JP2018512524A - フレキシブルパネル - Google Patents

Abstract

フレキシブルパネルであって； 半剛性材料で作製され、１対の長辺（１２）及び１対の短辺（１３）を有する長方形状の複数の第１ブレード（１１）と； 前記第１ブレード（１１）の各対を前記長辺（１２）に沿って連結する１対のテキスタイル膜（１５）と、を備え； 前記複数の第１ブレード（１１）の各々は、四辺形状の少なくとも１つの第２ブレード（１４）であって、前記複数の第１ブレード（１１）のうちの１つと前記少なくとも１つの第２ブレード（１４）との間の接触線に沿って、前記短辺（１３）のうちの１つに折り畳み式に連結された、前記少なくとも１つの第２ブレード（１４）を備え； 前記パネルが開くと、前記複数の第１ブレード（１１）と、それらを接合する前記１対のテキスタイル膜（１５）とによって横方向に区切られた垂直管状中空領域（３０）を形成する、フレキシブルパネル。【選択図】図３

Description

本発明は、フレキシブル（ｆｌｅｘｉｂｌｅ、可撓性、弾性）パネル、すなわち、プレハブの壁の建設（ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ、建造、施工）用、住居用、及び／又は、断熱若しくは防音材としての、パネル、及び、それらの関連する製造方法に関する。

自然災害の発生時には、緊急用居住施設を提供する必要があることがよくある。

通常、テントが用いられるが、それは特別頑丈ではなく、気象状態が極端である場合は一般に不十分である。

防水シートで覆われた金属構造物、プレハブコンクリート構造物等のような、より頑丈でより機能の高い壁を形成する手段がある。しかしながら、多くの材料を輸送しなければならず、準備及び設置時間が長いことに対する解決策が必要である。

本発明の目的は、製造が容易なフレキシブルパネルを提供することである。

更なる目的は、フレキシブルな軽量パネルを提供することである。

更なる目的は、容易に輸送可能であることである。

更なる目的は、輸送のための最小の全体寸法を有することである。

また、設置が容易でなければならない。

また、現場（ｉｎ ｓｉｔｕ、そのまま、その場）で使用可能（ａｖａｉｌａｂｌｅ、入手可能）な材料を使用することが可能でなければならない。

本発明によると、前記目的及びその他は、フレキシブルパネルであって、
半剛性（ｓｅｍｉ−ｒｉｇｉｄ）材料で作製され、１対の（ａ ｐａｉｒ ｏｆ、１組の）長辺及び１対の短辺を有する長方形状の複数の第１ブレードと；
前記第１ブレードの各対を前記長辺に沿って連結する１対のテキスタイル膜（ｔｅｘｔｉｌｅ ｍｅｍｂｕｒａｎｅｓ）と；
を備え、
前記複数の第１ブレードの各々は、四辺形状（ｑｕａｄｒｉｌａｔｅｒａｌ ｓｈａｐｅ）の少なくとも１つの第２ブレードであって、前記複数の第１ブレードのうちの１つと前記少なくとも１つの第２ブレードとの間の接触線に沿って、前記短辺のうちの１つに折り畳み式に（ｉｎ ａ ｆｏｌｄｉｎｇ ｍａｎｎｅｒ）連結された、前記少なくとも１つの第２ブレードを備え；
前記パネルが開くと、前記複数の第１ブレードと、それらを接合する前記１対のテキスタイル膜とによって横方向に（ｌａｔｅｒａｌｌｙ、側面に沿って）区切られた垂直管状中空領域（ｖｅｒｔｉｃａｌ（縦の） ｔｕｂｕｌａｒ ｈｏｌｌｏｗ ａｒｅａｓ）を形成する、
フレキシブルパネル、により達成される。
前記目的は、さらに、フレキシブルパネルの製造方法であって、
フレキシブル膜を複数の第１長方形半剛性ブレードの長い外側縁（ｌａｔｅｒａｌ ｅｄｇｅｓ）の各々に接合する（ｊｏｉｎｉｎｇ）段階（ｐｈａｓｅ）と；
前記複数の第１ブレードと、それらを接合する前記１対のテキスタイル膜とによって横方向に区切られた垂直管状領域を形成するために、前記複数の第１長方形半剛性ブレードの各々の短辺に沿って、少なくとも１つの第２ブレードを、前記複数の第１ブレードと前記少なくとも１つの第２ブレードとの間の接触線に沿って折り畳み式に接合する段階と；
を含む、フレキシブルパネルの製造方法により達成される。

