JP5502107B2 - チャンクゼリー食品組成物 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、開示内容が参照によって本明細書に組み込まれる、2009年1月6日に出願された米国特許仮出願第61/204395号の優先権を主張する。
発明の背景
発明の分野
[0002] 本発明は、一般に、食品組成物に関し、特に、チャンクゼリー(chunks in jelly)食品組成物に関する。
関連技術の説明
[0003] チャンクゼリー食品組成物は、k−カラギーナン、イナゴマメ、グァー及びキサンタンをガムの材料として使用し、流動性ゼリーを作製することによって、通常生産される。ゼリーは容器内に入れられ、熱いチャンク(通常>70℃)が、流動性ゼリーと混合される。チャンクゼリー混合物は、容器内に入れられ、密封され、レトルト処理されて、チャンクゼリー食品組成物が生産される。この工程中、ゼリーは、チャンクを支え、チャンクがゼリー中に均等に分散するように保つ粘度を維持するべきである。しかし、熱いチャンクがゼリーと混合されると、グァーガムは分解し、ゼリーの粘度はいくらか失われる。このように粘度が失われると、ゼリーは、チャンクをゼリー中に均一に分散するように保つ能力を失う。チャンクは、通常、容器の底に向かって沈む。この場合、得られるチャンクゼリー食品組成物は、チャンクの分布が不均等で、見映えが悪い。したがって、組成物中のチャンクの分布が均等で見映えの良い、新規なチャンクゼリー食品組成物が必要とされている。
発明の概要
[0004] したがって、本発明の目的は、新規なチャンクゼリー食品組成物を提供することである。
[0005] 本発明のさらなる目的は、チャンクゼリー食品組成物の生産に有用な、新規なゼリー組成物を提供することである。
[0006] 本発明の別の目的は、消化率が改善されたチャンクゼリー食品組成物を提供することである。
[0007] 本発明のさらなる目的は、チャンクゼリー食品組成物を摂取する動物の糞の質及び硬さを改善するための方法を提供することである。
[0008] 本発明の別の目的は、おいしさが改善されたチャンクゼリー食品組成物を提供することである。
[0009] これらの又は他の目的の1つ又は複数は、チャンクとゼリーとの比が約25:75〜約60:40であるチャンクゼリーを含有し、ゼリーが、約0.01〜約1%のジェラン、約0.01〜約1%の脱アセチル化キサンタン、約0.01〜約1%のキレート剤、及び約0.01〜約1%のカルシウム塩を含む、新規なチャンクゼリー食品組成物を使用することによって達成される。このガムの新規な組合せを所要量使用することで、製造工程にわたって粘度を維持するゼリーが生産される。得られるチャンクゼリー食品組成物は、組成物中のチャンクの相対的に均等な分布に基づいて、見映えが良く、おいしさも望ましい。その上、新規なチャンクゼリー食品組成物は、食品組成物中のガムの総量の減少に基づいて、糞の質及び硬さに対して有益な感情を有し、食品組成物中のガムの量が減少することによって、先行技術のチャンクゼリー食品組成物と比較して改善された消化率を有し、先行技術のチャンクゼリー食品組成物と比較して、同等か又は改善されたおいしさを有する。
[0010] 本発明の他の目的及びさらなる目的、特徴、利点は、当業者には容易に明らかとなるであろう。
発明の詳細な説明
定義
[0011] 用語「食品組成物」は、動物による摂取が意図される製品又は組成物を意味する。
[0012] 用語「動物」は、本発明の食品組成物の摂取から利益を受け、又はその摂取を楽しむことができる任意の動物を意味し、ヒト、トリ類、ウシ亜科、イヌ科、ウマ科、ネコ科、ヤギ科、オオカミ科、ネズミ科、ヒツジ科又はブタ科の各動物を含む。
[0013] 用語「コンパニオン・アニマル」は、ネコ、イヌ、ウサギ、モルモット、フェレット、ハムスター、マウス、アレチネズミ、ウマ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ロバ、ブタなどの飼い慣らした動物を意味する。
[0014] 本明細書において表される全ての百分率は、他の表現をしない限り、組成物の全重量に対する重量による。
[0015] 本明細書において表される全ての比は、他の表現をしない限り、重量:重量(w/w)基準による。
[0016] 本明細書において使用する場合、範囲は、範囲内のありとあらゆる数値を挙げて説明しなければならないことを避けるために、本明細書において簡略して使用する。適切な場合、範囲内の任意の適切な数値を、範囲の上限値、下限値又は境界として選択することができる。
[0017] 本明細書において使用する場合、文脈から明らかに反しない限り、単語の単数形は、複数形を含み、逆もまた同様である。したがって、「a」、「an」及び「the」という言及は、それぞれの用語の複数形を一般に含む。例えば、「チャンク(a chunk)」、「方法(a method)」又は「食品(a food)」という言及は、「チャンク(chunks)」、「方法(methods)」又は「食品(foods)」のような複数形を含む。同様に、単語「含む(comprise)」、「含む(comprises)」及び「含んでいる(comprising)」は、排他的にではなく包含的に解釈されるべきである。同じく、用語「含む(include)」、「含んでいる(including)」及び「又は」は、そのような解釈が文脈から明らかに禁止されていない限り、全て包含的であると解釈されるべきである。同様に、用語「例」は、特に用語の列挙が後に続く場合、単に例示的かつ説明的なものに過ぎず、排他的又は包括的であるとみなされるべきではない。
[0018] 本明細書に開示される方法及び組成物並びに他の進歩は、当業者であれば理解されようが、変化し得るものであるので、本明細書に記載される特定の手法、手順及び試薬に制限されない。更に、本明細書で使用する用語は、特定の実施形態を説明する目的のみのためであり、開示又は特許請求されているものの範囲を限定することを意図せず、また実際に限定しない。
[0019] 他に定義されない限り、本明細書で使用する全ての科学技術用語、専門用語及び頭字語は、本発明の分野(複数可)、又は用語が使用される分野(複数可)の当業者によって、通常理解されている意味を有する。本明細書に記載されるものと類似又は同等である、いかなる組成物、方法、製造品又は他の手段若しくは素材も、本発明を実施する際に使用することができるが、好ましい組成物、方法、製造品又は他の手段若しくは素材が、本明細書に記載されている。
[0020] 全ての特許、特許出願、出版物、技術論文及び/又は学術論文、並びに本明細書に引用又は言及された他の参考文献は、法律が許す範囲で、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。それらの参考文献に関する考察は、その中でなされた主張を、単に要約することを意図している。いかなるそのような特許、特許出願、出版物若しくは参考文献も、又はそれらのいかなる部分も、関連する、決め手となる又は先行する技術であるとは認めていない。そのような特許、特許出願、出版物、及び他の参考文献が、関連する、決め手となる又は先行する技術であるという、いかなる主張の正確性及び適切性にも異議を申し立てる権利は、明確に留保される。
本発明
[0021] 一態様において、本発明は、チャンクゼリー食品組成物を提供する。組成物は、チャンクとゼリーとの比が約25:75〜約60:40であるチャンクゼリーを含有し、ゼリーは、約0.01〜約1%のジェラン、約0.01〜約1%の脱アセチル化キサンタン、約0.01〜約1%のキレート剤、及び約0.01〜約1%のカルシウム塩を含む。好ましい実施形態において、ゼリーは、約0.01〜約1%のグァーを更に含む。通常、ゼリーは、約90%〜約98%の水を含む。
[0022] 様々な実施形態において、チャンクとゼリーとの比は、約30:70、35:65、40:60、45:55、50:50及び55:45である。好ましくは、チャンクとゼリーとの比は、約35:65の比であり、最も好ましくは、約45:55である。
[0023] 別の態様において、本発明は、チャンクゼリー食品組成物に使用するのに適したゼリーを提供する。ゼリーは、約0.01〜約1%のジェラン、約0.01〜約1%の脱アセチル化キサンタン、約0.01〜約1%のキレート剤、及び約0.01〜約1%のカルシウム塩を含む。好ましい実施形態において、ゼリーは、約0.01〜約1%のグァーを更に含む。通常、ゼリーは、約90%〜約98%の水を含む。
