JP2018203412A - パイプコンベヤ用非常停止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】その運用に高度な技術を要することなくコンベヤベルトの縦裂きの進行を防止することができる、パイプコンベヤ用非常停止装置を提供する。【解決手段】円形保持ローラによってパイプ形状に丸められているコンベヤベルトを通過させる窓穴、及び該窓穴の周縁にほぼ環状に配置された複数の前記円形保持ローラを有する、第1パネルと、前記第1パネルから、前記ベルト進行方向前方又は後方に離間して配置され、前記コンベヤベルトを通過させる窓穴を有する、第2パネルと、を備え、前記第1パネルと前記第2パネルとは、該第1パネルと該第2パネルとの前記ベルト進行方向における距離が変化し得るように、バネ部材により連結されており、前記第1パネルに、引き綱非常停止スイッチに接続している引き綱を保持するプーリが固定されている。【選択図】図4

Description

本発明は、パイプコンベヤ用非常停止装置に関するものである。
鉱物、土砂、その他の被搬送物の搬送に使用される、パイプコンベヤのコンベヤベルトにおいては、例えば、被搬送物中に含まれる鋭利な物体がコンベヤベルトを貫通することによって、該コンベヤベルトが長手方向に連続して裂ける「縦裂き」が発生することがある。
コンベヤベルトのこのような故障を防止することを所期した技術としては、例えば、コンベヤベルトの側端部が重なる地点から、パイプ状のコンベヤベルトが最初に通過する保形枠に至るまでの何れかの箇所に、パイプ形状の異常を検知する形状異常検知機構と、当該検知機構が異常を検知した際に該検知機構からの指令に従ってコンベヤベルトの走行を停止させる非常停止装置と、を設けたもの(特許文献1)や、パイプコンベヤの長手方向に走行する移動体を設け、該移動体にビデオカメラやマイクを設置して、該パイプコンベヤの異常状態を検知することを試みたもの(特許文献2)等がある。
特開2010−095345号公報 特開平5−105222号公報
しかしながら、上記のような電気的センサによる異常検知機構及び非常停止装置においては、電気ノイズによって誤作動が生じる場合や、該センサが故障の原因となり得る場合があり、また、機器により異常が検知された後に手動にてベルトコンベヤを減速又は停止する方法では、異常が発生してからコンベヤベルトの減速又は停止までのタイムラグが大きく、コンベヤベルトの縦裂きの進展を防止することが困難であった。
そこで、本発明では、簡易な構造でコンベヤベルトの縦裂きの進展を防止することができる、パイプコンベヤ用非常停止装置を提供することを目的とする。
(1)本発明のパイプコンベヤ用非常停止装置は、円形保持ローラによってパイプ形状に丸められているコンベヤベルトを通過させる窓穴、及び該窓穴の周縁にほぼ環状に配置された複数の前記円形保持ローラを有する、第1パネルと、前記第1パネルから、前記ベルト進行方向前方又は後方に離間して配置され、前記コンベヤベルトを通過させる窓穴を有する、第2パネルと、を備え、前記第1パネルと前記第2パネルとは、該第1パネルと該第2パネルとの前記ベルト進行方向における距離が変化し得るように、バネ部材により連結されており、前記第1パネルに、引き綱非常停止スイッチに接続している引き綱を保持するプーリが固定されていること、を特徴とする。本発明のパイプコンベヤ用非常停止装置によれば、簡易な構造でコンベヤベルトの縦裂きの進展を防止することができる。
(2)本発明のパイプコンベヤ用非常停止装置では、前記第1パネルと前記第2パネルとが、第1支持棒に巻き付けられたコイルバネにより連結されていることが好ましい。この構成によれば、装置を容易に構成することができる。
(3)本発明のパイプコンベヤ用非常停止装置では、前記第2パネルが、前記第1パネルから、前記ベルト進行方向前方に離間して配置されていることが好ましい。この構成によれば、コンベヤベルトの縦裂きの進展をより確実に防止することができる。
