることができる。幾つかの実施形態では、床係合部材は、すべてのフィンガーを完全に取り囲むことができ、また、略水平部材の一部分を取り囲むことができる。
基部はまた、細長い垂直部材の上端部から外向きに座部の第1側部近傍まで延びる第1の傾斜アームと、細長い垂直部材の上端部から外向きに座部の第2側部近傍まで延びる第2の傾斜アームと、を含むことができる。第1の傾斜アームは第1の変形可能部材に取り付けられ、第2の傾斜アームは第2の変形可能部材に取り付けられることができる。
幾つかの実施形態では、座部は、コア部材と、前記コア部材に取り付けられたカバーとを具えることができる。コア部材は、第1及び第2の変形可能部材に取り付けられることができる。幾つかの実施形態では、コア部材は、一部分がカバーの内部にあってよく、全体がカバーの内部にあってもよい。カバーは、幾つかの異なる態様を有することができる。例えば、カバーは、底部に開口が形成され、コア部材は、第1及び第2の変形可能部材の間を延びる内側座部接続要素を介して、第1及び第2の変形可能部材に取り付けられることができる。内側座部接続要素は、カバーの開口内にあるコア部材に接続されることができる。コア部材は、複数の孔を有することができる。孔は、使用者に対する座部の支持量を決定するのに有用な形状にすることができる。孔はまた、使用者が座部に加える力に反応して、コア部材を、座部の傾斜又は曲げが容易に行われるよう構成するのに有用である。
幾つかの実施形態では、第1の変形可能部材は、その部材のカバー内に第1の内側要素を有し、第2の変形可能部材は、その部材のカバー内に第2の内側要素を有することができる。内側座部接続要素は、第1の内側要素と第2の内側要素との間に延在し、第1の内側要素と第2の内側要素に一体的に接続されることができる。
着座装置の幾つかの実施形態において、傾動機構は、複数の弾性フィンガーを有することができ、基部は、細長い垂直部材と、前記細長い垂直部材の下端部に接続された第1及び第2の傾斜部材と、第1の傾斜部材の下端部に接続された第1端部及び第2の傾斜部材の下端部に接続された第2端部を有する略水平部材と、を含むことができる。第1及び第2の傾斜部材は、細長い垂直部材の下端部から下向き、かつ、互いに離間する方向に延びることができる。フィンガーは、基部に取り付けられるようにするために、略水平部材に取り付けられることができる。そのような実施形態では、フィンガー含むだけでもよいし、傾動機構が床係合部材を有するよう構成されることができる。床係合部材は、フィンガーを取り囲むように、略水平部材に接続されることができる。さらに他の実施形態では、傾動機構は、1又は2以上の変形可能部材を含むこともできる。
各フィンガーは、略水平部材から離れる方向に延在し、座部に座っているか又はより掛かっている使用者から加えられる少なくとも1つの力に反応して、撓むことができ、及び/又は、変形することができる。床係合部材は、座部に座っているか又はより掛かっている使用者から加えられる少なくとも1つの力に反応して、撓むことができ、及び/又は、変形することができる。床係合部材の底部は、その外周部が床に接触するように凹形の形状に形成されることにより、床係合部材の撓み又は変形によって、底部外周部の底部内側の中央部が床に接触する。床係合部材は、使用者から加えられる少なくとも1つの力に反応して、フィンガーが撓むのと同時に撓むよう構成されることができる。床係合部材の底部には、プロファイル(profile)又は少なくとも1つのトレッドが形成されることもできる。プロファイル及び/又はトレッドは、着座装置が使用者の力によって傾けられたとき(例えば、使用者が座部に座りながら前方に傾ける場合等)、床の把持を容易にし、床係合部材によってもたらされる安定性を向上させるのに有用である。
幾つかの実施形態において、傾動機構は、床係合部材のみを含むことができる。床係合部材の底部が、凹形形状に形成されることにより、底部の外周部が床に接触すると、床係合部材が撓むか又は変形して、底部の外周部の内側で底部の一部分となり、底部の外周部は床の上方から移動して床に接触する。床係合部材は、熱可塑性エラストマー材料又は熱硬化性エラストマー材料等のエラストマー材料から構成することができる。
本発明の他の詳細、目的及び利点については、幾つかの例示的実施形態及び前記実施形態を実施する幾つかの例示的方法の説明が進むにつれて明らかになるであろう。
傾動機構を有する着座装置の例示的な実施形態及び傾動機構の実施形態が添付図面に示されており、また、その実施形態を作成および実施する幾つかの例示的方法もその中に示されている。図面で使用される同様の参照番号は同様の構成要素を示している場合のあることは理解されるべきである。
図1は、着座装置の第1の例示的実施形態の斜視図である。
図2は、着座装置の第1の例示的実施形態の側面図である。
図3は、着座装置の第1の例示的実施形態の底部斜視図である。
