JP2002515291A - 眼内レンズの折り畳み装置 - Google Patents

眼内レンズの折り畳み装置

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JP2002515291A
JP2002515291A JP2000549171A JP2000549171A JP2002515291A JP 2002515291 A JP2002515291 A JP 2002515291A JP 2000549171 A JP2000549171 A JP 2000549171A JP 2000549171 A JP2000549171 A JP 2000549171A JP 2002515291 A JP2002515291 A JP 2002515291A
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ピンソン、ジョエル
ダヴィド、フロリアン
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ショーヴァン オプシア
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、柔軟な光学部分(3a)を備えた眼内レンズ(3)を埋め込み前に折り畳む装置に関し、径方向の同一の方向に沿って二つの対向する接触ゾーンでレンズ(3)の光学部分(3a)と接触して配置可能に構成された少なくとも一組の折り畳み面(8、9、10、11)と、操作手段(4)とを含んでおり、操作手段は、レンズ(3)を受容手段(2)にセットするとき、第一の作動モードによれば、二つの折り畳み面(8、9)がレンズ(3)の光学部分(3a)と接触して第一の折り畳み線に沿って折り畳まれるように構成され、また少なくとも一つの第二の作動モードによれば、二つの折り畳み面(10、11)がレンズ(3)の光学部分(3a)と接触して第一の折り畳み線とは異なる第二の折り畳み線に沿って折り畳まれるように構成される。レンズ(3)は、折り畳み線のいずれかに沿って折り畳み可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、柔軟な光学部分を備えた眼内レンズを、眼(通常は角膜)に設けら
れる小寸の創口(従来は3〜4mm)を通して折り畳んだ状態で埋め込む前に、
折り畳む装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
柔軟な光学部分を備えた眼内レンズは、眼に挿入する前に折り畳み可能である
という長所を有するので、小寸の創口でレンズを通すことができる。眼内に設置
後は、光学部分が広げられて最初の形に戻る。
【0003】 折り畳み可能な眼内レンズは、柔軟な材料からなる光学部分を有し、この材料
は特に、ポリウレタンエラストマー、シリコーンエラストマー、合成または有機
ゲル(ハイドロゲル、水和PMMAおよびまたはHEMA...)から選択でき
る。
【0004】 眼内レンズはさらに、眼の内壁に固定される鞏膜部分を有し、これは光学部分
と同じ材料から形成可能であるか、あるいは反対に、PMMA等の別の材料から
なる鞏膜アーチを光学部分にはめ込んで形成可能である。
【0005】 柔軟な光学部分を備える幾つかの眼内レンズは、特に、外科医の好みによって
、一つまたは複数の異なる折り畳み線に沿って折り畳み可能であり、この折り畳
み線は、レンズの形状、埋め込み位置または埋め込み方式、あるいは外科医の習
慣に応じて選択される。
【0006】 かくして、二つの「C」形に湾曲した鞏膜アーチを含む眼内レンズは、ほぼ二
つの折り方のいずれかに沿って折り畳み可能になる。
【0007】 いわゆる6時−12時の第一の折り畳み方では、光学部分が、径方向の折り畳
み線に沿って折られ、光学部分を超えるその延長部分が、各鞏膜アーチの自由端
部分と交差する。
【0008】 レンズを折り畳むと、レンズの鞏膜アーチが、折り畳んだ光学部分の互いに反
対側に、長手方向に延びる。埋め込みは2段階で行われる。第一段階では、外科
医が鉗子を持ち、折り畳んだ光学部分を鉗子の先端の間に挟み、第一の鞏膜アー
チ、次いで光学部分を眼(白内障手術の場合にはカプセル嚢)に挿入してから、
鉗子をゆるめて光学部分を解放する。第二段階では、外科医が創口にまだ延びて
いる第二の鞏膜アーチをクランプで挟み、眼に挿入する。
【0009】 この第一の折り畳み方式は、実施が比較的容易であるという長所を有する。し
かし、2段階の埋め込みが必要であり、創口を介してクランプを2回通過させな
ければならない。従って手術が比較的長く、このように創口を介して通過を繰り
返すことは、患者にとって様々な危険要因となる。
【0010】 いわゆる3時−9時の第二の折り畳み方では、光学部分が径方向の折り畳み線
に沿って折られ、光学部分を超えるその延長部分が、鞏膜アーチと交差しない。
レンズを折り畳むと、レンズは、折り畳んだ光学部分と同じ側に、重なり合って
交差する二つの鞏膜アーチを有する。その場合、埋め込みは、単一段階で実施可
能であり、まず二つの鞏膜アーチの自由端を、次いで回転後に光学部分を創口を
介して挿入する。
【0011】 この第二の折り畳み方式では、埋め込み操作が迅速であるが、しかし、外科医
は、創口への、また光学部分を広げるときには眼内への、レンズの適正な通過お
よび正確な位置決定を制御しなければならないので、ずっと難しくなる。さらに
、鞏膜アーチは、創口において自由端を前向きにして置かれるので、眼の壁にぶ
つかって眼を損傷したり、さらには鞏膜アーチを破壊したりすることがある。
【0012】 従って、どの折り畳み方式も他より優れているということはなく、実際、同一
の眼内レンズに対して、第一の6時−12時折り畳み方式を勧めて使用している
外科医と第二の3時−9時折り畳み方式を勧めて使用している別の外科医とが同
じくらい存在することが認められた。さらに、考慮された折り畳み方式は、外科
医の個性、すなわち医者の趣味または習慣によって、また同じ外科医でも、処理
する外科手術のケースに応じて変わることが分かっており、その結果、手術に対
して外科医が考慮する折り畳み方式を予め知ることはできない。
