JP2018505357A - 分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニング、ライニングホルダにおけるブレーキライニングの配置構造、およびライニングホルダに留められるブレーキライニングを操作する方法 - Google Patents

分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニング、ライニングホルダにおけるブレーキライニングの配置構造、およびライニングホルダに留められるブレーキライニングを操作する方法 Download PDF

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Abstract

レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニングは、1つのライニングキャリア(2)と、ライニングキャリア(2)に配置される複数のグループ要素(4,4’)と、を備え、グループ要素(4)の各々は、1つのキャリア薄板(5)と、キャリア薄板(5)に配置される複数のライニング要素(41,42)とからなり、それぞれのキャリア薄板(5)には、少なくとも2つの異なる大きさの摩擦面(A1,A2)を有するライニング要素(41,42)が配置されており、ライニング要素(41,42)は、その全面において、少なくとも大凡、1つの円環セクタ内に配置されており、互いに異なる少なくとも2つの第1および第2のグループ要素(4,4’)が、ライニングキャリア(2)に配置されており、第1のグループ要素(4)では、大きい方の摩擦面(A1)を有するライニング要素(41)の数が、小さい方の摩擦面(A2)を有するライニング要素(42)の数より多く、第2のグループ要素(4’)では、大きい方の摩擦面(A1)を有するライニング要素(41)の数が、小さい方の摩擦面(A2)を有するライニング要素(42)の数より少なく、第1のグループ要素(4)は、円環セクタを含む仮想の円の中心に関して半径方向で第2のグループ要素(4’)より外側に、ライニングキャリア(2)に配置されている。さらに本発明は、レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキのライニングホルダ(3)における、レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニング(1)の配置構造、およびレール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダ(3)に留められる、レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニング(1)を操作する方法に関する。

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の、レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ(Teilbelag−Scheibenbremse)用のブレーキライニング、レール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダにおけるこのようなブレーキライニングの配置構造、およびレール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダに留められるブレーキライニングを操作する方法に関する。
本発明の前提としてのブレーキライニングは、欧州特許第0784761号明細書(EP 0 784 761 B1)に記載されている。欧州特許第0784761号明細書に記載のブレーキライニングでは、全フェーシング面が、複数の小さなライニング要素に分割され、レール車両のディスクブレーキのキャリパレバーの締結力が、これらのライニング要素へ静定的に伝達されることで、このディスクブレーキのブレーキディスクへの極めて均等な入熱が達成される。
その際、キャリパレバーの力は、ブレーキライニングが留められたライニングホルダから、ライニング要素が留められたライニングキャリアのそれぞれの半部に均等に分割される。
キャリパレバーの、ライニングキャリアのこのような半部に作用する力は、この公知のブレーキライニングでは、ライニングキャリアに支持されるそれぞれ3つのキャリア薄板を介して支持される。その際、力は、すべてのキャリア薄板に均等に荷重がかかるように分割される。他方、キャリア薄板の各々は、キャリパレバーにより及ぼされる力を、再び均等に、このようなキャリア薄板に支持されるライニング要素に分割する。
球面軸受を介してライニング要素が保持されるキャリア薄板のこのような配置構造は、以下では、グループ要素と称する。
これらのグループ要素、さらには、1つのこのようなグループ要素の3つのライニング要素は、ライニング要素が制動動作時に当接するブレーキディスクに関してそれぞれ異なる軌道円直径上に位置する。
それぞれ異なる軌道円直径上にライニング要素をこのように位置決めしたことで、ブレーキディスク上でのライニング要素の滑動速度の大きさも、それぞれ異なっている。