(4)本発明のパイプコンベヤ用非常停止装置では、前記コンベヤベルトのベルト進行方向から視た投影視で、少なくとも前記ほぼ環状に配置された複数の円形保持ローラを取り囲むように配置された、第3パネルをさらに備え、前記第2パネル及び当該第3パネルは、該第2パネルと該第3パネルとの間の前記ベルト進行方向における距離が一定に保持されるように連結されていることが好ましい。この構成によれば、装置の安定性を高めることができる。
(5)本発明のパイプコンベヤ用非常停止装置では、前記第2パネルと前記第3パネルとが、第2支持棒により連結されていることが好ましい。この構成によれば、装置を容易に構成することができる。
(6)本発明のパイプコンベヤ用非常停止装置では、前記第1パネルと前記第3パネルとが、前記ベルト進行方向に垂直な同一平面上にあることが好ましい。この構成によれば、コンベヤベルトの縦裂き発生位置を、目視で容易に確認することができる。
(7)本発明のパイプコンベヤ用非常停止装置では、前記第2パネルと前記第3パネルとの間のベルト進行方向における一定の距離が、調節可能であることが好ましい。この構成によれば、コンベヤベルトの停止可能距離、すなわち、コンベヤベルトに亀裂が発生してから、非常停止装置によってコンベヤベルトが停止するまでの、該コンベヤベルトの進行距離を調整することができる。
本発明によれば、簡易な構造でコンベヤベルトの縦裂きの進展を防止することができる、パイプコンベヤ用非常停止装置を提供することができる。
本発明に係るパイプコンベヤ用非常停止装置を備えるパイプコンベヤの、一例を示す側面図である。 図1のパイプコンベヤを示す、図1のII−II線に沿う縦断面図である。 図1のパイプコンベヤを示す、図1のIII−III線に沿う水平断面図である。 本発明に係るパイプコンベヤ用非常停止装置の一実施形態における、平常時の状態を示す図であり、(a)は、該非常停止装置の正面図であり、(b)は、該非常停止装置の側面図である。 本発明に係るパイプコンベヤ用非常停止装置の一実施形態における、非常時の状態を示す図であり、(a)は、該非常停止装置の正面図であり、(b)は、該非常停止装置の側面図である。
以下に、図面を参照しつつ、この発明に係るパイプコンベヤ用非常停止装置の実施形態を例示説明する。
まず、本発明に係るパイプコンベヤ用非常停止装置100を備える、パイプコンベヤ1の全体構造の一例について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、パイプコンベヤ1の一例を示す側面図である。図2は、図1のパイプコンベヤ1を示す、図1のII−II線に沿う縦断面図である。図3は、図1のパイプコンベヤ1を示す、図1のIII−III線に沿う水平断面図である。
パイプコンベヤ1は、無端状(すなわち環状)のコンベヤベルト10を備えており、コンベヤベルト10の長手方向の一部分をパイプ状に丸めた状態で、コンベヤベルト10の内周側に被搬送物Wを包み込んで搬送するものである。パイプコンベヤ1は、被搬送物Wを飛散あるいは荷こぼれさせずに搬送できるため、粉状体、粒状体、又は比較的軽い固形物等の搬送に特に好適である。
なお、本明細書では、コンベヤベルト10の長手方向を、「ベルト長手方向」ともいう。ベルト長手方向はコンベヤベルト10の進行方向(以下、「ベルト進行方向」ともいう。)に平行である。
また、本明細書では、コンベヤベルト10の幅方向を、「ベルト幅方向」ともいう。ベルト幅方向は、コンベヤベルト10のベルト長手方向に垂直な縦断面(例えば図2の縦断面)における、コンベヤベルト10の厚さ方向中心線の延在方向に相当する。ベルト幅方向は、コンベヤベルト10が平らに展開された状態ではまっすぐな方向であるが、コンベヤベルト10がパイプ状に丸められた状態では、そのパイプ形状の周方向にほぼ沿う方向となる。
