JP2018205574A - 画像投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに良好な画像を提供すること。【解決手段】レーザ光40を出射する光源10と、入力された画像データに基づいたレーザ光40を生成して、光源10からのレーザ光40の出射を制御する制御部32と、光源10から出射されたレーザ光40を走査して走査光42とする走査ミラー14と、走査光42をユーザの眼50の網膜52に照射して網膜52に画像を投影する投影部16と、を備え、投影部16は、走査ミラー14から出射される走査光42をユーザの眼50の外側に位置する仮想面62に走査ミラー14の走査角度と略同じ角度で収束させる光学系18と、仮想面62を通過した走査光42をユーザの眼50の内側で瞳孔54近傍に位置する仮想面64に仮想面62からの出射角度と略同じ角度で収束させる光学系24と、を備える画像投影装置。【選択図】図1

Description

本発明は、画像投影装置に関する。
光源から出射された光線を用い、ユーザの網膜に画像を直接投影するヘッドマウントディスプレイなどの画像投影装置が知られている。このような画像投影装置では、マクスウエル視といわれる方法が用いられる。マクスウエル視では、画像を形成する走査光を瞳孔近傍で収束させて網膜に画像を投影する。網膜に画像を直接投影する画像投影装置として、例えば特許文献1及び特許文献2に記載の画像投影装置が知られている。
特開2009−258686号公報 特開2008−46253号公報
画像を形成する走査光をユーザの顔の側方からユーザの顔の前方に配置された反射ミラーに入射させ、反射ミラーで走査光をユーザの網膜に向かって反射させる構成の画像投影装置が知られている。しかしながら、このような画像投影装置では、ユーザの網膜に良好な画像を投影する点で改善の余地が残されている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ユーザに良好な画像を提供することを目的とする。
本発明は、光線を出射する光源と、入力された画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、前記光源から出射された前記画像光線を走査して走査光とする走査部と、前記走査光をユーザの眼の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影部と、を備え、前記投影部は、前記走査部から出射される前記走査光を前記ユーザの眼の外側に位置する第1仮想面に前記走査部の走査角度と略同じ角度で収束させる第1光学系と、前記第1仮想面を通過した前記走査光を前記ユーザの眼の内側で瞳孔近傍に位置する第2仮想面に前記第1仮想面からの出射角度と略同じ角度で収束させる第2光学系と、を備える画像投影装置である。
上記構成において、前記走査光において、前記走査部と前記第1仮想面は前記第1光学系を介して略等倍の共役関係となっていて、前記第1仮想面と前記第2仮想面は前記第2光学系を介して略等倍の共役関係となっている構成とすることができる。
上記構成において、前記第1光学系は、第1曲面反射ミラーと前記第1曲面反射ミラーの後段に位置し前記走査光を前記第1仮想面に反射させる第2曲面反射ミラーとを備え、前記第2光学系は、第3曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーの後段に位置し前記走査光を前記第2仮想面に反射させる第4曲面反射ミラーとを備え、前記走査光のうちの前記画像の中央に対応する前記画像光線が前記第1曲面反射ミラー、前記第2曲面反射ミラー、前記第3曲面反射ミラー、及び前記第4曲面反射ミラーで反射する屈曲角の大きさは全て略同じである構成とすることができる。
上記構成において、前記第1曲面反射ミラーと前記第4曲面反射ミラーは前記第1仮想面上の点を対称点とした点対称な位置に配置され、前記第2曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーは前記第1仮想面上の前記点を対称点とした点対称な位置に配置されている構成とすることができる。
上記構成において、前記第1光学系及び前記第2光学系の少なくとも一方は平面反射ミラーを備える構成とすることができる。
上記構成において、前記第1曲面反射ミラーと前記第4曲面反射ミラーは同一部品からなり、前記第2曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーは同一部品からなる構成とすることができる。
上記構成において、前記走査部から前記第1光学系に入射するときの前記画像光線は略平行光であり、前記第2光学系から前記第2仮想面に入射するときの前記画像光線は略平行光である構成とすることができる。