それぞれ異なる滑動速度に起因して、ライニング要素の面圧が同じであれば、ライニング要素の摩耗がそれぞれ異なる速さで進行し、ひいては、キャリア薄板、それどころかライニングホルダ全体の傾斜姿勢が生じてしまうことがある。
その際、キャリア薄板上でのライニング要素の支持は、ライニング要素が面にわたって一定の面圧でブレーキディスク上に載置されるように構成されている。
しかし、要素面上の局所的な滑動速度は一定ではないので、ライニング要素の各々も、偏摩耗あるいは傾斜摩耗する傾向がある。
1つのライニング要素内あるいは1つのグループ要素内の偏摩耗が過大となると、ライニング要素がキャリア薄板に、あるいはキャリア薄板がライニングキャリアに片当たりすることになりかねない。これにより、所望される均等な力の分割は、損なわれ、これにより、ブレーキライニングの当たりは悪化してしまう。
その際、ディスクブレーキの性能は、とりわけ、ブレーキディスクの摩擦面上に生じる表面温度により制限されている。これにより、表面温度が過度に高いとき、熱き裂が成長して、許容できない大きさまで達してしまうことがあり、これにより、ブレーキディスクの交換が必要となる。
ブレーキディスク上の表面温度の変動が大きければ大きいほど、ブレーキディスクが制動中に損傷せずに受容できる熱エネルギは、小さくなる。これに応じて、最適に構成されたブレーキライニングは、比較的大きな温度差(例えばホットスポット)を表面上に発生させることなく、熱エネルギを全摩擦面にわたって均等にブレーキディスクに導入するようになっている。
上述の要求を充足すべく、レール車両、特に高速鉄道のブレーキライニングは、大きな手間あるいはコストをかけて構成されており、そのため、消耗品として、このようなレール車両の運転コストのかなりの割合を占めている。
ブレーキライニングの摩耗は、とりわけ、ブレーキライニングとブレーキディスクとの間の面圧と、摩擦ライニング上でのブレーキディスクの滑動速度とに主に依存している:
Figure 2018505357
ここで、
v‘は、摩耗速度、
Pは、面圧、
vは、滑動速度、
α,βは、材料特性値、
である(Saumweber,Gerum:“Grundlagen der Schienenfahrzeugbremse”,Hestra−Verlag)。
上述の理由から、このようなレール車両の運転中、しばしば、ブレーキライニングの偏摩耗が発生する。それゆえ、ブレーキライニングは、ブレーキライニングがもつ摩耗代を使い切ることなく、頻繁に交換されねばならない。
本発明の課題は、存在する摩耗代を最適に利用し、要素または要素群の偏摩耗を理由とするブレーキライニングの早期の交換を回避し、かつ、均等な当たりの維持により、ライニング要素の摩耗状態に関わらず、ライニング要素からブレーキディスクへの均等な入熱を維持することができるように、ライニング面全体にわたってできる限り均等に進行する摩耗を実現する、レール車両用のブレーキライニング、レール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダにおけるこのようなブレーキライニングの配置構造、およびレール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダに留められるブレーキライニングを操作する方法を提供することである。
上記課題は、請求項1の特徴を有する、レール車両用のブレーキライニング、請求項8の特徴を有する、レール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダにおけるこのようなブレーキライニングの配置構造、および請求項9の特徴を有する、レール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダに留められるブレーキライニングを操作する方法により解決される。
レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニングであって、1つのライニングキャリアと、ライニングキャリアに配置される複数のグループ要素と、を備え、グループ要素の各々は、1つのキャリア薄板と、キャリア薄板に配置される複数のライニング要素とからなり、それぞれのキャリア薄板には、少なくとも2つの異なる大きさの摩擦面を有するライニング要素が配置されており、ライニング要素は、その全面において、少なくとも大凡、1つの円環セクタ(Kreisringsektor:扇形)内に配置されている、本発明に係るブレーキライニングにおいて、互いに異なる少なくとも2つの第1および第2のグループ要素が、ライニングキャリアに配置されている。
その際、互いに異なるグループ要素は、第1のグループ要素では、大きい方の摩擦面を有するライニング要素の数が、小さい方の摩擦面を有するライニング要素の数より多く、第2のグループ要素では、大きい方の摩擦面を有するライニング要素の数が、小さい方の摩擦面を有するライニング要素の数より少ない点において区別される。
