JP2018201748A - レンズ収納容器 - Google Patents
レンズ収納容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018201748A JP2018201748A JP2017108981A JP2017108981A JP2018201748A JP 2018201748 A JP2018201748 A JP 2018201748A JP 2017108981 A JP2017108981 A JP 2017108981A JP 2017108981 A JP2017108981 A JP 2017108981A JP 2018201748 A JP2018201748 A JP 2018201748A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable member
- lens
- storage container
- intraocular lens
- lens storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/14—Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
- A61F2/16—Intraocular lenses
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Transplantation (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Prostheses (AREA)
Abstract
Description
本発明の第1の態様は、
レンズ機能を有する光学部と、前記光学部から延伸する少なくとも1つの支持部と、を備える眼内レンズを収納可能なレンズ収納容器であって、
前記眼内レンズが設置されるレンズ設置部を有する容器本体と、
前記レンズ設置部に設置される前記眼内レンズを折り畳むための折り畳み機構と、
を備え、
前記折り畳み機構は、
前記容器本体に対して第1の方向に移動可能に取り付けられるとともに、前記支持部を前記第1の方向から押圧する部分を有する第1の可動部材と、
前記容器本体に対して前記第1の方向と異なる第2の方向に移動可能に取り付けられるとともに、前記光学部を前記第2の方向から押圧する部分を有する第2の可動部材と、
を少なくとも含む、
ことを特徴とするレンズ収納容器である。
(第2の態様)
本発明の第2の態様は、
前記折り畳み機構は、
前記第1の可動部材を前記第1の方向に移動させてから前記第2の可動部材を前記第2の方向に移動させた場合に、前記第2の可動部材から前記光学部に加えられる押圧力によって前記支持部に接触しつつ、前記支持部を立ち上げる当接部を含む
ことを特徴とする上記第1の態様に記載のレンズ収納容器である。
(第3の態様)
本発明の第3の態様は、
前記当接部は、前記第1の可動部材を前記第1の方向に移動させてから前記第2の可動部材を前記第2の方向に移動させた場合に、前記第2の可動部材から前記光学部に加えられる押圧力によって前記支持部に接触するスロープ面を有する
ことを特徴とする上記第2の態様に記載のレンズ収納容器である。
(第4の態様)
本発明の第4の態様は、
前記容器本体は、前記第2の可動部材が取り付けられる第2の被取付部を有し、
前記スロープ面は、前記第2の方向を向いて配置されるとともに、前記スロープ面の下側が上側よりも前記第2の被取付部の近くなるように傾斜している
ことを特徴とする上記第3の態様に記載のレンズ収納容器である。
(第5の態様)
本発明の第5の態様は、
前記当接部は、前記第1の可動部材に設けられ、
前記第1の可動部材の高さ方向に平行な基準軸に対する前記スロープ面の傾斜角度は、0度超60度以下である
ことを特徴とする上記第4の態様に記載のレンズ収納容器である。
(第6の態様)
本発明の第6の態様は、
前記当接部は、前記支持部が前記光学部の内側に抱き込まれるよう、前記スロープ面によって前記支持部を立ち上げるものである
ことを特徴とする上記第2〜第5の態様のいずれか1つに記載のレンズ収納容器である。
(第7の態様)
本発明の第7の態様は、
前記第1の可動部材は、前記支持部の先端側が前記光学部の下側に入り込むように、前記支持部を前記第1の方向から押圧するものである
ことを特徴とする上記第1〜第6の態様のいずれか1つに記載のレンズ収納容器である。
(第8の態様)
本発明の第8の態様は、
前記第2の可動部材は、前記光学部が逆さU字形に折り畳まれるように、前記光学部を前記第2の方向から押圧するものである
ことを特徴とする上記第1〜第7の態様のいずれか1つに記載のレンズ収納容器である。
(第9の態様)
本発明の第9の態様は、
前記第1の可動部材および前記第2の可動部材のうち少なくとも一方の可動部材を前記容器本体上で移動させるときの誤操作を防止する誤操作防止機構を備える