本発明は、光線を出射する光源と、入力された画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、前記光源から出射された前記画像光線を走査して走査光とする走査部と、前記走査光をユーザの眼の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影部と、を備え、前記投影部は、前記走査部から出射される前記走査光を前記ユーザの眼の外側に位置する第1仮想面に収束させる第1光学系と、前記第1仮想面を通過した前記走査光を前記ユーザの眼の内側で瞳孔近傍に位置する第2仮想面に収束させる第2光学系と、を備え、前記第1光学系と前記第2光学系はそれぞれ複数の曲面反射ミラーで構成され、前記複数の曲面反射ミラーで反射する前記走査光の屈曲角の大きさは略同じである、画像投影装置である。
上記構成において、前記第1光学系は、前記複数の曲面反射ミラーとして、第1曲面反射ミラーと前記第1曲面反射ミラーの後段に位置し前記走査光を前記第1仮想面に反射させる第2曲面反射ミラーとを有し、前記第2光学系は、前記複数の曲面反射ミラーとして、第3曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーの後段に位置し前記走査光を前記第2仮想面に反射させる第4曲面反射ミラーとを有し、前記第1曲面反射ミラーと前記第4曲面反射ミラーは前記第1仮想面上の点を対称点とした点対称な位置に配置され、前記第2曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーは前記第1仮想面上の前記点を対称点とした点対称な位置に配置されている構成とすることができる。
上記構成において、前記第1曲面反射ミラーと前記第4曲面反射ミラーは同一部品からなり、前記第2曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーは同一部品からなる構成とすることができる。
上記構成において、前記第1光学系は、前記走査部から出射される前記走査光を前記第1仮想面に前記走査部の走査角度と略同じ角度で収束させ、前記第2光学系は、前記第1仮想面を通過した前記走査光を前記第2仮想面に前記第1仮想面からの出射角度と略同じ角度で収束させる構成とすることができる。
上記構成において、前記走査光において、前記走査部と前記第1仮想面は前記第1光学系を介して略等倍の共役関係となっていて、前記第1仮想面と前記第2仮想面は前記第2光学系を介して略等倍の共役関係となっている構成とすることができる。
上記構成において、前記第1光学系及び前記第2光学系の少なくとも一方は平面反射ミラーを備える構成とすることができる。
上記構成において、前記走査部から前記第1光学系に入射するときの前記画像光線は略平行光であり、前記第2光学系から前記第2仮想面に入射するときの前記画像光線は略平行光である構成とすることができる。
本発明によれば、ユーザに良好な画像を提供することができる。
図1は、実施例1に係る画像投影装置を上方から見た図である。 図2(a)及び図2(b)は、図1の投影部を拡大した図である。 図3は、投影部を伝搬するレーザ光の状態を説明する図である。 図4は、比較例1に係る画像投影装置を上方から見た図である。 図5は、発明者が行った実験の結果を示す図である。 図6は、実施例2に係る画像投影装置を上方から見た図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る画像投影装置100を上方から見た図である。図2(a)及び図2(b)は、図1の投影部16を拡大した図である。図1のように、実施例1の画像投影装置100は、光源10、コリメートレンズ12、走査ミラー14、投影部16、画像入力部30、及び制御部32を備える。実施例1の画像投影装置100は、例えばメガネ型である。光源10及びコリメートレンズ12はメガネのツル側に設置されている。走査ミラー14及び投影部16はメガネのレンズ側に設置されている。画像入力部30及び制御部32は、例えばメガネに設けられずに外部装置(例えば携帯端末)に設けられていてもよいし、メガネのツルに設けられていてもよい。
画像入力部30は、図示しないカメラ及び/又は録画機器などから画像データが入力される。制御部32は、入力された画像データに基づいて、光源10からのレーザ光40の出射を制御する。光源10は、制御部32の制御の下、例えば単一又は複数の波長のレーザ光40を出射する。光源10として、例えばRGB(赤・緑・青)のレーザダイオードチップと3色合成デバイスとが集積された光源が挙げられる。このように、画像データは、光源10によって画像光線であるレーザ光40に変換される。