図4は、着座装置の第1の例示的実施形態の傾動機構の底部の部分図であり、弾性フィンガー19を覆う床接触部材15が切り取られて、傾動機構の底部の弾性フィンガー19を示す。
図5は、着座装置の第1の例示的実施形態の上部の拡大斜視図である。
図6は、図5に示される着座装置の第1の例示的実施形態の上部の斜視図であり、傾動機構の構成要素の外側カバー部材を取り外して、その構成要素の他の内側部分を示す。
図7は、図6に示された着座装置の第1の例示的実施形態の上部の斜視図であり、着座用クッション要素が取り外されて、着座装置の第1の例示的実施形態の着座用クッション要素の支持体として供される座部の他の部分を示す。
図1〜図7を参照すると、着座装置1の実施形態は、座るスツール/スタンドスツールとして構成されることができる。着座装置1は、基部3の上に支持される座部2を含むことができる。座部2は、座部フレーム5を介して基部に取り付けられることができる。幾つかの実施形態では、座部フレーム5は、傾動機構(tilt mechanism)の少なくとも一部分を含むことができ、前記傾動機構は、座部7に座っているか又はもたれている使用者が、着座装置の座部7を1又は複数の軸の周りに傾斜させる際に、その傾動を制御するよう構成される。傾動機構は、基部3に接続された床係合部材(floor engagement member)15を含むことができる。幾つかの実施形態では、基部3はまた、使用者が少なくとも1つの軸の周りで座部7を傾動させることができるよう構成された傾動機構の一部を含むことができる。幾つかの実施形態では、傾動機構は、1又は複数のエラストマー要素の変形によって傾動されるよう構成され、傾動はおよそ1又は2以上の軸の周りで行われるが、それらの軸は、剛性軸又は回動ピン等の非変形要素によって形成されるのではなく、使用者から加えられる力で変形する各要素によって形成される。他の実施形態では、着座装置の構成要素の回転軸として供されるよう構成された非変形要素を、変形可能要素と組み合わせた構成にすることができる。
床係合部材15は、基部部材13の底面に取り付けられることができる。基部部材13は、環状の三角形構造であり、第1の略水平部材13aと、該第1の略水平部材の対向する第1端部及び第2端部に取り付けられた細長い傾斜部材13b及び13cとを有し、前記第1の略水平部材13aが前記細長い傾斜部材13b及び13cに取り付けられて、中央に三角形形状の開口が形成される。例えば、第1の傾斜部材13bは、その第1端部が略水平部材13aの第1端部に接続され、その第2端部が第2の細長い傾斜部材13cの第2端部に取り付けられることができる。第2の傾斜部材13cの第1端部は、略水平部材13aの第2端部に取り付けられることができる。幾つかの実施形態では、基部部材13は、注型(cast)又は成型(molded)により、基部部材が一体的に形成される。他の実施形態では、基部部材は、略水平部材が、細長い傾斜部材13b、13cに締結されるか、又は他の方法で取り付けられる。
基部3の少なくとも1つの垂直ポスト又は他の種類の垂直部材11は、第1の傾斜部材13b及び第2の傾斜部材13cの上部第2端部に接続されたその第1端部の近傍から、その第2端部まで垂直方向に延在することができる。垂直部材11の上部第2端部は、第1の傾斜アーム11a及び第2の傾斜アーム11b等の複数の傾斜アームに接続されることができる。傾斜アームの各々は、垂直部材11の上端部から上方かつ側方に向けて延在することができる。傾斜アーム11a及び11bは、基部3が座部7を支持できるよう座部7に接続されるよう構成されることができる。
例えば、上部傾斜アーム11a及び11bの各々は、その第1端部が垂直部材11の上端部に取り付けられ、その第2端部が垂直部材の上端部よりも高い位置で外側に向けられている。第1の傾斜アーム11aの第2端部は、座部の第1側部に隣接しその下方位置にあってよく、第2の傾斜アーム11bの第2端部は、座部の第1側部とは反対側の第2側部に隣接してその下方位置に設けられている。
幾つかの実施形態では、第1の上部傾斜アーム11a及び第2の上部傾斜アーム11bは、注型又は射出成形によって垂直部材11と一体であってもよく、或いは垂直部材11に取り付けられることもできる。例えば、幾つかの実施形態では、基部3は、基部部材13、垂直部材11、第1の傾斜アーム11a及び第2の傾斜アーム11bが、注型又は成型による一体構造として構成されることができる。別の例として、垂直部材11は、基部部材13に取り付けられてもよく、他の実施形態では、注型、溶接又は成型により、第1の傾斜アーム11a及び第2の傾斜アーム11bと一体であってもよい。さらに他の実施形態では、各アームは、垂直部材11に締結されるか、又は別の方法で取り付けられることができる。
