JP2018510075A - 高可撓性基板の担体への接合方法およびその方法で形成された製品 - Google Patents
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Abstract
担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、第1の方向に面外湾曲を生じさせる工程と、担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、可撓性基板を担体基板の上方に配置する工程と、可撓性基板と担体基板とを接合させる工程であって、接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、可撓性基板が担体基板に接合するまで、開始領域から接合を広めるものである工程とによって、可撓性基板を担体基板に接合する方法。接合前端部の特徴が、接合された可撓性基板および担体基板を、第1の方向とは反対の第2の方向に、面外湾曲を生じさせる傾向を有し、接合後の面外変形の量が制御される。
Description
本出願は、米国特許法第119条の下、2015年1月22日出願の米国仮特許出願第62/106,417号の優先権の利益を主張し、その内容は依拠され、全体として参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、高可撓性基板などの可撓性基板の処理方法および装置に関し、もっと厚く、もっと堅い基板用に設計された、いわゆるシート製造技術を用いたものである。
シート製造技術は、典型的には、各基板(例えば、ガラスシート)を、任意の数の処理工程(加熱、線引き、トリミング、切断など)を通って搬送元から搬送先へ搬送して、それぞれのシートを処理するのに使われている。各シートの搬送には、それぞれの基板を、処理位置から処理位置へと協働で移動する多数の構成要素を必要とするかもしれず、基板の望ましい特徴を全く劣化させないことが好ましい。例えば、典型的な移送機構は、任意の数の非接触支持部材、接触支持部材、ローラ、側面ガイドなどを含み、基板を、システムを通して導き、搬送元から各処理位置を通って、最終的に搬送先へと導く。非接触支持部材は、空気軸受、流体バー、低摩擦面などを含んでいてもよい。非接触支持部は、搬送中に基板を「浮かせる」ために、正と負の流体圧力流の組合せを含んでいてもよい。接触支持部は、ローラを含み、システムを通した移送中の基板を安定させてもよい。
シート製造システム用の上記移送機構は、典型的には、製造システムを通した搬送および処理中に基板に力が加えられても、適切な物理的寸法、材料の完全性、および/または、他の特性を保持するのに十分な堅さを示す、比較的厚い基板用に設計されている。例えば、液晶表示装置(または、他の同様の利用例)で使用されるカバーガラス用の典型的なシート製造技術は、典型的には、約0.5mm程度以上の厚さを有する場合など、ガラス基板が比較的高い堅さを示すことを必要とする。
一方、これらのシート製造技術が、著しく低い堅さを有する基板(例えば、高可撓性ガラス基板)を処理する場合に使用されると、問題となるかもしれない。
シート製造技術を高可撓性基板に使用することで起こりうる問題のうち、少なくともいくつかは、そのような基板を搬送および処理するための特別な処理機器を設計することによって克服されるかもしれない。しかしながら、そのような設計は、既存の(完済されているかもしれない)製造機器を使えなくしてしまうだけではなく、時間と資源の点で膨大な開発費を必要とするだろう。例えば、高可撓性基板を処理する場合には、従来のシート製造技術を使わなくなり、「ロールツーロール」搬送処理機器が選ばれるかもしれない。原則的に、そのような取換えは、長期的には製造コストの低下につながるが、高可撓性基板材料用に新しいロールツーロールシステムを設計して提供するための開発費は、非常に高額であり、更に、可撓性基板の種類によっては、処理するのに革新的技術を必要とするかもしれない。
したがって、当技術分野において、可撓性基板を、シート処理技術を用いて処理してもよいように変えるための新しい方法および装置が必要である。
本開示では、説明のために、ガラスから形成された基板を用いる方法および装置について記載することが多いが、当業者には、本方法および装置が、ガラス基板、結晶性基板、単結晶基板、ガラスセラミック基板、ポリマー基板などを含む、数々の種類の基板に適応されるのが分かるだろう。
例えば、可撓性基板材料の1種類は、Corning(登録商標)Willow(登録商標)ガラスと称され、多くの目的に適したガラス材料である。比較的薄い材料(紙シートと略同じ、約0.1mmの厚さ)であることが、ガラス材料の強度および可撓性と組み合わさり、通常のものから、装置または構造を表示素子で包むものなど、非常に高度なものまでの利用を可能にしている。「Corning」「Willow」ガラスは、有機発光ダイオード(OLED)と液晶表示装置(LCD)の両方について、非常に薄いバックプレーン、カラーフィルタ用などに使用してもよく、高性能携帯装置(例えば、スマートフォン、タブレットおよびノートブック型コンピュータ)で使用してもよい。「Corning」「Willow」ガラスは、タッチセンサ、OLED表示装置用封止材、並びに、他の湿気酸素感知技術などの電子部品製造にも使用してもよい。「Corning」「Willow」ガラスは、約100μm(マイクロメートルまたはミクロン)から200μm程度の厚さで、高可撓性で、約2.3から2.5g/cm3の密度、約70から80GPaのヤング率、約0.20から0.25のポアソン比、および、約185から370mmの最小曲げ半径を含むガラス特性を有していてもよい。
「Corning」「Willow」ガラスの各基板が、典型的なシート製造技術を用いて処理されると、材料の薄さ、および、可撓性により、ガラスの材料特性の劣化、ガラスの致命的不良、および/または、シート処理機器の途中停止または破損などの結果につながりうるだろう。
本開示は、(もっと厚く、もっと堅い基板用に設計された)既存のシート製造システムで、薄い可撓性ガラス基板などの可撓性基板を処理する際の問題に、取り組むものである。特に、本開示の方法および装置は、可撓性基板を、もっと厚く、および/または、もっと堅い担体基板に一時的に接合することで、シート処理システムでの処理の際に、その可撓性基板を、もっと堅い物理的特性を有するものとして提供する。処理後に、一時的接合は外されて、可撓性基板の製造、処理、または、顧客への配達が行われる。
当業者には、他の態様、特徴および利点は、添付の図面と共に本明細書の記載から明らかであろう。
図示のために、図面では、現在好ましいとされる形状が示されているが、本明細書で開示記載される実施形態は、図示された正確な配置および手段に限られたものではないと理解されるべきである。
以下の実施形態では、説明のために、好ましい材料であるガラスから形成された可撓性基板の処理について記載する。但し、実施形態で、異なる材料を使って、結晶性基板、単結晶基板、ガラスセラミック基板、ポリマー基板などの可撓性基板を提供してもよい。
ここで、従来のシート製造システムで可撓性基板102を処理するための準備で、可撓性基板102を担体基板104に一時的に接合する工程の概略を示す斜視図である図1を参照する。上記のように、可撓性基板102を、もっと厚く、および/または、もっと堅い担体基板104に接合する根拠は、可撓性基板102より堅い基板を扱うために設計されたシート処理システムで可撓性基板102が処理される際に、可撓性基板102を、もっと堅い物理的特性を有するかのようにして提供しようとするものである。
図2は、結果的に得られた接合構造物100(担体基板104上に可撓性基板102)の概略図を示している。この点で、担体基板104は、ガラス材料などの材料シートから形成されてもよく、担体基板104は、(デカルト座標系の)X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有する。特に、X軸およびY軸は、X−Y平面を画定し、X−Y平面は、本明細書では、面内と称されるか、および/または、面内基準面を画定するものである。同様に、可撓性基板102は、ガラス材料であってもよい、材料シートから形成され、可撓性基板102は、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有する。上記のように、可撓性基板102は、(i)担体基板104の可撓性より、実質的に高い可撓性、および、(ii)担体基板の厚さより、実質的に薄い厚さ、のうち少なくとも1つを示す。