制御部32は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサである。カメラをユーザの眼50の視線方向に向けて画像投影装置100の適切な位置に設置すれば、このカメラで撮像した視線方向の画像を網膜52に投影させることができる。また、録画機器などから入力された画像を投影させたり、カメラ画像と録画機器などからの画像とを制御部32でスーパーインポーズさせたりして、いわゆる仮想現実(AR:Augmented Reality)画像を投影させることもできる。
コリメートレンズ12は、光源10から出射されたレーザ光40を略平行光とする。略平行光とは、完全な平行光の場合に限られず、例えば僅かに収束又は発散している光を含むものである。
走査ミラー14は、コリメートレンズ12を通過したレーザ光40を2次元方向に走査して走査光42を出射する。走査ミラー14は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーであり、水平方向及び垂直方向の2次元にレーザ光40を走査する。走査ミラー14から出射された走査光42は投影部16に入射する。
投影部16は、走査ミラー14から出射された走査光42をユーザの眼50の網膜52に照射することにより、網膜52に画像を投影する。ユーザは、網膜52に照射された走査光42の残像効果によって画像を認識する。
図1から図2(b)のように、投影部16は、光学系18と光学系24を含む光学系である。光学系18は、曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー22を含む。曲面反射ミラー20及び曲面反射ミラー22の反射面は、自由曲面などの曲面となっている。曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー22は、例えば同じ焦点距離(同じ曲率半径)を有する反射ミラーである。曲面反射ミラー20の外形は曲面反射ミラー22よりも大きくなっている。
光学系24は、曲面反射ミラー26と曲面反射ミラー28を含む。曲面反射ミラー26及び曲面反射ミラー28の反射面は、自由曲面などの曲面となっている。曲面反射ミラー26と曲面反射ミラー28は、例えば同じ焦点距離(同じ曲率半径)を有する反射ミラーである。曲面反射ミラー28の外形は曲面反射ミラー26よりも大きくなっている。なお、曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー22の焦点距離、及び、曲面反射ミラー26と曲面反射ミラー28の焦点距離は、完全に同じである場合に限らず、走査光42が網膜52に照射されることで網膜52に投影される画像の品質に影響を及ぼさない程度に略同じである場合でもよい。
曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー28は、例えば同じ形をしていて同一の部品からなっている。曲面反射ミラー22と曲面反射ミラー26は、例えば同じ形をしていて同一の部品からなっている。したがって、曲面反射ミラー20、曲面反射ミラー22、曲面反射ミラー26、及び曲面反射ミラー28は、例えば同じ焦点距離(同じ曲率半径)を有する。
曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー28は、点60を中心とした点対称の位置に配置されている。曲面反射ミラー22と曲面反射ミラー26は、点60を中心とした点対称の位置に配置されている。
ユーザの眼50の外側に位置し、点60を通る面を仮想面62とした場合に、走査ミラー14から出射された走査光42は、曲面反射ミラー20、曲面反射ミラー22の順に反射した後に、仮想面62に収束する。走査ミラー14の走査角度θ1と走査光42が仮想面62に収束する収束角度θ2は同じ角度になっている。すなわち、走査光42において、走査ミラー14と仮想面62は光学系18を介して等倍の共役関係となっている。
ユーザの眼50の内側で瞳孔54近傍に位置する面を仮想面64とした場合に、仮想面62を通過した走査光42は、曲面反射ミラー26、曲面反射ミラー28の順に反射した後に、仮想面64に収束する。走査光42が仮想面62から出射する出射角度θ3(出射角度θ3=収束角度θ2)と走査光42が仮想面64に収束する収束角度θ4は同じ角度になっている。すなわち、走査光42において、仮想面62と仮想面64は光学系24を介して等倍の共役関係となっている。
なお、走査角度θ1と収束角度θ2、及び、出射角度θ3と収束角度θ4は、完全に同じ角度の場合に限られず、網膜52に投影される画像の品質に影響を及ぼさない程度に略同じ角度の場合でもよい。すなわち、走査光42において、走査ミラー14と仮想面62は光学系18を介して略等倍の共役関係であってもよく、仮想面62と仮想面64は光学系24を介して略等倍の共役関係であってもよい。