図1〜図3の例のパイプコンベヤ1は、コンベヤベルト10に加えて、前部プーリ2と、後部プーリ3と、保形枠4と、支持枠5と、円形保持ローラ6と、丸めローラ7、8と、ホッパ9と、荷受箱11とを、備えている。
図1に示すように、コンベヤベルト10は、コンベヤベルト10の長手方向の両端に設置された前部プーリ2と後部プーリ3とに掛け回されている。前部プーリ2をモータ等の駆動機構により回転させ、後部プーリ3を従動回転させることによって、コンベヤベルト10は、図1の矢印の方向に循環走行される。後部プーリ3の上方には、被搬送物Wをコンベヤベルト10上に投下するホッパ9が設けられている。前部プーリ2の前方下側には、コンベヤベルト10上の被搬送物Wが投入される荷受箱11が設置されている。コンベヤベルト10のうち、後部プーリ3から前部プーリ2に向かって進行する部分はキャリア側ベルト10Cであり、前部プーリ2から後部プーリ3に向かって進行する部分はリターン側ベルト10Rである。
前部プーリ2と後部プーリ3との間には、方形枠状をなす複数の保形枠4が、ベルト長手方向にほぼ一定間隔をもって配設されている。これら複数の保形枠4は、コンベヤベルト10の長手方向に沿って延在する支持枠5によって、互いに連結されている。
図2に示すように、各保形枠4は、保形枠4内に配置された上室パネル4aと下室パネル4bとにより、上室と下室とを区画している。上室パネル4aの中央に形成された窓穴4cには、コンベヤベルト10のキャリア側ベルト10Cが、窓穴4cの周縁にほぼ環状に配設された複数(図の例では6つ)の円形保持ローラ6によって案内支持されながら通過する。下室パネル4bの中央に形成された窓穴4cには、コンベヤベルト10のリターン側ベルト10Rが、窓穴4cの周縁にほぼ環状に配設された複数(図の例では6つ)の円形保持ローラ6によって案内支持されながら通過する。
上記のように構成されたパイプコンベヤ1は、つぎのように動作する。
まず、図3に示すように、平らに展開された状態で後部プーリ3を下側から上側に通過したキャリア側ベルト10Cが、例えばキャリア側ベルト10Cの下面と側面をそれぞれ支持する丸めローラ7、8によって案内支持されることにより、ベルト幅方向両側の端部分110、120が持ち上げられるとともに互いへ近づけられ、次第にパイプ形状に近づくように丸められる。その間、ホッパ9から、被搬送物Wが、キャリア側ベルト10C上に投下される。
ついで、キャリア側ベルト10Cは、図2に示すように、最初の保形枠4の上室パネル4aに進入し、円形保持ローラ6によって案内支持されて、完全にパイプ形状に丸められる。このとき、キャリア側ベルト10Cのベルト幅方向両側の端部分110、120どうしが、上方においてオーバーラップし、キャリア側ベルト10Cの内周側に被搬送物Wが包み込まれる。すなわち、パイプ形状に丸められたキャリア側ベルト10Cの内周面は、搬送面をなす。その後も、被搬送物Wを包み込んだキャリア側ベルト10Cは、各保形枠4を通過するたびに受ける円形保持ローラ6の作用によって、パイプ形状を保ったまま走行する。
最後の保形枠4を通過したキャリア側ベルト10Cは、図1に示すように、前部プーリ2に向かうに従い、ベルト展開装置(図示せず)によって徐々に平らになるように展開される。キャリア側ベルト10Cが前部プーリ2に到達すると、被搬送物Wが荷受箱11に投入される。
その後、前部プーリ2を上側から下側に通過したリターン側ベルト10Rは、上述と同様の要領でパイプ形状に丸められて、パイプ形状を保ったまま各保形枠4の下室パネル4bを通過し、再び平らに展開されて後部プーリ3に戻って、循環走行する。なお、本例では、図2に示すように、リターン側ベルト10Rのなすパイプ形状の断面形状が、キャリア側ベルト10Cのなすパイプ形状の断面形状を上下に反転させた形状となる。
このように、パイプコンベヤ1は、コンベヤベルト10の長手方向における後部プーリ3と前部プーリ2との間の部分で、コンベヤベルト10をパイプ形状に丸めた状態で走行させる。