ことを特徴とする上記第1〜第8の態様のいずれか1つに記載のレンズ収納容器である。
(第10の態様)
本発明の第10の態様は、
前記誤操作防止機構は、
前記第1の可動部材に設けられた第1誤操作防止部と、
前記第2の可動部材に設けられた第2誤操作防止部と、
を有し、
前記第2の可動部材を前記第2の方向に移動させてから前記第1の可動部材を前記第1の方向に移動させようとした際に、前記第1誤操作防止部と前記第2誤操作防止部との接触により、前記第1の可動部材の移動を阻止するように構成されている
ことを特徴とする上記第9の態様に記載のレンズ収納容器である。
(第11の態様)
本発明の第11の態様は、
前記第2の可動部材は、前記第2の方向において移動開始位置と移動終端位置との間で移動可能であり、
前記誤操作防止機構は、
前記第2の可動部材が前記第2の方向において前記移動開始位置に配置されているときのみ、前記第1の方向において前記第1の可動部材の移動を許容するように構成されている
ことを特徴とする上記第9または第10の態様に記載のレンズ収納容器である。
(第12の態様)
本発明の第12の態様は、
前記第1の可動部材は、前記第1の方向において移動開始位置と移動終端位置との間で移動可能であり、
前記誤操作防止機構は、
前記第1の可動部材が前記第1の方向において前記移動開始位置または前記移動終端位置に配置されているときのみ、前記第2の方向において前記第2の可動部材の移動を許容するように構成されている
ことを特徴とする上記第9〜第11の態様のいずれか1つに記載のレンズ収納容器である。
(第13の態様)
本発明の第13の態様は、
前記レンズ設置部に載置される前記眼内レンズを備える
ことを特徴とする上記第1〜第12の態様のいずれか1つに記載のレンズ収納容器である。
本発明の実施形態においては、次の順序で説明を行う。
1.眼内レンズの構成
2.レンズ収納容器の構成
3.レンズ収納容器の組立手順(製造方法)
4.レンズ収納容器の使用方法(操作手順)
5.誤操作防止の原理
6.実施形態の効果
7.変形例等
図1(a)は本発明の実施形態に係る眼内レンズの構成例を示す平面図であり、(b)はその側面図である。
図示した眼内レンズ1は、上記4つの術式に対応可能な汎用型眼内レンズである。この眼内レンズ1は、レンズ機能を有する光学部2と、光学部2を支持する支持部3と、を備える。
図2は本発明の実施形態に係るレンズ収納容器の構成例を示す上面図であり、図3はその下面図である。また、図4は本発明の実施形態に係るレンズ収納容器を上側から見た斜視図であり、図5はそのレンズ収納容器を下側から見た斜視図である。また、図6は本発明の実施形態に係るレンズ収納容器の分解斜視図である。
図7は容器本体を上側から見た斜視図であり、図8は容器本体を下側から見た斜視図である。
容器本体12は、平面視略長方形の扁平構造になっている。容器本体12の短手方向はX方向、長手方向はY方向、高さ方向はZ方向に相当する。容器本体12は、長手方向の途中に段差部20を有する。段差部20は、X方向と平行な向きで形成され、その両端はラウンド形状(丸みを帯びた形状)に形成されている。容器本体12は、段差部20を境に、第1の部分21と第2の部分22に区分されている。第1の部分21は、第2の部分22よりも高さが低く形成されている。第1の部分21の上面21aは、凹凸のない平面に形成されている。
レンズ設置部23には、平面視円形の貫通孔26が形成されている。貫通孔26は、第2の部分22の中心部に設けられている。貫通孔26の周囲には、突出部27が形成されている。突出部27は、第1の部分21の上面21aと平行をなす第2の部分22の上面22aよりも上方に突出している。また、突出部27は、傾斜面27aを有する。傾斜面27aは、貫通孔26の中心軸まわりに、当該中心軸からの半径が異なる大小2つの円弧を描いた場合に、大径側の円弧から小径側の円弧に向かって斜め上方に傾斜している。また、突出部27は、第2の部分22に形成された2つの嵌合部28,29により、第2の部分22の対角方向で大小2つの部分に分離されている。一方の嵌合部28はX方向に沿って形成され、他方の嵌合部29はY方向に沿って形成されている。これにより、2つの嵌合部28,29は、平面視略L字形に形成されている。また、突出部27の外側には、一対の嵌合孔30が設けられている。一対の嵌合孔30は、容器本体12の第2の部分22に蓋部材13を取り付けるために形成された孔である。各々の嵌合孔30の寸法は、容器本体12を平面視した場合(上方から見た場合)に、貫通孔26の中心軸を中心とした時計回り方向の下流側が相対的に小さくなっている。
第1の被取付部24は、第2の部分22のX方向の一方側に形成されている。第1の被取付部24には、上述した嵌合部28の他に、切り欠き部41と、長孔42と、被突き当て部43とが設けられている。第1の被取付部24の上面24aは、第2の部分22の上面22aよりも下方にへこんで形成されている。嵌合部28は、Y方向で相対向する2つの面によって形成されるとともに、これら2つの面に、それぞれX方向に沿ってガイド溝44(図9)が形成されている。ガイド溝44は、第1の可動部材14の移動を案内するための溝である。
第2の被取付部25は、第2の部分22のY方向の一方側に形成されている。第2の被取付部25には、上述した嵌合部29の他に、切り欠き部46と、長孔47と、被突き当て部48(図10)とが設けられている。第2の被取付部25の上面25aは、第2の部分22の上面22aよりも下方にへこんで形成されている。嵌合部29は、X方向で相対向する2つの面によって形成されるとともに、これら2つの面に、それぞれY方向に沿ってガイド溝49(図10)が形成されている。ガイド溝49は、第2の可動部材15の移動を案内するための溝である。
次に、図6および図11を用いて蓋部材13の構成について説明する。図11は蓋部材を下側から見た斜視図である。
蓋部材13は、容器本体12の第2の部分22に上から被せるように取り付けられる。蓋部材13は、平面視略正方形に形成されている。蓋部材13の四隅はそれぞれラウンド形状に形成されている。蓋部材13の外周縁には周壁50が形成されている。蓋部材13の上面の中央部は、平面視円形にへこんでおり、そのへこみ部分に、通し孔51と、一対の覗き孔52とが形成されている。通し孔51は、蓋部材13の中心部に平面視円形に形成されている。通し孔51は、容器本体12に蓋部材13を取り付けたときに、貫通孔26と同軸に配置される。このため、容器本体12に蓋部材13を取り付けたまま、光学部2の光学特性を外部から確認することができる。一対の覗き孔52は、容器本体12のレンズ設置部23に眼内レンズ1を設置して蓋部材13を取り付けた状態でも、レンズ収納容器11の外側から一対の支持部3a,3bの状態(位置や向き等)を目視で確認できるように、一対の支持部3a,3bの配置に対応した位置に設けられている。また、蓋部材13には、一対の通気孔53が設けられている。
図12は第1の可動部材を上側から見た斜視図であり、図13は第1の可動部材を下側から見た斜視図である。
第1の可動部材14は、レンズ設置部23に設置される眼内レンズ1を折り畳む際に、必要に応じて、支持部3aをX方向に押圧するための部材である。以降の説明では、X方向における第1の可動部材14の移動を、移動方向の違いによって前進移動と後退移動に区別する。前進移動とは、第1の可動部材14を相対的に第2の部分22の中心位置(貫通孔26の中心位置)に近づく方向に移動させることをいい、後退移動とは、第1の可動部材14を相対的に第2の部分22の中心位置から遠ざかる方向に移動させることをいう。また、第1の可動部材14を前進移動させるときの移動方向を前進方向、第1の可動部材14を後退移動させるときの移動方向を後退方向、第1の可動部材14を最も前進移動させたときの位置を、第1の可動部材14の移動終端位置、第1の可動部材14を最も後退移動させたときの位置を移動開始位置(または初期位置)という。
図15は第2の可動部材を上側から見た斜視図であり、図16は第2の可動部材を下側から見た斜視図である。
第2の可動部材15は、レンズ設置部23に設置された眼内レンズ1を折り畳む際に、光学部2をY方向に押圧するための部材である。以降の説明では、Y方向における第2の可動部材15の移動を、移動方向の違いによって前進移動と後退移動に区別する。前進移動とは、第2の可動部材15を相対的に第2の部分22の中心位置(貫通孔26の中心位置)に近づく方向に移動させることをいい、後退移動とは、第2の可動部材15を相対的に第2の部分22の中心位置から遠ざかる方向に移動させることをいう。また、第2の可動部材15を前進移動させるときの移動方向を前進方向、第2の可動部材15を後退移動させるときの移動方向を後退方向、第2の可動部材15を最も前進移動させたときの位置を移動終端位置、第1の可動部材14を最も後退移動させたときの位置を移動開始位置(または初期位置)という。
次に、本発明の実施形態に係るレンズ収納容器の組立手順について説明する。
まず、レンズ収納容器11の構成部品となる容器本体12、蓋部材13、第1の可動部材14および第2の可動部材15を用意したら、容器本体12の第1の被取付部24に第1の可動部材14を取り付けるとともに、第2の被取付部25に第2の可動部材15を取り付ける。第1の可動部材14と第2の可動部材15は、どちらを先に取り付けてもよい。
次に、本発明の実施形態に係るレンズ収納容器の使用方法について説明する。
レンズ収納容器11を使用する際に採りうる操作方式には2つの方式がある。第1の操作方式は、光学部2の内側に支持部3aを抱き込むように眼内レンズ1を折り畳む場合に採用される。第1の操作方式を採用する場合は、第1の可動部材14を前進移動させてから、第2の可動部材15を前進移動させる。第2の操作方式は、2つの支持部3a,3bを共に延伸させたまま眼内レンズ1を折り畳む場合に採用される。第2の操作方式を採用する場合は、第1の可動部材14を前進移動させることなく、第2の可動部材15を前進移動させる。以降では、第1の操作方式を採用する場合に手術者が実施する操作の手順を例に挙げて説明する。
続いて、レンズ収納容器11を操作する際に想定される誤操作の例と、誤操作防止の原理について説明する。
レンズ収納容器11を操作する際に想定される誤操作の例は、少なくとも次の3つが考えられる。第1の例は、第1の可動部材14を中途半端に前進移動させた状態で第2の可動部材15を前進移動させようとする場合である。第2の例は、第2の可動部材15を中途半端に前進移動させた状態で第1の可動部材14を前進移動させようとする場合である。第3の例は、第2の可動部材15を前進移動させてから、第1の可動部材14を前進移動させようとする場合である。
第1の可動部材14を移動開始位置に配置した状態では、第1の可動部材14の第1誤操作防止部66が第2の可動部材15の移動経路から待避した位置に配置される。この状態では、誤操作防止部66,86同士が干渉しないため、第2の可動部材15の前進移動および後退移動が許容される。また、第1の可動部材14を移動終端位置に配置した状態では、第1の可動部材14の第1誤操作防止部66が第2の可動部材15の移動経路上に進出して配置される。この状態では、第2の可動部材15の前進移動および後退移動が、誤操作防止部66,86同士の嵌合によって許容される。
本発明の実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果が得られる。
本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
2…光学部
3…支持部
11…レンズ収納容器
12…容器本体
13…蓋部材
14…第1の可動部材
15…第2の可動部材
24…第1の被取付部
25…第2の被取付部
64…当接部
70…スロープ面
66…第1誤操作防止部
86…第2誤操作防止部
Claims (13)
- レンズ機能を有する光学部と、前記光学部から延伸する少なくとも1つの支持部と、を備える眼内レンズを収納可能なレンズ収納容器であって、
前記眼内レンズが設置されるレンズ設置部を有する容器本体と、
前記レンズ設置部に設置される前記眼内レンズを折り畳むための折り畳み機構と、
を備え、
前記折り畳み機構は、
前記容器本体に対して第1の方向に移動可能に取り付けられるとともに、前記支持部を前記第1の方向から押圧する部分を有する第1の可動部材と、
前記容器本体に対して前記第1の方向と異なる第2の方向に移動可能に取り付けられるとともに、前記光学部を前記第2の方向から押圧する部分を有する第2の可動部材と、
を少なくとも含む、
ことを特徴とするレンズ収納容器。 - 前記折り畳み機構は、
前記第1の可動部材を前記第1の方向に移動させてから前記第2の可動部材を前記第2の方向に移動させた場合に、前記第2の可動部材から前記光学部に加えられる押圧力によって前記支持部に接触しつつ、前記支持部を立ち上げる当接部を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ収納容器。 - 前記当接部は、前記第1の可動部材を前記第1の方向に移動させてから前記第2の可動部材を前記第2の方向に移動させた場合に、前記第2の可動部材から前記光学部に加えられる押圧力によって前記支持部に接触するスロープ面を有する
ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ収納容器。 - 前記容器本体は、前記第2の可動部材が取り付けられる第2の被取付部を有し、
前記スロープ面は、前記第2の方向を向いて配置されるとともに、前記スロープ面の下側が上側よりも前記第2の被取付部の近くなるように傾斜している
ことを特徴とする請求項3に記載のレンズ収納容器。 - 前記当接部は、前記第1の可動部材に設けられ、
前記第1の可動部材の高さ方向に平行な基準軸に対する前記スロープ面の傾斜角度は、0度超60度以下である
ことを特徴とする請求項4に記載のレンズ収納容器。 - 前記当接部は、前記支持部が前記光学部の内側に抱き込まれるよう、前記スロープ面によって前記支持部を立ち上げるものである
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のレンズ収納容器。 - 前記第1の可動部材は、前記支持部の先端側が前記光学部の下側に入り込むように、前記支持部を前記第1の方向から押圧するものである
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンズ収納容器。 - 前記第2の可動部材は、前記光学部が逆さU字形に折り畳まれるように、前記光学部を前記第2の方向から押圧するものである
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のレンズ収納容器。 - 前記第1の可動部材および前記第2の可動部材のうち少なくとも一方の可動部材を前記容器本体上で移動させるときの誤操作を防止する誤操作防止機構を備える
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のレンズ収納容器。 - 前記誤操作防止機構は、
前記第1の可動部材に設けられた第1誤操作防止部と、
前記第2の可動部材に設けられた第2誤操作防止部と、
を有し、
前記第2の可動部材を前記第2の方向に移動させてから前記第1の可動部材を前記第1の方向に移動させようとした際に、前記第1誤操作防止部と前記第2誤操作防止部との接触により、前記第1の可動部材の移動を阻止するように構成されている
ことを特徴とする請求項9に記載のレンズ収納容器。 - 前記第2の可動部材は、前記第2の方向において移動開始位置と移動終端位置との間で移動可能であり、
前記誤操作防止機構は、
前記第2の可動部材が前記第2の方向において前記移動開始位置に配置されているときのみ、前記第1の方向において前記第1の可動部材の移動を許容するように構成されている
ことを特徴とする請求項9または10に記載のレンズ収納容器。 - 前記第1の可動部材は、前記第1の方向において移動開始位置と移動終端位置との間で移動可能であり、
前記誤操作防止機構は、
前記第1の可動部材が前記第1の方向において前記移動開始位置または前記移動終端位置に配置されているときのみ、前記第2の方向において前記第2の可動部材の移動を許容するように構成されている
ことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載のレンズ収納容器。 - 前記レンズ設置部に載置される前記眼内レンズを備える
ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のレンズ収納容器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017108981A JP6967374B2 (ja) | 2017-06-01 | 2017-06-01 | レンズ収納容器 |
PCT/JP2018/020273 WO2018221434A1 (ja) | 2017-06-01 | 2018-05-28 | レンズ収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017108981A JP6967374B2 (ja) | 2017-06-01 | 2017-06-01 | レンズ収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018201748A true JP2018201748A (ja) | 2018-12-27 |
JP6967374B2 JP6967374B2 (ja) | 2021-11-17 |
Family
ID=64454688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017108981A Active JP6967374B2 (ja) | 2017-06-01 | 2017-06-01 | レンズ収納容器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6967374B2 (ja) |
WO (1) | WO2018221434A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3860509A1 (en) | 2018-12-13 | 2021-08-11 | Alcon Inc. | Haptic optic management system utilizing rotating cams |
BR112021009564A2 (pt) | 2018-12-20 | 2021-08-17 | Alcon Inc. | sistema de gerenciamento óptico háptico com o uso de rolamentos de borda |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002515291A (ja) * | 1998-05-15 | 2002-05-28 | ショーヴァン オプシア | 眼内レンズの折り畳み装置 |
JP2006181269A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Hoya Corp | 眼内レンズ挿入用器具 |
JP2015171529A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-10-01 | 参天製薬株式会社 | 眼内レンズ用インジェクタ |
-
2017
- 2017-06-01 JP JP2017108981A patent/JP6967374B2/ja active Active
-
2018
- 2018-05-28 WO PCT/JP2018/020273 patent/WO2018221434A1/ja active Application Filing
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002515291A (ja) * | 1998-05-15 | 2002-05-28 | ショーヴァン オプシア | 眼内レンズの折り畳み装置 |
JP2006181269A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Hoya Corp | 眼内レンズ挿入用器具 |
JP2015171529A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-10-01 | 参天製薬株式会社 | 眼内レンズ用インジェクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6967374B2 (ja) | 2021-11-17 |
WO2018221434A1 (ja) | 2018-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1391185B1 (en) | Storage container having soft intraocular lens folding function | |
JP6379421B2 (ja) | 眼内レンズ用インジェクタ | |
JP4836046B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
US8647382B2 (en) | Ocular implant insertion apparatus and methods | |
JP3944555B2 (ja) | 眼内挿入用レンズの挿入システム | |
EP1360945B1 (en) | Insertion System for Intraocular Lens | |
US20150327992A1 (en) | Intraocular Lens Injector | |
JP6015226B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JPWO2015012312A1 (ja) | 眼内レンズの挿入器具 | |
JP6958865B2 (ja) | トーリック眼内レンズおよび眼内レンズ挿入器具 | |
US10849738B2 (en) | Intraocular lens injector | |
WO2018221434A1 (ja) | レンズ収納容器 | |
JP2013244186A (ja) | 眼内レンズの挿入器具 | |
JP2016019605A (ja) | 眼内レンズ挿入器具及び眼内レンズ挿入システム | |
JP6627267B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
US20200261214A1 (en) | Intraocular lens insertion apparatus | |
JP3933672B2 (ja) | 軟質眼内レンズ折り畳み機能を有する収納容器 | |
WO2016080497A1 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP2016019606A (ja) | 眼内レンズ挿入器具及び眼内レンズ挿入システム | |
JP6439303B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP2011087976A (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP3893448B2 (ja) | 眼内挿入用レンズの挿入システム | |
JP7066320B2 (ja) | 眼内レンズの挿入器具 | |
JP2011087976A5 (ja) | ||
JP6708351B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具および眼内レンズ挿入器具の組み立て方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210420 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211019 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6967374 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |