JP2018504881A - 流体冷却ティースを備えた電気機械ステータ - Google Patents

流体冷却ティースを備えた電気機械ステータ Download PDF

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Abstract

電気機械ステータのティースを冷却するシステム。ステータは、複数のラミネーションから形成されるステータコアを含む。各層は、複数のバックアイアン開口、ティースチップ開口、細長い開口を有する。ラミネーションがステータコアに組み立てられたとき、バックアイアン開口はバックアイアン入口流路およびバックアイアン出口流路を形成するように整列され、ティースチップ開口はティースチップ冷却流路を形成するよう整列される。冷却流体は、例えば、バックアイアン入口流路を通じて軸方向に、細長い開口を通じて方位角方向および半径方向内向きに、および、もう1つの細長い開口を通じてバックアイアン出口流路に流れる。【選択図】図3

Description

本発明に係る実施形態の1または複数の態様は、電気機械に関し、特に電気機械ステータの冷却システムに関する。
連続出力質量比(比出力)は、電気モータ、特に電気およびハイブリッド車に電力を供給するための電気モータにとり重要な測定規準(metric)である。このパラメータが増加するにつれて、所定のレベルの性能を維持しながらモータ質量を低減することができる。これにより、直接的にも間接的にも経済的利益がもたらされる。動力はトルク×速度(rpm)に等しいので、高い比出力は、高いシャフト速度と単位質量あたりの高トルク(高比トルク)の組み合わせによって達成される。電流およびコア磁気周波数はシャフト速度に比例し、磁気損失はこれらの周波数の2乗でほぼ増加するから、コア損失は速度が増加するにつれて急速に増大する。同様に、巻線損失はトルクの2乗にほぼ比例するので、この損失成分はトルクが増加すると急速に増大する。その結果、高い比出力装置の動作は、コアおよび巻線の両方に対する効率的な熱除去によって達成することができる。
巻線温度がコア温度を超えると、上昇した巻線温度により巻線損失が増加する。したがって、巻線ホットスポット温度およびステータ内の全損失に関係した測定規準(metric)が定義できる。測定規準であるステータの熱抵抗は、ステータ巻線の最も熱い部分と冷却媒体(例えば入口冷却材)との温度差を、ステータの全放熱量で除した商として定義される。ステータの熱抵抗が低下すると、機械全体の連続出力能力、したがって連続定格出力が増加する。このように、ステータ熱抵抗が低ければ、高い比出力を達成するのに役立つ。
関連技術の液冷式ステータでは、アクティブコアは液体冷却エンクロージャ(liquid cooled enclosure)内に収容されてもよく、巻線はスロットライナーおよび電気絶縁ワニス(electrical varnish)を介してコアから電気的に絶縁されてもよい。巻線内で発生した熱は、エンクロージャ内を流れる冷却材に達する前に、電気絶縁ワニスおよびスロットライナーのような、熱抵抗を加える1連の要素を通って流れるように制限することができる。電気絶縁ワニスとスロットライナーの両方が、大きな熱抵抗をもたらすことがある。熱はコアティースが受け取り、バックアイアンを通って半径方向に流れ、エンクロージャに流れる。
大径の機械では、ティースの熱抵抗とバックアイアンの熱抵抗の両方が重要な場合がある。コアとエンクロージャとの間の接触面は、エンクロージャ自体の材料であってもよいし、抵抗要素であってもよい。追加の抵抗要素は、エンクロージャの内表面から冷却材への熱伝達に関連する。このような熱抵抗素子の組み合わせは、モータの性能を制限する。ロータは、ステータと、伝導、対流、および輻射熱伝達によって熱交換するので、ステータの温度、特にステータティースチップ(stator teeth tips)の温度は、ロータに影響を及ぼすおそれがある。
このように、電気モータのステータを冷却するための改良されたシステムが必要である。
本発明の一実施形態によれば、軸を有する電気機械ステータであって、各層がバックアイアン部と複数のティースとを有する複数の層を有するステータコアと、前記複数の層のうちの第1の層の複数のティースのうちの1つのティースとを備え、該1つのティースは、流体流路の第1の部分を形成する第1の開口を有する、電気機械ステータが提供される。
一実施形態では、第1の層に隣接する層は、第1の開口と重なり合う開口を有する。
一実施形態では、流体流路の第1の部分は、ティース(tooth)内で半径方向に延びる。
一実施形態では、流体流路の第1の部分は、軸方向の寸法(dimension)を有し、その寸法は前記複数の層のうちの1層の厚さに等しい。
一実施形態では、流体流路の第1の部分は、軸に対して半径方向成分を有する方向の第1のセグメントと、軸に対して方位角成分(azimuthal component)を有する方向の第2のセグメントとを有する。
一実施形態では、ステータコアは総体積を有し、ステータコアは、複数の流体流路を有するとともに、該流体流路には、全流体接触面積を有する流体流路が含まれており、総体積を全流体接触面積で除した商は1インチ(25.4ミリメートル)未満である。
一実施形態では、第1の層は第2の開口を有しており、該第2の開口は第1の開口の鏡像形状を有する。
一実施形態では、複数の層のうちの第2の層は、該複数の層のうちの第1の層と同じ形状を有する。
一実施形態では、各層のバックアイアン部は、複数の第2の開口を有し、該第2の開口は隣接する層に重なり合って複数の実質的に軸方向、複数の流体通路(fluid passages)を形成する。
一実施形態では、前記第1の開口は前記第2の開口の1つと重なり合う。
一実施形態では、ステータは、フローディレクタ(flow director)を備え、該フローディレクタは前記複数の実質的に軸方向の流体通路のサブセット(subset)に対して流体を流入または流出させるように構成されたフローディレクタを含む。
一実施形態では、前記フローディレクタは、前記ステータコアの1端側の層である。
一実施形態では、流体流路は、複数の層の第1のサブセットのバックアイアン部を通る第1の軸方向セグメントと、第1の層のバックアイアン部の第1の方位角セグメント(azimuthal segment)と、流体流路の前記第1の部分である第1の半径方向セグメントと、複数の層の第2のサブセットのそれぞれの各ティースを貫通して延びる第2の軸方向セグメントと、複数の層の第2の層の1つのティース内の第2の半径方向セグメントと、第2の層のバックアイアン部の第2の方位角セグメントと、複数の層の第3のサブセットのバックアイアン部を通る第3の軸方向セグメントとを含む。
一実施形態では、複数の層は、複数のラミネーションである。
一実施形態では、複数の層は、エッジ巻回ストリップ(an edge-wound strip)の複数のターン(turns)である。
