JP6575489B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

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本発明は、車輪の回転を抑制するディスクブレーキに関するものである。
ディスクブレーキにおいては、アウタパッドにおいて、外周側の部分が内周側の部分より摩耗し易く、インナパッドにおいて、内周側の部分が外周側の部分より摩耗し易いことが知られている。
それに対して、特許文献1の段落[0020]には、「一対のアウタピストン4,4は、アウタブレーキパッド6の中央部からその内縁部6Cに若干寄った位置に対面するようにオフセットして配置されている。一方、図2に破線で示すように、一対のインナピストン3,3は、インナブレーキパッド5の中央部からその外縁部5Cに若干寄った位置に対面するようにオフセットして配置されている。」と記載されている。また、段落[0025]には「・・・インナブレーキパッド5のパッド部材5Bの内縁部5D付近の偏摩耗量が大幅に減少する。」と記載され、段落[0027]には「・・・アウタブレーキパッド6のパッド部材6Bの外縁部6D付近の偏摩耗量が大幅に減少する。」と記載されている。
特開2008−190569
本発明の課題は、特許文献1に記載のディスクブレーキとは異なる構造のディスクブレーキにおいて、インナパッドとアウタパッドとの少なくとも一方の偏摩耗を抑制することである。
課題を解決するための手段および効果
本発明に係るディスクブレーキにおいては、インナパッドのディスクロータとの摩擦面の図心がアウタパッドのディスクロータとの摩擦面の図心よりディスクロータの回転軸線に近い位置とされる。
図心は、インナパッド、アウタパッドの構成要素である摩擦材がディスクロータと接する場合において、摩擦材の重心である。また、図心は、インナパッド、アウタパッドのディスクロータとの摩擦面の断面一次モーメントが0となる点であると考えることもできる。
本ディスクブレーキには、例えば、インナピストンの中心とアウタピストンの中心とが半径方向においてほぼ同じ位置にある場合において、(a) インナパッドの摩擦面の図心がインナピストンの中心と半径方向においてほぼ同じ位置にあり、アウタパッドの摩擦面の図心がアウタピストンの中心より外周側に位置するディスクブレーキ、または、インナパッド、アウタパッドの摩擦面の図心がそれぞれインナピストン、アウタピストンの中心より外周側に位置し、かつ、アウタパッドの摩擦面の図心がインナパッドの図心より外周側に位置するディスクブレーキ、(b) アウタパッドの摩擦面の図心がアウタピストンの中心と半径方向においてほぼ同じ位置にあり、インナパッドの摩擦面の図心がインナピストンの中心より内周側に位置するディスクブレーキ、または、インナパッド、アウタパッドの摩擦面の図心がそれぞれインナピストン、アウタピストンの中心より内周側に位置し、かつ、インナパッドの摩擦面の図心がアウタパッドの図心より内周側に位置するディスクブレーキ、(c)インナパッドの摩擦面の図心がインナピストンの中心より内周側に位置し、かつ、アウタパッドの摩擦面の図心がアウタピストンの中心より外周側に位置するディスクブレーキ等が含まれる。(a)のディスクブレーキが作動させられた場合には、アウタパッドにおいて、外周側の部分の面圧が内周側の部分の面圧より小さくなる。そのため、アウタパッドの偏摩耗を抑制することができる。(b)のディスクブレーキが作動させられた場合には、インナパッドにおいて、内周側の部分の面圧が外周側の部分の面圧より小さくなる。そのため、インナパッドの偏摩耗を抑制することができる。(c)のディスクブレーキにおいては、インナパッド、アウタパッド両方の偏摩耗を抑制することができる。
以上のことから、本発明に係るディスクブレーキにおいて、アウタパッド、インナパッドの少なくとも一方の偏摩耗を抑制することができる。
また、本発明に係るディスクブレーキにおいては、インナピストンの中心とアウタピストンの中心とをずらす必要性が低いため、キャリパの設計変更の必要性が低くなり、その分、コストアップを抑制することができる。
なお、本発明に係るディスクブレーキの構造は特許文献1に記載されていない。
本発明の一実施形態に係るディスクブレーキのアウタパッド、インナパッドの摩擦材の正面図である。 上記ディスクブレーキの作動状態において、インナパッド、アウタパッドに作用する面圧分布を概念的に示す図である。 上記ディスクブレーキの断面図である。 上記ディスクブレーキにおいて、インナパッド、アウタパッドの摩擦材に偏摩耗が生じる理由を説明するための図である。
発明の実施形態