【0013】 米国特許第5290293号は、インプラントを受容する溝を含む単一部品と
、ヒンジを形成する柔軟な部分により相互接続される操作レバーの作動時に、レ
ンズの径方向にほぼ並進しながら接近する一組の折り畳み面とからなる折り畳み
鉗子を記載している。この装置の場合、受容溝にいったん配置した眼内レンズは
、単に6時−12時の折り畳み方式によって、前記径方向に垂直な単一の折り畳
み線に沿ってしか折り畳むことができない。さらに、鉗子の受容溝に設置して折
り畳むために、レンズをまず操作しなければならない。
【0014】 米国特許第5139501号は、フレームへの固定折り畳み面と、スライダに
より端に形成される折り畳み面とを含み、スライダが、フレームに対して並進移
動可能であって鞏膜アーチの連結ブロックを備える折り畳み装置を記載している
。この装置は、3時−9時の折り畳み方式に従った折り畳みだけが可能である。
しかも、スライダは、ダブテール形の摺動路でレンズ側に並進ガイドされるので
、この移動時に部品の摩擦によって場合によっては発生する摩耗埃が、レンズの
方に運ばれ、埋め込み前にレンズを汚染する恐れがある。
【0015】 これらの折り畳み装置は、商業的にはそれほど成功していない。事実、折り畳
み装置がレンズと一緒に提案されても(たとえば工場で装置内に配置されるレン
ズの包装部分として)、外科医は、対応する折り畳み装置の折り畳み方式によっ
てしかレンズを使用することができない。従って、滅多にできないが、考慮され
た折り畳み方法を購入前に知らせておいたり、あるいは各タイプの折り畳み装置
とともに保管しておいたりすることが必要である。また、折り畳み装置がレンズ
とは独立して提案される場合、レンズを折り畳み装置に配置するにあたって危険
を伴う数々の操作が必要であるので、手術に要する時間が長くなり、レンズを汚
したり、劣化したりするおそれが増大する。
【0016】 米国特許第5281227号は、フレームと、フレームに回転可能に取り付け
られてフレームから分離可能であり、柔軟な弾性の縦貫材で支持される一対の折
り畳みあごを含む、一方向折り畳み部品と、カバーとを備えた柔軟なレンズの折
り畳み装置を記載している。折り畳み部品のあごの間の所定の位置でレンズを折
り畳むには、カバーを外してから、フレームに対して所望の配向に従って回転に
より折り畳み部品を設置し、フレームは、レンズがその支持体上で回転しないよ
うにし、次いでフレームから折り畳み装置を分離し、折り畳み部品のあごの間の
所定位置にレンズを留めておく。その後、折り畳み部品のあごの間にレンズの把
持クランプを挿入し、縦貫材の弾性変形により二つのあごを互いに接近させる。
この装置は特に、レンズにおいて特に高感度である光学部分の表面状態を劣化さ
せるという危険を冒して、折り畳み部品の配向回転時にレンズに対して折り畳み
部品のレンズ支持体をスライドしなければならないという欠点がある。しかも、
レンズの折り畳みは、外科医としては非常に多数の操作を必要とし、その幾つか
は比較的難しい。さらに、折り畳みが困難な状況の場合、レンズが床に落ちて決
定的になくなってしまうおそれがある。同様に外科医は、縦貫材の弾性を考慮す
ると、折り畳みの中間位置に折り畳み部品を放っておくことはできない。そこで
、縦貫材に対する外科医の動作が、いかなる減速もなしに折り畳みあごとレンズ
に直接戻るので、徐々に、かつ正確に折り畳みを実施することができない。従っ
て、折り畳みの質は、ひとえに外科医の腕にかかっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの欠点を解消し、折り畳み装置に対してレンズを予め操作し
なくても、異なる径方向の折り畳み線に対応する複数の折り畳み方式のいずれか
に従って、外科医の自由な選択によって埋め込み操作直前にレンズを折り畳める
、眼内レンズの折り畳み装置を提案する。
【0018】 かくして、本発明の目的は特に、6時−12時折り畳み方式または3時−9時
折り畳み方式に従って、折り畳み装置に対してレンズを予め操作することなく、
折り畳み操作の直前に外科医の自由な選択により、C字形の鞏膜アーチを備えた
眼内レンズの折り畳みを実施可能な折り畳み装置を提案することにある。
【0019】 本発明の目的はまた、簡単かつ安価な折り畳み装置を提案することにある。
【0020】 本発明の目的は特に、最低数の異なる部品、とりわけ相互移動する最大4個の
部品からなる折り畳み装置の実施形態を提案することにある。
【0021】 本発明の目的はまた、特に、折り畳み中にレンズを汚したり劣化したりするお
それが限られた折り畳み装置の実施形態を提案することにある。
【0022】 本発明の目的はまた、特に、使い方が簡単ですぐに理解可能であり、特に、容
易かつ迅速で誤りのおそれなく折り畳み方式を選択可能な折り畳み装置の実施形
態を提案することにある。
【0023】 本発明の目的はまた、特に、操作が容易かつ迅速であり、折り畳みを徐々にゆ
っくりと、しかも正確に実施可能であり、外科医の腕の善し悪しを問わない折り
畳み装置の実施形態を提案することにある。そのため、本発明の目的は特に、各
可動操作部品に外科医が及ぼす動きを減速し、対応する可動折り畳み面の移動行
程が可動操作部品の移動行程よりも短い折り畳み装置の実施形態を提案すること
にある。
【0024】 本発明の目的はまた特に、眼内レンズの包装の役割をし、滅菌される折り畳み
装置の実施形態を提案することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、柔軟な光学部分を備えた眼内レンズを埋め込み前に折り
畳む装置に関し、 レンズの受容手段と、 径方向の同一の方向に沿って二つの対向する接触ゾーンでレンズの光学部分と
接触して配置可能に構成された少なくとも一組の折り畳み面と、 少なくとも一つの折り畳み面に結合され、作動時に、同じ組の別の折り畳み面
側への移動を制御するように構成された操作手段と を含み、 操作手段は、レンズを受容手段にセットするとき、 操作手段の第一の作動モードによれば、二つの折り畳み面が、径方向の第一の
方向に沿って二つの対向する接触ゾーンでレンズの光学部分と接触し、第一の折