その際、第1のグループ要素は、概ねブレーキディスクの回転軸線である円の中心に関して半径方向で第2のグループ要素より外側に、ライニングキャリアに配置されている。
これにより、面圧の、半径方向内側から外側に向かって減少する連続的なプロフィールが生じ、このことは、偏摩耗の傾向を大幅に軽減する。
さらに、この配置構造は、個々のライニング要素をできる限り密に相並んで配置することを可能にする。その際、個々のライニング要素は、互いに適合された輪郭を有し、これにより、できる限り大きな摩擦面が提供され、大きな摩擦面は、ブレーキディスク表面への比較的均等な入熱を提供する。
本発明の有利な実施変化形態は、従属請求項に係る発明である。
本発明の好ましい一実施変化形態において、ライニング要素は、各々のグループ要素の対称平面が、少なくとも大凡、円環セクタを含む仮想の円の中心に関して半径方向で方向付けられているように、キャリア薄板上に配置されており、この円の中心は、ブレーキライニングが組み付けられた状態で、分割ライニング式ディスクブレーキのブレーキディスクの回転軸線に相当する。これにより、一方では、半径方向内側から外側にかけて減少する面圧が達成される。加えて、上述した形での対称平面の方向付けは、ライニング要素の摩擦面の拡大を可能にし、摩擦面の拡大は、ブレーキディスク上のより均等な、ひいてはより低温の表面温度に基づいて、ブレーキライニングの、制動エネルギに関わる摩耗に肯定的に働く。
偏摩耗をさらに減じるべく、別の好ましい一実施変化形態において、1つのグループ要素の、同じ大きさの摩擦面を有するライニング要素の少なくとも2つは、少なくとも大凡、円環セクタの仮想の第1の円周上に、かつこのグループ要素の少なくとも1つのライニング要素は、少なくとも大凡、円環セクタの仮想の第2の円周上に、キャリア薄板を介してライニングキャリアに配置されている。
本発明の好ましい一実施変化形態において、グループ要素の各々は、3つのライニング要素を有する。
ライニングの均等な当たりをさらに促進すべく、第1のグループ要素の、大きい方の摩擦面を有するすべてのライニング要素は、少なくとも大凡、円環セクタの共通の仮想の第1の円周上に配置されている。
同様のことは、好ましくは、第2のグループ要素の、小さい摩擦面を有するすべてのライニング要素にも当てはまり、少なくとも大凡、円環セクタの共通の仮想の第3の円周上に配置されている。
大きい方の摩擦面を有するライニング要素に対する、小さい方の摩擦面を有するライニング要素の面積比が、0.7〜0.9、特に好ましくは0.81〜0.83であると、特に有利であることが判っている。
その際、レール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダにおける、レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキのブレーキライニングの本発明に係る配置構造は、上述のように形成されるブレーキライニングを特徴とする。
以下に、本発明の実施例について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
ライニングホルダに固定された本発明に係るブレーキライニングの一実施変化形態の斜視図である。 図1に示したブレーキライニングの斜視分解立体図である。 異なる大きさのライニング要素を有するグループ要素を備える本発明に係るブレーキライニングの一実施変化形態の平面図である。 異なる大きさのライニング要素を有するグループ要素を備える本発明に係るブレーキライニングの一実施変化形態の平面図である。 1つのグループ要素の斜視図である。
以下の図面の説明中、上、下、左、右、前、後等の概念は、専ら、ブレーキライニング、ライニング要素、キャリア薄板、ライニングキャリア、ライニングホルダその他の部材の、それぞれの図で選択した例示的な図示および位置に関するものである。これらの概念は、限定的に解すべきものではない。すなわち、様々な作業位置または鏡面対称の設計等により、これらの関係は、変化することがある。
図1に、符号1を付して、本発明に係るブレーキライニングの一実施変化形態全体を示している。レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキのブレーキライニングは、この場合、使用中、レール車両のライニングホルダ3に固定される。
図1ないし4に看取可能であるように、レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ用のこのようなブレーキライニングは、ライニングホルダ3に固定可能な1つのライニングキャリア2と、このライニングキャリア2に配置される複数のグループ要素4,4’とを備える。
その際、これらのグループ要素4,4’の各々は、主として1つのキャリア薄板5と、このキャリア薄板5に支持される複数のライニング要素41,42とからなる。
図2および5に示したように、ライニング要素41,42は、キャリア薄板5に好ましくは球面支持されている。キャリア薄板5自体も、ライニングキャリア2に好ましくは球面支持されている。