椅子の傾動機構は、基部3に取り付けられた少なくとも1つの傾動機構要素と、座部7及び基部3の間に取り付けられた少なくとも1つの傾動機構要素とを含むことができる。例えば、傾動機構は、基部3に接続された少なくとも1つの変形可能要素を含むことができる。例えば、図4から理解されるように、床係合部材15は、基部部材13の略水平部材13aから前方及び後方に延びる複数の離間した変形可能フィンガー19を覆うように構成されることができる。フィンガー19は、第1のフィンガーセット19aと第2のフィンガーデット19bを含むことができる。フィンガーセット19aと19bは、前方に延びるフィンガー19cと後方に延びるフィンガー19dを含むことができる。後方に延びるフィンガーは、略水平部材13aから離間する方向に延在し、前方に延びるフィンガーは、略水平な部材13aから離間する方向(例えば、後方に延びるフィンガーが延びる方向とは反対の方向)延在することができる。フィンガー19は、基部3の第1側部20と第2側部22との間(例えば、基部の左右側又は基部の右左側)に配置されてもよい。
第1のフィンガーセット19aと第2のフィンガーセット19bの各セットは、後方に延びるフィンガー19dが、直ぐ隣にある後方に延びる別のフィンガー19dと、ギャップ19fを介して離間するよう配置されることができる。また、前方に延びるフィンガー19cは、直ぐ隣にある後方に延びる別のフィンガー19cと、ギャップ19fを介して離間するよう配置されることができる。フィンガーの各セットは、スペース19gによって互いに離間している。例えば、第1のフィンガーセット19a(例えば、第1のフィンガーセット19aの前方に延びるフィンガーと後方に延びるフィンガー)は、基部3の第1側部20に隣接する基部部材13の略水平部材13aに取り付けられることができ、第2のフィンガーセット19b(例えば、第2のフィンガーセット19bの前方に延びるフィンガーと後方に延びるフィンガー)は、基部部材13の第2側部22に隣接する略水平部材13aに取り付けられることができる。第1のフィンガーセット19aと第2のフィンガーセット19bは、第1及び第2のフィンガー19aと19bとの間のスペース19gが、略水平部材13aの中央部又は中間部になるように配置されることができる。スペース19g内では、フィンガー19は略水平部材13aに取り付けられていない。
各フィンガー19は、ばね鋼、エラストマー材料、又は他の種類の変形可能材料から作られることができる。各フィンガーの近位端部は、略水平部材13aに取り付けられることができ、各フィンガーの遠位端部は、座部7の前方又は後方に配置されてもよく、及び/又は、座部の前方側の下位置若しくは座部の後方側で座部の下位置に配置されてもよい。各フィンガーの遠位端部は、床に当接して基部を支持できるように構成される。また、座部7に座っているか、及び/又は、座部7にもたれている使用者から加えられた力に反応して、前記遠位端部が床に当接して変形したときに、フィンガーが変形する1又は2以上の位置によって画定される少なくとも1つの軸の周りで基部を傾けることができるよう構成される。
例えば、使用者は、座部7に座り、座部7の前方側から床に向けて脚を伸ばすことができる。使用者は、自分の脚を操作して、膝を曲げて座部7を前方又は後方に向けて前後に揺り動かす(rock or bounce)ことができるし、やや前方位置から更なる前方位置へ前後に揺り動かすことができるし、垂直位置から前方の傾斜位置へ前後に揺り動かすことができる。使用者が座部7に座りながら又はもたれながら、前傾を開始しようとして膝を曲げると、その力に反応して、前方向に延びるフィンガー19cは第1の状態から第2の変形状態に変形する。第2の変形状態では、フィンガーは、より多く屈曲されるか、及び/又は圧縮される。同時に、使用者が前傾操作を行うと、後方向に延びるフィンガー19dは圧縮された第1の状態から、圧縮の少ない第2の状態になるよう調節される。この第2の状態では、後方に延びるフィンガー19dは、変形が少なく、屈曲が少なく、撓みが少ない。使用者が膝を曲げた位置から真直位置へ移動させると、その力に反応して、前方向に傾斜するフィンガー19cは変形が少なくなり、変形は第2の状態から第2の状態に戻され、後方に延びるフィンガーは、変形がより大きく(及び圧縮がより大きく)なり、第2の状態から圧縮して第1の状態に戻る。
また、フィンガー19は、使用者が着座したままで座部を左右方向すなわち横方向に旋回させたとき、支持を増大させることができるように、間隔と配置を定めることができる。フィンガー19は、間隔と延在する程度に加えて、変形可能であると、そのような支持を容易にすることができ、基部は、広範囲の使用者の動きを支持することができる。