1つ以上の実施形態において、可撓性基板102は、ガラスから形成され、(i)約50μm(ミクロンまたはマイクロメートル)から約300μm、および、(ii)約100μmから約200μmのうち1つの厚さを有していてもよい。1つ以上の更なる実施形態によれば、可撓性基板102は、約2.3から2.5g/cm3の密度、約70から80GPaのヤング率、約0.20から0.25のポアソン比、および、約185から370mmの最小曲げ半径のうち少なくとも1つを有していてもよい。
同様に、1つ以上の実施形態において、担体基板104は、ガラスから形成されていてもよい。しかしながら、好ましくは、担体基板104は、少なくとも約400から約1000μmまでのうち1つの厚さを有し、特に、可撓性基板102より厚い。
可撓性基板102と担体基板104との接合については、本明細書で更に詳細に後述するが、接合は、一時的で、主に、従来のシート製造システムで可撓性基板102を処理するために用いられるのが好ましい。そのような処理の後、一時的接合が外され、更なる処理、および/または、従来のシート製造システム外で利用するために、可撓性基板102が、担体基板104から離されてもよい。
可撓性基板102と担体基板104とを(一時的または他の状態で)接合させるために、本明細書で後述する接合パラメータおよび特徴も考慮されて相殺される限りは、任意の数の機構および/または工程が用いられてもよい。当業者であれば、本明細書に開示された条件を実現するのに、例えば、以下の特許出願に開示された接合工程のうち1つ以上を使用および/または変更するかもしれない:2012年12月13日出願の米国仮特許出願第61/736,887号、2013年10月7日出願の米国特許出願第14/047,506号、2014年1月27日出願の米国仮特許出願第61/931,924号、2014年1月27日出願の米国仮特許出願第61/931,912号、2014年1月27日出願の米国仮特許出願第61/931,927号、および、2014年4月9日出願の米国仮特許出願第61/977,364号の各明細書、そして、その開示は、参照により全体として本明細書に組み込まれる。
本開示の方法および装置の利点を、もっと完全に理解してもらうために、ここで、図3および4を参照して、いくつかの接合特性および現象を詳細に記載する。図3は、可撓性基板102が担体基板104に接合されてもよい手順の一例の概略を示す斜視図であり、結果的に、接合構造物100が、略ドーム状に面外変形している。図4は、図3の接合構造物100の面外変形の定量測定値を示すグラフである。
ここでも説明のために、接合工程前、および、接合工程の少なくとも一部で、可撓性基板102および担体基板104は、それぞれ、X軸に示された長さ寸法、Y軸に示された幅寸法、および、Z軸に示された厚さ寸法に特徴がある。それによって、X軸およびY軸は、面内基準面(例えば、図4で、接合構造物100の平坦度がそれと比較される)であるX−Y平面を画定する。
特に図3を参照すると、接合工程は、可撓性基板102を、担体基板104の上方に配置して、次に、接合を生じさせる工程を含んでいてもよい。特に、可撓性基板102が担体基板104の上方に配置された時に、典型的には、基板間の比較的小さな間隔を維持する雰囲気ガス(空気など)が存在するだろう。接合を始めるために、物理的押圧力などによって、可撓性基板102と担体基板104とを局所的に付勢して互いに接合させ、開始領域が確立されてもよい。図示された例では、可撓性基板102を担体基板104の方へ、集中点で押圧し、接触させて、単一点、および/または、略円形領域を、開始領域20として確立してもよく、矢印22で示されている。
当業者には、開始領域を生じるのと共に、1つ以上の他の接合基準も利用してもよいことが分かるだろう(上記の米国特許出願の開示を参照)。そのようにすることで、開始領域20で生じた接合が、接合前端部24に合わせて広まるだろう。図示された開始領域20(つまり、単一点、および/または、略円形領域)の場合には、接合前端部24は、X‐Y平面上で、開始領域20から離れるように全方向に延伸する、放射状の向きのベクトルを含むだろう。接合前端部24は、基板の縁部に至って可撓性基板102が担体基板104に接合されるまで、X‐Y平面上で放射状に外側に広がり続けるだろう。
実験を通して、上記の(放射状に延伸した)接合前端部24が、接合構造物100を面外変形させる(つまり、X‐Y平面によって画定された基準面の面外になる)ことが見出された。特に、放射状に延伸する接合前端部24は、結果的にZ軸方向に略ドーム状の面外湾曲を生じ、例において、Z軸に沿った下方の面外湾曲として示されている。換言すれば、何らかの相殺機構なしで、可撓性基板102を担体基板104に単に接合すれば、望ましくない面外湾曲を生じ、それが修正されないままにされると、シート製造システムの下流側工程で、望ましくない影響を更に生じるかもしれない。確かに、一般的に、従来のシート製造システムは、投入される被処理基板(この場合、接合構造物100)が比較的平坦な場合に、最もよく機能すると考えられている。
しかしながら、図3の接合構造物100は、概して、平坦ではない。確かに、図4を参照すると、図3の接合構造物100の一例の面外変形の定量測定値を示すグラフが示されている。実験室での実験に関して、図4のグラフのZ軸は、μmで、X軸およびY軸は、mmで測定されたものである。略ドーム状の湾曲である面外湾曲は、最大で、225から300μm程度である。そのような湾曲は、従来のシート製造システムで許容できないか、および/または、結果的に販売用に不適切な欠陥中間製品を生成するかもしれない。本明細書で、より詳しく後述するように、本実施形態によれば、そのような望ましくない接合現象は相殺される。
ここで、図5および6を参照して、可撓性基板102を担体基板104に接合した結果生じた面外湾曲の他の例を記載する。図5は、可撓性基板102が担体基板104に接合されてもよい、他の手順の一例の概略を示す斜視図であり、結果的に、接合構造物100が円筒状に面外変形している。図6は、実験により得られた、図5の接合構造物100の面外変形の定量測定値を示すグラフである。
特に図5を参照すると、接合工程は、ここでも、可撓性基板102を、担体基板104の上方に配置して、次に、接合を生じさせる工程を含んでいてもよい。接合を始めるために、ここでも、物理的押圧力などによって、可撓性基板102と担体基板104とを局所的に付勢して互いに接合させ、開始領域が確立される。しかしながら、図3の上記例と比べて、図示された例では、可撓性基板102を担体基板104の方へ、直線状に延伸する集中域で押圧し、接触させて、略直線状に延伸する開始領域30を確立する。直線状に延伸する圧力の生成機構、および、結果的に得られる直線状に延伸する開始領域30については、より詳細に、本明細書で後述する。
図示された直線状に延伸する開始領域30の場合には、接合前端部34は、X−Y平面上で、開始領域30の長手方向を横切って直線状に延伸するベクトルを含むだろう。例えば、開始領域30は、Y軸に平行な線(図5の右側に示された基板102、104の隣接した縁部に沿ってなど)に沿って、略直線状に延伸してもよい。結果的に、接合前端部34が、Y軸に平行な線(線30など)に沿って間隔を空けて略直線状に存在し、開始領域30から離れるように、Y軸を横切る方向(例えば、X軸に平行でY軸に垂直な方向)に進行するベクトルを含むことが見出された。接合前端部34は、基板の端部に至って可撓性基板102が担体基板104に接合されるまで、X−Y平面上で、直線状に開始領域30から離れるように拡大し続ける。
当業者には、図5に示した上記工程の変形例として、開始領域30を、X軸に沿って中間位置、例えば、各基板102,104の隣接した縁部の間の任意の位置で始めることを含むことが、分かるだろう。そのような場合には、接合前端部34は、ここでも、Y軸に平行な線(線30など)に沿って間隔を空けて略直線状に存在するベクトルを含み、ここでも、開始領域30から離れるように、Y軸を横切る方向に進行するであろう。しかしながら、特に、接合前端部34は、2つの部分を有しうるもので、それは、ベクトルが、直線状に(かつ、横切るように)開始領域30から一方向に(例えば、図5で左側に向かって)延伸する1つの部分と、ベクトルが、直線状に(かつ、横切るように)開始領域30から反対方向に(例えば、図5で右側に向かって)延伸する他の部分である。接合前端部34の両方の部分は、基板の縁部に至って可撓性基板102が担体基板104に接合されるまで、X‐Y平面上で直線状に開始領域30から離れるように広がり続けるだろう。
実験を通して、上記の(直線状に延伸する)接合前端部34も、接合構造物100を、面外変形(つまり、X−Y平面によって画定された基準面からの面外変形)させるだろうということが見出された。特に、直線状に延伸する接合前端部34は、結果的に、Z軸方向に略円筒状の面外湾曲を生じ、例では、Z軸に沿った下方の面外湾曲として示されている。ここでも、何らかの相殺機構なしで、可撓性基板102を担体基板104に単に接合すれば、望ましくない面外湾曲を生じ、それが修正されないままにされると、従来のシート製造システムの下流側工程で、望ましくない影響を更に生じるかもしれない。ここでも、図5の接合構造物100は、概して、平坦ではない。確かに、図6を参照すると、実験室での実験は、面外湾曲、略円筒状の湾曲が、最大で200から250μm程度であることを示している。
当業者には、上記のように、直線状に延伸する圧力を生成し、結果的に直線状に延伸する開始領域30を生成させるために使用してもよい、多数の機構があることが分かるだろう。例えば、図7Aのように、比較的堅い枠部材40および相対的に可撓性のバネ部42を含む、板バネ配置32−1を使用してもよい。可撓性バネ部42は、各ヒンジ連結部44−1,44−2を介して、回転自在に枠部材に連結されて、板バネ反り部を生成している。操作では、枠部材40およびバネ部42は、可撓性基板102の上方などの望ましい直線状開始領域30に平行に向けられる。次に、枠部材40に、下向きの力が加えられ、可撓性バネ部42が、可撓性基板102を担体基板104に対し、線に沿って付勢し、それにより、望ましい開始領域30が生成される。
他の例では、図7Bのように、湾曲した刃部52を有する相対的に堅い構造部50を含み、揺動押圧器と称してもよい揺動型配置32−2を使用してもよい。操作では、構造部50および刃部52は、可撓性基板102の上方などの望ましい直線状開始領域30に平行に向けられる。次に、構造部50に、下向きの揺動力が加えられ、湾曲した刃部52が、可撓性基板102を担体基板104に対し、線に沿って付勢し、それにより、望ましい開始領域30が生成される。
更に他の例では、図7Cのように、相対的に堅い枠部材60、および、それと弾力的に係合された複数の押圧部62を含む。多点直線状押圧配置32−3を使用してもよい。押圧部自体が、弾力的であるか、および/または、押圧された時に、個々の押圧部62または押圧部62の群が、撓むことを可能にする何らかの偏向機構を含んでいてもよい。操作では、枠部材60および押圧部62の直線アレイは、可撓性基板102の上方などの望ましい直線状開始領域30に平行に向けられる。次に、枠部材60に、下向きの力が加えられ、押圧部62が、可撓性基板102を担体基板104に対し、線に沿って付勢し、それにより、望ましい開始領域30が生成される。
当業者には、直線状に延伸する圧力を生成するのに、多数の非接触機構を使用し、結果的に直線状に延伸する開始領域30を生成してもよいことが分かるだろう。更に、不図示の他の例では、非接触手段が、(i)1つ以上の空気噴射部、(ii)1つ以上の空気軸受、および、(iii)1つ以上の超音波軸受のうち1つ以上を含んでいてもよい。
上記のように、本実施形態によれば、接合現象による望ましくないドーム状および/または円筒状の面外変形が相殺される。一般的に、接合操作前の担体基板104を処理することによって、そのような相殺が行われる。例えば、その工程は、担体基板104に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えることを含み、Z軸に沿った方向にX−Y平面からの面外湾曲を生じさせて、接合前端部の進行現象を経て発生するであろうX−Y平面からの面外湾曲を打ち消すものである。したがって、例えば、接合前端部の進行現象が、X−Y平面から、図3および5に特徴的に示された方向(例えば、下向き、または、Z軸の負方向)の湾曲を生じる傾向があれば、その時には、一般的な相殺方法では、担体基板104に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与え、反対方向(例えば、上向き、または、Z軸の正方向)に、X−Y平面からの面外湾曲を生じさせることを伴う。
そのように担体基板104が湾曲した後、接合工程では、担体基板104に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、可撓性基板102を、担体基板104の上方に配置する工程を含んでいてもよい。次に、開始領域が確立され、続いて、可撓性基板102と担体基板が互いに接合するまで、接合前端部が進行する。例えば、接合工程前、および、接合工程の少なくとも一部で、担体基板104に生じる湾曲の度合いを制御して、接合前端部によるX−Y平面からの面外湾曲性が、実質的に打ち消される(または、少なくとも軽減される)。
まず、円筒状の面外変形の場合を考え、さもなければ接合構造物100に起こりうる面外変形傾向を打ち消すように構成された形成機の概略を示す図8を参照する。形成機は、基台70、および、基台70から間隔を空けた偏向面72を有する。偏向面72は、1つ以上の作動器によって、基板72に対し湾曲してもよい。第1の作動器74は、形成機の略中央領域(X軸に沿って中央)に位置していてもよい。第1の作動器74は、Y軸に略平行に延伸して、偏向面72をZ軸の正方向に上方に付勢するロッドなどの偏向部材76を含んでいてもよい。調節機構78は、偏向部材76の基板70からのずれ位置制御、および、偏向部材76による、偏向面72に対する偏向作用量制御を行うように働く。任意で設けられる第2の作動器82は、偏向面72の側縁部を、基台70に平行に、偏向部材76に近づく、または、遠ざかるように移動するように働いてもよく、それによって、偏向部材76による偏光面72に対する偏向作用量の調節も可能になる。作動器74、82の一方または両方が、コンピュータ制御されてもよい。そのような作動は、結果的に、図5に示された湾曲方向とは反対方向に、偏向面72の円筒状の面外湾曲の量を調節可能にする。
操作では、担体基板104は、形成機の偏向面72上に置かれて、接合操作前に、担体基板104の処理が行われてもよい。特に、偏向面72は、担体基板104に、物理的応力および/または歪みを生じさせ、担体基板104に、接合前端部の進行現象を経て発生するであろうX−Y平面からの面外湾曲を相殺する、Z軸に沿った方向に円筒状の(X−Y平面からの)面外湾曲を生じさせる。例えば、偏向面72を介した応力および/または歪みは、X−Y平面からZ軸方向に間隔を空けてY軸に平行な軸を中心に、担体基板104を、物理的に曲げるという特徴があり、湾曲を生じさせる。図8において、そのような軸90は、偏向部材76の下方に平行に位置しており、それによって、X−Y平面からの面外湾曲がZ軸の正方向(例えば、示されているように上向き)になるように、偏向面72および担体基板104の曲率半径92を画定している。
担体基板104に、そのような湾曲を生じた後、接合工程は、担体基板104に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、可撓性基板102を、担体基板104の上方に配置する工程を含んでいてもよい。次に、上記機構のうち1つ、または、他の機構が使われて、開始領域30が確立される。例えば、開始領域30は、Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、接合前端部34が、Y軸に平行な線に沿って(つまり、ベクトルが間隔を空けて)、略直線状に延伸していてもよい。したがって、接合前端部34は、開始領域30から離れるように、Y軸を横切る方向に進行する(例えば、接合前端部は、X軸に平行に進行する)。それ以降、可撓性基板102と担体基板104とが互いに接合するまで、直線状の接合前端部34の進行が継続する。接合工程前、および、接合工程の少なくとも一部で、偏向面72によって担体基板104に生じる湾曲を制御して、接合前端部によるX−Y平面からの面外湾曲性が、軽減される。
図9は、上記相殺方法および/または装置を使用した結果生じた、接合構造物100の面外変形の定量測定値を示すグラフである。特に、実験室での実験により、相殺後の接合構造物100の面外湾曲が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいことが、明らかになった。これと比較して、相殺されていない接合構造物100の面外湾曲が、図6のグラフに示され、最大で、200から250μm程度の湾曲を示し、いくつかの実験結果では、相殺されていない接合構造物100の面外湾曲が、300から400μm程度にもなりうる。
当業者には、ドーム状の面外変形の場合には、担体基板104に、応力と歪みの少なくとも1つを与えて、図3に示されたような接合前端部24が放射状に延伸することで発生するドーム状の面外変形を打ち消すドーム状にするための機構(例えば、物理的機構)を設けることで解決できることが分かるだろう。換言すれば、可撓性基板102を担体基板104に接合する前に、物理的機構を使用して、担体基板104を、図3に示された方向とは反対のZ軸方向に、X−Y平面からドーム状に面外湾曲するように付勢する。その後、接合領域20(単一点、または、局所的直径)を生じさせ、可撓性基板102が担体基板104に接合されるまで、放射状に延伸する接合前端部24を進行させてもよい。接合工程前、および、接合工程の少なくとも一部で、担体基板104に物理的機構によって生じたドーム状の湾曲は、接合前端部24によるX−Y平面からの面外湾曲性が、軽減されるように制御されることを意図する。
他の実施形態では、接合前の担体基板104に、応力と歪みの少なくとも1つを与えて、ドーム状にすることが、熱によって行われる。この点について、さもなければ接合構造物100に起こりうる面外変形傾向を打ち消すために、可撓性基板102を担体基板104に接合する熱処理の概略を示す図10A、10Bを参照する。熱処理は、接合が始まる前に、可撓性基板102と担体基板104の少なくとも1つを加熱して、異なる温度T1,T2となるようにする処理を含む(図10A)。次に、可撓性基板102が、担体基板104の上方に置かれ(図10B)、放射状に延伸する接合前端部24が、上記手順により生じる。特に、異なる温度T1、T2は、接合を生じさせて、接合前端部24が放射状に延伸して進行する間の少なくとも一部で、実質的に維持される。それ以降、可撓性基板102と担体基板104は、接合後に、熱平衡に至ることが可能である。ここでも、接合工程前、および、接合工程の少なくとも一部で、熱処理により担体基板に生じた応力および/歪みは、接合前端部24によるX−Y平面からの面外湾曲性が、軽減されるように制御されることを意図する。
本明細書では、特定の実施形態について本開示を記載したが、これらの実施形態は、本実施形態の原理および利用例を例示したものにすぎないと理解されるべきである。したがって、例示的な実施形態に、数々の変形が可能であり、本出願の精神および範囲から逸脱することなく、他の配置も考えられると理解されるべきである。記載された様々な特徴は、任意に、および、全てを組合せてもよく、例えば、本開示の以下の態様のように組み合わせてもよい。
第1の態様によれば、方法において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、X軸およびY軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板を提供する工程と、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板を提供する工程と、
担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、Z軸に沿った第1の方向に、X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる工程と、
担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、可撓性基板を、担体基板の上方に配置する工程と、
可撓性基板と担体基板とを接合させる工程であって、接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、可撓性基板が担体基板に接合するまで、開始領域から接合を広めるものである工程と
を有し、
接合前端部の特徴が、接合された可撓性基板および担体基板を、第1の方向とは反対のZ軸に沿った第2の方向に、X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる傾向を有するものである方法が、提供される。
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、X軸およびY軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板を提供する工程と、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板を提供する工程と、
担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、Z軸に沿った第1の方向に、X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる工程と、
担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、可撓性基板を、担体基板の上方に配置する工程と、
可撓性基板と担体基板とを接合させる工程であって、接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、可撓性基板が担体基板に接合するまで、開始領域から接合を広めるものである工程と
を有し、
接合前端部の特徴が、接合された可撓性基板および担体基板を、第1の方向とは反対のZ軸に沿った第2の方向に、X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる傾向を有するものである方法が、提供される。
第2の態様によれば、応力と歪みのうち少なくとも1つを与える工程が、担体基板を、物理的に円筒状に曲げる工程を含むものである、第1の態様の方法が、提供される。
第3の態様によれば、
応力と歪みのうち少なくとも1つを与える工程が、X−Y平面からZ軸の方向に間隔を空けてY軸に平行な軸を中心に、担体基板を、物理的に曲げて、湾曲を生じさせる工程を含み、
湾曲は、X−Y平面からの面外湾曲が、Z軸に沿った第1の方向となるように、軸から担体基板への曲率半径に特徴がある、第2の態様の方法が、提供される。
応力と歪みのうち少なくとも1つを与える工程が、X−Y平面からZ軸の方向に間隔を空けてY軸に平行な軸を中心に、担体基板を、物理的に曲げて、湾曲を生じさせる工程を含み、
湾曲は、X−Y平面からの面外湾曲が、Z軸に沿った第1の方向となるように、軸から担体基板への曲率半径に特徴がある、第2の態様の方法が、提供される。
第4の態様によれば、
開始領域は、Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
接合前端部は、Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
接合前端部は、開始領域から離れて、Y軸を横切る方向に進行するものである、第3の態様の方法が、提供される。
開始領域は、Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
接合前端部は、Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
接合前端部は、開始領域から離れて、Y軸を横切る方向に進行するものである、第3の態様の方法が、提供される。
第5の態様によれば、接合前端部の進行方向が、X軸に平行である、第4の態様の方法が、提供される。
第6の態様によれば、開始領域は、可撓性基板を担体基板の方へ、直線状に延伸する区域に沿って押圧し、接触させることによって生じるものである、第3の態様の方法が、提供される。
第7の態様によれば、直線状に延伸する区域が、(i)板バネ反り部、(ii)揺動押圧、(iii)多点線形押圧、(iv)1つ以上の空気噴射、(v)1つ以上の空気軸受、および、(vi)1つ以上の超音波軸受のうち少なくとも1つによって、可撓性基板に対する押圧により生成されるものである、第6の態様の方法が、提供される。
第8の態様によれば、応力と歪みのうち少なくとも1つを与える工程が、担体基板を、物理的にドーム状に曲げる工程を含むものである、第1の態様の方法が、提供される。
第9の態様によれば、応力と歪みのうち少なくとも1つを与える工程が、
接合を生じさせて接合前端部が進行する前、および進行する間に、可撓性基板および担体基板の少なくとも1つを加熱して、異なる温度となるようにする工程と、
接合後に、可撓性基板および担体基板が熱平衡に至ることを可能にする工程と、
を含むものである、第8の態様の方法が、提供される。
接合を生じさせて接合前端部が進行する前、および進行する間に、可撓性基板および担体基板の少なくとも1つを加熱して、異なる温度となるようにする工程と、
接合後に、可撓性基板および担体基板が熱平衡に至ることを可能にする工程と、
を含むものである、第8の態様の方法が、提供される。
第10の態様によれば、
開始領域は、実質的に円形領域または中心点であり、
接合前端部は、開始領域から、実質的に放射状に外側に延伸するものである、第9の態様の方法が、提供される。
開始領域は、実質的に円形領域または中心点であり、
接合前端部は、開始領域から、実質的に放射状に外側に延伸するものである、第9の態様の方法が、提供される。
第11の態様によれば、開始領域は、可撓性基板を担体基板の方へ、実質的中心点で押圧し、接触させることによって生じるものである、第10の態様の方法が、提供される。
第12の態様によれば、可撓性基板が、ガラスから形成されたものである、第1から第11の態様のいずれか1つの方法が、提供される。
第13の態様によれば、可撓性基板が、(i)約50μmから約300μm、および、(ii)約100μmから約200μmのうち1つの厚さを有するものである、第1から第12の態様のいずれか1つの方法が、提供される。
第14の態様によれば、可撓性基板が、約2.3から2.5g/cm3の密度、約70から80GPaのヤング率、約0.20から0.25のポアソン比、および、約185から370mmの最小曲げ半径のうち少なくとも1つを有するものである、第1から第13の態様のいずれか1つの方法が、提供される。
第15の態様によれば、担体基板が、ガラスから形成されたものである、第1から第14の態様のいずれか1つの方法が、提供される。
第16の態様によれば、担体基板が、少なくとも約400から約1000μmまでのうち1つの厚さを有するものである、第1から第15の態様のいずれか1つの方法が、提供される。
第17の態様によれば、接合後のX−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、第1から第16の態様のいずれか1つの方法が、提供される。
第18の態様によれば、(i)可撓性基板の可撓性が、担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)可撓性基板の厚さが、担体基板の厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである、第1から第17の態様のいずれか1つの方法が、提供される。
第19の態様によれば、
担体基板に接合された可撓性基板において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、X軸およびY軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板を提供する工程と、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板を提供する工程であって、(i)可撓性基板の可撓性が、担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)可撓性基板の厚さが、担体基板の厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである工程と、
担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、Z軸に沿った第1の方向に、X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる工程と、
担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、可撓性基板を、担体基板の上方に配置する工程と、
可撓性基板と担体基板とを接合させる工程であって、接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、可撓性基板が担体基板に接合するまで、開始領域から接合を広めるものである工程と、
を含む処理によって形成されてなり、
接合前端部の特徴が、接合された可撓性基板および担体基板を、第1の方向とは反対のZ軸に沿った第2の方向に、X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる傾向を有するものであり、
接合後のX−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、担体基板に接合された可撓性基板が、提供される。
担体基板に接合された可撓性基板において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、X軸およびY軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板を提供する工程と、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板を提供する工程であって、(i)可撓性基板の可撓性が、担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)可撓性基板の厚さが、担体基板の厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである工程と、
担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、Z軸に沿った第1の方向に、X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる工程と、
担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、可撓性基板を、担体基板の上方に配置する工程と、
可撓性基板と担体基板とを接合させる工程であって、接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、可撓性基板が担体基板に接合するまで、開始領域から接合を広めるものである工程と、
を含む処理によって形成されてなり、
接合前端部の特徴が、接合された可撓性基板および担体基板を、第1の方向とは反対のZ軸に沿った第2の方向に、X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる傾向を有するものであり、
接合後のX−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、担体基板に接合された可撓性基板が、提供される。
第20の態様によれば、
装置において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、X軸およびY軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板と、
材料シートから形成され、担体基板に接合され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板であって、(i)可撓性基板の可撓性が、担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)可撓性基板の厚さが、担体基板の厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである可撓性基板と、
を備え、
接合後のX−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、装置が、提供される。
装置において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、X軸およびY軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板と、
材料シートから形成され、担体基板に接合され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板であって、(i)可撓性基板の可撓性が、担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)可撓性基板の厚さが、担体基板の厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである可撓性基板と、
を備え、
接合後のX−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、装置が、提供される。
第21の態様によれば、可撓性基板が、(i)約50μmから約300μm、および、(ii)約100μmから約200μmのうち1つの厚さを有するものである、第20の態様の装置が、提供される。
第22の態様によれば、可撓性基板が、約2.3から2.5g/cm3の密度、約70から80GPaのヤング率、約0.20から0.25のポアソン比、および、約185から370mmの最小曲げ半径のうち少なくとも1つを有するものである、第20または第21の態様の装置が、提供される。
第23の態様によれば、担体基板が、ガラスから形成されたものである、第20から第22の態様のいずれか1つの装置が、提供される。
第24の態様によれば、担体基板が、少なくとも約400から約1000μmまでのうち1つの厚さを有するものである、第20から第23の態様のいずれか1つの装置が、提供される。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
方法において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、前記X軸および前記Y軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板を提供する工程と、
材料シートから形成され、前記X軸に長さ寸法、前記Y軸に幅寸法、および、前記Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板を提供する工程と、
前記担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、前記Z軸に沿った第1の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる工程と、
前記担体基板に、前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、前記可撓性基板を、該担体基板の上方に配置する工程と、
前記可撓性基板と前記担体基板とを接合させる工程であって、前記接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、該可撓性基板が該担体基板に接合するまで、前記開始領域から該接合を広めるものである工程と
を有し、
前記接合前端部の特徴が、前記接合された可撓性基板および前記担体基板を、前記第1の方向とは反対の前記Z軸に沿った第2の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる傾向を有するものである方法。
方法において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、前記X軸および前記Y軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板を提供する工程と、
材料シートから形成され、前記X軸に長さ寸法、前記Y軸に幅寸法、および、前記Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板を提供する工程と、
前記担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、前記Z軸に沿った第1の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる工程と、
前記担体基板に、前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、前記可撓性基板を、該担体基板の上方に配置する工程と、
前記可撓性基板と前記担体基板とを接合させる工程であって、前記接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、該可撓性基板が該担体基板に接合するまで、前記開始領域から該接合を広めるものである工程と
を有し、
前記接合前端部の特徴が、前記接合された可撓性基板および前記担体基板を、前記第1の方向とは反対の前記Z軸に沿った第2の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる傾向を有するものである方法。
実施形態2
前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、前記担体基板を、物理的に円筒状に曲げる工程を含むものである、実施形態1記載の方法。
前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、前記担体基板を、物理的に円筒状に曲げる工程を含むものである、実施形態1記載の方法。
実施形態3
前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、前記X−Y平面から前記Z軸の方向に間隔を空けて前記Y軸に平行な軸を中心に、前記担体基板を、物理的に曲げて、前記湾曲を生じさせる工程を含み、
前記湾曲は、前記X−Y平面からの前記面外湾曲が、前記Z軸に沿った前記第1の方向となるように、前記軸から前記担体基板への曲率半径に特徴がある、実施形態2記載の方法。
前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、前記X−Y平面から前記Z軸の方向に間隔を空けて前記Y軸に平行な軸を中心に、前記担体基板を、物理的に曲げて、前記湾曲を生じさせる工程を含み、
前記湾曲は、前記X−Y平面からの前記面外湾曲が、前記Z軸に沿った前記第1の方向となるように、前記軸から前記担体基板への曲率半径に特徴がある、実施形態2記載の方法。
実施形態4
前記開始領域は、前記Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
前記接合前端部は、前記Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
前記接合前端部は、前記開始領域から離れて、前記Y軸を横切る方向に進行するものである、実施形態3記載の方法。
前記開始領域は、前記Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
前記接合前端部は、前記Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
前記接合前端部は、前記開始領域から離れて、前記Y軸を横切る方向に進行するものである、実施形態3記載の方法。
実施形態5
前記接合前端部の前記進行方向が、前記X軸に平行である、実施形態4記載の方法。
前記接合前端部の前記進行方向が、前記X軸に平行である、実施形態4記載の方法。
実施形態6
前記開始領域は、前記可撓性基板を前記担体基板の方へ、直線状に延伸する区域に沿って押圧し、接触させることによって生じるものである、実施形態3記載の方法。
前記開始領域は、前記可撓性基板を前記担体基板の方へ、直線状に延伸する区域に沿って押圧し、接触させることによって生じるものである、実施形態3記載の方法。
実施形態7
前記直線状に延伸する区域が、(i)板バネ反り部、(ii)揺動押圧、(iii)多点線形押圧、(iv)1つ以上の空気噴射、(v)1つ以上の空気軸受、および、(vi)1つ以上の超音波軸受のうち少なくとも1つによって、前記可撓性基板に対する押圧により生成されるものである、実施形態6記載の方法。
前記直線状に延伸する区域が、(i)板バネ反り部、(ii)揺動押圧、(iii)多点線形押圧、(iv)1つ以上の空気噴射、(v)1つ以上の空気軸受、および、(vi)1つ以上の超音波軸受のうち少なくとも1つによって、前記可撓性基板に対する押圧により生成されるものである、実施形態6記載の方法。
実施形態8
前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、前記担体基板を、物理的にドーム状に曲げる工程を含むものである、実施形態1記載の方法。
前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、前記担体基板を、物理的にドーム状に曲げる工程を含むものである、実施形態1記載の方法。
実施形態9
前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、
前記接合を生じさせて前記接合前端部が進行する前、および進行する間に、前記可撓性基板および前記担体基板の少なくとも1つを加熱して、異なる温度となるようにする工程と、
前記接合後に、前記可撓性基板および前記担体基板が熱平衡に至ることを可能にする工程と、
を含むものである、実施形態8記載の方法。
前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、
前記接合を生じさせて前記接合前端部が進行する前、および進行する間に、前記可撓性基板および前記担体基板の少なくとも1つを加熱して、異なる温度となるようにする工程と、
前記接合後に、前記可撓性基板および前記担体基板が熱平衡に至ることを可能にする工程と、
を含むものである、実施形態8記載の方法。