本発明の更なる特徴は、従属請求項に記載される。
この解決策は、公知技術の解決策に対して多くの有益性を提供する。

本発明により、輸送中にコンサーティーナ（ｃｏｎｃｅｒｔｉｎａ）のように圧縮することができる、すなわち静止時（ａｔ ｒｅｓｔ、停止時）には、設置時の寸法に対して無視できる寸法を有するパネルが得られる。

更に、静止時には重量は大幅に減少する。

製造は簡単であり、既存の技術の組み合わせにより実行され得る。

一旦、現場に配置されると、充填物がない場合でも自立型（ｓｅｌｆ−ｓｕｐｐｏｒｔｉｎｇ）となり、したがって、設置が容易になる。

その構造により、直線状パネルのみでなく、追加の構造要素を用いることなく、曲線状パネル及び９０°の角度を備えるパネルを得ることが可能である。

開いたときにパネルの内部を形成する区画（ｃｏｍｐａｒｔｍｅｎｔｓ）が、現場で容易に見つかる様々な種類の材料で充填されると、全ての意図と目的に対して安定した壁になる。

本発明は、人道的な（ｈｕｍａｎｉｔａｒｉａｎ）部門、より正確には緊急事態後の住居再編の分野で広く用いられるように設計される。

それはまた、民間又は軍事、屋外又は屋内、建設又は家具の様々な使用分野において、永久的又は一時的なパーティションシステムとして適用され得る。

この構造は、垂直壁としてのみでなく、地面との絶縁層として、又はカバーとして用いる水平又は準水平面（ｓｕｂ−ｈｏｒｉｚｏｎｔａｌ）としても適用され得る。

製品を構成する材料（テキスタイル膜（ｔｅｘｔｉｌｅ ｍｅｍｂｒａｎｅｓ）及び半剛性バー（ｂａｒｓ、棒、筋、柵、帯））、パネルの高さ及びセル（ｃｅｌｌ、小室、小区画）の寸法は、意図された用途に応じて変えることができる。

本発明の特徴及び有益性は、添付図面に非限定的な例として示された、その実用的な実施形態の以下の詳細な説明により明らかになるであろう。

本発明による閉じた状態でのフレキシブルパネルを示す。 本発明による上方のブレードが開いた状態で設置されたフレキシブルパネルを示す。 本発明によるブレードが部分的に閉じた状態で設置されたフレキシブルパネルを示す。 本発明による閉じた状態の上方のブレート及び開いた状態の下方のブレードを備えるフレキシブルパネルを示す。 本発明の一実施形態によるフレキシブルパネルの主ブレードを正面からの断面で示す。 本発明の別の実施形態による、リブを挿入したフレキシブルパネルの主ブレードを正面からの断面で示す。 本発明による湾曲に形成して設置されたフレキシブルパネルを示す。 本発明の図６ａによる湾曲に形成して設置されたフレキシブルパネルの拡大部分を示す。 本発明による９０°の角度の形成中であるフレキシブルパネルを示す。 本発明による９０°の角度を有するフレキシブルパネルを示す。 本発明による傾斜した屋根として設置されるフレキシブルパネルを示す。 本発明によるブレードが部分的に閉じた状態で設置されて、第１ブレード１１の長さに対して複数の長さのフレキシブル膜を有するフレキシブルパネルを示す。

添付図面を参照すると、本発明によるフレキシブルパネルは、半剛性又は剛性材料で作製され、１対の長辺１２及び１対の短辺１３を有する長方形状の複数の第１ブレード（ｂｌａｄｅ、羽根、翼板、ブレード）１１を含む。

各第１ブレード１１は、第１ブレード１１の短辺１３に折り畳み式に連結される、四辺形状の１対の第２ブレード１４を含む。

第２ブレード１４は、第２ブレード１４と第１ブレード１１との間の接触線（ｌｉｎｅ ｏｆ ｃｏｎｔａｃｔ）に沿って、短辺１３に対して回転できるという点で折り畳み可能（ｆｏｌｄａｂｌｅ）である。

