JP2001145467A - 二重押出しによって複合消費製品を製造する方法 - Google Patents

二重押出しによって複合消費製品を製造する方法

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ジェロミニ オズバルド
Pfaller Werner
プファラー ヴェルナー
Annmarie Bengtsson-Riveros
ベングトソン − リベロス アンマリー
Ernst Heck
ヘック エルンシュト
John T Farnsworth
ティ、ファーンズワース ジョン
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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Societe des Produits Nestle SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 本発明は、液状又は練り物状の消費物質
をツインスクリュー押出し機の第1区画の中に準備し、
可塑化可能な消費物質を、第1区画から動的に分離され
たツインスクリュー押出し機の第2区画で調理押出しし
て、調理押出しされた塊の少なくとも1つの紐を得て、
これを小片に切り、液状又は練り物状の消費物質を調理
押出しされた塊に加えて、そこから複合消費製品の小片
を得る、二重押出しによって複合消費製品を製造する方
法及び設備を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の主題は、二重押出し
によって複合消費製品を製造する方法と、この方法を実
施するための設備である。
【0002】
【従来の技術】欧州特許第0626138号(Quak
er Oats)は、穀粉と水をベースとする混合物が
調理押出され、食品物質の切片が追加された調理押出し
された混合物がフレークに形作られ、フレークがきつね
色に焼かれ、これがシュガーシロップによって衣をつけ
られてその表面に薄膜が形成され、乾燥される、即席穀
物食品を製造するための方法を開示している。
【0003】米国特許第3764715号(Quake
r Oats)は、穀粉と水をベースとする混合物が準
備され、中央出口開口を取り囲む環状出口開口を含む共
押出しダイを備えた押出し機を使用して、この混合物が
管状紐の形に調理押出され、膨らまされ、中央出口開口
を通じて管状紐の内部にシロップが射出され、シュガー
シロップを含む穀物紐がダイ面で小片に切られ、小片の
中にあるシロップが内側から外側へ拡散し、小片の周り
に乾燥したシロップの薄膜が形成されるように小片が乾
燥され、衣をつけられた即席穀物食品を製造するための
方法を開示している。
【0004】欧州特許第0815729号(Socie
te des ProduitsNestle S.
A.)は、加工処理される第1食品物質がツインスクリ
ュー押出し機の第1区画の中に導入され、加工処理され
る第2食品物質がツインスクリュー押出し機の第1区画
とは動的に分離された第2区画の中に導入され、これら
の物質が各々、押出し機のそれぞれの区画において個別
に加工処理され、得られた2つの塊が少なくとも1つの
ダイを通されることによって押し出され、押出し又は共
押出しされた製品が切断される、押出しによって食料品
を製造するための方法を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複合
消費製品の簡略化され、特によく制御された製造を可能
にする方法と設備を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明による方法では、液状又は練り物状の消費物質がツイ
ンスクリュー押出し機の第1区画の中に準備され、可塑
化可能な消費物質が、第1区画から動的に分離されたツ
インスクリュー押出し機の第2区画で調理押し出され
て、調理押出しされた塊の少なくとも1つの紐が得ら
れ、これが小片に切られ、液状又は練り物状の消費物質
が調理押出しされた塊に加えられて、そこから複合消費
製品の小片が得られる。
【0007】同様に、本発明による設備は、動的分離装
置によって2つの個別区画に分離されたツインスクリュ
ー押出し機と、少なくとも1つのダイと、切断手段と、
液状又は練り物状の物質を加えるための装置とを有す
る。
【0008】このような方法とこのような装置は、複合
消費製品の簡略化され、特によく制御された製造を可能
にする。
【0009】本方法及び/又は本設備を使用することに
よって得られる複合消費製品、特に衣をつけられた製
品、軟らかい内部とバリバリの外部とを有する共押出し