一実施形態では、複数の層は、フェイス巻回ストリップ(a face-wound strip)の複数のターンである。
一実施形態では、複数のティースのティースは、ストリップの第1の端部ではストリップの第2の端部よりも狭く、ストリップの第1の端部において隣接するティースの間のスロットの幅は、ストリップの第2の端部において隣接するティースの間のスロットの幅と同じである。
一実施形態では、複数の層の各層の複数のティースの各ティースは、前記バックアイアン部から半径方向内向きに延びる。
一実施形態では、前記複数の層の各層の前記複数のティースの各ティースは、前記バックアイアン部から半径方向外向きに延びる。
一実施形態では、さらに、ステータ巻線と、約0.4W/m/℃より大きい熱伝導率を有する電気絶縁性樹脂とを備え、該樹脂が、約10%未満の空隙(a void fraction)、前記ステータコアと前記ステータ巻線との間の空間、および/または前記複数の層のうちの1対の隣接する層の間の隙間を充填する、電気機械である。
一実施形態では、電気機械は、前記複数の層の2つの隣接する層の間の隙間にシーリング剤(a sealing compound)をさらに含む。
一実施形態では、複数の層の各層は、複数の開口のうちの1つの開口を、それぞれのティースの先端に有し、複数の開口は第1の開口を含み、複数の開口の開口は重なり合って流体流路の第2の部分を形成し、流体流路の第2の部分は流体流路の第1の部分を含み、流体流路の第2の部分は実質的に軸方向である。
一実施形態では、複数の層のすべての層が同一であり、複数の層の各層が隣接する層に対して1つのティースのピッチでクロックされる(clocked by one tooth pitch)。
本発明の一実施形態によれば、回転軸を有するロータと、前記ロータの回転軸であるステータ軸を有するステータとを備え、該ステータは、各層がバックアイアン部と複数のティースとを有する複数の層を有するステータコアと、前記複数の層のうちの第1の層の複数のティースのうちの1つのティースは、流体流路の第1の部分を形成する第1の開口を有する、電気機械が提供される。
本発明の一実施形態によれば、ロータと、複数のティースを有するステータコアを有するステータと、前記ステータコアのティースを通って流体を導くための流路手段と、前記流体を前記流路手段に供給するためのポンプ手段とを含む、電気機械が提供される。
これらおよび他の本発明の特徴および利点は、明細書、特許請求の範囲および添付の図面を参照すれば評価され理解されるであろう。
本発明の一実施形態による、電気機械の断面図である。
本発明の一実施形態による、電気機械の別の断面図である。
本発明の一実施形態による、ステータラミネーション(lamination)の平面図である。
本発明の一実施形態による、別のステータラミネーションの平面図である。
本発明の一実施形態による、ステータラミネーションの積層(stack)の斜視分解図である。
本発明の一実施形態による、ステータラミネーションの1部の分解斜視図である。
本発明の一実施形態による、ラミネーションの積層(stack)内のフローパターンの部分斜視図である。
本発明の一実施形態による、巻回前のストリップの1部の平面図である。
本発明の一実施形態による、巻回前のストリップの3つの部分の平面図である。
本発明の一実施形態による、エッジ巻回ストリップから形成されたステータコアの分解図である。
本発明の一実施形態による、フェイス巻回ストリップから形成されたステータコアの分解図である。
発明の一実施形態による、マニホールド構造とともに、フェイス巻回ストリップから形成されたステータコアの分解図である。
本発明の一実施形態による、マニホールド構造およびエンドターン冷却要素とともに、フェイス巻回ストリップから形成されたステータコアの分解図である。
図2A〜図2Bおよび図5A〜図5Bの各図は、それぞれの実施形態の縮尺通りに描かれている。
添付の図面に関連した下記の詳細な説明は、本発明が提供する横方向液体冷却ティース(transverse liquid cooled teeth)を備えた電気機械ステータの例示的な実施形態の説明のためのものであって、本発明が構築され利用可能な唯一の形態を表わすものではない。詳細な説明は、図示の実施形態に関連して本発明の特徴を説明するものである。本発明の精神および範囲内に包含されることが意図された異なる実施形態によっても、同じまたは同等の機能および構成が達成できることが理解されるべきである。
本明細書の他の場所に示すように、同様の要素番号(同じ符号)は同様の要素または特徴を示すことを意図している。
本発明のいくつかの実施形態は、冷却材に対する巻線全体の熱抵抗(overall winding to coolant thermal resistance)が大幅に低減されるように、熱抵抗を除去または低減し、それによって、連続比出力の大幅な増加を可能にする。より具体的には、いくつかの実施形態では、熱伝達通路の長さが非常に小さい値に保持されるように、また、冷却液の水頭損失も比較的低い値に維持されるように、冷却材がステータコアのティース内に導入される。
図1Aに示すように、一実施形態では、ステータは、磁気ステータコア102と、巻線104と、入口マニホールド106と、出口マニホールド108とからなる。次に、ステータコア102は、積層された内部ラミネーション110と端部ラミネーション112とからなる。(ステータコアのバックアイアンにおける)バックアイアン開口130が重なり合ってバックアイアン流路132を形成する。図1Aの断面図は、ステータコア102の上部の巻線スロットを通り、ステータコア102の下部の反対側の巻線スロットを通る断面を示す。
図1Bは、ステータコア102の上部のティース120の中心を通り、ステータコア102の下部の反対のティースの中心を通る断面図である。図1Bには、複数の細長い開口122が、断面にて示されており、該細長い開口122のそれぞれが1つのラミネーションの位置でステータティースの中へ半径方向に延びる。さらに、細長い開口122のうちの1つの半径方向部分を含まない各ティースは、ティースチップ開口126を含む。内側のラミネーション110が積層されたときに、ティースチップ開口126が整列し、軸方向のティースチップ流路128が形成される。
本明細書で使用されるように、回転モータのためのステータの「軸」(axis)は、そのようなステータとともに使用されるロータの回転軸であり、「軸」(axial)方向とは、この軸と平行である。図1Aおよび図1Bの実施形態は、ステータの内側にロータを有するモータを示す。他の実施形態では、該ステータはロータの内側にあってもよい。