図2(a)のように、走査光42のうちの網膜52に投影される画像の中央に対応するレーザ光40aは、曲面反射ミラー20、22、26、28による屈曲角φ1、φ2、φ3、φ4が全て同じ大きさになっている。なお、屈曲角は入射角と反射角の和である。また、図2(b)のように、レーザ光40aにおいて、走査ミラー14から曲面反射ミラー20までの光路長L1と曲面反射ミラー22から仮想面62までの光路長L3との和は曲面反射ミラー20から曲面反射ミラー22までの光路長L2と同じになっている。同様に、仮想面62から曲面反射ミラー26までの光路長L4と曲面反射ミラー28から仮想面64までの光路長L6との和は曲面反射ミラー26から曲面反射ミラー28までの光路長L5と同じになっている。
なお、屈曲角φ1、φ2、φ3、φ4は、完全に同じ大きさである場合に限られず、網膜52に投影される画像の品質に影響を及ぼさない程度に略同じ大きさの場合でもよい。また、光路長L1と光路長L3の和は光路長L2と略同じである場合でもよいし、光路長L4と光路長L6の和は光路長L5と略同じである場合でもよい。
図3は、投影部16を伝搬するレーザ光40の状態を説明する図である。図3のように、走査ミラー14が出射する走査光42を構成するレーザ光40は、略平行光で曲面反射ミラー20に入射する。レーザ光40は、曲面反射ミラー20で反射されて収束光となり、曲面反射ミラー22に到達する前に集光した後に、発散光となって曲面反射ミラー22に入射する。レーザ光40は、曲面反射ミラー22で反射されて略平行光となり、仮想面62に入射する。
仮想面62を通過したレーザ光40は、略平行光で曲面反射ミラー26に入射する。レーザ光40は、曲面反射ミラー26で反射されて収束光となり、曲面反射ミラー28に到達する前に集光した後に、発散光となって曲面反射ミラー28に入射する。レーザ光40は、曲面反射ミラー28で反射されて略平行光となり、仮想面64に入射する。レーザ光40は、ユーザの眼50の水晶体56によって網膜52の近傍に集光される。
図4は、比較例1に係る画像投影装置500を上方から見た図である。図4のように、比較例1の画像投影装置500では、投影部はユーザの眼50の前方に配置された1枚の曲面反射ミラー70からなる。光源10から出射されたレーザ光40は反射ミラー34で反射されて走査ミラー14に入射する。走査ミラー14で走査された走査光42は、曲面反射ミラー70で反射されて網膜52に照射される。その他の構成は実施例1と同じであるため説明を省略する。
比較例1のような、走査ミラー14で走査された走査光42を1枚の曲面反射ミラー70で反射させて網膜52に照射する構成では、眼50の角膜58に入射する際のレーザ光40の直径が走査ミラー14で走査された際のレーザ光40の直径よりも小さくなることが生じる。角膜58に入射する際のレーザ光40の直径が小さくなると、高解像度の画像を網膜52に投影することが難しくなる。このことについて、発明者が行った実験を用いて説明する。実験は、視力が0.04、0.5、0.9、及び1.2と異なる複数のユーザに対して、角膜58に入射する際のレーザ光40の直径を異ならせた場合に、網膜52に投影された画像をユーザがどの程度視認できるかを測定することで行った。網膜52に投影した画像は、水平視野角20°、画面アスペクト比16:9、有効垂直解像度720本の画像とした。例えば眼軸長が24mmであれば、網膜52に投影される画像の大きさは、横5700μm×縦3200μmとなる。
図5は、発明者が行った実験の結果を示す図である。図5の横軸は原視力、縦軸は獲得視力である。原視力とは、一般的な視力検査によって測定される上述の視力のことである。獲得視力とは、走査光が照射されることで網膜52に直接投影された画像に対する視力のことである。図5において、角膜58に入射する際のレーザ光40の直径が310μmである場合の結果を実線で、470μmである場合の結果を点線で、820μmである場合の結果を一点鎖線で、1360μmである場合の結果を破線で示している。なお、レーザ光40は略平行光で角膜58に入射する。
図5のように、角膜58に入射する際のレーザ光40の直径が820μm、1360μmと大きい場合には獲得視力が高くなっている。つまり、角膜58に入射する際のレーザ光40の直径が大きい場合は高解像度の画像を網膜52に投影できるが、角膜58に入射する際のレーザ光40の直径が小さい場合は高解像度の画像を網膜52に投影することが難しいことが分かる。
そこで、実施例1では、図2(a)のように、投影部16は、走査ミラー14から出射される走査光42を走査ミラー14の走査角度θ1と略同じ大きさの収束角度θ2で仮想面62に収束させる光学系18と、仮想面62を通過した走査光42を仮想面62からの出射角度θ3と略同じ大きさの収束角度θ4で仮想面64に収束させる光学系24と、を備える。すなわち、走査光42において、走査ミラー14と仮想面62は光学系18を介して略等倍の共役関係となり、仮想面62と仮想面64は光学系24を介して略等倍の共役関係となっている。これにより、角膜58に入射する際のレーザ光40の直径を走査ミラー14で走査された際のレーザ光40の直径と略同じ大きさにすることができる。よって、高解像度の画像を網膜52に投影することができ、ユーザに良好な画像を提供することができる。