り畳み線に沿って折り畳まれるようにされ、 操作手段の少なくとも一つの第二の作動モードによれば、二つの折り畳み面が
、径方向の第一の方向とは異なる径方向の第二の方向に沿って二つの対向する接
触ゾーンでレンズの光学部分の周辺に接触し、第一の折り畳み線とは異なる第二
の折り畳み線に沿って折り畳まれるように構成され、その結果として、レンズが
、様々な折り畳み線のいずれかに沿って折り畳まれることを特徴とする。
【0026】 本発明によれば有利には、特にレンズがC字形の鞏膜アーチを含むタイプであ
る場合(本文全体において、この表現により、撓み変形可能な湾曲した鞏膜アー
チを示し、このアーチは、一端が光学部分の周辺に結合され、他端が自由端であ
り、二つのアーチは、光学部分の光学軸に対して互いにほぼ対称な形状である)
、径方向の第一の方向および径方向の第二の方向が、相互の間に60゜〜120
゜の角度をなし、その結果、相互に60゜〜120゜の角度をなす2本の折り畳
み線のいずれかに沿ってレンズを折り畳み可能である。
【0027】 変形実施形態では、本発明によれば有利には、折り畳み装置が、 レンズの受容手段を含むフレームと、 径方向に対向する二つの接触ゾーンでレンズの光学部分の周辺に径方向に接触
して配置可能に構成された少なくとも一組の折り畳み面と を含み、 二つの折り畳み面の少なくとも一方、すなわち一組の折り畳み面のいわゆる可
動折り畳み面が、フレームに対して、この組の折り畳み面の他方の折り畳み面に
接近できるように取り付けられており、 操作手段が、少なくとも一つの可動折り畳み面に結合される少なくとも一つの
可動操作部品を含んでおり、この可動操作部品の作動時に受容手段に対して可動
折り畳み面の移動を制御するようにする。
【0028】 本発明の有利な特徴によれば、折り畳み装置は、径方向の第一の方向に沿って
二つの対向する接触ゾーンでレンズの光学部分の周辺に接触して配置できるよう
に、また第一の作動モードに従って少なくとも一つの可動操作部品の作動効果に
より第一の折り畳み線に沿ってレンズを折り畳むことができるように構成された
第一組の折り畳み面と、 径方向の第二の方向に沿って二つの対向する接触ゾーンでレンズの光学部分の
周辺に接触して配置できるように、また第二の作動モードに従って少なくとも一
つの可動操作部品の作動作用により、第一の折り畳み線とは異なる第二の折り畳
み線に沿ってレンズを折り畳むことができるように構成された、第一組の折り畳
み面とは異なる少なくとも一つの第二組の折り畳み面と を有することを特徴とする。
【0029】 本発明による実施形態では、折り畳み装置は、操作手段が少なくとも二つの可
動操作部品を含んでいて、一方の部品が、第一組の折り畳み面の少なくとも一つ
の第一の可動折り畳み面に結合され、他方の部品が、第二組の折り畳み面の少な
くとも一つの第二の可動折り畳み面に結合されることを特徴とする。
【0030】 他の実施形態では、本発明によれば有利には、折り畳み装置は、操作手段が可
動操作部品を含んでいて、可動操作部品が、第一組の折り畳み面の少なくとも一
つの第一の可動折り畳み面と、第二組の折り畳み面の少なくとも一つの第二の可
動折り畳み面とに結合されるとともに、第一の作動モードまたは第二の作動モー
ドに従って作動可能であるように構成されることを特徴とする。
【0031】 本発明によれば有利には、折り畳み装置は、可動操作部品が、フレームに対し
て回転式に取り付けられており、第一の作動モードが、第一の回転方向への可動
操作部品の回転移動に対応し、第二の作動モードが、第一の回転方向とは反対の
第二の回転方向への可動部品の回転移動に対応することを特徴とする。変形実施
形態または組み合わせでは、折り畳み装置は、可動操作部品が少なくとも二つの
異なる並進方向に沿って移動可能であるようにフレームに対して取り付けられ、
一方の方向が第一の作動モードに対応し、他方の方向が第二の作動モードに対応
することを特徴とする。別の変形実施形態または組み合わせでは、折り畳み装置
は、可動操作部品が少なくとも一つの並進方向に沿って、またこの並進方向に沿
って少なくとも二つの対向する方向に沿って移動可能であるようにフレームに対
して取り付けられており、一方の向きが第一の作動モードに対応し、他方の向き
が第二の作動モードに対応することを特徴とする。
【0032】 また、可動操作部品は、回転摺動式に取り付けるように、すなわち回転および
並進を組み合わせた移動成分から構成しても少しもかまわないことに留意された
い。
【0033】 さらに、本発明によれば有利には、折り畳み装置は、第一組の折り畳み面の第
一の可動折り畳み面および第二組の折り畳み面の第二の可動折り畳み面が、フレ
ームに対して取り付けおよびガイドされる同一の中間可動組立部品に結合されて
おり、この中間可動組立部品が可動操作部品に結合されることにより、この可動
操作部品の作動作用のもとで作動モードのいずれかに従って移動できるようにさ
れていることを特徴とする。
【0034】 同様に、様々な実施形態において、本発明によれば有利には、可動操作部品が
、各可動折り畳み面に結合されており、カムおよび接触スライダ機構を介して可
動折り畳み面の移動を制御する。かくして、この可動操作部品に操作者が行う作
動運動は、可動折り畳み面の移動よりも長い行程を有することができる。
【0035】 そのうえ、幾つかの実施形態において本発明によれば有利には、各組の折り畳
み面が、フレームに対して固定折り畳み面を含む。また幾つかの実施形態におい
て本発明によれば有利には、各可動折り畳み面が、少なくともほぼ並進移動可能
であるように、特に対応する径方向の向きに沿って移動可能であるようにフレー
ムに対して取り付けられる。
【0036】 さらに、本発明によれば有利には、折り畳み装置は、受容手段が、可能な単一
方向に沿って配向された眼内レンズを受容するように構成されることを特徴とす
る。受容手段は特に、本発明によれば有利には、レンズの鞏膜部分−殊にC字形
の鞏膜アーチの受容溝を含んでいる。受容手段は、(固定または可動の)折り畳
み面自体によって全部または一部を形成可能である。
【0037】 レンズは、所定の向きに従って受容手段に配置されるので、外科医は、折り畳