ステータ内の流路は、流体流路として機能することができる。冷却流体が流路を循環してステータを冷却することができる。冷却流体または「冷却材」(coolant)は、(例えば、冷却流体ポンプから)冷却入口144でモータに供給されてもよく、(例えば、熱交換器を介して冷却流体容器に)冷却出口146を通じて戻ってもよい。同じ冷却流体は、冷却回路を通じてロータを冷却してもよく、該冷却回路は、図示のように、ステータ冷却回路と平行であってもよいし、また、図示のように、ロータのシャフトに接続された流体継手を通してロータ内の冷却流路に接続されていてもよい。モータは、例えば、2つの端部ベル148および密閉スリーブ150によってシールされてもよく、その各々は、入口マニホールド106および/または出口マニホールド108に対して密封してもよい。
いくつかの適用においては、モータの機能的要素は、関連する要素の1部であってもよく、またその逆であってもよい。例えば、モータがギアボックスに結合され、ギアボックスを駆動する場合、ギアピニオンは、ロータシャフトの不可欠な部分であってもよいし、対応する軸受が、ギアボックスの1部であってもよい。同様に、流体継手の一方または両方、あるいは、ステータマニホールドの一方または両方が、ギアボックス、インバータ、またはタンデム機械のような外部要素の1部であることも可能である。
一実施形態では、電気機械は、永久磁石ロータを有する永久磁石機械であって、ステータは、本明細書で説明したいくつかまたはすべての特徴を含む。
一実施形態では、電気機械の1部であるか、または電気機械に連結されたギアボックスは、入口マニホールド106または出口マニホールド108、端部ベル、軸受、および/または流体継手を含むか、または支持する。
各マニホールド106,108は、バックアイアン流路132のそれぞれのサブセットと連通するキャビティ134を含む。キャビティ134は、マニホールド材料と冷却材との間の熱伝達を高める熱伝達要素136を含んでもよい。これらの要素は、例えば、フィン、リブ、または流体流路を含む、積層されたラミネーションであってもよく、またはそれらを含んでもよい。各マニホールド106,108は、ガスケット、Oリングまたはシーラントを用いてステータコア102のそれぞれの面にシールされる。一実施形態では、2つのマニホールドは、2つ以上のタイロッド(図示せず)によって一体化される。マニホールドはまた、巻線エンドターン(winding end turns)のための冷却を提供することができる。マニホールドキャビティが、冷却流体との大きな接触面積を有する多層冷却要素を含む場合は、かなり良好な冷却が可能である。
図2Aは、一実施形態における内部ラミネーション110の設計を示す。内部ラミネーション110はそれぞれ、該内部ラミネーション110が積層された(stacked)とき、巻線104を受け取る巻線溝(winding channels)を構成するように整列するラミネーションスロット114を含む。同様に、ラミネーションティース118は、内部ラミネーション110が積層されたときにティース120を形成するように整列する。各第n番目のラミネーションティース118(図2Aの実施形態ではn=4)は、内部ラミネーション110のバックアイアン部124内に延びる細長い開口122を含む。
バックアイアン開口130は、スロットの中心線に沿ってバックアイアン部124内に位置し、積層されたときに軸方向バックアイアン流路132を形成するように整列する。これらのバックアイアン流路132の半分は、一つ置きのバックアイアン流路132(本明細書では「奇数番号」のバックアイアン流路という。)からなり、入口流路として動作し、入口マニホールド106に直接接続してもよい。そして、残りのバックアイアン流路132は、出口流路として動作し、出口マニホールド108に直接接続してもよい。
内部ラミネーション110のいずれかにおいて、細長い開口122の半分は、1つ置きの細長い開口122(本明細書では「偶数番号」の細長いティース開口という。)から構成され、内部ラミネーション110が積層されたときに偶数番号のバックアイアン流路132(バックアイロンの出口流路)と連続した通路を形成するように成形され配置される。同様に、奇数番号の細長い開口122は、内部ラミネーション110が積層されたときに、奇数番号のバックアイアン流路132(バックアイアン入口流路)との連続した通路を形成するように成形され配置される。
図2Aの実施形態において、バックアイアン開口130の数と、細長い開口の数の和は、ティースの数に等しく、したがって全てのティースが冷却される。他の実施形態において、全部よりも少ない数のティースが、例えば、一つ置きのティースや、三番目毎の(二つ置きの)ティースを冷却してもよい。そのような実施形態において、例えば、バックアイアン開口または細長い開口である開口の数の和が、ティースの数の1/2、1/3、または1/4であるように、該開口の数の和が、ティースの数の整数分の1(integer fraction)であってもよい。
図2Bを参照すると、各端部ラミネーション112は、また、バックアイアン部124および複数のティース118、ならびに複数のバックアイアン開口130を含んでいてもよい。そして、該バックアイアン開口130の数は、内部ラミネーション110内のバックアイアン開口の数と、細長い開口の数の総和の半分であってもよい。
端部ラミネーション112は、ステータの入口端部(本明細書では入口端部ラミネーション112という。)において入口端部ラミネーション112のバックアイアン開口130がバックアイアン入口流路と整列するように調整されていてもよい。同様に、ステータの出口端部の端部ラミネーション112(本明細書では出口端部ラミネーション112という。)は、出口端部ラミネーション112のバックアイアン開口130がバックアイアン出口流路と整列するように調整されていてもよい。
内部ラミネーション110および各端部ラミネーション112のそれぞれは、ラミネーションの外縁に確認マーク(witness mark)127を含んでいてもよい。
一実施形態では、各バックアイアン開口130(図2A〜図2B)は0.10インチ×0.10インチ(2.54ミリメートル×2.54ミリメートル)の正方形であり、各確認マーク127(図2A〜図2B)は0.050インチ(1.27ミリメートル)の直径の半円である。
図3は、一実施形態における、2つの端部ラミネーション112の間の複数の内部ラミネーション110の積層を示す。奇数番号および偶数番号の両方の細長い開口122は、ティースチップ開口126を重ね合わせることによって形成されるティースチップ流路128(図4B)と連続している。
一実施形態では、すべての内部ラミネーション110は同一である。この場合、図3に示すように、j+1番目のラミネーションが、j番目のラミネーションに対して時計回り(または反時計回り)に1ティースピッチだけ回転するように積層(stacking)がなされる。端部ラミネーション112は、入口および出口のフローディレクタ(inlet and outlet flow directors)として機能する。