パネルは更に、長辺１２に沿って各１対の第１ブレード１１を連結するフレキシブル膜（ｆｌｅｘｉｂｌｅ ｍｅｍｂｒａｎｅ）１５を含む。

第１ブレード１１及び第２ブレード１４は、例えば厚さ１〜３ｍｍのポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）で作製され、正方形又は長方形のシートから数値制御プロッタを用いて切断される。これらの厚さと共に（ｗｉｔｈ、〜によって）、曲げられる（ｂｅ ｆｌｅｘｅｄ）ことができるが折り曲げられる（ｂｅｎｔ）ことができない半剛性構造が得られる。

完全な剛性構造を得るために、より厚いブレードを用いることができ、あるいは、例えば金属又は複合材料等の剛性材料、又は短辺１３に加えられるピーク荷重に対してより大きな抵抗を有するものを用いることができる。

しかしながら、重量及び全体寸法を低減するために、最小の厚みのブレードを有する材料を使用することが有用である。

第１ブレード１１及び第２ブレード１４は、平坦であるが、剛性を高めるために、別の実施形態では、リブ１６、例えば、使用する材料に応じて熱形成又はプレス加工により得られる、長方形又は台形断面を有する２つの長手方向（ｌｏｎｇｉｔｕｄｉｎａｌ、縦の）リブ（ｒｉｂｓ）が設けられる。

第１ブレード１１の短辺１３と第２ブレード１４の内側との間で、接触（及び折り曲げ（ｂｅｎｄｉｎｇ））線２０に沿って、短辺１３の中央にスリット２１が作製され、第２ブレード１４を閉じ、折り曲げ線２０に沿って第２ブレード１４を折り曲げるのを容易にする。

折り曲げを容易にするため、折り曲げ線２０に沿って互いに離間した複数のスリット又は穴もまた、代替的に又は組み合わせて設けることができる。

穴又はスリットによる折り曲げ線の軽量化によって、折り曲げが容易になり、すなわち、第２ブレード１４と第１ブレード１１との間の接合線を中心とする第２ブレード１４の回転を容易にする。

第２ブレード１４は、第１ブレード１１との接触線２０とは反対の側面で、かつその中央に、第２ブレード１４の側面の縁部を越えて延在する長方形フラップ２２を備える。

第２ブレード１４は、更に互いに別個で９０°の角度をなす１対の切込み（ｉｎｃｉｓｉｏｎｓ）２３を備える。それらは、短辺１３の後方（ａｔ ｔｈｅ ｂａｃｋ、背、背側、背後、奥、裏）における、第２ブレード１４の角（ａｎｇｌｅｓ、隅）の頂点（ｖｅｒｔｅｘ）と、第２ブレード１４の中心（ｃｅｎｔｅｒ）とを結ぶ線上に実質的に配置される。

第２ブレード１４のフラップ２２は、隣接する前方の第２ブレード１４のスリット２１と協働するように適合される。フラップ２２をスリット２１に挿入することによって、第２ブレード１４は、直線状パネルの場合、水平位置で閉じることができる。

第２ブレード１４のフラップ２２は、また、隣接する前方の第２ブレード１４の１対の切込み２３とも協働するように適合され、曲線状パネルの場合には、第２ブレード１４を隣接する第２ブレード１４上で塞ぐために、切込み２３の間に挿入される。

１対の切込み２３の代わりに、パネルの湾曲（ｃｕｒｖａｔｕｒｅ）の場合には、フラップ２２を挿入できるように、円弧を描く切込みを１つのみ設けることが可能である。

本発明によれば、第２ブレード１４もまた、第１ブレード１１と同様に半剛性であるが、代替の実施形態では、第２ブレード１４は、任意の材料で、また、接触線２０に沿って第１ブレード１１に接着される、フレキシブルで（フレキシブル膜１５のような）、作成されることができる。

ブレード１４は、長方形４０であってもよく、短辺１３よりも長くてもよい。更に、第１ブレード１１と隣接する第１ブレード１１との間に配置されたフレキシブル膜１５は、第１ブレード１１の長辺１２に平行で、第１ブレード１１の長辺１２の縁部にある２つの溶接部に対して中間に位置するいくつかのプレフォルド（ｐｒｅ−ｆｏｌｄ、事前の折り目）２４を有することができる。プレフォルド２４は、フレキシブル膜１５をパネルの内側に折り曲げるのを容易にするために設けられる。

