JP2018505673A - コーンミールからポップコーン製品を製造する工程 - Google Patents

コーンミールからポップコーン製品を製造する工程 Download PDF

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Abstract

【解決手段】本明細書の実施形態は、コーンミールから合成される、膨化して押し出されたポップコーン製品を提供する。ポップコーン製品は、外観、質感、および風味が通常のポップコーンと同様である。コーンミールを水と混合して混合物を得る。コーンミールは高温高圧下で調理される。コーンミールは、ハンマタイプの二軸押出しスクリュによって押出し機の端部に設けられたダイ穴に通される。コーンを高速で穴から押し出して、不規則な形状のコーン製品を得る。コーン製品をカッタで所望の長さの複数片に分ける。パッケージングの前に、切断片を乾燥機で乾燥させる。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、膨化食品の製造に関する。本発明は、特に、不規則な形状の膨化製品の製造に関する。本発明は、より詳細には、コーンミールからポップコーンを製造するための方法に関する。
コーン(Zea mays)は、主食や産業用途としての使用のために世界中で栽培されている。トウモロコシの植物は、多くの場合、高さが2.5メートルである。茎は、一般に長さが18cmの(およそ)20の節間からなる。葉は各節から成長し、一般に幅9cm、長さ120cmである。シルクと呼ばれる細長い柱頭は、穂の端にある渦巻き状の皮葉から出る。細長い柱頭は淡黄色で、長さは18cmである。細長い柱頭は毛の房のように見え、端には心皮がある。心皮は、花粉粒によって受精された場合、「穀粒」に発達することができる。果実の果皮は、イネ科の植物の典型である「穎果」と呼ばれる種皮と密着し、穀粒全体が「種子」と呼ばれることが多い。穂軸は構造内で多花果に接しているが、ただし、個々の果実(穀粒)がひと塊に密着しない。穀物/穀粒はエンドウ豆サイズであり、穂を形成する白い尖った構造の周りに規則的な列で付着する。トウモロコシの穀粒の最大サイズは2.5cmと報告されている。穂には一般に600個のトウモロコシの穀粒が付いている。トウモロコシの穀粒は、黒っぽい、青みがかった灰色、紫色、赤色、白色、黄色などさまざまな色のものがある。トウモロコシの穀粒を粉に粉砕すると、小麦粉に比べて粉の収量は、ふすまがはるかに少ない。トウモロコシの穀粒の粉は小麦のタンパク質グルテンが不足しているため、焼き菓子やパン類の品質が悪くなる。穂の中に糖分が多く澱粉が少ない遺伝的変異種は野菜として消費され、スイートコーンと呼ばれている。若い穂は、穂軸およびシルクと一緒に生で消費することができるが、植物が成熟すると(通常は夏の間)、穂軸は硬くなり、シルクは乾燥して、食べられなくなる。成長期の終わりまでに、トウモロコシの穀粒は乾燥するため、最初に沸騰水で柔らかく調理しなければ、噛むのが難しくなる。
葉柄は穀物を含む穂を作り、穀物は穀粒と呼ばれる種子である。トウモロコシの穀粒は、澱粉(炭水化物)の原料として調理に使用されることが多い。主に栽培されているコーンの種類には、フラワーコーン(Zea mays var.anylacea)、ポップコーン(Zea mays var.everta)、デントコーン(Zea mays var.indentata)、フリントコーン(Zea mays var.indurata)、スイートコーン(Zea mays var.saccharata)、ワキシーコーン(Zea mays var.ceratina)、アミロトウモロコシ(Zea mays)、プールコーン(Zea mays var.Tunicata Larranga)、およびストライプのトウモロコシ(Zea mays var.Japonica)がある。
コーン(Zea mays)は、人間の食べ物(タコス、トルティーヤ、ポレンタ、パン、スナック食品、コーンフレークの形態)、コーンスターチ、食用油(コーン油)、果糖コーンシロップ、甘味料、トウモロコシを原料とするアルコール、および家畜飼料用に使用されている。
最も古くて最も人気のある膨化スナック製品は、弾けるコーンの穀粒を爆発するまで加熱することによって調製されるポップコーンである。ポップコーンを作るために使用される無添加コーンのコストと栄養価は、弾けるコーンの価格と量によって直接決定される。また、使用されるコーンの品質は、膨張したコーン片のサイズと質感、および膨張した製品片(ポップコーン)にうまく変わる穀粒のパーセンテージを決定する。したがって、均一な高品質の無添加ポップコーンを製造することは困難であり、そのコストを低減する機会はない。無添加ポップコーンの栄養価は、コストを増加させる添加物(香味剤、脂肪、塩など)による以外は、容易に変更されない。
スナックおよび硬化製品は、以前は、通常、押し出す、油脂で揚げる、塩と膨化させる、および熱風で膨化させる方法のうちのいずれか1つによって膨化または膨張されてきた。スナックまたはインスタントの穀類を押し出すための周知の方法では、小麦粉または米粉のような粉を水と混合して生地を形成し、これをスクリュ型押出し機にかける。スクリュ機構は、生地に相当量の力を加え、生地の温度を212°F以上に上昇させる。次いで、生地を押し出し、水分を勢いよく飛ばして、粉末ベースの製品を膨張させる。膨化スナックを調製するための別の従来の方法は、コーン、小麦、オート麦、大麦、ライ麦、または他の穀類の粉材料を水と混合し、スチームジャケット付き調理器で生地を調理することを含む。調理された生地は、押出しの間に殆どまたは全く膨化されないように、低圧下で押し出される。押出し物を複数片に切断し、次いで、たっぷりの油で揚げるなどの工程で膨張させる。
従来のポップコーンの製造方法では、ザラザラで歯が詰まるようなポップコーンを生産することになる。また、ポップコーンの品質にはかなりのばらつきがあることも認識されている。したがって、ポップコーンの種類によって、比較的小さなポップコーンの穀粒が生成されるものもあれば、より大きな穀粒が生成されるものもある。さらに、ポップコーンの穀粒の数は、異なるグレードのポップコーンが多かれ少なかれ弾けるという理由で、かなり大きく変化する。ポップコーンの種類によっては、弾けない穀粒の数は、ポッピング装置に供給されるコーンのかなりの割合を構成する。ポップコーンの弾ける品質の何らかの制御を、その含水量等を調整することによって得ることができるが、大規模な商業運転においても均一で高品質の製品を得ることは困難である。
先行技術は、コーンミールから均一な高品質のシミュレートされたポップコーン製品を製造する工程を開示している。この工程では、10%および12.3%の含水量の白色または黄色のコーンミール(または混合物)が、押出しオリフィスを介して高圧手段で950〜1800インチ/分の高速で強制される。コーンミールは、一般に等間隔のクラスタでその側部から延びる多数の不規則な形状の芽を有する枝に似たロッドでオリフィスから排出される。ロッドが押し出されるときに、これらのロッドを小片に切断することによって、シミュレートされたポップコーン片が形成される。