このパイプコンベヤ1において、パイプコンベヤ用非常停止装置100(以下に、単に「非常停止装置100」ともいう)は、その詳細を後述するように、図1に示す保形枠4の内側に配置されている。本発明に係る非常停止装置100は、少なくとも1つ(図示例では2つ)の保形枠4に、上述の上室パネル4a及び/又は下室パネル4bに替えて配置することによって、縦裂きの進展を防止する効果が得られるが、非常停止装置100の配設個数は、諸条件に応じて適宜設定できる。
つぎに、この非常停止装置100の一実施形態について、図4を参照しながら、さらに詳しく説明する。
図4は、本発明に係るパイプコンベヤ用非常停止装置100の一実施形態における、平常時の状態を示す図であり、図4(a)は、該非常停止装置100の正面図(コンベヤベルト10の進行方向に沿って、該進行方向の後方から見た図。すなわち、図1のII−II線に沿う縦断面図に対応した図。)であり、図4(b)は、該非常停止装置100の側面図(コンベヤベルト10の進行方向に垂直な方向から見た図。すなわち、図1に示す側面図の、部分拡大図に相当する図。)である。この例において、非常停止装置100は、図4(a)に示すように、キャリア側ベルト10Cが通過することになる保形枠4の上室に設けられており、非常停止装置100の外郭寸法は、該保形枠4の上室の内法寸法とほぼ同一である。なお、図4(b)においては、説明をし易くする目的で、保形枠4、支持枠5及び円形保持ローラを保持するローラ受けの一部の記載を省略している。
本実施形態における非常停止装置100は、第1パネル12A、第2パネル12B及び第3パネル12Cの、3枚のパネルを備え、これら3枚のパネルは、以下の構成を有している。
すなわち、図4(a)を参照して、第1パネル12Aは、輪郭が四角形(この例では、正方形)のパネルであり、その中央部に、キャリア側ベルト10Cを通過させる円形の窓穴13aと、該窓穴13aの周縁にほぼ環状に配置された複数(本実施形態では、6つ)の円形保持ローラ6が設けられている。さらに、第1パネル12Aには、その四隅の夫々に、後述する第1支持棒14を挿入するための開孔15aが設けられている。
第3パネル12Cは、この例では、第1パネル12Aとベルト進行方向に対して垂直な同一平面上に、該第1パネル12Aの四方を囲むように配置された、輪郭が四角形(この例では、正方形)のパネルである。第3パネル12Cの中央部には、第1パネル12Aの面積よりも大きな(この例では、第1パネル12Aの相似形状である正方形の)開口13bが形成されているため、第3パネル12Cは、第1パネル12Aの輪郭を形成する四辺すべてからオフセットしている。さらに、第3パネル12Cには、その四隅の夫々に、後述する第2支持棒16を挿入・固定するための開孔15bが設けられている。
また、図4(b)を参照して、第2パネル12Bは、第1パネル12A及び第3パネル12Cと、コンベヤベルト10のベルト進行方向Xに対して垂直かつ互いに平行に、かつ第1パネル12A及び第3パネル12Cから、ベルト進行方向Xの前方(図4(b)の左方)に、所定の距離Dだけ離間して配置されている。第2パネル12Bは、第1パネル12A及び第3パネル12Cと同じく輪郭が四角形(この例では、正方形)であり、その中央部に、キャリア側ベルト10Cを通過させる円形の窓穴(不図示)を備えている。さらに、第2パネル12Bには、上記の開孔15a及び開孔15bと、ベルト進行方向Xに沿って対応する位置に、後述する第1支持棒14及び第2支持棒16を挿入するための、開孔15c及び開孔15dが設けられている。
また、本実施形態の非常停止装置100は、第2パネル12B及び第3パネル12Cが保形枠4に固定されることによって、パイプコンベヤ1に取り付けられている。
