JP2018202361A - プラズマ溶射ヘッド、プラズマ溶射装置及びプラズマ溶射方法 - Google Patents

プラズマ溶射ヘッド、プラズマ溶射装置及びプラズマ溶射方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の溶射銃の間隔を狭く配置することが可能なプラズマ溶射ヘッドを提供すること。【解決手段】一実施形態のプラズマ溶射ヘッドは、溶射材料の粉末をプラズマにより溶融し、溶融した粉末により被対象物に成膜するプラズマ溶射ヘッドであって、前記溶射材料の粉末をプラズマ生成ガスにより運び、先端部の開口から噴射するノズルと、前記ノズルが噴射する前記プラズマ生成ガスを直流電源が出力する電力により分解して前記ノズルと軸芯が共通するプラズマを生成するプラズマ生成部と、を含む溶射銃と、複数の前記溶射銃を一体支持し、内部に冷媒が通流する冷媒流路を含む本体部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマ溶射ヘッド、プラズマ溶射装置及びプラズマ溶射方法に関する。
溶射材料の粒子の粉末を高速のガスから形成されたプラズマジェットの熱により溶融しながら基材の表面に向かって噴き出し、基材の表面に被膜を形成するプラズマ溶射装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−123663号公報
ところで、例えば長尺物に成膜する場合や、成膜の前後にアニール処理を行う場合には、複数の溶射銃を狭ピッチで配置することが求められる。
しかしながら、上記のプラズマ溶射装置では、粉末のサイズが大きく、溶射材料の粉末を溶射銃の外部から供給するため、溶射銃のサイズが大きく、複数の溶射銃を狭ピッチで配置することが困難である。また、粉末を溶融する際の電力が高いため、発熱の問題から複数の溶射銃を狭ピッチで配置することが困難である。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、複数の溶射銃の間隔を狭く配置することが可能なプラズマ溶射ヘッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るプラズマ溶射ヘッドは、溶射材料の粉末をプラズマにより溶融し、溶融した粉末により被対象物に成膜するプラズマ溶射ヘッドであって、前記溶射材料の粉末をプラズマ生成ガスにより運び、先端部の開口から噴射するノズルと、前記ノズルが噴射する前記プラズマ生成ガスを直流電源が出力する電力により分解して前記ノズルと軸芯が共通するプラズマを生成するプラズマ生成部と、を含む溶射銃と、複数の前記溶射銃を一体支持し、内部に冷媒が通流する冷媒流路を含む本体部と、を有する。
開示のプラズマ溶射ヘッドによれば、複数の溶射銃の間隔を狭く配置することができる。
本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置の概略図 図1のプラズマ溶射装置のプラズマ溶射ヘッドの一例を示す斜視図 図2のプラズマ溶射ヘッドの本体部を説明するための図 図2のプラズマ溶射ヘッドのノズルの中心軸を通る縦断面図 図2のプラズマ溶射ヘッドの横断面図 図1のプラズマ溶射装置のプラズマ溶射ヘッドの別の例を示す断面図 長尺物に成膜処理を行う場合のプラズマ溶射ヘッドの動作の説明図 アニール処理が膜の密着性に与える影響を評価するための評価系の説明図 アニール処理が膜の密着性に与える影響を評価した結果を示す図 アニール処理後の経過時間が膜の密着性に与える影響を評価するための評価系の説明図 アニール処理後の経過時間が膜の密着性に与える影響を評価した結果を示す図
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
〔プラズマ溶射装置〕
本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置の概略図である。図2は、図1のプラズマ溶射装置のプラズマ溶射ヘッドの一例を示す斜視図である。図3は、図2のプラズマ溶射ヘッドの本体部を説明するための図である。図4は、図2のプラズマ溶射ヘッドのノズルの中心軸を通る縦断面図である。図5は、図2のプラズマ溶射ヘッドの横断面図である。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置1は、溶射材料の粉末R1をノズル26の先端部26bの開口26cから噴射して、高速のガスにより形成されたプラズマジェットPの熱により溶融しながら被対象物である基材の表面に向かって噴き出し、基材の表面に溶射材料を含む膜を形成する装置である。基材の一例としては、リチウム(Li)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)、ニッケル(Ni)、金属化合物(ステンレス等)、絶縁膜(エンジニアリングプラスチック、セラミックス)等が挙げられる。