[0024] 様々な実施形態において、ゼリーは、約0.03〜約0.7%のジェラン、好ましくは約0.05〜約0.5%のジェランを含む。
[0025] 様々な実施形態において、ゼリーは、約0.03〜約0.7%の脱アセチル化キサンタン、好ましくは約0.05〜約0.5%の脱アセチル化キサンタンを含む。
[0026] 様々な実施形態において、ゼリーは、約0.03〜約0.7%のグァー、好ましくは約0.05〜約0.5%のグァーを含む。
[0027] キレート剤は、チャンクゼリー食品組成物を生産するのに有用な任意のキレート剤である。好ましくは、キレート剤は、クエン酸ナトリウム、クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸ナトリウム、グルコン酸、ピロリン酸四ナトリウム、又は酸性ピロリン酸ナトリウムである。様々な実施形態において、ゼリーは、1種又は複数のキレート剤を、約0.03〜約0.7%、好ましくは約0.05〜約0.5%の量で含む。
[0028] カルシウム塩は、チャンクゼリー食品組成物を生産するのに有用な、任意の可溶性又は部分的に可溶性のカルシウム塩である。カルシウム塩は、水に可溶性又は部分的に可溶性の、任意の同等のカルシウム源でもよい。好ましくは、カルシウム塩は、塩化カルシウム、クエン酸カルシウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、硝酸カルシウム、及び硫酸カルシウムである。様々な実施形態において、ゼリーは、1種又は複数のカルシウム塩を、約0.03〜約0.7%、好ましくは約0.05〜約0.5%の量で含む。
[0029] チャンクは、当業者に知られている任意の適切なチャンクでもよい。任意の本物の肉のチャンク、本物の魚のチャンク、肉類似物チャンク、野菜チャンク又はそれらの組合せが、本発明において有用である。チャンクは、肉、肉の副産物、穀物、植物性タンパク質抽出物などを含有することができる。本発明において有用なチャンク組成物及びチャンクを製造する方法は、米国特許第5132137号、米国特許第5567466号、米国特許第6436463号(欧州特許第1294237号)、米国特許第4781939号、米国特許第6379738号、及び米国特許第7344745号に記載されている。チャンクの大きさは、製品を摂取すると見込まれる動物、例えば動物の種類、年齢、健康状態又は大きさに応じて変化する。例えば、イヌに適したチャンクの大きさは、最も長い辺が、通常約10〜80ミリメートル(mm)、好ましくは20〜40mmに及ぶ。ネコ用のチャンクの大きさは、最も長い辺が、通常3〜30mm、好ましくは8〜20mmに及ぶ。
[0030] 様々な実施形態において、本発明の組成物は、当業者に知られているビタミン、ミネラル、アミノ酸、核酸、増量剤、おいしさ増強剤、結合剤、香味料、安定剤、乳化剤、甘味料、着色剤、緩衝剤、塩、コーティング、調味料、保存料などの追加の材料を含有する。補給ミネラルの非限定的な例としては、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、鉄、塩化物、ホウ素、銅、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、セレンなどが挙げられる。補給ビタミンの非限定的な例としては、ビタミンA、ビタミンB群のいずれか、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE及びビタミンKが挙げられ、前述のものの様々な塩、エステル又は他の誘導体を含む。追加の栄養補助食品、例えば、任意の形態のナイアシン、パントテン酸、イヌリン、葉酸、ビオチン、アミノ酸など、並びにそれらの塩及び誘導体も含んでもよい。安定剤は、保存料、共力剤及び金属イオン封鎖剤、包装用ガス、乳化剤、増粘剤、ゲル化剤並びに保湿剤などの、組成物の保存可能期間を増長させる傾向にある物質を含む。乳化剤及び/又は増粘剤の例としては、ゼラチン、セルロースエーテル、デンプン、デンプンエステル、デンプンエーテル及び加工デンプンが挙げられる。材料及びその量の選択は、当業者には知られている。それぞれの追加の材料の特定量は、例えば、組成物に含まれる材料;動物の種;動物の年齢、体重、一般的健康状態、性別及び規定食;動物の摂取率;食品組成物が動物に投与される目的など様々な要因に依るであろう。したがって、成分及び材料の量は、広範囲にわたって変化する可能性があり、本明細書に記載される好ましい比率を逸脱することがある。