本明細書で使用される「フローディレクタ」は、そのような流路を有する構造内の軸方向バックアイアン流路、あるいは、そのような流路を有する構造内(例えば、以下でさらに詳細に説明するアキシャルギャップステータコア(axial gap stator core)内)の半径方向バックアイアン流路に対して、これら流路の全部ではなく、そのいくつかに対して流体を流入または流出させることを可能にする構造である。
図3の実施形態において、例えば、入口端部ラミネーションは、入口マニホールド106からバックアイアン入口流路にのみ流体を流すものであり、出口端部ラミネーションは、バックアイアン出口流路のみから出口端部マニホールド108へ流体を流すものである。
いくつかの実施形態では、ステータのすべてのラミネーションは同じであり、図2Aに示すような内部ラミネーションの構成を有する。
これらの実施形態において、フローディレクタは、開口のいくつかにおいて(例えば、ティースチップ開口126の全部で、細長い開口122の全部で、およびバックアイアン開口130のサブセットにおいて)、端部ラミネーションの表面に対して(または端部ラミネーションの開口へと)延びるマニホールド流路内に、開口のいくつかを塞ぐための内部突出部を有するマニホールドであってもよい。その結果、流体は、該ラミネーションのバックアイアン開口130と細長い開口122の総数の半分の数の開口を含むバックアイアン開口の1セットのみに流体を流入または流出できることになる。
特に、ステータコア102の入口端部において、第1の端部ラミネーション112(入口端部ラミネーション)は、奇数番号のバックアイアン流路132(バックアイアン入口流路)に冷却流体を流入させる一方、偶数番号の流路に対して流体の流入または流出を阻止する。同様に、ステータコア102の出口端部において、第2の端部ラミネーション112(出口端部ラミネーション)は、偶数番号のバックアイアン流路132(バックアイアン出口流路)から冷却材を流出させる一方、奇数番号の流路に対して冷却材の流入または流出を阻止する。一実施形態では、これら第1の端部ラミネーションおよび第2の端部ラミネーションの両方が、同一である。第2の端部ラミネーション112は、第1の端部ラミネーション112に対して時計回りに(または反時計回りに)1ティースピッチ回転している。入口マニホールド106は、奇数番号のバックアイアン流路132への冷却材の流れを分配するよう機能する。同様に、出口マニホールド108は、偶数番号バックアイアン流路132からの冷却材を集める。図3に示されるように、内部ラミネーション110はそれぞれ、ステータの長さに沿って、先行するラミネーションに対して1ティース分、反時計回りに回転している。
他の実施形態では、連続するラミネーションの向きの変化は、1ティース分より大きくてもよいし、および/または反時計回りではなく、時計回りであってもよい。いくつかの実施形態では、内部ラミネーションのうちのいくつかは、隣接する内部ラミネーションに対して回転しなくてもよい。例えば、k個のラミネーション(kは1より大きい正の整数である)のグループは、互いに整列されてもよく(すなわち、互いに対して回転されない)、また、k個のラミネーションの隣接するグループは、互いに、1または複数のティース分回転していてもよい。例えば、kが2である場合、1対の内部ラミネーションの組が整列され、各細長い開口122は、対の他方のラミネーションの対応する細長い開口122と整列し、2つの細長い開口は、ラミネーションの厚さの2倍の軸方向幅を有する半径方向ティース冷却流路を形成する。
いくつかの実施形態では、内部ラミネーション110のすべてが製造公差内で同一である。これらの実施形態では、内部ラミネーション110の確認マークは、それぞれ、ステータコアの長さに沿って先行するラミネーションに対して時計回りまたは反時計回りに1ピッチ分進むように配置されているので、該確認マークは、組み立てられたステータコアの外表面上において、らせんを形成する。これにより、ラミネーションが正しく組み立てられたことを目視検査によって検証することが可能になる。例えば、どれか1つのラミネーションが、その隣のラミネーションに対して誤ったピッチ分だけ回転していれば、その確認マークは、ラミネーションが適切に整列していれば残りのラミネーションによって形成されるらせんからずれるからである。
他の実施形態では、内部ラミネーション110は、確認マークに加えてアライメントノッチ(alignment notches)を有してもよく、該アライメントノッチは、連続したラミネーションのそれぞれにおいて、細長い開口122のパターンに対して円周上の異なる点に配置してもよい。端部ラミネーション112は、アライメントノッチを有していてもよい。内部ラミネーション110および端部ラミネーション112のアライメントノッチは、内部ラミネーション110および端部ラミネーション112がステータコアの1部として正しく組み立てられたときに、すべてのアライメントノッチが軸方向に整列するように、配置されてもよい。この実施形態では、ラミネーションが互いに結合されている間、および/またはステータ巻線104が固定されている間、内部ラミネーション110および端部ラミネーション112は、正しい方位角整合を達成および維持するために、対応する内部軸方向隆起部(interior axial ridge)を有するハウジングまたは組立治具内に設置される。
図3の実施形態では、数多くの平行な冷却材通路を確立されており、その通路のそれぞれは、軸方向入口流路から入った冷却材で始まり、次に半径方向に進むティース流路を通って、ティースチップ流路を通る短い軸方向通路が続き、それから第2の半径方向ティース流路を通って、隣接するバックアイアン出口流路に接続されている。一実施形態では、巻線とコアの間での低い熱抵抗を達成するために、通常のスロットライナーは、コアスロットに塗布される熱伝導性粉末コーティングによって置き換えてもよい。そして、例えば、熱伝達性エポキシ樹脂のような熱伝達性ポッティング樹脂は、エンドターンを含む巻線のすべての部材の内部で加圧成形してもよい。この組み合わせは、巻線の全ての部分とコアとの間の緊密な熱結合を提供することができる。能動の巻線素子ならびにエンドターンは、冷却され、その結果、巻線のどの部分も臨界的温度を超えることがなく、非常に高い電流密度が維持される。
いくつかの実施形態では、内部ラミネーション110と端部ラミネーション112とは、互いに接合され、接着剤またはシーリング化合物にてシールされる。該接着剤またはシーリング化合物は、組み立てに先立ってラミネーションの表面に塗布されるか、または、組み立て後にステータコアに塗布されてもよく、ラミネーション間の隙間を通じてステータコアから冷却流体が漏れるのを防止する。いくつかの実施形態では、上記の粉末コーティングまたはポッティング樹脂は、結合剤またはシーリング化合物に加えて、またはその代わりに、ステータコアをシールしてもよい。スカベンジポンプ152(図1Aおよび図1B)を使用して、ステータコアまたはロータコアから漏れる冷却流体を再循環させてもよい。いくつかの実施形態では、冷却流体は、自動変速機油(ATF)または変圧器油のような低粘性油である。いくつかの実施形態では、このようにして、冷却材とコアとの間で、低い熱インピーダンスを達成することができる。さらに、コアティースの冷却が提供されるので、ティースの熱抵抗は、サーマル回路全体から実質的に排除することができる。