また、比較例1では、画像の中央に対応するレーザ光40aが略平行光で水晶体56に入射して網膜52近傍で合焦する(すなわちレーザ光40aの合焦位置Faは網膜52近傍である)場合、画像の一端に対応するレーザ光40bは拡散光として水晶体56に入射して網膜52よりも遠くで合焦する。画像の他端に対応するレーザ光40cは収束光として水晶体56に入射して網膜52よりも近くで合焦する。このように、レーザ光40aを網膜52近傍で合焦させると、レーザ光40bの合焦位置Fbは網膜52よりも曲面反射ミラー70から遠い位置になり、レーザ光40cの合焦位置Fcは網膜52よりも曲面反射ミラー70に近い位置となる。
このように合焦位置Faから合焦位置Fcが異なるのは、レーザ光40aからレーザ光40cが曲面反射ミラー70に入射する領域における曲率が異なるため及び/又はレーザ光40aからレーザ光40cの光路長に差が生じるためである。網膜52近傍で合焦しないレーザ光40が発生してしまうと、ユーザに良好な画像を提供することが難しくなる。また、比較例1の画像投影装置500では、矩形の画像データに基づいて光源10からレーザ光40を出射させた場合に、網膜52に投影される画像は矩形にならずに台形を倒したような画像となってしまう。したがって、この点においても、ユーザに良好な画像を提供することが難しい。
一方、実施例1では、図2(a)のように、走査光42のうちの画像の中央に対応するレーザ光40aの曲面反射ミラー20、22、26、28による屈曲角φ1〜φ4の大きさは全て略同じである。したがって、曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー28は点60を対称点とした点対称な位置に配置され、曲面反射ミラー22と曲面反射ミラー26は点60を対称点とした点対称な位置に配置されている。これにより、光学系18の曲面反射ミラー20、22の曲率がレーザ光40に及ぼす影響を、光学系24の曲面反射ミラー26、28の曲率がレーザ光40に及ぼす影響によって相殺することができる。また、光学系18の曲面反射ミラー20、22によってレーザ光40に生じる光路長差を、光学系24の曲面反射ミラー26、28によってレーザ光40に生じる光路長差によって相殺することができる。よって、網膜52近傍で合焦しないレーザ光40の発生を抑制でき、ユーザに良好な画像を提供することができる。また、矩形の画像データに基づいて光源10からレーザ光40を出射させた場合に、網膜52に矩形の画像を投影させることができ、この点においてもユーザに良好な画像を提供することができる。
実施例1によれば、図1のように、走査光42をユーザの眼50に向かって反射させる曲面反射ミラー28は眼50の正面に配置されている。これにより、走査ミラー14から光学系18及び光学系24を介して眼50に照射される走査光42が、走査ミラー14が眼50の正面に配置された状態と同等の状態で眼50に照射されるようになる。
また、実施例1によれば、光学系18の曲面反射ミラー20と光学系24の曲面反射ミラー28は同一部品からなり、光学系18の曲面反射ミラー22と光学系24の曲面反射ミラー26は同一部品からなる。これにより、曲面反射ミラーの種類を低減することができ、コストの増大を抑制できる。なお、コストの増大を抑制する点においては、曲面反射ミラー20、22、26、28の全てが同一部品からなることが好ましい。一方、コストの増大の抑制と、曲面反射ミラー20、22、26、28の配置の自由度の向上と、を両立させる点においては、曲面反射ミラー20、28が同一部品からなり、曲面反射ミラー22、26が同一部品からなり、曲面反射ミラー20、28と曲面反射ミラー22、26とは異なる部品からなる場合が好ましい。例えば、図1のように、走査光42の光路に曲面反射ミラーがかからないようにレイアウトをする点から、曲面反射ミラー22、26は曲面反射ミラー20、28よりも外形が小さい場合が好ましい。
図3のように、走査ミラー14から光学系18に入射するときのレーザ光40は略平行光であることが好ましい。これにより、光学系24から仮想面64に入射するときのレーザ光40が略平行光となるため、レーザ光40を水晶体56によって網膜52に合焦させることができる。
図6は、実施例2に係る画像投影装置200を上方から見た図である。図6のように、実施例2の画像投影装置200では、光学系18に平坦面の反射面を有する平面反射ミラー36が備わっている。平面反射ミラー36は、曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー22の間の光路上に配置されている。したがって、走査ミラー14から出射される走査光42は、曲面反射ミラー20で反射した後、平面反射ミラー36で反射されて曲面反射ミラー22に入射する。なお、平面反射ミラー36はその他の位置に配置されていてもよい。その他の構成は実施例1と同じであるため説明を省略する。