床係合部材15は、フィンガー19を完全に覆う構造にされることができる。床係合部材は、エラストマー材料、ポリマー材料、複合材料、又は他の種類の材料で構成されることができる。床係合部材15は、底部の外表面が、材料で構成されることができ、及び/又はリブ構造とすることができ、ビード、凹部、溝及び/又は他の突起及び凹部が間隔をあけて存在し、床係合部材が撓むか、変形するか、又は床表面に沿って移動するか若しくは床表面と接触したとき、摩擦を生じさせることができる。床係合部材15の構造は、そのような撓み又は変形を容易にするように構成されることができる。例えば、床係合部材15は、床係合部材の底面が凹形状(例えば、弓形形状であるか、又は内側の中央領域が外周部に対して高くなっている)になるように構成されることができる。これにより、床係合部材の底部周縁部が床と接触して、底部中央部が撓むことができるので、座部7に座るか又はもたれている使用者から力が加えられると、少なくともその一部分の力に反応して、この部分の少なくとも一部分が床と接触する。少なくとも幾つかの実施形態では、床係合部材15の変形又は撓みは、フィンガー19の変形又は撓みと同時に起こるよう構成されることができる。フィンガー19は、床係合部材15の内部キャビティ内に完全に収容されているので、フィンガーが床と係合すると、使用者から加えられる少なくとも1つの力に反応して撓むか又は変形する。この際、床係合部材15もまた、使用者が床と接触させるために加えた力に反応して変形するか又は撓む。
床係合部材15は、安定性を高めるために、フィンガー19から加えられた力がより広い領域にわたって広がるよう構成することができる。さらに、床係合部材15はまた、使用者がフィンガー19を撓ませる力に反応して、変形又は撓むことができるので、座部7に座っているか又はもたれている使用者の動きの自由度をもたらすことができる。床係合部材15は、フィンガー19が該フィンガーを収容する床係合部材15を介して床に係合している間、床係合部材15が床に直接接触して撓むことにより、床に沿う動きに対して所望の大きさの摩擦を発生するよう構成されることができる。床係合部材15が、摩擦を生じさせる特徴を有することにより、フィンガー19が床に直接接触する場合と比べて、基部3の安定性が向上すると共に、座部7に座っているか又はもたれている使用者からの1又は複数の力によってもたらされる比較的大きな範囲の動作を通じて着座装置1を直立状態に維持することができる。
幾つかの実施形態では、床係合部材15は、ゴム、合成ゴム、又は他の種類のエラストマー材料から構成され、床係合部材15の少なくとも底面にはトレッド(tread)が形成されている。幾つかの実施形態では、床係合部材は、熱可塑性エラストマー(TPE)、例えば、熱可塑性ポリエステルエラストマー、熱可塑性コポリエステルエラストマー(TPC−ET)、ポリエーテル−エステルブロックコポリマー、スチレンブロックコポリマー(TPE−s)、ポリオレフィンブレンド(TPE−o)、エラストマーアロイ(TPE−v又はTPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、熱可塑性コポリエステル又は熱可塑性ポリアミドなどであってよく、また、他の種類の材料、例えば、合成ゴム、天然ゴム、熱硬化性エラストマー材料、キャストウレタン材料、ポリウレタンエラストマー材料、熱硬化性ポリウレタン材料、熱硬化性ウレタン材料、又は他の種類のエラストマー材料又はポリマー材料であってよい。
床係合部材15は、フィンガー19が取り付けられる略水平部材13aの実質的な部分(例えば、略水平な部材13aの長さの70%以上、略水平部材の長さの80%以上、略水平部材の長さの90%以上、など)を収容するように配置されることができる。例えば、床係合部材15は、略水平部材の長さの一部分を、略水平部材13aが第1の傾斜部材13bに取り付けられた位置の近傍から、略水平部材13aが第2の傾斜部材13cに取り付けられた位置近傍にまで覆うことができる。
幾つかの実施形態では、床係合部材15は、フィンガー19が取り付けられた略水平部材13aを床係合部材15の内部キャビティを通過させることによって基部部材13に取り付けられ、床係合部材15は、その内部キャビティ内に配置された略水平部材13aの一部と、フィンガー19の全てと、を含む。次いで、締結具16は、床係合部材15の底部を通って、略水平部材13aの底部に通され得る。例えば、締結具は、基部部材13の第1側部20に隣接して配置されてもよく、締結具16は、床係合部材15が基部部材13の略水平部材13aに容易に取り付けられるように第2側部22に隣接して配置されることもできる。また、床係合部材15を基部部材13の略水平部材13aに固定するのに、溶接、接着剤又は他の締結機構を用いることもできる。床用係合部材15を略水平部材13aに取り付けて、フィンガーと略水平部材13aの一部が取り囲まれると、次いで、略水平部材13aが、締結具、溶接、連結装置、及び/又は他の締結機構の少なくとも1つを用いて、第1の傾斜部材13b及び第2の傾斜部材13cの各々に取り付けられることができる。