[0031] 他の実施形態において、食品組成物は、米国飼料検査官協会(AAFCO)によって定められた基準に従って「完全でバランスが取れた(complete and balanced)」栄養を動物、好ましくはコンパニオン・アニマルに提供するように処方される。他の実施形態において、食品組成物は、コンパニオン・アニマル用の食品組成物として処方され、イヌ又はネコ用の食品組成物を含む。様々な実施形態において、動物はコンパニオン・アニマルであり、好ましくはイヌ又はネコであり、最も好ましくはイヌである。
[0032] 本発明は、ガムの独特な組合せが、チャンクゼリー食品組成物の生産に必要な製造工程中に、チャンクがゼリー中に均等に分布するように保つ粘度、通常約3000〜4000センチポアズの粘度をゼリーに与えることができるという発見に基づく。このガムの独特な組合せは、チャンクが食品組成物中に均等に分布することを確実にするのに必要とされる粘度を維持する。さらに、本発明のチャンクゼリー食品組成物中に含有されるガムの総量は、類似する先行技術のチャンクゼリー食品組成物中のガムの総量よりも少ない。ガムの減量は、食品組成物が消化しやすくなり、したがって、組成物を摂取する動物の糞の質及び硬さが改善されることを意味する。同様に、チャンクゼリー食品組成物は、類似する先行技術の組成物と比較した際に、同等か又は改善されたおいしさを有する。消化率、糞の質及び硬さ並びにおいしさに対するこうした利点は、ゼリー中のチャンクの均等な分布を確実にするのに必要とされる所要量の材料の組合せから得られる、驚くべき予想外の利点であった。
[0033] 例えば、先行技術のチャンクゼリー食品組成物用のゼリー組成物は、表1に示すものなどの材料の組合せを使用して作製することができる。
Figure 0005502107
[0034] 熱いチャンクがゼリーと混合された場合、グァーが分解して粘度が減少するので、これらの先行技術の食品組成物では、ゼリー中のチャンクの分布が、不均等となることが多い。熱いチャンクを加える前のゼリーの粘度は、約3000〜4000センチポアズである。熱いチャンクを加えた後では、粘度は約500センチポアズに下がる。熱いチャンクの添加で起こる、粘度のこの低下によって、チャンクがゼリー中を動き回り、ゼリー内で不均等に分布することになる。
[0035] 本発明のチャンクゼリー食品組成物用のゼリー組成物は、表2に示すものなどの材料の組合せを使用して作製することができる。
Figure 0005502107
[0036] 本発明のために示した量のガムの独特な組合せは、熱いチャンクがゼリーと混合されるときを含め、チャンクゼリー食品組成物の生産に使用される工程全体にわたって粘度を維持するゼリーを生じる。熱いチャンクを加える前のゼリーの粘度は、約3000〜4000センチポアズである。熱いチャンクを加えた後でも、粘度は約3000〜4000センチポアズのままである。この粘度は、チャンクを支え、チャンクが相対的に均等に分布された製品が生産できるようにする。さらに、ガムの総量は、1.62%である先行技術の組成物と比較して少なく、0.55%である。得られるチャンクゼリー食品組成物は、先行技術の組成物のガム量の約3分の1のガム量しか有していない。その結果、本発明の食品組成物は、より消化されやすく、したがって、食品組成物が糞の質及び硬さを改善することを示す、改善された糞のスコアを生み出す。同様に、チャンクゼリー食品組成物は、類似する先行技術の組成物と比較した際に、同等か又は改善されたおいしさを有する。
[0037] 本発明のチャンクゼリー食品組成物は、室温(RT)(約15〜20℃)でキレート剤を水に加え、高速ミキサーで約3000rpmで約1分間撹拌することによって調製することができる。キレート剤の濃度は、約0.05〜0.4%に及ぶ。次いで、約3000rpmで約1分間撹拌を続けながら、ジェランガムをRTで水に加える。約3000rpmで約2分間撹拌を続けながら、グァーガム、脱アセチル化キサンタンガム、アミノ酸及び砂糖をRTで加える。次いで、カルシウム塩をRTで加え、約1500rpmで約1分間撹拌する。ゼリー溶液の得られる粘度は、約3000〜4000cpsである。ゼリー溶液を熱いチャンクと混合し、容器内に密封し、レトルト処理し、冷却して、チャンクが均一に分布されたチャンクゼリー食品組成物を生産する。同様の工程が、当業者には知られている。
