JP2018501337A5 - - Google Patents

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Claims (26)

  1. 地中の石油鉱床から石油を産出するための方法であって、鉱床温度において、油と水との間の界面張力を<0.1mN/mまで低下させるために、界面活性剤混合物を含む塩水界面活性剤配合物が少なくとも1つの注入井を介して、石油鉱床に注入され、原油が少なくとも1つの採掘井を介して該鉱床から採掘され、
    a)石油鉱床が、55℃〜150℃の鉱床温度、20°を超えるAPIを有する原油、および100ppmを超える二価陽イオンを有する鉱床水を有しており、
    b)界面活性剤混合物が、少なくとも1つの一般式(I)の陰イオン性界面活性剤(A)
    −O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−CHCOM (I)
    および少なくとも1つの一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)
    −O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−H (II)
    を含み、
    注入時の界面活性剤混合物には、51:49〜92:8となる陰イオン性界面活性剤(A)と非イオン性界面活性剤(B)とのモル比が存在しており、非イオン性界面活性剤(B)は、陰イオン性界面活性剤(A)の出発原料として働き、
    式中、
    が、10〜36個の炭素原子を有する、線状もしくは分岐状の飽和または不飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    が、2〜14個の炭素原子を有する、線状飽和脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    Mが、H、Na、KまたはNHであり、
    xが、0〜10の数であり、
    yが、0〜50の数であり、
    zが、1〜35の数であり、
    x+y+zの合計は、3〜80の数であり、x+y+zのアルコキシレート基は、ランダム分布、交互またはブロックで配列されることができ、
    が、10〜36個の炭素原子を有する、線状の飽和または不飽和な一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルである場合、x+yの合計が>0の数であり、
    c) 一緒にした界面活性剤すべての濃度が、塩水界面活性剤配合物の総量に対して、0.05質量%〜0.49質量%である、
    方法。
  2. 注入時の界面活性剤混合物には、60:40〜92:8となる陰イオン性界面活性剤(A)と非イオン性界面活性剤(B)とのモル比が存在しており、非イオン性界面活性剤(B)は、陰イオン性界面活性剤(A)の出発原料として働く、請求項1に記載の方法。
  3. 注入時の界面活性剤混合物には、60:40〜92:8、好ましくは70:30〜92:8となる陰イオン性界面活性剤(A)と非イオン性界面活性剤(B)とのモル比が存在しており、非イオン性界面活性剤(B)は、陰イオン性界面活性剤(A)の出発原料として働き、油と水との間の界面張力が、鉱床温度において好ましくは<0.05mN/mまで低下する、請求項1に記載の方法。
  4. 注入時の界面活性剤混合物には、70:30〜89:11となる陰イオン性界面活性剤(A)と非イオン性界面活性剤(B)とのモル比が存在しており、非イオン性界面活性剤(B)は、陰イオン性界面活性剤(A)の出発原料として働き、油と水との間の界面張力が、<0.01mN/mまで低下する、請求項3に記載の方法。
  5. が、10〜36個の炭素原子を有する、線状もしくは分岐状の飽和または不飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    が、2〜14個の炭素原子を有する、線状飽和脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    Mが、H、Na、KまたはNHであり、
    xが、1〜10の数であり、
    yが、0〜50の数であり、
    zが、3〜35の数であり、
    x+y+zの合計が、4〜80の数である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. が、10〜36個の炭素原子を有する、分岐の飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    が、2〜14個の炭素原子を有する、線状飽和脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    Mが、H、Na、KまたはNHであり、
    xが、0〜10の数であり、
    yが、0の数であり、
    zが、3〜35の数であり、
    x+y+zの合計が、3〜45の数である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. が、16〜20個の炭素原子を有する分岐の飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、好ましくは、2−ヘキシルデシル、2−オクチルデシル、2−ヘキシルドデシル、2−オクチルドデシル、または言及されているヒドロカルビルラジカルの混合物であり、
    xが、好ましくは0の数である、
    請求項1から4または請求項6のいずれか一項に記載の方法。
  8. が、2−デシルテトラデシル、2−ドデシルヘキサデシル、2−デシルヘキサデシルもしくは2−ドデシルテトラデシルである、24〜28個の炭素原子を有する分岐の飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカル、または言及されているヒドロカルビルラジカルの混合物であり、
    xが、好ましくは0の数である、
    請求項1から4または請求項6のいずれか一項に記載の方法。
  9. が、10〜36個の炭素原子を有する、線状もしくは分岐状の飽和または不飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    xが、0の数であり、
    yが、3〜25の数であり、
    zが、3〜30の数であり、
    x+y+zの合計が、6〜55の数である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  10. xが、0の数であり、
    yが、3〜10の数であり、
    zが、4〜15の数であり、