3相機械では、ティースの数およびスロットの数は6の倍数であってもよい。小型の機械では6本のティースでもよいが、大型の機械では、60本以上のティースを有してもよい。ティースの数が増えるにしたがって、電流高調波は減少するのと同時に、接触エリアの増大と、熱流動の長さの減少により、巻線とコアの間の熱伝達が改善される。
一実施形態では、Nt個のティースがあり(Ntは正の整数である)、内部ラミネーション110それぞれのバックアイアン内の、またはバックアイアン内部へ延びる開口の総数(すなわち、バックアイアン開口130および細長い開口122の総数)もまた、Ntである。これらの半分は、バックアイアンの入口流路を形成するよう機能し、他の半分は、バックアイアン出口流路を形成するよう機能する。内部ラミネーション110のそれぞれにおいて、n番目毎のティースは、冷却材流路として働く細長い開口122を含む。ここで、nは、2とNt/2の間の正の整数であって、Ntを割り切れる数である。内部ラミネーション110のそれぞれにおいて、細長い開口122の半分は、奇数番号のバックアイアン流路132から冷却材を受け取り、冷却材を半径方向内向きに(内向きのティースを有するラジアルギャップステータの場合)ティースチップ流路128へ運ぶ(図4B参照。)。次に、冷却材は、この積層ティースチップ流路を通ってn枚のラミネーション厚に等しい距離だけ軸方向に流れ、それから半径方向外向きに偶数番号の細長い開口122を通って偶数番号のバックアイアン流路132に流れ、最後に軸方向に出口マニホールドに流れる。
t個のティースおよびNLの全内部ラミネーション110を有する実施形態では、(それぞれが細長い開口122によって形成される)半径方向ティース冷却流路のおおよその数は、NL*Nt/nである。これらの流路に関連する総壁面積は重要である可能性がある。例えば、各細長い開口が0.5平方インチ(約323平方ミリメートル)、NL=600、Nt=48、およびn=6である、関連した壁面積を有する一実施形態では、全流体接触面は約0.5×600×48/6=2400平方インチ(約1.55平方メートル)または約17平方フィートである。総流体接触面に対するステータコア体積の比は、1インチ(25.4ミリメートル)未満であってもよい。冷却材流に関連する区画(section)は、比較的大きく、このため流量に対する水頭損失の比を比較的低くすることができる。上記の例で示されているように、熱流動の距離は短くてもよく、ティース要素内の最大の熱流動の長さは約0.10インチ(2.54ミリメートル)であってもよい。ティースチップ開口は、磁性部(magnetic sections)が最小限に減少するように比較的狭くしてもよい。ティースチップ開口の断面は、半径方向のティース冷却流路によって与えられる断面の約2倍にすることができ、その結果、ティースチップ流路による水頭損失は比較的小さくすることができる。nを小さくして、細長い開口の数を増やすと、熱伝達が改善され、磁性部を減らすことができる。これにより、所望のトレードオフ基準が満たされるようにnを選択することができる。
いくつかの実施形態では、内部ラミネーションおよび端部ラミネーションの類似のセットを積層して、ティースとスロットが半径方向外向きに面する「インサイドアウト」モータのためのステータコアを形成する。他の実施形態では、リニア機械用のステータコアは、適切な類似のラミネーションを積層することによって形成される。
図2Aおよび2Bのラミネーションを積層することによって形成されたステータコアは、入口マニホールドと出口マニホールドとの間に多数の平行な流体通路を収容することができ、そのうちの1つを図4Aに示す。該流体通路は、第1の端部ラミネーション112内のバックアイアン開口130を通過する第1の軸方向部分410と、内部ラミネーション110内の第1の細長い開口122に続く第1のL形部分415と、複数のティースチップ開口126を通過する第2の軸方向部分420と、第2の細長い開口122内の第2のL形部分425と、バックアイアン出口流路を形成する複数の重なり合ったバックアイアン開口130を通過する第3の軸方向部分430とを含む。
図4Bには、このような複数の流体通路が、バックアイアン入口流路およびバックアイアン出口流路を含む2つのバックアイアン流路132と、ティースチップ流路128と、それぞれの細長い開口122によって形成された6つのL形流路を示す斜視図で示されている。流体は、バックアイアン入口流路を通って流れ、次いで、3つの平行な通路のいずれかを通って、それぞれの細長い開口122を通ってティースチップ流路128まで流れる。ティースチップ流路128内で、流体は、バックアイアン出口流路に接続された最も近い細長い開口122に流れ、該細長い開口122によって形成された流路を通ってバックアイアン出口流路に流れ、該バックアイアン出口流路から流出する。図4Bは、明確にするために、比較的少数の流路および流体通路のみを示している。上述したように、いくつかの実施形態では、ステータコアは、かなり多くの数の流路および流体通路を含むことができる。
いくつかの実施形態において、ステータコアは、ラミネーションの積層に代えて、エッジ巻回ストリップ(edge-wound strip)として形成される。ここで用いられているように、「エッジ巻回」ストリップは、「SLINKY」(商標)の形、または、1回転のピストンリングの形を有しており、該エッジ巻回ストリップは、長さが幅よりも大きく、幅が厚さよりも大きい、長さ、幅および厚さを有しており、また、該ストリップは、らせん形に巻かれており、すべての点において幅方向に平行となるような曲率を有する。図5Aを参照すると、巻回前のストリップは、その長さの1部に沿って示された形状を有し、ストリップが巻かれたときにティースが重なり合ってステータコアのティースを形成する。図6は、エッジ巻回ストリップで形成されたステータコアの分解図であって、内部ターンの開口を視認可能にするために軸方向に引き離された、連続したターン(または「層」)を有するものである。本明細書で使用される場合、「層」(layer)とは、巻回ストリップ(wound strip)のターンまたは積層構造のラミネーションのいずれかを指す。図6の巻回ストリップの組立て品の動作は、例えば、図3および図4Aで説明した積層されたラミネーションの組立て品のものと類似している。該ストリップは、ストリップの2つの端部(図2A〜図3の実施形態に類似する実施形態では、48のティース分の長さの部分)のそれぞれに、1部分(図5Aには図示せず)を有し、そして、その1部分は、巻回ストリップの最初と最後のターン612を形成し、偶数番号または奇数番号のバックアイアン流路132に対する流入または流出のフローディレクタとして機能し、また、該流路のそれぞれは、ストリップ内でバックアイアン開口130が重なり合うことによって形成される。ストリップのこれらの2つの部分のそれぞれは、ティースチップ開口126および細長い開口122を欠くことができ、ストリップの残りの部分の2倍離間したバックアイアン開口130(すなわち、ティースピッチの2倍離間したバックアイアン開口130)を有することができる。