された製品、又は本体全部にわたって含浸された複合製
品も本発明の範囲内に含まれる。
【0010】本説明では、「消費物質」という表現は、
人間が消費することのできる物質及び/又はたとえば犬
や猫などのペットが消費することのできる物質として理
解されるべきである。
【0011】「可塑化可能な消費物質」という表現は、
一緒に又は個別に、同時に又は順次に押出し機の第2区
画に導入されて、少なくともこの区画を通じてすべて一
緒に調理押出しされる成分をすべて含む。
【0012】朝食用穀物食品、子供用穀物食品、軽食、
パンの軟らかい部分、又は菓子類などの、特に人間に向
けられる製品、又はたとえば乾燥ペットフードなどの特
にペットに向けられた製品を調理押出しによって作るこ
とが可能である可塑化可能な消費物質はいずれも、本方
法を実施するときの出発物質とすることができる。
【0013】したがって、可塑化可能な消費物質は、粉
砕された穀物と水とをベースにすることができ、穀粉又
はセモリナ、たとえば特に小麦、大麦、オート麦、トウ
モロコシ、及び/又は米の穀粉又はセモリナ、及び水を
主要部分として含むことができる。
【0014】可塑化可能な消費物質はさらに、デンプ
ン、特に小麦、大麦、米、タピオカ、ジャガイモ、又は
トウモロコシのデンプン、砂糖、特に蔗糖、ブドウ糖、
又は果糖、油又は脂肪、特にバター油、又はヤシ実の
種、ピーナッツ、又はトウモロコシの油又は脂肪、ふす
まなどの植物せんい源、ミルクから作った特に無脂肪の
固体、特に脱脂粉乳、及び/又はたとえばビタミン、微
量元素、酸化防止剤、及び/又は色素などの追加物を含
むことができる。
【0015】可塑化可能な消費物質はまた、特にペット
による消費に向けられる場合には、たとえば豆科の粉又
はセモリナ、大豆、食肉又は魚肉、又は水解物及び/又
は獣脂も含むことができる。
【0016】可塑化可能な消費物質の成分とそれぞれの
比率は選択可能であり、これらの成分は個別に及び/又
は予混合物として、押出し機の第2区画の中に導入され
ることができる。
【0017】可塑化可能な消費物質は、特に押出しの後
に得ようと望む水分と膨らみ度の関数として、得ようと
望む製品の特性に適した圧力、せん断力、及び温度の条
件の下で、押出し機の第2区画の中で加圧状態で調理押
出しされ得る。
【0018】たとえば、膨らんだ製品を得るために、1
4〜23%の水分を示す可塑化可能な消費物質を調理押
出しすることが可能である。
【0019】たとえば膨らんでいないか、あまり膨らん
でいない製品を得るために、24〜36%の水分を示す
可塑化可能な消費物質を調理押出しすることが可能であ
る。
【0020】たとえば切り分けられた膨らんでいないか
非常に膨らんでいない製品を、たとえば転がしてきつね
色に焼くことによってフレークに変えることができる。
【0021】さらに、液状又は練り物状の消費物質が、
その成分の反応、たとえば特に酵素的又は非酵素的反応
を防止しながら、あるいは逆に適当であれば促進しなが
ら、その成分の良好な混合と混合物の良好な流動性(ポ
ンプ輸送を確実に可能にする)とを得るために適した撹
拌条件と温度条件の下で、押出し機の第1区画の中に準
備されることができる。
【0022】こうして準備された液状又は練り物状の消
費物質は、さまざまな方法、たとえば、特に衣をつける
こと、共押出し、又は全体にわたる含浸によって、調理
押出しされた可塑化可能な消費物質に加えられ得る。
【0023】衣用の消費物質は、たとえば特に砂糖又は
蜂蜜及び水、ならびに粉乳、果物又は野菜のパルプ又は
凝縮物、ココア粉、色素、ビタミン、微量元素、調味
料、食塩及び/又は香辛料、実際にはさらに油などの追
加成分を含む、特に人間に供することを目的としたシロ
ップの形に準備されることができる。
【0024】プロバイオ又はプレバイオ性質を有する材
料又は微生物、又はガラナ、チョウセンニンジン、アセ
ロラ、バラの実、コーラ又はガルシニア抽出物、実際に
またたとえばブドウやイチゴの種から抽出され得るよう
なプロシアニドル低重合体(P.C.O.)などの機能
的な植物抽出物が、このようなシロップに都合良く加え
られ得る。
【0025】このようなシロップでは、砂糖はたとえば
蔗糖、果糖、右旋糖、又は未加工蔗糖にすることができ
る。
【0026】特にペットに供することを目的とした衣用
の液状消費物質であって、たとえば特にデンプン水解物
又は野菜抽出物及び水、ならびに色素、調味料、ビタミ
ン、及び/又は微量元素などの追加成分を含むものが準
備され得る。
【0027】特に人間に供することを目的とした練り物
状の消費物質であって、たとえば特に細切れ肉、風味を
そえた製品用のトマトソース及び/又はチーズ又は甘み
のある製品用のアーモンド、ハシバミの実、チョコレー
ト及び/又はジャム、ならびに粉乳、果物又は野菜パル
プ又は凝縮物、ココア粉、色素、ビタミン、微量元素、
調味料、食塩及び/又は香辛料、実際にはさらに油など
の追加成分を含むものが準備され得る。
【0028】プロバイオ又はプレバイオ性質を有する材
料又は微生物、又はガラナ、チョウセンニンジン、アセ
ロラ、バラの実、コーラ又はガルシニア抽出物、実際に
またたとえばブドウやイチゴの種から抽出され得るよう
なプロシアニドル低重合体(P.C.O.)などの機能
的な植物抽出物が、都合良くこのような練り物状の消費
物質に加えられ得る。
【0029】特にペットに供することを目的とした練り
物状の消費物質であって、たとえば特にタンパク質水解
物、脂肪、特に獣脂及び/又は糖蜜、ならびに色素、調
味料、ビタミン、及び/又は微量元素などの追加成分を
含むものが準備され得る。
【0030】調理押出しされた可塑化可能な消費物質の
小片は、押出し機の出口で切る前又は切るときに衣をつ
けられることができ、このために、調理押出しされた紐
と液状又は練り物状の消費物質とが、中央出口開口の周
りに環状出口開口を有するダイを通して共押出しされる
ことができ、紐は中央開口を通って押し出され、液状又
は練り物状の消費物質は、たとえば調理押出しされた紐
の周りの環状開口を通って分配される。
【0031】小片は切られた後に衣付けされることも出
来、このために、たとえば切られた小片をかき混ぜなが
ら小片に液状消費物質を噴霧する設備を設けることも出
来る。
【0032】液状又は練り物状の消費物質は、中央出口
開口の周りに環状出口開口を有するダイを通してこの物
質と調理押出しされた紐とを共押出しすることによっ
て、カプセル封じされることもでき、この場合、紐は環
状開口を通って押し出され、液状又は練り物状の消費物
質は、たとえば調理押出しされた紐の内側の中央開口を
通って分配される。
【0033】調理押出しされた紐は、液状又は練り物状
の消費物質によって含浸されることもでき、この含浸
は、押出し機の第2区画において、その出口に近いが、
押し出そうとする塊とそれが押し出される前に混合する
には十分に上流で、液状又は練り物状の消費物質を再注
入することによって、本体全部にわたって実施される。
【0034】調理押出しされた紐は、都合良く押出し機
の第2区画の出口において直接切られて小片にされ得
る。
【0035】結局、こうして得られた小片状の複合製品
は、残留水分がたとえば5%以下になるまで脱水される
ことができる。
【0036】したがって、本発明による方法を実施する
ための設備は、動的分離装置によって2つの個別区画に
分離されたツインスクリュー押出し機と、少なくとも1
つのダイと、切断手段と、液状又は練り物状の消費物質
を加えるための装置とを有する。
【0037】動的分離装置は、ツインスクリュー装置の
逆ピッチを有するブロッキング領域の形に作ることがで
きるし、頭部から尾部まで置かれた複数の円錐体を含む
こともできる。
【0038】押出し機の第1区画の出口開口部であっ
て、ツインスクリュー装置の出口領域を完全に覆い、た
とえばいずれの側においても圧縮領域と動的分離領域と
に重なる出口開口部が設けられ得る。
【0039】出口領域は、たとえば1つのスクリューに
1つ又は複数のバイローブと、他のスクリューには例え
ば、出口開口部に面している1つのカラーとを有するこ
とが出来る。
【0040】第2区画の出口開口部は、たとえば、押出
し機の下流端の軸又は側部に設けられ得る。
【0041】第1区画の出口開口部は、たとえば、押出
し機の出口に設けられた少なくとも1つの共押出しダイ
に、又は押出し機から分離した装置の中に設けられた少
なくとも1つの噴霧ノズルに、又は第2区画の出口開口
部に近い押出し機のバレルの中に設けられた少なくとも
1つの再注入開口部に、管を通じて連結され得る。
【0042】第2区画の出口開口部は、たとえば、ダイ
の上に直接出ることができる。
【0043】ダイは、第2区画で処理された物質が通っ
て、ツインスクリュー装置によって行使される圧力効果
の下で押出し又は押圧されることのできる、押出し又は
共押出しダイにすることができる。これは、たとえば、
ダイの前壁に設けられた1つ又は複数の出口開口の上に
出る1つ又は複数の押出し管を含むことができる。
【0044】切断手段は、たとえば、特に2〜16枚の
ブレードを含み、出口開口又はダイの開口に対向して、
換言すればダイの前壁に対向して回転するマルチブレー
ド回転式カッタの形に製造することができる。
【0045】追加装置はたとえば、押出し機における第
2区画の実際の出口に少なくとも1つの共押出しダイの
形で、又は第2区画の出口開口部の近くにあって出口開
口部の上流に、押出し機のバレルに設けられた少なくと
も1つの再注入開口部の形で、又は押出し機の出口にお
いて、又は出口の後に、押出し機から分離した装置に含
まれる少なくとも1つの噴霧ノズルの形で設けることが
できる。
【0046】分離した追加装置は、たとえば、一般に水
平の軸の周りに回転する中空円筒状ドラムであって、そ
の上部又は側部には、シリンダ内で撹拌される衣付けし
ようとする製品全体にわたって液状消費物質を噴霧する
ことのできる少なくとも1つの噴霧ノズルを示す、中空
円筒状ドラムの形で設けることができる。
【0047】この形式の好ましい追加装置は、回転式円
筒状ドラムであって、その第1開放部分は押出し機のダ
イと切断手段とを囲み、その第2非開放部分は切断手段
の下流に延び、切断手段は、その上部又は側部に切断手
段によって排出される製品の小片に液状消費物質を直接
噴霧する少なくとも1つの噴霧ノズルを示す、回転式円
筒状ドラムの形で設けることができる。
【0048】後者の場合では、切断手段は、たとえば、
通常の電気モータよりも小さなサイズの油圧モータによ
って駆動されることが有利である。
【0049】乾燥装置を、たとえば、熱風乾燥トンネル
の形で設けることができる。
【0050】各区画用の供給装置は、たとえば、第1区
画のためには押出し機の上流端部から始まり、第2区画
のためにはツインスクリュー装置のブロッキング領域に
続く搬送領域から始まる、ツインスクリュー装置のバレ
ルに準備された1つ又は複数の供給開口部の形で設ける
ことができる。
【0051】スクリューの外形は、各区画のために、可
塑化可能な消費物質又は液状又は練り物状の消費物質が
加工処理されるため、及び望みの製品が得られるのに適
したものを準備することができる。
【0052】特に、連続及び/又は交互搬送、搬送混合
溶解、圧縮溶解又は混合溶解領域を第1区画に、また連
続及び/又は交互搬送、成形、圧縮、練り、又は混合領
域を第2区画に設けることが可能である。
【0053】これらのさまざまな領域を画定するため
に、たとえば、スクリューのピッチと左右ねじの別、軸
とフライトのそれぞれの直径によって特に画定されて空
にした空間、又はさまざまな形状の挿入バイローブを変
えることが可能である。また、たとえば、押出し機のバ
レルをいくつかの個別区域にする区画割りを変えること
もでき、各区域の温度を、冷却又は過熱流体を循環させ
ることによって個別に調節することができる。
【0054】結局、液状又は練り物状の消費物質を準備
するため、可塑化可能な消費物質を加工処理するため、
液状又は練り物状の消費物質を分散又は噴霧するため、
及び加工処理された物質を押し出すために必要な機械的
エネルギーを、たとえば、電気モータなどのツインスク
リュー装置のスクリューを駆動するための単一の手段に
よって供給することができる。
【0055】液状又は練り物状の消費物質が確実にダイ
を通過するように、たとえば、このモータを支援するこ
とができ、又はこれにかかる負荷を、ダイの上流に連結
されたギヤポンプなどの容積式ポンプを使用して軽減す
ることができる。
【0056】液状又は練り物状の消費物質の噴霧、配
分、及び注入のさらに正確な制御も、たとえば、押出し
機の第1区画の出口と、噴霧ノズル、共押出しダイ、又
は再注入開口部との間に容積式ポンプを連結することに
よって得ることができる。
【0057】本発明による設備を、添付の図面を参照し
て下に説明する。
【0058】
【発明の実施の形態】図1に示す実施形態では、本設備
は、動的分離装置3によって2つの明確な区画1、2に
分離されたツインスクリュー押出し機と、少なくとも1
つのダイ4と、切断手段5、6と、追加装置7、8と、
乾燥装置(図示せず)とを有する。
【0059】ツインスクリュー押出し機はモータ9によ
って駆動され、7つの区分室i〜viiに分けられたジャケ
ット付きバレルの中に包囲されており、これらの区分室
の各々では冷却又は加熱流体が循環することができる。
【0060】設備のこの第1実施形態では、液状又は練
り物状の消費物質Aは、バレルの第1区分室iに設けら
れた少なくとも1つの供給開口部10を含む供給装置を
通って第1区画1の中に導入される。第1区画1の中に
準備された液状又は練り物状の消費物質は、この区画か
ら、バレルの区分室ivの動的分離装置3に設けられた
出口開口部11を通って出る。この開口部11は容積式
ポンプ13を通過する管12を通ってダイ4に連結され
ており、容積式ポンプ13は、環状又は中央出口開口8
の上に出る押出し管16の中に液状又は練り物状の消費
物質を注入することを可能にする。
【0061】可塑化可能な物質Bが、動的分離装置3の
下流におけるバレルの第5区分室vに設けられた少なく