[0038] 別の態様において、本発明は、従来技術のチャンクゼリー食品組成物と比較して、チャンクゼリー食品組成物の消化率を改善するための方法を提供する。この方法は、約0.01〜約1%のジェラン、約0.01〜約1%の脱アセチル化キサンタン、約0.01〜約1%のキレート剤、及び約0.01〜約1%のカルシウム塩を含むゼリーを使用して、チャンクゼリー食品組成物を製造することを備える。好ましい実施形態において、ゼリーは、約0.01〜約1%のグァーを更に含む。通常、ゼリーは、約90%〜約98%の水を含む。先行技術の組成物と比較して、組成物中のガムの総量が少ないので、組成物はより消化されやすい。
[0039] 別の態様において、本発明は、先行技術のチャンクゼリー食品組成物と比較して、チャンクゼリー食品組成物を摂取する動物の糞の質及び硬さを改善するための方法を提供する。この方法は、チャンクとゼリーとの比が約25:75〜約60:40であるチャンクゼリーを含有し、ゼリーが、約0.01〜約1%のジェラン、約0.01〜約1%の脱アセチル化キサンタン、約0.01〜約1%のキレート剤、及び約0.01〜約1%のカルシウム塩を含むチャンクゼリー食品組成物を動物に与えることを備える。大部分の実施形態において、組成物は、約90%〜約98%の水を含む。好ましい実施形態において、ゼリーは、約0.01〜約1%のグァーを更に含む。先行技術の組成物と比較して、組成物中のガムの総量が少ないので、新規なチャンクゼリー食品組成物を摂取する動物の糞の質及び硬さが改善される。糞の質(糞のスコア)及び硬さは、当業者に公知の方法によって決定することができる。例えば、糞のスコアは、次の特徴に基づくことができる。1−硬くて乾燥している、2−引き締まっているが硬くはない、3−湿った表面を有する固形の円筒状のロープ、4−非常に湿った表面ではあるが、まだロープ状、5−非常に湿っており、ロープ同士が積み重なって見える、6−ロープと画定できない、積み重なっている湿潤塊、及び7−水っぽく、とろとろで平たいたまり。
[0040] 別の態様において、本発明は、先行技術のチャンクゼリー食品組成物と比較して、チャンクゼリー食品組成物のおいしさを改善するための方法を提供する。この方法は、約0.01〜約1%のジェラン、約0.01〜約1%の脱アセチル化キサンタン、約0.01〜約1%のキレート剤、及び約0.01〜約1%のカルシウム塩を含むゼリーを使用して、チャンクゼリー食品組成物を製造することを備える。好ましい実施形態において、ゼリーは、約0.01〜約1%のグァーを更に含む。通常、ゼリーは、約90%〜約98%の水を含む。組成物中の材料の組合せにより、先行技術の組成物と比較して、組成物はよりおいしくなる。
[0041] 別の態様において、本発明は、(1)本発明のチャンクゼリー食品組成物の消化率、(2)チャンクゼリー食品組成物の使用による、食品組成物を摂取する動物の糞の質及び硬さの改善、(3)チャンクゼリー食品組成物を動物に与えるための使用説明、(4)消費者が、チャンクゼリー食品組成物又はその使用について疑問を有した場合に使用するための連絡先、並びに(5)チャンクゼリー食品組成物の栄養情報、のうち、1つ又は複数についての情報又は使用説明を伝達する手段を提供する。有用な使用説明は、給餌量及び給餌頻度を含むことができる。この伝達手段は、本発明を使用することの利点を知らせ、食品組成物を動物に与えるのに認可された方法を伝達するのに有益である。この手段は、物理的文書若しくは電子文書、デジタル記憶媒体、光学式記憶媒体、オーディオプレゼンテーション、視聴覚ディスプレイ、又は情報若しくは使用説明を含有する視覚ディスプレイの1つ又は複数を備える。好ましくは、この手段は、表示されたウェブサイト、視覚ディスプレイキオスク、パンフレット、製品ラベル、添付文書、広告、印刷物、公共広告、録音テープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピュータ可読チップ、コンピュータ可読カード、コンピュータ可読ディスク、USBデバイス、Fire Wireデバイス、コンピュータメモリ、及びそれらの任意の組合せからなる群から選択される。
