JP2018511357A - 先端ばね機構を有するポール - Google Patents

先端ばね機構を有するポール Download PDF

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Abstract

本発明は、ポール本体(2)を有し、ポール本体の下部自由端部に先端体(3)を備えた、ポール、特にノルディックウォーキングポール、ハイキングポール、スキーポール、クロスカントリーポール、又はウォーキングポールに関し、ポール本体の最下の管部分(6)を受け入れるための、又は、挿入要素(7)を受け入れるための中央受け入れ開口部(5c)を備える、下に向かって閉鎖された端部取り付け部(4)を有し、該挿入要素(7)は、前記ポール本体の最下の管部分に上部軸方向部分(7a)によって受け入れられて留め付けられ、及び、前記端部取り付け部の前記中央受け入れ開口部に下部軸方向部分(7c)によって受け入れられる。さらに、前記先端体は、外側円周状弾性エラストマーばね要素(9)を有し、これは、前記端部取り付け部の上端部(8)の軸方向上側に接続し、前記外側円周状弾性エラストマーばね要素は、ポール本体の前記最下の管部分か、又は前記挿入要素の中間軸方向部分(7b)の周りに周方向(U)に少なくとも部分的に到達し、軸方向の力(K)がかかるときに、前記端部取り付け部(4)に対する、前記ポール本体(2)の最下の管部分(6)の、及び/又は前記挿入要素(7)の、軸方向の相対運動(R)を緩衝する。【選択図】図1

Description

本発明は、使用者の支持運動によって生じる軸方向の力の作用を緩衝するためにばね機構を有する、ポール、特に、ノルディックウォーキングポール、トレッキングポール、スキーポール、クロスカントリースキーポール、又はウォーキングポールのための先端体、並びに、そのような先端体を備えたポールに関する。
先行技術のポールの大部分は、ポールの内側に緩衝装置を備え、多くは、圧縮コイルばねの形をしている。これは、通常、上部ポール領域、例えば、特許文献1のように、例えば握り部の近く、又は、2つの伸縮式のポール部分の間に配置される。例えば、特許文献2及び特許文献3は、それぞれ、下部ポール領域にある緩衝装置を開示するものの、それぞれ、同様に、圧縮コイルばねを用いた内側ばね機構の形をしている。しかしながら、例えば特許文献4のような外側クランプシステムを用いる場合、内側の緩衝装置の取り付けは、伸縮機能を妨害するので問題を生じる。特許文献5は、外側クランプの場合の可能な解決策として、緩衝装置として働くベローズ部を開示する。特許文献6は、取り付け具によってポール管に固定される外側緩衝装置を開示する。
US 4,061,347 EP 1 814 419 DE 10 2005 028 914 EP 2 381 812 US 8,820,339 EP 0 820 711
従って、本発明の目的は、特に、伸縮式ポール、特に、例えば、外側クランプシステムを備えた伸縮式ポールのための、製造が容易で汚染に強い、改良された緩衝装置であって、製造が容易で、できるだけ細く、すなわち、軸方向及び円周方向の広がり両方に関して細く形成することのできる緩衝装置を提案することである。先端の緩衝部は、例えば、互いに伸縮することのできる少なくとも2つの管部分を備え(例えばトレッキングポール)、長さ調節のための、又は、前記少なくとも2つの伸縮式の管部分の互いに対する相対的な軸方向位置を取り外し可能に固定するための外側クランプシステムを備えたポールにおいて、とりわけ有利である。しかしながら、この構造は、内側クランプ又は内外クランプを備えた伸縮式システムにも同様に用いることができる。
上記目的の解決策は、ポール本体を有し、ポール本体の下部自由端部に先端体を備えた、ポール、特にノルディックウォーキングポール、トレッキングポール、スキーポール、クロスカントリースキーポール、又はウォーキングポールを提供することによって得られる。前記先端体は、中央受け入れ開口部を備える、下方に閉じた端部取り付け部を有する。この中央受け入れ開口部は、ポール本体の最下の管部分を受け入れるのに用いられる。これに加えて又はこれに代えて、前記中央受け入れ開口部は挿入要素を受け入れるのに用いられ、前記挿入要素は、上部軸方向部分を用いて、前記ポール本体の最下の管部分に受け入れられて留め付けられ、下部軸方向部分を用いて、前記端部取り付け部の中央受け入れ開口部に受け入れられる。挿入要素は、この場合、いわば、前記最下の管部分と前記端部取り付け部との間の接続部材として働く。
この場合、端部取り付け部の止まり穴の底部に、止め緩衝部として、さらなる緩衝要素、例えば弾性材料から製造されるディスクを設けることができる。これに代えて、このようなさらなる緩衝要素を、前記底部にぶつかる要素上及び/又はその中に配置し留め付けることもできる。
さらに、前記先端体は、外側円周状弾性エラストマーばね要素を備え、これは、端部取り付け部の上端の軸方向上方につながり、ポール本体の最下の管部分の、又は、−上に挙げた代替の場合には−、挿入要素の中間軸方向部分の周りに、周方向に少なくとも部分的に係合する。エラストマーばね要素とは、高弾性変形可能な本体を提供する要素として理解でき、ここではいずれの場合も中央通り抜け開口部を備えた、例えばフォームばね(Schaumfeder)(例えばPU)、又は中実弾性体(elastischen Vollkoerper)の形で、和らげ緩衝する。このエラストマーばね要素は、ポールに上から軸方向の力がかけられる際、端部取り付け部に対するポール本体の最下の管部分の、及び/又は、挿入要素の、軸方向の相対運動を緩衝し和らげる。この場合、ポール本体の最下の管部分、又は、場合によっては挿入要素も、エラストマーばね要素のばね力とは逆に、軸方向に、端部取り付け部の中央受け入れ開口部において移動可能なように取り付けられる。エラストマーばね要素は、外側円周状弾性エラストマーばね要素と呼ばれる場合、好ましい方法でエラストマー材料から製造されるほぼ中空円筒形の要素(場合によっては、構造化された表面と端部領域を備える)であり、この外表面が、先端体の外表面を形成する。言い換えると、この要素は、特定の軸方向部分において、先端体の他の構成要素を、外側で、円周状に完全に取り囲む。エラストマーばね要素のための材料としては、様々な種類の熱可塑性エラストマー材料、例えばTPE−O、すなわち、ポリオレフィンブレンド、例えばPP/EPDM、例えばサントプレーン(Santoprene)(AES/Monsanto);TPE−V、すなわち、架橋ポリオレフィンブレンド、例えばPP/EPDM、例えばSarlink、Forprene、TPE−U、すなわちウレタンブレンド、例えばエラストラン(Elastollan)(BASF)、又は、Desmopan、Texin、Utechllan(Bayer);TPE−E、すなわちポリエステル系熱可塑性エラストマー/熱可塑性コポリエステル、例えばKeyflex(LG Chem);TPE−S、すなわちスチレンブロックコポリマー(SBS、SEBS、SEPS、SEEPS及びMBS)、例えばStyroflex(BASF)、Septon(Kuraray)、Thermolast(Kraiburg TPE)又はSaxomer(Polyplast Compound Werk GmbH)、TPE−A、すなわち熱可塑性コポリアミド、例えばPEBAX(Arkema)が用いられる。この場合、温度許容度(熱い、冷たい)及び注入性に注意を払わなければならない。