先行技術の工程は、サイズおよび品質がより均一なコーン製品片を製造する手段を提供するが、製品の栄養価を物質的に改善する方法を提供していない。無添加ポップコーンでは、最終製品のタンパク質、ビタミン、およびミネラル含有量は、使用された生コーンのものである。また、潜在的なコスト削減は、10〜12.3%の狭い範囲の含水量のコーンミールが工程での使用のために選択されなければならないという事実によって制限される。この重要な水分範囲は、既知の含水量のものに供給源を制限するか(これは価格が高くなる傾向がある)、または含水量を決定するために購入したコーンミールを試験することを必要とする。含水量の少ないコーンミールも水を添加して使用されるが、使用前にコーンミールの各バッチの含水量を決定する必要があり、このためコストが増大する。
コーンを弾けさせる従来の方法には欠点がある。「ポップコーン」を弾けさせるには、内部の発熱が穀粒を爆発させるように穀粒を加熱する必要がある。穀粒が爆発したら、調理工程を止めることが望ましい。
コーンを弾けさせる従来の方法の1つは、高温面上で穀粒を加熱することである。この方法には欠点がある。第1に、加熱表面は、少量の穀粒に影響を及ぼす。穀粒上のスポットが高温面に接触する。第2に、穀粒の「皮」(外面)は、高温面に接触するスポットで焦げる傾向がある。穀粒が弾けると、皮の付いた弾けた穀粒は、弾けた穀粒が弾けていない穀粒から分離されないので、高温面に接触するスポットで焼け続ける。焦げたスポットは、ポップコーンに望ましくない焦げた味を与える。
この問題を軽減するために、弾けた穀粒と弾けていない穀粒を共有したり、常に混ぜたりすることがある。加えて、加熱された表面温度を低下させる場合がある。最後に、すべての穀粒が弾ける前に、調理工程を停止することができる。それでもなお、焦げた味がする。工程が遅く、すべての穀粒が弾けているわけではないため、弾けた穀粒と混ざり合った無駄な穀粒が残る。
穀粒を調理するための別の従来の方法は、熱い油を使用することである。これは、穀粒への熱伝達を高速化し、穀粒に熱をより均一に加える傾向がある。この工程はスポット焼けに対処するが、油で調理することには欠点がある。油が熱すぎるか、または穀粒が弾けるのに時間がかかりすぎると、熱い油はポップコーンをさらに焦がす可能性がある。さらに、焦げた穀粒から弾けたコーンに焦げた味を伝える、望ましくない残留物がポップコーン上に残る。最後に、弾けた穀粒は弾けた後も調理され続ける。
コーンを弾けさせる第3の方法は、オーブンを使用する方法である。しかし、従来のオーブンは、十分に速い効果的な速度で穀粒の内部に熱を伝達することはできない。そして、弾けたコーンの過剰調理の問題と、無駄になる弾けない穀粒の存在の問題は、依然として残っている。
コーンを電子レンジ調理で弾けさせる方法は、コーンを弾けさせるスピードの最も主要な問題に対処する。しかし、スポット焼け、皮および弾けたコーンの過剰調理、および弾けていない穀粒が残ることの問題は依然として存在する。さらに、電子レンジ調理でコーンを大量に弾けさせるのは難しい。
渦巻く熱風で穀粒を調理する熱風ポッピング機は、スポット焼けの問題に対処する。しかし、弾けたコーンは弾けた後にまだ熱風の中で渦巻いているので、過剰調理の問題が残る。さらに、速度は決して十分ではない。
したがって、ポップコーンのスポット焼けを伴わずにポップコーンを製造し、コーンが弾けるのが完了した後でも調理が継続するのを防ぎ、弾けたコーンに残留物を残さずに、弾けないトウモロコシの穀粒が残ることを防ぐための方法/工程が必要である。また、トウモロコシ/コーン穀粒の代わりに、コーンミールからポップコーンを製造するための方法が必要とされている。
上述の短所、欠点、および問題は、本明細書で対処され、以下の明細書を読み、検討することによって理解される。
本明細書の実施形態の第1の目的は、コーンミールを使用してポップコーンを製造することである。
本明細書の実施形態の別の目的は、押しつぶされたコーンミールを高圧高温下で押し出し、押出し機の円形穴を介して排出してポップコーンを得ることによる、コーンミールからポップコーンを製造するための方法を提供することである。
本明細書の実施形態のさらに別の目的は、コーンの硬質の穀粒から殻を除去し、脱穀したコーン穀粒をコーンミールに加工することである。
本明細書の実施形態のさらに別の目的は、コーンミールからサクサクの乾燥したポップコーンを製造することである。
本明細書の実施形態のさらに別の目的は、コーンミールからポップコーンを製造するための経済的かつ容易な方法を提供することである。
本明細書の実施形態のさらに別の目的は、コーン/トウモロコシの穀粒からコーンミールおよび続いてポップコーンを製造するための方法を提供することである。
本明細書の実施形態のさらに別の目的は、消費者による容易な消費のために、コーンミールから製造されたポップコーンに良い匂いを与えることである。
本明細書の実施形態のさらに別の目的は、膨化した形状および押出し物を有するコーンミールからのポップコーンを提供することである。
本明細書の実施形態のさらに別の目的は、より小さな直径のダイ穴およびカッタを有する装置(押出し機)を使用して、コーンミールからポップコーンを合成することである。
本発明のこれらおよび他の目的および利点は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明から容易に明らかとされよう。
本明細書のさまざまな実施形態は、コーンミールからポップコーンを製造するためのより安価で便利な方法を提供する。コーンミールから製造されたポップコーンは容易に消費され、消費者にとって良い匂い/香りを有する。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールから膨化し膨張したポップコーン製品を合成するための方法が提供される。この方法は、以下のステップを含む。コーン穀粒/コーン種子が前処理される。前処理されたコーン穀粒/コーン種子は粉砕される。コーンミールが得られ、コーンミールは複数の粒径のコーン粒を含む。コーンミールは、フィーダを介して押出し機のシリンダ/バレルに添加される。フィーダを介して押出し機のシリンダ/バレルに水を添加してコーンミールペーストが得られる。コーンミールペーストは、二軸スクリュ機構により押出し機のシリンダ/バレル内で粉砕され混合される。コーンミールペーストは、予め設定された温度および予め設定された圧力条件下で調理され、調理されたコーンミールが得られる。予め設定された温度および予め設定された圧力は、二軸スクリュ機構によって生成され、維持される。二軸スクリュは、ハンマタイプの二軸押出しスクリュである。温度は、押出し機のシリンダ/バレル内で制御され、調節される。調理されたコーンミールは、二軸スクリュのらせん運動によって押出し機の端部に移送される。調理されたコーンミールは、複数のダイ穴を介して予め設定された圧力下で押出し機のシリンダ/バレルから押し出される。調理されたコーンミールは、不規則な形状を達成するために複数のダイ穴から押し出される。押出し後の調理されたコーンミールは、ポップコーンと同じ表面、多孔度、質感、味、および形状を有する。不規則な形状を有する調理されたコーンミールは、ポップコーン製品を得るために、複数のダイ穴から押し出された後に複数片に切断される。切断されたコーンミール/ポップコーン製品を、振動分離システムまたはふるい上で冷却し乾燥させる。
本明細書の一実施形態によれば、コーン穀粒またはコーン種子を前処理するステップは、コーン穀粒またはコーン種子の外殻を除去し、硬質のコーン穀粒またはコーン種子を除去するステップを含む。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールは、複数のサイズのコーン粒を含む。1000μより大きい粒径のコーン粒は、5%w/wの濃度で存在する。粒径500〜1000μのコーン粒は、45〜50%w/wの濃度で存在する。粒径250〜500μのコーン粒は、25〜30%w/wの濃度で存在する。250μより小さい粒径のコーン粒は、25%w/wの濃度で存在する。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機のシリンダ/バレル内の予め設定された圧力は135バールである。圧力は、二軸スクリュの円運動によって生成される。二軸スクリュの円運動と二軸スクリュ運動によって生成される圧力により、コーンミールは複数のダイ穴にさらに押し込まれる。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機のシリンダ/バレル内の予め設定された温度は180℃である。押出し機の端部の温度は、55〜60℃の範囲に維持される。ダイ穴の前の領域における押出し機の温度は、40〜45℃の範囲に維持される。押出し機の端部は50cmの領域をカバーする。ダイ穴の前の領域は25cmの領域をカバーする。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機のシリンダ/バレル内の温度は、調理されたコーンミールが焦げるのを防ぐように制御される。
本明細書の一実施形態によれば、温度は、押出し機のシリンダ/バレルの外側に温水を循環させることによって押出し機のシリンダ/バレル内で制御される。温水は、押出し機のバレル/シリンダ内のコーンミールを調理する温度を生成する。温水は押出し機のシリンダ/バレル内のコーンミールを調理する。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールから膨化し膨張したポップコーン製品を合成するためのシステムが提供される。このシステムは、コーンミールおよび水を添加するためのフィーダを備え、コーンミールは、複数の粒径のコーン粒を含む。コーンミールと水を受け入れるための円筒状バレルがフィーダに接続されている。コーンミールと水を円筒状バレルに加えてコーンミールペーストを形成する。円筒状バレルの内部には二軸スクリュ機構が設けられており、この二軸スクリュ機構は、円筒状バレル内でコーンミールペーストを粉砕して混合するように構成されている。二軸スクリュ機構は、ハンマタイプの二軸スクリュ機構である。二軸スクリュ機構は、コーンミールペーストを調理して調理されたコーンミールを得るために予め設定された温度と予め設定された圧力を提供するように構成されている。円筒状バレルの端部には、調理されたコーンミールを高圧下で押し出して不規則な形状のコーン製品を生産するための複数のダイ穴が設けられている。複数のダイ穴の端部にカッタが設けられ、押し出されたコーンミール製品を所望の長さの複数の片に切断する。パッケージングの前に複数の片を乾燥させるための乾燥機が設けられている。温度はシリンダ/バレル内で制御され、調節される。二軸スクリュ機構は、調理されたコーンミールを円筒状バレルの端部に移送するように構成されている。押出し後の調理されたコーンミールは、通常のポップコーンと同じ表面、多孔度、質感、味、および形状を有する。
本明細書の一実施形態によれば、新しい食品は、適切な条件下で、コーンミールを加熱し、押し出し、膨張させることによって製造される。製品の多孔度、質感、味、および外観は、ポップコーンに類似している。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールはコーン穀粒から製造される。コーンミールは高圧高温に曝される。コーンミールを高温高圧に曝した後、ポップコーンと同様の形状および味を有する製品が得られる。製品は、ポップコーンの形態で押出し機から出てくる。
本明細書の一実施形態によれば、ポップコーンは高温高圧下で製造される。高温および高圧は、コーンミール粒子の爆発を引き起こして、ポップコーンを形成する。コーンミール粒子の爆発のメカニズムは次のとおりである。湿気がコーンミール粒子/コーン種子(穀粒)から逃げると、膨化した形状や押出し物が製品に生じる。
本明細書の一実施形態によれば、コーンは、ポップコーン合成工程を受ける前に前処理されている。コーン種子は、外殻の除去のために前処理されている。さらに、コーン種子のバッチから硬質種子が除去される。外殻のないコーン種子を粉砕してコーンミールを得る。コーンミールは原料として使用され、膨化して押し出されたポップコーンが作られる。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールは、さまざまなサイズの粒子を含む。1000μより大きいサイズのコーン粒は、5%w/wの濃度で存在する。500〜1000μのサイズのコーン粒は、45〜50%w/wの濃度で存在する。250〜500μのサイズのコーン粒は、25〜30%w/wの濃度で存在する。250μより小さいサイズのコーン粒は25%w/wの濃度で存在する。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールは、グレーディング(サイズ)に従って押出し機に通される。押出し機の開始時に、水が押出し機の円筒状バレル内のコーンミールに添加される。コーンミールと水との混合物が押出し機中を通過する数センチメートル内で、コーンペーストが得られる。押出し機は、コーンペーストに高圧をかける仕方でシリンダ内に配置されたらせん状の部品/機構を有する。押出し機のらせん状部品は、コーンペーストを押しつぶしてコーンミールと水をより均一に混合させるように構成されている。コーンミールペーストを膨化して押し出されたポップコーン粒子に加工するために、最適な圧力および温度が押出し機において維持される。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機は、入力ユニットまたはフィーダ、円筒状バレル、バイブレータ、ふるい、温度ユニット、圧力ユニット、スクリュ、らせん状部品、孔(ダイ穴)、乾燥ユニット、およびカッタシステムを備える。
入力ユニットまたはフィーダは、コーンミールおよび水の添加のために構成されている。ふるいは、粉砕されていないコーンミールに存在するすべてのコーン種子を除去するために用いられる。バイブレータは、コーンミールと水の混合物を前進させるように動作する。らせん状部品/機構は、押出し機に予め設定された/特定の方法で配置されてコーンミールに圧力を加える。らせん状部品は、コーンミールを押しつぶし、水とコーンミールの均一な混合を提供するように構成されている。温度ユニットおよび圧力ユニットは、押出し機内に組み込まれる。また、高温は、コーンミールペーストを粉砕して混合するように構成された二軸スクリュのらせん運動によって達成され、維持される。温度ユニットは、コーンミール混合物を水と調理するのに必要な温度を提供するように構成されている。調理されたコーンミールは、高温高圧下での押し出し中に爆発して膨化されたポップコーンを形成する。材料の移動速度を変更するためにスクリュは、押出し機に設けられている。スクリュを回転させて、印加された圧力でコーンミールを前方方向に移動させる。より多くのコーンを押出し機に添加した結果、圧力が加えられる。コーンミールをさらに押しつぶすために、押出し機の壁に常に当たるスクリュおよびらせん状部品の速度に起因して、熱が発生する。コーンミールは高温高圧に曝された後、調理され、調理されたコーンミールは押出し機の出口に通される。押出し機の出口には、ダイ穴およびカッタマシンが設けられている。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールはフィーダから押出し機に注入される。コーンミールは押出し機のバレルまたはシリンダの第1の部分で水と混合されてコーンミールペーストを形成する。コーンミールペーストは熱処理を受ける。熱は、二軸スクリュ機構と円筒状バレルの周りを循環する温水によって生成される。コーンミールは高温で調理される。押出し機のらせん状部品およびバイブレータの運動により、コーンミールは押出し機内を前進する。押出し機の端部で、調理されたコーンミールはダイ穴を通過する。このダイ穴の前方にカッタマシンを設置し、製品を所望の長さの複数の片に切断する。
本明細書の一実施形態によれば、スクリュの回転速度が変更される。スクリュの運動は、より多くのコーンを押出し機に添加した結果として加えられる圧力で、材料(コーンミールペースト)の前方への移動を可能にする。したがって、機械部品は、この減少した速度で常に押しつぶされたコーンミールに衝突し、押しつぶされたコーンミールを加熱するように構成されている。押出し機における通常のレベルを超える圧力および温度は、高温および高圧と考えられる。シリンダ壁は、調理されたコーンミールが焦げるのを防ぐために、円筒状バレルの周りに水を循環させることによってかなり冷却される。スナック(ポップコーン/コーンミール)の面積よりも小さい面積で設計された穴は、らせん状部品の端部に設けられて、調理されたコーンミールを押し出し、それによって爆発したポップコーンの状態と正確に一致する状態をシミュレートする。これにより、押しつぶされたコーンミールは、高圧高温下でその円形形状を失うことが可能になる。その後、コーンミールペーストはポップコーン形状になる。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールはテープ/ベルト上をゆっくりと移動して冷たくなり、調理されたコーンミール混合物をサクサクの乾燥した製品にする。サクサクの製品を得るために、調理されたコーンミールを、パッケージング工程の前に別の機械で乾燥させる。調理されたコーンミールは非常に壊れやすく、多孔質であるため、調理されたコーンミールの乾燥は非常に繊細である。
孔は、乾燥工程の終わりに振動分離システムまたはふるいによって分離される。
本明細書の一実施形態によれば、通常のタイプのスクリュは、押出し機の円筒状バレル内でハンマタイプの二軸スクリュによって置き換えられる。ハンマタイプの二軸スクリュは、コーンミールを水と均一に混合し、コーンミールを押しつぶすことによって、コーンミールからのポップコーンの産出を増加させるように構成されている。
本明細書の一実施形態によれば、ポップコーン種子の爆発の基本原理は、ポップコーンの穀粒または種子を加熱および加圧することによる。ポップコーンの穀粒または種子中の含水量/水分は、爆発後に出てくる。爆発は高温高圧の結果として起こる。同様の原理は、水と混合したコーンミールから製造されたポップコーンにも適用可能である。コーンミールを高温高圧条件下に曝すことによってコーンミール混合物が調理されると、調理されたコーンミールは膨化して押し出されたポップコーンに加工される。調理されたコーンミールは、複数の押出し物と共にダイ穴から打ち出される。ダイ穴から飛び出すコーンミールは、爆発し、膨化し、ポップコーン状に押し出される。本発明では、ダイ穴の端部が狭くなるので、ダイ穴は通常のダイ穴とは異なる。ダイ穴の狭い形状は、膨化して押し出されたコーンミールの不規則な形状をポップコーン形状に生成するように構成されている。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機のバレルの端部の圧力は135バールに保たれ維持される。押出し機のバレル内の温度は180℃に維持される。押出し機のシリンダの最後の50cmの温度は55〜60℃に保たれ維持される。押出し機のシリンダの最後の25cm(ダイ穴の前)の温度は40〜45℃に保たれ維持される。押出し機のシリンダ内の温度は、調理されたコーンミールが焦げるのを防ぐ仕方で調節される。押出し機のシリンダの温度は、押出し機の外側に水を循環させることによって維持され、調節される。膨化して押し出されたポップコーンが焦げるのを防ぐために、水を循環させて過剰熱を吸収する。熱を吸収することによって生成された温水は、押出し機のシリンダの外側に循環する。
本明細書の実施形態のこれらのおよび他の態様は、以下の説明および添付の図面と併せて考えると、より良く理解されよう。しかしながら、以下の説明は、好ましい実施形態およびその多くの特定の詳細を示しているが、限定ではなく例示として与えられていることを理解されたい。本発明の趣旨から逸脱することなく、本明細書の実施形態の範囲内で多くの変更および修正を行うことができ、本明細書の実施形態は、そのような修正のすべてを含む。
他の目的、特徴、および利点は、好ましい実施形態の以下の説明および添付図面から当業者に想到されよう。
本明細書の一実施形態による、コーンミールからのポップコーンの合成、膨化、および押出しの方法を説明するフローチャートである。
本明細書の一実施形態による、コーンミールからの膨化されたポップコーン製品の合成に使用される押出し機の側断面図である。
本明細書の一実施形態による、コーンミールからの膨化されたポップコーン製品の合成に使用される押出し機のバレル/シリンダの端部でのダイ穴の側面図である。
本明細書の一実施形態による、コーンミールからの膨化されたポップコーン製品の合成に使用される押出し機のバレル/シリンダの端部でのダイ穴の拡大図である。
本明細書の一実施形態による、コーンミールからポップコーン製品を製造するためのシステムのブロック図である。
本発明の特定の特徴はいくつかの図面に示されているが、他の図面には示されていない。これは、単に便宜上のためであり、各特徴を本発明に従って他の特徴のいずれかまたはすべてと組み合わせることができる。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を構成する添付の図面を参照し、実施可能な特定の実施形態を例示として示す。これらの実施形態は、当業者が実施形態を実施できるように十分に詳細に記載されており、実施形態の範囲から逸脱することなく論理的、機械的、および他の変更を行うことができることを理解されたい。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではない。