ストリップの残りの部分は、ティースの開口を有していてもよく、巻回ストリップの内部ターン610を形成してもよい。ストリップのバックアイアン部は、巻回を容易にするためにノッチまたはスロット(例えば、図5Aに示すような、ストリップの下端のスロットであって、巻回時にストリップの外縁となり得る)を有していてもよい(すなわち、ストリップが巻回されたときに伸びるかまたは圧縮されなければならない程度を減らすために)。高磁極数モータ(high pole-count motor)では、バックアイアンは十分に狭いので、そのようなノッチなしに容易に巻回が可能であり、ストリップはノッチなしで製造することができる(例えば、図5Aに示されるように)。
別の実施形態では、図5Aのストリップは、ティースが半径方向外向きのエッジ巻回ストリップに形成することができる。このようなストリップは、ステータがロータの内側にある「インサイドアウト」のラジアルギャップモータ用のステータコアとして使用することができる。
一実施形態では、図5Aのストリップのノッチおよび開口は、それが巻回されると同時に形成(例えば、ストリップを巻回するために使用する機械に近接設置した、適宜のポンチまたはポンチの1組によって形成)されるので、ストリップの特徴の打ち抜きは、連続するターンの特徴間の整列を維持するために、ターンの巻回と同期させてもよい。
別の実施形態では、図5Bに示すストリップは、図7に示すフェイス巻回構造(face-wound structure)に形成してもよく、この構造のものは、例えば、アキシャルギャップ電気機械(axial gap electric machine)のステータコアであってもよい。図7では、明確化のため1部の破線は省略されている。本明細書で使用される「フェイス巻回」ストリップは、電気絶縁テープ(electrician's tape)の形状を有する構造であり、長さが幅よりも大きく、幅が厚さよりも大きい、長さ、幅および厚さを有するストリップであって、また、ストリップは、すべての点において厚さ方向に平行となるような曲率を有し、らせん形に巻かれている。この実施形態では、ティースのピッチは、(図5Bに示されるように)ストリップの長さに沿って増加してもよく、その結果、巻回されると、部分的に巻かれたストリップの直径は増加するが、各ターンのティースの数は一定となる。
この構造における流体の流れは、図4Aおよび図4Bに示されている、流れに類似していてもよい。この流体の流れは、入口マニホールドに始まり、この構造の外周に伸びる、半径方向入口流路に流体を供給する、例示的な流体通路を有するものであって、半径方向バックアイアン流路の1組のうちの一つ置きの流路を含む。各バックアイアン入口流路から、1または複数の細長い開口122は、それぞれ、流体がバックアイアン入口流路から方位角方向に流れ、軸方向にそれぞれのティースチップに流れることを可能にする。次に、流体は、1または複数のティースチップ開口126を通って半径方向内向きに流れ、そして、隣接する半径方向バックアイアン出口流路に接続された別の細長い開口122を通って、軸方向にバックアイアンに戻り、ステータコアの内径の内側のマニホールドへと流れる。
いくつかの実施形態では、巻線スロットの幅は、ストリップの長さに沿って一定である一方、ティースの幅(および上述のようなティースのピッチ)は増加する。いくつかの実施形態では、開口の寸法は、ストリップの長さに沿って一定である。他の実施形態では、1または複数の、(i)バックアイアン開口、(ii)ティースチップ開口、および(iii)細長い開口の、1または複数の寸法が、ストリップの長さに沿って変化する(例えば、ティースの幅が広くなるほど、開口の幅は広くなる。)。
図8を参照すると、一実施形態では、アキシャルギャップステータに対する流体の流入または流出は、マニホールド構造816を使用する。このマニホールド構造816は、入口ポート824と出口ポート826の両方を、(該マニホールド構造の内表面上にポートのうちの1つを有することに代えて)該マニホールド構造の外表面上に有している。マニホールド構造816は、2つの隔壁(two partitions)822により分離した、第1の半円形外部流体流路818および第2の半円形外部流体流路820を含んでいてもよい。第1の外部流体流路818は、入口ポート824によって供給され、入口マニホールドの流体流路として機能し、第2の外部流体流路820は、出口ポート826によって排出され、出口マニホールドの流体流路として機能する。ステータコア802は、2つの半環状半体(two semi-annular halves)、すなわち、入口ポート824に接続された第1の半環状半体と、出口ポート826に接続された第2の半環状半体とで動作する。冷却材は、概して、第1の半環状半体の内部を半径方向内向きに流れる。その結果、冷却材は、第1の半円形外部流体流路818から内側へ、ステータコアの第1の半環状半体を通って、(マニホールド構造816の内径に形成された)内部流体流路832へ流れる。内部流体流路832において、流体は、第1の半環状半体から第2の半環状半体に方位角方向に流れる。そして、冷却材は、概して、第2の半環状半体内部を半径方向外向きに流れる。その結果、冷却材は、内部流体流路832から外側へ、ステータコアの第2の半環状半体を通って、第2の外部流体流路820へ流れ、それから、出口ポート826へ流れる。
ステータコアの第1の半環状半体における1つの例示的な流体通路としては、半径方向部分(radial portion)を含むことができる。この半径方向部分に沿って、流体は、入口フローディレクタ(ステータコアの最外側ターン)を通り、巻回ストリップのいくつかのターンのバックアイアン開口130(バックアイアン入口流路を形成するように重なり合ったバックアイアン開口130)を通り、それから、第1の細長い開口122を通って軸方向にステータティースの端部方向へ流れ、半径方向内向きに(または外向きに、図4B参照)1または複数のステータティースチップ開口126を通り、次いで、第2の細長い開口122を通ってバックアイアンへ(巻回ストリップのいくつかのターンにおけるバックアイアン開口130の重ね合わせによって形成された)バックアイアン出口流路へ流れ、続いて、半径方向内向きにバックアイアン出口流路を通り、内部流体流路832へと流れる。