    x+y+zの合計が、7〜25の数である、
    請求項9に記載の方法。
  11. が、13〜20個の炭素原子を有する、線状もしくは分岐状の飽和または不飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルである、
    請求項1から6、9および10のいずれか一項に記載の方法。
  12. が、16〜18個の炭素原子を有する、線状の飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルである、
    請求項1から6および9から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. x+y+zの合計が、7〜24の数である、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 水性界面活性剤配合物が、バイオポリマーの群からの増粘性ポリマー、またはアクリルアミドをベースとするコポリマーの群からの増粘性ポリマーを含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 一般式(I)の陰イオン性界面活性剤(A)および一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)からなる混合物が、濃縮物の総量に対して、界面活性剤混合物を20質量%〜70質量%、水を10質量%〜40質量%、および共溶媒を10質量%〜40質量%含む、濃縮物の形態で提供され、好ましくは、
    a)共溶媒が、3〜8個の炭素原子を有する脂肪族アルコールから、またはアルキルモノエチレングリコール、アルキルジエチレングリコールもしくはアルキルトリエチレングリコールからなる群から選択され、アルキルラジカルは、3〜6個の炭素原子を有する脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    かつ/または
    b)濃縮物が、20℃において自由流動性であり、40℃、200Hzにおいて<1500mPasの粘度を有する、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 濃縮物が、NaClおよび二グリコール酸二ナトリウム塩を含む混合物を0.5質量%〜15質量%含んでおり、NaClは、二グリコール酸二ナトリウム塩に対して過剰に存在する、請求項15に記載の方法。
  17. 濃縮物が、共溶媒としてブチルジエチレングリコールを含む、請求項15または16に記載の方法。
  18. 塩水界面活性剤配合物が、一般式(I)の陰イオン性界面活性剤(A)および一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)のみならず、さらなる界面活性剤(C)であって、
    a)界面活性剤(A)または(B)とは同一ではなく、
    かつ
    b)アルキルベンゼンスルホネート、アルファ−オレフィンスルホネート、内部オレフィンスルホネート、パラフィンスルホネートからなる群からのものであり、14〜28個の炭素原子を有しており、
    かつ/または
    c)アルキルエトキシレートおよびアルキルポリグルコシドからなる群から選択され、具体的なアルキルラジカルは8〜18個の炭素原子を有する、界面活性剤(C)も含む、
    請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 塩水界面活性剤配合物が、一般式(I)の陰イオン性界面活性剤(A)および一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)のみならず、3〜8個の炭素原子を有する脂肪族アルコールからなる群から、またはアルキルモノエチレングリコール、アルキルジエチレングリコールもしくはアルキルトリエチレングリコールからなる群から選択される共溶媒も含み、アルキルラジカルは、3〜6個の炭素原子を有する脂肪族ヒドロカルビルラジカルである、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 鉱床が、砂岩鉱床であり、70質量%を超える砂(石英および/または長石)が存在し、カオリナイト、スメクタイト、イライト、緑泥石および/または黄鉄鉱から選択される他の鉱物が、最大25質量%存在していてもよい、請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 地中の石油鉱床からの石油の産出が、界面活性剤圧入法または界面活性剤/ポリマー圧入法であって、アルカリ/界面活性剤/ポリマー圧入法でも、NaCOも同様に注入される圧入法でもない、請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 地中の石油鉱床からの石油の産生が、ウィンザーIII型マイクロエマルション圧入作業である、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 一般式(I)の陰イオン性界面活性剤(A)と、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)との界面活性剤混合物が、下記の反応条件のうちの少なくとも1つ:
    ・一般式(I)の陰イオン性界面活性剤(A)が、アルカリ金属水酸化物または水性アルカリ金属水酸化物の存在下、好ましくは撹拌しながら、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、反応器中の水分含有量を0.2%〜1.7%の値に維持するよう、反応の水を除去しながら、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸またはクロロ酢酸ナトリウム塩とを反応させることにより、反応器中で製造される、
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物として水性NaOH、および水性クロロ酢酸が、クロロ酢酸に対してNaOHを2当量:1当量〜2.2当量:1当量の比で用いて使用され、
    非イオン性界面活性剤(B)が、KOHまたはNaOHまたはCsOHを使用する塩基触媒アルコキシ化、または複合金属シアン化物触媒を使用するアルコキシ化のどちらかにより製造され、アルコキシ化触媒は、中和されておらず、アルコキシ化が終了した後、除去されず、
    一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、カルボキシメチル化において反応器に最初に投入され、水酸化ナトリウムおよびクロロ酢酸が、1〜7時間の期間をかけて、60〜110℃の温度で並行して計量して入れられ、全期間にわたるこの計量添加が、連続的に、または1時間毎に等分量で行われ、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸との化学量論比が、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の平均値で主に維持される、ならびに/または