幾つかの実施形態では、着座装置1は、床係合部材15内にフィンガー19が存在しない構成にすることもできる。このような実施形態では、床係合部材15は、撓み及び変形が可能で、弾性を具えるよう構成され、使用者が座部7に座りながらか又はもたれながら、座部7を揺り動かしたり、傾けたり、移動させるための力を加えたときに、座部7に座っているか又はもたれている使用者を支持することができる。それゆえ、座部7は、床係合部材15が撓むことによって、少なくとも1つの軸の周りを揺動又は傾動可能である。このような実施形態では、床係合部材15を利用するので、着座装置1にはフィンガーが含まれていない。このような実施形態では、床係合部材15の中央領域は、基部部材13の略水平部材13aの長さの実質的部分を受け入れる内部チャンネルを有し、前記部材に締結されることができる。床係合部材15は、そのように取り付けられることができるので、床係合部材15の底部は凹形状29を有することができ、底部の外周部15aが床に接触し、床係合部材15の内側中央領域15bは、外周部よりも高くなる。外周部15aは、前記外周部の前側部15cと後側部15dが床に接するように構成されることができ、床係合部材15の左側部15eと右側部15fは、前側部15c及び後側部15dから左側部の中央部15g及び右側部の中央部15hまで、上方向に延びる構造であるので、床に接触しない。
床係合部材15が撓んでいる間は、中央領域及び外周部は、使用者が加える少なくとも1つの力に反応して撓むことができ、座部7は少なくとも1つの軸の周りで傾くことができる。このような撓みにより、内側中央領域の少なくとも一部分もまた、十分に撓んで、床に接触することができる。左側部15e及び/又は右側部15fの上部もまた、そのような撓みによって移動し、床と接触することができる。床係合部材15の底部は、少なくとも1つのトレッド又は他の種類の形状(例えば、凹部、突起、バンプ、溝、これらの組合せなど)を含むので、床係合部材が床(例えば、床面)に沿って移動するとき、座部7に座っているか又はもたれている使用者が加える少なくとも1つの力に反応して撓んだり変形して比較的大きな摩擦を生じさせることにより、基部3及び床係合部材15による支持の安定性を向上させるのに役立つ。
着座装置1の傾動機構もまた、座部7を基部3に接続するよう構成された構成要素を含み、座部7に座っているか又はもたれている使用者が加える力に反応して撓むか又は変形することができる少なくとも1つの部材によって画定される少なくとも1つの回転軸の周りで座部7を傾斜させるよう構成することができる。例えば、座部7と基部3の上部との間に、少なくとも1つの座部接続部材9を接続することができる。例えば、第1の変形可能部材9aと第2の変形可能部材9bは、座部7の反対側の下側から基部13の上側部分まで延びるように配置されることができる。例えば、第1の変形可能部材9aは、座部の第1側部の隣接部から基部の上部に延在し、第2の変形可能な部材9bは、座部の第2側部から基部の上部に延在することができる。各変形可能部材の下端部は、その上端部に関して下方かつ内向きに配置されることができる。各変形可能部材は、ポリマー材料、弾性材料、ばね鋼等の可撓性又は弾性金属、又はエラストマー材料で構成することができる。
幾つかの実施形態では、第1の変形可能部材9a及び第2の変形可能部材9bは、分離した部材であって、各々が座部7に固定されることができる。他の実施形態では、第1の変形可能部材9a及び第2の変形可能部材9bは一体構造の一部分であってもよい。例えば、第1及び第2の変形可能部材は、座部7の対向する側部近傍から下向きかつ内向きに延びる部材であってよく、また、座部7と基部3の第1の傾斜アーム11a及び第2の傾斜アーム11bとを接続する環状三角形形状で変形可能な座部接続部材9の対向する側部であってもよい。このような座部接続部材9は、注型又は成型によって中央の三角形開口を有する一体構造体として形成されることができ、また、合成ゴム、天然ゴム等のエラストマー材料や、熱可塑性コポリエステルエラストマー、熱可塑性コポリエステルエラストマー(TPC−ET)、ポリエーテル−エステルブロックコポリマー、スチレンブロックコポリマー(TPE−s)、ポリオレフィンブレンド(TPE−o)、エラストマーアロイ(TPE−v又はTPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、熱可塑性コポリエステル又は熱可塑性ポリアミド等の熱可塑性エラストマー(TPE)から構成されることができる。また、座部接続部材9は、熱硬化性エラストマー材料、キャストウレタン材料、ポリウレタンエラストマー材料、熱硬化性ポリウレタン材料、熱硬化性ウレタン材料、又他の種類のエラストマー材料若しくはある種のポリマー材料から構成されることもできる。さらに他の実施形態では、座部接続部材9は、ばね鋼又は他の種類の可撓性かつ弾性材料で構成することもできると考えられる。