とも1つの供給開口部14を含む供給装置を通って、第
2区画2の中に導入される。第2区画2の中で加工処理
された物質Bの塊は、中央又は環状出口開口7の上に出
る押出し管15を通って圧される。
【0062】したがってこの第1実施形態では、追加装
置は押出し機における第2区画の実際の出口に設けら
れ、追加装置は、紐が中央開口を通って押出されて、液
状又は練り物状の消費物質が押出された紐の周りに環状
開口を通って分配されるか、又は紐が環状開口を通って
押出されて、液状又は練り物状の消費物質が押出された
紐の内側の中央開口を通って分配されるかに応じて、そ
れぞれ中央又は環状開口7及び環状又は中央開口8の上
に出る2つの押出し管15、16を含む共押出しダイの
形で製造される。
【0063】こうして得られた複合製品の紐は、ダイ4
の出口開口に対して回転する電気モータ6駆動の回転式
カッタ5を含む切断手段を使用して小片に切られる。
【0064】次に小片を、適切であれば乾燥装置(図示
せず)の中で乾燥することができる。
【0065】図2に示す実施形態では、本設備は、押出
し機の出口の後に設けられた追加装置17を押出し機か
ら分離した装置の中に含まれる少なくとも1つの噴霧ノ
ズルの形で含むこと、及びこれに加えて18で示す乾燥
装置を含むことを除いては、図1に示すものと類似して
いる。
【0066】分離した追加装置17は中空円筒状ドラム
(図示せず)の形で設けられ、これは、概ね水平の軸の
周りに回転して、上部又は側部に、円筒の中で撹拌され
た衣付けしようとする製品の上に液状消費物質を噴霧す
ることのできる少なくとも1つの噴霧ノズル(図示せ
ず)を示す。
【0067】設備のこの第2実施形態では、液状の消費
物質Aは第1区画に準備され、管12を通って噴霧ノズ
ルの中に注入される。
【0068】可塑化可能な消費物質Bは第2区画2の中
で加工処理され、少なくとも1つの出口開口7に出るダ
イの少なくとも1つの押出し管15を通って押圧され
る。こうして得られた調理押し出しされた紐は、切断手
段(図示せず)によって小片に切られ、小片は、追加装
置17の中で噴霧ノズルによって全体にわたって噴霧さ
れる液状消費物質によって衣付けされるために、追加装
置17の中に導入され、さらに搬送される。
【0069】次に、衣をつけられた小片は、たとえば熱
風乾燥機の形に製造することができる乾燥装置18の中
で乾燥される。
【0070】図3に示す実施形態では、本設備は、押出
し機の出口に設けられた追加装置30、31を押出し機
から分離した装置の中に含まれる少なくとも1つの噴霧
ノズルの形で含むこと、及びこれに加えて18で示す乾
燥装置を含むことを除いては、図1に示すものと類似し
ている。
【0071】設備のこの第3実施形態では、液状の消費
物質Aは第1区画1に準備され、管12を通って少なく
とも1つの噴霧ノズル31の中に注入される。
【0072】可塑化可能な消費物質Bは第2区画2の中
で加工処理され、少なくとも1つの出口開口7に出るダ
イの少なくとも1つの押出し管15を通って押圧され
る。こうして得られた調理押し出しされた紐は、回転式
カッタ5を含むダイ4に取り付けられた切断手段によっ
て小片に切られ、回転式カッタ5はダイの出口開口に対
して回転し、油圧モータ6によって駆動される。
【0073】追加装置は、回転式円筒状ドラム30の中
に設けられた少なくとも1つの噴霧ノズル31を含み、
このドラムの第1開放部分32は切断手段5、6とダイ
4とを取り巻き、ドラムの第2非開放部分は切断手段の
下流に延びている。
【0074】図4に示す実施形態では、本設備は、押出
し機の出口の上流に設けられた追加装置を、押出し機の
バレルにおける第2区画2の最終区分室viiの中間に設
けられた少なくとも1つの再注入開口部33の形で含む
ことを除いては、図1に示すものと類似している。
【0075】設備のこの第4実施形態では、練り物状消
費物質Aが第1区画1の中に準備され、第1区画1の出
口には近いが、区画2の中で加工処理された可塑化可能
な消費物質Bとうまく混合されるためには十分な上流側
において、区画2の中に再注入され、その後に可塑化可
能な消費物質Bは、少なくとも1つの出口開口7に出る
ダイの少なくとも1つの押出し管15を通じて押圧され
る。
【0076】こうして得られた複合紐は、ダイの出口開
口に対して回転する電気モータ6駆動の回転式カッタ5
を含む切断手段を使用して小片に切られる。
【0077】次に小片は、適切であれば乾燥装置(図示
せず)の中で乾燥される。
【0078】図5、図6は、図1〜図4に示す各設備に
おいて同様に使用することのできるスクリューの形状の
一実施形態を線図で示す。
【0079】区画1では、スクリューは順次、搬送領域
19(200/100)、搬送混合溶解領域20(10