[0042] 別の態様において、本発明は、本発明のチャンクゼリー食品組成物と、ラベルとを含むパッケージであって、ラベルが、パッケージの内容物が、均等なチャンクの分布、改善された糞の質及び硬さ、改善された消化率、並びに改善されたおいしさなどの有益な特性を有するチャンクゼリー食品組成物を含有することを示す、1つ若しくは複数の単語、写真、図柄、頭字語、スローガン、表現若しくは他の工夫、又はそれらの組合せを有し、ラベルがパッケージに添付されている、パッケージを提供する。通常、そのような工夫は、パッケージに印刷された、単語「糞の質を改善する」、「糞の硬さを改善する」、「改善された消化率」及び「増強されたおいしさ」又は同等の表現を含む。例えば、紙、プラスチック、ホイル、金属などから製造される袋、箱、ボトル、缶詰、パウチなどの、組成物を含有するのに適した任意のパッケージ又はパッケージ素材は、本発明において有用である。好ましい実施形態において、パッケージは、ラベルにふさわしい場合、ヒト、イヌ又はネコなどの特定の動物に適合した食品組成物、好ましくはイヌ又はネコのための、コンパニオン・アニマル用の食品組成物を含有する。好ましい実施形態において、パッケージは、本発明のチャンクゼリー食品組成物を含むレトルト缶詰又はパウチである。
実施例
[0043] 本発明を、以降の実施例によって更に説明するが、他に明確に示さない限り、これらの実施例を単に説明の目的でのみ含み、本発明の範囲を限定することを意図していないことが理解されよう。
実施例1
[0044] 肉及び肉の副産物を、肉挽き器で12mm未満の大きさに挽くことによって、表3に示す材料を有するチャンクを製造した。鶏肉、豚の肝臓、小麦粉及び小麦グルテンを標準的な肉挽き器で、1分間に1000回転で10分間挽いた。次いで、肉をへら型ブレンダー内で他の粉末材料と混合し、水を加え、均質な弾性ペーストを得た。次いでペーストをKarl Schnell Emulsifierで乳化した。次いで、乳化したペーストをポンプでダイに通し、ロープを形成した。押し出されたロープを、連続的な熱風及び蒸気で処理し、80〜95℃の間のコア温度を得た。熱硬化したロープを、オーブンの出口で厚切りにスライスした。次いで、これらを、Urschelダイサーを使用して、長辺が約8〜20mmの適当な大きさに角切りにした。
Figure 0005502107
[0045] Karl Schnell B22ミキサーを使用して、表4に示す材料を有するゼリー(対照ゼリー)を製造した。室温での水を計量し、ミキサーに注いだ。次いで、撹拌機を3000rpmに設定した。乾燥材料を約3分間連続的に撹拌しながら加え、固形物を均質に分散させた。得られた粘度は、3500cps(Brookfield RVT、20rpm)であり、表6に示した。
Figure 0005502107
[0046] Karl Schnell B22ミキサーを使用して、表5に示す材料を有するゼリー(試験ゼリー)を次のように製造した。キレート剤(0.20%のクエン酸ナトリウム)を室温(15〜20℃)の水に加え、3000rpmで1分間撹拌した。次いで、0.15%のジェラン粉末を水に加え、3000rpmで約1分間撹拌した。0.15%のグァーガム粉末、0.15%の脱アセチル化キサンタンガム粉末、アミノ酸粉末及び粉砂糖を水に加え、3000rpmで更に2分間撹拌した。最後に、0.20%の塩化カルシウム粉末を水に加え、1500rpmで30秒間〜1分間撹拌した。ジェランの流動性ゲルを分解しないように、撹拌は穏やかで制御されていた。
Figure 0005502107
[0047] 各ゼリーを真空充填機に移送し、パウチに加え、パウチごとに50gのゼリーとした。45gの熱いチャンク(70〜85℃)をパウチ内のゼリーに加えた。次いで、パウチを真空包装し、15分間にわたって130℃に加熱してレトルト処理し、20分間、130℃に保ち、15分で50℃に冷却した。パウチを室温で2時間冷却させておいた。パウチを開封し、得られたチャンクゼリー食品組成物のチャンクの分布を比較した。対照ゼリーを有する組成物では、チャンクがゼリーから沈降した外観を有していた。純粋なゼリーである上層と、チャンクが集結している下層とがあった。試験ゼリーを有する組成物では、冷却したゼリーの全体にわたってチャンクが均等に分布していた。