幾つかの実施形態では、座部接続部材9の各々は、内側コアの上に成型されたカバー材料の中に封入された内側コア要素を含むことができる。そうでない場合は、座部接続部材9は、前記内側コア要素に取り付けられることができる。コア要素は、カバーとは異なる材料から構成される。なお、コア要素は、カバーと同じ材料から構成されてもよいが、カバーが座部接続部材のそのような特性に及ぼす寄与とは異なる効果で、形成された部材全体の弾性、変形性及び/又は可撓性に対する効果を容易にするために、異なる形状を有する。例えば、図6〜図7に示されるように、座部接続部材9は、少なくとも1つの内側要素を含む構造であって、前記内側要素には、エラストマー又はポリマーのカバーがその上に成型されるか又は取り付けられ、座部接続部材9は、前記カバーによって一部又は全体が取り囲まれている。例えば、座部接続部材9(例えば、一体の座部接続部材9、又は座部7から基部の上部に下向きに延びる分離した変形可能な部材9a及び9b)は、金属、ポリマー材料、又はエラストマー材料から形成された内側要素を有し、前記内側要素はカバーによって被覆される。内側要素とカバーは、それぞれ、座部接続部材9の可撓性、変形性及び/又は弾性に寄与する。
例えば、第1の変形可能部材9aは、第1の内側要素31の上に成型されたカバーを含み、第2の変形可能部材9bは、第2の内側要素33bの上に成型されたカバーを含むことができる。座部接続内側要素35は、第1の内側要素31aと第2の33bとの間に配置され、座部7の底部に取り付けられることができる。幾つかの実施形態では、座部接続内側要素35は、第1の内側要素31aと第2の内側要素33bとの間の座部7の下側に沿って座部7の長さの実質的部分に沿って延びるよう配置されることができるし、座部7の下面に沿って座部7の長さ全体に沿って延在するよう構成されることもできる。
幾つかの実施形態では、第1の変形可能部材9a及び第2の変形可能部材9bは、座部接続内側要素35に接続されていなくてもよく、それらの上端部が座部7の底部で夫々の側部に締結又は取り付けられることができる。他の実施形態では、第1の変形可能部材9a及び第2の変形可能部材9bは、第1部分、第2部分及び第3部分を有する一体の内側要素が、第1の下向きに延びる第1の内側要素31a及び第2の下向きに延びる第2の内側要素33bとして構成されて形成された一体の座部接続部材9の一部分であってよく、中央の座部接続内側要素35の対向する側部を形成する。一体の内側要素構造は、一体構造として注型又は成型され、次いで、その上に成型されるか、又は、一体の内側要素を覆うように形成された一体成型品又は注型品に取り付けられることができる。幾つかの実施形態では、カバーは、その一体の内側要素を完全に囲むことができる。他の実施形態では、カバーは、第1の内側要素31a及び第2の内側要素33bを完全に囲み、座部7の底部に取り付けるために配置された座部接続内側要素35の底部を覆うことができる。
第1の変形可能部材9a及び第2の変形可能部材9bは、座部に座っているか又はもたれている使用者から加えられる力に反応して、少なくとも1つの軸の周りで撓むことができ、及び/又は変形するよう構成されることができる。例えば、各変形可能部材は、使用者が座部上で前方又は後方に傾ける力に反応して第1回転軸を中心に回転し、また、そのような傾きに反応して変形又は撓みが生じると、第2の軸の周りで捻れるか又は回転することができる。各座部接続部材9によってもたらされる変形及び/又は撓みは、座部7が硬軸によって予め画定されていないが、部材の変形能力及び弾性によって移動可能である複数の軸の周りで傾動可能となるよう構成されることができる。この移動の自由性は、フィンガー19及び/又は床係合部材15によりもたらされる回転傾動の軸が定められていない構成と共に、座部7に座っているか又はもたれている使用者の動きの自由度を向上させることができる。
着座している使用者に対する追加の撓み性能と移動自由度の向上は、座部7の構造によってもたらされることができる。例えば、座部7は、カバー7aを含むことができ、前記カバーは、例えば、ある種類のサドル座部等のポリマー座部構造又は他の種類の座部構造であってよく、また、布で覆われた布張りの本体構造(例えば、覆われたクッションなど)であってもよい。そのカバー要素は、座部コア部材7bに取り付けられるか、又は座部フレーム5の他の部分に取り付けられてもよい。例えば、カバー7aは、座部コア部材7bに載置するよう構成された座部コア部材7bに取り付けられることにより、コア部材7bは座部7のカバー7aがもたらすクッション作用に寄与することができる。コア部材7bは、座部7の各座部接続部材9への取付けを容易にするよう構成されることもできる。
