JP2014528240A - 噛み応えのある食品組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、噛み応えのある食感を有する食品組成物及び噛み応えのある食品組成物を製造するための方法を提供する。一態様では、食品組成物は、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む。一態様では、噛み応えのある食感を有する外殻は、柔らかい肉のような内側の詰め物を包み込む。殻は、約15%〜約24%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.84の範囲のAwを有することができる。【選択図】 図1B

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2011年9月29日に出願された米国仮出願第61/575874号の優先権を主張し、同仮出願の開示内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
[発明の背景]
発明の分野
[0002]本発明は、一般的には、食品組成物に関し、詳細には、噛み応えのある食感を有する食品組成物及びそのような噛み応えのある食品組成物を製造する方法に関する。
関連技術の説明
[0003]競争の激しいコンパニオンアニマル(伴侶動物)用食品業界において、コンパニオンアニマル用食品組成物に対する動物の受容性を改善することは恒常的な取り組みである。推定された米国の小売売上高が180億ドルに迫ってきているため、市場シェアのわずかな増加は、かなりの金額に値する。
[0004]占有時間(例えば、咀嚼、遊び、及び/又は飲み込み)の長いペットトリートは、硬い食感を有し、且つ一般的に骨又は生皮を伴う。このようなペットトリートを摂取するペットは、骨又は生皮を完全に咀嚼して摂取することができるまでに、通常長い時間(例えば、15分を超える)を要する。また、骨又は生皮が硬すぎると、ペットは諦めて、残りの骨又は生皮を食べずに残す。さらに、硬い食感を有するペットトリートでは、硬いペットトリートを押出後に機械的に後成形することが、ほぼ不可能であるから、一口サイズのペットトリート、例えば、枕型のペットトリートを形成することは困難である。
[0005]柔らかいペットトリート、例えば、脆い又は柔らかい殻を有する柔らかいペットトリートは、ほぼ瞬時に(例えば、10秒以下)摂取される。この場合、ペットは短時間占有され、物足りない状態のままとなることにより、より多くのトリートを食べることになる。その結果、柔らかいペットトリートは、過剰に摂取されると、健康上の観点から、ペットにとって有益でないことがある。
[0006]したがって、柔軟で肉のような食感及び風味を有し、且つ完全に摂取されるまでに長時間ペットを占有するトリートが求められている。
[0007]そこで、本発明の一つの目的は、噛み応えのある食感を有する食品組成物を提供することである。
[0008]本発明の別の目的は、詰め物を取り囲み、噛み応えのある食感を有する殻を含む食品組成物を提供することである。
[0009]本発明のさらなる目的は、噛み応えのある食感を有する食品組成物を製造する方法を提供することである。
[0009]本発明のさらなる目的は、噛み応えのある食感を有する食品組成物を製造する方法を提供することである。
[0010]本発明のさらに別の目的は、噛み応えのある食感を有する食品組成物を入れるのに適した容器及びパッケージを提供することである。
[0011]本発明のさらに別の目的は、容器又はパッケージに入った、噛み応えのある食感を有する食品組成物を製造する方法を提供することである。
[0012]上記の又は他の目的のうちの1つ又は複数は、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物を提供することにより達成される。湿分含量は、約15%〜約24%の範囲であり、Awは、約0.7〜約0.84の範囲である。一態様では、噛み応えのある食感を有する外殻は、内側の詰め物を包み込む。
[0013]本発明の他の及びさらなる目的、特徴並びに長所は、当業者には容易に明らかとなる。
[0014]
本発明の一実施形態における、噛み応えのある食感を有する食品組成物の斜視図である。 [0015] 本発明の一実施形態における、詰め物を取り囲み、噛み応えのある食感を有する殻を含む食品組成物の断面図である。 [0016] 本発明の一実施形態における、空気ポケットを取り囲み、噛み応えのある食感を有する殻を含む食品組成物の断面図である。 [0017] 本発明の一実施形態における、詰め物を有さない食品組成物の断面図である。
発明の詳細な説明
定義
[0018]用語「動物」とは、噛み応えのある食感を有する食品組成物から恩恵を受ける又はそのような食品組成物を享受することができるあらゆる動物を意味し、ヒト、鳥類、ウシ属、イヌ科、ウマ科、ネコ科、ヤギ類、オオカミ類、ネズミ科、ヒツジ類、又はブタ類の動物を含む。
[0019]用語「コンパニオンアニマル」とは、家畜化された動物、例えば、ネコ、イヌ、ウサギ、モルモット、フェレット、ハムスター、マウス、スナネズミ、ウマ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ロバ、ブタなどを意味する。
[0020]用語「Aw」とは、水分活性を意味する。
[0021]用語「硬い食感」とは、硬い食感を有する組成物を咀嚼している動物が、完全に咀嚼して摂取するのに、15分を超える咀嚼時間を要する食感を意味する。
[0022]用語「柔らかい食感」とは、柔らかい食感を有する組成物を咀嚼している動物が、完全に咀嚼して摂取するのに、30秒未満の咀嚼時間を要する食感を意味する。
[0023]用語「噛み応えのある食感」とは、硬い食感を有する食品組成物によりもたらされる咀嚼時間と、柔らかい食感を有する食品組成物によりもたらされる咀嚼時間との間の咀嚼時間をもたらす食感を意味する。例えば、噛み応えのある食感を有する食品組成物は、動物が咀嚼する場合に、約1分〜約12分の範囲の咀嚼時間をもたらし得る。
[0024]用語「単一のパッケージ」とは、キットの構成要素が、1つ若しくは複数の容器中に、又は1つ若しくは複数の容器と物理的に結び付いており、製造、流通、販売、又は使用の単位として考えられることを意味する。容器としては、袋、箱、カートン、瓶、任意のタイプ若しくはデザイン若しくは材料のパッケージ、上包み、収縮包装、付属の構成要素(例えば、ホチキス留め、接着など)、又はそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。単一のパッケージは、製造、流通、販売、又は使用の単位として考えられるように物理的に結び付いた、個々の構成要素の容器であってもよい。
[0025]用語「仮想パッケージ」とは、その他の構成要素を得る方法を使用者に指示する説明書であって、1つ若しくは複数の物理的な又は仮想のキット構成要素に関するものによって、キットの構成要素が結び付いていることを意味し、例えば、1つの構成要素と、ウェブサイトを訪れること、録音されたメッセージ若しくはファックスバックサービスに接触すること、視覚的メッセージを見ること、又は世話人若しくはインストラクターに接触してキットの使用方法に関する指示や、キットの1つ若しくは複数の構成要素についての安全性情報若しくは技術的情報を得ることを使用者に指示する説明書とを含む、袋又は他の容器が挙げられる。
[0026]本明細書で使用する場合、範囲は、範囲内のありとあらゆる値を列挙し記載する必要を避けるために、省略表現として本明細書で使用される。必要に応じて、範囲内の任意の適切な値を、上限値、下限値、又は範囲の末端値として選択することができる。
[0027]本明細書で使用する場合、単語の単数形は、文脈上明らかに別段の指示がない限り、複数形を含み、逆もまた同様である。したがって、「1つの(a)」、「1つの(an)」、及び「その(the)」という言及は、一般的にそれぞれの用語の複数形を含む。例えば、単数の「食品組成物」又は「食品組成物を製造する方法」との言及は、複数のそのような「食品組成物」又は「方法」を含む。同様に、単語「含む(comprise)」、「含む(comprises)」、及び「含んでいる(comprising)」は、排他的ではなく包括的に解釈されるべきである。同じように、用語「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及び「又は(or)」は、そのような解釈が文脈上明らかに妨げられない限り、すべて包括的に解釈されるべきである。
[0028]用語「含んでいる(comprising)」又は「含んでいる(including)」は、用語「から本質的になる」及び「からなる」により包含される実施形態を含むことが意図される。同様に、用語「から本質的になる」は、用語「からなる」により包含される実施形態を含むことが意図される。
[0029]本明細書で表されるすべてのパーセンテージは、別段の記載がない限り、食品組成物の全重量に対する重量パーセンテージである。例えば、重量パーセンテージで25%の量の原材料とは、原材料の量が、食品組成物の全重量の25%であることを意味する。したがって、食品組成物の全重量が100グラムである場合、重量パーセンテーで25%に相当する原材料の実際の量は、25グラムとなる。
[0030]本明細書で開示された方法、組成物、及び他の進歩は、本明細書に記載された特定の方法、手順、原材料、構成要素、及び試薬に限定されず、その理由は、当業者には理解されるように、方法、手順、原材料、構成要素、及び試薬が変更され得るからである。さらに、本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明する目的のものにすぎず、開示された又は特許請求された専門用語の範囲を限定することは意図されず、現に限定するものではない。
[0031]別段に定義されていない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語及び科学用語、業界用語、並びに頭字語は、本発明の(1つ又は複数の)分野、又は用語が使用される(1つ又は複数の)分野の当業者により一般に理解される意味を有する。本発明の実施において、本明細書に記載されたあらゆる組成物、方法、製造品、又は他の手段若しくは材料と類似又は同等のものを使用することができるが、本明細書では、好ましい組成物、方法、製造品、又はその他の手段若しくは材料が記載されている。
[0032]本明細書で引用又は参照されたすべての特許、特許出願、刊行物、技術論文及び/又は学術論文、並びに他の参考文献は、それらの文献の全体が、法律により許容される程度まで、参照により本明細書に組み込まれる。それらの参考文献についての考察は、それらの参考文献においてなされた主張を要約することを意図するものにすぎない。そのような特許、特許出願、刊行物、若しくは参考文献のいずれも、又はそれらの文献のいずれの部分も、関連の技術、肝要な技術、又は先行技術であるとは承認されない。そのような特許、特許出願、刊行物、及び他の参考文献が、関連の技術、肝要な技術、又は先行技術であるという、あらゆる主張の正確性及び妥当性について異議を申し立てる権利は、明確に留保されている。
発明
[0033]図1A〜1Bに示される一態様では、本発明は、噛み応えのある食感を殻20に付与するのに十分な湿分(例えば、水)含量及びAwを有する殻20を含む食品組成物10を提供する。適切な詰め物30は、殻20内に含有される。食品組成物10における殻20と詰め物30との重量比は、約15:85〜約70:30の範囲である。図1Aに示すように、食品組成物10は、枕の形状で、動物の口に合うようにサイズ決めすることができる(例えば、一口サイズにする)。本発明の代替の実施形態では、食品組成物10は、任意の適切な形状及びサイズを有することができる。
[0034]噛み応えのある食感を付与するために、殻20は、約15%〜約24%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.84の範囲のAwを含む。別の実施形態では、殻20は、約15%〜約20%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.75の範囲のAwを含む。さらなる実施形態では、殻20は、約9%〜約25%の範囲の湿分含量、及び約0.5〜約0.85の範囲のAwを含む。さらに、殻20は、約90N〜約220Nの範囲の貫入力、及び約200N〜約600Nの範囲の屈曲力を有することができる。
[0035]殻20は、本明細書に記載される噛み応えのある食感を殻20に付与する、任意の適切な食用原材料及び用量により製造することができる。適切な食用原材料としては、穀物、デンプン、肉粉、タンパク質、食物繊維、糖、ミネラル、香料、色素、風味料、油、保湿剤、保存料、又はそれらの組合せを挙げることができる。
[0036]また、詰め物30は、柔らかい食感を詰め物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有することができる。例えば、詰め物30は、約15%〜約24%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.84の範囲のAwを含む。別の実施形態では、詰め物30は、約15%〜約20%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.75の範囲のAwを含む。さらなる実施形態では、詰め物30は、約9%〜約25%の範囲の湿分含量、及び約0.5〜約0.85の範囲のAwを含む。
[0037]詰め物30は、例えば、噛み応えのある食感を有する詰め物及び/又は動物の摂取にふさわしい詰め物を提供するために、任意の適切な食用原材料及び用量により製造することができる。このような食用原材料としては、穀物、デンプン、肉粉、タンパク質、食物繊維、糖、ミネラル、香料、色素、風味料、油、保湿剤、保存料、酸、又はそれらの組合せが挙げられる。
[0038]図2に示される別の態様では、本発明は、空気ポケット120を取り囲み、噛み応えのある食感を有する殻110を含む食品組成物100を提供する。殻110は、上述の殻20と同じ原材料から製造することができ、上述の殻20と同じ食感品質を有することができる。食品組成物100は、枕の形状で、動物の口に合うようにサイズ決めすることができる。本発明の代替の実施形態では、食品組成物100は、任意の適切な形状及びサイズを有することができることは理解されるはずである。
[0039]図3に示される一つの代替の態様では、本発明は、詰め物を有さない、噛み応えのある食感を有する中実の組成物210の形態にある食品組成物200を提供する。中実の組成物20は、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む。噛み応えのある食感を付与するために、中実の組成物210は、約15%〜約24%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.84の範囲のAwを含むことができる。別の実施形態では、中実の組成物210は、約15%〜約20%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.75の範囲のAwを含む。さらなる実施形態では、中実の組成物210は、約9%〜約25%の範囲の湿分含量、及び約0.5〜約0.85の範囲のAwを含む。さらに、中実の組成物210は、約90N〜約220Nの範囲の貫入力、及び約200N〜約600Nの範囲の屈曲力を有することができる。
[0040]食品組成物10、100及び200は、コンパニオンアニマル用食品組成物であってもよい。コンパニオンアニマル用食品組成物10、100及び200は、従来の押出又は共押出プロセスを使用して製造された、押し出されたコンパニオンアニマル用食品組成物であってもよい。様々な実施形態では、食品組成物は、ドッグフード組成物又はキャットフード組成物である。
[0041]本発明による噛み応えのある食感を有することにより、食品組成物10、100及び200は、動物が咀嚼する場合に、約1分〜約12分の範囲の咀嚼時間をもたらし得る。或いは、噛み応えのある食感により、食品組成物10、100及び200は、動物が咀嚼する場合に、約5分〜約10分、又は約3分〜約9分の範囲の咀嚼時間を有することが可能になり得る。約1〜約12分の間の咀嚼時間を有する食品組成物は、食品組成物があまりに速く摂取されたり、非常に長い咀嚼時間を要したりすることなく、十分に動物を占有する。
[0042]食品組成物に適合する動物はいずれも、当該食品組成物を摂取するのに適している。様々な実施形態では、動物は、ヒト又はヒト以外の動物である。いくつかの実施形態では、動物は、コンパニオンアニマルである。他の実施形態では、動物は、イヌ及びネコである。
[0043]別の態様では、本発明は、食品組成物を製造するための方法を提供する。本方法は、噛み応えのある食感を殻に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する殻を用意するステップと、殻を詰め物と共押出して、共押出された食品組成物を形成するステップとを含む。従来の共押出法を使用して、詰め物を殻の内側に共押出することができる。本方法は、共押出された食品組成物を切断するステップと、切断された食品組成物の両端を圧着して、中心が充填された食品組成物(例えば、枕型のコンパニオンアニマル用食品)を形成するステップとをさらに含むことができる。中実の詰め物の代わりに、詰め物は、空気ポケットであってもよく、殻の中に空気ポケットを形成するために適切な共押出法により製造することができる。
[0044]殻の噛み応えのある食感は、本明細書で開示された本発明のあらゆる実施形態による特性を有する。例えば、殻の噛み応えのある食感は、つまむ、絞る、圧着する、又は型押しするのに十分な程度に、しなやかで粘着性があってもよい。後成形の後、殻の噛み応えのある食感は、良好な形状記憶(例えば、降温後の形状完全性の維持)をもたらすことができる。これにより、殻を任意の適切な様式で形作ることが可能になる。
[0045]さらなる態様では、本発明は、キット構成要素に応じて、単一のパッケージに又は仮想パッケージの別々の容器に、(A)噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物と、(B)(1)噛み応えのある食感を含む食品組成物の利点の説明、(2)噛み応えのある食感を含む食品組成物を与える方法に関する指示、(3)第2の食品組成物、(4)噛み応えのある食感を含む食品組成物を給仕するための給仕用皿、又は(5)噛み応えのある食感を含む食品組成物を給仕するための給仕器具のうちの1つ又は複数とを含むキットを提供する。
[0046]キットが仮想パッケージを含む場合、キットは、1つ又は複数の物理的なキット構成要素と組み合わせた、仮想環境における指示に限定することができる。キットは、様々な組合せ及び/又は混合物のいずれかでキット構成要素を含有してもよい。例えば、一実施形態では、キットは、本明細書に記載された噛み応えのある食感を含む食品組成物を有する容器と、第2の食品組成物とを含む。別の実施形態では、キットは、本明細書に記載された噛み応えのある食感を含む食品組成物を有する容器と、給仕用皿とを含む。
[0047]別の態様では、本発明は、(1)噛み応えのある食感を有する食品組成物を動物に与えること、(2)噛み応えのある食感を含む食品組成物の利点について説明すること、又は(3)噛み応えのある食感を有する食品組成物を用いて動物の健康若しくはウェルネスを増進することのうちの1つ又は複数のために、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物についての情報又は指示を伝達するための手段を提供する。
[0048]伝達手段は、上記の情報又は指示を含む文書、デジタル記憶媒体、光学記憶媒体、音声提示、又は視覚表示であってもよい。より詳細には、本手段は、表示されたウェブサイト、視覚表示キオスク、パンフレット、製品ラベル、添付文書、広告、ビラ、公示、オーディオテープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピュータ可読チップ、コンピュータ可読カード、コンピュータ可読ディスク、USBデバイス、FireWireデバイス、コンピュータメモリ、又はそれらの任意の組合せであってもよい。
[0049]別の態様では、本発明は、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物について説明する表示を含むパッケージを提供する。本表示は、本明細書に記載された噛み応えのある食感を有する食品組成物の詳細又は実例を示すための言葉、記号、絵、写真、図表、又はそれらの組合せの形態であってもよい。パッケージは、容器の内側に、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物をさらに含有することができる。
[0050]さらなる態様では、本発明は、食品組成物を有する容器を製造するための方法を提供する。本製造方法は、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物を用意するステップと、食品組成物を押し出すステップと、押し出された食品組成物を食品小片へと切断するステップと、噛み応えのある食感を有する食品組成物の小片を容器に充填するステップとを含む。本製造方法は、容器をレトルト処理するステップをさらに含むことができる。或いは、噛み応えのある食品組成物を、詰め物と共押出して、その後小片へと切断し、容器にパッケージングすることもできる。
[0051]別の態様では、本発明は、噛み応えのある食感を有する食品組成物を含む容器を製造することが可能な連続生産ラインを提供する。より詳細には、本連続生産ラインは、噛み応えのある食感を有する食品組成物を有する容器を製造するための様々な装置を含むことができる。例えば、本連続生産ラインは、殻及び詰め物の原材料を合わせるための1つ又は複数の機械的混合機を含むことができる。本連続生産ラインは、詰め物を殻の中に共押出するための共押出機を含むことができる。噛み応えのある食感を有する共押出された食品組成物は、小片へとさらに切断し、両端を圧着して枕型の小片を生成することができ、枕型の小片を、容器に充填することができる。その後、充填された容器を、密封して又は閉じて、スチーマー/レトルト処理ステーションへと持ち込むことができる。ベルトコンベヤーを使用して、連続生産ラインの一ステーションから別のステーションへと容器を輸送することができる。
[0052]さらなる態様では、本発明は、1)整然と配列された複数の容器であって、それぞれが本明細書に記載された噛み応えのある食感を有する食品組成物を含む、複数の容器と、2)上記容器を整然と保持するための1つ又は複数の用具とを含むマルチパックパッケージを提供する。様々な実施形態では、本用具は、紙、プラスチック、ポリマー、又はそれらの組合せから製造された箱である。他の実施形態では、本用具は、各容器に付けられたプラスチックリングを連結したシステムである。さらに他の実施形態では、本用具は、同様の材料のプラスチック包装、例えば、12個の缶を整然と積み重ねてプラスチックで包装したものである。いくつかの実施形態では、マルチパックパッケージは、マルチパックパッケージの取り扱い及び輸送を容易にするためにマルチパックパッケージに付けられた1つ又は複数の持ち手を有する。
[0053]他の実施形態では、本用具は、マルチパックパッケージを開けることなくパッケージの中身が見えるようにする1つ又は複数の窓部をさらに含む。いくつかの実施形態では、本窓部は、用具の透明な部分である。他の実施形態では、窓部は、マルチパックパッケージを開けることなく容器が見えるようにする用具の欠けている部分である。
[0054]好ましい実施形態では、マルチパックパッケージは、パッケージ中の容器の中身について説明する1つ又は複数の表示をさらに含む。本表示は、ラベル、パッケージへの印刷、ステッカーなどの形態であってもよく、本明細書に記載された噛み応えのある食感を有する食品組成物の詳細又は実例を提供するための言葉、記号、絵、写真、図表、又はそれらの組合せを含むことができる。好ましい実施形態では、1つ若しくは複数の単語、絵、デザイン、頭字語、スローガン、フレーズ、若しくは他の意匠、又はそれらの組合せを含むラベルが、マルチパックパッケージに付けられ、パッケージの中身が、噛み応えのある食感を有するコンパニオンアニマル用食品組成物を含むことを示す。
[0055]本発明は、以下の実施例によってさらに例示され得るが、以下の実施例は、例示するために列挙されるにすぎず、別段に明示されていない限り、本発明の範囲を限定することは意図されないことは理解されよう。
実施例1
[0056]殻組成物のバッチ200kgを、以下のように調製した。乾燥原材料(「乾燥物」)及び液体原材料(「液体」)を、表1に示した比率でそれぞれ秤量した。乾燥物をリボンブレンダーに加え、10分間混合し、押出調理機に供給する乾燥混合物を準備した。液体を、ステンレス鋼製混合タンクにて、5分間連続混合し、押出調理機に注入する液体混合物を準備した。
Figure 2014528240
実施例2
[0057]詰め物のバッチ200kgを、以下のように調製した。乾燥原材料(「乾燥物」)及び液体原材料(「液体」)を、表2に示した比率でそれぞれ秤量した。乾燥物をリボンブレンダーに加え、10分間混合し、押出調理機に供給する乾燥混合物を準備した。液体を、ステンレス鋼製混合タンクにて、5分間連続混合した。
Figure 2014528240
実施例3
[0058]殻を形成するために、実施例1の乾燥混合物を、260rpm、中〜高剪断プロファイルで作動する、EVOLUM(登録商標)53押出機に供給する。乾燥混合物を入れた直後に、実施例1の液体を、液体28.5:乾燥混合物71.5の重量比で注入する。押出機の処理量は、170kg/hに設定した。最高到達温度は、95〜100℃の範囲で変動し、圧力は、45〜50バールの範囲で変動した。胴体は、途中に通気し、最後の2つのヘッドは、膨張を防ぐために周囲温度まで冷却した。
[0059]詰め物を形成するために、実施例2の乾燥混合物を、473rpm、高剪断プロファイルで作動する、BC−45押出機に供給する。乾燥混合物を入れた直後に、実施例2の液体を、液体29.5:乾燥混合物70.5の重量比で注入する。押出機の処理量は、108kg/hに設定した。最高到達温度は、80〜85℃の範囲で変動し、圧力は、45〜50バールの範囲で変動した。供給物を、EVOLUM(登録商標)53押出機にて形成された殻の中へ共押出した。
[0060]押出機を出るとすぐに、充填されたロープを、圧着装置を使用して手動で圧着及び切断し、図1A〜1Bに示す枕型の製品を形成した。任意の適切な機械的圧着/切断装置を使用して、枕型の製品を製造することができる。最終製品の湿分含量及び水分活性を表3に示す。噛み応えのある食感を有する代替製品は、押し出されたロープ(例えば、中実、充填、又は中空)の上面を、押し出されたロープの表面に模様を施す型を使用して加飾した後、ロープを小片へと切断することにより製造することができる。
Figure 2014528240
実施例4
[0061]詰め物を共押出する代替の方法を使用することもできる。この方法では、湿潤原材料及び乾燥原材料を、生地混合機にて合わせる。生地を形成するために連続混合しながら、直接的な又は間接的な蒸気加熱により、温度を90〜95℃まで上昇させる。その後、実施例3のように、加熱した生地をギアポンプ又はスタッファーなどの高圧ポンプにより、殻の中へ共押出する。
実施例5
[0062]実施例1の組成物を使用し、殻のみを実施例3のように押し出した後、実施例3のように押出後成形して空ポケットトリート製品を製造した。当該製品は、図2に示しており、表3で殻について示したのと同じ湿分及び水分活性を有する。
実施例6
[0063]表4は、噛み応えのある食品組成物の代替の実施形態における殻組成物の原材料を示す。
Figure 2014528240
実施例7
[0064]表5は、噛み応えのある食品組成物の代替の実施形態における詰め物組成物の原材料を示す。
Figure 2014528240
実施例8
[0065]表6に示した製品の機械的特性は、イヌの歯による噛み付き動作を模倣するように設計されたシステムであるTA−XT2Iテクスチャーアナライザー(Rheo Ltd.、Champlan、フランス)、及び三点屈曲により測定した。TA−XT2Iテクスチャーアナライザーには、特別に設計された長さ12mmの円錐型針入度計プローブを備え付けた。プローブを、製品にゆっくりと押し込み、2mm/秒の速度で降下させた。プローブを製品に挿入するのに必要な貫入力を測定し、表6に示した。注:実施例3の製品の寸法は、90mm(長さ)×65mm(幅)×35mm(中心厚さ)であった。
[0066]標準的な三点屈曲試験を、巻上機(LLOYD ltd、Fareham Hampshire、英国)を使用して、50mm/分の速度、及び40mmの最大屈曲で行った。曲げ破断力(屈曲力)及び破断までの曲げ距離(屈曲距離)の結果を表6に示す。
Figure 2014528240
実施例9
[0067]実施例8で使用した製品の咀嚼持続時間を、所定の40匹のイヌ群を使用して調べた。獣医が、試験開始前に各イヌの口腔衛生状態が良好であり、口腔の異常、例えば、歯肉炎、出血及び/又は歯茎の発赤、歯の欠損などがないように、参加するすべてのイヌを検査した。試験用イヌは、幅広い範囲のサイズに及んでいた。イヌに製品を与え、イヌの摂食行動、例えば、製品を咀嚼する持続時間において見られる、イヌの摂食行動を監視した。咀嚼持続時間の決定については、実際の咀嚼時間のみを記録し、イヌが咀嚼を止めた期間はいずれも、咀嚼時間の計算から除いた。
[0068]各イヌの口を、試験の最後に再検査した。イヌが、製品(G2及び実施例3)を口に入れたり、お腹の上に載せたり、製品を前足へ移動させたことが観察された。イヌは、製品をわずかに傾いた垂直に持ち、すべてのイヌが主に奥歯を使用して、咀嚼し始めた。イヌは、最終的に製品を最後の小片になるまでかじると、この小片を前歯で拾い上げ、さらに複数回咀嚼してから、残りを飲み込んだ。スモールクランチーキブルは、拾い上げられると、ほとんど咀嚼することなく飲み込まれた。咀嚼時間は、表7に報告する。結果は、製品密度の差の影響を取り除くために、製品の単位重量当たりの咀嚼時間(時間/グラム)によって正規化して報告された。
Figure 2014528240
[0069]本明細書では、本発明の典型的な好ましい実施形態を開示してきた。具体的な用語が用いられているが、これらの具体的な用語は、一般的且つ説明的な意味で使用されているに過ぎず、限定する目的では使用されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲において規定される。上記の教示を踏まえて、本発明の多くの改変及び変更が可能であることは明らかである。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の範囲内において、明記されたのとは別の形態で実施してもよいことは理解されるはずである。

Claims (60)

  1. 噛み応えのある食感を殻に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する殻と、
    前記殻の中の詰め物と
    を含む食品組成物。
  2. 前記殻が、約15%〜約24%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.84の範囲のAwを含む、請求項1に記載の食品組成物。
  3. 前記殻が、約15%〜約20%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.75の範囲のAwを含む、請求項1に記載の食品組成物。
  4. 前記殻が、約9%〜約25%の範囲の湿分含量、及び約0.5〜約0.85の範囲のAwを含む、請求項1に記載の食品組成物。
  5. 前記殻が、約90N〜約220Nの範囲の貫入力を有する、請求項1に記載の食品組成物。
  6. 前記殻が、約200N〜約600Nの範囲の屈曲力を有する、請求項1に記載の食品組成物。
  7. 前記詰め物が、柔らかい食感を詰め物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する、請求項1に記載の食品組成物。