本明細書のさまざまな実施形態は、コーンミールからポップコーンを製造するためのより安価で便利な方法を提供する。コーンミールから製造されたポップコーンは容易に消費され、消費者にとって良い匂い/香りを有する。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールから膨化し膨張したポップコーン製品を合成するための方法が提供される。この方法は、以下のステップを含む。コーン穀粒/コーン種子が前処理される。前処理されたコーン穀粒/コーン種子は粉砕される。コーンミールが得られ、コーンミールは複数の粒径のコーン粒を含む。コーンミールは、フィーダを介して押出し機のシリンダ/バレルに添加される。フィーダを介して押出し機のシリンダ/バレルに水を添加してコーンミールペーストが得られる。コーンミールペーストは、二軸スクリュ機構により押出し機のシリンダ/バレル内で粉砕され混合される。コーンミールペーストは、予め設定された温度および予め設定された圧力条件下で調理され、調理されたコーンミールが得られる。予め設定された温度および予め設定された圧力は、二軸スクリュ機構によって生成され、維持される。二軸スクリュは、ハンマタイプの二軸押出しスクリュである。温度は、押出し機のシリンダ/バレル内で制御され、調節される。調理されたコーンミールは、二軸スクリュのらせん運動によって押出し機の端部に移送される。調理されたコーンミールは、複数のダイ穴を介して予め設定された圧力下で押出し機のシリンダ/バレルから押し出される。調理されたコーンミールは、不規則な形状を達成するために複数のダイ穴から押し出される。押出し後の調理されたコーンミールは、ポップコーンと同じ表面、多孔度、質感、味、および形状を有する。不規則な形状を有する調理されたコーンミールは、ポップコーン製品を得るために、複数のダイ穴から押し出された後に複数片に切断される。切断されたコーンミール/ポップコーン製品を、振動分離システムまたはふるい上で冷却し乾燥させる。
本明細書の一実施形態によれば、コーン穀粒またはコーン種子を前処理するステップは、コーン穀粒またはコーン種子の外殻を除去するステップと、硬質のコーン穀粒またはコーン種子を除去するステップとを含む。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールは、複数のサイズのコーン粒を含む。1000μより大きい粒径のコーン粒は、5%w/wの濃度で存在する。粒径500〜1000μのコーン粒は、45〜50%w/wの濃度で存在する。粒径250〜500μのコーン粒は、25〜30%w/wの濃度で存在する。250μより小さい粒径のコーン粒は、25%w/wの濃度で存在する。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機のシリンダ/バレル内の予め設定された圧力は135バールである。圧力は、二軸スクリュの円運動によって生成される。二軸スクリュの円運動と二軸スクリュ運動によって生成される圧力により、コーンミールは複数のダイ穴にさらに押し込まれる。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機のシリンダ/バレル内の予め設定された温度は180℃である。押出し機の端部の温度は、55〜60℃の範囲に維持される。ダイ穴の前の領域における押出し機の温度は、40〜45℃の範囲に維持される。押出し機の端部は50cmの領域をカバーする。ダイ穴の前の領域は25cmの領域をカバーする。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機のシリンダ/バレル内の温度は、調理されたコーンミールが焦げるのを防ぐように制御される。
本明細書の一実施形態によれば、温度は、押出し機のシリンダ/バレルの外側に温水を循環させることによって押出し機のシリンダ/バレル内で制御される。温水は、押出し機のバレル/シリンダ内のコーンミールを調理する温度を生成する。温水は押出し機のシリンダ/バレル内のコーンミールを調理する。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールから膨化し膨張したポップコーン製品を合成するためのシステムが提供される。このシステムは、コーンミールおよび水を添加するためのフィーダを備え、コーンミールは、複数の粒径のコーン粒を含む。コーンミールと水を受け入れるための円筒状バレルがフィーダに接続されている。コーンミールと水を円筒状バレルに加えてコーンミールペーストを形成する。円筒状バレルの内部には二軸スクリュ機構が設けられており、この二軸スクリュ機構は、円筒状バレル内でコーンミールペーストを粉砕して混合するように構成されている。二軸スクリュ機構は、ハンマタイプの二軸スクリュ機構である。二軸スクリュ機構は、コーンミールペーストを調理して調理されたコーンミールを得るために予め設定された温度と予め設定された圧力を提供するように構成されている。円筒状バレルの端部には、調理されたコーンミールを高圧下で押し出して不規則な形状のコーン製品を生産するための複数のダイ穴が設けられている。複数のダイ穴の端部にカッタが設けられ、押し出されたコーンミール製品を所望の長さの複数の片に切断する。パッケージングの前に複数の片を乾燥させるための乾燥機が設けられている。温度はシリンダ/バレル内で制御され、調節される。二軸スクリュ機構は、調理されたコーンミールを円筒状バレルの端部に移送するように構成されている。押出し後の調理されたコーンミールは、通常のポップコーンと同じ表面、多孔度、質感、味、および形状を有する。
本明細書の一実施形態によれば、新しい食品は、適切な条件下で、コーンミールを加熱し、押し出し、膨張させることによって製造される。製品の多孔度、質感、味、および外観は、ポップコーンに類似している。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールはコーン穀粒から製造される。コーンミールは高圧高温に曝される。コーンミールを高温高圧に曝した後、ポップコーンと同様の形状および味を有する製品が得られる。製品は、ポップコーンの形態で押出し機から出てくる。
本明細書の一実施形態によれば、ポップコーンは高温高圧下で製造される。高温および高圧は、コーンミール粒子の爆発を引き起こして、ポップコーンを形成する。コーンミール粒子の爆発のメカニズムは次のとおりである。湿気がコーンミール粒子/コーン種子(穀粒)から逃げると、膨化した形状や押出し物が製品に生じる。
本明細書の一実施形態によれば、コーンは、ポップコーン合成工程を受ける前に前処理されている。コーン種子は、外殻の除去のために前処理されている。さらに、コーン種子のバッチから硬質種子が除去される。外殻のないコーン種子を粉砕してコーンミールを得る。コーンミールは原料として使用され、膨化して押し出されたポップコーンが作られる。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールは、さまざまなサイズの粒子を含む。1000μより大きいサイズのコーン粒は、5%w/wの濃度で存在する。500〜1000μのサイズのコーン粒は、45〜50%w/wの濃度で存在する。250〜500μのサイズのコーン粒は、25〜30%w/wの濃度で存在する。250μより小さいサイズのコーン粒は25%w/wの濃度で存在する。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールは、グレーディング(サイズ)に従って押出し機に通される。押出し機の開始時に、水が押出し機の円筒状バレル内のコーンミールに添加される。コーンミールと水との混合物が押出し機中を通過する数センチメートル内で、コーンペーストが得られる。押出し機は、コーンペーストに高圧をかける仕方でシリンダ内に配置されたらせん状の部品/機構を有する。押出し機のらせん状部品は、コーンペーストを押しつぶしてコーンミールと水をより均一に混合させるように構成されている。コーンミールペーストを膨化して押し出されたポップコーン粒子に加工するために、最適な圧力および温度が押出し機において維持される。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機は、入力ユニットまたはフィーダ、円筒状バレル、バイブレータ、ふるい、温度ユニット、圧力ユニット、スクリュ、らせん状部品、孔(ダイ穴)、乾燥ユニット、およびカッタシステムを備える。