み方式を選択するために鉗子その他でレンズを操作する必要はない。実際、外科
医は、考慮された折り畳みに適切な作動モードに従って折り畳み装置の操作手段
を作動するだけでよい。
【0038】 また本発明によれば有利には、折り畳み装置は、眼内レンズの包装を構成し、
受容手段の所定の位置でレンズ上で閉じられるカバーを含んでおり、このカバー
は、レンズにアクセスできるように開閉可能に構成されることを特徴とする。本
発明によれば有利には、このカバーはまた、光学部分の面に垂直に、すなわち光
学軸に沿って受容手段の所定の位置にレンズを保持する機能をもつように構成さ
れている。
【0039】 さらに、本発明によれば有利には、レンズ上の閉じた位置で、操作手段の不都
合なあらゆる移動を禁止し、開いた位置で、作動モードのいずれかによる操作手
段の作動を許可するように構成されている。
【0040】 本発明はまた、上記の、あるいは後述する特徴の全てまたは一部による組み合
わせを特徴とする折り畳み装置に及ぶ。
【0041】 本発明の他の目的、特徴および長所は、添付図に関する以下の説明を読めば、
明らかになるであろう。
【0042】
【発明の実施の形態】
図では、同じ機能エレメントを示す場合、同じ参照符号を用いている。
【0043】 図1、図2の第一の実施形態および図3、図4の第二の実施形態は、眼内レン
ズの折り畳みの観点から、同じ機能エレメントと同じ運動性をもっている。これ
らの図の相違は、使用している材料(図1、図2では合成材料、図3、図4では
アルミニウム等の金属)が違うことと、第一の実施形態が連結カバー30を備え
ていて眼内レンズ3を包装する役目を果たせるということだけである。
【0044】 これらの図では、折り畳み装置が、フレーム1を含んでおり、フレームは、患
者の眼に埋め込むために折り曲げる眼内レンズ3の受容底2を画定する。フレー
ム1はほぼ平らであり、形状および寸法は、好適には、装置の把持を可能にする
ように、また眼内レンズ3を折り畳むためにフレーム1に取り付けられる操作手
段4を作動する役目を果たすように構成される。本発明の記載では、フレーム1
および底2は、水平に延びるものと仮定する。眼内レンズ3は、折り畳み可能な
柔軟な材料からなる光学部分3aと、C字形の二つの鞏膜アーチ3bとを含む。
【0045】 受容底2は、有利には、光学部分3aの正面に、垂直軸をもつ筒形の中央くり
抜き部または孔5を備えており、その内径は、折り畳みを容易にするとともに、
折り畳み中に底2に対する光学部分3aの周辺縁の摩擦を最小化するように、光
学部分3aの内径よりも小さい。中央くり抜き部または孔5の直径は、たとえば
約4mmである。
【0046】 底2は、中央くり抜きまたは孔5の周囲および近傍で、互いに少なくともほぼ
90゜のところに配置される2個の固定ブロック6、7を支持する。各ブロック
6、7は、面8、10をそれぞれ画定し、これらの面は、底2から上方に、また
、中央くり抜き部または孔5と、底2の所定の位置にあるレンズの光学部分3a
とから少なくともほぼ径方向垂直に延びている。面8、10は、光学部分の周辺
30に接触するように構成された二つの固定折り畳み面8、10を画定する。
【0047】 装置は、中間可動部品12を含んでおり、この部品12の少なくとも一つの突
起14を受容する底2の少なくとも一つのV字形の溝13により、特に、溝13
および突起14のセットにより、フレーム1に取り付けおよびガイドされている
。図3、図4から分かるように、底2は、3個のV字形の溝13を含み、各溝が
、2個の分枝すなわち第一の分枝および第二の分枝を備え、分枝相互の間に形成
される角度は、レンズ3に対する所望の2本の潜在折り畳み線の間に形成される
角度に少なくともほぼ等しい。様々な溝13(すなわち対応する溝の分枝)は互
いに平行である。中間可動部品12は、3個の溝13で摺動できるように下側に
突出して延びた3個の突起14を含む。かくして中間可動部品12は、溝13の
二つの分枝の方向に対応する方向のいずれかに沿って、底2に対して並進移動可
能である。
【0048】 中間可動部品12は、底2に対して上方に延びる二つの面9、11をそれぞれ
含む。中間可動部品12が折り畳み前の初めの位置にあるとき、突起14は、V
字形の溝13の頂部に配置されているので、面9、11は、中央くり抜き部また
は孔5と、底2の所定の位置にあるレンズの光学部分3aとから少なくともほぼ
径方向垂直に延びている。
【0049】 中間可動部品12と一緒に移動するこれらの各面9、11は、レンズの光学部
分3aの周辺に接触するように構成された可動折り畳み面9、11を画定する。
【0050】 かくして折り畳み装置は、二組の折り畳み面8、9と10、11とを含む。
【0051】 第一の組8、9は、底2に結合される固定折り畳み面8と、中間可動部品12
に結合される可動折り畳み面9とを含み、この二つの折り畳み面8、9は、V字
形の溝13の第一の分枝の方向に少なくともほぼ平行な第一の径方向の向き15
に沿って、二つの対向する接触ゾーンで底2の所定の位置にあるレンズ3の光学
部分3aの周辺に接触して配置できるように構成される。
【0052】 第二の対10、11は、底2に結合される固定折り畳み面10と、中間可動部
品12に結合される可動折り畳み面11とを含んでおり、この二つの折り畳み面
10、11は、第一の径方向の向き15に少なくともほぼ垂直な第二の径方向の
向き16に沿って、二つの対向する接触ゾーンで底2の所定の位置にあるレンズ
3の光学部分3aの周辺に接触して配置できるように構成されており、この第二
の径方向の向き16は、V字形の溝13の第二の分枝の方向に少なくともほぼ平
行である。
【0053】 最初の位置で、二つの可動折り畳み面10、11は、中央くり抜き部または孔
5の周囲に、互いに少なくともほぼ90゜のところで、この中央くり抜き部また
は孔5の近傍に配置される。同一の組の二つの折り畳み面8、9と10、11は
、互いに少なくともほぼ平行に、また対応する径方向の向き15、16に垂直に
延びる。
【0054】 中間可動部品12は、二つの可動折り畳み面の一方11(第二の組の折り畳み