さらに、第2パネル12Bにおいては、第2パネル12Bの、開孔15c位置、すなわち、第1パネル12Aの四隅に設けられた4つの開孔15aとベルト進行方向Xに沿って対応する位置に、複数本(この例では、4本)の第1支持棒14が固定されており、該第1支持棒14は、開孔15c及び開孔15a間に延在している。さらに、この第1支持棒14には、第1パネル12Aと第2パネル12Bとが離間する方向に付勢されたコイルバネ17が巻き付けられており、該コイルバネ17によって、第1パネル12Aと第2パネル12Bとは、第1パネル12Aと第2パネル12Bとのベルト進行方向Xにおける距離Dが変化し得るように、連結されている。なお、第1支持棒14は、開口15a側、すなわち、第1パネル12A側では固定されていない。本実施形態において、第1支持棒14の断面積(進行方向Xに対して垂直な面の断面積)は、開孔15aの開孔面積よりも小さく、第1パネル12Aは、開孔15aを介して、第1支持棒14上を摺動することができる。
また、第1パネル12Aは、コイルバネ17の作用により、第2パネル12Bから離間して配置されているが、本実施形態においては、第1パネル12Aが、第3パネル12Cと同一平面上に静止するように、又は第1パネル12Aが、第1支持棒14から外れてしまわないように、例えば、該第1支持棒14の第1パネル12A側の先端付近にパネル受け14aが設けられている。
また、第2パネル12Bにおいては、第2パネル12Bの、開孔15dの位置、すなわち、第3パネル12Cの四隅に設けられた4つの開孔15bとベルト進行方向Xに沿って対応する位置に、さらに複数本(この例では、4本)の第2支持棒16が固定されており、開孔15b及び開孔15d間に延在する当該第2支持棒16によって、第2パネル12Bと第3パネル12Cとは、第2パネル12Bと第3パネル12Cとのベルト進行方向Xにおける距離Dが一定に保持されるように、連結されている。
また、本実施形態では、第1パネル12Aの任意の部分、すなわち、本実施形態においては、第1パネル12Aの上辺の中央付近に、第1プーリ18が固定されている。さらに、第1パネル12A以外の任意の部分、すなわち、本実施形態においては、第3パネル12Cの上辺の中央付近に、第2プーリ19が固定されている。第2プーリ19は、第1パネル12A以外であれば、非常停止装置100の他の部分又は該非常停止装置100を取り付けたパイプコンベヤ1の任意の部分に固定することができるが、第1プーリ18よりも、ベルト進行方向X後方に固定されていることが好ましい。第1プーリ18及び第2プーリ19には、引き綱20が掛けられており、この引き綱20は、該引き綱20が引かれたときにコンベヤベルト10の進行を停止する、引き綱非常停止スイッチ(不図示)に接続している。
このように、本実施形態に係るコンベヤベルト10の非常停止装置100においては、円形保持ローラ6によってパイプ形状に丸められているコンベヤベルト10を通過させる窓穴13a、及び該窓穴13aの周縁にほぼ環状に配置された複数の円形保持ローラ6を有する、第1パネル12Aと、第1パネル12Aから、ベルト進行方向X前方又は後方(本実施形態では前方)に離間して配置され、コンベヤベルト10を通過させる窓穴(不図示)を有する、第2パネル12Bと、を備え、第1パネル12Aと第2パネル12Bとは、該第1パネル12Aと該第2パネル12Bとのベルト進行方向Xにおける距離Dが変化し得るように、バネ部材17により連結されており、第1パネル12Aに、引き綱非常停止スイッチ(不図示)に接続している引き綱20を保持するプーリ(第1プーリ18)が固定されている。この構成によれば、簡易な構造でコンベヤベルト10の縦裂きの進展を防止することができるが、その仕組みを、以下に説明する。
図5は、図4に示したパイプコンベヤ用非常停止装置100の、非常時の状態、すなわち、コンベヤベルト10に縦裂きが生じたことに伴い、非常停止装置100が作動して、パイプコンベヤ1の運転が停止された状態を示す図である。図5(a)は、該非常停止装置100の正面図であり、図5(b)は、該非常停止装置100の側面図である。