実施例2によれば、光学系18は曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー22の他に平面反射ミラー36を備える。これにより、メガネ型の画像投影装置200の外観形状に即したレイアウトにするなど、レイアウトの自由度を上げることができる。なお、光学系18に平面反射ミラー36が備わる場合に限られず、光学系18及び光学系24の少なくとも一方に平面反射ミラー36が備わる場合でもよい。また、光学系18及び/又は光学系24に備わる平面反射ミラー36の個数は1個の場合に限られず、2個以上の複数個の場合でもよい。
なお、実施例1及び実施例2では、曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー22の焦点距離が同じである場合を例に示したが、異なる場合でもよい。同様に、曲面反射ミラー26と曲面反射ミラー28の焦点距離が同じである場合を例に示したが、異なる場合でもよい。この場合、レーザ光40に及ぼす曲率や光路長差の影響を相殺する点から、曲面反射ミラー20と曲面反射ミラー28の焦点距離が同じで、曲面反射ミラー22と曲面反射ミラー26の焦点距離が同じである場合が好ましい。
実施例1及び実施例2において、光学系18及び光学系24は、反射ミラーの他にレンズを含んで構成されている又はレンズのみで構成されている場合でもよいが、色収差などの影響を考慮すると、反射ミラーのみで構成されている場合が好ましい。
実施例1及び実施例2において、曲面反射ミラー20、22、26、28は、回折素子を有する場合でもよい。また、曲面反射ミラー20、22、26は、光が透過しない全反射ミラーである場合が好ましい。曲面反射ミラー28は、ユーザの眼50の視線方向の光を透過させることができるハーフミラーであってもよいし、光が透過しない全反射ミラーであってもよい。曲面反射ミラー28がハーフミラーであれば、視線方向の実画像を透過させて、レーザ光40による画像と合わせて視認することができ、全反射ミラーであれば、レーザ光40による画像のみを視認することができる。
実施例1及び実施例2において、コリメートレンズ12は、レンズに限定されるものではなく、レーザ光40を略平行光にするコリメータとしての光学特性を有するものであれば、ミラーであっても、回折素子であってもよい。この場合もレーザ光40の光路に応じて適切な配置をとることが可能である。
実施例1及び実施例2では、片方の眼50の網膜52に画像を投影する場合を例に示したが、両方の眼50の網膜52に画像を投影する場合でもよい。また、走査部として走査ミラー14の場合を例に示したが、走査部は光線を走査可能であればよい。例えば、走査部として、電気光学材料であるタンタル酸ニオブ酸リチウム(KTN)結晶など、その他の部品を用いてもよい。光線としてレーザ光の場合を例に示したが、レーザ光以外の光でもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 光源
12 コリメートレンズ
14 走査ミラー
16 投影部
18 光学系
20 曲面反射ミラー
22 曲面反射ミラー
24 光学系
26 曲面反射ミラー
28 曲面反射ミラー
30 画像入力部
32 制御部
34 反射ミラー
36 平面反射ミラー
40〜40c レーザ光
42 走査光
50 眼
52 網膜
54 瞳孔
56 水晶体
58 角膜
60 点
62 仮想面
64 仮想面
70 曲面反射ミラー
100、200 画像投影装置

Claims (14)

  1. 光線を出射する光源と、
    入力された画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、
    前記光源から出射された前記画像光線を走査して走査光とする走査部と、
    前記走査光をユーザの眼の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影部と、を備え、
    前記投影部は、前記走査部から出射される前記走査光を前記ユーザの眼の外側に位置する第1仮想面に前記走査部の走査角度と略同じ角度で収束させる第1光学系と、前記第1仮想面を通過した前記走査光を前記ユーザの眼の内側で瞳孔近傍に位置する第2仮想面に前記第1仮想面からの出射角度と略同じ角度で収束させる第2光学系と、を備える画像投影装置。
  2. 前記走査光において、前記走査部と前記第1仮想面は前記第1光学系を介して略等倍の共役関係となっていて、前記第1仮想面と前記第2仮想面は前記第2光学系を介して略等倍の共役関係となっている、請求項1記載の画像投影装置。