好ましい実施形態では、先端体は上側止め要素をさらに備え、これは好ましい方法で、ポール本体の最下の管部分上の肩部に、又は挿入要素の上部軸方向部分の下端に留め付けられ、エラストマーばね要素のための上側止め部を提供する。この場合、エラストマーばね要素は、端部取り付け部の上端部に配置される下側止め部と、前記上側止め部との間に軸方向に配置される。エラストマーばね要素は、好ましくは、上側止め部及び/又は下側止め部に、形状結合、特に、例えばダブテール結合等のタング・アンド・グルーブ結合(Nut−Kamm−Verbindung)によって、及び/又は、これに代わるものとして、又はこれに加えて、材料結合、特に、接着結合又は溶接結合によって、あるいは、溶着させて又は射出成形して、あるいはスリーブとしてかぶせて、留め付けることができる。あるいは、エラストマーばね要素のための上側止め部及び/又は下側止め部は、それぞれ、上側止め要素又は端部取り付け部の上端の半径方向に延びる水平面として形成してもよく、この水平面は、ポールの長手方向に対しほぼ直角で、その上で使用者がポールを支える支持基盤にほぼ平行に延びる。このとき、隣接する面の接続は、例えば、接着結合、溶接結合によって、又は、溶着させて又は射出成形して得ることもできる。好ましくは、上記端部取り付け部、弾性要素、及び上側止め要素は、一体的に、好ましくは密閉されて互いと接続される。これは、例えば、多成分射出成形法によって、又は、接点溶接(Kontaktgeschweisst)して得ることができる。
さらなる有利な実施形態によると、さらに、先端体に、半径方向の横ピンが配置され、これは、端部取り付け部、及び、最下の管部分又は挿入要素の中間部分もしくは下部部分を、ポールの長手軸を横切る方向に半径方向に突き抜ける。端部取り付け部には、半径方向の横ピンを支えるために、端部取り付け部の壁の一カ所から、壁の周方向反対側に配置される一カ所まで延びる通り抜け開口部を配置する。最下の管部分又は挿入要素の下部軸方向部分は、横ピンを案内するために、それぞれの壁に、少なくとも1つの軸方向の細長い穴を、好ましくは周方向に互いと向き合って配置される2つの細長い穴を備え、軸方向の力がポール本体に上から作用すると、半径方向の横ピンが、前記少なくとも1つの軸方向の細長い穴の境界の内部で、弾性要素のばね力とは逆に、軸方向に移動可能なように取り付けられる。細長い穴は、好ましくは、0.5〜3cm、特に好ましくは0.7〜1.5cm、最も好ましくは0.8〜1.3cmの長さを有する。また、横ピンを案内することにより、互いに対し軸方向に移動可能な部分の回転安定性、又は回転防止が可能となる。先端体の内部にばね機構の案内部を設置したことにより、緩衝システムは、天候の影響によって生じる汚れ又は腐食の影響を受けにくくなる。有利には、横ピンを板状スリーブの下側に配置でき、紛失の恐れがなく、閉じ込めて、密閉され、汚れが中に入れない。
本体の非弾性要素は、ポリアミド等の材料から構成でき、例えばPA66である。
有利には、端部取り付け部は、3〜15cmの、好ましくは5〜12cmの、特に好ましくは7〜10cmの軸方向長さを有する。これに加えて、又はそれに代えて、挿入要素の軸方向長さは、2〜12cm、好ましくは3〜10cm、特に好ましくは5〜8cmであると有利である。挿入要素は、好ましくは、アルミニウムから製造され、これに代えて、他の金属、プラスチック材料、又は金属−プラスチック材料の結合から製造される。プラスチック材料の場合、特に繊維強化プラスチック材料が有利である。
好ましい実施形態によると、エラストマーばね要素の軸方向長さは、0.5〜4cm、好ましくは1〜3cm、特に好ましくは1.5〜2cmの範囲にあり、有利には、半径方向の厚み(周りに係合する管部分又は挿入要素の領域の外壁から、周囲まで測った)は、0.2〜1cm、好ましくは0.4〜0.8cm、特に好ましくは0.5〜0.7cmの範囲にある。
さらなる好ましい実施形態によると、最下の管部分は肩部を備え、この肩部で、肩部より軸方向下側の最下の管部分の径が、肩部より軸方向上側の最下の管部分の径より小さく最下の管部分が軸方向下向きに先細り、このとき、この肩部は先端体用の上側止め部として働く。
端部取り付け部は、好ましくは、支持基盤の方を向く自由端部を閉じて形成される。これは、中央受け入れ開口部を止まり穴として形成することによって、又は、端部取り付け部の支持基盤の方を向く端部で、ポール先端部として働くピン、好ましくは硬質金属先端部又は硬質金属ピンを備えた挿入部を下から入れて、好ましくは、端部取り付け部の中央受け入れ開口部に留め付けることによって、達成することができる。これに代わるものとして、又はそれに加えて、緩衝器又はポールプレートを端部取り付け部に留め付けることができ、ポールプレートをポールに留め付ける場合には、ポールプレートを、好ましくは、端部取り付け部の、半径方向の横ピンが中央受け入れ開口部を突き抜ける領域の周りに係合させる。このようにして、通り抜け開口部を汚れから守ることができ、ポールプレートを周りに係合させることによって、前記ピンの予期せぬ紛失の恐れをなくすことができる。このようなポールプレートは、端部取り付け部上の既定の境界の内側、例えば、端部取り付け部の外面の2つの延長部の間に、例えば、円周上の厚くなった部分の下側止め部によって、及び、肩部上の上側止め部によって保持できる。