まず、コンベヤベルトにおける「縦裂き」とは、一般に、被搬送物W中に含まれる鋭利な物体P(以下、単に「物体P」ともいう)がコンベヤベルトを貫通することにより生じ、この縦裂きは、該物体Pが貫通した後もなおパイプコンベヤの運転、すなわち、コンベヤベルトの走行が継続されることによって経時的に進展する。より具体的に説明すると、本発明に係る非常停止装置100が設けられていない場合においては、パイプ状に丸められたコンベヤベルトを貫通して、該コンベヤベルトの円周から突出している物体Pは、コンベヤベルトの走行に伴い、該走行途中に配置されている保形枠や円形保持ローラ等によってそれ以上前方への進行が妨げられることになるところ、コンベヤベルトはそのまま走行を続けるため、パイプコンベヤの運転が停止するまでの間、該物体Pによってコンベヤベルトが切り裂かれることになる。このように、コンベヤベルトの縦裂きは、該縦裂きが発生してからパイプコンベヤの運転が停止するまでの間に進展する。
本発明に係る非常停止装置100では、コンベヤベルト10の任意の場所にて物体Pが該コンベヤベルト10を貫通すると、物体Pは、コンベヤベルト10の走行とともに前進し、最寄りの非常停止装置100の第1パネル12Aと衝突する(図5(a)参照)。すると、第1パネル12Aは、物体Pによってコンベヤベルト10のベルト進行方向X前方、すなわち、第2パネル12Bに近づく方向に押されることになる。そして、物体Pが第1パネル12Aを押す力が、第1支持棒14に設けられたバネ17の弾性力を上回ると、第1パネル12Aは、第2パネル12Bに向かって移動し始める。すなわち、第1パネル12Aは、本実施形態では、第3パネル12Cに対して、コンベヤベルト10のベルト進行方向X前方に相対的に移動し始める。すると、第1パネル12Aに固定された第1プーリ18もまた、第3パネル12Cに固定された第2プーリ19に対して、コンベヤベルト10のベルト進行方向X前方に相対的に移動することになる。すると、第1プーリ18及び第2プーリ19に掛けられた、引き綱非常停止スイッチ(不図示)に接続している引き綱20が引かれ、該非常停止スイッチが作動する。この一連の動作によって、パイプコンベヤ1の運転が停止される。
このように、本発明に係る非常停止装置100においては、物体Pによってコンベヤベルト10に縦裂きが発生したとしても、該縦裂きの進展を、第1パネル12Aの移動距離D2に留めることができる。しかも、本発明に係る非常停止装置100では、縦裂き発生時に、上述した簡易かつ簡潔な構造によりパイプコンベヤ1の運転を停止することができる。このように、本発明に係る非常停止装置100によれば、簡易な構造でコンベヤベルト10の縦裂きの進展を防止することができる。
なお、本実施形態では、上述のとおり、引き綱20が、第1パネル12Aに固定された第1プーリ18と、第3パネル12Cに固定された第2プーリ19と、の2つのプーリを介して引き綱非常停止スイッチに接続されている。この場合、縦裂き発生時における、引き綱20の引き綱ストローク(引き綱20が引かれる長さ)が、第1パネル12Aの移動距離D2の2倍となるため、縦裂きの発生が検知され易く、縦裂きの発生から引き綱非常停止スイッチが作動するまでの時間を短縮することができる。
また、本発明に係る非常停止装置100は、保形枠4内に設置可能であるため、既存のパイプコンベヤにおいて、該パイプコンベヤの保形枠4内の構成を上述した非常停止装置100に取り替えるだけで、コンベヤベルトの縦裂きの進展を防止することができる点においても、有用である。
また、上述したように、本実施形態に係る非常停止装置100では、第2パネル12Bが、第1パネル12Aのベルト進行方向前方に離間して配置されていることが好ましい。この場合、第2パネル12Bを第1パネル12Aのベルト進行方向後方に離間して配置した場合に比し、より確実に、より詳細には、物体Pの大きさに関わらず、コンベヤベルト10の縦裂きの進展を防止することができる。