以下、本発明の一実施形態に係るオポーズド型(対向ピストン型と称することもできる)のディスクブレーキについて、図面に基づいて詳細に説明する。
ディスクブレーキ10は、図3に示すように、(a)回転軸線Pの周りに、車輪(図示省略)と一体的に回転させられるディスクロータ12と、(b)ディスクロータ12の外周縁を跨ぐ状態で配設されたキャリパ14とを含む。キャリパ14にはアーム15が設けられ、アーム15を介して非回転体であるナックルアーム(図示省略)に取り付けられる。
キャリパ14の、ディスクロータ12の内側、外側には、それぞれ、インナパッド16、アウタパッド18が、回転軸線Pと平行な方向に移動可能に保持される。インナパッド16、アウタパッド18は、それぞれ、摩擦材16a、18aと、裏板16b、18bとを備える。
また、キャリパ14の、ディスクロータ12の内側、外側の部分には、それぞれ、シリンダボア20,22が形成され、それぞれ、インナピストン24、アウタピストン26が液密かつ摺動可能に嵌合される。シリンダボア20,22の内部は、それぞれ、液圧室30,32とされ、図示しないマスタシリンダ等を含む液圧源が接続される。
なお、本実施例においては、インナピストン24、アウタピストン26は、それぞれ、ディスクロータ12の周方向に隔てて2つずつ設けられる(図1参照)。
また、キャリパ14、インナピストン24、アウタピストン26、液圧室30,32等により押付機構が構成される。
以上のように構成されたディスクブレーキ10において、液圧室30,32に液圧が供給されると、図4に示すように、その液圧に応じた力により、インナピストン24、アウタピストン26がそれぞれ前進させられ、インナパッド16、アウタパッド18の摩擦面16s、18s(図2参照)が、それぞれ、ディスクロータ12に押し付けられる。ディスクブレーキ10が作動させられ、車輪の回転が抑制される。
一方、キャリパ14のインナ側、アウタ側には、それぞれ、液圧に応じた力と逆向きの反力Fin、Foutが作用する。これら反力Fin,Foutにより、キャリパ14には、アーム15のナックルアームとの固定部Sの周りに矢印Q方向のモーメントが作用し、Q方向に回動させられる。
そのため、図4に示すように、アウタパッド18においては、外周側の部分Raが内周側の部分Rbよりディスクロータ12に強く押し付けられ、インナパッド16においては、内周側の部分Rbが外周側の部分Raより強く押し付けられる。その結果、アウタパッド18の摩擦材18bにおいては外周側の部分Raが内周側の部分Rbより摩耗し易く、インタパッド16の摩擦材16bにおいては内周側の部分Rbが外周側の部分Raより摩耗し易くなるのであり、偏摩耗する。
そこで、本実施例においては、図1,2に示すように、インナパッド16のディスクロータ12との摩擦面16sの図心、換言すれば、インナパッド16の摩擦材16aの図心Ginを、アウタパッド18のディスクロータ12との摩擦面18sの図心、換言すれば、アウタパッド18の摩擦材18aの図心Goutより回転軸線Pに近い位置とするとともに、アウタパッド18の摩擦材18aの図心Goutをアウタピストン26の中心Coutより外周側の位置とし、インナパッド16の摩擦材16aの図心Ginをインナピストン24の中心Cinをより内周側の位置とした。
本ディスクブレーキが作動させられた場合には、インナパッド16においては、図心Ginより外周側の部分を中心としてインナピストン24によって押し付けられ、アウタパッド18においては、図心Goutより内周側の部分を中心としてアウタピストン26によって押し付けられる。そのため、インナパッド16において、内周側の部分Rbの面圧が小さくなり、アウタパッド18において外周側の部分Raの面圧が小さくなる。アウタパッド18の摩擦材18aの外周側の部分Raの摩耗が抑制され、インタパッド16の摩擦材16aの内周側の部分Rbの摩耗が抑制され、それにより、アウタパッド18、インナパッド16の両方の偏摩耗を抑制することができる。
また、アウタピストン26の中心Coutとインナピストン24の中心Cinとは半径方向の同じ位置とすることができ、その結果、キャリパ14の設計変更の必要性が低くなり、その分、コストアップを抑制することができる。
なお、上記実施例は、ディスクブレーキがオポーズド型のものであったが、キャリパ浮動型のディスクブレーキにも適用することができる。また、本ディスクブレーキにおいて、アウタピストン26の中心Coutをインナピストン24の中心Cinより内周側に位置するようにすることもできる。さらに、インナピストン24、アウタピストン26をそれぞれ2つずつ設けることは不可欠ではなく、1つずつでもよい等、本発明は、上述に記載の態様の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。