前記挿入要素の上部及び/又は下部軸方向部分は、好ましくは、ほぼ円筒状に形成され、挿入要素の上部軸方向部分は、好ましくは、周囲の構造物を、好ましくは半径方向の凹所の形で、特に好ましくは、軸方向に互いから間隔をあけて配置される、少なくとも部分的に円周状の、半径方向の、例えば環状の切り込みの形で有する。さらなる好ましい実施形態によると、前記挿入要素の上部軸方向部分の外径は、挿入要素の中間の軸方向部分の外径より、及び/又は、下部軸方向部分の外径より大きい。これは特に、最下の管部分が細くなるように(konifiziert)形成されず、最下の領域に均一の直径を有する場合である。この場合、最下の管部分の下端は、好ましくは、挿入要素の上部部分の下端の円周フランジ上に載る。そして、挿入要素は、好ましくは、肩部で、先端体の上側止め要素上に載る。しかしながら、最下の管部分の下端はまた、挿入要素の肩部まで、又は挿入要素の上部部分の下端まで延び、この場合、両方の下端が上側止め要素上に載る。挿入要素の中間及び下部部分は、好ましくは、先端体の中央受け入れ開口部の中に突き出し、この実施形態では、中央受け入れ開口部は、最下の管部分の空洞より小さい径を有する。
別の好ましい実施形態は、挿入要素の上部部分は最下の管部分の内部に受け入れられるように、挿入要素の下部軸方向部分より挿入要素の上部軸方向部分の直径が小さく(短くした挿入要素を備えたこの実施形態において中間の軸方向部分は完全に存在しない)、最下の管部分は同様に、端部取り付け部の内部に受け入れられる。挿入要素の上部軸方向部分と、挿入要素の下部軸方向部分との間に肩部が配置され、この肩部は最下の管部分の下端用の下側止め部として働くか、又は、最下の管部分の下端がこの肩部に載る。この場合、挿入要素の下部軸方向部分は、端部取り付け部の内壁に当接する。従って、この実施形態では、挿入要素は、端部取り付け部の中央受け入れ開口部に完全に収容されるか、又は軸方向に先端体を越えて突出しない。
こうした挿入要素が存在する実施形態の場合、挿入要素が端部取り付け部の内部で好ましくは摩擦結合によって案内されるように、挿入要素の下部軸方向部分は、中央受け入れ開口部における端部取り付け部の内径にほぼ相当する直径を有し、軸方向の力がポール本体に上からかかると、端部取り付け部内で軸方向に滑動する。挿入要素は、作用する力がエラストマーばね要素のばね力を超えるとすぐに滑動する。
挿入要素が滑動する端部取り付け部内の止まり穴孔は、ポールが完全に押し込まれたときに細長い穴から外へ突き出すのを防ぐように配置されると有利である。
提案のポール本体のさらなる好ましい実施形態は、端部取り付け部の中央受け入れ開口部にさらなる緩衝要素を設けることを特徴とすることができる。この緩衝要素は、最下の管部分又は挿入要素が、端部取り付け部の止まり穴の底と接触する状態を緩衝する。よって、上記エラストマーばね要素が、この動きを完全に和らげられない又は和らげることを意図しない場合に、下側止め部での和らげられていない激しい衝撃を防ぐ。
この緩衝要素は、別個の要素として、端部要素の中央受け入れ開口部に差し込むことができる、あるいはその中に留め付けることができる。管部分の、あるいは挿入要素の下端に緩衝要素を留め付けることもできるし、又は、例えば挿入要素を2成分部品として形成して、挿入要素の、止まり穴の底の方に向く領域をエラストマー材料から形成することによって、挿入要素の最下端をこうした緩衝要素として形成することもできる。特に取り付けを簡単にするための別の可能性は、ガイドタップを備えた追加の緩衝要素を形成することにあり、その際、このガイドタップは、最下の管部分の、又は挿入要素の通常存在する中央の凹所に挿入してその中に留め付けることができる。
こうした一般に円柱の緩衝要素は、通常、2〜7cmの軸方向長さを有し、好ましくは、3〜5cmの範囲にあり、外径は、対応する領域の中央受け入れ開口部の内径よりいくらか小さく、又はそれと同じ大きさに形成される。この緩衝要素は、エラストマーばね要素と同じ材料から形成することができる。
本発明の目的とする技術的課題は、さらに、ポール、特にノルディックウォーキングポール、トレッキングポール、スキーポール、クロスカントリースキーポール、又はウォーキングポールのための先端体の提供によって解決される。この先端体は、ポールの最下のポール管部分上に取り換え可能に取り付けて、そこに留め付けることができる。
本発明によるこのような先端体は、中央受け入れ開口部を備える下向きに閉じた端部取り付け部を備え、これは、ポール本体の最下の管部分を受け入れるための、及び/又は、挿入要素を受け入れるためのものであり、この挿入要素は、ポール本体の最下の管部分に上部軸方向部分によって、及び端部取り付け部の中央受け入れ開口部に下部軸方向部分によって受け入れられる。
先端体は、さらに、外側円周状弾性エラストマーばね要素を備え、このばね要素は、端部取り付け部の上端部の軸方向上方でつながり、ポール本体の最下の管部分、又は挿入要素の中間軸方向部分の周りに周方向に係合し、軸方向の力がかかるときの、ポール本体の最下の管部分の軸方向の相対運動を緩衝する。エラストマーばね要素は、好ましくは、いわば弾性リングとして形成される。
同じく、先端体は、好ましくは、上側止め要素を備え、これは、好ましい方法で、ポール本体の最下の管部分の肩部に、又は挿入要素の上部軸方向部分の下端に留め付けられ、エラストマーばね要素と同じく周方向に周りに係合し、エラストマーばね要素のための上側止め部を提供する。これにより、エラストマーばね要素は、端部取り付け部の上端に配置される下側止め部と、この上側止め部との間に、軸方向に配置される。本発明による先端体がポールに取り付けられるとき、ポール本体の最下の管部分、又は場合により挿入要素は、軸方向の力がポール本体に上からかかると、エラストマーばね要素のばね力とは逆に、軸方向に端部取り付け部内で移動可能となるように取り付けられる。
従って、摩耗した先端ばね機構を取り替えなければならない場合に、ポールでのより簡単な組み立て又は簡単な交換を目的として、先端体を別個に製造し、その後ポールに取り付けることができる。全ての実施形態が取り替え、又は従来のポールへの後からの取り付けに適しているが、第3及び第4の実施形態は、細くなった最下の管部分が必要でないため、特に適している。原則的には、他の形状、又は先端部の変形も考えられる。
さらなる例示の実施形態は、従属請求項に記載する。
本発明の好ましい実施形態を、図をもとにして以下に説明するが、これらは、説明のためだけのものであって、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