プラズマ溶射装置1は、フィーダー10と、プラズマ溶射ヘッド20と、ガス供給部30と、チラーユニット40と、直流電源50とを有する。
フィーダー10は、溶射材料の粉末R1をノズル26に供給する。溶射材料の粉末R1は、フィーダー10内の容器11に収納されている。溶射材料の粉末R1は、例えば1μm〜50μmの粒径の微粉末である。フィーダー10には、アクチュエータ12が設けられている。
プラズマ溶射ヘッド20は、本体部21と、複数の溶射銃25とを有する。本実施形態では、プラズマ溶射ヘッド20は、図1及び図2に示されるように、4つの溶射銃25が本体部21に一体支持されている。
本体部21は、複数の溶射銃25を一体支持するセラミック等の絶縁部材である。本体部21には、図3に示されるように、複数の溶射銃25を挿通可能に構成された複数の貫通孔21aが形成されている。本実施形態では、4つの貫通孔21aが本体部21の長手方向に沿って形成されている。本体部21の長手方向の長さL1は155mmであり、隣接する貫通孔21aの中心間距離L2は35mmである。
本体部21の内部には、図1及び図4に示されるように、冷媒が通流する冷媒流路21bが形成されている。冷媒流路21bは、複数の溶射銃25の各々の周辺に設けられている。冷媒流路21bには、チラーユニット40から冷媒が供給される。これにより、本体部21が冷却されるので、本体部21がプラズマの熱により高温になることを防止できる。
本体部21は、例えば3Dプリンタに読み込まれる本体部用3Dデータに基づき3Dプリンタにより成形される。本体部3Dデータには、本体部21の内部に形成される旋回流構造、冷媒流路21b、並びに溶射銃25が挿入される複数の貫通孔21aの形状、配置、及び寸法データが含まれる。3Dプリンタは、本体部用3Dデータに基づき、旋回流構造、冷媒流路21b、溶射銃25を挿入する複数の貫通孔21aを内部に作り込んだ本体部21を一体形成することで、複数の溶射銃25を狭ピッチで配置し、装置のコンパクト化とハードウェアの部品点数の低減(Oリングを減らす等)を図ることができる。
また、本体部21は、光造形3Dプリンタを使ってセラミックの原料を含んだ成形物を作製し、作製した成形物を焼結させるセラミック3D焼成等の3D焼結技術により成形されてもよい。
溶射銃25は、フィーダー10から供給される溶射材料の粉末R1を、ガス供給部30から供給されるプラズマ生成ガスにより運び、直流電源50により供給される電力を用いてプラズマ生成ガスを電離(解離)させてプラズマジェットPを生成する。そして、プラズマジェットPの熱により溶射材料の粉末R1を溶融しながら基材の表面に向かって噴き出す。溶射銃25は、ノズル26と、回転流ディスク27と、アノード部28とを有する。
ノズル26は、棒状の環状部材であり、その内部に溶射材料の粉末R1が運ばれる流路26aが形成されている。ノズル26の流路26aと容器11内とは連通する。溶射材料の粉末R1は、アクチュエータ12の動力により容器11を振動させることで、容器11からノズル26内の流路26aに投入される。ノズル26には、溶射材料の粉末R1と共にプラズマ生成ガスが供給される。プラズマ生成ガスは、プラズマを生成するためのガスであり、また、流路26aにて溶射材料の粉末R1を運ぶキャリアガスとしても機能する。
ノズル26は、本体部21を貫通し、その先端部26bがプラズマ生成空間Uに突出する。本実施形態では、ノズル26は、固定部材29a及び締結部材29bにより本体部21に固定されている。溶射材料の粉末R1は、プラズマ生成ガスによりノズル26の先端部26bまで運搬され、プラズマ生成ガスと共に先端部26bの開口26cからプラズマ生成空間Uに噴射される。ノズル26は、金属材料により形成されている。ノズル26は、直流電源50に接続され、直流電源50から電流が供給される電極(カソード)としても機能する。
回転流ディスク27は、本体部21の貫通孔21aに挿通されている。回転流ディスク27は、絶縁材料により形成されている。回転流ディスク27の内部には、プラズマ生成空間Uにプラズマ生成ガスを供給するガス流路27aが形成されている。ガス流路27aには、ガス供給部30からプラズマ生成ガスが供給される。