面)の周囲と後ろを鞏膜アーチ3bが通れるように構成され、このためにくり抜
き17を含む。レンズ3の他の鞏膜アーチ3bは、第二の組の固定折り畳み面1
0を画定するブロック7の後ろを通ることができる。中間可動部品およびまたは
他方のブロック6は、鞏膜アーチ3bが、第一の組の折り畳み面の他方の折り畳
み面8、9の後ろを通らないようにするように構成される。従って、レンズ3は
、底2に対して考えられる唯一の配向に沿ってのみ配置可能である。
【0055】 折り畳み装置はまた、操作手段の役割をするほぼクラウン形の回転可動操作部
品18を含む。この可動操作部品18は、中央部分がくり抜かれていて、底2の
所定の位置にあるレンズ3の正面にアクセス開口部21を有し、一つまたは複数
の円筒ガイド面20で摺動する円形の外側側面19を有しており、この円筒ガイ
ド面はフレーム1に結合され、可動操作部品18を受容してフレーム1に対して
回転がイドするように構成されている。
【0056】 回転可動操作部品18は、カム機構22および接触スライダ機構23を介して
、可動折り畳み面9、11、すなわち中間可動部品12に結合される。かくして
、中間可動部品12は、可動操作部品18の下で窪みとして設けられたカム22
と協働するように、上方に突出して延びるスライダ23を支持する。カム22の
形状は、可動操作部品18が、第一の回転方向24(図5の(b))に移動すると
き、中間可動部品12が第一の径方向の向き15に移動するように(突起14が
溝13の第一の分枝でガイドされる)、また第一の回転方向24とは逆の第二の
回転方向25(図5の(c))に移動するとき、中間可動部品12が第二の径方向
の向き16に移動するように(突起14は、溝13の第二の分枝でガイドされる
)構成される。
【0057】 可動操作部品18は、中間可動部品12を覆い、アセンブリは、ストッパ26
、27によりフレーム1に対して軸方向の所定位置に保持される。
【0058】 図3および図4の実施形態では、装置は、可動操作部品18の上面の縁の上に
水平に突出して延びる固定ストッパ26と、この固定ストッパ26と径方向に反
対に、可動操作部品18の組立分解を可能にするようにねじ28によって固定さ
れる着脱式のストッパ27とを含む。
【0059】 図1および図2の実施形態では、二つのストッパ26、27が固定され、可動
操作部品18は、プラスチック材料からなるこれらのストッパ26、27の下に
弾性変形により圧力ばめされている。
【0060】 可動操作部品18は、マニュアル係合および回転作動を容易にすることができ
る2個の操作ノッチ29を含む。
【0061】 第一の回転方向24による可動操作部品18の第一の作動モード(図5の(b)
)は、第一組の折り畳み面の可動折り畳み面9を、この第一の組の固定折り畳み
面8に第一の径方向の向き15に沿って接近させる効果があり、これにより、レ
ンズの光学部分3aが、第一の径方向の向き15に少なくともほぼ垂直な6時−
12時の第一の折り畳み線に沿って折り畳まれる。
【0062】 第二の回転方向25による可動操作部品18の第二の作動モード(図5の(c)
)は、第二の組の折り畳み面の可動折り畳み面11を、この第二の組の固定折り
畳み面10に第二の径方向の向き16に沿って接近させる効果があり、これによ
り、レンズの光学部分3aが、第二の径方向の向き16に少なくともほぼ垂直な
3時−9時の第二の折り畳み線に沿って折り畳まれる。
【0063】 第一の実施形態の折り畳み装置のカバー30は、たとえば合成材料の薄い帯か
らなる薄膜ヒンジ35により、フレーム1の側に連結される。このカバー30は
、フレーム1のオリフィス32に圧力ばめされて、閉鎖位置でロックされる突起
31と、受容底2の所定の位置に軸方向にレンズ3を保持するために閉鎖位置で
下方に延びる軸方向の延長部33とを含む。さらに、閉鎖位置では、カバー30
が、可動操作部品18の二つの垂直壁34の間に係合されるので、この可動操作
部品18のあらゆる不都合な回転移動が禁じられる。
【0064】 カバーが開いているとき(図1)、可動操作部品18は解放され、回転方向2
4、25のいずれかに作動可能である。
【0065】 図1、図2、図3、図4の実施形態では、本発明による折り畳み装置は主に、
互いに移動する三つの可動部品、すなわちフレーム1と、中間可動部品12と、
可動操作部品18とから構成される。
【0066】 図6に示された実施形態では、折り畳み装置は、フレーム1と、このフレーム
1に回転式に取り付けられた可動操作部品18との二つの部品だけから形成され
る。それぞれの可動折り畳み面9a、9b、11a、11bは、フレーム1に結
合される可撓性のアーム36、37の端ブロックから形成され、このブロックは
、ドアが移動する径方向の向きに水平および垂直に延びる。
【0067】 さらに、この実施形態では、全ての折り畳み面が移動する。第一の組の折り畳
み面は、二つの可動折り畳み面9a、9bを含み、第二の組の折り畳み面は、二
つの可動折り畳み面11a、11bを含む。操作可動部品18は、中央開口部2
1を画定する2個のカム22a、22bを含み、これらのカムは、同一の組の折
り畳み面の二つの折り畳み面9a、9bまたは11a、11bを形成する二つの
ブロックの半円筒形の背面38または39に同時に接触するように構成される。
一方のカム22aは、一方の折り畳み面9a、11aを制御し、他方のカム22
bは、他方の折り畳み面9b、11bを制御する。第一の組の折り畳み面9a、
9bは、レンズの鞏膜アーチ3bの受容溝をなすノッチを有する。図示された変
形実施形態において、レンズ3は、これらの受容溝によってのみ、鞏膜アーチ3
bにより軸方向の所定の位置に保持され、すなわちフレーム1により支持される
【0068】 可動折り畳み面9a、9b、11a、11bは、図示した図7の(b)の実施形
態のように、レンズの光学部分3aの下で内側に向かう径方向延長部を備えてお
り、レンズ3の受容手段を少なくとも部分的に形成し、レンズ3を軸方向に支持
するようにすることができる。
【0069】 可動操作部品18は、作動脚40を含んでおり、一つまたは複数の円形溝およ
び突起を備える回転ガイド手段によりフレーム1でガイドされる。第一の回転方