  3. 前記第1光学系は、第1曲面反射ミラーと前記第1曲面反射ミラーの後段に位置し前記走査光を前記第1仮想面に反射させる第2曲面反射ミラーとを備え、
    前記第2光学系は、第3曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーの後段に位置し前記走査光を前記第2仮想面に反射させる第4曲面反射ミラーとを備え、
    前記走査光のうちの前記画像の中央に対応する前記画像光線が前記第1曲面反射ミラー、前記第2曲面反射ミラー、前記第3曲面反射ミラー、及び前記第4曲面反射ミラーで反射する屈曲角の大きさは全て略同じである、請求項1または2記載の画像投影装置。
  4. 前記第1曲面反射ミラーと前記第4曲面反射ミラーは前記第1仮想面上の点を対称点とした点対称な位置に配置され、前記第2曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーは前記第1仮想面上の前記点を対称点とした点対称な位置に配置されている、請求項3記載の画像投影装置。
  5. 前記第1光学系及び前記第2光学系の少なくとも一方は平面反射ミラーを備える、請求項3記載の画像投影装置。
  6. 前記第1曲面反射ミラーと前記第4曲面反射ミラーは同一部品からなり、前記第2曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーは同一部品からなる、請求項3から5のいずれか一項記載の画像投影装置。
  7. 前記走査部から前記第1光学系に入射するときの前記画像光線は略平行光であり、前記第2光学系から前記第2仮想面に入射するときの前記画像光線は略平行光である、請求項1から6のいずれか一項記載の画像投影装置。
  8. 光線を出射する光源と、
    入力された画像データに基づいた画像光線を生成して、前記光源からの前記画像光線の出射を制御する制御部と、
    前記光源から出射された前記画像光線を走査して走査光とする走査部と、
    前記走査光をユーザの眼の網膜に照射して前記網膜に画像を投影する投影部と、を備え、
    前記投影部は、前記走査部から出射される前記走査光を前記ユーザの眼の外側に位置する第1仮想面に収束させる第1光学系と、前記第1仮想面を通過した前記走査光を前記ユーザの眼の内側で瞳孔近傍に位置する第2仮想面に収束させる第2光学系と、を備え、
    前記第1光学系と前記第2光学系はそれぞれ複数の曲面反射ミラーで構成され、
    前記複数の曲面反射ミラーで反射する前記走査光の屈曲角の大きさは略同じである、画像投影装置。
  9. 前記第1光学系は、前記複数の曲面反射ミラーとして、第1曲面反射ミラーと前記第1曲面反射ミラーの後段に位置し前記走査光を前記第1仮想面に反射させる第2曲面反射ミラーとを有し、
    前記第2光学系は、前記複数の曲面反射ミラーとして、第3曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーの後段に位置し前記走査光を前記第2仮想面に反射させる第4曲面反射ミラーとを有し、
    前記第1曲面反射ミラーと前記第4曲面反射ミラーは前記第1仮想面上の点を対称点とした点対称な位置に配置され、前記第2曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーは前記第1仮想面上の前記点を対称点とした点対称な位置に配置されている、請求項8記載の画像投影装置。
  10. 前記第1曲面反射ミラーと前記第4曲面反射ミラーは同一部品からなり、前記第2曲面反射ミラーと前記第3曲面反射ミラーは同一部品からなる、請求項9記載の画像投影装置。
  11. 前記第1光学系は、前記走査部から出射される前記走査光を前記第1仮想面に前記走査部の走査角度と略同じ角度で収束させ、
    前記第2光学系は、前記第1仮想面を通過した前記走査光を前記第2仮想面に前記第1仮想面からの出射角度と略同じ角度で収束させる、請求項8から10のいずれか一項記載の画像投影装置。
  12. 前記走査光において、前記走査部と前記第1仮想面は前記第1光学系を介して略等倍の共役関係となっていて、前記第1仮想面と前記第2仮想面は前記第2光学系を介して略等倍の共役関係となっている、請求項8から11のいずれか一項記載の画像投影装置。
  13. 前記第1光学系及び前記第2光学系の少なくとも一方は平面反射ミラーを備える、請求項8から12のいずれか一項記載の画像投影装置。
  14. 前記走査部から前記第1光学系に入射するときの前記画像光線は略平行光であり、前記第2光学系から前記第2仮想面に入射するときの前記画像光線は略平行光である、請求項8から13のいずれか一項記載の画像投影装置。
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