実施例2
[0048] 実施例1に記載した対照ゼリー及び試験ゼリーを比較し、それらの粘度を試験した。全ての粘度データは、Brookfield RVT粘度計を使用して、20℃の試料温度で得た。同じスピンドルを20rpmで、全ての測定に使用した。結果を表6に示す。表6を参照すると、熱いチャンクに接触すると、対照ゼリー組成物が分解し、その最初の粘度の約86%を失うことが明らかである。対照ゼリーは、ゼリーが固まるまで、チャンクを浮遊状態に保っていなかった。一方、新規なゼリー組成物は、熱いチャンクに接触しても、その最初の粘度の約15%しか失わなかった。これは、液体組成物が固まってゼリーになるまで、チャンクを浮遊状態に保つのに十分であり、したがってチャンクの均等な分布を維持した。
Figure 0005502107
[0049] 表6を参照すると、データは、熱いチャンクに接触することで、対照ゼリー組成物が分解し、その最初の粘度の約86%を失うことを示している。対照ゼリーは、ゼリーが固まるまで、チャンクを浮遊状態に保っていなかった。対照的に、試験ゼリー組成物は、熱いチャンクに接触しても、その最初の粘度の約15%しか失わなかった。チャンクは、液体組成物が固まってゼリーになるまで、浮遊状態のままであった。試験ゼリー組成物は、チャンクの均等な分布を維持した。
実施例3
[0050] 実施例1に記載した対照ゼリーを真空充填機に移送し、パウチに加え、パウチごとに50gのゼリーとした。次いで、45gの冷却した(<40℃)チャンクをパウチ内のゼリーに加えた。次いで、パウチを真空包装し、15分間にわたって130℃に加熱してレトルト処理し、20分間、130℃に保ち、15分で50℃に冷却した。パウチを室温で2時間冷却させておいた。冷却したチャンクを対照ゼリー組成物に加えたとき、熱いチャンクを組成物に加えたときのようには、ゼリーが分解しなかった。チャンクは均等に分布されており、新規なゼリー組成物中のチャンクと同様であった。
[0051] 対照ゼリー及び試験ゼリーを有するチャンクゼリー組成物のおいしさを、一般的な競合品に対して、標準的な2ボウル試験(2日間、1日につき2回の簡単な食事)を使用した給餌によって、それぞれ比較した。各製品を、無作為に選んだ大きさの40匹の成体ネコに給餌した。結果を表7に示す。
Figure 0005502107
[0052] 表7を参照すると、試験ゼリー組成物は、対照ゼリー組成物と全く同じくらいおいしく、商業的なゼリー製品よりおいしかった。
実施例4
[0053] 対照ゼリー及び試験ゼリーを有するチャンクゼリー製品を、糞の質及び硬さについて比較した。少なくとも8匹の健常な成体ネコの集団に、栄養所要量を満たすのに十分な食品とともに、各規定食を毎日、11日間給餌した。各動物の糞を毎日評価し、次のように採点した。1−硬くて乾燥している、2−引き締まっているが硬くはない、3−湿った表面を有する固形の円筒状のロープ、4−非常に湿った表面ではあるが、まだロープ状、5−非常に湿っており、ロープ同士が積み重なって見える、6−ロープと画定できない、積み重なっている湿潤塊、及び7−水っぽく、とろとろで平たいたまり。1〜4のスコアは許容でき、5〜7は許容できなかった。結果を表8に示す。
Figure 0005502107
[0054] 表8を参照すると、結果は、試験チャンクゼリー組成物について、糞の質及び硬さ(消化率)における明らかな改善を示す。
[0055] 本明細書において、本発明の典型的な好ましい実施形態を開示してきた。特定の用語が用いられているが、それらは、総称的及び記述的な意味でのみ使用されており、限定する目的ではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載されている。明白に、上記の教示に照らして、本発明の多くの変更及び変形が可能である。したがって、添付の特許請求の範囲内において、明確に記載された通り以外にも本発明を実施できることが理解されよう。

Claims (23)

  1. チャンクとゼリーとの比が25:75〜60:40であるチャンクゼリーを含有し、