0/66)、圧縮溶解領域21(200/33)、混合
溶解領域22(44/さまざまなバイローブ)、圧縮溶
解領域21(100/33)、混合溶解領域22(15
0/さまざまなバイローブ)、圧縮溶解領域21(10
0/33)、シロップ出口領域23(1つのスクリュー
上に2つの15mmバイローブ、別のスクリュー上に1
つの30mmカラー)、及び動的分離領域3(30mm
円錐、50/−25、100/−50)を示す。
【0080】区画2では、スクリューは順次、搬送領域
19(200/100)、搬送領域20(100/6
6)、圧縮領域21(100/33)、圧縮領域24
(100/50)、圧縮領域21(200/33)、混
練領域25(100/−33)、及び圧縮領域26(1
00/35)を示す。
【0081】括弧内の数字は、直径が88mmで軸間距
離が72mmであるスクリューについて、領域の長さと
ピッチの長さとをmmで示すもので、この例における設
備はClextral BC−72ツインスクリュー押
出し機を含む。
【0082】示された形状は、例示として挙げたこれら
の寸法に限定されるものではない。これは別の押出し
機、たとえば特に同シリーズのBC−45モデル(直径
55mm、軸間距離45mmのスクリュー)、又はBC
−92モデル(直径115mm、軸間距離92mmのス
クリュー)に置き換えることもできる。
【0083】スクリューのピッチは、シングルであるこ
とが好ましいブロッキング領域の逆ピッチを除いて、ダ
ブルであることが好ましい。
【0084】加工処理された塊を通すためのノッチを周
辺に示す混練領域25の逆ピッチとは反対に、ブロッキ
ング領域3の逆ピッチは、その役割において動的分離装
置としてできるだけ効率よくすることができるように、
ノッチを全く示さない。
【0085】図7にさらに詳しく見られるように、押出
し機の第1区画1の出口開口部11は、軸方向長円形の
形、この例では文字「8」の形状を示し、(カラーに面
する)出口領域23の全長をカバーし、圧縮領域21と
(円錐に面する)分離領域3の上に重なっている。
【0086】下記の例は、本発明による方法と、この方
法によって得ることができるようになる製品とを例証す
るものとして示すものである。パーセンテージや部分
は、指示されていない場合には重量ベースで示すものと
する。
【0087】例1 押出し機がスクリュー直径88mm、スクリュー長さ2
100mmのClextral BC−72型ツインス
クリュー装置である、図2又は図3、及び図5〜図7に
示す設備を使用する。
【0088】追加装置は、押出し機の出口の後に設けら
れた中空円筒状ドラムの形であって、ドラムは概ね水平
の軸の周りに回転し、その上部に内径2.5mmを示す
3個のツイン流体ノズルを示す形に製造されるか、又
は、部分的に開いた回転式円筒状ドラムの形であって、
ドラムは押出し機のダイと切断手段を囲み、側部に5個
の噴霧ノズルの水平列を示し、このうち最も上流のノズ
ルは切断手段に位置している形に製造されている。
【0089】乾燥装置は熱風乾燥トンネルである。
【0090】押出し機の第1区画の中にシロップを準備
するために、この中で60kg/時のキャスター糖を1
3kg/時の水に溶解し、この中のシロップ又は砂糖の
温度を76℃にする。
【0091】押出し機の第2区画の中に穀物ベースを準
備するために、この中で下記の成分を混合する(kg/
時)。 トウモロコシのセモリナ 84.0 小麦粉 11.4 蔗糖 4.8 塩化ナトリウム 1.2 炭酸カルシウム 0.6 オートミール 6.0 小麦デンプン 12.0 パーム種脂肪 10.0 水 13.0
【0092】これを実施するために、まず粉末を乾燥混
合する。乾燥混合物、脂肪、及び水の順に混合する。
【0093】混合物を加工処理、すなわち温度150℃
と圧力155バールの下で調理押出しを行い、押出し機
のスクリューは218rpmで回転する。
【0094】こうして得られた熱可塑性の塊を、直径5
mmの円形出口開口の上に各々出ている4本の円筒状管
で孔開けされた前面プレートの形に作られたダイを通じ
て押し出す。
【0095】こうして周囲空間に調理押出しされた円筒
状紐を、ダイの前面に対して6000rpmで回転する
4枚ブレードカッタを使用して直接切り、カッタは通常
の電気モータによって(押出し機の出口の後に追加装置
が設けられている場合に任意選択される)、又はダイと
一体式になった油圧モータによって(ダイにおける追加
装置の使用を可能にする任意選択)駆動される。
【0096】こうして、直径が約10mmの膨らんだ穀
物ペレットが得られる。
【0097】上記のシロップを撹拌しながら、このシロ
ップをペレットに噴霧して衣付けし、シロップは、1.