特には、第1パネル12Aと第2パネル12Bとが、第1支持棒に巻き付けられたコイルバネにより連結されていることが好ましい。この場合、非常停止装置100を容易に構成することができる。
また、本実施形態のように、第1パネル12A及び第2パネル12Bに加えて、コンベヤベルト10のベルト進行方向から視た投影視で、少なくともほぼ環状に配置された複数の円形保持ローラ6を取り囲むように配置された、第3パネル12Cをさらに備える場合、第2パネル12B及び第3パネル12Cが、該第2パネル12Bと該第3パネル12Cとの間の前記ベルト進行方向における距離が一定に保持されるように連結されていることが好ましい。この場合、上述のように、第2パネル12B及び第3パネル12Cの双方を、例えば、保形枠4等に固定することによって、非常停止装置100をパイプコンベヤ1に取り付けることができるため、装置の安定性が増す。
かかる構成において、特には、第2パネル12Bと第3パネル12Cとが、第2支持棒16により連結されていることが好ましい。この場合、非常停止装置100を容易に構成することができる。
さらには、第1パネル12Aと第2パネル12Bとが、該第1パネル12Aと該第2パネル12Bとのベルト進行方向Xにおける距離Dが変化し得るように、バネ部材17により連結されていることが好ましい。この場合、例えば、第1パネル12Aと第3パネル12Cとを、該第1パネル12Aと該第3パネル12Cとのベルト進行方向Xにおける距離Dが変化し得るように、バネ部材17により連結した場合に比し、第1パネル12Aと第3パネル12Cとをベルト進行方向Xに近づけた構造(上記の実施形態においては、第1パネル12Aと第3パネル12Cとが、ベルト進行方向Xに垂直な同一平面上に配置された構造)とすることが可能であり、非常停止装置100をコンパクトに設計することができる。
また、上述したように、本実施形態に係る非常停止装置100では、第1パネル12Aと第3パネル12Cとが、ベルト進行方向Xに垂直な同一平面上にあることが好ましい。この場合、物体Pによってコンベヤベルト10に縦裂きが発生した箇所では、第1パネル12Aと第2パネル12Bとのベルト進行方向X位置にずれが生じるため、縦裂き発生位置を、目視で容易に確認することができる。
さらに、本実施形態に係る非常停止装置100では、第2パネル12Bと第3パネル12Cとの間のベルト進行方向Xにおける一定の距離Dが、調節可能であることが好ましい。すなわち、上述の実施形態を参照すると、第2支持棒16の長さが、調節可能であることが好ましい。第2支持棒16を長くすると、第1パネル12Aの移動距離D2の最大値は長くなり、該第2支持棒16を短くすると、第1パネル12Aの移動距離D2の最大値は短くなる。このように、第2支持棒16を伸縮可能とすると、コンベヤベルト10の停止可能距離、すなわち、コンベヤベルト10に縦裂きが発生してから、該非常停止装置100によってパイプコンベヤ1の運転が停止するまでの、該コンベヤベルト10の進行距離(第1パネル12Aの移動距離D2)を調整することができる。
また、本実施形態において、第1支持棒14の周囲に巻き付けるコイルバネ17は、コイルバネ17が上記移動距離D2分だけ縮んだ際の、コイルバネ17のベルト進行方向X後方側への付勢力(すなわち、コイルバネ17のバネ定数k×移動距離D2×コイルバネ17の本数n(上述の実施形態では、n=4))が、物体Pによるコンベヤベルトの縦裂き抵抗力よりも小さくなるものを適宜選択しておくことが好ましい。この場合、コンベヤベルトベルトの運転速度及びベルト構造から実験的に得られる、縦裂き抵抗力を用いて計算するものとする。