入力ユニットまたはフィーダは、コーンミールおよび水の添加のために構成されている。ふるいは、粉砕されていないコーンミールに存在するすべてのコーン種子を除去するために用いられる。バイブレータは、コーンミールと水の混合物を前進させるように動作する。らせん状部品/機構は、押出し機に予め設定された/特定の方法で配置されてコーンミールに圧力を加える。らせん状部品は、コーンミールを押しつぶし、水とコーンミールの均一な混合を提供するように構成されている。温度ユニットおよび圧力ユニットは、押出し機内に組み込まれる。また、高温は、コーンミールペーストを粉砕して混合するように構成された二軸スクリュのらせん運動によって達成され、維持される。温度ユニットは、コーンミール混合物を水と調理するのに必要な温度を提供するように構成されている。調理されたコーンミールは、高温高圧下での押し出し中に爆発して膨化されたポップコーンを形成する。材料の移動速度を変更するためにスクリュは、押出し機に設けられている。スクリュを回転させて、印加された圧力でコーンミールを前方方向に移動させる。より多くのコーンを押出し機に添加した結果、圧力が加えられる。コーンミールをさらに押しつぶすために、押出し機の壁に常に当たるスクリュおよびらせん状部品の速度に起因して、熱が発生する。コーンミールは高温高圧に曝された後、調理され、調理されたコーンミールは押出し機の出口に通される。押出し機の出口には、ダイ穴およびカッタマシンが設けられている。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールはフィーダから押出し機に注入される。コーンミールは押出し機のバレルまたはシリンダの第1の部分で水と混合されてコーンミールペーストを形成する。コーンミールペーストは熱処理を受ける。熱は、二軸スクリュ機構と円筒状バレルの周りを循環する温水によって生成される。コーンミールは高温で調理される。押出し機のらせん状部品およびバイブレータの運動により、コーンミールは押出し機内を前進する。押出し機の端部で、調理されたコーンミールはダイ穴を通過する。このダイ穴の前方にカッタマシンを設置し、製品を所望の長さの複数の片に切断する。
本明細書の一実施形態によれば、スクリュの回転速度が変更される。スクリュの運動は、より多くのコーンを押出し機に添加した結果として加えられる圧力で、材料(コーンミールペースト)の前方への移動を可能にする。したがって、機械部品は、この減少した速度で常に押しつぶされたコーンミールに衝突し、押しつぶされたコーンミールを加熱するように構成されている。押出し機における通常のレベルを超える圧力および温度は、高温および高圧と考えられる。シリンダ壁は、調理されたコーンミールが焦げるのを防ぐために、円筒状バレルの周りに水を循環させることによってかなり冷却される。スナック(ポップコーン/コーンミール)の面積よりも小さい面積で設計された穴は、らせん状部品の端部に設けられて、調理されたコーンミールを押し出し、それによって爆発したポップコーンの状態と正確に一致する状態をシミュレートする。これにより、押しつぶされたコーンミールは、高圧高温下でその円形形状を失うことが可能になる。その後、コーンミールペーストはポップコーン形状になる。
本明細書の一実施形態によれば、コーンミールはテープ/ベルト上をゆっくりと移動して冷たくなり、調理されたコーンミール混合物をサクサクの乾燥した製品にする。サクサクの製品を得るために、調理されたコーンミールを、パッケージング工程の前に別の機械で乾燥させる。調理されたコーンミールは非常に壊れやすく、多孔質であるため、調理されたコーンミールの乾燥は非常に繊細である。孔は、乾燥工程の終わりに振動分離システムまたはふるいによって分離される。
本明細書の一実施形態によれば、通常のタイプのスクリュは、押出し機の円筒状バレル内でハンマタイプの二軸スクリュによって置き換えられる。ハンマタイプの二軸スクリュは、コーンミールを水と均一に混合し、コーンミールを押しつぶすことによって、コーンミールからのポップコーンの産出を増加させるように構成されている。
本明細書の一実施形態によれば、ポップコーン種子の爆発の基本原理は、ポップコーンの穀粒または種子を加熱および加圧することによる。ポップコーンの穀粒または種子中の含水量/水分は、爆発後に出てくる。爆発は高温高圧の結果として起こる。同様の原理は、水と混合したコーンミールから製造されたポップコーンにも適用可能である。コーンミールを高温高圧条件下に曝すことによってコーンミール混合物が調理されると、調理されたコーンミールは膨化して押し出されたポップコーンに加工される。調理されたコーンミールは、複数の押出し物と共にダイ穴から打ち出される。ダイ穴から飛び出すコーンミールは、爆発し、膨化し、ポップコーン状に押し出される。本発明では、ダイ穴の端部が狭くなるので、ダイ穴は通常のダイ穴とは異なる。ダイ穴の狭い形状は、膨化して押し出されたコーンミールの不規則な形状をポップコーン形状に生成するように構成されている。
本明細書の一実施形態によれば、押出し機のバレルの端部の圧力は135バールに保たれ維持される。押出し機のバレル内の温度は180℃に維持される。押出し機のシリンダの最後の50cmの領域の温度は55〜60℃に保たれ維持される。押出し機のシリンダの最後の25cmの領域(ダイ穴の前)の温度は、40〜45℃に保たれ維持される。押出し機のシリンダ内の温度は、調理されたコーンミールが焦げるのを防ぐ仕方で調節される。押出し機のシリンダの温度は、押出し機の外側に水を循環させることによって維持され、調節される。膨化して押し出されたポップコーンが焦げるのを防ぐために、水を循環させて過剰熱を吸収する。熱を吸収することによって生成された温水は、押出し機のシリンダの外側に循環する。
図1は、本明細書の一実施形態による、コーンミールからのポップコーンの合成、膨化、および押し出しの方法を説明するフローチャートを示している。図1を参照すると、この方法は、外殻の除去のためにコーン穀粒/コーン種子を前処理するステップ(101)を含む。外殻のないコーン穀粒/コーン種子を粉砕し、コーンミールを得る(102)。フィーダを介してコーンミールを押出し機に供給する(103)。水を押出し機のフィーダに添加して、コーンミールペーストを得る(104)。押出し機内でコーンミールペーストを、二軸スクリュ機構により粉砕して混合する(105)。コーンミールペーストを高温高圧に曝す。高温高圧条件は、二軸スクリュ機構によって生成される(106)。圧力を135バールに維持し、温度を175〜180℃に維持する。押出し機中のシリンダの最後の50cmの領域の温度を、55〜60℃に保ち維持する。押出し機のシリンダの最後の25cmの領域(ダイ穴の前)の温度を保ち、40〜45℃に維持する。押出し機のシリンダ内の温度を、調理されたコーンミールが焦げるのを防ぐ仕方で調節する(107)。調理されたコーンミールを得る(108)。調理されたコーンミールを、二軸スクリュのらせん運動によって押出し機のシリンダの端部に送る(109)。調理されたコーンミールを、ダイ穴を介して高圧下で押出し機のシリンダから押し出し、押し出された不規則な形状のポップコーン製品を得る(110)。ポップコーン製品がダイ穴から出た後、ポップコーン製品を切断する(111)。