向24に可動操作部品18を作動すると、カム22a、22bはブロックの背面
38に接触する。このブロックは、支持アーム36の撓みにより互いに径方向に
接近する第一の組の二つの可動折り曲げ面9a、9bをなす。こうした撓み移動
は、アーム36の長さと、実施される移動行程が短いこととを考慮すると、第一
の径方向15に沿った並進として扱うことができる。このときレンズ3は、6時
−12時の折り畳み線に沿って折られる。
【0070】 第二の回転方向25に可動操作部品を作動すると、カム22a、22bは、面
39に接触し、二つの可動折り畳み面11a、11bは、支持アーム37の撓み
により互いに径方向に接近し、この移動は第二の径方向16による並進として扱
うことができる。このときレンズ3は、3時−9時の折り畳み線に沿って折られ
る。
【0071】 図7の(a)と図7の(b)の実施形態では、折り畳み装置が含む可動操作部品4
2が、フレーム1で回転をガイドされるのではなく、第一の径方向の向き15お
よび第二の径方向の向き16にそれぞれ垂直な二つの方向49、50のいずれか
に沿って並進ガイドされる。このため、90゜の二つの分枝を備える少なくとも
一つのV字形の溝43が、可動操作部品42に設けられ、フレーム1に結合され
る突起44が、V字形の溝43で摺動する。
【0072】 可動操作部品42は、互いに90゜のところにある2個の開口部45、46を
含んでおり、各開口部は、可動折り畳み面9a、9b、11a、11bを支持す
るブロックの背面38、39のために互いに収束する一組の収束カム47、48
を画定する。
【0073】 ここでもまた、フレーム1は、フレーム1の可撓性アーム36、37の端でブ
ロックから形成される2組の可動折り畳み面9a、9b、11a、11bを支持
する。各ブロックはまた、レンズの光学部分3aの下に、この部分を受容して軸
方向に支持するための径方向内側延長部(図7の(b))を含む。これらの延長部
の径方向の長さは、レンズ3の正確な折り畳みを妨げないようにするために、長
すぎないようにする。
【0074】 フレーム1に対して第一の並進方向49に沿って可動操作部品42を作動する
と、第一の開口部45の2個のカム47が、第一の組の二つの可動折り畳み面9
a、9bを支持するブロックの背面38に接触し、第一の径方向の向き15に沿
って可動折り畳み面を互いに径方向に接近させる。レンズ3は、6時−12時の
線に沿って折られる。
【0075】 第二の並進方向50に沿って可動操作部品42を移動すると、第二の開口部4
6の2個のカム48が、第二の組の可動折り畳み面11a、11bを支持するブ
ロックの背面39に接触し、第二の径方向の向き16に沿って可動折り畳み面を
互いに径方向に接近させる。レンズ3は、3時−9時の線に沿って折られる。 図8の実施形態は、可動操作部品42が、各組の折り畳み面に対して一つずつ
、フレーム1で並進ガイドされる2個の可動操作部品51、52に代えられてい
る点で上記の実施形態と異なる。さらに、この実施形態では、装置が、フレーム
1に結合される固定折り畳み面8と、第一の可動操作部品51の端の面からなる
可動折り畳み面9とから構成された第一の組の折り畳み面8、9を含む。同様に
、第二の組は、フレーム1に結合される固定折り畳み面10と、第二の可動操作
部品52の端の面からなる可動折り畳み面11とから構成される。
【0076】 各可動操作部品51、52は、フレーム1に対して、径方向の向き15、16
に対応する一定の方向に沿って並進ガイドされ、各可動操作部品が支持する可動
折り畳み面9、11は、この方向に沿って移動することになる。この実施形態で
は、径方向の向き15、16、従って対応する折り畳み線が互いに90゜のとこ
ろにある。
【0077】 図9の実施形態は、回転可動操作部品18が、単一方向に沿って(すなわち1
本の並進軸に沿って)、フレーム1に対していずれかの方向に並進ガイドされる
可動操作部品55に代えられていることで図3、図4の実施形態とは異なる。
【0078】 中間可動部品12のスライダ23は、可動操作部品55のV字形のカム56に
係合されており、このカム56の分枝は、可動操作部品55の第一の並進方向5
7が第一の作動モード、すなわちレンズ3の6時−12時の折り畳みに対して第
一の組の可動折り畳み面9の移動に対応するように、また第一の並進方向とは反
対の第二の並進方向58が、第二の作動モード、すなわちレンズの3時−9時の
折り畳みに対して第二の組の可動折り畳み面11の移動に対応するように構成さ
れる。
【0079】 図10、図11の実施形態は、図3、図4の実施形態に類似しているが、2組
の折り畳み面9a、9b、11a、11bを画定する2個の中間可動部品12a
、12bを含む。各中間可動部品12a、12bは、フレーム1の底2の少なく
とも一つのV字形の溝13a、13bによりフレーム1で並進ガイドされ、この
溝は、対応する中間可動部品12a、12bにそれぞれ結合される少なくとも一
つの突起14a、14bを受容する。図示された実施形態では、各中間可動部品
12a、12bのために単一のV字形の溝13a、13bが設けられており、し
かも、各中間可動部品は、この部品12a、12bのつめ69a、69bを受容
する可動操作部品18の円形ガイド面68a、68bによりガイドされる。可動
操作部品18はさらに、図3、図4の実施形態の可動操作部品に類似しており、
クラウン形で、フレーム1に対して回転ガイドされる。しかし、この可動操作部
品18は、各中間可動部品12a、12bの上方に突出して延びる接触スライダ
23a、23bをそれぞれ受容するために、内面72に窪みとして設けられた2
個のカム71a、71bを含む。
【0080】 各組の可動折り畳み面9a、9bと11a、11bは、第一の中間可動部品1
2aに結合される第一の折り畳み面9a、11aと、第二の中間可動部品12b
に結合される第二の折り畳み面9b、11bとを含む。
【0081】 可動操作部品18と、フレーム1に対する中間可動部品12a、12bのガイ
ド手段13a、14a、13b、14bとのカムの形状71a、71bは、可動
操作部品18が第一の回転方向に移動するとき、二つの中間可動部品12a、1