なお、上述した実施形態では、第1支持棒14が第3パネル12Bに固定されており、コンベヤベルト10の縦裂き発生時に、第1パネル12Aが第1支持棒14上を摺動して第2パネル12B側に移動することにより、第1パネル12A上に設けられた第1プーリ18を、第3パネル12C上に設けられた第2プーリ19に対して相対移動させ、引き綱非常スイッチ(不図示)を作動させていたが、例えば、第1支持棒14を第1パネル12Aに固定し、該第1支持棒14が貫通可能なサイズの開孔を第2パネル12Bに設けることにより、該第2パネル12Bを第1支持棒14に対して摺動可能な構成とすることもできる。換言すれば、第1パネル12A及び該第1パネル12Aに固定された第1支持棒14を、第2パネル12Bに対して相対的に摺動可能な構成とすることができる、ということである。この場合においても、第1パネル12Aが第3パネル12Cと同一平面上に静止するように、又は第1支持棒14が第2パネル12Bから外れてしまわないように、該第1支持棒14の第2パネル12B側の先端に、パネル受け等を設けることができる。
1:パイプコンベヤ、 2:前部プーリ、 3:後部プーリ、 4:保形枠、 4a:上室パネル、 4b:下室パネル、 4c:窓穴、 5:支持枠、 6:円形保持ローラ、 7、8:丸めローラ、 9:ホッパ、 10:コンベヤベルト、 10C:キャリア側ベルト、 10R:リターン側ベルト、 11:荷受箱、 12A:第1パネル、 12B:第2パネル、 12C:第3パネル、 13a:窓穴、 13b:開口、 14:第1支持棒 14a:パネル受け、 15a,15b,15c,15d:開孔、 16:第2支持棒、 17:コイルバネ(バネ部材)、 18:第1プーリ、 19:第2プーリ、 20:引き綱 100:パイプコンベヤ用非常停止装置、 110,120:コンベヤベルトのベルト幅方向の端部分

Claims (7)

  1. 円形保持ローラによってパイプ形状に丸められているコンベヤベルトを通過させる窓穴、及び該窓穴の周縁にほぼ環状に配置された複数の前記円形保持ローラを有する、第1パネルと、
    前記第1パネルから、前記ベルト進行方向前方又は後方に離間して配置され、前記コンベヤベルトを通過させる窓穴を有する、第2パネルと、を備え、
    前記第1パネルと前記第2パネルとは、該第1パネルと該第2パネルとの前記ベルト進行方向における距離が変化し得るように、バネ部材により連結されており、
    前記第1パネルに、引き綱非常停止スイッチに接続している引き綱を保持するプーリが固定されていることを特徴とするパイプコンベヤ用非常停止装置。
  2. 前記第1パネルと前記第2パネルとが、第1支持棒に巻き付けられたコイルバネにより連結されている、請求項1に記載のパイプコンベヤ用非常停止装置。
  3. 前記第2パネルが、前記第1パネルから、前記ベルト進行方向前方に離間して配置されている、請求項1又は2に記載のパイプコンベヤ用非常停止装置。
  4. 前記コンベヤベルトのベルト進行方向から視た投影視で、少なくとも前記ほぼ環状に配置された複数の円形保持ローラを取り囲むように配置された、第3パネルをさらに備え、前記第2パネル及び当該第3パネルは、該第2パネルと該第3パネルとの間の前記ベルト進行方向における距離が一定に保持されるように連結されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のパイプコンベヤ用非常停止装置。
  5. 前記第2パネルと前記第3パネルとが、第2支持棒により連結されている、請求項4に記載のパイプコンベヤ用非常停止装置。
  6. 前記第1パネルと前記第3パネルとが、前記ベルト進行方向に垂直な同一平面上にある、請求項4又は5に記載のパイプコンベヤ用非常停止装置。
  7. 前記第2パネルと前記第3パネルとの間のベルト進行方向における一定の距離が、調節可能である、請求項4〜6のいずれか1項に記載のパイプコンベヤ用非常停止装置。
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