アノード部28は、本体部21の下方から貫通孔21aに挿通されている。アノード部28は、金属材料により形成されている。アノード部28は、直流電源50に接続されており、電極(アノード)として機能する。
プラズマ生成空間Uは、主に回転流ディスク27の内周部27bと、アノード部28の上部28aとにより画定された空間である。プラズマ生成空間Uには、ノズル26の先端部26bが突出している。
ガス供給部30は、ガス供給源31と、バルブ32と、マスフローコントローラ33と、配管34と、配管35とを有する。プラズマ生成ガスは、ガス供給源31から供給され、バルブ32及びマスフローコントローラ33を通って開閉及び流量制御され、配管34を通ってノズル26内の流路26aに供給される。プラズマ生成ガスとしては、アルゴンガス、ヘリウムガス、窒素ガス、水素ガス、これら各種ガスを組み合わせたガス等が利用できる。
また、プラズマ生成ガスは、ガス供給源31から供給され、バルブ32及びマスフローコントローラ33を通って開閉及び流量制御され、配管35を通って回転流ディスク27の内部のガス流路27aを流れ、横方向からプラズマ生成空間Uに供給される。より具体的には、図1及び図5に示されるように、プラズマ生成空間Uに導入されるプラズマ生成ガスは、回転流ディスク27のガス流路27aから横方向に旋回流となってプラズマ生成空間Uに供給される。これにより、生成されるプラズマの拡散を防ぎ、プラズマジェットPが直線偏向となる。即ち、ノズル26と軸芯が共通するプラズマジェットPが生成される。なお、本実施形態にて「軸芯が共通する」とは、ノズル26の中心軸CとプラズマジェットPの吹き付け方向の中心軸とが一致する又はほぼ同一方向に一致することをいう。
チラーユニット40は、冷媒流路21bに冷却水等の冷媒を供給する。チラーユニット40から供給される冷媒は、冷媒管41、冷媒流路21b、及び冷媒管42を通って循環し、チラーユニット40に戻る。本実施形態では、溶射銃25のそれぞれの周囲に形成された冷媒流路21bは、互いに並列に接続されている。なお、溶射銃25のそれぞれの周囲に形成された冷媒流路21bは、互いに直列に接続されていてもよい。
直流電源50は、所定電力(例えば、500W〜20kW)をノズル26の先端部26bとアノード部28との間に供給する。これにより、ノズル26の先端部26bとアノード部28との間で放電が生じ、プラズマ生成空間Uにおいてノズル26から噴射したプラズマ生成ガスが電離(分解)され、プラズマが生成される。
以上に説明したように、本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置1は、本体部21が複数の溶射銃25を一体支持する構造を有するので、複数の溶射銃25の間隔を狭く配置できる。これにより、プラズマ溶射ヘッド20の省スペース化を実現できる。
また、本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置1では、本体部21の内部に冷媒が通流する冷媒流路21bが形成されているので、本体部21がプラズマの熱により高温になることを防止できる。
また、本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置1では、複数の溶射銃25に対し、1つのフィーダー10から溶射材料の粉末R1が供給され、1つのガス供給部30からプラズマ生成ガスが供給される。また、1つのチラーユニット40から冷媒が供給され、1つの直流電源50から電力が供給される。これにより、プラズマ溶射装置1を構成する部品点数を削減できる。そのため、プラズマ溶射装置1の省スペース化を実現できる。なお、複数の溶射銃25のそれぞれに対応させて、複数のフィーダー10、複数のガス供給部30、複数のチラーユニット40、及び複数の直流電源50を設けてもよい。この場合、それぞれの溶射銃25を異なる条件で動作させることができる。
次に、図1のプラズマ溶射装置1のプラズマ溶射ヘッドの別の例について説明する。図6は、図1のプラズマ溶射装置1のプラズマ溶射ヘッドの別の例を示す断面図である。
図6に示されるように、プラズマ溶射ヘッド120は、プラズマ生成ガスの旋回流(以下「旋回ガス」という。)をプラズマ生成空間Uに供給するガス流路27aが本体部21の内部に形成されている点で、図2のプラズマ溶射ヘッド20と異なる。