    前記ゼリーが、0.01〜1%のジェラン、0.01〜1%の脱アセチル化キサンタン、0.01〜1%のキレート剤、及び0.01〜1%のカルシウム塩を含む、チャンクゼリー食品組成物。
  2. 前記ゼリーが、0.01〜1%のグァーを更に含む、請求項1に記載の食品組成物。
  3. 前記ゼリーが、0.03〜0.7%のジェラン、0.03〜0.7%の脱アセチル化キサンタン、0.03〜0.7%のキレート剤、及び0.03〜0.7%のカルシウム塩を含む、請求項1に記載の食品組成物。
  4. 前記ゼリーが、0.03〜0.7%のグァーを更に含む、請求項3に記載の食品組成物。
  5. 前記ゼリーが、0.05〜0.5%のジェラン、0.05〜0.5%の脱アセチル化キサンタン、0.05〜0.5%のキレート剤、及び0.05〜0.5%のカルシウム塩を含む、請求項1に記載の食品組成物。
  6. 前記ゼリーが、0.05〜0.5%のグァーを更に含む、請求項1に記載の食品組成物。
  7. 完全でバランスが取れた栄養を動物に提供するように処方された、請求項1に記載の食品組成物。
  8. 前記動物がコンパニオン・アニマルである、請求項に記載の食品組成物。
  9. 前記動物がイヌ又はネコである、請求項8に記載の食品組成物。
  10. .01〜1%のジェラン、0.01〜1%の脱アセチル化キサンタン、0.01〜1%のキレート剤、及び0.01〜1%のカルシウム塩を含む、チャンクゼリー食品組成物における使用に適したゼリー組成物。
  11. .01〜1%のグァーを更に含む、請求項10に記載のゼリー組成物。
  12. 前記ゼリーが、0.03〜0.7%のジェラン、0.03〜0.7%の脱アセチル化キサンタン、0.03〜0.7%のキレート剤、及び0.03〜0.7%のカルシウム塩を含む、請求項10に記載のゼリー組成物。
  13. 前記ゼリーが、0.03〜0.7%のグァーを更に含む、請求項12に記載のゼリー組成物。
  14. 前記ゼリーが、0.05〜0.5%のジェラン、0.05〜0.5%の脱アセチル化キサンタン、0.05〜0.5%のキレート剤、及び0.05〜0.5%のカルシウム塩を含む、請求項10に記載のゼリー組成物。
  15. 前記ゼリーが、0.05〜0.5%のグァーを更に含む、請求項14に記載のゼリー組成物。
  16. .01〜1%のジェラン、0.01〜1%の脱アセチル化キサンタン、0.01〜1%のキレート剤、及び0.01〜1%のカルシウム塩を含むゼリーを使用して、チャンクゼリー食品組成物を製造することを備える、チャンクゼリー食品組成物の消化率を改善するための方法。
  17. 前記ゼリーが、0.01〜1%のグァーを更に含む、請求項16に記載の方法。
  18. チャンクとゼリーとの比が25:75〜60:40であるチャンクゼリーを含有し、前記ゼリーが、0.01〜1%のジェラン、0.01〜1%の脱アセチル化キサンタン、0.01〜1%のキレート剤、及び0.01〜1%のカルシウム塩を含むチャンクゼリー食品組成物を、動物に給餌することを備える、チャンクゼリー食品組成物を摂取する動物の糞の質及び硬さを改善するための方法。
  19. 前記ゼリーが、0.01〜1%のグァーを更に含む、請求項18に記載の方法。
  20. 請求項1に記載のチャンクゼリー食品組成物と、ラベルとを含むパッケージであって、
    前記ラベルが、前記パッケージに添付されており、
    前記ラベルが、前記パッケージの内容物が有益な特性のチャンクゼリー食品組成物を含有することを示す、1つ若しくは複数の単語、写真、図柄、頭字語、スローガン、表現若しくは他の工夫、又はこれらの組合せを有する、パッケージ。
  21. 前記有益な特性が、均等なチャンクの分布、改善された糞の質及び硬さ、改善された消化率、又は改善されたおいしさである、請求項20に記載のパッケージ。
  22. .01〜1%のジェラン、0.01〜1%の脱アセチル化キサンタン、0.01〜1%のキレート剤、及び0.01〜1%のカルシウム塩を含むゼリーを使用して、チャンクゼリー食品組成物を製造することを備える、チャンクゼリー食品組成物のおいしさを改善するための方法。
  23. 前記ゼリーが、0.01〜1%のグァーを更に含む、請求項22に記載の方法。
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