12:ディスクロータ 16:インナパッド 18:アウタパッド 16a、18a:摩擦材 24:インナピストン 26:アウタピストン
特許請求可能な発明
以下の各項において、特許請求可能な発明について説明する。
(1)回転軸線回りに回転可能なディスクロータの内側に配設されたインナパッドおよび前記ディスクロータの外側に配設されたアウタパッドと、
それらアウタパッドおよびインナパッドを、それぞれ、前記ディスクロータに押し付ける押付機構と
を含むディスクブレーキであって、
前記インナパッドの前記ディスクロータとの摩擦面の図心が前記アウタパッドの前記ディスクロータとの摩擦面の図心より前記ディスクロータの回転軸線に近い側に位置することを特徴とするディスクブレーキ。
インナパッド、アウタパッドが、それぞれ、裏板と摩擦材とを有する場合には、それぞれ、摩擦材においてディスクロータと摺接する。そのため、インナパッド、アウタパッドのディスクロータとの摩擦面は、それぞれ、摩擦材のディスクロータに対向する面である。
(2)前記押付機構が、
前記ディスクロータを跨いで設けられたキャリパと、
そのキャリパの前記ディスクロータの内側に配設され、前記インナパッドを前記ディスクロータに押し付けるインナピストンと、
前記キャリパの前記ディスクロータの外側に配設され、前記アウタパッドを前記ディスクロータに押し付けるアウタピストンと
を含み、
前記インナパッドの前記摩擦面の図心が前記インナピストンの中心より内周側に位置し、前記アウタピストンの前記摩擦面の図心が前記アウタピストンの中心より外周側に位置する(1)項に記載のディスクブレーキ。
(3)前記インナピストンと前記アウタピストンとが、それぞれ、前記キャリパに、前記ディスクロータの両側に、周方向に隔てて2個ずつ配設された(2)項に記載のディスクブレーキ。
(4)回転軸線回りに回転可能なディスクロータの両側にそれぞれ配設されたインナパッドおよびアウタパッドと、
前記ディスクロータの両側にそれぞれ配設され、前記インナパッドを前記ディスクロータに押し付けるインナピストンおよび前記アウタパッドを前記ディスクロータに押し付けるアウタピストンと
を含むディスクブレーキであって、
前記インナパッドの前記摩擦面の図心が前記インナピストンの中心より内周側に位置し、前記アウタピストンの前記摩擦面の図心が前記アウタピストンの中心より外周側に位置することを特徴とするディスクブレーキ。
なお、特許文献1に図心に関する記載はない。そのため、本項に記載のディスクブレーキは特許文献1に記載されていない。また、本項に記載のディスクブレーキには、(1)項ないし(3)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。

Claims (2)

  1. 回転軸線回りに回転可能なディスクロータの内側に配設されたインナパッドおよび前記ディスクロータの外側に配設されたアウタパッドと、
    これらアウタパッドおよびインナパッドを、それぞれ、前記ディスクロータに押し付ける押付機構と
    を含むディスクブレーキであって、
    前記インナパッドの前記ディスクロータとの摩擦面の図心が前記アウタパッドの前記ディスクロータとの摩擦面の図心より前記ディスクロータの回転軸線に近い側に位置し、
    前記押付機構が、
    前記ディスクロータを跨いで設けられたキャリパと、
    そのキャリパの前記ディスクロータの内側に配設され、前記インナパッドを前記ディスクロータに押し付けるインナピストンと、
    前記キャリパの前記ディスクロータの外側に配設され、前記アウタパッドを前記ディスクロータに押し付けるアウタピストンと
    を含み、
    前記インナパッドの前記摩擦面の図心が前記インナピストンの中心より内周側に位置し、前記アウタパッドの前記摩擦面の図心が前記アウタピストンの中心より外周側に位置する請求項1に記載のディスクブレーキ。
  2. 回転軸線回りに回転可能なディスクロータの両側にそれぞれ配設されたインナパッドおよびアウタパッドと、
    前記ディスクロータの両側にそれぞれ配設され、前記インナパッドを前記ディスクロータに押し付けるインナピストンおよび前記アウタパッドを前記ディスクロータに押し付けるアウタピストンと
    を含むディスクブレーキであって、
    前記インナパッドの前記摩擦面の図心が前記インナピストンの中心より内周側に位置し、前記アウタパッドの前記摩擦面の図心が前記アウタピストンの中心より外周側に位置することを特徴とするディスクブレーキ。
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