2bが、同一の第一の径方向の向きに沿って互いに接近しながら並進移動し、第
一の組の可動折り畳み面9a、9bが互いに接近して、突起14a、14bが溝
13a、13bの互いに平行な第一の分枝でガイドされるように構成され、また
可動操作部品18が第一の回転方向と反対の第二の回転方向に移動するとき、中
間可動部品12a、12bが第一の方向とは異なる同一の第二の径方向の向きに
沿って互いに接近しながら並進移動し、第二の組の可動折り畳み面11a、11
bが互いに接近して、突起14a、14bが、溝13a、13bの互いに平行な
第二の分枝でガイドされるように構成される。
【0082】 可動操作部品18は、2個の中間可動部品12a、12bを被覆し、ストッパ
26、27によりフレーム1に対して軸方向の所定位置に保持される。
【0083】 さらに、この実施形態では、底2が、折り畳むレンズを受容する一つの中央く
り抜き部5と、鞏膜アーチを受容する複数の溝70とを含んでいる。
【0084】 従って、図10と図11の実施形態は、図3と図4の実施形態に類似しており
、図3、図4の固定折り畳み面8、10が、第二の中間可動部品12bに結合さ
れる可動折り畳み面9b、11bに代えられている点が主に異なるだけである。
【0085】 図10、図11の実施形態では、装置は主に、互いに移動する4個の可動部品
、すなわちフレーム1、2個の中間可動部品12a、12bおよび可動操作部品
18から構成される。
【0086】 本発明は、他の変形実施形態を対象とすることができる。さらに、様々な変形
実施形態の幾つかの特徴を互いに組み合わせてもよい。
【0087】 本発明はまた、C字形のアーチではない鞏膜部分を有する眼内レンズの折り畳
みにも適用される。
【0088】 さらに、本発明による同一の折り畳みケースのために異なる二本以上の折り畳
み線を設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 合成材料からなる本発明の第一の実施形態による折り畳み装置を
、カバーを開いて示す斜視図である。
【図2】 合成材料からなる本発明の第一の実施形態による折り畳み装置を
、カバーを閉じて示す斜視図である。
【図3】 本発明による第一の実施形態に類似しているが、金属から構成さ
れて、カバーのない第二の実施形態による折り畳み装置を、上の四分の三のとこ
ろで示す分解斜視図である。
【図4】 本発明による第一の実施形態に類似しているが、金属から構成さ
れて、カバーのない第二の実施形態による折り畳み装置を、下の四分の三のとこ
ろで示す分解斜視図である。
【図5】 (a)、(b)、(c)は、図3および図4の折り畳み装置が、眼内レ
ンズの最初の位置と、6時−12時の折り畳み位置と、3時−9時の折り畳み位
置にそれぞれあるところを示す上面図である。
【図6】 本発明による折り畳み装置の他の実施形態を示す斜視図である。
【図7】 本発明による折り畳み装置のまた他の実施形態を示す斜視図であ
り、(b)は、(a)の装置のフレームの縮小上面図である。
【図8】 本発明による折り畳み装置の更に他の実施形態を示す斜視図であ
る。
【図9】 本発明による装置の他の実施形態を示す上面概略図である。
【図10】 本発明による装置の他の実施形態を、上の四分の三のところで
示す分解斜視図である。
【図11】 本発明による装置の他の実施形態を、下の四分の三のところで
示す分解斜視図である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟な光学部分(3a)を備えた眼内レンズ(3)を埋め込
    み前に折り畳む装置であって、 レンズ(3)の受容手段(2)と、 径方向の同一の向きに沿って二つの対向する接触ゾーンでレンズ(3)の光学
    部分(3a)と接触して配置可能に構成された少なくとも一組の折り畳み面(8
    、9、9a、9b、10、11、11a、11b)と、 少なくとも一つの折り畳み面(9、9a、9b、11、11a、11b)に結
    合され、作動時に、同じ組の別の折り畳み面(8、9b、11b、11a)側へ
    の移動を制御するように構成された操作手段(4)と を含み、 操作手段(4)は、レンズ(3)を受容手段(2)にセットするとき、 操作手段(4)の第一の作動モードによれば、第一組の折り畳み面(8、9、
    9a、9b)が径方向の第一の方向(15)に沿って二つの対向する接触ゾーン
    でレンズ(3)の光学部分(3a)の周辺と接触し、この第一組の折り畳み面(
    8、9、9a、9b)が、この第一の作動モードによる少なくとも一つの可動操
    作部品(18、42、51、52、55、62a、62b)の作動作用により、
    第一の折り畳み線に沿ってレンズを折り畳まれるように構成され、 操作手段(4)の少なくとも一つの第二の作動モードによれば、第一組の折り
    畳み面とは異なる第二組の折り畳み面(10、11、11a、11b)が、径方
    向の第一の方向(15)とは異なる径方向の第二の方向(16)に沿って二つの
    対向する接触ゾーンでレンズ(3)の光学部分(3a)の周辺に接触し、この第
    二組の折り畳み面(10、11、11a、11b)は、第二の作動モードによる
    少なくとも一つの可動操作部品(18、42、51、52、55、62a、62
    b)の作動作用により、第一の折り畳み線とは異なる第二の折り畳み線に沿って
    レンズを折り畳まれるように構成され、その結果として、レンズ(3)が、様々
    な折り畳み線のいずれかに沿って折り畳まれる ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 径方向の第一の方向(15)および径方向の第二の方向(1
    6)が、相互の間に60゜〜120゜の角度をなし、その結果、相互に60゜〜
    120゜の角度をなす2本の折り畳み線のいずれかに沿ってレンズ(3)を折り
    畳み可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 レンズ(3)の受容手段(2)を含むフレーム(1)を備え
    ており、二つの折り畳み面の少なくとも一方(9、9a、9b、11、11a、