8バールの圧力下でノズルから放出される飛沫同伴空気
流の効果によって噴霧される。
【0098】穀物のペレットを113℃で空気乾燥し
て、残留水分を3%以下にする。
【0099】こうして、軽いバリバリの砂糖を衣付けし
た朝食用穀物ペレットが得られる。
【0100】例2 軟らかい内部とバリバリの外部とを有する複合ペット用
食品を、図1に示すような設備を使用して準備する。
【0101】ツインスクリュー装置(Clextral
BC−72型)の第1区画の中に軟らかい内部のため
の練り物状消費物質を準備するために、この中に下記の
成分を導入し、下記の割合(重量%で示す)で連続的に
混合する。 食肉タンパク質水解物 40 レシチン 0.5 鶏の脂肪 45 糖蜜 10.5 色素 3 ビタミン及び微量元素 1
【0102】第1区画では、スクリューは9:1の長さ
・直径比を示し(全長と直径の比は20:1)、輸送ス
クリューと混合バイローブ要素とから構成されている。
バレルの温度は約49℃に維持する。
【0103】ツインスクリュー装置の第2区画の中に可
塑化可能な消費物質すなわちバリバリの外部のための穀
物ベースを準備するために、この中に下記の成分を導入
して混合し、下記の割合(重量%)で連続的に加工処理
する。 製粉された小麦 45 製粉されたトウモロコシ 24 鶏の粉餌 13 大豆粉 13 ビタミン 1 微量元素 0.5 獣脂 3.5
【0104】第2区画では、スクリューは10:1の長
さ・直径比を示し、輸送用のダブルピッチスクリュー要
素、圧縮及びせん断用の逆ピッチ要素、及び放出又は押
圧のための不等辺四辺形単一ねじ山要素から構成され
る。バレルの温度は約120℃に維持する。
【0105】軟らかい内部のための練り物状物質の軟度
を、ダイを通してこれをやっとポンプ輸送することが可
能であるがダイを出た後に急速に固体になるように、第
1区画で調節する。
【0106】第2区画において圧力、せん断、及び温度
の効果の下で可塑化され加熱された食品物質は、ダイを
出ると著しく膨らみ、冷却及び乾燥中に固体で硬皮状に
なる殻を形成する。
【0107】練り物状物質と穀物ベースは、複合製品の
軟らかい内部とバリバリの外部との重量比が40%:6
0%になるような、それぞれの処理量で共押し出しされ
る。
【0108】軟らかい内部における水の活動とバリバリ
の外部におけるそれとを、内部は軟らかいままに残され
て、外部は少なくとも6カ月の貯蔵期間中にバリバリの
状態に残されるように調節する。
【0109】例3 本体全体にわたって含浸される複合食品を、図4に示す
ような設備を使用して準備する。
【0110】ツインスクリュー装置(Clextral
BC−72型)の第1区画の中に含浸シロップを準備
するために、この中にサバの身、この消化のための酵
素、蔗糖、及び糖蜜を導入し、下記の割合(重量%で示
す)で連続的に混合する。 サバの身の乳濁液 80 酵素 0.5 蔗糖 10 糖蜜 9.5
【0111】第1区画では、スクリューは9:1の長さ
・直径比を示し、輸送スクリューと混合バイローブ要素
とから構成される。スクリューの回転速度は、サバの身
が細かに切り刻まれるように選択する。バレルの温度は
約120℃に維持する。
【0112】可塑化可能な消費物質すなわち穀物ベース
を準備するために、ツインスクリュー装置の第2区画の
中に下記の成分を導入し、この中で混合し、下記の割合
(重量%で示す)で連続的に加工処理する。 小麦 45 トウモロコシ 15 鶏の粉餌 17 大豆 14.3 ビタミン 1 微量元素 0.5 色素 3 獣脂 4.2
【0113】第2区画では、スクリューは10:1の長
さ・直径比を示し、輸送用のダブルピッチスクリュー要
素、圧縮及びせん断用の逆ピッチ要素、及び放出又は押
圧のための不等辺四辺形単一ねじ山要素から構成され
る。バレルの温度は約120℃に維持する。
【0114】したがって、第1区画に準備された含浸用
シロップを、第1区画の出口には近いが、それが押し出
される前に穀物ベースとよく混合されるために十分に上
流側において、第2区画の中に再注入される。
【0115】複合製品におけるシロップと穀物ベースの
重量比は10%:90%である。
【0116】こうして得られた複合製品は、食欲をそそ
るサバの味を有し、人間とペットの両方にとって楽しく
食べられることを証明している。
【図面の簡単な説明】
【図1】押出し機の第2区画の出口に追加装置が共押出
しノズルの形で直接設けられている、設備の第1実施形
態を示す線図である。
【図2】押出し機の出口の後に追加装置が押出し機から
分離した装置に中に含まれる少なくとも1つの噴霧ノズ
ルの形で設けられている、設備の第2実施形態を示す線
図である。
【図3】押出し機の出口に追加装置が押出し機から分離
した装置に中に含まれる少なくとも1つの噴霧ノズルの
形で設けられている、設備の第3実施形態を示す線図で
ある。
【図4】第2区画の出口開口部の近くであって、出口開
口部の上流に追加装置が押出し機のバレルに設けられた
少なくとも1つの再注入開口部の形で設けられている、
設備の第4実施形態を示す線図である。
【図5】図1、図2、図3、図4に示す設備のスクリュ
ー外形の実施形態を図示する、左スクリューの軸に沿っ
た押出し機の垂直断面線図である。
【図6】図5に示すものと同じスクリュー外形の実施形
態を図示する、2つのスクリューの軸によって画定され
た設備に沿った押出し機の水平断面線図である。
【図7】図5に示す液状又は練り物状消費物質の出口開
口部の実施形態を示す詳細図である。
【符号の説明】
1 第1区画 2 第2区画 3 動的分離装置 4 ダイ 5 切断手段 6 切断手段 7 開口 8 開口 9 モータ 10 供給開口部 11 出口開口部 12 管 13 容積式ポンプ 14 供給開口部 15 押出し管 16 押出し管 17 追加装置 18 乾燥装置 19 搬送領域 20 搬送混合溶解領域 21 圧縮溶解領域 22 混合溶解領域 23 シロップ出口領域 24 圧縮領域 25 混練領域 26 圧縮領域 30 追加装置 31 噴霧ノズル 33 再注入開口部 A 液状の消費物質 B 可塑化可能な物質
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンマリー ベングトソン − リベロス スイス国 シュブル、リュ ドュ ブー ル、8 (72)発明者 エルンシュト ヘック スイス国 ビュフラン − ラ − ビー ユ、 シュマン ド ラ リー、14 (72)発明者 ジョン ティ、ファーンズワース アメリカ合衆国 ミズーリ、セント ジョ セフ、 ノース サーティシックスス テ ラス 3010

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状又は練り物状の消費物質をツインス
    クリュー押出し機の第1区画の中に準備し、可塑化可能
    な消費物質を、第1区画から動的に分離されたツインス
    クリュー押出し機の第2区画で調理押出しして、調理押
    出しされた塊の少なくとも1つの紐を得て、これを小片
    に切り、液状又は練り物状の消費物質を調理押出しされ
    た塊に加えて、そこから複合消費製品の小片を得る、二
    重押出しによって複合消費製品を製造する方法。
  2. 【請求項2】 液状又は練り物状の消費物質が衣付けに
    よって調理押出しされた塊に追加される請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 小片を、押出し機の出口で切る前又は切
    るときに、調理押出しされた紐と液状又は練り物状の消
    費物質とを、中央出口開口の周りに環状出口開口を有す
    るダイを通して共押出しすることによって衣付けし、紐
    は中央開口を通って押し出され、液状又は練り物状の消
    費物質は、調理押出しされた紐の周りの環状開口を通っ
    て分配される請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 小片が、切られた後に、小片を撹拌しな
    がら液状の消費物質を切られた小片に噴霧することによ
    って衣付けされる請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 液状又は練り物状の物質を、中央出口開
    口の周りに環状出口開口を有するダイを通してこの物質
    と調理押出しされた紐とを共押出しすることによって、
    カプセル封じを行い、紐は環状開口を通って押し出さ
    れ、液状又は練り物状の消費物質は、調理押出しされた
    紐の内側の中央開口を通って分配される請求項1に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 調理押出しされた紐に液状又は練り物状
    の消費物質を、この物質を押出し機の第2区画の中の、
    その出口の近くに再注入することによって含浸させる請
    求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 動的分離装置によって2つの個別区画に
    分離されたツインスクリュー押出し機と、少なくとも1
    つのダイと、切断手段と、液状又は練り物状の物質を追
    加するための装置とを有する、二重押出しによって複合
    消費製品を製造するための設備。
  8. 【請求項8】 動的分離装置が、ツインスクリュー装置
    の逆ピッチを有するブロッキング領域を含む請求項7に
    記載の設備。
  9. 【請求項9】 動的分離装置が頭部から尾部まで置かれ
    た複数の円錐体を含む請求項8に記載の設備。
  10. 【請求項10】 押出し機の第1区画の出口開口部が、
    第1区画の出口領域を完全に覆い、いずれの側において
    も圧縮領域と動的分離領域とに重なっている請求項8に
    記載の設備。
  11. 【請求項11】 第1区画の出口領域が、1つのスクリ
    ューに1つ又は複数のバイローブを、他のスクリューに
    は出口開口部に面する1つのカラーを含む請求項10に
    記載の設備。
  12. 【請求項12】 第1区画の出口開口部が管を通じて、
    押出し機の第2区画の出口に設けられた少なくとも1つ
    の共押出しダイを含む追加装置に連結されている請求項
    7に記載の設備。
  13. 【請求項13】 第1区画の出口開口部が、押出し機か
    ら分離した追加装置の中に設けられた少なくとも1つの
    噴霧ノズルに連結されている請求項7に記載の設備。
  14. 【請求項14】 分離した追加装置が、回転式円筒状ド
    ラムであって、その第1開放部分は押出し機のダイと切
    断手段とを囲み、その第2非開放部分は切断手段の下流
    に延び、1つ又は複数の噴霧ノズルがその上側又は側部
    に設けられている、回転式円筒状ドラムの形に作られて
    いる請求項12に記載の設備。
  15. 【請求項15】 第1区画の出口開口部が管を通じて、
    第2区画の出口開口部の近くで押出し機のバレルの中に
    設けられた少なくとも1つの再注入開口部を含む追加装
    置に連結されている請求項7に記載の設備。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項6までのいずれか
    一項に記載の方法によって得られる複合消費製品。
  17. 【請求項17】 請求項1及び請求項3、又は請求項4
    に記載の方法によって得られる衣付けされた複合消費製
    品。
  18. 【請求項18】 請求項1及び請求項5に記載の方法に
    よって得ることのできる、軟らかい内部とバリバリの外
    部とを有する共押出し複合消費製品。
  19. 【請求項19】 請求項1及び請求項6に記載の方法に
    よって得ることのできる、本体全体にわたって含浸され
    た複合消費製品。
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