図1は、第1の好ましい実施形態による、先端体を下から取り付けた、最下のポール管部分の概略図であり、図1aは前から見た図を、図1bは横ピンが延びる方向(Q)に横の軸方向断面図を示す。 図2は、第2の好ましい実施形態による、先端体を下から取り付けた、最下のポール管部分の概略図であり、図2aは前から見た図を、図2bは横ピンが延びる方向(Q)に横の軸方向断面図を示し、図2cは、この第2の好ましい実施形態で用いられる挿入要素の概略図を示し、図2dは、その3つの個々の要素を備えた図2a、2bの先端部の軸方向断面図であり、図2eは、図2dの丸で囲んだ領域Yの拡大図を90度回転させた図である。 図3は、第3の好ましい実施形態による、先端体を下から取り付けた、最下のポール管部分の概略図であり、図3aは前から見た図を、図3bは横ピンが延びる方向(Q)に横の軸方向断面図を示し、図3cはこの第3の好ましい実施形態で用いられる挿入要素の概略図を示す。 図4は、第4の好ましい実施形態による、先端体を下から取り付けた、最下のポール管部分の概略図であり、図4aは前から見た図を、図4bは、図4aのA−A線を通る、横ピンが延びる方向(Q)に横の軸方向断面図を示し、図4cは、側面からの図を示し(図4aに対し90度回転させた図)、図4dは、図4cのB−B線を通る、横ピンが延びる方向(Q)に沿った軸方向断面図を示し、図4eは、第5の好ましい実施形態による、エラストマーばね要素の上側止め要素及び端部取り付け部への取り付けの別の実施形態の概略図を示し、図4fは、図4a〜eによる先端体を下から取り付けた、最下のポール管部分の斜視図を示し、図4gは、さらにポールプレートを備えた、図4fの分解図を示し、図4h及びiは、この例示の実施形態のために、端部要素の中央受け入れ開口部に付加的な緩衝要素を備えた図を示す。
図1に示す好ましい例示の実施形態は、先端ばね機構の構造的に非常に単純な変形を示す。この場合、最下のポールの管部分6は細くなるように形成されており、すなわち、肩部11を有し、肩部11の上の最下の管部分6の外径d2が、肩部11の下の最下の管部分6の外径d3より大きい。この肩部11は、先端体3用の上側止め要素10に対する上側止め部を形成する。先端体3は、実質的には、3つの主要素、つまり、軸方向に下から上へと見て、端部取り付け部4、エラストマーばね要素9及び上側止め要素10から形成される。主要素は全て、最下の管部分6の下部部分6aを受け入れるために、それぞれ1つの受け入れ開口部(5a、5b、5c)を備え、これらは互いに対し同軸である。従って、先端体3は、いわば、その3つの主要素によって、最下の管部分6の下部部分6aの周りに係合する。上側止め要素10は、図1bの断面図では、台形に示されており、これは、上に向かって半径方向内側に傾斜する外表面又は外側面を周囲に備えた止めリングである。上側止め要素10の下側の平らな面は、上側止め要素9に軸方向下方につながるエラストマーばね要素9のための上側止め部10aを提供し、図1の本例示の実施形態においては、ポールの長手軸Sに対し横に90度の角度で半径方向に延びる。上側止め要素10の内径は、この場合、実質的には、周りに係合する最下のポールの管部分6の下部部分6aの外径d3に相当する。この場合、上側止め要素10、及び、場合によってはエラストマーばね要素9も、接着結合によってポールの管部分上に留め付けることができる。これに代えて、材料結合、熱溶着(Heissfuegung)(超音波溶接又は他の方法)も可能である。エラストマーばね要素9は、いわば、中空円筒として形成され、これは、面10aに下方につながる。この場合、エラストマーばね要素9の半径方向の厚みd1は0.5〜0.7cmであり、エラストマーばね要素9の軸方向の長さは1.5〜2cmである。
図1a、1bに示す例示の実施形態において、エラストマーばね要素9は、その周囲に、円周状の半径方向の凹所、又は、環状の、半径方向内側に先細る切り込み23を備える。いくつかのこのような凹所23を、エラストマーばね要素9上に軸方向に分配させることもでき、これにより、圧縮しやすい(kompressionsfreudigen)形状を生み出すことができ、ばねの挙動を調節するために用いることもできる。エラストマーばね要素9は、その下面によって下側止め部8a上に載り、これは、端部取り付け部4の上端部8の上面の平らな面によって提供される。端部取り付け部4の上端部8は、いわば、端部取り付け部4の残りの部分を越えて半径方向に突出する、環状のフランジとして形成される。フランジの下面には、第1の肩部25が形成され、これは、フランジ又は端部取り付け部4の上端部8より外径が小さい、端部取り付け部4の短い領域28に移行する。この短い領域28は、第2の肩部26で、外径のより小さいさらなる領域27へと移り、この領域は、前記肩部に軸方向下につながり、軸方向下方へとねじ山部分22まで延びる。このねじ山部分22は、図4gに示すようなポールプレート24のための留め付け手段として働くことができ、このポールプレート24は、場合によっては、端部取り付け部4上に装着され、あるいは、対応する雌ねじを用いてねじ接続される。このとき、ポールプレート24は、上述の第2の肩部26上に上側止め部をおくか、又はこれら2つの境界の間に保持されるかになるであろう。ねじ山部分22は、この場合、外側から端部取り付け部4に一体的に形成されるか、又はその上に留め付けられるか、又は端部取り付け部4と一部品に形成することができる。従って、エラストマーばね要素9は、いわば、上側止め部10aと下側止め部8との間に挟み込まれている。エラストマーばね要素は、さらに、接着結合によって止め面8a、10aに留め付けることもでき、この場合も、代替として、材料結合、例えば熱溶着(例えば超音波溶接)も可能である。
最下の管部分6の下部部分6aの上側に下からはめられる端部取り付け部4は、中央受け入れ開口部5cを備える。最下の管部分6は、ポールに上から軸方向の力Kがかかると、図の例示の実施形態では止まり穴として構成される、前記受け入れ開口部5c内で軸方向に移動可能である。
空洞20を備える最下の管部分6の下部部分6aの壁は、2つの対向する場所に、フライス加工した、又は穿孔した、又はレーザー加工した軸方向の細長い穴13をそれぞれ1つ備える。この中で、ポールの長手軸Sに横のQの方向に、半径方向の横ピン14が案内され、横ピンは、その2つの端部で、端部取り付け部4の壁の、2つの対向して位置する通り抜け開口部1に保持され、端部取り付け部4の中央受け入れ開口部5cを横方向に通り抜けて延びる。
図1bは、静止位置でのポールを示し、すなわち、力Kが上から軸方向にポール上にかかっていないか、あるいは、エラストマーばね要素9のばね力、又はプリテンション状態のばねの力より大きな力がかかっていない。このばね力を超えると、エラストマーばね要素9は半径方向外側に及び/又は場合によっては内側に弓状に曲がるように、2つの止め部8a、10aの間で圧縮され、エラストマーばね要素9の軸方向長さL2が減少する。
この場合、下部管部分6は端部取り付け部4の内側で下方に動かされ、同時に、静止位置で軸方向の細長い穴13の下側止め部上に位置する半径方向の横ピン14が、軸方向の細長い穴13の上端の上側止め位置のすぐ手前に移動する。結果として、軸方向の動作、すなわちポールの緩衝動作は、エラストマーばね要素9のサイズや材料、従ってばね力に依存し、その移動距離は、止まり穴5cの深さによって範囲が決められる。細長い穴14の軸方向の長さは、それぞれの末端位置に達したときに細長い穴から排出されないように、ばねの可能な運動距離より適度に長い。