図2は、本明細書の一実施形態による、コーンミールからの膨化されたポップコーン製品の合成に使用される押出し機の側断面図を示している。図2に関して、コーンミールからポップコーン製品を合成するための押出し機200は、フィーダ201、バレル/シリンダ202、二軸スクリュ203,204、モータ205、温水206、および複数のダイ穴207を備えている。コーンミールおよび水は、フィーダ201を通って押出し機のバレル/シリンダ202に加えられる。バレル/シリンダは、ステンレス鋼またはその合金でできている。二軸スクリュ203および204は、コーンミール粉砕して水と混合するために押出し機のバレル/シリンダ202内にある。二軸スクリュ203および204は、ステンレス鋼またはその合金でできている。二軸スクリュ203および204は、モータ205によって操作される。モータ205は、二軸スクリュ203および204を回転させるための電気エネルギーを供給する。二軸スクリュ203および204は、ハンマタイプのスクリュである。二軸スクリュ203および204を回転させて、コーンミールを粉砕して水と混合し、コーンミールペーストを得る。二軸スクリュの円運動を用いて、コーンミールペーストをダイ穴207に向かって前進させる。コーンペーストは、押出し機のバレル/シリンダ202の数センチメートル内で製造される。押出し機のらせん状部品(二軸スクリュ203および204)は、コーンミールを押しつぶしてコーンミールを水と均一に混合するためにコーンミールに高圧をかけるように配置されている。また、二軸スクリュ203および204は、圧力および温度を生成するように構成されている。二軸スクリュ203および204の円運動は、コーンミールの添加によって加えられる圧力によるコーンミールペーストの前進に役立つ。二軸スクリュ203および204は、押しつぶされたコーンミールを常に動かして加熱するように回転される。コーンミールは、生成された高圧ならびに二軸スクリュ203および204の下で押しつぶされる。押出し機のバレル/シリンダ202内の圧力は135バールに維持される。温水206は、押出し機のバレル/シリンダ202の周りを循環して、コーンミールペーストを調理するために175℃の温度を維持する。温度は、押出し機のバレル/シリンダ202の最後の50cmの領域において55℃に維持される。温度は、押出し機のダイ穴207の近くのバレル/シリンダ202の最後の25cmの領域で40〜45℃に維持される。温度は、押出し機のバレル/シリンダの最後の50cmおよび最後の25cmの領域で、調理されたコーンミールが焦げるのを防ぐために変更される。調理されたコーンミールは、ダイ穴207を介して押出し機のバレル/シリンダ202から押し出される。高温高圧処理後の調理されたコーンミールは、ポップコーンと同じようにダイ穴207から打ち出される。ダイ穴207の端部の直径は狭められている。ダイ穴207の狭い端部は、調理されたコーンミールペーストの不規則な形状を引き起こす。ダイ穴から押し出された調理されたコーンミールペーストの形状には、複数の形状がある。押し出されたコーンミールの形状は、ダイ穴の小さな寸法からの加圧された出口のために通常のポップコーンの形状と同じである。調理されたコーンミールは、押出し機のバレル/シリンダの端部から高圧で排出される。ダイ穴207のサイズは、調理されたコーンミールのサイズよりも小さい。調理されたコーンミールよりも小さいダイ穴の寸法/サイズは、爆発および押出しにより通常のポップコーン製品と同様の形状をもたらす。
コーンミールおよび水は、フィーダ201を介して押出し機200に導入される。コーンミールおよび水は、導入後に、二軸スクリュ203および204によって押出し機においてバレル/シリンダ202内で、コーンミールと水が混合され粉砕される。二軸スクリュ203および204は、モータ205によって回転される。コーンミールペーストは、押出し機のバレル/シリンダ202の次の段階で得られる。コーンミールペーストは、高温高圧条件に曝される。コーンミールペーストがダイ穴207から出る前に調理されるように、温度と圧力が高められる。調理されたコーンミールは、調理されたポップコーン製品の形態でダイ穴207から押し出される。ダイ穴207の寸法は、調理されたコーンミールの寸法よりも小さい。二軸スクリュ203および204の圧力および高温の下で、調理されたコーンミールの新しいバッチは、高い圧力/力でダイ穴207から押し出される。この圧力/力は、ポップコーン製品の表面上に複数の押出し物を形成する。
図3は、本明細書の一実施形態による、コーンミールからの膨化されたポップコーン製品の合成に使用される押出し機のバレル/シリンダの端部のダイ穴の側面図を示している。図3に関して、ダイ穴は、より広いセクション207と狭いセクション301とを有している。ダイ穴の狭いセクション301は、調理されたコーンミールが押出し機を出るための小さな空間を提供している。空間301が小さいので、コーンミールは圧力をかけられて押出し機から出て、コーンミールは複数の押出し物と共に押し出される。ダイ穴は、合成中の通常のポップコーンの爆発の正確な状態をシミュレートするために、スナック(ポップコーン製品)の面積よりも小さい面積を有するように設計されている。これにより、押しつぶされ調理されたコーンミールは、高圧高温下で円形の形態/形状を失うことができ、それにより、多くの押出し物が生産され、次いでこれらは通常のポップコーンのような形態/形状になる。一般的に、ポップコーンは、コーン穀粒からの湿気がコーン種子から逃げる際の爆発によって高温下で製造される。本明細書の実施形態によれば、コーンミールは、高圧高温下で製造される。調理されたコーンミールは、機械から出てくると、通常のポップコーンと同じ質感、形状、押出し物を形成する。
図4は、本明細書の一実施形態による、コーンミールからの膨化されたポップコーン製品の合成に使用される押出し機のバレル/シリンダの端部でのダイ穴の拡大図を示している。図4は、ダイ穴301の狭いセクションの拡大図を示している。寸法の違いはQ1とQ2である。Q1およびQ2は、ダイ穴の寸法およびダイ穴の寸法の減少を示している。寸法(Q1およびQ2)の差は0.3mmである。
図5は、本明細書の一実施形態による、コーンミールからポップコーン製品を製造するためのシステムのブロック図を示している。図5に関して、バレル/シリンダ200は、コーンミールと水が混合されて押しつぶされてコーンミールペーストを形成する第1の部分である。コーンミールペーストは、調理のために135バールの圧力と175〜180℃の温度範囲に曝される。調理されたコーンミールは、圧力を受けてダイ穴から押し出される。ダイ穴のサイズは、調理されたコーンミールのサイズよりも小さい。コーンミールは、ダイ穴のより小さいサイズに起因して、高圧下で、複数の押出し物と共にダイ穴から押し出され、押し出されたコーンミールは、通常のポップコーンと同様の味と質感を有する。調理されたコーンミールがダイ穴から押し出された後、ポップコーン製品は所望の長さの複数の片に切断される。押出し機のバレル/シリンダ200のダイ穴の後にカッタマシン500を設置して、ポップコーン製品を所望の長さに切断する。カッタ500によってポップコーン製品が切断された後、ポップコーン製品は乾燥機501で乾燥される。ポップコーン製品はパッケージングの前に冷却される。切断後のポップコーン製品は、コンベヤテープを備えた乾燥機501に曝される。コンベヤテープをゆっくりと動かして、ポップコーン製品を冷却する。ポップコーン製品は冷たくなる。冷却され、乾燥されたポップコーン製品はサクサクに作られる。乾燥機501は、ポップコーン製品が非常に脆くて多孔質であるため、ポップコーン製品を非常に繊細に取り扱う。つながっているポップコーン製品は、振動分離システムまたはふるいによって乾燥機の端部で分離される。