図6に示されるプラズマ溶射ヘッド120では、プラズマ生成空間Uに旋回ガスを供給するガス流路27aが本体部21の内部に形成されているので、プラズマ溶射ヘッド120を構成する部品点数を削減できる。また、プラズマ溶射ヘッド120の組立工数を削減できる。
〔効果〕
本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置1が奏する効果について説明する。
最初に、本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置1を用いることによる生産性の向上への寄与について説明する。図7は、長尺物に成膜処理を行う場合のプラズマ溶射ヘッドの動作の説明図である。
図7に示されるように、基材Wが長尺物である場合、本体部21に4つの溶射銃25が一体支持されたプラズマ溶射ヘッド20の短手方向(図中の矢印で示す方向)に基材Wを移動させながら、溶射材料の粉末R1をプラズマジェットPの熱により溶融しながら基材Wの表面に向かって噴き出し、基材Wの表面に溶射材料を含む膜を形成する。
この方法により、長尺物に溶射材料を含む膜を形成する際、基材Wを1方向(又は1軸の往復)に移動させることにより所望の膜を形成できる。そのため、生産性を高めることができる。また、基材Wを移動させる機構を簡素化できる。
なお、図7の例では、基材Wを移動させながらプラズマ溶射を行う場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、基材Wの移動に代えて、又は基材Wの移動と共に、プラズマ溶射ヘッド20を移動させながらプラズマ溶射を行ってもよい。
次に、アニール処理が膜の密着性に与える影響について説明する。図8は、アニール処理が膜の密着性に与える影響を評価するための評価系の説明図である。
図8に示されるように、4つの溶射銃25A、25B、25C、25Dのうち、溶射銃25Bから水素(H)を5%添加したArプラズマ(以下「H添加プラズマ」という。)を噴射し、溶射銃25CからCuを溶射した状態で、プラズマ溶射ヘッド20の長手方向に沿って、溶射銃25Aの下方、溶射銃25Bの下方、溶射銃25Cの下方、溶射銃25Dの下方の順に基材Wを移動させて、基材Wの表面にH添加プラズマを噴射してアニール処理を行った後、Cuを溶射してCu溶射膜を形成した。なお、図8において、基材Wの移動方向を矢印で示している。
このとき、隣接する溶射銃25の中心間距離L2を35mm、基材Wの表面と溶射銃25の下面との距離L3を50mm程度、基材Wの移動速度を数百mm/秒とした。また、基材Wとしては、Al、酸化アルミニウム(Al)、鉄(Fe)系金属を使用した。
また、比較のために、溶射銃25BからH添加プラズマを噴射することなく、溶射銃25CからCuを溶射した状態で、プラズマ溶射ヘッド20の長手方向に沿って、溶射銃25Aの下方、溶射銃25Bの下方、溶射銃25Cの下方、溶射銃25Dの下方の順に基材Wを移動させて、基材Wの表面にH添加プラズマを噴射することなく(アニール処理を行うことなく)、Cuを溶射してCu溶射膜を形成した。
図9は、アニール処理が膜の密着性に与える影響を評価した結果を示す図である。図9では、8種類の試料に対して膜の密着性を評価した試験結果を示している。膜の密着性評価試験は、JISK5400−8.5(JISD0202)に準拠して実施した。図9では、左側の列から順に、基材材質、基材の表面粗さ、Cu溶射膜の厚さ(Cu溶射厚)、H添加プラズマの有無、膜カット時の膜状態、及びテープ剥離時の膜状態を示している。
図9に示されるように、H添加プラズマ処理後にCu溶射膜を形成した試料(H添加プラズマ:有)では、基材の種類に関わらず、膜カット時に「膜剥がれ」は観測されなかった。また、H添加プラズマ処理後にCu溶射膜を形成した試料では、基材としてAl又はFe系金属を用いた場合、テープ剥離時に「膜剥がれ」は観測されず、基材としてAlを用いた場合、100マス中のほとんどのマスにおいて膜が残存していることが観測された。
これに対して、H添加プラズマ処理を行うことなくCu溶射膜を形成した試料(H添加プラズマ:無)では、基材の種類に関わらず、テープ剥離時に多くのマスにおいて「膜剥がれ」が観測された。具体的には、基材としてAlを用いた場合、100マス中のほとんどのマスにおいて「膜剥がれ」が観測された。また、基材としてAlを用いた場合、100マス全てにおいて「膜剥がれ」が観測された。また、基材としてFe系金属を用いた場合、88つのマスにおいて「膜剥がれ」及び「膜めくれ」は観測されなかった(図中「○」で示す。)が、8つのマスにおいて「膜めくれ」が観測され(図中「△」で示す。)、4つのマスにおいて「膜剥がれ」が観測された(図中「×」で示す。)。