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物としてNaOH、およびクロロ酢酸ナトリウム塩が、クロロ酢酸ナトリウム塩に対してNaOHを1当量:1当量〜1当量:1.9当量の比で用いて使用され、
    非イオン性界面活性剤(B)が、KOHまたはNaOHまたはCsOHを使用する塩基触媒アルコキシ化により製造され、好ましくは、カルボキシメチル化において非中和形態で使用され、
    一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、カルボキシメチル化中、NaOHまたは水性NaOHと一緒に最初に投入され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とNaOHとの化学量論比が、1当量:1当量〜1当量:1.5当量であり、60〜110℃の温度に設定され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、60〜110℃の温度で、減圧を適用することによりかつ/または窒素を通すことにより、対応するナトリウム塩R−O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−Naに変換され、クロロ酢酸ナトリウム塩が、一度にまたは好ましくは4〜12時間の期間をかけて、計量して入れられ、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸ナトリウム塩との化学量論比が、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、全期間にわたる計量添加が、連続して、または1時間毎に等分量で行われ、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の値に維持される、
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物として固体NaOH、およびクロロ酢酸ナトリウム塩が、クロロ酢酸ナトリウム塩に対してNaOHを1当量:1当量〜1.1当量:1当量の比で用いて使用され、
    非イオン性界面活性剤(B)は、KOHまたはNaOHまたはCsOHを使用する塩基触媒アルコキシ化により製造され、次に、酢酸により中和され、カルボキシメチル化において、最初に0.5〜1.5%の水と一緒に用いられ、
    クロロ酢酸ナトリウム塩および一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、カルボキシメチル化において、反応器中、一緒に最初に投入され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸ナトリウム塩との化学量論比が、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、水酸化ナトリウムは、4〜12時間の期間をかけて、20〜70℃の温度で計量して入れられ、計量添加が、全期間にわたり連続して、または1時間毎に等分量で行われ、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の値に維持される、
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物として固体NaOHおよびクロロ酢酸ナトリウム塩が、NaOH、または塩基性アルコキシレートの場合、NaOHおよびR−O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−Kの合計、またはNaOHおよびR−O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−Naの塩基性アルコキシレートの場合の合計、または塩基性アルコキシレートの場合、NaOHおよびR−O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−Csの合計を、クロロ酢酸ナトリウム塩に対して、1.1当量:1当量〜1当量:1.5当量の比で用いて使用され、 一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B):NaOHの比が、1当量:1当量〜1当量:1.5当量であり、
    非イオン性界面活性剤(B)が、KOHまたはNaOHまたはCsOH、またはNaOHおよびKOHの混合物を使用する塩基触媒アルコキシ化により製造され、カルボキシメチル化において、中和形態およびろ過済み(すなわち、塩不含)形態、または中和されていない、塩基性アルコキシレートの形態のいずれかで使用され、
    カルボキシメチル化において、クロロ酢酸ナトリウム塩および一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、反応器中で一緒に最初に投入され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸ナトリウム塩との化学量論比は、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、水酸化ナトリウムは、4〜12時間の期間をかけて、20〜70℃の温度で計量して入れられ、計量添加が、全期間にわたり連続して、または1時間毎に等分量で行われ、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の値に維持される、
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物として固体NaOH、およびクロロ酢酸ナトリウム塩が、クロロ酢酸ナトリウム塩に対してNaOHを1当量:1当量〜1.1当量:1当量の比で用いて使用され、
    非イオン性界面活性剤(B)が、複合金属シアン化物触媒作用を使用する、アルコキシ化によって製造され、
    カルボキシメチル化において、クロロ酢酸ナトリウム塩および一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、反応器中で一緒に最初に投入され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸ナトリウム塩との化学量論比は、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、水酸化ナトリウムは、4〜12時間の期間をかけて、20〜70℃の温度で計量して入れられ、計量添加が、全期間にわたり連続して、または1時間毎に等分量で行われ、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の値に維持される、