特定の実施形態の前述の説明は、現在の知識を適用することによって、他の者がこのような特定の実施形態を一般的な概念から逸脱することなくさまざまな用途に容易に変更および/または適合させることができるように、本明細書の実施形態の一般的な性質を完全に明らかにし、したがって、そのような適合および変更は、開示された実施形態の均等物の意味および範囲内で理解されるべきであり、かつそれらを包含することが意図される。
本明細書で使用される表現または用語は、説明のためであって限定のためではないことを理解されたい。したがって、本明細書における実施形態は、好ましい実施形態に関して記載されているが、当業者は、本明細書の実施形態が、以下に提出される請求項の趣旨および範囲内で変更を加えて実施され得ることを認識されよう。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって確認されよう。

Claims (10)

  1. コーンミールから膨化し膨張したポップコーン製品を合成する方法であって、
    コーン穀粒/コーン種子を前処理するステップと、
    前記前処理されたコーン穀粒/コーン種子を粉砕するステップと、
    コーンミールを得るステップであって、前記コーンミールは複数の粒径のコーン粒を含む、ステップと、
    前記コーンミールを、フィーダを介して押出し機のシリンダ/バレルに添加するステップと、
    前記フィーダを介して前記押出し機の前記シリンダ/バレルに水を添加してコーンミールペーストを得るステップと、
    前記コーンミールペーストを、前記押出し機の二軸スクリュ機構により前記シリンダ/バレル内で粉砕して混合するステップであって、前記二軸スクリュ機構は、ハンマタイプの二軸スクリュ機構である、ステップと、
    前記コーンミールペーストを、予め設定された温度および予め設定された圧力条件下で調理して、調理されたコーンミールを得るステップであって、前記予め設定された温度および予め設定された圧力は前記二軸スクリュ機構によって生成され、前記温度は、前記押出し機の前記シリンダ/バレル内で制御され、調節される、ステップと、
    前記調理されたコーンミールを、前記二軸スクリュ機構のらせん運動によって前記押出し機の端部に移送するステップと、
    前記調理されたコーンミールを、複数のダイ穴を介して予め設定された圧力下で前記押出し機の前記シリンダ/バレルから押し出してポップコーン製品を得るステップであって、前記調理されたコーンミールは、不規則な形状を達成するために前記複数のダイ穴から押し出され、押出し後の前記調理されたコーンミールは、通常のポップコーンと同じ表面、多孔度、質感、味、および形状を有し、前記不規則な形状を有する調理されたコーンミールは、前記ポップコーン製品を得るために、前記複数のダイ穴から押し出された後に所望の長さの複数の片に切断され、前記切断されたコーンミール/ポップコーン製品は、振動分離システムまたはふるい上で冷却され乾燥される、ステップと
    を含む、方法。
  2. 前記コーン穀粒/コーン種子を前処理するステップは、コーン穀粒/コーン種子の外殻を除去するステップと、硬質のコーン穀粒/コーン種子を除去するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コーンミールが、複数のサイズのコーン粒を含み、1000μより大きい粒径のコーン粒は5%w/wの濃度で存在し、粒径500〜1000μのコーン粒は45〜50%w/wの濃度で存在し、粒径250〜500μのコーン粒は25〜30%w/wの濃度で存在し、250μより小さい粒径のコーン粒は25%w/wの濃度で存在する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記押出し機の前記シリンダ/バレル内の前記予め設定された圧力が135バールであり、前記圧力が前記二軸スクリュ機構の円運動によって生成され、前記二軸スクリュ機構の前記円運動および前記二軸スクリュ機構によって生成された圧力は、前記コーンミールを前記複数のダイ穴に向かって前方に押す、請求項1に記載の方法。
  5. 前記押出し機の前記シリンダ/バレル内の前記予め設定された温度が180℃であり、前記押出し機の端部の温度が55〜60℃の範囲に維持されており、前記ダイ穴の前の領域における前記押出し機の温度が40〜45℃の範囲に維持され、前記押出し機の端部が50cmの領域をカバーし、前記ダイ穴の前の領域が25cmの領域をカバーする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記押出し機の前記シリンダ/バレル内の温度が、前記調理されたコーンミールが焦げるのを防ぐように制御される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記押出し機の前記シリンダ/バレルの外側に温水を循環させることによって前記押出し機の前記シリンダ/バレル内の温度が制御され、前記押出し機の前記シリンダ/バレルの外側に前記温水を循環させて、前記押出し機の前記シリンダ/バレル内で前記コーンミールを調理するための温度を生成する、請求項1に記載の方法。
  8. コーンミールから膨化し膨張したポップコーン製品を合成するためのシステムであって、
    コーンミールおよび水を添加するためのフィーダであって、前記コーンミールは複数の粒径のコーン粒を含む、フィーダと、
    前記コーンミールと前記水を受け入れるために前記フィーダに接続された円筒状バレルであって、前記コーンミールと前記水が前記円筒状バレルに添加されてコーンミールペーストを形成する、円筒状バレルと、
    前記円筒状バレルの内部に設けられた二軸スクリュ機構であって、前記二軸スクリュ機構は前記円筒状バレル内で前記コーンミールペーストを粉砕して混合するように構成され、前記二軸スクリュ機構はハンマタイプの二軸スクリュ機構であり、前記二軸スクリュ機構は前記コーンミールペーストを調理するための予め設定された温度および予め設定された圧力を提供して、調理されたコーンミールを得るように構成されている、二軸スクリュ機構と、
    前記円筒状バレルの端部に設けられ、前記調理されたコーンミールを高圧下で押し出して不規則な形状のコーン製品を生産する、複数のダイ穴と、
    前記複数のダイ穴の端部に設けられ、前記押し出されたコーンミール製品を所望の長さの複数の片に切断するカッタと、
    パッケージングの前に前記複数の片を乾燥させる乾燥機とを備え、
    押出し後の前記調理されたコーンミールは、通常のポップコーンと同じ表面、多孔度、質感、味、および形状を有する、システム。
  9. 前記温度が、シリンダ/バレル内で制御され、調節される、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記二軸スクリュ機構が、前記調理されたコーンミールを前記円筒状バレルの端部に移送するように構成されている、請求項8に記載のシステム。
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