コア部材7bは、カバー7aの下に配置されることができるが、カバー7a内の少なくとも一部分(例えば、カバー7aの全体又は部分的)に配置されることもでき、コア要素の一部は、カバー7aの底部に設けられた開口41を通じて露出される。コア部材7bは、内部に孔39が形成された一体のコア部材37であってよい。使用者が座部7にもたれるか又は座るとコア部材に重量又は他の力が加わり、孔39は、コア部材がその重量等の力に反応してどのように撓むか又は変形するかを画定するのに有用な形状に形成される。コア部材7bの中央部は、座部接続内側要素35に取り付けられるよう構成されることができる。コア部材7bの中央部分の全体長さは、座部接続内側要素35を受け入れることができ、座部接続内側要素35をコア部材7bに取り付けるために1又は2以上の締結具をコア部材7bを通すことができるよう決定される。また、前記締結具に代えて又は前記締結具に加えて、接着剤、溶接、又は他の種類の締結機構を使用することもできる。
コア部材7bは、カバー7a内に形成された内部キャビティ内に配置され、カバー7aに接続されて座部7を形成することができるサイズ及び形状であり得る。例えば、コア部材7bは、底部開口41を通り、コア部材7bを受け入れるカバー7aに形成された内部キャビティ内に配置されることができる。カバー部材7aは、コア部材7bが座部接続部材9に取り付けられた後(例えば、座部接続内側部材35に締結された後、及び/又は、第1の変形可能部材9a及び第2の変形可能部材9bの夫々の上端部に取り付けられた後)、底部開口41を通って、コア部材に配置されることができる。。
コア部材7bは、座部7の可撓性及び変形性に寄与するよう構成されることができる。例えば、カバー7aは、使用者にある程度の快適性をもたらすよう構成されることができる。一方、コア部材7bは、コア部材の材料の材料特性及びコア部材に形成された孔39によって撓みと変形がもたらされることにより前記快適性に寄与することができる。コア部材7bはまた、コア部材7bの部分変形により、及び/又は、コア部材7bが少なくとも1つの座部接合部材9に接続されて起こるねじれ又は他の種類の傾きにより、座部を傾斜させることができる。コア部材7bによってもたらされる撓み及び/又は弾性は、着座装置1及び着座装置の傾動機構によって使用者にもたらされる動作の自由度にさらに寄与することができる。
着座装置の実施形態では、異なる設計基準に適合するよう構成されることは理解されるべきである。例えば、着座装置1は、座るスツール/スタンドスツール、椅子、又は他の種類の着座装置として構成されことができる。別の例として、着座面の形状及びサイズ、座部フレーム5の構造、及び/又は、基部3のサイズ及び形状は、特定の設計基準を満たすよう調節されることができる。さらに別の例として、基部部材13の略水平部材13aは、弓形又は屈曲する形状に形成して、部材が水平方向に延びると共に部材の屈曲部の角度又は屈曲部に沿って部材が垂直方向に延びるよう構成されることができ、また、水平方向に延在する直線方向に延びる部材であってもよい。さらに別の例として、垂直部材11は、ガススプリング又は他の種類の高さ調節機構を介して座部7の高さ調節を行う高さ調節機構を含むよう構成されることができる。さらに別の例として、座部接続部材9は、内側要素を全く含まないよう構成されることができる。この場合、部材全体に亘ってエラストマー材料からなる一体構造であり、あらゆる内側座部接続部材35を有さず、また、あらゆるカバー要素又は他の種類のカバー要素によって覆われる第1の内側要素31a及び第2の内側要素33bを有しない。さらに他の実施形態では、着座装置1の実施形態は、床係合部材15を含まなくてもよい。この場合、床係合部材15によって床19と係合するのではなく、フィンガー19が床に直接接触して係合するよう構成されることができる。それゆえ、着座装置及び着座装置の高さ調節機構並びにこれらの製造及び使用方法の幾つかの実施形態を説明し例示したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものでなく、以下の特許請求の範囲内で様々な実施形態が可能である

Claims (20)

  1. 着座装置であって、
    座部と、
    前記座部に接続され座部を支持するための基部と、
    前記基部及び前記座部の少なくとも1つに接続された傾動機構と、を含み、前記傾動機構が、
    (i)座部を基部の上部に接続する少なくとも1つの座部接続部材、
    (ii)基部に取り付けられ、床に係合するための複数の弾性フィンガーであって、座部に座っているか又は座部にもたれている使用者から加えられる力に反応して撓むよう構成された弾性フィンガー、及び
    (iii)底部の外周部が床に接触するように前記基部に取り付けられたエラストマー材の床係合部材であって、座部に座っているか又は座部にもたれている使用者から加えられる力に反応して撓むよう構成された床係合部材、
    のうちの少なくとも1つを含む、着座装置。
  2. 着座装置は、少なくとも1つの座部接続部材を有し、前記座部接続部材が、第1の変形可能部材と第2の変形可能部材とを含み、
    第1の変形可能部材が、座部の第1側部から基部の上側部分まで延び、