緩衝動作、又は、端部取り付け部4内での最下の管部分6の軸方向の相対運動Rの間、軸方向の細長い穴13内で案内される半径方向の横ピン14は、同時に、端部取り付け部4内部の最下の管部分6の案内手段として、又は、回転防止部、もしくは、2つの部分の互いに対する回転位置を固定する手段として働く。
端部取り付け部4の下端部15には小さな空洞29があり、これに挿入部21が下から挿入され、端部取り付け部4の下端部15の内壁に、例えば接合又は加圧形成によって留め付けられる。この挿入部21は、図1bに示す例示の実施形態においては、硬質金属先端部16が下からはめ込まれており、この先端部は加圧又は接合させることができる。
しかしながら、これに代わるものとして、空洞29を、端部取り付け部4の中央の受け入れ開口部5cと接続して、中央受け入れ開口部5cを通り抜け開口部として形成することができ、この通り抜け開口部は、端部取り付け部4の上端部8から下端部15まで延び、先端部16を備える挿入部21により、又は、下端部15に留め付けられる緩衝器(図示せず)によってのみ、下へ向かって閉鎖される。
図2aは第2の好ましい例示の実施形態を示す。一方で、エラストマーばね要素9の周囲構造はいくらか異なり、つまり、エラストマーばね要素9の軸方向長さL2の中央に、半径方向内側に丸みをもって先細る、周りを取り巻く環状の凹所を有する。図1の例示の実施形態と同様にこの場合も、最下の管部分6は細くなるように形成され、すなわち、肩部11を備える。しかしながら、この第2の好ましい例示の実施形態によると、細長い穴13は、最下の管部分6自体には備わっておらず、最下の管部分6の下部部分6aに下から挿入される挿入要素7に備わっており、この細長い穴13で、端部取り付け部4内に保持される半径方向の横ピン14が案内される。挿入要素7は、図2cにそれだけを拡大して示すが、アルミニウム、プラスチック材料、他の金属、又はこれらの材料の組み合わせから製造される。挿入要素の下部部分7cは円筒状に形成される。上部部分7aは、挿入要素と最下のポール管部分6との間の摩擦結合を高めるために、歯をつけた形をした周囲構造18を備える。直径d4を有する、より小さい直径の上部部分7aと、直径d5を有する、より大きい直径の下部部分7cとの間に、肩部19が位置する。最下の管部分6の下端17はこの肩部19上に載る。上部部分7aは最下の管部分6の下部部分6a内へと突出する。挿入要素7は、付加的に、その上部部分7aによって、最下の管部分6内に接合させることができる。下部部分7cは、その外壁によって、端部取り付け部4の内壁に当接し、エラストマーばね要素9のばね力を越える軸方向の力Kがポール上に上からかかる場合に、端部取り付け部4の中で軸方向に移動可能なように取り付けられる。挿入要素7は、緩衝動作の間、止まり孔5cの下端30がその下側止め部となる。本例示の実施形態において、挿入要素7は縮めて形成され、すなわち、中間部分7bがない。
図2dは、先端体3の3つの個々の主要素4,9,10を互いから取り外した図を概略で示す。ここでは、上に向かって半径方向内側に傾斜する円周状の側面を備えた台形状の上側止め要素10を認識できる。2つの止め面8a、10aは、ポール軸Sに対し90度の角度αで、支持基盤にほぼ平行に延びる。台形の形状又は円周状の縁は、密閉された配置接続のために用いられ、例えば射出成形によって製造できる。
組み立てると、先端体3は、上側止め要素10、エラストマーばね要素9及び端部取り付け部4の個々の中央受け入れ開口部5a、5b、5cを同軸に配置させて構成される中央受け入れ開口部を備える。端部取り付け部4内の中央受け入れ開口部5cは、図示した全ての例示の実施形態において止まり穴として形成されるが、エラストマーばね要素9と上側止め要素10の場合は、これとは異なり通り抜け開口部5b又は5aとして形成される。図2eは、端部取り付け部4の壁の2つの対向して位置する場所にある通り抜け開口部1に、半径方向の横ピン14を挿入した図を拡大したものであり、図2dに対し90度回転させた図である。
図3は、第3の好ましい例示の実施形態を示す。この例示の実施形態においては、最下の管部分6が細くなるように形成されていない。しかしながら、軸方向の細長い穴13は、やはり、挿入要素7の下部部分7cに一体的に形成されている。管部分6は、図1及び2の2つの前述の例示の実施形態より短く形成される。最下の管部分6の下端17は、先端体3の上側止め要素10の上側で終わる。図3bの挿入要素7だけを拡大して示した図3cを見ると、挿入要素の上部部分7aがその周囲に構造18を備え、この構造は互いから軸方向に間隔をあけて配置される周りを取り巻く環状の切り込みによって提供されていることが分かる。挿入要素7の上部部分7aの最下端部12では、挿入要素7の中間部分7bへの移行部に配置される肩部19の手前に、円周状のフランジ31が配置され、このフランジの直径d8は上部部分7aの残りの部分の外径d4より大きい。最下の管部分6の下端17は、挿入要素7が最下の管部分6内に下から差し込まれると、前記フランジ31上に載る。挿入要素7の上部部分7aの下端部12上の前記フランジ31の下面は、先端体3のための、又は上側止め要素10の上面のための上側止め部を形成する。挿入要素7の中間部分7bと下部部分7cは、挿入要素4dの上部部分の外径d4より小さい外径d5又はd6を有し、中間部分7bと下部部分7cは、本例示の実施形態では同じ外径d5、d6を有する。挿入要素7は図2より長く形成されており、3つの部分7a、7b、7cの全部にわたるその全長は、約3〜15cm、好ましくは5〜12、特に7〜10cmである。細長い穴13は、挿入要素7のより直径の小さい区間のほぼ真ん中、すなわち、上部部分7aの下端部12上のフランジ31と挿入要素7の下端32との間の区間のほぼ真ん中に位置する。この例示の実施形態では、中間部分7bは、挿入要素7の、エラストマーばね要素9と上側止め要素10が周りに係合する領域を形成する。