    によって得られる、請求項1から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 少なくとも1つの一般式(I)の陰イオン性界面活性剤(A)
    −O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−CHCOM (I)
    および少なくとも1つの一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)
    −O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−H (II)
    を含む、カルボキシメチル化による界面活性剤混合物を生成する方法であって、
    注入時の界面活性剤混合物には、51:49〜92:8となる陰イオン性界面活性剤(A)と非イオン性界面活性剤(B)とのモル比が存在しており、非イオン性界面活性剤(B)は、陰イオン性界面活性剤(A)の出発原料として働き、
    が、10〜36個の炭素原子を有する、線状もしくは分岐状の飽和または不飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり
    が、2〜14個の炭素原子を有する、線状飽和脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    Mが、H、Na、KまたはNHであり、
    xが、0〜10の数であり、
    yが、0〜50の数であり、
    zが、1〜35の数であり、
    x+y+zの合計が、3〜80の数であり、x+y+zのアルコキシレート基は、ランダム分布、交互またはブロックで配列されることができ、
    が、10〜36個の炭素原子を有する、線状の飽和または不飽和な一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルである場合、x+yの合計が>0の数であり、以下の反応条件の少なくとも1つ:
    ・一般式(I)の陰イオン性界面活性剤(A)が、アルカリ金属水酸化物または水性アルカリ金属水酸化物の存在下、好ましくは撹拌しながら、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、反応器中の水分含有量を0.2%〜1.7%の値に維持するよう、反応の水を除去しながら、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸またはクロロ酢酸ナトリウム塩とを反応させることにより、反応器中で製造される、
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物として水性NaOH、および水性クロロ酢酸が、クロロ酢酸に対してNaOHを2当量:1当量〜2.2当量:1当量の比で用いて使用され、
    非イオン性界面活性剤(B)が、KOHまたはNaOHまたはCsOHを使用する塩基触媒アルコキシ化、または複合金属シアン化物触媒を使用するアルコキシ化のどちらかにより製造され、アルコキシ化触媒は、中和されておらず、アルコキシ化が終了した後、除去されず、
    一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、カルボキシメチル化において反応器に最初に投入され、水酸化ナトリウムおよびクロロ酢酸が、1〜7時間の期間をかけて、60〜110℃の温度で並行して計量して入れられ、全期間にわたるこの計量添加が、連続的に、または1時間毎に等分量で行われ、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸との化学量論比が、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の平均値で主に維持される、
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物としてNaOH、およびクロロ酢酸ナトリウム塩が、クロロ酢酸ナトリウム塩に対してNaOHを1当量:1当量〜1当量:1.9当量の比で用いて使用され、
    非イオン性界面活性剤(B)が、KOHまたはNaOHまたはCsOHを使用する塩基触媒アルコキシ化により製造され、好ましくは、カルボキシメチル化において非中和形態で使用され、
    一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、カルボキシメチル華中、NaOHまたは水性NaOHと一緒に最初に投入され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とNaOHとの化学量論比が、1当量:1当量〜1当量:1.5当量であり、60〜110℃の温度に設定され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、60〜110℃の温度で、減圧を適用することによりかつ/または窒素を通すことにより、対応するナトリウム塩R−O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−Naに変換され、クロロ酢酸ナトリウム塩が、一度にまたは好ましくは4〜12時間の期間をかけて、計量して入れられ、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸ナトリウム塩との化学量論比が、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、全期間にわたる計量添加が、連続して、または1時間毎に等分量で行われ、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の値に維持される、
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物として固体NaOH、およびクロロ酢酸ナトリウム塩が、クロロ酢酸ナトリウム塩に対してNaOHを1当量:1当量〜1.1当量:1当量の比で用いて使用され、
    非イオン性界面活性剤(B)は、KOHまたはNaOHまたはCsOHを使用する塩基触媒アルコキシ化により製造され、次に、酢酸により中和され、カルボキシメチル化において、最初に0.5〜1.5%の水と一緒に用いられ、