別の実施形態では、マニホールド構造は、隔壁822を欠いていてもよく、また、(入口ポート824および出口ポート826の両方をマニホールド構造の外表面上に有することに代えて)例えば、マニホールド構造の外表面上の入口と、マニホールド構造の内表面上の出口とを有していてもよい。
図9を参照すると、一実施形態では、巻回ストリップエンドターン冷却構造(wound strip end turn cooling structures)912,914を使用して、アキシャルギャップ電気機械内のステータエンドターンを冷却する。外部冷却構造912は、巻回されたストリップの一つ置きのターンに複数の狭い開口915を有する。外部冷却構造912の連続するターンは、内側のターンの開口が見えるように、半径方向に引き離されて図示されている。これらは、実質的に半径方向の入口流路の1組と、実質的に半径方向の出口流路の1組とが交互に形成されるように整列する。外部冷却構造912の最外側ターン928および最内側ターンのそれぞれが有する狭い開口の数は、狭い開口を有する、間にあるターン(intervening turns)の狭い開口の数の半分である。外部冷却構造912の最外側ターンの開口は、入口流路と整列し、外部冷却構造912の最内側ターンの開口は、出口流路と整列する。狭い開口915を有する、間にあるターンは、広い開口916を有するターンと互い違いになる。そして、その広い開口は、1または2の隣接するターンの2つの狭い開口を接続する。
流体は、最外側ターンを通って入口流路に流れ、次に、各入口流路から、平行な流体通路内を、長い開口(long apertures)によって形成された複数の方位角流路を通って出口流路に流れ、それから、該出口流路内で半径方向内向きに流れる。
方位角流路は、巻回ストリップの表面から冷却材に熱が伝達されるために重要な表面積を与えることができる。
アキシャルギャップ電気機械のステータ902は、フェイス巻回磁気ストリップで形成されたステータコア904を有することができ、スロット906は、ステータ巻線908の一方の面にある。ステータ902のバックアイアン910は、図8の実施形態と同様に、バックアイアン開口130を有していてもよく、また、ステータコアもまた、内部ターンまたはラミネーションに、互いの重ね合わせによりステータティース冷却のための流体通路を提供するティースチップ開口および細長い開口を有していてもよい。ステータ巻線908のエンドターンは、エンドターンからエンドターン冷却構造912,914への熱流路を提供する熱伝導性ポッティング樹脂(thermally conductive potting resin)909内に封入することができる。
一実施形態では、埋めなければ存在する可能性がある巻線の導体とステータコアの層との間の隙間を埋めるために、同じポッティング樹脂を、巻線スロット内に加圧成形することができる。熱伝導性ポッティング樹脂909はまた、ステータコア904をシールして、冷却材がステータコア904内の流体流路から漏れないようにすることができる。
ステータコアの最外側ターンの、対応するバック流路開口(back channel apertures)と整列された、外部冷却構造912の最内側ターンの開口の結果として、あるいは、外部冷却構造912の最内側ターンと、ステータコアの最外側ターンとの間の隙間の結果として、冷却材は、外部冷却構造912からステータコア内へ流れてもよい。冷却材は、ステータコアを通過した後、外部冷却構造912と類似の構造を有する内部冷却構造914を通って流れる。図8の実施形態に示すように、外部冷却構造912、ステータコア802および内部冷却構造914の組み合わせに対する冷却材の流入または流出は、入口ポート824および出口ポート826の両方を、その構造の外表面上に有するマニホールド構造816によってなされてもよい。他の実施形態として、図9のフェイス巻回構造は、円筒状のラミネーションで形成された類似の構造で置き換えてもよい。
図1に示す熱伝達要素136は、外部冷却構造912に類似する、エッジ巻回構造またはラミネーション構造(edge-wound or laminated structures)であってもよい。例えば、熱伝達要素136は、入口および出口フローディレクタとして動作する最初および最後のラミネーション、並びに、1つ置きのものが狭い開口を有し、残りのものが広い開口を有する、交互の内部ラミネーションの1組を含んでもよい。狭い開口は、交互の入口および出口流路を形成するように重なり合ってもよく、該入口流路は、(内部ラミネーションの半分の数の開口を有し、入口フローディレクタ開口は入口流路と整列される)入口フローディレクタによって供給され、また、出口フローディレクタは、該出口流路から(マニホールド)構造を出る類似の流路を提供する。次に、入口流路はそれぞれ、広い開口により形成された複数の平行な冷却通路(parallel cooling passages)によって、隣接する出口流路のそれぞれと接続されていてもよい。
いくつかの実施形態では、流体は、図4Aおよび図4Bに示すものとは異なる通路に沿って流してもよい。例えば、流体は、ステータの全長に沿ってそれぞれのティースチップ流路において、各ティース内で軸方向に流れることができ、流路は、端部で適宜の入口マニホールドおよび出口マニホールドに接続してもよい。
別の実施形態において、細長い開口および対応する流体の流れは、以下の点で、図4Aおよび図4Bに示すものとは異なってもよい。それは、流体が1つのティースに沿って軸方向に流れた後、流体は、半径方向外向きにバックアイアンへ向かい、方位角方向に第2のティースへ流れ、半径方向内向きにティースチップへ向かい、そして、戻る前に、第2のティースのティースチップに沿って軸方向に流れ、細長い開口を経由して、バックアイアン出口流路へ流れる、というものである。
別の実施形態では、流体は、1つのラミネーション内で、バックアイアン流路132から半径方向内向きにティースチップへ流れ、それから、例えば、ティース内のU字形開口に続いてバックアイアンへ戻ってもよい。いくつかの実施形態では、開口は図示のものとは異なる形状を有する。例えば、細長い開口は、角ばっている代わりに曲線状であってもよく、バックアイアン開口は、正方形ではなく円形または長方形であってもよい。
横方向液体冷却ティースを有する電気機械ステータの例示的な実施形態を本明細書に具体的に記載し例示したが、多くの修正および変形が可能であることは、当業者には明らかであろう。
したがって、本発明の原理に従って構成された横方向液体冷却ティースを備えた電気機械ステータは、本明細書に具体的に記載されたもの以外のものとして具体化され得ることが理解されるべきである。
本発明は、特許請求の範囲およびその等価物においても定義される。

Claims (25)

  1. 軸を有する電気機械ステータであって、
    該電気機械ステータが、各層がバックアイアン部と複数のティースとを有する複数の層を有するステータコアと、