図4は、第4の好ましい例示の実施形態を示す。この場合、挿入要素7は、図3の第3の例示の実施形態と同じに形成される。ここでの違いは、上側止め要素10及び端部取り付け部4でのエラストマーばね要素9の留め付け方である。この接続は、ここでは、ダブテール結合によって得られ、それぞれ隣接する要素が形状結合にて互いにはまり合うように、上側止め要素10の軸方向延長部10bがエラストマーばね要素9の中に下向きに係合し、端部取り付け部4の上端部8上の上側軸方向延長部8bがエラストマーばね要素9の中に上向きに係合する。2つの延長部8b、10bは、この場合、それぞれ斜めの側面を有する。この場合、さらに、接着結合(又は、これに代えて、射出成形、溶接等による材料結合)を、当接する境界面に提供することもできる。この第4の実施形態では、エラストマーばね要素9は、その半径方向内側の面から挿入要素7までの間隔33を円周状に有する。図4eは、第5の好ましい実施形態を示し、これは、第4の実施形態と比べて、エラストマーばね要素9の上側止め要素10及び端部取り付け部4での留め付けのさらなる代替方法である。ここでも形状結合が提供されるが、端部取り付け部4の上側軸方向延長部8bと、上側止め要素10の下側軸方向延長部10bの側面は傾斜しておらず、それぞれ、エラストマーばね要素に、より小さな直径のネック部分によって係合し、このネック部分にはより大きい直径のフランジが続き、このフランジは、その上面と下面によってポールの長手軸Sに対しほぼ横向きで、支持基盤に対し平行に延びる。この場合もまた、エラストマーばね要素と、上側止め要素10との上向きの、又は端部取り付け部4との下向きの良好なはまり合いが生まれる。さらに、この場合もまた、隣接する止め面での接着結合を提供することができる(この場合も、これに代わるものとして、溶接、射出成形、超音波溶接等による材料結合が可能である)。
例えば、エラストマーばね要素9が柔らかい材料から成り、及び/又は軸方向に十分な高さがない場合(意図的に又は意図的でなく)、フルロード負荷がかかるときに、挿入要素7cの下端が中央受け入れ開口部5cの底部に又は円周状の段部にぶつかる可能性がある。その結果、緩衝効果が早い時点で終わり、これは激しい衝突による不快をもたらし、不利となり得る。これは、図4による例示の実施形態の場合に対する図4h及びiに示すように、受け入れ開口部5cに追加の緩衝要素34を配置することにより解決することができる。
図4hによる形成の場合、この追加の緩衝要素は、エラストマー材料(エラストマーばね要素と類似の材料)から製造される小さい円柱ブロックであり、受け入れ開口部5cに挿入されるか、この中に留め付けられる。緩衝要素34は、この場合、図4hに示すように、受け入れ開口部5cの内径よりいくらか小さい外径を備えることができ、その結果、効果的な緩衝のために、緩衝要素のエラストマー材料がいくらか側方に寄ることができる。しかしながら、対応するプラグ34がずれるのを防ぐために、このプラグを、外径が受け入れ開口部5cの内径にほぼ相当する、対応の形状とすることにより、受け入れ開口部5cにいわば形状結合及び/又は力結合にて押し込む、又は、材料結合(例えば接着)によって留め付けることもできる。あるいは、図4hに示す例示の実施形態の場合、下向きのタップを備えた緩衝要素34を形成して、このタップが空洞29に形状結合にて係合し、その結果、緩衝要素34を正しい位置に固定することが可能である。ちなみに、これに代えて、緩衝要素を、中実な円筒状でなくエラストマー材料から成るリング(例えば単純なOリング)の形をしたものとし、これが空洞29への止まり穴の底部の段部に載るようにすることも、かなり一般的に考えられる。
下部軸方向部分7cの自由端部が、円周状の縁によって緩衝要素に損傷を与えるのを防ぐために、及び、付加的に緩衝要素34上での最適な支持を保証するために、この下部部分7cの中空の円筒管に閉鎖プラグを差し込むことができ(図示せず)、この閉鎖プラグは、緩衝34の上面に対する十分な支持面を提供し、これに損傷を与えるのを防ぐ。
このような緩衝要素34に対する別の可能な構造を図4jに示す。緩衝要素34が、下部部分7cの下部開口部内に形状結合、及び/又は、力結合、及び/又は、材料結合にて差し込むことのできる、いくらか小さい外径をもつ付加的なガイドタップ35を備えることは、とりわけ、この例示の実施形態の場合、取り付けに有利である。よって、取り付けには、ガイドタップ35を備えた緩衝要素34が、下部部分7cに差し込まれ、その後、挿入要素7が端部要素4に差し込まれ、最後に緩衝要素34が最適に配置され、緩衝機構が圧縮されると、空洞29の肩部を有する止まり穴の底に載るようになる。
図4h及びiに示す緩衝要素34のさらなる配置は、同様に、図1〜3による例示の実施形態の場合にも完全に類似の方法で用いることができる。
図1による例示の実施形態の場合、ガイドタップ35は最下の管部分6に係合する。
図2による例示の実施形態の場合、このような緩衝要素34を挿入要素7の底に留め付けることができる。また、半径方向の横ピン14の下側でそこからいくらか離れた挿入要素7の最下領域を2成分構造にして、空洞5の方に向く下側領域をエラストマー材料で構成することもできる。図2cでは、このオプションを、点線36によって概略的に示し、この点線の下側に示す挿入要素17の領域を、エラストマー材料から構成することができ、緩衝要素34に対応する。
1 14のための4内の通り抜け開口部
2 ポール本体
3 先端体
4 端部取り付け部
5 4の5c内で6aが、又は4の5c内で7cが可動なための自由空洞
5a 10内の中央受け入れ開口部
5b 9内の中央受け入れ開口部
5c 4内の中央受け入れ開口部
6 2の最下の管部分
6a 6の下部部分
7 挿入要素
7a 7の上部軸方向部分
7b 7の中間軸方向部分
7c 7の下部軸方向部分
8 4の上端部
8a 8上の9のための下側止め部
8b 8の上側軸方向延長部
9 エラストマーばね要素
10 上側止め要素
10a 10上の9のための上側止め部
10b 10の下側軸方向延長部
11 6上の肩部
12 7aの下端部
13 軸方向の細長い穴
14 半径方向の横ピン
15 4の下端部
16 15上の16内の硬質金属ピン
17 6の下端
18 7a上の周囲構造物
19 7上の肩部
20 6内の空洞
21 16のための15の挿入部
22 4上のねじ山部分
23 9上の周囲凹所
24 ポールプレート
25 8の下側の第1の肩部
26 8の下側の第2の肩部
27 22と26の間の領域
28 25と26の間の短い領域
29 15の空洞
30 5cの下端
31 12上の7aの円周フランジ
32 7の下端
33 9上の円周状の間隔
34 緩衝要素
35 34のガイドタップ
36 概略の仕切り線、エラストマー材料の下側
d1 9の半径方向の厚み
d2 11の上側の6の外径
d3 11の下側の6の外径
d4 7aの外径
d5 7bの外径
d6 7cの外径
d7 5内の4の内径
K 力の方向
L1 4の軸方向長さ
L2 9の軸方向長さ
L3 7の軸方向長さ
Q 14の延長方向
R 相対運動
S ポールの長手軸
α 8a/10aとSの間の直角

Claims (15)