実施形態10
前記開始領域は、実質的に円形領域または中心点であり、前記接合前端部は、該開始領域から、実質的に放射状に外側に延伸するものである、実施形態9記載の方法。
前記開始領域は、実質的に円形領域または中心点であり、前記接合前端部は、該開始領域から、実質的に放射状に外側に延伸するものである、実施形態9記載の方法。
実施形態11
前記開始領域は、前記可撓性基板を前記担体基板の方へ、前記実質的中心点で押圧し、接触させることによって生じるものである、実施形態10記載の方法。
前記開始領域は、前記可撓性基板を前記担体基板の方へ、前記実質的中心点で押圧し、接触させることによって生じるものである、実施形態10記載の方法。
実施形態12
前記可撓性基板が、ガラスから形成されたものである、実施形態1から11のいずれか1つに記載の方法。
前記可撓性基板が、ガラスから形成されたものである、実施形態1から11のいずれか1つに記載の方法。
実施形態13
前記可撓性基板が、(i)約50μmから約300μm、および、(ii)約100μmから約200μmのうち1つの厚さを有するものである、実施形態1から12のいずれか1つに記載の方法。
前記可撓性基板が、(i)約50μmから約300μm、および、(ii)約100μmから約200μmのうち1つの厚さを有するものである、実施形態1から12のいずれか1つに記載の方法。
実施形態14
前記可撓性基板が、約2.3から2.5g/cm3の密度、約70から80GPaのヤング率、約0.20から0.25のポアソン比、および、約185から370mmの最小曲げ半径のうち少なくとも1つを有するものである、実施形態1から13のいずれか1つに記載の方法。
前記可撓性基板が、約2.3から2.5g/cm3の密度、約70から80GPaのヤング率、約0.20から0.25のポアソン比、および、約185から370mmの最小曲げ半径のうち少なくとも1つを有するものである、実施形態1から13のいずれか1つに記載の方法。
実施形態15
前記担体基板が、ガラスから形成されたものである、実施形態1から14のいずれか1つに記載の方法。
前記担体基板が、ガラスから形成されたものである、実施形態1から14のいずれか1つに記載の方法。
実施形態16
前記担体基板が、少なくとも約400から約1000μmまでのうち1つの厚さを有するものである、実施形態1から15のいずれか1つに記載の方法。
前記担体基板が、少なくとも約400から約1000μmまでのうち1つの厚さを有するものである、実施形態1から15のいずれか1つに記載の方法。
実施形態17
接合後の前記X−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、実施形態1から16のいずれか1つに記載の方法。
接合後の前記X−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、実施形態1から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態18
(i)前記可撓性基板の可撓性が、前記担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)該可撓性基板の前記厚さが、該担体基板の前記厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである、実施形態1から17のいずれか1つに記載の方法。
(i)前記可撓性基板の可撓性が、前記担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)該可撓性基板の前記厚さが、該担体基板の前記厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである、実施形態1から17のいずれか1つに記載の方法。
実施形態19
担体基板に接合された可撓性基板において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、前記X軸および前記Y軸が、X−Y平面を画定するものである前記担体基板を提供する工程と、
材料シートから形成され、前記X軸に長さ寸法、前記Y軸に幅寸法、および、前記Z軸に厚さ寸法を有する前記可撓性基板を提供する工程であって、(i)該可撓性基板の可撓性が、前記担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)該可撓性基板の前記厚さが、該担体基板の前記厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである工程と、
前記担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、前記Z軸に沿った第1の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる工程と、
前記担体基板に、前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、前記可撓性基板を、該担体基板の上方に配置する工程と、
前記可撓性基板と前記担体基板とを接合させる工程であって、前記接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、該可撓性基板が該担体基板に接合するまで、前記開始領域から該接合を広めるものである工程と、
を含む処理によって形成されてなり、
前記接合前端部の特徴が、前記接合された可撓性基板および前記担体基板を、前記第1の方向とは反対の前記Z軸に沿った第2の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる傾向を有するものであり、
接合後の前記X−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、担体基板に接合された可撓性基板。
担体基板に接合された可撓性基板において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、前記X軸および前記Y軸が、X−Y平面を画定するものである前記担体基板を提供する工程と、
材料シートから形成され、前記X軸に長さ寸法、前記Y軸に幅寸法、および、前記Z軸に厚さ寸法を有する前記可撓性基板を提供する工程であって、(i)該可撓性基板の可撓性が、前記担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)該可撓性基板の前記厚さが、該担体基板の前記厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである工程と、
前記担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、前記Z軸に沿った第1の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる工程と、
前記担体基板に、前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、前記可撓性基板を、該担体基板の上方に配置する工程と、
前記可撓性基板と前記担体基板とを接合させる工程であって、前記接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、該可撓性基板が該担体基板に接合するまで、前記開始領域から該接合を広めるものである工程と、
を含む処理によって形成されてなり、
前記接合前端部の特徴が、前記接合された可撓性基板および前記担体基板を、前記第1の方向とは反対の前記Z軸に沿った第2の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる傾向を有するものであり、
接合後の前記X−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、担体基板に接合された可撓性基板。
実施形態20
装置において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、前記X軸および前記Y軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板と、
材料シートから形成され、前記担体基板に接合され、前記X軸に長さ寸法、前記Y軸に幅寸法、および、前記Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板であって、(i)該可撓性基板の可撓性が、前記担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)該可撓性基板の前記厚さが、該担体基板の前記厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである前記可撓性基板と、