このようにCu溶射膜を形成する前にH添加プラズマ処理を行うことで、基材Wの表面の酸化膜等を除去(還元)することができ、基材WとCu溶射膜との間の密着性が向上したと考えられる。
次に、アニール処理後の経過時間が膜の密着性に与える影響について説明する。図10は、アニール処理後の経過時間が膜の密着性に与える影響を評価するための評価系の説明図である。
図10(a)に示されるように、4つの溶射銃25A、25B、25C、25Dのうち、溶射銃25BからH添加プラズマを噴射し、溶射銃25CからCuを溶射した状態で、プラズマ溶射ヘッド20の長手方向に沿って、溶射銃25Aの下方、溶射銃25Bの下方、溶射銃25Cの下方、溶射銃25Dの下方の順に基材Wを移動させて、基材Wの表面にH添加プラズマを噴射してアニール処理を行った後、Cuを溶射してCu溶射膜を形成した。なお、図10(a)において、基材Wの移動方向を矢印で示している。
溶射条件は、以下の通りである。
<溶射銃25B>
・電力:6kW程度
・流路26aに供給されるガス:水素5%を添加したArガス
・旋回ガス:水素5%を添加したArガス
・溶射材料の粉末R1:なし
<溶射銃25C>
・電力:6kW程度
・流路26aに供給されるガス:水素5%を添加したArガス
・旋回ガス:水素5%を添加したArガス
・溶射材料の粉末R1:Cu
・粉末R1の吐出量:数g/分
<基材W>
・材質:Al
・移動速度:数百mm/秒
・基材Wと溶射銃25の下面との距離L3:50mm程度
また、図10(b)に示されるように、4つの溶射銃25A、25B、25C、25Dのうち、溶射銃25BからH添加プラズマを噴射し、溶射銃25DからCuを溶射した状態で、プラズマ溶射ヘッド20の長手方向に沿って、溶射銃25Aの下方、溶射銃25Bの下方、溶射銃25Cの下方、溶射銃25Dの下方の順に基材Wを移動させて、基材Wの表面にH添加プラズマを噴射してアニール処理を行った後、Cuを溶射してCu溶射膜を形成した。なお、図10(b)において、基材Wの移動方向を矢印で示している。また、溶射銃25Cに代えて溶射銃25DからCuを溶射する点以外は前述と同様の溶射条件である。即ち、溶射銃25DからCuを溶射する条件は、前述の溶射銃25CからCuを溶射する条件と同一である。
また、隣接する溶射銃25の中心間距離L2は、35mmとした。即ち、溶射銃25BからH添加プラズマを噴射し、溶射銃25CからCuを溶射した場合、基材WにH添加プラズマを噴射した後、0.1秒後にCuが溶射される。また、溶射銃25BからH添加プラズマを噴射し、溶射銃25DからCuを溶射した場合、基材WにH添加プラズマを噴射した後、0.2秒後にCuが溶射される。
図11は、アニール処理後の時間が膜の密着性に与える影響を評価した結果を示す図である。図11では、3種類の試料に対して膜の密着性を評価した試験結果を示している。膜の密着性評価試験は、25g荷重のピンセットでCu溶射膜を引っ掻いたときの膜の剥離状態を観測する試験(スクラッチ試験)により実施した。図11では、左側の列から順に、H添加プラズマを噴射してから15秒後、0.2秒後、0.1秒後にCu溶射膜を形成した試料における膜状態(上段)及びスクラッチ試験結果(下段)を示している。
図11の上段に示されるように、H添加プラズマを噴射してから0.2秒後にCu溶射膜を形成した試料、及びH添加プラズマを噴射してから0.1秒後にCu溶射膜を形成した試料では、基材Wの表面にCu溶射膜が成膜されていることが観測された。一方、H添加プラズマを噴射してから15秒後にCu溶射膜を形成した試料では、基材Wの表面にCu溶射膜が形成されていない部分が多いことが観測された。即ち、基材Wの表面にCu溶射膜を形成しやすいという観点から、H添加プラズマを噴射してから0.2秒以下でCuを溶射することが好ましく、H添加プラズマを噴射してから0.1秒以下でCuを溶射することが特に好ましい。
図11の下段に示されるように、H添加プラズマを噴射してから0.1秒後にCuを溶射した試料では、スクラッチ試験によりCu溶射膜が剥離しにくいことが観測された。また、H添加プラズマを噴射してから0.2秒後にCuを溶射した試料では、スクラッチ試験の結果、Cu溶射膜の一部が剥離することが観測された。一方、H添加プラズマを噴射してから15秒後にCuを溶射した試料では、スクラッチ試験の結果、Cu溶射膜が剥離しやすいことが観測された。即ち、基材Wに対するCuの密着性を高めるという観点から、H添加プラズマを噴射してから0.2秒以下でCuを溶射することが好ましく、H添加プラズマを噴射してから0.1秒以下でCuを溶射することが特に好ましい。
前述したように、本発明の実施形態に係るプラズマ溶射装置1では、複数の溶射銃25の間隔を狭く配置することができるので、H添加プラズマを噴射してから短時間で溶射材料の粉末R1をプラズマジェットPの熱により溶融しながら基材Wの表面に噴射できる。そのため、基材Wに対する密着性の高いCu溶射膜を形成できる。
以上、溶射銃25の間隔を狭く配置した場合の効果について説明した。なお、溶射材料や溶射条件によっては、使用する溶射銃25の間隔を広げた方がよい場合がある。例えば、隣接する溶射銃25のプラズマ溶射により熱干渉が生じ、溶射膜の特性が低下する場合がある。この場合には、隣接しない溶射銃25を使用してもよい。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
1 プラズマ溶射装置
10 フィーダー
20 プラズマ溶射ヘッド
21 本体部
21a 貫通孔
21b 冷媒流路
25 溶射銃
26 ノズル
27 回転流ディスク
27a ガス流路
28 アノード部
30 ガス供給部
40 チラーユニット
50 直流電源
P プラズマジェット
R1 溶射材料の粉末

Claims (10)

  1. 溶射材料の粉末をプラズマにより溶融し、溶融した粉末により被対象物に成膜するプラズマ溶射ヘッドであって、
    前記溶射材料の粉末をプラズマ生成ガスにより運び、先端部の開口から噴射するノズルと、前記ノズルが噴射する前記プラズマ生成ガスを直流電源が出力する電力により分解して前記ノズルと軸芯が共通するプラズマを生成するプラズマ生成部と、をそれぞれに含む複数の溶射銃と、
    前記複数の溶射銃を一体支持し、内部に冷媒が通流する冷媒流路を含む本体部と、
    を有する、
    プラズマ溶射ヘッド。
  2. 前記本体部は、前記複数の溶射銃を挿通可能に構成された複数の貫通孔を有する、
    請求項1に記載のプラズマ溶射ヘッド。
  3. 隣接する前記貫通孔の中心間距離は、70mm以下である、
    請求項2に記載のプラズマ溶射ヘッド。
  4. 前記プラズマ生成ガスが噴射されるプラズマ生成空間に旋回流を形成するガスを供給するガス流路を有する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプラズマ溶射ヘッド。
  5. 前記ガス流路は、前記本体部の内部に形成されている、
    請求項4に記載のプラズマ溶射ヘッド。
  6. 前記本体部は、3Dプリンタに読み込まれる本体部用3Dデータに基づき、3Dプリンタまたは3D焼結技術により成形される、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプラズマ溶射ヘッド。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプラズマ溶射ヘッドと、
    前記プラズマ溶射ヘッドに前記溶射材料の粉末を供給するフィーダーと、
    を備えるプラズマ溶射装置。
  8. 溶射材料の粉末をプラズマ生成ガスにより運び、先端部の開口から噴射するノズルと、前記ノズルが噴射する前記プラズマ生成ガスを直流電源が出力する電力により分解して前記ノズルと軸芯が共通するプラズマを生成するプラズマ生成部と、をそれぞれに含む複数の溶射銃と、
    前記複数の溶射銃を一体支持し、内部に冷媒が通流する冷媒流路を含む本体部と、
    を有するプラズマ溶射ヘッドを用いて被対象物に成膜するプラズマ溶射方法であって、
    前記複数の溶射銃のうち1の溶射銃から前記被対象物に前記溶射材料の粉末を噴射することなく、前記プラズマを噴射するステップと、
    前記複数の溶射銃のうち前記1の溶射銃と異なる溶射銃から前記溶射材料の粉末及び前記プラズマを噴射するステップと、
    を有する、
    プラズマ溶射方法。
  9. 前記プラズマを噴射するステップの後、前記溶射材料の粉末及び前記プラズマを噴射するステップを行う、
    請求項8に記載のプラズマ溶射方法。
  10. 前記プラズマを噴射するステップで使用する溶射銃は、前記溶射材料の粉末及び前記プラズマを噴射するステップで使用する溶射銃に隣接して配置される溶射銃である、
    請求項8又は9に記載のプラズマ溶射方法。
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