  1. ポール本体(2)を有し、ポール本体の下部自由端部に先端体(3)を備えたポール、特にノルディックウォーキングポール、トレッキングポール、スキーポール、クロスカントリースキーポール、又はウォーキングポールであって、
    前記先端体(3)は、前記ポール本体(2)の最下の管部分(6)を受け入れるための、及び/又は、挿入要素(7)を受け入れるための中央受け入れ開口部(5c)を備える、下方に閉じた端部取り付け部(4)を有し、及び
    前記端部取り付け部(4)の上端部(8)の軸方向上方に接続する外側円周状弾性エラストマーばね要素(9)を有し、
    前記挿入要素(7)は、前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)に上部軸方向部分(7a)によって受け入れられて留め付けられ、及び、前記端部取り付け部(4)の前記中央受け入れ開口部(5c)に下部軸方向部分(7c)によって受け入れられ、
    前記外側円周状弾性エラストマーばね要素(9)は、前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)か、又は前記挿入要素(7)の中間軸方向部分(7b)の周りに、周方向(U)に少なくとも部分的に係合し、及び
    前記先端体(3)は、軸方向の力(K)がかかっている間、前記端部取り付け部(4)に対する、前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)の、及び/又は前記挿入要素(7)の、軸方向の相対運動(R)を緩衝し、
    前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)と、前記挿入要素(7)が配置される場合にはさらに前記挿入要素(7)が、前記弾性要素(9)のばね力とは逆に、前記端部取り付け部(4)の前記中央受け入れ開口部(5c)内で軸方向に移動可能なように取り付けられる
    ことを特徴とするポール。
  2. 前記先端体(3)は上側止め要素(10)をさらに備え、この上側止め要素(10)は、前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)上の肩部(11)上か、又は、前記挿入要素(7)の前記上部軸方向部分(7a)の下端部(12)上かに、好ましい方法で留め付けられ、かつ、前記エラストマーばね要素(9)用の上側止め部(10a)を提供し、
    前記エラストマーばね要素(9)は、前記端部取り付け部(4)の前記上端部(8)に配置される下側止め部(8a)と、前記上側止め部(10a)との間に軸方向に配置され、
    前記エラストマーばね要素(9)は、前記上側及び/又は下側止め部(8a、10a)上に、好ましくは形状結合、特に、例えばダブテール結合等のタング・アンド・グルーブ結合(Nut−Kamm−Verbindung)によって、及び/又は、材料結合、特に接着結合、2成分射出成形法及び溶接によって留め付けられる
    ことを特徴とする、請求項1に記載のポール。
  3. さらに、半径方向の横ピン(14)が配置され、これは、前記端部取り付け部(4)と、前記最下の管部分(6)又は前記挿入要素(7)、好ましくは、前記挿入要素(7)の中間部分(7b)又は下部部分(7c)を、前記ポールの長手軸(S)を横切る方向(Q)に半径方向に突き抜け、この目的のために、前記半径方向の横ピン(14)用の通り抜け開口部(15)が前記端部取り付け部(4)に配置され、
    前記最下の管部分(6)又は前記挿入要素(7)の前記下部軸方向部分(7c)は、前記半径方向横のピン(14)を案内するために、それぞれの壁に、少なくとも1つの軸方向の細長い穴(13)を、好ましくは、周方向(U)に互いに対向して配置される2つの細長い穴(13)を備え、前記半径方向の横ピン(14)は、軸方向の力(K)が前記ポール本体(2)に上から作用すると、前記少なくとも1つの軸方向の細長い穴(13)の境界内部で、前記弾性要素(9)のばね力とは逆に、軸方向に移動可能となるように取り付けられ、
    前記細長い穴(13)は、好ましくは、0.5〜3cmの長さを有し、特に好ましくは0.7〜1.5cm、最も好ましくは0.8〜1.3cmの長さを有し、
    前記細長い穴の軸方向長さは、好ましくは、それぞれの末端位置に達したときに、前記細長い穴から排出されないように、ばねの可能な運動距離より長い
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のポール。
  4. 前記ポールは、少なくとも2つの、互いに伸縮することのできる管部分を備え、
    前記ポールは、長さ調整のための、又は、前記少なくとも2つの伸縮することのできる管部分の互いに対する相対的な軸方向位置を取り外し可能に固定するための外側クランプシステムを備える
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のポール。
  5. 前記端部取り付け部(4)と、前記弾性要素(9)と、前記上側止め要素(10)とが、好ましくは多成分射出成形法、溶接、接着又はこれらの組み合わせにより、好ましくは密閉されて、一体的に互いと接続されることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載のポール。
  6. 前記端部取り付け部(4)は、3〜15cm、好ましくは5〜12cm、特に好ましくは7〜10cmの軸方向長さ(L1)をもち;及び/又は、前記挿入要素(7)は、2〜12cm、好ましくは3〜10cm、特に好ましくは5〜8cmの軸方向長さ(L3)をもち、
    前記挿入要素(7)は、好ましくは、金属、特にアルミニウム、プラスチック材料、特に繊維強化プラスチック材料、又はこれらの材料の組み合わせから製造される
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のポール。
  7. 前記エラストマーばね要素(9)は、0.5〜4cmの範囲、好ましくは1〜3cmの範囲、特に好ましくは1.5〜2cmの範囲の軸方向長さ(L2)をもち;及び/又は、前記エラストマーばね要素(9)は、0.2〜1cmの範囲、好ましくは0.4〜0.8cmの範囲、特に好ましくは0.5〜0.7cmの範囲の半径方向の厚み(d1)をもつことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のポール。
  8. 前記最下の管部分(6)は肩部(11)を備え、この肩部で、前記肩部(11)より軸方向下側の前記最下の管部分(6)の直径(d3)が、前記肩部(11)より軸方向上側の前記最下の管部分(6)の直径(d2)より小さくなるように、前記最下の管部分(6)が軸方向に下に向かって先細り、