を備え、
接合後の前記X−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、装置。
装置において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、前記X軸および前記Y軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板と、
材料シートから形成され、前記担体基板に接合され、前記X軸に長さ寸法、前記Y軸に幅寸法、および、前記Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板であって、(i)該可撓性基板の可撓性が、前記担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)該可撓性基板の前記厚さが、該担体基板の前記厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである前記可撓性基板と、
を備え、
接合後の前記X−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、装置。
実施形態21
前記可撓性基板が、(i)約50μmから約300μm、および、(ii)約100μmから約200μmのうち1つの厚さを有するものである、実施形態20記載の装置。
前記可撓性基板が、(i)約50μmから約300μm、および、(ii)約100μmから約200μmのうち1つの厚さを有するものである、実施形態20記載の装置。
実施形態22
前記可撓性基板が、約2.3から2.5g/cm3の密度、約70から80GPaのヤング率、約0.20から0.25のポアソン比、および、約185から370mmの最小曲げ半径のうち少なくとも1つを有するものである、実施形態20または21記載の装置。
前記可撓性基板が、約2.3から2.5g/cm3の密度、約70から80GPaのヤング率、約0.20から0.25のポアソン比、および、約185から370mmの最小曲げ半径のうち少なくとも1つを有するものである、実施形態20または21記載の装置。
実施形態23
前記担体基板が、ガラスから形成されたものである、実施形態20から22のいずれか1つに記載の装置。
前記担体基板が、ガラスから形成されたものである、実施形態20から22のいずれか1つに記載の装置。
実施形態24
前記担体基板が、少なくとも約400から約1000μmまでのうち1つの厚さを有するものである、実施形態20から23のいずれか1つに記載の装置。
前記担体基板が、少なくとも約400から約1000μmまでのうち1つの厚さを有するものである、実施形態20から23のいずれか1つに記載の装置。
20、30 開始領域
24、34 接合前端部
40、60 枠部材
44−1、44−2 ヒンジ連結部
50 構造部
52 刃部
62 押圧部
100 接合構造
102 可撓性基板
104 担体基板
24、34 接合前端部
40、60 枠部材
44−1、44−2 ヒンジ連結部
50 構造部
52 刃部
62 押圧部
100 接合構造
102 可撓性基板
104 担体基板
Claims (11)
- 方法において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、前記X軸および前記Y軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板を提供する工程と、
材料シートから形成され、前記X軸に長さ寸法、前記Y軸に幅寸法、および、前記Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板を提供する工程と、
前記担体基板に、応力と歪みのうち少なくとも1つを与えて、前記Z軸に沿った第1の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる工程と、
前記担体基板に、前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与えた状態を維持しながら、前記可撓性基板を、該担体基板の上方に配置する工程と、
前記可撓性基板と前記担体基板とを接合させる工程であって、前記接合は、開始領域で始まり、その後、接合前端部は、該可撓性基板が該担体基板に接合するまで、前記開始領域から該接合を広めるものである工程と
を有し、
前記接合前端部の特徴が、前記接合された可撓性基板および前記担体基板を、前記第1の方向とは反対の前記Z軸に沿った第2の方向に、前記X−Y平面からの面外湾曲を生じさせる傾向を有するものである方法。 - 前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、前記担体基板を、物理的に円筒状に曲げる工程を含むものである、請求項1に記載の方法。
- 前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、前記X−Y平面から前記Z軸の方向に間隔を空けて前記Y軸に平行な軸を中心に、前記担体基板を、物理的に曲げて、前記湾曲を生じさせる工程を含み、
前記湾曲は、前記X−Y平面からの前記面外湾曲が、前記Z軸に沿った前記第1の方向となるように、前記軸から前記担体基板への曲率半径に特徴があり、
前記開始領域は、前記Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
前記接合前端部は、前記Y軸に平行な線に沿って、略直線状に延伸し、
前記接合前端部は、前記開始領域から離れて、前記Y軸を横切る方向に進行するものである、請求項2に記載の方法。 - 前記開始領域は、前記可撓性基板を前記担体基板の方へ、直線状に延伸する区域に沿って押圧し、接触させることによって生じるものであり、
更に、前記直線状に延伸する区域が、(i)板バネ反り部、(ii)揺動押圧、(iii)多点線形押圧、(iv)1つ以上の空気噴射、(v)1つ以上の空気軸受、および、(vi)1つ以上の超音波軸受のうち少なくとも1つによって、前記可撓性基板に対する押圧により生成されるものである、請求項3に記載の方法。 - 前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、前記担体基板を、物理的にドーム状に曲げる工程を含むものである、請求項1に記載の方法。
- 前記応力と前記歪みのうち前記少なくとも1つを与える工程が、
前記接合を生じさせて前記接合前端部が進行する前、および進行する間に、前記可撓性基板および前記担体基板の少なくとも1つを加熱して、異なる温度となるようにする工程と、
前記接合後に、前記可撓性基板および前記担体基板が熱平衡に至ることを可能にする工程と、
を含むものである、請求項5に記載の方法。 - 前記開始領域は、実質的に円形領域または中心点であり、前記接合前端部は、該開始領域から、実質的に放射状に外側に延伸するものである、請求項6に記載の方法。
- 装置において、
材料シートから形成され、X軸に長さ寸法、Y軸に幅寸法、および、Z軸に厚さ寸法を有し、前記X軸および前記Y軸が、X−Y平面を画定するものである担体基板と、
材料シートから形成され、前記担体基板に接合され、前記X軸に長さ寸法、前記Y軸に幅寸法、および、前記Z軸に厚さ寸法を有する可撓性基板であって、(i)該可撓性基板の可撓性が、前記担体基板の可撓性より、実質的に高いか、および、(ii)該可撓性基板の前記厚さが、該担体基板の前記厚さより、実質的に薄いか、のうち少なくとも1つである前記可撓性基板と、
を備え、
接合後の前記X−Y平面からの面外変形量が、(i)約200μm、(ii)約100μm、(iii)約75μm、および、(iv)約50μmのうち少なくとも1つより小さいものである、装置。 - 前記可撓性基板が、(i)約50μmから約300μm、および、(ii)約100μmから約200μmのうち1つの厚さを有するものである、請求項8に記載の装置。
- 前記可撓性基板が、約2.3から2.5g/cm3の密度、約70から80GPaのヤング率、約0.20から0.25のポアソン比、および、約185から370mmの最小曲げ半径のうち少なくとも1つを有するものである、請求項8または9に記載の装置。
- 前記担体基板が、ガラスから形成されたものである、請求項8から10のいずれか1項に記載の装置。
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