    クロロ酢酸ナトリウム塩および一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、カルボキシメチル化において、反応器中、一緒に最初に投入され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸ナトリウム塩との化学量論比が、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、水酸化ナトリウムは、4〜12時間の期間をかけて、20〜70℃の温度で計量して入れられ、計量添加が、全期間にわたり連続して、または1時間毎に等分量で行われ、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の値に維持される、
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物として固体NaOHおよびクロロ酢酸ナトリウム塩が、NaOH、または塩基性アルコキシレートの場合、NaOHおよびR−O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−Kの合計、またはNaOHおよびR−O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−Naの塩基性アルコキシレートの場合の合計、または塩基性アルコキシレートの場合、NaOHおよびR−O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−Csの合計を、クロロ酢酸ナトリウム塩に対して、1.1当量:1当量〜1当量:1.5当量の比で用いて使用され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B):NaOHの比が、1当量:1当量〜1当量:1.5当量であり、
    非イオン性界面活性剤(B)が、KOHまたはNaOHまたはCsOH、またはNaOHおよびKOHの混合物を使用する塩基触媒アルコキシ化により製造され、カルボキシメチル化において、中和形態およびろ過済み(すなわち、塩不含)形態、または中和されていない、塩基性アルコキシレートの形態のいずれかで使用され、
    カルボキシメチル化において、クロロ酢酸ナトリウム塩および一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、反応器中で一緒に最初に投入され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸ナトリウム塩との化学量論比は、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、水酸化ナトリウムは、4〜12時間の期間をかけて、20〜70℃の温度で計量して入れられ、計量添加が、全期間にわたり連続して、または1時間毎に等分量で行われ、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の値に維持される、
    ・カルボキシメチル化において、アルカリ金属水酸化物として固体NaOH、およびクロロ酢酸ナトリウム塩が、クロロ酢酸ナトリウム塩に対してNaOHを1当量:1当量〜1.1当量:1当量の比で用いて使用され、
    非イオン性界面活性剤(B)が、複合金属シアン化物触媒作用を使用する、アルコキシ化によって製造され、
    カルボキシメチル化において、クロロ酢酸ナトリウム塩および一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)が、反応器中で一緒に最初に投入され、一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)とクロロ酢酸ナトリウム塩との化学量論比は、1当量:1当量〜1当量:1.9当量であり、水酸化ナトリウムは、4〜12時間の期間をかけて、20〜70℃の温度で計量して入れられ、計量添加が、全期間にわたり連続して、または1時間毎に等分量で行われ、
    反応器中の水分含有量が、カルボキシメチル化中、減圧を適用することにより、かつ/または窒素を通気することにより、0.2%〜1.7%の値に維持される、
    が使用される、
    方法。
  25. 少なくとも1つの一般式(I)の陰イオン性界面活性剤(A)
    −O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−CHCOM (I)
    および少なくとも1つの一般式(II)の非イオン性界面活性剤(B)
    −O−(CHC(R)HO)−(CHC(CH)HO)−(CHCHO)−H (II)
    を含む、界面活性剤混合物を含む、濃縮物であって、
    注入時の界面活性剤混合物には、51:49〜92:8となる陰イオン性界面活性剤(A)と非イオン性界面活性剤(B)とのモル比が存在しており、非イオン性界面活性剤(B)は、陰イオン性界面活性剤(A)の出発原料として働き、
    式中、
    が、10〜36個の炭素原子を有する、線状もしくは分岐状の飽和または不飽和一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    が、2〜14個の炭素原子を有する、線状飽和脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    Mが、H、Na、KまたはNHであり、
    xが、0〜10の数であり、
    yが、0〜50の数であり、
    zが、1〜35の数であり、
    x+y+zの合計が、3〜80の数であり、x+y+zのアルコキシレート基は、ランダム分布、交互またはブロックで配列されることができ、
    が、10〜36個の炭素原子を有する、線状の飽和または不飽和な一級脂肪族ヒドロカルビルラジカルである場合、x+yの合計が>0の数であり、濃縮物が、濃縮物の総量に対して、界面活性剤混合物を20質量%〜70質量%、水を10質量%〜40質量%、および共溶媒を10質量%〜40質量%含み、好ましくは、
    a)共溶媒は、3〜8個の炭素原子を有する脂肪族アルコールから、またはアルキルモノエチレングリコール、アルキルジエチレングリコールもしくはアルキルトリエチレングリコールからなる群から選択され、アルキルラジカルは、3〜6個の炭素原子を有する脂肪族ヒドロカルビルラジカルであり、
    かつ/または
    b)濃縮物が、20℃において自由流動性であり、40℃、200Hzにおいて<1500mPasの粘度を有する、
    濃縮物。
  26. 濃縮物が、NaClおよび二グリコール酸二ナトリウム塩を含む混合物を0.5質量%〜15質量%含んでおり、NaClは、二グリコール酸二ナトリウム塩に対して過剰に存在する、請求項25に記載の濃縮物。
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