    前記肩部(11)は、前記先端体(3)のための上側止め部として働く
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のポール。
  9. 前記端部取り付け部(4)は、支持基盤の方を向く自由端部(15)を閉じて形成され、ポール先端部として働くピン(16)、好ましくは硬質金属先端部を備える挿入部が、前記端部取り付け部(4)の支持基盤の方を向く端部(15)に下から入れられ、かつ、好ましくは、前記端部取り付け部(4)の前記中央受け入れ開口部(5c)に留め付けられ、及び/又は、
    緩衝器又はポールプレート(24)が前記端部取り付け部(4)に留め付けられ、ポールプレート(24)が請求項3〜8のいずれかに記載のポールに留め付けられている場合、前記ポールプレート(24)は好ましくは、前記端部取り付け部(4)の、前記半径方向の横ピン(14)が前記中央受け入れ開口部(5c)を突き抜ける領域の周りに係合する
    ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のポール。
  10. 前記挿入要素(7)の前記上部及び/又は前記下部軸方向部分(7a、7c)が円筒状に形成され、
    好ましくは、前記挿入要素の前記上部軸方向部分(7a)が、好ましくは半径方向の凹所の形をした、特に好ましくは、軸方向に互いから間隔をあけて配置される少なくとも部分的に円周状の半径方向の切り込みの形をした周囲構造(18)を備え、及び/又は、好ましくは、前記上部軸方向部分(7a)の外径(d4)が、好ましくは、前記挿入要素(7)の前記中間軸方向部分(7b)の外径(d5)より、及び/又は、前記挿入要素(7)の前記下部軸方向部分(7c)の外径(d6)より、大きい又は小さい
    ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のポール。
  11. 前記挿入要素(7)の前記下部軸方向部分(7c)は、前記中央受け入れ開口部(5c)内の前記端部取り付け部(4)の内径(d7)に実質的に相当する直径(d6)を有し、軸方向の力(K)が前記ポール本体(2)に上からかけられると、前記端部取り付け部(4)の内部で好ましくは摩擦結合によって案内される挿入要素(7)が、前記端部取り付け部(4)内で軸方向に滑動することを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載のポール。
  12. 前記挿入要素(7)は、前記端部取り付け部(4)の前記中央受け入れ開口部(5c)内に完全に受け入れられ、
    前記挿入要素(7)の前記下部軸方向部分(7c)は、前記端部取り付け部(4)の内壁に当接し、かつ、前記最下の管部分(6)に受け入れられる前記挿入要素(7)の前記上部軸方向部分の前記直径(d4)より大きい直径(d6)を有し、
    前記最下の管部分(6)は、その下部部分(6a)によって前記端部取り付け部(4)の前記中央受け入れ開口部(5c)内に突出し、
    前記挿入要素(7)の前記上部軸方向部分(7a)と、前記挿入要素(7)の前記下部軸方向部分(7c)との間に、前記最下の管部分(6)の下端(17)用の下側止め部として機能する肩部(19)が配置される
    ことを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載のポール。
  13. 前記中央受け入れ開口部(5)は止まり穴であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載のポール。
  14. 前記エラストマーばね要素(9)のための前記上側止め部(10a)及び/又は前記下側止め部(8a)は、それぞれ、前記上側止め要素(10)上、又は、前記端部取り付け部(4)の前記上端部(8)上に、半径方向に延びる面として形成され、この面が前記ポールの長手軸(S)に対してほぼ直角(α)に延びることを特徴とする、請求項2〜13のいずれかに記載のポール。
  15. ポール、特にノルディックウォーキングポール、トレッキングポール、スキーポール、クロスカントリースキーポール、又はウォーキングポール用の先端体(3)であって、
    ポール本体(2)の最下の管部分(6)を受け入れるための、又は、挿入要素(7)を受け入れるための中央受け入れ開口部(5c)を備える、下方に閉じた端部取り付け部(4)を有し、
    前記端部取り付け部(4)の上端部(8)の軸方向上方に接続する外側円周状弾性エラストマーばね要素(9)をさらに有し、及び
    好ましくは、さらに、上側止め要素(10)を備え、
    前記挿入要素(7)は、前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)での受け入れのための上部軸方向部分(7a)を備え、及び、前記端部取り付け部(4)の前記中央受け入れ開口部(5c)での受け入れのための下部軸方向部分(7c)を備え、
    前記外側円周状弾性エラストマーばね要素(9)は、前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)か、又は前記挿入要素(7)の中間軸方向部分(7b)の周りに周方向(U)に係合し、及び、軸方向の力(K)の作用時、前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)の軸方向の相対運動(R)を緩衝し、
    前記上側止め要素(10)は、前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)上の肩部(11)上か、又は、前記挿入要素(7)の前記上部軸方向部分(7a)の前記下端部(12)上かに好ましい方法で留め付けられ、かつ、前記エラストマーばね要素(9)用の上側止め部(10a)を提供し、
    前記エラストマーばね要素(9)は、前記端部取り付け部(4)の前記上端部(8)に配置される下側止め部(8a)と、前記上側止め部(10a)との間に軸方向に配置され、
    前記先端体(3)が前記ポール上に取り付けられると、前記ポール本体(2)の前記最下の管部分(6)と、前記挿入要素(7)が配置される場合にはさらに前記挿入要素(7)が、前記ポール本体(2)に上から軸方向の力(K)がかけられるときに、前記エラストマーばね要素(9)のばね力とは逆に、前記端部取り付け部(4)内で軸方向に移動可能なように取り付けられることを特徴とする先端体(3)。
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