    11b)、すなわち少なくとも一組の折り畳み面のいわゆる可動折り畳み面(9
    、9a、9b、11、11a、11b)が、フレーム(1)に対して、この組の
    折り畳み面の他方の折り畳み面(8、9b、9a、10、11b、11a)に接
    近可能に取り付けられ、操作手段(4)が、少なくとも一つの可動折り畳み面(
    9、9a、9b、11、11a、11b)に結合される少なくとも一つの可動操
    作部品(18、42、51、52、55、62a、62b)を含んでおり、この
    可動操作部品の作動時に受容手段(2)に対して可動折り畳み面の移動を制御す
    るようにすることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 操作手段(4)は、少なくとも二つの可動操作部品(51、
    52)を含んでおり、一方の部品(51)が、第一組の折り畳み面(8、9)の
    少なくとも一つの第一の可動折り畳み面(9)に結合され、他方の部品(52)
    が、第二組の折り畳み面(10、11)の少なくとも一つの第二の可動折り畳み
    面(11)に結合されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 操作手段(4)が、可動操作部品(18、42、55)を含
    んでおり、可動操作部品が、第一組の折り畳み面(8、9、9a、9b)の少な
    くとも一つの第一の可動折り畳み面(9、9a、9b)と、第二組の折り畳み面
    (10、11、11a、11b)の少なくとも一つの第二の可動折り畳み面(1
    1、11a、11b)とに結合されるとともに、第一の作動モードまたは第二の
    作動モードに従って作動可能であるように構成されることを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 可動操作部品(18)が、フレーム(1)に対して回転式に
    取り付けられており、第一の作動モードが、第一の回転方向(24)への可動操
    作部品(18)の回転移動に対応し、第二の作動モードが、第一の回転方向(2
    4)とは反対の第二の回転方向(25)への可動部品(18)の回転移動に対応
    することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 可動操作部品(42)は、少なくとも二つの異なる並進方向
    (49、50)に沿って移動可能であるようにフレーム(1)に対して取り付け
    られており、一方の方向(49)が第一の作動モードに対応し、他方の方向(5
    0)が第二の作動モードに対応することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 可動操作部品(55)は、少なくとも一つの並進方向に沿っ
    て、またこの並進方向に沿った少なくとも二つの対向する向き(57、58)に
    沿って移動可能であるようにフレーム(1)に対して取り付けられており、一方
    の向き(57)が、第一の作動モードに対応し、他方の向き(58)が第二の作
    動モードに対応することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  9. 【請求項9】 第一組の折り畳み面(8、9)の第一の可動折り畳み面(9
    )および第二組の折り畳み面(10、11)の第二の可動折り畳み面(11)が
    、フレーム(1)に対して取り付けおよびガイドされる同一の中間可動組立部品
    (12)に結合されており、この中間可動組立部品が、可動操作部品(18)に
    結合されることにより、この可動操作部品(18)の作動作用のもとで作動モー
    ドのいずれかに従って移動可能にされていることを特徴とする請求項5から8の
    いずれか一項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 可動操作部品(18、42、55)が、各可動折り畳み面
    (9、9a、9b、11、11a、11b)に結合されており、カム(22、4
    7、48、56)および接触スライダ(23、38、39)機構を介して可動折
    り畳み面の移動を制御することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記
    載の装置。
  11. 【請求項11】 各組の折り畳み面が、フレーム(1)に対して固定折り畳
    み面(8、10)を含むことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】 各可動折り畳み面(9、9a、9b、11、11a、11
    b)が、少なくともほぼ並進移動可能であるようにフレーム(1)に対して取り
    付けられることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 受容手段(2)が、可能な単一方向に沿って配向された眼
    内レンズ(3)を受容するように構成されることを特徴とする請求項1から12
    のいずれか一項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 眼内レンズ(3)の包装を構成し、受容手段(2)の所定
    の位置でレンズ(3)上で閉じられるカバー(30)を含んでおり、このカバー
    (30)が、レンズ(3)にアクセスできるように開閉可能に構成されることを
    特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 【請求項15】 カバー(30)は、レンズ(3)上の閉じた位置で、操作
    手段(4)のあらゆる不都合な移動を禁止し、開いた位置で、作動モードのいず
    れかによる操作手段(4)の作動を許可することを特徴とする請求項14に記載
    の装置。
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