好ましくは、図3に例示したように、それぞれ3つのライニング要素41,42が、1つのキャリア薄板5に配置されている。
この場合、ライニングキャリア2におけるキャリア薄板5を介したライニング要素41,42の支持は、ライニング要素41,42をブレーキディスク(図示せず)に圧着させたときの締結力Fにより発生されるライニング要素41,42の面圧Pが、ブレーキディスクの回転軸線に関して半径方向で、ブレーキディスクの回転軸線からライニング要素41,42までの間隔が増すにつれ減少するように行われる。
キャリア薄板5は、キャリア薄板5をライニングキャリア2に球面支持する支持要素56を有し、支持要素56は、好ましくは球冠として形成され、その中央部から突出するカム57を備えて形成されており、それぞれの支持要素56は、ライニングキャリア2のプレート21の、ライニングホルダ3から背離した面に、それぞれの支持要素56に対応するように成形された球面状の空所22内に収まる。キャリア薄板のカム57は、キャリアプレート21の、このために設けられた孔23内を延在する。カム57は、付加的な形状結合によって、予期しない高い摩擦力または(例えばブレーキディスクにおける損傷による)相応に方向付けられた別の高い力が発生したときでも、支持要素56の、ここでは球体の面として形成される球面状の部分が、ライニングキャリア2の球冠から滑脱してしまわないようにしている。
その際、キャリア薄板5自体は、図5に良好に看取可能であるように、好ましくは、支持要素56から延在するフィンガ51,52,53を備えて形成されており、フィンガ51,52,53内には、ライニング要素41,42の支持要素413,423を収容する凹所54が設けられている。
球面状に成形された支持要素56を介したキャリア薄板5の球面支持部に加え、好ましくは、1つのフィンガ51,52,53の一端に、別のカム55が、キャリア薄板5の、ライニングキャリア2に対応する面に一体成形されており、カム55は、キャリアプレート21の、カム55に対応するように成形された空所25内を延在する。
しかし、キャリア薄板5をこれとは別の形状にデザインすることも可能である。重要なことは、ライニングキャリア2に対する傾倒運動が可能であるようにキャリア薄板5を構成することである。
その際、これらの凹所54は、凹所54の、キャリアプレート21から背離し、ライニング要素41,42に対面した側で、球面状に成形されている。この凹所の球面状の部分の中央部には、貫通穴が設けられており、この貫通穴を通して、ライニング要素41,42の支持要素413,423は、ライニングキャリア2内にこのために設けられた空所22内へ延在し、空所22内でばね弾性的にばね要素43、例えば皿ばねまたは成形ばね(Formfeder)の形態のばね要素43により留められている。
ブレーキディスクの回転軸線に関して半径方向で遠く離れたライニング要素41に対する半径方向の間隔hは、半径方向でブレーキディスクの回転軸線からより近いライニング要素42のための凹所54に対する間隔hより小さい。
良好に図3に看取可能であるように、ライニング要素41,42は、各々のグループ要素4,4’の対称平面Sが、少なくとも大凡、この円環セクタ(扇形)を含む仮想の円の中心に関して半径方向に方向付けられて延在するように、キャリア薄板5上に配置されている。
その際、この円の中心は、ブレーキライニング1が分割ライニング式ディスクブレーキに組み付けられた状態で、ブレーキディスクの回転軸線に相当する。
さらに図2および3に良好に看取可能であるように、ライニングキャリア2には、互いに異なる2つのグループ要素4,4’が配置されている。
その際、第1のグループ要素4は、摩擦面Aを有するライニング要素41を2つ有し、ライニング要素41の摩擦面Aは、第3のライニング要素42が有する摩擦面Aより大きい。
図3および4にさらに看取可能であるように、1つのグループ要素4,4’のライニング要素41,42のうちの2つは、少なくとも大凡、円環セクタの仮想の第1の円周Dあるいは第3の円周D上に、かつ1つのグループ要素4,4’の少なくとも1つのライニング要素42,41は、少なくとも大凡、円環セクタの仮想の第2の円周D上に、それぞれのキャリア薄板5を介してライニングキャリア2に配置されている。
原理的には、3つより多くのライニング要素41,42を有するグループ要素も可能である。
第1のグループ要素4では、大きい方の摩擦面Aを有するライニング要素41の数は、小さい方の摩擦面を有するライニング要素42の数より多い。
第2のグループ要素4’では、大きい方の摩擦面Aを有するライニング要素41の数は、小さい方の摩擦面Aを有するライニング要素42の数より少ない。
図1ないし4に示した実施変化形態では、円環セクタの半径方向で2列のグループ要素4,4’が、ライニングキャリア2に配置されている。
第1のグループ要素4の、大きい方の摩擦面Aを有するライニング要素41は、好ましくはすべて、少なくとも大凡、円環セクタの共通の仮想の第1の円周D上に配置されている。
