JPH10511545A - ホールグレイン食物製品 - Google Patents

ホールグレイン食物製品

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JPH10511545A
JPH10511545A JP8519356A JP51935696A JPH10511545A JP H10511545 A JPH10511545 A JP H10511545A JP 8519356 A JP8519356 A JP 8519356A JP 51935696 A JP51935696 A JP 51935696A JP H10511545 A JPH10511545 A JP H10511545A
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JP8519356A
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ルイス、デイビッド・エイドリアン
ルイス、ビクター・マーカス
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バイロン・オーストラリア・プロプライアタリ・リミテッド
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/161Puffed cereals, e.g. popcorn or puffed rice
    • A23L7/165Preparation of puffed cereals involving preparation of meal or dough as an intermediate step

Abstract

(57)【要約】 ホールグレイン食物製品を製造するためのプロセスが記載される。20%ないし100%のワックス状グレインを含有するホールグレインが、グレインをゼラチン化するように水分の存在下に調理される。ゼラチン化されたグレインは、好適なサイズおよび形状の練り粉に成型し、含水量約4%ないし25%にまで乾燥し、次いで、加熱により膨張させる。これらのプロセスにより製造される食物製品も記載される。

Description

【発明の詳細な説明】 ホールグレイン食物製品 技術分野 消費者は、各種形状および形熊にあるグレイン全体(whole grain)を含有する 食物に興味をますます持っている。グレイン全体は、栄養士および他の専門的健 康アドバイザーにより奨励されている。これには、ホールグレイン(wholegrain) が、精白されたグレイン製品(例えば、小麦粉、セモリナおよびデンプン)より も高いビタミン、繊維およびミネラル含有量を有するという理由がある。しかし ながら、ほとんどの食物中には、グレイン全体は、全体として又は粗びき若しく はホールグレイン粉の形態として、他の部分的に加工された成分との混合物又は 部分的に若しくは完全に精白された炭水化物成分との混合物中に食物の一部分と して添加されている。「グレイン全体」とは、もみ殻層(bran layer)および胚(g erm)の大部分が種子の一部分として残っているグレイン又は他のデンプン質種子 全体を意味する。 本発明は、追加の風味物質、着色剤、ミネラル、栄養補助物質若しくは視覚的 な飾り(garnish)等を伴い又はこれらを伴わず、選択されたグレイン全体および 他のデンプン質種子全体から、又は選択されたグレイン全体および他のデンブン 質種子全体が細分化されたもの(以下、ホールグレインという)全てから調製さ れる食物製品に関する。より詳しくは、本発明は、独特の構造と様相を有する乾 燥し、軟らかく、クリスピー(crispy)な食物に関し、これらの食物は、選択され る処理方法および組成に応じて、スナックフード、クリスプブレッド(crisp-bre ad)、朝食シリアルおよび菓子として使用するために好適なものである。本発明 の食物製品には、好適なサイズ、形状および重量を有する断片の形態にある上述 したような成分が含まれ、従って、それらが由来する個々の単一のホールグレイ ン又は種子の本性をもはや有していない。本発明の食物は、それらの基本的形態 において脂肪含有量が非常に低く、用いられるホールグレイン中に本来存在する 脂肪のみ含有する。 背景技術 合衆国特許第5,100,686号には、スナック食物を製造するためにデントコーン( dent corn)を用いることが記載されている。その製造方法では、まず、場合に応 じて予備ゼラチン化し、わずかに修飾したワックス状トウモロコシデンプン又は 予備ゼラチン化したアミオカ(amioca)デンプンを2%ないし15%添加し、デン トコーンからマサ(masa)を製造することが必要である。場合に応じて添加するデ ンプンは、製品が揚げられたとき膨張の程度を増すためのものである。しかしな がら、もし、より多くのデンプンが添加されるならば、より好ましくない製品が 得られることが指摘されていた。 合衆国特許第4,806,377号では、同様に、まず、場合に応じて非ワックス状デ ントコーンから製造されるウエットマサを混合し、ワックス状コーンを用いてコ ーンからウエットマサを製造する。これらの食物に必要とされるマサを製造する プロセスには、石灰水中でコーンを水煮し、冷却し、浸し(例えば12ないし1 6時間)、コーンを石灰水から除去し、場合に応じて果皮を除去しおよびミル中 で粉砕し、40%ないし65%の水分含有量を有するウエットマサを製造するウ エットプロセスが含まれる。粉の組成のマサは、傷みやすく、迅速に用いられな ければならない。そのかわりに、後の使用のために乾燥されなければならない。 乾燥膨張スナック製品の製造において、ワックス状又は天然のデンプンおよび 粒状物(grit)を使用することをに関するかなりの文献があるが、これらのいずれ もホールグレインからの乾燥成型食物の製造に関連しない。合衆国特許第5,132, 133号には、ホールグレインスナックの製造方法であって、ホールグレイン成分 の選択として、(優越して)コムギがミクロ化され、部分的にゼラチン化され、 押し出されそして成型され、次いで、各種方法によりクリスプ化され、脂肪含有 率が20%又はそれ以下の揚げスナックを製造することが記載されている。一方 、4,806,377では、ワックス状トウモロコシから製造されるウエットマサを用い 、5,132,133のグレインは、ワックス状グレインではなく、完成スナック食物の 最低30%を含有する。 上記文献、更には他の調査した文献には、念入りかつ時間消費型前処理をする ことを伴わない前記食物の製造において直接用いられるホールグレインから実質 的に得られる食物は記載されていない。 本発明の1つの目的は、乾燥スナック、菓子成分、クリスプブレッド又はすぐ に食することのできる朝食シリアルのような、非常に高割合のホールグレインを 含有する新規食物を提供することである。 本発明の更なる目的は、上述した新規食物であって、食物中にワックス状特性 を有するホールグレイン1種又はそれ以上が有意な割合に組み込まれ、その結果 得られる新規な効果を有する食物を提供することである。 本発明の他の目的は、ユニークな構造、構造、膨張の程度、軟らかさおよび外 観を有する上述の新規な食物を提供することである。 本発明の更なる目的は、上述の新規な食物の製造プロセスを提供することであ る。 本発明のこれらの目的および他の目的は、次の記載により説明される。 発明の概要 ここに記載される本発明には、乾燥し、非常に低脂肪のスナック食物、クリス プブレッド、すぐに食することのできるシリアル、菓子成分等のような各種の形 態を取り得る調理済み食物製品であって、高割合のホールグレインを含有し、ホ ールグレインの実質的割合がワックス状特性を有し、ホールグレインが念入りで 、時間消費型で、コストを発生させる前処理を必要としないものが含まれる。本 発明の調理済みホールグレイン食物製品は、20%ないし100%のワックス状 グレインを含有し、軽い、膨張した構造および外観を有する。 本発明の好ましい側面によれば、ホールグレイン食物製品を製造するためのプ ロセスであって、20%ないし100%のワックス状グレインを含有するホール グレイン1種又はそれ以上を、グレインをゼラチン化するように水分の存在下に 調理する工程、調理した材料を食物製品として用いるために好適なサイズおよび 形状の練り粉(dough)に成型する工程、材料を含水量約4%ないし25%にまで 乾燥させ、その後、生成物を加熱することにより膨張させる工程を包含するもの を提供する。 発明の詳細な説明 本発明において、単一のホールグレイン又は好ましくは、ホールグレイン混合 物を用いて、選択されたホールグレイン全体又は細分化された(例えば、粗びき (kibbled)、製粉(gristed)、粉砕されるか(pulverized)又は挽かれた(comminute d))ホールグレインから、各種調理済み食物製品が処理される。ホールグレイン 組成物には、少なくとも1種のワックス状ホールグレインが含有される。ここで 、記載を容易にするために、「ホールグレイン」との用語は、ホールグレイン全 体又は細分化されたホールグレインをいう。混合物中において、非ワックス状ホ ールグレインに対するワックス状又はワックス様ホールグレインの割合は、完成 製品において所望される構造および軟らかさにより決定される。ワックス状グレ インは、デンプン質種子の特別の種であって、アミロペクチンデンプンの割合が 非常に高く、アミロースデンプンの割合が通常よりもずっと低いものである。ワ ックス状グレインは、通常、グレイン中のアミロースデンプンの割合がグレイン の重量の10%未満のものであると規定される。しかしながら、多くのワックス 状種子(粘着性種子とも呼ばれる)には、10%よりもずっと少ないアミロース 量が含有される。 ワックス状形態で入手可能なホールグレインは多い。これらには、オオムギ、 ミロ、トウモロコシ(maize)およびコメが含まれる。植物テクノロジーにおける 進展があれば、ライ麦およびコムギのような他のホールグレインの異形がワック ス状特性を有して栽培されるであろういずれもの可能性ある。非ワックス状コメ 異形、特に中粒異形および短粒異形は、他の非ワックス状ホールグレインに比べ て含有するアミロースのレベルが低いので、部分的にワックス状様の特性を有し 得る。本発明において用い得るワックス状および非ワックス状グレインのいくつ かには、オオムギ、ミロ(モロコシ(sorghum))、トウモロコシ、コメ、ライ麦 およびコムギが含まれる。 1種又はそれ以上のワックス状ホールグレインを20%ないし100%用いる ことが、軟らかさ、軽さ、膨張した構造および外観のユニークな特性に寄与し、 用いられるワックス状ホールグレインの割合は、用いられる他の非ワックス状ホ ールグレインの性質、更には完成食物の所望する食感(eating quality)に依存し て選択される。上述の割合の範囲は、他の風味又は補助的成分を含まない全グレ イン含有量の割合をいう。 ワックス状ホールグレインの各々のタイプは、ユニークな構造および軟らかさ 、更には独特の風味に寄与するであろうことが明らかになった。 よって、ワックス状ホールグレイン成分および非ワックス状ホールグレイン成 分を思慮深く選択することにより、風味、構造、軽さの程度又は膨張特性の範囲 は、いろいろなユーザー又は好みに適合するようにすることができる。この汎用 性故に、本発明の製品は、例えば次のような多くの異なる用途を見いだすことが できる。しかしながら、本発明は、これらに限定されるものではない。 ・ホールグレイン中に含有される脂肪以外のいずれもの添加脂肪を含有しない スナック食物、 ・多様な嵩密度、軟らかさ、風味、形状およびサイズを有するクリスピーコン ポーネントを提供する菓子成分、 ・消費者の要求に応じて硬さ又は軟らかさ、脆さの程度を変化させ得るクリス プブレッド様食物、 ・各種形状、片サイズ、風味および栄養バランスを有する朝食シリアル。 本発明の食物製品は、もみ殻、胚および他の栄養成分をそれらグレインの天然 のバランスで含有するホールグレインを用いる。各々のホールグレインは、使用 に先立ち、調製前処理をほとんど施さず、又は全く施ず用いられる。しかしなが ら、本発明の精神から乖離することなく、成分として用いられるいくつかの全種 子から外側もみ殻の小割合を除去することが好ましいことがある。 水、砂糖、塩、風味量、栄養補給物質、飾り、調味料およびスパイス、ミネラ ル、機能性成分、ビタミン並びに他の通常の食物成分、更には当業者に既知のも ののような、追加の食し得る成分を上述の食物製品に組み入れることができる。 選択したバランスを有するホールグレインは、水分および食し得る成分と混合 され、グレインをゼラチン化するように好適な装置を用いて調理される。ホール グレインは、全体であってもよいし、又は粗びき、粉砕若しくは挽いたもののよ うな選択された程度に細分化されたものであってもよい。水分およびホールグレ インとともに、上述した他の食し得る成分を添加することができる。 ホールグレイン中のデンプン又はホールグレイン由来のデンプンのゼラチン化 は、調理プロセス中に添加された水分の吸収により成される。ゼラチン化は、容 易に視覚により観察することができ、デンプンが不透明さを失い、透明になると き起こる。ゼラチン化を達成するためにデンプンを調理し得る程度は、処理され る特定のホールグレイン又は複数のホールグレイン、グレインが全体であるか、 粗びき若しくは挽かれるなどにより細分化されているか、並びに用いられる具体 的プロセスおよび条件に応じて変化する。上述したように、ゼラチン化は、容易 に視覚により観察することができるので、容易に判定することができる。好まし い調理時間は、一般には製品パーフォーマンス、即ち、ゼラチン化されたグレイ ンが、食物製品として用いられるために好適なサイズおよび形状の練り粉に成型 され、約4ないし25%含水量に乾燥した後、例えばベーキング(baking)するこ とにより迅速膨張させることのようなものに基づいて実験的に決定される。好ま しい調理の程度は、プロセスの完了時に、ここに記載される食物製品として用い るために好適な膨張した製品が提供される程度である。 一般的には、ワックス状グレインのゼラチン化は、非ワックス状グレインのゼ ラチン化よりも迅速に達成される。その結果、ホールグレイン混合試料のゼラチ ン化に要する加熱の程度は、非ワックス状ホールグレインに対するワックス状ホ ールグレインの割合に依存しで変化するであろう。 所望する結果を得るために、当業者に周知の市販の調理装置のような広範囲の 調理装置が好適である。例えば、本発明の食物は、回転調理器であって、ホール グレインのゼラチン化を達成するために必要な温度および時間、加圧下に新鮮な 蒸気雰囲気にあるものにおいて調理することができる。他の例としては、本発明 の食物は、押出し調理器であって、予備混合物中におよび/又は押出し器を食物 が通過する間の好適な段階において水分が添加されるものにおいて調理すること ができる。 調理方法とは無関係に、調理されたホールグレインは、添加水分および他の成 分を吸収して出る。もし、押出し調理器が用いられるならば、食物は、未膨張の 加湿ゼラチン化条件において装置から出るべきである。調理器を出た材料は、ダ イプレート(dieplate)を通り運搬される。これにより、後に、カットされ、スラ イスされるなどして食物製品として使用するために好適なサイズ又は重量の練り 粉片を作製するために好適な寸法のひも又はロープ状に成型される。その代わり に、ダイプレートによりダイ面において又は別の工程において好適な形状の平た んなリボン状に成型することができる。そのような調理器具を用いる場合、調理 および練り粉形成は、一体工程である。 もし、ホールグレインおよび他の成分が、ホールグレインが、例えば回転調理 器において、完全な全形態にあるように調理されるならば、グレインは、多かれ 少なかれ分離した実体として出るであろう。グレインは、まだ熱いうちに例えば 細かく刻み、又は挽くことにより粘着性塊又は物体に成型され、この粘着性食品 にダイを通過させ、食物製品として使用されるされるために好適な直径又は形状 のひも状、ロープ状又はリボン状のものを作製する。もし必要ならば、完成製品 に要求され得る均一性の程度を達成するために、このプロセスを繰返すことがで きる。 いずれにせよ、カットされ、スリットされるなどにより好適なサイズの断片に され、得られる完成練り粉は、例えばローラーミル又は練り粉ブレーク(dough-b reak)のロールの間を通過することにより平坦にされ、好適な厚みの個々の食物 片を作製することができる。そのかわりに、練り粉のひも又はロープは、巻いて シート状にし、好適なサイズおよび形状の食物片を切り又は型押しすることがで きる。なお、いずれもの再形成は、前述のように作り直しおよび利用されるもの である。 食物処理技術において周知の他の方法も、好適なサイズおよび形状の練り粉断 片を作製するために用いられ得る。 好適に成型された練り粉片は、例えば連続ベルトドライヤー上において温かい 空気ドライヤーを通過させること等のような当技術において周知の方法により、 約4%ないし25%の含水量、より好ましくは約9%ないし15%の含水量にま で乾燥させる。断片を互いに貼り付かないように乾燥させることが重要である。 乾燥が終了したとき、含有水分が平衡に達するように1日又はそれ以上の間半材 料を保持することが有利である。平衡化は、例えば、2ないし3時間、40℃な いし50℃の穏和な温度において閉じた空間に保存することにより促進させるこ とができる。もし、材料の保存を延長された期間行うならば、食物が微生物腐敗 することを回避するために、含水量が約14%より低いことを確認することが必 要である。 完成製品を製造するために、材料を好ましくは迅速に加熱することにより、か なり膨張するとともに水分が消失する。加熱は、迅速に移動する空気中における 流動化加熱(fluidized heating)のような当技術において周知の方法により行わ れる。流動化加熱は、完全な膨張が達成され、製品の含水量が好適に低減される まで、例えば、約180℃ないし240℃の温度において行われる。その代わり に、材料片は、好ましくは適切な程度の通気とともに、マイクロウエーブエネル ギー、近赤外線エネルギー等により迅速加熱に供することができる。更なる代替 として、揚げることにより迅速加熱を行うことができるが、前述した他の方法に よるものよりも高脂肪含有量の完成製品になる。更なるオプションは、例えばフ ァン又は他の空気強制オーブンにおいて、練り粉をベークすることである。いず れにしろ、加熱により要求される膨張および水分消失の程度をもたらした後、完 成製品は、冷却される。ある場合には、より高いクリスプ性の程度を達成するた めにさらに含水量を下げるために、膨張した製品を更に乾燥させることが必要で あり得る。これは、例えば貯蔵置場(bin)乾燥により、例えば50℃ないし70 ℃の穏和な温度において行うことができる。 達成される膨張の程度は、選択されるホールグレインの混合物、特に含有され るワックス状ほーるグレインのタイプおよび割合に依存して変化するであろう。 いずれにせよ、多孔質膨張製品の特性はユニークであり、むしろ微細な構造のビ スケット(クッキー)のような、非常に細かい構造のものである。製品は、一般 に食物片の表面において魅力的表面光沢も有する。極めて微細な細胞状構造によ り、食物片は、驚くべき程度の総合力(integral strength)が付与され、破損を 伴わない優れた取扱い特性を有する。 これに対して、朝食シリアルフレークは、極めて脆く、典型的には均一な細胞 状ではなく、むしろ膨れた外観を有する。同様のことが、伝統的なクリスプされ たコメシリアルおよび他の朝食シリアル製品にも当てはまる。その結果、取扱中 、表面の膨れが破裂し、外観がより魅力的でなくなり、容器の底に粉がたまる。 押出しスナック食物と比較して、本発明の製品は、ずっと微細な細胞状構造を 具備し、容器が開封された後、空気由来の水分を吸収する傾向が顕著に低い。 クリスプブレッドと比較して、繰返すと、極めて微細な細胞状特性により、食 する際に非常に軟らかい感触を伴いながら、驚くべき程度の総合力が付与される 。これに対して、クリスプブレッドは、より粗い細胞状構造、および食する際に より硬い感触を有する。 菓子製品における使用には、微細な細胞状構造および滑らかなつやのある均一 な表面により、シロップ、チョコレート等のようなマトリックス結合材料の非吸 収が招かれ、その結果、軽く、経済的である。 本発明の製品は、最終加熱および冷却工程の後、所望する用途に応じて各種の 他の食物材料を用いてコート又は飾り付けすることができる。即ち、朝食シリア ル片は、選択される風味物質等とともに、砂糖霧吹き又はコートされ得る。スナ ック食物は、甘いベースであろうと塩辛いベースであろうと、コーティングの粘 着性を達成するために制御された量のオイル若しくは脂肪又は粘着性システムを 用いて、補助的甘味料および風味物質、塩および塩味風味によりコートされるこ とができる。もし、脂肪又はオイルが用いられても、本発明の食物は、コーンチ ップ(約30%)およびポテトチップ(35%ないし40%)のような従来のス ナック食物の脂肪含有量と比較して、以前として非常に低い例えば5%ないし1 0%の脂肪含有率を有する。 もちろん、本発明独特の利点は、ホールのグレインの天然成分に富む選択され る製品を魅力的な食物形態の範囲において消費者に提供するという事実である。 更には、容易に入手可能な装置を用いる単一の工業的装置により、記載される製 品全てが、ホールグレインおよび他の成分並びに単位手順の動作パラメータを思 慮深く選択することのみにより製造することができる。 更に、以下の説明から、各種側面にある本発明は、次のものを含む多くの追加 の利点を有することが明らかになるであろう。 ・高水分(65%まで)マサを製造する高価でありかつ時間を消費する工程を バイパスすること、 ・グレイン処理において化学物質(水酸化カルシウム)の使用が回避されるこ と、 ・より高価な予備ゼラチン化された修飾デンプンを含む、高価な精白されたデ ンプンを成分として使用することが回避されること、 ・製品において、優越する成分として低コスト天然グレインを用いること、 ・比較的短い実際の処理時間工程を具備するプロセスが提供されること、 ・基本的プロセスの結果、いずれもの添加される脂肪を含有しない各種製品を 製造すること、および ・その栄養的利点とともに、最小限処理されたホールグレイン食物の食料品を 提供すること。 本発明を、次の非制限的例を参照して説明する。 例1 クリスプブレッドタイプ製品 ワックス状タイプのコーン全粒(whole-grain)およびライ麦全粒を2重量部対 3重量部の割合に混合し、次いで、2mmスクリーンを固定したハンマーミルを 通過させることにより粉砕した。含水量33%になるように水を添加し、さらに 用いられた乾燥グレインの1%の濃度になるように塩も添加した。均一に混合し た後、得られた湿ったあら粉を40分間、126℃において新鮮な蒸気中で調理 した。調理した練り粉を、1.2mm厚さのシートに成型し、次いで、40mm ×90mmの長方形に切り、75℃において約12%の含水量にまで乾燥し、テ ンパリング(tempering)のために密閉容器中に24時間保持した。次いで、乾燥 片を45秒間、210℃の流動化空気流内に配置し、次いで冷却した。 クリスプブレッドは、3mmないし4mmの厚さに均一に延伸され、光沢のあ る表面を有する非常に微細な多孔質内部構造を有していた。食感は、非常に乾燥 し、クリスピーであるが、極端に軟らかいので優と判断された。製造されたクリ スプブレッドは、その軟らかい食感に関連して、驚くべき総合力を有した。 乾燥片のいくつかを、電子レンジオーブン内に配置し、十分に膨張し、乾燥す るまで高熱にさらした。高められた温度における流動化空気を用いた場合と同様 の構造および軟らかさが、電子レンジ誘導加熱により得られた。 乾燥片のいくつかを、深い平らなフライパン内の190℃ないし195℃にあ るオイル中において揚げた。食品は、迅速に膨張した。冷却すると、非常に美味 な、膨張した、軟らかい食物が得られた。しかしながら、揚げ工程の結果、脂肪 含有量における上昇があった。多くの消費者にとって、これは受容し得ないが、 かなり受容し得る人もいる。 例2 朝食シリアル製品 殻を除去されたワックス状オオムギ全粒および茶色中粒コメを等重量部に混合 した。水を添加し、含水量を30%にするとともに、砂糖、はちみつ、モルト抽 出物および塩を、乾燥グレイン100重量部に対してそれぞれ6、4、6および 1.5重量部添加した。この混合物を新鮮な蒸気中において、48分間、126 ℃において攪拌しながら調理した。実質的に分離状態にある調理されたグレイン を、熱いうちに3mm孔を固定したミンサー(mincer)中に供給した。次いで、細 かく刻まれた調理済みグレインを、直径8.5mm孔を有するダイを固定した押 出し器を通過させることにより、ひも状に成型し、このひもをダイ面において約 10mm長に切った。これらの練り粉ペレットを、0.5mm離れた平たんなロ ールの間を通過させることにより、平らにし、次いで、55℃において、含水量 約12%にまで乾燥させた。乾燥し、未膨張のフレークを、30秒間、215℃ において流動化空気内において加熱し、次いで、冷却した。 完成製品は、フレーク全体にわたり均一に膨張した形態を有し、フレーク厚み 1.5mmないし2mmであり、クリスピーで、非常に軟らかい食感を有した。 すぐに食することのできる朝食シリアルとして冷たいミルクとともに消費される と、この食物は、魅力的な風味および構造を有し、クリスプ性は、ミルク中にお いて湿って重くなることなく非常によく持続した。 小ペレットのものを製造することにより、又は大きい、乾燥した、未膨張片を 好適なサイズの小片に分割することにより、小サイズの乾燥未膨張片を製造し、 次いで、得られた小片を膨張させ、軽く甘味付けして得られた製品は、チョコレ ートバー、グラノーラバー(ムースリーバー)等のような菓子製品において用い るために理想的であると判定された。 例3 スナック食物製品 ワックス状ミロ(サトウモトコシ)全粒、茶色中粒コメおよびコムギ(それぞ れ61.5、24および10重量部)を例1のように粉砕し、次いで、30重量 部の水、3.5重量部の砂糖、1重量部の塩を混合し、均一な湿ったあら粉に混 合した。得られたあら粉を40分間、131℃において新鮮な蒸気中において調 理した。調理した練り粉を、直径約10mmのロープ又はひも状に成型し、約1 0mないし12mm長の片に切り、間隔が0.5mmの平たんなロールの間を通 過させることにより平坦にし、含水量10.5%まで80℃の空気中において乾 燥させ、例1と同様にテンパーさせ、次いで、平坦にした片を40秒間、220 ℃において、空気中において流動化により膨張させた。冷却したスナック食品に 5重量%のオイルをスプレーし、次いで、1重量%粉体塩をまぶした。得られた 製品は、均一かつ微細に膨張した約2mm厚みの平たんなスナック食物であり、 非常に軟らかく、かつ手から食するために理想的であった。この製品は、わずか 5%の添加脂肪を含有する低脂肪食物の代表である。 場合に応じて、溶解デンプンのスプレーを用いることにより、製品に塩又は他 の風味物質への粘着性を付与し、次いで簡単な乾燥工程により、脂肪無添加の食 物を製造することができる。 上述の方法により、甘いタイプ製品および塩辛いタイプ製品の両者を含む各種 組成を有するスナック食物を、市場の要求に応じて、脂肪若しくはオイル無添加 又は脂肪若しくはオイルを低いが制御して添加して製造することができる。 非常に多様な許容され得る製品は、1種又はそれ以上のワックス状ホールグレ インを各種割合で含有する選択されたホールグレイン混合物から製造することが できる。非常に多様な風味、形状および構造状特性を生産し、栄養的に望ましい 多くのタイプの未精白ホールグレインを高含有量に有するホールグレイン食物が 提供される。 当業者は、ここに記載される本発明はが、具体的に記載されたもの以外の変形 および修飾を行い得ることを理解するであろう。本発明には、本発明の精神およ び範疇にある全てのそのような変形および修飾が含まれることが理解されるべき である。本発明は、本明細書において言及され又は指摘された全ての工程、特徴 、プロセスおよび製品も、個々に又は集約的に、並びにいずれもの組合せおよび 全ての組合せにおいて包含するものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年7月23日 【補正内容】 請求の範囲 1.ホールグレイン食物製品を製造するための方法であって、 (a)20%(W/W)ないし100%(W/W)のワックス状グレインを含 有する1種又はそれ以上の異なるホールグレインを、前記グレインをゼラチン化 するために水分の存在下に調理する工程、 (b)前記ゼラチン化したグレインを、食物製品として用いるために好適なサ イズ、形状および重量の練り粉に成型する工程、 (c)前記材料を含水量約4%(W/W)ないし約25%(W/W)にまで乾 燥する工程、並びに (d)熱の適用により、前記生成物を迅速に膨張させる工程 を包含する方法。 2.前記ホールグレインが、完全な形態にある個々のグレインとして調理される 請求の範囲第1項に記載の方法。 3.前記ホールグレインが、調理前に細分化される請求の範囲第1項に記載の方 法。 4.前記ホールグレインが、1種又はそれ以上の食用砂糖、塩、ミネラル、栄養 補給物質、風味物質および飾りの存在下に調理される請求の範囲第1項に記載の 方法。 5.前記調理工程(a)および前記練り粉成型工程(b)が単一の統合された工 程に組合わされた請求の範囲第1項に記載の方法。 6.前記ホールグレインが、押出し調理器内において調理される請求の範囲第5 項に記載の方法。 7.前記工程(b)のゼラチン化ホールグレインが、細かく刻まれ又は挽かれ、 形づくられた練り粉片に成型された練り粉に成型される請求の範囲第1項に記載 の方法。 8.前記工程(d)の生成物が、ホールグレインを実質的に包含する請求の範囲 第1項に記載の方法。 9.前記工程(b)の材料が、含水量約9%(W/W)ないし約15%(W/W )にまで乾燥される請求の範囲第1項に記載の方法。 10.前記工程(d)の材料が、迅速に移動する空気中においてマイクロウエー ブエネルギー、赤外照射により、又は揚げることにより加熱される請求の範囲第 1項に記載の方法。 11.前記食物製品が、多孔質膨張製品である請求の範囲第1項に記載の方法。 12.前記ホールグレインが、トウモロコシ、オオムギ、サトウモロコシ、ライ 麦、コムギおよびコメからなる群から選択される請求の範囲第1項に記載の方法 。 13.ホールグレインの混合物が使用される請求の範囲第1項に記載の方法。 14.次の工程 (a)20%(W/W)ないし100%(W/W)のワックス状グレインを含 有するホールグレインを、前記グレインをゼラチン化するために水分の存在下に 調理する工程、 (b)前記ゼラチン化したグレインを、食物製品として好適なサイズ、形状お よび重量の練り粉に成型する工程、 (c)前記材料を含水量約4%(W/W)ないし約25%(W/W)にまで乾 燥する工程、並びに (d)熱の適用により、前記生成物を迅速に膨張させる工程 を包含する方法により製造されるホールグレイン食物製品。 15.前記ホールグレインが、完全な形態にある個々のグレインとして調理され る請求の範囲第14項に記載の製品。 16.前記ホールグレインが、調理前に細分化される請求の範囲第14項に記載 の製品。 17.前記ホールグレインが、1種又はそれ以上の食用砂糖、塩、ミネラル、栄 養補給物質、風味物質および飾りの存在下に調理される請求の範囲第14項に記 載の製品。 18.前記調理工程(a)および前記練り粉成型工程(b)が単一の統合された 工程に組合わされた請求の範囲第14項に記載の製品。 19.前記ホールグレインが、押出し調理器内において調理される請求の範囲第 18項に記載の製品。 20.前記工程(b)のゼラチン化ホールグレインが、細かく刻まれ又は挽かれ 、 形づくられた練り粉片に成型された練り粉に成型される請求の範囲第14項に記 載の製品。 21.前記工程(d)の生成物が、ホールグレインを実質的に包含する請求の範 囲第14項に記載の製品。 22.前記工程(b)の材料が、含水量約9%(W/W)ないし約15%(W/ W)にまで乾燥される請求の範囲第14項に記載の製品。 23.前記工程(d)の材料が、迅速に移動する空気中においてマイクロウエー ブエネルギー、赤外照射により、又は揚げることにより加熱される請求の範囲第 15項に記載の製品。 24.前記食物製品が、多孔質膨張製品である請求の範囲第14項に記載の製品 。 25.前記ホールグレインが、トウモロコシ、オオムギ、サトウモロコシ、ライ 麦、コムギおよびコメからなる群から選択される請求の範囲第14項に記載の製 品。 26.ホールグレインの混合物が使用される請求の範囲第14項に記載の製品。 27.請求の範囲第1項ないし第13項のいずれか1項に記載の方法に従い製造 された製品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,V N (72)発明者 ルイス、ビクター・マーカス オーストラリア国、ニュー・サウス・ウェ ールズ 2011、ラッシュカッタース・ベ イ、バウンダリー・ストリート 19エー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ホールグレイン食物製品を製造するための方法であって、 (a)20%ないし100%のワックス状グレインを含有する1種又はそれ以 上の異なるホールグレインを、前記グレインをゼラチン化するために水分の存在 下に調理する工程、 (b)前記ゼラチン化したグレインを、食物製品として好適なサイズ、形状お よび重量の練り粉に成型する工程、 (c)前記材料を含水量約4%ないし約25%にまで乾燥する工程、並びに (d)熱の適用により、前記生成物を迅速に膨張させる工程 を包含する方法。 2.前記ホールグレインが、完全な形態にある個々のグレインとして調理される 請求の範囲第1項に記載の方法。 3.前記ホールグレインが、調理前に細分化される請求の範囲第1項に記載の方 法。 4.前記ホールグレインが、1種又はそれ以上の食用砂糖、塩、ミネラル、栄養 補給物質、風味物質および飾りの存在下に調理される請求の範囲第1項に記載の 方法。 5.前記調理工程(a)および前記練り粉成型工程(b)が単一の統合された工 程に組合わされた請求の範囲第1項に記載の方法。 6.前記ホールグレインが、押出し調理器内において調理される請求の範囲第5 項に記載の方法。 7.前記工程(b)のゼラチン化ホールグレインが、細かく刻まれ又は挽かれ、 形づくられた練り粉片に成型された練り粉に成型される請求の範囲第1項に記載 の方法。 8.前記工程(d)の生成物が、ホールグレインを実質的に包含する請求の範囲 第1項に記載の方法。 9.前記工程(b)の材料が、含水量約9%ないし約15%にまで乾燥される請 求の範囲第1項に記載の方法。 10.前記工程(d)の材料が、迅速に移動する空気中においてマイクロウエー ブエネルギー、赤外照射により、又は揚げることにより加熱される請求の範囲第 1項に記載の方法。 11.前記食物製品が、多孔質膨張製品である請求の範囲第1項に記載の方法。 12.前記ホールグレインが、トウモロコシ、オオムギ、サトウモロコシ、ライ 麦、コムギおよびコメからなる群から選択される請求の範囲第1項に記載の方法 。 13.ホールグレインの混合物が使用される請求の範囲第1項に記載の方法。 14.次の工程 (a)20%ないし100%のワックス状グレインを含有するホールグレイン を、前記グレインをゼラチン化するために水分の存在下に調理する工程、 (b)前記ゼラチン化したグレインを、食物製品として好適なサイズ、形状お よび重量の練り粉に成型する工程、 (c)前記材料を含水量約4%ないし約25%にまで乾燥する工程、並びに (d)熱の適用により、前記生成物を迅速に膨張させる工程 を包含する方法により製造されるホールグレイン食物製品。 15.前記ホールグレインが、完全な形熊にある個々のグレインとして調理され る請求の範囲第14項に記載の製品。 16.前記ホールグレインが、調理前に細分化される請求の範囲第14項に記載 の製品。 17.前記ホールグレインが、1種又はそれ以上の食用砂糖、塩、ミネラル、栄 養補給物質、風味物質および飾りの存在下に調理される請求の範囲第14項に記 載の製品。 18.前記調理工程(a)および前記練り粉成型工程(b)が単一の統合された 工程に組合わされた請求の範囲第14項に記載の製品。 19.前記ホールグレインが、押出し調理器内において調理される請求の範囲第 18項に記載の製品。 20.前記工程(b)のゼラチン化ホールグレインが、細かく刻まれ又は挽かれ 、形づくられた練り粉片に成型された練り粉に成型される請求の範囲第14項に 記載の製品。 21.前記工程(d)の生成物が、ホールグレインを実質的に包含する請求の範 囲第14項に記載の製品。 22.前記工程(b)の材料が、含水量約9%ないし約15%にまで乾燥される 請求の範囲第14項に記載の製品。 23.前記工程(d)の材料が、迅速に移動する空気中においてマイクロウエー ブエネルギー、赤外照射により、又は揚げることにより加熱される請求の範囲第 15項に記載の製品。 24.前記食物製品が、多孔質膨張製品である請求の範囲第14項に記載の製品 。 25.前記ホールグレインが、トウモロコシ、オオムギ、サトウモロコシ、ライ 麦、コムギおよびコメからなる群から選択される請求の範囲第14項に記載の製 品。 26.ホールグレインの混合物が使用される請求の範囲第14項に記載の製品。 27.請求の範囲第1項ないし14項のいずれか1項に記載の方法に従い製造さ れた製品。
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