    前記複数の層のうちの第1の層の複数のティースのうちの1つのティースであって、流体流路の第1の部分を形成する第1の開口を有する1つのティースと、
    を備えることを特徴とする電気機械ステータ。
  2. 前記第1の層に隣接する層は、前記第1の開口と重なり合う開口を有する、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  3. 前記流体流路の前記第1の部分は、前記ティース内で半径方向に延びる、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  4. 前記流体流路の前記第1の部分は、軸方向の寸法を有し、その寸法は前記複数の層のうちの1層の厚さに等しい、請求項3に記載の電気機械ステータ。
  5. 前記流体流路の前記第1の部分は、前記軸に関して半径方向成分を有する方向の第1セグメントと、前記軸に関して方位角成分を有する方向の第2セグメントとを有する、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  6. 前記ステータコアは、総体積を有し、該ステータコアは、複数の流体流路を有するとともに、該流体流路には、全流体接触面積を有する流体流路が含まれており、
    総体積を全流体接触面積で除した商が、1インチ(25.4ミリメートル)未満である、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  7. 前記第1の層は第2の開口を有しており、該第2の開口は前記第1の開口の鏡像形状を有する、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  8. 前記複数の層のうちの第2の層は、前記複数の層のうちの前記第1の層と同じ形状を有する、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  9. 前記各層の前記バックアイアン部は、複数の第2の開口を有し、
    前記第2の開口が隣接する層に重なり合って、実質的に軸方向の、複数の流体通路を形成する、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  10. 前記第1の開口は、前記第2の開口のうちの1つと重なり合う、請求項9に記載の電気機械ステータ。
  11. フローディレクタを備え、該フローディレクタは前記複数の実質的に軸方向の流体通路のサブセットに対して流体を流入または流出させるように構成された、請求項9に記載の電気機械ステータ。
  12. 前記フローディレクタは、前記ステータコアの1端側の層である、請求項11に記載の電気機械ステータ。
  13. 前記流体流路は、
    前記複数の層の第1のサブセットの前記バックアイアン部を通る第1の軸方向セグメントと、
    前記第1の層の前記バックアイアン部の第1の方位角セグメントと、
    前記流体流路の前記第1の部分である第1の半径方向セグメントと、
    前記複数の層の第2のサブセットのそれぞれの各ティースを貫通して延びる第2の軸方向セグメントと、
    前記複数の層の第2の層の1つのティース内の第2の半径方向セグメントと、
    前記第2の層の前記バックアイアン部の第2の方位角セグメントと、
    複数の層の第3のサブセットのバックアイアン部を通る第3の軸方向セグメントとを含む、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  14. 前記複数の層は、複数のラミネーションである、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  15. 前記複数の層は、エッジ巻回ストリップの複数のターンである、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  16. 前記複数の層は、フェイス巻回ストリップの複数のターンである、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  17. 前記複数のティースのティースは、前記ストリップの第1の端部では前記ストリップの第2の端部よりも狭く、
    前記ストリップの前記第1の端部において隣接するティースの間のスロットの幅は、ス前記トリップの前記第2の端部において隣接するティースの間のスロットの幅と同じである、請求項16に記載の電気機械ステータ。
  18. 前記複数の層の各層の前記複数のティースの各ティースは、前記バックアイアン部から半径方向内向きに延びる、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  19. 前記複数の層の各層の前記複数のティースの各ティースは、前記バックアイアン部から半径方向外向きに延びる、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  20. さらに、ステータ巻線と、
    約0.4W/m/℃より大きい熱伝導率を有する電気絶縁性樹脂とを備え、該樹脂が、約10%未満の空隙、前記ステータコアと前記ステータ巻線との間の空間、および/または前記複数の層のうちの1対の隣接する層の間の隙間を充填する、請求項1に記載の電気機械ステータ。
  21. 前記複数の層の2つの隣接する層の間の隙間にシーリング剤をさらに含む、請求項1に記載の電気機械。
  22. 前記複数の層の各層は、複数の開口のうちの1つの開口を、それぞれのティースの先端に有し、
    前記複数の開口は前記第1の開口を含み、
    前記複数の開口の前記開口は重なり合って流体流路の第2の部分を形成し、前記流体流路の前記第2の部分は前記流体流路の前記第1の部分を含み、前記流体流路の前記第2の部分は実質的に軸方向である、請求項1に記載の電気機械。
  23. 前記複数の層のすべての層が同一であり、前記複数の層の各層が隣接する層に対して1つのティースのピッチでクロックされる、請求項1に記載の電気機械。
  24. 回転軸を有するロータと、
    前記ロータの回転軸であるステータ軸を有するステータとを備え、
    該ステータは、
    各層がバックアイアン部と複数のティースとを有する複数の層を有するステータコアと、
    前記複数の層のうちの第1の層の複数のティースのうちの1つのティースは、流体流路の第1の部分を形成する第1の開口を有する、電気機械。
  25. ロータと、
    複数のティースを有するステータコアを有するステータと、
    前記ステータコアのティースを通って流体を導くための流路手段と、
    前記流体を前記流路手段に供給するためのポンプ手段とを含む、電気機械。
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