同様のことは、好ましくは、第2のグループ要素4’の、小さい方の摩擦面Aを有するすべてのライニング要素42にも当てはまり、第2のグループ要素4’の、小さい方の摩擦面Aを有するライニング要素42は、少なくとも大凡、円環セクタの共通の仮想の第3の円周D上に配置されており、この第3の円周Dは、大きい方の摩擦面Aを有するライニング要素41だけが配置された円環セクタの第2の円周Dより半径方向でさらに内側に位置する。
第1のグループ要素4の、小さい方の摩擦面Aを有するそれぞれの第3のライニング要素42と、第2のグループ要素4’の、大きい方の摩擦面Aを有するそれぞれの第3のライニング要素41とは、好ましくはすべて、少なくとも大凡、円環セクタの共通の仮想の第2の円周D上に配置されている。
大きい方の摩擦面Aを有するライニング要素41に対する、小さい方の摩擦面Aを有するライニング要素42の面積比A/Aは、好ましくは、0.7〜0.9である。特に好ましくは、この面積比A/Aは、0.81〜0.83である。
すべてのライニング要素41,42の均等な摩耗速度を達成すべく、1つのキャリア薄板5における異なる大きさのライニング要素41,42の面積比A/Aは、それぞれのライニング要素41,42がライニングキャリア2に配置されている軌道円直径D,Dと、摩耗の法則(Verschleissgesetz)のパラメータαおよびβとにより、
Figure 2018505357
から求められる。
その際、より小さい面圧は、締結力Fがキャリア薄板5のライニング要素41,42に均等に分配されるとき、半径方向外側のライニング要素41において、その大きい方の摩擦面に基づいて生じる。
その際、個々のライニング要素41,42への締結力Fの等分配は、キャリア薄板5におけるライニング要素41,42の配置の好適な選択により実施される。
図3に示したグループ要素4を見ると、面積の同じ両ライニング要素41は、グループ要素4の支持点から半径方向で間隔hを置いて離間している一方、別のライニング要素42は、グループ要素4の支持点から半径方向で間隔hを置いて離間している。
さらに両ライニング要素41は、グループ要素4の支持点とカム55とを通るように引いた対称軸線に関して対称に配置されている。これにより、これらの両ライニング要素41に作用する力は、同じである。
したがって、別のライニング要素42に作用する力に関して、次式:
Figure 2018505357
が成立する。ここで、
Figure 2018505357
とすると、
Figure 2018505357
ライニングキャリア2にキャリア薄板5を介して球面支持される複数のライニング要素41,42を備え、レール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダ3に留められる、レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニング1を操作する、本発明に係る方法は、ブレーキライニング1に締結力を加えたとき、ライニング要素41,42上に作用する面圧が、ブレーキディスクの回転軸線からの半径方向の間隔が増すにつれ減少するように、締結力をライニング要素41,42に分配することを特徴とする。
すべての上述の機能群(ライニング要素41,42、グループ要素4,4’、ブレーキライニング1全体)にわたって、ブレーキディスクの回転軸線からの間隔が増すにつれ、面圧が連続的に減少することで、ライニング要素41,42の偏摩耗の傾向は、大幅に軽減されている。
これにより、ブレーキライニング1のより均等な当たりが、全摩耗高さにわたって達成される。ライニング摩耗が進行しても、ブレーキディスク表面への熱導入は、比較的均等に可能であり、これにより、ブレーキディスクの熱負荷は減少する。
ブレーキディスク上のより均等な、ひいてはより低温の表面温度に基づいて、ブレーキライニングの、制動エネルギに関わる摩耗も、軽減されている。
ライニングホルダ3は、ライニングホルダ3の、ライニングキャリア2から背離した面に、ばねクリップ32と、ばねクリップ32により固定可能なボルト33とを有し、ボルト33は、ライニングホルダ3のプレート31を通して、ライニングキャリア2のプレート21内にこのために設けられた空所24内に係合する。
1 ブレーキライニング
2 ライニングキャリア
21 プレート
22 空所
24 空所
3 ライニングホルダ
31 プレート
32 ばねクリップ
33 ボルト
34 係合突起
4,4’ グループ要素
41 ライニング要素
411 摩擦ライニング
412 ライニングプレート
413 支持要素
42 ライニング要素
421 摩擦ライニング
422 ライニングプレート
423 支持要素
43 ばね要素
5 キャリア薄板
51 フィンガ
52 フィンガ
53 フィンガ
54 凹所
55 カム
56 支持要素
57 カム
摩擦面
摩擦面
円周
円周
円周
間隔
間隔
S 対称平面

Claims (9)

  1. レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニング(1)であって、
    1つのライニングキャリア(2)と、
    前記ライニングキャリア(2)に配置される複数のグループ要素(4,4’)と、
    を備え、
    前記グループ要素(4)の各々は、1つのキャリア薄板(5)と、前記キャリア薄板(5)に配置される複数のライニング要素(41,42)とからなり、
    それぞれの前記キャリア薄板(5)には、少なくとも2つの異なる大きさの摩擦面(A,A)を有するライニング要素(41,42)が配置されており、
    前記ライニング要素(41,42)は、その全面において、少なくとも大凡、1つの円環セクタ内に配置されている、
    ブレーキライニング(1)において、
    互いに異なる少なくとも2つの第1および第2のグループ要素(4,4’)が、前記ライニングキャリア(2)に配置されており、
    前記第1のグループ要素(4)では、大きい方の摩擦面(A)を有する前記ライニング要素(41)の数が、小さい方の摩擦面(A)を有する前記ライニング要素(42)の数より多く、
    前記第2のグループ要素(4’)では、大きい方の摩擦面(A)を有する前記ライニング要素(41)の数が、小さい方の摩擦面(A)を有する前記ライニング要素(42)の数より少なく、
    前記第1のグループ要素(4)は、前記円環セクタを含む仮想の円の中心に関して半径方向で前記第2のグループ要素(4’)より外側に位置するように、前記ライニングキャリア(2)に配置されている、
    ことを特徴とする、分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニング。
  2. 前記ライニング要素(41,42)は、各々の前記グループ要素(4,4’)の対称平面(S)が、少なくとも大凡、前記円環セクタを含む前記仮想の円の前記中心に関して半径方向で方向付けられているように、前記キャリア薄板(5)上に配置されており、前記円の前記中心は、前記ブレーキライニング(1)が組み付けられた状態で、大凡、前記分割ライニング式ディスクブレーキのブレーキディスクの回転軸線に相当することを特徴とする、請求項1記載のブレーキライニング。
  3. 1つのグループ要素(4,4’)の、同じ大きさの摩擦面(A,A)を有する前記ライニング要素(41,42)の少なくとも2つは、少なくとも大凡、前記円環セクタの仮想の第1の円周(D,D)上に、かつ1つのグループ要素(4,4’)の少なくとも1つのライニング要素(42,41)は、少なくとも大凡、前記円環セクタの仮想の第2の円周(D)上に、前記キャリア薄板(5)を介して前記ライニングキャリア(2)に配置されていることを特徴とする、請求項1または2記載のブレーキライニング。
  4. 前記グループ要素(4,4’)の各々は、3つのライニング要素(41,42)を有することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載のブレーキライニング。
  5. 前記第1のグループ要素(4)の、大きい方の摩擦面(A)を有するすべてのライニング要素(41)は、少なくとも大凡、前記円環セクタの共通の前記仮想の第1の円周(D)上に配置されていることを特徴とする、請求項4記載のブレーキライニング。
  6. 前記第2のグループ要素(4’)の、小さい方の摩擦面(A)を有するすべてのライニング要素(42)は、少なくとも大凡、前記円環セクタの共通の前記仮想の第3の円周(D)上に配置されていることを特徴とする、請求項4または5記載のブレーキライニング。
  7. 大きい方の摩擦面(A)を有する前記ライニング要素(41)に対する、小さい方の摩擦面(A)を有する前記ライニング要素(42)の面積比(A/A)は、0.7〜0.9、好ましくは0.81〜0.83であることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載のブレーキライニング。
  8. レール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダ(3)における、レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニング(1)の配置構造であって、前記ブレーキライニング(1)が、請求項1から7までのいずれか1項にしたがって形成されていることを特徴とする、ライニングホルダにおけるブレーキライニングの配置構造。
  9. ライニングキャリア(2)にキャリア薄板(5)を介して球面支持される複数のライニング要素(41,42)を備え、レール車両のブレーキディスクアッセンブリのライニングホルダ(3)に留められる、レール車両の分割ライニング式ディスクブレーキ用のブレーキライニング(1)を操作する方法であって、
    前記ブレーキライニング(1)に締結力を加えたとき、前記ライニング要素(41,42)上に作用する面圧が、前記ブレーキディスク(6)の回転軸線からの半径方向の間隔が増すにつれ減少するように、前記締結力を前記ライニング要素(41,42)に分配する、
    ことを特徴とする、ライニングホルダに留められるブレーキライニングを操作する方法。
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