代替の実施形態（図１０）では、２つの隣接する第１ブレード１１の間に２つの側部（ｌａｔｅｒａｌ、外側、側面）プレフォルド２４及び中央プレフォルド４１があり得る。側部プレフォルド２４は、フレキシブル膜１５がパネルの内側に向かって容易に折れ曲がることを確実にし、中央プレフォルド４１は、パネルの外側に向かって折れ曲がるのを容易にするために設けられ、プレフォルド２４によって、フレキシブル膜１５は、一旦折り畳まれると、２つの隣接する第１ブレード１１の間でパネルの内側に留まる。

フレキシブル膜１５は、十分に頑丈でフレキシブル（軟らかく、折り曲げ可能（ｂｅｎｄａｂｌｅ、曲げ可能）、変形可能）な、不浸透性の膜を得るように、例えば、厚さ０．１〜１ｍｍのポリ塩化ビニルで被覆されたポリエステル（ＰＥＳ／ＰＶＣ）のような材料で作製される。

フレキシブル膜１５は、第１ブレード１１の長さに等しい、又はその倍数の幅を有し、超音波又は高周波又は加熱によって第１ブレード１１の長辺１２の縁部に溶接され（ｗｅｌｄｅｄ）、第１ブレード１１が互いに所定の距離だけ離間することを確実にする。

プレフォルド２４は、自動織布プリーツ機械の使用によって得られ、必要な方向への折り曲げを容易にする軽い溶接によって補強され得る。

プレフォルド２４は、パネルのコンサーティーナ折り畳みを容易にし、引っ張りを容易にし、審美的に好ましい（ａｅｓｔｈｅｔｉｃａｌｌｙ ｐｌｅａｓｉｎｇ）方法でパネルの湾曲を可能にし、それは更に、パネルの湾曲に使用することができるフレキシブル膜１５を補助し、パッカリング（ｐｕｃｋｅｒｉｎｇ、しわがよること）を回避する。

本発明による可能な実施形態のうちの１つにおいて、パネルの寸法は以下のとおりである。

第１ブレード１１と第２ブレード１４の幅は２５０ｍｍ、第１ブレード１１の長さは２０００ｍｍ、スリット２１の長さは８０ｍｍ、フラップ２２の幅は８０ｍｍで長さは３０ｍｍ、切込み２３は長さが３０ｍｍで幅が３ｍｍ、そして２つの隣接する第１ブレード１１の間のフレキシブル膜１５の長さは２５０ｍｍである。

任意の数のブレード１１をフレキシブル膜１５と接合することができるため、パネルは任意の長さを有し得る。

パネルの代替的な実施形態では、２対の第２ブレード１４を有する代わりに、パネルは一方の側面に、閉じることができる１つの第２ブレード１４のみを含み、他方の側面は他の閉鎖手段、例えば、側面１５のそれのようなフレキシブル膜の一部分、で閉じられ、又は、完全に開いたままにすることができる。

本発明の操作は、記載されたもの、特に以下のものから当業者にとって明らかである。

パネルの所望の長さは、より長いパネルから大きさを合わせるか、又は切断することで得られる。切断（ｉｎｃｉｓｉｏｎ、切開）は、フレキシブル膜１５に沿って行うことができる。

パネルは、フレキシブル膜１５によりコンサーティーナパネルであるため、コンサーティーナを伸長させることによって開く。

第２ブレード１４は、一方の側面（ｓｉｄｅ、サイド）で閉じられる。その側面は、下方の側面で、地面又は提供される表面に置かれる。閉じるために、第２ブレード１４は、折り畳み線２０に沿って折り畳まれ、第２ブレード１４のフラップ２２は、構造の直線状又は曲線状構成に応じて、隣接する第２ブレード１４の切込み２０又は２３に挿入され、閉じた位置に係止する（ｌｏｃｋ、固定する、ロックする）。

パネルが開くと、１対の隣接する第１ブレード１１と、それらを接合するフレキシブル膜１５とによって横方向に（ｌａｔｅｒａｌｌｙ、側面に沿って）区切られ、そして第２ブレード１４によって上下で閉じることができる複数の垂直管状中空領域（ｖｅｒｔｉｃａｌ（縦の） ｔｕｂｕｌａｒ ｈｏｌｌｏｗ ａｒｅａｓ））３０を形成する。

ここで領域３０は、土、砂、石、木材、おがくず等のような、好適には現場で見つけられる任意の材料３１で充填される。材料は、構造に重量を与え、十分剛性のある第１ブレード１１によって既に部分的に保証されたその積載量（ｃａｒｒｙｉｎｇ ｃａｐａｃｉｔｙ、積載可能量、支持力）を増す。

領域３０は、もしも完全に充填されると、壁を不安定にするかもしれず（ｗｏｕｌｄ）、崩壊し得るかもしれない（ｃｏｕｌｄ）ため、好ましくは高さの２／３まで充填し、構造により大きな安定性を与える。

フレキシブル膜１５は、パネルの側面を形成し、ブレード１１（及び１４）は、管状領域３０が材料３１で充填されるまでパネルの支持体を形成する。次いで、領域３０は、部分的に又は完全に、安定化材料又はさらに絶縁材料（ｉｎｓｕｌａｔｉｎｇ ｍａｔｅｒｉａｌ、断熱材）で充填することができる。

上方の第２ブレード１４は、全ての管状中空領域３０を閉じることで折り畳まれ、フラップ２２を切込み２０又は２３に挿入することで所定の位置に係止される。

好ましくは、全ての第２ブレード１４は同じ方向に折り畳まれる。

パネルは、直線状、曲線状３５、又はさらに直角３６にされることができる。フレキシブル膜１５の存在によって、フレキシブル膜１５の可撓性及びプレフォルド２４の役割を果たすことでパネルの輪郭（ｐｒｏｆｉｌｅ、プロファイル、外形）を湾曲することが可能である。

パネルの曲線状輪郭３５は、一方の側面で引っ張られ、他方の側面で折れ曲がるフレキシブル膜１５の可撓性により可能になり、曲線の存在下でもフラップ２２を挿入することができる切込み２１の存在により、第２ブレード１４を閉じることが可能である。あるいは、フラップ２２を切込み２３のうちの１つに挿入することによって、パネルの湾曲は、接触線２０に対する切込み２３の各々によって描写される角度に等しい大きさ（ａｍｐｌｉｔｕｄｅ、振幅）で得られる。

フラップ２２を切込み２３のうちの１つに挿入することによって、パネルの湾曲は接触線２０に対して切込み２３の各々により描写された角度に等しい大きさで得られる。

２つの隣接する第２ブレード１４において、切込み２３へのフラップ２２の挿入側を交互にし、この手順を数回繰り返すことにより、パネルのギザギザ状の輪郭（ｊａｇｇｅｄ ｐｒｏｆｉｅ）が得られる。

パネルの輪郭３６を直角に構成するためには、切込み２３は互いに直角でなければならない。領域３０では、一方の側面でフレキシブル膜１５は折り曲げ（ｂｅｎｔ、曲げ、斜材、ラーメン構造、ベント）３７となり、他方の側面で引っ張られ、第１角度４５°を得る。２つの隣接する領域３０に対してこの操作を繰り返すことで、直角パネル３６が得られる。

更に、円形輪郭３５を有する曲線状パネルの壁で作製された居住施設用の屋根として使用するためのテーパー状パネル３８を得ることが可能である。

パネルの別の実施形態では、床に静置される下方の第２ブレード１４は、パネルから片側又は両側に数センチメートル（例えば、２〜１５ｃｍ）、突出するように横方向に広げることができ、その結果、ねじ、釘（ｐｅｇｓ、くい、ペグ）、又は、土（ｅａｒｔｈ）や砂等のような不活性材料（ｉｎｅｒｔ ｍａｔｅｒｉａｌ、不活性物質）の堆積により床に容易に固定することができる。

要件及び技術水準により、任意の材料及び任意の寸法をパネルに使用することができる。

上記のように考案されたパネルは、本発明の概念の範囲内に入る多くの修正及び変形を受け、更に、全ての詳細を技術的に同等の要素に置き換えることができる。

Claims (10)

1. フレキシブルパネルであって、
   半剛性材料で作製され、１対の長辺（１２）及び１対の短辺（１３）を有する長方形状の複数の第１ブレード（１１）と、
   前記第１ブレード（１１）の各対を前記長辺（１２）に沿って連結する１対のテキスタイル膜（１５）と、
   を備え、
   前記複数の第１ブレード（１１）の各々は、四辺形状の少なくとも１つの第２ブレード（１４）であって、前記複数の第１ブレード（１１）のうちの１つと前記少なくとも１つの第２ブレード（１４）との間の接触線に沿って、前記短辺（１３）のうちの１つに折り畳み式に連結された、前記少なくとも１つの第２ブレード（１４）を備え、
   前記パネルが開くと、前記複数の第１ブレード（１１）と、それらを接合する前記１対のテキスタイル膜（１５）とによって横方向に区切られた垂直管状中空領域（３０）を形成する、
   フレキシブルパネル。
2. 前記第２ブレード（１４）が、前記複数の第１ブレード（１１）の前記短辺（１３）の幅に等しい幅と、前記長辺（１２）に沿って前記第１ブレード（１１）の各対を中間プレフォルド（２４）に沿って折り畳み式に連結する、前記フレキシブル膜（１５）の長さ以上の長さと、を有することを特徴とする、請求項１に記載のフレキシブルパネル。
3. 前記複数の第１ブレード（１１）の各々が、前記短辺（１３）の各対に折り畳み式に連結された、四辺形状の、１対の第２ブレード（１４）を含むことを特徴とする、請求項１〜２のいずれか１項に記載のフレキシブルパネル。
4. 前記第１ブレード（１１）の各対が、前記テキスタイル膜（１５）の対によって互いに接合され、四辺形状の前記少なくとも１つの第２ブレード（１４）が前記短辺（１３）のうちの１つに折り畳み式に連結され、前記第２ブレード（１４）は、折り曲げられると、前記テキスタイル膜（１５）の対によって互いに接合された前記第１ブレード（１１）の前記対によって横方向に区切られた管状領域（３０）の一側面を閉じることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載のフレキシブルパネル。
5. 前記複数の第１ブレード（１１）、前記テキスタイル膜（１５）の対、及び前記複数の第１ブレード（１１）の各々のための前記少なくとも１つの第２ブレード（１４）は、コンサーティーナのように圧縮され得るフレキシブルパネルを形成することを特徴とする、請求項１〜４のいずれか１項に記載のフレキシブルパネル。
6. 前記少なくとも１つの第２ブレード（１４）の各々が、実質的に前記少なくとも１つの第２ブレード（１４）の中央に配置された少なくとも１つのスリット（２３）を備え、前記少なくとも１つのスリット（２３）と協働するように適合された（ａｄａｐｔｅｄ ｔｏ ｃｏｏｐｅｒａｔｅ ｗｉｔｈ）フロントフラップ（２２）を更に備えることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか１項に記載のフレキシブルパネル。
7. 前記テキスタイル膜（１５）の対が前記第１ブレード（１１）の長さに等しい長さを有することを特徴とする、請求項１〜６のいずれか１項に記載のフレキシブルパネル。
8. 前記少なくとも１つのスリット（２３）が、互いに９０°の角度をなし、前記短辺（１３）の後方における、前記第２ブレード（１４）の角と、前記第２ブレード（１４）の中心とを結ぶ線上に実質的に配置される２つのスリットを備えることを特徴とする、請求項１〜７のいずれか１項に記載のフレキシブルパネル。
9. 前記複数の第１ブレード（１１）の各々が少なくとも長手方向リブを含むことを特徴とする、請求項１〜８のいずれか１項に記載のフレキシブルパネル。
10. フレキシブルパネルの製造方法であって、
    フレキシブル膜（１５）を複数の第１長方形半剛性ブレード（１１）の長い外側縁（１２）の各々に接合するステップと、
    前記複数の第１ブレード（１１）と、それらを接合する前記１対のテキスタイル膜（１５）とによって横方向に区切られた垂直管状領域（３０）を形成するために、前記複数の第１長方形半剛性ブレード（１１）の各々の短辺に沿って、少なくとも１つの第２ブレード（１４）を、前記複数の第１ブレード（１１）と前記少なくとも１つの第２ブレード（１４）との間の接触線に沿って折り畳み式に接合するステップと、
    を含む、フレキシブルパネルの製造方法。
    
    

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