JP7202970B2 - サドルおよび立ち椅子 - Google Patents
サドルおよび立ち椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7202970B2 JP7202970B2 JP2019093352A JP2019093352A JP7202970B2 JP 7202970 B2 JP7202970 B2 JP 7202970B2 JP 2019093352 A JP2019093352 A JP 2019093352A JP 2019093352 A JP2019093352 A JP 2019093352A JP 7202970 B2 JP7202970 B2 JP 7202970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saddle
- elastic member
- holder
- elastic
- cartridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Special Chairs (AREA)
Description
(下記特許文献1、下記特許文献2等)
60kgとした場合、立ち椅子用サドルに、およそ、体重の約2/3の応力が発生し、約40kgの負荷が発生する。重心位置や荷重の大きさは、常に一定数値ではなく、手の動き位置や僅かな姿勢の変化などにもより、連続的に変化するものである。時間経過による疲労過度や立ち椅子への体重依存度の変化などにより影響を受ける。立ち椅子は、使用者の
臀部に荷重応力が集中発生する構造であり、これを緩和する手段が必要であった。
一般的な自転車用サドルに設けられているバネ構造は、自転車用サドル裏面に結合した支持枠と自転車サドル本体裏面に挟まれた形態で弾性体が支持されている。自転車用サドルは、走行中の路面の変化や凹凸により生じるダイレクトな振動や衝撃対策であり、単純に座る姿勢で身体を預けてしまうので、重心位置の変化や使用状態の制限も考慮しておらず、また それらの弾性体が使用者の荷重応力を減衰させる効果は、想定していない。
本発明は、以上の欠点を無くすためになされたものであり、使用状態における快適性を向上させることを目的とする。
また、弾性部材が横方向に並置された複数の弾性体を含むので、弾性体が配置されている領域が広い。そのため、使用者の姿勢変更等によってサドル本体の重心位置が変化した場合であっても、弾性体をサドル本体の重心位置の下方に配置することが可能である。以上により、使用状態における快適性を向上させることができる。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係るサドル2を搭載した立ち椅子5の左前方斜視図及び使用例説明図である。図3及び図4は、立ち椅子5の使用時の腰部の図である。立ち椅子5は、長時間の立ち仕事を支援、快適に行えることを目的とした立ち椅子5であり、特にサドル2に搭載したカートリッジ交換式弾性力調整機構(支持部材)7に特徴がある。
サドル2は、使用者の臀部を受けるサドル本体61と、支柱3に連結可能な立ち椅子5のサドル2を支持する支柱28と、サドル本体61と立ち椅子5のサドル2を支持する支柱28との間に介装され、サドル本体61を下方から支持するカートリッジ交換式弾性力可変調整機構(支持部材)7とを含む。
図5は、前側支持板13に蓋57を設けたサドル2に、各帯状部材11、連立バネカートリッジ(弾性部材)47、カートリッジホルダー(ホルダー)25を取り付け、支柱28に衝合した使用状態での重心位置GPを示した左前方斜視図である。図6は、各帯状部材11と連立バネカートリッジ(弾性部材)47、カートリッジホルダー(ホルダー)25を取り外したサドル本体61の左側面図である。 図7は、図6を、やや上から見た左前方斜視図である。図8は、図7に各帯状部材11を全て取り付けた、やや上から見た左前方斜視図である。
複数の各帯状部材11が有する張力によって、使用者(撮影従事者などの)臀部が受けられ、(支持され)後述する連立バネカートリッジ(弾性部材)47を搭載したカートリッジホルダー(ホルダー)25の作用効果により、集中応力が緩和される。
カートリッジ交換式弾性力可変調整機構(支持部材)7は、サドル本体61に対して着脱可能なカートリッジホルダー(ホルダー)25と、カートリッジホルダー(ホルダー)25に対して着脱可能な連立バネカートリッジ(弾性部材)47と、立ち椅子5のサドル2を支持する支柱28とを含む。
カートリッジホルダー(ホルダー)25を図10~図17に基づいて、以下詳細に説明する。