    第2の変形可能部材が、座部の第1側部に対向する第2側部から基部の上側部分まで延びる、請求項1の着座装置。
  3. 基部は、
    第1の変形可能部材及び第2の変形可能部材の下端部に接続された細長い垂直部材と、
    前記細長い垂直部材の下端部に接続された第1の傾斜部材及び第2の傾斜部材と、
    前記第1の傾斜部材の下端部に接続された第1端部及び前記第2の傾斜部材の下端部に接続された第2端部を有する略水平部材と、を具える、請求項2の着座装置。
  4. 傾動機構は、複数の弾性フィンガーを有し、前記フィンガーは、基部に取り付けられるために、略水平部材に取り付けられている、請求項3の着座装置。
  5. 傾動機構は、床係合部材を有し、前記床係合部材は、フィンガーを取り囲むように、略水平部材に接続されている、請求項4の着座装置。
  6. 床係合部材は、フィンガーのすべてを完全に取り囲み、略水平部材の一部分を取り囲む、請求項5の着座装置。
  7. 第1の変形可能部材及び第2の変形可能部材は、略三角形の一体構造として形成された一体の座部接続部材構造の部分であり、
    前記基部は、細長い垂直部材の上端部から座部の第1側部の近傍まで外向きに延びて、第1の変形可能部材に取り付けられた第1の傾斜アームと、細長い垂直部材の上端部から座部の第2側部の近傍まで外向きに延びて、第2の変形可能部材に取り付けられた第2の傾斜アームと、を含み、
    前記第1及び第2の傾斜部材並びに略水平部材は共に接続されて略三角形形状の基部部材を構成する、請求項6の着座装置。
  8. 座部は、コア部材と、前記コア部材に取り付けられたカバーと、を具え、前記コア部材が、第1及び第2の変形可能部材に取り付けられている、請求項6の着座装置。
  9. コア部材は、カバーの内部にある、請求項8の着座装置。
  10. カバーは、底部に開口が形成され、
    コア部材は、第1及び第2の変形可能部材の間を延びる内側座部接続要素を介して、第1及び第2の変形可能部材に取り付けられ、前記内側座部接続要素が、カバーの開口内のコア部材に接続されている、請求項9の着座装置。
  11. コア部材は、複数の孔を有する、請求項10の着座装置。
  12. 第1の変形可能部材は、その部材のカバー内に第1の内側要素を有し、第2の変形可能部材は、その部材のカバー内に第2の内側要素を有し、内側座部接続要素は、第1の内側要素と第2の内側要素との間に延在し、第1の内側要素と第2の内側要素に一体的に接続されている、請求項10の着座装置。
  13. 第1の変形可能部材と第2の変形可能部材は、略三角形状である一体の座部接続部材構造の部分である、請求項12の着座装置。
  14. 第1の傾斜部材と第2の傾斜部材は、略水平部材に取り付けられ、略三角形形状の基部部材を形成する、請求項13の着座装置。
  15. 傾動機構は、複数の弾性フィンガーを有し、
    基部は、
    細長い垂直部材と、
    前記細長い垂直部材の下端部に接続された第1の傾斜部材及び第2の傾斜部材と、
    前記第1の傾斜部材の下端部に接続された第1端部及び前記第2の傾斜部材の下端部に接続された第2端部を有する略水平部材と、を具え、
    前記フィンガーは、基部に取り付けられるために、略水平部材に取り付けられており、
    前記傾動機構は、床係合部材を有し、前記床係合部材が、フィンガーを取り囲むように、略水平部材に接続されている、請求項1の着座装置。
  16. 前記第1及び第2の傾斜部材並びに略水平部材は共に接続されて略三角形形状の基部部材を構成する、請求項15の着座装置。
  17. 各フィンガーは、略水平部材から離れる方向に延在し、座部に座っているか又はもたれている使用者から加えられる少なくとも1つの力に反応して、撓むこと及び変形することの少なくとも1つを生じるように構成され、
    床係合部材は、座部に座っているか又はもたれている使用者から加えられる少なくとも1つの力に反応して、撓むこと及び変形することの少なくとも1つを生じるよう構成され、
    床係合部材の底部は、凹形の形状に形成され、底部の外周部が床に接触すると、床係合部材の撓み又は変形によって、底部の外周部の内側の中央部が床に接触する、請求項15の着座装置。
  18. 床係合部材は、使用者から加えられる少なくとも1つの力に反応して、フィンガーが撓むのと同時に撓むよう構成される、請求項17の着座装置。
  19. 床係合部材の底部には、プロファイル又は少なくとも1つのトレッドが形成されている、請求項17の着座装置。
  20. 傾動機構は、床係合部材を有し、前記床係合部材の底部は、凹形の形状に形成され、底部の外周部が床に接触すると、床係合部材の撓み又は変形によって、底部の外周部の内側の一部分が移動して床に接触し、
    床係合部材はエラストマー材料から構成される、請求項1の着座装置。
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