  8. 前記詰め物が、約15%〜約24%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.84の範囲のAwを含む、請求項7に記載の食品組成物。
  9. 前記詰め物が、約15%〜約20%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.75の範囲のAwを含む、請求項7に記載の食品組成物。
  10. 前記詰め物が、約9%〜約25%の範囲の湿分含量、及び約0.5〜約0.85の範囲のAwを含む、請求項7に記載の食品組成物。
  11. 前記詰め物が、空気ポケットである、請求項1に記載の食品組成物。
  12. コンパニオンアニマル用食品組成物である、請求項1に記載の食品組成物。
  13. 前記コンパニオンアニマル用食品組成物が、押し出されたコンパニオンアニマル用食品組成物である、請求項12に記載の食品組成物。
  14. 前記殻が、穀物、デンプン、肉粉、タンパク質、食物繊維、糖、ミネラル、香料、色素、風味料、油、保湿剤、保存料、及びそれらの組合せからなる群から選択される1つ又は複数の食用原材料を含む、請求項1に記載の食品組成物。
  15. 前記詰め物が、穀物、デンプン、肉粉、タンパク質、食物繊維、糖、ミネラル、香料、色素、風味料、油、保湿剤、保存料、酸、及びそれらの組合せからなる群から選択される1つ又は複数の食用原材料を含む、請求項1に記載の食品組成物。
  16. 噛み応えのある食感を中実の組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する中実の組成物を含む食品組成物。
  17. 約15%〜約24%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.84の範囲のAwを含む、請求項16に記載の食品組成物。
  18. 約15%〜約20%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.75の範囲のAwを含む、請求項16に記載の食品組成物。
  19. 噛み応えのある食感を殻に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する殻を用意するステップと、
    前記殻を詰め物と共押出して、共押出された食品組成物を形成するステップと
    を含む、食品組成物を製造するための方法。
  20. 前記共押出された食品組成物を切断するステップと、前記切断された食品組成物の両端を圧着して、中心が充填された食品組成物を形成するステップとをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記殻が、約15%〜約24%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.84の範囲のAwを含む、請求項19に記載の方法。
  22. 前記殻が、約15%〜約20%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.75の範囲のAwを含む、請求項19に記載の方法。
  23. 前記殻が、約9%〜約25%の範囲の湿分含量、及び約0.5〜約0.85の範囲のAwを含む、請求項19に記載の方法。
  24. 前記殻が、約90N〜約220Nの範囲の貫入力を有する、請求項19に記載の方法。
  25. 前記殻が、約200N〜約600Nの範囲の屈曲力を有する、請求項19に記載の方法。
  26. 前記詰め物が、柔らかい食感を詰め物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する、請求項19に記載の方法。
  27. 前記詰め物が、約15%〜約26%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.84の範囲のAwを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記詰め物が、約15%〜約20%の範囲の湿分含量、及び約0.7〜約0.75の範囲のAwを含む、請求項26に記載の方法。
  29. 前記詰め物が、約9%〜約25%の範囲の湿分含量、及び約0.5〜約0.85の範囲のAwを含む、請求項26に記載の方法。
  30. 前記詰め物が、空気ポケットである、請求項19に記載の方法。
  31. 前記食品組成物が、コンパニオンアニマル用食品組成物である、請求項19に記載の方法。
  32. 前記コンパニオンアニマル用食品組成物が、押し出されたコンパニオンアニマル用食品組成物である、請求項19に記載の方法。
  33. 前記殻が、穀物、デンプン、肉粉、タンパク質、食物繊維、糖、ミネラル、香料、色素、風味料、油、保湿剤、保存料、及びそれらの組合せからなる群から選択される1つ又は複数の食用原材料を含む、請求項19に記載の方法。
  34. 前記詰め物が、穀物、デンプン、肉粉、タンパク質、食物繊維、糖、ミネラル、香料、色素、風味料、油、保湿剤、保存料、酸、及びそれらの組合せからなる群から選択される1つ又は複数の食用原材料を含む、請求項19に記載の方法。
  35. キット構成要素に応じて、単一のパッケージに又は仮想パッケージの別々の容器に、(A)噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物と、(B)(1)噛み応えのある食感を含む食品組成物の利点の説明、(2)噛み応えのある食感を含む食品組成物を与える方法に関する指示、(3)第2の食品組成物、(4)噛み応えのある食感を含む食品組成物を給仕するための給仕用皿、又は(5)噛み応えのある食感を含む食品組成物を給仕するための給仕器具のうちの1つ又は複数とを含むキット。
  36. (1)噛み応えのある食感を有する食品組成物を動物に与えること、(2)噛み応えのある食感を含む食品組成物の利点について説明すること、又は(3)噛み応えのある食感を有する食品組成物を用いて動物の健康若しくはウェルネスを増進することのうちの1つ又は複数のために、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物についての情報又は指示を伝達するための手段であって、情報又は指示を含む文書、デジタル記憶媒体、光学記憶媒体、音声提示、又は視覚表示を含む、手段。
  37. 表示されたウェブサイト、視覚表示キオスク、パンフレット、製品ラベル、添付文書、広告、ビラ、公示、オーディオテープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピュータ可読チップ、コンピュータ可読カード、コンピュータ可読ディスク、USBデバイス、FireWireデバイス、コンピュータメモリ、及びそれらの組合せからなる群から選択される、請求項36に記載の手段。
  38. 噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物について説明する表示を含むパッケージ。
  39. 噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを含む食品組成物を含有する、請求項38に記載のパッケージ。
  40. 噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する食品組成物を用意するステップと、前記食品組成物を押し出すステップと、前記押し出された食品組成物を食品小片へと切断するステップと、噛み応えのある食感を有する食品組成物の前記小片を容器に充填するステップとを含む、食品組成物を含む容器を製造するための方法。
  41. 前記容器をレトルト処理するステップを含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記食品組成物を詰め物と共押出して、共押出された食品組成物を形成するステップと、前記共押出された食品組成物を小片へと切断するステップと、噛み応えのある食感を有する食品組成物の前記小片を前記容器に充填するステップとを含む、請求項40に記載の方法。
  43. 前記詰め物が、空気ポケットである、請求項42に記載の方法。
  44. 前記食品組成物が、コンパニオンアニマル用食品組成物である、請求項40に記載の方法。
  45. 噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する食品組成物を含む容器を製造することが可能な連続生産ライン。
  46. 整然と配列された複数の容器であって、それぞれが、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する食品組成物を含む、複数の容器と、
    前記容器を整然と保持するための1つ又は複数の用具と
    を含むマルチパックパッケージ。
  47. 前記パッケージの取り扱い及び輸送に適した1つ又は複数の持ち手をさらに含む、請求項46に記載のマルチパックパッケージ。
  48. 前記パッケージ中の前記容器の中身を説明する1つ又は複数の表示をさらに含む、請求項46に記載のマルチパックパッケージ。
  49. 前記用具が、1つ又は複数の窓部を含む、請求項46に記載のマルチパックパッケージ。
  50. 1つ若しくは複数の単語、絵、デザイン、頭字語、スローガン、フレーズ、又はそれらの組合せを含む、前記パッケージに付けられたラベルをさらに含有し、ラベルは、前記パッケージの中身が、噛み応えのある食感を食品組成物に付与するのに十分な湿分含量及びAwを有する食品組成物を含有することを示す、請求項46に記載のマルチパックパッケージ。
  51. 前記コンパニオンアニマルが、イヌである、請求項12に記載のコンパニオンアニマル用食品組成物。
  52. 前記コンパニオンアニマルが、ネコである、請求項12に記載のコンパニオンアニマル用食品組成物。
  53. 前記コンパニオンアニマルが、イヌである、請求項13に記載のコンパニオンアニマル用食品組成物。
  54. 前記コンパニオンアニマルが、ネコである、請求項13に記載のコンパニオンアニマル用食品組成物。
  55. 前記コンパニオンアニマル用食品組成物が、ドッグフード組成物である、請求項31に記載の方法。
  56. 前記コンパニオンアニマル用食品組成物が、キャットフード組成物である、請求項31に記載の方法。
  57. 前記コンパニオンアニマル用食品組成物が、ドッグフード組成物である、請求項32に記載の方法。
  58. 前記コンパニオンアニマル用食品組成物が、キャットフード組成物である、請求項32に記載の方法。
  59. 前記コンパニオンアニマル用食品組成物が、ドッグフード組成物である、請求項44に記載の方法。
  60. 前記コンパニオンアニマル用食品組成物が、キャットフード組成物である、請求項44に記載の方法。
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