図10は、カートリッジホルダー(ホルダー)25の基礎となる底面板26と左右両端それぞれに立設する側面板33の構成を示した、やや右上から見た正面図である。図11は、カートリッジホルダー(ホルダー)25を正面側面側から見た部分断面図である。図面左のアジャスターボルト30は、底面板26に螺合する部品構成関係を示し、図面右のアジャスターボルト30は、底面板26に最大値で螺合した状態を示す図である。底面板26に形設した半円球の窪み34により、アジャスターボルト30の天面下端部の形状厚みの制限を受けない。図12は、図10の底面板26に側面板33とを、立設し、螺刻したネジ穴29にアジャスターボルト30を螺合した、やや右上から見た正面図である。図13は、図12にガイドフレーム(ガイド)36を添設した、やや右上から見た正面図である。図14は、上下調整支持ベース37(本体)を、やや上から見た右前方斜視図である。図15は、カートリッジホルダー(ホルダー)25に上下調整支持ベース37(本体)を組み合わせた状態を示す右前方斜視図である。図16は、アジャスターボルト30を説明のため、第三角法で描いた図面である。 (a)は、平面図。(b)は、側面図。(c)は、底面図である。図17は、本発明のカートリッジホルダー(ホルダー)25に上下調整支持ベース(本体)37を組み合わせた構成を示す平面図である。
例えば、円形の穴27は、サドル2を支持する立ち椅子5の支柱28をφ19mm程度と仮定するならば、寸法に1~2mm程度の余裕あるφ20~21mm程度の直径の穴が望ましい。これは、上下に立ち椅子5のサドル2を支持する支柱28が、摺動する動きを阻害しないためである。カートリッジホルダー(ホルダー)25の底面板26に穿設した円形の穴27と底面板26の両短辺側との中央付近に、各々1カ所づつに、2つのメスのネジ山を螺刻する。螺刻するネジ穴(めねじ)29は、例えば、強度面からM6以上程度のサイズが望ましい。このネジ穴(めねじ)29にアジャスターボルト30を挿入し、螺合する回転方向に応じてネジ作用により、締め付け固定と解除を可能にするものである。図16に示すように、アジャスターボルト30のネジ先端には、螺合調整出来るように、+の十字穴付き窪み31が刻設されている。図10、図11に示すように、カートリッジホルダー(ホルダー)25のネジ穴(めねじ)29中心位置に、これを基点とする例えば、φ20mm程度の半円球の窪み34を穿設する。これは、後述する上下調整支持ベース37を最小値の高さにまで下げる際に、アジャスターボルト30の上端部の形状により、最小値の高さで制限を受けてしまうので、同型状を穿設することで回避している。上下調整支持ベース37は、二つのアジャスターボルト30天面部頂点の高さにより支持されている。
横軸支柱42は、上下調整支持ベース37(本体)天面部頂点の高さの幅45より、僅かに頂点の高さの幅46が高い。これは、後述する連立バネカートリッジ(弾性部材)47がカートリッジホルダー(ホルダー)25から脱落防止の役割を果たしている。
前述した上下調整支持ベース37(本体)に衝合した横軸支柱42は、両側に設けたガイドフレーム(ガイド)36内の溝構造の作用により、横軸方向に対して、水平状態を保持し、上下方向に摺動する手段を備えている。前述した横軸支柱42の両先端43がT字形状44をなしていることで、ガイドフレーム(ガイド)36の溝構造内を左右4点で支持し、さらに、接触面部である最端部を垂直に、広くT字形状43で捉えることで、「捻れ」現象を抑制している。上下調整支持ベース37(本体)の中心部48の底面側に、カートリッジホルダー(ホルダー)25に穿設した円形の穴27を下方から貫通し、立ち椅子5のサドル2を支持する支柱28を結合する。
図18は、連立バネカートリッジ(弾性部材)47の右前方斜視図である。図19は、連立バネカートリッジ(弾性部材)47の押しバネ49を係止する構成を示した右前方斜視図である。図20は、連立バネカートリッジ(弾性部材)47の天面板50と連立バネカートリッジ(弾性部材)47に結合した上方の円柱形状の留め具52を取り外した状態を示した連立バネカートリッジ(弾性部材)47の平面図である。
図21は、連立バネカートリッジ(弾性部材)47の頂点の高さが、支柱本体16の底面部に接触する上下位置が最大値59を示すカートリッジホルダー(ホルダー)25の右前方斜視図である。図22は、連立バネカートリッジ(弾性部材)47を搭載したカートリッジホルダー(ホルダー)25をサドル本体61取り付け部へ解除可能に固定する状態を示した左側面の拡大正面図である。図23は、図22の三角形の取り付け部53と刳り抜いた取り付け部54の部品構成拡大図である。図24は、図23同様、図22の三角形の取り付け部53と対照的形状を特徴とする取り付け部55、つまみネジ56の部品構成断面拡大説明図である。図25は、アジャスターボルト30と上下調整支持ベース37(本体)の上下方向の高さが最小値を示す正面図である。図26は、連立バネカートリッジ(弾性部材)47の上下方向の頂点の高さが、支柱本体16の底面部に接触する最大値59に対し、連立バネカートリッジ(弾性部材)47の上下方向の頂点の高さが最も低い最小値60を示す正面図である。図27は、図26のアジャスターボルト30が、最小値の上下位置を示す正面の左半分断面拡大図である。図28は、支柱本体16底面部に接触する連立バネカートリッジ47(弾性部材)天面部の頂点が最大値の上下位置を示したサドル本体61に取り付けた状態でのカートリッジホルダー(ホルダー)25の部分正面図である。図29は、図5から説明のために、左半分の各帯状部材11を取り除いたサドル2の右前方斜視図である。図30は、図5を左側面下方向から見上げた使用状態にあるサドル2の斜視図である。
(前側支持板13.後側支持板14.支柱本体16.第1の補強部17.第2の補強部18.第3の補強部24.対称的形状を特徴とする取り付け部55.つまみネジ56)の集合体であり、サドルの構成フレームである。
サドル2は、サドル本体61の構成要素に、連立バネカートリッジ(弾性部材)47.カートリッジホルダー(ホルダー)25.帯状部材11.蓋57を追加し、使用可能な状態にあるサドルである。
複数の押しバネ49は、左右の行列状に配置されている。図18に示すように、前後方向の配置個数が左右方向の配置個数よりも多い。同じ性能を有する押しバネ49を左右方向に、並列に複数配設することで、応力を広い面で捉え、安定した復元力を得ることができる。弾性体が1~2ヶ数であると、重心支点軸(重心位置GPを通る軸)に捻れ現象が発生した場合、押しバネ49の性能を十分に発揮することが出来ない。押しバネ49は、垂直方向に加圧される応力に対し、復元効力を有するものである。
連立バネカートリッジ(弾性部材)47の構成部品の支持板50.51は、例えば、材質はアルミダイキャストなどの2~3mm程度の金属板が望ましい。この連立バネカートリッジ(弾性部材)47の底面板51天面部に押しバネ49の内径に係止できる内径寸法を有する円形形状の留め具52を結合し、連立バネカートリッジ(弾性部材)47の底面板51と同様の連立バネカートリッジ(弾性部材)47の天面板50と結合した円形形状の留め具52にて、押しバネ49を挟持する状態で係止する。押しバネ49と円形形状の留め具52を、この形態での実施総数は、例えば、約8ヶ程度で構成することが望ましい。
そのため、図21に示すように、カートリッジホルダー(ホルダー)25内部の収納空間は、将来的な押しバネ49の設計サイズを考慮して、余裕のある収納空間を確保している。
サドル本体61に取り付ける手順を説明する。
図21に示しているのは、説明のために、連立バネカートリッジ(弾性部材)47をカートリッジホルダー(ホルダー)25に搭載し、連立バネカートリッジ(弾性部材)47の頂点の高さが、支柱本体16の底面部に接触する上下位置が最大値59を示すカートリッジホルダー(ホルダー)25の右前方斜視図である。図9、図21、図22、図23に示すように、サドル2の支柱本体16下端側の後側支持板14との結合箇所に、第2の補強部18を形設しており、支柱本体16と結合している第2の補強部18の前側支持板13側方向の支柱本体16下端側面の箇所に、三角形型の取り付け部53と対象形状の頂点を水平形状に有した三角形型に刳り抜いた取り付け部54を装設している。これは、カートリッジホルダー(ホルダー)25に添設した三角形型の取り付け部53と対称的形状であり、サドル2側面の支柱本体16に対して、連立バネカートリッジ(弾性部材)47を搭載したカートリッジホルダー(ホルダー)25を直交する方向にスライド挿入し、嵌合するためのものである。
対称的形状の三角形型取り付け部53の斜面に接触する面を有する取り付け部55に、カートリッジホルダー(ホルダー)25を解除可能に固定する手段を備えたメスのネジ穴58(めねじ)を、対称的形状を特徴とする取り付け部55の外側面中央下位置付近から支柱本体16軸方向に向かって螺刻する。ネジ穴の大きさは、例えば、M4程度が望ましい。そのネジ穴(めねじ)58に、つまみネジ56を螺設する。サドル2からカートリッジホルダー(ホルダー)25が脱落することを防止出来、指先で解除可能に固定する手段を備えている。
これにより、任意で選択した交換対応の耐荷重性能を有する連立バネカートリッジ(弾性部材)47を搭載したカートリッジホルダー(ホルダー)25を、サドル2の支柱本体16が延びる方向に直交する側面側より容易にスライド挿入し、つまみネジ56で解除可能に固定する手段を備えている。
図25に示すように、カートリッジホルダー(ホルダー)25に連立バネカートリッジ47(弾性部材)を取り付ける準備段階として、カートリッジホルダー(ホルダー)25に螺合した二つのアジャスターボルト30を逆回転に螺合させ、アジャスターボルト30のネジ作用により、上下調整支持ベース37(本体)上下方向の高さを最小値の状態まで下げ、カートリッジホルダー(ホルダー)25内部の空間を広く確保する必要がある。これを行うことにより、支柱本体16と上下調整支持ベース37(本体)の押圧支持により固定されていた連立バネカートリッジ(弾性部材)47の解除、交換が行える(着脱)。連立バネカートリッジ(弾性部材)47をサドル本体61に対して、着脱可能に設けている。そのため、使用者の体重に応じてバネ力の異なる弾性体(押しバネ49)を適宜選択できる。
連立バネカートリッジ(弾性部材)47を搭載したカートリッジホルダー(ホルダー)25をスライド装填し、脱落防止のために、つまみネジ56を螺合することで、サドル本体61と解除可能に固定する手段を備えている。さらに微調整として、支柱本体16の下端側面と連立バネカートリッジ(弾性部材)47の天面板の頂点が平行に密着するように、2本のアジャスターボルト30を交互に螺合し、上下調整支持ベース37(本体)の水平密着状態を目視で確認しながら、連立バネカートリッジ(弾性部材)47を押圧支持することで、解除可能に固定する手段を備えている。この時、必要以上にアジャスターボルト30を螺合しすぎて、連立バネカートリッジ(弾性部材)47に負荷を掛けすぎてはいけない。連立バネカートリッジ47(弾性部材)が支柱本体16の底面部に密着していれば、上下調整支持ベース37(本体)に設けた横軸支柱42の頂点の高さにより、脱落することはない。また、上下調整支持ベース37(本体)の高さ調整は、無段階である。
弾性力別のカートリッジ交換方式により、任意で選択した耐荷重性能を有する連立バネカートリッジ(弾性部材)47を搭載したカートリッジホルダー(ホルダー)25を支持したサドル2に支持され、サドル2は、立ち椅子5のサドル2を支持する支柱28により支持されている。
以上により、この実施形態によれば、前記弾性部材47が、前記サドル本体61における前記使用者の重心を受ける位置である重心位置GPの下方に配置されており、かつ前記サドル本体61を下方から弾性支持する。
尚、本サドル2を自転車用に転用することが可能である。
2 サドル(前側支持板13、後側支持板14、支柱本体16、第1の補強部17、第2の補強部18、第3の補強部24、対称的形状を特徴とする取り付け部55、つまみネジ56、帯状部材11、蓋57とを含む)
3 支柱
4 支柱の垂直状態を任意で補正し、固定する手段を備えた調整機構
5 立ち椅子
6 脚部
7 カートリッジ交換式弾性力可変調整機構(支持部材)
8 三脚
9 カメラ
10 三脚本体床下付近の両脚の床面設置位置
11 帯状部材
12 サドル支柱
13 前側支持板
14 後側支持板
15 前側支持板13の外周
16 支柱本体
17 第1の補強部
18 第2の補強部
19 前側支持板13上部外径
20 後側支持板14の外周
21 後側支持板14の外径
22 前側支持板13の上端と前側支持板13下端との最短距離
23 後側支持板14の上端と後側支持板14下端との最短距離
24 第3の補強部
25 カートリッジホルダー(ホルダー)
26 底面板
27 円形の穴
28 支柱
29 ネジ穴(めねじ)
30 アジャスターボルト
31 +の十字穴付き窪み
32 カートリッジホルダー(ホルダー)25の底面板26両短辺側最端位置
33 側面板
34 半円球の窪み
35 側面板33上下方向の細長い面
36 ガイドフレーム(ガイド)
37 上下調整支持ベース(本体)
38 上下調整支持ベース37の天面部長辺側の幅
39 カートリッジホルダー(ホルダー)25の底面板26の天面部長辺側の幅
40 上下調整支持ベース37の天面部短辺側の幅
41 カートリッジホルダー(ホルダー)25の底面板26の天面部短辺側の幅
42 横軸支柱
43 横軸支柱42の先端
44 T字形状
45 上下調整支持ベース37の天面部頂点の高さの距離
46 横軸支柱42の頂点の高さの距離
47 連立バネカートリッジ(弾性部材)
48 上下調整支持ベース37の中心部
49 押しバネ
50 連立バネカートリッジ(弾性部材)47の天面板
51 連立バネカートリッジ(弾性部材)47の底面板
52 円柱形状の留め具
53 三角形型の取り付け部
54 刳り抜いた取り付け部
55 対称的形状を特徴とする取り付け部
56 つまみネジ
57 蓋
58 ネジ穴(めねじ)
59 支柱本体16底面部に接触する上下位置の最大値
60 連立バネカートリッジ(弾性部材)47の頂点の高さの最小値
61 サドル本体(前側支持板13、後側支持板14、支柱本体16、第1の補強部17、第2の補強部18、第3の補強部24、対称的形状を特徴とする取り付け部55、つまみネジ56とを含む)
Claims (5)
- 下面を有し、使用者の臀部を受けるサドル本体と、
支柱と、
前記支柱の上端に連結された上下調整支持ベースと、
前記上下調整支持ベースを組み合わせたホルダーと、
上面を有し、前記サドル本体の前記下面と、前記上下調整支持ベースの上面との間に着脱可能に介装され、上下に弾性変形可能な弾性部材とを含み、
前記弾性部材が、前記サドル本体における前記使用者の重心を受ける位置である重心位置の下方に配置されており、かつ前記サドル本体を下方から弾性支持するものであり、
前記弾性部材が、横方向に並置された複数の弾性体を含み、
前記複数の弾性体が、前後左右の行列状に配置されており、
前記弾性部材の上端が、前記サドル本体の前記下面に接触し、
前記弾性部材の下端が、前記上下調整支持ベースの前記上面に接触しており、
前記弾性部材が、横方向に並置された、前記複数の弾性体を上下に挟んだ上下一対の挟持板をさらに含み、
前記弾性部材が、前記一対の挟持板の間隔を調整可能に前記ホルダーに取り付けられており、
上の前記挟持板が前記サドル本体の前記下面に面接触し、下の前記挟持板が前記調整支持ベースの前記上面に面接触し、前記一対の挟持板が剛体からなる、サドル。 - 前記ホルダーが、前記サドル本体に対して、上下動可能にかつ左右方向への移動を不能に前記弾性部材をガイドするガイド部材を有し、
前記ガイド部材が前後の各々において、左右方向に間隔を隔てた2カ所で前記弾性部材をガイドする、請求項1に記載のサドル。 - 前記弾性体の前後方向の配置個数が、前記弾性体の左右方向の配置個数よりも多い、請求項1又は2に記載のサドル。
- 前記弾性体が、ばねである、請求項1~3のいずれか一項に記載のサドル。
- 立ち姿勢で使用する立ち椅子であって、
脚部と、前記脚部に立設された支柱と前記支柱の上端部に取り付けられた、請求項1~4のいずれか一項に記載のサドルとを含む、立ち椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019093352A JP7202970B2 (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | サドルおよび立ち椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019093352A JP7202970B2 (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | サドルおよび立ち椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020185300A JP2020185300A (ja) | 2020-11-19 |
JP7202970B2 true JP7202970B2 (ja) | 2023-01-12 |
Family
ID=73221186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019093352A Active JP7202970B2 (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | サドルおよび立ち椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7202970B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013500106A (ja) | 2009-07-29 | 2013-01-07 | テクノゲル イタリア エス.アール.エル. | モジュラー支持要素 |
JP2018514342A (ja) | 2015-05-15 | 2018-06-07 | ノル・インコーポレイテッド | 傾動機構を有する着座装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0576365U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-19 | 毅 西嶋 | 立ち仕事用椅子 |
JP2007097859A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Re-Tec:Kk | 椅子 |
JP2012090939A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Yasuo Kumakura | 椅子 |
-
2019
- 2019-05-17 JP JP2019093352A patent/JP7202970B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013500106A (ja) | 2009-07-29 | 2013-01-07 | テクノゲル イタリア エス.アール.エル. | モジュラー支持要素 |
JP2018514342A (ja) | 2015-05-15 | 2018-06-07 | ノル・インコーポレイテッド | 傾動機構を有する着座装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020185300A (ja) | 2020-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100038949A1 (en) | Adjustable chair headrest frame | |
US20140265468A1 (en) | Adjustable riding seat | |
US20120085876A1 (en) | Removable device configured to secure an instrument and to be mounted on a platform | |
US20080251662A1 (en) | Articulated support assembly | |
US20080246314A1 (en) | Bicycle saddle assembly | |
US10183716B2 (en) | Seat connecting device | |
US11779803B2 (en) | Fitness bike | |
CN109310208B (zh) | 椅子 | |
CA3015844C (en) | Wheelchair frame | |
JP7202970B2 (ja) | サドルおよび立ち椅子 | |
EP3090932A1 (en) | Bicycle seat with resilient support | |
JP2008539126A (ja) | シート構造物、特に自転車および人体支持フレームのためのシート構造物 | |
US20170015344A1 (en) | Skiing apparatus | |
JP2008540215A (ja) | シェルとフォークの間にカスタマイズ可能な衝撃吸収要素を有する、特に自転車用の座席構造物 | |
US6343836B1 (en) | Bicycle saddle having an improved shock absorber | |
NL2033110B1 (en) | Additional seat structure for electric bicycles | |
KR102332986B1 (ko) | 골반 지지대가 있는 이동수단 안장 | |
GB2579852A (en) | Adjustable saddle | |
EP3643590B1 (en) | Adjustable structure for rear seat of bicycle | |
JP6524380B1 (ja) | サドル及び立ち椅子 | |
KR101228374B1 (ko) | 틸팅 실내 자전거 | |
KR200381385Y1 (ko) | 텐션을 갖는 의자용 좌판 | |
US8979109B2 (en) | Shock absorbers for a bicycle | |
JP2013086776A (ja) | サスペンションを有する自転車 | |
CN215928973U (zh) | 一种背带式摄影装置平稳器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210323 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210513 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211026 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211126 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20211126 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20211206 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20211209 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20220304 |
|
C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211 Effective date: 20220310 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20220711 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20220816 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220824 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20221101 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20221206 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20221214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7202970 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |